JPH11109767A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11109767A
JPH11109767A JP10205084A JP20508498A JPH11109767A JP H11109767 A JPH11109767 A JP H11109767A JP 10205084 A JP10205084 A JP 10205084A JP 20508498 A JP20508498 A JP 20508498A JP H11109767 A JPH11109767 A JP H11109767A
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JP
Japan
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speed
intermediate transfer
image
forming apparatus
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JP10205084A
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English (en)
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Toshiaki Miyashiro
俊明 宮代
Akihiko Takeuchi
竹内  昭彦
Takaaki Tsuruya
鶴谷  貴明
Takehiko Suzuki
健彦 鈴木
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の大型化と定着不良を防止しつ
つ画像形成のスループットの低下を防止する。 【解決手段】 転写材Pの搬送方向長さをLP 、中間転
写ベルト5aに転写されるトナー像の、中間転写ベルト
5aの移動方向長さをL′P、中間転写ベルト5aの移
動方向に沿っての一次転写部t1 と二次転写部t2 との
間の距離をLt1-t2 、転写材の移動方向に沿っての二次
転写部t2 と定着部fixとの距離をLt2-fixとしたと
きに、これらの間に、 Lt1-t2 >L′P 、かつLP>Lt2-fix の関係が成立するように設定する。これにより、二次転
写部−定着部間の距離を短縮して、装置の小型化と定着
不良を防止しつつ、スループットの低下を防止すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体上のトナ
ー像を中間転写体に転写し、この中間転写体上のトナー
像を転写材に転写する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に、従来の画像形成装置の概略構成
図を示す。
【0003】OPC(有機半導体)等からなる感光ドラ
ム101を矢印方向に回転駆動し、その表面を帯電器1
02で均一に帯電した後、光源103a、折り返しミラ
ー103bを有する露光装置103によって画像情報に
応じた露光を行い静電潜像を形成する。イエロー、マゼ
ンタ、シアン、ブラックの各色のトナーを収納した現像
器104a、104b、104c、104dをロータリ
104Aに搭載し、このロータリ104Aを回転させて
感光ドラム101上の静電潜像の現像に供される現像器
(例えばイエローの現像器104a)を感光ドラム10
1に対向する現像位置に配置し、静電潜像にトナーを付
着させてイエローのトナー像として現像する。
【0004】このイエローのトナー像は、中間転写装置
105の中間転写ベルト105aに一次転写される。中
間転写ベルト105aは、ローラ105c、105d、
105eに掛け渡されており、一次転写ローラ105b
により感光ドラム101に押し付けられて一次転写部T
1 を形成している。感光ドラム101上のイエローのト
ナー像は、一次転写ローラ105bにより一次転写部T
1 にて中間転写ベルト105a表面に一次転写される。
一次転写後に感光ドラム101表面に残ったトナーは、
クリーニング装置106によって除去される。
【0005】上述の、帯電、露光、現像、一次転写、ク
リーニングを、残りの3色、すなわち、マゼンタ、シア
ン、ブラックについても行って、中間転写ベルト105
a上で4色のトナー像を重ねる。
【0006】これら4色のトナー像は、給紙カセット1
09から給紙ローラ110等を介して矢印方向に搬送さ
れてきた転写材Pに、二次転写部T2 にて、二次転写装
