JP2013143027A - 情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及び情報提供プログラム - Google Patents

情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及び情報提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】効果的に顧客の来店を促進する。
【解決手段】顧客の来店履歴を示す来店履歴情報を取得する来店履歴取得部441と、来店履歴取得部441が取得した来店履歴情報に応じて、来店促進情報を生成する来店促進情報生成部460と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及び情報提供プログラムに関する。
従来から、当日売り切る必要がある生鮮食品等に対しては、タイムセールス等の仕組みを使うことで一斉に値下げをして在庫を減らす手法がとられている。その手法の一つに、顧客はメールで届けられる会員向けクーポン又はWEBで表示されたクーポンを店舗で従業員に直接見せるか、もしくは紙に印刷して見せるかして割引を受ける方法がある。
特許文献1には、購入回数情報と購入金額情報とに基づいて、該当するユーザの平均購入金額を演算し、平均購入金額とユーザの購入回数に応じた数の所定のマークを表示する特典付与支援システムが開示されている。
また、非特許文献1には、顧客が来店する前にメールマガジンを配信することで来店を促す手法が開示されており、非特許文献2には、来店する毎にポイントを付与し、そのポイントに応じたクーポンを発行することにより顧客の来店を促す手法が開示されている。
特開2008−90594号公報
http://www.revocommunity.com/ http://p.sunnypoint.jp/index.html
しかしながら、特許文献1では、頻繁に来店する顧客に対して、来店時に割引などの特別な情報を提供する仕組がないため、顧客の来店を促進できなかった。非特許文献1におけるメールマガジンの配信では、頻繁に来店する顧客に対して差別化したサービスを提供できなかった。また、メールマガジン等で事前に顧客に割引などの情報を伝えているために、当該情報が顧客の好みに合わない場合は、顧客は来店せず、顧客の来店を促進できなかった。また、非特許文献2における来店回数に応じたポイントの増加による割引では、様々な状況に応じた割引の仕方が無いため、十分なサービスが実現できなかった。
そこで本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、効果的に顧客の来店を促進することを可能とする情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及び情報提供プログラムを提供することを課題とする。
(1)本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の一態様は、顧客の来店履歴を示す来店履歴情報を取得する来店履歴取得部と、前記来店履歴取得部が取得した来店履歴情報に応じて、来店促進情報を生成する来店促進情報生成部と、を備えることを特徴とする情報提供装置である。
(2)上記に記載の情報提供装置において、本発明の一態様は、前記来店履歴情報に付加する付加情報を取得する付加情報取得部と、前記来店促進情報生成部は、前記来店履歴取得部が取得した来店履歴情報と前記付加情報取得部が取得した付加情報とに応じた来店促進情報を生成することを特徴とする。
(3)上記に記載の情報提供装置において、本発明の一態様は、前記付加情報の一つは、商品に関する商品情報であり、前記付加情報取得部は、前記商品情報を取得する商品情報取得部を備え、前記来店促進情報生成部は、前記来店履歴取得部が取得した来店履歴情報と、前記商品情報取得部が取得した商品情報とに応じた来店促進情報を生成することを特徴とする。
(4)上記に記載の情報提供装置において、本発明の一態様は、前記商品情報は、価格、在庫または利益率のうち少なくとも一つを含む情報であることを特徴とする。
(5)上記に記載の情報提供装置において、本発明の一態様は、前記付加情報の一つは、環境に関する環境情報であり、前記付加情報取得部は、前記環境情報を取得する環境情報取得部を備え、前記来店促進情報生成部は、前記来店履歴取得部が取得した来店履歴情報と、前記環境情報取得部が取得した環境情報とに応じた来店促進情報を生成することを特徴とする。
(6)上記に記載の情報提供装置において、本発明の一態様は、前記環境情報は、天気、曜日または時刻のうち少なくとも一つを含む情報であることを特徴とする。
(7)上記に記載の情報提供装置において、本発明の一態様は、前記付加情報取得部が取得した付加情報に基づいて、前記来店促進情報の提供条件を変更する提供条件変更部を更に備えることを特徴とする。
(8)上記に記載の情報提供装置において、本発明の一態様は、来店促進情報の提供条件は、前記来店促進情報を提供する時刻、販売促進の対象となる価格または販売促進の対象となる商品の品目のうち少なくともいずれか一つに基づく条件であることを特徴とする。
(9)上記に記載の情報提供装置において、本発明の一態様は、店舗都合を示す店舗都合情報を取得する店舗都合情報取得部と、前記来店促進情報生成部は、前記店舗都合情報取得部が取得した店舗都合情報に基づいて、来店促進情報を生成することを特徴とする。
(10)上記に記載の情報提供装置において、本発明の一態様は、前記来店促進情報生成部は、前記来店履歴取得部が取得した来店履歴情報に基づいて、予め定められた特定の履歴を示す特定履歴情報を生成する特定履歴情報生成部と、前記特定履歴情報生成部が生成した特定履歴情報に応じた来店促進情報を生成する生成処理部と、を備えることを特徴とする。
(11)上記に記載の情報提供装置において、本発明の一態様は、前記特定履歴情報の一つは、予め決められた期間の来店頻度を示す来店頻度情報であり、前記来店履歴情報に基づいて、前記来店頻度情報を生成する来店頻度生成部と、前記生成処理部は、前記来店頻度生成部が生成した来店頻度情報に応じた来店促進情報を生成することを特徴とする。
(12)上記に記載の情報提供装置において、本発明の一態様は、前記来店促進情報生成部は、ある店への来店履歴情報に応じて、前記ある店以外の店に関する来店促進情報を生成することを特徴とする。
(13)上記に記載の情報提供装置において、本発明の一態様は、前記来店促進情報生成部が生成した来店促進情報を、前記顧客の端末装置に送信する通信部を備えることを特徴とする。
(14)本発明の一態様は、自装置を操作する顧客の来店を促進する来店促進情報を要求する端末装置と、前記端末装置が要求した来店促進情報を前記端末装置へ送信する情報提供装置と、を有し、前記情報提供装置は、顧客の来店履歴を示す来店履歴情報を取得する来店履歴取得部と、前記来店履歴取得部が取得した来店履歴情報に応じて、前記来店促進情報を生成する来店促進情報生成部と、を備えることを特徴とする情報提供システムである。
(15)本発明の一態様は、情報提供装置が実行する情報提供方法であって、顧客の来店履歴を示す来店履歴情報を取得する来店履歴取得手順と、前記来店履歴取得手順により取得された来店履歴情報に応じて、来店促進情報を生成する来店促進情報生成手順と、を有することを特徴とする情報提供方法である。
(16)本発明の一態様は、コンピュータに、情報提供装置が実行する情報提供方法であって、顧客の来店履歴を示す来店履歴情報を取得する来店履歴取得ステップと、前記来店履歴取得ステップにより取得された来店履歴情報に応じて、来店促進情報を生成する来店促進情報生成ステップと、を実行させるための情報提供プログラムである。
本発明によれば、効果的に顧客の来店を促進することができる。
第1の実施形態における情報提供システムの概略ブロック図である。 第1の実施形態における端末装置の概略ブロック図である。 第1の実施形態における読取装置の概略ブロック図である。 第1の実施形態における顧客情報記憶装置の概略ブロック図である。 第1の実施形態における情報提供装置の概略ブロック図である。 第1の実施形態における情報提供装置の制御部の概略ブロック図である。 第1の実施形態における情報提供システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 第1の実施形態における情報提供装置の処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態における情報提供装置の処理の第2の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態における情報提供装置の処理の第3の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態における情報提供システムの概略ブロック図である。 第2の実施形態における情報提供システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態における端末装置の概略ブロック図である。 第2の実施形態における制御部の処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態における読取装置の概略ブロック図である。 第2の実施形態における顧客情報記憶装置の概略ブロック図である。 第2の実施形態における情報提供装置の概略ブロック図である。 第3の実施形態における情報提供システムの概略ブロック図である。 第3の実施形態における情報提供システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 第3の実施形態における端末装置の概略ブロック図である。 第3の実施形態における読取装置の概略ブロック図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、第1の実施形態における情報提供システム1の概略ブロック図である。
