JP2016021146A - クーポン配信装置、クーポン配信方法及びプログラム - Google Patents

クーポン配信装置、クーポン配信方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】店舗の売り上げをより効果的に向上させるクーポンを配信する。【解決手段】実施形態のクーポン配信装置は、端末の位置を示す第1位置情報と、端末の識別情報とを受信する受信部と、第1位置情報と識別情報とから、端末のユーザがいる第1店舗を特定する特定部と、識別情報と第1店舗とから、第2店舗を決定する決定部と、第2店舗で利用可能なクーポンに有効期限を設定して発行する発行部と、クーポンを端末に配信する配信部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明はクーポン配信装置、クーポン配信方法及びプログラムに関する。
ショッピングセンターのフードコートやファミリーレストラン等の店舗で、食事が終わっているにも関わらず、顧客に席を長時間占有されると、店舗側は売り上げを伸ばす好機を失う。しかしながら、このような場合に店舗側が顧客を退席させることは難しい状況にある。一方、顧客を呼び込む方法にクーポンの配布がある。クーポンの配布は、例えば新聞のチラシ、ウェブサイト及びメール等を利用して行われる。
特許文献1には、時間の経過に伴って、割引量を変化させ、その時々に適正な割引量を印刷したクーポンを簡単に発行することができるクーポン発行装置の発明が開示されている。
しかしながら顧客が欲しくない物やサービスのクーポンは購買に結びつかず、また顧客が欲しい物やサービスのクーポンであっても、タイミングが合わなければ購買には結びつかない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、店舗の売り上げをより効果的に向上させるクーポンを配信することができるクーポン配信装置、クーポン配信方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、端末の位置を示す第1位置情報と、前記端末の識別情報とを受信する受信部と、前記第1位置情報と前記識別情報とから、前記端末のユーザがいる第1店舗を特定する特定部と、前記識別情報と前記第1店舗とから、第2店舗を決定する決定部と、前記第2店舗で利用可能なクーポンに有効期限を設定して発行する発行部と、前記クーポンを前記端末に配信する配信部と、を備える。
本発明によれば、店舗の売り上げをより効果的に向上させるクーポンを配信することができるという効果を奏する。
図1は実施形態のクーポン配信システムの構成の例を示す図である。 図2は実施形態のクーポン配信装置の構成の例を示す図である。 図3は実施形態の端末情報DBの例を示す図である。 図4は実施形態の店舗情報DBの例を示す図である。 図5は実施形態のクーポン情報DBの例を示す図である。 図6は実施形態の顧客情報DBの例を示す図である。 図7は端末情報を登録する処理の例を示すアクティビティ図である。 図8は店舗情報を登録する処理の例を示すアクティビティ図である。 図9はクーポン情報を登録する処理の例を示すアクティビティ図である。 図10はクーポンの取得処理及びクーポンの選択処理の例を示すアクティビティ図である。 図11は実施形態のクーポン取得要求の例を示す図である。 図12は実施形態のクーポンリストの例を示す図である。 図13は端末に保存されるクーポンの例を示す図である。 図14は実施形態のクーポン選択情報の例を示す図である。 図15は実施形態の顧客情報の例を示す図である。 図16はクーポンの有効期限の表示例を示す図である。 図17は顧客に推薦するクーポンを発行する処理の例を示すアクティビティ図である。 図18Aは「食事」のカテゴリの店舗の次に移動する店舗のカテゴリの例を示す図である。 図18Bは「食事」のカテゴリの店舗の次に移動する店舗のカテゴリの例(時間帯を限定した場合)を示す図である。 図19は図18Aの店舗2のカテゴリの頻度を示す図である。 図20はクーポンの使用確認処理の例を示すアクティビティ図である。 図21は実施形態のクーポン配信方法の効果を説明するための図である。 図22はクーポン配信装置のハードウェア構成の例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、クーポン配信装置、クーポン配信方法及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
図1は実施形態のクーポン配信システム500の構成の例を示す図である。クーポン配信システム500は、クーポン配信装置100、スピーカ200−1、200−2、・・・、スピーカ200−n、端末300−1、端末300−2、・・・、及び端末300−mを備える。クーポン配信装置100、スピーカ200−1、スピーカ200−2、・・・、スピーカ200−n、端末300−1、端末300−2、・・・、及び端末300−mは、ネットワーク400を介して互いに接続されている。以下スピーカ200−1、スピーカ200−2、・・・、及びスピーカ200−nを区別しない場合は単にスピーカ200という。同様に端末300−1、端末300−2、・・・、及び端末300−mを区別しない場合は単に端末300という。なおスピーカ200の数n及び端末300の数mは任意でよい。またネットワーク400の通信方式は無線方式によるものでも有線方式によるものでもよい。またネットワーク400の通信方式は無線方式及び有線方式を組み合わせて実現されていてもよい。
クーポン配信装置100は端末300に記憶されるクーポンを配信する。クーポンは特定の店舗で使用可能な割引情報、顧客に提供するサービス又はプレゼントの内容を示す情報等である。クーポン配信装置100の構成の詳細は図2を参照して後述する。
スピーカ200は各店舗に備えられたスピーカ(音波発生器に相当)である。スピーカ200は端末300のユーザ(顧客)がいる店舗の特定に利用される。具体的には、スピーカ200は音波を利用してスピーカを識別するスピーカIDを、常時又は所定の間隔で端末300に送信する。端末300は当該スピーカIDをマイクにより受信し、当該スピーカIDをクーポン配信装置100に送信する。クーポン配信装置100は後述の店舗情報DB12を参照することにより、スピーカIDから端末300のユーザ(顧客)が現在いる店舗を特定する。
