JP2003060819A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JP2003060819A JP2001246646A JP2001246646A JP2003060819A JP 2003060819 A JP2003060819 A JP 2003060819A JP 2001246646 A JP2001246646 A JP 2001246646A JP 2001246646 A JP2001246646 A JP 2001246646A JP 2003060819 A JP2003060819 A JP 2003060819A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プリンタに原稿スキャナを接続可とする。ス
キャナからの画像を高画質でプリントアウト。スキャナ
のコントローラを簡略化。その場合でもスキャナの信頼
性を確保。 【解決手段】 プリンタ(PTR);スキャナ(SCR);スキャ
ナ画像データをプリンタ記録用に変換する画像処理ユニ
ット(IPU);および、プリンタがスキャナに制御情報を
与えスキャナ画像データを受信するための通信手段(60,
61,55,40p,54, 57,58);を含む画像形成システムであっ
て、スキャナを制御するコントローラ(60)および画像処
理ユニットをプリンタが装備し;前記通信手段が、コン
トローラとスキャナとの間で制御情報を転送する手段(6
0,61,55,40p)、および、スキャナから画像処理ユニット
に画像データを転送する手段(54,55,57,58)を含み;コ
ントローラとスキャナがそれぞれ、転送エラー検知機能
を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像を表わす
デジタル画像信号すなわち画像データを発生する原稿ス
キャナを、それとは別体の、画像データが表す画像をプ
リントアウトするプリンタに、オプションで接続する画
像形成システムに関し、特に、これに限定する意図では
ないが、コンピュータ,パソコン,ワープロなどの ホ
ストのプリント指示に応答してプリントアウトを行うプ
リンタに、それとは別体の、外部又は操作ボードからの
画像読取り命令に応答してCCDなどの電子撮像デバイ
スに原稿面の画像を投影して画像信号を得てそれをA/
D変換して画像データとする原稿スキャナを、オプショ
ンで接続する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来技術】ホストが与える印刷命令を実行するプリン
タを、原稿スキャナが発生する画像データのプリントア
ウトにも対応可能として、両者をオプションで接続可と
して原稿コピーを可能とする、プリンタの汎用化が行わ
れている。また、原稿スキャナ機構およびプリンタエン
ジンを一体に組みつけたデジタル複写機でも、ホストか
らの印刷命令あるいは原稿読取り命令に応答してプリン
トアウト,原稿読取りおよび必要に応じて読取った画像
データのホストへの転送を行うシステムコントローラ、
を付加して、ホストの画像出力端末および又は画像入力
端末として使用可とする、複写機の汎用化も行われてい
る。例えば複合機能複写機がその1つである。
【0003】従来の原稿スキャナは、原稿に光を照射
し、その反射光をミラーおよびレンズによってセンサボ
ードSBU上のCCDに投影する。CCDは各種制御信
号に従って光電変換を行い、アナログ画像信号を画像処
理ボードに出力する。画像処理ボードではアナログ信号
を信号整形し、A/Dコンバータによるデジタル化すな
わち画像データへの変換を行う。画像データは、画像処
理ボード上の画像処理で一連の画像処理、例えばシエー
ディング補正,スキャナγ補正,文字エッジを鮮明にす
るエッジ強調フィルタ処理或は写真画像の階調を滑らか
にする平滑化フィルタ処理,地肌除去等、が行われた後
出力される。
【0004】カラー複写機の場合は、さらにYMCKの
色信号に変換され、そしてプリンタγ補正や階調信号変
換などの後にYMCKデータが書き込み制御、例えばレ
ーザ露光制御、へ出力される。
【0005】複写機の場合は、画像処理ボード上のスキ
ャナ制御の主体であるCPU(スキャナ側CPU;スキ
ャナシステムコントローラ)は、プリンタのエンジン制
御の主体であるCPU(プリンタ側CPU;画像形成プ
ロセスコントローラ)とシリアル通信を行うことで、複
写機としての、画像読取および像形成のシーケンス制御
を実現している。
【0006】スキャナ側CPU(Central Processing Un
it)では、原稿走査キャリッジを駆動するモーターの速
度設定およびオン(駆動)/オフ(停止)制御、原稿照
明ランプの強度設定およびON/OFF制御、スキャナ
内各部センサの検知等の状態読取り制御、ならびに、画
像処理ボード上の画像処理の制御を行う。画像処理ボー
ドからの画像データは、所定のタイミング信号と共に、
画像データバスを用いて、プリンタの書込み制御に転送
される。従来のデジタル複写機は、上記のようにプリン
タとスキャナは機能的に分かれているが、相対的に固定
結合しており、複写機としての形態であった。
【0007】特開2000−316063号公報には、
メモリモジュール,ファクシミリ制御ユニット、およ
び、ホストのプリントコマンドに応答するシステムコン
トローラ等、を有する複合機能複写機が開示されてお
り、この複写機は、ホストのプリント出力端末として使
用されるほかに、ファクシミリの送,受信にも使用され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年においては、画像
形成システムの開発効率の向上,汎用性の向上及び又は
システム簡易化,低コスト化等を課題として、プリンタ
にスキャナ(オプション)を拡張接続する形態で、複写
機の機能を実現する画像処理システムを構成する流れが
ある。
【0009】この場合、スキャナはオプションであり、
プリンタに、コネクタおよび又は電気ケーブルで追加接
続される。前述のように、従来は、画像処理ボードをス
キャナ側に備えて、プリンタ用の画像処理をも画像処理
ボードで行っており、画像処理ボードにおける複写画像
処理は、読取り画像データ処理に関するものよりも、プ
リンタ出力用処理のもののほうが多く複雑である場合が
多い。
【0010】そのため、制御が複雑で、膨大な画像デー
タを処理する画像処理ボードは、プリンタに装着して、
プリンタの複写出力用の画像処理をプリンタに併せた高
画質なものとし、そして原稿スキャナとの適合性の汎用