情報提供システム1は、端末装置100と、読取装置200と、顧客情報記憶装置300と、情報提供装置400と、中継装置500とを備える。ここで、読取装置200と顧客情報記憶装置300とが通信網601を介して接続されている。また情報提供装置400と中継装置500とが通信網603を介して接続されている。
端末装置100は、顧客識別情報を読取装置200へ送信する。ここで、顧客識別情報は、端末装置100を操作する顧客に固有の識別情報である。
端末装置100は、読取装置200から送信された来店履歴情報を受信する。ここで、来店履歴情報は、顧客識別情報が示す顧客の来店履歴を示す。
そして、端末装置100は、受信した来店履歴情報を中継装置500及び通信網603を介して情報提供装置400へ送信する。これにより、端末装置100は、来店履歴に対応した来店促進情報を情報提供装置400に要求する。ここで、来店促進情報は、顧客のある店舗への来店を促進する情報であり、例えば、商品の割引を示す割引情報または店舗の新情報など顧客にとって有益な情報である。
そして、端末装置100は、要求に応じて情報提供装置400から送信された来店促進情報を通信網603及び中継装置500を介して受信する。ここで、来店促進情報は、顧客の来店を促進する情報であり、例えば、割引を知らせる割引情報、特売などを告知する広告情報または店舗に関する新着情報である。そして、端末装置100は、受信した来店促進情報を表示する。ここで、端末装置100は、例えば、顧客が所持する携帯電話機又はスマートフォンである。
読取装置200は、端末装置100から送信された顧客情報を受信し、通信網601を介して受信した顧客情報を顧客情報記憶装置300へ送信する。読取装置200は、顧客情報記憶装置300から通信網601を介して来店履歴情報を受信し、受信した来店履歴情報を端末装置100へ送信する。読取装置200は、例えば、無線ルータである。
顧客情報記憶装置300は、読取装置200から送信された顧客情報を通信網601を介して受信し、受信した顧客情報に対応する来店履歴情報を更新する。そして、顧客情報記憶装置300は、更新した後の来店履歴を示す来店履歴情報を、通信網601を介して読取装置200へ送信する。
情報提供装置400は、端末装置100から送信された来店履歴情報を、中継装置500及び通信網603を介して受信する。そして、情報提供装置400は、受信した来店履歴情報が示す来店履歴に応じた来店促進情報を取得し、取得した来店促進情報を通信網603及び中継装置500を介して端末装置100へ送信する。これにより、端末装置100は、情報提供装置400から送信された来店促進情報を表示する。
なお、一例として、情報提供システム1は、以下のようなシステムであってもよい。端末装置100は、例えば、無線LANに店内に置かれた読取装置200に接続することにより、端末装置100は、店内の無線LAN経由で、顧客情報記憶装置300が保持するイントラポータルサイトにアクセスしてもよい。そして、端末装置100がそのイントラポータルサイトにアクセスした時に、クッキー(cookie)に含まれる顧客識別情報を、読取装置200を経由して顧客情報記憶装置300に送信してもよい。
そして、顧客情報記憶装置300は、その顧客識別情報を読取装置200から受信したときに、当該端末装置100を操作する顧客が来店したとみなし、来店回数を更新してもよい。そして、端末装置100は、そのcookieに含まれる顧客識別情報を情報提供装置400に送信してもよい。情報提供装置400は、端末装置100から受信した顧客識別情報に応じて来店促進情報を生成し、生成した来店促進情報を端末装置100送信してもよい。そして、端末装置100は、情報提供装置400から送信された来店促進情報を表示してもよい。
図2は、第1の実施形態における端末装置100の概略ブロック図である。端末装置100は、記憶部110と、入力部120と、制御部130と、無線通信部140と、アンテナ150と、表示部160とを備える。
記憶部110には、端末装置100を操作する顧客を識別する識別情報と、制御部130が読み出して実行する各種のプログラムが記憶されている。
入力部120は、顧客の入力を受け付け、受け付けた入力を示す入力情報を制御部130へ送信する。
制御部130は、入力部120から入力された入力情報に応じて各部を制御する。
また、制御部130は、無線通信部140が読取装置200と無線により通信可能となった場合、記憶部110から識別情報を読み出し、読み出した識別情報を無線通信部140からアンテナ150を介して、読取装置200へ無線送信させる。
また、制御部130は、無線通信部140から入力された来店履歴情報を、無線通信部140へ出力し、無線通信部140からアンテナ150を介して、中継装置500へ送信させる。そして、中継装置500は、通信網603を介して来店履歴情報を情報提供装置400へ送信する。
また、制御部130は、無線通信部140から入力された来店促進情報を表示部160に表示させる。
無線通信部140は、読取装置200から送信された来店履歴情報を受信し、受信した来店履歴情報を制御部130へ出力する。
また、無線通信部140は、情報提供装置400から送信された来店促進情報を受信し、受信した来店促進情報を制御部130へ出力する。
図3は、第1の実施形態における読取装置200の概略ブロック図である。読取装置200は、記憶部210と、制御部230と、無線通信部240と、アンテナ250と、有線通信部270とを備える。
記憶部210には、制御部230が読み出して実行する各種のプログラムが記憶されている。
制御部230は、無線通信部240から入力された顧客識別情報を、有線通信部270から顧客情報記憶装置300へ送信させる。
また、制御部230は、有線通信部270から入力された来店履歴情報(例えば、予め決められた期間の来店回数を含む情報)を、無線通信部240からアンテナ250を介して端末装置100へ送信させる。
無線通信部240は、端末装置100から送信された顧客識別情報を、アンテナ250を介して受信し、受信した顧客識別情報を制御部230へ出力する。
有線通信部270は、顧客情報記憶装置300から送信された来店履歴情報を受信し、受信した来店履歴情報を制御部230へ出力する。
図4は、第1の実施形態における顧客情報記憶装置300の概略ブロック図である。顧客情報記憶装置300は、記憶部310と、入力部320と、制御部330と、通信部340とを備える。
記憶部310には、顧客情報と来店履歴情報とが関連付けられて記憶されている。
入力部320は、外部からの入力を受け付け、受け付けた入力を示す入力情報を制御部330に出力する。
制御部330は、入力部320から入力された入力情報に基づいて、各種の制御を行う。
また、制御部330は、通信部340から顧客情報が入力された場合、記憶部310において顧客情報に対応する来店履歴情報を更新する。そして、制御部330は、更新した後の来店履歴を示す来店履歴情報を通信部340から読取装置200へ送信させる。
図5は、第1の実施形態における情報提供装置400の概略ブロック図である。情報提供装置400は、記憶部410と、入力部420と、通信部430と、制御部440とを備える。
記憶部410には、来店促進情報の提供条件を示す提供条件情報と来店促進情報とが関連付けられて記憶されている。ここで、来店促進情報の提供条件とは、来店促進情報を提供する時刻、販売促進の対象となる価格または販売促進の対象となる商品の品目のうち少なくともいずれか一つに基づく条件である。ここで、価格とは、例えば、原価、仕入れ価格または販売価格である。
具体的には、例えば、提供条件情報は、予め決められた期間(例えば、11月)に来店した回数である。そして、この例において、記憶部410には、予め決められた期間に来店した回数と来店促進情報とが予め記憶されている。
ここで、提供条件情報が予め決められた期間(例えば、11月)に来店した回数が4回を示す場合に、この提供条件情報に関連付けられた来店促進情報が、「11月中にタイヤ交換の予約を入れてもらうと、5%引き」ということを示す情報である場合を例に説明する。
その場合、例えば、店舗側が月に5回来店すると特別なサービスを提供する場合、顧客履歴が11月に既に4回訪れていることを示す場合、生成処理部466は、予め定められた期間に来店した回数が4回であることを示す提供条件情報に対応付けられた来店促進情報を記憶部410から読み出す。そして、情報提供装置400は、読み出した来店促進情報を顧客の端末装置100へ送信する。
これにより、情報提供装置400は、店舗に当該顧客にあったタイヤのストックが無くても、この来店促進情報を端末装置100に表示させ、顧客にタイヤ交換の予約を入れてもらうようにすることにより、顧客に対しタイヤ交換のための来店を促すことができる。これにより、情報提供装置400は、タイヤ交換による売上増加を達成しつつ、顧客の来店頻度を向上させることができる。
また、他の例として、提供条件情報は、予め決められた時刻(例えば、午後2時)に予め決められた商品の在庫が予め決められた個数以上の場合に、来店頻度が予め決められた閾値頻度以上の顧客に対し、予め決められた第1の時刻(例えば、午後3時)に割引情報を提供し、来店頻度が予め決められた閾値頻度未満の顧客に対し、第1の時刻よりも遅い第2の時刻(例えば、午後5時)に割引情報を提供するという条件である。
これにより、情報提供装置400は、当日売り切らないといけない商品(例えば、生鮮食品)に対して、雨天で来店客数が通常より少ない等の原因で、在庫が残ってしまった状況において、来店頻度の多い顧客から優先的に割引クーポンを提供することができる。その結果、情報提供装置400は、優良顧客を特別待遇しつつ在庫を減らし、一見顧客に対しては通常価格で販売することで一定の利益を保つ事ができる。