なお端末300のユーザ(顧客)がいる店舗の特定にスピーカ以外の発信装置を用いてもよい。騒音の影響が大きい店舗では、例えば発信装置は電波を出力する無線LAN機器、又は光波を出力する照明機器でもよい。電波を用いる場合、端末300はアンテナで電波を受信可能である。光波を用いる場合、端末300は表示装置の明るさを決定するための受光装置で光波を受信可能である。
しかしながら端末300の位置の特定に無線LAN等による電波を利用する場合、電波の到達エリアを限定するためには電波をシールドする必要がある。また端末300の位置の特定に照明機器等による光を利用すると、遊園地等の屋外の店舗の場合、太陽光の下で光通信を行うことは難しい。一方、音波を利用する場合、狭い範囲の位置の特定を容易に実現でき、また周囲の明るさにも影響を受けない。そのため実施形態のクーポン配信システム500では発信装置をスピーカとしている。
端末300はクーポン配信装置100から配信されたクーポンを記憶する。端末300は、例えば携帯電話、スマートフォン、又はタブレット型端末等である。
次にクーポン配信装置100の構成の例について説明する。図2は実施形態のクーポン配信装置100の構成の例を示す図である。クーポン配信装置100は、記憶部1、受信部2、認証部3、記憶制御部4、特定部5、決定部6、発行部7、確認部8及び配信部9を備える。記憶部1は端末情報DB11、店舗情報DB12、クーポン情報DB13及び顧客情報DB14を記憶する。端末情報DB11、店舗情報DB12、クーポン情報DB13及び顧客情報DB14の詳細については後述する。
受信部2は、クーポン配信装置100に端末300を登録するための操作入力を端末300が受け付けたときに、端末300からネットワーク400を介してアプリ送信要求を受け付ける。アプリ送信要求は端末300がクーポンの配信を受けるために必要なアプリケーションの送信要求である。受信部2はアプリ送信要求を受信すると、配信部9にアプリケーションの送信を依頼する。
また受信部2は、端末300がアプリケーションをインストールするときに、端末300から端末ID及びパスワードを受信する。受信部2は端末ID及びパスワードを受信すると、記憶制御部4に端末ID及びパスワードを通知する。
また受信部2は店舗のPC等のコンピュータ(以下、「店舗PC」という。)からサービス利用申請、及びスピーカ200の接続情報(スピーカのIPアドレス等)を受信する。サービス利用申請は店舗名、位置、カテゴリ及び滞在許容時間を含む。店舗名は店舗の名称である。位置は店舗の位置を示す情報である。位置は、例えば店舗の住所である。カテゴリは店舗の種類を示す情報である。店舗の種類は、例えば「食事」、「映画館」及び「婦人服」等である。滞在許容時間は顧客が店舗に滞在することを許容する時間である。受信部2はサービス利用申請、及びスピーカ200の接続情報を受信すると、記憶制御部4にサービス利用申請、及びスピーカ200の接続情報を通知する。
また受信部2は店舗PCからクーポン登録要求を受信する。クーポン登録要求はクーポン情報(店舗名、クーポン及び最長有効期限)を含む。受信部2はクーポン登録要求を受信すると、記憶制御部4にクーポン情報を通知する。
また受信部2は端末300からクーポン取得要求を受信する。クーポン取得要求は端末ID及びパスワードを含み、端末300が店舗のスピーカ200からスピーカIDを受信している場合には、スピーカIDを更に含む。受信部2はクーポン取得要求を受信すると、認証部3に端末300の認証を依頼する。端末300の認証がOKの場合、受信部2は端末300に推薦する1以上の店舗の決定を決定部6に依頼する。更に受信部2はクーポン取得要求にスピーカIDが含まれている場合、特定部5に端末300の位置(端末300が存在する店舗の位置)の特定を依頼する。特定された端末300の位置は、決定部6が端末300に推薦するクーポンの決定に利用される。
また受信部2はクーポンリストから選択されたクーポンを示すクーポン選択情報を端末300から受信する。端末300が店舗のスピーカからスピーカIDを受信している場合、クーポン選択情報はクーポン情報(店舗名、クーポン及び有効期限)、端末300の端末ID、及びスピーカIDを含む。端末300がスピーカIDを受信していない場合、クーポン選択情報はクーポン情報、及び端末300の端末IDを含む。
また受信部2は端末300から端末ID、パスワード及びスピーカIDを含む使用確認要求を受信すると、認証部3に端末300の認証を依頼する。そして端末300の認証がOKの場合、受信部2はクーポンの使用可否の確認を確認部8に依頼する。
認証部3は、受信部2が端末300からクーポン取得要求又は使用確認要求を受信した場合、端末ID及びパスワードにより端末300を認証する。なおクーポン取得要求及び使用確認要求にパスワードを含めずに、認証部3は端末IDのみで端末300を認証してもよい。
記憶制御部4は、記憶部1に記憶されている端末情報DB11、店舗情報DB12、クーポン情報DB13及び顧客情報DB14の記憶制御(追加、削除又は変更)を行う。
記憶制御部4は、受信部2が端末300から端末ID及びパスワードを受信したときに、端末ID及びパスワード、並びに登録日時を端末情報として端末情報DB11に記憶する。
図3は実施形態の端末情報DB11の例を示す図である。端末情報DB11は端末情報を記憶する。端末情報は端末ID、登録日時及びパスワードを有する。端末IDは端末300を識別する識別情報である。登録日時は端末300がクーポン配信装置100に登録された日時である。パスワードはクーポン配信装置100にログインするために必要な情報である。端末情報DB11に端末300が登録されると、クーポン配信装置100は当該端末300にクーポンを配信することが可能になる。
図2に戻り、また記憶制御部4は、受信部2が店舗PCからサービス利用申請(店舗名、位置、カテゴリ及び滞在許容時間)、及びスピーカ200の接続情報(スピーカのIPアドレス等)を受信したときに、店舗情報(スピーカID、スピーカアドレス、店舗名、位置、カテゴリ及び滞在許容時間)を店舗情報DB12に記憶する。
図4は実施形態の店舗情報DB12の例を示す図である。店舗情報DB12は店舗情報を記憶する。店舗情報はスピーカID、スピーカアドレス、店舗名、位置、カテゴリ及び滞在許容時間を有する。スピーカIDは店舗に備えられたスピーカ200を識別する識別情報である。クーポン配信装置100(特定部5)は端末300からスピーカIDを受信することにより、端末300のユーザ(顧客)がいる店舗を特定することができる。スピーカアドレスはネットワーク400上でスピーカ200を識別する情報である。スピーカアドレスは、例えばIPアドレスである。クーポン配信装置100(配信部9)はスピーカアドレスを使用して情報を送信することができる。これによりクーポン配信装置100はネットワーク400を介してスピーカ200の設定(スピーカID等)を変更することができる。店舗名は店舗の名称である。位置は店舗の位置を示す情報である。位置は、例えば店舗の住所である。カテゴリは店舗の種類を示す情報である。店舗の種類は、例えば「食事」、「映画館」及び「婦人服」等である。滞在許容時間は顧客が店舗に滞在することを許容する時間である。
