JP2021174482A - 駐車管理装置およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Hidetoshi Yamamoto
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Abstract

【課題】事前登録による駐車券不要システムにおいて、事前登録した車両と関連付けられていない運転者が運転する場合に、当該運転者に対して駐車券が発券されないという不具合を解消する駐車管理装置を提供する。【解決手段】駐車場を利用するに際しての入庫時刻データを格納した駐車券を前記の検証手段による検証結果にかかわらず発行する発券機と、発券機に近づいた車両を検知する車両検知手段と、ゲート手段と、車両検知手段による検知結果または発券機が発行した駐車券の引き抜き検知に基づいてゲート手段の作動に対する指示を出力するゲート制御手段と、を備える。発券機は、車両検知手段によって発券機に一旦近づいた車両が検知できなくなるまでに当該車両の運転者によって駐車券が引き抜かれなかった場合には、一旦発行した駐車券を廃棄する。【選択図】図6

Description

本発明は、駐車場の入庫に際して、車両ナンバーの事前登録の利便性を維持しつつ、その不具合を解消するための技術に関する。
時間貸しの駐車場は、最も典型的なものとして、駐車場の入口で駐車券を受け取り、その駐車券を出庫の際に提示し、入庫した時刻と出庫の時刻との差分を駐車時間として駐車料金を精算する、というものである(図示を省略)。無人化を図るため、精算機と阻止手段(例えば、ロック板や遮断機)を備え、駐車場の車室へ車両が入庫すると阻止手段が働き、精算機にて精算を済ませると阻止手段が解除されて出庫可能となる。
駐車場を利用する車両は、その運転者が駐車場の入口にて駐車券を引き抜くと、駐車場入口のゲートが開き、駐車場内へ進行することができる。駐車券には入庫時刻が印字されるとともに、その駐車券へ貼付された磁気テープなどの記録媒体へ記録されている。 その駐車券を、駐車場から出庫させる際に精算機へ投入すると、記録されている入庫時刻を読み取り、駐車料金を算出して提示し、運転者による精算を促す。精算が終了すると、駐車させていた車両を出庫させることができるようになる。
近年の画像処理技術の進歩、および通信インフラなどの充実や低コスト化に伴い、駐車場の入口などに設置したカメラにてナンバープレートを撮影し、その撮影映像と撮影時刻を用いて、駐車料金の算出や精算手続きの管理などを実行する駐車場も運用されるようになってきた。
駐車場の入口に設置されたカメラにて車両ナンバーを撮影して画像処理し、予め予約または登録された車両ナンバーとの一致不一致を検証する。そして、一致していると判断した場合には、入口ゲートを開き、入庫できるようにする技術も実用化されつつある。すなわち、予約または登録した車両の運転者に係る携帯情報端末(代表的にはスマートフォン)へ電子駐車券を送信することで、駐車券の発券を省略するのである。このシステムを以下、「駐車券不要システム」と仮称する。
図1を用いて、更に具体的に説明する。
駐車場ユーザは、自らに係る通信端末を用いて、氏名等の属性データおよび自らが駐車場を利用する車両の車両ナンバーなどの会員登録データ、利用する駐車場などをデータセンターへ送信する。データセンターからは、ユーザの通信端末へ会員番号を通知するなどして、登録を完了する。
その駐車場ユーザが登録済みの車両を運転し、登録に係る駐車場へ入庫しようとする。その駐車場では、カメラによってその車両のナンバープレートを撮影し、撮影した写真データをOCR処理手段によって画像をテキストデータに変換する。そして、データセンターに蓄積されている車両ナンバーに、登録されている車両ナンバーがあるかどうか、検証手段が検証する。
検証した結果、登録されている車両ナンバーがある場合には、ゲート制御手段がゲートを開き、駐車場ユーザは、その車両を入庫することができる。このとき、駐車券を発券する必要がない。
登録されている車両ナンバーに一致する車両ナンバーが存在しない場合には、駐車券の発券命令が発券機に送信される。発券機から発券された駐車券を引き抜くと、その駐車場ユーザは、自らが運転する車両を入庫させることができる。
駐車券不要システムは、予約または登録した車両の運転者に係る携帯情報端末へ入庫時刻データ等を含んだ電子駐車券を送信する。電子駐車券には、入庫時刻(またはそれを二次元バーコード化した画像)が含まれている。電子駐車券を出庫時に読み取るリーダが駐車場の出口付近に設置されており、そのリーダに運転者が自らの携帯情報端末の電子駐車券をかざすことで、リーダに付随した精算機が駐車料金を算出し、精算を促す。運転者が精算を済ませれば車両の出庫が可能となる。
以上のような手順により、入庫および精算が必要な出庫において、物理的な駐車券の発券を省略するのである。
前述した駐車場ユーザによる登録を簡易化するため、図2に示すような入力方式もある。すなわち、登録したい車両の車両ナンバーの入力を簡易化するため、専用のウェブサイトや登録用アプリケーションを駐車場ユーザへ提供している。その登録用アプリケーションまたは登録用ウェブサイトは、車両ナンバーを手入力しなくても、スマートフォンに付属しているカメラによって車両ナンバーを撮影して送信して貰えれば済ませられる(1)、という点が特徴である。
