JP2019219828A - 個人間カーシェアリングシステム及び個人間カーシェアリングシステムの制御方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

個人間カーシェアリングシステム及び個人間カーシェアリングシステムの制御方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 個人の車両を貸したい人と借りたい人とのマッチングがスムーズにでき、待ち合せすることなく貸借でき、車両の貸渡時及び/又は返却時において給油、洗車、室内清掃等のアフターケアをワンストップで行なうことができ、トラブルが発生する場合の予防策を提供することにあり、副次的な目的は、ガソリンスタンドを含むエネルギースタンドにおける新車もしくは中古車の購入者の開拓もしくは中古車の供給者の開拓に資すること。【解決手段】 中央管理サーバのサイトに登録した貸手が所有する車両を、サイトに登録した借手が貸手の同意を得て一定時間だけ使用した後で、借手が貸手に使用料を支払う個人間カーシェアリングシステムであって、エネルギースタンドにて車両の貸借が行われるようにする。新車情報のアイコンまたは中古車情報のアイコンが押されると、詳細情報、試乗予約、及び購入予約の情報が得られるようにする。【選択図】図14

Description

本発明は、サイトに登録した一の個人が所有する車両について、サイトに登録した他の個人が車両の共同使用契約を締結し、両者の合意の下、一定時間だけ使用した後で他の個人が一の個人に使用料を支払うことで商取引が完結する個人間カーシェアリングシステム及び個人間カーシェアリングシステムの制御方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
昨今の車社会を取り巻く環境は、目まぐるしく変化しており、特に、いわゆるガソリンスタンドの経営は厳しい状況が続いている。従来は、ガソリンを販売することを経営の柱としていたが、不安定な中東情勢によるガソリン価格の大幅な変動、車燃費の飛躍的な向上、ハイブリッドカー、電気自動車の出現等に加え、石油元売り会社の合併に伴うガソリンスタンドへの経営合理化の要請等、さまざまな方面から、ガソリンスタンドの営業に関する経営的な努力が求められている。そのため、さまざまな工夫や努力が行われているが、最終的には、今日のガソリンスタンドは、ガソリン以外の、例えばエンジンの潤滑油、タイヤの販売、さらには点検・整備・カー用品販売の他に、サービス提供の実施等を行うだけでなく、例えば中古車の販売、新車のリースなど、車に関するあらゆる商品販売を総合的に手掛けることが肝要との考えに、発明者は至った。
これら商品販売を確実に行うためには、顧客の要求を的確に把握するとともに、例えば点検をどこで受け、さらに点検以外の消耗品、備品などをどのような頻度で、どのように交換し、さらには、いつ頃に次の交換を行うか等の情報を収集するだけでなく、顧客に対し、車に関する情報を的確に提供し、売上向上を図ることが求められる。
特に、中古車の販売は、商品の価格が高額であるばかりでなく、その後の整備や備品提供等の次の販売と繋がりやすく、ガソリンスタンドの業績向上には、もっとも有効な手段といえるが、ガソリンスタンドで中古車販売を行う、あるいは販売の仲介を行うこと自体、一般的にはあまり知られていない。そのため、このような、取り扱う商品、さらには現在の在庫状態を必要に応じて、顧客に知らせることは、きわめて重要ということになる。
これに対して、車両サービス業界のさらなる活性化を目的として、さまざまな手法を用いた技術的思想が開示されている。
特開2015−56063号公報 特開2003−203128号公報 特許第4229971号公報
Anyca(エニカ)について、"乗ってみたい"に出会えるカーシェアアプリAnyca(エニカ)、[平成30年4月18日検索]、インターネット<URL:https://anyca.net/beginner>
まず、特許文献1では、車両整備に関し点検情報を入手する情報管理システムにおいて、車両の車番による自動車識別情報が記憶されているか否かを判定し、記憶されていない場合、該車両の点検情報を受信することを可能とする技術思想が開示されている。しかし、多数の店舗から車両整備サービスを受ける顧客全体を対象とした車両整備情報を管理するシステム全体への対応に関しては、具体的な開示がなされていない。
次に、特許文献2では、車両整備に関しサービス情報を顧客に送信する情報管理システムにおいて、整備施設から顧客に対して該車両整備に関するサービス情報を自動発信する技術的思想が開示されている。しかし、例えば中古車等の売買情報を発信することに関しては、具体的な開示がなされていない。
また、ガソリンスタンドの経営の安定に最も資すると考えられるのは、究極的には、車両販売である。この点で、特許文献3には、中古車販売会社、新車販売企業との連携を強化することを可能とする技術の提供、というにとどまっている。
以上、諸々の従来事情を説明した。さらに、例えばある特定のガソリンスタンドが個人経営による単独運営のガソリンスタンドであった場合に、他のガソリンスタンドとの連携がなく、例えばガソリンスタンドの営業全般を管理する販売管理システムを独自に開発、運用するには、多大な費用を必要とする。それだけでなく、例えばガソリンスタンドに関連するさまざまな情報を例えばデータベースに格納して蓄積しても、単独で収集した情報量には限りがある。
また、上述した非特許文献1には個人同士がカーシェアリングを行う点について記載されているものの、スマホのラインだけで車両を有料で貸したい人が車両を借りたい人を探さなければならず、ラインだけでは車両を貸し借りする人の詳細な情報(事故歴、習熟度等)や車両の情報(事故歴、傷の度合い等)を十分に把握することができず、車両を貸したい人の相手に対するイメージと車両を借りたい人の相手に対するイメージとが必ずしも一致するとは限らない。
また、使用中に生じたり返却後に発見した車両の傷やへこみ等の処理については記載されておらず、当事者同士で解決しなければならない場合には裁判に発展したりする煩わしさがある。
さらに、車両を待ち合わせる予定の場所が、自宅の駐車スペース以外の場所に他の車両が駐車している場合には駐車する場所を探して連絡しなければならず面倒であり、また、当人同士が顔を合わせたくない場合や自宅を知られたくない場合もある。
ところで、ガソリンスタンドの経営の安定に最も資すると考えられるのは、究極的には、車両販売であると考えられる。そこで、中古車販売会社、新車販売企業との連携強化、というのではなく、ガソリンスタンドにおいて個人間でのカーシェアの仲介を行うことで個人である顧客相手にカーシェアリングだけでなく、ガソリンスタンドの経営主体自体が中古車もしくは新車を販売することができることに資する、システムが望まれる。
そこで、本発明の主な目的として、個人の車両を貸したい人と借りたい人とのマッチングがスムーズにでき、待ち合せすることなく使用でき、車両の貸渡時及び/又は返却時において給油、洗車、室内清掃等のアフターケアをワンストップで行えること及びトラブルが発生する場合の予防策を提供すること、副次的な目的として、ガソリンスタンドを含むエネルギースタンドにおける新車や中古車の購入者の開拓もしくは中古車の供給者の開拓をすること、を各々システム的に担保する個人間カーシェアリングシステム及び個人間カーシェアリングシステムの制御方法、プログラム、及び記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、中央管理サーバのサイトに第一の端末装置によって登録された貸手が所有する車両を対象として、前記サイトに第二の端末装置によって登録された借手と、前記貸手とが、共同使用契約を締結するのを支援するアプリを提供する第1のサーバと、前記アプリで締結された前記使用条件についての両者の合意の下での一定時間の使用に関する対価の支払いが確認される手段と、エネルギースタンドにて前記車両の貸借が行われる際の確認情報の授受手段とを具備したことを特徴とする。
ここで、本実施態様では、ガソリンスタンドが将来、電気自動車向けの充電スタンドや燃料電池車向けの水素スタンドに業務形態を変更した場合を鑑みて、ガソリンスタンドを「エネルギースタンド」と記す。また、本実施態様では、車両は共同所有の場合を前提とする。
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様において、上記貸手及び上記エネルギースタンドにて上記共同使用契約が締結された旨の通知を、パスワードと共に、上記エネルギースタンドに配置された店舗側端末装置と、上記第一の端末装置と、上記第二の端末装置と、に送信させるサイト側端末装置を備えたことを特徴とする。
本発明の第3の態様は、本発明の第1の態様において、上記借手による前記サイトへの登録後、上記サイトから上記第二の端末装置に一日単位の任意保険の情報を送信することを特徴とする。
自動車の任意保険は、貸手にとっても借手にとっても必須であり、事故によっては借手が賠償しきれない場合があるためである。
本発明の第4の態様は、本発明の第1の態様において、上記エネルギースタンドに配置され、上記貸手が所有する車両のキーを保管し、上記貸手が所有する第一の端末装置及び上記借手が所有する第二の端末装置に送信された上記パスワードの入力により開錠及び施錠する保管庫を備えたことを特徴とする。
車両のキーを返却する際に貸手がエネルギースタンドに到着するまで待つ必要がなく、顔を合わせたり、自宅を知られたりすることがない。
本発明の第5の態様は、本発明の第1の態様において、上記貸手が所有する車両には、上記サイトへの登録後に、上記サイト側端末装置から受信した車両ID及びパスワードを記憶する記憶部と、上記第一の端末装置及び上記第二の端末装置からの施錠命令及び開錠命令を受けると、上記車両の施錠もしくは開錠を行う制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明の第6の態様は、本発明の第5の態様において、上記車両の返却時に上記車両が開錠されて所定時間経過すると、上記車両を施錠するようにしたことを特徴とする。
本発明の第7の態様は、本発明の第1の態様において、上記エネルギースタンドに配置され上記車両を撮像するカメラと、上記カメラで撮像した画像から上記車両の外観をチェックするチェック手段と、返却時には貸し出し前の画像と比較する比較手段とを備えたことを特徴とする。
車両の貸し借りの際には元々傷や凹みがある場合があり、画像データで実証できればトラブルが生じることが無く、保険会社の処理もスムーズに行われるためである。
本発明の第8の態様は、上記エネルギースタンドに配置され上記車両に電磁波のビームを送る送波手段と、上記ビームを走査する走査手段と、上記車両で反射された電磁波のビームの反射波を受ける受波手段と、上記反射波から上記車両の外観をチェックするチェック手段と、返却時には貸し出し前の画像と比較する比較手段とを備えたことを特徴とする。
