JP6760209B2 - カーシェアリングシステム - Google Patents

カーシェアリングシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6760209B2
JP6760209B2 JP2017116428A JP2017116428A JP6760209B2 JP 6760209 B2 JP6760209 B2 JP 6760209B2 JP 2017116428 A JP2017116428 A JP 2017116428A JP 2017116428 A JP2017116428 A JP 2017116428A JP 6760209 B2 JP6760209 B2 JP 6760209B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
key
electronic key
terminal device
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017116428A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019003356A (ja
Inventor
昌史 神谷
昌史 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2017116428A priority Critical patent/JP6760209B2/ja
Publication of JP2019003356A publication Critical patent/JP2019003356A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6760209B2 publication Critical patent/JP6760209B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、1台の車両を複数人でシェアするカーシェアリングシステムに関する。
従来、1台の車両を複数人でシェアするカーシェアリングシステムが周知である。特許文献1のカーシェアリングシステムでは、車両専用の電子キーがキーボックス内に保管される。利用者は、車両を利用する際、自身が保持する携帯端末と、キーボックス内に保管される電子キーとの間で無線通信を行う。そして、認証が成立した場合、利用者はキーボックスから電子キーを取り出すことができる。
特開2016−16835号公報
特許文献1に記載される技術では、車両を利用するために車両専用の電子キーを用いることが開示されている。例えば、特許文献1に記載される技術では、電子キーを保管するためのキーボックスを設置し、このキーボックスのロック・アンロックを制御することが開示されている。つまり、特許文献1に記載される技術では、キーボックスのロック・アンロック制御が必要なため利便性が低くなるという課題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、利便性の高いカーシェアリングシステムを提供することを目的とする。
本発明のカーシェアリングシステムは、サーバーと、ユーザーに所持されるものであって、予めグループIDが付与されている電子キーと、車両と、を含むカーシェアリングシステムであって、前記サーバーは、前記車両の管理者からの要求に基づいて、前記車両に前記グループIDを付与し、前記サーバーは、前記ユーザーの予約要求に基づいて、前記車両を前記ユーザーに割り当て、前記車両に前記ユーザーがアクセス可能とするためのキーIDを生成し、前記サーバーは、生成された前記キーIDを前記電子キーへ送信するとともに、生成された前記キーIDを前記車両へ送信し、前記車両は、前記電子キーが前記車両から所定の距離以内に存在することを検知した場合、送信要求を前記電子キーへ送信し、前記送信要求を受信した前記電子キーは、前記グループIDと前記キーIDとを前記車両へ送信し、前記車両は、前記電子キーから受信した前記グループIDと前記キーIDとが、前記車両に記憶されているグループIDとキーIDと一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合、前記ユーザーの前記車両へのアクセスを許可する、
カーシェアリングシステムである。
本発明によれば、利便性の高いカーシェアリングシステムを提供することが可能となる。
本実施形態に係るカーシェアリングシステムの構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るカーシェアリングシステムの動作の流れの一例を示す図である。 本実施形態に係るキーIDが自分宛か否かを判断するフローの一例を示す図である。 本実施形態に係るキーID照合の一例を示す図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
<カーシェアリングシステムの構成>
図1に示すように、カーシェアリングシステムは、サーバー10と、端末装置20と、電子キー30と、車両40と、を備えてなる。なお、図示していないが、カーシェアリングシステムには、カーシェアリングシステムのために利用可能な複数の車両(車両40を含む)が存在することが好ましい。例えば、車両40は、カーシェアリングシステムのために利用可能な複数の車両のうちの何れの車両であってもよい。例えば、車両40は、カーシェアリングシステムのために利用可能な複数の車両のうちユーザーが利用しようとする特定の車両であってもよい。例えば、車両40は、カーシェアリングシステムのために利用可能な複数の車両のうちユーザーに割り当てられた車両であることが好ましい。
なお、サーバー10と、端末装置20と、電子キー30と、車両40は、それぞれ第1のサーバー、第1の端末装置、第1の電子キー、第1の車両、と称されてもよい。
(サーバー10の構成)
