JP7023267B2 - 提供装置、提供方法及び提供プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、提供装置、提供方法及び提供プログラムに関する。
従来、店舗に来店した利用者に対して各種のサービスを提供する技術が知られている。このような技術の一例として、ユーザにキャンペーンを告知し、電子マネー事業に加盟している店舗にユーザが来店して電子マネーで決済を行った場合、決済代金の所定割合分を還元する技術が知られている。
特許第5416404号公報
しかしながら、上述した技術では、利用者の状況に即した適切な利益を提供しているとは言えない場合がある。
例えば、上述した技術では、店舗から依頼されたキャンペーンの告知を行い、ユーザを店舗に誘導しているに過ぎず、利用者の状況に即した適切な利益を提供しているとは言えない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者の状況に即した適切な利益を提供することを目的とする。
本願に係る提供装置は、利用者の位置を示す位置情報を取得する取得部と、前記位置情報に基づいて、前記利用者との位置関係が所定の条件を満たす対象店舗を特定する特定部と、前記特定部により特定された対象店舗に関連する所定の利益に関する利益情報を、前記利用者に提供する提供部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、利用者の状況に即した適切な利益を提供できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る提供処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る利用者データベースの一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る店舗データベースの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る利益情報データベースの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る提供処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、情報提供装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る提供装置、提供方法及び提供プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る提供装置、提供方法及び提供プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
〔1.実施形態〕
図1を用いて、本実施形態の提供装置等により実現される提供処理を説明する。図1は、実施形態に係る提供処理の一例を示す図である。なお、図1では、本実施形態に係る提供装置の一例である情報提供装置10によって、実施形態に係る提供処理などが実現されるものとする。
図1に示すように、実施形態に係る情報提供システム1は、情報提供装置10と、端末装置100と、決済サーバ200とを含む。情報提供装置10、端末装置100及び決済サーバ200は、ネットワークN(例えば、図2参照)を介して有線または無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図1に示した情報提供システム1には、複数台の情報提供装置10、複数台の端末装置100及び複数台の決済サーバ200が含まれていてもよい。
図1に示す情報提供装置10は、提供処理を行う情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、情報提供装置10は、決済を実現するための各種処理を実行する決済サーバ200から、端末装置100を用いた決済に関する情報を取得する。また、情報提供装置10は、端末装置100から、利用差の位置を示す情報を取得する。そして、情報提供装置10は、取得した情報に応じた情報を端末装置100に提供する。
図1に示す端末装置100は、利用者によって利用される情報処理装置である。端末装置100は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、端末装置100は、情報提供装置10や決済サーバ200によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、図1に示す例では、端末装置100がスマートフォンである場合を示す。
図1に示す決済サーバ200は、端末装置100を用いる電子決済に関する電子決済サービスを提供し、各種の決済を行う情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステムにより実現される。例えば、決済サーバ200は、取引対象の販売者や購入者の口座を管理しており、利用者からの決済要求に従って、口座間における電子マネーの送金等を行うことで、各種決済を実現する。なお、電子マネーとは、例えば、各種企業が独自に用いるポイントや通貨等であってもよく、日本円やドル等の国家により提供される貨幣を電子的に取引可能としたものであってもよい。
ここで、情報提供装置10が実行する提供処理に先立ち、端末装置100を用いた決済(電子決済)の一例について説明する。なお、以下の説明では、店舗SH1に配置された2次元コードであって、店舗SH1を識別する識別情報QR1を用いて、利用者Uが端末装置100を用いた決済を行う例について説明するが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下に説明する決済の一例は、任意の利用者Uが任意の端末装置100を用いて、任意の店舗にて決済を行う場合においても適用可能である。また、識別情報QRは、QRコード(登録商標)のみならず、バーコードや所定のマーク、番号等であってもよい。
