JP2003187276A - 駐車管理システム、駐車管理方法、駐車管理装置及び携帯型端末 - Google Patents

駐車管理システム、駐車管理方法、駐車管理装置及び携帯型端末

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JP2003187276A
JP2003187276A JP2001381602A JP2001381602A JP2003187276A JP 2003187276 A JP2003187276 A JP 2003187276A JP 2001381602 A JP2001381602 A JP 2001381602A JP 2001381602 A JP2001381602 A JP 2001381602A JP 2003187276 A JP2003187276 A JP 2003187276A
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parking
time
management device
portable terminal
user
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JP2001381602A
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English (en)
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Tatsuyasu Kato
龍保 加藤
Maki Kinoshita
眞希 木下
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NTT Docomo Inc
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NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車券を用いずに駐車時間や駐車料金の管理
及び駐車料金の割り引きが可能な駐車管理システム、駐
車管理方法、駐車管理装置及び携帯型端末を提供する。 【解決手段】 駐車管理システム10は、駐車場を利用
するユーザの携帯型端末12、商店の利用状況管理装置
14、駐車料金及び駐車時間を管理する駐車管理装置1
6を備え、携帯型端末は、会員IDを記憶したICチッ
プ20を有し、利用状況管理装置は、買い物時に携帯型
端末から会員IDを読み取るR/W機26と、購買金額
情報を駐車管理装置に送信する送信部30とを有し、駐
車管理装置は、入庫時に携帯型端末から会員IDを読み
取り入庫時刻を確定する入庫管理部46と、購買金額情
報を受信する受信部48と、出庫時に携帯型端末から会
員IDを読み取り出庫時刻を確定する出庫管理部56
と、入庫時刻、購買金額情報及び出庫時刻に基づいて駐
車料金を算出する出庫時算出部58とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車時間や駐車料
金を管理するための駐車管理システム、駐車管理方法、
駐車管理装置及び携帯型端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、商店等が有する駐車場では、
駐車券を用いて駐車時間や駐車料金を管理するのが一般
的である。駐車場を利用するユーザは、入庫の際には入
口で発券機から駐車券を受け取り、出庫の際には出口で
料金徴収機に先の駐車券を挿入し、表示された駐車料金
を支払う。
【0003】このような駐車券は磁性層を有しており、
発券機で発券される際に入庫時刻が記録される。そし
て、料金徴収機で記録された入庫時刻が読み取られ、現
在時刻とに基づいて駐車料金が算出される。
【0004】なお、多くの商店は、駐車中に当該商店で
買い物をしたユーザに対して、購入金額に応じた駐車料
金の割り引きを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような駐車時間や駐車料金の管理にあっては、駐車券
を用いるため、当該駐車券を破損したり紛失したりする
おそれが高いという問題があった。また、駐車料金の割
り引きを行うために、ユーザが出庫前に所定の窓口で買
い物の領収書及び駐車券を提示して、駐車券の磁性層に
駐車料金の割り引きのためのデータを書き込んでもらう
等、煩雑な手続きを要した。
【0006】そこで、本発明は、このような事情に鑑み
てなされたものであり、駐車券を用いることなく駐車時
間や駐車料金を管理することができ、さらに、煩雑な手
続きを要することなく駐車料金の割り引きを行うことが
できる駐車管理システム、駐車管理方法、駐車管理装置
及び携帯型端末を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る駐車管理システムは、請求項1のよう
に、所定の駐車場を利用するユーザが有する携帯型端
末、所定のサービスを提供するサービス提供者に設けら
れた利用状況管理装置、並びに駐車場の駐車料金及び駐
車時間を管理する駐車管理装置を含んで構成される駐車
管理システムであって、携帯型端末は、ユーザの認証情
報を記憶した記憶手段を有し、利用状況管理装置は、ユ
ーザが駐車中にサービスを利用した際に、携帯型端末か
ら認証情報を読み取る読取手段と、認証情報に対応付け
て当該サービスに関する利用情報を駐車管理装置に送信
する送信手段とを有し、駐車管理装置は、ユーザが駐車
場に入庫する際に、携帯型端末から認証情報を読み取
り、認証情報に対応付けて入庫時刻を確定する入庫管理
手段と、利用状況管理装置から、認証情報に対応付けら
れた利用情報を受信する受信手段と、ユーザが駐車場か
ら出庫する際に、携帯型端末から認証情報を読み取り、
認証情報に対応付けて出庫時刻を確定する出庫管理手段
