JP2003291393A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003291393A
JP2003291393A JP2002098962A JP2002098962A JP2003291393A JP 2003291393 A JP2003291393 A JP 2003291393A JP 2002098962 A JP2002098962 A JP 2002098962A JP 2002098962 A JP2002098962 A JP 2002098962A JP 2003291393 A JP2003291393 A JP 2003291393A
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JP2002098962A
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Kiyoteru Katsuki
清輝 香月
Atsunori Kitazawa
淳憲 北澤
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー飛翔制御手段の変形によらずトナー層
とギャップ規定手段との当接圧を均一に保持し、画質が
良好で安定したトナー像形成を行うことのできる画像形
成装置を提供する。 【解決手段】 受像体へのトナー飛翔を制御するFPC
4と現像ローラ12上に担持されるトナー層TLとの間
のギャップを規定するスペーサ5を、中間層51を介し
てFPC4に取り付けている(図(a))。そのため、
FPC4に波打ちがあったとしても、スペーサ50をF
PC4に直接取り付けた従来技術の装置(図(b))の
ようにスペーサが変形することがなく、スペーサ5とト
ナー層TLとの当接圧はその幅方向においてほぼ均一と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、ファク
シミリ、プリンタ等の画像形成装置、特にトナー担持体
から背面電極へのトナー飛翔を制御することによって複
写紙、転写紙、コピー用紙、記録紙、転写媒体などの受
像体にトナーを付着させて画像形成を行う画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トナーを用いた画像形成方法としては、
従来よりジャンピング方式のものや、プロジェクション
方式のものが最も広く用いられている。この種の画像形
成方法は、感光体上に画像に対応する静電潜像を形成
し、画像形成剤としてのトナーを現像ローラ等のトナー
担持体から感光体上の静電潜像に付着させてトナー像を
得た後、そのトナー像を複写紙、転写紙、コピー用紙、
記録紙などに転写するものである。しかしながら、これ
らの画像形成方法では、感光体表面に静電潜像を形成す
る工程(感光プロセス)を必要としており、装置構成が
複雑であり、かつ装置コストおよびランニングコストが
高いという問題を含んでいる。そこで、近年、米国特許
第3,689,935号、同第5,036,341号や
特表2001−505146号公報に記載されたよう
に、電界の作用によりトナーを複写紙、記録紙や中間転
写ベルトなどの受像体上に飛翔させ、画像を形成するい
わゆる「トナージェット(登録商標)」方式の画像形成
装置が注目されてきている。
【0003】この画像形成装置では、帯電したトナーを
担持し搬送するトナー担持体と背面電極との間に、帯電
トナーが通過するための複数のトナー通過孔を有するフ
レキシブルプリント回路基板(Flexible Printed Circu
it)が配置されるとともに、さらにフレキシブルプリン
ト回路基板と背面電極との間に記録紙や転写媒体などの
受像体が配置されている。そして、トナー担持体と背面
電極との間に電位差が印加されて帯電トナーをトナー担
持体から背面電極に向かって飛翔させる移送静電界が形
成されている。また、フレキシブルプリント回路基板で
は、各トナー通過孔の周囲に制御電極が配置されてお
り、画像信号に応じて各制御電極に与える電圧を制御す
ることによって各トナー通過孔を静電気的に開閉し、上
記画像信号に対応して帯電トナーをトナー担持体からト
ナー通過孔を介して背面電極に飛翔させ、受像体に付着
させる。こうすることで画像信号に対応するトナー像が
受像体上に形成される。
【0004】このような画像形成装置では、トナー像を
形成する十分な量の帯電トナーを飛翔させるためには上
記した移送静電界の電界強度を高くする必要があるが、
装置構成上、制御電極にはあまり高い電圧を印加するこ
とができないため、十分な電界強度を得るためには上記
ギャップはできるだけ小さくすることが望ましい。ま
た、安定してトナー像を形成するためにはトナー担持体
と制御電極とのギャップを一定に保つ必要がある。そこ
で、トナー担持体とフレキシブルプリント回路基板との
間に厚さ数μm〜数十μm程度のスペーサ(ギャップ規
