JPH10134739A - カラー陰極線管 - Google Patents
カラー陰極線管Info
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- JPH10134739A JPH10134739A JP8290180A JP29018096A JPH10134739A JP H10134739 A JPH10134739 A JP H10134739A JP 8290180 A JP8290180 A JP 8290180A JP 29018096 A JP29018096 A JP 29018096A JP H10134739 A JPH10134739 A JP H10134739A
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Abstract
く、十分な信頼性を有するカラー陰極線管を得る 【解決手段】 少なくとも温度20℃〜40℃の範囲で
そのT℃における抵抗値Rが、d(Log R(T))
/dT≧−0.01となる抵抗温度特性をもち、且つ、
約25(℃)で約5×1013(Ω)以下であり、陰極線
管の動作中の温度範囲内で、約1×1010(Ω)以上で
ある高抵抗膜を、ネック内壁に設ける。
Description
係り、特に陰極線管のネック内壁電位の安定化に関する
ものである。
ネル及びネックからなる外囲器と、前記ファンネル内壁
からネック内壁にかけて被着形成された内部導電膜と、
前記ネック内部に配置され、ネック内の端部に設けられ
た陰極及び該陰極側から順に配列された複数のグリッド
を有する電子銃とを具備する。
及び2本の両側の3電子ビームを蛍光面上に集束すると
同時にコンバーゼンスしている。しかし、ネックの内壁
電位の変化の影響で、3電子ビームのコンバーゼンス状
態が経時変化し、結果的に色ズレが生じるといった問題
が起こる。この原因は、ネック内壁の帯電電位が、電子
銃の主レンズに浸透し、電界に影響を与え、これによ
り、両側電子ビームの軌道が変わることにある。詳しく
述べると、陽極電圧を印加した直後のネック内壁の電位
は、内部導電膜や、電子銃のコンバーゼンス電極等の影
響を受けて、ある一定の電位分布状態に到達するが、ネ
ック内に発生した浮遊電子が帯電したネック内壁に衝突
し、ネックから2次電子を放出させ、ネック電位を徐々
に上昇させる。その結果、両側電子ビーム軌道が変化
し、コンバーゼンス状態が経時変化するといわゆるコン
バーゼンスドリフトが起こり色ズレがおこる。
53−10959号公報には、ネックガラス内面の表面
固有抵抗を1010〜1014Ω/m2 とし、2次電子によ
る帯電を防止する提案が開示されている。ここでは、抵
抗膜としてSiO2 、Na2O、K2 O、CaO、Mg
Oの組成を持つソーダライムガラスを使用する例があげ
られている。
は、ネックガラス内面に表面抵抗が1012〜1014Ω/
□であり、2次電子放出比が1より小さい値の絶縁被覆
を形成し、2次電子による帯電を防止する提案が開示さ
れており、この絶縁被覆としてCr2 O3 をあげてい
る。
はネックガラス内面に2次電子放出係数1より小さい物
質の粒子を含み表面抵抗が約1010〜1014Ω/□のガ
ラスエナメル層を設けて2次電子による帯電を防止する
提案が成され、エナメル層にCr2 O3 粒子を含むこと
を示している。
公報、特開平5−205660号公報に開示されている
ような高抵抗膜を、ネック内壁に施しても、完全にコン
バーゼンスドリフトを抑制することは困難であり、さら
に、管内放電が発生し管の信頼性を著しく低下すること
が、発明者らの実験により明らかになった。
作中にネック温度が上昇し、このとき高抵抗膜の抵抗値
が温度上昇と共に低下し、ネック電位が上昇して生じ
る。また、信頼性の低下は、ネック電位の上昇により、
管内の電子銃を構成する電極から電子が電界放出し、管
内放電が発生することにより生じる。以下に、高抵抗膜