また、他の例として、提供条件情報は、最後に来店してから経過した時間である。そして、この例において、記憶部410には、最後に来店してから経過した時間と来店促進情報とが予め記憶されている。
ここで、提供条件情報が最後に来店してから経過した時間が10年を示す場合に、この提供条件情報に関連付けられた来店促進情報が、「前回の利用は△△でした。ご無沙汰していましたがお元気ですか?2001年から始まった新しいサービスとして○○があります。」ということを示す情報である場合を例に説明する。ここで、△△は顧客が最後に来店した日付を示す。この場合、後述する生成処理部466は、来店履歴取得部441から入力された来店履歴に基づいて、最後に来店した日付を△△に挿入した来店促進情報を生成してもよい。
この場合、例えば、10年ぶりに来店する顧客の端末装置100に対して、情報提供装置400がこの来店促進情報を送信する。これにより、顧客の端末装置100は、来店促進情報を表示する。
これにより、情報提供装置400は、多くの顧客には古い既知情報でも、10年ぶりに来店した顧客には有用な情報が提供することができる。
入力部420は、外部からの入力を受け付け、受け付けた入力を示す入力情報を制御部440に出力する。
通信部430は、端末装置100から送信された来店履歴情報を受信し、受信した来店履歴情報を制御部440へ送信する。
制御部440は、入力部420から入力された入力情報に基づいて、各種の制御を行う。
また、制御部440は、通信部430から入力された来店履歴情報に応じて来店促進情報を生成し、生成した来店促進情報を通信部430から端末装置100へ送信させる。
図6は、第1の実施形態における情報提供装置400の制御部440の概略ブロック図である。制御部440は、来店履歴取得部441と、提供条件変更部455と、付加情報取得部450と、店舗都合情報取得部453と、来店促進情報生成部460とを備える。
来店履歴取得部441は、通信部430から出力された来店履歴情報を受け取ることにより、来店履歴情報を取得する。そして、来店履歴取得部441は、取得した来店履歴情報を来店促進情報生成部460とへ出力する。
付加情報取得部450は、来店履歴情報に付加する付加情報を取得する。付加情報取得部450は、取得した付加情報を来店促進情報生成部460の後述する生成処理部466と提供条件変更部455へ出力する。ここで、付加情報取得部450は、商品情報取得部451と、環境情報取得部452とを備える。
付加情報の一つは、例えば、商品に関する商品情報であり、商品情報は、価格、在庫または利益率のうち少なくとも一つを含む情報である。
商品情報取得部451は、商品情報を取得し、取得した商品情報を来店促進情報生成部460の後述する生成処理部466と提供条件変更部455へ出力する。
また、付加情報の一つは、例えば、環境に関する環境情報であり、環境情報は、天気、曜日または時刻のうち少なくとも一つを含む情報である。
環境情報取得部452は、環境情報を取得し、取得した環境情報を来店促進情報生成部460の後述する生成処理部466と提供条件変更部455へ出力する。
店舗都合情報取得部453は、店舗都合を示す店舗都合情報を取得する。具体的には、店舗都合情報取得部453は、通信部430から蓄積ポイント数情報を受け取り、蓄積ポイント数情報に応じて、記憶部410から店舗都合を示す店舗都合情報を読み出す。ここで、蓄積ポイント数情報とは、端末装置100から送信されたポイント数であって、顧客が来店することによってこれまでに獲得したポイントの合計を示す情報である。
これにより、店舗都合情報取得部453は、店舗都合情報を取得し、取得した店舗都合情報を生成処理部466へ出力する。
続いて、提供条件変更部455は、付加情報取得部450から入力された付加情報に基づいて、来店促進情報の提供条件を変更する。具体的には、提供条件変更部455は、商品情報取得部451から入力された商品情報に基づいて、記憶部410に記憶されている提供条件情報を変更する。具体的には、例えば、提供条件変更部455は、記憶部410に記憶されている提供条件情報のうち、特典の条件、特典の内容(例えば、割引率または割引価格)、来店促進情報を提供する時刻、割引の対象となる商品の品目を変更する。
特典の条件を変更する一例として、商品情報がガソリンの価格に関する情報である場合、提供条件変更部455は、ガソリンの価格の値上げが続いている期間、通常予め決められた期間の来店回数が5回目で得られる割引情報を予め決められた期間の来店回数が3回目以上で得られるように、記憶部410に記憶されている提供条件情報を変更する。
これにより、情報提供装置400は、予め決められた期間の来店回数が3回目以上の顧客に対し割引情報を提供することにより、ガソリンスタンドへの来店回数を一時的に向上させることができる。
また、提供条件変更部455は、環境情報取得部452から入力された環境情報に基づいて、記憶部410に記憶されている提供条件情報を変更してもよい。
続いて、来店促進情報生成部460は、来店履歴取得部441から入力された来店履歴情報に応じて、来店促進情報を生成する。ここで、来店促進情報生成部460は、特定履歴情報生成部461と、生成処理部466とを備える。
特定履歴情報生成部461は、来店履歴取得部441から入力された来店履歴情報に基づいて、予め定められた特定の履歴を示す特定履歴情報を生成する。ここで、特定履歴情報生成部461は、来店頻度生成部462と、来店間隔生成部463と、来店回数生成部464とを備える。
ここで、特定履歴情報の一つは、例えば、予め決められた期間(例えば、8月の1ヶ月間)の来店頻度を示す来店頻度情報である。
来店頻度生成部462は、来店履歴取得部441から入力された来店履歴情報に基づいて、上記の来店頻度情報を生成する。具体的には、例えば、来店頻度生成部462は、来店履歴情報に基づいて、8月の1ヶ月の間に来店した回数を来店頻度として生成する。そして、来店頻度生成部462は、生成した来店頻度情報を生成処理部466へ出力する。
また、特定履歴情報の一つは、例えば、顧客の来店間隔を示す来店間隔情報である。
来店間隔生成部463は、来店履歴取得部441から入力された来店履歴情報に基づいて、上記の来店間隔情報を生成する。具体的には、例えば、来店間隔生成部463は、来店履歴情報に基づいて、予め決められた店に最後に来た時から経過した期間を算出し、三算出した期間を示す情報を来店間隔情報として生成する。そして、来店間隔生成部463は、生成した来店間隔情報を生成処理部466へ出力する。
また、特定履歴情報の一つは、例えば、顧客の来店回数を示す来店回数情報である。来店回数生成部464は、来店履歴情報に基づいて、上記の来店回数情報を生成する。具体的には、例えば、来店回数生成部464は、来店履歴情報に基づいて、顧客のこれまでの来店回数を計数し、計数により得られた来店回数を示す情報を来店回数情報として生成する。そして、来店回数生成部464は、生成した来店回数情報を生成処理部466へ出力する。
続いて、生成処理部466は、特定履歴情報生成部461から入力された特定履歴情報に応じた来店促進情報を生成する。
具体的には、生成処理部466は、来店頻度生成部462が生成した来店頻度情報に応じた来店促進情報を生成する。例えば、生成処理部466は、予め決められた期間に来店した回数が予め決められた回数以上の場合、商品の値段を割り引く割引クーポンなどの顧客にとって有用な情報を来店促進情報として生成する。
また、一例として、記憶部410に記憶されている提供条件情報が、予め決められた期間に来店した回数が予め決められた閾値回数以上の場合、時刻が午後三時になった場合に来店促進情報を提供し、予め決められた期間に来店した回数が予め決められた閾値回数未満の場合、時刻が午後五時になった場合に来店促進情報を提供するという条件の場合について説明する。
その場合、例えば、生成処理部466は、記憶部410に記憶されている提供条件情報を参照して、来店頻度生成部462から入力された来店頻度情報が示す来店頻度が予め決められた閾値回数以上を示す場合、時刻が午後三時になったときに、商品の値段を割り引く割引情報を記憶部410から読み出す。これにより、生成処理部466は、来店促進情報を生成する。そして、生成処理部466は、生成した来店促進情報を通信部430から端末装置100へ送信させる。
一方、一例として、来店頻度情報が示す来店頻度が予め決められた閾値回数未満の場合、生成処理部466は、時刻が午後五時になったときに、商品の値段を割り引く割引情報を記憶部410から読み出す。これにより、生成処理部466は、来店促進情報を生成する。そして、生成処理部466は、生成した来店促進情報を通信部430から端末装置100へ送信させる。
これにより、頻繁に来店している顧客の端末装置100は、あまり来店していない人の端末装置100よりも、早い時刻に来店促進情報を受信する。ゆえに、情報提供装置400は、頻繁に来店している人に優先的に、早い時刻から商品の割り引きなどの有用な情報を提供することができる。その結果、情報提供装置400は、頻繁に来店する優良顧客を特別待遇しつつ在庫を減らすことができ、頻繁に来店しない顧客に対しては通常価格で販売することで一定の利益を保つ事ができる。
なお、生成処理部466は、予め決められた期間に来店した回数が多くなるほど、早い時刻に来店促進情報を通信部430から端末装置100へ送信するようにしてもよい。これにより、情報提供装置400は、顧客の来店頻度が高くなるほど早い時間に割引情報を送信するので、情報提供装置400は、頻繁に来店する優良顧客を特別待遇しつつ在庫を減らすことができ、頻繁に来店しない顧客に対しては通常価格で販売することで一定の利益を保つ事ができる。