ここで、レーザーは、単一波長かつ位相がそろった電磁波であり、車両の傷や凹みの検出は、単一波長かつ位相がそろった電磁波を用いても単一波長かつ位相がそろっていない電磁波のいずれを用いても可能であるためである。
本発明の第9の態様は、本発明の第1の態様において、上記エネルギースタンドに配置され上記車両を撮像するカメラと、上記カメラで撮像した画像から来店履歴を記録する履歴記録手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第10の態様は、本発明の第1の態様において、上記第二の端末装置は位置確認手段を有しており、上記借手の許可を得た後で上記位置確認手段による位置情報を上記端末装置で受信し、得られた位置情報を上記エネルギースタンドに配置された店舗側端末装置もしくは上記中央管理サーバから上記第一の端末装置に送信するようにしたことを特徴とする。
本発明の第11の態様は、本発明の第1の態様において、上記サイト側端末装置から上記第一の端末装置及び上記第二の端末装置にはメニュー画面を作成するためのアプリケーションがダウンロードされ、上記メニュー画面には車両の現在位置を表示させるためのアイコン、新着情報を表示させるためのアイコン、新車情報を表示させるためのアイコン、及び中古車情報を表示させるためのアイコンを含むことを特徴とする。
本発明の第12の態様は、本発明の第10の態様において、上記新車情報のアイコンまたは上記中古車情報のアイコンが押されると、詳細情報、新車もしくは中古車の試乗予約、及び購入予約の情報が得られるようにしたことを特徴とする。
本発明の第13の態様は、本発明の第1の態様において、上記車両にドライブレコーダが装着されている場合、記憶媒体に記憶された運転状況を解析する解析手段と、安全運転もしくは危険運転の判定をする判定手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の第14の態様は、本発明の第1の態様において、前記貸手の車両の駐停車位置には、可動式のロック板が配置され、前記貸手もしくは前記借手が前記車両を開錠した後一定時間経過後に前記ロック板がロック状態になり、前記貸手もしくは前記借手がワンタイムパスワードを用いてロック解除可能なロック機構を含むことを特徴とする。
借手が車両を駐車スペースに返却した後ドアの施錠を忘れた場合、悪意ある第三者が勝手に移動させようとしてもロック板がタイヤをロックするので、移動できなくなる。また、ワンタイムパスワードは車両の貸し借りの予約時間内は所定の時間毎に第一の端末装置、第二の端末装置に同時に変更されるようにし、悪意ある第三者が入手しても利用できないように構成してもよい。
本発明の第15の態様は、本発明の第1の態様において、上記サイトの登録時に入力された車検の期日が近づいたときに車検の案内メールを上記サイト側端末装置から上記第一の端末装置に送信するようにしたことを特徴とする。
本発明の第16の態様は、中央管理サーバのサイトに登録した貸手が所有する車両について、上記サイトに登録した借手が上記貸手との間で共同使用契約を締結し、貸渡開始日時及び返却時間の同意を得て一定時間だけ使用した後で、上記借手が上記貸手に謝礼を渡す個人間カーシェアリングシステムの制御方法であって、上記貸手が所有する第一の端末装置から上記管理サーバのサイト側端末装置に車両条件情報を送信する工程と、上記借手が所有する第二の端末装置から上記管理サーバのサイト側端末装置に車両貸借条件情報を送信する工程とを備え、上記中央管理サーバは、上記車両貸出条件情報及び上記車両借受条件情報を受けると、上記車両条件情報と上記車両貸借条件情報とが一致するか否か判断し、上記各条件が一致した場合、エネルギースタンドにて上記車両の貸借を行う共同使用契約が締結され、使用について合意した旨の通知を、パスワード及びIDと共に上記エネルギースタンドに配置された店舗側端末装置に、上記第一の端末装置及び上記第二の端末装置に送信させる工程とを備えたことを特徴とする。
本発明の第17の態様は、中央管理サーバのサイトに第一の端末装置を用いて登録した貸手が所有する車両を、上記サイトに第二の端末装置を用いて登録した借手が上記貸手の同意を得て一定時間だけ使用した後で、上記借手が上記貸手に謝礼を渡す個人間カーシェアリングシステムに用いられるコンピュータ読み取り可能なプログラムであって、上記コンピュータに、上記貸手が所有する第一の端末装置から上記管理サーバのサイト側端末装置に車両貸出条件情報を送信する第1の機能と、上記借手が所有する第二の端末装置から上記管理サーバのサイト側端末装置に車両借受条件情報を送信する第2の機能と、上記中央管理サーバは、上記車両貸出条件情報及び上記車両借受条件情報を受けると、上記車両貸出条件情報と上記車両借受条件情報とが一致するか否か判断し、上記各条件が一致した場合、エネルギースタンドにて上記車両の貸借を行う共同使用契約が締結した旨の通知を、パスワード及びIDと共に上記エネルギースタンドに配置された店舗側端末装置に、上記第一の端末装置と上記第二の端末装置に送信させる第3の機能と、を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムである。
本発明の第18の態様は、本発明の第17の態様におけるプログラムを記録した記録媒体である。
本発明によれば、個人の車両を貸したい人と借りたい人とのマッチングがスムーズにでき、待ち合せしたり顔を合わせたりすることなく使用でき、車両の返却時において給油、洗車、室内清掃等のアフターケアをワンストップで行えることができ、トラブルが発生する場合の予防策を提供することができ、ガソリンスタンドを含むエネルギースタンドにおける新車や中古車の購入者の開拓もしくは中古車の供給者の開拓に資することができる。
本発明の個人間カーシェアリングシステムの一実施の形態に係る概念図の一例である。 本発明の個人間カーシェアリングシステムの他の実施の形態に係る概念図の一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられる中央管理サーバ103のハードウェアブロック図の一例である。 図1に示したシステムに用いられるサイト側端末装置104、店舗側端末装置105a−1、105b−1の共通ハードウェアブロック図の一例である。 図1に示したシステムに用いられる第一の端末装置101、第二の端末装置102の共通ハードウェアブロック図の一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられる中央管理サーバ103の機能ブロック図の一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられるサイト側端末装置104、店舗側端末装置105a−1、105b−1の共通機能ブロック図の一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられる、第一の端末装置101、第二の端末装置102の共通機能ブロック図の一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられる個別登録のフローチャートの一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられる保険加入についてのフローチャートの一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、通常キー車両の個人間カーシェアリングの予約から契約締結までのシーケンス図の一例である。 図10Aに示したシーケンス図に対応した駐車スペースの予約状況の一例を示す図である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられる中央管理サーバ103のHDD120に格納されている個人間カーシェアリングに関するテーブルの一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、通常キーで開錠、施錠、エンジン始動する車両の貸手側の端末装置の契約締結時の画面表示の一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、通常キーで開錠、施錠、エンジン始動する車両の借手側の端末装置の契約締結時の画面表示の一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、通常キーで開錠、施錠、エンジン始動する車両の貸借から返却まで直接行う場合を示すフローチャートの一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、貸手であるAの車両200が借手であるBにカーシェアリングしている間にA所有の第一の端末装置101に中央管理サーバ103から送信され、モニタ143に表示される画面の一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、借手であるB所有の第二の端末装置102に中央管理サーバ103から送信され、モニタ143’に表示される画面の一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、通常キーで開錠、施錠、エンジン始動する車両の貸借から返却まで保管庫を介して行う場合を示すフローチャートの一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、車両に車載端末装置を装着した状態を示す概念図の一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、貸手側の第一の端末装置101としてのスマホキーの画面の一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、借手側の第二の端末装置102としてのスマホキーの画面の一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、スマホキーによる施錠、開錠が可能な場合の車両の貸し出しから返却までのフローチャートの一例である。 図1に示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、貸手側の第一の端末装置に表示される車検の期日案内メールの一例である。
<システムの概要>
図1Aは、本発明の一実施形態に係る個人間カーシェアリングシステムの全体構成を示す概念図の一例である。
