JP2021033866A - 料金決定装置、料金決定方法、及びプログラム - Google Patents

料金決定装置、料金決定方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】カーシェアサービスの利用を促すことができる料金決定装置、料金決定方法及びプログラムを提供する。【解決手段】料金決定装置10は、駐車場に駐車した又は駐車する予定の車両の所有者から、駐車場に駐車してから出庫するまでの間における車両の第三者への貸し出しの可否を示す情報を取得する取得部101と、取得部101により取得された情報に基づいて、車両を駐車場に駐車する際の駐車料金を決定する決定部102とを備える。【選択図】図7

Description

本発明は、料金決定装置、料金決定方法、及びプログラムに関する。
従来、周辺の停車場、又は駐車場に係る情報を提供する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−112129号公報
カーシェアサービスの提供者は、自身の車両をカーシェアサービスに用いても良いと考えるユーザに対して所定の駐車場への駐車を促し、駐車された車両の借り受けを借受者に促したい場合があった。しかしながら、従来の技術では、カーシェアサービスの利用を促すことまでは困難であった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、カーシェアサービスの利用を促すことができる料金決定装置、料金決定方法、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る料金決定装置、料金決定方法、及びプログラムは、以下の構成を採用した。
(1)この発明の一態様の料金決定装置は、駐車場に駐車した、又は駐車する予定の車両の所有者から、前記駐車場に駐車してから出庫するまでの間における前記車両の第三者への貸し出しの可否を示す情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された情報に基づいて、前記車両を前記駐車場に駐車する際の駐車料金を決定する決定部と、を備えるものである。
(2)の態様は、上記(1)の態様に係る料金決定装置において、前記決定部は、前記取得部により取得された情報が、前記車両の第三者への貸し出しが可能であることを示す場合、前記車両の第三者への貸し出しが不可であることを示す場合に比して、前記駐車料金を安くするものである。
(3)の態様は、上記(1)または(2)の態様に係る料金決定装置が、前記取得部は、更に、前記駐車場に駐車される前記車両を借り受ける借受者から、前記車両を借り受ける予定の借受予定期間を示す情報を取得し、前記取得部によって取得された情報に基づいて、前記所有者が前記車両を前記駐車場に駐車してから出庫するまでの間の駐車予定期間と、前記借受予定期間とが合致する場合に、前記所有者と前記借受者とをマッチングするマッチング部を更に備えるものである。
(4)の態様は、上記(3)の態様に係る料金決定装置において、前記決定部は前記マッチング部により前記所有者と前記借受者とがマッチングされた場合、前記駐車場の駐車に係る料金から、前記車両の貸し出しに係る料金を差し引いた料金を前記所有者に請求する駐車料金として決定するものである。
(5)の態様は、上記(3)または(4)の態様に係る料金決定装置において、前記マッチング部は、前記借受予定期間の終了日時が、前記車両が出庫される予定の日時よりも早い場合に、前記所有者と前記借受者とをマッチングするものである。
(6)の態様は、上記(3)から(5)のいずれかの態様に係る料金決定装置が、前記取得部によって取得された情報に基づいて、前記借受予定期間が前記駐車予定期間よりも長い場合に、前記所有者に対して前記駐車予定期間の延長の可否を問合せる問合せ部を更に備え、前記マッチング部は、前記問合せ部による問合せの結果、前記駐車予定期間の延長が承認された場合に、前記所有者と前記借受者とをマッチングするものである。
(7)の態様は、上記(3)から(6)のいずれかの態様に係る料金決定装置が、前記取得部は、前記借受者への前記車両の貸し出し中に、前記借受者から前記借受予定期間の延長の要求を示す情報を更に取得し、前記取得部によって前記借受予定期間の延長の要求を示す情報が取得された場合に、前記所有者に対して前記駐車予定期間の延長の可否を問合わせる問合せ部を更に備え、前記マッチング部は、前記問合せ部による問合せの結果、前記駐車予定期間の延長が承認された場合に、前記借受者の前記借受予定期間の延長を許可するものである。
(8)の態様は、上記(3)から(7)のいずれかの態様に係る料金決定装置において、前記取得部は、前記所有者から前記車両の車種を示す情報を更に取得し、前記借受者から借り受けを所望する車両の車種を示す情報を更に取得し、前記マッチング部は、前記取得部によって取得された情報に基づいて、前記車両の車種と、前記借り受けを所望する車両の車種とが合致する場合に、前記所有者と前記借受者とをマッチングするものである。
(9)の態様は、上記(1)から(8)のいずれかの態様に係る料金決定装置において、前記決定部は、前記駐車場に駐車される前記車両を借り受ける借受者が前記車両を借り受けることに係る借受料金を更に決定し、前記借受者が前記車両の借受期間が前記車両を借り受ける予定の借受予定期間よりも延長される程、前記借受料金を高く決定し、前記駐車料金を安く決定するものである。
(10)の態様は、上記(1)から(9)のいずれかの態様に係る料金決定装置において、前記決定部は、前記車両の駐車に係る料金よりも、前記車両の貸し出しに係る料金の方が高額である場合、前記車両の駐車に係る料金と、前記車両の貸し出しに係る料金との差額を前記所有者に支払う支払金額として決定するものである。
(11)の態様は、上記(1)から(10)のいずれかの態様に係る料金決定装置が、前記所有者に情報を通知する通知部を制御する通知制御部を更に備え、前記通知制御部は、前記駐車場に空きがある場合、又は前記車両の第三者への貸し出しが許可された車両が基準よりも少ない場合には、前記所有者に前記車両の駐車を促す情報を前記通知部に通知させ、前記駐車場に空きがない場合、又は前記車両の第三者への貸し出しが許可された車両が基準よりも多い場合には、前記車両の駐車を抑制する情報を前記通知部に通知させるものである。
(12)この発明の一態様に係る料金決定方法は、コンピュータが、駐車場に駐車した、又は駐車する予定の車両の所有者から、前記駐車場に駐車してから出庫するまでの間における前記車両の第三者への貸し出しの可否を示す情報を取得し、取得された情報に基づいて、前記車両を前記駐車場に駐車する際の駐車料金を決定するものである。
(13)この発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、駐車場に駐車した、又は駐車する予定の車両の所有者から、前記駐車場に駐車してから出庫するまでの間における前記車両の第三者への貸し出しの可否を示す情報を取得させ、取得された情報に基づいて、前記車両を前記駐車場に駐車する際の駐車料金を決定させるものである。
