JP2003228767A - 駐車場賃貸システム - Google Patents

駐車場賃貸システム

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JP2003228767A
JP2003228767A JP2002106583A JP2002106583A JP2003228767A JP 2003228767 A JP2003228767 A JP 2003228767A JP 2002106583 A JP2002106583 A JP 2002106583A JP 2002106583 A JP2002106583 A JP 2002106583A JP 2003228767 A JP2003228767 A JP 2003228767A
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parking
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Abstract

(57)【要約】 【課題】全国各地の駐車場を有効活用する駐車場管理シ
ステムを提供する。 【解決手段】本駐車場管理システムは、予め定められた
複数の駐車場11a−11zと、複数の駐車場の各々に
対応して設けられ、その駐車場に出入りする車両を特定
することができ、かつ、その駐車場への車両の出入りの
時刻を記録し、出力することができる車両認識システム
12a−12zと、車両認識システムの各々に接続して
いるネットワーク13と、ネットワーク13に接続さ
れ、駐車場に駐車している車両の駐車状況を記録するサ
ーバ14と、駐車状況に応じて、課金処理を行う課金サ
ーバ15と、からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者による複数
の駐車場の有効利用を可能にする駐車場管理システム及
び駐車場管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の所有者が駐車場を借り
る際には、自宅または勤務先の近辺で借りることが多
い。また、借りる駐車場の数は通常一つである。このた
め、自動車で遠方に行った場合には、その土地で時間貸
しの駐車場を借りなければならないことがあった。
【0003】また、通常、駐車場を借りる際には、貸し
主と契約を締結し、いわゆる敷金や礼金などを前金とし
て支払わなければならないことが多い。このため、引っ
越しなどで住居を変えたような場合には、新たに駐車場
を探し、その駐車場の貸し主と契約を締結し、改めて、
敷金や礼金などを支払うという手続を行うことがほとん
どであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動車で遠方に行き、
その土地で駐車場を借りる場合、元来、自宅または勤務
先の近辺で駐車場を借りているわけであるから、駐車場
料金を二重に支払うことなる。
【0005】また、引っ越しなどで住居を変えた場合、
新たに駐車場を探し、その駐車場の賃貸の契約を締結す
ることは、かなり面倒な作業である。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、駐車場を変えるたびに賃貸契約を締結すると
いう面倒な手間をかけずに、あるいは、駐車場料金を無
駄に二重に支払うことなく、自動車の使用者が有効に複
数の駐車場を使用することができる駐車場の管理システ
ム及び駐車場の管理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、予め定められた複数の駐車場と、複数の
駐車場の各々に対応して設けられ、その駐車場に出入り
する車両を特定することができ、かつ、その駐車場への
車両の出入りの時刻を記録し、出力することができる車
両認識システムと、車両認識システムの各々に接続して
いるネットワークと、ネットワークに接続され、駐車場
に駐車している車両の駐車状況を記録するサーバと、を
備える駐車場管理システムを提供する。
【0008】例えば、複数の駐車場を管理している駐車
場管理者と車両の使用者とが、その使用者がその複数の
駐車場の何れをも使用することを認める賃貸契約を締結
したものとする。このような場合、駐車場管理者はその
賃貸契約を遂行するために、その複数の駐車場の各々に
対応して車両認識システムを設けておくことができる。
この車両認識システムは、複数の駐車場の各々に出入り
する車両を特定し、かつ、その車両の各駐車場への出入
りの時刻を記録することができるように構成されてい
る。車両の使用者が上記の賃貸契約に従って、何れかの
駐車場を使用すると、その駐車場に備え付けられている
車両認識システムが何れの使用者の車両であるかを特定
し、かつ、その車両によるその駐車場の使用時間を記録
し、それらのデータをネットワークを介してサーバに送
信する。サーバを各駐車場についてこれらのデータを統
括的に記憶する。このため、駐車場管理者は、そのサー
バに使用者毎に各駐車場の使用状況に応じて駐車場料金
を計算させることにより、各駐車場を確実に経営するこ
とが可能になる。
【0009】一方、車両の使用者にとっては、契約を交
わした駐車場であれば、どの駐車場でも所望の時間に使