大規模な駐車場を準備している店舗としては、駐車場ユーザによる登録を簡易化するというサービスを提供したいので、前述のような駐車場登録用アプリケーションまたは登録用ウェブサイトを、自らに係るサーバ(図中では「店舗サーバ」)に用意しておく。そして、登録のために送信されてきた車両ナンバーの画像データを、その店舗サーバにて受信する。
受信した画像データは、予め契約している車番APIサーバへ送信する(2)。画像データを受信した車番APIサーバでは、その画像データをOCR処理してテキストデータへ変換し、その結果(テキストデータへ変換した車両ナンバーデータ)を返信する(3)。
テキスト変換された車両ナンバーデータを受信した店舗サーバは、ユーザのスマートフォンに対して、テキスト変換された車両ナンバーを送信し、ユーザからの確認(変換に誤りがないか)を得る(4)。
駐車場の会員登録については、ユーザの使い勝手を向上させるため、一人のユーザが複数台の車両を登録できるものが普及している。図3を使って、より具体的に説明する。
駐車場ユーザの登録項目としては、駐車料金精算用のクレジットカード番号、車検書類、車両番号、車両写真、利用店舗を特定する情報(店舗名や店舗所在地などを選択)、などが要求される。ユーザ(A)は、車検書類、車両番号、車両写真について、車両α、β、γという三台の車両を登録したとする。
ユーザ(A)の家族であるユーザ(B)は、自らが運転する車両は、車両γのみであるとして、登録を済ませたとする。この場合、車両γは、ユーザ(A)およびユーザ(B)が使う車両であるとして、店舗サーバは認識している。
しかし、ユーザ(A,B)の娘であるユーザ(C)は、運転免許証を学生であるので駐車料金を精算するクレジットカードを保有しておらず、車両γを、母(ユーザB)が使っていない場合に運転することがある、といったことがあるのが現実である。
車両を共用する、ということを前提として、どのような先行技術が存在するか、を確認するため、以下のような検索式を用いて、先行する特許出願を調査した。
検索式=[共用/SP]*[事前/SP]*[カード/SP]*[精算/CL]
そして、60件がヒットし、特許文献1、2を抽出した。
特許文献1には、初めて駐車場を利用する利用者にとって、駐車場に対するスムーズな入場/ 退場を可能とする技術が開示されている。
特許文献2には、共有する資産がある場合に、その資産に伴う維持費用の負担を不公平なく処理することを目的とした技術が開示されている。
特開2018−19003号公報 特開2019−200556号公報
駐車券不要システムは、図3の状態を前提とした図4に示すような以下のような問題点が発生する。
すなわち、車両γについては、ユーザ(A)やユーザ(B)が事前登録を済ませている(図4(a))。登録者ではないユーザ(C)が運転者となって車両(γ)を運転し、ユーザ(A)またはユーザ(B)が事前登録した駐車場へ入庫したとする。すると、駐車場における駐車券発券省略システムは、車両(γ)の車両ナンバーを撮影し、データベースで照合した結果、登録済みの車両ナンバーであるため、駐車券の発券は省略される(図4(b))。
駐車券が発券されないが入庫ゲートは開くので、運転者であるユーザ(C)はそのまま入庫できてしまう。しかし、駐車券不要システムは、入庫時刻データ等を含んだ電子駐車券を、登録者であるユーザ(A,B)に係る携帯情報端末へ送信してしまっている。したがって、紙媒体としての駐車券も電子駐車券も、ユーザ(C)は持っていない。
その結果、ユーザ(C)は、出庫の際に駐車券を持っていないために出庫ゲートを開く手段がなく、困ることとなる(図4(c))。
紙媒体であろうと電子であろうと駐車券は、入庫時刻を証明することで出庫時刻において駐車料金を定めることとなる。加えて、その駐車券に係る駐車場の関連施設においてショッピングやサービス料金の支払いをすることで、駐車料金を割り引かれる優待サービスが提供されることがあるが、駐車券は、そうした優待サービスを受けるための媒体ともなる。
しかし、ユーザ(C)は、いずれの駐車券も持っておらず、優待サービスを受けられない。
本発明が解決しようとする課題は、駐車券不要システムの不具合を補うことに寄与する技術を提供することにある。
前述した課題を解決するため、駐車管理装置に係る第一の発明、および駐車管理装置を制御するコンピュータプログラムに係る第二の発明を提供する。
(第一の発明)
第一の発明は、駐車場に設置される駐車管理装置に係る(図6参照)。
前記の駐車場へ入庫しようとする車両の車両ナンバーを撮影する入庫カメラと、
前記の入庫カメラが撮影した車両ナンバーの画像データをデジタルデータである車両ナンバーデータへ変換するOCR処理手段と、
前記のOCR処理手段が変換した車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーと一致するか否かを検証する検証手段と、
前記の駐車場を利用するに際しての入庫時刻データを格納した駐車券を前記の検証手段による検証結果にかかわらず発行する発券機と、
前記の発券機に近づいた車両を検知する車両検知手段と、
前記の駐車場へ入庫しようとする車両の進行を制限およびその制限解除をするゲート手段と、