例えば図4の店舗情報21は、スピーカID「SP00651」、スピーカアドレス「XXX.XXX.XXX.XXX」、店舗名「F喫茶店」、位置「A市B区」、カテゴリ「喫茶・軽食」及び滞在許容時間「60(分)」を有する。
図2に戻り、また記憶制御部4は、受信部2が店舗PCからクーポンの登録要求を受信すると、クーポン情報(店舗名、クーポン及び最長有効期限)をクーポン情報DB13に記憶する。
図5は実施形態のクーポン情報DB13の例を示す図である。クーポン情報DB13は店舗名、クーポン及び最長有効期限を記憶する。店舗名はクーポンを利用可能な店舗の名称である。クーポンは物やサービスの価格の割引情報、顧客に提供するサービス又はプレゼントの内容を示す情報等である。最長有効期限はクーポンに設定可能な最長の有効期限である。
また記憶制御部4は、受信部2がクーポン選択情報を端末300から受信した場合、顧客情報DB14に顧客情報(端末ID、クーポン取得日時、スピーカID、店舗名、位置、クーポン、カテゴリ、種別、使用可否及び有効期限)を記憶する。なおスピーカIDはクーポン選択情報に含まれていた場合に、記憶制御部4により記憶される。
図6は実施形態の顧客情報DB14の例を示す図である。顧客情報DB14は顧客情報を記憶する。顧客情報は顧客に発行したクーポンに関する情報である。顧客情報は端末ID、クーポン取得日時、スピーカID、店舗名、位置、クーポン、カテゴリ、種別、使用可否及び有効期限を有する。端末IDはクーポンを取得した端末300を識別する識別情報である。クーポン取得日時は端末300がクーポンを取得した日時である。スピーカIDは端末300の位置(端末300のユーザ(顧客)がいる店舗)の特定に利用されたスピーカを識別する識別情報である。店舗名はクーポンを利用可能な店舗の名称である。位置は店舗の位置を示す情報である。位置は、例えば店舗の住所である。クーポンは物やサービスの価格の割引情報、顧客に提供するサービス又はプレゼントの内容を示す情報等である。店舗の種類は、例えば「食事」、「映画館」及び「婦人服」等である。種別はクーポンの種別であり、「通常」又は「期限」がある。「通常」は有効期限に最長有効期限が設定されていることを示す。「期限」は有効期限に最長有効期限よりも短い期限が設定されていることを示す。使用可否はクーポンが使用できるか否かを表す。使用可否の初期値はなく(空欄)、受信部2が使用確認要求(端末ID及びスピーカID)を受信したときに、「YES」又は「NO」が設定される。使用可否が「YES」の場合、クーポンの有効期限がまだ切れておらず、クーポンが使用できることを示す。使用可否が「NO」の場合、クーポンの有効期限が切れており、クーポンが使用できないことを示す。有効期限はクーポンが使用可能な期限である。
図2に戻り、特定部5は、受信部2が端末300から受信したクーポン取得要求にスピーカIDが含まれている場合、又は受信部2が端末300から使用確認要求を受信した場合、端末300の位置(端末300が存在する店舗の位置)を特定する。具体的には、特定部5はクーポン取得要求又は使用確認要求に含まれるスピーカIDにより、店舗情報DB12(図4参照)のスピーカIDを検索する。そして特定部5は検索されたスピーカIDを有する店舗情報の位置フィールドを参照することにより端末300の位置を特定する。
決定部6は、受信部2が端末300からクーポン取得要求を受信した場合、端末300に推薦する1以上の店舗を決定する。
発行部7は、決定部6により決定された1以上の店舗のクーポンを発行する。具体的には、発行部7はクーポン情報DB13の店舗名を、決定部6により決定された1以上の店舗名により検索し、検索された1以上のクーポン情報を取得する。そして発行部7は1以上のクーポン情報を1つにまとめた情報であるクーポンリストを発行する。
確認部8は、受信部2が端末300から使用確認要求を受信した場合、クーポンの使用可否を確認する。
配信部9は、受信部2が端末300からアプリ送信要求を受信した場合、クーポンの配信を受けるために必要なアプリケーションを端末300に送信する。また配信部9は、受信部2が店舗PCからサービス利用申請を受信した場合、スピーカIDを含むログイン情報を店舗PCに送信する。また配信部9は、受信部2が端末300からクーポン取得要求を受信した場合、端末300に推薦する1以上のクーポン情報(クーポンリスト)を送信する。
次に、実施形態のクーポン配信方法について説明する。まず端末情報を登録する処理の例について説明する。
図7は端末情報を登録する処理の例を示すアクティビティ図である。端末300は、端末300がクーポンの配信を受けるために必要なアプリケーションの要求(アプリ送信要求)をクーポン配信装置100に送信する(ステップS1)。
次に、クーポン配信装置100(受信部2)は、端末300からアプリ送信要求を受信する(ステップS2)。
次に、クーポン配信装置100(配信部9)はアプリケーションを端末300に送信する(ステップS3)。
次に、端末300はアプリケーションを受信する(ステップS4)。
次に、端末300はアプリケーションをインストールする(ステップS5)。
次に、端末300はユーザ(顧客)の操作入力等に応じて端末ID及びパスワードを決定する(ステップS6)。
次に、端末300は端末ID及びパスワードをクーポン配信装置100に送信する(ステップS7)。
次に、クーポン配信装置100(受信部2)は、端末300から端末ID及びパスワードを受信する(ステップS8)。
次に、クーポン配信装置100(記憶制御部4)は端末ID、パスワード及び登録日時を端末情報DB11に記憶する(ステップS9)。なお登録日時はクーポン配信装置100(受信部2)が端末300から端末ID及びパスワードを受信した日時である。
次に店舗情報を登録する処理の例について説明する。
図8は店舗情報を登録する処理の例を示すアクティビティ図である。店舗PCはサービス利用申請をクーポン配信装置100に送信する(ステップS21)。サービス利用申請は、店舗名、位置、カテゴリ及び滞在許容時間を含む。
次に、クーポン配信装置100はサービス利用申請を許可する(ステップS22)。サービス利用申請の許可は、クーポン配信装置100の管理者等が判断し申請結果をクーポン配信装置100に入力することにより行ってもよいし、所定の条件を満たした場合に、クーポン配信装置100が機械的に許可してもよい。