用することができるため、従来のように、駐車場を変え
るたびに賃貸契約を締結しなければならないという面倒
な作業を省くことができる。さらに、本駐車場管理シス
テムによれば、各駐車場の使用状況に応じて課金される
ため、もともと借りていた駐車場の他に一時的に駐車場
を借りるような場合に、従来は、二重に駐車場料金を支
払っていたが、そのような二重の支払を回避することが
できる。
【0010】なお、本明細書において、「車両」とは、
自動車の他に、自動二輪や自転車などをも含む概念であ
る。従って、「駐車場」という用語を用いてはいるが、
「駐車場」は、自動車用の駐車場のみならず、二輪用の
駐輪場をも含む概念である。
【0011】本駐車場管理システムにおいては、上述の
ように、サーバが各駐車場に駐車している車両の駐車状
況に応じて駐車料金を計算するように構成することが可
能であるが、そのような構成に代えて、駐車料金の計算
専用の課金サーバを上記のサーバとは別個に設けること
も可能である。このような課金サーバを設けることによ
り、サーバが行うべき処理が分散されることになるの
で、上記のサーバに対する負荷を低減させることができ
る。
【0012】また、サーバは、複数の駐車場の各々に対
する使用者の使用状況を使用者に通知するように構成す
ることが可能である。
【0013】このようなサーバからの通知により、使用
者は自らの各駐車場の使用の傾向を知ることができるの
で、主に使う駐車場だけに契約を絞り込むことにより、
契約内容をより有利な契約内容に変更することができる
ことがある。また、サーバが、使用者の使用状況ととも
に、その使用者にとって有利になるような契約プランま
たは料金プランを提示するように構成することもでき
る。
【0014】車両認識システムは、例えば、車両に取り
付けられ、その車両に固有の無線信号を発信する無線信
号発信器と、複数の駐車場の各々に取り付けられ、無線
信号を受信し、受信した無線信号に基づいて、その駐車
場に駐車している車両を特定する無線信号受信器と、か
ら構成することができる。
【0015】本発明は、複数の駐車場を管理する駐車場
管理者と使用者とが駐車場の賃貸契約を締結する第1の
過程と、使用者が複数の駐車場の何れかを使用したとき
に、使用された駐車場を特定し、かつ、その駐車場への
使用者の車両の出入りの時刻を記録する第2の過程と、
第2の過程において特定した駐車場及び車両の出入りの
記録をネットワークを介してサーバに送信し、サーバに
おいて、車両の駐車状況を記録する第3の過程と、を備
える駐車場の管理方法を提供する。
【0016】また、本方法は、車両の駐車状況に応じて
使用者に課金を行う第4の過程をさらに備えることがで
きる。
【0017】この駐車場の管理方法によっても、上述の
駐車場の管理システムと同様の効果を得ることができ
る。
【0018】また、本方法においては、使用者は、第1
の過程において、主として使用する第1の駐車場と、従
として使用する第2の駐車場とを特定したうえで賃貸契
約を締結することが可能である。さらに、第1の過程に
おいて、課金を従量制または固定料金制の何れかにする
かについて決定したうえで賃貸契約を締結することがで
きる。
【0019】主として使用する第1の駐車場とは、例え
ば、自宅の近所に本拠地として借りる駐車場であり、従
として使用する第2の駐車場とは、会社、顧客先、会社
の他の支社などの近所に借りる駐車場である。このよう
に、第1の駐車場と第2の駐車場とを区別して賃貸契約
を締結することにより、料金体系をこれら2種類の駐車
場で別個のものとすることができ(例えば、常時使用す
る第1の駐車場を固定料金制、一時的にのみ使用する第
2の駐車場を従量制)、使用者のニーズに合わせた契約
内容とすることが可能になる。
【0020】なお、固定料金制とは、例えば、1ヶ月毎
に固定額を支払う料金体系を意味し、従量制とは、実際
に駐車場を使用した時間に応じて、例えば、分単位また
は時間単位の駐車場料金を支払う料金体系を意味する。
【0021】また、駐車場管理者は、各使用者の各駐車
場毎の使用頻度を常時把握しているので、複数の駐車場
の各々に対する使用者の使用状況に応じて、使用者にと
って有利な賃貸契約の内容を提示することができる。
【0022】例えば、第1、第2および第3の駐車場に
ついて賃貸契約を締結している使用者が第1及び第2の
駐車場については固定料金制、第3の駐車場について従
量制でそれぞれ契約を結んでいるものとする。この場
合、駐車場管理者がその使用者の第1乃至第3の駐車場
のそれぞれの使用状況を観察した結果、第2の駐車場の
使用時間が比較的少なく、固定料金制よりも従量制の方
がコスト的にメリットがあると判断した場合、駐車場管
理者はその使用者に対して、第2の駐車場については駐
車場料金を従量制に変更することを提案することができ
る。これにより、使用者の駐車場料金負担を合理的なも
のにすることができる。
【0023】上述の駐車場の管理方法はプログラム化す
ることができ、その結果物であるプログラムをコンピュ
ータに実行させることが可能である。プログラムが行う
処理は、例えば、使用者が予め決められた複数の駐車場
の何れかを使用したときに、使用した駐車場及びその駐
車場への使用者の車両の出入りの時刻のデータをネット
ワークを介してその駐車場から受信する処理と、データ