(1)〜(13)によれば、カーシェアサービスの利用を促すことができる。
(5)によれば、予定が合う車両の所有者と借用者とをマッチングすることができる。
(6)〜(7)によれば、よりカーシェアサービスの利用を促すことができる。
(8)によれば、借用者の所望する車両を貸し出すことができる。
(9)〜(10)によれば、車両の所有者に車両の貸し出しを承諾させやすくすることができる。
(11)によれば、カーシェアサービスを円滑に利用することができるようにすることができる。
第1実施形態に係る料金決定装置10の使用環境一例を示す図である。 所有者端末装置TM1に表示される第1操作画像IM1の一例を示す図である。 所有者端末装置TM1に表示される第2操作画像IM2の一例を示す図である。 所有者端末装置TM1に表示される第3操作画像IM3の一例を示す図である。 借受者端末装置TM2に表示される第4操作画像IM4の一例を示す図である。 借受者端末装置TM2に表示される第5操作画像IM5の一例を示す図である。 第1実施形態に係る料金決定装置10の構成の一例を示す図である。 所有者予定情報122の内容の一例を示す図である。 借受者予定情報124の内容の一例を示す図である。 マッチング部103のマッチング処理を模式的に示す図である。 マッチング情報126の内容の一例を示す図である。 第1実施形態に係るマッチング処理の一連の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態に係る駐車料金の決定処理の一連の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態に係る借受料金の決定処理の一連の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係る料金決定装置10aの構成の一例を示す図である。 問合せ部105が問合せ処理を行う場面を模式的に示す図である。 借受者端末装置TM2に表示される第6操作画像IM6の一例を示す図である。 第2実施形態に係る車両Mを借り受ける前の問合せ処理の一連の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態に係る車両Mの借り受け中の問合せ処理の一連の流れを示すフローチャートである。 変形例に係る料金決定装置10bの構成の一例を示す図である。 所有者端末装置TM1に表示される第7操作画像IM7の一例を示す図である。 借受者端末装置TM2に表示される第8操作画像IM8の一例を示す図である。 所有者端末装置TM1の第1通知画像IMc1の一例を示す図である。 所有者端末装置TM1の第2通知画像IMc2の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の料金決定装置、料金決定方法、及びプログラムの実施形態について説明する。
<第1実施形態>
[料金決定装置10の概要]
図1は、第1実施形態に係る料金決定装置10の使用環境の一例を示す図である。料金決定装置10と、車両Mを所有する所有者P1が用いる所有者端末装置TM1と、カーシェアサービスによって車両Mを借り受ける借受者P2が用いる借受者端末装置TM2とは、ネットワークNWに接続され、ネットワークNWを介して通信可能である。ネットワークNWは、例えば、インターネット、セルラー網、Wi−Fi網、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)などを含む。所有者端末装置TM1や借受者端末装置TM2は、スマートフォンやタブレット端末等の端末装置によって実現される。
料金決定装置10は、カーシェアサービスに用いられる車両Mが駐車される駐車場(以下、ステーションST)に設けられ、所有者端末装置TM1、及び借受者端末装置TM2から受信する情報に基づいて、カーシェアサービスを利用する所有者P1、及び借受者P2に係る情報を管理する。
[カーシェアサービスの利用:所有者P1]
まず、所有者端末装置TM1において行われる処理について説明する。図2は、所有者端末装置TM1に表示される第1操作画像IM1の一例を示す図である。第1操作画像IM1は、所有者P1がカーシェアサービスを利用するに際して、ステーションSTを利用する前に、所有者端末装置TM1にインストールされたカーシェアサービスの利用に係るアプリケーションプログラム(以下、カーシェアアプリ)を実行することに伴い、所有者端末装置TM1の表示部に表示される画像である。第1操作画像IM1には、例えば、所有者端末装置TM1の位置(つまり、所有者P1の位置)の周辺に存在するステーションSTを示すボタン(図示するボタンB1〜B3)と、利用するステーションSTの選択を促すメッセージMS1とが含まれる。カーシェアアプリは、例えば、所有者端末装置TM1が備えるGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機等によって特定された所有者端末装置TM1の位置(つまり、所有者P1の位置)と、所有者端末装置TM1が備える地図情報とに基づいて、所有者P1の周辺に存在するステーションSTを特定し、特定したステーションSTを選択可能な画像(ボタンB1〜B3)として含めることにより第1操作画像IM1を生成し、表示させる。
図3は、所有者端末装置TM1に表示される第2操作画像IM2の一例を示す図である。第2操作画像IM2は、カーシェアアプリによって所有者端末装置TM1の表示部に表示される。第2操作画像IM2には、例えば、ステーションSTに車両Mを入庫させる予定の日時(以下、入庫予定日時)を入力するコメントボックスBX1と、ステーションSTから車両Mを出庫させる予定の日時(以下、出庫予定日時)を入力するコメントボックスBX2と、入庫予定日時、及び出庫予定日時の入力を促すメッセージMS2とが含まれる。
図4は、所有者端末装置TM1に表示される第3操作画像IM3の一例を示す図である。第3操作画像IM3は、カーシェアアプリによって所有者端末装置TM1の表示部に表示される。第3操作画像IM3には、例えば、所有者P1に対して、ステーションSTに駐車する車両Mをカーシェアサービスに利用する(つまり、借受者P2に貸し出す)ことに同意するか否かを問合わせるメッセージMS3と、同意することを示すボタンB4と、同意しないことを示すボタンB5とが含まれる。
所有者端末装置TM1は、第1操作画像IM1〜第3操作画像IM3を用いて行われた所有者P1の操作を示す情報(所有者P1が利用するステーションST、入庫予定日時、出庫予定日時、及びカーシェアサービスの利用の可否を示す情報)と、カーシェアサービスにおいて所有者P1を識別可能な情報(以下、ユーザID)と、カーシェアサービスにおいて所有者P1の車両Mを識別可能な情報(以下、車両ID)とを互いに対応付けた所有者情報を、ネットワークNWを介して指定されたステーションSTの料金決定装置10に送信する。
