JP7241950B1 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1を用いて、本実施形態の情報処理装置等により実現される情報処理について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。なお、図1では、本実施形態に係る情報処理装置の一例である情報処理サーバ10によって、実施形態に係る情報処理などが実現されるものとする。
図1の説明に先立って、図2を用いて情報処理システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、情報処理サーバ10と、決済管理サーバ100と、駐車管理サーバ200と、端末装置300とを含む。情報処理サーバ10、決済管理サーバ100、駐車管理サーバ200及び端末装置300は、ネットワークNを介して有線又は無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図2に示した情報処理システム1には、複数台の情報処理サーバ10、複数台の決済管理サーバ100、複数台の駐車管理サーバ200及び複数台の端末装置300が含まれていてもよい。
ここで、情報処理サーバ10が実行する情報処理に先立ち、端末装置300を用いた決済(電子決済)の一例について説明する。なお、以下の説明では、店舗Aに配置された2次元コード(QRコード(登録商標))であって、店舗Aを識別する店舗識別情報Cを示す2次元コードを用いて、利用者Uが端末装置300を用いた決済を行う例について説明するが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下に説明する決済の一例は、任意の利用者が任意の端末装置300を用いて、任意の店舗にて決済を行う場合においても適用可能である。また、店舗識別情報Cは、QRコード(登録商標)のみならず、バーコードや所定のマーク、番号等であってもよい。
ここで、従来、ナンバープレートに紐づく利用者の支払い手段を用いて駐車料金を精算する技術が知られている。しかしながら、このような技術では、利用者の駐車時間における決済を考慮して、利用者に応じた料金の請求を適切に行うことはできなかった。
(入庫の通知)
上記実施形態において、情報処理サーバ10は、駐車管理サーバ200から送信された車両の識別情報に基づいて、利用者のアカウントが特定できた場合には、アカウントの利用者に対して、駐車場に入った旨を通知してもよい。例えば、情報処理サーバ10は、「XXXX-YYY1」のナンバーからアカウントが特定できた場合には、アカウントの利用者である利用者U1に対して、駐車場P1に入った旨を通知してもよい。例えば、情報処理サーバ10は、駐車場P1に入った旨の情報を端末装置300へ送信してもよい。なお、通知は、どのような通知方法による通知であってもよく、例えば、プッシュ通知やヘッドアップ通知などの通知方法による通知であってもよい。また、情報処理サーバ10は、駐車場に入った際に通知を行ってもよいし、駐車場に入ってから所定の時間内に通知を行ってもよい。なお、情報処理サーバ10は、駐車場に入った際に車両の識別情報が登録されておらず、利用者のアカウントが特定できなかった場合であって、駐車場から出るまでに車両の識別情報が登録された場合には、車両の識別情報の登録時や、車両の識別情報の登録時から所定の時間内に通知を行ってもよい。
上記実施形態において、情報処理サーバ10は、利用者の駐車に掛かる料金を、利用者のアカウント情報に基づき決済することに同意するか否かを選択させる画面を表示させるための情報を送信してもよい。そして、情報処理サーバ10は、利用者が同意を選択した場合に、利用者に対して課金する課金額に関する情報を、決済管理サーバ100へ送信してもよい。この場合、利用者の駐車に掛かる料金は利用者のアカウント情報に基づき支払われる。なお、情報処理サーバ10は、利用者が同意を選択しなかった場合には、情報処理を終了してもよいし、利用者に対して課金する課金額に関する情報を、駐車管理サーバ200へ送信してもよい。この場合、利用者の駐車に掛かる料金は駐車場で支払われる。なお、情報処理サーバ10は、アカウント決済の同意画面の表示を、駐車場に入った際に行ってもよいし、駐車場に入ってから所定の時間内に行ってもよい。なお、情報処理サーバ10は、アカウント決済に同一するか否かが予め設定されている場合には、アカウント決済の同意画面の表示を行わず、予め設定された情報に基づき処理を行ってもよい。また、情報処理サーバ10は、アカウント決済への同意が設定されている場合にはアカウント決済の同意画面の表示を行わず、アカウント決済への同意が設定されていない場合にアカウント決済の同意画面の表示を行ってもよい。なお、情報処理サーバ10は、駐車場に入った際に車両の識別情報が登録されておらず、利用者のアカウントが特定できなかった場合であって、駐車場から出るまでに車両の識別情報が登録された場合には、車両の識別情報の登録時や、車両の識別情報の登録時から所定の時間内にアカウント決済の同意画面の表示を行ってもよい。