化を図るのが好ましい。また、複写モード設定や複写条
件設定を行う操作ボードも、プリンタの像形成プロセス
条件の設定および調整に関する操作入出力が多く比較的
に複雑になるので、画像処理ボードをプリンタに装着す
るのに併せて、プリンタに装着するのが好ましい。ま
た、スキャナ制御ボードの、画像読取り条件の設定,読
取りシーケンスの制御等を行うスキャナシステムコント
ローラ(CPU)を省略して、その機能を画像処理ボー
ドの画像処理コントローラ(CPU)で一括管理し、原
稿スキャナを簡素化するのも好ましい。
【0011】しかし、制御対象であるスキャナ制御ボー
ド(原稿スキャナ側)と、その動作を制御する画像処理
ボード(プリンタ側)が別体であり、プリンタに対して
スキャナがオプションである場合には、画像処理ボード
とスキャナ制御ボードは通信を行う必要がある。この
時、ノイズの影響などにより画像処理ボードがスキャナ
に与える制御情報あるいは画像処理ボードがスキャナか
ら読取る状態情報にビット化けが発生する場合がある。
【0012】本発明は、プリンタにオプションで原稿ス
キャナを接続し得て、原稿画像を比較的に高画質でプリ
ントアウトしうる、画像形成システムを提供することを
第1の目的とする。オプションの原稿スキャナのコント
ローラを簡略化することを第2の目的とし、その場合で
も原稿スキャナの動作の信頼性を確保することを第3の
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】(1)画像データに基い
て像担持体に画像を形成するプリンタ(PTR); 原稿画
像を表わすデジタル画像信号すなわち画像データを発生
する原稿スキャナ(SCR); 該原稿スキャナが発生する
画像データを前記プリンタの画像記録用の画像データに
変換する画像処理を行う画像処理ユニット(IPU); お
よび、前記プリンタが前記原稿スキャナに制御情報を与
え原稿スキャナが発生する画像データを受信するための
通信手段(60,61,55,40p,54,57,58); を含む画像形成
システムであって、前記プリンタが、前記原稿スキャナ
を制御するコントローラ(60)および前記画像処理ユニッ
ト(IPU)を装備し; 前記通信手段が、該コントローラ
(60)と前記原稿スキャナ(SCR)との間で制御情報を転送
する手段(60,61,55,40p)、および、前記原稿スキャナ(S
CR)から画像処理ユニット(IPU)に画像データを転送する
手段(54,55,57,58)を含み; 前記コントローラ(60)と
原稿スキャナ(SCR)がそれぞれ、転送エラー検知機能を
含む; 画像形成システム。
【0014】なお、理解を容易にするためにカッコ内に
は、図面に示し後述する実施例の対応要素または相当要
素の記号を、参考までに付記した。以下も同様である。
【0015】これによれば、制御が複雑で膨大な画像デ
ータをプリンタ出力用の画像データに処理する画像処理
をプリンタに併せ持つので、該プリンタをより高画質な
プリントアウトをするものに容易に設計できる。プリン
タにオプションで接続しうる原稿スキャナは、その読取
り特性の補正をする画像処理のみを備えるか、或は読み
取り画像処理もプリンタの画像処理ユニット(IPU)に備
えるかインストールする形態にすることにより、簡易或
は低コストのものになり、必要に応じてプリンタに容易
に追加接続できる。その場合でも転送エラー検知機能に
よって、原稿スキャナの動作の信頼性を確保できる。
【0016】
【発明の実施の形態】(2)前記転送エラー検知機能
は、制御情報の送信側となるときは制御情報とそのアド
レスのチェックサムを1回の制御情報の転送ごとに制御
情報に付加して転送し、受信側となるときは受信したア
ドレスと受信した制御情報からサム値を算出して受信し
たサム値と比較することにより転送時のエラーを検知す
る、上記(1)の画像形成システム。
【0017】制御情報は少量のビット数であるので、そ
れを読み書きするアドレスデータも少量のビット数で済
む。したがって、チェックサムの算出および比較には過
分な時間を要しない。これにより、通信を介したプリン
タ側のコントローラ(60)による原稿スキャナ(SCR)の制
御は支障の無い速度で実現するし、通信中の制御情報の
ビット化けによる制御エラーを未然に防ぐことが可能で
ある。
【0018】(3)前記コントローラ(60)は、転送エラ
ーを検知したとき前記原稿スキャナ(SCR)の動作段階対
応で実行するエラー処理機能を有する、上記(1)又は
(2)の画像形成システム。
【0019】原稿スキャナ(SCR)を非駆動中に初期化或
はホームポジショニングを指示するときには、転送エラ
ーがあると、再度同一の制御情報すなわちコマンドを再
度転送すればよい。しかし、原稿スキャナ(SCR)の駆動
中に停止や動作モードあるいは動作速度の変更などを指
示するときには、転送エラーがあると例えばリセット信
号を与えて早急に停止するのが好ましい。前記コントロ
ーラ(60)がこのような状況対応のエラー処理をして原稿
スキャナ(SCR)の誤動作を回避する。 (4)前記コントローラ(60)は、前記原稿スキャナ(SC
R)に初期設定を指示する制御情報を送信しアクノレッジ
の返信が無いと該制御情報を再送信し、駆動/停止を含
む制御情報を送信しアクノレッジの返信が無いとリセッ
ト信号を送信する上記(3)の画像形成システム。初期
設定は、電源オン直後あるいは異常検出によって動作を
停止したときなどに実行するものであり、初期設定の緊
急性は低いので、再送信にて格別な問題を生じない。モ
ータの駆動/停止,駆動パターン指定を含むモータ制御
情報はタイミングが問題になるので、再送信ではタイミ
ングがずれる脱調あるいは誤動作をもたらす可能性が高
い。この転送エラーのときにはリセット信号を原稿スキ
ャナ(SCR)に与えるので、原稿スキャナ(SCR)の誤動作が
止められる。 (5)前記原稿スキャナ(SCR)は、制御情報受信時に転
送エラーを検知すると、受信した制御情報を無視し受信
応答を保留する上記(1)乃至(4)の何れかの画像形
成システム。原稿スキャナ(SCR)が転送エラーを検知し
受信した制御情報を無視し受信応答を保留したとき、コ
ントローラ(60)が上記(4)のように、初期設定を指示
する制御情報を送信したときには該制御情報を再送信す
ることにより問題なく初期設定が実現するし、モータの
駆動/停止,駆動パターン指定を含む制御情報を送信し
たときにはリセット信号を送信することにより、原稿ス
キャナ(SCR)の誤動作が止められる。 (6)前記原稿スキャナ(SCR)から画像処理ユニット(IP
U)に画像データを転送する手段(54,55,57,58)は、前記