と、認証情報に対応付けられた入庫時刻、利用状況及び
出庫時刻に基づいて駐車料金を算出する出庫時算出手段
とを有することを特徴とする。
【0008】ユーザが所有する携帯型端末に予め当該ユ
ーザの認証情報を記憶しておけば、ユーザが駐車場を利
用する際には、駐車管理装置が携帯型端末から認証情報
を読み取って当該認証情報に対応付けて入庫時刻及び出
庫時刻を確定するため、従来の駐車券の代わりに携帯型
端末を用いて駐車時間や駐車料金を管理することができ
る。
【0009】さらに、ユーザがサービス提供者のサービ
スを利用した際には、利用状況管理装置が携帯型端末か
ら認証情報を読み取って当該認証情報に対応付けて利用
情報を駐車管理装置に通知するため、駐車管理装置によ
る駐車料金の算出においてその利用情報を反映させるこ
とができ、ユーザの煩雑な手続きを要することなく駐車
料金の割り引き等を行うことが可能となる。
【0010】なお、利用情報の例としては、サービス提
供者が商店等の場合にはユーザの購入金額を示す情報、
映画館や遊園地等の娯楽施設の場合にはユーザの利用金
額を示す情報等があり、その他、図書館や病院等の場合
にはその施設を利用したことを証明する情報等がある。
【0011】また、請求項2のように、利用情報は、ユ
ーザのサービス利用金額を示す情報であり、駐車管理装
置の出庫時算出手段は、サービス利用金額に応じた割り
引きを行って駐車料金を算出することが好ましい。サー
ビス提供者としては、上述した商店等或いは映画館や遊
園地等の娯楽施設等が多く、この場合、ユーザの購入金
額或いは利用金額等のサービス利用金額に応じて駐車料
金の割り引きを行うのが一般的だからである。
【0012】また、請求項3のように、携帯型端末は、
駐車管理装置に対して、駐車中の中間時点での駐車料金
の報知を要求するための要求手段をさらに有し、駐車管
理装置は、携帯型端末による要求に応じて、入庫時刻、
利用状況及び中間時点での時刻に基づいて中間時点での
駐車料金を算出する中間時算出手段と、算出された当該
駐車料金を携帯型端末に報知する駐車料金報知手段とを
さらに有することが好ましい。ユーザは要求に応じて、
駐車中の中間時点における駐車料金を自ら計算等をして
求めなくても、携帯型端末を用いることにより即時に確
認することができるからである。
【0013】また、請求項4のように、駐車管理装置
は、受信手段により利用情報が受信された際に、利用情
報に基づいて所定の駐車料金で駐車可能な残り時間を延
長する延長手段をさらに有することが好ましい。ユーザ
が駐車中にサービス提供者が提供するサービスを利用す
る毎に、各利用情報に基づいて所定の駐車料金で駐車可
能な残り時間を動的に延長することができるからであ
る。なお、所定の駐車料金には、駐車料金が無料の場合
も含まれる。
【0014】さらに、請求項5のように、駐車管理装置
は、残り時間が所定の時間になったか否かを監視する監
視手段と、監視手段により残り時間が所定の時間になっ
たと判断された際に、残り時間が所定の時間になった旨
を携帯型端末に報知する残り時間報知手段とをさらに有
することが好ましい。上述したように駐車可能な残り時
間が動的に延長される場合に、ユーザは自ら計算等をし
て注意していなくても、携帯型端末により残り時間が所
定の時間になった旨を知らされ、確認することができる
からである。
【0015】ところで、上記請求項1〜5に係る駐車管
理システムについての発明は、駐車管理方法、駐車管理
装置及び携帯型端末それぞれの視点から捉えると、以下
のように記述することができる。これらは上記駐車管理
システムの発明と同じ技術的思想に基づくものであり、
その解決手段も上記と同じ思想に基づくものである。
【0016】本発明に係る駐車管理方法は、請求項6の
ように、所定の駐車場を利用するユーザが有する携帯型
端末、所定のサービスを提供するサービス提供者に設け
られた利用状況管理装置、並びに駐車場の駐車料金及び
駐車時間を管理する駐車管理装置を含んで構成される駐
車管理システムにて実行される駐車管理方法であって、
携帯型端末が、予めユーザの認証情報を記憶しておく記
憶工程と、駐車管理装置が、ユーザが駐車場に入庫する
際に、携帯型端末から認証情報を読み取り、認証情報に
対応付けて入庫時刻を確定する入庫管理工程と、利用状
況管理装置が、ユーザが駐車中にサービスを利用した際
に、携帯型端末から認証情報を読み取る読取工程と、利
用状況管理装置が、認証情報に対応付けて当該サービス
に関する利用情報を駐車管理装置に送信する送信工程
と、駐車管理装置が、利用状況管理装置から、認証情報
に対応付けられた利用情報を受信する受信工程と、駐車
管理装置が、ユーザが駐車場から出庫する際に、携帯型
端末から認証情報を読み取り、認証情報に対応付けて出
庫時刻を確定する出庫管理工程と、駐車管理装置が、認
証情報に対応付けられた入庫時刻、利用状況及び出庫時
刻に基づいて駐車料金を算出する出庫時算出工程とを有
することを特徴とする。
【0017】また、請求項7のように、利用情報は、ユ
ーザのサービス利用金額を示す情報であり、出庫時算出
工程では、駐車管理装置が、サービス利用金額に応じた
割り引きを行って駐車料金を算出することが好ましい。
【0018】また、請求項8のように、携帯型端末が、
駐車管理装置に対して、駐車中の中間時点での駐車料金
の報知を要求する要求工程と、駐車管理装置が、携帯型
端末による要求に応じて、入庫時刻、利用状況及び中間
時点での時刻に基づいて中間時点での駐車料金を算出す
る中間時算出工程と、駐車管理装置が、算出された当該
駐車料金を携帯型端末に報知する駐車料金報知工程とを
さらに有することが好ましい。
【0019】また、請求項9のように、駐車管理装置
が、受信工程で利用情報を受信した際に、利用情報に基
づいて所定の駐車料金で駐車可能な残り時間を延長する
延長工程をさらに有することが好ましい。
【0020】さらに、請求項10のように、駐車管理装