置107により一括して二次転写される。
【0007】二次転写後の転写材Pは、搬送装置111
によって定着装置112に搬送され、ここで4色のトナ
ー像が加熱加圧されて表面に定着された後、排紙トレイ
(不図示)上に排出される。
【0008】二次転写後の中間転写ベルト105a表面
に残ったトナーは、クリーナ108によって除去され
る。
【0009】一方、特開平4−125676号公報に
は、単色モードと多色モードとが選択可能な画像形成装
置が開示され、さらに、中間転写体の周速は、多色モー
ド時、感光ドラムより全ての色のトナー像の転写が終わ
った後、高速度から低速度に切換えられ、低速度で搬送
される転写材に転写し、中間転写体上の全てのトナー像
の転写が終わった後、中間転写体は高速度に切換えられ
ることが開示されている。また、転写後の転写材上のト
ナー像は低速度で定着装置により転写材に定着されるこ
とが開示されている。
【0010】また、中間転写ベルトの移動方向におい
て、感光ドラムから中間転写ベルトへトナー像が転写さ
れる位置と中間転写ベルトから転写材へトナー像が転写
される位置との間の距離と、中間転写体に転写されるト
ナー像の長さとの関係は開示されていない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の図4に示す、画
像形成装置においては、フルカラー画像の定着性を向上
させようとすると、装置全体が大型化されるといった問
題があった。
【0012】上述の画像形成装置においては、所定の厚
紙(105g/cm2以上)やOHT(オーバーヘッド
プロジェクター用透明フィルム)の搬送方向長さLp
は、中間転写ベルト105aの移動方向についての一次
転写部T1 から二次転写部T2までの距離LT1-T2 より
も長くなっており、一次転写が完全に終了する前に、ト
ナー像の先端が二次転写部T2に到達してしまう構成と
なっていた。
【0013】ここで、所定の厚紙やOHTなどの熱容量
の大きい転写材Pでは、通常の転写材P(105g/cm
2 以下)とはその定着条件が異なるため、転写材P上に
フルカラー画像を二次転写した後、転写材Pの定着スピ
ードを減速し、不足する熱量を補充させる。このため、
上述の中間転写ベルト105aを用いた画像形成装置で
は、転写材Pの後端が二次転写部T2 を通過した後、そ
の搬送スピードを減速し、定着時間を長くすることで適
切な定着性を得るようにしている。したがって、二次転
写部T2 と定着装置112の定着部FIXとの間の距離
T2-FIXを転写材Pの搬送方向長さLP よりも長く設定
し、このため、両者間に大型の搬送装置111を設置す
ることが要となり、装置全体も大型化されるといった問
題があった。
【0014】また、一次転写部T1で感光ドラム101
から中間転写ベルト105aにトナー像の一次転写が完
全に終了した後、二次転写部T2中間転写ベルト105
aから転写材Pにトナー像を二次転写開始する前に、中
間転写ベルト105aを1回転空転させ、この間に中間
転写ベルト105aを減速させることで、定着不良と、
装置の大型化という2つの問題を解決することができる
が、中間転写ベルト105aを1回転空転させることに
より画像形成のスループットが遅くなるという問題があ
った。
【0015】上述の問題は、中間転写体として、ドラム
形状の中間転写ドラムを使用する場合にも同様の問題が
ある。
【0016】そこで、本発明の目的は、定着手段による
トナー像の転写材への定着不良と、装置の大型化を防止
すると共に、画像形成のスループットを向上させること
ができる画像形成装置を提供することである。
【0017】本発明の更なる目的及び特徴は、添付図面
を参照しての以下の詳細な説明を読むことにより明らか
になるであろう。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
り達成される。本発明は、トナー像を担持する移動可能
な像担持体と、前記像担持体上のトナー像が第1の転写
位置で転写される移動可能な中間転写体と、前記中間転
写体上のトナー像が第2の転写位置で転写材に転写され
た後、転写材上のトナー像を定着位置で定着する移動可
能な定着手段と、を有し、前記中間転写体の移動速度は
第1速度と、前記第1速度よりも遅い第2速度とに切り
替え可能であり、前記第1速度で前記中間転写体上のト
ナー像が転写材に転写されるとき、前記定着手段は第3
速度で定着し、前記第2速度で前記中間転写体上のトナ
ー像が転写材に転写されるとき、前記定着手段は前記第
3速度よりも遅い第4速度で定着可能である画像形成装
置において、前記中間転写体の移動方向における前記第