例えば、利用者Uが店舗SH1にて各種の商品やサービスといった決済対象の利用や購入に伴う決済を行う場合、利用者Uは、端末装置100に予めインストールされた決済用のアプリケーションを起動する。そして、利用者Uは、アプリケーションを介して、店舗SH1に設置された識別情報QR1を撮影する。このような場合、端末装置100は、決済対象の価格を入力するための画面を表示し、利用者U或いは店舗SH1の店員から決済額の入力を受付ける。そして、端末装置100は、利用者Uを識別する利用者情報と、識別情報QR1(若しくは、識別情報QR1が示す情報、すなわち、店舗SH1を示す情報)と、決済額とを示す決済情報を決済サーバ200へと送信する。
このような場合、決済サーバ200は、利用者情報が示す利用者Uの口座から、識別情報QR1が示す店舗の口座へと、決済額が示す額の電子マネーを移行させる。そして、決済サーバ200は、決済が完了した旨の通知を端末装置100へと送信する。このような場合、端末装置100は、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力することで、電子マネーによる決済が行われた旨を通知する。
なお、端末装置100を用いた決済は、上述した処理に限定されるものではない。例えば、端末装置100を用いた決済は、店舗SH1に設置された店舗端末を用いたものであってもよい。例えば、端末装置100は、利用者Uを識別するための識別情報QRを画面上に表示させる。このような場合、店舗SH1に設置された店舗端末は、端末装置100に表示された識別情報QRを読み取り、識別情報QRと、決済額と、店舗SH1を識別する情報とを示す決済情報を決済サーバ200へと送信する。このような場合、決済サーバ200は、識別情報QRが示す利用者Uの口座から、店舗SH1の口座へと、決済額が示す額の電子マネーを移行させ、店舗SH1の店舗端末あるいは端末装置100に対し、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力させることで、決済が行われた旨を通知してもよい。
また、端末装置100を用いた決済は、利用者U1が予め電子マネーをチャージした口座から店舗SH1の口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、利用者Uが予め登録したクレジットカードを用いた決済であってもよい。このような場合、例えば、決済サーバ200は、店舗SH1の口座に対して決済額の電子マネーを送金するとともに、利用者Uのクレジットカードの運用会社に対し、決済額を請求してもよい。
ここで、各種キャンペーン等により、端末装置100を用いた電子決済を行った利用者に、ポイントの付与やクーポンの提供、価格の割引やキャッシュバックといった各種の利益が提供されている。しかしながら、単純なキャンペーンでは、利用者の状況に即した適切な利益を提供しているとは言えない場合がある。例えば、店舗から依頼されたキャンペーンの告知を行うだけでは、利用者の状況に即した利益を提供しているとはいえず、改善の余地がある。
そこで、情報提供装置10は、実施形態に係る提供処理を実行する。以下、図1を用いて、情報提供装置10が実行する提供処理について説明する。なお、以下の説明では、端末装置100が利用者Uにより利用される例を示す。また、以下の説明では、端末装置100を利用者Uと同一視する場合がある。すなわち、以下では、利用者Uを端末装置100と読み替えることもできる。
まず、決済サーバ200は、利用者Uの電子決済サービスにおける行動を示す行動情報を収集する(ステップS1)。例えば、決済サーバ200は、利用者Uが電子決済サービスを利用して行った決済に関する情報を行動情報として端末装置100から収集する。具体的な例を挙げると、決済サーバ200は、決済による支払先(送金先)や、決済金額、決済日時、利用者Uの口座における電子マネーの残高などを含む情報を収集する。
続いて、情報提供装置10は、決済サーバ200が収集した行動情報を取得する(ステップS2)。続いて、情報提供装置10は、利用者Uの位置を示す位置情報を取得する(ステップS3)。例えば、情報提供装置10は、端末装置100が有する各種センサ(例えば、GPS(Global Positioning System)機能や、モーションセンサなど)が検知した情報を、利用者Uの位置を示す位置情報として所定期間ごとに取得する。
続いて、情報提供装置10は、利用者Uの現在位置に対応する店舗(対象店舗)を特定する(ステップS4)。ここで、図1の例において、情報提供装置10は、利用者Uが店舗SH1(種別「コンビニ」)の所在地から所定の範囲(例えば、5メートル)内の位置を示す位置情報を端末装置100から取得したものとする。この場合、情報提供装置10は、店舗SH1を対象店舗(言い換えると、利用者Uが来店した店舗)と特定する。
続いて、情報提供装置10は、利用者Uに提供する利益情報(キャンペーン)を特定し、対象店舗の種別に応じてキャンペーン期間を設定する(ステップS5)。例えば、情報提供装置10は、利用者Uの行動情報に基づいて、店舗SH1に関連する利益情報を特定する。ここで、図1の例において、利用者Uの行動情報に、店舗SH1に対する電子決済を用いた決済の履歴が含まれていないものとする。この場合、情報提供装置10は、店舗SH1に対して電子決済を行った場合に付与される利益に関する利益情報を、利用者Uに提供する利益情報として特定する。そして、情報提供装置10は、店舗SH1の種別「コンビニ」における各利用者の平均滞在時間を、特定した利益情報のキャンペーン期間として設定する。
続いて、情報提供装置10は、利益情報を利用者Uに提供する(ステップS6)。例えば、情報提供装置10は、ステップS5において特定した利益情報であって、店舗SH1の種別に応じたキャンペーン期間が設定された利益情報を提供する。そして、端末装置100は、情報提供装置10から提供された利益情報に関するコンテンツ(例えば、プッシュ通知)を画面に表示する。ここで、表示したコンテンツに対する選択操作が行われた場合、端末装置100は、キャンペーン期間が終了するまでのカウントダウンと共に、利益情報の内容を画面に表示する。