を、ネック内壁に施した場合のコンバーゼンスドリフト
及び信頼性の様子について順次詳細に説明する。
約19.5mm)の15“カラー・ディスプレー管の動
作時のネック外壁部温度の経時変化を表すグラフ図であ
る。温度の測定部は、電子銃の主電子レンズのあるネッ
ク外壁部で、水平偏向周波数は57kHz、外気温は約
25℃である。図7から判るように、動作開始直後から
20分の間に、ネック外壁温度は約405℃まで急上
し、30分以降は飽和特性を示し、約45℃まで昇温す
る。
m(内径約19.5mm)のネック内壁に、管軸方向に
沿って約15mmの長さで塗布したものを、10-3To
rr以下の真空中で、膜の抵抗温度特性を測定した結果
を表すグラフ図である。
温度上昇に伴い低下する特性を示しており、抵抗値の温
度依存性は、T1℃における抵抗値をR(T1)とした
とき約d(logR(T1))/dT=−0.035で
あり、温度が25℃から40℃になると表面抵抗は約3
/10に低下することが判る。
r2 O3 膜を、外径φ22.5mm(内径約19.5m
m)のネック内壁に、管軸方向に沿って約15mmの長
さで塗布したものについて、そのコンバーゼンスドリフ
ト特性を表すグラフ図を示す。ここで、横軸は時間、縦
軸はコンバーゼンスを示す。Cr2 O3 膜は、電子銃の
主集束電子レンズを形成するグリッド間隙を覆うように
管軸方向に約15mmの長さに塗布されていた。コンバ
ーゼンスの測定は、2次電子によるネック帯電を極力抑
えるために、3電子ビームの総ビーム電流を5μAに
し、クロスハッチ・パターンで行った。管の動作開始6
0分以降は、2次電子によるネック帯電の影響を測定す
るために、非測定時に、450μAの総電子ビーム電流
を流してコンバーゼンスの変化を測定した。尚、コンバ
ーセンスの方向は、正をアンダー・コンバーゼンス、負
をオーバー・コンバーゼンスとしている。測定中の外気
温は約25℃である。
のCr2 O3 膜の電気抵抗の経時変化を表すグラフ図を
示す。これは、図7のネック温度の経時変化と、図8に
示したCr2 O3 膜の電気抵抗の温度特性から求めたも
のである。この場合、横軸は時間、縦軸は膜抵抗を示
す。
・ドリフト特性から判るように、管の動作直後のコンバ
ーゼンスは、約0.3mmのオーバーコンバーゼンスで
あり、15分乃至20分にかけて急速にコンバーゼンス
は小さくなり、30分以降のコンバーゼンスは、ほぼゼ
ロに集束している。このことは、動作直後の管のネック
内電位が、比較的低電圧に帯電し、時間が経過するにつ
れて、相対的に高い電位に変化し、安定化することを示
している。一方、60分以降は、高ビーム電流を流して
も、コンバーゼンスの変化の無い特性を示している。す
なわち、2次電子によるネック電位の変化は無く、高抵
抗のCr2 O3 膜の効果が現れていることを示してい
る。
フト特性と、グラフ702に示したCr2 O3 の膜の電
気抵抗との経時変化は、略同期して変化していることか
ら、管の動作直後のコンバーゼンスドリフトが、帯電防
止膜の電気抵抗の経時変化によるものであることが裏付
けられる。
比較して、15分乃至20分経過後の高温時の抵抗値
は、約3/10に急速に低下するため、膜電位が低下し
て、コンバーゼンスがアンダー方向にドリフトするので
ある。
報、特開平5−205660号公報に開示されている従
来技術では、2次電子によるネック電位の帯電は防止で
きるが、Cr2 O3 膜のような抵抗温度特性の大きい膜
では、管の発熱によるコンバーゼンスドリフトの問題が
新たに発生し、完全にコンバーゼンスドリフトを防止で
きない問題がある。また、特開昭53−10959号公
報に開示されているソーダライムガラスの電気伝導はイ
オン電導であるので、抵抗の温度依存性が大きく、Cr
2 O3 と同様の管の発熱によるコンバーゼンスドリフト
の問題が起こる。
壁に塗布した場合に発生する重大な問題点は、上述の他