サーバー10は、通信回線(例えば携帯電話網)を介して端末装置(ここでは端末装置20)との間で無線通信を行う。なお、サーバー10は、センターと称されてもよい。
サーバー10は、メモリ11と、制御部12と、通信部13と、を備える。なお、図示していないが、制御部12は、少なくともメモリ11と通信部13とに有線接続または無線接続されていることが好ましい。なお、少なくともメモリ11と通信部13とは、制御部12により制御されることが好ましい。なお、制御部12は、電子制御ユニット(ECU、Electronic Control Unit)と称されてもよい。なお、メモリ11と、制御部12と、通信部13と、を含んでECUと称されてもよい。なお、図示していないが、サーバー10はインターネット回線などに接続されていることが好ましい。
メモリ11は、車両40のキーIDを記憶している。制御部12は、リクエスト情報および/または予約情報などに基づいて、車両40のキーIDを端末装置20に送信するための前処理を行う。通信部13は、車両40のキーIDを端末装置20に送信する。なお、リクエスト情報は、車両40の利用要求情報であることが好ましい。なお、予約情報は、車両40の利用を希望する日時や場所を示す情報であることが好ましい。例えば、リクエスト情報および/または予約情報は、端末装置20からサーバー10に送信されてもよいし、インターネット回線等を利用してサーバー10が取得してもよい。
なお、メモリ11が車両40のキーIDを記憶していない場合、キーID生成部(図示せず)は、リクエスト情報および/または予約情報などに基づいて、車両40のキーIDを生成することが好ましい。そして、生成された車両40のキーIDは、サーバー10から車両40へ送信されることが好ましい。なお、車両40が直接サーバー10と通信する機能を有していない場合、端末装置20および/または電子キー30を介して、サーバー10から車両40へ生成された車両40のキーIDが送信されることが好ましい。
ここで、制御部12における、車両40のキーIDを端末装置20に送信するための前処理とは、車両40のキーIDを端末装置20に送信するための設定をすることであってもよい。なお、車両40のキーIDを端末装置20に送信するための設定は、車両40のキーID送信の可否に関する設定、車両40のキーIDを送信するタイミングに関する設定、車両40のキーIDを送信する回数に関する設定、車両40のキーIDを送信する周期に関する設定、車両40のキーIDを送信する日時に関する設定、の一部又は全部を含んでもよい。
車両40のキーID送信の可否に関する設定は、車両40のキーID送信の可否を決定することであってもよい。例えば、車両40のキーID送信の可否は、リクエスト情報および/または予約情報に基づいて決定されてもよい。車両40のキーIDを送信するタイミングに関する設定は、車両40のキーIDを送信するタイミングを決定することであってもよい。例えば、車両40のキーIDを送信するタイミングは、リクエスト情報および/または予約情報に基づいて決定されてもよい。車両40のキーIDを送信する回数に関する設定は、車両40のキーIDを送信する回数を決定することであってもよい。例えば、車両40のキーIDを送信する回数は、リクエスト情報および/または予約情報に基づいて決定されてもよい。車両40のキーIDを送信する周期に関する設定は、車両40のキーIDを送信する周期を決定することであってもよい。例えば、車両40のキーIDを送信する周期は、リクエスト情報および/または予約情報に基づいて決定されてもよい。車両40のキーIDを送信する日時に関する設定は、車両40のキーIDを送信する日時を決定することであってもよい。例えば、車両40のキーIDを送信する日時は、リクエスト情報および/または予約情報に基づいて決定されてもよい。
ここで、キーIDは、車両40を利用するために必要な情報であることが好ましい。キーIDは、車両40にユーザーがアクセスすることを可能とするための情報と換言されてもよい。キーIDは、車両40に乗車するために必要な情報と換言されてもよい。例えば、キーIDは、車両のロックを解除するための情報、車両を走行可能状態にするための情報、車両のドアロックを解除するための情報、車両のイグニッションロックを解除するための情報、車両のエンジンを始動するための情報、車両のモーターを始動するための情報、車両の電源をオンにするための情報、車載機器を使用可能とするための情報、の一部又は全部が含まれていることが好ましい。
なお、サーバー10は、通信部13を介して、キーIDと共にリクエスト情報および/または予約情報を端末装置20に送信してもよい。その場合、端末装置20は、リクエスト情報および/または予約情報を用いて受信した車両40のキーIDが自分宛か否かを判断することが可能となる。結果、カーシェアリングシステムのセキュリティ性が向上する。なお、詳細については図3を用いて後に説明する。
なお、サーバー10は、通信部13を介して、端末装置20、電子キー30、および/または車両40にグループIDを送信してもよい。端末装置20、電子キー30、および/または車両40は、サーバー10からグループIDを受信した場合、端末装置20、電子キー30、および/または車両40は、グループIDに対応するグループに属するよう設定される。例えば、車両40が何れのグループに属するものと設定された場合、車両40は、自身が属するグループとは異なるグループに属する電子キー30から受信した信号を破棄する。すなわち、グループIDを用いることでカーシェアリングシステムのセキュリティ性を向上させることが可能となる。なお、電子キー30がサーバー10と直接通信する機能を有していない場合、および/または、車両40がサーバー10と直接通信する機能を有していない場合、グループIDは、端末装置20を介して電子キー30および/または車両40へ送信されることが好ましい。