上記実施形態において、情報処理サーバ10は、駐車管理サーバ200から送信された車両の識別情報に基づいて、利用者のアカウントが特定できた場合には、アカウントの利用者に対して、駐車場から出た旨を通知してもよい。例えば、情報処理サーバ10は、「XXXX-YYY1」のナンバーからアカウントが特定できた場合には、アカウントの利用者である利用者U1に対して、駐車場P1から出た旨を通知してもよい。例えば、情報処理サーバ10は、駐車場P1から出た旨の情報を端末装置300へ送信してもよい。
上記実施形態において、利用者がアカウントに紐づけて複数のナンバーを登録している場合がある。例えば、利用者が複数の車両を所持する場合などである。例えば、所定のサービス上で利用者U1が「XXXX-YYY1」のナンバーの車両だけでなく、「XXXX-YYY2」のナンバーの車両も所持しており、アカウントに紐づけて、「XXXX-YYY1」のナンバーだけでなく、「XXXX-YYY2」のナンバーも登録している場合である。このような場合には、情報処理サーバ10は、それぞれのナンバーの車両の駐車に対して課金額を算出してもよい。例えば、情報処理サーバ10は、「XXXX-YYY1」の車両が駐車場に入った場合には、「XXXX-YYY1」の車両が駐車場から出るまでに掛かる時間に応じた料金に基づき課金額を算出し、「XXXX-YYY2」の車両が駐車場に入った場合には、「XXXX-YYY2」の車両が駐車場から出るまでに掛かる時間に応じた料金に基づき課金額を算出してもよい。
上記実施形態において、カーシェアリングの場合のように、一台の車両を複数の利用者が利用する場合がある。このような場合、車両のナンバーが前の利用者のアカウントに紐づいたままだと、今の利用者の利用によって、前の利用者のアカウントに駐車料金が請求されてしまう。情報処理サーバ10は、車両が駐車場に入った後に利用者が一時的な登録として車両の識別情報の登録を行った場合には、車両が駐車場から出た際に自動的に登録を解除してもよいし、車両が駐車場から出てから所定の時間内に自動的に登録を解除してもよい。また、情報処理サーバ10は、一時的な登録として登録された車両の識別情報の登録が解除された旨の通知を行ってもよい。
上記実施形態では、決済管理サーバ100が、情報処理サーバ10から送信された課金額に関する情報に基づいて課金額の決済を行う場合を示したが、情報処理サーバ10が、課金額の決済を行ってもよい。例えば、情報処理サーバ10と決済管理サーバ100が一体である場合である。なお、情報処理サーバ10と決済管理サーバ100が別装置である場合には、情報処理サーバ10は、決済の完了後に、決済が完了した旨の情報を決済管理サーバ100へ送信してもよい。また、情報処理サーバ10は、決済が完了した旨の情報を端末装置300へ送信してもよい。
上記実施形態において、情報処理サーバ10は、駐車場から所定の時間内に出ることを事前に申請するための所定の操作を利用者が行うことによって、車両が駐車場に入ってから所定の操作が行われるまでの時間に基づき課金額を算出してもよい。この際、情報処理サーバ10は、例えば、「15分以内に出庫してください。」など、所定の時間内に駐車場から出ることを促す旨の通知を行ってもよい。例えば、情報処理サーバ10は、出庫の事前申請の所定の操作が行われた場合には、所定の時間内に駐車場から出ることを促す旨の情報を端末装置300へ送信してもよい。そして、決済管理サーバ100は、所定の操作が行われるまでの時間に基づき算出された課金額に関する情報に基づいて決済を行ってもよい。なお、利用者が所定の時間内に出なかった場合には、課金額が再度算出されるため、ここでの決済は仮決済とも言える。
上記実施形態において、決済管理サーバ100の運営者が管理する所定のサービスのアプリケーションを親アプリとしたミニアプリを駐車管理サーバ200の運営者が提供する場合には、駐車管理サーバ200は、車両の識別情報の管理から、車両の識別情報と利用者のアカウント情報との紐づけに基づく課金額の算出までの全ての処理を行ってもよい。そして、決済管理サーバ100は、駐車管理サーバ200により算出された課金額に基づく決済処理のみを行ってもよい。なお、車両の識別情報は、例えば、駐車管理サーバ200の運営者が提供するミニアプリのアプリケーション上の登録画面を介して登録されてもよい。
上記実施形態では、利用者が情報コードを提示して決済を行うことで駐車料金に反映させる場合を示したが、利用者がクレジットカードなどの他の決済方法で決済を行う場合がある。情報処理サーバ10は、利用者が他の決済方法による決済時に、例えば、電子ポイントカードや来店カードなどの情報コード情報コードを提示してポイントの付与を行うことで、決済情報を取得し、駐車料金に反映させてもよい。例えば、情報処理サーバ10は、他の決済方法による決済時に情報コードを提示してポイントの付与を行うことで取得された決済情報に基づいて課金額を算出してもよい。また、情報処理サーバ10は、レシートに記載された決済金額と決済時刻の情報を含む情報コードを読み取ることで、決済情報を取得し、駐車料金に反映させてもよい。例えば、情報処理サーバ10は、決済金額と決済時刻の情報を含む情報コードを読み取ることで取得された決済情報に基づいて課金額を算出してもよい。