原稿スキャナ(SCR)にあってそこに発生する画像データ
をLVDSケーブル(57)に送出するLVDSドライバ(5
4)、および、前記画像処理ユニット(IPU)にあってLV
DSケーブルからの画像データを受信するLVDSレシ
ーバ(58)を含む、上記(1)乃至(5)の何れかに記載
の画像形成システム。LVDS(Low Voltage Differen
tial Signaling)伝送は、低電圧スイッチング(Signali
ng)であるので短距離での高速伝送が可能であり、しか
も作動型(Differential)であるのでノイズに強い。した
がって、原稿スキャナ(SCR)から画像処理ユニット(IPU)
への信頼性が高い画像データ転送を高速で行うことがで
きる。 (7)前記画像処理ユニットは、前記原稿スキャナの画
像データのシェーディング補正およびスキャナγ補正を
含む読取り対応の補正、ならびに、前記プリンタの画像
記録用画像データへの変換,プリンタγ補正および階調
表現処理を含む出力用の補正、を行う請求項(1)記載
の画像形成システム。これによれば、原稿スキャナにお
いて読取補正を省略することができ、原稿スキャナの更
なる簡易化が可能である。 (8)原稿を走査し、電気的な信号に変換して画像信号
を生成するデジタルスキャナ装置(SCR)と、該デジタル
スキャナ装置と接続可能なデジタルプリンタ装置(PTR)
を含む画像形成システムであって、前記デジタルプリン
タ装置(PTR)は、該デジタルプリンタ装置および前記デ
ジタルスキャナ装置(SCR)を制御するCPU(60)を具備
し、前記デジタルスキャナ装置(SCR)と前記デジタルプ
リンタ装置(PTR)間に通信線(61)を有するとともに、前
記通信線(61)を介して前記CPU(60)により前記デジタ
ルスキャナ装置(SCR)を制御する通信手段(60,55,40p)を
有し、前記CPU(60)が、通信時の転送エラーを検知す
る機能と、転送エラーが生じたときのエラー処理機能を
有していることを特徴とする画像形成システム。 これによれば、 制御対象であるスキャナ装置とそのコ
ントローラであるCPU(60)が別々のユニットで構成さ
れるスキャナ制御システムであり、これにおいてのユニ
ット間の通信エラーが検知できるとともに、エラー処理
も行うことにより、通信管理を行うことができる。エラ
ーが起きたときのエラー処理機能を有することにより、
デジタルスキャナ装置(SCR)の動作中に通信エラーが生
じた場合も安全に確実に復帰状態に戻すことができる。
【0020】(9)上記(8)の通信手段(60,55,40p)
は、通信時にデータとアドレスのチェックサムを転送コ
マンド毎に付加し、前記チェックサムと受信したデータ
とアドレスからサム値を算出し、チェックサムと比較す
ることにより転送時のエラーを検知する。 (10)上記(9)において、 通信手段(60,55,40p)
は、前記デジタルプリンタ装置から前記デジタルスキャ
ナ装置へのコマンドの転送において、チェックサムエラ
ーが生じたときにコマンドに応じてそれを再送信する
か、デジタルスキャナ装置をリセットする。これによ
り、不要なリセットによりスキャナ装置を初期状態に戻
さなくても、通信エラーから復帰することができる。
【0021】(11)上記(8)において、通信手段(6
0,55,40p)は、前記デジタルプリンタ装置から前記デジ
タルスキャナ装置へのコマンドの転送においてチェック
サムエラーが生じたときエラーが生じたコマンドを無視
し応答しない。これにより、デジタルスキャナ装置の通
信エラーによる暴走等を防ぐことができる。
【0022】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明により明らかになろう。
【0023】
【実施例】図1に本発明の一実施例の、複合機能の画像
形成システムを示す。この画像形成システムは、カラー
プリンタPTRに画像処理ユニットIPUおよび複写操
作ボードOPBを装備したプリンタ組体を主体とするも
のである。画像処理ユニットIPUには、オプションの
原稿スキャナSCRの通信ケーブル56を接続すること
ができる。原稿スキャナSCRには、自動原稿供給装置
ADFを装着することができる。プリンタPTRの内部
のメモリコントローラ69(図4)の外部インターフェ
イス73には、プリンタ外部のパソコンPCを接続する
ことができ、また、プリンタPTRの内部にファクシミ
リ制御ユニット(FCU)を装備したFCUボード72
(図4)を装着して、外部インターフェイス73に接続
することができる。図1に示すPBXは、FCUボード
72に接続する通信回線PNの交換器である。なお、外
部インターフェイス73(図4)には、デジタルカメラ
のUSB(Universal Serial Bus)を接続することがで
き、また、データカードリーダを接続することができ
る。
【0024】図2に、カラープリンタPTRの構成を示
す。この実施例のプリンタPTRは、レーザプリンタで
ある。このレーザプリンタPTRは、マゼンダ(M),シ
アン(C),イエロー(Y)および黒(ブラック:K)の各色の
画像を形成するための4組のトナー像形成ユニットが、
転写紙の移動方向(図中の右下から左上方向)に沿ってこ
の順に配置されている。即ち、4連ドラム方式のフルカ
ラー画像形成装置である。
【0025】これらマゼンダ(M),シアン(C),イエロー
(Y)および黒(K)のトナー像形成部は、それぞれ、感光体
ドラム11M,11C,11Yおよび11Kを有する感
光体ユニット10M,10C,10Yおよび10Kと現
像ユニット20M,20C,20Yおよび20Kとを備
えている。また、各トナー像形成部の配置は、各感光体
ユニット内の感光体ドラム11M,11C,11Yおよ
び11Kの回転軸が水平x軸に平行になるように、且
つ、転写紙移動方向(y,z平面上でy軸に対して45
°をなす左上がり線)に所定ピッチの配列となるよう
に、設定されている。
【0026】本レーザプリンタPTRは、上記トナ−像
形成ユニットのほか、レーザ走査による光書込ユニット
2、給紙カセット3,4、レジストローラ対5、転写紙
を担持して各トナ−像形成部の転写位置を通過するよう
に搬送する転写搬送部材としての転写搬送ベルト21を
有するベルト装置としての転写ベルトユニット6、ベル
ト定着方式の定着ユニット7、排紙トレイ8等を備えて
いる。また、本レーザプリンタは、図示していない手差
しトレイ、トナ−補給容器、廃トナーボトル、両面・反
転ユニット、電源ユニットなども備えている。
【0027】上記光書込ユニット2は、光源、ポリゴン
ミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を備え、画像デー
タに基づいて各感光体ドラム11M,11C,11Yお
よび11Kの表面にレーザ光を、x方向に振り走査しな
がら照射する。また図2上の一点鎖線は、転写紙の搬送
経路を示している。給紙カセット3,4から給送された
転写紙は、図示しない搬送ガイドで案内されながら搬送
ローラで搬送され、レジストローラ対5に送られる。こ
のレジストローラ対5により所定のタイミングで転写搬
送ベルト21に送出された転写紙は転写搬送ベルト21
で担持され、各トナ−像形成部の転写位置を通過するよ
うに搬送される。
【0028】各トナー像形成ユニットの感光体ドラム1
1M,11C,11Yおよび11Kに形成されたトナー
像が、転写搬送ベルト21で担持され搬送される転写紙
に転写され、各色トナー像の重ね合わせ即ちカラー画像
が形成された転写紙は、定着ユニット7に送られる。定
着ユニット7を通過する時トナー像が転写紙に定着す
る。トナー像が定着した転写紙は、排紙トレイ8上に排
出される。
【0029】転写ベルトユニット6の転写搬送ベルト2
1は、高抵抗の無端状単層ベルトである。転写搬送ベル
ト21は、各トナ−像形成部の感光対ドラム11M,1
1C,11Yおよび11Kに接触対向する各転写位置を
通過するように、4つの接地された張架ローラに掛け回
されている。これらの張架ローラのうち、転写紙移動方
向上流側の入口ローラには、図示しない電源から所定電
圧が印加された静電吸着ローラが対向するように配置さ
れている。この2つのローラの間を通過した転写紙は、
転写搬送ベルト21上に静電吸着される。また、転写紙
移動方向下流側の出口ローラ2は、転写搬送ベルト21
を摩擦駆動する駆動ローラであり、図示しない駆動源に
接続されている。また、転写搬送ベルト21の外周面に
は、図示しない電源から所定のクリーニング用電圧が印
加されたバイアスローラが接触するように配置されてい
る。このバイアスローラにより転写搬送ベルト21上に
付着したトナ−等の異物が除去される。
【0030】また、各転写位置において転写電界を形成
する転写電界形成手段として、感光体ドラム11M,1
1C,11Yおよび11Kに接触対向する接触対向部を
形成している転写搬送ベルト21の裏面に接触するよう
に、転写バイアス印加部材を設けている。これらはマイ
ラ製の固定ブラシであり、各転写バイアス電源から転写
バイアスが印加される。この転写バイアス印加部材で印
加された転写バイアスにより、転写搬送ベルト21に転
写電荷が付与され、各転写位置において転写搬送ベルト
21と感光体ドラム表面との間に所定強度の転写電界が
形成される。
【0031】図3に、原稿スキャナSCRの縦断面概要
を示す。このスキャSCRの原稿台ガラス31上に置か
れた原稿は、照明ランプ32により照明され、原稿の反
射光(画像光)が第1ミラー33で副走査方向yと平行
に反射される。照明ランプ32および第1ミラー33
は、図示しない、副走査方向yに定速駆動される第1キ
ャリッジに搭載されている。第1キャリッジと同方向に
その1/2の速度で駆動される、図示しない第2キャリ
ッジには第2および第3ミラー34,35が搭載されて
おり、第1ミラー33が反射した画像光は第2ミラー3
4で下方向(z)に反射され、そして第3ミラー35で
副走査方向yに反射されて、レンズ36により集束さ
れ、CCD37に照射され、電気信号に変換される。第
1および第2キャリッジは、走行体モーター38を駆動
源として、y方向に往(原稿走査),復(リタ−ン)駆
動される。
【0032】復駆動により戻るホームポジションには、
照明ランプ32で照らされる位置に基準白板があり、C
CDの白レベル調整やシェーディング補正データの設定
処理を行うときに、基準白板の反射光をCCDで読み取
る。スキャナSCRは、センサとしては、原稿台上の原
稿サイズを検知する原稿検知センサ、キャリッジのホー
ムポジション(基準位置)を検出するホームポジション
センサ、圧板の開閉状態を検出する圧板開閉センサを持
つ。
【0033】スキャナSCRには、自動原稿供給装置A
DFを装着することができる。自動原稿供給装置ADF
はスキャナSCRに対して着脱可であり、それを装着し
ない時には、図示しない原稿押さえが、コンタクトガラ
ス31に対して開閉自在に装備され、原稿はオペレータ
が手差しでコンタクトガラス31に乗せる。
【0034】自動原稿供給装置ADFの原稿トレイ14
5に積載された原稿は、ピックアップローラおよびレジ
ストローラ対で搬送ベルト43上に送り込まれ、このと
き密着させる手段である付着チャージャ46が付勢され
て搬送ベルト43を帯電させる。この帯電による静電気
力により、送り込まれた原稿が帯電ベルト43に吸引さ
れて密着する。搬送ベルト43は、駆動ローラ41,従
動ローラ一42およびテンションローラ44に張架され
ており、駆動ローラ41の反時計方向の回転により、搬
送ベルト43と共にそれに密着した原稿が、コンタクト
ガラス31上に送り込まれる。なお、駆動ローラ41
は、搬送モータ(図示せず)により駆動される。
【0035】図4に、図1に示す複写機の電気系システ
ムを示す。 図4を参照すると、CCD37は、各種制
御信号に従ってそれに投影された原稿画像の光電変換を
行い、アナログ画像信号を出力する。このアナログ画像
信号をアナログ処理(IC)39が増幅および波形整形
し、内蔵のA/Dコンバータによってデジタルデータす
なわち画像データR,G,Bに変換する。画像データ
R,G,Bは、スキャナ制御(ASIC:Application
Specific IC)40によってLVDSドライバ54に送
りこまれ、LVDSドライバ54からインターフェース
55およびLVDSケーブル57を通して、プリンタP
TRに装備した画像処理ユニットIPUのLVDSレシ
ーバ58に送信される。LVDSレシーバ58が、受信
した画像データを画像処理59に送りこむ。
【0036】画像処理59内で一連の画像処理が行われ
た後、カラー複写の場合はY,M,C,Kの各記録色画
像データに変換され、さらにプリンタγ補正および階調
表現処理をした画像データが書込みコントローラ68へ
出力される。書込みコントローラ68は、光書込ユニッ
ト2のポリゴンミラーの回転によって得られる同期検知
信号を基準とした各種タイミング制御信号および同期ク
ロックに基いて画像データの出力(タイミング制御)を
行ない、最終的なLD(Laser Diode)点灯データを生成
する。光書込ユニット2内の図示しないLD変調回路が
LD点灯データに従いレーザダイオードの発光変調(L
