JP3793148B2 - 自動車電子鍵システム、自動車電子鍵サーバ、自動車電子鍵制御方法、及びプログラム - Google Patents

自動車電子鍵システム、自動車電子鍵サーバ、自動車電子鍵制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車電子鍵システム、自動車電子鍵サーバ、自動車電子鍵制御方法、及びプログラムに関する。特に本発明は、カーシェアリングにおける円滑な車両運営に寄与する自動車電子鍵システム、自動車電子鍵サーバ、自動車電子鍵制御方法、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車を複数の会員で共同利用するカーシェアリングプログラムの導入が試みられている(例えば非特許文献1及び非特許文献2参照。)。
【0003】
【非特許文献1】
交通エコロジー・モビリティー財団、“カーシェアリング社会実験のページ”、[online]、[平成14年11月26日検索]、インターネット<URL:http://www.ecomo.or.jp/topix/jouhounet04.html>
【非特許文献2】
ダイハツ工業株式会社、“カーシェアリング”、[online]、[平成14年11月26日検索]、インターネット<http://www.daihatsu.co.jp/its/sharing/stop.htm>
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、カーシェアリング等の一台の車両を複数人で使用するサービスにおいては、利用者が増加するにつれて円滑な車両運営が困難になるという課題があった。
【0005】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる自動車電子鍵システム、自動車電子鍵サーバ、自動車電子鍵制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態によると、自動車の開錠を制御する車載装置と、自動車を開錠する電子鍵として機能する利用者端末と、電子鍵の鍵データを発行する鍵サーバを備える自動車電子鍵システムにおいて、利用者端末は、利用者端末を特定する端末ID、並びに自動車の利用を希望する利用者から入力される自動車の車両ID及び利用希望期間を鍵サーバに送信することにより、利用者端末に配信するための鍵データである端末鍵と、鍵サーバが保有するための鍵データであるサーバ鍵との発行を要求する発行要求部と、鍵サーバから端末鍵を受信し、受信した端末鍵を、利用者が自動車を利用する時に車載装置に送信する鍵送受信部とを有し、鍵サーバは、利用者端末から、端末ID、車両ID、及び利用希望期間を受け付けた場合に、車両IDで特定される自動車の予約状況と利用希望期間とに基づいて自動車の利用可能期間を設定し、利用可能期間における照合で認証が成立する端末鍵及びサーバ鍵を発行し、発行したサーバ鍵を保管し、発行した端末鍵を、端末IDで特定される利用者端末に配信する鍵配信部と、車載装置から車両ID及び端末鍵を受信したときに、受信した車両IDで特定される自動車について鍵配信部が発行して保管するサーバ鍵と、車載装置から受信した端末鍵とがいずれも利用可能期間内であって、かつ照合の結果、認証が成立することを条件にして、自動車の開錠を指示する開錠信号を車両IDで特定される車載装置に送信する開錠信号送信部とを有し、車載装置は、利用者端末から端末鍵を受信したときに、受信した端末鍵を車両IDと共に鍵サーバに転送する転送部と、鍵サーバから開錠信号を受信した場合に自動車を開錠する開錠部とを有する。
【0007】
鍵サーバは、利用者による自動車の利用実績を端末IDに対応付けて格納する利用実績データベースを更に有し、鍵配信部は、利用者端末から受け付けた端末IDに基づいて、利用実績データベースから利用者の利用実績を抽出し、抽出した利用実績に更に基づいて、利用可能期間を設定してもよい。
【0008】
利用実績は、自動車の利用料金の支払実績に基づく利用者の支払能力であり、鍵配信部は、利用実績データベースから抽出した支払能力が所定の基準よりも低い場合に、利用可能期間を一定期間以内に設定してもよい。
【0009】
利用実績は、利用者の事故履歴であり、鍵配信部は、利用実績データベースから抽出した事故履歴から、利用者による事故が特定の時間帯に偏っていると判断した場合に、利用可能期間のうち特定の時間帯を除いた時間帯において有効な端末鍵を発行してもよい。
【0010】
車載装置は、利用者による自動車の利用が終了した時点で、当該利用における走行距離を利用実績として車両IDと共に鍵サーバに送信し、鍵サーバは、受信した走行距離に基づいて当該利用に対する利用料金を計算し、計算した利用料金を、端末IDで特定される利用者端末に表示してもよい。
【0011】
車載装置は、利用者による自動車の利用が終了した時点で、自動車の現在位置及び車両IDを鍵サーバに送信し、鍵サーバは、受信した車両IDで特定される自動車が、受信した現在位置に駐車されている旨を他の利用者端末に表示してもよい。
【0012】
車載装置は、利用者による自動車の利用が終了した時点で、当該利用における事故の有無及び車両IDを鍵サーバに送信し、鍵サーバは、利用において事故があった旨を受信した場合に、車両IDで特定される自動車の利用ができない旨を他の利用者端末に表示してもよい。車載装置は、利用者端末との距離が所定値以上であると判断した場合に、自動車を施錠してもよい。
【0013】
鍵サーバは、利用者による自動車の利用実績を端末IDに対応付けて格納する利用実績データベースを更に有し、鍵配信部は、利用者端末から受け付けた端末IDに基づいて、利用実績データベースから利用者の利用実績を抽出し、抽出した利用実績に基づいて、利用者による自動車の利用可能地域を更に設定し、利用可能期間及び利用可能地域において有効な端末鍵を発行し、車載装置の転送部は、利用者端末から端末鍵を受信したときに、端末鍵と共に、自動車の現在位置を鍵サーバに転送し、鍵サーバの開錠信号送信部は、転送部から端末鍵及び現在位置を受信したときに、受信した現在位置が、端末鍵の有効な利用可能地域内であることが更に満たされた場合に、車載装置に開錠信号を送信してもよい。