にもう一つある。一般に、陰極線管の製造工程におい
て、陰極線管の耐電圧特性を向上するため、組立てられ
た陰極線管に高圧電圧を印加して、強制的に管内スパー
クを起こすいわゆるスポットノッキング処理が行なわれ
る。しかし、ネック内壁に、抵抗温度特性を有する高抵
抗膜を塗布した管では、高圧電圧を印加しても、スパー
クやスパークに至らないリーク電流が発生し、十分なス
ポットノッキング処理が行われない。このため、得られ
た陰極線管には、十分な信頼性が得られないといった問
題が発生する。
抵抗膜として施した管のネック温度とフォーカス電極か
らのリーク電流との関係を表すグラフ図である。図示す
るように、ネック温度が約65℃を越えると、急激にリ
ーク電流が増加する。これは、ネック温度の上昇に伴
い、高抵抗膜の電気抵抗が低下し、ネック電位が上昇し
たことにより、ネック内壁からフォーカス電極に集中し
ている電界強度が高まり、電極からの電子の電界放出電
流が増加したことによると考えられる。
が高くなると、管の耐電圧特性が維持できないことによ
るものと思われる。詳しく述べると、スポットノッキン
グ中のネック温度は、外気温やその他の条件にもよる
が、管の動作中のネック最高温度よりも低い。例えば2
5℃でスポットノッキング処理を行ったとき、高抵抗膜
の抵抗値は、図8に示した様に約2×1013Ωである。
一方、管の動作中にネック温度は条件によるが、約65
℃までに上昇する。このときの高抵抗膜の抵抗値は図8
に示した様に約1.4×1012Ωとなり、高抵抗膜の抵
抗値は、おおよそ93%低下する。このように、スポッ
トノッキング処理は、膜抵抗の高い状態で行うが、管の
動作中に膜抵抗の低い状態に変化し、ネック内壁電位が
上がる。ネック電位が高い状態に変化すると、管の耐電
圧特性が維持されないため、管の動作中に、スパークや
スパークに至らないリーク電流が発生するものと思われ
る。
5℃の場合、約45℃まで上昇する。外気温が高いとき
や、管周囲の放熱が不十分なときには、ネック温度は6
5℃以上に上昇する可能性が十分ある。例えばリーク電
流が0.3μAを越えると、明らかに管のフォーカス特
性は劣化するし、それ以下のリーク電流が流れても管内
放電が発生し、管に電圧等を供給している電気回路が破
損する可能性があり、さらには、管の信頼性が著しく低
下するといった問題が生じる。
らの実験によると、従来技術に開示されているような高
抵抗の膜で2次電子によるネック帯電を防止したとして
も、高抵抗膜の膜抵抗が温度により変化する場合には、
陰極線管の発熱により、コンバーゼンスドリフトが起こ
るため、従来技術ではコンバーゼンスドリフトを完全に
抑制することはできないという問題があった。
高抵抗の膜は抵抗温度特性が大きく、管の動作中にネッ
ク温度が上昇すると、リーク電流が流れ、陰極線管の信
頼性が著しく低下するといった問題があった。
に鑑みなされたもので、コンバーゼンスドリフトによる
色ズレがなく、十分な信頼性を有するカラー陰極線管を
得ることを目的とする。
ンネル及びネックからなる外囲器と、前記ファンネル内
壁からネック内壁にかけて被着形成された内部導電膜
と、前記ネック内部に配置され、ネック内の端部に設け
られた陰極、及び電子レンズを形成し得る間隔をおいて
該陰極側から順に配列された複数のグリッドを有するイ
ンライン型電子銃とを具備するカラー陰極線管におい
て、前記ネック内壁に、前記内部導電膜よりも電気抵抗
の高い高抵抗膜が、前記内部導電膜と接触するように設
けられ、前記高抵抗膜は、その温度T(℃)における管
軸方向両端間の抵抗値R(T)が、少なくとも温度20
℃〜40℃の範囲で、抵抗温度特性が d(Log R(T))/dT≧−0.01 ただし、Logは常用対数 で表され、約25(℃)で約5×1013(Ω)以下であ
り、かつ該陰極線管の動作中温度範囲内で、約1×10
10(Ω)以上であることを特徴とするカラー陰極線管を
提供する。