次に、クーポン配信装置100(記憶制御部4)は店舗情報DB12に店舗名、位置、カテゴリ及び滞在許容時間を記憶し、クーポン配信装置100(配信部9)は店舗PCにログイン情報を送信する(ステップS23)。ログイン情報はクーポン配信装置100にログインするために必要な情報である。ログイン情報はスピーカID及びパスワードを含む。
次に、店舗PCはログイン情報を受信する(ステップS24)。
次に、店舗PCはクーポン配信装置100にログインし、スピーカID及びスピーカアドレスを含むスピーカの接続情報を送信する(ステップS25)。
次に、クーポン配信装置100(受信部2)は店舗PCからスピーカの接続情報を受信する(ステップS26)。
次に、クーポン配信装置100(記憶制御部4)はスピーカの接続情報(スピーカID及びスピーカアドレス)を店舗情報DB12に記憶し、クーポン配信装置100(配信部9)は登録結果(スピーカID、スピーカアドレス、店舗名、位置、カテゴリ及び滞在許容時間)を店舗PCに送信する(ステップS27)。
次に、店舗PCは登録結果を受信する(ステップS28)。
次にクーポン情報を登録する処理の例について説明する。
図9はクーポン情報を登録する処理の例を示すアクティビティ図である。店舗PCはクーポン配信装置100にログインするためのログイン情報をクーポン配信装置100に送信する(ステップS41)。
次に、クーポン配信装置100(受信部2)は店舗PCからログイン情報を受信する(ステップS42)。
次に、クーポン配信装置100(認証部3)はログイン情報を認証する(ステップS43)。
次に、店舗PCはクーポン配信装置100(認証部3)により接続が許可された場合、接続が許可されたことを示す情報(認証OK)を表示する(ステップS44)。
次に、店舗PCはクーポン及び最長有効期限の入力を受け付ける(ステップS45)。
次に、店舗PCはクーポン情報(店舗名、クーポン及び最長有効期限)を含むクーポン登録要求をクーポン配信装置100に送信する(ステップS46)。
次に、クーポン配信装置100(受信部2)は店舗PCからクーポン登録要求を受信する(ステップS47)。
次に、クーポン配信装置100(記憶制御部4)はクーポン情報をクーポン情報DB13に記憶し、クーポン配信装置100(配信部9)は登録が完了したことを示す情報を通知する(ステップS48)。
次に、店舗PCは登録が完了したことを示す情報を表示する(ステップS49)。
次にクーポンの取得処理及びクーポンの選択処理の例について説明する。
図10はクーポンの取得処理及びクーポンの選択処理の例を示すアクティビティ図である。端末300は端末IDを含むクーポン取得要求をクーポン配信装置100に送信する(ステップS61)。なお端末300が特定の店舗に存在し、店舗のスピーカからスピーカIDを受信している場合、クーポン取得要求は更にスピーカIDを含む。
図11は実施形態のクーポン取得要求の例を示す図である。図11のクーポン取得要求は、端末ID「0704386217X」、パスワード「abcdef」、及びスピーカID「SP00001」を含む。スピーカID「SP00001」により識別されるスピーカ200はレストランAのスピーカ200である(図4参照)。すなわち図11は端末ID「0704386217X」のユーザ(顧客)がレストランAにいる場合に送信されるクーポン取得要求の例である。
図10に戻り、次に、クーポン配信装置100(受信部2)は端末300からクーポン取得要求を受信する(ステップS62)。
次に、クーポン配信装置100(決定部6及び発行部7)は顧客に推薦する店舗を決定し、当該店舗のクーポンを発行する(ステップS63)。顧客に推薦するクーポンを発行する処理の詳細については、図17を参照して後述する。
次に、クーポン配信装置100(配信部9)はクーポンリストを端末300に送信する(ステップS64)。
次に、端末300はクーポンリストを受信し、当該クーポンリストを表示する(ステップS65)。
図12は実施形態のクーポンリストの例を示す図である。図12のクーポンリストの例では、クーポン配信装置100から4店舗(F喫茶店、喫茶H、L婦人服店及びショップM)のクーポンが配信された場合の例である。
図10に戻り、次に、端末300はクーポンリストからクーポンを選択する操作入力を受け付ける(ステップS66)。
次に、端末300は選択されたクーポンを保存する(ステップS67)。
図13は端末300に保存されるクーポンの例を示す図である。図13の例は、端末300が、図12のクーポンリストからF喫茶店のクーポンを選択する操作入力を受け付けた場合に保存するクーポンの例である。
図10に戻り、次に、端末300はスピーカIDを受信しているか否かを判定する(ステップS68)。
スピーカIDを受信している場合、端末300はステップS66で選択されたクーポンを示す情報(店舗名、位置及びクーポン)、端末300の端末ID、及びスピーカIDを、クーポン選択情報としてクーポン配信装置100に送信する(ステップS69)。
図14は実施形態のクーポン選択情報の例を示す図である。図14のクーポン選択情報は、端末ID「0704386217X」、店舗名「F喫茶点」、及びスピーカID「SP00001」を含む。すなわち図14は端末ID「0704386217X」のユーザ(顧客)がレストランAにいる場合に送信されるクーポン選択情報の例である。
図10に戻り、スピーカIDを受信していない場合、端末300はステップS66で選択されたクーポンを示す情報(店舗名、位置及びクーポン)、及び端末300の端末IDを、クーポン選択情報としてクーポン配信装置100に送信する(ステップS70)。
次に、クーポン配信装置100(受信部2)はクーポン選択情報を受信する(ステップS71)。
次に、クーポン配信装置100(記憶制御部4)はクーポン選択情報の受信時刻として現在時刻(2014/2/25 12:35とする。)を取得し、顧客情報DB14に顧客情報として、端末300で選択されたクーポンに関する情報を記憶する(ステップS72)。ここで図15を参照して、ステップS72の処理について具体的に説明する。
図15は実施形態の顧客情報の例を示す図である。クーポン配信装置100(記憶制御部4)は顧客情報の端末IDに、ステップS71で受信した端末ID(図14の端末ID「0704386217X」)を記憶し、顧客情報のクーポン取得日時にステップS72で取得した現在時刻(2014/2/25 12:35)を記憶する。なお顧客情報のクーポン取得日時に、端末300からクーポン取得要求を受信したとき(ステップS62)の時刻を記憶してもよい。