続いて、利用者Uは、利益情報が提供された後、各種の行動をとる。ここで、図1の例では、利益情報に関するコンテンツを閲覧した利用者Uが、電子決済を用いて店舗SH1に対する決済をキャンペーン期間中に行ったものとする(ステップS7)。例えば、利用者Uは、上述したQRコード等を用いた決済手法により、店舗SH1に対する決済を行う。
続いて、情報提供装置10は、利用者Uに対する利益を設定する(ステップS8)。例えば、情報提供装置10は、利益情報を提供した後の利用者Uの行動情報を決済サーバ200から取得し、取得した行動情報に応じた特典を設定する。そして、情報提供装置10は、利用者Uに対する利益として設定した電子マネー等の金額を決済サーバ200に通知する。
以上のように、実施形態に係る情報提供装置10は、利用者が来店した店舗と、当該店舗に対する利用者の電子決済の履歴とに基づく利益情報に対し、当該店舗に応じたキャンペーン期間を設定し、利用者に提供する。これにより、実施形態に係る情報提供装置10は、利用者が来店した店舗に関する利益情報を提供することができる。また、実施形態に係る情報提供装置10は、店舗における各利用者の平均滞在時間をキャンペーン期間として利用者に提供することで、店舗にて利益情報に対応する利益を得るための行動(例えば、電子決済の使用)をとるために十分な時間を確保すると共に、時間制限を設けることで利用者の積極的な行動を促すことができる。すなわち、実施形態に係る情報提供装置10は、利用者の状況に即した適切な利益を提供することができる。
〔2.情報提供装置の構成〕
次に、図2を用いて、情報提供装置10の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。図2に示すように、情報提供装置10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。
(通信部20について)
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100、決済サーバ200等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部30について)
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図2に示すように、記憶部30は、利用者データベース31と、店舗データベース32と、利益情報データベース33とを有する。
(利用者データベース31について)
利用者データベース31は、利用者に関する各種の情報を記憶する。ここで、図3を用いて、利用者データベース31が記憶する情報の一例を説明する。図3は、実施形態に係る利用者データベースの一例を示す図である。図3の例において、利用者データベース31は、「利用者ID」、「行動情報」、「位置情報」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者を識別するための識別情報を示す。「行動情報」は、決済サーバ200が提供する電子決済サービスにおける利用者の行動に関する情報を示し、例えば、「決済ID」、「決済日時」、「支払先」、「決済金額」、「保有残高」といった項目を有する。「決済ID」は、電子決済を用いた決済を識別するための識別情報を示す。「決済日時」は、電子決済を行った日時を示す。「支払先」は、電子決済による支払先を示す。「決済金額」は、電子決済による決済金額を示す。「保有残高」は、利用者の電子決済サービスの口座における電子マネーの残高を示す。
「位置情報」は、利用者の位置に関する情報を示し、例えば、「位置」、「日時」といった項目を有する。「位置」は、利用者の位置を示し、例えば、経緯度などが格納される。「日時」は、「位置」の項目に格納された情報が示す位置に利用者が所在した日時を示す。
すなわち、図3では、利用者ID「UID#1」によって識別される利用者が、決済ID「PID#1」によって識別され、支払先「SID#1」、決済金額「1000円」である決済を決済日時「決済日時#1」に行い、電子決済サービスの口座における電子マネーの残高が「500円」であり、日時「日時#1」に位置「位置#1」に所在していたことを示す。
(店舗データベース32について)
店舗データベース32は、店舗に関する各種の情報を記憶する。ここで、図4を用いて、店舗データベース32が記憶する情報の一例を説明する。図4は、実施形態に係る店舗データベースの一例を示す図である。図4の例において、店舗データベース32は、「店舗ID」、「店舗情報」、「店舗種別」、「店舗名称」、「所在地」、「平均客単価」などといった項目を有する。
「店舗ID」は、店舗を識別するための識別情報を示す。「店舗情報」は、店舗の利用者の平均滞在時間や、店舗で販売する商品などの情報を示す。「店舗種別」は、店舗の種別を示す。「店舗名称」は、店舗の名称を示す。「所在地」は、店舗の所在地(例えば、住所)を示す。「平均客単価」は、店舗における平均客単価を示す。
すなわち、図4では、店舗ID「SID#1」により識別される店舗の店舗情報が「店舗情報#1」、店舗種別が「コンビニ」、店舗名称が「店舗#1」、所在地が「所在地#1」、平均客単価が「単価#1」である例を示す。
(利益情報データベース33について)
利益情報データベース33は、利用者に対して提供される利益情報(キャンペーン)に関連する情報を記憶する。ここで、図5を用いて、利益情報データベース33が記憶する情報の一例を説明する。図5は、実施形態に係る利益情報データベースの一例を示す図である。図5の例において、利益情報データベース33は、「キャンペーンID」、「店舗」、「対象利用者」、「対象行動」、「利益内容」といった項目を有する。