は、内部導電膜と接触する位置から、少なくとも、陰極
から一番遠いグリッドと二番目に遠いグリッドとの間の
空間を取り囲む内壁の少なくとも一部に亘って形成され
る。
一例を表す該略図を図1に示す。図1に示すように、一
般的なカラー陰極線管20は、パネル1、ファンネル
2、ネック3から成る外囲器を有する。この外囲器内の
パネル1内面には、ストライプ状またはドット状に被着
形成した赤、緑、青にそれぞれ発光する蛍光体層及びメ
タルバック層から成る蛍光面4が被着される。また、蛍
光面4には、シャドウマスク5が蛍光面に所定間隔をも
って対設されている。さらに、ファンネル2からネック
3にかけての内面にはファンネル2に設けられた陽極端
子6に導通する内部導電膜7が被着形成され、ゲッター
12及びゲッター支持体11が設けられている。
れ、この電子銃8のコンバーゼンス電極9にはバルブス
ペーサ10が内部導電膜7に接触導通するように設けら
れている。さらに、ファンネル2の外壁には外部導電膜
13が形成されている。
電気抵抗の高い高抵抗膜14が、内部導電膜7と接触す
るように設けられている。高抵抗膜14は、温度T
(℃)における高抵抗膜の管軸方向両端間の抵抗値R
(T)としたときに、少なくとも温度20℃〜40℃の
範囲で d(Log R(T))/dT≧−0.01 ただし、Logは常用対数 となる抵抗温度特性をもつ。
×1013(Ω)以下であり、陰極線管の動作中温度範囲
内で、約1×1010(Ω)以上である。図2に、ネック
3を拡大した図を示す。
は、3つの陰極 KR,図示しないKG,KBが設けら
れ、各々ヒーター HR、及び図示しないヒーター H
G、HBが内装されている。陰極からネック方向に向か
って、第1電極(グリッド)31、第2電極(グリッ
ド) 32、第3電極(グリッド) 33、第4電極
(グリッド) 34、集束電極である第5電極(グリッ
ド) 35、最終加速電極である第6電極(グリッド)
36、及びシールドカップ37がこの順に配置されて
いる。シールドカップ37以外の電極は、電子レンズを
形成し得るよう、所定の間隔をおいて配置されており、
すべて2本の絶縁支持体38,39に植設され、同時に
固定・支持されている。尚、シールドカップ37は第6
電極36に溶接・固定されている。
つの陰極に対応して1つのほぼ円形の開孔が設けられて
いる。第1電極31及び第2電極36には、直径1mm
以下の小さな開孔が開いている。第3電極33の第2電
極32に面する側の開孔は、約2mm程度の第2電極3
2の開孔より大きな開孔となっている。第3電極33の
第4電極34側から第6電極36までは、5〜6mm程
度の比較的大きな開孔がある。
0〜40mm程度の円筒状のネック部3に封入され、ネ
ック最後部に設けられたステムピン41によって支持さ
れると同時に、第6電極36以外の電極は、このステム
ピン41を介して外部から所定の電圧が供給される。
KG,及びKBには、約150Vの直流電圧に画像に対
応したビデオ信号が重畳された電圧が印加される。第1
電極31は接地される。第2電極32は管内にて第4電
極34と接続され、約800Vの直流電圧が印加され
る。第3電極33は管内にて主集束電極である第5電極
35と接続され、約6〜9kvの直流電圧が印加され
る。第6電極36には、ネック内壁43に塗布された内
部導電膜7を介して、約30kvの陽極高電圧が、シー
ルドカップ37に印加される。
た電子ビームは、第2電極32から第3電極33近傍で
クロスオーバーを形成した後発散するが、第2電極32
と第3電極33とで形成されるプリフォーカスレンズに
より予備集束を受け、第3電極33と、第4電極34及
び第5電極35とで形成される補助レンズにより、更に
予備集束を受け、その後、第5電極35と第6電極36
とで形成される主レンズによって、最終的に、画面上
に、ビームスポットを形成する。
は、管軸方向にシールドカップ37の中間部位まで塗布
されており、この内部導電膜7に接続され、それ以降の