図1Aに示すシステム1は、ネットワーク10に中央管理サーバ103、サイト側端末装置104、第一の端末装置101、第二の端末装置102、エネルギースタンドSS1の店舗側端末装置105a―1、エネルギースタンドSS2の店舗側端末装置105b−1、…が接続されたシステムである。本実施形態においては、中央管理サーバ103及びサーバ側端末装置104を統合してサイト提供システムS101とし、サイト提供システムS101によって提供されるサイトをサイトSとする。但し、これは一例にすぎず、例えばサイトSは中央管理サーバ103単体によって、若しくはサーバ側端末装置104単体によって提供される態様とすることも可能である。中央管理サーバ103のサイトSに登録した貸手が所有する車両を、サイトSに登録した借手が貸手の同意を得て一定時間だけ使用した後で、借手が貸手に謝礼(例えば、現金、物品、金券等)を渡すことをシステム的に可能とする個人間カーシェアリングシステムであって、エネルギースタンドSS1、SS2の駐車スペース(駐停車位置)S1、S2にて車両の貸借が行われることをシステム的に担保したものである。
本実施形態では、エネルギースタンドSS1は8時から20時まで営業するフルサービススタンドであり、エネルギースタンドSS2は24時間営業のセルフスタンドであるとする。なお、ここで挙げた時間は本実施形態を実現するための一例であり、これに限定されるものではない。
システム1は、サイトSに登録した一の個人(以下、「A」と記す。)が所有する車両200を、サイトSに登録した他の個人(以下、「B」と記す。)がAの同意を得て一定時間だけ使用する対価としてBがAに謝礼を渡すことで成立する、車両200の一時的貸し出しシステムである。
システム1は、個人間カーシェアリングシステム1のサイトSを提供する機能を持ったサイト提供システムS101と、A所有の第一の端末装置101(S101の構成要素として形成されていてもよい)と、B所有の第二の端末装置102(S101の構成要素として形成されていてもよい)と、通常キー(鍵穴にキーを差し込んで開錠したり施錠したりエンジン始動したりするキーと、ボタン開錠、ボタン始動、及びボタン施錠可能な電子式のキーや非接触カードを含む)で乗用可能な車両向けのエネルギースタンドSS1の店舗の店舗側端末装置105a−1と、顧客(この場合、A、B)のIDに紐づけられ、施錠ボタン及び開錠ボタンのソフトウェアキーがダウンロードされたスマホキーで乗用可能な車両向けのセルフスタンドであるエネルギースタンドSS2の店舗側端末装置105b−1と、を有して構成される。
サイトSは、上述したように、中央管理サーバ103及び/若しくはサーバ側端末装置104により管理される。中央管理サーバ103の管理状況や新車情報、中古車情報、顧客情報等は、サーバ側端末装置104により更新したり把握したりすることができる。
スタンド関係者Cが管理する、エネルギースタンドSS1には店舗側端末装置105a−1の他、車両の外観をチェックしたり、来店履歴を記録したりするための画像情報を記録するHDD106a−1、精算機107a−1、及び店内カメラ108a−1が配置される。SS1店外にはワンタイムパスワードの入力操作で開閉可能で通常キーを保管する保管庫109、外観をチェックするチェック手段としての店外カメラ108a−2、108a−3、及び精算機107a−2が配置されている。顧客のIDに紐づけられたワンタイムパスワードはサイトSのサーバ側端末装置104から第一の端末装置101及び第二の端末装置102に一定時間送信されるようになっている。ロック機構が解除された後はワンタイムパスワードが同時に切り替わり、悪意のある第三者には無効になるようになっている。すなわち、ワンタイムパスワードはAがBに車両200を貸してからBが車両を返却し、Aが車両を引き取りに来るまでの時間内は所定の時間毎に切り替わるようになっており、その間は第三者が保管庫109の所定の区画を利用することはできないようになっている。
A及びBは個人間カーシェアリングシステムを利用する際、A所有の車両200が通常のキーで施錠、開錠する場合にはエネルギースタンドSS1で車両200の貸し借り、給油、及び精算の各動作をすることになる。
一方、スマホにインストールされたソフトウェアに基づき施錠、開錠のアイコンが表示され、車両200に対するアイコンのクリック動作により施錠、開錠される機器が(たとえばA所有の車両200に)装着されている場合には保管庫109は必要がないため、エネルギースタンドSS1でもエネルギースタンドSS2でも車両200の貸し借り、給油、及び精算することができる。尚、本実施形態では、スマホで車両200の施錠、開錠を行う場合、「スマホキー」N1による施錠及び開錠と称す。
スタンド関係者Dが管理する、エネルギースタンドSS2は、店(監視室)内には店舗側端末装置105b−1、HDD106b−1、及び店内カメラ108b−1が配置され、店外には店外カメラ108b−2、103b−3、及び精算機107b−2が配置されている。尚、セルフスタンドにはミラーガラスやインターホンを有する監視室が配置され、営業中は店舗内に危険物取扱者(例えば乙種4類)が常駐し、監視することが法律で決められている。24時間営業の場合には交代勤務となる。
エネルギースタンドSS1(SS2)には、個人間カーシェアリングシステムを利用するAもしくはBが開店前や閉店後に返却や引き取りのため車両200を駐車スペースS1(S2)に駐車して帰宅する場合も考えられる。このような場合にAもしくはBが車両200を開錠したまま車両200から離れると盗難にあう恐れがある。このような場合への対策として駐車スペースS1(S2)に予めロック板(「フラップ板」とも言う。)301を有する、ロック解除可能なロック機構を配置しておき、車両200が駐車して所定時間が経過すると、可動式(回動式)のロック板301が水平状態からロック状態(傾斜状態)に回動するようにし、AもしくはBがロック機構の制御ボックス302に顧客IDに紐づけられたワンタイムパスワードを入力するとロックが解除されるようにしてもよい。尚、300はロック板301を乗り越えるのを防止するための壁である。ワンタイムパスワードはサーバSのサイト側端末装置104から第一の端末装置101及び第二の端末装置102に一定時間送信されるようになっている。ロック機構が解除された後はワンタイムパスワードが無効になるようになっている。すなわち、エネルギースタンドSS2では、AとBとが待ち合せることなく車両200を貸したり返却したりすることが可能となることがシステム的に担保される。
尚、ロック板301やロック板301を駆動する機構は無くてもよい。
<<構成>>
<ハードウェアブロック>
<中央管理サーバ>
図2は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられる中央管理サーバ103のハードウェアブロック図の一例である。
図2に示す中央管理サーバ103は、CPU(Central Processing Unit)111、ROM(Read Only Memory)112、RAM(Randam Access Memory)113、I/O(Input/Output)114、115、IF(InterFace)118、119、及びHDD(Hard Disc Drive)120を有する。
CPU111は、中央管理サーバ103を統括制御、すなわち、命令を読み出し解読して実行する素子であり、例えばマイクロプロセッサとして実現されてもよい。CPU111は、ROM112のどの位置から命令を読み出すかを示す番地が保存されているプログラムカウンタと、ROM112から読み出した命令を解読する命令デコード回路と、算術演算や論理演算を行う演算回路と、一時的な情報を保存する内部レジスタとを有する素子である。
ROM112は、電源を切ってもデータが消えない読み出し専用のメモリであり、制御プログラムや定数を格納する素子であり、例えばマスクROMやフラッシュメモリとして実現されてもよい。RAM113は、データの読み書きは可能であるが、電源を切ると内容が消えるメモリであり、ROM112から読み出された制御プログラムを展開する素子であり、例えばDRAM(Dynamic RAM)やSRAM(Static RAM)として実現されてもよい。
インターフェースIF118、119は各種通信網(LAN:Local Area Network、WAN:Wide Area Network)と接続する装置であり、各種情報を入手するのに利用される。
HDD120は、車情報(利用履歴)や車両を利用する人の個人情報、顧客(例えばA、B)のID情報、車両(例えばAの車両200)の画像情報(カーシェアリング前後の画像情報を含む)、新車情報、中古車情報、メンテナンス情報、保険情報、詳細情報、試乗予約情報、購入予約情報を格納することができる。
<サイト側端末装置/店舗側端末装置>
図3は、図1Aに示したシステムに用いられるサイト側端末装置104、店舗側端末装置105a−1、105b−1の共通ハードウェアブロック図の一例である。
図3に示すサイト側端末装置104は、CPU121、ROM122、RAM123、インターフェースI/O124、125、操作部126、モニタ127、インターフェースIF128、及びHDD129を有する。
CPU121は、サイト側端末装置104を統括制御する素子である。ROM122は、サイト側端末装置104の制御プログラムを格納する素子であり、例えばマスクROMとして実現されてもよい。RAM123は、ROM122から読み出された制御プログラムを展開する素子であり、例えばフラッシュメモリとして実現されてもよい。操作部126はサイト側端末装置104を操作する装置であり、例えばキーボードとして実現されてもよい。モニタ127は、車情報や車の利用者の個人情報、予約情報、顧客ID情報、キー種類情報、燃料(石油、交換用バッテリー、水素)の在庫情報、売り上げ情報、車両の入出庫画像情報、駐車スペースS1(S2)の空き情報、利用時間情報等を表示するための装置である。インターフェースIF128はネットワーク10と接続する装置である。HDD129は、車情報(例えば車両200)、利用者(例えばA、B)の個人情報、カーシェアリング利用状況情報、車両(車両200)の入出庫時の画像情報等を格納する装置である。店舗側端末装置105a−1、105b−1もサイト側端末装置104と同様の構成である。
<第一の端末装置、第二の端末装置>
図4は、図1Aに示したシステムに用いられる第一の端末装置101、第二の端末装置102の共通ハードウェアブロック図の一例である。
図4に示す第一の端末装置101は、CPU131、ROM132、RAM133、増幅器134、135、マイク136、スピーカ137、インターフェースIF138、ブルートゥース(登録商標)通信機能を有するインターフェースB−IF139、センサ140、GPS(Global Positioning System)141、カメラ142、モニタ143、フラッシュメモリ144、及び操作部145を有する。
