JP3499141B2 - 陰極線管 - Google Patents

陰極線管

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JP3499141B2 JP28142098A JP28142098A JP3499141B2 JP 3499141 B2 JP3499141 B2 JP 3499141B2 JP 28142098 A JP28142098 A JP 28142098A JP 28142098 A JP28142098 A JP 28142098A JP 3499141 B2 JP3499141 B2 JP 3499141B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン用受
像機、コンピュータディスプレイ等に用いられる陰極線
管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、陰極線管においては、ファンネ
ルに設けられたアノードから電子銃の陽極に至る給電路
中に高抵抗体膜を介在させることにより、バルブ内スパ
ーク発生時の最大瞬間電流を低下させ、該電流によって
電子銃等に接続された電子回路が損傷するのを防止する
手法が採用されている。即ち、図7に示すように、従来
の陰極線管は、内面に蛍光体1を有するパネル2およ
び、内壁3に導電膜4a、4b、4cを有するファンネ
ル5からなるバルブ6と、ファンネル5のネック部5a
内に収納された電子銃7と、電子銃7の最終電極8に設
けられ、かつファンネル内壁3の導電膜4aと最終電極
8とを電気的に接触するコンタクト部9を有するスプリ
ング10とを具備したものである。なお、24はアノー
ド端子であり、導電膜4a,4b,4cを介して電子銃
7の最終電極8に高電圧を印加する。
【0003】そして、ネック部5aの導電膜4aの比抵
抗値を0.1〜1Ωcmに、コーン部5bの導電膜4b
の比抵抗値を0.1Ωcm以下に、ネック部5aの導電
膜4aとコーン部5bの導電膜4bとの間にある導電膜
4cの比抵抗値を1〜10Ωcmにそれぞれ形成する。
また、ネック部5aの導電膜4aと接触するスプリング
10のコンタクト部9を導電性の高いステンレス等の金
属材料で構成する。以上により、バルブ6内の放電時に
発生する最大瞬間電流を低減して、TVセットの各回路
部品の誤動作および破壊を防止している(特開昭59−
171439号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな陰極線管では、導電膜4aと導電膜4bと導電膜4
cとが異種材料を用いてファンネル内壁3にそれぞれ別
々に形成されているため、導電膜4aと導電膜4cとの
接合部Aおよび導電膜4bと導電膜4cとの接合部Bに
おける導通不良や塗膜剥がれ等の接続問題を有してい
た。また、ファンネル5の内壁3の形状の異なる所定の
領域に異種の導電膜4a、4b、4cをそれぞれ広範囲
に形成するため、製造工程が複雑になる問題を有してい
た。
【0005】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
のであり、異種の導電膜間の接合部における接続問題を
無くし、かつ製造工程を簡素化する陰極線管を提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の陰極線管は、内
面に蛍光体を有するパネルおよび内壁に導電膜を有する
ファンネルからなるバルブと、前記ファンネルのネック
部内に収納された電子銃と、前記電子銃の最終電極に設
けられ、かつ前記ファンネル内壁の導電膜と前記最終電
極とを電気的に接触するコンタクト部を有するスプリン
グとを具備し、前記スプリングは、前記導電膜と前記最
終電極との導電経路中に前記コンタクト部と接触する前
記導電膜の比抵抗値より大きな比抵抗値を有する部分を
含むことを特徴とするものである。
【0007】この構成により、ファンネル内壁の導電膜
を1種類で形成することができるので、上記の従来の陰
極線管が有していた異種の導電膜の接合部の接続問題が
解消され、製造工程も簡素化できる。しかも、放電時の
導電経路の一部を構成するスプリング内に、コンタクト
部と接触する導電膜の比抵抗値より大きな比抵抗値を有
する部分を含むので、バルブ内の放電時に発生する最大
瞬間電流も低減できる。これにより、TVセットの各回
路部品の誤動作および破壊等を防止することができる。
【0008】上記の構成において、ゲッターが収納され
た収納部を、パネル内面の蛍光体と電子銃の最終電極と
の間に設けることが好ましい。
【0009】この好ましい構成により、ゲッターフラッ
シュを行うことができるので、バルブ内の真空度を向上