例えば、サーバー10は、車両40の管理者(利用者、保有者)からの要求に基づいて、車両40にグループIDが付与することが好ましい。なお、「車両40の管理者(利用者、保有者)からの要求」とは、管理者が車両40をカーシェアリングシステムへ登録することの要求であってもよい。なお、「車両40の管理者(利用者、保有者)からの要求」は、管理者が車両40をカーシェアリングシステムのユーザーに貸し出すことの許可と換言されてもよい。なお、車両40の管理者が、車両40のカーシェアリングシステムへの登録を解除したい場合(車両40の貸し出しを終了したい場合)、車両40の管理者の操作によって車両40に付与されたグループIDは適宜削除可能であることが好ましい。
なお、サーバー10は、カーシェアリングシステムの機能として、車両40の予約管理、車両40の利用許可、車両40の利用履歴更新等の処理を行ってもよい。例えば、サーバー10は、車両40と通信する機能(例えば、サーバー10と車両10に搭載されるDCM(Data Communication Module)とが通信する機能)、カーシェアリングシステムで使用する1台以上の車両の運行状況をそれぞれ管理する機能、車両40の運行状況の情報(例えばカーシェアリング中であるか待機中であるかなどの情報、車両40の位置情報、日時の情報など)を取得して記録(蓄積)する機能、の一部又は全部を有してもよい。
なお、サーバー10は、端末装置20、電子キー30、または車両40から返却処理信号を受信することにより、車両40が返却処理されたことを認識してもよい。また、サーバー10は、予約時間を過ぎても車両40の返却処理がなされない場合、その旨示す情報を含ませた予約時間徒過信号を生成し、端末装置20、電子キー30、または車両40に送信してもよい。
(端末装置20の構成)
端末装置20は、携帯電話通信網やインターネット等の通信網を介してサーバー10との間で無線通信を行う。端末装置20は、近距離無線通信(Near field radio communication)等を介してサーバー10との間で通信を行う。なお、端末装置20は、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレット端末、個人情報端末、ウェアラブルコンピュータ(スマートウォッチ等)といった小型のコンピュータである。
端末装置20は、通信部21と、メモリ22と、制御部23と、通信部24と、を備えてなる。なお、説明のため、サーバー10と通信する通信部21と、電子キー30と通信する通信部24と、を別に記載しているが、端末装置20が備える通信部は1つであってもよい。換言すると、1つの通信部が、携帯電話網を用いた通信と近距離無線通信との両方を行う機能を有してもよい。なお、図示していないが、制御部23は、少なくとも通信部21とメモリ22と通信部24とに有線接続または無線接続されていることが好ましい。なお、少なくとも通信部21とメモリ22と通信部24とは、制御部23により制御されることが好ましい。なお、制御部23は、電子制御ユニット(ECU、Electronic Control Unit)と称されてもよい。なお、通信部21と、メモリ22と、制御部23と、通信部24と、を含んでECUと称されてもよい。
通信部21は、通信部13から送信される車両40のキーIDを受信する。メモリ22は、通信部21が受信した車両40のキーIDを記憶する。制御部23は、受信した車両40のキーIDを電子キー30に送信するための前処理を行う。通信部24は、車両40のキーIDを電子キー30に送信する。
ここで、通信部24が用いる通信は、近距離無線通信であってもよい。一方で、通信部21が用いる通信は、携帯電話通信網を用いた通信であってもよい。すなわち、通信部24が用いる通信と通信部21が用いる通信とでは通信可能な範囲が異なってもよい。なお、近距離無線通信は、Bluetooth(登録商標)LowEnergy規格(以下、BLE)による通信であってもよく。BLEとは、Bluetoothによる低電力通信規格であり、機器同士のペアリングを必要とせず、相手を検知することですぐに通信を開始できるという特徴を有する。また、BLEは、通信先の端末にプッシュ通知を送信できるという特徴を有する。
ここで、制御部23における、車両40のキーIDを電子キー30に送信するための前処理とは、車両40のキーIDの送信に関する設定を決定することであってもよい。なお、車両40のキーIDの送信に関する設定の説明は、制御部12における説明と同様のため省略する。なお、制御部23が用いる車両40のキーIDの送信に関する設定は、サーバー10の制御部12において決定された車両40のキーIDの送信に関する設定と同じであってもよい。この場合、制御部23における処理負荷を低減することが可能となる。
なお、通信部21は、リクエスト情報および/または予約情報をサーバー10へ送信してもよい。
なお、サーバー10から車両40のキーIDと共にリクエスト情報および/または予約情報を端末装置10が受信した場合、端末装置10は受信したリクエスト情報および/または予約情報に基づいて、受信した車両40のキーIDが自分宛か否かを判断してもよい。なお、「受信した車両40のキーIDが自分宛か否かを判断する」とは、受信した車両40のキーIDが端末装置10宛に送信されたものか否かを、端末装置10が判断することであってもよい。なお、「受信した車両40のキーIDが自分宛か否かを判断する」とは、受信した車両40のキーIDが端末装置10宛に送信されたものか、端末装置10以外の端末装置宛に送信されたものかを、端末装置10が判断することであってもよい。
図3は受信した車両40のキーIDが自分宛か否かを判断するフローの一例である。
端末装置10は、車両40のキーIDと共にリクエスト情報および/または予約情報を受信する(ステップS301)。端末装置10は、受信したリクエスト情報および/または予約情報が、自分のリクエストおよび/または予約に対応するか否かを判断する。例えば、端末装置10は、受信したリクエスト情報および/または予約情報と、自分のリクエストおよび/または予約とを対比させ、一致する場合は自分のリクエストおよび/または予約に対応すると判断する(ステップS302)。ステップS302がYesの場合、端末装置10は、受信した車両40のキーIDが自分宛と判断する(ステップS303)。ステップS302がNoの場合、端末装置10は、受信した車両40のキーIDが自分宛でないと判断する(ステップS304)。なお、受信した車両40のキーIDが自分宛でないと判断する場合(ステップS304の場合)、受信した車両40のキーIDは破棄されることが好ましい。