前記の車両検知手段による検知結果または前記の発券機が発行した駐車券の引き抜き検知に基づいて前記のゲート手段の作動に対する指示を出力するゲート制御手段と、
を備える。
前記の発券機は、前記の車両検知手段によって前記の発券機に一旦近づいた車両が検知できなくなるまでに当該車両の運転者によって駐車券が引き抜かれなかった場合には、一旦発行した駐車券を廃棄することとする。
(用語説明)
「車両ナンバー」とは、ナンバープレートにおける4桁の数字である。運輸支局名、車種分類番号、「あ〜わ」の用途記号までを含めても良い。
「OCR処理手段」とは、本願に係る駐車管理装置に内蔵されている場合のほか、駐車管理装置とは物理的に離れた外部のサーバにて処理する場合も含む(図6、図2参照)
「事前登録」とは、駐車券の発行を省略したり、駐車料金を電子決済(クレジットカード払いなど)できるようにしたりするために、属性情報および駐車する予定の車両ナンバーを、所定の駐車場の利用前に登録しておくことである(図3参照)。
「事前登録を済ませた車両ナンバー」は、それを格納するデータベースが存在する。そのデータベースは本願に係る駐車場管理装置と物理的に離れていることが一般的であるが、駐車場管理装置に格納されていることを妨げるものではない。
「駐車券」とは、入庫時刻が印字されるとともに入庫時刻データが記録された記録媒体(磁気テープなど)を備えた紙などによる媒体である(図5(b)参照)。
「ゲート手段」とは、物理的(構造的)に車両の進行を制限するゲートの他、車両の電子制御系へ機能するなどの手法で車両の進行を制限する電子ゲート手段なども含む。
「一旦発行した駐車券を廃棄する」とは、駐車券を物理的に廃棄する場合の他、車両の運転者に受け取られなかった場合に発券機の内部へ一旦取り込むとともに、入庫時刻の変更がなければ物理的には廃棄することなく次の車両に対して発券する場合、入庫時刻に変更が生じた場合には入庫時刻を書き換えて発券する場合、も含む。
(作用)
ある駐車場ユーザ(A氏)が、所定の駐車場にて駐車券不要システムを利用するため、自らの属性データおよび同システムを利用する車両ナンバーを、通信端末および専用アプリケーションソフトウェアなどを介して事前登録する(図3、図4参照)。
前記の駐車場ユーザ(A氏)が事前登録した車両ナンバーに係る車両(γ)を、駐車場ユーザ(A氏)ではない者(C氏)が運転者として運転し、駐車場ユーザ(A氏)が事前登録した駐車場へ入庫しようとしたとする(図6参照)。
駐車場へ入庫しようとする車両(γ)の車両ナンバーを入庫カメラが撮影する。入庫カメラが撮影した車両ナンバーの画像データは、デジタルデータである車両ナンバーデータへOCR処理手段が変換する。
変換された車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーと一致するか否かを、検証手段が検証する。車両(γ)の進行は、ゲート手段にて制限されているが、検証手段の検証結果にかかわらず、発券機からは駐車券が発行される。
ゲート手段の手前で車両を停車させた運転者(C氏)は、駐車券を受け取る。すると、ゲート制御手段がゲート手段を制御して進行制限を解除し、車両(γ)を進行させるように促す。これによって運手者(C氏)は車両(γ)を駐車場へ入庫させることができる。
運手者(C氏)は、駐車場から車両を出庫させる際に、発券機から受け取った駐車券を用いることができる。
車両(γ)の運転者が事前登録した駐車場ユーザ(A氏)である場合には、駐車券が不要である。したがって、運転者(A氏)は発券機が発行した駐車券を受け取らずに車両を進行させる。すると、車両検知手段がその旨を検知し、ゲート制御手段がゲート手段を制御して進行制限を解除し、車両(γ)を進行させるように促す。これによって運手者(A氏)は車両(γ)を駐車場へ入庫させることができる。
(第一の発明のバリエーション1)
第一の発明は、以下のように形成してもよい。
すなわち、前記の発券機には、音声案内装置を備え、
その音声案内装置は、前記の車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在しないと前記の検証手段が判断した場合には、当該車両の運転者に対して駐車券を受け取るべき旨の音声を出力することとするのである。
ここで「音声案内装置」は、たとえば、発券機に備えられているスピーカ、そのスピーカから出力すべき音声を格納した記憶手段などからなる。
(作用)
車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在しないと前記の検証手段が判断した場合には、当該車両の運転者に対して駐車券を受け取るべき旨の音声を、音声案内装置が出力する。
運転者は、駐車券を受け取り、出庫の際に駐車料金の精算に用いる。
(第一の発明のバリエーション2)
第一の発明は、以下のように形成してもよい。
すなわち、前記の車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在すると前記の検証手段が判断した場合に、前記の音声案内装置は、当該車両の運転者に対して事前登録者でない場合には駐車券を受け取るべき旨の音声指示を出力することとするのである。
(作用)