を記録する処理と、からなる。
【0024】また、上述のプログラムは、車両の駐車状
況に応じて使用者に課金を行う処理をさらに含むことが
できる。
【0025】さらに、上述のプログラムは、複数の駐車
場の各々に対する使用者の使用状況に応じて、使用者に
とって有利な使用方法を提示する処理をさらに含むこと
が可能である。
【0026】また、上述のプログラムは種々の記憶媒体
に記憶させておくことが可能である。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る駐車場管理システムの構成を示すブロック図である。
【0028】本実施形態に係る駐車場管理システム10
は、予め定められた複数の駐車場11a−11zと、こ
れらの駐車場11a−11zの各々に対応して設けられ
た車両認識システム12a−12zと、車両認識システ
ム12a−12zの各々に接続しているネットワーク1
3と、ネットワーク13に接続され、駐車場11a−1
1zの各々に駐車している車両の駐車状況を記録するロ
グサーバ14と、ネットワーク13に接続され、駐車場
11a−11zの各々に駐車している車両の駐車状況に
応じて駐車料金を計算する課金サーバ15と、からなっ
ている。
【0029】駐車場11a−11zは日本全国中に散ら
ばっている駐車場である。
【0030】ネットワーク13としては、車両認識シス
テム12a−12zとログサーバ14及び課金サーバ1
5との間でデータの送受信を行うことができるシステム
であれば、どのようなネットワークを用いることも可能
である。例えば、インターネットまたは電話線網を用い
ることができる。
【0031】ログサーバ14はメモリ14aを備えてお
り、車両認識システム12a−12zからネットワーク
13を介して送信されてくるデータはメモリ14aに記
憶される。
【0032】課金サーバ15は演算装置15aを備えて
おり、この演算装置15aが、車両認識システム12a
−12zからネットワーク13を介して送信されてくる
データに基づいて、駐車場11a−11zの各々に駐車
している車両の駐車料金を演算する。
【0033】車両認識システム12a−12zは、駐車
場11a−11zの各々に出入りする車両を特定するこ
とができ、かつ、その駐車場への車両の出入りの時刻を
記録し、ネットワーク13を介してログサーバ14に出
力する。
【0034】車両認識システム12a−12zの一例を
以下に説明する。便宜上、車両認識システム12aの構
造についてのみ説明する。他の車両認識システム12b
−12zの構造は車両認識システム12aと同じであ
る。
【0035】車両認識システム12aは、車両16に取
り付けられた無線信号発信器17と、駐車場11aに設
置された無線信号受信器18aと、からなる。
【0036】無線信号発信器17は、図2に示すような
パルス信号を発信する。このパルス信号においては、時
間T1の間、パルスが連続的に発信され、時間T2を周
期として、パルスの発信が繰り返される。時間T1及び
T2を車両毎に変えることにより、その車両がどの車両
であるかを特定することができるようになっている。
【0037】無線信号発信器17は常時パルス信号を発
信しており、車両16が駐車場11aに入ると、無線信
号受信器18aは、無線信号発信器17が発信するパル
ス信号を受信し、パルス信号の時間T1及びT2を計測
することにより、その車両16がどの車両であるかを特
定する。
【0038】さらに、無線信号受信器18aは、無線信
号発信器17からパルス信号を受信し続けている時間、
すなわち、車両16が駐車場11aに入ってから出るま
での時間を計測し、計測した時間をネットワーク13を
介してログサーバ14及び課金サーバ15の双方に送信
する。
【0039】図3は、本実施形態に係る駐車場管理シス
テム10の運営方法を示すフローチャートである。以
下、図3を参照して、本実施形態に係る駐車場管理シス
テム10の運営方法を説明する。
【0040】先ず、車両16の使用者は駐車場11a−
11zを管理する駐車場管理者と駐車場の賃貸契約を締
結する(ステップS100)。
【0041】この賃貸契約に際しては、使用者は駐車場
11a−11zの全てを使用対象とする契約内容として
も良く、あるいは、駐車場11a−11zのうちの任意
の駐車場を使用対象とする契約内容とすることもでき
る。
【0042】また、使用者は、駐車場11a−11zの
何れか一つを主として使用する第1の駐車場として、ま
た、駐車場11a−11zの他の何れか一つまたは複数
を従として使用する第2の駐車場として、賃貸契約を締
結することができる。
【0043】主として使用する第1の駐車場とは、例え
ば、自宅の近所に本拠地として借りる駐車場であり、従
として使用する第2の駐車場とは、自宅以外の場所、例
えば勤務先や出張先などの近所に借りる駐車場である。
本拠地として使用する第1の駐車場については、車庫証
明書などの公的手続が必要になるため、このように第1
及び第2の駐車場を区別することにより、公的手続の必
要性の有無を予め区別することができる。
【0044】また、使用者は、使用対象とした駐車場の
各々について、駐車場料金を固定料金制と従量制の何れ
かに選択することができる。固定料金制とは、例えば、
1ヶ月毎に固定額を支払う料金体系であり、従量制と