CPU131は、第一の端末装置101を統括制御する素子である。ROM132は、第一の端末装置101の制御プログラムを格納する素子である。RAM133は、ROM132から読み出された制御プログラムを展開する素子である。マイク136は第一の端末装置101のユーザ(この場合には、A)の音声を集音する装置である。増幅器134はマイク136の音声を増幅する装置であり、図示しないAD(Analog Digital)変換器を含む。スピーカ137は音声を発する装置である。増幅器135は音声信号を増幅する装置であり、図示しないDA(Digital Analog)変換器を含む。インターフェースIF138はインターネット接続するための装置である。インターフェースB−IF139は、近距離無線通信の規格の一種に沿った通信網との接続装置であり、パソコンやスマホ等の情報機器やオーディオ機器を無線で接続し、機器間で音声やデータを授受する装置である。センサ140は、加速度を検知する加速度計、角度を検知するジャイロスコープ、方角を検知する磁力計(コンパス)、気圧を検知する気圧計、周囲光を検知する周囲光センサを含むセンサ群である。GPS141は第一の端末装置101の位置情報を検知する装置である。カメラ142は、人物、建物、景色等の被写体を撮像する装置であり、例えばCCD(Charge−Coupled Device)が用いられる。モニタ143は、静止画像や動画像や文字数字等を表示する装置であり、例えば液晶表示素子として実現されてもよい。フラッシュメモリ144は、ダウンロードしたデータ(顧客IDやワンタイムパスワードを含む)、撮像データを記憶する不揮発性記憶素子である。操作部145は、第一の端末装置101を操作するための入力装置であり、モニタ143と一体化したタッチパネルであってもよい。第二の端末装置102も第一の端末装置101と同様の構成を有する。
<機能ブロック図>
<中央管理サーバ>
図5は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられる中央管理サーバ103の機能ブロック図の一例である。
図5に示す中央管理サーバ103は、制御部151、記憶部152、通信部155、156、及び大容量記憶部157を有する。制御部151は、中央管理サーバ103を統括制御する機能を果たすものであり、例えば図2に示したCPU111、ROM112、及びRAM113によって実現される。記憶部152は、制御プログラムを格納し、展開する機能を果たすものであり、例えば図2に示したROM112及びRAM113によって実現される。
通信部155、156は、外部の通信手段と情報を授受する機能を果たすものであり、たとえば図2に示したインターフェースIF118、119によって実現される。大容量記憶部157は、顧客情報、車両の画像情報、新車情報、中古車情報、個人間カーシェアリングシステムの利用状況情報等を記憶する機能を果たすものであり、たとえば図2に示したHDD120によって実現される。
<サイト側端末装置、店舗側端末装置>
図6は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられるサイト側端末装置104、店舗側端末装置105a−1、105b−1の共通機能ブロック図の一例である。
図6に示すサイト側端末装置104は、制御部161、記憶部163、表示部163、操作部164、通信部165、及び大容量記憶部166を有する。制御部161は、サイト側端末装置104を統括制御する機能を果たすものであり、例えば図3に示したCPU121、ROM122、及びRAM123によって実現される。記憶部162は、制御プログラムを格納し、展開する機能を果たすものであり、例えば図3に示したROM122及びRAM123によって実現される。表示部163は、車両の画像、顧客情報、個人間カーシェアリングシステムの利用状況、新車情報、中古車情報、売り上げ等を表示する機能を果たすものであり、例えば図3に示したモニタ127及びI/O125によって実現される。操作部164は、サイトSの管理者Eがサイト側端末装置104を操作する機能を果たすものであり、例えば図3に示した操作部126及びI/O124によって実現される。通信部165は、外部の通信手段と情報を授受する機能を果たすものであり、例えば図3に示したI/F128によって実現される。大容量記憶部166は、車両の画像情報、顧客情報、新車情報、中古車情報、個人間カーシェアリングシステムの利用状況情報等を記憶する機能を果たすものであり、例えば図3に示したHDD129によって実現される。撮像部167は、サイト側端末装置104には配置されておらず、店舗側端末装置105a−1、105b−1、…に配置され、入出庫する車両を撮像する機能を果たすものであり、たとえば図3に示したカメラ130によって実現される。店舗側端末装置105a−1、105b−1、…もほぼサイト側端末装置104と同様の構成である。
<第一の端末装置、第二の端末装置>
図7は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられる、第一の端末装置101、第二の端末装置102の共通機能ブロック図の一例である。
図7に示す第一の端末装置101は、制御部171、記憶部172、撮像部173、集音部174、発音部175、通信部176、近距離通信部177、検知部178、位置確認部179、及び表示部180を有する。制御部171は、第一の端末装置101を統括制御する機能を果たすものであり、例えば図4に示したCPU131、ROM132、及びRAM133によって実現される。記憶部172は、制御プログラムを格納し、展開する機能を果たすものであり、例えば図4に示したROM132及びRAM133によって実現される。撮像部173は、被写体を撮像する機能を果たすものであり、例えば図4に示したカメラ142によって実現される。集音部174は、第一の端末装置101の所有者(この場合には、A)の音声を集音する機能を果たすものであり、例えば図4に示したマイク136及び増幅器134によって実現される。発音部175は、通話相手の音声やネットワーク10を介して得られた音声を発音する機能を果たすものであり、例えば図4に示したスピーカ137及び増幅器135によって実現される。通信部176は、外部の通信手段と情報を授受する機能を果たすものであり、例えば図4に示したインターフェースIF138によって実現される。近距離通信部177は、第一の端末装置101から数mから数十m程度の距離の情報機器間で、電波を使って情報の授受を行う装置であり、例えば図4に示したインターフェースB−IF139によって実現される。検知部178は、加速度、角度、方角、気圧、周囲光を検知する機能を果たすものであり、例えば図4に示したセンサ140によって実現される。位置確認部179は、第一の端末装置101の現在位置を確認する機能を果たすものであり、例えば図4に示したGPS141によって実現される。表示部180は、通信部176によって得られた画像情報や文字情報を表示する機能を果たすものであり、例えば図4に示したモニタ143によって実現される。補助記憶部181は、撮像データ、ダウンロードしたデータ(顧客ID、ワンタイムパスワード)を記憶する機能を果たすものであり、例えば図4に示したフラッシュメモリ144によって実現される。操作部182は、第一の端末装置101を操作するための手段であり、例えば図4に示した操作部145によって実現される。
<<動作>>
次に、上記のように構成される本実施形態の動作について説明する。
<個別登録>
図8は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられる個別登録の流れを示すフローチャートの一例である。
図8に示す中央管理サーバ103は、個人間カーシェアリングシステムへの入会希望の情報が(たとえば中央管理サーバ103によって制御される)サイトSに登録される(ステップS1/NO)と、たとえば中央管理サーバ103が第一の端末装置101に必要事項の入力を要請するメールを第一の端末装置101に対して送信する(ステップS2)。中央管理サーバ103は、記載漏れがあるとシステム的に判断される場合にはたとえば再度必要事項の入力を要請するメールを送信し(ステップS3/YES)、記載漏れがないとシステム的に判断される場合には(ステップS3/NO)、中央管理サーバ103はAの入会処理を行い(ステップS4)、登録処理を行い(ステップS5)、たとえばAに登録通知を行う(ステップS6)。このとき、第一の端末装置101にはIDも付与される。Bが入会する場合もAの場合と同様である。A及びBの入会履歴は中央管理サーバ103に記録される。尚、登録時にはメニュー画面を作成するためのアプリケーションソフトウェア(以下、「アプリ」と記す。)がダウンロードされるようになっており、そのアプリ上で手続きが行われるようにシステム的に担保されるものであってもよい。
ここで、入会の手続きは、最初に中央管理サーバ109から送られてくるアプリの対話形式の手順に沿って入力するようにしてもよい。
<保険加入>
図9は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられる保険加入についての流れを示すフローチャートの一例である。
図9に示す借手としてのBからサイトSに対して車両使用希望がある旨の情報が与えられる場合(ステップS10)、中央管理サーバ103から第二の端末装置102に一日保険(一日単位の自動車用任意保険)に加入済か否か、注意を促す意味での問い合わせメールが送信され(ステップS11)、未加入の場合にはサイト側端末装置104から加入のための必要事項の入力要請のメールが第二の端末装置102に送信される(ステップS12)。記載漏れがあるとシステム側で判断される場合には(ステップS13/YES)、中央管理サーバ103から第二の端末装置102に必要事項入力要請のメールが再度送信され(ステップS12)、記載漏れが無いとシステム側で判断された場合には保険加入処理が行われ(ステップS14)、中央管理サーバ103から第二の端末装置102に保険加入契約通知が送信されるようにしてもよい(ステップS15)。この場合もアプリ上でのBの処理動作によって完結するようにしてもよい。
ここで、第一の端末装置101、第二の端末装置102、サイト側端末装置104、店舗側端末装置105a−1、105b−1、…との間のメールの授受はライン形式であってもSNS形式であってもよく、アプリ上での対応も可能である。
<個人間カーシェアリングの予約から契約締結まで:通常キー車両(他の種類のキー車両含む)>
図10Aは、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、通常キー車両の個人間カーシェアリングの予約から契約締結までの流れを示すシーケンス図の一例であり、図10Bは、図10Aに示したシーケンス図に対応した駐車スペースの予約状況の一例を経時的に示す概念図である。
図10Aに示すシーケンス図において、各エネルギースタンドSS1、SS2、…の店舗側端末装置105a−1、105b−1、…から駐車スペースS1、S2、…の空き情報が中央管理サーバ103に送られる。
ここで、駐車スペースS1、S2の空き情報としては、例えば図10Bに示すような情報として、駐車スペースS1は予約当日8時〜12時と、16時〜20時が空いており、駐車スペースS2は前日から予約当日8時、12時から16時、20時以降空いている、…という駐車スペース空き情報が(例えば、それぞれエネルギースタンドSS1の関係者C、エネルギースタンドSS2の関係者D、…からの操作によって)店舗側端末装置105a−1、105b−1、…から中央管理サーバ103に送られるようになっている(ステップS101、S102)。
