JP2003063057A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003063057A
JP2003063057A JP2001256822A JP2001256822A JP2003063057A JP 2003063057 A JP2003063057 A JP 2003063057A JP 2001256822 A JP2001256822 A JP 2001256822A JP 2001256822 A JP2001256822 A JP 2001256822A JP 2003063057 A JP2003063057 A JP 2003063057A
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淳憲 北澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送ベルトを用いてシートを搬送しながら、
該シートにトナーを飛翔付着させてトナー像を形成した
後、該トナー像を該シートに定着させる構造を有する画
像形成装置において、装置の小型化および低コスト化を
図る。 【解決手段】 第1ローラ21と第2ローラ22とに搬
送ベルト23が掛け渡されており、シートSを保持しな
がら搬送方向Yに走行する。また、第2ローラ22に対
向して第3ローラ24が配置されている。ここでは、第
2ローラ22を加熱ローラで構成する一方、第3ローラ
24を加圧ローラとして第2ローラ(加熱ローラ)22
に押圧している。したがって、第2ローラ22は、シー
トSを搬送するシート搬送ユニット2の一構成要素であ
ると同時に、第3ローラ24と協同して定着ユニットの
加熱ローラとしても機能している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、ファク
シミリ、プリンタ等の画像形成装置、特に搬送ベルトに
よって所定の搬送方向に搬送される複写紙、転写紙、コ
ピー用紙および記録紙などのシート(以下、単に「シー
ト」という)上にトナーを飛翔させ、該シート上にトナ
ー像を直接形成した後、該トナー像を前記シートに定着
させる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トナーを用いた画像形成方法としては、
従来よりジャンピング方式のものや、プロジェクション
方式のものが最も広く用いられている。この種の画像形
成方法は、感光体上に画像に対応する静電潜像を形成
し、画像形成剤としてのトナーを現像ローラ等のトナー
担持体から感光体上の静電潜像に付着させてトナー像を
得た後、そのトナー像をシートに転写するものである。
しかしながら、これらの画像形成方法では、感光体表面
に静電潜像を形成する工程(感光プロセス)を必要とし
ており、装置構成が複雑であり、かつ装置コストおよび
ランニングコストが高いという問題を含んでいる。そこ
で、近年、米国特許第3,689,935号、同第5,
036,341号や特表2001−505146号公報
に記載されたように、電界の作用によりトナーを所定の
搬送方向に搬送されるシート上に飛翔させ、トナー像を
直接シート上に形成する、いわゆる「トナージェット
(登録商標)」方式の画像形成装置が注目されてきてい
る。
【0003】ここで、シートを所定の搬送方向に搬送さ
せる方法として、例えばシートを搬送するために搬送ベ
ルトを用いたシート搬送ユニットが従来より数多く用い
られている。このシート搬送ユニットでは、複数のロー
ラに搬送ベルトを掛け渡し、その搬送ベルトの表面上で
シートを保持しながら、該搬送ベルトを所定の搬送方向
に走行することによって、シート搬送を行っている。そ
して、そのシート搬送中にトナージェット方式によって
トナー像が形成された後、該シートは搬送ベルトから剥
離され、さらに定着ユニットに搬送されて該シートへの
トナー像の定着が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、トナージェット方式の画像形成装置では、シート
を搬送するシート搬送ユニットと、定着ユニットとはそ
れぞれ別個のユニットで構成されており、このことが装
置の大型化および装置コストの増大の主要因の一つとな
っていた。
【0005】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、搬送ベルトを用いてシートを搬送しながら、該シ