また、生成処理部466は、提供条件変更部455が変更した提供条件で、特定履歴情報生成部461から入力された特定履歴情報に応じた来店促進情報を生成してもよい。具体的には、生成処理部466は、提供条件情報を記憶部410から読み出し、読み出した提供条件情報が示す条件で、特定履歴情報生成部461から入力された特定履歴情報に応じた来店促進情報を生成してもよい。
また、生成処理部466は、来店間隔生成部463から入力された来店間隔情報に応じた来店促進情報を生成する。例えば、生成処理部466は、最後に来店した時から予め決められた期間以内の場合、商品の割引情報を来店促進情報として生成する。これにより、生成処理部466は、通信部430から来店間隔が短い顧客の端末装置100へ割引情報を送信させるので、来店間隔が短い顧客が商品の割引を受けることができる。その結果、情報提供装置400は、顧客に対し、来店間隔を短くするよう促すことができる。
なお、生成処理部466は、提供条件変更部455が変更した提供条件で、来店間隔生成部463から入力された来店間隔情報に応じた来店促進情報を生成してもよい。
また、生成処理部466は、来店回数生成部464から入力された来店回数情報に応じた来店促進情報を生成する。例えば、生成処理部466は、これまでの来店回数が予め決められた回数以上の場合、商品の割引情報を来店促進情報として生成する。これにより、生成処理部466は、通信部430から来店回数が多い顧客の端末装置100へ割引情報を送信させるので、来店回数が多い顧客が商品の割引を受けることができる。その結果、情報提供装置400は、顧客に対し、来店回数を多くするよう促すことができる。
なお、生成処理部466は、提供条件変更部455が変更した提供条件で、来店間隔生成部463から入力された来店間隔情報に応じた来店促進情報を生成してもよい。
また、来店促進情報生成部460は、来店履歴取得部441が取得した来店履歴情報と、付加情報取得部450が取得した付加情報とに応じて、来店促進情報を生成してもよい。具体的には、来店促進情報生成部460は、来店履歴取得部441が取得した来店履歴情報と、商品情報取得部451が取得した商品情報とに応じて、来店促進情報を生成してもよい。
一例として、来店履歴情報が、朝に来店する割合が予め決められた閾値割合以上で、かつ付加情報が商品情報であり、夕方に野菜の在庫が予め決められた量以上あることを示す場合を想定する。その場合、来店促進情報生成部460の生成処理部466は、例えば、次の朝に朝市を行うことを示す来店促進情報を生成してもよい。これにより、情報提供装置400は、この来店促進情報を朝に頻繁に来店する顧客の端末装置100へ送信するので、朝に頻繁に来店する顧客に対して、朝市の情報を知らせることができる。その結果、情報提供装置400は、朝に頻繁に来店する顧客に対して、効果的に来店を促すことができる。
また、来店促進情報生成部460は、来店履歴取得部441が取得した来店履歴情報と、環境情報取得部452が取得した環境情報とに応じて、来店促進情報を生成してもよい。具体的には、例えば、来店促進情報生成部460の生成処理部466は、来店履歴情報が、予め決められた期間に来店した頻度が頻度閾値以上で、かつ天気が雨の場合、商品の割引を示す割引情報を来店促進情報として生成してもよい。ここで、予め決められた期間に来店した頻度が頻度閾値以上の顧客を優良顧客ともいうこととする。
これにより、情報提供装置400は、天気が頻繁に来店する顧客の端末装置100へ割引情報を送信するので、天気が雨の日に来店した優良顧客に対し商品の割引を行う情報を提供することができるので、情報提供装置400は、優良顧客に対して雨の日の来店を促すことができる。
また、来店促進情報生成部460は、ある店への来店履歴情報に応じて、上記ある店以外の店に関する来店促進情報を生成してもよい。具体的には、例えば、ある店に予め決められた頻度以上来た場合、その店とは別の店の割引情報を来店促進情報として生成してもよい。ここで、別の店とは、例えば、その店の系列店またはその店の近隣の店である。これにより、情報提供装置400は、通信部430から頻繁に来店する顧客の端末装置100へ別の店の割引情報を来店促進情報として送信することにより、頻繁に来店する顧客に対して、別の店の割引情報を提供することができる。その結果、情報提供装置400は、顧客に対し、別の店の割引情報を得るためにその店への来店頻度を増やすように促すことができる。
また、生成処理部466は、店舗都合情報取得部453が取得した店舗都合に基づいて、来店促進情報を生成してもよい。具体的には、例えば、生成処理部466は、来店時に店舗側の都合状況に応じて変動するポイント合計値に基づいて、来店促進情報を生成してもよい。
以下、来店頻度の閾値を変更する例として、キャベツの値段の推移とクーポンの発行の推移を例示する。
キャベツの平均的な相場が1kgあたり90円であることを前提に、来店促進情報生成部460は、キャベツの仕入れ値に応じて、以下の基準でポイントを加算する。
その基準とは、キャベツの仕入れ値が1kgあたり80円未満で1ポイントで、80円以上100円未満で2ポイント、100円以上で3ポイントである。
顧客情報記憶装置300の記憶部310には、例えば、予めキャベツの仕入れ値を示す仕入れ値情報と蓄積ポイント数を示す蓄積ポイント数情報とが関連付けられて記憶されている。
ここで、キャベツの仕入れ値が1kgあたり110円のときに、8ポイント貯めている顧客が来店した場合を想定する。その場合、顧客情報記憶装置300は、店舗の運営者による本日のキャベツの仕入れ値の入力を受け付け、受け付けた本日のキャベツの仕入れ値を示す情報を記憶部310に記憶させる。
ある店舗では、5ポイント毎に店舗に並んでいるいずれかの商品が割引提示されるが、割り引く商品と割引率は店舗の都合によるため、顧客は何が割り引かれているか来店してみないと分からないことを想定する。
ここでは、一例として、豚肉が売れ残る可能性を懸念した店舗側の判断で、ポイント毎に以下のサービスを実施する方針と決め、情報提供装置400の記憶部410には、一例として、以下の提供条件が記憶される。
その提供条件とは、10の倍数のポイントを獲得した人には豚肉10%割引であること、及び5の倍数かつ10の倍数でないポイントを獲得した人には豚肉5%割引を示す情報である。
なお、本ポイントは一日に1回しか加算されないことを前提とし、顧客情報記憶装置300が顧客の来店回数も管理する。
顧客が操作する端末装置100は、来店時に読取装置200とのネットワークの接続を確立した場合、顧客識別情報を読取装置200に送信する。読取装置200は、端末装置100から顧客識別情報を受信し、受信した顧客識別情報を顧客情報記憶装置300へ送信するとともに、その顧客が本日何回目の来店かを示す来店数情報を顧客情報記憶装置300に対して要求する。
顧客情報記憶装置300は、読取装置200に来店数要求に従って、読取装置200から受信した顧客識別情報をキーにして、記憶部310に記憶されている顧客の来店履歴を探索し、顧客識別情報が示す顧客が本日何回目の来店かを示す来店数情報を生成する。そして、顧客情報記憶装置300は、生成した来店数情報を読取装置200へ送信する。
読取装置200は、顧客情報記憶装置300から受信した来店数情報が1回、すなわちその顧客が本日始めて来店することを示す場合、顧客情報記憶装置300に対し、その顧客が蓄積しているポイント数を要求する。
顧客情報記憶装置300は、読取装置200にポイント数要求に従って、その顧客の顧客識別情報に対応する蓄積ポイント数情報を記憶部310から読み出す。また、顧客情報記憶装置300は、記憶部310の本日のキャベツの仕入れ値(ここでは、一例として110円)を示す情報を参照して、その本日のキャベツの仕入れ値に対応するポイント数情報(ここでは、一例として3ポイント)を読み出す。そして、顧客情報記憶装置300は、蓄積ポイント数情報が示すポイント数(8ポイント)に、ポイント数情報が示すポイント数(3ポイント)を加算して、更新後の蓄積ポイント数(11ポイント)を算出する。
そして、顧客情報記憶装置300は、更新後の蓄積ポイント数で記憶部310を更新する。また、顧客情報記憶装置300は、更新後の蓄積ポイント数を示す更新後ポイント数情報を読取装置200へ送信する。
そして、読取装置200は、顧客情報記憶装置300から受信した更新後ポイント数情報を端末装置100へ送信する。
端末装置100は、読取装置200から受信した更新後ポイント数情報を情報提供装置400へ送信する。情報提供装置400は、端末装置100から受信した更新後ポイント数情報を、記憶部410に記憶されている提供条件と比較する。ここでは、更新後ポイント数情報が示すポイント数が10を超えているため、情報提供装置400は、豚肉10%割引を示す割引情報を端末装置100へ送信する。そして、端末装置100は、情報提供装置400から割引情報を受信し、豚肉10%割引であることを表示する。
これにより、当該顧客は、豚肉を選択し、レジにて端末Aを見せて、10%割引であることを示し、当初の価格より10%割り引いた価格で購入できる。
ここでは、一例として、POSレジスタで顧客が端末装置100に表示された「豚肉10%割引」の表示をPOSレジスタのオペレータに対して見せることで、10%割り引いてもらっているが、これに限ったものではない。決済時に別の読取機器が、端末装置100を再度読み取り、豚肉を10%割引で購入できることを確認してもよい。
また、端末装置100に決済機能が搭載されている場合、端末装置100は、自動で10%割引の価格で決済を済ませて購入してもよい。
なお、普段順調に豚肉が売れている場合には、提供条件を10の倍数のポイントを獲得した人にのみ、豚肉5%割引としてもよい。
上記の例では、割引を5の倍数のポイント数で実施しているが、当月来店回数を基準に割り引いても良い。例えば、キャベツの平均化価格が100円未満の時には、10の倍数回目に来店した顧客には、豚肉5%割引とし、キャベツの平均化価格が100円以上の時には、5の倍数回目に来店した顧客には、豚肉5%割引としてもよい。そして、情報提供装置400は、上述の処理と同様にして、回数に応じた割引情報を保持し、必要に応じて顧客に情報提供してもよい。