定手段)を配置することで上記ギャップを一定に保つギ
ャップ管理技術が提案されている。
【0005】例えば、特開2000−355115号公
報では、トナー担持体上に形成されるトナー層に当接す
るスペーサを設け、かつトナー担持体の移動方向に直交
する方向におけるスペーサの幅をトナー層の幅より大き
くした画像形成装置が開示されている。そして、このよ
うな構成としたことで、トナー層に当接するスペーサの
端部がトナー担持体上のトナー層の均一性を乱すことを
防止でき、安定した画像形成が行える旨が記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うに、このスペーサはできるだけ薄くすることが望まし
いが、このように薄く形成されたスペーサはきわめて変
形しやすい。特に、スペーサがトナー担持体とフレキシ
ブルプリント回路基板との間に挟み込まれる構造の装置
においては、該基板の製造段階および装置への取り付け
段階で生じる表面の波打ち等による凹凸に押しつけられ
ることとなるのでスペーサが変形しやすい。
【0007】しかしながら、上記した従来技術の装置に
おいては、フレキシブルプリント回路基板(トナー飛翔
制御手段)が有する表面の波打ち等による変形について
は考慮されておらず、この基板の波打ちに起因して凹凸
を生じているスペーサ(ギャップ規定手段)がトナー担
持体上のトナー層と当接した場合、トナー層を構成する
各トナー粒子には位置により不均一な力が加わることと
なり、その結果、トナー層の均一性が損なわれて画像品
質が低下するという問題があった。
【0008】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、トナー飛翔制御手段の変形によらずトナー層とギ
ャップ規定手段との当接圧を均一に保持し、画質が良好
で安定したトナー像形成を行うことのできる画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる画像形
成装置は、上記目的を達成するため、帯電したトナーを
担持しつつ、所定の移動方向に移動することによって該
トナーをトナー飛翔開始位置に搬送するトナー担持体
と、前記トナー担持体の前記トナー飛翔開始位置に対向
するように配置された背面電極と、前記トナー担持体と
前記背面電極との間に配置され、前記トナー担持体から
前記背面電極へのトナー飛翔を制御することによって前
記背面電極との間を搬送されてくる受像体にトナーを着
弾させてトナー像を形成するトナー飛翔制御手段と、前
記トナー担持体の移動方向に直交する幅方向に延設さ
れ、前記トナー担持体上に担持されるトナー層のうち少
なくとも前記幅方向における画像形成範囲と前記トナー
飛翔制御手段との間に介挿されて、前記トナー担持体と
前記トナー飛翔制御手段との間のギャップを規定するギ
ャップ規定手段と、前記ギャップ規定手段と前記トナー
飛翔制御手段との間に介挿されて、前記トナー層への前
記ギャップ規定手段の当接圧を前記幅方向においてほぼ
均一にする緩衝層とを備えることを特徴としている。
【0010】このように構成された発明では、トナー飛
翔制御手段とギャップ規定手段との間に緩衝層が介在す
ることによって、トナー飛翔制御手段に波打ち等の変形
があったとしても、ギャップ規定手段とトナー担持体上
のトナー層との当接圧はトナー層のうち画像形成範囲内
においてその幅方向の位置によらず均一となっている。
そのため、トナー飛翔開始位置に搬送されるトナー層の
均一性が保たれており、その結果、画質が良好で安定し
たトナー像形成を行うことができる。
【0011】また、このような緩衝層は、例えば、弾性
体または粘性流体にて構成してもよい。このようにした
場合、トナー飛翔制御手段表面の凹凸は弾性あるいは粘
性を有する緩衝層により吸収・分散されるので、その凹
凸によってギャップ規定手段とトナー担持体上のトナー
層との間の当接圧が不均一となるのを効果的に防止する
ことができる。
【0012】また、前記ギャップ規定手段は、前記トナ
ー飛翔開始位置に対して前記トナー担持体の前記移動方
向における上流側、下流側のいずれに設けたものであっ
てもよい。このうち、ギャップ規定手段を上流側に設け
た構成ではギャップ規定手段と当接したトナー層がトナ
ー飛翔開始位置に搬送されてくるため、当接圧の不均一
は各トナー粒子の飛翔性のばらつきをもたらし直ちに画
像ムラ等の画質低下を引き起こす。一方、ギャップ規定
手段を下流側に設けた構成では、トナー粒子が不均一な
力でトナー担持体に押しつけられることにより、その後
のトナー担持体からのトナー除去およびトナー層の再形
成プロセスにおける不均一が生じ、トナー担持体上に均
一なトナー層を安定して形成することができなくなり、
やはり画質が劣化することになる。
【0013】そこで、いずれの構成においても、ギャッ
プ規定手段とトナー層との当接圧の均一性を高めるべ
く、上記のようにギャップ規定手段とトナー飛翔制御手
段との間に緩衝層を設けることによって、画質および像