ートにトナーを飛翔付着させてトナー像を形成した後、
該トナー像を該シートに定着させる構造を有する画像形
成装置において、装置の小型化および低コスト化を図る
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、第1および第2ローラに搬送ベルトを掛
け渡し、搬送ベルトを所定の搬送方向に走行することに
よって、搬送ベルトの表面上でシートを保持しながら、
第1ローラから第2ローラに搬送するシート搬送手段
と、シート搬送手段によって搬送されている搬送中シー
トにトナーを飛翔させ、該搬送中シート上にトナー像を
形成する現像器と、第2ローラに対向して配置された第
3ローラとを備え、第2および第3ローラのうち一方を
加熱ローラで構成するとともに、他方のローラを加圧ロ
ーラとして加熱ローラに向けて押圧させて現像器により
シート上に形成されたトナー像を該シートに定着させて
いる(請求項1)。
【0007】このように構成された発明では、第2ロー
ラがシートを搬送するシート搬送手段の一構成要素とし
て機能すると同時に、第3ローラと協同して定着手段と
しても機能している。すなわち、トナー像を形成するた
めにシートが所定の搬送方向に搬送されるとともに、そ
の搬送先(第2ローラと第3ローラとの間)で該シート
へのトナー像の定着が同時に行われる。その結果、シー
ト搬送ユニットと定着ユニットとを別個に設けた場合に
比べて装置構成が簡素化されて装置の小型化および装置
コストの低減が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はこの発明にかかる画像形成
装置の一実施形態を示す図である。また、図2は図1の
画像形成装置を構成する現像器の拡大図である。さら
に、図3は図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロ
ック図である。この画像形成装置では、ホストコンピュ
ータなどの外部装置から画像信号が制御ユニット100
のメインコントローラ101に与えられると、このメイ
ンコントローラ101からの信号に応じてエンジンコン
トローラ102が4つの現像器1Y,1M,1C,1K
の各部を制御することで、シート搬送ユニット2によっ
て所定の搬送方向Yに搬送されてくるシートSにトナー
を飛翔し、付着させて画像信号に対応するトナー像を形
成する。
【0009】このシート搬送ユニット2では、第1ロー
ラ21と第2ローラ22とに搬送ベルト23が掛け渡さ
れており、図示を省着する駆動モータから与えられる駆
動力によって搬送ベルト23が搬送方向Yに走行する。
そして、搬送ベルト23はカセット7から取り出された
複写紙、転写紙、記録紙およびOHP用透明シートなど
のシートSを保持しながら、第1ローラ21から第2ロ
ーラ22にシートSを搬送する。なお、この明細書で
は、本発明の技術事項を明確にするため、搬送ベルト2
3によって第1ローラ21から第2ローラ22に搬送さ
れていくシートを「搬送中シート」と称し、また後述す
るようにしてトナー像が形成されたシートを「トナー像
形成済シート」と称し、さらにトナー像を形成する前の
シートを「トナー像未形成シート」と称する。
【0010】また、この画像形成装置では、カラー画像
を形成すべく、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、ブラック(K)の4種類の現像器1Y,1
M,1C,1Kが搬送ベルト23の搬送方向Yに沿って
一列に配列されており、各現像器1Y,1M,1C,1
Kが搬送中シートSに対してトナー像を形成し、最終的
に4色のトナー像を重ね合わせてフルカラー画像を形成
する。なお、これらの現像器1Y,1M,1C,1K
は、搬送中シートSに飛翔付着させるトナー色が互いに
異なる点を除き、基本的には同一構成を有しているた
め、以下においては現像器1(1Y,1M,1C,1
K)の共通構成および動作について、図2ないし図5を
参照しつつ説明する。
【0011】各現像器1では、ハウジング11内に、現
像剤としてのトナーTが貯留されるとともに、現像ロー
ラ12、供給ローラ13および規制ブレード14が収容
されている。現像ローラ12は、帯電したトナー(すな
わち、画像形成用の帯電粒子)Tを担持し、同図の矢印
方向Dに所定の周速度で回転することによって後述する
背面電極3に対向する位置(トナー飛翔開始位置)Jに