「車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在する」という場合、その事前登録を済ませた人が運転者であれば駐車券は不要である。しかし、運転者がその事前登録を済ませた人ではない、という場合には駐車券を取得せずに入庫してしまうと、出庫する際に入庫を照明する手段がない。
そこで、事前登録者でない場合には駐車券を受け取るべき旨の音声指示を出力する。それによって、運転者が駐車券を受け取らないという事態を未然に防ぐことに寄与する。
(第一の発明のバリエーション3)
第一の発明は、以下のように形成してもよい。
すなわち、前記の駐車場へ入庫しようとする車両の運転者から見える位置へ設置した電子看板と、
電子看板を制御する看板制御手段と、を備え、
前記の車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在しないと前記の検証手段が判断した場合には、
前記の看板制御手段は、当該車両の運転者に対して前記の発券機から駐車券を受け取るべき旨の指示を前記の電子看板へ出力させるようにするのである。
(用語説明)
「電子看板」とは、液晶、CRT、有機ELなどによって文字や画像動画などを出力できるディスプレイである。音声を出力できるスピーカが備えられていると、より好ましい。
(作用)
車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在しない場合、車両の運転者に対して前記の発券機から駐車券を受け取るべき旨の指示が看板制御手段から出され、電子看板から出力される。電子看板は、駐車場へ入庫しようとする車両の運転者から見える位置へ設置されており、発券機よりも車両の進行方向の手前に位置するので、運転者による駐車券の取り忘れを防ぐことに寄与する。
(第一の発明のバリエーション4)
第一の発明におけるバリエーション3は、以下のように形成してもよい。
すなわち、前記の車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在すると前記の検証手段が判断した場合に、
前記の看板制御手段は、当該車両の運転者が事前登録者ではないならば前記の発券機から駐車券を受け取るべき旨の指示を前記の電子看板へ出力させることとするのである。
(作用)
車両の運転者が事前登録者ではないならば発券機から駐車券を受け取るべき旨が電子看板から出力される。それによって、運転者による駐車券の取り忘れを防ぐことに寄与する。
(第二の発明)
第二の発明は、 駐車場へ入庫しようとする車両の車両ナンバーを撮影する入庫カメラと、
前記の入庫カメラが撮影した車両ナンバーの画像データをデジタルデータである車両ナンバーデータへ変換するOCR処理手段と、
前記の駐車場を利用するに際しての入庫時刻データを格納した駐車券を前記の検証手段による検証結果にかかわらず発行する発券機と、
前記の発券機に近づいた車両を検知する車両検知手段と、
前記の駐車場へ入庫しようとする車両の進行を制限およびその制限解除をするゲート手段と、
を備えた駐車管理装置を制御するコンピュータプログラムに係る。
そのコンピュータプログラムは、 前記のOCR処理手段が変換した車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーと一致するか否かを検証する検証手順と、
前記の車両検知手段が車両を検知した場合に前記の発券機に対して駐車券を発行するように指示する駐車券発行手順と、
前記の発券機から駐車券が引き抜かれたことを検知した場合、および/または前記の車両検知手段が一旦検知した車両を検知しなくなった場合に、前記のゲート手段に対して車両の進行の制限解除をするように指示する制限解除手順と、
を前記の駐車管理装置に実行させるものである(図7参照)。
(第二の発明のバリエーション1)
第二の発明は、以下のように形成してもよい。
すなわち、前記の駐車管理装置における前記の発券機には、音声案内装置を備え、
前記の車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在しないと前記の認証手順にて判断した場合に、当該車両の運転者に対して前記の発券機から駐車券を受け取るべき旨の音声を前記の音声案内装置に出力させる音声出力手順を、
前記の駐車管理装置に実行させることとしてもよい。
(第二の発明のバリエーション2)
第二の発明は、以下のように形成してもよい。
すなわち、前記の車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在すると前記の検証手順にて判断した場合に、当該車両の運転者に対して事前登録者ではないならば前記の発券機から駐車券を受け取るべき旨の音声を前記の音声案内装置に出力させる音声出力手順を、
前記の駐車管理装置に実行させることとしてもよい。
(第二の発明のバリエーション3)
第二の発明は、以下のように形成してもよい。
すなわち、記の駐車管理装置には、前記の駐車場へ入庫しようとする車両の運転者から見える位置へ設置した電子看板を備え、
前記の車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在しないと前記の認証手順にて判断した場合に、当該車両の運転者に対して前記の発券機から駐車券を受け取るべき旨を、