なお、説明するカーシェアリングシステムにおいて、端末装置10は必須でなくてもよい。例えば、サーバー10と電子キー30とが直接通信を行ってもよい。なお、サーバー10と電子キー30とが直接通信を行う場合、端末装置10の機能の一部または全部を電子キー30が備えることが好ましい。
(電子キー30の構成)
電子キー30は、近距離無線通信(Near field radio communication)等を介して端末装置20との間で無線通信を行う。電子キー30は、車両40との間で無線通信を行う。
電子キー30は、通信部31と、メモリ32と、制御部33と、通信部34と、を備えてなる。なお、説明のため、端末装置20と通信する通信部31と、車両40と通信する通信部34と、を別に記載しているが、電子キー30が備える通信部は1つであってもよい。なお、図示していないが、制御部33は、少なくとも通信部31とメモリ32と通信部34とに有線接続または無線接続されていることが好ましい。なお、少なくとも通信部31とメモリ32と通信部34とは、制御部33により制御されることが好ましい。なお、制御部33は、電子制御ユニット(ECU、Electronic Control Unit)と称されてもよい。なお、通信部31と、メモリ32と、制御部33と、通信部34と、を含んでECUと称されてもよい。
通信部31は、通信部24から送信される車両40のキーIDを受信する。メモリ32は、通信部31が受信した車両40のキーIDを記憶する。制御部33は、受信した車両40のキーIDを車両40に送信するための前処理を行う。通信部34は、車両40のキーIDを車両40に送信する。
ここで、制御部33における、車両40のキーIDを車両40に送信するための前処理とは、車両40のキーIDの送信に関する設定を決定することであってもよい。なお、車両40のキーIDの送信に関する設定の説明は、制御部12における説明と同様のため省略する。なお、制御部33が用いる車両40のキーIDの送信に関する設定は、サーバー10の制御部12において決定された車両40のキーIDの送信に関する設定と同じであってもよいし、端末装置20の制御部23において決定された車両40のキーIDの送信に関する設定と同じであってもよい。この場合、制御部33における処理負荷を低減することが可能となる。
ここで、メモリ32に車両40のキーIDが記憶されている状態を、電子キー30に第1の権限(機能)が付与されている状態と称してもよい。例えば、メモリ32に車両40のキーIDを記憶されている状態を、電子キー30に車両40の車両キーとしての権限(機能)が付与されている状態と称してもよい。つまり、電子キー30が端末装置20から車両40のキーIDを受信することを、端末装置20が電子キー30に第1の権限(機能)を付与することと称してもよい。つまり、電子キー30が端末装置20から車両40のキーIDを受信することを、端末装置20が電子キー30に車両40の車両キーとしての権限(機能)を付与することと称してもよい。すなわち、電子キー30は、車両40の車両キーとしての権限(機能)を付与可能な電子キーである。換言すると、電子キー30は、何れの車両の車両キーとしての権限(機能)を付与可能な電子キーである。換言すると、電子キー30は、第1の権限(機能)を付与可能な電子キーである。
ここで、メモリ32に車両40のキーIDが記憶されていない状態を、電子キー30に第1の権限(機能)が付与されていない状態と称してもよいし、電子キー30に第1の権限(機能)が付与可能な状態と称してもよいし、電子キー30に第2の権限(機能)が付与されている状態と称してもよい。例えば、メモリ32に車両40のキーIDを記憶されていない状態を、電子キー30に車両40の車両キーとしての権限(機能)が付与されていない状態と称してもよい。例えば、電子キー30に車両40の車両キーとしての権限(機能)が付与可能な状態と称してもよい。
なお、メモリ32または制御部33を権限付与部と称してもよいし、メモリ32または制御部33の一部を権限付与部と称してもよいし、電子キー30はメモリ32または制御部33とは別に権限付与部(図示せず)を備えてもよい。なお、権限付与部は、上述した権限(機能を)付与する機能を有することが好ましい。例えば、権限付与部は、電子キー30に第1の権限(機能)を付与することが好ましい。例えば、権限付与部は、電子キー30に車両40の車両キーとしての権限(機能)を付与することが好ましい。
ここで、通信部31が用いる通信は、近距離無線通信であることが好ましい。換言すると、端末装置20と電子キー30との間の通信は、近距離無線通信であることが好ましい。
ここで、通信部34は、第1の周波数帯の無線信号を用いて車両40から情報を受信し、第2の周波数帯の無線信号を用いて車両40へ情報を送信することが好ましい。換言すると、電子キー30と車両40との間の通信は、第1の周波数帯と第2の周波数帯を用いる通信であることが好ましい。換言すると、電子キー30と車両40との間の通信は、公知のスマートキーで用いられる通信であることが好ましい。なお、第2の周波数帯は、第1の周波数帯と異なる周波数帯であることが好ましい。すなわち、通信部34が用いる通信は、FDD(Frequency Division Duplex)方式の通信であることが好ましい。例えば、第1の周波数帯は、LF(Low Frequency)帯であり、第2の周波数帯UHF(Ultra Hi Frequency)帯である。
また、第2の周波数帯は、第1の周波数帯と同じ周波数帯であってもよい。すなわち、通信部34が用いる通信は、TDD(Time Division Duplex)方式の通信であってもよい。