【0014】
本発明の第2の形態によれば、自動車の開錠を制御する車載装置と、自動車を開錠する電子鍵として機能する利用者端末と、電子鍵の鍵データを発行する鍵サーバを備える自動車電子鍵システムにおいて、利用者端末は、利用者端末を特定する端末ID、並びに自動車の利用を希望する利用者から入力される自動車の車両ID及び利用希望期間を鍵サーバに送信することにより、車載装置に配信するための鍵データである車載鍵と利用者端末用に配信するための鍵データである端末鍵との発行を要求する発行要求部と、鍵サーバから端末鍵を受信し、受信した端末鍵を、利用者が自動車を利用する時に車載装置に送信する鍵送受信部とを有し、鍵サーバは、利用者端末から、端末ID、車両ID、及び利用希望期間を受け付けた場合に、車両IDで特定される自動車の予約状況と利用希望期間とに基づいて自動車の利用可能期間を設定し、利用可能期間における照合で認証が成立する車載鍵及び端末鍵を発行し、車載鍵を車両IDで特定される車載装置に配信し、端末鍵を端末IDで特定される利用者端末に配信する鍵配信部を有し、車載装置は、鍵サーバから車載鍵を受信して格納する車載鍵格納部と、利用者端末から端末鍵を受信したときに、車載鍵格納部に格納された車載鍵と利用者端末から受信した端末鍵とがいずれも利用可能期間内であって、かつ照合の結果、認証が成立することを条件にして、自動車を開錠する開錠部とを有する。
【0015】
本発明の第3の形態によれば、自動車用電子鍵の鍵データを発行する自動車電子鍵サーバは、自動車の利用を希望する利用者の利用者端末から、利用者端末を特定する端末ID、自動車を特定する車両ID、及び利用希望期間を受け付けた場合に、車両IDで特定される自動車の予約状況と利用希望期間とに基づいて自動車の利用可能期間を設定し、利用可能期間における照合で認証が成立するサーバ鍵及び端末鍵を発行し、発行したサーバ鍵を保管し、発行した端末鍵を端末IDで特定される利用者端末に配信する鍵配信部と、受信した端末鍵を車両IDと共に転送する車載装置から端末鍵及び車両IDを受信したときに、受信した車両IDで特定される自動車について鍵配信部が発行して保管するサーバ鍵と、車載装置から受信した端末鍵とがいずれも利用可能期間内であって、かつ照合の結果、認証が成立することを条件として、自動車の開錠を指示する開錠信号を車両IDで特定される車載装置に送信する開錠信号送信部とを備える。
【0016】
本発明の第4の形態によれば、自動車の開錠を制御する車載装置ステップと、自動車を開錠する電子鍵を取得して使用する利用者ステップと、電子鍵の鍵データを発行するサーバステップとを備える自動車電子鍵制御方法において、利用者ステップは、鍵データを発行する鍵サーバに、自動車の利用を希望する利用者の利用者端末を特定する端末ID、並びに利用者から入力される自動車の車両ID及び利用希望期間を送信することにより、自動車の開錠を制御する車載装置に配信するための鍵データである車載鍵と、利用者端末用に配信するための鍵データである端末鍵との発行を要求する発行要求ステップと、鍵サーバから端末鍵を受信し、受信した端末鍵を、利用者が自動車を利用する時に車載装置に送信する鍵送受信ステップとを有し、サーバステップは、利用者端末から、端末ID、車両ID、及び利用希望期間を受け付けた場合に、車両IDで特定される自動車の予約状況と利用希望期間とに基づいて自動車の利用可能期間を設定し、利用可能期間における照合で認証が成立する車載鍵及び端末鍵を発行し、車載鍵を車両IDで特定される車載装置に配信し、端末鍵を端末IDで特定される利用者端末に配信する配信ステップを有し、車載装置ステップは、鍵サーバから車載鍵を受信して格納する車載鍵格納ステップと、利用者端末から端末鍵を受信したときに、格納された車載鍵と利用者端末から受信した端末鍵とがいずれも利用可能期間内であって、かつ照合の結果、認証が成立することを条件として自動車を開錠する開錠ステップとを有する。
【0017】
本発明の第5の形態によれば、自動車の開錠を制御する車載装置ステップと、自動車を開錠する電子鍵を取得して使用する利用者ステップと、電子鍵の鍵データを発行するサーバステップとを備える自動車電子鍵制御方法において、利用者ステップは、鍵データを発行する鍵サーバに、自動車の利用を希望する利用者の利用者端末を特定する端末ID、並びに利用者から入力される自動車の車両ID及び利用希望期間を送信することにより、利用者端末に配信するための鍵データである端末鍵と、鍵サーバが保有するための鍵データであるサーバ鍵との発行を要求する発行要求ステップと、鍵サーバから端末鍵を受信し、受信した端末鍵を、利用者が自動車を利用する時に自動車の開錠を制御する車載装置に送信する鍵送受信ステップとを有し、サーバステップは、利用者端末から、端末ID、車両ID、及び利用希望期間を受け付けた場合に、車両IDで特定される自動車の予約状況と利用希望期間とに基づいて自動車の利用可能期間を設定し、利用可能期間における照合で認証が成立する端末鍵及びサーバ鍵を発行し、発行したサーバ鍵を保管し、発行した端末鍵を、端末IDで特定される利用者端末に配信する配信ステップと、車載装置から車両ID及び端末鍵を受信したときに、受信した車両IDで特定される自動車について配信ステップで発行して保管されたサーバ鍵と、車載装置から受信した端末鍵とがいずれも利用可能期間内であって、かつ照合の結果、認証が成立することを条件として、自動車の開錠を指示する開錠信号を車両IDで特定される車載装置に送信する開錠信号送信ステップとを有し、車載装置ステップは、利用者端末から端末鍵を受信したときに、受信した端末鍵を車両IDと共に鍵サーバに転送する転送ステップと、鍵サーバから開錠信号を受信した場合に自動車を開錠する開錠ステップとを有する。
【0018】