置が、残り時間が所定の時間になったか否かを監視する
監視工程と、駐車管理装置が、監視工程で残り時間が所
定の時間になったと判断した際に、残り時間が所定の時
間になった旨を携帯型端末に報知する残り時間報知工程
とをさらに有することが好ましい。
【0021】本発明に係る駐車管理装置は、請求項11
のように、所定の駐車場を利用するユーザが有する携帯
型端末、及び所定のサービスを提供するサービス提供者
に設けられた利用状況管理装置と共に駐車管理システム
を構成し、駐車場の駐車料金及び駐車時間を管理する駐
車管理装置であって、ユーザが駐車場に入庫する際に、
携帯型端末に記憶されたユーザの認証情報を読み取り、
認証情報に対応付けて入庫時刻を確定する入庫管理手段
と、ユーザが駐車中にサービスを利用した際に、利用状
況管理装置から、認証情報に対応付けられた当該サービ
スに関する利用情報を受信する受信手段と、ユーザが駐
車場から出庫する際に、携帯型端末から認証情報を読み
取り、認証情報に対応付けて出庫時刻を確定する出庫管
理手段と、認証情報に対応付けられた入庫時刻、利用状
況及び出庫時刻に基づいて駐車料金を算出する出庫時算
出手段とを有することを特徴とする。
【0022】また、請求項12のように、利用情報は、
ユーザのサービス利用金額を示す情報であり、出庫時算
出手段は、サービス利用金額に応じた割り引きを行って
駐車料金を算出することが好ましい。
【0023】また、請求項13のように、携帯型端末に
よる要求に応じて、入庫時刻、利用状況及び中間時点で
の時刻に基づいて中間時点での駐車料金を算出する中間
時算出手段と、算出された当該駐車料金を携帯型端末に
報知する駐車料金報知手段とをさらに有することが好ま
しい。
【0024】また、請求項14のように、受信手段によ
り利用情報が受信された際に、利用情報に基づいて所定
の駐車料金で駐車可能な残り時間を延長する延長手段を
さらに有することが好ましい。
【0025】さらに、請求項15のように、残り時間が
所定の時間になったか否かを監視する監視手段と、監視
手段により残り時間が所定の時間になったと判断された
際に、残り時間が所定の時間になった旨を携帯型端末に
報知する残り時間報知手段とをさらに有することが好ま
しい。
【0026】本発明に係る携帯型端末は、請求項16の
ように、所定のサービスを提供するサービス提供者に設
けられた利用状況管理装置、並びに所定の駐車場の駐車
料金及び駐車時間を管理する駐車管理装置と共に駐車管
理システムを構成し、利用状況管理装置により、ユーザ
が駐車中にサービスを利用した際に、当該ユーザの認証
情報に対応付けて当該サービスに関する利用情報が駐車
管理装置に送信され、駐車管理装置により、ユーザが駐
車場に対して入庫及び出庫する際に、認証情報に対応付
けて入庫時刻及び出庫時刻が確定され、入庫時刻、出庫
時刻及び利用状況管理装置から受信した利用情報に基づ
いて駐車料金が算出されることを特徴とする駐車管理シ
ステムにおいて、駐車場を利用するユーザが有する携帯
型端末であって、当該ユーザの認証情報を記憶した記憶
手段を有し、当該記憶された認証情報は、当該ユーザが
駐車場に対して入庫及び出庫する際に、駐車管理装置に
より読み取られ、当該ユーザが駐車中にサービスを利用
した際に、利用状況管理装置により読み取られることを
特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の好適な
実施形態について詳細に説明する。
【0028】[駐車管理システムの構成]図1は、本発
明の実施形態に係る駐車管理システム10のブロック構
成図である。駐車管理システム10は、商店(サービス
提供者)が有する駐車場で用いられているシステムであ
って、図示するように、駐車場を利用するユーザが所有
する携帯型端末12と、商店に設けられた利用状況管理
装置14と、駐車場の駐車時間及び駐車料金を管理する
駐車管理装置16とを含んで構成されている。
【0029】携帯型端末12には、駐車管理システム1
0におけるユーザの会員ID(認証情報)が後述のIC
チップ20に記憶されており、ユーザが駐車中に商店で
買い物をした際には、利用状況管理装置14により携帯
型端末12から会員IDが読み取られて購入金額を示す
情報(利用情報)が駐車管理装置16に送信される。ま
た、駐車管理装置16により、ユーザが駐車場に対して
入庫及び出庫する際には、携帯型端末12から会員ID
が読み取られて入庫時刻及び出庫時刻が確定され、出庫
の際には、入庫時刻、出庫時刻、及び利用状況管理装置
14から送信された購入金額を示す情報(以下、購入金
額情報とする)とに基づいて駐車料金が算出される。
【0030】上述した駐車管理システム10の各構成に
ついて詳細に説明する。
【0031】携帯型端末12は、文字やグラフィック等
が表示される表示部18と、ICチップ20と、インタ
ーネット22を介して(移動通信網を介してもよい)、
会員IDを通知することにより、駐車中の中間時点での
駐車料金の報知を駐車管理装置16に要求するための要
求部24とを有している。ICチップ20には、予めユ
ーザが登録することによって、駐車管理システム10を
利用する際に用いられる会員IDが記憶されている。
【0032】利用状況管理装置14は、商店のPOSレ
ジそれぞれに設けられ、ユーザが駐車中に商店で買い物
をした際に、携帯型端末12からICチップ20に記憶
された会員IDを非接触で読み取る情報読取機(情報の
読み書き機能を備えるため、以下「R/W機」とい
う。)26と、LAN28を介して(WANを介しても
よい)、POSレジで支払われた金額に相当するユーザ
の購入金額情報を会員IDに対応付けて駐車管理装置1
6に送信する送信部30とを有している。
【0033】駐車管理装置16は、駐車場の入口に設け
られたチェックイン装置32と、駐車場の出口に設けら
れたチェックアウト装置34と、LAN28を介してチ
ェックイン装置32及びチェックアウト装置34に接続