中央管理サーバ103から駐車スペースS1(S2)の空き情報がサイト側端末装置104に送られる(ステップS103)。
車両200の所有者である貸手のAが第一の端末装置101により車両200の貸し出し希望メール(車両使用条件情報:例えば、車両200、受渡指定場所、終日貸し出し可能、アプリ可能)を中央管理サーバ103に送ると(ステップS104)、中央管理サーバ103から貸し出し希望情報がサイト側端末装置104に送られる(ステップS105)。借手のBが第二の端末装置102により使用希望メール(車両使用条件情報:例えば予約当日10時〜18時:図10B参照、アプリ可能)を中央管理サーバ103に送ると(ステップS106)、中央管理サーバ103からサイト側端末装置104に使用希望情報が送られる(ステップS107)。サイト側端末装置104では、使用希望情報を収集し(ステップS108)、使用条件を照合する。図10Bにおいて、Aの貸出希望時間と、Bの借受希望時間と、各エネルギースタンドSS1、SS2、…の駐車スペースS1、S2、…と、が一致するのは、この場合、エネルギースタンドSS1が挙げられる。貸手は、借手の過去の情報をレヴューすることをシステムにより、貸すか否かを決定することができる。また、借手も貸手の過去の情報をレヴューすることができる。駐車スペースS1は車両200を貸し借りするのに必要な時間(例えば、30分程度)があればよく、出庫から入庫までは原則として他の車両に貸してもよいことになる。但し、通常借手が来店する時間は予約時間より早めであり、貸手も早めに来店する可能性が高く、借手が返却する時間は渋滞等出遅れる可能性もあるので予約時間に差をつけてもよい(ステップS109、ステップS110/NO)。使用条件(予約当日10時〜18時)が一致するとシステム側で判断されると(ステップS110/YES)、サイト側端末装置104は契約締結手続き要請メールを第一の端末装置101及び第二の端末装置102に送る(ステップS111)。更に、貸手は、最初の条件登録の時に、指定場所を登録するが、その貸渡の都度、指定場所を変更もできる。
契約手続き要請メールを受けたAは、第一の端末装置101からサイト側端末装置104に契約締結処理メールを送り(ステップS112)、同様にBは、第二の端末装置102から契約締結処理メールをサイト側端末装置104に送る(ステップS113)。サイト側端末装置104から中央管理サーバ103に契約手続き処理情報が送られ(ステップS114)、中央管理サーバ103から例えばAの自宅及びBの自宅からできるだけ近い、もしくは駐車スペースの確保できたエネルギースタンド(例えばSS1)を検索し、利用通知をエネルギースタンドSS1の店舗側端末装置105a−1に送る(ステップS115)。
エネルギースタンドSS1の関係者Cは駐車スペースS1を確保し、例えば「予約済」の表示板付きのコーン等を駐車スペースS1に配置する。或いは、このような駐車スペース確保動作を機械・システム的に実施することもできる(図示しない)。中央管理サーバ103は、契約締結手続確認情報をサイト側端末装置104に送ると(ステップS116)、サイト側端末装置104から第一の端末装置101、第二の端末装置102、及びエネルギースタンドSS1の店舗側端末装置105a−1に指定エネルギースタンドSS1への来店要請・車両ID・パスワード(ワンタイムパスワードでもよい)を付与する(ステップS117)。サイト側端末装置104が第一の端末装置101、第二の端末装置102、及び店舗側端末装置105a−1から承諾情報を受けることで車両200の使用契約が締結されるものとシステム側では見做すことができる。
ここで、サイト側端末装置104は、管理者Eがメールの送受信をその都度行うのではなく、質問メール以外は自動的に応答するようになっている。尚、質問メールにおいても簡単な質問には例えばAI(Artificial Intelligence)が応答するようにしてもよい。
<テーブル>
図11は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられる中央管理サーバ103のHDD120に格納されている個人間カーシェアリングに関するテーブルの一例である。
図11に示すテーブルには、個人間カーシェアリングの対象車両の登録順の番号、車種、ナンバー(自動車登録番号)、色、予約の有無、予約時間帯、返却、実際にシェアリングした実時間、車体の傷、凹み、変形、汚れ等の情報、運転情報、車両ID、パスワード、名前、連絡先、SS(予約エネルギースタンド)、クレーム、お詫び、試乗予約、客ランク、及び次回貸出拒否等の情報が格納されている。クレームがあってもお詫びによっては上客になる場合があるためである。このうち車体情報は、車両返却時に車両にドライブレコーダが搭載されている場合に、貸手の希望によりマイクロSDカードを解析した場合に借手の運転状況を解析した結果である。一般のドライブレコーダは走行画像、音声、速度が所定時間毎に上書き記録される。また、車両にナビゲーションシステムが搭載されている場合、装置によっては急停車や急発進すると「危険運転です。」と音声が流れるものがあり、これらの音声もドライブレコーダに録音される。また、車両によっては、燃費が表示されるものもあり、参考にすることができる。一般に急発進や急加速をしたり、速度オーバーしたりすると、燃費が悪くなり、いわゆる安全運転をすると燃費がよくなる傾向があるためである。
<通常キー車両:貸手側の端末装置の契約締結時の画面表示>
図12は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、通常キーで開錠、施錠、エンジン始動する車両の貸手側の端末装置の契約締結時の画面表示の一例である。
貸手であるA所有の第一の端末装置101の画面には、受け渡しのための駐車スペースS1を有するエネルギースタンドSS1への来店要請、電話番号、念のための車両200の登録番号、車種、色、車両200のシェアリング時間等が表示されるようになっている。
<通常キー車両:借手側の端末装置の契約締結時の画面表示>
図13は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、通常キーで開錠、施錠、エンジン始動する車両の借手側の端末装置の契約締結時の画面表示の一例である。
借手であるB所有の第二の端末装置102の画面には、貸手用の第一の端末装置101の画面と同様に、受け渡しの駐車スペースS1を有するエネルギースタンドSS1への来店要請、電話番号、念のための車両200の登録番号、車種、色、車両200のシェアリング時間等が表示されるようになっている。
<実施形態1>
<通常キー車両:車両貸借から返却まで:直接受け渡し>
図14は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、通常キーで開錠、施錠、エンジン始動する車両の貸借から返却まで直接行う場合を示すフローチャートの一例である。
図14において、動作の主体はサイト側端末装置104である。中央管理サーバ103は、例えばエネルギースタンドSS1に貸手であるAの車両200が到着したか否かを判断する。この場合、正しい駐車スペースS1に駐車したのか否かの確認情報及び駐車時の時間情報を記録するのが好ましい。車両200の到着の判断は、例えば、登録時のデータから登録番号を読み出し、図1Aに示した店外カメラ108a−2、108a−3で撮像した画像を店舗側端末装置105a−1で解析してもよく、スタンド関係者Cが目視してもよく、A所有の第一の端末装置101のGPS141を利用してもよい(ステップS121)。
車両200がエネルギースタンドSS1の駐車スペースS1に到着すると(ステップS121/YES)、店舗側端末装置105a−1が店外カメラ108a−2、108a−3で車両200を撮像して得られた画像に対し画像解析等の画像処理を施し、傷、凹み、色落ちを含む特徴点を抽出し(ステップS122)、例えば、中央管理サーバ103のHDD120もしくはHDD106a−1に記億させる。尚、撮像時間情報を記録するのが好ましい(ステップS123)。
貸手であるAが車両200から降りて施錠し、借手がBか否かを免許証等で確認した後、Aから借手であるBにキー(通常キー)が直接渡される。借手であるBが運転する車両200がエネルギースタンドSS1から出発したか否かがシステム上で判断され(ステップS124)、店外カメラ108a−2、108a−3で撮像した画像を店舗側端末装置105a−1でシステム的に解析したり、スタンド関係者Cが目視や挨拶等で来店を判断した結果である情報が入力されたり、A所有の第一の端末装置101のGPS141を利用してシステム的に位置情報を把握することなどにより、駐車スペースS1から車両200が出かけたか否かがシステム上で判断される(ステップS124/YES)。
ここで、図15は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、貸手であるAの車両200が借手であるBにカーシェアリングしている間にA所有の第一の端末装置101に中央管理サーバ103から送信され、モニタ143に表示される画面の一例である。この場合、Bの事前の承認が必要である。
貸手であるA所有の第一の端末装置101のモニタ143には、メニュー画面が表示され、Aの車両200の現在位置については、Bの承認を得られた場合に「お車現在位置」のアイコンを押すと、地図(図は東北地方の一部であるが限定されない)と共に車両200の走行ルート及び現在位置(この場合、「山形県山形市内国道13号線走行中))が表示されるようにしてもよい。この地図表示によりAの車両200の現在位置が把握できるので、何も問題が発生していない場合にはAは安心感が得られ、返却予定時刻に車両200が戻らない場合にはどこにいるのかが把握することができ、トラブルが発生した場合、レスキューサービスを実施しやすくなる。
また、Aが「新車情報」のアイコンを押すと、例えば「A様 エレガントな貴女にお似合いのお車です。」という表示と共に、車両の画像、二重線を引いた価格、期間限定、あと3台、詳しくは「PUSH」のアイコンが表示されるようにしてもよく、この場合、購買心を刺激するようになっており、車両の売り上げに貢献することが期待される。車両については、中央管理サーバ103がAの顧客情報に基づいてピックアップされた情報が用いられる。「PUSH」のアイコンが押されると、車両200の売却価格、プレゼントやクーポン券等の特典情報、新車もしくは中古車の試乗予約、購入予約の情報が得られるようになっている。
さらに、「中古車情報」のアイコンが押されると、Aの車両200の売却価格を表示させるための「PUSH」ボタンが表示されるようにしてもよく、車両200と同じレベルの他の中古車情報を表示するようにしてもよい。