本発明の第6の形態によれば、自動車用電子鍵の鍵データを発行するコンピュータ用のプログラムは、自動車の利用を希望する利用者の利用者端末から、利用者端末を特定する端末ID、自動車を特定する車両ID、及び利用希望期間を受け付けた場合に、車両IDで特定される自動車の予約状況と利用希望期間とに基づいて自動車の利用可能期間を設定し、利用可能期間における照合で認証が成立するサーバ鍵及び端末鍵を発行し、発行したサーバ鍵を保管し、発行した端末鍵を端末IDで特定される利用者端末に配信する鍵配信機能と、受信した端末鍵を車両IDと共に転送する車載装置から端末鍵及び車両IDを受信したときに、受信した車両IDで特定される自動車について鍵配信部が発行して保管するサーバ鍵と、車載装置から受信した端末鍵とがいずれも利用可能期間内であって、かつ照合の結果、認証が成立することを条件として、自動車の開錠を指示する開錠信号を車両IDで特定される車載装置に送信する開錠信号送信機能とをコンピュータに実現させる。
【0019】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施の形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0021】
図1は、第1及び第2の実施形態に係る自動車電子鍵システム100の構成を示す。自動車電子鍵システム100は、カーシェアリング等の一台の車両を複数人で使用するサービスにおいて円滑な車両運営を実現することを目的とする。自動車電子鍵システム100は、自動車200の開錠を制御する自動車電子鍵システム100と、自動車200を開錠する電子鍵として機能する利用者端末120と、ネットワーク80を介して利用者端末120及び車載装置10と接続され、電子鍵の鍵データを発行する鍵サーバ50とを主に備える。鍵サーバ50は、本実施形態に係るカーシェアリングサービスを提供する運営会社132によって運用される。
【0022】
さらに自動車電子鍵システム100は、ネットワーク80を介して鍵サーバ50に接続し、本サービスへの加入を希望する利用者の信用を保証する保険会社136と、利用者端末120の一例である携帯電話の通信サービスを提供する携帯電話事業者134とを含んでもよい。さらに自動車電子鍵システム100は、運営会社132のサイトにアクセスして、本サービスへの加入申し込みや、車両の予約状況の確認を行うパーソナルコンピュータ130をさらに備えてもよい。
【0023】
本サービスの利用を希望する利用者は、パーソナルコンピュータ130又は利用者端末120を用いて運営会社132のホームページにアクセスし、本サービスへの加入を申し込む。保険会社136は、本サービスへの加入を申し込んだ利用者の信用状況、事故歴などをチェックして保証を与え、運営会社132に連絡する。運営会社132は、保険会社136の保証を受けて、利用者の情報を登録し、ホームページを通じて利用者にサービスを提供する準備を整える。利用者は、パーソナルコンピュータ130又は利用者端末120を用いて、ホームページから本サービスを利用する権限を示す登録情報をダウンロードし、利用者端末120のICチップなどの記録媒体に格納する。
【0024】
運営会社132は、管理する自動車の運行状況及び予約状況を考慮して、利用可能な車両と日時をホームページ上に表示する。利用者は、利用者端末120又はパーソナルコンピュータ130を用いて所望する自動車200の予約を申し込む。鍵サーバ50は、予約された期間内で有効な鍵データを利用者端末120に配信し、予約された自動車200を利用可能な車両のリストから除外する。利用者端末120は、配信された鍵データを、内蔵するICチップ等に格納する。
【0025】
利用者端末120は、利用者が予約した自動車200を利用する時に、格納した鍵データを車載装置10に送信する。車載装置10に送信した鍵データが認証されると、車載装置10は、自動車200を開錠する。利用者は、例えば目的地まで自動車200を運転し、乗り捨てる。運営会社132は、乗り捨てられた車両の状態に問題がなければ当該自動車を予約可能な車両のリストに登録する。運営会社132は、利用者毎の利用状況に応じた請求データを携帯電話事業者134に送信する。携帯電話事業者134は、運営会社132から受信した請求データに応じた請求金額を電話料金の徴収時にあわせて徴収し、運営会社132に支払う。
【0026】
以上の様な自動車電子鍵システム100によれば、予約された期間内で有効な電子鍵を用いて自動車200を開錠するので、利用者が予約期間を超過して自動車200を利用し続けることを防止することができる。従って運営会社132は、車両の運営を円滑に行うことができる。また、利用者によるサービス加入時に保険会社136が利用者の信用を保証するので、運営会社132は利用者による料金不払いリスクが回避できる。また本サービスの利用料金を携帯電話の請求にあわせて徴収することができるので、利用者及び運営会社132の双方にとって、利用料金の決済を簡便に行うことができる。すなわち、本実施形態に係る自動車電子鍵システム100によれば、カーシェアリング等の一台の車両を複数人で使用するサービスを円滑に運営することができる。
【0027】
図2は、第1の実施形態に係る自動車電子鍵システム100の内部構成を示す。本実施形態に係る利用者端末120は、利用者端末120を特定する端末ID、並びに自動車120の利用を希望する利用者から入力される自動車200の車両ID及び利用希望期間を鍵サーバ50に送信することにより、利用者端末120に配信するための鍵データである端末鍵と、鍵サーバ50が保有するための鍵データであるサーバ鍵との発行を要求する発行要求部12と、鍵サーバ50から端末鍵を受信し、受信した端末鍵を、利用者が自動車200を利用する時に車載装置10に送信する鍵送受信部とを有する。
【0028】
鍵サーバ50は、車両毎の予約を管理する予約部16と、利用者端末120から、端末ID、車両ID、及び利用希望期間を受け付けた場合に、車両IDで特定される自動車200の予約状況と利用希望期間とに基づいて自動車200の利用可能期間を設定し、利用可能期間における照合で認証が成立する端末鍵及びサーバ鍵を発行し、発行したサーバ鍵を保管し、発行した端末鍵を端末IDで特定される利用者端末120に配信する鍵配信部18と、車載装置10から車両ID及び端末鍵を受信したときに、受信した車両IDで特定される自動車200について鍵配信部18が発行して保管するサーバ鍵と、車載装置10から受信した端末鍵とがいずれも利用可能期間内であって、かつ照合の結果、認証が成立することを条件にして、自動車200の開錠を指示する開錠信号を車両IDで特定される車載装置10に送信する開錠信号送信部32とを有する。