上記実施形態において、情報処理サーバ10は、入庫の通知の際に、情報コードを提示して決済を行うことで駐車料金に反映される店舗の店舗情報を端末装置300へ送信してもよい。また、情報処理サーバ10は、店舗情報と合わせて、店舗のクーポンを送信してもよい。具体的には、情報処理サーバ10は、情報コードを提示して決済を行うことで駐車料金の反映の対象となる店舗のクーポンを送信してもよい。また、情報処理サーバ10は、予め定められた時間に、情報コードを提示して決済を行うことで駐車料金の反映の対象となる店舗から所定の範囲内に駐車している全ての利用者の端末装置300へクーポンの送信を行ってもよい。
上記実施形態において、情報処理サーバ10は、駐車料金に反映させるためのクーポンを利用者が予め取得している場合には、駐車料金の決済時にクーポンを反映させた課金額を算出してもよい。また、情報処理サーバ10は、情報コードを提示して決済を行うことで、割引額分のクーポンを発行し、利用者に提供してもよい。これにより、情報処理サーバ10は、決済履歴を取得することなく、クーポンの有無に基づいて駐車料金の決済を行うことが可能となる。
上記実施形態において、情報処理サーバ10は、利用者から駐車料金の照会要求を受け付けた場合には、照会要求を受け付けた時点での決済履歴に基づいて、課金額の算出を行ってもよい。そして、情報処理サーバ10は、照会要求を受け付けた時点での課金額に関する情報を端末装置300へ送信してもよい。
上記実施形態において、情報処理サーバ10は、利用者の駐車時間内の決済だけでなく、過去の蓄積された決済履歴から、割引額の算出を行ってもよい。例えば、情報処理サーバ10は、過去の蓄積された決済履歴の決済額が所定の閾値を超える場合には、所定の割引額を上乗せした割引額に基づいて、課金額の算出を行ってもよい。このように、情報処理サーバ10は、利用者が駐車中の駐車場に関連する商業施設での決済履歴だけでなく、商業施設と所定の関係を有する他の商業施設又は店舗での決済履歴に基づいて利用者毎に割引額を決定することで、課金額の算出を行ってもよい。
次に、図3を用いて、実施形態に係る情報処理サーバ10の構成について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理サーバ10の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理サーバ10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。なお、情報処理サーバ10は、情報処理サーバ10の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、決済管理サーバ100等との間で情報の送受信を行う。
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図3に示すように、記憶部30は、車両識別情報記憶部31と、駐車場利用記憶部32と、駐車場情報記憶部33と、駐車割引条件記憶部34とを有する。
制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理サーバ10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、図3に示すように、取得部41と、第1算出部42と、第2算出部43と、通知部44と、解除部45とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。
取得部41は、各種情報を取得する。取得部41は、外部の情報処理装置から各種情報を取得する。取得部41は、決済管理サーバ100等の他の情報処理装置から各種情報を取得する。
第1算出部42は、利用者がアカウントに紐づけて登録した車両の識別情報に基づいて、車両が駐車場に入ってから出るまでに掛かる時間に応じた料金を算出する。例えば、第1算出部42は、駐車場毎に予め定められた料金体系に基づいて、料金を算出する。
第2算出部43は、第1算出部42により算出された料金と、利用者の決済履歴とに基づいて、利用者に課金する課金額を算出する。例えば、第2算出部43は、駐車場に紐づけて予め定められた店舗での利用者の決済額と、駐車場毎に予め定められた割引条件とを比較し、第1算出部42により算出された料金から所定額を割り引くことで課金額を算出する。例えば、第2算出部43は、利用者の決済履歴に基づき無料駐車時間(又は割引額)を決定することで課金額を算出する。