第6電極36から第5電極35の第6電極36に対向す
る側の端面を覆う程度に、ネック内壁に高抵抗膜14が
形成されている。また、この高抵抗膜14端からステム
ピン41までのネック内壁は、ガラス生地がそのまま露
出した状態となっている。
値、及び浮遊静電容量によってCRの積分回路が構成さ
れる。ここで、内部導電膜7により供給される陽極高圧
によって、高抵抗膜14の電位は、高抵抗膜14とネッ
クガラス42の抵抗値、及び浮遊静電容量によって決ま
るある電位で安定する。
ど、高抵抗膜14の電位と素早く安定する。しかしなが
ら、あまり抵抗値を小さくすると、第5電極35との間
でリークが発生し、耐電圧特性を劣化させてしまうの
で、高抵抗膜14の抵抗値は1010〜1014Ωの値とな
っている。
子レンズを形成するための各電極間GAPから浸透す
る。このことは、サイドビームの軌道を変化させる原因
となる。第5電極35と第6電極36とで形成される主
レンズ部では、電極間GAPがもっとも広く、内部導電
膜7に近いため、比較的高電位にチャージアップされる
ネック内壁電位の影響を受け易い。このため、第5電極
35と第6電極36とで形成される主レンズ部での軌道
変化がもっとも大きい。このようなことから、高抵抗膜
14は、少なくとも、主レンズ部を構成する陰極から一
番遠い第6電極と二番目に遠い第5電極との間の空間を
取り囲む内壁の一部に亘って形成される。これにより、
陽極高圧によってチャージアップされる主レンズ部近傍
のネック電位を、短時間で安定させ、サイドビームの軌
道変化を、短時間で、収束させることができる。
抗膜の他の例を示す図である。図2に示すネック部で
は、内壁に設けられる高抵抗膜14が、内部導電膜7と
接触する位置から、第6電極と第5電極との間の空間を
取り囲む内壁の一部に亘って形成されている。これに対
し、図3では、高抵抗膜14の代わりに、第2電極と第
3電極との間の空間を取り囲む内壁間で形成された高抵
抗膜101が設けられている。また、図4では、高抵抗
膜14の代わりに、内部導電膜7と接触する位置から、
第6電極と第5電極との間の空間を取り囲む内壁全体を
覆い、さらに第5電極側に延出された高抵抗膜102が
設けられている。
や初期抵抗値にもよるが、従来のCr2 O3 では、その
温度T(℃)における管軸方向両端間の抵抗値R(T)
が、略d(logR(T))/dT=−0.035で表
される温度特性を持ち、ネック温度が約15℃変化する
と、抵抗値が約70%減少する。このとき、コンバーゼ
ンスは約0.25mm変化する。
量は、略0.1mmである。このような値にするために
は、抵抗値の減少率を約35%以下に抑える必要があ
る。本発明の高抵抗膜は、その温度T(℃)における抵
抗値R(T)が、d(logR(T))/dT≧−0.
01で表される温度特性を有するから、抵抗値の変化率
は35%以下となり、ほぼコンバーゼンスの許容変化以
内となる。
℃)で約5×1013(Ω)よりも大きいと、2次電子に
よるネック電位の変化が起こり、コンバーゼンスを防止
できない。よって、高抵抗膜の膜抵抗の上限は約5×1
013(Ω)である。
昇し、高抵抗膜の抵抗値が約1×1010(Ω)よりも小
さくなると、管内スパークが発生したり、リーク電流が
流れて、フォーカス劣化を起こす。これに対し、本発明
の常温(約25℃)における膜抵抗は、約5×10
13(Ω)以下であり、管の動作中でも膜抵抗は約1×1
010(Ω)以上であるから、コンバーゼンスドリフトを
防止でき、かつ、ネック温度が上昇しても、スパークが
発生したり、スパークに至らないリーク電流が流れるこ
とはない。
する。図5は、本発明に用いられる高抵抗膜の一例の抵
抗温度特性例を表すグラフ図である。図5中501、及
び502は、各々、酸化錫の微粒子を酸化珪素をバイン
ダーにして成膜塗布した高抵抗膜の代表的な例である。
これらの高抵抗膜を、外径φ22.5mm(内径約φ1