【0029】
さらに鍵サーバ50は、利用者による自動車の利用実績を端末IDに対応付けて格納する利用実績データベース30を有し、鍵配信部18は、利用者端末120から受け付けた端末IDに基づいて、利用実績データベース30から利用者の利用実績を抽出し、抽出した利用実績に更に基づいて、利用可能期間を設定してもよい。利用実績データベース30は、携帯電話事業者134及び保険会社136から利用者毎の利用実績を取得してもよい。これにより、鍵サーバ50は、車両運営に支障をきたすリスクの高い利用者を利用実績に基づいて判断し、当該リスクを低減するように利用可能期間を設定することができる。
【0030】
さらに鍵サーバ50は、利用実績に応じて利用料金を計算する利用料金計算部34を有する。利用料金計算部34は、計算した利用料金を利用者端末120に表示する。また、利用料金の徴収を依頼すべく、携帯電話事業者134に料金データを送信する。
【0031】
車載装置10は、利用者端末120から端末鍵を受信したときに、受信した端末鍵を車両IDと共に鍵サーバ50に転送する転送部40と、鍵サーバ50から開錠信号を受信した場合に自動車200を開錠する開錠部22とを有する。さらに車載装置10は、自動車200の位置を測定して転送部40及び鍵サーバ50に送信する測位部42と、自動車200による事故を検出して鍵サーバ50に送信する事故検出部44と、自動車200の走行距離を計測して鍵サーバ50に送信する走行距離計測部46とを有する。
【0032】
これにより車載装置10は、自動車200の運行状況及び利用者毎の利用実績を鍵サーバ50に送信することができる。これにより鍵サーバ50は、車両の運営をより円滑に行うことができる。
【0033】
さらに車載装置10は、利用者端末120との距離が所定値以上であることを検出した場合に、開錠部22に自動車200を施錠させる施錠信号を送信する端末検出部48を有する。これにより車載装置10は、利用者端末120を携帯した利用者が自動車200から所定の距離以上離れた場合に、自動車200を施錠する。
【0034】
従って、自動車電子鍵システム100は、利用者が自動車200から一旦離れた後に再度自動車200に乗り込もうとする場合に、利用者毎に設定された利用可能期間及び利用可能地域を満足しているか否かを再度確認する。確認の結果、いずれかの条件が満足されない場合には、自動車200を開錠せず、満足されない条件をエラーメッセージとして利用者端末120に表示する。
【0035】
記録媒体60は、鍵サーバ50に予約部16、鍵配信部18、利用実績データベース30、開錠信号送信部32、及び利用料金計算部34の動作を行わせるプログラムを格納する。他の方法として、鍵サーバ50は、そのようなプログラムを通信回線を介して取得してもよい。
【0036】
以上説明したとおり、第1の実施形態に係る自動車電子鍵システム100によれば、利用者毎に割り当てられた利用可能期間に従って、自動車200の開錠を制御することができる。したがって、運営会社132は、車両の運営を円滑に行うことができる。さらに、鍵データの認証を鍵サーバ50が行うので、車載装置10の負担を軽減することができる。
【0037】
図3は、第2の実施形態に係る自動車電子鍵システム100の内部構成を示す。本実施形態は、以下の説明を除き、図2で説明した第1の実施形態と同様である。鍵サーバ50が有する鍵配信部18は、第1の実施形態におけるサーバ鍵に代えて、自動車200に配信するための鍵データである車載鍵を発行する。そして、発行した車載鍵を車両IDで特定される車載装置10に配信する。
【0038】
車載装置10は、鍵サーバ50から車載鍵を受信して格納する車載鍵格納部20と、利用者端末120から端末鍵を受信したときに、車載鍵格納部20に格納された車載鍵と利用者端末120から受信した端末鍵とがいずれも利用可能期間内であって、かつ照合の結果、認証が成立することを条件にして、自動車200を開錠する開錠部22とを有する。なお、利用可能期間の情報は、車載鍵及び端末鍵のデータ内に含まれてもよいし、別ファイルとして車載鍵及び端末鍵と共に配信されてもよい。
【0039】
本実施形態に係る自動車電子鍵システム100によれば、車載装置10は、利用者端末120から受信した端末鍵を、自身に格納した車載鍵と照合するので、照合の際に外部を参照する必要がなく、認証の可否を素早く判断することができる。
【0040】
図4は、利用実績データベース30のデータフォーマットの一例である。利用実績データベース30は、利用者による前記自動車200の利用実績を前記端末IDに対応付けて格納する。端末IDの一例は携帯電話の電話番号である。利用実績の例は、本サービスの「利用回数」、「総走行距離」、「事故履歴」、運転の「熟練度」、及び「支払能力」である。「事故履歴」は、事故の「場所」及び「日時」を含む。また「熟練度」は、例えば走行履歴及び事故履歴から求める無事故での走行距離を段階分けして評価する。「支払能力」は、例えば本サービスを利用して利用代金を支払った実績に基づいて運営会社132が評価する。また、携帯電話料金の支払実績に基づいて携帯電話事業者134が評価し、鍵サーバ50に通知してもよい。
【0041】
鍵サーバ50は、このような利用実績データベース30を参照することにより、利用者が車両の円滑な運用を妨げるリスクを利用者毎に判断することができる。これにより、鍵サーバ50は、利用者が自動車の予約を要求する場合に、当該リスクの程度を低減すべく利用者毎の利用条件を制限することができる。
【0042】
図5は、第1の実施形態に係る車載装置10、鍵サーバ50、及び利用者端末120による通信シーケンスの例である。まず、利用者が、利用者端末120を操作して鍵データの発行を要求すると(S200)、発行要求部12は、利用希望期間、端末ID、及び車両IDを鍵サーバ50に送信する(S202)。鍵サーバ50の鍵配信部18は、利用者端末120から利用希望期間、端末ID、及び車両IDを受け付けると、受け付けた車両IDに基づいて予約部16を参照することにより、該当する車両の予約状況を確認する(S204)。
【0043】