通知部44は、第2算出部43により算出された課金額に関する情報を送信する。例えば、通知部44は、利用者に課金する課金額に関する情報を送信する。
解除部45は、車両が駐車場に入った後に利用者が一時的な登録として車両の識別情報の登録を行った場合には、車両が駐車場から出た際に自動的に登録を解除する。
次に、図8を用いて、実施形態に係る決済管理サーバ100の構成について説明する。図8は、実施形態に係る決済管理サーバ100の構成例を示す図である。図8に示すように、決済管理サーバ100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、決済管理サーバ100は、決済管理サーバ100の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報処理サーバ10等との間で情報の送受信を行う。
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図8に示すように、記憶部120は、アカウント情報記憶部121と、決済履歴記憶部122とを有する。
制御部130は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、決済管理サーバ100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部130は、図8に示すように、取得部131と、決済部132と、通知部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。
取得部131は、各種情報を取得する。取得部131は、外部の情報処理装置から各種情報を取得する。取得部131は、情報処理サーバ10等の他の情報処理装置から各種情報を取得する。
決済部132は、取得部131により取得された決済要求に基づいて決済を行う。また、決済部132は、取得部131により取得された課金額に関する情報に基づいて決済を行う。例えば、決済部132は、利用者のアカウント情報に基づき決済を行う。そして、決済部132は、決済履歴を更新する。
通知部133は、決済の完了後、決済が完了した旨の情報を送信する。また、通知部133は、利用者の決済履歴を送信する。
次に、図11を用いて、実施形態に係る駐車管理サーバ200の構成について説明する。図11は、実施形態に係る駐車管理サーバ200の構成例を示す図である。図11に示すように、駐車管理サーバ200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。なお、駐車管理サーバ200は、駐車管理サーバ200の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
通信部210は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部210は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報処理サーバ10等との間で情報の送受信を行う。
記憶部220は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図11に示すように、記憶部220は、駐車場利用記憶部221と、駐車場情報記憶部222と、駐車割引条件記憶部223とを有する。
制御部230は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、駐車管理サーバ200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部230は、図11に示すように、取得部231と、送信部232とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。
取得部231は、各種情報を取得する。取得部231は、外部の情報処理装置から各種情報を取得する。取得部231は、情報処理サーバ10等の他の情報処理装置から各種情報を取得する。
送信部232は、車両の識別情報と、車両が入った駐車場の識別情報とを送信する。また、送信部232は、車両の識別情報と、車両が出た駐車場の識別情報とを送信する。
次に、図13を用いて、実施形態に係る端末装置300の構成について説明する。図13は、実施形態に係る端末装置300の構成例を示す図である。図13に示すように、端末装置300は、通信部310と、入力部320と、出力部330と、制御部340とを有する。
通信部310は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部310は、所定のネットワークNと有線又は無線で接続され、所定のネットワークNを介して、情報処理サーバ10等との間で情報の送受信を行う。