D変調)を行い、感光体上に静電潜像を形成する。
【0037】プリンタPTRでは、システムコントロー
ラ63を中心として、各モジュールはボード対ボードの
インターフェイス65でバス接続されている。画像処理
ユニットIPUおよび操作ボードOPBとの切り口にも
インターフェイス62が用意されている。画像処理ユニ
ットIPUおよび操作ボードOPBもオプションであ
り、原稿スキャナ或はデジタルカメラなどをプリンタP
TRに接続して、その画像データにプリンタ出力用の画
質処理597(図5)を施す要望がある場合に、画像処
理ユニットIPUおよび操作ボードOPBをインターフ
ェイス62に接続する。
【0038】スキャナSCRはオプションであり、画像
処理ユニットIPUとは物理的に離れた位置に置かれ
る。その間で膨大な画像データを、確実かつ高速に転送
しなくてはならない。そのため、本実施例では伝送方式
としてLVDS(Low Voltage Differential Signaling)
を採用した。スキャナSCRから画像処理ユニットI
PUへの画像データ転送を行うLVDS通信は、スキャ
ナSCRに装備したLVDSドライバ(トランスミッ
タ)54およびインターフェイス55,LVDSケーブ
ル57、ならびに、画像処理ユニットIPUに装備した
LVDSレシーバ58で行う。スキャナSCRの画像デ
ータは、LVDSドライバ54に転送され、LVDSド
ライバ54からは、シリアル/パラレル変換されて1ク
ロック当たり7bitのデータが順次高速伝送され、画
像処理ユニットIPUのLVDSレシーバ58でパラレ
ル/シリアル変換されて、画像処理59に送られる。
【0039】スキャナSCRのセンサボードSBU上に
あるスキャナ制御(ASIC)40は、CCD37のタ
イミング信号を生成して、CCD37を駆動する機能、
アナログ処理(IC)39を含むCCD出力信号処理ブ
ロックを制御する機能、スキャナモータ38の駆動パタ
ーン発生機能、ランプ32のON/OFF制御機能、各
種センサ信号の読み取り機能を有する。このスキャナ制
御40は、画像処理ユニットIPU上のCPU60から
同期シリアル通信で、コマンド設定することで機能す
る。すなわち、スキャナ制御(ASIC)40の中のM
PU(Micro Processor Unit)40pに含まれるRAM(R
andom Access Memory)のコマンド入力レジスタを指定す
るアドレスとコマンド(制御情報)を該RAM宛てにM
PU40pに与えて書込みを指定することにより、CP
U60がコマンド(制御情報)を該RAMに書込む。こ
れがCPU60からMPU40pへのコマンドの送信で
ある。MPU40pは、コマンド入力レジスタに書きこ
まれた制御コマンド(制御情報)にしたがってスキャナ
SCRを駆動するとともに、スキャナSCRおよびAD
Fのセンサの検出データ(スキャナ状態情報)を該RA
Mの状態出力レジスタに書き込む。CPU60は、該R
AMの状態出力レジスタを指定するアドレスをMPU4
0pに与えて読出しを指示することによって、スキャナ
SCRの状態情報をMPU40pから受信し、スキャナ
制御に参照しスキャナSCRへの制御コマンドを生成す
る。
【0040】従来は、スキャナモータ駆動パルスをスキ
ャナのCPUの割り込み処理で生成していたのに対し、
本実施例では、モータ駆動テ−ブルをMPU40pの内
部ROMに記憶し、MPU40pが駆動パルスを生成す
ることでCPUの負荷低減を図り、スキャナSCRにお
いてはスキャナシステム制御用CPUを省略し、画像処
理ユニットIPUのCPU60で代替している。
【0041】図4に示すプリンタPTRの内部のシステ
ムコントローラ63とプロセスコントローラ66は、イ
ンターフェイス65を介して相互に通信を行う。スキャ
ナSCRのSBUからの読取り画像デ−タは、画像処理
59に転送され、画像処理59が、光学系及びディジタ
ル信号への量子化に伴う信号劣化(スキャナ系の信号劣
化:スキャナ特性による読取り画像デ−タの歪)を補正
(スキャナγ補正)し、エッジ強調/平滑化のフィルタ
処理(MTF補正)をして、メモリコントローラ69を
介してメモリ70に書込む。又は、プリンタ出力のため
の画質処理(データ変換,補正および処理)を施してプ
リンタPTRに与える。
【0042】すなわち、画像処理59には、読取り画像
デ−タをメモリ70に蓄積して再利用するジョブと、メ
モリ70に蓄積しないでビデオ・データ制御VDC(図
5の(a))に出力して、インターフェイス62,シス
テムコントローラ63,インターフェイス65およびプ
ロセスコントローラ66のデータバスを通して、書込コ
ントローラ68に与えるジョブ、すなわちレ−ザプリン
タPTRで作像出力するジョブ、とがある。メモリ70
に蓄積する例としては、1枚の原稿を複数枚複写する場
合、原稿スキャナSCRを1回だけ動作させ、読取り画
像デ−タをメモリ70に蓄積し、蓄積データを複数回読
み出す使い方がある。メモリ70を使わない例として
は、1枚の原稿を1枚だけ複写する場合、読取り画像デ
−タをそのままプリンタ出力用に処理すれば良いので、
メモリ70への書込みを行う必要はない。
【0043】まず、メモリ70を使わない場合、画像処
理59は、読取り画像データにスキャナ画像補正(読取
り補正)を施してから、画質処理を行う。画質処理後の
画像データはVDCに転送する。画質処理した信号に対
し、ドット配置に関する後処理及びドットを再現するた
めのパルス制御をVDCで行い、レ−ザプリンタPTR
の作像ユニット(図2)に於いて転写紙上に再生画像を
形成する。
【0044】メモリ70に蓄積し、それからの読み出し
時に付加的な処理、例えば画像方向の回転,画像の合成
等を行う場合は、画像読取り補正を施した画像データ
は、メモリコントローラ69に送られる。ここではシス
テムコントローラ63の制御に基づき画像データとメモ
リ70のアクセス制御,外部パソコンPCのプリント用
データの展開(文字コ−ド/キャラクタビット変換),
メモリー有効活用のための画像データの圧縮/伸張を行
う。メモリコントローラ69へ送られたデータは、デー
タ圧縮後メモリ70へ蓄積し、蓄積データを必要に応じ
て読み出す。読み出しデータは伸張し、本来の画像デー
タに戻しメモリコントローラ69から画像処理59へ戻
される。画像処理59へ戻されると、そこで画質処理
を、そしてVDC(図5の(a))でのパルス制御を行
い、作像機構(図2)に於いて転写紙上に顕像(トナ−
像)を形成する。
【0045】複合機能の1つであるFAX送信機能は、
原稿スキャナSCRの読取り画像データを画像処理59