なお、上述では、所有者端末装置TM1には、ステーションSTを利用する前に、カーシェアサービスの利用に係る予定が入力される場合について説明したが、これに限られない。例えば、所有者端末装置TM1には、ステーションSTを利用した後(例えば、車両MをステーションSTに駐車した後)に、カーシェアサービスの利用に係る予定が入力されてもよい。この場合、第1操作画像IM1において選択されるステーションSTは、所有者P1が実際に車両Mを駐車したステーションSTであり、第2操作画像IM2において入力される入庫予定日時は、実際の入庫日時である。
[カーシェアサービスの利用:借受者P2]
次に、借受者端末装置TM2において行われる処理について説明する。図5は、借受者端末装置TM2に表示される第4操作画像IM4の一例を示す図である。第4操作画像IM4は、借受者P2がカーシェアサービスを利用するに際して、借受者端末装置TM2にインストールされたカーシェアアプリを実行することに伴い、借受者端末装置TM2の表示部に表示される画像である。第4操作画像IM4には、例えば、借受者端末装置TM2の位置(つまり、借受者P2の位置)の周辺に存在するステーションSTを示すボタン(図示するボタンB6〜B8)と、利用するステーションSTの選択を促すメッセージMS4とが含まれる。カーシェアアプリが第4操作画像IM4を生成、表示する処理は、第1操作画像IM1を生成、表示する処理と同様の処理であるため、説明を省略する。
図6は、借受者端末装置TM2に表示される第5操作画像IM5の一例を示す図である。第5操作画像IM5は、カーシェアアプリによって所有者端末装置TM1の表示部に表示される。第5操作画像IM5には、例えば、ステーションSTから車両Mを出庫させる予定の日時(以下、利用開始予定日時)を入力するコメントボックスBX3と、ステーションSTに車両Mを返却する予定の日時(以下、利用終了予定日時)を入力するコメントボックスBX4と、利用開始予定日時、及び利用終了予定日時の入力を促すメッセージMS5とが含まれる。
借受者端末装置TM2は、第4操作画像IM4〜第5操作画像IM5を用いて行われた借受者P2の操作を示す情報(借受者P2が利用するステーションST、利用開始予定日時、利用終了予定日時、及びカーシェアサービスの利用の可否を示す情報)と、カーシェアサービスにおいて借受者P2を識別可能なユーザIDとを互いに対応付けた借受者情報を、ネットワークNWを介して指定されたステーションSTの料金決定装置10に送信する。借受者情報は、「借受予定期間を示す情報」の一例である。
なお、上述では、所有者P1と借受者P2とがいずれも同じカーシェアアプリを使用する場合について説明したが、これに限られない。例えば、所有者P1は、カーシェアサービスによって車両Mを貸し出す際に利用されるカーシェアアプリを使用し、借受者P2は、車両Mをカーシェアサービスによって借り受ける際に利用されるカーシェアアプリを使用してもよい。
また、所有者情報や借受者情報をカーシェアアプリによって送信する場合について説明したが、これに限られない。例えば、所有者P1や借受者P2が所有者端末装置TM1や借受者端末装置TM2を用いてカーシェアサービスの利用に係るウェブサイトにアクセスすることによって同様の処理が行われることにより、所有者情報や借受者情報が収集されるものであってもよい。この場合、カーシェアアプリと同様のサービスを提供するサイトを実現するウェブサーバ装置が、第1操作画像IM1〜第5操作画像IM5を、サイトにアクセスした所有者端末装置TM1や借受者端末装置TM2の表示部に表示させる。
[料金決定装置10の構成]
図7は、第1実施形態に係る料金決定装置10の構成の一例を示す図である。料金決定装置10は、例えば、制御部100と、通信部110と、記憶部120とを備える。
通信部110、例えば、所有者端末装置TM1から所有者情報を受信し、借受者端末装置TM2から借受者情報を受信し、制御部100に供給する。
制御部100は、例えば、取得部101と、決定部102と、マッチング部103と、請求処理部104とを備える。これらの構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサが記憶部120に記憶されるプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
記憶部120は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)により実現されてもよく、DVDやCD−ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)により実現されてもよく、ドライブ装置に装着される記憶媒体であってもよい。また、記憶部120の一部又は全部は、NASや外部のストレージサーバ等、カーシェアサービス提供装置20がアクセス可能な外部装置であってもよい。記憶部120には、例えば、プログラムの他、所有者予定情報122と、借受者予定情報124と、マッチング情報126とが記憶される。各種情報の詳細については、後述する。
取得部101は、通信部110によって、所有者端末装置TM1から受信した所有者情報を取得し、借受者端末装置TM2から受信した借受者情報を取得する。
決定部102は、取得部101によって取得された所有者情報に基づいて、所有者P1がステーションSTに車両Mを駐車する際の駐車料金を決定する。決定部102は、例えば、所有者情報がステーションSTに駐車する車両Mをカーシェアサービスに利用することについて同意することを示す場合、同意しない場合の駐車料金(以下、標準駐車料金)と比して駐車料金を安く決定する。具体的には、決定部102は、所有者情報がステーションSTに駐車する車両Mをカーシェアサービスに利用することについて同意することを示す場合、標準駐車料金から第1所定金額を差し引いた金額を所有者P1に請求する駐車料金として決定する。第1所定金額は、例えば、標準駐車料金のうち数〜数十[%]に相当する金額であってもよく、数〜数千[円]等の一定の金額であってもよい。
また、決定部102は、後述するマッチング部103によって所有者P1の車両Mが借受者P2によって利用されることが決定された(つまり、マッチングされた)場合、標準駐車料金から車両Mの貸し出しに際して借受者P2が支払う料金(以下、借受料金)を差し引いた料金を所有者P1に請求する駐車料金として決定する。
なお、決定部102は、第1所定金額と、借受料金との両方を標準駐車料金から差し引いた金額を、所有者P1に請求する駐車料金として決定してもよく、第1所定金額、又は借受料金のいずれか一方を標準駐車料金から差し引いた金額を、所有者P1に請求する駐車料金として決定してもよい。
決定部102は、決定した所有者P1の駐車料金と、所有者情報とに基づいて、所有者予定情報122を生成(更新)し、記憶部120に記憶させる。図8は、所有者予定情報122の内容の一例を示す図である。所有者予定情報122は、所有者P1のユーザIDと、車両Mの車両IDと、入庫予定日時と、出庫予定日時と、決定部102によって決定された駐車料金とを示す各情報が互いに対応付けられた所有者P1毎のレコードが一以上含まれる情報である。決定部102は、例えば、取得部101によって所有者P1から所有者情報が取得される度にレコードを生成し、所有者予定情報122を生成(更新)する。