入力部320は、利用者からの各種操作を受け付ける。図1に示す例では、利用者U1からの各種操作を受け付ける。例えば、入力部320は、タッチパネル機能により表示面を介して利用者からの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部320は、端末装置300に設けられたボタンや、端末装置300に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
出力部330は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部330は、情報処理サーバ10から取得した情報を表示する。
制御部340は、例えば、コントローラであり、CPUやMPU等によって、端末装置300内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、端末装置300にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。例えば、この各種プログラムには、情報処理サーバ10から情報を取得して表示するアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部340は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
受信部341は、各種情報を受信する。受信部341は、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。受信部341は、情報処理サーバ10等の他の情報処理装置から各種情報を受信する。例えば、受信部341は、決済が完了した旨の情報を受信する。また、例えば、受信部341は、駐車場に入った旨の情報を受信する。また、例えば、受信部341は、駐車場から出た旨の情報を受信する。また、例えば、受信部341は、所定の時間内に駐車場から出ることを促す旨の情報を受信する。
送信部342は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。送信部342は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。送信部342は、情報処理サーバ10等の他の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、送信部342は、利用者が店舗などで情報コードを提示して購入を行う場合には、利用者が提示した情報コードを介して決済要求を送信する。また、例えば、送信部342は、駐車場から所定の時間内に出ることを事前に申請するための所定の操作を利用者が行った場合には、操作情報を送信する。また、例えば、送信部342は、所定の操作の操作時の位置情報を送信する。
図14を用いて、実施形態に係る情報処理サーバ10の付与処理の手順について説明する。図14は、実施形態に係る情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。
上述してきたように、実施形態に係る情報処理サーバ10は、第1算出部42と、第2算出部43とを有する。第1算出部42は、所定のサービスの利用者がアカウントに紐づけて登録した車両の識別情報に基づいて、車両が所定のエリアに入ってから出るまでに対応する料金を算出する。第2算出部43は、第1算出部42により算出された料金と、所定のエリアに関連する施設での利用者の決済履歴とに基づいて、利用者に課金する課金額を算出する。
また、上述してきた各実施形態に係る情報処理サーバ10は、例えば、図15に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報処理サーバ10を例に挙げて説明する。図15は、情報処理サーバ10の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、ROM1200、RAM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
20 通信部
30 記憶部
31 車両識別情報記憶部
32 駐車場利用記憶部
33 駐車場情報記憶部
34 駐車割引条件記憶部
40 制御部
41 取得部
42 第1算出部
43 第2算出部
44 通知部
45 解除部
100 決済管理サーバ
110 通信部
120 記憶部
121 アカウント情報記憶部
122 決済履歴記憶部
130 制御部
131 取得部
132 決済部
133 通知部
200 駐車管理サーバ
210 通信部
220 記憶部
221 駐車場利用記憶部
222 駐車場情報記憶部
223 駐車割引条件記憶部
230 制御部
231 取得部
232 送信部
300 端末装置
310 通信部
320 入力部
330 出力部
340 制御部
341 受信部
342 送信部
Claims (19)
- 決済サービスである所定のサービスの利用者が当該所定のサービスのアカウントに紐づけて登録した車両の識別情報を有する車両が所定のエリアに入ってから出るまでに対応する料金を算出する第1算出部と、