にて画像読取り補正を施し、FCUボード72へ転送す
る。FCUボード72上のFCUにて公衆回線通信網で
ある電話回線PN(以下単にPNと称す)へのデータ変
換を行い、PNへFAXデータとして送信する。FAX
受信は、PNからの回線データをFCUにて画像データ
へ変換し、画像処理59へ転送される。この場合特別な
画質処理は行わず、VDCにおいてドット再配置及びパ
ルス制御を行い、作像機構(図2)に於いて転写紙上に
顕像を形成する。
【0046】インターフェイス73にデジタルカメラあ
るいは画像データカードを接続して、それから画像デー
タを読み出すときには、画像データはまずメモリ70に
格納してから、画像処理59に送りだして、画質処理5
97を経てVDCに送り出し、プリンタPTRの作像機
構で転写紙に写真画像を形成する。
【0047】複数ジョブ、例えばコピー機能,FAX送
受信機能およびプリンタ出力機能、が並行に動作する状
況に於いて、原稿スキャナSCR,画像処理ユニットI
PUおよび書込コントローラ68(作像系)へのバス使
用権(ジョブ)の割り振りを、システムコントロ−ラ6
3及びプロセスコントロラ66にて制御する。プロセス
コントローラ66は、画像データの流れを制御し、シス
テムコントローラ63はシステム全体を制御し、各リソ
ースの起動を管理する。このデジタル複合機能複写シス
テムの機能選択は、操作ボ−ドOPBおよびパソコンP
Cにて選択入力し、操作ボ−ドOPBによってコピー機
能,FAX機能等の処理内容を設定又は調整する。
【0048】図2に示すプリント機構すなわち画像形成
機構に組み込まれた、モータ,ソレノイド,チャージ
ャ,ヒータ,ランプなどの電気機器および電気的センサ
ならびにそれらを駆動する電気回路(ドライバ)および
検出回路(信号処理回路)を含む機構駆動電気系の動作
が、図4に示すプロセスコントローラ66で制御され、
プリンタPTR内部の電気的センサの検出信号(動作状
態)がプロセスコントローラ66で読み込まれる。
【0049】図5の(a)に、図4に示す画像処理ユニ
ットIPUの画像処理機能の概要を示す。読取り画像デ
−タは、SBUからLVDSレシーバ58を介してスキ
ャナ画像処理591へ伝達される。読取りによる画像情
報の劣化の補正を主目的にして、スキャナ画像処理59
1は、シェーディング補正,スキャナγ補正,MTF補
正(エッジ強調/平滑化フィルタ処理),地肌除去等を
行う。補正処理ではないが、拡大/縮小の変倍処理も行
う。スキャナγ補正後の画像データに基いて、文字,線
画領域か、網点(写真)領域かの判定を像域分離ユニッ
ト593が行い、どの領域に属するかを示す画像特性デ
ータを、画像データに付加する。画像特性データを付加
した画像データは、可逆データ圧縮をして、入出力制御
595を介してメモリ70に書き込まれる。又は、入出
力制御595によって、データ伸張596に戻され、画
質処理597に伝達される。メモリ70に書き込まれた
データも、画像出力タイミングで読み出されて、入出力
制御595によって、データ伸張596に戻され、画質
処理597に伝達される。
【0050】なお、カラー画像の場合、スキャナγ補正
後の画像データに基いて紙幣等認識ユニットIDUが、
画像が紙幣,有価証券など複製禁止のものであるかを判
定する。複製禁止のものとの判定となると、画像処理5
91は、画像を大きく毀損する画像データ変換を行う。
【0051】転写紙へ出力する画像データは、入出力制
御595でデータ伸張596に伝達され、画像特性デー
タを付加した画像データに復元されて画質処理597に
伝達される。画質処理597は、プリンタγ補正,面積
階調処理,裏写り補正等を行う。画質処理後のデータは
出力I/F598を介してVDCへ出力される。面積階
調処理は、濃度変換,ディザ処理,誤差拡散処理等が有
り、階調情報の面積近似を主な処理とする。誤差拡散処
理は誤差拡散処理ユニットEDが行う。
【0052】スキャナ画像処理591および画質処理5
97にて、数ラインの画像データを同時に参照するとき
には、バッフアメモリ装置592にライン区分で画像デ
ータが書きこまれ、画素単位で画像データが読み出され
る。
【0053】一旦スキャナ画像処理591を施した画像
データをメモリ70に蓄積しておけば、画質処理597
で施す処理を変える事によって種々の再生画像を確認す
ることができる。例えば再生画像の濃度を振ってみた
り、ディザマトリクスの線数を変更してみたりする事
で、再生画像の雰囲気を変更できる。この時処理を変更
する度に画像をスキャナSCRで読み込み直す必要はな
く、メモリ70から格納画像を読み出せば同一データに
対し、何度でも異なる処理を実施できる。また、変倍
(拡大/縮小)および回転も行うことができる。上述の
各種処理の実行を、システムコントローラ63の制御コ
マンド(処理モード指令)に応じてCPU60が制御す
る。
【0054】図5の(b)に、プリンタPTRに装備し
た画像処理ユニットIPUのCPU60が、画像スキャ
ナSCRのスキャナ制御40のMPU40pに制御コマ
ンド(制御情報)を与え、また、MPU40pからスキ
ャナ状態情報(センサの検出データ)を読込む、制御通
信系を摘出して示す。なお、前述のLVDSドライバ5
4,インターフェイス55,LVDSケーブル57およ
びLVDSレシーバ58が、画像データ通信系を構成し
ている。
【0055】図5の(b)を参照すると、画像処理ユニ
ットIPU上のCPU60と、原稿スキャナSCRのセ
ンサボードSBU上にあるスキャナ制御(ASIC)4
0のMPU40pとの間は、シリアル通信線として、シ
リアルクロック(SCLK)ライン,TXD(送信デー
タ)ライン、および、受信データ(RXD)ラインの3
本から構成される。また、スキャナ制御40のハードウ
エア(回路)リセット信号(Rset)をCPU60か
らスキャナ制御40に与えるリセット信号(Rset)
ラインもある。
【0056】図6の(a)には、CPU60がMPU4
0pに制御コマンド(制御情報)を転送する場合の、ク
ロックラインおよびTXDラインの信号レベル変化およ
びシリアルデータ区分を示し、また、それらの正常な受
信の場合にMPU40pがRXDラインに送出する信号
レベルの変化(ACK:アクノレッジ)を示す。TXD
の先頭ビットの「−W」は、データ書込み(受信)指示
レベルであることを意味し、次のA14〜A0(各1ビ
ット)は、制御コマンド(制御情報)の書込先アドレス
を示すシリアルデータであり、次のD15〜D0は、制
御コマンド(制御情報)の内容を表わすシリアルデータ
であり、最後のSM3〜SM0は、エラー検出のための
サム(SUM)値を表わすシリアルデータである。図6
の(a)は、CPU60が、SCLKを送出し、TXD
ラインに書込指示「−W」,アドレスA14〜A0,制
御コマンドD15〜D0およびサム値データSM3〜S
M0を送出し、MPU40pがRXDラインにアクノレ
ッジACKを送出したことを示している。
【0057】図6の(b)には、CPU60がMPU4
0pから、スキャナ状態情報を読取る場合の、クロック
ラインおよびTXDラインの信号レベル変化およびシリ
アルデータ区分を示し、また、それに応答してMPU4
0pがRXDラインに送出するシリアルデータ区分を示
す。これらは、CPU60が、SCLKを送出し、TX
Dラインに読出し指示「R」および読出しアドレスA1
4〜A0を送出し、これに応答してMPU40pがその
内部のRAMから、受信したアドレスのデータ(スキャ
ナ状態情報)D15〜D0を読出して、それとサム値デ
ータSM3〜SM0をRXDラインに送出し、CPU6
0がTXDラインにアクノレッジACKを送出したこと
を示している。
【0058】図6の(c)には、CPU60およびMP
U40pが、それらの内部で整えるデータフレームのデ
ータ構成を示す。制御コマンドを送信するとき、CPU
60は、書込指示1ビットとアドレス15ビット、計1
6ビットの4分割(4ビットずつ)S8〜S5と、制御
コマンドデータ16ビットの4分割S4〜S1を、4ビ
ットずつ全て足し算した合計Σ(S8〜S1)の、下4
ビットをサム値データSM3〜SM0とする。MPU4
0pは、受信した書込指示1ビットとアドレス15ビッ
ト、計16ビットの4分割(4ビットずつ)S8〜S5
と同じく受信した制御コマンドデータ16ビットの4分
割S4〜S1を、4ビットずつ全て足し算した合計Σ
(S8〜S1)の、下4ビットをサム値データSM3〜
SM0とし、これが受信したサム値データSM3〜SM
0と合致するかをチェックして、合致すると、ACKを
RXDラインに送出する。不一致のときには、この実施
例では、受信データD15〜D0を破棄し、ACKを送
信しない。CPU60は、ACKが来ないと送信エラー
の処理を行う。
【0059】スキャナ状態情報をMPU40pから読取
るとき、CPU60が読取り指示1ビットとアドレス1
5ビット、計16ビットを送信すると、それを受信した
MPU40pが、受信したアドレスのデータD15〜D
0(スキャナ状態データ)をRAMから読出し、受信し
た読取り指示1ビットとアドレス15ビット、計16ビ
ットの4分割(4ビットずつ)S8〜S5と、読出した
データ16ビットの4分割S4〜S1を、4ビットずつ
全て足し算した合計Σ(S8〜S1)の、下4ビットを
サム値データSM3〜SM0とし、読出したデータD1
5〜D0と算出したサム値データSM3〜SM0をTX
Dラインに送出する。これを受信するとCPU60は、
先に送信した読取り指示1ビットとアドレス15ビッ
ト、計16ビットの4分割(4ビットずつ)S8〜S5
と、受信したデータD15〜D0の4分割S4〜S1
を、4ビットずつ全て足し算した合計Σ(S8〜S1)
の、下4ビットをサム値データSM3〜SM0とし、こ
れを受信したサム値データSM3〜SM0と比較して、
合致すると、ACKをTXDラインに送出する。不一致
のときには、受信データを破棄し、ACKを送出せず
に、受信エラーの処理に進む。図7に、CPU60の、
MPU40pに対するシリアル通信制御TRCの概要を
示す。スキャナSCRに対する制御コマンドが発生する
とCPU60は、書込指示「−W」,MPU40pの内
部RAMのコマンド入力アドレスを指定するアドレスデ
ータA14〜A0および制御コマンドの内容を表わすデ
ータD15〜D0を図6の(c)に示すように出力レジ
スタに整えて、上述のようにサム値データSM3〜SM
0を算出する(S1,S2)。そして上述の、図6の
(a)のSCLK,TXDに示すように、それらのデー
タを、クロックSCLKに同期してシリアル転送する。
なお、CPU60およびMPU40pのいずれにおいて
も、転送データの各ビットは、クロックSCLKの立ち
上がりエッジでサンプリングされ、非転送時のSCLK
とTXDはHigh固定となる。この制御コマンドの転
送が正常に完了すると、RXDラインに、MPU40p
がACKを返信してくる。CPU60はここで制御コマ
ンド送信を終了する。新たに制御コマンドが発生する
と、上述の通信制御を繰り返す。制御コマンドの転送が
正常に完了しないと、すなわちMPU40pからACK
の返信がないと、CPU60は、「送信エラー処理」S
5に進む。この「送信エラー処理」S5では、CPU6
0は、原稿スキャナSCRのスキャナ制御ASIC40
のMPU40pに、ハードウェア初期設定を指示する制
御コマンドを送信したにもかかわらずアクノレッジAC
Kの返信が無い場合には、該制御コマンドを再送信す
る。モータ駆動/停止,ランプ点灯のスタート/ストッ
プおよびモータ制御を含むモータ駆動制御コマンドを送
信しタにもかかわらずアクノレッジACKの返信が無い
場合には、リセット信号をスキャナ制御40に送出す
る。なお、スキャナ制御40はCPU60から制御コマ
ンドの転送を受けたとき転送エラーを判定すると、受信
したデータを破棄して該転送には応答せず、すなわち制
御コマンドを無視し、ACKは返信しない。スキャナS
CRの状態情報が必要になるとCPU60は、読取り指
示「R」およびMPU40pの内部RAMの状態データ
格納アドレスを指定するアドレスデータA14〜A0を
出力レジスタに整えて、図6の(b)のSCLK,TX
Dに示すように、MPU40pに転送する(S1,S
6)。これに応答してMPU40pがその内部のRAM
より、受信したアドレスA14〜A0のデータ(スキャ
ナ状態情報)D15〜D0を読出して、受信した読取り
指示「R」およびアドレスデータA14〜A0と、読出
したデータD15〜D0とのサム値を上述のように算出
して、読出したデータD15〜D0と算出したサム値デ
ータSM3〜SM0を、RXDラインを介してCPU6
0にシリアル送信する。これをCPU60が受信して
(S7)、CPU60は先に送信した読取り指示「R」
およびアドレスデータA14〜A0と、今受信したデー
タD15〜D0とのサム値を算出する。そして、算出し
たサム値が受信したサム値と合致するかをチェックする
(S8)。合致するとCPU60は、ACKをMPU4
0pに返信する(S9)。サム値が不一致であると、C
PU60は受信データを破棄し、「受信エラー処理」S
10に進む。
【0060】「受信エラー処理」S10に進むとCPU
60は、スキャナモータ駆動中,ランプ点灯中など、ス