また、系列店舗がある場合に、顧客情報記憶装置300を店舗間で共通化し、店舗毎に読取装置200と情報提供装置400を設置し、サービスを連携しつつも、店舗毎のきめ細かな情報または割引情報を提供してもよい。
図7は、第1の実施形態における情報提供システム1の処理の一例を示すシーケンス図である。図7は、顧客Cがn回目に来店した場合の例である。
まず、端末装置100は、顧客Cの顧客識別情報を読取装置200へ送信する(T101)。次に、読取装置200は、顧客Cの顧客識別情報を顧客情報記憶装置300へ送信する(T102)。次に、顧客情報記憶装置300は、顧客Cの来店回数を1増やす(T103)。次に、顧客情報記憶装置300は、1増やした後の来店回数をnとすると、来店回数nを示す来店回数情報を来店履歴情報のうちの一つの情報として読取装置200へ送信する(T104)。
次に、読取装置200は、顧客情報記憶装置300から受信した来店回数情報を端末装置100へ送信する(T105)。次に、端末装置100は、来店回数情報を情報提供装置400へ送信して、来店回数nに対応した情報を情報提供装置400に要求する(T106)。次に、情報提供装置400は、来店回数nに対応した来店促進情報を生成する(T107)。次に、情報提供装置400は、生成した来店促進情報を端末装置100へ送信する(T108)。次に、端末装置100は、情報提供装置400から受信した来店促進情報を表示する(T109)。以上で、本シーケンスを終了する。
以上により、情報提供システム1は、端末装置100の顧客Cの来店回数に対応した来店促進情報を端末装置100に表示させる。これにより、情報提供システム1は、端末装置100の顧客Cに対し、来店回数に応じた情報を提供することができる。
図8は、第1の実施形態における情報提供装置400の処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、来店履歴取得部441は、端末装置100から送信された来店履歴情報を取得する(ステップS101)。次に、特定履歴情報生成部461は、来店履歴情報から今月の来店回数Nmを取得する(ステップS102)。次に、生成処理部466は、今月の来店回数Nmが1回であるか否か判定する(ステップS103)。今月の来店回数Nmが1回である場合(ステップS103 YES)、生成処理部466は、「5%OFF!来店ありがとうございます」を示す来店促進情報を生成し(ステップS104)、ステップS109に進む。
今月の来店回数Nmが1回でない場合(ステップS103 NO)、生成処理部466は、今月の来店回数Nmが4回であるか否か判定する(ステップS105)。来店回数Nmが4回である場合(ステップS105 YES)、生成処理部466は、「5%OFF!今月後1回来店すると特別割引があります」を示す来店促進情報を生成し(ステップS106)、ステップS109に進む。
次に、今月の来店回数Nmが5回である場合(ステップS107 YES)、生成処理部466は、「10%OFF!いつも来店ありがとうございます」を示す来店促進情報を生成し(ステップS108)、ステップS109に進む。今月の来店回数Nmが5回でない場合(ステップS107 NO)、情報提供装置400は、その処理を終了する。ステップ109において、通信部430は、来店促進情報を端末装置100へ送信する(ステップS109)。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
以上により、情報提供装置400は、顧客の来店回数に応じた来店促進情報を生成し、販売履歴情報に基づいて、その生成した来店促進情報を端末装置100へ送信するか否か判定する。そして、情報提供装置400は、来店促進情報を端末装置100へ送信すると判定した場合、生成した来店促進情報を端末装置100へ送信する。これにより、端末装置100は、来店促進情報を表示することにより、端末装置100を操作する顧客に対して、来店促進情報を提示する。その結果、例えば、情報提供装置400は、今月の来店回数が4回の顧客に対しては、今月後1回来店すると、特別割引があることを知らせることができるので、情報提供装置400は、今月の来店回数が4回の顧客に対して次の来店を促すことができる。
図9は、第1の実施形態における情報提供装置400の処理の第2の例を示すフローチャートである。まず、来店履歴取得部441は、端末装置100から送信された来店履歴情報を取得する(ステップS201)。次に、特定履歴情報生成部461は、来店履歴情報から直近30日以内の来店回数N_30を取得する(ステップS202)。次に、生成処理部466は、直近30日以内の来店回数N_30が1回か否か判定する(ステップS203)。直近30日以内の来店回数N_30が1回である場合(ステップS203 YES)、生成処理部466は、「5%OFF!来店ありがとうございます」を示す来店促進情報を生成し(ステップS204)、ステップS209に進む。
直近30日以内の来店回数N_30が1回でない場合(ステップS203 NO)、直近30日以内の来店回数N_30が4回か否か判定する(ステップS205)。直近30日以内の来店回数N_30が4回である場合(ステップS205 YES)、生成処理部466は、「5%OFF!80日以内に後1回来店すると特別割引があります」を示す来店促進情報を生成し(ステップS206)、ステップS209に進む。
直近30日以内の来店回数N_30が4回でない場合(ステップS205 NO)、生成処理部466は、直近30日以内の来店回数N_30が5回か否か判定する(ステップS207)。直近30日以内の来店回数N_30が5回である場合(ステップS207 YES)、生成処理部466は、「10%OFF!いつも来店ありがとうございます」を示す来店促進情報を生成し(ステップS208)、ステップS209に進む。直近30日以内の来店回数N_30が5回でない場合(ステップS207 NO)、情報提供装置400は、その処理を終了する。ステップ209において、通信部430は、来店促進情報を端末装置100へ送信する(ステップS209)。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
以上、情報提供装置400は、直近30日以内の来店回数が4回の顧客に対しては、80日以内に後1回来店すると特別割引があることを知らせることができるので、情報提供装置400は、直近30日以内の来店回数が4回の顧客に対して次の来店を促すことができる。
図10は、第1の実施形態における情報提供装置400の処理の第3の例を示すフローチャートである。まず、来店履歴取得部441は、端末装置100から送信された来店履歴情報を取得する(ステップS301)。次に、特定履歴情報生成部461は、来店履歴情報からこれまでの全来店回数N_ALLを取得する(ステップS302)。次に、生成処理部466は、全来店回数N_ALLが1回か否か判定する(ステップS303)。全来店回数N_ALLが1回である場合(ステップS303 YES)、生成処理部466は、「5%OFF!来店ありがとうございます」を示す来店促進情報を生成し(ステップS304)、ステップS309に進む。
全来店回数N_ALLが1回でない場合(ステップS303 NO)、全来店回数N_ALLが4回か否か判定する(ステップS305)。全来店回数N_ALLが4回である場合(ステップS305 YES)、生成処理部466は、「5%OFF!後1回来店すると特別割引があります」を示す来店促進情報を生成し(ステップS306)、ステップS309に進む。
全来店回数N_ALLが4回でない場合(ステップS305 NO)、生成処理部466は、全来店回数N_ALLが5回か否か判定する(ステップS307)。全来店回数N_ALLが5回である場合(ステップS307 YES)、生成処理部466は、「10%OFF!いつも来店ありがとうございます」を示す来店促進情報を生成し(ステップS308)、ステップS309に進む。全来店回数N_ALLが5回でない場合(ステップS307 NO)、情報提供装置400は、その処理を終了する。ステップ309において、通信部430は、来店促進情報を端末装置100へ送信する(ステップS309)。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
以上、情報提供装置400は、これまでの全来店回数が4回の顧客に対しては、後1回来店すると特別割引があることを知らせることができるので、情報提供装置400は、全来店回数が4回の顧客に対して次の来店を促すことができる。
なお、第1の実施形態において、端末装置100と読取装置200との間の通信方式は、双方向の通信が可能な通信方式であればよく、赤外線通信または近距離無線通信(NFC、Near Field Communication)でもよい。
例えば、NFCの場合、端末装置100を読取装置200にかざすことによって、顧客を特定してもよい。
また、情報提供装置400の生成処理部466は、来店履歴に応じて、割引率を変更してもよい。具体的には、例えば、生成処理部466は、来店回数が多いほど割引率を上げてもよい。
また、生成処理部466は、来店履歴に応じて、割り引き対象となる商品の数を変更してもよい。具体的には、例えば、生成処理部466は、来店回数が多いほど割り引き対象となる商品の数を増やしてもよい。
また、情報提供装置400の生成処理部466は、顧客の来店履歴に基づいて、価格を変更してもよい。具体的には、例えば、生成処理部466は、顧客の来店頻度が予め決められた来店回数以上の場合、予め決められた割引率で商品を割り引く割引クーポンを来店促進情報として生成してもよい。
これにより、情報提供装置400は、頻繁に来店する顧客の端末装置100へ割引クーポンを送信するので、頻繁に来店する顧客は割引を受けることができ、頻繁に来店する顧客に対して来店を促すことができる。