尚、Aが車両200を売却する意思がある場合にはメールもしくは通話が、エネルギースタンドSS1の店舗側端末装置105a−1もしくはサイト側端末装置104に送られるようになっている。
ここで、図16は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、借手であるB所有の第二の端末装置102に中央管理サーバ103から送信され、モニタ143’に表示される画面の一例である。
借手であるB所有の第二の端末装置102のモニタ143’には、メニュー画面が表示され、「新着情報」のアイコンをBが押すと、例えば、「B様、弊社システムをご利用いただき誠にありがとうございました。ドライブ好きな貴女にお似合いのお車をご用意いたしました。」という表示と共に、車両の画像、二重線を引いた価格、詳しくは「PUSH」のアイコンが表示され、購買心を刺激するようになっており、車両の売り上げに貢献することが期待される。
図14に戻って、店舗側端末装置105a−1は、車両200が返却予定時刻を経過したか否かを判断し(ステップS125)、返却予定時刻以内に借手であるBが運転する車両200がエネルギースタンドSS1に到着すると(ステップS125/YES、ステップS130/YES)、店外カメラ108a−2、108a−3に車両200を撮像させ(ステップS131)、撮像した画像データをHDD120もしくはHDD106a−1に記憶させる(ステップS132)。店舗側端末装置105a−1は、貸手の車両200に傷や凹み等の異常が無いか否かを出発前の車両200の画像と比較判断し(ステップS133)、異常が無いと判断すると(ステップS133/NO)、借手であるBが車両200へのエネルギー補給(ガソリン補給もしくは軽油給油)を行うのを待って(ステップS135)、借手であるBが精算するのをシステム側で対応し(ステップS136)、キー(通常キー)が借手であるBから貸手であるAに返却されたのをシステム的に確認し、Aが車両200で帰宅することで完了する(ステップS137)。
尚、本実施の形態では、ステップS135でエネルギー補給(ガソリン補給もしくは軽油給油)を行っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、いわゆる満タン替えしでない場合も含まれるのでステップ135を省略してもよい。
ところで、返却予定時刻が経過しても車両200がエネルギースタンドSS1に戻らない場合(ステップS125/YES)、事故か故障が発生した場合があり得る。この場合、AもしくはエネルギースタンドSS1の関係者CがBに連絡を取るかBからAかCに連絡することになる。
この場合、予め借手であるBがAに対し、時間延長の申請とそれに対するAの承認が必要となる。
車両200が事故を起こしたか、事故に巻き込まれた場合(ステップS126/YES)、事故対応が必要となる。この場合、事故の加害者になった場合であっても、事故の被害者になった場合であっても、借手であるBは直ちに警察を呼び事故証明を取得し、負傷者が発生した場合には救急車を要請する必要がある。また、BはエネルギースタンドSS1の関係者Cに連絡する必要がある。Cは、保険の手続きを行い、自力で車両200をエネルギースタンドSS1に戻ることができる場合には戻り、自力で車両200をエネルギースタンドSS1に戻ることができない場合には保険会社にレッカー車を手配させ、車両200を一旦エネルギースタンドSS1に向かわせ、エネルギースタンドSS1にてAに車両を引き渡し、修理工場に移動させることになる(ステップS127)。
尚、エネルギースタンドSS1が閉店時間を経過する場合には店舗内は無人となるので、サイトCの管理者Eもしくは、中央管理サーバ103がAやBと対応するのが好ましい。
一方、事故でない場合(ステップS126/NO)、車両200がバッテリー上がり、ガス欠を含む故障扱いとなり、Bが保険会社と提携している修理工場でバッテリー交換や給油を行うことになり、処置後エネルギースタンドSS1に戻ることになる(ステップS129)。
事故でも故障でもない場合(ステップS128/NO)、原因としては車両200が渋滞に巻き込まれたか、もしくは買い物や食事休憩のし過ぎが挙げられる。この場合、例えば、中央管理サーバ103は予定時間を経過している旨をB所有の第二の端末装置102にメールもしくは通話(例えば音声合成LSI)にて伝えることで車両200のエネルギースタンドSS1に戻すように促してもよい。このBへの連絡はAにも送られるので、AはエネルギースタンドSS1に出かけずにそのまま自宅で待機することができ、Bは買い物や休憩をしている場合には切り上げてエネルギースタンドSS1に戻り、ステップS130に進むことになる。
ステップS133で車両200に傷や凹みを含む異常がエネルギースタンドSS1で発見された場合(ステップS133/YES)、移動先の駐車スペースで他の車両に当て逃げされた場合もあるので、A、B、もしくはCが警察を呼んで事故証明を取得し、保険会社に連絡し、修理工場を予約した後(ステップS134)、Bが車両200に給油し、精算し、キーをAに返却することになる(ステップS135〜S137)。
以上、本実施の形態によれば、貸手の車両の受け渡し場所がエネルギースタンドであるため、駐車スペースや給油所を探し回ったりする必要がなく、いわゆる満タン返しが容易であり、貸手及び借手のいずれかが、相手より早く到着した場合、店舗内の椅子に座って待つことも可能であり、雨の日であっても安心である。また、車両の貸借前後の撮像画像をシステムが比較照合することで車両の傷や凹みが貸手に原因があるのか、借手に原因があるのかが客観的に証明することができ、トラブルなく事故や故障の処理することが可能である。
<実施形態2>
<通常キー車両:車両貸借から返却まで:保管庫受け渡し>
次に本発明に係る個人間カーシェアリングシステムの実施形態2について述べる。図17は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、通常キーで開錠、施錠、エンジン始動する車両の貸借から返却まで保管庫を介して行う場合を示すフローチャートの一例である。
図17に示す実施形態2の図14に示した実施形態1との相違点は、貸手と借手との間で通常キーを直接受け渡しするのではなく、パスワードで施錠、開錠可能な保管庫を利用する点にある。保管庫は、少なくとも一つの区画があり、それぞれ異なるパスワードで施錠、開錠できるようになっている。パスワードはワンタイムパスワードであってもよい。また、前述と同様にワンタイムパスワードは車両の貸し借りの予約時間内は所定の時間毎に第一の端末装置、第二の端末装置に同時に変更されるようにし、悪意ある第三者が入手しても利用できないように構成してもよい。
図17において、動作の主体はサイト側端末装置104である。サイト側端末装置104は、保管庫109の番号情報(区画情報)及びパスワード情報を、店舗側端末装置105a−1から第一の端末装置101及び第二の端末装置102に送信する(ステップS151)。エネルギースタンドSS1に貸手であるA所有の車両200が駐車スペースS1に到着したか否かを判断する(ステップS152)。車両200がエネルギースタンドSS1の駐車スペースS1に到着したら(ステップS152)、Aは車両から降りた後施錠し、保管庫109の所定の区画に通常キーを保管し、エネルギースタンドSS2から帰宅してもよい。
店舗側端末装置105a−1は、店外カメラ108a−2、108a−3により貸手であるAの車両200を撮像し、傷、凹み、色落ちを含む特徴点を抽出し(ステップS153)、貸手であるAの車両200の画像情報を例えば中央管理サーバ103のHDD120かまたは店舗側端末装置105a−1のHDD106a−1に記憶する(ステップS154)。店舗側端末装置105a−1は、保管庫109内の車両200の車両IDに紐づけられた区画に車両200の通常キーが保管されたか否かを判断し(ステップS155)、保管庫109の所定の区画に通常キーが保管されている場合(ステップS155/YES)、車両200の借手であるBがエネルギースタンドSS1に来店し、車両200を確認した後保管庫109の所定の区画からパスワードを用いて開錠して通常キーを取り出した後、保管庫109を施錠し、Bは通常キーで車両200を開錠し、乗車後駐車スペースS1から出発できる。
店舗側端末装置105a−1は、店外カメラ108a−2、108a−3による撮像画像、Cの目視、B所有の第二の端末装置102のGPS141により貸手であるAの車両200が出発したことが判断される(ステップS157/YES)。
ここで、車両200がエネルギースタンドSS1から出発すると、店舗側105a−1から貸手であるA所有の第一の端末装置101に車両200が出発した旨のメールを送信するようにしてもよい。サイト側端末装置104の代わりに中央管理サーバ103から第一の端末装置101に図15に示すようなメニュー画面143を表示するようにしてもよく、第二の端末装置102に図16に示すようなメニュー画面143’を表示するようにしてもよい。
図17に戻って、店舗側端末装置105a−1は、車両200が返却予定時刻を経過したか否かを判断し(ステップS158)、返却予定時刻以内に借手であるBが運転する車両200がエネルギースタンドSS1に到着すると(ステップS158/YES、ステップS130/YES)、店外カメラ108a−2、108a−3に車両200を撮像させ(ステップS164)、撮像した画像データをHDD120もしくはHDD106a−1に記憶させる(ステップS165)。店舗側端末装置105a−1は、貸手の車両200に傷や凹み等の異常が無いか否かを出発前の車両200の画像と比較判断し(ステップS166)、異常が無いと判断すると(ステップS166/NO)、借手であるBが車両200へのエネルギー補給(ガソリン補給もしくは軽油給油)を行い(ステップS168)、借手であるBが精算し(ステップS169)、キー(通常キー)が借手であるBから貸手であるAに返却され、Aが車両200で帰宅することで完了する(ステップS170)。
尚、本実施の形態では、ステップS168でエネルギー補給(ガソリン補給もしくは軽油給油)を行っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、いわゆる満タン返しでない場合も含まれるのでステップS168を省略してもよい。
ステップS159〜S162、S167については、図14のステップS126〜S129、S134と同様であるので、その説明を省略する。
<実施形態3>
次に本発明の個人間カーシェアリングシステムに係る第3の実施形態について説明する。図18は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、車両に車載端末装置を装着した状態を示す概念図の一例である。
図18に示す第3の実施形態と図14に示した第1の実施形態との相違点は、通常キーを使用することなく、スマホにダウンロードされ、車両IDに紐づけられたパスワードを用いて施錠、開錠する点である。この場合の車両200’はボタンスタート式、もしくは車両200のグローブボックス等に保管されていてもよい。