なお、通信部34は、第1の周波数帯の無線信号を用いて車両40から情報を受信した場合に、第2の周波数帯の無線信号を用いて車両40へ情報を送信することが好ましい。例えば、通信部34は、第1の周波数帯の無線信号を用いて車両40から車両40のキーIDの送信要求に関する情報を受信した場合に、第2の周波数帯の無線信号を用いて車両40へ車両40のキーIDを送信することが好ましい。すなわち、車両40のキーIDの送信要求に関する情報とは、車両40から電子キー30に対して送信される情報であることが好ましく、車両40のキーIDの送信要求に関する情報を受信した電子キー30は、車両40へ車両40のキーIDを送信することが好ましい。なお、電子キー30(通信部34)は、電子キー30を保持するユーザーが車両40に接近した場合に、車両40のキーIDを車両40へ送信してもよい。例えば、電子キー30(通信部34)は、電子キー30が車両40から所定の距離以内に存在することを検知した場合に、車両40のキーIDを車両40へ送信してもよい。
なお、電子キー30は、カーシェアリングを利用する利用者(ユーザー)によって予め保持されることが好ましい。利用者は、複数車両のうち第1の車両を利用したい場合、予め保持している電子キー30に、第1の車両の車両キーとしての権限を付与することで、電子キー30を第1の車両の車両キーとして利用可能とする。結果、利用者は、利用したい第1の車両を利用可能となる。すなわち、利用者は、1つの電子キー30を用いて複数車両の利用が可能となる。換言すると、電子キー30は、複数車両で共通に使用可能な電子キーである。換言すると、電子キー30は、複数車両共用の電子キーである。換言すると、電子キー30は、利用者によって予め保持される複数車両で共通に使用可能な電子キーである。換言すると、電子キー30は、利用者によって予め保持される複数車両共用の電子キーである。なお、予め保持されるとは、カーシェアリングを利用する利用者毎に1つ割り当てられることである。
なお、電子キー30が何れのグループに属している場合(例えば、電子キー30にグループIDが付与されている場合)の動作について説明する。電子キー30が何れのグループに属している場合、電子キー30は車両40へ、車両40のキーIDとともにグループIDを送信する。
なお、電子キー30には予めグループIDが付与されていることが好ましい。例えば、電子キー30のグループIDは、電子キー30の工場出荷時に設定されてもよく、電子キー30の販売者によって設定されてもよく、カーシェアリングサービスの提供者によって設定されてもよい。
電子キー30を用いることで、キーボックス等電子キーを保管するための設備が不要になり、製造コストの安いカーシェアリングシステムを提供することが可能となる。また、電子キー30を用いることで、利用者は、1つの電子キーを用いて様々な車両に乗車可能となるため、利用者の利便性が向上する。また、電子キー30を用いることで、キーボックス等電子キーを保管するための設備からの電子キーの取り出しも不要となるので、利用者の利便性が向上する。また、従来のキーボックスを用いたカーシェアリングシステムでは、利用者が誤って電子キーを持ち帰ることにより、他の利用者が車両を利用できなくなるといった課題があった。しかし、利用者が電子キー30を予め保持することによりその課題は解決する。
(車両40の構成)
車両40は、電子キー30との間で無線通信を行う。
車両40は、通信部41と、メモリ42と、制御部43と、を備えてなる。なお、図示していないが、制御部43は、少なくとも通信部41とメモリ42とに有線接続または無線接続されていることが好ましい。なお、少なくとも通信部41とメモリ42とは、制御部43により制御されることが好ましい。なお、制御部43は、電子制御ユニット(ECU、Electronic Control Unit)と称されてもよい。なお、通信部41と、メモリ42と、制御部43と、を含んでECUと称されてもよい。また、制御部43は、車両40を利用可能な状態にするための装置(例えば、ドアロックに関する装置やイグニッションロックに関する装置など)を制御してもよい。
通信部41は、通信部34から送信される車両40のキーIDを受信する。メモリ42は、通信部41が受信した車両40のキーIDを記憶する。制御部43は、通信部41を介して受信した車両40のキーIDと、車両40が予め保持しているキーIDと、を照合する。照合が成立した場合、制御部43は、車両40を利用可能な状態にする。
ここで、車両40が予め保持しているキーIDは、通信部41を介して受信した車両40のキーIDを照合するためのキーIDであることが好ましい。例えば、車両40が予め保持しているキーIDは、メモリ42に予め記憶(設定)されているキーIDであることが好ましい。メモリ42に予め記憶(設定)されているキーIDとは、車両40の工場出荷時に設定されるキーIDであってもよく、車両40の販売者によって設定されるキーIDであってもよく、車両40を用いたカーシェアリングサービスの提供者によって設定されるキーIDであってもよい。また、車両40がサーバー10等外部機器と通信する機能を有している場合、照合のためのキーIDを外部機器から受信し、メモリ42に記憶、設定、及び/又は更新されてもよい。
ここで、「キーID照合する」とは、通信部41を介して受信した車両40のキーIDと、車両40が予め保持しているキーIDと、が一致するか否かを判定し、受信した車両40のキーIDが正しいか否か確かめることである。