形成の安定性を向上させることができるのである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1はこの発明にかかる画像形成
装置の第1の実施形態を示す図である。また、図2は図
1の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。この画像形成装置では、ホストコンピュータなどの
外部装置から画像信号が制御ユニット100のメインコ
ントローラ101に与えられると、このメインコントロ
ーラ101からの信号に応じてエンジンコントローラ1
02が現像器1の各部を制御することで、2つのローラ
21、22に掛け渡された中間転写ベルト23にトナー
を飛翔し、付着させて画像信号に対応するトナー像を形
成する。このように、この実施形態では中間転写ベルト
23が受像体として機能している。
【0015】この現像器1では、ハウジング11内に、
現像剤としてのトナーTが貯留されるとともに、現像ロ
ーラ12、供給ローラ13および規制ブレード14が収
容されている。現像ローラ12は、帯電したトナー(す
なわち、画像形成用の帯電粒子)Tを担持し、同図の矢
印方向Dに所定の周速度で回転することによって後述す
る背面電極3に対向する位置(トナー飛翔開始位置)J
に搬送するトナー担持体である。この現像ローラ12
は、アルミニウム、鉄等の金属又は合金によって円筒状
に形成されており、エンジンコントローラ102に設け
られた現像ローラバイアス発生部103から直流電圧が
印加されている。
【0016】供給ローラ13は現像ローラ12の外周面
に当接されて、該現像ローラ12とは逆方向に回転し、
トナーTを現像ローラ12に供給するとともに、余分な
トナーTを該現像ローラ12から落とすものである。こ
の供給ローラ13は、例えば金属芯にウレタンスポンジ
等の合成ゴムを巻き付けてなり、現像ローラ12と摩擦
接触することによってトナーTを所定極性に帯電させる
働きも有する。なお、本実施形態ではトナーTは負に帯
電するものとして、以下説明する。
【0017】規制ブレード14は、現像ローラ12の回
転方向Dにおいて上記供給ローラ13よりも下流側で現
像ローラ12の外周面に当てられ、現像ローラ12との
摩擦によってトナーTを負に帯電させるとともに、現像
ローラ12に担持されるトナーTの量を規制する。より
具体的には、この規制ブレード14は、その一端をハウ
ジング11に固定した板状金属片141の他端部に弾性
部材142を取り付けたものによって構成され、弾性部
材142が現像ローラ12の外周面に当接し、トナーT
を規制している。
【0018】この現像ローラ12に対向して背面電極3
が配置されている。より詳しくは、背面電極3は、図1
に示すように、中間転写ベルト23を挟んで現像ローラ
12の反対側に配置されている。そして、エンジンコン
トローラ102に設けられた背面バイアス発生部104
から、現像ローラ12に印加される電圧よりも高い直流
電圧が印加されており、現像ローラ12と背面電極3と
の間に帯電トナーTを背面電極3に向かって移送させる
ための移送静電界が形成されている。このため、この移
送静電界によってトナー飛翔開始位置Jで帯電トナーT
が現像ローラ12から背面電極3に向けて飛翔し、受像
体として機能する中間転写ベルト23の表面に着弾付着
する。
【0019】また、この実施形態では、中間転写ベルト
23への帯電トナーTの飛翔を制御するために、現像ロ
ーラ12と背面電極3との間にフレキシブルプリント回
路基板(以下、FPCという)4が配置されている。以
下、図3および図4を参照しつつFPC4の構成および
作用について説明する。
【0020】図3はフレキシブルプリント回路基板の部
分拡大断面および帯電トナーの飛翔モデルを示す図であ
る。また、図4はフレキシブルプリント回路基板に形成
された制御電極および偏向電極を示す図である。このF
PC4では、現像ローラ12から背面電極3に帯電トナ
ーTを案内するためのトナー通過孔41がポリイミド等
の電気絶縁性材料よりなる基体42に穿設されている。
なお、図3においては、トナー通過孔41が1つだけ示
されているが、この実施形態では、複数のトナー通過孔
41が図3紙面の垂直方向に等間隔で一列に設けられて
おり、各トナー通過孔41を介して帯電トナーTが背面
電極3側に向けて通過可能となっている。なお、この実
施形態ではトナー通過孔41を1列に並べているが、複
数列に並べて設けてもよい。また、トナー通過孔41の
形状については、この実施形態の如く円形に形成しても
よいし、また楕円形あるいは多角形であってもよい。
【0021】また、基体42の現像ローラ12側におい
て、各トナー通過孔41を取り囲むように、リング状に
制御電極43が形成されている。また、各制御電極43
からリード線44がトナー通過孔41の配列方向と直交
する方向に延びている。なお、制御電極43の形状は円
形に限定されるものではなく任意であり、例えば楕円形