なお、決定部102は、標準駐車料金よりも借受料金(又は、借受料金と、第1所定金額の和)の方が高額である場合、借受料金から標準駐車料金を差し引いた差額を所有者P1に支払う支払金額として決定してもよい。この場合、所有者予定情報122に含まれる駐車料金は、マイナスの値によって示される。
また、決定部102は、後述するマッチング部103によって所有者P1の車両Mが借受者P2によって利用されることが決定された(つまり、マッチングされた)場合、取得部101によって取得された借受者情報に基づいて、借受者P2が車両Mを借り受けることに係る借受料金を更に決定する。決定部102は、例えば、借受者P2の借受予定期間、又は借受者P2が実際に車両Mを借り受けた借受期間が長い程、借受料金を高く決定する。決定部102は、例えば、借受予定期間の時間数と、第2所定金額とを乗じた値を借受料金として算出する。これに伴い、借受者P2の借受予定期間、又は借受者P2が実際に車両Mを借り受けた借受期間が長い程、標準駐車料金から差し引かれる借受料金が高くなるため、決定部102が決定する駐車料金は安くなる。
なお、決定部102は、借受期間が借受予定期間よりも延長される程、借受料金を高く決定してもよい。この場合、決定部102は、借受予定期間と借受期間との差分(つまり、延長された期間)の時間数と、第3所定金額とを乗じた値を借受料金として算出する。この場合、第2所定金額と、第3所定金額との関係は、第2所定金額<第3所定金額である。
決定部102は、決定した借受者P2の借受料金と、借受者情報とに基づいて、借受者予定情報124を生成(更新)し、記憶部120に記憶させる。図9は、借受者予定情報124の内容の一例を示す図である。借受者予定情報124は、借受者P2のユーザIDと、借受者P2が借り受ける車両Mの車両IDと、利用開始予定日時と、利用終了予定日時と、借受料金とを示す各情報が互いに対応付けられた借受者P2毎のレコードが一以上含まれる情報である。決定部102は、例えば、取得部101によって借受者P2から借受者情報が取得される度にレコードを生成し、借受者予定情報124を生成(更新)する。
図7に戻り、マッチング部103は、取得部101によって取得された所有者情報と、借受者情報とに基づいて、所有者P1の車両Mを使用する借受者P2を決定する。以下、マッチング部103が、「所有者P1の車両Mを使用する借受者P2を決定する」ことを、「所有者P1と借受者P2をマッチングする」とも記載する。マッチング部103は、例えば、所有者情報に示される入庫予定日時から出庫予定日時までの期間(以下、駐車予定期間)と、借受者情報に示される利用開始予定日時から利用終了予定日時までの期間(つまり、借受予定期間)とが合致する場合に、所有者P1と借受者P2をマッチングする。
図10は、マッチング部103のマッチング処理を模式的に示す図である。図10において、所有者情報は、所有者P1の入庫予定日時が時刻t1であり、所有者P1の出庫予定日時が時刻t4であることを示し、借受者情報は、借受者P2の利用開始予定日時が時刻t2であり、借受者P2の利用終了予定日時が時刻t3であることを示す。時刻t1〜t4のうち、時刻t1が最も早い時間であり、時刻t1〜t4の時系列は、時刻t1、時刻t2、時刻t3、及び時刻t4の順序である。マッチング部103は、例えば、駐車予定期間内に借受予定期間が含まれる場合(つまり、図10に示すような場合)に、所有者P1と借受者P2をマッチングする。また、マッチング部103は、利用開始予定日時が入庫予定日時よりも早い場合、又は利用終了予定日時が出庫予定日時よりも遅い場合には、所有者P1と借受者P2をマッチングしない。
図11は、マッチング情報126の内容の一例を示す図である。マッチング情報126は、マッチングした所有者P1のユーザIDと、借受者P2のユーザIDと、借受者P2が貸与した(つまり、所有者P1が所有する)車両Mの車両IDと、利用開始予定日時と、利用終了予定日時とを示す各情報が互いに対応付けられたマッチング毎のレコードが一以上含まれる情報である。マッチング部103は、所有者P1と借受者P2をマッチングする度にレコードを生成し、マッチング情報126を生成(更新)する。
なお、マッチング部103は、所有者P1と借受者P2をマッチングできなかった場合、駐車予定期間中に車両Mをカーシェアサービスに利用できないことを所有者P1の所有者端末装置TM1に通知させてもよく、カーシェアサービスによって利用可能な車両Mが存在しないことを借受者P2の借受者端末装置TM2に通知させてもよい。この場合、マッチング部103は、「通知制御部」の一例である。
図7に戻り、請求処理部104は、所有者予定情報122に含まれる駐車料金に基づいて、所有者P1に駐車料金を請求する処理を行う。また、請求処理部104は、借受者予定情報124に含まれる借受料金に基づいて、借受者P2に借受料金を請求する処理を行う。請求処理部104による請求処理は、例えば、所有者P1が車両Mを出庫するためにステーションSTに戻ったタイミングや、借受者P2が車両Mを返却するためにステーションSTに戻ったタイミングにおいて行われる。請求処理部104は、例えば、ステーションSTに設けられる駐車料金を収集する装置(例えば、レジスター等)に駐車料金を示す情報や、借受料金を示す情報を提供し、ステーションSTにおいて従事するカーシェアサービスの提供者は、当該装置を用いて所有者P1から駐車料金を徴収し、借受者P2から借受料金を徴収する。
なお、請求処理部104は、ユーザIDと、駐車料金、又は借受料金とを決済代行サービスに提供することによって、決済代行サービスにクレジットカードや電子マネーサービスや銀行引き落とし等によって、所有者P1から駐車料金を徴収する処理、又は借受者P2から借受料金を徴収する処理を代行させてもよい。
また、上述したように、標準駐車料金よりも借受料金が高額であることに伴い、決定部102によって所有者P1の支払金額が決定された場合、請求処理部104は、所有者P1に支払金額を支払う支払処理を行う。請求処理部104による支払処理は、請求処理と同様のタイミングにおいて行われる。請求処理部104は、例えば、ステーションSTに設けられる駐車料金を収集する装置に支払金額を示す情報を提供し、カーシェアサービスの提供者は、当該装置を用いて所有者P1に対して支払金額を支払う。
[動作フロー]
図12は、第1実施形態に係るマッチング処理の一連の流れを示すフローチャートである。図12に示されるフローチャートは、取得部101によって所有者情報、又は借受者情報が取得される度に繰り返し実行される。まず、取得部101は、カーシェアサービスの利用が受け付けられたか否かを判定する(ステップS100)。カーシェアサービスの利用が受け付けられたとは、例えば、借受者P2から借受者情報を取得したこと、又は所有者P1から車両Mをカーシェアサービスに利用することに同意することを示す所有者情報を取得したことである。取得部101は、カーシェアサービスの利用が受け付けられるまでの間、待機する。マッチング部103は、取得部101によって取得された所有者情報、及び借受者情報に基づいて、カーシェアサービスに利用することが可能な車両MがステーションSTに有るか否かを判定する(ステップS102)。