またクーポン配信装置100(記憶制御部4)はステップS71で受信したクーポンを示す情報(図14の店舗名「F喫茶店」、位置「A市B区」及びクーポン「5%オフ」)を、顧客情報の店舗名、位置及びクーポンに記憶する。またクーポン配信装置100(記憶制御部4)はステップS71で受信したクーポン情報の店舗名(図14の店舗名「F喫茶店」)により店舗情報DB12(図4参照)の店舗名を検索することにより店舗情報21を特定する。そしてクーポン配信装置100(記憶制御部4)は図4の店舗情報21のカテゴリ「喫茶・軽食」を、顧客情報のカテゴリに記憶する。
次に、クーポン配信装置100(記憶制御部4)はクーポン選択情報にスピーカIDがあるか否か(ステップS71でスピーカIDを受信しているか否か)を判定する(ステップS73)。
クーポン選択情報にスピーカIDがある場合、クーポン配信装置100(記憶制御部4)は顧客情報のスピーカIDに記憶し、顧客情報の種別に「期限」を記憶する(ステップS74)。例えば図14のクーポン選択情報の場合、スピーカID「SP00001」を、図15の顧客情報のスピーカIDに記憶し、図15の顧客情報の種別に「期限」を記憶する。
次に、クーポン配信装置100(記憶制御部4)は現在位置、及び次の店舗の位置から移動時間を算出する(ステップS75)。具体的には、クーポン配信装置100(記憶制御部4)は、ステップS71で受信したクーポン選択情報(図14参照)のスピーカIDにより店舗情報DB12(図4参照)のスピーカIDを検索し、検索された店舗情報の位置フィールドを参照することにより現在位置を取得する。またクーポン配信装置100(記憶制御部4)は、ステップS71で受信したクーポン選択情報(図14参照)の位置により次の店舗の位置を取得する。クーポン配信装置100(記憶制御部4)は現在位置及び次の店舗の位置から移動時間を算出する。
次に、クーポン配信装置100(記憶制御部4)は顧客情報のクーポン取得日時に、現在の店舗の滞在許容時間及び移動時間を加算することにより、次の店舗の希望到着時間を算出し、希望到着時間を顧客情報の有効期限に記憶する(ステップS76)。現在の店舗の滞在許容時間は、クーポン配信装置100(記憶制御部4)が、ステップS71で受信したクーポン選択情報(図14参照)のスピーカIDにより店舗情報DB12(図4参照)のスピーカIDを検索し、検索された店舗情報の滞在許容時間により取得する。
ここでステップS75及びステップS76の処理について、クーポン配信装置100(受信部2)が図14のクーポン選択情報を受信し、クーポン配信装置100(記憶制御部4)が図15の顧客情報に有効期限を設定する場合について具体的に説明する。まずクーポン配信装置100(記憶制御部4)は、クーポン選択情報(図14参照)のスピーカID「SP00001」により店舗情報DB12(図4参照)のスピーカIDを検索し、検索された店舗情報22の位置フィールドを参照することにより現在位置「A市B区」を取得する。またクーポン配信装置100(記憶制御部4)は、ステップS71で受信したクーポン選択情報(図14参照)の位置「A市B区」により次の店舗の位置を取得する。クーポン配信装置100(記憶制御部4)は現在位置「A市B区」及び次の店舗の位置「A市B区」から移動時間(25分とする。)を算出する。次に、クーポン配信装置100(記憶制御部4)が、図14のクーポン選択情報のスピーカID「SP00001」により、店舗情報DB12(図4参照)のスピーカIDを検索し、検索された店舗情報22の滞在許容時間「60(分)」を取得する。次に、クーポン配信装置100(記憶制御部4)は図15の顧客情報のクーポン取得日時(2014/2/25 12:35)に、現在の店舗の滞在許容時間「60(分)」及び移動時間「25分」を加算することにより、次の店舗の希望到着時間「2014/2/25 14:00」を算出し、希望到着時間「2014/2/25 14:00」を顧客情報の有効期限に記憶する。
次に、クーポン配信装置100(配信部9)は希望到着時間を端末300に送信する(ステップS77)。次に、端末300は希望到着時間を受信し、クーポンの有効期限として表示する(ステップS78)。
図16はクーポンの有効期限の表示例を示す図である。図16の例は、居酒屋Bのクーポン情報の有効期限(18:55)の表示例である。この有効期限(18:55)は、例えば現在時刻(15:30)+端末300のユーザ(顧客)がいる店舗(例えば水族館E)の滞在許容時間(180分)+移動時間(25分)により算出される。
図10に戻り、クーポン選択情報にスピーカIDがない場合、クーポン配信装置100(記憶制御部4)は顧客情報のスピーカIDを空欄とし、顧客情報の種別に「通常」を記憶する(ステップS79)。
次に、クーポン配信装置100(記憶制御部4)はステップS71で受信したクーポン選択情報の店舗名によりクーポン情報DB13(図5参照)の店舗名を検索し、検索されたクーポン情報の最長有効期限フィールドを参照することにより最長有効期限を取得する。クーポン配信装置100(記憶制御部4)は当該最長有効期限を顧客情報の有効期限に記憶する(ステップS80)。
次に、クーポン配信装置100(配信部9)は端末300にクーポンが登録されたことを示す登録完了情報を端末300に送信する(ステップS81)。
次に、端末300は登録完了情報を受信し、表示する(ステップS82)。
次に、顧客に推薦するクーポンを発行する処理(上述のステップS63)の詳細については、図17を参照して説明する。
図17は顧客に推薦するクーポンを発行する処理の例を示すアクティビティ図である。クーポン配信装置100(決定部6)は、顧客に推薦する店舗を決定するために参照する顧客情報DB14(図6参照)の顧客情報を、クーポン取得要求(図11参照)に含まれる端末IDにより限定するか否かを判定する(ステップS91)。具体的には、図11のクーポン取得要求の場合、端末ID「0704386217X」により限定するか否かを判定する。なお端末IDにより限定するか否かの判定は、例えば端末IDにより限定するか否かを示すクーポン配信装置100の設定情報に応じて行う。
端末IDにより限定する場合、クーポン配信装置100(決定部6)は顧客情報DB14(図6参照)から該当の端末IDを有する顧客情報に限定する(ステップS92)。端末IDにより限定しない場合、処理はステップS93に進む。