搬送するトナー担持体である。この現像ローラ12は、
アルミニウム、鉄等の金属又は合金によって円筒状に形
成されており、エンジンコントローラ102に設けられ
た現像ローラバイアス発生部103から直流電圧が印加
されている。
【0012】供給ローラ13は現像ローラ12の外周面
に当接されて、該現像ローラ12とは逆方向に回転し、
トナーTを現像ローラ12に供給するとともに、余分な
トナーTを該現像ローラ12から落とすものである。こ
の供給ローラ13は、例えば金属芯にウレタンスポンジ
等の合成ゴムを巻き付けてなり、現像ローラ12と摩擦
接触することによってトナーTを所定極性に帯電させる
働きも有する。なお、本実施形態ではトナーTは負に帯
電するものとして、以下説明する。
【0013】規制ブレード14は、現像ローラ12の回
転方向Dにおいて上記供給ローラ13よりも下流側で現
像ローラ12の外周面に当てられ、現像ローラ12との
摩擦によってトナーTを負に帯電させるとともに、現像
ローラ12に担持されるトナーTの量を規制するもので
あり、例えばトナーは1〜3層程度に担持されるように
規制される。この規制ブレード14は、その一端をハウ
ジング11に固定した板状金属片141の他端部に弾性
部材142を取り付けたものによって構成され、弾性部
材142が現像ローラ12の外周面に当接し、トナーT
を規制している。
【0014】この現像ローラ12に対向して背面電極3
が配置されている。より詳しくは、背面電極3は、図2
に示すように、搬送ベルト23によって搬送方向Yに搬
送されている搬送中シートSを挟んで現像ローラ12の
反対側に配置されている。そして、エンジンコントロー
ラ102に設けられた背面バイアス発生部104から、
現像ローラ12に印加される電圧よりも高い直流電圧が
印加されており、現像ローラ12と背面電極3との間に
帯電トナーTを背面電極3に向かって移送させるための
移送静電界が形成されている。このため、この移送静電
界によってトナー飛翔開始位置Jで帯電トナーTが現像
ローラ12から背面電極3に向けて飛翔し、搬送中シー
トSの表面に着弾付着する。
【0015】また、この実施形態では、搬送中シートS
への帯電トナーTの飛翔を制御するために、現像ローラ
12と搬送中シートSとの間にフレキシブルプリント回
路基板(以下、FPCという)4が配置されている。以
下、図4および図5を参照しつつFPC4の構成および
作用について説明する。
【0016】図4はフレキシブルプリント回路基板の部
分拡大断面および帯電トナーの飛翔モデルを示す図であ
る。また、図5はフレキシブルプリント回路基板に形成
された制御電極および偏向電極を示す図である。このF
PC4では、現像ローラ12から背面電極3に帯電トナ
ーTを案内するためのトナー通過孔41がポリイミド等
の電気絶縁性材料よりなる基体42に穿設されている。
なお、図4においては、トナー通過孔41が1つだけ示
されているが、この実施形態では、複数のトナー通過孔
41が図4紙面の垂直方向Xに等間隔で一列に設けられ
ており、各トナー通過孔41を介して帯電トナーTが背
面電極3側に向けて通過可能となっている。なお、この
実施形態ではトナー通過孔41を1列に並べているが、
複数列に並べて設けてもよい。また、トナー通過孔41
の形状については、この実施形態の如く円形に形成して
もよいし、また楕円形あるいは多角形であってもよい。
【0017】また、基体42の現像ローラ12側におい
て、各トナー通過孔41を取り囲むように、リング状に
制御電極43が形成されている。また、各制御電極43
からリード線44がトナー通過孔41の配列方向と直交
する方向に延びている。なお、制御電極43の形状は円
形に限定されるものではなく任意であり、例えば楕円形
あるいは多角形であってもよく、また、完全なリングで
はなく一部が欠けたものであってもよい。
【0018】また、基体42の背面電極3側において、
各トナー通過孔41ごとに、一対の偏向電極45L,4
5Rが図5に示すように搬送中シートSの搬送方向(ト
ナー通過孔列と直交する方向)Yに対して斜めに対向す
るように設けられるとともに、偏向電極45L,45R
からリード線46L,46Rがそれぞれ延設されてい
る。
【0019】この基体42には、図4および図5への図
示は省略されているものの、高圧ドライバICなどから
なる制御バイアス発生部47(図3)、L偏向バイアス
発生部48L(図3)およびR偏向バイアス発生部48