マッチング部103は、カーシェアサービスに利用することが可能な車両MがステーションSTに無い場合には、マッチングできないため、処理を終了する。マッチング部103は、カーシェアサービスに利用することが可能な車両MがステーションSTに有る場合、駐車予定期間と借受予定期間とがマッチする所有者P1と、借受者P2とが存在するか否かを判定する(ステップS104)。マッチング部103は、マッチする所有者P1と、借受者P2とが存在しないと判定した場合、処理を終了する。マッチング部103は、駐車予定期間と借受予定期間とがマッチする所有者P1と、借受者P2とが存在すると判定した場合、所有者P1と借受者P2をマッチングし、マッチング情報126のレコードを生成する(ステップS106)。
図13は、第1実施形態に係る駐車料金の決定処理の一連の流れを示すフローチャートである。図13に示すフローチャートは、取得部101によって所有者情報が取得されることに伴い、図12に示すフローチャートが実行された後に実行される。まず、決定部102は、取得部101によって取得された所有者情報が、車両Mをカーシェアサービスに利用することに同意することを示すか否かを判定する(ステップS200)。決定部102は、所有者情報が車両Mをカーシェアサービスに利用することに同意しないことを示すと判定した場合、標準駐車料金を所有者P1に請求する駐車料金として決定し(ステップS202)、処理を終了する。決定部102は、所有者情報が車両Mをカーシェアサービスに利用することに同意することを示すと判定した場合、標準駐車料金から第1所定金額を差し引いた金額を所有者P1に請求する駐車料金として決定する(ステップS204)。
次に、決定部102は、マッチング情報126に基づいて、処理対象の所有者情報に係る所有者P1と借受者P2がマッチングされたか否かを判定する(ステップS206)。決定部102は、所有者P1と借受者P2がマッチングされなかったと判定した場合、処理を終了する。決定部102は、所有者P1と借受者P2がマッチングされたと判定した場合、ステップS204において算出された駐車料金から更に借受者P2の借受料金を差し引いた金額を駐車料金として決定する(ステップS208)。決定部102は、標準駐車料金が差し引き金額(この場合、第1所定金額と、借受料金との和)よりも大きいか否かを判定する(ステップS210)。決定部102は、標準駐車料金が差し引き金額以下であると判定した場合、上述した処理によって決定された駐車料金を、所有者P1に請求する駐車料金として決定し、処理を終了する。決定部102は、標準駐車料金が差し引き金額より大きいと判定した場合、駐車料金を相殺し、差し引き金額から標準駐車料金を差し引いた差額を所有者P1に支払う支払金額として決定する(ステップS212)。
なお、上述では、決定部102は、第1所定金額と、借受料金との両方を標準駐車料金から差し引いた金額を、所有者P1に請求する駐車料金として決定する処理について説明したが、これに限られない。決定部102は、例えば、第1所定金額、又は借受料金のいずれか一方を標準駐車料金から差し引いた金額を、所有者P1に請求する駐車料金として決定してもよく、この場合、ステップS204の処理、又はステップS208の処理のいずれか一方が行われるものであってもよい。ステップS204が行われ、且つステップS208が行われない場合、決定部102がステップS210において標準駐車料金と比較する差し引き金額は、第1所定金額のみであり、ステップS204が行われ、且つステップS208が行われない場合、決定部102がステップS210において標準駐車料金と比較する差し引き金額は、借受料金のみである。
図14は、第1実施形態に係る借受料金の決定処理の一連の流れを示すフローチャートである。図14に示すフローチャートは、取得部101によって借受者情報が取得されることに伴い、図12に示すフローチャートが実行された後に実行される。まず、決定部102は、マッチング情報126に基づいて、取得部101によって取得された借受者情報に係る借受者P2が所有者P1とマッチングされたか否かを判定する(ステップS300)。決定部102は、借受者P2が所有者P1とマッチングされていないと判定する場合、借受料金が発生しないため、処理を終了する。決定部102は、借受者P2が所有者P1とマッチングされたと判定する場合、借受予定期間に応じて借受料金を決定する(ステップS302)。決定部102は、例えば、借受予定期間の時間数と、第2所定金額とを乗じた値を借受料金として算出する。決定部102は、借受者P2による車両Mの利用が終了した後、借受期間が借受予定期間よりも延長されたか否かを判定する(ステップS304)。決定部102は、借受期間が借受予定期間よりも延長されていないと判定した場合、予定通り車両Mが借り受けられたものとみなし、上述した処理によって決定された借受者情報を、借受者P2に請求する借受料金として決定し、処理を終了する。決定部102は、借受期間が借受予定期間よりも延長されたと判定した場合、借受期間が借受予定期間よりも延長される程、借受料金を高額に決定する(ステップS306)。決定部102は、例えば、借受予定期間と借受期間との差分(つまり、延長された期間)の時間数と、第3所定金額とを乗じた値を借受料金として算出する。この場合、第2所定金額と、第3所定金額との関係は、第2所定金額<第3所定金額である。
[第1実施形態のまとめ]
以上説明したように、本実施形態に係る料金決定装置10によれば、車両Mを第三者への貸し出し(つまり、カーシェアサービスの利用)に同意した所有者P1について、同意しなかった場合よりも駐車料金を安くすることにより、所有者P1にカーシェアサービスの利用を促すことができる。また、本実施形態に係る料金決定装置10によれば、駐車予定期間と、借受予定期間とが合致する所有者P1と借受者P2をマッチングすることにより、予定が合う利用者同士にカーシェアサービスの利用を促すことができる。また、本実施形態に係る料金決定装置10によれば、所有者P1の駐車料金から借受者P2の借受料金を差し引くことにより、所有者P1に対して車両Mをカーシェアサービスに利用することを承諾させやすくすることができる。
<第2実施形態>
以下、図面を参照して本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、借受者P2が車両Mを借り受ける前に駐車予定期間の延長を要求する場合、及び車両Mの借り受け中に借受予定期間の延長を要求する場合について説明する。なお、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
[料金決定装置10aの概要]
図15は、第2実施形態に係る料金決定装置10aの構成の一例を示す図である。料金決定装置10aは、例えば、制御部100aと、通信部110と、記憶部120とを備える。