「キャンペーンID」は、利益情報を識別するための識別情報を示す。「店舗」は、利益情報に対応する店舗を示す。「対象利用者」は、益情報の提供対象となる利用者の条件を示す。「対象行動」は、利益情報に関する利益が利用者に提供される条件となる行動を示す。「利益内容」は、利用者に提供される利益の内容を示す。
すなわち、図4では、キャンペーンID「CID#1」によって識別される利益情報が、店舗「SID#1」に来店する利用者に対して提供され、提供対象となる利用者の条件が「保有残高:1000円以上」、対象行動が「SID#1に対する電子決済」、利益内容が「利益内容#1」である例を示す。
(制御部40について)
制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報提供装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、図2に示すように、取得部41と、特定部42と、提供部43と、設定部44とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(取得部41について)
取得部41は、利用者の位置を示す位置情報を取得する。例えば、図1の例において、取得部41は、端末装置100が有する各種センサが検知した情報を、利用者Uの位置を示す位置情報として取得し、利用者データベース31に格納する。
また、取得部41は、さらに、所定の決済手段に関するサービスにおける利用者の行動を示す行動情報を取得してもよい。例えば、図1の例において、取得部41は、決済による支払先(送金先)や、決済金額、決済日時、利用者Uの口座における電子マネーの残高などを含む情報を利用者Uの行動情報として取得し、利用者データベース31に格納する。
(特定部42について)
特定部42は、位置情報に基づいて、利用者との位置関係が所定の条件を満たす対象店舗を特定する。例えば、特定部42は、利用者データベース31及び店舗データベース32を参照し、位置情報に基づいて、利用者との位置関係が所定の条件を満たす対象店舗を特定する。具体的な例を挙げると、特定部42は、利用者が過去に所在した位置に対応する店舗(例えば、利用者が過去に来店した店舗)を対象店舗として特定する。また、特定部42は、利用者の位置情報に基づく利用者の拠点(例えば、自宅や、通勤先、通学先など)から所定の範囲内に所在する店舗を対象店舗として特定する。
また、特定部42は、位置情報が示す利用者の現在位置に対応する位置に所在する店舗を、対象店舗として特定してもよい。例えば、図1の例において、特定部42は、利用者Uの現在位置から所定の範囲内に所在する店舗SH1を対象店舗として特定する。
なお、特定部42は、種々の手法を用いて、利用者の現在位置に対応する位置に所在する店舗(言い換えると、利用者が来店した店舗)を特定してもよい。例えば、特定部42は、GPS機能により検知される位置情報の送信が端末装置100から途切れたタイミングで利用者が店舗に来店したと推定し、端末装置100から最後に送信された位置情報に対応する店舗を対象店舗と特定する。また、特定部42は、端末装置100が受信したビーコン情報(例えば、店舗に設置された発信器から発信されるビーコン情報)を取得し、取得したビーコン情報に対応する店舗を対象店舗として特定する。また、特定部42は、店舗のWiFi(登録商標)の電波を受信した端末装置100から取得する情報(例えば、SSID(Service Set Identifier))に基づき、対象店舗を特定する。
ここで、利用者が来店する店舗だけでなく、利用者が来店する可能性のある店舗も対象店舗として特定したいという要望が考えられる。したがって、特定部42は、利用者の現在位置から所定の範囲内の位置に所在する店舗を、対象店舗として特定してもよい。例えば、特定部42は、利用者の現在位置から所定の範囲(例えば、100メートル、500メートル、1キロメートル)内の位置に所在する店舗のいずれかを、対象店舗として特定する。
さらに、利用者の移動態様に応じた店舗を対象店舗として特定したいという要望が考えられる。したがって、特定部42は、位置情報の履歴に基づいて利用者の移動態様を推定し、推定した移動態様により移動する場合の利用者との位置関係が所定の条件を満たす店舗を対象店舗として特定してもよい。例えば、特定部42は、利用者データベース31を参照し、利用者の位置情報の履歴に基づいて利用者の移動態様(例えば、徒歩や、自転車、自動車など)を推定する。そして、特定部42は、推定した移動態様による移動速度で移動する場合の利用者との位置関係が所定の条件を満たす店舗を対象店舗として特定する。具体的な例を挙げると、特定部42は、推定した移動態様による移動速度で所定時間(例えば、5分、10分)移動する場合に、利用者の現在位置から移動可能な範囲に所在する店舗のいずれかを、対象店舗として特定する。
また、特定部42は、利用者が所在する地域の種別に基づいて移動態様を推定し、推定した移動態様により移動する場合の利用者との位置関係が所定の条件を満たす店舗を対象店舗として特定してもよい。例えば、特定部42は、利用者が所在する地域の種別が「郊外」である場合、当該利用者の移動態様を自動車や自転車と推定する。また、特定部42は、利用者が所在する地域の種別が「市街地」である場合、当該利用者の移動態様を徒歩や自転車、公共交通機関(例えば、電車やバスなど)と推定する。
さらに、利用者の目的地に所在する店舗や、利用者の進行方向に所在する店舗などといった、利用者が近傍を通過する可能性の高い店舗を対象店舗として特定したいという要望が考えられる。したがって、特定部42は、位置情報の履歴に基づいて利用者の移動経路を推定し、推定した移動経路上に位置する店舗であって、利用者との位置関係が所定の条件を満たす店舗を対象店舗として特定してもよい。例えば、特定部42は、利用者データベース31を参照し、利用者の位置情報の履歴に基づいて利用者の移動経路を推定し、推定した移動経路上に位置する店舗であって、利用者の現在位置から所定の範囲(例えば、100メートル、500メートル、1キロメートル)内の位置に所在する店舗のいずれかを、対象店舗として特定する。具体的な例を挙げると、特定部42は、さらに利用者の移動態様を推定し、移動経路上の店舗であって、推定した移動態様による移動速度で所定時間移動する場合に利用者の現在位置から移動可能な範囲に所在する店舗のいずれかを、対象店舗として特定する。