図4はキーID照合のフローの一例である。なお、図4のキーID照合のフローは、車両40が車両40のキーIDを受信した場合に開始されてもよいし、ユーザーによって電子キー30が操作された場合に開始されてもよいし、定期的に開始されてもよいし、車両40から電子キー30に対して車両40のキーIDの送信要求をした場合に開始されてもよい。 車両40は、車両40のキーIDを受信する(ステップS401)。車両40は、ステップS401で受信した車両40のキーIDと車両40が予め保持しているキーIDとを照合する(ステップS402)。ステップS402がYesの場合、車両40はステップS401で受信した車両40のキーIDが正しいと判断する(ステップS403)。そして、車両40を利用可能な状態にする(ステップS404)。ステップS402がNoの場合、車両40はステップS401で受信した車両40のキーIDが正しくないと判断する(ステップS405)。なお、車両40はステップS401で受信した車両40のキーIDが正しくないと判断(ステップS405の場合)、受信した車両40のキーIDは破棄されることが好ましい。すなわち、車両40は、電子キー30から正しい車両40のキーIDを受信した場合、車両40を利用可能な状態にするといえる。また、車両40は、電子キー30から正しくない車両40のキーIDを受信した場合、車両40を利用可能な状態にしないといえる。
車両40が何れのグループに属している場合(例えば、サーバー10からグループIDを受信した場合)の動作について説明する。図4のキーID照合のフローに基づいて、受信した車両40のキーIDが正しいと判断されたとしても、当該キーIDが、車両40の属するグループとは異なるグループに属する電子キー30から受信したものであった場合、受信した車両40のキーIDは正しくないと判断する。なお、グループID照合のフローは、図4はキーID照合のフローと同様であることが好ましい。すなわち、図4における「キーID」は適宜「グループID」に換言されてもよい。そして、車両40を利用可能な状態にしない。例えば、車両40は、キーIDとともにグループIDを電子キー30から受信することで、電子キー30の属するグループが自分と同じか否かを判断してもよい。
すなわち、車両40は、電子キー30から受信したグループIDとキーIDとが、車両40に記憶されているグループIDとキーIDと一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合、車両40を利用可能な状態にしてもよい。
ここで、「車両40を利用可能な状態にする」とは、車両40に乗車許可をすること、車両40のロックを解除すること、車両40を走行可能状態にすること、車両40のドアロックを解除すること、車両40のイグニッションロックを解除すること、車両40の電源をオンすること、車両40のエンジンの始動許可をすること、車両40のモーターの始動許可をすること、車両40の車載機器の使用許可をすること、車両40の車載機器を使用可能とすること、ユーザーの車両40へのアクセスを許可すること、の一部又は全部が含まれていることが好ましい。
通信部41は、第1の周波数帯の無線信号を用いて電子キー30へ情報を送信し、第2の周波数帯の無線信号を用いて電子キー30から情報を受信することが好ましい。換言すると、電子キー30と車両40との間の通信は、第1の周波数帯と第2の周波数帯を用いる通信であることが好ましい。換言すると、電子キー30と車両40との間の通信は、公知のスマートキーで用いられる通信であることが好ましい。
なお、通信部41は、第1の周波数帯の無線信号を用いて電子キー30へ情報を送信した場合に、第2の周波数帯の無線信号を用いて電子キー30から情報を受信することが好ましい。例えば、通信部41は、第1の周波数帯の無線信号を用いて電子キー30へ車両40のキーIDの送信要求に関する情報を送信した場合に、第2の周波数帯の無線信号を用いて電子キー30から車両40のキーIDを受信することが好ましい。すなわち、車両40のキーIDの送信要求に関する情報とは、車両40から電子キー30に対して送信される情報であり、車両40のキーIDの送信要求に関する情報を受信した電子キー30は、車両40へ車両40のキーIDを送信する。なお、車両40(通信部41)は、電子キー30を保持するユーザーが車両40に接近した場合に、車両40のキーIDの送信要求に関する情報を電子キー30へ送信してもよい。例えば、車両40(通信部41)は、電子キー30が車両40から所定の距離以内に存在することを検知した場合に、車両40のキーIDの送信要求に関する情報を電子キー30へ送信してもよい。
なお、車両40のキーIDは、サーバー10、端末装置20、電子キー30、車両40のいずれにおいて、変換されても良い。例えば、車両40のキーIDは、端末装置20の制御部23において変換された後、電子キー30へ送信されてもよい。換言すると、車両40のキーIDは、端末装置20の制御部23において、電子キー30のために変換された後、電子キー30へ送信されてもよい。例えば、車両40のキーIDは、電子キー30の制御部33において変換された後、車両40へ送信されてもよい。換言すると、車両40のキーIDは、電子キー30の制御部33において、車両40のために変換された後、車両40へ送信されてもよい。なお、変換のためのメカニズムは、サーバー10、端末装置20、電子キー30、及び車両40において既知であることが好ましい。例えば、車両40が電子キー30において変換されたキーIDを受信した場合、車両40は、既知の変換メカニズムに基づいてキーIDの変換を解いた後に、受信したキーIDと予め保持しているキーIDとを照合してもよい。例えば、車両40が電子キー30において変換されたキーIDを受信した場合、車両40は、既知の変換メカニズムに基づいて予め保持しているキーIDを変換した後に、受信したキーIDと予め保持しているキーIDとを照合してもよい。なお、「車両40のキーIDが変換されること」は、車両40のキーIDに基づく情報が生成されることに換言されてもよい。
上述したように、車両40と端末装置20との間で直接通信することが不要であってもよい。例えば、車両40は、従来の電子キーとの通信機能のみを備えてもよい。車両40が端末装置20と通信しないことで、車両40は、車両40と端末装置20との間で直接通信するための通信部(通信モジュール)の搭載が不要になり、車両40の製造コストおよび/または車両40の改造コストが下がる。また、車両40と端末装置20との間で直接通信しないことで、セキュリティ性が向上する。また、従来技術のように車両専用の電子キーを保管するためのキーボックスが不要であってもよいため、車両40の製造コストおよび/または車両40の改造コストが下がる。また、電子キーの代わりにスマートフォン等を利用して車両に乗車可能とした場合、従来の持ち出し警報が作用しない(例えば、電子キーの代わりであるスマートフォンをユーザーが車内に置き忘れる可能性がある)。しかし、電子キー30を用いることで従来の持ち出し警報が継続して利用可能となる。