前記の駐車管理装置に実行させることとしてもよい。
(第二の発明のバリエーション4)
第二の発明におけるバリエーション3は、以下のように形成してもよい。
すなわち、前記の車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在すると前記の検証手順にて判断した場合に、
当該車両の運転者に対して事前登録者ではないならば前記の発券機から駐車券を受け取るべき旨を前記の電子看板に出力させる電子看板出力手順を、
前記の駐車管理装置に実行させることとしてもよい。
第二の発明に係るコンピュータプログラムを格納したコンピュータから、通信回線を通じて他の端末手段へ伝送することも可能である。
また、第二の発明に係るコンピュータプログラムを記録媒体へ記憶させて提供することもできる。 ここで、「記録媒体」とは、それ自身では空間を占有し得ないプログラムを担持することができる媒体である。例えば、ハードディスク、CD−R、DVD−R、フラッシュメモリなどである。
第一の発明によれば、駐車券不要システムの利点を保有しつつ、事前登録者と運転者との不一致の場合に生じる不具合を補える駐車管理装置を提供することができた。
第二の発明によれば、駐車券不要システムの利点を保有しつつ、事前登録者と運転者との不一致の場合に生じる不具合を補える駐車管理装置の制御用コンピュータプログラムを提供することができた。
駐車券不要システムにおいて事前登録から駐車場への入庫手順を示す概念図である。 駐車券不要システムにおいて事前登録の利便性を高めるシステムの概要を示す概念図である。 駐車券不要システムにおいて事前登録の項目等を示す概念図である。 駐車券不要システムにおける不具合を説明するための概念図である。 駐車券不要システムにおける不具合を解消するための手段を示す概念図である。 第一の実施形態におけるハードウェア構成を示すブロック図である。 第一の実施形態における入庫時を示すフローチャートである。 第一の実施形態における出庫時を示すフローチャートである。 出庫時のイレギュラーなトラブルに対応する場合を示すフローチャートである。
以下、本発明を図面および実施形態に基づいて、説明する。ここで使用する図面は、図5から図9である。ただし、駐車券不要システムについて説明した図1から図4も適宜参照する。
(図5)
駐車場を利用するユーザのうち、入出庫を円滑にしたり、駐車場を予約したりする特典を得られる車番登録を実施した登録者を、「登録ユーザ」として説明する。この登録については、図3に示したような登録をしたものとする。
車番登録は、会員になりたいという個人が、自らの情報端末を用いて、氏名、住所、サービス料金の精算手段(例えば、銀行引き落としにおける口座番号)などの属性情報のほか、駐車に係る車両の車両ナンバーを登録することで完了する。車番の登録を簡易化するために、図2に示したようなシステムが使われることもある。
登録後のデータは、会員データとして会員データベース(データベースは、図6中において「DB」と略記)へ蓄積される。
こうした会員データベースの管理や運営をするのは、駐車場を運営管理する者であることが一般的である。そして、その駐車場の運営管理者は、当該駐車場を主として運営管理しているとは限らない。その駐車場を併設しているショッピングセンターなどの商業施設を運営管理している場合も多い。その場合、会員データベースは、商業施設の運営管理者が、登録した会員との契約(個人情報の保護など)に基づいて運営管理する。
さて、図4に示したような不具合を解消するための手段としては、事前の車番登録が済んでいる場合であって、駐車券を発行することとするのである(図5(a))。そして、車番登録をした登録車本人ではない場合(図5(b)、(c))と、車番登録をした登録車本人である場合(図5(b’)、(c’))によって、本実施形態に係るシステムが対処する。
図5(a)では、本実施形態において、入庫時において、撮影した車番(車両ナンバー)が事前登録済みであっても、発券機が駐車券を発行する旨を示している。また、発券機に内蔵されたスピーカによる音声案内にて「運転者が事前登録者ではない場合には、駐車券を受け取って下さい」とアナウンスする旨を示している。
運転者(C氏)が登録者本人(A氏)ではない場合、発券機から駐車券を受け取る(図5(b))。
運転者(A氏)は登録者本人なので、駐車券は不要であり、受け取らない。この場合、発券機は駐車券を一旦回収し、次の車両へ別の駐車券を発券する(図5(b’))。
駐車券を受け取った運転者(C氏)は、この駐車場に併設されたショッピングセンターで買い物をするなどした場合、金額に応じた無料駐車時間などの優待サービスを受ける際に、駐車券を用いる(図5(c))。
駐車券を受け取らなかったA氏の場合、A氏の携帯情報端末(たとえばスマートフォン)へ電子駐車券が送信されてくる。A氏は、この駐車場に併設されたショッピングセンターで買い物をするなどした場合、金額に応じた無料駐車時間などの優待サービスを受ける際に、電子駐車券を用い、駐車料金は登録済みのクレジットカードにて精算できる(図5(c’))。
(図6)
図6には、駐車場ユーザが駐車場へ入庫しようとする車両と、その駐車場における駐車場設備とにおけるハードウェア構成を示している。