また、生成処理部466は、在庫状況に基づいて、来店促進情報を生成し、生成した来店促進情報を顧客の端末装置100へ送信するようにしてもよい。具体的には、例えば、情報提供装置400は、在庫が予め決められた数以上の品については、割引クーポンを来店促進情報として顧客の端末装置100へ送信し、在庫が予め決められた数未満の品については、割引クーポンを来店促進情報として顧客の端末装置100へ送信しないようにしてもよい。これにより、生成処理部466は、在庫が多い場合に、割引クーポンを顧客に提供することができるので、顧客の購買を促すことができる。
また、生成処理部466は、購買履歴に応じて、来店促進情報を生成してもよい。具体的には、例えば、生成処理部466は、あるガソリンスタンドでタイヤを交換している顧客に対して、来年のタイヤ交換の予約をすると割引となることを示す来店促進情報を生成し、その来店促進情報をその顧客の端末装置100へ送信するようにしてもよい。これにより、生成処理部466は、その顧客に対し来年の来店を促すことができる。
また、別の例として、生成処理部466は、タイヤを交換していなかったら、タイヤの交換の予約をしたらタイヤの交換代金が割引になることを示す来店促進情報を生成し、その来店促進情報をその顧客の端末装置100へ送信するようにしてもよい。これにより、生成処理部466は、次の来店を促すことができる。
また、情報提供装置400は、端末装置100から受信したビーコンに基づいて、売り場内における端末装置100の位置を特定し、特定した位置に基づいて、来店促進情報を生成し、生成した来店促進情報を端末装置100へ送信してもよい。
具体的には、例えば、情報提供装置400は、特定した端末装置100の位置が生鮮食品売り場を示す場合、次の日以降の生鮮食品の特売情報を来店促進情報として端末装置100へ送信してもよい。これにより、情報提供装置400は、顧客の購買対象とする商品に関して未来における有益な情報を顧客に提供することができるので、顧客の次の来店を促がすことができる。
なお、来店促進情報生成部460は、来店履歴取得部441が取得した来店履歴情報と、店舗都合情報取得部453が取得した店舗都合情報または付加情報取得部450が取得した付加情報のうちいずれか二つ以上の組み合わせに基づいて、来店促進情報を生成してもよい。
<第2の実施形態>
続いて、第2の実施形態における情報提供システム1bについて説明する。図11は、第2の実施形態における情報提供システム1bの概略ブロック図である。なお、図1と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。図11の情報提供システム1bの構成は、図1の情報提供システム1の構成に対して、端末装置100が、端末装置100bに、読取装置200が読取装置200bに、顧客情報記憶装置300が顧客情報記憶装置300bに、情報提供装置400が情報提供装置400bに変更されたものとなっている。更に、図11の情報提供システム1bの構成は、図1の情報提供システム1の構成に対して、顧客情報記憶装置300bと情報提供装置400bとが通信網602を介して接続されていることが示されている。
続いて、図12を用いて第2の実施形態における情報提供システム1bの処理を説明する。図12は、第2の実施形態における情報提供システム1bの処理の一例を示すシーケンス図である。図12は、顧客Cがn回目に来店した場合の例である。
まず、端末装置100bは、端末固有の識別情報である端末固有IDに1対1に対応するバーコード画像を生成し、生成したバーコード画像を表示する(T201)。次に、読取装置200bは、端末装置100bに表示されたバーコード画像を読み取る(T202)。ここで、読取装置200bは、バーコード画像を読み取った時をもって、顧客の来店時刻とする。そして、読取装置200bは、読み取ったバーコード画像から端末固有IDを復号し、端末固有IDを顧客情報記憶装置300bへ送信する(T203)。また、読取装置200bは、音または光のうち少なくとも一つを発することによって、顧客にバーコード画像の読み取りが完了したことを報知する。
次に、顧客情報記憶装置300bは、読取装置200bから受信した端末装置IDに対応する顧客Cの来店回数を1増やし、1増やした後の顧客Cの来店回数を保持する(T204)。
次に、顧客は、読取装置200bが発した音または光を知覚して読み取りが完了したことを認識してから端末装置100bを操作する。そして、顧客により操作された端末装置100bは、顧客Cの識別情報を情報提供装置400bへ送信して、顧客Cに対応した情報を要求する(T205)。
次に、情報提供装置400bは、端末装置100bから顧客Cの識別情報を受信し、受信した顧客Cの識別情報を顧客情報記憶装置300bに送信して、顧客Cの来店回数を問い合わせる(T206)。次に、顧客情報記憶装置300bは、情報提供装置400bから顧客Cの識別情報を受信し、受信した顧客Cの識別情報に対応する来店回数nを読み出し、読み出した来店回数nを示す来店回数情報を情報提供装置400bへ送信する(T207)。
次に、情報提供装置400bは、顧客情報記憶装置300bから送信された来店回数情報を受信し、受信した来店回数情報が示す来店回数nに対応した来店促進情報を生成し、生成した来店促進情報を端末装置100bへ送信する(T208)。
次に、端末装置100bは、情報提供装置400bから送信された来店促進情報を表示する(T209)。以上で、本シーケンスの処理を終了する。
図13は、第2の実施形態における端末装置100bの概略ブロック図である。なお、図2と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。図13の端末装置100bの構成は、図2の端末装置100の構成に対して、制御部130が、制御部130bに変更されたものとなっている。
以下、制御部130bの処理について、図14を用いて説明する。図14は、第2の実施形態における制御部130bの処理の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部130bは、記憶部110に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、バーコード表示用ボタンを表示部160に表示させる(ステップS301)。入力部120は、バーコード表示用ボタンが押された場合、バーコード表示用ボタン押下の入力を受けつけ、バーコード表示用ボタン押下を示すバーコード表示用ボタン押下情報を制御部130bへ出力する(ステップS302)。
制御部130bは、入力部120からバーコード表示用ボタン押下情報が入力された場合、端末固有の識別情報である端末固有IDからバーコード画像を生成する(ステップS303)。そして、制御部130bは、生成したバーコード画像を表示部160に表示させる(ステップS304)。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
図15は、第2の実施形態における読取装置200bの概略ブロック図である。なお、図3と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。図15の読取装置200bの構成は、図3の読取装置200の構成に対して、制御部230が制御部230bに変更され、無線通信部240とアンテナ250とが削除され、バーコード読取部280と報知部290が追加されたものとなっている。
バーコード読取部280は、端末装置100bに表示されたバーコード画像を読み取り、読み取ったバーコード画像から端末固有IDに復号する。そして、バーコード読取部280は、読み取った端末固有IDを制御部230bへ出力する。また、バーコード読取部280は復号が完了した場合、復号完了通知を報知部290出力する。
制御部230bは、バーコード読取部280から入力された端末固有IDを有線通信部270から顧客情報記憶装置300bへ送信する。
報知部290は、バーコード読取部280から復号完了通知を受け取った場合、音または光のうち少なくとも一つを発することによって、顧客にバーコード画像の読み取りが完了したことを報知する。
図16は、第2の実施形態における顧客情報記憶装置300bの概略ブロック図である。なお、図4と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。図16の顧客情報記憶装置300bの構成は、図4の顧客情報記憶装置300の構成に対して、制御部330が制御部330bに変更されたものとなっている。
通信部340は、情報提供装置400bから顧客識別情報を伴った来店履歴要求を受信し、受信した顧客識別情報と来店履歴要求とを制御部330bへ出力する。
制御部330bは、第1の実施形態の顧客情報記憶装置300の制御部330と同様の機能を有するが、以下の点で異なる。
制御部330bは、通信部340から顧客識別情報と来店履歴要求とが入力された場合、顧客識別情報に対応する来店履歴情報を記憶部310から読み出す。ここで、来店履歴情報は、顧客識別情報が示す顧客の来店履歴を示す情報である。そして、制御部330bは、読み出した来店履歴情報を通信部340から情報提供装置400bへ送信させる。
図17は、第2の実施形態における情報提供装置400bの概略ブロック図である。なお、図5と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。図17の情報提供装置400bの構成は、図5の情報提供装置400の構成に対して、制御部440が制御部440bに変更されたものとなっている。
通信部430は、端末装置100bから送信された顧客識別情報を受信し、受信した顧客識別情報を制御部440bへ出力する。