鍵配信部18は、受け付けた端末IDに基づいて利用実績データベース30を参照することにより、利用者の利用実績を確認する(S206)。そして、利用者端末120から受け付けた利用希望期間と、確認した予約状況及び利用実績に基づいて、当該利用者に対する利用可能期間及び利用可能地域を設定する(S208)。
【0044】
ステップ208において、鍵配信部18は、例えば利用実績としての支払能力が所定の基準よりも低い場合に、当該利用者に対する利用可能期間を一定期間以内に制限する。当該利用者の支払能力が、本サービスの利用に適さない程度に低い場合は、鍵配信部18は、利用可能期間を0としてもよい。これにより、当該利用者による料金不払いのリスクが低減される。
【0045】
ステップ208において、鍵配信部18は、例えば利用実績としての事故履歴から、当該利用者による事故が特定の時間帯に偏っていると判断した場合に、当該特定の時間帯を除いた時間帯を利用可能期間として設定する。これにより、当該利用者による事故の可能性を低減し、事故に伴い車両の運行が不能になるリスクを低減することができる。
【0046】
ステップ208において、鍵配信部18は、例えば利用実績としての事故履歴から、当該利用者による事故が特定の地域に偏っていると判断した場合に、当該特定の地域を除いた地域を、前記利用者による利用可能地域として設定する。鍵配信部18は、利用実績としての利用回数、総走行距離、又は熟練度に基づいて、当該利用者の利用可能地域を自宅から所定の距離以内として設定してもよい。
【0047】
次に、鍵配信部18は、設定した利用可能期間、利用可能時間帯、及び利用可能地域における照合で認証が成立するサーバ鍵及び端末鍵を発行し(S210)、発行したサーバ鍵を保管する一方で(S212)、端末鍵を端末IDで特定される利用者端末120に配信する(S214)。
【0048】
利用者端末120の鍵送受信部14は、鍵サーバ50から端末鍵を受信してICチップなどの記録媒体に書き込む。そして、利用者から自動車200の開錠を要求されると(S216)、端末鍵及び端末IDを車載装置10に送信する(S218)。
【0049】
車載装置10の転送部40は、利用者端末120から端末鍵を受信したことに応じて、受信した端末鍵、測位部42が測定した現在位置、並びに車両ID及び端末IDを鍵サーバ50に転送する(S220)。
【0050】
鍵サーバ50の開錠信号送信部32は、転送部40から端末鍵、現在位置、及び車両IDを受信したときに、受信した車両IDで特定される自動車200について鍵配信部18が発行して保管するサーバ鍵と、車載装置10から受信した端末鍵とがいずれも、利用可能期間、利用可能時間、及び利用可能地域等の利用条件を満足し、かつ照合の結果、認証が成立する場合に(S224:Yes)、自動車200の開錠を指示する開錠信号を車両IDで特定される車載装置10に送信する(S230)。ステップ224において、利用条件及び認証の少なくとも一方を満足しない場合(S224:No)、開錠信号送信部32は、利用者端末120にエラーメッセージを送信し(S226)、利用者端末120は、利用者に対してエラー表示を行う(S228)。
【0051】
車載装置10の開錠部22は、開錠信号送信部32から開錠信号を受信すると、自動車200を開錠する(S232)。そして利用者は、自動車200を運転する。車載装置10は、利用者が割り当てられた利用可能条件を違反しそうな場合には、利用可能条件を遵守するように利用者に対して警告する。利用者毎の利用可能条件は、鍵データが含んでもよいし、鍵データに対応付けられた別データとして鍵サーバ50から配信されてもよい。
【0052】
例えば、車載装置10は、利用者毎の利用可能時間帯を超過する手前の所定の時点で運転が継続している場合、利用者に対して運転を終了すべき旨の警告を出す。また、当該運転者の利用可能地域を越える手前の所定の地点で、当該利用可能地域を越える方向に自動車200が走行している場合、利用者に対して当該利用可能地域を越えないようにとの警告を出す。このような自動車電子鍵システム100によれば、利用者による利用可能条件の違反を抑制することができる。
【0053】
利用者による自動車200の利用が終了すると(S234:Yes)、車載装置10は、車両ID及び端末ID、並びに端末当該利用者による自動車200の利用が終了した旨と当該利用者による利用実績とを鍵サーバ50に送信する(S236)。例えば、走行距離計測部46は、車両ID及び端末IDと共に、利用実績としての走行距離を鍵サーバ50に送信する。車載装置10は、利用者が自動車200から離れたことを確認して自動車200を施錠する(S237)。
【0054】
鍵サーバ50は、受信した走行距離に基づいて、当該利用に対する利用料金を計算し(S238)、計算した利用料金を端末IDで特定される利用者端末120に送信し(S240)、利用者端末120は、受信した利用料金を表示する(S242)。これにより、利用者は自動車200の利用が終了すると、即座に利用料金を確認することができる。
【0055】
鍵サーバ50は、ステップ236において、利用実績として自動車200の現在位置を受信し、受信した現在位置に自動車200が駐車されている旨を他の利用者端末120に表示してもよい。これにより、他の利用者は、前の利用者による利用が終了した時点で、自動車200の現在位置を利用者端末120により確認することができる。
【0056】
鍵サーバ50は、ステップ236において、利用実績として事故の有無を受信してもよい。そして、事故があった旨を受信した場合に、受信した車両IDで特定される自動車の利用ができない旨を他の利用者端末120に表示してもよい。これにより、当該自動車200の利用を予定した他の利用者は、例えば改めて他の自動車を予約したり、自動車の利用を取りやめたりという次の行動に移ることができる。最後に、鍵サーバ50の利用実績データベース30は、当該利用者の利用実績を更新して格納する(S244)。以上で本通信シーケンスは終了する。
【0057】
本実施形態に係る通信シーケンスによれば、利用者毎の利用可能条件を予約状況及び利用実績に基づいて設定し、設定された利用可能条件に従って有効となる鍵データを用いて自動車200の開錠を管理するので、運営会社132は、保有する自動車を円滑に運行することができる。