は、実際に駐車場を使用した時間に応じて、例えば、分
単位または時間単位の駐車場料金を支払う料金体系であ
る。例えば、使用者は、常時使用する第1の駐車場の料
金体系を1ヶ月毎に固定料金を支払う固定料金制に、一
時的にのみ使用する第2の駐車場の料金体系を1時間単
位で駐車場料金を支払う従量制にすることができる。
【0045】本実施形態においては、例えば、車両16
の使用者は駐車場11a、11b、11dを使用対象と
し、駐車場11aを第1の駐車場、駐車場11b及び1
1dを第2の駐車場とする賃貸契約を締結したものとす
る。また、駐車場11a及び11bの料金体系は1ヶ月
毎に固定料金を支払う固定料金制に、駐車場11dの料
金体系は1時間単位で駐車場料金を支払う従量制にした
ものとする。
【0046】このような賃貸契約に従って、使用者が、
賃貸契約で使用対象となっている駐車場11a、11
b、11dの何れか、例えば、駐車場11aを使用した
場合(ステップS110)、駐車場11aに備え付けら
れている無線信号受信器18aは車両16の無線信号発
信器17が発信するパルス信号を受信し、その車両16
がどの車両であるかを特定するとともに、無線信号発信
器17からのパルス信号の受信を開始した時刻及び受信
を終了した時刻を記録し、それらのデータをネットワー
ク13を介してログサーバ14及び課金サーバ15の双
方に送信する(ステップS120)。
【0047】ログサーバ14は、無線信号受信器18a
から送信されてきたデータを駐車場11aに関するデー
タとしてメモリ14aに記憶する。ログサーバ14は、
同様にして、他の駐車場11b−11zに備え付けられ
た無線信号受信器から送信されてきたデータを各駐車場
に対応させてメモリ14aに記憶する(ステップS13
0)。
【0048】次いで、課金サーバ15は、無線信号受信
器18aから送信されてきたデータに基づいて、車両1
6が駐車している駐車場11aの料金体系が固定料金制
と従量制の何れかであるかを判定する(ステップS14
0)。
【0049】上述のように、車両16の使用者は駐車場
11aについては固定料金制を選択したので(ステップ
S140のYES)、課金サーバ15は課金処理を行わ
ない。この場合、駐車場管理者は、単に、予め指定され
ている銀行口座からの引き落としまたは請求書の送付な
どの課金処理を毎月毎に行う。
【0050】これに対して、車両16の使用者が賃貸契
約により料金体系が従量制となっている駐車場11dを
使用した場合には(ステップS140のNO)、固定料
金制の駐車場11aを使用した場合とは異なり、課金サ
ーバ15は次のように課金処理を行う(ステップS15
0)。
【0051】課金サーバ15は、駐車場11dに備え付
けられた無線信号受信器18dから送信されてきたデー
タに基づいて、演算装置15aにおいて、駐車場11d
の使用料金を計算する。例えば、駐車場11dの使用料
金が5時間であれば、単位料金に5を乗じた金額を計算
する。駐車場管理者は車両16の使用者に対してこの金
額を課金する。例えば、予め指定されている銀行口座か
らの引き落としまたは請求書の送付などを行う。
【0052】さらに、駐車場管理者はログサーバ14の
メモリ14aに記憶されている車両16の使用者の各駐
車場11a、11b、11dの使用状況に照らして、一
定期間毎に、例えば、3ヶ月毎に、使用者に対して、使
用者に有利になるような契約内容に契約を更新すること
を勧める通知を発する(ステップS160)。
【0053】図4は、そのような通知の一例である。
【0054】前述のように、車両16の使用者は駐車場
11a、11b、11dについて賃貸契約を締結してお
り、駐車場11a、11b、11dの料金体系はそれぞ
れ固定料金制、固定料金制、従量制である。
【0055】通知においては、前月の各駐車場11a、
11b、11dの使用日数と総使用時間とが示される。
例えば、駐車場11aの使用日数及び総使用時間は20
日及び160時間、駐車場11bの使用日数及び総使用
時間は7日及び32時間、駐車場11dの使用日数及び
総使用時間は10日及び21時間であったと想定する。
さらに、固定料金制では1ヶ月毎の駐車場料金は5万
円、従量制では1時間毎の駐車場料金は1000円であ
るとする。
【0056】図4に示すように、この例における各駐車
場11a、11b、11dの前月の駐車場料金はそれぞ
れ5万円、5万円、2万1千円である。
【0057】駐車場11aの場合、料金体系を従量制に
すると、駐車場料金は16万円になってしまうので、駐
車場11aについては、料金体系は固定料金制にしてお
く方が使用者にとってはコスト的には有利である。
【0058】また、駐車場11dの場合、料金体系を固
定料金制にすると、駐車場料金は5万円であるので、現
在の駐車場料金よりも高くなってしまい、駐車場11d
については、料金体系は従量制にしておく方が使用者に
とってはコスト的には有利である。
【0059】このため、駐車場11a及び11dについ
ては、駐車場管理者は何ら契約内容の変更を勧めること
はない。
【0060】これに対して、駐車場11bの場合、現在
の料金体系は固定料金制であるので、駐車場料金は一律
に毎月5万円であるが、仮に、料金体系を従量制にする
と、前月の駐車場料金は3万2千円になる。すなわち、
駐車場11bについては、料金体系を従量制にすれば、
1万8千円の経費削減を図ることが可能である。このた
め、駐車場管理者は、駐車場11bに関しては、使用者
に対して、契約内容を固定料金制から従量制に変更する
ことを提案する。
【0061】なお、上述の実施形態においては、車両1
6は、自動車の他に、自動二輪や自転車などをも含む概
念であり、従って、駐車場11a−11zは、自動車用
の駐車場のみならず、二輪用の駐輪場をも含むものであ
る。
【0062】本実施形態に係る駐車場管理システム10
によれば、車両16の使用者にとっては、予め賃貸契約
を交わした駐車場であれば、どの駐車場でも所望の時間
に使用することができるため、従来のように、駐車場を
変えるたびに賃貸契約を締結しなければならないという
面倒な作業を省くことができる。
【0063】さらに、本駐車場管理システム10によれ
ば、料金体系として従量制を選択した場合、各駐車場の
使用状況に応じて課金されるため、もともと借りていた
駐車場の他に一時的に駐車場を借りるような場合に、従
来は、二重に駐車場料金を支払っていたが、そのような
二重の支払を回避することができる。
【0064】次いで、以下に、本実施形態に係る駐車場
管理システム10の変形例について説明する。
【0065】図3のステップS100において示した車
両16の使用者と駐車場11a−11zを管理する駐車
場管理者との間の駐車場の賃貸契約はコンピュータソフ
トウェアにより自動的に行うことが可能である。
【0066】図5は、コンピュータソフトウェアによ
り、車両16の使用者と駐車場管理者との間の駐車場の
賃貸契約を締結する際の各過程を示すフローチャートで
ある。以下、図5を参照して、コンピュータソフトウェ
アによる賃貸契約の締結の一例を説明する。
【0067】ここでは、車両16の使用者はパーソナル
コンピュータまたは携帯電話装置その他の通信用端末装
置を有しているものとし、その端末装置はネットワーク
13を介してログサーバ14及び課金サーバ15にアク
セスすることができるものとする。
【0068】先ず、駐車場管理者は課金サーバ15内に
課金データベースを作成する(ステップS1001)。
【0069】課金データベースの一例を図6に示す。課
金データベースは顧客番号で特定される各顧客毎にその
顧客固有のデータが格納されるようになっている。顧客
固有のデータとしては少なくとも以下のようなものが含
まれる。 (1)その顧客の車両の車両番号 (2)その顧客の氏名、住所、電話番号やメールアドレ
スなどの連絡先が少なくとも含まれる顧客情報 (3)支払方法、口座番号、引き落とし日、クレジット
カード番号などの支払情報 車両16の使用者がその通信用端末装置を用いてネット
ワーク13を介して課金サーバ15にアクセスすると、
課金サーバ15はそのアクセスに応答して、賃貸契約画
面を車両16の使用者の通信用端末装置に表示する(ス
テップS1002)。
【0070】賃貸契約画面の一例を図7に示す。
【0071】賃貸契約画面には、駐車場の賃貸契約に必
要な項目が表示される。具体的には、少なくとも以下の
項目が表示される。 (1)申し込み年月日 (2)その顧客の氏名、住所、電話番号及びメールアド
レス(電話番号とメールアドレスは何れか一方のみであ
ってもよい) (3)車両番号 (4)支払方法 (5)支払方法として銀行口座引き落としを選択した場
合には、口座情報及び引き落とし希望日 (6)支払方法としてクレジットカードによる支払を選
択した場合には、クレジットカードの番号 (7)駐車場11a−11zの中から使用を希望する駐
車場及びその駐車場毎の固定料金制または従量制の選択 これらの項目に対して車両16の使用者が通信用端末装
置を介して賃貸契約画面からデータを記入すると(ステ
ップS1003)、通信用端末装置はそれらのデータを
課金サーバ15に送信する(ステップS1004)。
【0072】課金サーバ15は、車両16の使用者の通
信用端末装置から賃貸契約用のデータを受信すると、そ
れらのデータを図6に示した課金データベースに記録す
る(ステップS1005)。
【0073】次いで、課金サーバ15は、車両16の使
用者との間に賃貸契約が成立した駐車場について、その
使用者についての車両番号と駐車場番号とで特定される
ログファイルを作成し、ログサーバ14に格納する(ス
テップS1006)。
【0074】ログファイルの一例を図8に示す。
【0075】図8に示すログファイルは、車両使用者が
使用する駐車場毎に作成される。具体的には、一つの車
両番号と一つの駐車場番号とにより、一つのログファイ
ルが作成される。このログファイルには、その駐車場
(例えば、駐車場11a)にその車両がいつ入り、いつ
出ていったかを示す使用開始日時及び使用終了日時がそ
のつど記録される。賃貸契約が成立した時点では、ログ
ファイルにはまだデータは記録されていない。
【0076】契約が締結された駐車場に備え付けられて
いる無線信号発信器17からその駐車場の使用開始日時
及び使用終了日時を示すデータがネットワーク13を介
してログサーバ14及び課金サーバ15の双方に送信さ
れた場合(図3のステップS120)には、課金サーバ
15はその駐車場について契約されている車両の車両番
号を検索し、図8に示したログファイルに記録されてい
る駐車状況の記録を更新する(図3のステップS13
0)。
【0077】以上のように、車両16の使用者は、ソフ
トウェアプログラムを介して、駐車場管理者と駐車場の
賃貸契約を締結することができるため、車両16の使用
者は契約のために駐車場管理者の所へ出向く必要はな
く、また、時間を選ばずに、契約を締結することができ
る。
【0078】なお、上述の実施形態においては、駐車場
が使用されたときに、駐車状況を示すデータがログサー
バ14及び課金サーバ15の双方に送信され(図3のス
テップS120)、そのつど、課金サーバ14が課金処
理を行っている。
【0079】課金サーバ14における課金処理の形態は
上記の形態に限定されるものではなく、例えば、駐車場
が使用されたときに、駐車状況を示すデータをログサー
バ14にのみ送信し、所定の期間毎に(例えば、一ヶ月
に1回)、課金サーバ15がログサーバ14からその所
定の期間分のログデータを抽出し、その期間分の課金処
理を一時に行うようにすることも可能である。
【0080】上述の実施形態においては、使用者に対し
て、使用者に有利になるような契約内容に契約を更新す
ることを勧める通知が発られる(ステップS160)。
以下、図9を参照して、この通知を発するプロセスの変
形例を説明する。
【0081】先ず、課金サーバ15は、契約されている
駐車場が固定料金制による契約であったとした場合の固
定料金制による月額料金を算出する(ステップS20
1)。この料金を第1の料金T1とする。
【0082】次いで、nに3を代入する(ステップS2
02)。
【0083】次いで、課金サーバ15は、ログサーバ1
4のログファイル(図8参照)からnヶ月前のログデー
タを抽出する(ステップS203)。
【0084】次いで、課金サーバ15は、このログデー
タに基づいて、契約されている駐車場が従量制による契
約であったとした場合の従量制による料金を算出する
(ステップS204)。この料金を第2の料金T2とす
る。
【0085】次いで、第1の料金T1と第2の料金T2
とを比較し、現在の料金制が使用者にとって有利である
か否かを判定する(ステップS205)。
【0086】すなわち、第1の料金T1の方が第2の料
金T2よりも小さく、かつ、その駐車場の契約が固定料
金制による契約である場合には(ステップS205のY
ES)、すなわち、現在の料金制が使用者にとって有利
である場合には、契約更新を勧める通知を発することな
く、処理を終了する。同様に、第2の料金T2の方が第
1の料金T1よりも小さく、かつ、その駐車場の契約が
従量制による契約である場合には(ステップS205の
YES)、すなわち、現在の料金制が使用者にとって有
利である場合には、契約更新を勧める通知を発すること
なく、処理を終了する。
【0087】これに対して、第1の料金T1の方が第2
の料金T2よりも大きく、かつ、その駐車場の契約が固
定料金制による契約である場合(ステップS205のN
O)、または、第2の料金T2の方が第1の料金T1よ
りも大きく、かつ、その駐車場の契約が従量制による契
約である場合(ステップS205のNO)には、課金サ
ーバ15はnに(n−1)を代入する(ステップS20
6)。
【0088】次いで、課金サーバ15はn=0であるか
否かを判定する(ステップS207)。n>0である場
合には、ステップS203乃至ステップS205を繰り
返し実行する(ステップS207のYES)。
【0089】n=0である場合には、課金サーバ15
は、契約の変更を勧める通知を車両の使用者に発する
(ステップS208)。すなわち、現時点における契約
が従量制による契約である場合には、固定料金制による
契約への変更を勧める通知を、また、現時点における契
約が固定料金制による契約である場合には、従量制によ
る契約への変更を勧める通知を発する。
【0090】以上のように、この変形例によれば、課金
サーバ15は毎月1回起動し、3ヶ月連続して契約内容
の変更の必要性があると判断されるような使用状況であ
った場合に、使用者に対して契約内容の変更を勧めるよ
うになっている。
【0091】上述の変形例においては、n=3とし、3
ヶ月毎に契約内容の見直しを行うようにしたが、nの値
を適宜選択することにより、契約内容の見直しを行う期
間を任意に選択することができる。
【0092】また、第2の料金T2は上記の料金に限定
されるものではなく、任意に設定することが可能であ
る。
【0093】例えば、毎回の使用時間に基づいて、従量
制による料金を算出し、それを1ヶ月間の全ての使用に
対して合計した額を第2の料金T2としてもよく、ある
いは、毎回の使用時間から先ず1ヶ月間の使用時間を求
め、それに基づいて、従量制による料金を算出して、こ
れを第2の料金T2とすることもできる。
【0094】上述の実施形態に係る駐車場管理システム
10の運営は、コンピュータが読み取り可能な言語で記
述されたコンピュータプログラムによっても実行可能で
ある。
【0095】コンピュータプログラムによりログサーバ
14または課金サーバ15を動作させる場合には、例え
ば、ログサーバ14または課金サーバ15にプログラム
記憶用のメモリーを設け、そのメモリーにコンピュータ
プログラムを格納する。ログサーバ14または課金サー
バ15はメモリーからそのコンピュータプログラムを読
み出すことにより、そのコンピュータプログラムに従っ
て、上述のような動作を実行することができる。
【0096】また、同様に、駐車場11a−11zの各
々に備え付けられている無線信号受信器18a−18z
の動作をもコンピュータプログラムにより制御すること
も可能である。
【0097】さらには、そのようなコンピュータプログ
ラムを格納した記憶媒体をログサーバ14、課金サーバ
15または無線信号受信器18a−18zにセットする
ことにより、ログサーバ14、課金サーバ15または無
線信号受信器18a−18zがその記憶媒体からそのコ
ンピュータプログラムを読み出し、そのコンピュータプ
ログラムに従って、上述のような動作を実行するように
することも可能である。
【0098】次いで、上述の実施形態に係る駐車場管理
システム10の機能を実施するためのプログラムを格納
した記憶媒体について以下に説明する。
【0099】上述のマイクロコンピュータの機能は各種
のコマンドを含むプログラムとして実現可能であり、コ
ンピュータによって読み取り可能な記憶媒体を介して提
供することが可能である。
【0100】本明細書において、「記憶媒体」の語は、
データを記録することができるあらゆる媒体を含むもの
とする。記憶媒体の各種例を図10に示す。
【0101】記憶媒体としては、例えば、CD−ROM
(Compact Disk−ROM)やPDなどのデ
ィスク型の記憶媒体401、磁気テープ、MO(Mag
neto Optical Disk)、DVD−RO
M(Digital Video Disk−Read
Only Memory)、DVD−RAM(Dig
ital Video Disk−Random Ac
cess Memory)、フレキシブルディスク40
2、RAM(Random Access Memor
y)やROM(Read Only Memory)な
どのメモリーチップ404、EPROM(Erasab
le Programmable Read Only
Memory)、EEPROM(Electrica
llyErasable Programmable
Read Only Memory)、スマートメディ
ア(登録商標)、フラッシュメモリー、コンパクトフラ
ッシュ(登録商標)カードなどの書き換え可能なカード
型ROM405、ハードディスク403があり、その他
プログラムの格納に適していれば、いかなる手段も用い
ることができる。
【0102】この記憶媒体は、コンピュータが読み取り
可能なプログラム用言語を用いて上述のマイクロコンピ
ュータの各機能をプログラミングし、そのプログラムを
プログラムの記録が可能な上記の記憶媒体に記録するこ
とにより、作成することができる。
【0103】あるいは、記憶媒体として、サーバーに備
え付けられたハードディスクを用いることも可能であ
る。
【0104】また、本発明に係る記憶媒体は、上述のコ
ンピュータプログラムを上記のような記憶媒体に格納
し、ネットワークを介して、そのコンピュータプログラ
ムを他のコンピュータにより読み取ることによっても、
作成可能である。
【0105】コンピュータ400としては、パーソナル
コンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、ノート式
コンピュータ、モバイルコンピュータ、ラップトップ式
コンピュータ、ポケットコンピュータ、サーバーコンピ
ュータ、クライアントコンピュータ、ワークステーショ
ン、ホストコンピュータなどを用いることができる。
【0106】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る駐車場管理
システムまたは駐車場管理方法によれば、車両の使用者
は、予め賃貸契約を交わした駐車場であれば、どの駐車
場でも所望の時間に使用することができるため、駐車場
が必要なときに、そのつど駐車場を探すことなく、何れ
かの駐車場を使用することができる。加えて、従来のよ
うに、駐車場を変えるたびに賃貸契約を締結しなければ
ならないという面倒な作業を省くことができる。
【0107】さらに、本発明に係る駐車場管理システム
または駐車場管理方法によれば、料金体系として従量制
を選択した場合、各駐車場の使用状況に応じて課金され
るため、もともと借りていた駐車場の他に一時的に駐車
場を借りるような場合に、従来は、二重に駐車場料金を
支払っていたが、そのような二重の支払を回避すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る駐車場管理システム
のブロック図である。
【図2】図1に示した駐車場管理システムに使用される
パルス信号の一例である。
【図3】図1に示した駐車場管理システムの運営方法を
示すフローチャートである。
【図4】駐車場管理者が使用者に示す提案の一例であ
る。
【図5】コンピュータソフトウェアにより駐車場の賃貸
契約を締結する際の各過程を示すフローチャートであ
る。
【図6】課金データベースの一例を示す図である。
【図7】賃貸契約画面の一例を示す図である。
【図8】ログファイルの一例を示す図である。
【図9】使用者に契約内容の変更を勧めるためのプロセ
スの一例のフローチャートである。
【図10】図1に示した駐車場管理システムの運営方法
を実行するためのプログラムを記憶する記憶媒体の各種
