JP3814617B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、感光体上に形成されたトナー像を中間転写体に1次転写した後、中間転写体上のトナー像を記録シートに2次転写する画像形成装置に関する。
近年、感光体上に形成されたトナー像を中間転写体に1次転写した後、中間転写体上のトナー像を記録シートに2次転写する電子写真方式の画像形成装置が普及し始めている。このような画像形成装置において、2次転写部と定着部の距離が短い場合は、記録シートが2次転写部と定着部に跨ることがあるため、2次転写時の中間転写体の回転速度と定着部の回転速度すなわち定着スピードを一致させる必要がある。
一方、厚紙や封筒、OHP等の記録シートに画像形成する場合、普通紙に対する定着スピードでは不十分であるため、普通紙の定着スピードよりも遅い定着スピードにする必要がある。このような場合、上述のように定着スピードに合わせて中間転写体の回転速度も低速にしなければならないため、厚紙や封筒、OHP等の記録シートに画像形成する場合は生産性が低下する。
また、1次転写時は中間転写体を所定の速度で回転させ、1次転写完了直後に中間転写体の回転速度を定着スピードまで減速した後に、2次転写を行う画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。これによれば、1次転写時の生産性の低下を抑えることができる。
特開平4−67174号公報
しかしながら、上記のような従来の画像形成装置にあっては、1次転写が完了した直後に中間転写体の回転速度を減速するため、中間転写体の減速後から2次転写開始までの時間が長く、生産性の向上の妨げとなっていた。
また、特開平9−146434号公報には、中間転写体における1次転写部と2次転写部との距離を最大画像長さよりも長くなるよう構成し、1次転写完了後に中間転写体上の画像先端が2次転写位置から所定距離手前に達したときに中間転写体の回転速度の減速を開始し、中間転写体上の画像先端が2次転写位置に到達する前に減速が完了するような画像形成装置が開示されている。
しかし、このような画像形成装置では、中間転写体における1次転写部と2次転写部との距離を、最大画像長さに中間転写体の減速に必要な長さを加えた距離以上にすることが前提となっている。そのため、より長い画像の画像形成を可能にするために、中間転写体における1次転写部と2次転写部との距離を更に長くすることを提案している。
しかしながら、画像形成装置の構成上、中間転写体における1次転写部と2次転写部との距離を長くできない画像形成装置もある。また、近年、中間転写体の一周上に複数の画像を形成する画像形成装置もある。このような画像形成装置においては、画像のサイズや中間転写体の一周上に形成する画像の数によって、中間転写体上の画像先端が2次転写位置に到達する前に減速が完了できる場合と減速が完了できない場合が生じる。従って、1次転写完了後に中間転写体上の画像先端が2次転写部に到達したときに常に2次転写を行うようにすると、中間転写体の減速が完了する前に2次転写が開始され、中間転写体の回転速度が定着スピードよりも速い状態で2次転写が行われる問題が生じる場合がある。
本発明は、上記のような問題点に着目して成されたもので、1次転写完了から2次転写開始までの時間を短縮することで、生産性の向上を図ることができる画像形成装置を提供することことを目的としている。
本発明の画像形成装置は、次のように構成して、上記の目的を達成するものである。
(1)トナー像を担持する感光体と、前記感光体上のトナー像が転写される回転可能な中間転写体と、前記感光体上のトナー像を前記中間転写体へ1次転写させる1次転写手段と、前記中間転写体上のトナー像をシートへ2次転写させる2次転写手段と、前記中間転写体と前記2次転写手段を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、所定のシートの場合、前記1次転写の後、前記中間転写体の回転速度を第1速度から第2速度へ変更し、更に前記制御手段は、画像形成モードに応じて、前記中間転写体の速度変更を、前記1次転写が行われる1回転内で行うか、前記1次転写が行われる1回転に続く1回転内で行うかを決定することを特徴とする画像形成装置。
(2)前記所定のシートは、厚紙、封筒、はがき、OHPシート、ラベル紙、タブ紙、第2原図紙のいずれかであることを特徴とする(1)記載の画像形成装置。
(3)前記画像形成モードは、前記中間転写体の1周上に転写されるトナー像の数を含むことを特徴とする(1)記載の画像形成装置。
(4)前記画像形成モードは、トナー像のサイズを含むことを特徴とする(1)記載の画像形成装置。
(5)前記制御手段は、前記1次転写の完了時点での前記中間転写体上のトナー像の先端と前記2次転写手段との第1距離が所定距離より長いか否かを判別することによって、前記中間転写体の速度変更を、前記1次転写が行われる1回転内で行うか、前記1次転写が行われる1回転に続く1回転内で行うかを決定することを特徴とする(1)記載の画像形成装置。
(6)前記制御手段は、前記第1距離が前記所定距離より長い場合、前記中間転写体の速度変更を、前記1次転写が行われる1回転内で行うことを特徴とする(5)記載の画像形成装置。
(7)前記制御手段は、前記第1距離が前記所定距離以下の場合、前記中間転写体の速度変更を、前記1次転写が行われる1回転に続く1回転内で行うことを特徴とする(5)記載の画像形成装置。
(8)前記2次転写の後、定着速度でシート上のトナー像を定着させる定着手段を更に有し、前記制御手段は、前記中間転写体の速度を前記定着速度と実質同一に制御することを特徴とする(1)記載の画像形成装置。
(9)前記第1速度は、前記第2速度よりも高速であることを特徴とする(1)記載の画像形成装置。
(10)前記中間転写体は、前記中間転写体上のトナー像の先端を検知するためのマークを有するとともに、前記中間転写体のマークを検知する検知手段を更に有することを特徴とする(1)記載の画像形成装置。
(11)前記制御手段は、前記検知手段が前記中間転写体のマークを検知する直前に前記中間転写体の速度変更を行うことを特徴とする(10)記載の画像形成装置。
本発明によれば、1次転写完了から2次転写開始までの時間を短縮することで、生産性の向上を図ることができる画像形成装置を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態であるカラー画像形成装置50について説明する。
各図において、同一の参照番号を付した部材は同一部材を示すものとし、重複説明は省略する。
図1は、カラー画像形成装置50の概略断面図である。
同図において、1はカラー画像リーダ部(以下、「リーダ部1」と記す)、2はカラー画像プリンタ部(以下、「プリンタ部2」と記す)である。
100は制御部、101は原稿台ガラス(プラテン)、102は自動原稿給紙装置(ADF)、103、104は原稿を照明する光源、105、106は反射傘である。
107〜109はミラー、110はレンズ、111はCCDである。
112は基板、113はディジタル画像処理部である。
114は、光源103、104と反射傘105、106と、ミラー107を収容するキャリッジであり、115は、ミラー108、109を収容するキャリッジである。
116は、他のデバイスとの外部インターフェイス(I/F)である。
次に、プリンタ部2の構成を説明する。
200は回転軸、201は潜像形成手段であるレーザスキャナ、202は感光体である感光ドラム、203は現像手段と現像切替手段とからなる各色現像器である。
上記レーザスキャナ201、感光ドラム202、各色現像器203は、画像形成手段を構成する。
204は1次転写ローラである。
205は中間転写体、206は2次転写ローラ、207は加圧ローラ、208、209、210、211はカセット、212、213、214、215はピックアップローラ、220は手差し給紙ローラ、221、222、223、224は現像器、230はクリーニングブレード、231はブレード、232は廃トナーボックス、233は第1排紙ローラ、234は第2排紙ローラ、235は反転ローラ、236は第3排紙ローラ、237は第1排紙フラッパ、238は第2排紙フラッパ、239は第3排紙フラッパ、240は手差シートトレイ、261、262、263、264は給紙ローラ、265、266、267、268は縦パス搬送ローラ、269はレジストレーションローラ、270はHP検知センサ、271はホームポジション(HP)シールである。
画像形成装置50は、上部にリーダ部1、下部にプリンタ部2を有する。
リーダ部1の構成について説明する。
リーダ部1は、原稿台ガラス(プラテン)101、自動原稿給紙装置(ADF)102を有する。この自動原稿給紙装置102の代わりに、鏡面圧板もしくは白色圧板(図示せず)を装着する構成でもよい。
原稿を照明する光源103及び104は、ハロゲンランプ、蛍光灯、キセノン管ランプなどの類の光源を使用する。
上記光源103及び104の光は、反射傘105及び106により原稿台ガラス101上の原稿に集光される。
原稿台ガラス101上の原稿からの反射光または投影光は、レンズ110によりCCD(電荷結合素子)イメージセンサ(以下、CCDと称する)111上に集光される。
CCD111は基板112に実装されている。制御部100は、画像形成装置全体を制御する。ディジタル画像処理部113は、図2に示すように、CCD111及び外部I/F116を除いたクランプ&Amp&S/H&A/D部502〜下地除去部515を含み、図3に示すように、2値変換部401、遅延部402をも含む。
キャリッジ114は、光源103及び104と反射傘105及び106と、ミラー107を収容する。キャリッジ115は、ミラー108及び109を収容する。
なお、キャリッジ114は速度Vで、キャリッジ115は速度V/2で、CCD111の電気的走査方向(主走査方向X)に対して直交する副走査方向Yに機械的に移動することによって、原稿台ガラス101上の原稿の全面を走査する。
外部インターフェイス(I/F)116は、他のデバイス、例えばパーソナルコンピュータやネットワークとのインターフェイスである。
図2はディジタル画像処理部113の詳細構成を示すブロック図である。
同図中、502はクランプ&Amp&S/H&A/D部、503はシェーディング部、504はつなぎ&MTF補正&原稿検知部、505は入力マスキング部、506はセレクタ、507は色空間圧縮&下地除去&LOG変換部、508は遅延部、509はモワレ除去部、510は変倍処理部、511はUCR&マスキング&黒文字反映部、512はγ補正部、513はフィルタ部、514は下地除去部、515は黒文字判定部である。
原稿台ガラス101上の原稿により光源103、104からの光が反射し、その反射光はCCD111に導かれて電気信号に変換される(CCD111がカラーセンサの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ、Gフィルタ、BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、フィルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構成になったものでも構わない)。
上記の電気信号(アナログ画像信号)は、ディジタル画像処理部113に入力され、クランプ&AMP&S/H&A/D部502でサンプルホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にクランプされ、所定量に増幅された後(上記処理順番は表記順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各8ビットのディジタル信号に変換される。
このRGB信号は、シェーディング部503で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、つなぎ&MTF補正&原稿検知部504で、例えばCCD111が3ラインCCDの場合には、つなぎ処理はライン間の読取り位置が異なるため、読取り速度に応じてライン毎の遅延量が調整され、3ラインの読取り位置が同じになるように信号タイミングが補正される。
そして、MTF補正は読取り速度や変倍率によって読取りのMTFが変わるため、その変化を補正し、原稿検知は原稿台ガラス101上の原稿を走査することにより原稿サイズを認識する。
読取り位置タイミングが補正されたディジタル信号は、入力マスキング部505によって、CCD111の分光特性及び光源103、104及び反射傘105、106の分光特性が補正される。
入力マスキング部505の出力は、外部I/F信号との切換え可能なセレクタ506に入力される。
セレクタ506から出力された信号は、色空間圧縮&下地除去&LOG変換部507と下地除去部514に入力される。
下地除去部514に入力された信号は、下地除去された後、原稿中の原稿の黒い文字かどうかを判定する黒文字判定部515に入力され、原稿から黒文字信号が生成される。
また、もう一つのセレクタ506の出力が入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換部507では、色空間圧縮は読取った画像信号がプリンタで再現できる範囲に入っているかどうか判断し、入っている場合はそのまま、入っていない場合は画像信号をプリンタで再現できる範囲に入るように補正する。
そして、下地除去処理を行い、LOG変換部でRGB信号からYMC信号に変換する。
そして、黒文字判定部515で生成された信号とタイミングを補正するため、色空間圧縮&下地除去&LOG変換部507の出力信号は遅延部508でタイミングを調整される。
この二種類の信号は、モワレ除去部509でモワレが除去され、変倍処理部510で主走査方向に変倍処理される。
上記変倍処理部510で処理された信号は、UCR&マスキング&黒文字反映部511で、YMC信号からはUCR処理でYMCK信号が生成され、マスキング処理部でプリンタの出力にあった信号に補正されるとともに、黒文字判定部515で生成された判定信号がYMCK信号にフィードバックされる。
UCR&マスキング&黒文字反映部511で処理された信号は、γ補正部512で濃度調整された後、フィルタ部513でスムージング又はエッジ処理される。
そして、処理された信号はプリンタ部2に送信される。
図3は、ディジタル画像処理部で処理された信号をプリンタ部2で受信する処理を示す図である。
8ビットの多値信号は、2値変換部401で2値信号に変換される。
この時の変換方法はディザ法・誤差拡散法・誤差拡散の改良したもの等のいずれでも構わない。
変換された2値信号は、外部I/F116と遅延部402に送信される。
外部I/F116では、必要に応じて受信した信号をFAX(不図示)等の外部出力装置に送信する。
遅延部402は、受信した信号とレーザスキャナ部201のレーザ発光タイミングを補正するため、レーザスキャナ部201への送信タイミングを調整する。
そして、レーザスキャナ部201へ送信する。
なお、2値変換部401及び遅延部402はディジタル画像処理部113に含む構成としてもよい。
図4は、制御部100の要部構成を説明するブロック図である。
218はプリンタ制御I/F、301は、シートの種類により、2次転写前に中間転写体205の回転速度とシートの搬送速度を減速させるCPU、302は画像形成するシートのサイズを記憶するメモリ、303は操作部(オペレーションパネル)、304はROM、305はRAMである。
制御部100は、ディジタル画像処理部113、プリンタ制御I/F218と外部I/F116に対して、それぞれ制御を行うための情報をやり取りするI/Fを有するCPU301と操作部303、メモリ302によって構成されている。
メモリ302は、CPU301に作業領域を提供するRAM305と、CPU301の制御プログラムを格納しているROM304とによって構成されている。
また、操作部303は操作者による処理実行内容の入力や操作者に対する処理に関する情報及び警告等の通知のためのタッチパネル付き液晶により構成される。
次に、図1及び図5を用いて、カラープリンタ部2の構成を説明する。
前述した制御部100のCPU301からの制御信号をプリンタ制御I/F218で受け、プリンタ制御I/F218からの制御信号に基づいてプリンタ部2は動作する。
図5は、レーザスキャナ201の概略構成を示す図である。
601はレーザドライバ回路基板、602はコリメータレンズ、603はシリンドリカルレンズ、604はポリゴンミラー、605はポリゴンミラー駆動モータ、606は結像レンズ、607は反射ミラー、608はBD(ビームディテクタ)回路基板である。
画像データ信号に対応するレーザ光をレーザドライバ回路基板601により出射し、コリメータレンズ602とシリンドリカルレンズ603により平行光に変換されたレーザ光が、ポリゴンミラー駆動モータ605により一定速度で回転しているポリゴンミラー604に入射される。
ポリゴンミラー604から反射されたレーザ光は、ポリゴンミラー604の前に配置された結像レンズ606、反射ミラー607を経て、主走査方向に走査して感光ドラム202に照射する。
感光ドラム202は反時計方向へ回転し、レーザスキャナ201により感光ドラム202上に静電潜像が形成される。
回転カラー現像器203は、回転軸200の周りに時計方向にブラック、イエロー、マゼンダ、シアンの各色に対応する現像器221、222、223、224を配置して構成される。現像器221、222、223、224は、感光ドラム202上に形成された静電潜像上にトナーを付着させることにより現像を行う。なお、トナーに限らず、他の現像剤でもよい。
尚、本実施例の形態においては、現像器221〜224は、回転カラー現像器203に対して容易に着脱可能な構成となっており、各色の現像器221〜224は指定された色の位置に装着される。
感光ドラム202上にトナー像を形成する際に、黒単色画像を現像する際にはブラック現像器221のみが使用され、ブラック現像器221の現像スリーブが感光ドラム202と対向する位置まで回転カラー現像器203を回転させ、静電潜像された感光ドラム202表面と現像バイアスが印加された現像スリーブ面との間に形成される電位量に応じたトナーが、現像器221から感光ドラム202表面へ飛ばされ、感光ドラム202表面の静電潜像が現像される。
また、カラー画像の形成を行う場合は、回転カラー現像器203をステッピングモータ(不図示)の回転により、現像を行う各分解色に応じて所定の現像器221〜224を択一的に回転軸200を中心に感光ドラム202に近接(または接触)させた現像位置に回転動作させた後、現像を行う。
現像器221〜224からは、感光ドラム202上の電荷に応じた量のトナーが供給され、感光ドラム202上の静電潜像が現像される。
トナー像が形成された感光ドラム202は時計方向へ回転され、感光ドラム202上のトナー像は、反時計方向に回転する中間転写体205に1次転写ローラ204により1次転写される。1次転写は、CPU301が1次転写ローラ204のバイアス電圧を制御することにより行われる。
フルカラー画像の場合は1色づつ中間転写体205へ1次転写を行うので、中間転写体205への1次転写を4回行うことで、フルカラー画像のための1次転写が完了する。
中間転写体205は、特定のシートサイズ、例えばA4サイズ以下の画像を形成するときには、中間転写体205に2面分(2頁分)の画像が形成可能である。
一方、各カセット(1段目カセット208、2段目カセット209、3段目カセット210、4段目カセット221)から各カセットの各ピックアップローラ212、213、214、215によりピックアップされ、各カセットの各給紙ローラ261、262、263、264により搬送されるシートは、縦パス搬送ローラ265、266、267、268によりレジストレーションローラ269まで搬送される。
手差し給紙の場合には、手差シートトレイ240に積載されたシートは、手差し給紙ローラ220でレジストレーションローラ269まで搬送される。
そして、中間転写体205への転写が終了するタイミングで、中間転写体205と2次転写ローラ206のニップ部にシートが搬送される。
その後、シートは2次転写ローラ206と中間転写体205とに挟まれる形で定着器207方向へ搬送されるとともに中間転写体205に圧着され、中間転写体205上のトナー像が2次転写ローラ206によりシートに2次転写される。2次転写は、CPU301が2次転写ローラ206のバイアス電圧を制御することにより行われる。
シートに転写されたトナー像は、定着ローラおよび加圧ローラ207により加熱および加圧され、シートに定着される。
なお、シートに転写されずに残る中間転写体205上の転写残留トナーに関しては、中間転写体205の表面上に当接と離間が可能なクリーニングブレード230をこすり当て、転写残留トナーを中間転写体205表面から掻き取ることで、画像形成シーケンス後半の後処理制御でクリーニングされる。
感光ドラムユニット内では、残留トナーがブレード231によりドラム表面から掻き取られ、感光ドラムユニット内に一体化されている廃トナーボックス232まで搬送される。
さらに、予期せぬことで吸着している可能性のある2次転写ローラ表面上の正負各極性の残留トナーを2次転写正バイアスおよび2次転写逆バイアスを交互に印加し、中間転写体205上に各極性の残留トナーを吸着させ、上記の中間転写クリーニングブレード230で残留トナーを掻き取ることで、残トナーが完全にクリーニングされて後処理制御は終了する。
画像が定着されたシートは、第1排紙の場合には、第1排紙フラッパ237を第1排紙ローラ233方向に切り替えて、第1排紙ローラ233を目指して排紙される。
第2排紙の場合には、第1排紙フラッパ237および第2排紙フラッパ238を第2排紙ローラ方向234に切り替えて、第2排紙ローラ234を目指して排紙される。
第3排紙の場合には、一旦反転ローラ235で反転動作を行うために、第1排紙フラッパ237および第2排紙フラッパ238を反転ローラ235方向に切り替えて反転ローラ235で反転させる。
反転ローラ235で反転後、第3排紙フラッパ239を第3排紙ローラ236方向に切り替えて、第3排紙ローラ236を目指して排紙される。
両面排紙の場合には、第3排紙の場合と同様に一旦反転ローラ部235で反転動作を行い、第3排紙フラッパ239を両面ユニット方向に切り替えて、両面ユニットに搬送される。
両面センサでシートが検出されてから所定時間後に一旦停止し、再度画像準備が整い次第再給紙され、2面目の画像形成される。
次に、本実施形態の特徴である、生産性に配慮した画像形成制御について、比較例とともに図6〜図12を用いて説明する。
まず、比較例の画像形成制御について説明する。
(比較例1の画像形成制御)
図6は、比較例の普通紙2枚貼りの画像形成のタイミングチャートを示す図である。
701は、感光ドラム202及び中間転写体205を駆動するDCブラシレスモータ800の速度変化タイミングである。普通紙出力時には、普通紙生産用のスピードV1で回転させる。
702は、画像先端タイミングを決定するためのHP信号で、中間転写体205の内部に装着されたホームポジション(HP)シール271をHP検知センサ270で検知する毎に出力される。
703は、画像データに基づいてレーザを発光するタイミングであり、HP信号702から所定時間経過後に発光が開始される。これを各色について行うことで色ズレが少ないカラー画像を形成する。ここでは、A4サイズ相当の画像を2枚同時に形成しており、Y−A、M−A、C−A、K−Aが2枚貼りの1枚目の画像、Y−B、M−B、C−B、K−Bが2枚目の画像を示す。なお、2枚貼りとは、中間転写体205の一周上に2頁分の画像を転写することをいう。
704は、感光ドラム202上に形成されたトナー像が中間転写体205に1次転写されるタイミングである。
705は、別の現像器を感光ドラム202に近接させるべく、回転カラー現像器(以下、回転ロータリという。)203を回転するタイミングである。
706は、中間転写体205上に転写されたトナー像をシートに2次転写するタイミングであり、HP信号702を基準にタイミングが決められる。
707は潜像形成から2次転写までの周期である。
画像形成枚数が1枚の場合には、Y−A、M−A、C−A、K−Aのレーザ及び1次転写と、2次転写するタイミング706中のAの2次転写のみの制御となり、画像形成枚数が3枚以上の場合には、周期707の制御の繰り返しである。
710、711、712、713は、HP信号730、731、732、733のそれぞれからレーザ発光開始タイミングまでの時間である。
714は、HP信号から2次転写開始までの時間である。
720、721、722、723は、HP信号730、731、732、733のそれぞれから2枚貼りの2枚目の画像のレーザ発光開始タイミングまでの時間である。
724は、HP信号から2枚貼りの2枚目の画像の2次転写開始までの時間である。
730〜734は、各HP信号である。
(比較例2の画像形成制御)
次に、シートの種類が厚紙や封筒等である場合のフルカラー画像のタイミングチャートを図7に示す。
図7は、比較例の厚紙2枚貼りの画像形成のタイミングチャートを示す図であって、1次転写完了直後にモータスピードをV2(<V1)に減速した例を示す。
735、736は各HP信号である。
1次転写終了タイミングまでは普通紙の制御タイミングと同じである。
シートの種類が厚紙や封筒等である場合は、CPU301は、2次転写時の転写効率及び定着時の定着性を考慮してシートの搬送速度及び中間転写体205の速度を等速時のV1の1/2に下げて制御している。
図7の場合、1次転写K−B終了直後、モータの速度を厚紙生産用のスピードV2=V1/2に減速する。
そして、モータスピードが速度V2で安定した後、再びHP信号を検知したタイミングから所定時間714後に、中間転写体205上のトナー像を搬送されるシートに2次転写する。図7に示す例においては、2次転写までの中間転写体205の回転数は画像サイズ及び中間転写体205の一周上の画像の数に応じて結果的に変化する。但し、CPU301は、HP信号735に応答して2次転写のタイミングを制御するが、2次転写までの中間転写体205の回転数を決めることはない。
画像形成枚数が3枚以上の場合には、2次転写するタイミング706でBの画像を転写した後、モータスピードを再びV1に加速すると同時に、現像ロータリ203を回転するタイミング705をYellow現像位置まで回転させる。
黒単色画像の場合には、レーザを発光するタイミング703、1次転写されるタイミング704でK−Aのレーザ及び1次転写と、2次転写するタイミング706中でAの2次転写のみの制御となる。
また、フルカラー画像形成時において、シート長がA4またはレターサイズ短辺よりも長いシートのように、中間転写体205の一周上に1枚しか形成できない場合には、レーザを発光するタイミング703、1次転写されるタイミング704でY−A、M−A、C−A、K−Aのレーザ及び1次転写と、2次転写するタイミング706中でAの2次転写のみの制御となる。
図7に示すタイミングチャートにおいて生産性は、Yellow画像形成タイミング用HPの検知から3枚目のYellow画像形成タイミング用HPの検知までの周期707の逆数となる。
生産性を向上させる場合、周期707中において、1次転写中及び2次転写中についてはシートのサイズ及び貼り方に依存しているため短縮は困難である。
一方、1次転写終了から2次転写用HPを検知するまでの時間については、シートサイズには関係無く、中間転写体205の回転速度の制御次第で短縮することが可能である。
(本実施例の画像形成制御)
次に、本実施例の画像形成制御について説明する。
本実施例の画像形成制御では、普通紙に画像形成する場合は、上述の図6を用いて説明した比較例1の制御を行い、厚紙や封筒、OHPシート(オーバーヘッドプロジェクタ用透明シート)に画像形成する場合は、画像形成途中で、中間転写体205の回転速度を減速させる場合に、減速タイミングを1次転写完了直後ではなく、モータ減速時間t_vを考慮してシートサイズに合わせた所定時間t_intvlが経過した後に中間転写体205の回転速度を減速する。
図8は、1次転写完了タイミングからモータスピードをV2に減速開始するまでの時間t_intvlを算出するためのフローチャートを示す図である。このフローチャートに基づいた時間t_intvlは1次転写よりも前に計算される。
まず、STEP1001にて、中間転写体205のHP検知タイミングから1次転写開始までの時間t_1と、中間転写体205を速度V1から速度V2に減速するのに要する時間t_vと、中間転写体205が速度V1で1周するのに要する時間t_itbと、中間転写体205が速度V1から速度V2への移行を含めた1周するのに要する時間t_itb′と、シートを速度V1で搬送した時の、シート先端から後端までの時間t_papと、2枚貼りのときの2枚の画像の間隔の時間t_xと、を算出あるいは予め記憶しておく。
時間t_itb′は、時間t_itbに比して、速度V1から速度V2への移行を含むため、僅かに長い時間となる。
次に、中間転写体205上に同時に形成される画像の枚数を判断し(STEP1002)、2枚貼りである場合STEP1003へ進み、そうでない(1枚貼りの)場合STEP1004へ進む。
すなわち、CPU301は、中間転写体205の1周上に形成するトナー像数に応じて、2次転写までの中間転写体205の回転数を決定し、その2次転写のタイミングにあわせて1次転写終了後の中間転写体205の減速開始タイミングを制御する。言い換えれば、CPU301は、画像形成モードに応じて、中間転写体205の速度変更を、1次転写が行われる1回転内で行うか、1次転写が行われる1回転に続く1回転内で行うかを決定し、制御する。
STEP1003では、中間転写体205のHPを検知してから2枚の画像を1次転写完了するまでの時間t_1+t_pap×2+t_xと、モータ速度をV1からV2に減速するのに要する時間t_vと、を合計した時間t_imgを算出し、中間転写体205が速度V1で1周するのに要する時間t_itbと比較する(STEP1005)。
t_img<t_itb′、すなわち時間t_imgが時間t_itb′よりも短い場合STEP1007へ進み、t_img≧t_itb′、すなわち時間t_imgが時間t_itb′と同じか長い場合STEP1008へ進む。
図9は、「2枚貼り」かつ「t_img<t_itb′」の画像形成のタイミングチャートを示す図、図10に、「2枚貼り」かつ「t_img≧t_itb′」の画像形成のタイミングチャートを示す図である。
STEP1007では、1次転写完了直後にモータスピードをV2に減速すればHP734に間に合うため、図9に示すように、HP734を2次転写開始タイミングの基準信号とする。
そして、t_intvl=t_itb′−t_imgと計算し、1次転写完了タイミングからシートサイズ及び中間転写体205の1周上に形成される画像の数に対応した時間t_intvlの間は、中間転写体205をV1で回転させ、t_intvlの経過後、中間転写体205をV2に減速する。すなわち、CPU301は最終色(黒)の1次転写及び中間転写体205の減速は中間転写体205が1回転する間に行われるよう決定し、これにあわせて、1次転写終了後の中間転写体205の減速開始タイミングが、減速完了直後に2次転写が可能となるよう制御する。これにより、中間転写体205のV2への減速はHP734の検知までに完了する。すなわち、CPU301は、1次転写終了から2次転写開始までの時間内で、減速のタイミングを2次転写開始直前とする。HP734の検知に応じて、CPU301はレジストレーションローラ269の駆動を開始させることにより、記録シートを2次転写ローラ204と中間転写体205とのニップ部へ給送させる。そして、中間転写体205上の画像先端が2次転写位置を通過するタイミングで2次転写を開始させるよう、CPU301は2次転写ローラ206のバイアス電圧を制御する。これによって、HP734を検知するまでの時間が短くなり、結果として周期707の短縮、生産性の向上につながる。
一方、STEP1008では、1次転写完了直後にモータスピードをV2に減速したとしてもHP734の検知までには間に合わないため、図10に示すように、HP735を2次転写開始タイミングの基準信号とする。この場合、1次転写が完了してからHP735の検知までの間に、中間転写体205上の画像先端が2次転写位置を通過することとなるが、このタイミングでは2次転写を開始させないよう、CPU301は2次転写ローラ206のバイアス電圧を制御する。
そして、t_intvl=t_itb+t_itb′−t_imgと計算し、1次転写完了タイミングからシートサイズ等に対応した時間t_intvlの間は、中間転写体205をV1で回転させ、その後V2に減速する。すなわち、すなわち、CPU301は最終色(黒)の1次転写及び中間転写体205の減速は中間転写体205が2回転する間に行われるよう決定し、これに合わせて、1次転写終了後の中間転写体205の減速開始タイミングが、減速完了直後に2次転写が可能となるよう制御する。言い換えれば、CPU301は、最終色(黒)の一次転写が行われる1回転内で中間転写体205の速度変更ができないと判断した場合は、中間転写体205の速度変更を1次転写が行われる1回転に続く1回転内で行うよう決定し、制御する。これにより、中間転写体205のV2への減速はHP735の検知までに完了する。HP735の検知に応じて、CPU301はレジストレーションローラ269の駆動を開始させることにより、記録シートを2次転写ローラ204と中間転写体205とのニップ部へ給送させる。そして、中間転写体205上の画像先端が2次転写位置を通過するタイミングで2次転写を開始させるよう、CPU301は2次転写ローラ206のバイアス電圧を制御する。これによって、HP735を検知するまでの時間が短くなり、結果として周期707の短縮、生産性の向上につながる。
すなわち、CPU301は、中間転写体205を第1速度で回転させながら1次転写を行わせ、1次転写完了した時点での画像先端と2次転写位置との距離が所定距離以上あれば、所定タイミングで第2速度まで減速して2次転写を行わせ、所定距離未満であれば、2次転写位置に画像先端が到達しても2次転写を行わせず、中間転写体205を第1速度で回転し続け、その後の所定タイミングで第2速度まで減速して2次転写を行わせる。
このように、STEP1007、STEP1008のいずれの場合でも、CPU301は、メモリ302に記憶されたシートサイズに基づいて減速のタイミングを決定し、1次転写完了タイミングから時間t_intvlの間は中間転写体205をV1で回転させるので、1次転写完了タイミング直後からV2に減速していた従来に比して、HP735を検知するまでの時間が短くなり、周期707の短縮、生産性の向上を図ることができる。
次に、図11、図12を用いて、「1枚貼り」の例について説明する。
図11は、「1枚貼り」かつ「t_img<t_itb」の画像形成のタイミングチャートを示す図、図12は、「1枚貼り」かつ「t_img≧t_itb」の画像形成のタイミングチャートを示す図である。
図11、図12においては、t_itbやt_vが、図6、図7等とは異なる設定となっている。
図8のSTEP1002で1枚貼りと判断された場合には、中間転写体205のHPを検知してから1枚の画像を1次転写開始するまでの時間t_1と、1次転写開始から1次転写完了までの時間t_papと、モータスピードをV1からV2に減速するのに要する時間t_vと、を合計した時間をt_imgとし、t_img=t_1+t_pap+t_vを算出する(STEP1004)。
そして、中間転写体205が速度V1から速度V2への移行を含めた1周するのに要する時間t_itb′と比較する(STEP1006)。
t_img<t_itb′、すなわち時間t_imgが時間t_itb′よりも短い場合STEP1007へ進み、t_img≧t_itb′、すなわち時間t_imgが時間t_itb′と同じか長い場合STEP1008へ進む。
STEP1007では、1次転写完了直後にモータスピードをV2に減速すればHP734に間に合うため、図11に示すように、HP734を2次転写開始タイミングの基準信号とする。
そして、t_intvl=t_itb′−t_imgとし、1次転写完了タイミングからシートサイズに対応した時間t_intvlの間は、中間転写体205をV1で回転させ、その後V2に減速する。すなわち、CPU301は、1次転写終了から2次転写開始までの時間内で、減速のタイミングを2次転写開始直前とする。HP734の検知に応じて、CPU301はレジストレーションローラ269の駆動を開始させることにより、記録シートを2次転写ローラ204と中間転写体205とのニップ部へ給送させる。そして、中間転写体205上の画像先端が2次転写位置を通過するタイミングで2次転写を開始させるよう、CPU301は2次転写ローラ206のバイアス電圧を制御する。これによって、HP734を検知するまでの時間が短くなり、結果として周期707の短縮、生産性の向上につながる。
一方、STEP1008では、1次転写完了直後にモータスピードをV2に減速したとしてもHP734の検知までには間に合わないため、図12に示すように、HP735を2次転写開始タイミングの基準信号とする。この場合、1次転写が完了してからHP735の検知までの間に、中間転写体205上の画像先端が2次転写位置を通過することとなるが、このタイミングでは2次転写を開始させないよう、CPU301は2次転写ローラ206のバイアス電圧を制御する。
そして、t_intvl=t_itb+t_itb′−t_imgとし、1次転写完了タイミングからシートサイズに対応した時間t_intvlの間は、中間転写体205をV1で回転させ、その後V2に減速する。すなわち、CPU301は、1次転写終了から2次転写開始までの時間内で、減速のタイミングを2次転写開始直前とする。HP735の検知に応じて、CPU301はレジストレーションローラ269の駆動を開始させることにより、記録シートを2次転写ローラ204と中間転写体205とのニップ部へ給送させる。そして、中間転写体205上の画像先端が2次転写位置を通過するタイミングで2次転写を開始させるよう、CPU301は2次転写ローラ206のバイアス電圧を制御する。これによって、HP735を検知するまでの時間が短くなり、結果として周期707の短縮、生産性の向上につながる。
すなわち、CPU301は、中間転写体205を第1速度で回転させながら1次転写を行わせ、1次転写完了した時点での画像先端と2次転写位置との距離が所定距離以上あれば、所定タイミングで第2速度まで減速して2次転写を行わせ、所定距離未満であれば、2次転写位置に画像先端が到達しても2次転写を行わせず、中間転写体205を第1速度で回転し続け、その後の所定タイミングで第2速度まで減速して2次転写を行わせる。
このように、STEP1007、STEP1008のいずれの場合でも、CPU301は、メモリ302に記憶されたシートサイズに基づいて減速のタイミングを決定し、1次転写完了タイミングから時間t_intvlの間は中間転写体205をV1で回転させるので、1次転写完了タイミング直後からV2に減速していた従来に比して、HP735を検知するまでの時間が短くなり、周期707の短縮、生産性の向上を図ることができる。
以上のように、画像形成中に中間転写体205の回転速度を変化させて各種のシートに対して適当なトナー転写速度でトナー像を用紙に転写することで良好な画像を出力する装置において、1次転写終了後から2次転写前に中間転写体205の速度をV2に減速させる際に、中間転写体205を減速するタイミングを可能な限り遅くして、V2でHP検知するまでの時間を短縮することで生産性の低下を抑えることができる。
なお、図8〜図12に示したt_itb′は、t_vが極めて小さくその減速の影響が無視できる場合や計算を単純化したい場合等には、t_itb′に代えてt_itbを用いることもできる。
この場合、図8のS1005及びS1006では、t_imgとt_itbとを比較し、S1007では、t_intvl=t_itb−t_imgとし、S1008では、t_intvl=2×t_itb−t_imgとする。
(その他の実施例)
本実施形態では、シートの種類が厚紙や封筒、OHPの時にモータスピードをV2に減速する系の説明を行ったが、このシートの種類とモータスピードの関係については、上述に限定されるものではなく、種々のシート種類に対応した各々のモータスピードを用意した系であっても良い。
また、本実施形態では、1次転写完了後、モータスピードをV1で所定時間回転させてからV2に減速している系について説明を行ったが、モータスピードについてはV1に限定されるものではなく、V1より高速回転で回転させた後にV2に減速させることで、より早く中間転写体205のHP271を再検知する制御を行う系であっても良い。
この場合、CPU301は、t_intvlを決定するに際して、図8のt_itb′に代えて、加速の移行及び減速の移行を含めた中間転写体1周分の時間t_itb″(図示せず)を用い、1次転写終了後中間転写体205を所定時間t_intvl加速制御し、その後減速制御する。
以上説明したように、本実施形態によれば、1次転写完了から2次転写開始までの時間を短縮することで、生産性の向上を図ることができる画像形成装置を提供することが可能となる。
本発明に係るカラー画像形成装置の概略の全体構成を示す断面図 ディジタル画像処理部の詳細構成を示すブロック図 画像情報処理の構成を示すブロック図 制御部の主要構成を示すブロック図 光書き込み光学系の構成を示す斜視図 比較例の普通紙2枚貼りの画像形成動作を示すタイミングチャート 比較例の厚紙2枚貼りの画像形成動作を示すタイミングチャート 1次転写完了からモータスピードの減速開始までの時間を算出する動作を示すフローチャート 厚紙2枚貼りの画像形成動作を示すタイミングチャート 厚紙2枚貼りの画像形成動作を示すタイミングチャート 厚紙1枚貼りの画像形成動作を示すタイミングチャート 厚紙1枚貼りの画像形成動作を示すタイミングチャート
符号の説明
1 カラー画像リーダ部
2 カラー画像プリンタ部
50 画像形成装置
100 制御部
102 自動原稿給紙装置
113 ディジタル画像処理部
116 外部インターフェイス
201 レーザスキャナ
202 感光ドラム
203 各現像器
204 1次転写ローラ
205 中間転写体
206 2次転写ローラ
207 加圧ローラ
208 カセット
209 カセット
210 カセット
211 カセット
212 ピックアップローラ
213 ピックアップローラ
214 ピックアップローラ
215 ピックアップローラ
220 手差し給紙ローラ
221 現像器
222 現像器
223 現像器
224 現像器
230 クリーニングブレード
231 ブレード
233 第1排紙ローラ
234 第2排紙ローラ
235 反転ローラ
236 第3排紙ローラ
237 第1排紙フラッパ
238 第2排紙フラッパ
239 第3排紙フラッパ
240 手差しシートトレイ
261 給紙ローラ
262 給紙ローラ
263 給紙ローラ
264 給紙ローラ
265 縦パス搬送ローラ
266 縦パス搬送ローラ
267 縦パス搬送ローラ
268 縦パス搬送ローラ
269 レジストレーションローラ
270 HP検知センサ
271 ホームポジションシール
301 CPU
302 メモリ
303 操作部
304 ROM
305 RAM
800 モータ

Claims (11)

  1. トナー像を担持する感光体と、
    前記感光体上のトナー像が転写される回転可能な中間転写体と、
    前記感光体上のトナー像を前記中間転写体へ1次転写させる1次転写手段と、
    前記中間転写体上のトナー像をシートへ2次転写させる2次転写手段と、
    前記中間転写体と前記2次転写手段を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、所定のシートの場合、前記1次転写の後、前記中間転写体の回転速度を第1速度から第2速度へ変更し、
    更に前記制御手段は、画像形成モードに応じて、前記中間転写体の速度変更を、前記1次転写が行われる1回転内で行うか、前記1次転写が行われる1回転に続く1回転内で行うかを決定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記所定のシートは、厚紙、封筒、はがき、OHPシート、ラベル紙、タブ紙、第2原図紙のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成モードは、前記中間転写体の1周上に転写されるトナー像の数を含むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成モードは、トナー像のサイズを含むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記1次転写の完了時点での前記中間転写体上のトナー像の先端と前記2次転写手段との第1距離が所定距離より長いか否かを判別することによって、前記中間転写体の速度変更を、前記1次転写が行われる1回転内で行うか、前記1次転写が行われる1回転に続く1回転内で行うかを決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1距離が前記所定距離より長い場合、前記中間転写体の速度変更を、前記1次転写が行われる1回転内で行うことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記第1距離が前記所定距離以下の場合、前記中間転写体の速度変更を、前記1次転写が行われる1回転に続く1回転内で行うことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  8. 前記2次転写の後、定着速度でシート上のトナー像を定着させる定着手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記中間転写体の速度を前記定着速度と実質同一に制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  9. 前記第1速度は、前記第2速度よりも高速であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  10. 前記中間転写体は、前記中間転写体上のトナー像の先端を検知するためのマークを有するとともに、
    前記中間転写体のマークを検知する検知手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、前記検知手段が前記中間転写体のマークを検知する直前に前記中間転写体の速度変更を行うことを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
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