制御部100aは、例えば、制御部100が備える構成要素に加えて、問合せ部105を備える。問合せ部105は、例えば、取得部101によって取得された借受者情報に基づいて、駐車予定期間と、借受予定期間とがおおよそ合致するものの、借受予定期間が駐車予定期間よりも長い場合に、所有者P1に対して駐車予定期間の延長の可否を問合せる。図16は、問合せ部105が問合せ処理を行う場面を模式的に示す図である。図16において、所有者情報は、所有者P1の入庫予定日時が時刻t1であり、所有者P1の出庫予定日時が時刻t5であることを示し、借受者情報は、借受者P2の利用開始予定日時が時刻t2であり、借受者P2の利用終了予定日時が時刻t6であることを示す。時刻t1〜t2、及び時刻t5〜t6のうち、時刻t1が最も早い時間であり、時刻t1〜t2、及び時刻t5〜t6の時系列は、時刻t1、時刻t2、時刻t5、及び時刻t6の順序である。
マッチング部103は、例えば、利用開始予定日時が時刻t1より遅く(この場合、時刻t2)、駐車予定期間と借受予定期間とがおおよそ合致するものの、利用終了予定日時が時刻t5よりも遅い(この場合、時刻t6)ため、所有者P1と借受者P2をマッチングしない。このような場面において、問合せ部105は、所有者P1に対して時刻t5から時刻t6までの延長期間だけ駐車予定期間を延長することの可否を問合わせる。問合せ部105は、例えば、延長期間を示す情報を通信部110によって所有者端末装置TM1に送信させる。
図17は、借受者端末装置TM2に表示される第6操作画像IM6の一例を示す図である。第6操作画像IM6は、料金決定装置10から延長期間を示す情報が受信された場合に、カーシェアアプリが所有者端末装置TM1の表示部に表示させる画像である。第6操作画像IM6には、例えば、駐車予定期間の延長を希望する借受者P2が存在することを示すメッセージMS6と、延長期間を提示しつつ、延長期間だけ駐車予定期間を延長することに同意するか否かを問合わせるメッセージMS7と、延長すると駐車料金が安くなることを案内するメッセージMS8と、同意することを示すボタンB4と、同意しないことを示すボタンB5とが含まれる。所有者端末装置TM1は、第6操作画像IM6を用いて行われた所有者P1の操作を示す情報を、ネットワークNWを介して対象のステーションSTの料金決定装置10に送信する。マッチング部103は、問合せ部105による問合せの結果、所有者端末装置TM1から取得した情報が、所有者P1が駐車予定期間の延長を承認したことを示す場合に、所有者P1と借受者P2をマッチングし、承認したことを示さない場合には、所有者P1と借受者P2をマッチングしない。
なお、上述では、問合せ部105が、借受者P2が車両Mを借り受ける前に、所有者P1に対して駐車予定期間の延長を問合わせる場合について説明したが、これに限られない。問合せ部105は、借受者P2が車両Mを借り受け中において、借受予定期間を延長したい旨の要求があった場合に、所有者P1に対して駐車予定期間の延長を問合わせてもよい。この場合、借受者P2は、借受者端末装置TM2によってカーシェアアプリを実行し、借受予定期間の延長を要求する操作を行う。これにより、借受者端末装置TM2は、借受予定期間の延長を要求することを示す情報を、ネットワークNWを介して対応するステーションSTの料金決定装置10に対して送信する。以降、問合せ部105による問合せ処理は、上述した処理と同様であるため、説明を省略する。
問合せ部105は、問合せの結果、所有者端末装置TM1から取得した情報が、所有者P1が駐車予定期間の延長を承認したことを示す場合、承認された期間だけ駐車予定期間、及び借受予定期間を延長する。また、問合せ部105は、所有者P1が駐車予定期間の延長を承認したことを示さない場合、借受者P2の借受者端末装置TM2に対して当初から予定されていた利用終了予定日時までに車両Mを返却するように通知する。
[動作フロー]
図18は、第2実施形態に係る車両Mを借り受ける前の問合せ処理の一連の流れを示すフローチャートである。図18に示す処理のうち、図12に示す処理と同一の処理については、同一のステップ番号を付して説明を省略する。図18に示すフローチャートにおいて、マッチング部103は、マッチする所有者P1と借受者P2が存在しないと判定した場合、駐車予定期間を延長すれば、借受予定期間とマッチするか否かを判定する(ステップS400)。マッチング部103は、駐車予定期間を延長しても借受予定期間がマッチする所有者P1と借受者P2が存在しないと判定した場合、処理を終了する。問合せ部105は、マッチング部103によって駐車予定期間を延長すると借受予定期間がマッチする所有者P1と借受者P2が存在すると判定された場合、所有者P1に対して延長期間だけ駐車予定期間を延長することの可否を問合わせる(ステップS402)。
取得部101は、問合せ部105による問合せの結果、所有者端末装置TM1から問合せ結果を通信部110によって受信(取得)するまでの間、待機する(ステップS404)。マッチング部103は、取得部101によって問合せ部105による問合わせの結果を示す情報が取得された場合、問合せ結果が、所有者P1が駐車予定期間の延長を承認したことを示すか否かを判定する(ステップS406)。マッチング部103は、問合せ結果が、所有者P1が駐車予定期間の延長を承認しなかったことを示すと判定した場合、マッチングできないものとみなし、処理を終了する。マッチング部103は、問合せ結果が、所有者P1が駐車予定期間の延長を承認したことを示すと判定した場合、延長後の駐車予定期間によって所有者P1と借受者P2をマッチングし、マッチング情報126のレコードを生成する(ステップS408)。
図19は、第2実施形態に係る車両Mの借り受け中の問合せ処理の一連の流れを示すフローチャートである。まず、取得部101は、借受者端末装置TM2から借受予定期間を延長したい旨の要求を示す情報を通信部110によって受信(取得)するまでの間、待機する(ステップS500)。問合せ部105は、取得部101によって借受予定期間を延長したい旨の要求を示す情報が取得されたと判定した場合、所有者P1に対して延長期間だけ駐車予定期間を延長することの可否を問合わせる(ステップS502)。
取得部101は、問合せ部105による問合せの結果、所有者端末装置TM1から問合せ結果を通信部110によって受信(取得)するまでの間、待機する(ステップS504)。マッチング部103は、取得部101によって問合せ部105による問合わせの結果を示す情報が取得された場合、問合せ結果が、所有者P1が駐車予定期間の延長を承認したことを示すか否かを判定する(ステップS506)。マッチング部103は、問合せ結果が、所有者P1が駐車予定期間の延長を承認したことを示すと判定した場合、駐車予定期間と借受予定期間とを延長期間だけ延長して、マッチング情報126のレコードを更新する(ステップS508)。マッチング部103は、問合せ結果が、所有者P1が駐車予定期間の延長を承認しなかったことを示すと判定した場合、借受者P2の借受者端末装置TM2に対して当初から予定されていた利用終了予定日時までに車両Mを返却するように通知する(ステップS510)。
なお、ステップS508において、マッチング情報126のレコードが更新された場合、決定部102は、図13に示すフローチャートを再度実行し、改めて駐車料金を決定し、図14に示すフローチャートを再度実行し、改めて借受料金を決定してもよい。