なお、特定部42は、利用者の各種のサービス(例えば、ナビゲーションサービスや、地図サービスなど)における操作情報に基づいて、利用者の移動経路を推定してもよい。
また、特定部42は、利用者の位置情報の履歴に基づいて推定した利用者の移動態様により移動可能な経路上の店舗を対象店舗として特定してもよい。例えば、特定部42は、利用者の移動態様を自動車と推定した場合、高速道路上の店舗(例えば、サービスエリア内の店舗)を対象店舗として特定し、自動車の進入が許可されていない経路(例えば、歩行者専用道路、自転車専用道路など)上の店舗を対象店舗として特定しない。
(提供部43について)
提供部43は、特定部42により特定された対象店舗に関連する所定の利益に関する利益情報を、利用者に提供する。例えば、図1の例において、提供部43は、利益情報データベース33を参照し、特定部42により特定された店舗SH1に関連する利益に関する利益情報を、利用者Uに提供する。
また、提供部43は、所定の利益を享受可能な期間が設定される利益情報を提供してもよい。例えば、提供部43は、利益情報データベース33を参照し、対象行動に要すると推定される期間が設定される利益情報を提供する。
また、提供部43は、対象店舗の種別に応じた期間が設定される利益情報を提供してもよい。例えば、図1の例において、提供部43は、店舗SH1の種別「コンビニ」における各利用者の平均滞在時間がキャンペーン期間として設定された利益情報を提供する。
ここで、利用者が来店する可能性のある店舗(言い換えると、利用者の現在位置からある程度の距離がある店舗)を対象店舗として特定した場合、利益情報に対し当該対象店舗までの移動時間を考慮したキャンペーン期間を設定したいという要望が考えられる。したがって、提供部43は、位置情報が示す利用者の現在位置から対象店舗までの移動時間に応じた期間が設定される利益情報を提供してもよい。例えば、提供部43は、利用者の移動態様により対象店舗まで移動する場合の所要時間と、対象店舗における各利用者の平均滞在時間とを合算した値以上の期間が設定される利益情報を提供する。
さらに、所定の決済手段(例えば、電子決済)に関する操作を行う場合に要する時間を考慮したキャンペーン期間を設定したいという要望が考えられる。したがって、提供部43は、利用者が利用する端末装置に対する操作であって、所定の決済手段に関する所定の操作を行う場合に要する時間に応じた期間が設定される利益情報を提供してもよい。例えば、提供部43は、電子決済を行うための操作や、利用者が電子マネーをチャージするための操作などに要する時間以上の期間が設定される利益情報を提供する。
さらに、所定の決済手段における利用者の行動(例えば、所定の決済手段を積極的に利用しているか否か)を考慮して、利益情報を提供したいという要望が考えられる。したがって、提供部43は、行動情報が所定の条件を満たす場合に、利益情報を利用者に提供してもよい。例えば、提供部43は、利用者データベース31を参照し、電子決済の利用頻度が所定の閾値以下である利用者や、電子決済を利用していない期間が所定の閾値以上である利用者、決済金額の累計が所定の閾値以下である利用者などに対し、利益情報を提供する。
また、提供部43は、所定の決済手段における利用者の電子マネーの残高が所定の閾値以上である場合に、利益情報を提供してもよい。例えば、提供部43は、店舗データベース32を参照し、対象店舗として特定された店舗の平均客単価よりも、利用者の電子マネーの残高が高い場合、当該店舗に関連する利益に関する利益情報を提供する。
また、提供部43は、所定の決済手段における利用者の電子マネーの残高が所定の閾値以下である場合に、利益情報を提供してもよい。例えば、提供部43は、対象店舗として特定された店舗の平均客単価よりも、利用者の電子マネーの残高が低い場合、当該店舗に関連する利益であって、電子マネーをチャージして当該店舗に電子決済を行った場合に享受可能な利益に関する利益情報を提供する。
また、提供部43は、利用者が所定の決済手段を用いた決済を行っていない場合に、利益情報を提供してもよい。例えば、提供部43は、電子決済を用いた決済を行っていない利用者(言い換えると、端末装置100に電子決済用のアプリケーションがインストールされているにもかかわらず、電子決済を利用していない利用者)に対し、電子決済が利用可能な店舗のいずれかに対して電子決済を行った場合に享受可能な利益に関する利益情報を提供する。また、提供部43は、電子決済を用いた決済を行っていない利用者であって、電子マネーの残高が所定の閾値以上である利用者に対し、利益情報を提供する。
また、提供部43は、利用者が所定の決済手段を用いた決済を所定の期間以上行っていない場合に、利益情報を提供してもよい。例えば、提供部43は、電子決済を用いた決済を所定の期間以上行っていない利用者に対し、電子決済が利用可能な店舗のいずれかに対して電子決済を行った場合に享受可能な利益に関する利益情報を提供する。また、提供部43は、電子決済を用いた決済を所定の期間以上行っていない利用者であって、電子マネーの残高が所定の閾値以上である利用者に対し、利益情報を提供する。なお、提供部43は、電子決済を用いた決済を対象店舗に対して所定の期間以上行っていない利用者に対し、利益情報を提供してもよい。
また、提供部43は、利用者が所定の決済手段を用いた決済を対象店舗に対して行っていない場合に、利益情報を提供してもよい。例えば、提供部43は、対象店舗として特定された店舗に対して利用者が行った電子決済の回数が所定の閾値以下である場合、当該店舗に関連する利益に関する利益情報を提供する。なお、提供部43は、対象店舗として特定された店舗に対して利用者が行った電子決済の回数が所定の閾値以上である場合に、当該店舗に関連する利益に関する利益情報を提供してもよい。