され、各種処理が行われる駐車管理サーバ36と、駐車
管理サーバ36に接続され、各種情報が格納されるデー
タベース37とを有している。
【0034】データベース37には、図2に示すよう
に、会員テーブル38及び駐車テーブル39が設けられ
ている。会員テーブル38には、ユーザそれぞれの登録
情報が会員ID毎に対応付けられて格納され、登録情報
には、会員ID、会員氏名、生年月日及び性別等が含ま
れている。駐車テーブル39には、駐車場を利用したユ
ーザそれぞれの駐車情報が駐車番号毎に対応付けられて
格納され、駐車番号には、会員ID、駐車日時及びSE
Q(駐車単位のシーケンスナンバー)が含まれ、駐車情
報には、入庫時刻、出庫時刻、駐車時間、購入金額、購
入金額、支払区分及び駐車料金等が含まれている。な
お、データベース37には、駐車管理ルールテーブル
(図示しない)が設けられており、駐車場の駐車時間及
び駐車料金を管理するためのルールが格納されている
が、当該ルールについては後述する。
【0035】チェックイン装置32には、ユーザが駐車
場に入庫する際に、携帯型端末12からICチップ20
に記憶された会員IDを非接触で読み取るR/W機40
が設けられている。
【0036】チェックアウト装置34には、ユーザが駐
車場から出庫する際に、携帯型端末12からICチップ
20に記憶された会員IDを非接触で読み取るR/W機
42と、駐車場管理サーバ36で算出された駐車料金が
表示される表示部44とが設けられている。
【0037】駐車管理サーバ36には、LAN28を介
してチェックイン装置32のR/W機40から送信され
た会員IDに対応付けて入庫時刻を確定する入庫管理部
46が設けられている。入庫管理部46は、データベー
ス37の駐車テーブル39に会員IDに対応付けて入庫
時刻を格納すると共に、インターネット22を介して入
庫時刻を携帯型端末12の表示部18に表示させる。
【0038】駐車管理サーバ36にはさらに、LAN2
8を介して、会員IDに対応付けられた購入金額情報を
利用状況管理装置14の送信部30から受信する受信部
48と、当該購入金額情報に基づいて無料駐車時間(所
定の駐車料金で駐車可能な残り時間)を延長する延長部
50とが設けられている。延長部50は、データベース
37の駐車テーブル39に格納された対応する会員ID
の無料駐車時間及び購入金額を更新すると共に、インタ
ーネット22を介して無料時間が延長された旨を携帯型
端末12の表示部18に表示させる。
【0039】駐車管理サーバ36にはさらに、データベ
ース37の駐車テーブル39に格納された会員ID毎
に、無料駐車時間の残り時間が所定の時間になったか否
かを監視する監視部52と、監視部52により当該残り
時間が所定の時間になったと判断された際に、当該残り
時間が所定の時間になった旨を携帯型端末12に報知す
る残り時間報知部54とが設けられている。残り時間報
知部54は、インターネット22を介して、対応する会
員IDが記憶された携帯型端末12の表示部18に当該
残り時間が所定の時間になった旨を表示させる。なお、
本実施形態では、監視部52における上記所定の時間は
10分に設定されているため、無料駐車時間終了の10
分前に、残り時間報知部54による携帯型端末12に対
する報知が行われる。
【0040】駐車料金管理サーバ36にはさらに、LA
N28を介してチェックアウト装置34のR/W機42
から送信された会員IDに対応付けて出庫時刻を確定す
る出庫管理部56と、出庫時刻が確定された際に、駐車
料金を算出し出庫管理部56に送信する出庫時算出部5
8とが設けられている。出庫管理部56は、データベー
ス37の駐車テーブル39に会員IDに対応付けて出庫
時刻を格納すると共に、LAN28を介して、出庫時算
出部58から送信された駐車料金をチェックアウト装置
34の表示部44に、また、インターネット22を介し
て、出庫時刻を携帯型端末12の表示部18に表示させ
る。出庫時算出部58は、データベース37の駐車テー
ブル39に格納された出庫する会員IDの入庫時刻、購
入金額情報及び出庫時刻を読み出し、これらに基づいて
駐車料金を算出する。
【0041】駐車料金管理サーバ36にはさらに、イン
ターネット22を介した携帯型端末12の要求部24に
よる要求に応じて、駐車中の中間時点での駐車料金を算
出する中間時算出部60と、当該駐車料金を携帯型端末
12に報知する駐車料金報知部62とが設けられてい
る。中間時算出部60は、データベース37の駐車テー
ブル39に格納された要求のあった会員IDの入庫時刻
及び購入金額情報を読み出し、ユーザが希望する中間時
点での時刻とに基づいて中間時点での駐車料金を算出す
る。駐車料金報知部62は、インターネット22を介し
て、要求のあった会員IDが記憶された携帯型端末12
の表示部18に、算出された駐車料金を表示させる。
【0042】[駐車管理システムの動作]次に、駐車管
理システム10の各動作について詳細に説明する。な
お、本実施形態での駐車場の駐車時間及び駐車料金を管
理するためのルールは以下の通りである。駐車時間が
(30×n)分以上、{30×(n+1)}分未満のと
き、駐車料金は{500×(n+1)}円とする(n=
0,1,2…)。また、駐車中の商店での購入金額が
(1000×m)円以上、{1000×(m+1)}円
未満のとき、無料駐車時間は(60×m)分とする(m
=1,2,3…)。すなわち、駐車時間が3時間の場
合、n=6であるから駐車料金は3500円であり、購
入金額が2000円の場合、m=2であるから無料駐車
時間は2時間である。
【0043】[入庫時の動作]ユーザが駐車場に入庫す
る際の駐車管理システム10の動作について説明する。
図3に示すように、駐車場の入口に設けられた駐車管理
装置16のチェックイン装置32において、ユーザが携
帯型端末12をR/W機40にかざすことにより、携帯
型端末12からICチップ20に記憶された会員IDが