あるいは多角形であってもよく、また、完全なリングで
はなく一部が欠けたものであってもよい。
【0022】また、基体42の背面電極3側において、
各トナー通過孔41ごとに、一対の偏向電極45L、4
5Rが図4に示すように中間転写ベルト23の搬送方向
(トナー通過孔列と直交する方向)Yに対して斜めに対
向するように設けられるとともに、偏向電極45L、4
5Rからリード線46L、46Rがそれぞれ延設されて
いる。
【0023】この基体42には、図3および図4への図
示は省略されているものの、高圧ドライバICなどから
なる制御バイアス発生部47(図2)、L偏向バイアス
発生部48L(図2)およびR偏向バイアス発生部48
R(図2)が設けられている。このうち、制御バイアス
発生部47は各制御電極43に電気的に接続されてお
り、エンジンコントローラ102のCPU105からの
開閉制御信号に応じて適切な電圧が選択的に印加される
ことによって、上記トナー通過孔41を静電気的に開閉
する。つまり、各制御電極43ごとに、帯電トナーTが
現像ローラ12から飛び出し、トナー通過孔41を通過
して背面電極3に向かって飛翔するように、現像ローラ
12と背面電極3との間にトナー通過孔41を通る移送
静電界を露出させ、また該露出を制限するものである。
【0024】また、L偏向バイアス発生部48Lは偏向
電極45Lと電気的に接続されるとともに、R偏向バイ
アス発生部48Rは偏向電極45Rと電気的に接続され
ており、エンジンコントローラ102からの偏向制御信
号に応じて偏向電極45L、45Rのそれぞれに適切な
電圧が選択的に印加されることによって、帯電トナーT
の飛翔方向を以下の3方向に切り替えている。
【0025】(1)偏向なし:図3の矢符P1 偏向電極45L、45Rの両者に同一電圧を印加した場
合には、帯電トナーTは図3の矢符P1で示すようにト
ナー通過孔41をまっすぐ通過して中間転写ベルト23
の上の当該トナー通過孔41に対応する位置に飛翔す
る。
【0026】(2)左偏向:図3の矢符P2 両偏向電極45L、45Rのうち中間転写ベルト23の
搬送方向Yを基準としてトナー通過孔41の左側に配置
された偏向電極45Lに右側に配置された偏向電極45
Rよりも相対的に高い電圧を印加した場合には、負極性
に帯電している帯電トナーTは、図3の矢符P2に示す
ように、両電極45L、45Rの間に生ずる偏向用静電
界によって左側に偏向する。
【0027】(3)右偏向:図3の矢符P3 両偏向電極45L、45Rのうち中間転写ベルト23の
搬送方向Yを基準としてトナー通過孔41の右側に配置
された偏向電極45Rに左側に配置された偏向電極45
Lよりも相対的に高い電圧を印加した場合には、負極性
に帯電している帯電トナーTは、図3の矢符P3に示す
ように、両電極45L、45Rの間に生ずる偏向用静電
界によって右側に偏向する。
【0028】このように、この実施形態では、帯電トナ
ーTの飛翔方向を3方向に切替えながら、その偏向範囲
内を含む中間転写ベルト23の着弾位置PIで帯電トナ
ーTを中間転写ベルト23に着弾させている。
【0029】ただし、上述の如く偏向電極45L、45
Rは中間転写ベルト23の搬送方向Yに対して斜め方向
に対向配置されているから、上記(1)偏向なし、(2)左偏
向及び(3)右偏向という3つの態様によって、中間転写
ベルト23が停止しているときは該中間転写ベルト23
の搬送方向Yに対して斜めに直線的に並ぶ3つのドット
が中間転写ベルト23上に形成される。この場合、中間
転写ベルト23がドットを打つ周期(時間)で相隣るド
ットのずれ量(距離)だけ搬送されるようにその搬送速
度を定めることにより、当該3つのドットを中間転写ベ
ルト23の搬送方向Yと直交する方向に直線的に並べる
ことができる。従って、1つのトナー通過孔41で3つ
のドットを形成することができ、ドットの高密度化を図
ることができる。
【0030】FPC4の基体42では、現像ローラ12
側の表面421上と、背面電極3側の表面422上と
に、帯電防止用の半導電性層49が形成されるととも
に、接地電位が与えられている。これらの半導電性層4
9は予め設定されている温度(初期設定温度)で最適抵
抗値を示し、上記のようにして飛翔する帯電トナーTが
FPC4と接触することで発生する摩擦電荷をFPC4
から逃がしてFPC4の帯電を効果的に防止するととも
に、移送静電界および偏向用電界への影響を抑えること
ができるように構成されている。すなわち、半導電性層
49の温度が初期設定温度あるいは許容温度範囲内に保
持される間、良好な印字品質を確保可能となっている。
【0031】また、現像ローラ12の回転方向Dにおい
てトナー飛翔開始位置Jよりも上流側において、上記の
ように構成されたFPC4と現像ローラ12との間に現
像ローラ12の長手方向(図3紙面の垂直方向X)、す
なわち現像ローラ12の幅方向に広がったスペーサ5が
FPC4のトナー通過孔41よりも回転方向Dの手前側