させることができる。また、スプリング内に前記コンタ
クト部と接触する前記導電膜の比抵抗値より大きい比抵
抗値を有する部分を含むので、ゲッターフラッシュ時に
ゲッターがファンネル内壁の導電膜に付着して、導電膜
の比抵抗値が低下しても、これによって放電時の導電経
路全体の抵抗値が低下することがない。従って、ゲッタ
ーフラッシュを行った後も、バルブ内の放電時に発生す
る最大瞬間電流を低い値で保持できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0011】図1に示すように、本発明の第1の実施の
形態の陰極線管は、投写管に用いたものであり、内面に
蛍光体1を有するパネル2および内壁3に比抵抗値が約
0.5Ωcmの、黒鉛,酸化チタンを主成分とした導電
膜11を有するファンネル5からなるバルブ6と、ファ
ンネル5のネック部5a内に収納された電子ビームを放
射するための電子銃7aと、電子銃7aの最終電極19
に設けられ、かつファンネル内壁3の導電膜11と最終
電極19とを電気的に接触するためのコンタクト部12
を有するスプリング13と、ファンネル5のコーン部5
bに設けられ、かつ導電膜11を介して電子銃7aの最
終電極19に高電圧を印加するアノード端子24とを具
備したものである。
【0012】電子銃7aは、図2に示すように、カソー
ド14、制御電極15、加速電極16、陽極電極17、
集束電極18、最終電極19およびゲッタ遮蔽筒20が
電子ビームが放射する方向に順次配置されている。
【0013】スプリング13は、図3〜図5に示すよう
に、最終電極19の外径と同径のステンレス材料からな
る円盤状金属板13aの外周に複数個形成されている。
各スプリング13は、金属板13a面と直角方向に設け
られたステンレス材料からなる弾性腕部13bと、弾性
腕部13bの自由端部に形成された、セラミック、又は
ペースト状の高抵抗剤等を有するコンタクト部12とを
有している。また、スプリング13は、金属板13aを
最終電極19上に覆いかぶさるように配置して、溶接ま
たは、銀粒子を分散させたエポキシ系導電接着剤等によ
り、最終電極19に固着することにより配置される。さ
らに、スプリング13のコンタクト部12の比抵抗値
は、好ましくは1〜104Ωcmとし、コンタクト部1
2と接触する導電膜11の比抵抗値より大きくする。特
に、バルブ6内の放電時に発生する最大瞬間電流の低減
を考慮すると、コンタクト部12の比抵抗値は100〜
10 4Ωcmが好ましい。
【0014】ゲッター遮蔽筒20は、図3に示すよう
に、パネル2内面の蛍光体1と電子銃7aの最終電極1
9との間に設けられたゲッター21が収納された収納部
20aと、金属板13aに溶接固定されて、収納部20
aを保持するゲッター支柱20bとを有している。ま
た、ゲッター21は、バルブ6内の真空度を向上させる
ためのもので、例えばバリュウム材料からなっている。
【0015】次に、上記本発明の実施の形態の作用効果
について説明する。
【0016】本発明の第1の実施の形態の陰極線管は、
スプリング13のコンタクト部12の比抵抗値が、コン
タクト部12と接触する導電膜11の比抵抗値より大き
くしたことにより、ファンネル内壁3の導電膜11が1
種類のみで形成することができ、また、バルブ6内の放
電時に発生する最大瞬間電流も低減することができる。
すなわち、本発明第1の実施の形態の陰極線管は、図7
に示すファンネル内壁3に導電膜4a、導電膜4bおよ
び導電膜4cの3種類が形成された従来の陰極線管に比
べ、ファンネル内壁3に1種類の導電膜11が均一組成
で連続的に形成されたものであるので、従来の陰極線管
における異種の導電膜間の接続問題が無くなり、また、
製造工程の削減により製造工程を簡素化することができ
る。また、バルブ6内の放電時の導電経路内に比抵抗値
が相対的に大きなコンタクト部を有しているので、発生
する最大瞬間電流が低減される。この結果、例えば、投
写管のように陽極電圧が30kV以上と高電圧で動作す
るものであっても、TVセットの各回路部品の誤動作お
よび破壊等を防止することができる。
【0017】また、ゲッター21が収納された収納部2
0aをパネル2内面の蛍光体1と電子銃7aの最終電極
19との間に設けたことにより、バリュウムを蒸発させ
るゲッターフラッシュを行い、バルブ6内の真空度を向
上することができる。さらに、前記ゲッターフラッシュ
時にゲッター21がファンネル内壁の導電膜11に付着
して、導電膜11の比抵抗値が低下しても、バルブ6内
の放電時の放電経路の一部を構成するスプリング13内
に比抵抗値が大きく、かつ変化しないコンタクト部12
を有するので、放電時に発生する最大瞬間電流を低い値
で保持できる。その結果、TVセットの各回路部品の誤