[第2実施形態のまとめ]
以上説明したように、本実施形態に係る料金決定装置10aによれば、借受者P2が車両Mを借り受ける前に駐車予定期間の延長を要求することにより、所有者P1と借受者P2をマッチングしやすくし、よりカーシェアサービスの利用を促すことができる。また、本実施形態の料金決定装置10aによれば、借受者P2が車両Mの借り受け中に借受予定期間の延長を要求可能にして、借受者P2が車両Mを利用しやすくしつつ、所有者P1には更に駐車料金を安くすることにより、よりカーシェアサービスの利用を促すことができる。
<変形例>
以下、図面を参照して上述した実施形態の変形例について説明する。変形例では、カーシェアサービスの利用に係る通知を行う場合について説明する。なお、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図20は、変形例に係る料金決定装置10bの構成の一例を示す図である。料金決定装置10bは、例えば、制御部100bと、通信部110と、記憶部120bとを備える。
変形例において、記憶部120bには、例えば、所有者予定情報122bと、借受者予定情報124bと、マッチング情報126とが記憶される。各情報の詳細については、後述する。
制御部100bは、例えば、制御部100が備える構成要素、又は制御部100aが備える構成要素に加えて、通知制御部106を備える。変形例の取得部101が所有者端末装置TM1から取得する所有者情報には、車両Mの車種を示す情報が更に含まれ、変形例の取得部101が借受者端末装置TM2から取得する借受者情報には、借受者P2が借り受けたい車両の車種を示す情報が更に含まれる。
図21は、所有者端末装置TM1に表示される第7操作画像IM7の一例を示す図である。第7操作画像IM7は、カーシェアアプリによって所有者端末装置TM1の表示部に表示される。第7操作画像IM7には、例えば、車両Mの車種の選択を促すメッセージMS9と、車種の選択肢を示すボタン(図示するボタンB9〜B11)とが含まれる。所有者端末装置TM1は、第7操作画像IM7を用いて行われた所有者P1の操作を示す情報(この場合、車両Mの車種を示す情報)を所有者情報に更に含めて、ネットワークNWを介して指定されたステーションSTの料金決定装置10に送信する。なお、車両Mの車種については、カーシェアアプリに予め登録されているものであってもよい。この場合、所有者端末装置TM1は、予め登録されている車両Mの車種を示す情報を所有者情報に更に含めて料金決定装置10に送信する。
図22は、借受者端末装置TM2に表示される第8操作画像IM8の一例を示す図である。第8操作画像IM8は、カーシェアアプリによって借受者端末装置TM2の表示部に表示される。第8操作画像IM8には、例えば、借受者P2が借り受けたい車両Mの車種の選択を促すメッセージMS10と、車種の選択肢を示すボタン(図示するボタンB9〜B11)とが含まれる。借受者端末装置TM2は、第8操作画像IM8を用いて行われた借受者P2の操作を示す情報(この場合、借り受けたい車両Mの車種を示す情報)を借受者情報に更に含めて、ネットワークNWを介して指定されたステーションSTの料金決定装置10に送信する。なお、借受者P2が借り受けたい車両Mの車種については、カーシェアアプリに予め登録されているものであってもよい。この場合、借受者端末装置TM2は、予め登録されている借受者P2が借り受けたい車両Mの車種を示す情報を借受者情報に更に含めて料金決定装置10に送信する。
変形例の決定部102は、取得部101によって取得された車両Mの車種が含まれる所有者情報に基づいて、所有者予定情報122bを生成(更新)する。この場合、所有者予定情報122bのレコードには、車両Mの車種を示す情報が更に含まれる。また、変形例の決定部102は、取得部101によって取得された借受者P2が借り受けたい車両Mの車種が含まれる借受者情報に基づいて、借受者予定情報124bを生成(更新)する。この場合、借受者予定情報124bのレコードには、借受者P2が借り受けたい車両Mの車種を示す情報が更に含まれる。
変形例のマッチング部103は、所有者情報と、借受者情報とに基づいて、駐車予定期間と借受予定期間とが合致し、更に車両Mの車種と借受者P2が借り受けたい車種とが合致する場合に、所有者P1と借受者P2とをマッチングする。
ここで、マッチング部103は、取得部101によって借受者情報が取得されたものの、借受者P2が借り受けたい車種の車両Mがカーシェアサービスによって利用できない(つまり、借受者P2が借り受けたい車種の車両Mの所有者がステーションSTに駐車する予定が無い)場合、所有者P1と借受者P2をマッチングできない。この場合、通知制御部106は、ステーションSTの周辺に存在する車両Mの所有者P1の所有者端末装置TM1に対してステーションSTの利用を促す通知を行わせる。通知制御部106は、例えば、第1通知画像IMc1を所有者端末装置TM1に送信し、所有者端末装置TM1の表示部に表示するように指示する。
図23は、所有者端末装置TM1の第1通知画像IMc1の一例を示す図である。第1通知画像IMc1は、カーシェアアプリによって所有者端末装置TM1の表示部に表示される。第1通知画像IMc1には、例えば、借受者情報に基づいて、借受者P2が借り受けたい車両Mの車種を示すメッセージMS11と、借受予定期間にステーションSTを利用すると駐車料金が安くなることを通知するメッセージMS12とが含まれる。この場合、所有者端末装置TM1の表示装置は、「通知部」の一例である。これにより、通知制御部106は、第1通知画像IMc1を見た所有者P1のうち、借受者P2が借り受けたい車両Mを所有する所有者P1に対してカーシェアサービスの利用を促し、所有者P1と借受者P2をマッチングし易くすることができる。
また、通知制御部106は、借受者P2が借り受けたい車種の車両Mの所有者がステーションSTに駐車する予定が無い場合以外にも、各種情報を所有者端末装置TM1に通知させてもよい。この場合、通知制御部106は、第2通知画像IMc2を所有者端末装置TM1に送信し、所有者端末装置TM1の表示部に表示するように指示する。図24は、所有者端末装置TM1の第2通知画像IMc2の一例を示す図である。第2通知画像IMc2は、カーシェアアプリによって所有者端末装置TM1の表示部に表示される。第2通知画像IMc2には、例えば、車両Mをカーシェアサービスに利用することに同意すれば、駐車料金を安くすることができるステーションSTの存在を所有者P1に対して通知するメッセージMS13が含まれる。この場合、所有者端末装置TM1の表示装置は、「通知部」の一例である。これにより、通知制御部106は、第2通知画像IMc2を見た所有者P1に対してカーシェアサービスの利用を促し、所有者P1と借受者P2をマッチングし易くすることができる。