また、提供部43は、所定の決済手段を用いた決済を対象店舗に対して行った場合に享受可能な利益に関する利益情報を提供してもよい。例えば、図1の例において、提供部43は、店舗SH1に対して電子決済を行った場合に付与される利益に関する利益情報を、利用者Uに提供する。
(設定部44について)
設定部44は、利益情報が提供された後の利用者の行動に応じて所定の利益を設定する。例えば、図1の例において、設定部44は、利益情報を提供した後の利用者Uの行動情報を決済サーバ200から取得し、取得した行動情報に応じた特典を設定する。そして、設定部44は、利用者Uに対する利益として設定した電子マネー等の金額を決済サーバ200に通知する。
〔3.提供処理のフロー〕
ここで、図6を用いて、実施形態に係る情報提供装置10の提供処理の手順について説明する。図6は、実施形態に係る提供処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、情報提供装置10は、所定の決済手段に関するサービスにおける利用者の行動情報、並びに、利用者の位置を示す位置情報を取得する(ステップS101)。続いて、情報提供装置10は、利用者の位置から店舗(例えば、キャンペーンが実施される店舗)までの距離が所定の範囲内であるか否か判定する(ステップS102)。ここで、店舗までの距離が所定の範囲内ではないと判定された場合(ステップS102;No)、情報提供装置10は、店舗までの距離が所定の範囲内となるまで待機する。
一方、店舗までの距離が所定の範囲内と判定された場合(ステップS102;Yes)、情報提供装置10は、当該店舗(対象店舗)までの移動時間に応じたキャンペーン期間が設定された利益情報を提供する(ステップS103)。続いて、情報提供装置10は、利用者が対象店舗に対する電子決済を行ったか否かを判定する(ステップS104)。
ここで、対象店舗に対する電子決済を行っていないと判定された場合(ステップS104;No)、情報提供装置10は、キャンペーン期間が経過したか否かを判定する(ステップS105)。ここで、キャンペーン期間が経過していないと判定された場合(ステップS105;No)、情報提供装置10は、対象店舗に対する電子決済が行われるまで待機する。一方、キャンペーン期間が経過したと判定された場合(ステップS105;Yes)、情報提供装置10は、処理を終了する。
また、対象店舗に対する電子決済を行ったと判定された場合(ステップS104;Yes)、情報提供装置10は、キャンペーン期間が経過したか否かを判定する(ステップS106)。ここで、キャンペーン期間が経過したと判定された場合(ステップS106;Yes)、情報提供装置10は、処理を終了する。一方、キャンペーン期間が経過していないと判定された場合(ステップS106;No)、情報提供装置10は、利用者に対する利益を設定し(ステップS107)、処理を終了する。
〔4.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
〔4-1.利益情報について〕
上述の実施形態において、提供部43が、利用者に対する利益として電子マネーが設定された利益情報を提供する例を示したが、提供部43の機能はこのような例に限定されず、利用者が享受可能な各種の利益に関する利益情報を提供してよい。例えば、提供部43は、所定の店舗(例えば、対象店舗から所定の範囲内に所在する店舗や、利用者の移動経路上に所在する店舗など)若しくはウェブ上のコンテンツにおいて利用可能なクーポンや、電子決済サービスにおいて付与される称号などを利用者に対する利益として設定された利益情報を提供してもよい。
〔4-2.対象店舗について〕
上述の実施形態では、特定部42が、一の店舗を対象店舗として特定する例を示したが、特定部42の機能はこのような例に限定されず、複数の店舗を対象店舗として特定してもよい。例えば、特定部42は、利用者の現在位置から所定の範囲内の位置に所在する複数の店舗を対象店舗として特定する。そして、提供部43は、各対象店舗に関連する所定の利益に関する利益情報を利用者に提供する。
また、例えば、特定部42は、利用者の現在位置から所定の範囲内の位置に所在する店舗であって所定の関連性を有する複数の店舗(例えば、系列店や、提携店など)を対象店舗として特定する。そして、提供部43は、複数の対象店舗のうちいずれかにおいて所定の行動を行った場合に享受可能な利益に関する利益情報を提供する。
〔4-3.処理態様について〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、逆に、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報提供装置10は、取得部41と、特定部42と、提供部43と、設定部44とを有する。取得部41は、利用者の位置を示す位置情報を取得する。特定部42は、位置情報に基づいて、利用者との位置関係が所定の条件を満たす対象店舗を特定する。提供部43は、特定部42により特定された対象店舗に関連する所定の利益に関する利益情報を、利用者に提供する。また、所定の決済手段を用いた決済を対象店舗に対して行った場合に享受可能な利益に関する利益情報を提供する。設定部44は、利益情報が提供された後の利用者の行動に応じて所定の利益を設定する。
これにより、実施形態に係る情報提供装置10は、利用者の位置情報に対応する店舗に関する利益情報を提供することができるため、利用者の状況に即した適切な利益を提供することができる。