動作および破壊等を防止することができる。
【0018】また、スプリング13のコンタクト部12
に、耐磨耗性が高くかつ比抵抗値が安定するセラミック
材料を用いているので、経時においてもバルブ6内の放
電時に発生する最大瞬間電流を低減することができる。
また、コンタクト部12の小面積にセラミック材料を形
成するので、部品製造が簡単になる。
【0019】また、スプリング13の弾性腕部13b
は、金属板13a面と直角方向(管軸方向)に、金属板
13a外周から複数個設けたことにより、弾性腕部13
bの腕部長さで弾性力を微調整することができる。その
結果、ファンネル5のネック部5a内に電子銃を挿入す
る時に、弾性腕部13bのコンタクト部12の押圧力に
よるファンネル内壁3上の導電膜11の損傷が低減され
る。また、これにより、導電膜11が剥がされてできた
異物による電極間でのスパークを低減することができ
る。
【0020】なお、図1〜図5に示した上記の実施の形
態では、金属板13aと弾性腕部13bとをステンレス
鋼を用いて一体に成形し、弾性腕部13bの端部にセラ
ミック材料を用いてコンタクト部12を設けている。し
かしながら、本発明のスプリングはこれに限定されるも
のではない。たとえば、弾性腕部13bとコンタクト部
12とをセラミック材料を用いて成形し、これを金属板
13aと接続してもよい。あるいは、円盤状の金属板1
3aと弾性腕部13bとコンタクト部12の全てをセラ
ミック材料で成形し、これを最終電極19と電気的に接
続して設置してもよい。このように、コンタクト部12
のみでなく金属板13a等をもセラミック材料とするこ
とにより、放電時の導電経路におけるセラミック部分
(大きな比抵抗値を有する部分)が増えるので、最大瞬
間電流の低減効果がより顕著に得ることができる。一般
に、セラミック材料からなるコンタクト部の抵抗は1M
Ω程度である。一方、弾性腕部13bをセラミック材料
で成形すると、その抵抗は一般に2〜5MΩである。従
って、コンタクト部12のみをセラミック材料で成形し
ただけでは最大瞬間電流の低減効果が十分に得られない
場合には、これと直列接続された弾性腕部13bもセラ
ミック材料で成形することにより、最大瞬間電流をより
低減させることが可能になる。このとき、セラミック材
料で構成された弾性腕部13bの比抵抗値は1〜104
Ωであることが好ましい。
【0021】弾性腕部13bをセラミック材料で成形す
る場合、使用しうるセラミック材料としては、たとえば
ジルコニア系セラミックス(ヤング率は通常2〜3×1
10(N/m2)程度)や窒化ケイ素系セラミックス
(ヤング率は通常3×1010(N/m2)程度)があ
る。スプリング材として適したものとするために、これ
らのセラミック材料の組成比を適当に調整することによ
り、ヤング率を5〜30×1010(N/m2)にまで高
め、その後、所望の形状のスプリングに形成する。弾性
腕部13bの腕部の長さ(図5の例では、スプリング1
3に含まれる2つのコンタクト部12の中心部の間隔の
半分の長さ)は、陰極線管のサイズなどにより適宜決定
すればよいが、小さいもので3mm程度、大きいもので
15mm程度である。
【0022】
【実施例】(実施例1)次に、本発明の効果を確認した
実施例について説明する。
【0023】図1および図2に示す構成を有する本発明
の陰極線管は、図2に示す直径がφ29.1mmのネッ
ク用ユニポテンシャル型の電子銃7aを用い、ファンネ
ル内壁3の導電膜11の比抵抗値を0.5Ωcmとし、
スプリング13のコンタクト部12の比抵抗値が55Ω
cmであるセラミックス材料で形成したものである。
【0024】これと比較するため、スプリング13のコ
ンタクト部12を比抵抗値が7.5×10-5Ωcmであ
るステンレス鋼(SUS304)で形成し、他の仕様は
上記と同様にした比較用の陰極線管も製作した。
【0025】そして、バルブ内の放電時に流れる最大瞬
間電流について調べた。最大瞬間電流の測定方法は以下
の通りである。アノード24を通じて印加される陽極電
極17および最終電極19の電位を32kVとし、陽極
電極17および最終電極19以外の電極をアース電位と
した。バルブ内の放電は、加速電極16と集束電極18
との間にレーザ光を照射することで、人為的に発生させ
た。最大瞬間電流は、カレントプローブにて蓄積管オシ
ロスコープで測定した。結果は、図6に示す通りであ
る。図6の曲線Xは本発明の陰極線管を、図6の曲線Y
は比較用の陰極線管をそれぞれ示す。
【0026】本発明の陰極線管は、管内放電時の最大瞬
間電流が60Aであり、最大瞬間電流が140Aの比較
用の陰極線管に対し最大瞬間電流が43%に低減した。
【0027】なお、上記実施例では直径φ29.1mm
ネック用ユニポテンシャル型電子銃を有する投写管につ