非接触で読み取られる(ステップS300)。読み取ら
れた会員IDは、LAN28を介してR/W機40から
駐車管理サーバ36の入庫管理部46に送信される(ス
テップS302)。
【0044】そして、入庫管理部46により、会員ID
に対応付けられて入庫時刻が確定され、データベース3
7の駐車テーブル39に格納されると共に(ステップS
304)、インターネット22を介して入庫時刻が携帯
型端末12の表示部18に表示される(ステップS30
6)。図4は、ユーザが18時に駐車場に入庫した際の
ステップS306における表示部18を示す図である。
【0045】このように、ユーザが所有する携帯型端末
12のICチップ20に予め当該ユーザの会員IDを記
憶しておけば、ユーザが駐車場に入庫する際に、駐車管
理装置16により、携帯型端末12から会員IDが読み
取られて入庫時刻が確定されるため、従来のような駐車
券の発券等を行う必要がなくなる。
【0046】[買い物時の動作]ユーザが駐車中に商店
で買い物をした際の駐車管理システム10の動作につい
て説明する。図5に示すように、商店のPOSレジに設
けられた、利用状況管理装置14のR/W機26に、ユ
ーザが携帯型端末12をかざすことにより、携帯型端末
12からICチップ20に記憶された会員IDが非接触
で読み取られ(ステップS500)、当該POSレジで
の購入金額情報と共に送信部30に送信される(ステッ
プS502)。会員IDに対応付けられた購入金額情報
は、LAN28を介して送信部30から駐車管理装置1
6の駐車管理サーバ36に設けられた受信部48に送信
される(ステップS504)。なお、携帯型端末12の
ICチップ20にプリペイド式の電子マネーがある場合
には、ユーザは当該電子マネーにより支払いを行うこと
もできる。
【0047】そして、受信部48により、受信された購
入金額情報が延長部50に送信され(ステップS50
6)、延長部50により、データベース37の駐車テー
ブル39に格納された対応する会員IDの無料駐車時間
及び購入金額が更新されると共に(ステップS50
8)、インターネット22を介して無料時間が延長され
た旨が携帯型端末12の表示部18に表示させる(ステ
ップS510)。図6は、ユーザが19時に2000円
の商品Aを購入した際のステップS510における表示
部18を示す図であり、無料駐車時間が2時間、すなわ
ち20時までとなった旨が表示されている。また、図7
は、ユーザが19時30分に1000円の商品Bを購入
した際のステップS510における表示部18を示す図
であり、無料駐車時間がさらに1時間延長されて21時
までとなった旨が表示されている。
【0048】このように、ユーザが駐車中に商店で買い
物をした際には、利用状況管理装置14により、携帯型
端末12から会員IDが読み取られて購入金額情報が駐
車管理装置16に通知されるため、ユーザが買い物をす
る毎に各購入金額情報に基づいて無料駐車時間を動的に
延長することができる。
【0049】[無料駐車時間終了直前の動作]無料駐車
時間終了の10分前になった際の駐車管理システム10
の動作について説明する。図8に示すように、駐車管理
装置16の駐車管理サーバ36に設けられた監視部52
により、データベース37の駐車テーブル39に格納さ
れた会員ID毎に、無料駐車時間の残り時間が10分に
なったか否かが監視されており(ステップS800)、
監視部52により、当該残り時間が10分になったと判
断された際に、対応する会員IDが残り時間報知部54
に送信される(ステップS802)。
【0050】そして、残り時間報知部54により、イン
ターネット22を介して、対応する会員IDが記憶され
た携帯型端末12の表示部18に当該残り時間が10分
になった旨が表示される(ステップS804)。図9
は、無料駐車時間終了の10分前になった際(すなわち
20時50分)のステップS804における表示部18
を示す図である。
【0051】このように、ユーザは自ら計算等をして注
意していなくても、携帯型端末12により残り時間が1
0分前になった旨を知らされ、確認することができる。
【0052】[出庫時の動作]ユーザが駐車場から出庫
する際の駐車管理システム10の動作について説明す
る。図10に示すように、駐車場の出口に設けられた駐
車管理装置16のチェックアウト装置34において、ユ
ーザが携帯型端末12をR/W機42にかざすことによ
り、携帯型端末12からICチップ20に記憶された会
員IDが非接触で読み取られる(ステップS100
0)。読み取られた会員IDは、LAN28を介してR
/W機42から駐車管理サーバ36の出庫管理部56に
送信される(ステップS1002)。
【0053】そして、出庫管理部56により、会員ID
に対応付けられて出庫時刻が確定され、データベース3
7の駐車テーブル39に格納されると共に(ステップS
1004)、出庫時算出部58に対して駐車料金の算出
が指示される(ステップS1006)。当該指示を受け
て、出庫時算出部58により、データベース37の駐車
テーブル39に格納された出庫する会員IDの入庫時
刻、購入金額情報及び出庫時刻が読み出され(ステップ
S1008)、これらに基づいて駐車料金が算出されて
出庫管理部56に送信される(ステップS1010)。
【0054】そして、出庫管理部56により、LAN2
8を介して、出庫時算出部58で算出された駐車料金が
チェックアウト装置34の表示部44に表示され(ステ
ップS1012)、当該駐車料金がユーザにより支払わ
れた後、出庫管理部56により、インターネット22を
介して出庫時刻が携帯型端末12の表示部18に表示さ
れる(ステップS1014)。図11は、ユーザが21
時55分に駐車場から出庫した際のステップS1014
における表示部18を示す図である。なお、ユーザが2
1時55分に出庫した場合、上述したように無料駐車時
間が21時までであるから駐車料金は1000円とな