次に、クーポン配信装置100(決定部6)は、顧客に推薦する店舗を決定するために参照する顧客情報DB14(図6参照)の顧客情報を、時間帯により限定するか否かを判定する(ステップS93)。時間帯により限定するか否かの判定は、例えば時間帯により限定するか否かを示すクーポン配信装置100の設定情報に応じて行う。時間帯は、例えば現在時刻の前後2時間(第1閾値に相当)等である。図17の説明では、時間帯を限定する場合、現在時刻の前後2時間として説明する。
時間帯により限定する場合、クーポン配信装置100(決定部6)はクーポン取得日時が現在時刻の前後2時間以内である顧客情報に限定する(ステップS94)。ステップS92で端末IDにより顧客情報を限定している場合は、ステップS92で限定された顧客情報を更にステップS94で時間帯により限定する。なお時間帯が同一であれば、クーポン取得日時の日にちは異なっていてもよい。時間帯により限定しない場合、処理はステップS95に進む。
次に、クーポン配信装置100(決定部6)はクーポン取得要求(図11参照)にスピーカIDが含まれているか否かを判定する(ステップS95)。スピーカIDが含まれていない場合、処理はステップS99に進む。
スピーカIDが含まれている場合、クーポン配信装置100(決定部6)はクーポン取得要求(図11参照)のスピーカIDからカテゴリを特定する(ステップS96)。具体的には、図11のクーポン取得要求の場合、クーポン配信装置100(決定部6)はスピーカID「SP00001」により、店舗情報DB12(図4参照)のスピーカIDを検索する。そしてクーポン配信装置100(決定部6)は検索されたスピーカIDを有する店舗情報22のカテゴリフィールドを参照することにより端末300のユーザ(顧客)がいる店舗のカテゴリ「食事」を特定する。
次に、クーポン配信装置100(決定部6)は顧客情報DB(図6参照)の顧客情報のスピーカIDから、過去に取得されたクーポンについて、当該クーポンを取得したときに顧客がいた店舗のカテゴリを特定する(ステップS97)。具体的には、クーポン配信装置100(決定部6)は顧客情報DB(図6参照)の顧客情報のスピーカIDにより、店舗情報DB12(図4参照)のスピーカIDを検索する。そしてクーポン配信装置100(決定部6)は検索されたスピーカIDを有する店舗情報のカテゴリフィールドを参照することにより顧客情報のスピーカIDを有する店舗のカテゴリを特定する。なお顧客情報DB14はスピーカIDにより識別される店舗のカテゴリを記憶するカテゴリフィールドを有していてもよい。この場合、ステップS97では、店舗情報DB12(図4参照)を検索せずに、顧客情報DB14(図6参照)を参照することにより、スピーカIDにより識別される店舗のカテゴリを特定することができる。
次に、クーポン配信装置100(決定部6)はステップS96で特定したカテゴリ(端末300のユーザ(顧客)が現在いる店舗のカテゴリ)と、ステップS97で特定したカテゴリ(顧客情報のスピーカIDから特定されたカテゴリ)と、が一致するスピーカIDを有する顧客情報に限定する(ステップS98)。ステップS92又はステップS94で顧客情報を限定している場合は、ステップS92又はステップS94で限定された顧客情報を更にステップS98でカテゴリにより限定する。ステップS98で得られた顧客情報により端末300のユーザ(顧客)がいる店舗と同じカテゴリの店舗から、どのカテゴリの店舗に移動する可能性が高いのかを求めることができる。
ここで、ステップS91からステップS98の処理により限定した顧客情報から、端末300のユーザ(顧客)がいる店舗と同じカテゴリの店舗から、どのカテゴリの店舗に移動する可能性が高いのかを特定した場合の例について説明する。
図18Aは「食事」のカテゴリの店舗の次に移動する店舗のカテゴリの例を示す図である。図18Aは端末IDが「0704386217X」(ステップS92により限定)のユーザ(顧客)が「食事」のカテゴリの店舗にいた場合に、次に移動する店舗のカテゴリの例を示す。店舗1のカテゴリは、ステップS96により特定されたカテゴリを示す。また店舗2のカテゴリは、ステップS98により限定された顧客情報が有するカテゴリを示す。
また、図18Bは「食事」のカテゴリの店舗の次に移動する店舗のカテゴリの例(時間帯を限定した場合)を示す図である。図18Bは現在時刻が12:35:00の場合に(ステップS94により限定)、図18Aのクーポン取得日時が現在時刻の前後2時間以内の図18Aのデータに限定した場合を示す。
図17に戻り、次に、クーポン配信装置100(決定部6)は、ステップS91からステップS98の処理により限定された顧客情報のカテゴリを抽出し、カテゴリの種類毎の頻度を算出する(ステップS99)。なお顧客情報DB14の顧客情報を限定していない場合、顧客情報DB14(図6参照)の全ての顧客情報のカテゴリを抽出し、カテゴリの種類毎の頻度を算出する。
図19は図18Aの店舗2のカテゴリの頻度を示す図である。図18Aの店舗2のカテゴリ(ステップS98により限定された顧客情報が有するカテゴリ)の場合、「喫茶・軽食」、「映画館」、「婦人服」、「水族館、動物園」の順に頻度が高い。
図17に戻り、次に、クーポン配信装置100(決定部6)は、ステップS99で算出された頻度が高い順に上位2カテゴリの顧客情報を、ステップS91からステップS98の処理により限定された顧客情報から選択する(ステップS100)。なお顧客情報DB14の顧客情報を限定していない場合、顧客情報DB14(図6参照)の全ての顧客情報から上位2カテゴリの顧客情報を選択する。また選択するカテゴリは2つに限られず任意でよい。ステップS100で選択される顧客情報は、例えば図19の例の場合、カテゴリが「喫茶・軽食」及び「映画館」の顧客情報である。
次に、クーポン配信装置100(決定部6)は、ステップS100により選択された顧客情報から、クーポンの値引き額又は値引き率が大きい上位3店舗の店舗名を選択する(ステップS101)。なおステップS101で選択される店舗名の数は上位3店舗に限られず任意でよい。
次に、クーポン配信装置100(決定部6)はクーポン取得要求(図11参照)にスピーカIDが含まれているか否かを判定する(ステップS102)。スピーカIDが含まれていない場合、処理はステップS105に進む。
スピーカIDが含まれている場合、クーポン配信装置100(特定部5)はスピーカIDから現在位置を特定する(ステップS103)。具体的には、図11のクーポン取得要求の場合、クーポン配信装置100(特定部5)はスピーカID「SP00001」により、店舗情報DB12(図4参照)のスピーカIDを検索する。そしてクーポン配信装置100(特定部5)はスピーカID「SP00001」を有する店舗情報22の位置フィールドを参照することにより端末300の位置「A市B区」を特定する。