より具体的には、前述したC氏が、A氏によって予め登録された車両γにて、その駐車場へ駐車をしようとしている状態を示している。
入庫前の所定の場所には、駐車場設備として入庫カメラが設置されている。その入庫カメラは、入庫しようとしている車両の車両ナンバーを撮影する。撮影した画像データは、OCR処理手段にてデジタルデータに変換され、車両ナンバーデータに加工される。
この実施形態においては、駐車場設備とは物理的に離れた場所に設置されている車番APIサーバへ画像データ送信手段が画像データを送信し、OCR処理を車番APIサーバにて実行することとしている。本願発明としては、OCR処理手段を駐車場設備の内部に備えることとしても構わない。
駐車を使用としている車両γは徐行し、発券機およびゲートの手前で一時停止する。徐行時には、2つの電子看板を目にすることとなる。その電子看板は、発券機に近い方を「電子看板」、発券機から遠い方を「第二看板」とする。第二看板とは、先頭車両ではなく、先頭車両以降に並ぶ後続車両(この実施形態では、先頭車両γの直後の車両θ)の運転者から見える位置に取り付けられている。
電子看板および第二看板にはいずれも、「運転者が事前登録者ではない場合には、駐車券を受け取って下さい」と表示されている。この表示は、看板制御手段からの制御信号に基づく。
OCR処理手段にて処理された車両ナンバーデータは、認証手段に送られる。認証手段は、予め車両ナンバー登録をしているデータが蓄積されたデータセンターにおける会員データベースの車両ナンバーに一致しているものがあるか否か、検証する(データセンターとの送受信が実行されるので、図中では二点破線の両矢印で示している)。
そして、検証結果にかかわらず、発券機に対しては駐車券の発券命令が送信される。
発券機の横へ一次停車した車両γの運転者(C氏)は、発券機から発せられる音声案内(図5(a))を聞き、発券機から駐車券を引き抜く。ゲート制御手段がゲートを開放するように信号を発信し、ゲートが開く。それによって、車両γは駐車場内へ進行することができる。
発券機の横には、そこへ停止している車両があるかないか、を検知する車両検知手段が備えられている。事前登録をした運転者(たとえばA氏)が登録済みの車両(たとえばβ)で入庫しようとした場合、電子看板や発券機による案内を確認しつつ、発券機が発券する駐車券は取得しない(図6では示していない)。取得せずに車両を進ませると、車両検知手段が車両を検知しなくなる。それをトリガーとして、駐車券に対して、一旦発券した駐車券を回収させる信号を発信する。
一旦発券した駐車券を回収させる信号を受信した発券機は、その駐車券を機械内部へ取り込み、次の車両の入庫時刻を記録した駐車券を発券することとなる。
(図7)
図7は、入庫した車両の車両ナンバーが撮影され、その車両がゲートを通過(次の車両がゲート前に到着)するまでを示すフローチャートである。
入庫した車両の車両ナンバーを入庫カメラが撮影する(S0)。撮影した画像データは、OCR処理手段によって、写っている画像の中の文字をテキストデータに変換する(S1)。ナンバープレートにおける4桁の数字のほか、運輸支局名、車種分類番号、「あ〜わ」の用途記号までを含めて変換する。
変換された車両ナンバーデータが、予め登録された会員データに一致するものがあるかどうか、データセンターとの送受信にて照合する(S2)。OCR処理された車両ナンバーデータがデータセンターに登録されたデータに存在しているか否かに関わらず、車両がゲート前(発券機の横)に到着する(S3)。車両検知手段は、その到着を検知し、同時に発券機が駐車券を発券する(S4)。
OCR処理された車両ナンバーデータがデータセンターに登録されたデータに存在しているか否かで、次のステップは異なる(S5)。存在しない場合、すなわち、入庫しようとしている車両が事前登録されていない場合には、発券機におけるスピーカからは、「駐車券を必ず取るように」促すアナウンス(音声案内)がなされる(S6)。
なお、入庫カメラによる撮影が失敗した場合にも、S6の処理となる。
車両ナンバーデータがデータセンターに登録されたデータに存在している場合には、駐車券の要不要、具体的には図5(a)に示したようなアナウンス(音声案内)がなされる(S7)。
続いて、発行された駐車券が引き抜かれたか否かを判断する(S8)。具体的には、発券機に備えられたセンサによって判断する。
駐車券が引き抜かれないまま車両検知手段による車両検知が切れた場合(S9)、発券機は駐車券を廃棄する(S10)。そして、事前登録された登録者の携帯情報端末へデータセンターから電子駐車券を送信する(S11)。車両検知手段による車両検知が切れたということは、車両の運転手が自分は事前登録者であるから駐車券は不要、と判断し、車両を前進させたことを意味する。なので、ゲートを開放する(S12)。
発券機は、駐車券が引き抜かれたことを検知すると、ゲートに対して開放命令を出力する(S8→S12)。その開放命令を受信したゲートは開放され、先頭車両がゲート付近を通過したことを確認したら、ゲートを閉じ、終了する(S13)。そして、次の車両のナンバーが撮影される。
なお、図7に示したフローチャートでは、車両ナンバーの撮影が最初であるとして説明したが、ゲート前に車両が到着してから車両ナンバーの撮影をする、という場合もある(図8においても同様)。