R(図3)が設けられている。このうち、制御バイアス
発生部47は各制御電極43に電気的に接続されてお
り、エンジンコントローラ102のCPU105からの
開閉制御信号に応じて適切な電圧が選択的に印加される
ことによって、上記トナー通過孔41を静電気的に開閉
する。つまり、各制御電極43ごとに、帯電トナーTが
現像ローラ12から飛び出し、トナー通過孔41を通過
して背面電極3に向かって飛翔するように、現像ローラ
12と背面電極3との間にトナー通過孔41を通る移送
静電界を露出させ、また該露出を制限するものである。
【0020】また、L偏向バイアス発生部48Lは偏向
電極45Lと電気的に接続されるとともに、R偏向バイ
アス発生部48Rは偏向電極45Rと電気的に接続され
ており、エンジンコントローラ102からの偏向制御信
号に応じて偏向電極45L,45Rのそれぞれに適切な
電圧が選択的に印加されることによって、帯電トナーT
の飛翔方向を以下の3方向に切り替えている。
【0021】(1)偏向なし:図4の矢符P1 偏向電極45L,45Rの両者に同一電圧を印加した場
合には、帯電トナーTは図4の矢符P1で示すようにト
ナー通過孔41をまっすぐ通過して搬送中シートSの上
の当該トナー通過孔41に対応する位置に飛翔する。
【0022】(2)左偏向:図4の矢符P2 両偏向電極45L,45Rのうち搬送中シートSの搬送
方向Yを基準としてトナー通過孔41の左側に配置され
た偏向電極45Lに右側に配置された偏向電極45Rよ
りも相対的に高い電圧を印加した場合には、負極性に帯
電している帯電トナーTは、図4の矢符P2に示すよう
に、両電極45L,45Rの間に生ずる偏向用静電界に
よって左側に偏向する。
【0023】(3)右偏向:図4の矢符P3 両偏向電極45L,45Rのうち搬送中シートSの搬送
方向Yを基準としてトナー通過孔41の右側に配置され
た偏向電極45Rに左側に配置された偏向電極45Lよ
りも相対的に高い電圧を印加した場合には、負極性に帯
電している帯電トナーTは、図4の矢符P3に示すよう
に、両電極45L,45Rの間に生ずる偏向用静電界に
よって右側に偏向する。
【0024】このように、この実施形態では、帯電トナ
ーTの飛翔方向を3方向に切替えながら、その偏向範囲
内を含む搬送中シートSの着弾位置PIで帯電トナーT
を搬送中シートSに着弾させている。
【0025】ただし、上述の如く偏向電極45L,45
Rは搬送中シートSの搬送方向Yに対して斜め方向に対
向配置されているから、上記(1)偏向なし、(2)左偏向及
び(3)右偏向という3つの態様によって、搬送中シート
Sが停止しているときは該搬送中シートSの搬送方向Y
に対して斜めに直線的に並ぶ3つのドットが搬送中シー
トS上に形成される。この場合、搬送中シートSがドッ
トを打つ周期(時間)で相隣るドットのずれ量(距離)
だけ搬送されるようにその搬送速度を定めることによ
り、当該3つのドットを搬送中シートSの搬送方向Yと
直交する方向に直線的に並べることができる。従って、
1つのトナー通過孔41で3つのドットを形成すること
ができ、ドットの高密度化を図ることができる。
【0026】FPC4の基体42では、現像ローラ12
側の表面421上と、背面電極3側の表面422上と
に、帯電防止用の半導電性層49が形成されるととも
に、接地電位が与えられている。これらの半導電性層4
9は予め設定されている温度(初期設定温度)で最適抵
抗値を示し、上記のようにして飛翔する帯電トナーTが
FPC4と接触することで発生する摩擦電荷をFPC4
から逃がしてFPC4の帯電を効果的に防止するととも
に、移送静電界および偏向用電界への影響を抑えること
ができるように構成されている。すなわち、半導電性層
49の温度が初期設定温度あるいは許容温度範囲内に保
持される間、良好な印字品質を確保可能となっている。
【0027】また、現像ローラ12の回転方向Dにおけ
るトナー飛翔開始位置Jよりも上流側において、上記の
ように構成されたFPC4と現像ローラ12との間に現
像ローラ12の長手方向(図4紙面の垂直方向)Xの全
長にわたって広がったスペーサ5がFPC4のトナー通
過孔41よりも回転方向Dの手前側に差し込まれてお
り、これにより、現像ローラ12とFPC4のトナー通
過孔41との間隔が一定値に規制されている。
【0028】次に、図1に戻って、画像形成装置につい
て全体構成および動作について説明を続ける。この画像
形成装置では、上記のように構成された4つの現像器1