【0058】
図6は、第2の実施形態に係る車載装置10、鍵サーバ50、及び利用者端末120による通信シーケンスの例である。まず、鍵データの発行が要求されると(S100)、発行要求部12は、利用希望期間、端末ID、及び車両IDを鍵サーバ50に送信する(S102)。鍵サーバ50の鍵配信部18は、受け付けた車両IDに基づいて予約部16を参照し、自動車200の予約状況を確認する(S103)。そして鍵配信部18は、利用希望期間及び予約状況に基づいて利用可能期間を設定する(S104)。鍵配信部18は、設定した利用可能期間における照合で認証が成立する車載鍵及び端末鍵を発行し(S106)、発行した車載鍵を車両IDで特定される車載装置10に送信し、端末鍵を端末IDで特定される利用者端末120に配信する(S108)。
【0059】
車載装置10の車載鍵格納部20は、鍵サーバ50から車載鍵を受信して格納する(S110)。利用者端末120の鍵送受信部14は、鍵サーバ50から端末鍵を受信してICチップなどの記録媒体に書き込み、利用者から自動車200の開錠を要求されると(S112)、端末ID及び端末鍵を車載装置10に送信する(S114)。開錠部22は、利用者端末120から端末ID及び端末鍵を受信したことに応じて、車載鍵格納部20に格納された車載鍵と利用者端末120から受信した端末鍵とがいずれも利用可能期間内であって、かつ照合の結果、認証が成立する場合に(S116:Yes)、前記自動車を開錠する(S118)。
【0060】
ステップ116において、端末鍵及び車載鍵の少なくとも一方が利用可能期間内でないか、照合の結果認証が成立しない場合(S116:No)、開錠部22は、利用者端末120にエラーメッセージを送信する(S120)。開錠部22からエラーメッセージを受信した利用者端末120は、エラーメッセージの内容を表示する(S122)。以降の動作は、図5で説明済みのステップ234からステップ244と同様なので記載を省略する。以上で、本通信シーケンスは終了する。
【0061】
以上の通信シーケンスによれば、車載装置10は、利用者端末120から受信した端末鍵を、自身に格納した車載鍵と照合するので、照合の際に鍵サーバ50を参照する必要がない。しがたって、本実施形態に係る自動車電子鍵システム100は、利用者の認証を素早く行うことができる。
【0062】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0063】
上記説明から明らかなように、本発明の第1及び第2の実施形態によれば、カーシェアリング等の一台の車両を複数人で使用するサービスにおいて、利用者が増加しても円滑な車両運営を行うことのできる自動車電子鍵システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1及び第2の実施形態に係る自動車電子鍵システム100の構成図である。
【図2】第1の実施形態に係る自動車電子鍵システム100の内部構成を示すブロック図である。
【図3】第2の実施形態に係る自動車電子鍵システム100内部構成を示すブロック図である。
【図4】利用実績データベース30のデータフォーマットの一例である。
【図5】第1の実施形態に係る車載装置10、鍵サーバ50、及び利用者端末120による通信シーケンスの例である。
【図6】第2の実施形態に係る車載装置10、鍵サーバ50、及び利用者端末120による通信シーケンスの例である。
【符号の説明】
10 車載装置、12 発行要求部、14 鍵送受信部、16 予約部、18 鍵配信部、20 車載鍵格納部、22 開錠部、30 利用実績データベース、32 開錠信号送信部、34 利用料金計算部、40 転送部、42 測位部、44 事故検出部、46 走行距離計測部、48 端末検出部、50 鍵サーバ、60 記録媒体、80 ネットワーク、100 自動車電子鍵システム、120 利用者端末、130 パーソナルコンピュータ、132 運営会社、134携帯電話事業者、136 保険会社

Claims (10)

  1. 自動車の開錠を制御する車載装置と、前記自動車を開錠する電子鍵として機能する利用者端末と、前記電子鍵の鍵データを発行する鍵サーバを備える自動車電子鍵システムであって、
    前記利用者端末は、
    前記利用者端末を特定する端末ID、並びに前記自動車の利用を希望する利用者から入力される前記自動車の車両ID及び利用希望期間を前記鍵サーバに送信することにより、前記利用者端末に配信するための鍵データである端末鍵と、前記鍵サーバが保有するための鍵データであるサーバ鍵との発行を要求する発行要求部と、
    前記鍵サーバから前記端末鍵を受信し、受信した前記端末鍵を、前記利用者が前記自動車を利用する時に前記車載装置に送信する鍵送受信部と
    を有し、
    前記鍵サーバは、
    前記利用者端末から、前記端末ID、前記車両ID、及び前記利用希望期間を受け付けた場合に、前記車両IDで特定される前記自動車の予約状況と前記利用希望期間とに基づいて前記自動車の利用可能期間を設定し、前記利用可能期間における照合で認証が成立する前記端末鍵及び前記サーバ鍵を発行し、発行した前記サーバ鍵を保管し、発行した前記端末鍵を、前記端末IDで特定される前記利用者端末に配信する鍵配信部と、
    前記車載装置から前記車両ID及び前記端末鍵を受信したときに、受信した前記車両IDで特定される前記自動車について前記鍵配信部が発行して保管する前記サーバ鍵と、前記車載装置から受信した前記端末鍵とがいずれも前記利用可能期間内であって、かつ照合の結果、認証が成立することを条件にして、前記自動車の開錠を指示する開錠信号を前記車両IDで特定される前記車載装置に送信する開錠信号送信部と
    を有し、
    前記車載装置は、
    前記利用者端末から前記端末鍵を受信したときに、受信した前記端末鍵を前記車両IDと共に前記鍵サーバに転送する転送部と、
    前記鍵サーバから前記開錠信号を受信した場合に前記自動車を開錠する開錠部と
    を有し、
    前記鍵サーバは、前記利用者による前記自動車の事故の日時を含む事故履歴を前記端末IDに対応付けて格納する利用実績データベースを更に有し、