なお、通知制御部106は、第1通知画像IMc1や第2通知画像IMc2を所有者端末装置TM1に送信する構成に代えて、第1通知画像IMc1や第2通知画像IMc2に含まれる情報を所有者端末装置TM1に送信し、所有者端末装置TM1によって(例えば、カーシェアアプリによって)第1通知画像IMc1や第2通知画像IMc2を生成させ、表示させてもよい。また、通知制御部106は、第1通知画像IMc1や第2通知画像IMc2に含まれる情報を所有者端末装置TM1に送信し、所有者端末装置TM1は、受信した情報を音声によってスピーカから出力してもよい。この場合、所有者端末装置TM1のスピーカは、「通知部」の一例である。
[料金決定装置10の態様]
なお、上述した実施形態、及び変形例では、料金決定装置10が各ステーションSTに設けられ、当該ステーションSTにおいて行われるカーシェアサービスの管理を行う場合について説明したが、これに限られない。料金決定装置10は、例えば、一以上のステーションSTにおいて行われるカーシェアサービスの管理を行ってもよい。この場合、取得部101が取得する所有者情報、及び借受者情報には、利用を所望するステーションSTを識別可能な情報(以下、ステーションID)が含まれており、制御部100、100a、及び100bが備える各構成要素は、ステーションIDに基づいて、ステーションST毎に上述した処理を行ってもよい。これにより、カーシェアサービスの提供に用いられる料金決定装置10の数を削減することができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
10、10a、10b…料金決定装置、20…カーシェアサービス提供装置、100、100a、100b…制御部、101…取得部、102…決定部、103…マッチング部、104…請求処理部、105…問合せ部、106…通知制御部、110…通信部、120、120b…記憶部、122、122b…所有者予定情報、124、124b…借受者予定情報、126…マッチング情報、M…車両、P1…所有者、P2…借受者

Claims (13)

  1. 駐車場に駐車した、又は駐車する予定の車両の所有者から、前記駐車場に駐車してから出庫するまでの間における前記車両の第三者への貸し出しの可否を示す情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された情報に基づいて、前記車両を前記駐車場に駐車する際の駐車料金を決定する決定部と、
    を備える料金決定装置。
  2. 前記決定部は、前記取得部により取得された情報が、前記車両の第三者への貸し出しが可能であることを示す場合、前記車両の第三者への貸し出しが不可であることを示す場合に比して、前記駐車料金を安くする、
    請求項1に記載の料金決定装置。
  3. 前記取得部は、更に、前記駐車場に駐車される前記車両を借り受ける借受者から、前記車両を借り受ける予定の借受予定期間を示す情報を取得し、
    前記取得部によって取得された情報に基づいて、前記所有者が前記車両を前記駐車場に駐車してから出庫するまでの間の駐車予定期間と、前記借受予定期間とが合致する場合に、前記所有者と前記借受者とをマッチングするマッチング部を更に備える、
    請求項1または2に記載の料金決定装置。
  4. 前記決定部は前記マッチング部により前記所有者と前記借受者とがマッチングされた場合、前記駐車場の駐車に係る料金から、前記車両の貸し出しに係る料金を差し引いた料金を前記所有者に請求する駐車料金として決定する、
    請求項3に記載の料金決定装置。
  5. 前記マッチング部は、前記借受予定期間の終了日時が、前記車両が出庫される予定の日時よりも早い場合に、前記所有者と前記借受者とをマッチングする、
    請求項3または4に記載の料金決定装置。
  6. 前記取得部によって取得された情報に基づいて、前記借受予定期間が前記駐車予定期間よりも長い場合に、前記所有者に対して前記駐車予定期間の延長の可否を問合せる問合せ部を更に備え、
    前記マッチング部は、前記問合せ部による問合せの結果、前記駐車予定期間の延長が承認された場合に、前記所有者と前記借受者とをマッチングする、
    請求項3から5のうちいずれか一項に記載の料金決定装置。
  7. 前記取得部は、前記借受者への前記車両の貸し出し中に、前記借受者から前記借受予定期間の延長の要求を示す情報を更に取得し、
    前記取得部によって前記借受予定期間の延長の要求を示す情報が取得された場合に、前記所有者に対して前記駐車予定期間の延長の可否を問合わせる問合せ部を更に備え、
    前記マッチング部は、前記問合せ部による問合せの結果、前記駐車予定期間の延長が承認された場合に、前記借受者の前記借受予定期間の延長を許可する、
    請求項3から6のうちいずれか一項に記載の料金決定装置。
  8. 前記取得部は、前記所有者から前記車両の車種を示す情報を更に取得し、前記借受者から借り受けを所望する車両の車種を示す情報を更に取得し、
    前記マッチング部は、前記取得部によって取得された情報に基づいて、前記車両の車種と、前記借り受けを所望する車両の車種とが合致する場合に、前記所有者と前記借受者とをマッチングする、
    請求項3から7のうちいずれか一項に記載の料金決定装置。
  9. 前記決定部は、前記駐車場に駐車される前記車両を借り受ける借受者が前記車両を借り受けることに係る借受料金を更に決定し、前記借受者が前記車両の借受期間が前記車両を借り受ける予定の借受予定期間よりも延長される程、前記借受料金を高く決定し、前記駐車料金を安く決定する、
    請求項1から8のうちいずれか一項に記載の料金決定装置。
  10. 前記決定部は、前記車両の駐車に係る料金よりも、前記車両の貸し出しに係る料金の方が高額である場合、前記車両の駐車に係る料金と、前記車両の貸し出しに係る料金との差額を前記所有者に支払う支払金額として決定する、
    請求項1から9のうちいずれか一項に記載の料金決定装置。
  11. 前記所有者に情報を通知する通知部を制御する通知制御部を更に備え、
    前記通知制御部は、前記駐車場に空きがある場合、又は前記車両の第三者への貸し出しが許可された車両が基準よりも少ない場合には、前記所有者に前記車両の駐車を促す情報を前記通知部に通知させ、前記駐車場に空きがない場合、又は前記車両の第三者への貸し出しが許可された車両が基準よりも多い場合には、前記車両の駐車を抑制する情報を前記通知部に通知させる、
    請求項1から10のうちいずれか一項に記載の料金決定装置。
  12. コンピュータが、
    駐車場に駐車した、又は駐車する予定の車両の所有者から、前記駐車場に駐車してから出庫するまでの間における前記車両の第三者への貸し出しの可否を示す情報を取得し、
    取得された情報に基づいて、前記車両を前記駐車場に駐車する際の駐車料金を決定する、
    料金決定方法。
  13. コンピュータに、
    駐車場に駐車した、又は駐車する予定の車両の所有者から、前記駐車場に駐車してから出庫するまでの間における前記車両の第三者への貸し出しの可否を示す情報を取得させ、
    取得された情報に基づいて、前記車両を前記駐車場に駐車する際の駐車料金を決定させる、
    プログラム。
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