Y,1M,1C,1Kによって搬送中シートS上に4色
のトナー像が重ね合わされてカラートナー像がシートS
に形成される。そして、このトナー像形成済シートSは
さらに第2ローラ22に搬送されるが、その第2ローラ
22に対向して第3ローラ24が配置されており、トナ
ー像形成済シートSを挟み込みながら、これを搬送ベル
ト23から剥離するとともに、図示を省略する排出トレ
イに向けて搬送する。
【0029】ここで、この実施形態では、第2ローラ2
2を加熱ローラで構成する一方、第3ローラ24を加圧
ローラとして第2ローラ(加熱ローラ)22に押圧して
いる。また、この第2ローラ22はエンジンコントロー
ラ102内に設けられたヒータ駆動部106と電気的に
接続されており、このヒータ駆動部106がエンジンコ
ントローラ102のCPU105からの加熱制御信号に
応じて第2ローラ22に内蔵されたヒータのON/OF
F制御を行い、トナー像形成済シートS上のトナー像を
該シートSに定着させている。このように、この実施形
態では、第2ローラ22と第3ローラ24とが従来の定
着ユニットと同一機能を果たしている。
【0030】以上のように、この実施形態によれば、第
2ローラ22は、シートSを搬送するシート搬送ユニッ
ト2の一構成要素であると同時に、加熱ローラで構成さ
れており、加圧ローラたる第3ローラ24と協同して定
着ユニットの加熱ローラとしても機能している。すなわ
ち、トナー像を形成するためにシートSを所定の搬送方
向Yに搬送するとともに、その搬送先(第2ローラ22
と第3ローラ24との間)でトナー像形成済シートSへ
のトナー像の定着を同時に行うように構成しているた
め、シート搬送ユニットと定着ユニットとを別個に設け
た場合に比べて装置構成を簡素化することができ、装置
の小型化および装置コストの低減を効果的に図ることが
できる。
【0031】また、この実施形態では、第2ローラ(加
熱ローラ)22によって搬送ベルト23を加熱している
ために、次の2つの作用効果がさらに得られる。
【0032】(1)上記実施形態のようにFPC4上に半
導電性層49を形成した場合には、半導電性層49の抵
抗値を最適化する必要がある。というのも、FPC4の
帯電を防止するためには、チャージアップした摩擦電荷
をFPC4から効率よく逃がす必要があり、半導電性層
49の抵抗値を低く設定するのが望ましいが、その一方
で抵抗値が低すぎると、次のような問題が発生して印字
品質の低下を招いてしまう。
【0033】すなわち、半導電性層49の低抵抗化によ
って制御電極43や偏向電極45L,45Rへの電圧印
加によって発生する電界が半導電性層49で遮蔽されて
しまい、トナーの飛翔性やトナーの偏向量が低下してし
まう。その結果、搬送中シートS上に形成されるドット
の形状、寸法、黒度および解像度などに影響を及ぼして
印字品質の低下を招いてしまうことがある。したがっ
て、FPC4上に半導電性層49を設ける場合には、帯
電を防止するという効果と、電界への影響を抑えるとい
う効果とをバランスをとるように、半導電性層49の抵
抗値の最適化が図られており、良好な印字を実行するた
めには、常に抵抗値を所定の適正範囲に維持する必要が
ある。
【0034】しかしながら、従来より知られているよう
に半導電性物質は比較的大きな温度依存性を有している
ため、半導電性層49の温度が変動すると、その温度変
動に伴って抵抗値が適正範囲から大きくずれて印字品質
の低下を招くことがあった。
【0035】これに対し、本実施形態では、第2ローラ
(加熱ローラ)22に内蔵されているヒータを適宜ON
/OFF制御するように構成しているので、シートSへ
のトナー像の定着と同時に、搬送ベルト23を加熱し、
その搬送ベルト23から放熱される熱により半導電性層
49の温度を予めメモリ107に記憶されている温度に
保持して温度変動を抑制する、つまり温度の安定化を図
ることができる。そのため、半導電性層49の抵抗値の
変動を抑えることができ、例えば画像形成装置の内部温
度や周辺温度などの変動にかかわらず、高品質な印字を
実行することができる。
【0036】(2)トナージェット方式の画像形成装置で
は、上記のように移送静電界によって帯電トナーTを搬
送中シートSに飛翔させているので、帯電トナーTはシ
ートSに高速で衝突することとなり、帯電トナーTがシ
ートS上でバウンドしたり、既にシートS上に付着して
いるトナーTを飛散させることがある。その結果、トナ