    前記鍵配信部は、前記利用実績データベースから抽出した前記事故履歴の日時から、前記利用者による事故が特定の時間帯に偏っていると判断した場合に、前記利用可能期間のうち前記特定の時間帯を除いた時間帯において有効な前記サーバ鍵および前記端末鍵を発行することを特徴とする自動車電子鍵システム。
  2. 前記利用実績データベースは、前記事故履歴として事故の場所をさらに格納し、
    前記鍵配信部は、前記利用実績データベースから抽出した前記事故履歴の場所から、前記利用者による事故が特定の地域に偏っていると判断した場合に、前記利用可能期間のうち前記特定の地域を除いた地域において有効な前記サーバ鍵および前記端末鍵を発行する請求項1に記載の自動車電子鍵システム。
  3. 前記車載装置は、前記利用者による前記自動車の利用が終了した時点で、当該利用における事故の有無及び前記車両IDを前記鍵サーバに送信し、
    前記鍵サーバは、前記利用において事故があった旨を受信した場合に、前記車両IDで特定される自動車の利用ができない旨を他の利用者端末に表示することを特徴とする請求項1に記載の自動車電子鍵システム。
  4. 自動車の開錠を制御する車載装置と、前記自動車を開錠する電子鍵として機能する利用者端末と、前記電子鍵の鍵データを発行する鍵サーバを備える自動車電子鍵システムであって、
    前記利用者端末は、
    前記利用者端末を特定する端末ID、並びに前記自動車の利用を希望する利用者から入力される前記自動車の車両ID及び利用希望期間を前記鍵サーバに送信することにより、前記車載装置に配信するための鍵データである車載鍵と前記利用者端末用に配信するための鍵データである端末鍵との発行を要求する発行要求部と、
    前記鍵サーバから前記端末鍵を受信し、受信した前記端末鍵を、前記利用者が前記自動車を利用する時に前記車載装置に送信する鍵送受信部と
    を有し、
    前記鍵サーバは、
    前記利用者端末から、前記端末ID、前記車両ID、及び前記利用希望期間を受け付けた場合に、前記車両IDで特定される前記自動車の予約状況と前記利用希望期間とに基づいて前記自動車の利用可能期間を設定し、前記利用可能期間における照合で認証が成立する前記車載鍵及び前記端末鍵を発行し、前記車載鍵を前記車両IDで特定される前記車載装置に配信し、前記端末鍵を前記端末IDで特定される前記利用者端末に配信する鍵配信部を有し、
    前記車載装置は、
    前記鍵サーバから前記車載鍵を受信して格納する車載鍵格納部と、
    前記利用者端末から前記端末鍵を受信したときに、前記車載鍵格納部に格納された前記車載鍵と前記利用者端末から受信した前記端末鍵とがいずれも前記利用可能期間内であって、かつ照合の結果、認証が成立することを条件にして、前記自動車を開錠する開錠部と
    を有し、
    前記鍵サーバは、前記利用者による前記自動車の事故の日時を含む事故履歴を前記端末IDに対応付けて格納する利用実績データベースを更に有し、
    前記鍵配信部は、前記利用実績データベースから抽出した前記事故履歴の日時から、前記利用者による事故が特定の時間帯に偏っていると判断した場合に、前記利用可能期間のうち前記特定の時間帯を除いた時間帯において有効な前記車載鍵および端末鍵を発行することを特徴とする自動車電子鍵システム。
  5. 前記利用実績データベースは、前記事故履歴として事故の場所をさらに格納し、
    前記鍵配信部は、前記利用実績データベースから抽出した前記事故履歴の場所から、前記利用者による事故が特定の地域に偏っていると判断した場合に、前記利用可能期間のうち前記特定の地域を除いた地域において有効な前記車載鍵および前記端末鍵を発行する請求項4に記載の自動車電子鍵システム。
  6. 前記車載装置は、前記利用者による前記自動車の利用が終了した時点で、当該利用における事故の有無及び前記車両IDを前記鍵サーバに送信し、
    前記鍵サーバは、前記利用において事故があった旨を受信した場合に、前記車両IDで特定される自動車の利用ができない旨を他の利用者端末に表示することを特徴とする請求項4に記載の自動車電子鍵システム。
  7. 自動車用電子鍵の鍵データを発行する自動車電子鍵サーバであって、
    前記自動車の利用を希望する利用者の利用者端末から、前記利用者端末を特定する端末ID、前記自動車を特定する車両ID、及び利用希望期間を受け付けた場合に、前記車両IDで特定される前記自動車の予約状況と前記利用希望期間とに基づいて前記自動車の利用可能期間を設定し、前記利用可能期間における照合で認証が成立するサーバ鍵及び端末鍵を発行し、発行した前記サーバ鍵を保管し、発行した前記端末鍵を前記端末IDで特定される前記利用者端末に配信する鍵配信部と、
    受信した前記端末鍵を前記車両IDと共に転送する車載装置から前記端末鍵及び前記車両IDを受信したときに、受信した前記車両IDで特定される前記自動車について前記鍵配信部が発行して保管する前記サーバ鍵と、前記車載装置から受信した前記端末鍵とがいずれも前記利用可能期間内であって、かつ照合の結果、認証が成立することを条件として、前記自動車の開錠を指示する開錠信号を前記車両IDで特定される前記車載装置に送信する開錠信号送信部と
    前記利用者による前記自動車の事故の日時を含む事故履歴を前記端末IDに対応付けて格納する利用実績データベース
    とを備え
    前記鍵配信部は、前記利用実績データベースから抽出した前記事故履歴の日時から、前記利用者による事故が特定の時間帯に偏っていると判断した場合に、前記利用可能期間のうち前記特定の時間帯を除いた時間帯において有効な前記サーバ鍵および前記端末鍵を発行することを特徴とする自動車電子鍵サーバ。
  8. 自動車の開錠を制御する車載装置ステップと、前記自動車を開錠する電子鍵を取得して使用する利用者ステップと、前記電子鍵の鍵データを発行するサーバステップとを備える自動車電子鍵制御方法であって、
    前記利用者ステップは、
    前記鍵データを発行する鍵サーバに、前記自動車の利用を希望する利用者の利用者端末を特定する端末ID、並びに前記利用者から入力される前記自動車の車両ID及び利用希望期間を送信することにより、前記自動車の開錠を制御する車載装置に配信するための鍵データである車載鍵と、前記利用者端末用に配信するための鍵データである端末鍵との発行を要求する発行要求ステップと、