制御部440bは、第1の実施形態の制御部440と同様の機能を有するが、以下の点で異なる。制御部440bは、通信部430から入力された顧客識別情報を通信部430から顧客情報記憶装置300へ送信して、顧客識別情報が示す顧客の来店履歴を要求する。
そして、制御部440bによる顧客の来店履歴の要求に応じて、通信部430は、来店履歴を示す来店履歴情報を顧客情報記憶装置300から受信し、受信した来店履歴情報を制御部440bへ出力する。
制御部440bは、通信部430から入力された来店履歴情報が示す来店履歴に対応した来店促進情報を生成し、生成した来店促進情報を端末装置100bへ提供する。
以上、第2の実施形態の情報提供装置400bは、端末装置100bから受信した顧客識別情報に対応する来店履歴を顧客情報記憶装置300に要求する。そして、情報提供装置400bは、要求に応じて顧客情報記憶装置300から受信した来店履歴情報に基づいて、来店促進情報を生成し、生成した来店促進情報を端末装置100bへ送信する。
これにより、情報提供装置400bは、端末装置100bの顧客の来店履歴に応じた来店促進情報をその顧客に提供することができる。
なお、第2の実施形態において、端末装置100bと読取装置200bとの間を、RFID(Radio Frequency IDentification)で情報をやり取りするようにしてもよい。具体的には、例えば、端末装置100bがRFID送信部を備え、RFID送信部が顧客情報を読取装置200bへ送信してもよい。
<第3の実施形態>
続いて、第3の実施形態における情報提供システム1cについて説明する。図18は、第3の実施形態における情報提供システム1cの概略ブロック図である。なお、図1と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。図18の情報提供システム1cの構成は、図1の情報提供システム1の構成に対して、端末装置100が、端末装置100cに変更され、読取装置200が、読取装置200cに変更され、顧客情報記憶装置300が削除されたものとなっている。
第3の実施形態では、端末装置100cは、顧客の来店履歴を示す来店履歴情報を保持する。また、読取装置200cが端末装置100cと双方向の通信が可能である。読取装置200cは、例えば、IEEE802.1X(又はEAP)対応の無線アクセスポイントである。端末装置100cを保持する顧客が店内に入ると、端末装置100cは、端末認証を含めて読取装置200cに接続する。この読取装置200cによる認証の完了のタイミングをもって、読取装置200cは来店とカウントし、来店確認情報を端末装置100cへ送信する。端末装置100cは、来店確認情報を受け取ると、来店履歴を更新し、更新した後の来店履歴に応じた来店促進情報を要求する。
読取装置200cは、例えば、来店カウント数に応じてアクセスできる仮想LAN(VLAN)を端末装置100cに割り当てる。そして、情報提供装置400は、端末装置100cからの来店促進情報の要求に応じて、例えば、各VLANからアクセスできるサイトに来店促進情報を表示させる。
続いて、図19を用いて第3の実施形態における情報提供システム1cの処理を説明する。図19は、第3の実施形態における情報提供システム1cの処理の一例を示すシーケンス図である。図19は、顧客Cがn回目に来店した場合の例である。
まず、端末装置100cは、顧客Cの識別情報を読取装置200へ送信する(T301)。次に、読取装置200は、端末装置100cから顧客Cの識別情報を受信すると、顧客Cが確かに来店したことを示す来店確認情報を端末装置100cへ送信する(T302)。
次に、端末装置100cは、読取装置200から来店確認情報を受信すると、保持している顧客Cの来店回数を1増やしてn回とする(T303)。次に、端末装置100cは、来店回数nを示す来店回数情報を情報提供装置400へ送信するとともに、来店回数nに対応した来店促進情報を要求する(T304)。次に、情報提供装置400は、端末装置100cから受信した来店回数情報が示す来店回数nに対応した来店促進情報を生成する(T305)。
次に、情報提供装置400は、生成した来店促進情報を端末装置100cへ送信する(T306)。次に、端末装置100cは、情報提供装置400から受信した来店促進情報を表示する(T307)。以上で、本シーケンスの処理を終了する。
図20は、第3の実施形態における端末装置100cの概略ブロック図である。なお、図2と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。図20の端末装置100cの構成は、図2の端末装置100の構成に対して、記憶部110が記憶部110cに変更され、制御部130が、制御部130cに変更されたものとなっている。
記憶部110cには、端末装置100cを操作する顧客の来店履歴を示す来店履歴情報と、顧客を識別する顧客識別情報が記憶されている。
制御部130cは、第1の実施形態の制御部130と同様の機能を有するが、以下の点で異なる。また、制御部130cは、読取装置200と通信可能となった場合、顧客識別情報を無線通信部140から読取装置200へ無線送信させる。また、制御部130cは、無線通信部140から来店確認情報を受け取った場合、記憶部110cに記憶されている来店履歴情報を更新する。
無線通信部140は、読取装置200から来店確認情報を受信し、受信した来店確認情報を読取装置200へ出力する。
図21は、第3の実施形態における読取装置200cの概略ブロック図である。なお、図3と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。図21の読取装置200cの構成は、図3の読取装置200の構成に対して、記憶部210が記憶部210cに変更され、制御部230が、制御部230cに変更されたものとなっている。
記憶部210cには、来店時刻を示す来店時刻情報と顧客識別情報とが関連付けられて記憶されている。
無線通信部240は、端末装置100cから無線送信された顧客識別情報を受信し、受信した顧客識別情報を復調し、更に復号することにより、顧客識別情報を再生し、再生した顧客識別情報を制御部230cへ出力する。
制御部230cは、第1の実施形態の制御部230と同様の機能を有するが、以下の点で異なる。
そして、制御部230cは、無線通信部240から入力された顧客識別情報を用いて、記憶部210cを探索し、その顧客識別情報に関連付けられた来店時刻情報のうち、その顧客識別情報が入力された日と同一の日を示す来店時刻情報があるか否か判定する。
制御部230cは、同一の日を示す来店時刻情報がないと判定した場合、無線通信部240から入力された顧客識別情報と、そのときの時刻を示す時刻情報とを関連付けて記憶部210cに記憶させる。そして、制御部230cは、来店確認情報を無線通信部240から端末装置100cへ送信させる。
一方、制御部230cは、同一の日を示す来店時刻情報がある場合、制御部230cは、来店確認情報を無線通信部240から端末装置100cへ送信しない。
これにより、顧客が同一の日に2回以上来店した場合には、その顧客の端末装置100cへ来店確認情報をへ送信しないので、端末装置100cが来店促進情報を情報提供装置400へ要求しない。その結果、制御部230cは、同一の日に顧客が二重に来店促進情報を取得することを防止することができる。
以上、第3の実施形態の情報提供装置400は、端末装置100cから受信した来店履歴情報に基づいて、来店促進情報を生成し、生成した来店促進情報を端末装置100cへ送信する。
これにより、情報提供装置400は、端末装置100cを操作する顧客の来店履歴に応じた来店促進情報をその顧客に提供することができる。
情報提供装置400は、頻繁に訪れる顧客に対して特別な情報を提供するので、顧客に対し目的が無くても店に立寄ることを促すことができる。
<各実施形態共通の効果>
各実施形態における情報提供装置(400、400b)は、来店頻度に応じてクーポンを顧客に提供することにより、単位期間あたりの来店頻度を向上させることができるので、来店頻度を向上させたい時期に応じてクーポンを発行することができる。その結果、店舗の運営者は、無理のないクーポンの発行をすることができる。
また、情報提供装置(400、400b)は、来店頻度に応じた来店促進情報を顧客に提供することにより、顧客に対し飽きのない情報を提供することができる。
また、情報提供装置(400、400b)は、来店時の店の都合、環境(例えば、天気、曜日または時刻など)、または顧客の来店頻度等に応じて、来店促進情報を提供することにより、顧客毎に割引率を変更することができるので、クーポンを発行しつつも高い利益が確保することができる。
また、情報提供装置(400、400b)は、顧客に対してもその顧客だけに対して例えば、割引という特別な待遇を与えることにより、リピータ客の獲得を促進することができる。
また、各実施形態における情報提供システム(1、1b、1c)は、主に来店する事に敷居が高い、サービスステーション、車の販売店等に有効である。これらの店舗は、来店の敷居が高いために気軽に立ち寄ることができず、立寄り難い雰囲気を持つために機会損失の原因となっている。これら機会損失を最小限にするためには、購入回数よりも来店回数を基準としたサービスが有効である。
また、各実施形態における情報提供システム(1、1b、1c)は、その日その時の状況(天気、気温、売れ行き等)によって客足が強く影響を受けつつ、商品を短期間に売り切らないといけない生鮮食品点等にも有効である。これらの店舗で扱う商品は、売れ残り商品はそのまま損失となる場合が多いため売り切る必要があるが、単純に夕方に値引きをする現状の仕組では夕方に値段が安くなることを顧客は学習するため、十分な利益が確保できない。