ー散りが発生したり、飛散したトナーがFPC4に付着
して印字品質を低下させるという問題が発生することが
あった。
【0037】これに対し、上記実施形態では、定着ユニ
ットとして機能する第2ローラ(加熱ローラ)22と第
3ローラ(加圧ローラ)23によってトナー像形成済シ
ートSに対してトナー像を定着させると同時に、第2ロ
ーラ(加熱ローラ)22によって搬送ベルト23が加熱
され、さらに搬送ベルト23により搬送されるトナー像
未形成シートSが高温状態の搬送ベルト23によって予
熱されることとなる。その結果、予熱された搬送中シー
トSへのトナー着弾とほぼ同時に着弾トナーTの一部あ
るいは全部が溶けて着弾トナーTを搬送中シートSの着
弾位置PIに確実に付着させることができる。その結
果、トナー散りの発生やシートSからのトナー飛散など
を抑制することができ、優れた品質で印字を行うことが
可能となる。
【0038】ここで、搬送中シートSへのトナー着弾と
ほぼ同時にトナーTの一部あるいは全部を確実に溶かす
ためには、搬送ベルト23からの熱をシートSに与える
ことによって、現像ローラ12の表面温度、つまり飛翔
してくるトナーTの温度よりも高い温度にシートSを予
熱するのが望ましい。また、着弾トナーTをより確実に
溶かすためには、搬送中シートSの着弾位置PIをトナ
ーTのガラス転移温度以上に予熱するのがより好まし
い。
【0039】なお、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。例えば、上記実施形態では、第2ローラ22を加熱
ローラとし、第3ローラ24を加圧ローラとしている
が、これらの関係を入れ替えてもよい。つまり、第2ロ
ーラ22および第3ローラ23のうち一方を加熱ローラ
で構成するとともに、他方を加圧ローラで構成すればよ
い。
【0040】また、上記実施形態では、半導電性層49
を設けてFPC4の帯電防止を図っている画像形成装置
に対して本発明を適用しているが、本発明の適用対象は
これに限定されるものではなく、帯電防止用半導電性層
を設けていない画像形成装置に対しても本発明を適用す
ることができる。
【0041】また、上記実施形態では、偏向電極45
L,45Rによって帯電トナーTの飛翔方向を3方向P
1,P2,P3に切替可能な画像形成装置に対して本発明
を適用しているが、本発明の適用対象はこれに限定され
るものではなく、帯電トナーTの飛翔方向が固定された
画像形成装置に対しても本発明を適用することができ
る。
【0042】また、上記実施形態では、現像ローラ12
に対して現像ローラバイアス発生部103から所定の直
流電圧を印加しているが、接地したり、交流電圧を印加
するように構成してもよい。
【0043】さらに、上記実施形態では、4つの現像器
1Y,1M,1C,1Kでカラー画像を形成するカラー
画像形成装置に対して本発明を適用しているが、1つの
現像器1で画像を形成する、いわゆる単色印字を実行す
る画像形成装置に対しても本発明を適用することができ
る。すなわち、本発明は、搬送ベルトを用いてシートを
搬送しながら、該シートにトナーを飛翔付着させてトナ
ー像を形成した後、該トナー像を該シートに定着させる
構造を有する画像形成装置全般に対して適用可能となっ
ている。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第2
ローラがシート搬送機能と定着機能とを併せ持ち、トナ
ー像を形成するためにシートを所定の搬送方向に搬送す
るとともに、その搬送先(第2ローラと第3ローラとの
間)で該シートへのトナー像の定着を同時に行うように
構成しているので、シート搬送ユニットと定着ユニット
とを別個に設けた従来装置に比べて装置を小型化するこ
とができるとともに、装置コストを低減させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる画像形成装置の一実施形態を
示す図である。
【図2】図1の画像形成装置を構成する現像器の拡大図
である。
【図3】図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】図1の画像形成装置において用いられているフ
レキシブルプリント回路基板の部分拡大断面および帯電
トナーの飛翔モデルを示す図である。
【図5】フレキシブルプリント回路基板に形成された制
御電極および偏向電極を示す図である。
【符号の説明】