1の転写位置から前記第2の転写位置までの距離は、前
記中間転写体上のトナー像の前記中間転写体の移動方向
における長さよりも長く、かつ、転写材の搬送方向にお
ける前記第2の転写位置から前記定着位置までの距離
は、転写材の搬送方向における長さよりも短く、前記像
担持体から前記中間転写体にトナー像転写終了後であっ
て、前記中間転写体上のトナー像が前記第2の転写位置
に到達する前に、前記中間転写体上のトナー像は前記第
1の転写位置を通過することなく、前記中間転写体の移
動速度は前記第1速度から前記第2速度に切り換え可能
であることを特徴とする。
【0019】別の実施態様によれば、トナー像を担持す
る移動可能な像担持体と、前記像担持体上のトナー像が
第1の転写位置で転写される移動可能な中間転写体と、
前記中間転写体上のトナー像が第2の転写位置で転写材
に転写された後、転写材上のトナー像を定着位置で定着
する移動可能な定着手段と、を有し、前記中間転写体の
移動速度は第1速度と、前記第1速度よりも遅い第2速
度とに切り替え可能であり、前記第1速度で前記中間転
写体上のトナー像が転写材に転写されるとき、前記定着
手段は第3速度で定着し、前記第2速度で前記中間転写
体上のトナー像が転写材に転写されるとき、前記定着手
段は前記第3速度よりも遅い第4速度で定着可能である
画像形成装置において、前記中間転写体の移動方向にお
ける前記第1の転写位置から前記第2の転写位置までの
距離は、転写材の搬送方向における長さよりも長く、か
つ、転写材の搬送方向における前記第2の転写位置から
前記定着位置までの距離は、転写材の搬送方向における
長さよりも短く、前記像担持体から前記中間転写体にト
ナー像転写終了後であって、前記中間転写体上のトナー
像が前記第2の転写位置に到達する前に、前記中間転写
体上のトナー像は前記第1の転写位置を通過することな
く、前記中間転写体の移動速度は前記第1速度から前記
第2速度に切り換え可能であることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0021】〈実施の形態1〉図1に、本発明に係るカ
ラー画像形成装置の一例を示す。なお、同図は、4色フ
ルカラーのレーザービームプリンタの縦断面図を示して
いる。
【0022】まず、同図を参照して、カラー画像形成装
置の構成の概略を説明する。
【0023】同図に示す4色フルカラーのレーザービー
ムプリンタ(以下「カラー画像形成装置」という)は、
像担持体として、矢印R1方向に回転駆動されるドラム
型の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という)1を
備えている。感光ドラム1の周囲には、その回転方向沿
ってほぼ順に、帯電装置2、露光装置3、現像装置4、
中間転写装置5、クリーニング装置6が配設されてい
る。また、画像形成対象となる紙、OHT(オーバーヘ
ッドプロジェクター用の透明樹脂フィルム)等の熱容量
の大きい転写材Pの搬送方向の上流側から順に、給紙カ
セット9、給紙ローラ10、二次転写装置7、搬送装置
11、定着装置12が配設されている。
【0024】以下、感光ドラム1から順に詳説する。
【0025】感光ドラム1は、アルミニウム等によって
形成された円筒状の基体の外周面に、光導電体を塗布し
て感光層を形成したものである。光導電体としては、O
PC(有機光半導体)、A−Si(アモルファスシリコ
ン)、CdS(硫化カドミウム)、Se(セレン)等を
使用することができる。感光ドラム1は、装置本体Mに
よって回転自在に支持されており、駆動手段(不図示)
によって矢印R1方向に所定のプロセススピードで回転
駆動される。
【0026】帯電装置2は、同図に示すものでは、感光
ドラム1表面に接触配置された帯電ローラ及びこれに帯
電電圧を印加する帯電バイアス電源(不図示)によって
構成されている。感光ドラム1表面は、この帯電装置2
によって負極性の所定の電位に均一に帯電される。
【0027】露光装置3は、レーザー光を発光する光源
3a、ポリゴンミラー(不図示)、折り返しミラー3b
等を有する。画像情報に基づいて光源3aから発生され
たレーザー光は、ポリゴンミラー、折り返しミラー等に
よって感光ドラム1表面を走査、露光する。この露光に
より、レーザー光が走査された部分の電荷が除去され、
感光ドラム1表面に静電潜像が形成される。この静電潜
像は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
の順で、順次に形成される。
【0028】現像装置4は、感光ドラム1上の静電潜像