次に、クーポン配信装置100(決定部6)は、ステップS100で選択された顧客情報のうち、顧客情報の位置フィールドにより示される店舗の位置が、現在位置「A市B区」から近い順に上位3店舗の店舗名を選択する(ステップS104)。なおステップS104で選択される店舗名の数は上位3店舗に限られず任意でよい。また選択する店舗を数により限定せずに、現在位置と店舗の位置との距離が所定の閾値(第2閾値に相当)以下である顧客情報の店舗を全て選択してもよい。
次に、クーポン配信装置100(発行部7)はクーポン情報DB13(図5参照)の店舗名をステップS101(及びステップS104)で選択された店舗名により検索し、検索されたクーポン情報を取得する(ステップS105)。次に、クーポン配信装置100(発行部7)はステップS105で取得したクーポン情報を1つにまとめた情報であるクーポンリストを発行する(ステップS106)。
次にクーポンの使用確認処理の例について説明する。
図20はクーポンの使用確認処理の例を示すアクティビティ図である。端末300は店舗のスピーカ200からスピーカIDを受信する(ステップS111)。このとき、端末300は所定の期間、同一のスピーカID(識別情報)が取得できているか否かを確認してもよい。これは、端末300のユーザ(顧客)が店舗の前を通過する際にスピーカIDを取得することにより、端末300のユーザ(顧客)が滞在していない店舗のスピーカIDをクーポン配信装置100に送信しないようにするためである。発信装置がスピーカの場合は可能性が低いが、発信装置が電波の場合は、店舗から電波が漏れる可能性がある。そのため、所定の期間、同一の識別情報が取得できているか否かの確認は、端末300のユーザ(顧客)が滞在していない店舗の識別情報をクーポン配信装置100に送信することによる端末300の誤動作の防止に効果的である。
次に、端末300はクーポンが使用できるか否かを確認する使用確認要求をクーポン配信装置100に送信する(ステップS112)。使用確認要求は端末ID及びスピーカIDを含む。
次に、クーポン配信装置100(受信部2)は端末300から使用確認要求を受信する(ステップS113)。
次に、クーポン配信装置100(確認部8)は使用確認要求のスピーカIDから店舗名を特定する(ステップS114)。具体的には、クーポン配信装置(確認部8)は使用確認要求のスピーカIDにより、店舗情報DB12(図4参照)のスピーカIDを検索し、検索された店舗情報の店舗名を取得することにより店舗名を特定する。
次に、クーポン配信装置100(確認部8)はクーポンが発行されているかを確認する(ステップS115)。具体的には、クーポン配信装置100(確認部8)は端末ID及び店舗名の組み合わせにより、顧客情報DB14(図6参照)を検索し、該当する顧客情報があるか否かによりクーポンが発行されているか否かを確認する。クーポンが発行されていない場合、処理はステップS125に進む。
クーポンが発行されている場合、クーポン配信装置100(確認部8)はクーポンの種別を判定する(ステップS116)。具体的には、クーポン配信装置100(確認部8)はステップS115で検索された顧客情報の種別を参照することによりクーポンの種別を判定する。
クーポンの種別が「期限」の場合、クーポン配信装置100(確認部8)は現在時刻を取得する(ステップS117)。
次に、クーポン配信装置100(確認部8)はステップS115で検索された顧客情報の有効期限と、ステップS117で取得した現在時刻とを比較する(ステップS118)。
現在時刻が有効期限よりも遅い場合、クーポン配信装置100(確認部8)はステップS115で検索された顧客情報の使用可否フィールドに「NO」を設定する(ステップS119)。
現在時刻が有効期限よりも早い場合、クーポン配信装置100(確認部8)はステップS115で検索された顧客情報の使用可否フィールドに「YES」を設定する(ステップS120)。
クーポンの種別が「通常」の場合、クーポン配信装置100(確認部8)はステップS115で検索された顧客情報の使用可否フィールドに「YES」を設定する(ステップS120)。
次に、クーポン配信装置100(配信部9)はクーポンの使用可否を示す情報を端末300に送信する(ステップS121)。
次に、端末300はクーポン配信装置100から使用可否を示す情報を受信する(ステップS122)。
次に、端末300はクーポンの使用可否を判定する(ステップS123)。
使用可否が「NO」の場合、端末300は該当のクーポンをメモリから削除する(ステップS124)。使用可否が「YES」の場合、処理はステップS125に進む。これにより端末300のユーザ(顧客)は店舗での会計時に利用可能なクーポンを提示することにより割引を受けることができる。
次に、端末300は他の店舗のクーポンを取得するか否かを判定する(ステップS125)。
他の店舗のクーポンを取得する場合、端末300はクーポンを取得する処理を開始する(ステップS126)。具体的には、上述の図10で示したクーポンの取得処理及びクーポンの選択処理により、端末300のユーザ(顧客)が次に訪れる可能性が高い店舗のクーポンがクーポン配信装置100から配信される。他の店舗のクーポンを取得しない場合、処理は終了する。
以上説明したように、実施形態のクーポン配信装置100は、特定部5が端末300のユーザ(顧客)がいる店舗を特定し、決定部6が次に訪れる可能性が高い1以上の店舗を決定し、発行部7が当該店舗のクーポンに有効期限を設定して発行する。図21は実施形態のクーポン配信方法の効果を説明するための図である。図21に示されるように、クーポン配信装置100は、次に訪れる可能性の高い店舗のクーポンに有効期限を設定して発行することにより顧客の移動を促すことができるので、移動元の店舗及び移動先の店舗の売り上げをより効果的に向上させることができる。
最後にクーポン配信装置100のハードウェア構成の例について説明する。図22はクーポン配信装置100のハードウェア構成の例を示す図である。
実施形態のクーポン配信装置100は、制御装置21、主記憶装置22、補助記憶装置23、表示装置24、入力装置25及び通信装置26を備える。制御装置21、主記憶装置22、補助記憶装置23、表示装置24、入力装置25及び通信装置26は、バス27を介して互いに接続されている。
制御装置21は補助記憶装置23から主記憶装置22に読み出されたプログラムを実行する。主記憶装置22はROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のメモリである。補助記憶装置23はHDD(Hard Disk Drive)や光学ドライブ等である。図2の記憶部1は主記憶装置22及び補助記憶装置23に対応する。