それに対し、各実施形態の情報提供装置(400、400b)は、来店履歴情報を取得し、取得した来店履歴情報に基づいて、来店促進情報を生成する。そして、情報提供装置(400、400b)は、生成した来店促進情報を端末装置(100、100b、100c)へ送信する。これにより、顧客の端末装置(100、100b、100c)が情報提供装置(400、400b)から送信された来店促進情報を表示するので、顧客は自身の来店履歴に応じた有益な情報を得ることができる。その結果、情報提供装置(400、400b)は、顧客の来店を促すことができる。
なお、各実施形態において、来店促進情報は、ある店舗の情報だけでなく、その店舗の系列店の情報を含んでもよい。
また、各実施形態において、情報提供装置(400、400b)は、系列店も含めて、来店促進情報を生成してもよい。具体的には、例えば、情報提供装置(400、400b)は、系列店も含めて、読取装置(200、200b、200c)が端末装置(100、100b、100c)の顧客識別情報またはバーコード画像を読み取った回数に応じて、来店促進情報を生成してもよい。
また、情報提供装置(400、400b)は、単位期間あたりに系列店も含めて来店した頻度に応じて、来店促進情報を生成してもよい。
また、情報提供装置(400、400b)は、最後に系列店も含めて来店したときから経過した期間に応じて、来店促進情報を生成してもよい。
そして、情報提供装置(400、400b)は、生成した来店促進情報を端末装置(100、100b、100c)へ送信するので、端末装置(100、100b、100c)を操作する顧客に対して系列店への来店を促すことができる。
また、第1又は第2の実施形態において、端末装置(100、100c)が読取装置(100、100c)とネットワークの接続を確立した回数を来店回数としてもよい。具体的には、例えば、読取装置(200、200c)が、端末装置(100、100c)とのネットワークを確立した場合、端末装置100の識別情報を顧客情報記憶装置300へ送信する。ここで、顧客情報記憶装置300には、端末装置100の識別情報と顧客識別情報とが関連付けられて記憶されていることを前提とする。その場合、顧客情報記憶装置300は、読取装置(200、200c)から受信した端末装置100の識別情報に対応する顧客識別情報を取得し、取得した顧客識別情報に対応する来店履歴を更新する。
これにより、顧客は来店回数を提示するために端末装置(100、100c)を操作する手間が省けるので、顧客の負担を減らすことができる。
また、各実施形態において、来店促進情報は、ある店舗と物理的に距離が近い店舗の情報(例えば、割引情報又は広告情報)を含んでも良い。これにより、情報提供装置(400、400b)は、近隣の店舗の来店促進情報を端末装置(100、100b、100c)へ送信することができるので、情報提供装置(400、400b)は、端末装置(100、100b、100c)を操作する顧客に対し、近隣の店舗への来店を促すことができる。
また、各実施形態の端末装置(100、100b、100c)、読取装置(200、200b、200c)、顧客情報記憶装置(300、300b)及び情報提供装置(400、400b)の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、端末装置(100、100b、100c)、読取装置(200、200b、200c)、顧客情報記憶装置(300、300b)及び情報提供装置(400、400b)に係る上述した種々の処理を行ってもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1、1b、1c 情報提供システム
100、100b、100c 端末装置
110、110c 記憶部
120 入力部
130、130b、130c 制御部
140 無線通信部
150 アンテナ
160 表示部
200、200b、200c 読取装置
210 記憶部
230、230c 制御部
240 無線通信部
250 アンテナ
270 有線通信部
280 バーコード読取部
300、300b 顧客情報記憶装置
310 記憶部
320 入力部
330、330b 制御部
340 通信部
400、400b 情報提供装置
410 記憶部
420 入力部
430 通信部
440、440b 制御部
441 来店履歴取得部
450 付加情報取得部
451 商品情報取得部
452 環境情報取得部
453 店舗都合情報取得部
455 提供条件変更部
460 来店促進情報生成部
461 特定履歴情報生成部
462 来店頻度生成部
463 来店間隔生成部
464 来店回数生成部
466 生成処理部
500 中継装置
601、602、603 通信網

Claims (16)

  1. 顧客の来店履歴を示す来店履歴情報を取得する来店履歴取得部と、
    前記来店履歴取得部が取得した来店履歴情報に応じて、前記顧客の来店を促進する来店促進情報を生成する来店促進情報生成部と、
    を備えることを特徴とする情報提供装置。
  2. 前記来店履歴情報に付加する付加情報を取得する付加情報取得部と、
    前記来店促進情報生成部は、前記来店履歴取得部が取得した来店履歴情報と前記付加情報取得部が取得した付加情報とに応じた来店促進情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記付加情報の一つは、商品に関する商品情報であり、
    前記付加情報取得部は、前記商品情報を取得する商品情報取得部を備え、
    前記来店促進情報生成部は、前記来店履歴取得部が取得した来店履歴情報と、前記商品情報取得部が取得した商品情報とに応じた来店促進情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 前記商品情報は、価格、在庫または利益率のうち少なくとも一つを含む情報であることを特徴とする請求項3に記載の情報提供装置。
  5. 前記付加情報の一つは、環境に関する環境情報であり、
    前記付加情報取得部は、前記環境情報を取得する環境情報取得部を備え、
    前記来店促進情報生成部は、前記来店履歴取得部が取得した来店履歴情報と、前記環境情報取得部が取得した環境情報とに応じた来店促進情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。
  6. 前記環境情報は、天気、曜日または時刻のうち少なくとも一つを含む情報であることを特徴とする請求項5に記載の情報提供装置。
  7. 前記付加情報取得部が取得した付加情報に基づいて、前記来店促進情報の提供条件を変更する提供条件変更部を更に備えることを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  8. 前記来店促進情報の提供条件は、前記来店促進情報を提供する時刻、販売促進の対象となる価格または販売促進の対象となる商品の品目のうち少なくともいずれか一つに基づく条件であることを特徴とする請求項7に記載の情報提供装置。
  9. 店舗都合を示す店舗都合情報を取得する店舗都合情報取得部と、
    前記来店促進情報生成部は、前記店舗都合情報取得部が取得した店舗都合情報に基づいて、来店促進情報を生成することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  10. 前記来店促進情報生成部は、
    前記来店履歴取得部が取得した来店履歴情報に基づいて、予め定められた特定の履歴を示す特定履歴情報を生成する特定履歴情報生成部と、
    前記特定履歴情報生成部が生成した特定履歴情報に応じた来店促進情報を生成する生成処理部と、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  11. 前記特定履歴情報の一つは、予め決められた期間の来店頻度を示す来店頻度情報であり、
    前記来店履歴情報に基づいて、前記来店頻度情報を生成する来店頻度生成部と、
    前記生成処理部は、前記来店頻度生成部が生成した来店頻度情報に応じた来店促進情報を生成することを特徴とする請求項10に記載の情報提供装置。
  12. 前記来店促進情報生成部は、ある店への来店履歴情報に応じて、前記ある店以外の店に関する来店促進情報を生成することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  13. 前記来店促進情報生成部が生成した来店促進情報を、前記顧客の端末装置に送信する通信部を備えることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の情報提供装置。
  14. 自装置を操作する顧客の来店を促進する来店促進情報を要求する端末装置と、
    前記端末装置が要求した来店促進情報を前記端末装置へ送信する情報提供装置と、
    を有し、
    前記情報提供装置は、
    顧客の来店履歴を示す来店履歴情報を取得する来店履歴取得部と、
    前記来店履歴取得部が取得した来店履歴情報に応じて、前記来店促進情報を生成する来店促進情報生成部と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  15. 情報提供装置が実行する情報提供方法であって、
    顧客の来店履歴を示す来店履歴情報を取得する来店履歴取得手順と、
    前記来店履歴取得手順により取得された来店履歴情報に応じて、来店促進情報を生成する来店促進情報生成手順と、
    を有することを特徴とする情報提供方法。
  16. コンピュータに、
    情報提供装置が実行する情報提供方法であって、
    顧客の来店履歴を示す来店履歴情報を取得する来店履歴取得ステップと、
    前記来店履歴取得ステップにより取得された来店履歴情報に応じて、来店促進情報を生成する来店促進情報生成ステップと、
    を実行させるための情報提供プログラム。
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