に差し込まれており、スペーサ5の一部が現像ローラ1
2上に担持されるトナー層TLと当接することで、現像
ローラ12とFPC4のトナー通過孔41とのギャップ
GPが一定値に規定されている。このように、この実施
形態では、スペーサ5がギャップ規定手段として機能し
ている。
【0032】ここで、スペーサ5としては、トナーTの
仕事関数と略等しい仕事関数を有する材料で形成されて
いることが好ましい。というのは、両者の仕事関数が大
きく異なっていると、供給ローラ13およびトナー規制
ブレード14との摩擦によって帯電したトナーTがスペ
ーサ5と摩擦接触することで、トナーTとスペーサ5と
の間で電荷移動が起こってトナーTの帯電状態が変化し
てしまい、均一な画像形成が行えなくなるからである。
これに対して、両者の仕事関数が略一致しているときに
はこのような電荷移動は起こらず、トナーTの帯電状態
が乱れることがない。このような条件を満たす材料とし
ては、例えば仕事関数が5.62eVであるトナーに対
しては、例えばポリアミドにカーボンを分散コートした
もの(仕事関数:5.52eV)やウレタンにカーボン
を分散コートしたもの(仕事関数:5.64eV)を使
用することができるが、使用するトナーの特性に応じ
て、適宜他の材料を用いてもよい。
【0033】このスペーサ5とFPC4との間には、弾
性体または粘性流体で構成された中間層51が設けられ
ている。この中間層51は、スペーサ5をFPC4の現
像ローラ12側表面の所定位置に位置決めするととも
に、本発明の「緩衝層」として機能するものである。こ
の中間層51の作用については後に詳述するが、その材
料として好適なものをここに例示しておく。弾性体とし
て:イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン・ブタ
ジエンゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、クロ
ロプレンゴム、エチレン・プロピレンゴム、エチレン・
プロピレンターポリマー(EPDM)、ブチルゴム、ア
クリルゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、シリコー
ンゴム、フッ素ゴム、ポリエーテルゴム、エピクロルヒ
ドリンゴム、ウレタンゴム等のゴム材料;ポリウレタ
ン、シリコーン、ポリスチレン・ポリブタジエンブロッ
ク重合体、ポリオレフィン、ポリエチレン、塩素化ポリ
エチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体等のエラスト
マー材料など。粘性流体として:シリコーンオイルな
ど。
【0034】なお、上記のように構成された画像形成装
置では、外部装置から画像信号が制御ユニット100の
メインコントローラ101に与えられると、このメイン
コントローラ101からの信号に応じてエンジンコント
ローラ102のCPU105がその画像信号に応じた制
御信号を制御バイアス発生部47、L偏向バイアス発生
部48LおよびR偏向バイアス発生部48Rに与えてト
ナーTを中間転写ベルト23上に飛翔・付着させて画像
信号に対応したトナー像を形成する。そして、そのトナ
ー像については、所定の転写領域TRにおいて、カセッ
ト7から取り出された複写紙、転写紙、およびOHP用
透明シートなどのシートS上に転写する。また、こうし
て画像が形成されたシートSは定着ユニット8を経由し
て図示を省略する排出トレイに搬送される。
【0035】次に、この画像形成装置において、FPC
4とスペーサ5との間に中間層51を設けた理由につい
て説明する。図5は、FPC4を図4に示すA−A切断
面からみた断面図であり、図6は、FPC4の変形を例
示する図である。また、図7は、本発明にかかる緩衝層
の作用を説明する図である。
【0036】FPC4は、ポリイミド等の絶縁性材料の
基体42に対して部分的に金属電極43、45R等を設
けるとともに、これらを覆う絶縁層、さらにその表面を
覆う半導電性層49を順次積層することによって形成さ
れている。しかし、このように部分的に設けられた電極
や穿設されたトナー通過孔41が存在するためその表面
は必ずしも平らにならず、例えば図5に示す電極を埋設
された部分の盛り上がりのように、その表面に凹凸が生
じてしまう場合がある。また、FPC4自体も、互いに
熱膨張率および剛性の異なる異種材料が積層されている
ことや、装置に取り付ける際のストレス等に起因して、
例えば図6(a)に示す反りや同図(b)に示す波打ち
などの変形を生じている場合がある。
【0037】一方、スペーサ5は、現像ローラ12とF
PC4とのギャップGPを規定するものであり、トナー
Tを効率よくかつ安定して飛翔させるためにはこのスペ
ーサ5の厚さを数μm〜数十μmと薄く、かつ均一に形
成する必要がある。このように薄く形成されたスペーサ
5はきわめて変形しやすいため、直接FPC4に当接さ
せた場合には、FPC4の変形に対応してスペーサ5も