を現像する。現像装置4は、装置本体Mによって回転自
在に支持されたロータリ4Aとこれに搭載された4個の
現像器、すなわちイエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クの各色のトナーが収納された現像器4a、4b、4
c、4dとを備えている。現像装置4は、ロータリ4A
の回転によって、感光ドラム1上の静電潜像の現像に供
される色の現像器が感光ドラム1表面に対向する現像位
置に配置され、静電潜像にトナーを付着させてトナー像
として現像(可視像化)する。
【0029】中間転写装置5は、中間転写体としての無
端状の中間転写ベルト5aと、これが掛け渡される駆動
ローラ5c、二次転写対向ローラ5d、従動ローラ5e
を有する。さらに、中間転写ベルト5aを裏面側から付
勢して感光ドラム1表面に押圧する一次転写ローラ5b
を有する。この押圧によって中間転写ベルト5aと感光
ドラム1との間には、第1の転写位置としての一次転写
部t1 が形成される。中間転写ベルト5aは、EPDM
(エチレンプロピレンジエンの3元共重合体)、NBR
(ニトリルブタジエンゴム)、ウレタン、シリコーンゴ
ム等のゴムシート、又は、ポリフッ化ビニリデン(PV
dF)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の可
撓性シートからなる無端状のベルトである。中間転写ベ
ルト5aは、駆動源13に駆動される駆動ローラ5cの
回転によって矢印R5方向に回転駆動される。また、第
1の転写手段としての一次転写ローラ5b及び一次転写
バイアス電源15が設けられ、一次転写バイアスが一次
転写ローラ5bを介して中間転写ベルト5aに印加され
る。感光ドラム1表面のトナー像は、感光ドラム1に同
期して回転する上述の中間転写ベルト5aの回転と、一
次転写ローラ5bへの一次転写バイアス(プラス)の印
加によって、一次転写部t1 にて転写ベルト5a表面に
一次転写される。
【0030】クリーニング装置6は、クリーニングブレ
ード(不図示)を有し、一次転写後に感光ドラム1表面
に残ったトナー(以下「一次転写残トナー」という)を
上述のクリーニングブレードによって除去する。
【0031】上述の、帯電、露光、現像、一次転写、ク
リーニングの一連の工程によって、感光ドラム1上にイ
エローのトナー像が一次転写される。同様の一連の工程
を、残りの3色、すなわち、マゼンタ、シアン、ブラッ
クの各色のトナーについても順次に繰り返すことによ
り、一次転写部t1 にて中間転写ベルト5a表面に4色
のトナー像が順次に重ねて一次転写される。
【0032】二次転写装置7は、本実施の形態1では、
第2の転写手段としてのコロナ帯電器が使用されてい
る。コロナ帯電器は、上述の二次転写対向ローラ5dに
対向配置されており、この二次転写対向ローラ5dとの
間に第2の転写位置としての二次転写部t2 を形成して
いる。コロナ帯電器には、二次転写バイアス電源(不図
示)によって二次転写バイアス(プラス)が印加され
る。これにより、中間転写ベルト5a上の4色のトナー
像が転写材P上に、一括して二次転写される。なお、転
写材Pは、給紙カセット9内に収納されていたものが、
給紙ローラ10等によって矢印K方向に搬送され、二次
転写部t2 に供給される。
【0033】クリーナ8は、中間転写ベルト5a表面に
対して接離自在に配置されたものであり、二次転写時に
転写材Pに転写されないで中間転写ベルト5a表面に残
ったトナー(以下「二次転写残トナー」という)を除去
するものである。
【0034】搬送装置11は、二次転写後の転写材Pを
定着装置12に向けて搬送する。
【0035】定着手段としての定着装置12は、定着ロ
ーラ12aと加圧ローラ12bとによって定着部fix
を構成しており、この定着部fixにて転写材Pを挟持
搬送しながら、転写材Pを加熱加圧して表面に4色のト
ナー像を定着させる。
【0036】トナー像定着後の転写材Pは、搬送ロー
ラ、排出ローラ等によって排紙トレイ(いずれも不図
示)に排出される。
【0037】本実施の形態1のカラー画像形成装置にお
いては、上述に加え、さらに、中間転写ベルト5aの周
長をL、転写材P(所定の厚紙(105g/cm2
上)やOHT)の搬送方向長さをLP 、中間転写ベルト
5a(前記転写材P)に転写されるトナー像の、中間転
写ベルト5a(前記転写材P)の移動方向長さをL
p′、中間転写ベルト5aの移動方向(回転方向)に沿
っての一次転写部t1 と二次転写部t2 との間の距離を
t1-t2 、転写材Pの移動方向に沿っての二次転写部t