9.5mm)のネック内壁に、管軸方向に沿って、約1
5mmの長さで塗布し、10-3Torr以下の真空中で
膜の抵抗温度特性を測定した。
る高抵抗膜の抵抗値の温度依存性は、例えば図8に示す
ような従来の高抵抗膜の抵抗値の温度依存性Cr2 O3
膜に比べて、十分に小さい。
インダーとなるエチルシリケート等のシランカップリン
グ剤をエチルアルコール等の有機溶媒に分散した溶液
を、ネック内壁にスプレー又はディップ等により塗布
し、約450℃で焼成して成膜したものである。グラフ
501及び502における膜の抵抗値は、各々、導電性
酸化錫微粒子の濃度、エチルシリケートの濃度、塗布
法、及び塗布条件等を変化させることにより調整した。
一例のコンバーゼンスドリフト特性を表すグラフ図であ
る。図6中グラフ601、602はそれぞれ、図5に示
したグラフ501、502で表される抵抗温度特性を持
つ高抵抗膜を、ネック外径φ22.5mm(内径約1
9.5mm)の15“カラー・ディスプレー管のネック
内壁に塗布したときのコンバーゼンスドリフト特性を表
す。
レンズを形成するグリッド間隙を覆うように、管軸方向
に約15mmの長さに塗布している。測定条件は、従来
技術の説明で述べた方法と同じであるため省略する。
抵抗が約5×1013(Ω)の場合である。図6に示すよ
うに、コンバーゼンスは、測定開始直後は約−0.1m
mであり、約20分後には約−0.07mmになり、6
0分まではこの値で安定している。高電子ビーム電流を
流し始めた60分以降から、アンダー方向にドリフト
し、約80分後にはコンバーゼンスは0mmに収束して
安定している。コンバーゼンスドリフト量は、許容量の
0.1mm程度である。
13(Ω)より高い抵抗値の場合には、2次電子による影
響が現れネック電位が変化しコンバーゼンスドリフトの
許容値を越えることが判る。
抵抗が約1×1012(Ω)の場合である。コンバーゼン
スは測定開始直後は約−0.05mmであり、約3分後
にはコンバーゼンスは0mmに収束し、以降のコンバー
ゼンスの変化はない。
12(Ω)の抵抗値の場合には、2次電子による影響は無
く、ネック電位が変化することはないことが判る。しか
し、膜抵抗の温度依存性がほとんど無いにも係わらず、
動作直後の約3分間の短時間にコンバーゼンスが変化し
ている。現時点ではこの現象は良く判っていない。
存性が小さな膜を採用することにより、熱によるコンバ
ーゼンスのドリフトをほぼ完全に防止できる。しかし、
膜抵抗値が、約5×1013(Ω)より高い場合には、2
次電子によりコンバーゼンスドリフトが生じる。
温度特性は約d(logR(T))/dT≧−0.01
である。使用される高抵抗膜の抵抗値の温度特性がこの
ように小さいので、スポットノッキング処理時の陰極線
管の動作中のネック温度が大きく異なっても、ネック内
壁の電位はあまり変わらない。このため、陰極線管の耐
圧特性が、陰極線管のスポットノッキング処理動作中に
劣化することはない。これは、スポットノッキングを例
えば25℃で行い、陰極線管の動作中に約65℃までネ
ック温度が上昇したとしても、膜抵抗は40%しか低下
しないため、ネック内壁電位の上昇が極めて小さいこと
による。
に、陰極線管内でスパークや、スパークに至らないリー
ク電流が発生し、管の信頼性を失う。表1は、膜抵抗値
の異なる酸化錫の高抵抗膜を塗布した陰極線管を用いて
管内スパークやリーク電流によるフォーカス劣化等を評
価した結果である。
有り 膜抵抗値が1×1010(Ω)より小さくなると、動作時
に、管内スパークやフォーカス劣化が起こる。従って、
膜抵抗の下限値は約1×1010(Ω)程度である。しか
し、管の動作中にネック温度が上昇して高抵抗膜の抵抗
値が低下する場合には、動作中の管の最大ネック温度で
も、約1×1010(Ω)程度以下にならない様にする必
要がある。例えば管の最大ネック温度を約100℃と
し、高抵抗膜の温度依存性が、温度T(℃)における抵