変形することとなる。例えば、図6(b)に示す波打ち
状の変形を有するFPC4に対し、中間層を設けずスペ
ーサ50を直接当接させた場合には、図7(b)に示す
ように、FPC4の変形に対応してスペーサ50も変形
することとなる。
【0038】このように波打ったスペーサ50を現像ロ
ーラ12上のトナー層TLに当接させた場合について考
えてみると、スペーサ50が現像ローラ12側に突出し
ている領域(図7(b)において斜線を付した領域)で
は、トナー層TLを構成する各トナー粒子が強い圧力で
現像ローラ12側に押しつけられる一方、他の領域では
相対的にこの圧力は弱くなっているかまたは全く圧力が
加わらない。すなわち、スペーサ50が当接することに
より各トナー粒子に加わる当接圧は、その変形に対応し
て現像ローラ12の回転方向に直交する幅方向Xにおい
て不均一となる。
【0039】トナー層TL内においてこの強い当接圧を
受けた領域では、トナー粒子相互の凝集が促進されるほ
か、直流バイアス電圧を印加された現像ローラ12と帯
電トナー粒子との距離がより小さくなることでトナー粒
子に働く鏡像力が増大する。そのため、この領域のトナ
ーTは、同じ電界中に置かれたときの飛翔しやすさ(飛
翔性)が他の領域のトナーに比べて小さくなっている。
したがって、トナー飛翔開始位置Jにおいて移送静電界
の作用により飛翔するトナー量が位置により異なること
となり、その結果、形成されるトナー像の濃度が不均一
となって濃度ムラなどの画質低下を生じてしまう。
【0040】これに対して、この実施形態では、図3お
よび図7(a)に示すように、スペーサ5とFPC4と
の間に弾性体または粘性流体からなる中間層51を設け
ている。そのため、FPC4が波打ち等の変形を有して
いたとしても、その凹凸は中間層51によって吸収また
は分散されてスペーサ5に及ぶことがなく、スペーサ5
はトナー層TLに対し平らな状態で当接することとな
る。こうしてスペーサ5が平らに保たれることにより、
現像ローラ12上のトナー層TLに対するスペーサ5の
当接圧はその幅方向Xにおいてほぼ均一となる。このよ
うに、この実施形態では、中間層51が、トナー層TL
に対するスペーサ5の当接圧をFPC4の変形によらず
ほぼ均一に保つ本発明の緩衝層として機能している。
【0041】そして、このように均一な圧力でスペーサ
5と当接したトナー層TLがトナー飛翔開始位置Jに搬
送されることにより、同位置JでのトナーTの飛翔性は
位置によらず同程度となり、上記した濃度ムラなどの画
質低下は発生しない。そのため、この実施形態の画像形
成装置では、画質が良好で安定したトナー像形成を行う
ことが可能である。
【0042】なお、スペーサ5は、現像ローラ12上に
担持されたトナー層TLのうち、実際に形成されるトナ
ー像の幅に対応した画像形成範囲WIの全体と当接して
いることが望ましい。というのは、こうすることで、ト
ナー像を形成すべくトナー飛翔開始位置Jに送り込まれ
るトナーTに作用する当接圧を画像形成範囲WIの全体
にわたり均一として、形成されるトナー像の濃度を均一
とすることができるからである。したがって、スペーサ
5の幅は、画像形成範囲WIの幅以上とすることが望ま
しく、また同じ理由により、中間層51の幅も画像形成
範囲WIの幅以上とすることが望ましい。
【0043】以上のように、この実施形態の画像形成装
置では、現像ローラ12の回転方向Dにおいてトナー飛
翔開始位置Jの上流側で現像ローラ12上のトナー層T
Lと当接するスペーサ5と、トナー飛翔制御手段たるF
PC4との間に、本発明の緩衝層として機能する中間層
51を設けている。そのため、FPC4に波打ち等の変
形があったとしても、スペーサ5とトナー層TLとの当
接圧はその幅方向において均一となっており、トナーの
飛翔性も均一に保たれて、その結果、画像全体にわたっ
て画質の安定したトナー像を得ることができる。
【0044】次に、この発明にかかる画像形成装置の第
2の実施形態について、図8を参照しつつ説明する。図
8は、この発明にかかる画像形成装置の第2の実施形態
を示す図である。この実施形態の装置では、第1の実施
形態の装置(図3)と比較すると、現像ローラ12の回
転方向Dに対してトナー飛翔開始位置Jより上流側に設
けられていたスペーサ5および中間層51が省かれてお
り、これに代わって、同方向に対してトナー飛翔開始位
置Jより下流側で、スペーサ52が中間層53を介して
FPC4に取り付けられている。その他の構成について
は第1の実施形態と同一であるので、ここでは同一構成
には同一符号を付して説明を省略する。
【0045】この実施形態の画像形成装置では、スペー
サ52がトナー飛翔開始位置Jより下流側に配置された
ことで、現像ローラ12の回転により搬送されてくるト
ナーTがトナー飛翔開始位置Jに到達する前にスペーサ
と接触することがなくなっており、これによってトナー
飛翔開始位置Jにおけるトナーの飛翔性が幅方向Xにお