る。また、ユーザは、当該駐車料金の支払いを現金で行
うのか、或いは携帯型端末12のICチップ20にプリ
ペイド式の電子マネーがある場合に当該電子マネーで行
うのかを選択することができ、出庫管理部56により、
駐車料金の支払いの種類がデータベース37の駐車テー
ブル39の支払区分に格納される。
【0055】このように、ユーザが駐車場から出庫する
際に、駐車管理装置16により、携帯型端末12から会
員IDが読み取られて出庫時刻が確定され、当該会員I
Dに対応付けられた入庫時刻、購入金額情報及び出庫時
刻に基づいて駐車料金が算出されるため、従来のような
駐車券による駐車時間や駐車料金の管理を行う必要がな
くなり、また、駐車料金の算出において購入金額情報を
反映させるために、ユーザが煩雑な手続きをとる必要も
なくなる。
【0056】[駐車中の中間時点の動作]ユーザが駐車
中の中間時点での駐車料金の報知を要求する際の駐車管
理システム10の動作について説明する。図12に示す
ように、ユーザの要求に応じて、携帯型端末12の要求
部24により、インターネット22等を介して会員ID
が通知されることで、駐車中の中間時点での駐車料金の
報知が駐車管理装置16の駐車管理サーバ36に設けら
れた中間時算出部60に要求される(ステップS120
0)。当該要求を受けて、中間時算出部60により、デ
ータベース37の駐車テーブル39に格納された要求の
あった会員IDの入庫時刻及び購入金額情報が読み出さ
れ(ステップS1202)、ユーザが希望する中間時点
での時刻とに基づいて中間時点での駐車料金が算出され
て駐車料金報知部62に送信される(ステップS120
4)。なお、ここでいう中間時点とは、ユーザが希望す
る中間時点での時刻であり、ユーザが携帯型端末12を
用いて要求を行った時点の時刻にのみ限られるものでは
ない。
【0057】そして、駐車料金報知部62により、イン
ターネット22を介して、中間時算出部60で算出され
た中間時点での駐車料金が携帯型端末12の表示部18
に表示される(ステップS1202)。図13は、20
時における駐車料金が報知された際のステップS120
2における表示部18を示す図であり、上述したように
無料駐車時間が21時までとの旨が表示されている。ま
た、図14は、21時50分における駐車料金が報知さ
れた際のステップS1202における表示部18を示す
図であり、上述したように無料駐車時間が21時までで
あるから、駐車料金が1000円である旨が表示されて
いる。
【0058】このように、ユーザは要求に応じて、駐車
中の中間時点における駐車料金を自ら計算等をして求め
なくても、携帯型端末12を用いることにより即時に確
認することができる。
【0059】以上、本発明の好適な一実施形態について
詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されな
いことはいうまでもない。
【0060】上記実施形態では、駐車管理装置16の駐
車管理サーバ36に設けられた延長部50が、購入金額
情報に基づいて無料駐車時間を延長する場合について説
明したが、本発明では、所定の駐車料金で駐車可能な残
り時間を延長してもよい。例えば、上記実施形態では1
000円で1時間未満まで駐車可能であるが、購入金額
情報に基づいて、1000円で2時間未満までに延長す
るようにしてもよい。
【0061】また、上記実施形態では、サービス提供者
が商店であり、利用情報が購入金額情報である場合につ
いて説明したが、本発明の利用情報としてはこれに限定
されず、サービス提供者が映画館や遊園地等の娯楽施設
の場合にはユーザの利用金額を示す情報等があり、その
他、図書館や病院等の場合にはその施設を利用したこと
を証明する情報等がある。
【0062】さらに、上記実施形態の残り時間報知部5
4や駐車料金報知部62の携帯型端末12に対する報知
機能を用いて、図15に示すように、自動車のライトを
消し忘れている旨等のアナウンスメールを配信し、携帯
型端末12の表示部18に表示させるようにしてもよ
い。
【0063】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、ユーザが所有する携帯型端末に予め当該ユーザの認
証情報を記憶しておくことにより、ユーザが駐車場を利
用する際には、駐車管理装置が携帯型端末から認証情報
を読み取って当該認証情報に対応付けて入庫時刻及び出
庫時刻を確定するため、従来の駐車券の代わりに携帯型
端末を用いて駐車時間や駐車料金を管理することがで
き、駐車券の破損や紛失といった問題を解決することが
可能となる。
【0064】さらに、ユーザがサービス提供者のサービ
スを利用した際には、利用状況管理装置が携帯型端末か
ら認証情報を読み取って当該認証情報に対応付けて利用
情報を駐車管理装置に通知するため、駐車管理装置によ
る駐車料金の算出においてその利用情報を反映させるこ
とができ、ユーザが出庫前に予め煩雑な手続きをとらな
くても駐車料金の割り引き等を簡易に行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る駐車管理システムのブ
ロック構成図である。
【図2】駐車管理装置のデータベースに設けられた会員
テーブル及び駐車テーブルの構成図である。
【図3】ユーザが駐車場に入庫する際の駐車管理システ
ムの動作を示す遷移図である。
【図4】ユーザが駐車場に入庫した際の携帯型端末の表
示部を示す図である。
【図5】ユーザが駐車中に商店で買い物をした際の駐車
管理システムの動作を示す遷移図である。
【図6】ユーザが商品Aを購入した際の携帯型端末の表
示部を示す図である。
【図7】ユーザが商品Bを購入した際の携帯型端末の表
示部を示す図である。
【図8】無料駐車時間終了の10分前になった際の駐車
管理システムの動作を示す遷移図である。
【図9】無料駐車時間終了の10分前になった際の携帯
型端末の表示部を示す図である。