(図8)
図8は、駐車していた車両が出庫しようとしている場合に対する精算処理等を終了して出庫ゲートを開放し、出庫ができるようになるまでを示すフローチャートである。
出庫しようとしている車両の車両ナンバーを撮影する(S20)。その撮影データをOCR処理して車両ナンバーデータとする(S21)。そして出庫ゲート前に車両が到着する(S22)。到着した旨は、車両検知装置が検知する。
変換された車両ナンバーデータが、予め登録された会員データに一致するものがあるかどうか、データセンターとの送受信にて照合する(S23)。そして、OCR処理された車両ナンバーデータがデータセンターに登録されたデータに存在しているか否かが判断される(S24)。
存在しない場合には、その車両の運転者は駐車券を持っているはずなので、精算機のスピーカから「駐車券を挿入して下さい」と音声案内が出力される(S25)。そして、駐車券が挿入され(S26)、精算機による精算に移行し、精算が終了する(S27)。ショッピングセンターによる買い物履歴などによって駐車料金が割り引かれたり、無料となったりする場合には、その駐車券に記録された記録データが精算機に読み込まれて処理される。
車両ナンバーデータがデータセンターに登録されたデータに存在している場合、運転者が事前登録者である場合には駐車券を持っておらず、事前登録者ではない場合には駐車券を持っているはずである。そこで、精算機のスピーカから「駐車券をお持ちなら挿入して下さい」と音声案内が出力される(S25)。
運転者が事前登録者でない場合、駐車券を持っているのでその駐車券を挿入する。そして、精算機による精算に移行し、精算が終了する(S27)。
運転者が事前登録者である場合には、精算等の手続は不要であるので、運転者は車両を徐行させる。すると車両検知装置による車両の検知が切れる(S30)。すると、ゲートは開放され、運転者は車両を駐車場から出庫させ、出庫が完了するとゲートが閉鎖され、次の車両に関する処理へ移行する(S31)。
事前登録による駐車券不要システムには、登録した車両を登録者ではない者が運転すると駐車券が発券されない不具合があった。しかし、前述してきた実施形態によれば、その不具合を解消することができた。
(図9)
図9は、イレギュラーなトラブルに対応する場合の処理手順を示すフローチャートである。
運転者が事前登録者であるにも関わらず、「駐車券を挿入して下さい」というアナウンスがある場合(S25)とは、出庫時の車両ナンバーを確認するカメラによる撮影が失敗している可能性が高い。その場合、運転者は駐車券を持っていないので(S40)、車両ナンバーをカメラが再撮影し、OCR処理をしてS24へ戻る。そうすれば、車両ナンバーが登録されたデータに存在するはずであり、出庫できる(S30,S31)。
出庫時の車両ナンバー撮影がカメラによって(再撮影でも)うまくゆかない場合には、運転者が事前登録者であるならば、その登録における会員番号を運転者に入力(スマートフォンで表示させた画面を精算機側のカメラが読み取るなどの方法で代用可能)してもらう処理をし(S42)、ゲートを開放する、という処理をする(S30,S31)。
入庫時に駐車券を取るべきであった運転者(非会員)が駐車券を取得せずに入庫させてしまったような場合(駐車券を紛失した場合も含む)には、運転者がコールセンターへ電話を掛ける(S43)。そして、コールセンターからの指示に従ってもらうことを条件に、ゲートの開放をして出庫してもらうこととなる(S30,S31)。
前述してきた図5〜図9に基づく実施形態によれば、駐車券不要システムの利点を保有しつつ、事前登録者と運転者との不一致の場合に生じる不具合を補える駐車場管理装置および駐車場管理ソフトウェアを提供できた。
本発明は、駐車場の運営業、駐車場を併設した小売業、駐車場の運営に必要な機器の製造業やメンテナンス業、駐車場に関わるデータを扱うデータサービス業、などにおいて、利用可能性を有する。

Claims (10)

  1. 駐車場に設置される駐車管理装置であって、
    前記の駐車場へ入庫しようとする車両の車両ナンバーを撮影する入庫カメラと、
    前記の入庫カメラが撮影した車両ナンバーの画像データをデジタルデータである車両ナンバーデータへ変換するOCR処理手段と、
    前記のOCR処理手段が変換した車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーと一致するか否かを検証する検証手段と、
    前記の駐車場を利用するに際しての入庫時刻データを格納した駐車券を前記の検証手段による検証結果にかかわらず発行する発券機と、
    前記の発券機に近づいた車両を検知する車両検知手段と、
    前記の駐車場へ入庫しようとする車両の進行を制限およびその制限解除をするゲート手段と、
    前記の車両検知手段による検知結果または前記の発券機が発行した駐車券の引き抜き検知に基づいて前記のゲート手段の作動に対する指示を出力するゲート制御手段と、
    を備え、
    前記の発券機は、前記の車両検知手段によって前記の発券機に一旦近づいた車両が検知できなくなるまでに当該車両の運転者によって駐車券が引き抜かれなかった場合には、一旦発行した駐車券を廃棄することとした
    駐車管理装置。