1,1Y,1M,1C,1K…現像器 2…シート搬送ユニット 3…背面電極 4…FPC(トナー飛翔制御手段) 12…現像ローラ(トナー担持体) 21…第1ローラ 22…第2ローラ(加熱ローラ、加圧ローラ) 23…搬送ベルト 24…第3ローラ(加圧ローラ、加熱ローラ) 41…トナー通過孔 42…基体 43…制御電極 47…制御バイアス発生部 106…ヒータ駆動部 PI…着弾位置 S…シート T…帯電トナー Y…搬送方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C162 AE25 AE31 AE47 AE74 AE84 CA02 CA12 CA24 2H029 DB04 DB05 DB06 2H072 BA12 CA01 CA02 CA05 JA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2ローラに搬送ベルトを掛
    け渡し、前記搬送ベルトを所定の搬送方向に走行するこ
    とによって、前記搬送ベルトの表面上でシートを保持し
    ながら、前記第1ローラから前記第2ローラに搬送する
    シート搬送手段と、 前記シート搬送手段によって搬送されている搬送中シー
    トにトナーを飛翔させ、該搬送中シート上にトナー像を
    形成する現像器と、 前記第2ローラに対向して配置された第3ローラとを備
    え、 前記第2および第3ローラのうち一方を加熱ローラで構
    成するとともに、他方のローラを加圧ローラとして前記
    加熱ローラに向けて押圧させて前記現像器によりシート
    上に形成されたトナー像を該シートに定着させることを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像器は、 帯電したトナーを担持するトナー担持体と、 前記搬送中シートを挟んで前記トナー担持体の反対側に
    配置された背面電極と、 前記トナー担持体と前記搬送中シートとの間に配置され
    た基体と、前記トナー担持体から前記背面電極に向けて
    前記基体に貫通形成されたトナー通過孔を取り囲むよう
    に前記基体に設けられた制御電極と、前記基体表面に設
    けられた半導電性層とを有し、前記半導電性層によって
    前記基体の帯電を防止しつつ、前記トナー担持体から前
    記背面電極へのトナー飛翔を制御することによって前記
    搬送中シートにトナー像を形成するトナー飛翔制御手段
    と、を備え、 前記加熱ローラは、シートへのトナー像の定着と同時
    に、前記搬送ベルトを加熱し、前記搬送ベルトから放熱
    される熱により前記半導電性層の温度を一定に保持する
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像器は、 帯電したトナーを担持するトナー担持体と、 前記搬送中シートを挟んで前記トナー担持体の反対側に
    配置された背面電極と、 前記トナー担持体と前記搬送中シートとの間に配置され
    た基体と、前記トナー担持体から前記背面電極に向けて
    前記基体に貫通形成されたトナー通過孔を取り囲むよう
    に前記基体に設けられた制御電極とを有し、前記トナー
    担持体から前記背面電極へのトナー飛翔を制御すること
    によって前記搬送中シートにトナーを着弾させてトナー
    像を形成するトナー飛翔制御手段と、を備え、 前記加熱ローラは、既にトナー像が形成されたトナー像
    形成済シートに対して該トナー像を定着させると同時
    に、前記搬送ベルトを加熱し、前記搬送ベルトから放熱
    される熱によりトナー像を形成する前のトナー像未形成
    シートを予熱する請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱ローラにより加熱された前記搬
    送ベルトによって、前記トナー像未形成シートを前記ト
    ナー担持体の表面温度よりも高い温度に予熱する請求項
    3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱ローラにより加熱された前記搬
    送ベルトによって、前記トナー像未形成シートをトナー
    のガラス転移温度以上に予熱する請求項3記載の画像形
    成装置。
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