すなわち、説明したカーシェアリングシステムは、サーバーと、ユーザーに所持されるものであって、予めグループIDが付与されている電子キーと、車両と、を含むカーシェアリングシステムであって、前記サーバーは、前記車両の管理者からの要求に基づいて、前記車両に前記グループIDを付与し、前記サーバーは、前記ユーザーの予約要求に基づいて、前記車両を前記ユーザーに割り当て、前記車両に前記ユーザーがアクセス可能とするためのキーIDを生成し、前記サーバーは、生成された前記キーIDを前記電子キーへ送信するとともに、生成された前記キーIDを前記車両へ送信し、前記車両は、前記電子キーが前記車両から所定の距離以内に存在することを検知した場合、送信要求を前記電子キーへ送信し、前記送信要求を受信した前記電子キーは、前記グループIDと前記キーIDとを前記車両へ送信し、前記車両は、前記電子キーから受信した前記グループIDと前記キーIDとが、前記車両に記憶されているグループIDとキーIDと一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合、前記ユーザーの前記車両へのアクセスを許可する、カーシェアリングシステムである。
<カーシェアリングシステムのフローチャート>
以下、カーシェアリングシステムの一実施形態の動作の流れについて図面に従って説明する。
図2は、カーシェアリングシステムの一実施形態の動作の流れを示すフローチャートである。なお、サーバー10、端末装置20、電子キー30、車両40の構成については、図1を用いて説明したため、詳細な説明を省略する。
端末装置20は、サーバー10に対してリクエスト情報および/または予約情報を送信する。(ステップS201)。なお、リクエスト情報および/または予約情報は、端末装置20から送信されなくてもよい。換言すると、リクエスト情報および/または予約情報は、端末装置20とは異なる装置から送信されてもよい。
サーバー10は、端末装置20からリクエスト情報および/または予約情報を受信する(ステップS202)。なお、リクエスト情報および/または予約情報は、端末装置20から受信されなくてもよい。換言すると、リクエスト情報および/または予約情報は、端末装置20とは異なる装置から受信されてもよい。
なお、ステップS201とステップS202とにおいて、サーバー10と端末装置20との間でリクエスト情報および/または予約情報を送受信する例を説明したが、サーバー10と端末装置20との間でリクエスト情報および/または予約情報を送受信することは必須でなくてもよい。しかし、サーバー10と端末装置20との間でリクエスト情報および/または予約情報を送受信することセキュリティ性が向上する。すなわち、セキュリティ性向上のため、リクエスト情報および/または予約情報は、サーバー10と端末装置20との間で送受信されてもよい。
サーバー10は、車両40のキーIDを端末装置20へ送信する(ステップS203)。
端末装置20は、サーバー10から車両40のキーIDを受信する(ステップS204)。
なお、ステップS203において、サーバー10は端末装置20へリクエスト情報および/または予約情報を送信してもよい。つまり、ステップS204において、端末装置20はサーバー10からリクエスト情報および/または予約情報を受信してもよい(その場合、端末装置20において、図3のフローが実行されることが好ましい)。すなわち、セキュリティ性向上のため、リクエスト情報および/または予約情報はサーバー10から端末装置20へ送信されてもよい。
端末装置20は、車両40のキーIDを電子キー30へ送信する。(ステップS205)。なお、ステップS205は、電子キー30に第1の権限(機能)を付与するステップと称されてもよい。または、ステップS205は、電子キー30に車両40の車両キーとしての権限(機能)を付与するステップと称されてもよい。
電子キー30は、車両40のキーIDを端末装置20から受信する(ステップS206)。なお、ステップS206は、電子キー30に第1の権限(機能)が付与されるステップと称されてもよい。または、ステップS206は、電子キー30に車両40の車両キーとしての権限(機能)が付与されるステップと称されてもよい。
電子キー30は、車両40のキーIDを車両40へ送信する(ステップS207)。車両40は、車両40のキーIDを電子キー30から受信する(ステップS208)。車両40は、車両40のキーIDを照合する(ステップS209)。照合が成立した場合、車両40は、車両40を利用可能な状態にする(ステップS210)。
本発明は、請求の範囲及び明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うサーバー10、端末装置20、電子キー30、車両40もまた本発明の技術思想に含まれる。
10 サーバー
11 メモリ
12 制御部
13 通信部
20 端末装置
21 通信部
22 メモリ
23 制御部
24 通信部
30 電子キー
31 通信部
32 メモリ
33 制御部
34 通信部
40 車両
41 通信部
42 メモリ
43 制御部

Claims (1)

  1. サーバーと、ユーザーに所持されるものであって、予めグループIDが付与されている電子キーと、車両と、を含むカーシェアリングシステムであって、
    前記サーバーは、前記車両の管理者からの要求に基づいて、前記車両に前記グループIDを付与し、
    前記サーバーは、前記ユーザーの予約要求に基づいて、前記車両を前記ユーザーに割り当てるとともに、前記車両に前記ユーザーがアクセス可能とするためのキーIDを生成し、