ける位置によらず均一に保たれている。そして、トナー
飛翔開始位置Jよりも下流側にスペーサ52を設けるこ
とによって、現像ローラ12とFPC4との間のギャッ
プGPを一定に保持している。
【0046】また、このスペーサ52は、帯電トナーT
より大きな仕事関数を有する材料で形成されており、負
に帯電したトナーTに対しスペーサ52との摩擦により
その負電荷を放出させて除電する働きも有する。なお、
図8では、現像ローラ12に担持されたトナーTのう
ち、帯電しているものをハッチング付きの丸印で表す一
方、除電されたものを白丸で表している。
【0047】さらに、スペーサ52では、現像ローラ1
2の回転方向Dにおける上流側端部にテーパが設けられ
ており、上流側から搬送されてくるトナーTがスペーサ
52のエッジ部で掻き落とされてトナー通過孔41の周
りに堆積するのを未然に防止している。
【0048】このように構成された画像形成装置におい
ては、現像ローラ12上に形成されたトナー層TLがト
ナー飛翔開始位置Jの上流側でスペーサ等と接触するこ
とはないものの、FPC4の変形に伴うスペーサ52の
変形は現像ローラ12上のトナーTに対する当接圧の不
均一を招くこととなる。トナー飛翔開始位置Jより下流
側でトナーTに対してこのような不均一な当接圧が働く
と、現像ローラ12からトナーTが剥離し難くなり、残
ったトナーにより新たなトナー付着が阻害されて均一な
トナー層を安定して形成することができなくなったり、
現像ローラ12へのトナーのフィルミングが発生するな
ど、やはり像形成に支障を来すおそれがある。
【0049】そこで、この実施形態では、現像ローラ1
2の回転方向Dにおいてトナー飛翔開始位置Jの下流側
に設けたスペーサ52とFPC4との間に中間層53を
設けている。この中間層53は、第1の実施形態におい
て設けられていた中間層51と同様の材料で形成された
ものであり、またその機能も、第1の実施形態における
中間層51と同様に、スペーサ52とトナー層TLとの
当接圧をその幅方向においてほぼ均一にする本発明の緩
衝層に相当するものである。
【0050】こうすることによって、この実施形態の画
像形成装置では、均一なトナー層TLを安定して形成す
ることができるとともに、現像ローラ12へのトナーの
フィルミングを効果的に防止することができ、その結
果、第1の実施形態の装置と同様に、画質が良好で安定
したトナー像を形成することが可能となっている。
【0051】なお、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。例えば、中間層51または53を構成する材料とし
ては、上記実施形態に例示したもの以外にも種々の材料
を用いることが可能である。
【0052】また、例えば、上記実施形態では、中間層
51または53は、弾性体あるいは粘性流体で構成され
ており、これにより、スペーサ5または52をFPC4
に取り付けた後に後発的に発生するFPC4の変形にも
対応できるようにしているが、これに限定されるもので
はなく、例えば、FPC4自体の剛性は十分高くスペー
サ取り付け後の変形がほとんどないような場合には、図
7(a)に示すように、FPC4の波打ちによる凹凸を
覆うともにスペーサ5を平らに保った状態で接着硬化さ
せたエポキシ樹脂のような、より剛性の高い材料を使用
することも可能である。
【0053】また、例えば、上記実施形態では、トナー
像を中間転写ベルト23などの転写媒体に形成した後、
その転写媒体上のトナー像をシートSに転写する中間転
写方式の画像形成装置に本発明を適用しているが、現像
器1から飛翔させた帯電トナーTを直接シートSに着弾
させて画像を形成する画像形成装置に対して本発明を適
用してもよい。
【0054】また、上記実施形態では、半導電性層49
を設けてFPC4の帯電防止を図っている画像形成装置
に対して本発明を適用しているが、本発明の適用対象は
これに限定されるものではなく、帯電防止用半導電性層
を設けていない画像形成装置に対しても本発明を適用す
ることができる。
【0055】また、上記実施形態では、偏向電極45
L、45Rによって帯電トナーTの飛翔方向を3方向P
1、P2、P3に切替可能な画像形成装置に対して本発明
を適用しているが、本発明の適用対象はこれに限定され
るものではなく、帯電トナーTの飛翔方向が固定された
画像形成装置に対しても本発明を適用することができ
る。
【0056】また、上記実施形態では、現像ローラ12
に対して現像ローラバイアス発生部103から所定の直
流電圧を印加しているが、現像ローラ12を接地した
り、交流電圧を印加するように構成してもよい。
【0057】また、上記実施形態では、スペーサ5の帯
電を防止し、かつトナー通過孔41付近における電界を
乱すことがないように、スペーサ5を半導電性層49と
接触させて同じ接地電位を与えているが、必要に応じ
て、他のバイアス電位を与える構成としてもよい。
【0058】さらに、上記実施形態では、1つの現像器