例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 本発明の一実施形態に係る駐車場管理システム 11a−11z 駐車場 12a−12z 車両認識システム 13 ネットワーク 14 ログサーバ 15 課金サーバ 16 車両 17 無線信号発信器 18a−18z 無線信号受信器

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた複数の駐車場と、 前記複数の駐車場の各々に対応して設けられ、その駐車
    場に出入りする車両を特定することができ、かつ、その
    駐車場への車両の出入りの時刻を記録し、出力すること
    ができる車両認識システムと、 前記車両認識システムの各々に接続しているネットワー
    クと、 前記ネットワークに接続され、前記駐車場に駐車してい
    る車両の駐車状況を記録するサーバと、 を備える駐車場管理システム。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークに接続され、前記駐車
    場に駐車している車両の駐車状況に応じて駐車料金を計
    算する課金サーバをさらに備えることを特徴とする請求
    項1に記載の駐車場管理システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバは、前記複数の駐車場の各々
    に対する使用者の使用状況を前記使用者に通知すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の駐車場管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記車両認識システムは、前記車両に取
    り付けられ、その車両に固有の無線信号を発信する無線
    信号発信器と、前記複数の駐車場の各々に取り付けら
    れ、前記無線信号を受信し、受信した無線信号に基づい
    て、その駐車場に駐車している車両を特定する無線信号
    受信器と、からなるものであることを特徴とする請求項
    1乃至3の何れか一項に記載の駐車場管理システム。
  5. 【請求項5】 複数の駐車場を管理する駐車場管理者と
    使用者とが駐車場の賃貸契約を締結する第1の過程と、 前記使用者が前記複数の駐車場の何れかを使用したとき
    に、使用された駐車場を特定し、かつ、その駐車場への
    前記使用者の車両の出入りの時刻を記録する第2の過程
    と、 前記第2の過程において特定した駐車場及び前記車両の
    出入りの記録をネットワークを介してサーバに送信し、
    前記サーバにおいて、前記車両の駐車状況を記録する第
    3の過程と、 を備える駐車場の管理方法。
  6. 【請求項6】 前記車両の駐車状況に応じて前記使用者
    に課金を行う第4の過程をさらに備えることを特徴とす
    る請求項5に記載の駐車場の管理方法。
  7. 【請求項7】 前記使用者は、前記第1の過程におい
    て、主として使用する第1の駐車場と、従として使用す
    る第2の駐車場とを特定したうえで前記賃貸契約を締結
    することを特徴とする請求項5または6に記載の駐車場
    の管理方法。
  8. 【請求項8】 前記使用者は、前記第1の過程におい
    て、前記課金を従量制または固定料金制の何れかにする
    かについて決定したうえで前記賃貸契約を締結すること
    を特徴とする請求項6に記載の駐車場の管理方法。
  9. 【請求項9】 前記使用者は、前記第1の過程におい
    て、前記第1の駐車場及び前記第2の駐車場のそれぞれ
    について、前記課金を従量制または固定料金制の何れか
    にするかについて決定したうえで前記賃貸契約を締結す
    ることを特徴とする請求項7に記載の駐車場の管理方
    法。
  10. 【請求項10】 前記駐車場管理者が、前記複数の駐車
    場の各々に対する前記使用者の使用状況に応じて、前記
    使用者にとって有利な賃貸契約の内容を提示する第5の
    過程をさらに備えることを特徴とする請求項5乃至9の
    何れか一項に記載の駐車場の管理方法。
  11. 【請求項11】 駐車場の管理方法をコンピュータに実
    行させるためのプログラムであって、 前記プログラムが行う処理は、 使用者が予め決められた複数の駐車場の何れかを使用し
    たときに、使用した駐車場及びその駐車場への前記使用
    者の車両の出入りの時刻のデータをネットワークを介し
    てその駐車場から受信する処理と、 前記データを記録する処理と、 からなるものであるプログラム。
  12. 【請求項12】 前記車両の駐車状況に応じて前記使用
    者に課金を行う処理をさらに行うことを特徴とする請求
    項11に記載のプログラム。
  13. 【請求項13】前記複数の駐車場の各々に対する前記使
    用者の使用状況に応じて、前記使用者にとって有利な使
    用方法を提示する処理をさらに行うことを特徴とする請
    求項11または12に記載のプログラム。
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