表示装置24はクーポン配信装置100の状態等を表示する。表示装置24は、例えば、液晶ディスプレイである。入力装置25はクーポン配信装置100を操作するためのインタフェースである。入力装置25は、例えばキーボードやマウス等である。通信装置26はネットワーク400に接続するためのインタフェースである。
実施形態のクーポン配信装置100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、メモリカード、CD−R及びDVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録されてコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供される。
また実施形態のクーポン配信装置100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施形態のクーポン配信装置100で実行されるプログラムをダウンロードさせずにインターネット等のネットワーク経由で提供するように構成してもよい。
また実施形態のクーポン配信装置100のプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
実施形態のクーポン配信装置100で実行されるプログラムは、上述した図2の各機能ブロック(受信部2、認証部3、記憶制御部4、特定部5、決定部6、発行部7、確認部8及び配信部9)を含むモジュール構成となっている。当該各機能ブロックは、実際のハードウェアとしては、制御装置21が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより、上記各機能ブロックが主記憶装置22上にロードされる。すなわち上記各機能ブロックは主記憶装置22上に生成される。なお、上述した図2の各機能ブロックの一部又は全部をソフトウェアにより実現せずに、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよい。
1 記憶部
2 受信部
3 認証部
4 記憶制御部
5 特定部
6 決定部
7 発行部
8 確認部
9 配信部
11 端末情報DB
12 店舗情報DB
13 クーポン情報DB
14 顧客情報DB
21 制御装置
22 主記憶装置
23 補助記憶装置
24 表示装置
25 入力装置
26 通信装置
27 バス
100 クーポン配信装置
200 スピーカ
300 端末
400 ネットワーク
500 クーポン配信システム
特開2009−230485号公報

Claims (10)

  1. 端末の位置を示す第1位置情報と、前記端末の識別情報とを受信する受信部と、
    前記第1位置情報と前記識別情報とから、前記端末のユーザがいる第1店舗を特定する特定部と、
    前記識別情報と前記第1店舗とから、第2店舗を決定する決定部と、
    前記第2店舗で利用可能なクーポンに有効期限を設定して発行する発行部と、
    前記クーポンを前記端末に配信する配信部と、
    を備えるクーポン配信装置。
  2. 前記発行部は、前記受信部が前記識別情報と前記第1位置情報とを受信した受信時刻に、前記ユーザが前記第1店舗に滞在する時間を許容する時間を示す滞在許容時間と、前記第1店舗から前記第2店舗までの移動に要する移動時間と、を加えることにより前記有効期限を設定する
    請求項1に記載のクーポン配信装置。
  3. 前記決定部は、過去に発行された前記クーポンの発行時刻と、前記過去に発行された前記クーポンが利用された第3店舗を示す第3店舗情報と、前記第3店舗の位置を示す第3位置情報と、が関連付けられた顧客情報に基づいて前記第2店舗を決定する
    請求項2に記載のクーポン配信装置。
  4. 前記決定部は、前記受信時刻と前記発行時刻との差が第1閾値以下である顧客情報の第3店舗により前記第2店舗を決定する
    請求項3に記載のクーポン配信装置。
  5. 前記決定部は、前記第1位置情報と前記第3位置情報との距離が第2閾値以下である顧客情報の第3店舗により前記第2店舗を決定する
    請求項3に記載のクーポン配信装置。
  6. 前記顧客情報は、前記クーポンが取得された店舗の種類を示すカテゴリ情報が更に関連付けられ、
    前記決定部は、前記第1店舗の種類を示すカテゴリ情報と、前記顧客情報のカテゴリ情報と、が一致する顧客情報の第3店舗により前記第2店舗を決定する
    請求項3に記載のクーポン配信装置。
  7. 前記決定部は、複数の前記第2店舗を決定し、
    前記発行部は、前記複数の第2店舗の各々に対応する複数のクーポンを発行し、
    前記配信部は、前記複数のクーポンを配信する
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクーポン配信装置。
  8. 前記第1位置情報は、前記第1店舗に備えられた音波発生器の識別情報であり、
    前記受信部は、前記音波発生器から出力される音波を利用して前記音波発生器の識別情報を受信した端末から、前記第1位置情報として前記音波発生器の識別情報を受信する
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載のクーポン配信装置。
  9. 受信部が、端末の位置を示す第1位置情報と、前記端末の識別情報とを受信するステップと、
    特定部が、前記第1位置情報と前記識別情報とから、前記端末のユーザがいる第1店舗を特定するステップと、
    決定部が、前記識別情報と前記第1店舗とから、第2店舗を決定するステップと、
    発行部が、前記第2店舗で利用可能なクーポンに有効期限を設定して発行するステップと、
    配信部が、前記クーポンを前記端末に配信するステップと、
    を含むクーポン配信方法。
  10. コンピュータを、
    端末の位置を示す第1位置情報と、前記端末の識別情報とを受信する受信部と、
    前記第1位置情報と前記識別情報とから、前記端末のユーザがいる第1店舗を特定する特定部と、
    前記識別情報と前記第1店舗とから、第2店舗を決定する決定部と、
    前記第2店舗で利用可能なクーポンに有効期限を設定して発行する発行部と、
    前記クーポンを前記端末に配信する配信部、
    として機能させるためのプログラム。
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