前記第1算出部により算出された料金と、前記所定のエリアに関連する施設での前記利用者の決済履歴であって前記識別情報の登録が行われたアカウントのアカウント情報を用いた決済履歴とに基づいて、前記利用者に課金する課金額を算出する第2算出部と、
を有し、
前記第1算出部は、
前記識別情報の登録時に前記利用者が所定のエリアを指定することで取得された当該所定のエリアへの入庫時刻に基づいて、前記料金を算出する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 決済サービスである所定のサービスの利用者が当該所定のサービスのアカウントに紐づけて登録した車両の識別情報を有する車両が所定のエリアに入ってから出るまでに対応する料金を算出する第1算出部と、
前記第1算出部により算出された料金と、前記所定のエリアに関連する施設での前記利用者の決済履歴であって前記識別情報の登録が行われたアカウントのアカウント情報を用いた決済履歴とに基づいて、前記利用者に課金する課金額を算出する第2算出部と、
前記所定のエリアに入った際に、車両の識別情報に紐づくアカウントを用いた駐車料金のアカウント決済を可能にするための同意画面を表示させて、利用者が同意の選択を行った場合に、アカウント決済を行うための情報を送信する通知部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 決済サービスである所定のサービスの利用者が当該所定のサービスのアカウントに紐づけて登録した車両の識別情報を有する車両が所定のエリアに入ってから出るまでに対応する料金を算出する第1算出部と、
前記第1算出部により算出された料金と、前記所定のエリアに関連する施設での前記利用者の決済履歴であって前記識別情報の登録が行われたアカウントのアカウント情報を用いた決済履歴とに基づいて、前記利用者に課金する課金額を算出する第2算出部と、
前記所定のサービスの利用者のアカウントに複数の車両の識別情報が登録されている場合は、前記所定のエリアに入った車両の駐車それぞれに対して、アカウント決済を行うための情報を送信する通知部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 決済サービスである所定のサービスの利用者が当該所定のサービスのアカウントに紐づけて登録した車両の識別情報を有する車両が所定のエリアに入ってから出るまでに対応する料金を算出する第1算出部と、
前記第1算出部により算出された料金と、前記所定のエリアに関連する施設での前記利用者の決済履歴であって前記識別情報の登録が行われたアカウントのアカウント情報を用いた決済履歴とに基づいて、前記利用者に課金する課金額を算出する第2算出部と、
前記利用者が入った前記所定のエリアに関連する施設の一覧を前記利用者からの要求に応じて表示させるための情報を送信する通知部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記通知部は、
前記所定のサービスの利用者のアカウントを用いた決済を行うことで駐車料金に反映される店舗の店舗情報を送信する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記第1算出部は、
前記所定のエリアに設置された撮像装置により前記車両の識別情報を読み取ることで算出される時間に応じた料金を算出する
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の情報処理装置。 - 前記通知部は、
前記車両が前記所定のエリアに入った際に、前記所定のサービスの利用者のアカウントに基づいて当該利用者の端末へ、前記所定のエリアに入った旨を通知するとともに、前記第2算出部により算出される課金額を、前記所定のサービスの利用者のアカウント情報に基づき決済することに同意するか否かを選択させる画面を表示させるための情報を送信する
ことを特徴とする請求項2~4のいずれか一つに記載の情報処理装置。 - 前記通知部は、
前記車両が前記所定のエリアから出た際に、前記所定のエリアから出た旨を通知する
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記通知部は、
前記所定のサービスの利用者のアカウントを用いた、前記第2算出部により算出された課金額の決済後に、決済が完了した旨を通知する
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記第2算出部は、
前記決済履歴に基づき決定された無料駐車時間又は割引額に基づいて、前記課金額を算出する
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の情報処理装置。 - 前記第2算出部は、