図18に示す貸手であるAの車両200’には予め車載端末装置201が装着されている。車載端末装置201は、車両200’の施錠、開錠を行う機能を有しており、AがサイトSに登録する際に取り付け希望メールを送信後(もしくはアプリ操作後)、所定のエネルギースタンドSSで取り付けられるようになっている。車載端末装置201は第一の端末装置101と第二の端末装置102との間で車両IDと紐づけられたパスワードを用いて施錠、開錠を行うことができるようになっている。車載端末装置201と第一の端末装置101及び第二の端末装置102との間の情報の授受にはブルートゥースB−IF139(図4参照)が用いられており、車両200’内もしくは車両200’から数mの距離内でしか施錠もしくは開錠することができない。このため、防犯効果が期待できる。
車載端末装置201は、図では第一の端末装置101及び第二の端末装置102としか情報の授受ができないようになっているが、ネットワーク10を介して外部の機器と情報の授受を車両ID及びパスワードを介して施錠、開錠できるようにしてもよく、非接触ICカードで車外から施錠、開錠できるようにカードリーダ202を配置してもよい。
ここで、予約から契約締結までの処理は、スマホを用いて施錠、開錠を行う車両であっても、通常のキーを用いて施錠、開錠を行う車両であっても保管庫109を用いない場合である図10と同様のため、説明を省略する。
<スマホをキーとして使用するスマホキーの貸手側の端末装置の画面>
図19は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、貸手側の第一の端末装置101としてのスマホキーの画面の一例である。
貸手であるA所有の第一の端末装置101の画面143には「毎度ありがとうございます。A様の…略…です。」のあいさつ文と、車両200’の登録番号、車種、カーシェアリング時間の表示とに加え、「開錠」及び「施錠」のアイコンが表示される。これらの「開錠」アイコンか「施錠」アイコンを押すことで車両200’から数m程度の範囲内での開錠、施錠が可能である。
<スマホをキーとして使用するスマホキーの借手側の端末装置の画面>
図20は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、借手側の第二の端末装置102としてのスマホキーの画面の一例である。借手であるB所有の第二の端末装置102の画面143’にも第一の端末装置101の画面143と同様に「開錠」アイコンと「施錠」アイコンとが表示される。これらの「開錠」アイコンか「施錠」アイコンを押すことで車両200’から数m程度の範囲内での開錠、施錠が可能である。
図21は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、スマホキーによる施錠、開錠が可能な場合の車両使用から返却までのフローチャートの一例である。
図21に示すフローチャートにおいて、動作の主体はサイト側端末装置104である。図21において、サイト側端末装置104から貸手であるAの車両200’のID及びスマホキーのパスワード情報を、第一の端末装置101、第二の端末装置102、及び車載端末装置201に送信する(ステップS201)。
サイト側端末装置104は、エネルギースタンドSS2に車両200’が駐車スペースS2に到着したか否かを判断する。判断手法については上述したように店外カメラ108b−2、108b−3による撮像画像の解析、貸手であるA所有の第一の端末装置101のGPS141、スタンド関係者Dの目視により行われる(ステップS202)。
車両200’が駐車スペースS2に到着すると、貸手であるAは車両200’から降りて施錠し、帰宅する。店外カメラ108b−2、108b−3により車両200を撮像し、傷、凹み、色落ちを含む特徴点をシステム側で抽出し(ステップS203)、貸手の車両200’の画像情報を店舗内のHDD106b−1、もしくはサイト側端末装置104のHDD129に記憶させる(ステップS204)。
車両200に搭載された車載端末装置201が開錠信号を受信すると、借手であるBが車両200’にスマホキーで開錠し乗車したものとシステム側では見做される。
車載端末装置201が施錠信号(施錠命令)を第二の端末装置102ら受信したか否かをサイト側端末装置104が判断し(ステップS206)、施錠信号(開錠命令)を車載端末装置201が受信すると(ステップS206/YES)、Bがスタートボタンを押したものと見做し、サイト側端末装置104はエネルギースタンドSS2から車両200’が出発したか否かを判断する。車両200’の出発の判断は、たとえば店外カメラ108b−2、108b−2の撮像画像の解析、第二の端末装置102のGPS141、もしくはスタンド関係者Dの目視の結果である情報が入力されること、のいずれかもしくはこれらの組み合わせにより行われる(ステップS207)。
図21に示したフローチャートの車両200’の出発(ステップS207)〜借手による清算(ステップ220)は、図17に示したフローチャートのステップS157〜ステップS169と同様のため説明を省略する。
車両200’の清算後、Bが第二の端末装置102によるスマートキーの施錠アイコンで車両200’を施錠することで完了する。
上述した第3の実施形態によれば、AとBとは車両200’の貸し借りの際には直接待ち合せる必要がなく、余計な気遣いがない。
尚、車両200の返却後は「開錠」アイコン及び「施錠」アイコンは忘れ物の取り忘れ用に、例えば「忘れ物はございませんか。30秒後に開錠できなくなります。」等を表示し、30秒経過後に自動的に消去されるようにしてもよい。尚、30秒経過後は、借手であるBは貸手であるAを待つか、忘れ物をエネルギースタンドSSで預かるようにしてもよい。エネルギースタンドSSで忘れ物を預かる場合、24時間営業の場合にはスタンドの関係者に預けるか、通常営業のエネルギースタンドSSの場合には予め預かりボックスを店舗の前に配置しておき、忘れ物を預かりボックスに入れて蓋をし、翌日エネルギースタンドSSの関係者が忘れ物を所有者に連絡して引き取りのために来店してもらうようにしてもよい。このとき、忘れ物と共に新車情報や中古車情報のパンフレットも一緒に渡すと販売促進効果が期待できる。
<車検期日案内メール>
図22は、図1Aに示した個人間カーシェアリングシステムに用いられ、貸手側の第一の端末装置に表示される車検の期日案内メールの一例である。
貸手であるAの第一の端末装置101のモニタ143に車両200の登録番号や車種等と共に車検日と車検日までの期間が表示されるようになっている。これによりAは車検を行うか買い替えるかを検討することができることになる。アイコン「次頁」を押すと、車検見積もりと共に新車情報や売却価格が表示されるようになっている。
<プログラム>
以上で説明した本発明に係る個人間カーシェアリングシステムは、コンピュータで処理を実行させるプログラムによって実現されることもできる。コンピュータとしては、例えばパーソナルコンピュータやワークステーションなどの汎用的なものが挙げられるが、本発明はこれに限定されるものではない。よって、一例として、プログラムにより本発明の機能を実現する場合の説明を以下で行う。
例えば、中央管理サーバのサイトに登録した貸手が所有する車両を、上記サイトに登録した借手が上記貸手の同意を得て一定時間だけ使用した後で、上記借手が上記貸手に使用料を支払う個人間カーシェアリングシステムにおけるコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、上記コンピュータに、上記貸手から上記管理サーバのサイト側端末装置に車両条件情報を送信する第1の機能と、上記借手から上記管理サーバのサイト側端末装置に車両条件情報を送信する第2の機能と、上記中央管理サーバは、上記車両条件情報及び上記車両条件情報を受けると、上記車両条件情報と上記車両条件情報とが一致するか否か判断し、上記各条件が一致した場合、上記エネルギースタンドにて上記車両の使用を行う契約が締結した旨の通知を、パスワードと共に上記エネルギースタンドに配置された店舗側端末装置に、上記第一の端末装置と上記第二の端末装置に送信させる第3の機能とを実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムが挙げられる。
このようなプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。
<記憶媒体>
ここで、記憶媒体としては、例えばCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、フラッシュメモリ、RAM、ROM、FeRAM等の半導体メモリやHDDが挙げられる。
CD−ROMは、Compact Disc ROMの略である。フレキシブルディスクは、Flexible Diskを意味する。CD−Rは、CD−Recordableの略である。FeRAMは、Ferroeletectric RAMの略で、強誘電体メモリを意味する。
<効果>
以上、本発明の実施形態によれば、以下の効果が期待される。
(1)ガソリンスタンド、充電スタンド、水素スタンドにおいて個人間カーシェアリングシステムを運営することによりカービジネス機会が拡大する。
(2)ハイブリッド車や電気自動車の増加により店舗数が減少しているガソリンスタンドが個人間カーシェアリングシステムを活用することにより収益が向上する。
(3)個人間カーシェアにおける車両の受け渡し及び返却の場所をガソリンスタンドに指定することにより、現行の個人間カーシェアのデメリットを補うサービスの提供を実施し、ガソリンスタンドは手数料収入を得ることができる。
(4)車両の貸手は、貸したい車両の登録の際に、車両画像アップ、車名、仕様、装備等、料金とガソリン負担と事故時負担等の条件を付けることができ、車両の販売希望がある場合に売買サイトに車両の掲載の同意を得ることができる。
(5)車両の貸手に対しては、購入希望車の特選メールの案内を受信することについての同意を得ることができる。
<サイトの運営>
個人間カーシェアマッチングサイト、個人間売買(ワンプラ)サイト、貸手と借手とのマッチング機能、車両共同使用契約の締結機能、車両一時保管(受け渡し及び返却)場所提供機能、車両メンテナンス(洗車、清掃等)提供が可能となる。
<個人間カーシェアリングシステムにおける車両の受け渡しや返却の拠点>
(a)ガソリンスタンドは、個人間カーシェアリングシステムにおけるサービス提供による手数料収入増加が見込める。
(b)顧客の来店による車両・顧客情報を獲得することができ、新車や中古車等の営業促進効果が得られる。
(c)サービス内容としては、受け渡し及び返却場所の提供、洗車、車内清掃、給油、点検を行うことで収入が得られる。
<狙い>
個人間取引(カーシェア及び売買)のプラットフォームの構築
1.個人間カーシェアリングシステムにより、マッチング手数料を車両の貸手者及び借手から徴収できる。