キャナ動作中であるときにはリセット信号をスキャナ制
御40に送出する。スキャナSCRが停止(待機)中で
あると、状態読取りのフェイル回数を1インクレメント
して、所定短時間の経過後に再度読取り指示を送信す
る。これを4回繰り返しても受信エラーとなったときに
は、リセット信号をスキャナ制御40に送出する。
【0061】このようにして、スキャナ制御40と制御
CPU60とが、位置的に分離した別ユニット上にあっ
ても、通信異常時に、正しくリカバリー出来るようにな
る。
【0062】なお、上記実施例では、スキャナ制御40
を直接CPU60で制御しているが、その間に更に、I
/F制御機能を持ったASIC等が介在してもよい。ま
た、上記実施例では、シリアル同期信号制御のシリアル
通信を採用したが、パラレル通信を採用しても同様にS
UM値を付加して、通信エラーを検知することも可能で
ある。
【0063】
【発明の効果】スキャナSCRとその制御手段であるC
PU60とを別々のユニットで構成しCPU60をプリ
ンタPTRに装備して、プリンタPTRに対してスキャ
ナSCRをオプションとして簡略化できる。スキャナS
CRとCPU60の間の通信エラーが検知できるととも
に、エラー処理も行うことにより、通信管理を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成システムの一実施例の外観
を示す正面図である。
【図2】 図1に示すカラープリンタPTRの作像機構
の概要を示す縦断面図である。
【図3】 図1に示す原稿スキャナSCRおよび自動原
稿供給装置ADFの機構概要を示す縦断面図である。
【図4】 図1に示す画像形成システムの電気制御およ
び画像データ処理のシステム構成を示すブロック図であ
る。
【図5】 (a)は、図4に示す画像処理ユニットIP
Uの機能の概要を示すブロック図、(b)は、図4に示
す画像処理59のCPU60と、スキャナ制御40のM
PU40pとの、シリアル通信ラインをやや細かく示す
ブロック図である。
【図6】 (a)は、CPU60から制御コマンドをM
PU40pに送信するときの、通信ライン上の信号およ
びデータを示すタイムチャートであり、横軸が時間軸で
ある。(b)は、CPU60がMPU40pからスキャ
ナ状態データを読込むときの、通信ライン上の信号およ
びデータを示すタイムチャート、(c)は、送,受信デ
ータセットのデータ区分を示すブロック図である。
【図7】 図4に示すCPU60の、MPU40pとの
間の通信の制御概要を示すフローチャートである。
【符号の説明】
PTR:カラープリンタ IPU:画像処理ユニット OPB:複写ボード 56:通信ケーブル SCR:原稿スキャナ ADF:自動原稿供給装置 PC:パソコン PN:通信回線 PBX:交換器 2:光書込みユニット 3,4:給紙カセット 5:レジストローラ対 6:転写ベルトユニット 7:定着ユニット 8:排紙トレイ 10M,10C,10Y,10K:感光体ユニット 11M,11C,11Y,11K:感光体ドラム 20M,20C,20Y,20K:現像器 21:転写搬送ベルト 31:コンタクトガラス 32:照明灯 33:第1ミラー 34:第2ミラー 35:第3ミラー 36:レンズ 37:CCD 38:モーター 41:駆動ローラ 42:従動ローラ 43:搬送ベルト 44:テンションローラ 45:原稿トレイ 46:付着チャージャ 47:分離チャージャ 48:排紙トレイ SBU:センサボード FCU:FAX制御ユニット 54:LVDSドライバ 57:LVDSケーブル 58:LVDSレシーバ 70:メモリ 71:ハードディスク装置 VDC:ビデオ・デ−タ制御 IDU:紙幣等認識ユニット ED:誤差拡散処理ユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データに基いて像担持体に画像を形成
    するプリンタ; 原稿画像を表わすデジタル画像信号す
    なわち画像データを発生する原稿スキャナ; 該原稿ス
    キャナが発生する画像データを前記プリンタの画像記録
    用の画像データに変換する画像処理を行う画像処理ユニ
    ット;および、前記プリンタが前記原稿スキャナに制御
    情報を与え原稿スキャナが発生する画像データを受信す
    るための通信手段;を含む画像形成システムであって、 前記プリンタが、前記原稿スキャナを制御するコントロ
    ーラおよび前記画像処理ユニットを装備し; 前記通信
    手段が、該コントローラと前記原稿スキャナとの間で制
    御情報を転送する手段、および、前記原稿スキャナから
    画像処理ユニットに画像データを転送する手段を含み;
    前記コントローラと原稿スキャナがそれぞれ、転送エ
    ラー検知機能を含む; 画像形成システム。
  2. 【請求項2】前記転送エラー検知機能は、制御情報の送
    信側となるときは制御情報とそのアドレスのチェックサ
    ムを1回の制御情報の転送ごとに制御情報に付加して転
    送し、受信側となるときは受信したアドレスと受信した
    制御情報からサム値を算出して受信したサム値と比較す
    ることにより転送時のエラーを検知する、請求項1記載
    の画像形成システム。
  3. 【請求項3】前記コントローラは、転送エラーを検知し
    たとき前記原稿スキャナの動作段階対応で実行するエラ
    ー処理機能を有する、請求項1又は請求項2記載の画像
    形成システム。
  4. 【請求項4】前記コントローラは、前記原稿スキャナに
    初期設定を指示する制御情報を送信しアクノレッジの返
    信が無いと該制御情報を再送信し、駆動/停止を含む制
    御情報を送信しアクノレッジの返信が無いとリセット信
    号を送信する請求項3記載の画像形成システム。
  5. 【請求項5】前記原稿スキャナは、制御情報受信時に転
    送エラーを検知すると、受信した制御情報を無視し受信
    応答を保留する請求項1乃至4の何れかに記載の画像形
    成システム。
  6. 【請求項6】前記原稿スキャナから画像処理ユニットに
    画像データを転送する手段は、前記原稿スキャナにあっ
    てそこに発生する画像データをLVDSケーブルに送出
    するLVDSドライバ、および、前記画像処理ユニット
    にあってLVDSケーブルからの画像データを受信する
    LVDSレシーバを含む、請求項1乃至5の何れかに記
    載の画像形成システム。
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