前記所定のエリアから所定の時間内に出ることを事前に申請するための所定の操作であって前記所定のサービスの利用者のアカウントに基づく当該利用者の端末に対する所定の操作に基づいて、前記課金額を算出する
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の情報処理装置。 - 前記第2算出部は、
前記所定の操作の操作時の位置情報に基づいて、前記所定のエリアのエリア内である場合に、前記課金額を算出する
ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。 - 前記第2算出部は、
駐車料金の精算のための事前申請の操作時の位置が所定の範囲内でない場合は、前記課金額を算出せずに、所定の範囲内で事前申請の所定の操作を再度行うことを促す旨を通知するための処理を行う
ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。 - 前記第2算出部は、
前記所定の操作を行った後、前記所定のエリアから所定の時間内に出なかった場合には、所定の時間が過ぎた後の時間から所定の時間内に前記所定のエリアから出ることを申請するための通知を行い、当該申請がなかった場合には、前記所定の操作の操作時から前記車両が前記所定のエリアから出るまでに掛かる時間に応じて算出された料金に基づき追加の課金額を算出する
ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。 - 前記所定のエリアに入った後に一時的な登録として前記登録を行った場合には、前記車両が前記所定のエリアから出た際に、前記登録を解除する解除部
を更に有することを特徴とする請求項1~4のいずれか一つに記載の情報処理装置。 - コンピュータが実行する情報処理方法であって、
決済サービスである所定のサービスの利用者が当該所定のサービスのアカウントに紐づけて登録した車両の識別情報を有する車両が所定のエリアに入ってから出るまでに対応する料金を算出する第1算出工程と、
前記第1算出工程により算出された料金と、前記所定のエリアに関連する施設での前記利用者の決済履歴であって前記識別情報の登録が行われたアカウントのアカウント情報を用いた決済履歴とに基づいて、前記利用者に課金する課金額を算出する第2算出工程と、
を含み、
前記第1算出工程は、
前記識別情報の登録時に前記利用者が所定のエリアを指定することで取得された当該所定のエリアへの入庫時刻に基づいて、前記料金を算出する
ことを特徴とする情報処理方法。 - 決済サービスである所定のサービスの利用者が当該所定のサービスのアカウントに紐づけて登録した車両の識別情報を有する車両が所定のエリアに入ってから出るまでに対応する料金を算出する第1算出手順と、
前記第1算出手順により算出された料金と、前記所定のエリアに関連する施設での前記利用者の決済履歴であって前記識別情報の登録が行われたアカウントのアカウント情報を用いた決済履歴とに基づいて、前記利用者に課金する課金額を算出する第2算出手順と、
をコンピュータに実行させ、
前記第1算出手順は、
前記識別情報の登録時に前記利用者が所定のエリアを指定することで取得された当該所定のエリアへの入庫時刻に基づいて、前記料金を算出する
ことを特徴とする情報処理プログラム。 - コンピュータが実行する情報処理方法であって、
決済サービスである所定のサービスの利用者が当該所定のサービスのアカウントに紐づけて登録した車両の識別情報を有する車両が所定のエリアに入ってから出るまでに対応する料金を算出する第1算出工程と、
前記第1算出工程により算出された料金と、前記所定のエリアに関連する施設での前記利用者の決済履歴であって前記識別情報の登録が行われたアカウントのアカウント情報を用いた決済履歴とに基づいて、前記利用者に課金する課金額を算出する第2算出工程と、
前記利用者が入った前記所定のエリアに関連する施設の一覧を前記利用者からの要求に応じて表示させるための情報を送信する通知工程と、
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - 決済サービスである所定のサービスの利用者が当該所定のサービスのアカウントに紐づけて登録した車両の識別情報を有する車両が所定のエリアに入ってから出るまでに対応する料金を算出する第1算出手順と、
前記第1算出手順により算出された料金と、前記所定のエリアに関連する施設での前記利用者の決済履歴であって前記識別情報の登録が行われたアカウントのアカウント情報を用いた決済履歴とに基づいて、前記利用者に課金する課金額を算出する第2算出手順と、
前記利用者が入った前記所定のエリアに関連する施設の一覧を前記利用者からの要求に応じて表示させるための情報を送信する通知手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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