また、実施形態に係る情報提供装置10において、例えば、特定部42は、位置情報が示す利用者の現在位置に対応する位置に所在する店舗を、対象店舗として特定する。また、特定部42は、利用者の現在位置から所定の範囲内の位置に所在する店舗を、対象店舗として特定する。また、特定部42は、位置情報の履歴に基づいて利用者の移動態様を推定し、推定した移動態様により移動する場合の利用者との位置関係が所定の条件を満たす店舗を対象店舗として特定する。また、特定部42は、利用者が所在する地域の種別に基づいて移動態様を推定し、推定した移動態様により移動する場合の利用者との位置関係が所定の条件を満たす店舗を対象店舗として特定する。また、特定部42は、位置情報の履歴に基づいて利用者の移動経路を推定し、推定した移動経路上に位置する店舗であって、利用者との位置関係が所定の条件を満たす店舗を対象店舗として特定する。
これにより、実施形態に係る情報提供装置10は、利用者の位置や移動経路、移動態様などといった利用者の様々な状況に対応する店舗に関する利益情報を提供することができるため、利用者の状況に即した適切な利益を提供することができる。
また、実施形態に係る情報提供装置10において、例えば、提供部43は、所定の利益を享受可能な期間が設定される利益情報を提供する。また、提供部43は、位置情報が示す利用者の現在位置から対象店舗までの移動時間に応じた期間が設定される利益情報を提供する。また、提供部43は、対象店舗の種別に応じた期間が設定される利益情報を提供する。また、提供部43は、利用者が利用する端末装置に対する操作であって、所定の決済手段に関する所定の操作を行う場合に要する時間に応じた期間が設定される利益情報を提供する。
これにより、実施形態に係る情報提供装置10は、店舗にて利益情報に対応する利益を得るための行動をとるために十分な時間を確保すると共に、時間制限を設けることで利用者の積極的な行動を促すことができるため、利用者の状況に即した適切な利益を提供することができる。
また、実施形態に係る情報提供装置10において、例えば、取得部41は、さらに、所定の決済手段に関するサービスにおける利用者の行動を示す行動情報を取得する。そして、提供部43は、行動情報が所定の条件を満たす場合に、利益情報を利用者に提供する。また、提供部43は、所定の決済手段における利用者の電子マネーの残高が所定の閾値以上である場合に、利益情報を提供する。また、提供部43は、所定の決済手段における利用者の電子マネーの残高が所定の閾値以下である場合に、利益情報を提供する。また、提供部43は、利用者が所定の決済手段を用いた決済を行っていない場合に、利益情報を提供する。また、提供部43は、利用者が所定の決済手段を用いた決済を所定の期間以上行っていない場合に、利益情報を提供する。また、提供部43は、利用者が所定の決済手段を用いた決済を対象店舗に対して行っていない場合に、利益情報を提供する。
これにより、実施形態に係る情報提供装置10は、利用者の行動に応じた利益情報を提供できるため、利用者の状況に即した適切な利益を提供することができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた各実施形態に係る情報提供装置10は、例えば、図7に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報提供装置10を例に挙げて説明する。図7は、情報提供装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、ROM1200、RAM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1200又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1200は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(実施形態のネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1300を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1300上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が情報提供装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1300上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。また、HDD1400には、情報提供装置10の記憶装置内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した情報提供装置10は、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
10 情報提供装置
20 通信部
30 記憶部
31 利用者データベース
32 店舗データベース
33 利益情報データベース
40 制御部
41 取得部
42 特定部
43 提供部
44 設定部
100 端末装置
200 決済サーバ

Claims (15)

  1. 利用者の位置を示す位置情報と、所定の決済手段に関するサービスにおける前記利用者の行動を示す行動情報とを取得する取得部と、
    前記位置情報に基づいて、前記利用者との位置関係が所定の条件を満たす対象店舗を特定する特定部と、
    前記行動情報に基づいて前記特定部により特定された対象店舗に対して前記利用者が少なくとも前記所定の決済手段を用いた決済を行っていないと判定した場合は、当該対象店舗に対して前記所定の決済手段を用いた決済を行った場合に享受可能な利益に関する利益情報を、前記利用者に提供する提供部と
    を有することを特徴とする提供装置。
  2. 前記提供部は、
    前記行動情報に基づいて、前記対象店舗に対して前記利用者が少なくとも前記所定の決済手段を用いた決済を行っておらず、且つ、前記所定の決済手段における前記利用者の電子マネーの残高が所定の閾値以上であると判定した場合は、前記利益情報を提供する