    前記サーバーは、生成された前記キーIDを前記電子キーへ送信するとともに、生成された前記キーIDを前記車両へ送信し、
    前記車両は、前記電子キーが前記車両から所定の距離以内に存在することを検知した場合、送信要求を前記電子キーへ送信し、
    前記送信要求を受信した前記電子キーは、前記グループIDと前記キーIDとを前記車両へ送信し、
    前記車両は、前記電子キーから受信した前記グループIDと前記キーIDとが、前記車両に記憶されているグループIDとキーIDと一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合、前記ユーザーの前記車両へのアクセスを許可する、
    カーシェアリングシステム。
JP2017116428A 2017-06-14 2017-06-14 カーシェアリングシステム Expired - Fee Related JP6760209B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017116428A JP6760209B2 (ja) 2017-06-14 2017-06-14 カーシェアリングシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017116428A JP6760209B2 (ja) 2017-06-14 2017-06-14 カーシェアリングシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019003356A JP2019003356A (ja) 2019-01-10
JP6760209B2 true JP6760209B2 (ja) 2020-09-23

Family

ID=65007894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017116428A Expired - Fee Related JP6760209B2 (ja) 2017-06-14 2017-06-14 カーシェアリングシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6760209B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022163072A1 (ja) 2021-01-26 2022-08-04 クックパッド株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3793148B2 (ja) * 2002-12-06 2006-07-05 三井住友海上火災保険株式会社 自動車電子鍵システム、自動車電子鍵サーバ、自動車電子鍵制御方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019003356A (ja) 2019-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109697774B (zh) 钥匙信息管理装置、钥匙信息管理方法及记录介质
CN110009757B (zh) 信息处理装置、信息处理方法、图像获取方法和非暂时性计算机可读存储介质
US9110772B2 (en) Mobile device-activated vehicle functions
CN109698854B (zh) 钥匙信息管理装置、钥匙信息管理方法和存储钥匙信息管理程序的计算机可读介质
US20160055699A1 (en) Methods and devices for managing access to a vehicle
CN109697586B (zh) 服务支持装置及方法和非瞬时性计算机可读记录介质
JP2019133327A (ja) 車両用認証システム及び車載装置
CN109697773B (zh) 钥匙信息管理装置和方法及钥匙信息共享方法
JP6229382B2 (ja) 制御装置及び電子キーシステム
JP2017068449A (ja) カーシェアリングシステムおよび車両貸出返却方法
JP7107798B2 (ja) 車両制御システム
JP2018190463A (ja) カーシェアリングシステムおよび車両貸出返却方法
JP2015072244A (ja) 無線通信システム及び無線通信システムの測距方法
JP2010126949A (ja) 電子キーシステム
CN109934974B (zh) 递送辅助装置、递送辅助方法和记录介质
CN114140914B (zh) 递送辅助装置、递送辅助方法和计算机介质
CN113240834A (zh) 递送辅助装置,递送辅助方法和存储递送辅助程序的非暂时性计算机可读计算机介质
CN109840604B (zh) 信息处理装置、信息处理方法和存储信息处理程序的非暂时性存储介质
KR20190056988A (ko) 배달 지원 장치, 배달 지원 방법, 및, 배달 지원 프로그램을 저장하는 비일시적 컴퓨터 판독 가능 저장 매체
US11285917B1 (en) Vehicle control system
CN112562123A (zh) 使用近场通信的带外密钥共享
US20210237686A1 (en) Shared system and control method therefor
JP7056370B2 (ja) 認証情報発行装置および配送システム
KR101406192B1 (ko) 스마트단말을 이용한 차량액세스 제어 시스템 및 방법
JP2020113065A (ja) 情報管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200817

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6760209

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees