JP7138087B2 - 特典付与システム、特典付与方法、及びプログラム - Google Patents

特典付与システム、特典付与方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、特典付与システム、特典付与方法、及びプログラムに関する。
従来、特定の車両をレンタルするカーシェアサービスを実現する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018-28850号公報
ここで、車両を販売する販売者は、車両を所有せず、カーシェアサービスを利用するユーザに対して、車両の購入を促したい場合があった。しかしながら、従来の技術では、カーシェアサービスのユーザに対して、車両の購入を促すことまではできなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、カーシェアサービスのユーザに対して、車両の購入を促すことができる特典付与システム、特典付与方法、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る特典付与システム、特典付与方法、及びプログラムは、以下の構成を採用した。
(1)この発明の一態様の特典付与システムは、ユーザのカーシェアサービスの利用履歴を示す利用履歴情報と、ユーザが車両に係る特定の店舗に訪問した訪問履歴を示す訪問履歴情報と、ユーザが前記特定の店舗で受けたサービスの履歴を示すサービス履歴情報を取得する取得部と、前記利用履歴情報と、前記訪問履歴情報と、前記サービス履歴情報とに基づいて、前記カーシェアサービスによって貸与された貸与車両を用いて前記特定の店舗に訪問した訪問ユーザが、前記特定の店舗で受けたサービスを特定する特定部と、前記特定部によって特定された前記サービスに応じて、前記カーシェアサービスの利用に関して前記ユーザに与える特典の額を算出する算出部と、を備えるものである。
(2)の態様は、上記(1)の態様に係る特典付与システムにおいて、前記カーシェアサービスの利用に関する利用料金から差し引く額を前記特定の額として算出するものである。
(3)の態様は、上記(1)または(2)の態様に係る特典付与システムにおいて、前記カーシェアサービスの利用に関する利用料金を相殺し、更にユーザに与える特典の額も算出するものである。
(4)の態様は、上記(1)から(3)のいずれかの態様に係る特典付与システムにおいて、前記サービスには、前記特定の店舗において車両を試乗する第1サービスと、前記特定の店舗において販売される車両の見積もりをする第2サービス、及び前記特定の店舗において車両を購入する第3サービスが含まれ、前記算出部は、前記特定部によって特定された前記サービスのうち、前記第1サービスと、前記第2サービスとでは、前記第2サービスの方について前記特典の額を大きくし、前記第2サービスと、前記第3サービスとでは、前記第3サービスの方について前記特典の額を大きくするものである。
(5)の態様は、上記(1)から(4)のいずれかの態様に係る特典付与システムにおいて、前記算出部は、前記特定部によって特定されたサービスが、前記特定の店舗において車両を購入する第3サービスである場合、購入された前記車両の代金に関して前記ユーザに与える特典の額を更に算出するものである。
(6)の態様は、上記(1)から(5)のいずれかの態様に係る特典付与システムにおいて、前記算出部は、前記特定部によって特定された前記サービスによって前記訪問ユーザが前記特定の店舗に支払う金額、又は支払うことが推定される金額が高額である程、前記特典の額を大きくするものである。
(7)の態様は、上記(1)から(6)のいずれかの態様に係る特典付与システムが、前記貸与車両の乗員に情報を通知する通知部に、前記特定の店舗への訪問を促す情報を通知させる通知制御部を更に備えるものである。
(8)の態様は、上記(1)から(7)のいずれかの態様に係る特典付与システムにおいて、前記算出部は、前記訪問ユーザが前記特定の店舗に訪問する回数が多いほど、前記特典の額を大きくするものである。
(9)の態様は、上記(1)から(8)のいずれかの態様に係る特典付与システムにおいて、前記算出部は、前記訪問ユーザが前記特定の店舗に訪問した回数が所定の回数以下の場合に、前記訪問ユーザが前記特定の店舗に訪問する回数が多いほど、前記特典の額を大きくするものである。
(10)の態様は、上記(9)の態様に係る特典付与システムにおいて、前記算出部は、前記訪問ユーザが前記特定の店舗において車両を購入した場合、前記特定の店舗に訪問した回数をリセットするものである。
(11)の態様は、上記(1)から(10)のいずれかの態様に係る特典付与システムにおいて、前記算出部は、前記特定部によって特定されたサービスが、前記カーシェアサービスによって貸与された車両を前記訪問ユーザが購入することに係るサービスである場合、前記特典の額を算出するものである。
(12)の態様は、上記(1)から(11)のいずれかの態様に係る特典付与システムが、前記訪問ユーザに特典を付与する特典付与部を更に備え、前記特典付与部は、前記算出部によって算出された前記特典の額を、前記訪問ユーザが次回以降に前記カーシェアサービスの利用料金から差し引くことが可能な特典として前記訪問ユーザに付与するものである。
(13)の態様は、上記(1)から(12)のいずれかの態様に係る特典付与システムが、前記貸与車両の乗員に情報を通知する通知部に、前記特典の額が前記カーシェアサービスの利用に関する利用料金から差し引かれることを通知させる通知制御部を更に備え、前記通知制御部は、前記利用料金を精算するタイミング、前記貸与車両のナビゲーション装置に前記特定の店舗を目的地として設定したタイミング、又は前記特定の店舗に到着したタイミングのうち、いずれかのタイミングに前記通知部に通知させるものである。
(14)の態様は、上記(13)の態様に係る特典付与システムにおいて、前記通知制御部は、前記貸与車両と、前記特定の店舗において販売される車両との仕様の差を示す情報を前記通知部に更に通知させるものである。
(15)この発明の他の態様の特典付与方法は、コンピュータが、ユーザのカーシェアサービスの利用履歴を示す利用履歴情報と、ユーザが車両に係る特定の店舗に訪問した訪問履歴を示す訪問履歴情報と、ユーザが前記特定の店舗で受けたサービスの履歴を示すサービス履歴情報を取得し、前記利用履歴情報と、前記訪問履歴情報と、前記サービス履歴情報とに基づいて、前記カーシェアサービスによって貸与された貸与車両を用いて前記特定の店舗に訪問した訪問ユーザが、前記特定の店舗で受けたサービスを特定し、特定された前記サービスに応じて、前記カーシェアサービスの利用に関して前記ユーザに与える特典の額を算出するものである。
(16)この発明の他の態様のプログラムは、コンピュータに、ユーザのカーシェアサービスの利用履歴を示す利用履歴情報と、ユーザが車両に係る特定の店舗に訪問した訪問履歴を示す訪問履歴情報と、ユーザが前記特定の店舗で受けたサービスの履歴を示すサービス履歴情報を取得させ、前記利用履歴情報と、前記訪問履歴情報と、前記サービス履歴情報とに基づいて、前記カーシェアサービスによって貸与された貸与車両を用いて前記特定の店舗に訪問した訪問ユーザが、前記特定の店舗で受けたサービスを特定させ、特定された前記サービスに応じて、前記カーシェアサービスの利用に関して前記ユーザに与える特典の額を算出させるものである。
(1)~(16)によれば、カーシェアサービスのユーザに対して、車両の購入を促すことができる。
(4)~(8)によれば、購入意欲の高いユーザに対して、より車両の購入を促すことができる。
(9)~(10)によれば、車両を購入する意欲が高いユーザに対しては車両の購入を促し、車両を購入する意欲が低いユーザに対しては不必要に特典を付与しないようにすることができる。
(11)~(12)によれば、更に、カーシェアサービスの利用を促すことができる。
(13)によれば、適切なタイミングにおいて、カーシェアサービスのユーザに対して、車両の購入を促すことができる。
(14)によれば、カーシェアサービスのユーザに対して、分かりやすく車両の購入を促すことができる。
実施形態に係る特典付与システム1の一例を示す図である。 カーシェアサービス提供装置20の構成の一例を示す図である。 利用履歴情報232の内容の一例を示す図である。 販売サービス管理装置30の構成の一例を示す図である。 訪問履歴情報332の内容の一例を示す図である。 サービス履歴情報334の内容の一例を示す図である。 特典付与装置10の構成の一例を示す図である。 サービス対応情報122の内容の一例を示す図である。 特典付与装置10の処理の一連の流れを示すフローチャートである。 図9に示すステップS110の処理の一連の流れを示すフローチャートである。 変形例に係る特典付与装置10aの構成の一例を示す図である。 貸与車両RVに搭載されるナビゲーション装置50の構成の一例を示す図である。 通知画像IMa1の一例を示す図である。 通知画像IMa2の一例を示す図である。 特典画像IMpの一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の特典付与システム、特典付与方法、及びプログラムの実施形態について説明する。
<実施形態>
[特典付与システム1の概要]
図1は、実施形態に係る特典付与システム1の一例を示す図である。特典付与システム1は、例えば、特典付与装置10と、カーシェアサービス提供装置20と、販売サービス管理装置30とを備える。特典付与装置10と、カーシェアサービス提供装置20と、販売サービス管理装置30とは、ネットワークNWに接続され、ネットワークNWを介して通信可能である。ネットワークNWは、例えば、インターネット、セルラー網、Wi-Fi網、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)などを含む。
カーシェアサービス提供装置20は、カーシェアリングに用いられる貸与車両RVが待機するステーションSTに設けられ、カーシェアサービスを利用するユーザについて、貸与車両RVの利用に係る情報を管理する。
販売サービス管理装置30は、車両を販売する販売店(以下、カーディーラーCD)に設けられ、カーディーラーCDを訪問したユーザに係る情報と、ユーザがカーディーラーCDにおいて受けたサービスに係る情報とを管理する。カーディーラーは、「特定の店舗」の一例である。
特典付与装置10は、カーシェアサービス提供装置20において管理された情報と、販売サービス管理装置30において管理された情報とに基づいて、貸与車両RVを利用するユーザが、カーディーラーCDを訪問し、カーディーラーCDにおいて販売される車両を購入した、又は購入しようとしている場合、当該ユーザに対して特典を付与する装置である。以下、順を追って各構成要素について説明する。
[カーシェアサービス提供装置20]
図2は、カーシェアサービス提供装置20の構成の一例を示す図である。カーシェアサービス提供装置20は、例えば、制御部200と、通信部210と、HMI(Human machine Interface)220と、記憶部230とを備える。
通信部210、例えば、制御部200の制御に基づいて、貸与車両RVの利用履歴をユーザ毎に示す利用履歴情報232を特典付与装置10に送信する。
HMI220は、例えば、各種表示装置、スピーカ、ブザー、タッチパネル、スイッチ、キーなどを含み、HMI220に対するカーシェアサービス提供装置20の利用者(例えば、カーシェアサービスの提供者)の操作を受け付ける。
制御部200は、例えば、情報生成部202と、通信制御部204と、請求処理部206とを備える。これらの構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサが記憶部230に記憶されるプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
記憶部230は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)により実現されてもよく、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)により実現されてもよく、ドライブ装置に装着される記憶媒体であってもよい。また、記憶部230の一部又は全部は、NASや外部のストレージサーバ等、カーシェアサービス提供装置20がアクセス可能な外部装置であってもよい。記憶部230には、例えば、プログラムの他、利用履歴情報232が記憶される。
図3は、利用履歴情報232の内容の一例を示す図である。利用履歴情報232には、例えば、カーシェアサービスにおいて貸与車両RVを利用するユーザを識別可能な情報(以下、ユーザID)と、ユーザに貸与される貸与車両RVを識別可能な情報(以下、貸与車両ID)と、貸与車両RVの使用を開始する日時(図示する貸与開始日時)を示す情報と、貸与車両RVの使用を終了する日時(図示する貸与終了日時)を示す情報と、貸与車両RVを貸与開始日時から貸与終了日時までの間利用した場合の利用料金を示す情報とが互いに対応付けられた一以上のレコードが含まれる情報である。利用履歴情報232は、後述する情報生成部202によって生成され、記憶部230に記憶される。
図2に戻り、情報生成部202は、HMI220によって受け付けられたカーシェアサービス提供装置20の利用者の操作に基づいて、利用履歴情報232を生成する。この場合、HMI220は、例えば、利用履歴情報232に含まれる各種情報(貸与車両ID、ユーザID、貸与開始日時、貸与終了日時、及び利用料金)を入力するカーシェアサービス提供装置20の利用者の操作を受け付ける。情報生成部202は、ユーザが貸与車両RVを利用する度に、当該ユーザに係るレコードを生成し、利用履歴情報232として生成(更新)する。
なお、利用履歴情報232に含まれる貸与開始日時、及び貸与終了日時は、ユーザが貸与車両RVの利用前に申告した予定の日時であってもよく、実際にユーザが貸与車両RVの利用を開始/終了した日時であってもよい。貸与開始日時、及び貸与終了日時が予定の日時である場合、利用履歴情報232に含まれる利用料金は、ユーザが貸与車両RVの利用後に支払う予定の料金であり、貸与開始日時、及び貸与終了日時が実際の日時である場合、利用履歴情報232に含まれる利用料金は、ユーザが貸与車両RVの利用後に支払う料金である。以下、利用履歴情報232に含まれる貸与開始日時、及び貸与終了日時は、実際の日時であるものとする。
通信制御部204は、情報生成部202によって生成された利用履歴情報232を通信部210によって特典付与装置10に送信させる。
請求処理部206は、利用履歴情報232に含まれる利用料金と、通信部210によって特典付与装置10から受信した特典の額を示す特典情報とに基づいて、利用履歴情報232に含まれる利用料金から特典情報が示す特典の額を差し引いた請求金額を、貸与車両RVを利用したユーザに請求する請求処理を行う。請求処理部206による請求処理は、例えば、ユーザが貸与車両RVの利用を終えて、ステーションSTに戻ったタイミングにおいて行われる。請求処理部206は、例えば、ステーションSTに設けられる利用料金を収集する装置(例えば、レジスター等)に請求金額を示す情報を供給し、カーシェアサービスの提供者に当該装置を用いてユーザから請求金額を徴収させる。
なお、請求処理部206は、ユーザIDと請求金額とを決済代行サービスに提供することによって、決済代行サービスにクレジットカードや電子マネーサービスや銀行引き落とし等によってユーザから請求金額を徴収する処理を代行させてもよい。また、カーシェアサービスの提供者が、HMI220に対して、利用履歴情報232に含まれる各種情報(貸与車両ID、ユーザID、貸与開始日時、貸与終了日時、及び利用料金)を入力することにより、カーシェアサービスのユーザの利用を受け付ける場合について説明したが、これに限られない。カーシェアサービスのユーザは、例えば、自身が所有する端末装置を用いて、カーシェアサービスの利用を申し込むウェブサイトにアクセスし、利用履歴情報232に含まれる各種情報(貸与車両ID、ユーザID、貸与開始日時、貸与終了日時、及び利用料金)を提供するものであってもよい。
また、カーシェアサービスの提供者と、カーディーラーCDの販売者とが提携している場合には、特典の額を差し引いても総合的には車両の販売に係るサービスを提供できたこととなるため、特典の額に係る割引を相殺する必要はない場合があるが、カーシェアサービスの提供者と、カーディーラーCDの販売者とが提携していない場合には、請求処理部206は、カーディーラーCDの販売者に対して(例えば、販売サービス管理装置30に対して)、利用料金から差し引いた特典の額に応じた金額を請求してもよい。
[販売サービス管理装置30の構成]
図4は、販売サービス管理装置30の構成の一例を示す図である。販売サービス管理装置30は、例えば、制御部300と、通信部310と、HMI320と、記憶部330とを備える。
通信部310、例えば、制御部300の制御に基づいて、カーディーラーCDへの訪問履歴をユーザ毎に示す訪問履歴情報332と、カーディーラーCDにおいてユーザが受けたサービスの内容をユーザ毎に示すサービス履歴情報334とを特典付与装置10に送信する。
HMI320は、例えば、各種表示装置、スピーカ、ブザー、タッチパネル、スイッチ、キーなどを含み、HMI320に対する販売サービス管理装置30の利用者(例えば、カーディーラーCDの従業員)の操作を受け付ける。
制御部300は、例えば、情報生成部302と、通信制御部304とを備える。これらの構成要素は、例えば、CPUなどのプロセッサが記憶部330に記憶されるプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPU等のハードウェア(回路部を含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
記憶部330は、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)により実現されてもよく、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)により実現されてもよく、ドライブ装置に装着される記憶媒体であってもよい。また、記憶部330の一部又は全部は、NASや外部のストレージサーバ等、販売サービス管理装置30がアクセス可能な外部装置であってもよい。記憶部230には、例えば、プログラムの他、訪問履歴情報332、及びサービス履歴情報334が記憶される。
図5は、訪問履歴情報332の内容の一例を示す図である。訪問履歴情報332は、例えば、ユーザIDと、当該ユーザIDによって示されるユーザがカーディーラーCDを訪問した訪問日時とが互いに対応付けられた一以上のレコードが含まれる情報である。
図6は、サービス履歴情報334の内容の一例を示す図である。サービス履歴情報334は、例えば、ユーザIDと、当該ユーザIDによって示されるユーザがカーディーラーCDにおいて受けたサービスの内容を示す情報と、当該サービスによりカーディーラーCDにユーザが支払う金額(つまり、カーディーラーCDにとっての利益額)を示す情報、又はカーディーラーCDにユーザが将来支払うことが推定される金額(つまり、カーディーラーCDに取っての推定利益額)を示す情報と、当該ユーザIDによって示されるユーザが当該カーディーラーCD、又はカーディーラーCDの系列店にこれまでに訪問した訪問回数を示す情報とが対応付けられた一以上のレコードが含まれる情報である。サービスの内容は、例えば、カーディーラーCDにおいて販売される車両の「試乗」、「車両の見積もり」、及び「車両の購入」等である。ここで、「試乗」は、「第1サービス」の一例であり、「車両の見積もり」は、「第2サービス」の一例であり、「車両の購入」は、「第3サービス」の一例である。なお、これらのサービスの内容は一例であってこれに限られない。
訪問履歴情報332、及びサービス履歴情報334は、後述する情報生成部302によって生成(更新)され、記憶部330に記憶される。
図4に戻り、情報生成部302は、HMI320によって受け付けられた販売サービス管理装置30の利用者の操作に基づいて、訪問履歴情報332を生成する。この場合、HMI320は、例えば、訪問履歴情報332に含まれる各種情報(ユーザID、及び訪問日時)を入力する販売サービス管理装置30の利用者の操作を受け付ける。以下、カーシェアサービスにおいて用いられるユーザIDと、カーディーラーCDにおいて用いられるユーザIDとは、対応付けがされているもの、又は同一のユーザIDが使用されるものとする。情報生成部302は、ユーザがカーディーラーCDを訪問する度に、当該ユーザに係るレコードを生成し、訪問履歴情報332として生成(更新)する。
なお、貸与車両RVが、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機等の貸与車両RVの位置を特定可能な機能部と、地図情報とを有し、位置を特定可能な機能部によって特定された貸与車両RVの位置が、予め地図情報に示されるカーディーラーCDの位置と合致することを示す情報と、ユーザIDとを、当該カーディーラーCDに設けられる販売サービス管理装置30に送信するものであってもよい。この場合、情報生成部302は、HMI320に対する操作に代えて、貸与車両RVから受信した情報に基づいて、訪問履歴情報332を生成する。
また、情報生成部202は、HMI320によって受け付けられた販売サービス管理装置30の利用者の操作に基づいて、サービス履歴情報334を生成する。この場合、HMI320は、例えば、サービス履歴情報334に含まれる各種情報(ユーザID、サービス内容、利益額/推定利益額、及び訪問回数)を入力する販売サービス管理装置30の利用者の操作を受け付ける。情報生成部302は、ユーザがカーディーラーCDにおいてサービスを受ける度に、当該ユーザに係るレコードを生成し、サービス履歴情報334として生成(更新)する。
通信制御部304は、情報生成部302によって生成された訪問履歴情報332、及びサービス履歴情報334を通信部310によって特典付与装置10に送信させる。
[特典付与装置10の構成]
図7は、特典付与装置10の構成の一例を示す図である。特典付与装置10は、例えば、制御部100と、通信部110と、記憶部120とを備える。
通信部110、例えば、制御部100の制御に基づいて、制御部100が算出した特典の額を示す特典情報をカーシェアサービス提供装置20に送信する。
制御部100は、例えば、取得部101と、特定部102と、算出部103と、通信制御部104とを備える。これらの構成要素は、例えば、CPUなどのプロセッサが記憶部120に記憶されるプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPU等のハードウェア(回路部を含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
記憶部120は、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)により実現されてもよく、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)により実現されてもよく、ドライブ装置に装着される記憶媒体であってもよい。また、記憶部330の一部又は全部は、NASや外部のストレージサーバ等、販売サービス管理装置30がアクセス可能な外部装置であってもよい。記憶部230には、例えば、プログラムの他、サービス対応情報122が記憶される。
図8は、サービス対応情報122の内容の一例を示す図である。サービス対応情報122は、例えば、サービスの内容と、特典の額とが互いに対応付けられた情報である。図8のサービス対応情報122のサービスの内容には、「試乗」と、「車両の見積もり」と、「車両の購入」とが含まれている。また、それぞれのサービスの内容に対応付けられた特典の額の関係は、「試乗」<「車両の見積もり」<「車両の購入」である。
図7に戻り、取得部101は、通信部110によって、カーシェアサービス提供装置20から利用履歴情報232を受信し、販売サービス管理装置30から訪問履歴情報332、及びサービス履歴情報334を受信する。
特定部102は、取得部101によって取得された利用履歴情報232と、訪問履歴情報332と、サービス履歴情報334とに基づいて、貸与車両RVを利用するユーザのうち、カーディーラーCDを訪問したユーザ(以下、訪問ユーザ)を特定し、特定した訪問ユーザがカーディーラーCDにおいて受けたサービスを特定する。まず、特定部102は、訪問履歴情報332に示される訪問ユーザのユーザIDを検索キーとして、利用履歴情報232を検索し、同一のユーザIDに対応付けられた訪問日時と、貸与開始日時から貸与終了日時までの期間が合致する場合、貸与車両RVを利用するユーザであり、且つカーディーラーCDを訪問した訪問ユーザとして特定する。そして、特定部102は、特定した訪問ユーザのユーザIDを検索キーとしてサービス履歴情報334を検索し、当該ユーザIDに対応付けられたサービスの内容を、当該訪問ユーザがカーディーラーCDにおいて受けたサービスの内容として特定する。
算出部103は、特定部102によって特定されたサービスに応じて、カーシェアサービスの利用に関して訪問ユーザに与える特典の額を算出する。算出部103は、例えば、特定部102によって特定されたサービスの内容と、サービス対応情報122とに基づいて、当該サービスの内容に対応付けられた特典の額を、カーシェアサービスの利用に関して訪問ユーザに与える特典の額として算出する。これにより、特定部102は、「試乗」と、「車両の見積もり」とでは、「車両の見積もり」の方が特典の額を大きく算出し、「車両の見積もり」と、「車両の購入」とでは、「車両の購入」の方が特典の額を大きく算出する。
通信制御部104は、算出部103によって算出された特典の額を示す特典情報を、カーシェアサービス提供装置20に送信する。
なお、算出部103は、サービス対応情報122に基づく特典の額の算出処理以外の処理によって、特典の額を算出してもよい。以下、他の算出処理について説明する。
[算出処理:利益額/推定利益額に基づく算出]
算出部103は、例えば、サービス履歴情報334に含まれる利益額、又は推定利益額に基づいて、特典の額を算出する。この場合、特定部102は、取得部101によって取得された利用履歴情報232と、訪問履歴情報332と、サービス履歴情報334とに基づいて、訪問ユーザを特定し、特定した訪問ユーザがカーディーラーCDにおいて受けたサービスに対応付けられた利益額/推定利益額を特定する。特定部102がサービスに対応付けられた利益額/推定利益額を特定する処理は、上述したサービスの内容を特定する処理と同様の処理であるため、説明を省略する。
算出部103は、特定部102によって特定された利益額/推定利益額に基づいて、利益額/推定利益額が高額である程、特典の額を大きく算出する。この場合、算出部103は、例えば、利益額/推定利益額と、特典の額とが対応付けられた利益額/推定利益額対応情報(不図示)に基づいて、特典の額を算出してもよい。この利益額/推定利益額対応情報には、利益額/推定利益額が高額である程、高額の特典の額が対応付けられる。また、算出部103は、利益額/推定利益額に所定の値を乗じた値、利益額/推定利益額を所定の値で除した値、又は利益額/推定利益額から所定の値を差し引いた値を、特典の額として算出してもよい。
[算出処理:訪問回数に基づく算出]
算出部103は、例えば、サービス履歴情報334に含まれる訪問回数に基づいて、特典の額を算出する。この場合、特定部102は、取得部101によって取得された利用履歴情報232と、訪問履歴情報332と、サービス履歴情報334とに基づいて、訪問ユーザを特定し、特定した訪問ユーザがカーディーラーCDに訪問した、又はカーディーラーCDの系列店にこれまでに訪問した訪問回数を特定する。特定部102が訪問回数を特定する処理は、上述した、サービスの内容を特定する処理、及び利益額/推定利益額を特定する処理と同様であるため、説明を省略する。
算出部103は、特定部102によって特定された訪問回数に基づいて、訪問回数が多い程、特典の額を大きく算出する。この場合、算出部103は、例えば、訪問回数と、特典の額とが対応付けられた訪問回数対応情報(不図示)に基づいて、特典の額を算出してもよい。この訪問回数対応情報には、訪問回数が多いほど、高額の特典の額が対応付けられる。また、算出部103は、訪問回数に所定の金額を乗じた値、又は訪問回数に所定の金額を足し合わせた値を、特典の額として算出してもよい。
ここで、「試乗」や「車両の見積もり」をサービスとして受けたり、「車両を購入」したり、或いは高額の利益額/推定利益額が対応付けられた訪問ユーザは、車両の購入意欲の高いユーザであることが推定される。したがって、算出部103は、貸与車両RVのような車両を利用するものの、車両を所有していないユーザに対して、カーシェアサービスの利用料金から差し引かれる特典を算出し、付与することにより、カーディーラーCDへの訪問や、車両の購入を促すことができる。
[訪問回数が所定の回数より多い場合]
なお、訪問ユーザの訪問回数が所定の回数より多い場合、当該訪問ユーザは、カーディーラーCDには訪問しているものの、カーディーラーCDにおいて車両を購入する意欲の低いユーザである場合がある。したがって、算出部103は、特定部102によって特定された訪問回数が所定の回数以下の場合にのみ、訪問ユーザに与える特典の額を算出し、訪問回数が所定の回数より多い場合には、特典の額を算出しなくてもよい。これにより、算出部103は、車両を購入する意欲が低いユーザに対しては、不必要に特典を付与しないようにすることができる。
[訪問回数のリセット]
また、カーディーラーCDで車両を購入した訪問ユーザは、車両を購入する意欲の低いユーザではないため、算出部103は、訪問ユーザの訪問回数が所定の回数より多い場合であっても、特定部102によって特定された当該訪問ユーザのサービスの内容が「車両の購入」であった場合には、訪問ユーザに与える特典の額を算出してもよい。また、算出部103は、特定部102によって特定された当該訪問ユーザのサービスの内容が「車両の購入」であった場合には、カーシェアサービス提供装置20に対して、利用履歴情報232のうち当該訪問ユーザの訪問回数をリセットするように指示する。これにより、算出部103は、車両を購入する意欲が高いユーザに対しては、車両の購入を促すことができる。
[特典の額について]
また、上述では、算出部103は、訪問ユーザのカーシェアサービスの利用に関する利用料金から差し引くための特典の額を算出する場合について説明したが、これに限られない。算出部103は、例えば、訪問ユーザのカーシェアサービスの利用に関する利用料金を相殺し、更に与える特典の額を算出してもよい。この場合、算出部103が算出する更に与える特典の額は、次回のカーシェアサービスの利用に関する利用料金であってもよく、訪問ユーザがカーディーラーCDにおいて購入した車両の代金から差し引かれる金額であってもよい。算出部103が、訪問ユーザがカーディーラーCDにおいて購入した車両の代金から差し引かれる金額として、特典の額を算出した場合、特典付与装置10は、通信部110によって算出部103に算出された額を示す情報を販売サービス管理装置30に送信する。販売サービス管理装置30は、受信した情報に基づいて、訪問ユーザがカーディーラーCDにおいて購入した車両の代金から特典の額を差し引いた値を、車両の代金として訪問ユーザに請求する。
[購入した車両の車種に基づく特典の額について]
また、算出部103は、特定部102によって特定されたサービスの内容が「車両の購入」であり、且つ購入された車両の車種が、訪問ユーザが利用した貸与車両RVの車種と合致する場合、より特典の額を大きく算出してもよい。この場合、利用履歴情報232には、ユーザが利用した貸与車両RVの車種を示す情報が含まれ、サービス履歴情報334には、訪問ユーザが購入した車両の車種を示す情報が含まれる。そして、算出部103は、利用履歴情報232と、サービス履歴情報334とに基づいて、購入された車両の車種が、訪問ユーザが利用した貸与車両RVの車種と合致するか否かを判定する。
[動作フロー]
図9は、特典付与装置10の処理の一連の流れを示すフローチャートである。図9に示すフローチャートは、所定の時間間隔毎に繰り返し実行される。まず、取得部101は、カーシェアサービス提供装置20から利用履歴情報232を取得する(ステップS100)。次に、取得部101は、販売サービス管理装置30から訪問履歴情報332を取得する(ステップS102)。次に、取得部101は、販売サービス管理装置30からサービス履歴情報334を取得する(ステップS104)。以降のステップS106~S112の処理は、サービス履歴情報334に含まれるレコード毎に行われる。
まず、特定部102は、訪問履歴情報332に含まれる有るユーザのユーザIDを検索キーとして利用履歴情報232を検索し、当該ユーザが貸与車両RVを利用してカーディーラーCDを訪問した訪問ユーザであるか否かを判定する(ステップS106)。特定部102は、訪問ユーザではないと判定した場合、当該ユーザに対して特典を付与しないため、当該ユーザに係る処理を終了する。特定部102は、訪問ユーザであると判定した場合、判定した訪問ユーザのユーザIDを検索キーとしてサービス履歴情報334を検索し、訪問ユーザに対応付けられたサービスの内容を特定する(ステップS108)。算出部103は、特定部102によってサービスの内容が特定されたか否かを判定する(ステップS110)。
算出部103は、特定部102によってサービスの内容が特定されなかったと判定した場合、訪問ユーザは、カーディーラーCDにおいてサービスを受けなかったものとみなし、当該訪問ユーザに対して特典を付与しないため、当該訪問ユーザに係る処理を終了する。算出部103は、特定部102によってサービスの内容が特定された場合、特定されたサービスの内容に基づいて、カーシェアサービスの利用に関して訪問ユーザに与える特典の額を算出する(ステップS110)。ステップS110の処理の詳細については、後述する。通信制御部104は、付与対象の訪問ユーザについて、算出部103によって算出された特典の額を示す特典情報を通信部110によってカーシェアサービス提供装置20に送信する(ステップS112)。なお、通信制御部104は、算出部103によって特典の額が算出されなかった場合、当該訪問ユーザについて、特典情報をカーシェアサービス提供装置20に送信しなくてもよい。
図10は、図9に示すステップS110の処理の一連の流れを示すフローチャートである。まず、算出部103は、特定部102によって特定された訪問ユーザのユーザIDを検索キーとして、サービス履歴情報334を検索し、訪問ユーザがカーディーラーCDに訪問した、又はカーディーラーCDの系列店にこれまでに訪問した訪問回数が、所定の回数以下であるか否かを判定する(ステップS200)。算出部103は、訪問回数が所定の回数以下であると判定した場合、特定部102によって特定された当該訪問ユーザがカーディーラーCDにおいて受けたサービスの内容が、「車両を購入」したことであるか否かを判定する(ステップS202)。算出部103は、訪問回数が所定の回数より多く、カーディーラーCDにおいて「車両を購入」していない訪問ユーザには、特典を付与しないため、特典の額を算出せず、処理を終了する。また、算出部103は、特定部102によって特定された当該訪問ユーザがカーディーラーCDにおいて受けたサービスの内容が、「車両を購入」したことであると判定した場合、利用履歴情報232のうち当該訪問ユーザの訪問回数をリセットするように指示し(ステップS204)、処理をステップS208に進める。
算出部103は、訪問ユーザの訪問回数が所定の回数以下であると判定した場合、特定部102によって特定されたサービスの内容が「車両を購入」したことであるか否かを判定する(ステップS206)。算出部103は、特定部102によって特定されたサービスの内容が「車両を購入」したことであると判定した場合、サービス対応情報122に基づいて、他のサービスに比して大きい額の特典の額を算出する(ステップS208)。算出部103は、特定部102によって特定されたサービスの内容が「車両を購入」したことではないと判定した場合、サービスの内容が「車両の見積もり」をしたことであるか否かを判定する(ステップS210)。算出部103は、特定部102によって特定されたサービスの内容が「車両の見積もり」をしたことであると判定した場合、サービス対応情報122に基づいて、「車両を購入」した場合の特典の額に比して小さく、且つそれ以外のサービスの内容に比して大きい特典の額を算出する(ステップS212)。
算出部103は、特定部102によって特定されたサービスの内容が「車両を購入」したこと、及び「車両の見積もり」をしたことではないと判定した場合、サービスの内容が「試乗」したことであるか否かを判定する(ステップS214)。算出部103は、特定部102によって特定されたサービスの内容が「試乗」したことであると判定した場合、サービス対応情報122に基づいて、「車両を購入」した場合の特典の額、及び「車両の見積もり」をした場合の特典の額に比して小さい特典の額を算出する(ステップS216)。
算出部103は、特定部102によって特定されたサービスが「車両を購入」したこと、「車両の見積もり」をしたこと、及び「試乗」をしたことのいずれにも該当しない場合、特定部102によって特定された訪問ユーザのユーザIDを検索キーとして、サービス履歴情報334を検索し、訪問ユーザがカーディーラーCDにおいて受けたサービスの利益額/推定利益額を特定し、特定した利益額/推定利益額に応じた特典の額を算出する(ステップS218)。
なお、算出部103は、ステップS208において、訪問ユーザのカーシェアサービスの利用に関する利用料金を相殺し、更に与える特典の額を算出してもよい。この特典の額は、例えば、訪問ユーザがカーディーラーCDにおいて購入した車両の代金から差し引かれる金額である。また、算出部103は、ステップS208において、購入された車両の車種が、訪問ユーザが利用した貸与車両RVの車種と合致する場合、より特典の額を大きく算出してもよい。
[実施形態のまとめ]
以上説明したように、本実施形態の特典付与システム1によれば、貸与車両RVを利用するユーザのうち、カーディーラーCDを訪問した訪問ユーザを特定し、特定した訪問ユーザがカーディーラーCDにおいて受けたサービスに応じた特典を付与することにより、カーシェアサービスのユーザに対して、車両の購入を促すことができる。また、本実施形態の特典付与システム1によれば、算出部103がカーディーラーCDにおいてサービスを受けた購入意欲の高い訪問ユーザに対して、購入意欲が高いほど高額の特典を付与(算出)することにより、より車両の購入を促すことができる。また、本実施形態の特典付与システム1によれば、車両を購入する意欲が高いユーザに対しては、車両の購入を促すように特典の額を付与し、車両を購入する意欲が低いユーザに対しては、不必要に特典を付与しないようにすることができる。
<変形例>
以下、図面を参照し、実施形態の変形例について説明する。変形例では、訪問ユーザを増やすような処理、カーシェアサービスの利用料金から差し引くこと以外の特典の付与方法、及び訪問ユーザに車両の購入を促すような処理について説明する。なお、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図11は、変形例に係る特典付与装置10aの構成の一例を示す図である。特典付与装置10aは、例えば、制御部100aと、通信部110と、記憶部120とを備える。制御部100aは、制御部100が備える構成に加えて、通知制御部105と、特典付与部106とを備える。
通知制御部105は、例えば、貸与車両RVの乗員(つまり、貸与車両RVを利用するユーザ)に対してカーディーラーCDへの訪問を促す情報を、貸与車両RVに搭載されるナビゲーション装置50によって通知させる。
図12は、貸与車両RVに搭載されるナビゲーション装置50の構成の一例を示す図である。ナビゲーション装置50には、例えば、通信装置40が接続される。通信装置40は、ネットワークNWを介して特典付与装置10と通信する。ナビゲーション装置50は、例えば、GNSS受信機51と、ナビHMI52と、経路決定部53とを備える。ナビゲーション装置50は、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に地図情報54を保持している。GNSS受信機51は、GNSS衛星から受信した信号に基づいて、貸与車両RVの位置を特定する。ナビHMI52は、表示装置、スピーカ、タッチパネル、キーなどを含む。経路決定部53は、例えば、GNSS受信機51により特定された貸与車両RVの位置(或いは入力された任意の位置)から、ナビHMI52を用いて乗員により入力された目的地までの経路(以下、地図上経路)を、地図情報54を参照して決定する。地図情報54は、例えば、道路を示すリンクと、リンクによって接続されたノードとによって道路形状が表現された情報である。地図情報54は、道路の曲率やPOI(Point Of Interest)情報などを含んでもよい。ナビゲーション装置50は、例えば、乗員の保有するスマートフォンやタブレット端末等の端末装置の機能によって実現されてもよい。ナビゲーション装置50は、通信装置40を介してナビゲーションサーバに現在位置と目的地を送信し、ナビゲーションサーバから地図上経路と同等の経路を取得してもよい。ナビHMI52は、「通知部」の一例である。
ナビゲーション装置50は、GNSS受信機51によって特定した貸与車両RVの位置を示す情報を、通信装置40によって特典付与装置10に送信させる。通知制御部105は、例えば、GNSS受信機51によって特定された貸与車両RVの位置を示す情報を通信部110によって受信し、貸与車両RVの位置とカーディーラーCDの位置とが合致するか否かを判定する。通知制御部105は、貸与車両RVの位置とカーディーラーCDの位置とが合致すると判定した場合、貸与車両RVを利用するユーザに対してカーディーラーCDへの訪問を促す情報を通信部110によってナビゲーション装置50に送信させる。ナビHMI52は、通信装置40によって特典付与装置10から受信した情報に基づいて、通知画像IMa1を生成し、表示装置に表示させる。
図13は、通知画像IMa1の一例を示す図である。通知画像IMa1には、例えば、貸与車両RVのユーザに対して、カーディーラーCDが近くに存在することや、カーディーラーCDに訪問してサービスを受けると、カーシェアサービスの利用に関して特典を受けることができること等を通知するメッセージMS1が含まれる。メッセージMS1は、例えば、「この近くにカーディーラーがございます。カーディーラーでサービスを受けるとカーシェアリングの料金が割引になります。」等のメッセージである。
なお、上述では、通知制御部105が、貸与車両RVの位置とカーディーラーCDの位置とが合致する場合、貸与車両RVを利用するユーザに対してカーディーラーCDへの訪問を促す情報を通知させる場合について説明したが、これに限られない。通知制御部105が当該情報を通知させるタイミングは、例えば、ユーザが貸与車両RVの利用を終えようとしているタイミングや、貸与車両RVの利用料金を精算するタイミングや、ナビHMI52にカーディーラーCDを目的地として設定したタイミングや、目的地として設定したカーディーラーCDに到着したタイミング等であってもよい。これにより、通知制御部105は、適切なタイミングにおいて、カーシェアサービスのユーザに対して、カーディーラーCDへの訪問を促すことによって、車両の購入を促すことができる。
また、通知制御部105は、貸与車両RVの利用するユーザに対してカーディーラーCDへの訪問を間接的に促す情報をナビHMI52に通知させてもよい。図14は、通知画像IMa2の一例を示す図である。ナビHMI52は、通信装置40によって特典付与装置10から受信した情報に基づいて、通知画像IMa2を生成し、表示装置に表示させる。通知画像IMa2には、例えば、現在ユーザが利用している貸与車両RVの仕様と、カーディーラーCDにおいて販売されている車両(例えば、販売を勧める車両)との仕様の比較(差)を示す画像やメッセージMS3が含まれる。メッセージMS3は、例えば、「現在、ご利用いただいている車両と、おすすめの車両との仕様の比較をお知らせ!この車両はすぐ近くのカーディーラーでお買い求めいただけます。」等のメッセージである。これにより、通知制御部105は、貸与車両RVの利用するユーザに対してカーディーラーCDへの訪問を間接的に促すことができる。
なお、上述では、ナビHMI52が通知画像IMa1や、通知画像IMa2を生成し、表示する場合について説明したが、通知制御部105が通知画像IMa1や、通知画像IMa2を生成し、ナビゲーション装置50に送信してもよい。
図11に戻り、特典付与部106は、カーシェアサービスの現在の利用に関する利用料金から差し引くための特典以外の特典を、訪問ユーザに対して付与する。実施例の特典付与システム1は、算出部103は、各種情報に基づいて特典の額を算出し、カーシェアサービス提供装置20が備える請求処理部206は、算出部103によって算出された特典の額をカーシェアサービスの利用料金から差し引くことによって、ユーザに特典を付与していた。変形例において、特典付与部106は、算出部103によって算出された特典の額に応じた特典を訪問ユーザに対して付与する。
特典付与部106は、例えば、算出部103によって算出された特典の額だけ、次回のカーシェアサービスの利用料金から差し引くことが可能な特典を示す情報を生成する。通信制御部104は、特典付与部106によって生成された特典を示す情報を通信部110によって特典が付与されたユーザの端末装置に送信させる。図15は、特典画像IMpの一例を示す図である。ユーザの端末装置は、特典付与装置10から受信した特典を示す情報に基づいて、特典画像IMpを生成し、端末装置の表示部に表示させる。特典画像IMpには、例えば、次回のカーシェアサービスの利用料金から差し引くことが可能な特典が付与されたことを示すメッセージMS2と、特典の額を示す特典額画像IMcとが含まれる。メッセージMS2は、例えば、「カーシェアリングの利用料金が割引になるクーポンが付与されました。次回ご利用ください。」等のメッセージである。
特典画像IMpを有するユーザは、例えば、次回カーシェアサービスを利用する際に、カーシェアサービス提供装置20において特典画像IMpを提示する。カーシェアサービスの提供者は、特典画像IMpを提示したユーザがこれから利用するカーシェアサービスに係る利用料金から、特典額画像IMcに示される額を差し引く。これにより、特典額画像IMcを有するユーザは、カーシェアサービスに関する利用料金に係る特典以外の特典の付与を受けることができる。
なお、特典付与部106が特典画像IMpを生成し、ユーザの端末装置に送信するものであってもよい。また、特典画像IMpに含まれる特典額画像IMcは、特典額画像IMcを示すウェブページのURL(Uniform Resource Locator)を示すQR(Quick Response)コードを示す画像であってもよい。また、特典付与部106は、カーシェアサービスの利用に関連しない特典をユーザに付与してもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…特典付与システム、10、10a…特典付与装置、20…カーシェアサービス提供装置、30…販売サービス管理装置、40…通信装置、50…ナビゲーション装置、51…GNSS受信機、52…ナビHMI、53…経路決定部、54…地図情報、100、100a、200、300…制御部、101…取得部、102…特定部、103…算出部、104、204、304…通信制御部、105…通知制御部、106…特典付与部、110、210、310…通信部、120、230、330…記憶部、122…サービス対応情報、202、302…情報生成部、206…請求処理部、232…利用履歴情報、332…訪問履歴情報、334…サービス履歴情報、IMa1、IMa2…通知画像、IMc…特典額画像、IMp…特典画像、NW…ネットワーク、RV…貸与車両、CD…カーディーラー、ST…ステーション

Claims (14)

  1. ユーザのカーシェアサービスの利用履歴を示す利用履歴情報と、ユーザが車両に係る特定の店舗に訪問した訪問履歴を示す訪問履歴情報と、ユーザが前記特定の店舗で受けたサービスの履歴を示すサービス履歴情報を取得する取得部と、
    前記利用履歴情報と、前記訪問履歴情報と、前記サービス履歴情報とに基づいて、前記カーシェアサービスを利用するユーザのうち、過去に前記特定の店舗に訪問した訪問ユーザが、前記特定の店舗で受けたサービスを特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された前記サービスに応じて、前記カーシェアサービスの利用に関して前記ユーザに与える特典の額を算出する算出部と、を備え、
    前記サービスには、前記特定の店舗において車両を試乗する第1サービスと、前記特定の店舗において販売される車両の見積もりをする第2サービス、及び前記特定の店舗において車両を購入する第3サービスが含まれ、
    前記算出部は、前記特定部によって特定された前記サービスのうち、
    前記第1サービスと、前記第2サービスとでは、前記第2サービスの方について前記特典の額を大きくし、
    前記第2サービスと、前記第3サービスとでは、前記第3サービスの方について前記特典の額を大きくする、
    特典付与システム。
  2. 前記カーシェアサービスの利用に関する利用料金から差し引く額を前記特の額として算出する、
    請求項1に記載の特典付与システム。
  3. 前記カーシェアサービスの利用に関する利用料金を相殺し、更にユーザに与える特典の額も算出する、
    請求項1または2に記載の特典付与システム。
  4. 前記算出部は、前記特定部によって特定されたサービスが、前記特定の店舗において車両を購入する第3サービスである場合、購入された前記車両の代金に関して前記ユーザに与える特典の額を更に算出する、
    請求項1からのうちいずれか一項に記載の特典付与システム。
  5. 前記算出部は、前記特定部によって特定された前記サービスによって前記訪問ユーザが前記特定の店舗に支払う金額、又は支払うことが推定される金額が高額である程、前記特典の額を大きくする、
    請求項1からのうちいずれか一項に記載の特典付与システム。
  6. 前記カーシェアサービスによって貸与された貸与車両の乗員に情報を通知する通知部に、前記特定の店舗への訪問を促す情報を通知させる通知制御部を更に備える、
    請求項1からのうちいずれか一項に記載の特典付与システム。
  7. 前記算出部は、前記訪問ユーザが前記特定の店舗に訪問する回数が多いほど、前記特典の額を大きくする、
    請求項1からのうちいずれか一項に記載の特典付与システム。
  8. ユーザのカーシェアサービスの利用履歴を示す利用履歴情報と、ユーザが車両に係る特定の店舗に訪問した訪問履歴を示す訪問履歴情報と、ユーザが前記特定の店舗で受けたサービスの履歴を示すサービス履歴情報を取得する取得部と、
    前記利用履歴情報と、前記訪問履歴情報と、前記サービス履歴情報とに基づいて、前記カーシェアサービスを利用するユーザのうち、過去に前記特定の店舗に訪問した訪問ユーザが、前記特定の店舗で受けたサービスを特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された前記サービスに応じて、前記カーシェアサービスの利用に関して前記ユーザに与える特典の額を算出する算出部と、を備え、
    前記算出部は、前記訪問ユーザが前記特定の店舗に訪問した回数が所定の回数以下の場合に、前記訪問ユーザが前記特定の店舗に訪問する回数が多いほど、前記特典の額を大きくし、
    前記算出部は、前記訪問ユーザが前記特定の店舗において車両を購入した場合、前記特定の店舗に訪問した回数をリセットする、
    特典付与システム。
  9. 前記算出部は、前記特定部によって特定されたサービスが、車両を前記訪問ユーザが購入することに係るサービスである場合、前記特典の額を算出する、
    請求項1からのうちいずれか一項に記載の特典付与システム。
  10. 前記訪問ユーザに特典を付与する特典付与部を更に備え、
    前記特典付与部は、前記算出部によって算出された前記特典の額を、前記訪問ユーザが次回以降に前記カーシェアサービスの利用料金から差し引くことが可能な特典として前記訪問ユーザに付与する、
    請求項1からのうちいずれか一項に記載の特典付与システム。
  11. ユーザのカーシェアサービスの利用履歴を示す利用履歴情報と、ユーザが車両に係る特定の店舗に訪問した訪問履歴を示す訪問履歴情報と、ユーザが前記特定の店舗で受けたサービスの履歴を示すサービス履歴情報を取得する取得部と、
    前記利用履歴情報と、前記訪問履歴情報と、前記サービス履歴情報とに基づいて、前記カーシェアサービスを利用するユーザのうち、過去に前記特定の店舗に訪問した訪問ユーザが、前記特定の店舗で受けたサービスを特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された前記サービスに応じて、前記カーシェアサービスの利用に関して前記ユーザに与える特典の額を算出する算出部と、
    前記カーシェアサービスによって貸与された貸与車両の乗員に情報を通知する通知部に、前記特典の額が前記カーシェアサービスの利用に関する利用料金から差し引かれることを通知させる通知制御部と、を備え、
    前記通知制御部は、前記貸与車両と、前記特定の店舗において販売される車両との仕様の差を示す情報を前記通知部に更に通知させる、
    特典付与システム。
  12. 前記通知制御部は、前記利用料金を精算するタイミング、前記貸与車両のナビゲーション装置に前記特定の店舗を目的地として設定したタイミング、又は前記特定の店舗に到着したタイミングのうち、いずれかのタイミングに前記通知部に通知させる、
    請求項11に記載の特典付与システム。
  13. コンピュータが、
    ユーザのカーシェアサービスの利用履歴を示す利用履歴情報と、ユーザが車両に係る特定の店舗に訪問した訪問履歴を示す訪問履歴情報と、ユーザが前記特定の店舗で受けたサービスの履歴を示すサービス履歴情報を取得し、
    前記利用履歴情報と、前記訪問履歴情報と、前記サービス履歴情報とに基づいて、前記カーシェアサービスを利用するユーザのうち、過去に前記特定の店舗に訪問した訪問ユーザが、前記特定の店舗で受けたサービスを特定し、
    特定された前記サービスに応じて、前記カーシェアサービスの利用に関して前記ユーザに与える特典の額を算出し、
    前記サービスには、前記特定の店舗において車両を試乗する第1サービスと、前記特定の店舗において販売される車両の見積もりをする第2サービス、及び前記特定の店舗において車両を購入する第3サービスが含まれ、
    前記算出することは、特定された前記サービスのうち、
    前記第1サービスと、前記第2サービスとでは、前記第2サービスの方について前記特典の額を大きくし、
    前記第2サービスと、前記第3サービスとでは、前記第3サービスの方について前記特典の額を大きくすることを含む、
    特典付与方法。
  14. コンピュータが、
    ユーザのカーシェアサービスの利用履歴を示す利用履歴情報と、ユーザが車両に係る特定の店舗に訪問した訪問履歴を示す訪問履歴情報と、ユーザが前記特定の店舗で受けたサービスの履歴を示すサービス履歴情報を取得し、
    前記利用履歴情報と、前記訪問履歴情報と、前記サービス履歴情報とに基づいて、前記カーシェアサービスを利用するユーザのうち、過去に前記特定の店舗に訪問した訪問ユーザが、前記特定の店舗で受けたサービスを特定し、
    特定された前記サービスに応じて、前記カーシェアサービスの利用に関して前記ユーザに与える特典の額を算出し、
    前記カーシェアサービスによって貸与された貸与車両の乗員に情報を通知する通知部に、前記特典の額が前記カーシェアサービスの利用に関する利用料金から差し引かれることを通知させ、
    前記通知させることは、前記貸与車両と、前記特定の店舗において販売される車両との仕様の差を示す情報を前記通知部に更に通知させることを含む、
    特典付与方法。
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