1で画像を形成する、いわゆる単色印字を実行する画像
形成装置に本発明を適用しているが、例えばフルカラー
の画像を形成する場合には、イエロー、マゼンタ、シア
ン及びブラックの4種類のトナーについて同様の現像器
1を中間転写ベルト23やシートSの搬送方向Yに一列
に並ぶように設けた、いわゆるタンデム方式のカラー画
像形成装置に対しても本発明を適用することができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、トナ
ー飛翔制御手段とギャップ規定手段との間に緩衝層が介
在することによって、トナー飛翔制御手段に波打ち等の
変形があったとしてもギャップ規定手段とトナー担持体
上のトナー層との当接圧はトナー層のうち画像形成範囲
内においてその幅方向の位置によらず均一となってい
る。そのため、トナー飛翔開始位置に搬送されるトナー
層の均一性が保たれており、その結果、画質が良好で安
定したトナー像形成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる画像形成装置の第1の実施形
態を示す図である。
【図2】図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】フレキシブルプリント回路基板の部分拡大断面
および帯電トナーの飛翔モデルを示す図である。
【図4】フレキシブルプリント回路基板に形成された制
御電極および偏向電極を示す図である。
【図5】FPCを図4に示すA−A切断面からみた断面
図である。
【図6】FPCの変形を例示する図である。
【図7】本発明にかかる緩衝層の作用を説明する図であ
る。
【図8】この発明にかかる画像形成装置の第2の実施形
態を示す図である。
【符号の説明】
1…現像器 3…背面電極 4…FPC(トナー飛翔制御手段) 5、52…スペーサ(ギャップ規定手段) 12…現像ローラ(トナー担持体) 23…中間転写ベルト(受像体) 51、53…中間層(緩衝層) D…(現像ローラ12の)回転方向 J…トナー飛翔開始位置 T…トナー TL…トナー層
フロントページの続き Fターム(参考) 2C162 AE04 AE25 AE31 AE47 AE69 AE74 CA03 CA12 CA24 2H029 DB00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電したトナーを担持しつつ、所定の移
    動方向に移動することによって該トナーをトナー飛翔開
    始位置に搬送するトナー担持体と、 前記トナー担持体の前記トナー飛翔開始位置に対向する
    ように配置された背面電極と、 前記トナー担持体と前記背面電極との間に配置され、前
    記トナー担持体から前記背面電極へのトナー飛翔を制御
    することによって前記背面電極との間を搬送されてくる
    受像体にトナーを着弾させてトナー像を形成するトナー
    飛翔制御手段と、 前記トナー担持体の移動方向に直交する幅方向に延設さ
    れ、前記トナー担持体上に担持されるトナー層のうち少
    なくとも前記幅方向における画像形成範囲と前記トナー
    飛翔制御手段との間に介挿されて、前記トナー担持体と
    前記トナー飛翔制御手段との間のギャップを規定するギ
    ャップ規定手段と、 前記ギャップ規定手段と前記トナー飛翔制御手段との間
    に介挿されて、前記トナー層への前記ギャップ規定手段
    の当接圧を前記幅方向においてほぼ均一にする緩衝層と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝層は、弾性体で構成されている
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記緩衝層は、粘性流体で構成されてい
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記ギャップ規定手段は、前記トナー飛
    翔開始位置に対して前記トナー担持体の前記移動方向に
    おける上流側に設けられている請求項1ないし3のいず
    れかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記ギャップ規定手段は、前記トナー飛
    翔開始位置に対して前記トナー担持体の前記移動方向に
    おける下流側に設けられている請求項1ないし3のいず
    れかに記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011187801A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 画像形成用回路基板およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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