【図10】ユーザが駐車場から出庫する際の駐車管理シ
ステムの動作を示す遷移図である。
【図11】ユーザが駐車場から出庫した際の携帯型端末
の表示部を示す図である。
【図12】ユーザが駐車中の中間時点での駐車料金の報
知を要求する際の駐車管理システムの動作を示す遷移図
である。
【図13】駐車中の中間時点での駐車料金が報知された
際の携帯型端末の表示部を示す図である。
【図14】駐車中の他の中間時点での駐車料金が報知さ
れた際の携帯型端末の表示部を示す図である。
【図15】アナウンスメールが配信された際の携帯型端
末の表示部を示す図である。
【符号の説明】
10…駐車管理システム、12…携帯型端末、14…利
用状況管理装置、16…駐車管理装置、20…ICチッ
プ、24…要求部、26、40、42…R/W機、30
…送信部、36…駐車管理サーバ、46…入庫管理部、
48…受信部、50…延長部、52…監視部、54…残
り時間報知部、56…出庫管理部、58…出庫時算出
部、60…中間時算出部、62…駐車料金報知部。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の駐車場を利用するユーザが有する
    携帯型端末、所定のサービスを提供するサービス提供者
    に設けられた利用状況管理装置、並びに前記駐車場の駐
    車時間及び駐車料金を管理する駐車管理装置を含んで構
    成される駐車管理システムであって、 前記携帯型端末は、 前記ユーザの認証情報を記憶した記憶手段を有し、 前記利用状況管理装置は、 前記ユーザが駐車中に前記サービスを利用した際に、前
    記携帯型端末から前記認証情報を読み取る読取手段と、 前記認証情報に対応付けて当該サービスに関する利用情
    報を前記駐車管理装置に送信する送信手段と、 を有し、 前記駐車管理装置は、 前記ユーザが前記駐車場に入庫する際に、前記携帯型端
    末から前記認証情報を読み取り、前記認証情報に対応付
    けて入庫時刻を確定する入庫管理手段と、 前記利用状況管理装置から、前記認証情報に対応付けら
    れた前記利用情報を受信する受信手段と、 前記ユーザが前記駐車場から出庫する際に、前記携帯型
    端末から前記認証情報を読み取り、前記認証情報に対応
    付けて出庫時刻を確定する出庫管理手段と、前記認証情
    報に対応付けられた前記入庫時刻、前記利用状況及び前
    記出庫時刻に基づいて駐車料金を算出する出庫時算出手
    段と、 を有する、 ことを特徴とする駐車管理システム。
  2. 【請求項2】 前記利用情報は、 前記ユーザのサービス利用金額を示す情報であり、 前記駐車管理装置の前記出庫時算出手段は、 前記サービス利用金額に応じた割り引きを行って駐車料
    金を算出する、 ことを特徴とする請求項1に記載の駐車管理システム。
  3. 【請求項3】 前記携帯型端末は、 前記駐車管理装置に対して、駐車中の中間時点での駐車
    料金の報知を要求するための要求手段をさらに有し、 前記駐車管理装置は、 前記携帯型端末による要求に応じて、前記入庫時刻、前
    記利用状況及び前記中間時点での時刻に基づいて前記中
    間時点での駐車料金を算出する中間時算出手段と、 算出された当該駐車料金を前記携帯型端末に報知する駐
    車料金報知手段と、 をさらに有する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の駐車管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記駐車管理装置は、 前記受信手段により前記利用情報が受信された際に、前
    記利用情報に基づいて所定の駐車料金で駐車可能な残り
    時間を延長する延長手段をさらに有することを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか1項に記載の駐車管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記駐車管理装置は、 前記残り時間が所定の時間になったか否かを監視する監
    視手段と、 前記監視手段により前記残り時間が所定の時間になった
    と判断された際に、前記残り時間が所定の時間になった
    旨を前記携帯型端末に報知する残り時間報知手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の駐車
    管理システム。
  6. 【請求項6】 所定の駐車場を利用するユーザが有する
    携帯型端末、所定のサービスを提供するサービス提供者
    に設けられた利用状況管理装置、並びに前記駐車場の駐
    車時間及び駐車料金を管理する駐車管理装置を含んで構
    成される駐車管理システムにて実行される駐車管理方法
    であって、 前記携帯型端末が、予め前記ユーザの認証情報を記憶し
    ておく記憶工程と、 前記駐車管理装置が、前記ユーザが前記駐車場に入庫す
    る際に、前記携帯型端末から前記認証情報を読み取り、
    前記認証情報に対応付けて入庫時刻を確定する入庫管理
    工程と、 前記利用状況管理装置が、前記ユーザが駐車中に前記サ
    ービスを利用した際に 、前記携帯型端末から前記認証情報を読み取る読取工程
    と、 前記利用状況管理装置が、前記認証情報に対応付けて当
    該サービスに関する利用情報を前記駐車管理装置に送信
    する送信工程と、 前記駐車管理装置が、前記利用状況管理装置から、前記
    認証情報に対応付けられた前記利用情報を受信する受信
    工程と、 前記駐車管理装置が、前記ユーザが前記駐車場から出庫
    する際に、前記携帯型端末から前記認証情報を読み取
    り、前記認証情報に対応付けて出庫時刻を確定する出庫
    管理工程と、 前記駐車管理装置が、前記認証情報に対応付けられた前
    記入庫時刻、前記利用状況及び前記出庫時刻に基づいて
    駐車料金を算出する出庫時算出工程と、 を有することを特徴とする駐車管理方法。
  7. 【請求項7】 前記利用情報は、 前記ユーザのサービス利用金額を示す情報であり、 前記出庫時算出工程では、 前記駐車管理装置が、前記サービス利用金額に応じた割
    り引きを行って駐車料金を算出する、 ことを特徴とする請求項6に記載の駐車管理方法。
  8. 【請求項8】 前記携帯型端末が、前記駐車管理装置に
    対して、駐車中の中間時点での駐車料金の報知を要求す
    る要求工程と、 前記駐車管理装置が、前記携帯型端末による要求に応じ
    て、前記入庫時刻、前記利用状況及び前記中間時点での
    時刻に基づいて前記中間時点での駐車料金を算出する中
    間時算出工程と、 前記駐車管理装置が、算出された当該駐車料金を前記携
    帯型端末に報知する駐車料金報知工程と、 をさらに有することを特徴とする請求項6又は7に記載
    の駐車管理方法。
  9. 【請求項9】 前記駐車管理装置が、前記受信工程で前
    記利用情報を受信した際に、前記利用情報に基づいて所
    定の駐車料金で駐車可能な残り時間を延長する延長工程
    をさらに有することを特徴とする請求項6〜8のいずれ
    か1項に記載の駐車管理方法。
  10. 【請求項10】 前記駐車管理装置が、前記残り時間が
    所定の時間になったか否かを監視する監視工程と、 前記駐車管理装置が、前記監視工程で前記残り時間が所
    定の時間になったと判断した際に、前記残り時間が所定
    の時間になった旨を前記携帯型端末に報知する残り時間
    報知工程と、をさらに有することを特徴とする請求項9
    に記載の駐車管理方法。
  11. 【請求項11】 所定の駐車場を利用するユーザが有す
    る携帯型端末、及び所定のサービスを提供するサービス
    提供者に設けられた利用状況管理装置と共に駐車管理シ
    ステムを構成し、前記駐車場の駐車時間及び駐車料金を
    管理する駐車管理装置であって、 前記ユーザが前記駐車場に入庫する際に、前記携帯型端
    末に記憶された前記ユーザの認証情報を読み取り、前記
    認証情報に対応付けて入庫時刻を確定する入庫管理手段
    と、 前記ユーザが駐車中に前記サービスを利用した際に、前
    記利用状況管理装置から、前記認証情報に対応付けられ
    た当該サービスに関する利用情報を受信する受信手段
    と、 前記ユーザが前記駐車場から出庫する際に、前記携帯型
    端末から前記認証情報を読み取り、前記認証情報に対応
    付けて出庫時刻を確定する出庫管理手段と、前記認証情
    報に対応付けられた前記入庫時刻、前記利用状況及び前
    記出庫時刻に基づいて駐車料金を算出する出庫時算出手
    段と、 を有することを特徴とする駐車管理装置。
  12. 【請求項12】 前記利用情報は、 前記ユーザのサービス利用金額を示す情報であり、 前記出庫時算出手段は、 前記サービス利用金額に応じた割り引きを行って駐車料
    金を算出する、 ことを特徴とする請求項11に記載の駐車管理装置。
  13. 【請求項13】 前記携帯型端末による要求に応じて、
    前記入庫時刻、前記利用状況及び前記中間時点での時刻
    に基づいて前記中間時点での駐車料金を算出する中間時
    算出手段と、 算出された当該駐車料金を前記携帯型端末に報知する駐
    車料金報知手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項11又は12に
    記載の駐車管理装置。
  14. 【請求項14】 前記受信手段により前記利用情報が受
    信された際に、前記利用情報に基づいて所定の駐車料金
    で駐車可能な残り時間を延長する延長手段をさらに有す
    ることを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に
    記載の駐車管理装置。
  15. 【請求項15】 前記残り時間が所定の時間になったか
    否かを監視する監視手段と、 前記監視手段により前記残り時間が所定の時間になった
    と判断された際に、前記残り時間が所定の時間になった
    旨を前記携帯型端末に報知する残り時間報知手段と、 をさらに有することを特徴とする請求項14に記載の駐
    車管理装置。
  16. 【請求項16】 所定のサービスを提供するサービス提
    供者に設けられた利用状況管理装置、並びに所定の駐車
    場の駐車時間及び駐車料金を管理する駐車管理装置と共
    に駐車管理システムを構成し、前記利用状況管理装置に
    より、ユーザが駐車中に前記サービスを利用した際に、
    当該ユーザの認証情報に対応付けて当該サービスに関す
    る利用情報が前記駐車管理装置に送信され、前記駐車管
    理装置により、前記ユーザが前記駐車場に対して入庫及
    び出庫する際に、前記認証情報に対応付けて入庫時刻及
    び出庫時刻が確定され、前記入庫時刻、前記出庫時刻及
    び前記利用状況管理装置から受信した前記利用情報に基
    づいて駐車料金が算出されることを特徴とする前記駐車
    管理システムにおいて、前記駐車場を利用するユーザが
    有する携帯型端末であって、 当該ユーザの認証情報を記憶した記憶手段を有し、 当該記憶された認証情報は、当該ユーザが前記駐車場に
    対して入庫及び出庫する際に、前記駐車管理装置により
    読み取られ、当該ユーザが駐車中に前記サービスを利用
    した際に、前記利用状況管理装置により読み取られる、 ことを特徴とする携帯型端末。
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