    ことを特徴とする請求項1に記載の提供装置。
  3. 前記提供部は、
    前記行動情報に基づいて、前記対象店舗に対して前記利用者が少なくとも前記所定の決済手段を用いた決済を行っておらず、且つ、前記所定の決済手段における前記利用者の電子マネーの残高が所定の閾値以下であると判定した場合は、前記利益情報を提供する
    ことを特徴とする請求項1に記載の提供装置。
  4. 利用者の位置を示す位置情報を取得する取得部と、
    前記位置情報に基づいて、前記利用者との位置関係が所定の条件を満たす対象店舗を特定する特定部と、
    前記特定部により特定された対象店舗に対して所定の決済手段を用いた決済を行った場合に享受可能な利益に関する利益情報であって、当該利益を享受可能な期間が設定され利益情報を、前記利用者に提供する提供部と
    を有し、
    前記提供部は、
    前記利用者が利用する端末装置に対する操作であって、前記所定の決済手段に関する所定の操作を前記対象店舗で行う場合に要する時間に応じた前記期間が設定される前記利益情報を提供する
    ことを特徴とする提供装置。
  5. 前記提供部は、
    前記位置情報が示す前記利用者の現在位置から前記対象店舗までの移動時間に応じた前記期間が設定される前記利益情報を提供する
    ことを特徴とする請求項に記載の提供装置。
  6. 前記提供部は、
    前記対象店舗の種別に応じた前記期間が設定される前記利益情報を提供する
    ことを特徴とする請求項またはに記載の提供装置。
  7. 前記特定部は、
    前記位置情報が示す前記利用者の現在位置に対応する位置に所在する店舗を、前記対象店舗として特定する
    ことを特徴とする請求項1からのうちいずれか一つに記載の提供装置。
  8. 前記特定部は、
    前記利用者の現在位置から所定の範囲内の位置に所在する店舗を、前記対象店舗として特定する
    ことを特徴とする請求項に記載の提供装置。
  9. 前記特定部は、
    前記位置情報の履歴に基づいて前記利用者の移動態様を推定し、推定した移動態様により移動する場合の前記利用者との位置関係が所定の条件を満たす店舗を前記対象店舗として特定する
    ことを特徴とする請求項1からのうちいずれか一つに記載の提供装置。
  10. 前記特定部は、
    前記利用者が所在する地域の種別に基づいて移動態様を推定し、推定した移動態様により移動する場合の前記利用者との位置関係が所定の条件を満たす店舗を前記対象店舗として特定する
    ことを特徴とする請求項1からのうちいずれか一つに記載の提供装置。
  11. 前記特定部は、
    前記位置情報の履歴に基づいて前記利用者の移動経路を推定し、推定した移動経路上に位置する店舗であって、前記利用者との位置関係が所定の条件を満たす店舗を前記対象店舗として特定する
    ことを特徴とする請求項1から10のうちいずれか一つに記載の提供装置。
  12. コンピュータが実行する提供方法であって、
    利用者の位置を示す位置情報と、所定の決済手段に関するサービスにおける前記利用者の行動を示す行動情報とを取得する取得工程と、
    前記位置情報に基づいて、前記利用者との位置関係が所定の条件を満たす対象店舗を特定する特定工程と、
    前記行動情報に基づいて前記特定工程により特定された対象店舗に対して前記利用者が少なくとも前記所定の決済手段を用いた決済を行っていないと判定した場合は、当該対象店舗に対して前記所定の決済手段を用いた決済を行った場合に享受可能な利益に関する利益情報を、前記利用者に提供する提供工程と
    を含むことを特徴とする提供方法。
  13. 利用者の位置を示す位置情報と、所定の決済手段に関するサービスにおける前記利用者の行動を示す行動情報とを取得する取得手順と、
    前記位置情報に基づいて、前記利用者との位置関係が所定の条件を満たす対象店舗を特定する特定手順と、
    前記行動情報に基づいて前記特定手順により特定された対象店舗に対して前記利用者が少なくとも前記所定の決済手段を用いた決済を行っていないと判定した場合は、当該対象店舗に対して前記所定の決済手段を用いた決済を行った場合に享受可能な利益に関する利益情報を、前記利用者に提供する提供手順と
    をコンピュータに実行させるための提供プログラム。
  14. コンピュータが実行する提供方法であって、
    利用者の位置を示す位置情報を取得する取得工程と、
    前記位置情報に基づいて、前記利用者との位置関係が所定の条件を満たす対象店舗を特定する特定工程と、
    前記特定工程により特定された対象店舗に対して所定の決済手段を用いた決済を行った場合に享受可能な利益に関する利益情報であって、当該利益を享受可能な期間が設定され利益情報を、前記利用者に提供する提供工程と
    を含み、
    前記提供工程は、
    前記利用者が利用する端末装置に対する操作であって、前記所定の決済手段に関する所定の操作を前記対象店舗で行う場合に要する時間に応じた前記期間が設定される前記利益情報を提供する
    ことを特徴とする提供方法。
  15. 利用者の位置を示す位置情報を取得する取得手順と、
    前記位置情報に基づいて、前記利用者との位置関係が所定の条件を満たす対象店舗を特定する特定手順と、
    前記特定手順により特定された対象店舗に対して所定の決済手段を用いた決済を行った場合に享受可能な利益に関する利益情報であって、当該利益を享受可能な期間が設定され利益情報を、前記利用者に提供する提供手順と
    をコンピュータに実行させ、
    前記提供手順は、
    前記利用者が利用する端末装置に対する操作であって、前記所定の決済手段に関する所定の操作を前記対象店舗で行う場合に要する時間に応じた前記期間が設定される前記利益情報を提供する
    ことを特徴とする提供プログラム。
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