    前記鍵サーバから前記端末鍵を受信し、受信した前記端末鍵を、前記利用者が前記自動車を利用する時に前記車載装置に送信する鍵送受信ステップと
    を有し、
    前記サーバステップは、
    前記利用者端末から、前記端末ID、前記車両ID、及び前記利用希望期間を受け付けた場合に、前記車両IDで特定される前記自動車の予約状況と前記利用希望期間とに基づいて前記自動車の利用可能期間を設定し、前記利用可能期間における照合で認証が成立する前記車載鍵及び前記端末鍵を発行し、前記車載鍵を前記車両IDで特定される前記車載装置に配信し、前記端末鍵を前記端末IDで特定される前記利用者端末に配信する配信ステップを有し、
    前記車載装置ステップは、
    前記鍵サーバから前記車載鍵を受信して格納する車載鍵格納ステップと、
    前記利用者端末から前記端末鍵を受信したときに、格納された前記車載鍵と前記利用者端末から受信した前記端末鍵とがいずれも前記利用可能期間内であって、かつ照合の結果、認証が成立することを条件として前記自動車を開錠する開錠ステップと
    を有し、
    前記サーバステップは、前記利用者による前記自動車の事故の日時を含む事故履歴を前記端末IDに対応付けて利用実績データベースに格納する格納ステップを更に有し、
    前記配信ステップは、前記利用実績データベースから抽出した前記事故履歴の日時から、前記利用者による事故が特定の時間帯に偏っていると判断した場合に、前記利用可能期間のうち前記特定の時間帯を除いた時間帯において有効な前記車載鍵および前記端末鍵を発行することを特徴とする自動車電子鍵制御方法。
  9. 自動車の開錠を制御する車載装置ステップと、前記自動車を開錠する電子鍵を取得して使用する利用者ステップと、前記電子鍵の鍵データを発行するサーバステップとを備える自動車電子鍵制御方法であって、
    前記利用者ステップは、
    前記鍵データを発行する鍵サーバに、前記自動車の利用を希望する利用者の利用者端末を特定する端末ID、並びに前記利用者から入力される前記自動車の車両ID及び利用希望期間を送信することにより、前記利用者端末に配信するための鍵データである端末鍵と、前記鍵サーバが保有するための鍵データであるサーバ鍵との発行を要求する発行要求ステップと、
    前記鍵サーバから前記端末鍵を受信し、受信した前記端末鍵を、前記利用者が前記自動車を利用する時に前記自動車の開錠を制御する車載装置に送信する鍵送受信ステップと
    を有し、
    前記サーバステップは、
    前記利用者端末から、前記端末ID、前記車両ID、及び前記利用希望期間を受け付けた場合に、前記車両IDで特定される前記自動車の予約状況と前記利用希望期間とに基づいて前記自動車の利用可能期間を設定し、前記利用可能期間における照合で認証が成立する前記端末鍵及び前記サーバ鍵を発行し、発行した前記サーバ鍵を保管し、発行した前記端末鍵を、前記端末IDで特定される前記利用者端末に配信する配信ステップと、
    前記車載装置から前記車両ID及び前記端末鍵を受信したときに、受信した前記車両IDで特定される前記自動車について前記配信ステップで発行して保管された前記サーバ鍵と、前記車載装置から受信した前記端末鍵とがいずれも前記利用可能期間内であって、かつ照合の結果、認証が成立することを条件として、前記自動車の開錠を指示する開錠信号を前記車両IDで特定される前記車載装置に送信する開錠信号送信ステップと
    を有し、
    前記車載装置ステップは、
    前記利用者端末から前記端末鍵を受信したときに、受信した前記端末鍵を前記車両IDと共に前記鍵サーバに転送する転送ステップと、
    前記鍵サーバから前記開錠信号を受信した場合に前記自動車を開錠する開錠ステップと
    を有し、
    前記サーバステップは、前記利用者による前記自動車の事故の日時を含む事故履歴を前記端末IDに対応付けて利用実績データベースに格納する格納ステップを更に有し、
    前記配信ステップは、前記利用実績データベースから抽出した前記事故履歴の日時から、前記利用者による事故が特定の時間帯に偏っていると判断した場合に、前記利用可能期間のうち前記特定の時間帯を除いた時間帯において有効な前記サーバ鍵および前記端末鍵を発行することを特徴とする自動車電子鍵制御方法。
  10. 自動車用電子鍵の鍵データを発行するコンピュータ用のプログラムであって、
    前記自動車の利用を希望する利用者の利用者端末から、前記利用者端末を特定する端末ID、前記自動車を特定する車両ID、及び利用希望期間を受け付けた場合に、前記車両IDで特定される前記自動車の予約状況と前記利用希望期間とに基づいて前記自動車の利用可能期間を設定し、前記利用可能期間における照合で認証が成立するサーバ鍵及び端末鍵を発行し、発行した前記サーバ鍵を保管し、発行した前記端末鍵を前記端末IDで特定される前記利用者端末に配信する鍵配信機能と、
    受信した前記端末鍵を前記車両IDと共に転送する車載装置から前記端末鍵及び前記車両IDを受信したときに、受信した前記車両IDで特定される前記自動車について前記鍵配信部が発行して保管する前記サーバ鍵と、前記車載装置から受信した前記端末鍵とがいずれも前記利用可能期間内であって、かつ照合の結果、認証が成立することを条件として、前記自動車の開錠を指示する開錠信号を前記車両IDで特定される前記車載装置に送信する開錠信号送信機能と
    前記利用者による前記自動車の事故の日時を含む事故履歴を前記端末IDに対応付けて格納する利用実績データベース機能と
    とを前記コンピュータに実現させ
    前記鍵配信機能は、前記利用実績データベース機能から抽出した前記事故履歴の日時から、前記利用者による事故が特定の時間帯に偏っていると判断した場合に、前記利用可能期間のうち前記特定の時間帯を除いた時間帯において有効な前記サーバ鍵および前記端末鍵を発行することを特徴とするプログラム。
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