いて説明したが、これに限らず、直径φ36.5mmネ
ック用ユニポテンシャル型電子銃、電磁集束型電子銃ま
たはバイポテンシャル型電子銃を有する、投写管、その
他モノクローム陰極線管、カラー陰極線管等に用いた場
合でも同様の効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ファン
ネル内壁の導電膜と最終電極とを電気的に接触するコン
タクト部を有するスプリングを前記最終電極に備え、前
記スプリングは、前記導電膜と前記最終電極との導電路
中に前記コンタクト部と接触する前記導電膜の比抵抗値
より大きな比抵抗値を有する部分を含むことにより、従
来の陰極線管における異種の導電膜間の接続問題が無く
なり、製造工程を簡素化することができるものである。
また、バルブ内の放電時に発生する最大瞬間電流も低減
されるので、TVセットの各回路部品の誤動作および破
壊等を防止することができるものである。
【0029】また、ゲッターが収納された収納部を、パ
ネル内面の蛍光体と電子銃の最終電極との間に設けたこ
とにより、バルブ内の真空度を向上することができる。
また、スプリング内に前記コンタクト部と接触するファ
ンネル内壁の導電膜の比抵抗値より大きい比抵抗値を有
する部分を含むので、ゲッターフラッシュ時のファンネ
ル内壁の導電膜の比抵抗値が低下しても、放電時の導電
経路全体の抵抗値は低下しない。従って、ゲッターフラ
ッシュを行った後も、放電時の最大瞬間電流を低い値で
保持できるので、TVセットの各回路部品の誤動作およ
び破壊等も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の陰極線管を示す断面
【図2】本発明の第1の実施形態の陰極線管のネック部
内の電子銃を拡大した図
【図3】本発明の第1の実施形態の陰極線管におけるス
プリング部を拡大した断面図
【図4】本発明の第1の実施形態の陰極線管のスプリン
グを示す平面図
【図5】本発明の第1の実施形態の陰極線管のスプリン
グを示す正面図
【図6】本発明の陰極線管および比較用の陰極線管にお
けるバルブ内の放電時に流れる最大瞬間電流を示す図
【図7】従来の陰極線管を示す断面図
【符号の説明】
1 蛍光体 2 パネル 3 パネル内壁 5 ファンネル 5a ネック部 6 バルブ 7a 電子銃 11 導電膜 12 コンタクト部 13 スプリング 19 最終電極
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−17544(JP,A) 特開 昭53−69578(JP,A) 特開 昭60−18244(JP,A) 実公 昭42−19213(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 29/82

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面に蛍光体を有するパネルおよび内壁
    に導電膜を有するファンネルからなるバルブと、前記フ
    ァンネルのネック部内に収納された電子銃と、前記電子
    銃の最終電極に設けられ、かつ前記ファンネル内壁の導
    電膜と前記最終電極とを電気的に接触するコンタクト部
    と、前記パネル内面の蛍光体と前記電子銃の前記最終電
    極との間に設けられたゲッターの収納部とを有する陰極
    線管において、 前記スプリングは、前記最終電極の前記パネル側端部か
    ら前記ゲッターの前記収納部と離間する方向に延びる複
    数個の弾性腕部と、前記弾性腕部の自由端に設けられて
    前記ネック部と前記最終電極との隙間に位置するコンタ
    クト部とを有し、 前記コンタクト部は、セラミックスからなり、前記コン
    タクト部と接触する前記導電膜の比抵抗値より大きな比
    抵抗値を有する ことを特徴とする陰極線管。
  2. 【請求項2】 スプリングのコンタクト部の比抵抗値が
    1〜104Ωcmであることを特徴とする請求項1に記
    載の陰極線管。
  3. 【請求項3】 前記ファンネルにアノード端子が設けら
    れ、前記導電膜は前記アノード端子と前記最終電極とを
    電気的に接続する導電路を形成している請求項1に記載
    の陰極線管。
  4. 【請求項4】 前記アノード端子と前記最終電極との間
    の前記導電膜が、連続して形成されている請求項に記
    載の陰極線管。
  5. 【請求項5】 前記アノード端子と前記最終電極との間
    の前記導電膜が、均一成分からなる請求項に記載の陰
    極線管。
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