抗値をR(T)としたとき、d(logR(T))/d
T=−0.01である場合には、常温(約25℃)にお
ける膜抵抗値の下限値は約6×1010(Ω)とする必要
がある。
(℃)における高抵抗膜の管軸方向両端間の抵抗値をR
(T)としたときに、少なくとも温度20℃〜40℃の
範囲で d(Log R(T))/dT≧−0.01 ただし、Logは常用対数 なる抵抗温度特性をもち、且つ、常温(約25(℃))
のときの高抵抗膜の抵抗値が、約5×1013(Ω)以下
である高抵抗膜を使用することにより、2次電子や熱に
よるネック電位変動を抑えることができ、コンバーゼン
スドリフトを完全に防止することが可能である。さら
に、本発明によれば、陰極線管の動作中、その動作温度
範囲内で、その高抵抗膜の抵抗値を約1×1010(Ω)
以上としていることより、管内スパークやリーク電流の
発生しない、色ズレの無い高性能の信頼性に富んだカラ
ー陰極線管を提供することができる。
微粒子とバイダーとなるエチルシリケート等のシランカ
ップリング剤をエチルアルコール等の有機溶媒に分散剤
した溶液を、ネック内壁にスプレー又はディップ等によ
り塗布し、約450℃で焼成して成膜したが、本発明は
それに限らず、その他の導電物質や分散溶液成分、成膜
条件で塗布した高抵抗膜を用いた場合にも適用できるこ
とは言うまでもない。さらに、本発明に使用される高抵
抗膜は、ネック外径22.5mm(内径約19.5m
m)の15“カラー・ディスプレー管以外のカラー陰極
線管にも十分に適用でき、高抵抗膜の管軸方向長は15
mmに限らないことは言うまでもない。
管の信頼性を損なうことなく、2次電子や熱によるネッ
ク電位変動を抑えることができ、コンバーゼンスドリフ
トを完全に防止することが可能であり、さらに、管内ス
パークやリーク電流の発生しない、色ズレの無い高性能
の信頼性に富んだカラー陰極線管を提供することができ
る。
の電気抵抗値の変化を制御することにより、二次電子の
発生を抑制し、ネック電位の上昇を防ぎ、コンバーゼン
スドリフトによる色ズレのない陰極線管が得られる。
抵抗膜の電気抵抗値の変化を制御することにより、ネッ
ク電位の上昇及びこれによるリーク電流の発生を防ぎ、
十分なスポットノッキング処理を行なうことができるた
め、信頼性の高い、十分な信頼性を有するカラー陰極線
管が得られる。
該略図
図
を示す図
度特性例を表すグラフ図
バーゼンスドリフト特性を表すグラフ図
すグラフ図
図
ゼンスドリフト特性及び使用された高抵抗膜の電気抵抗
の経時変化を表すグラフ図
温度とフォーカス電極からのリーク電流との関係を表す
グラフ図
Claims (2)
- 【請求項1】 パネル、ファンネル及びネックからなる
外囲器と、前記ファンネル内壁からネック内壁にかけて
被着形成された内部導電膜と、前記ネック内部に配置さ
れ、ネック内の端部に設けられた陰極、及び電子レンズ
を形成し得る間隔をおいて該陰極側から順に配列された
複数のグリッドを有するインライン型電子銃とを具備す
るカラー陰極線管において、 前記ネック内壁に、前記内部導電膜よりも電気抵抗の高
い高抵抗膜が、前記内部導電膜と接触するように設けら
れ、 前記高抵抗膜は、その温度T(℃)における管軸方向両
端間の抵抗値R(T)が、少なくとも温度20℃〜40
℃の範囲で、抵抗温度特性が d(Log R(T))/dT≧−0.01 ただし、Logは常用対数 で表され、約25(℃)で約5×1013(Ω)以下であ
り、かつ該陰極線管の動作中温度範囲内で、約1×10
10(Ω)以上であることを特徴とするカラー陰極線管。 - 【請求項2】 前記高抵抗膜は、前記内部導電膜と接触
する位置から、少なくとも、前記陰極から一番遠いグリ
ッドと二番目に遠いグリッドとの間の空間を取り囲む内
壁の少なくとも一部に亘って形成される請求項1に記載
のカラー陰極線管。
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