2.オークションを介さない車両売買により、市場の形成及び車両売買見込み客の獲得することができる。
3.車両の貸手側の中で将来車両の売買を考えている人や車両の借手側の中で車両購入を考えている人には、個人間売買の見込み市場を形成すると共にワンプラサイトへの車両登録及び閲覧の権限を付与し、市場関与者及びワンプラサイトへの登録車両を増大させることができる。
車両の借手側には購入希望者の特選メール等の案内を受信することについての同意を得ることができれば、販売可能性が向上する。
個人間カーシェアリングシステムを利用する人は全員が車両売買の見込み客となりえる。
尚、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
例えば図1Aに示した実施の形態では、車両200、200’の外観(傷、凹み、汚れ等)を店外カメラ108a−2、108a−3、108b−2、108b−3で撮像して得られた画像をチェックする場合で説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、図1Bに示すようにエネルギースタンドSS3にて車両201、203、204の外観を、電磁波を用いてチェックすることによって実現してもよい。
ここで、電磁波とは、単一波長かつ位相が揃ったレーザーであっても、単一波長であって位相が不揃いのマイクロ波やミリ波等であってもよい。
すなわち、入庫した車両201〜204がゲート400を通過する際に、ゲート400に設けられた電磁波のビームを走査しながら送波し、反射波を受波して得られた波形の情報から傷や凹みをチェックするようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態では、個人間での車両の受け渡しにエネルギースタンドを利用した場合で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、エネルギースタンドの駐車スペースが満車の場合には、他の駐車場もしくはその他のスペースを利用してもよい。
本発明に係る個人間カーシェアリングシステムは工業的に製造することができ、また商取引の対象とすることができるため、車両シェアリング支援産業、カーレンタル業等をはじめとする各種産業において経済的価値を有しており、利用することができる発明である。
10・・・ ネットワーク
101・・・ 第一の端末装置
102・・・ 第二の端末装置
103・・・ 中央管理サーバ
104・・・ サイト側端末装置
105a−1、105b−1・・・ 店舗側端末装置
106a−1、106b−1・・・ HDD
107a−1、107a−2、107b−2・・・ 精算機
108a−1、108b−1・・・ 店内カメラ
108a−2、108a−3、108b−2、108b−3・・・ 店外カメラ
109・・・ 保管庫
200、200’・・・ 車両
300・・・ 壁
301・・・ ロック板
302・・・ 制御ボックス

Claims (18)

  1. 中央管理サーバのサイトに第一の端末装置によって登録された貸手が所有する車両を対象として、前記サイトに第二の端末装置によって登録された借手と、前記貸手とが、共同使用契約を締結するのを支援するアプリを提供する第1のサーバと、
    前記アプリで締結された前記使用条件についての両者の合意の下での一定時間の使用に関する対価の支払いが確認される手段と、
    エネルギースタンドにて前記車両の貸借が行われる際の確認情報の授受手段と
    を具備したことを特徴とする個人間カーシェアリングシステム。
  2. 前記貸手及び前記エネルギースタンドにて前記共同使用契約が締結された旨の通知を、パスワードと共に、前記エネルギースタンドに配置された店舗側端末装置と、前記第一の端末装置と、前記第二の端末装置と、に送信させるサイト側端末装置
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の個人間カーシェアリングシステム。
  3. 前記借手による前記サイトへの登録後、前記サイトから前記第二の端末装置に一日単位の任意保険の情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の個人間カーシェアリングシステム。
  4. 前記エネルギースタンドに配置され、前記貸手が所有する車両のキーを保管し、前記貸手が所有する第一の端末装置及び前記借手が所有する第二の端末装置に送信された前記パスワードの入力により開錠及び施錠する保管庫を備えたことを特徴とする請求項1に記載の個人間カーシェアリングシステム。
  5. 前記貸手が所有する車両には、前記サイトへの登録後に、前記サイト側端末装置から受信した車両ID及びパスワードを記憶する記憶部と、前記第一の端末装置及び前記第二の端末装置からの施錠命令及び開錠命令を受けると、前記車両の施錠もしくは開錠を行う制御部と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の個人間カーシェアリングシステム。
  6. 前記車両の返却時に前記車両が開錠されて所定時間経過すると、前記車両が施錠される機能を有することを特徴とする請求項5に記載の個人間カーシェアリングシステム。
  7. 前記エネルギースタンドに配置され前記車両を撮像するカメラと、前記カメラで撮像した画像から前記車両の外観をチェックするチェック手段と、返却時には貸し出し前の画像と比較する比較手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の個人間カーシェアリングシステム。
  8. 前記エネルギースタンドに配置され前記車両に電磁波を照射する照射手段と、前記車両で反射された電磁波の反射波形から前記車両の外観をチェックするチェック手段と、返却時には貸し出し前の画像と比較する比較手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の個人間カーシェアリングシステム。
  9. 前記エネルギースタンドに配置され前記車両を撮像するカメラと、前記カメラで撮像した画像から来店履歴を記録する履歴記録手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の個人間カーシェアリングシステム。
  10. 前記第二の端末装置は位置確認部を有し、前記位置確認手段による位置情報を前記端末装置で受信し、得られた位置情報を前記エネルギースタンドに配置された店舗側端末装置から前記第一の端末装置に送信する機能を有することを特徴とする請求項1に記載の個人間カーシェアリングシステム。
  11. 前記サイト側端末装置から前記第一の端末装置及び前記第二の端末装置には、登録時にメニュー画面を作成するためのアプリケーションがダウンロードされ、前記メニュー画面には車両の現在位置を表示させるためのアイコン、新着情報を表示させるためのアイコン、新車情報を表示させるためのアイコン、及び中古車情報を表示させるためのアイコンを含むことを特徴とする請求項1に記載の個人間カーシェアリングシステム。
  12. 前記新車情報のアイコンまたは前記中古車情報のアイコンが押されると、詳細情報、新車もしくは中古車の試乗予約、及び購入予約の情報が得られる機能を有することを特徴とする請求項11に記載の個人間カーシェアリングシステム。
  13. 前記車両にドライブレコーダが装着されている場合、記憶された運転状況を解析する解析手段と、安全運転もしくは危険運転の判定をする判定手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の個人間カーシェアリングシステム。
  14. 前記貸手の車両の駐停車位置には、可動式のロック板が配置され、前記貸手もしくは前記借手が前記車両を開錠した後一定時間経過後に前記ロック板がロック状態になり、前記貸手もしくは前記借手がワンタイムパスワードを用いてロック解除可能なロック機構を含むことを特徴とする請求項1に記載の個人間カーシェアリングシステム。
  15. 前記サイトの登録時に入力された車検の期日が近づいたときに車検の案内メールを前記サイト側端末装置から前記第一の端末装置に送信するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の個人間カーシェアリングシステム。
  16. 中央管理サーバのサイトに登録した貸手が所有する車両を、前記サイトに登録した借手が前記貸手の同意を得て一定時間だけ使用した後で、前記借手から前記貸手に対する対価に支払いが実行される個人間カーシェアリングシステムの制御方法であって、
    前記貸手が所有する第一の端末装置から前記管理サーバのサイト側端末装置に車両条件情報を送信する工程と、
    前記借手が所有する第二の端末装置から前記管理サーバのサイト側端末装置に車両貸借条件情報を送信する工程と
    を備え、
    前記中央管理サーバは、前記車両貸出条件情報及び前記車両借受条件情報を受けると、前記車両条件情報と前記車両貸借条件情報とが一致するか否か判断し、前記各条件が一致し、前記両者が合意した旨の情報の授受が確認された場合、エネルギースタンドにて前記車両の貸借を行う契約が締結された旨の通知を、パスワード及びIDと共に前記エネルギースタンドに配置された店舗側端末装置に、前記第一の端末装置と前記第二の端末装置に送信させる工程と、
    を備えたことを特徴とする個人間カーシェアリングシステムの制御方法。
  17. 中央管理サーバのサイトに第一の端末装置を用いて登録した貸手が所有する車両を、前記サイトに第二の端末装置を用いて登録した借手が前記貸手の同意を得て一定時間だけ使用した後で、前記借手から前記貸手に対する対価に支払いが実行される個人間カーシェアリングシステムにおけるコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記貸手が所有する第一の端末装置から前記管理サーバのサイト側端末装置に車両貸出条件情報を送信する第1の機能と、
    前記借手が所有する第二の端末装置から前記管理サーバのサイト側端末装置に車両借受条件情報を送信する第2の機能と、
    前記中央管理サーバは、前記車両貸出条件情報及び前記車両借受条件情報を受けると、前記車両貸出条件情報と前記車両借受条件情報とが一致するか否か判断し、前記各条件が一致し、前記両者が合意した場合、エネルギースタンドにて前記車両の貸借を行う契約が締結した旨の通知を、パスワード及びIDと共に前記エネルギースタンドに配置された店舗側端末装置に、前記第一の端末装置と前記第二の端末装置に送信させる第3の機能と
    を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
  18. 請求項17に記載のプログラムを記録した記録媒体。
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