  2. 前記の発券機には、音声案内装置を備え、
    その音声案内装置は、前記の車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在しないと前記の検証手段が判断した場合には、当該車両の運転者に対して駐車券を受け取るべき旨の音声を出力することとした
    請求項1に記載の駐車管理装置。
  3. 前記の車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在すると前記の検証手段が判断した場合に、前記の音声案内装置は、当該車両の運転者に対して事前登録者でない場合には駐車券を受け取るべき旨の音声指示を出力することとした
    請求項2に記載の駐車管理装置。
  4. 前記の駐車場へ入庫しようとする車両の運転者から見える位置へ設置した電子看板と、
    電子看板を制御する看板制御手段と、を備え、
    前記の車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在しないと前記の検証手段が判断した場合には、
    前記の看板制御手段は、当該車両の運転者に対して前記の発券機から駐車券を受け取るべき旨の指示を前記の電子看板へ出力させるようにした
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の駐車管理装置。
  5. 前記の車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在すると前記の検証手段が判断した場合に、
    前記の看板制御手段は、当該車両の運転者が事前登録者ではないならば前記の発券機から駐車券を受け取るべき旨の指示を前記の電子看板へ出力させることとした
    請求項4に記載の駐車管理装置。
  6. 駐車場へ入庫しようとする車両の車両ナンバーを撮影する入庫カメラと、
    前記の入庫カメラが撮影した車両ナンバーの画像データをデジタルデータである車両ナンバーデータへ変換するOCR処理手段と、
    前記の駐車場を利用するに際しての入庫時刻データを格納した駐車券を前記の検証手段による検証結果にかかわらず発行する発券機と、
    前記の発券機に近づいた車両を検知する車両検知手段と、
    前記の駐車場へ入庫しようとする車両の進行を制限およびその制限解除をするゲート手段と、
    を備えた駐車管理装置を制御するコンピュータプログラムであって、
    前記のOCR処理手段が変換した車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーと一致するか否かを検証する検証手順と、
    前記の車両検知手段が車両を検知した場合に前記の発券機に対して駐車券を発行するように指示する駐車券発行手順と、
    前記の発券機から駐車券が引き抜かれたことを検知した場合、および/または前記の車両検知手段が一旦検知した車両を検知しなくなった場合に、前記のゲート手段に対して車両の進行の制限解除をするように指示する制限解除手順と、
    を前記の駐車管理装置に実行させることとしたコンピュータプログラム。
  7. 前記の駐車管理装置における前記の発券機には、音声案内装置を備え、
    前記の車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在しないと前記の認証手順にて判断した場合に、当該車両の運転者に対して前記の発券機から駐車券を受け取るべき旨の音声を前記の音声案内装置に出力させる音声出力手順を、
    前記の駐車管理装置に実行させることとした請求項6に記載のコンピュータプログラム。
  8. 前記の車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在すると前記の検証手順にて判断した場合に、当該車両の運転者に対して事前登録者ではないならば前記の発券機から駐車券を受け取るべき旨の音声を前記の音声案内装置に出力させる音声出力手順を、
    前記の駐車管理装置に実行させることとした請求項7に記載のコンピュータプログラム。
  9. 前記の駐車管理装置には、前記の駐車場へ入庫しようとする車両の運転者から見える位置へ設置した電子看板を備え、
    前記の車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在しないと前記の認証手順にて判断した場合に、当該車両の運転者に対して前記の発券機から駐車券を受け取るべき旨を、
    前記の駐車管理装置に実行させることとした請求項6から請求項8のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
  10. 前記の車両ナンバーデータが事前登録を済ませた車両ナンバーに存在すると前記の検証手順にて判断した場合に、
    当該車両の運転者に対して事前登録者ではないならば前記の発券機から駐車券を受け取るべき旨を前記の電子看板に出力させる電子看板出力手順を、
    前記の駐車管理装置に実行させることとした請求項9に記載のコンピュータプログラム。
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