2 と定着部fixとの距離をLt2-fixとしたときに、こ
れらの間に、 Lt1-t2>LP′かつLP>Lt2-fix ……(1) の関係が成立するように設定し、さらに、二次転写にお
ける転写材の搬送速度を減速するようにしている。
【0038】ここで、LP′は転写材Pに形成可能な最
大のトナー像の長さである。
【0039】中間転写ベルト5aの移動方向において、
中間転写ベルト5a(前記転写材P)に転写されるトナ
ー像の前後には、感光ドラム1上のかぶりトナーが中間
転写ベルト5aに転写されてしまうことがあり、中間転
写ベルト5aにトナー像が完全に転写されてすぐに、中
間転写ベルト5aを減速させると、転写材P上の本来な
ら非画像領域であるはずの部分に前記かぶりトナーが転
写されてしまうことがあった。従って、以下の(2)式
の関係が成立すると、なお好ましい。
【0040】 Lt1-t2>LP>Lt2-fix ……(2)
【0041】上述のように設定したことによる動作につ
いて説明する。
【0042】まず、第1色目のイエロートナー像を感光
ドラム1表面に形成し、このトナー像を一次転写部t1
にて中間転写ベルト5a表面に一次転写する。同様にし
て、第2色目のマゼンタトナー像、第3色目のシアント
ナー像、第4色目のブラックトナー像を順次に中間転写
ベルト5a上に一次転写して、中間転写ベルト5a上で
4色のトナー画像を重ねる。
【0043】本発明においては、式(1) に示すように、
t1-t2 >LP′に設定してあるので、一次転写部t1
にて第4色目の一次転写が完全に終了した時点で、転写
材Pの先端(トナー像先端)は、二次転写部t2 には突
入しておらず、この時点で中間転写ベルト5aを減速さ
せることが可能である。即ち、一次転写終了後、二次転
写開始前に、中間転写ベルト5aは1回転空転する必要
がなくなり、画像形成のスループットの低下は生じな
い。本発明では、第4色目のトナー像の一次転写を完全
に終了した直後に中間転写ベルト5aを所定の第1速度
から第2速度に減速し、減速完了後、この第2速度に合
わせて、給紙された転写材Pに低速で二次転写を行う。
二次転写装置が図3に示すような二次転写ローラ7であ
る場合は、中間転写ベルト5aと同様に減速させる。こ
の低速二次転写行程に続いて転写材Pは、中間転写ベル
ト5aの第2速度とほぼ同じ速度に減速された、即ち、
第3速度から第4速度に減速された定着装置12に突入
し、低速で定着されるので、通常スピード(第3速度)
時よりも多くの熱量が転写材Pに定着装置12より付与
される。これにより、通常スピード(第3速度)では十
分な定着性が得られない厚紙やOHT等の転写材Pに対
しても、適切なトナー像の定着を行うことができる上、
低速二次転写行程に続いて低速定着を行える。従って、
中間転写ベルト5aが通常スピード(第1速度)のとき
二次転写し、その後、低速の定着速度(第4速度)で定
着を行う場合と異なり、定着速度を第3速度から第4速
度に減速するために、二次転写部t2 −定着部fix間
を転写材Pの搬送方向長さLP よりも長く設定する必要
がなくなり、すなわち、LP >Lt2-fixとすることが可
能となり、その分搬送装置11を小型化して、装置本体
Mを小型化することができる。
【0044】なお、第1速度は第3速度と、第2速度は
第4速度とほぼ同じである。ただし、二次転写中におい
て、定着装置12が転写材Pを引張らないようにするた
めには、第1速度よりも第3速度を、第2速度よりも第
4速度を、画像不良が生じない程度に遅くするのが好ま
しい。
【0045】上述のように、本発明では、二次転写を減
速して行う過程が生じるが、一般に転写バイアスの最適
条件は、単位面積当たり何クーロンの電荷の授受ができ
るかが基本となる。したがって、中間転写ベルト5a
が、通常スピード(第1速度)で転写電流が約10μA
必要な場合、中間転写ベルト5aが第1速度から第2速
度に、例えば1/2の速度になったときは約5μAが適
切な転写電流となる。よって、二次転写バイアスの制御
方法にもよるが、上述した低速二次転写時の転写バイア
スは、通常スピード時の転写バイアス値とは異なる値に
変更した方がよりよい画質を得ることができる。
【0046】また、通常の転写材P(105g/cm2
以下)においては、中間転写ベルト5aの速度は通常ス
ピード(第1速度)で一次転写を行い、引き続いて通常
スピード(第1速度)で二次転写が行われる。そして二
次転写後、通常スピード(第3速度)で定着装置12よ
り転写材P上のトナー像は表面に定着される。
【0047】さらに、本発明では、感光ドラム1と中間
転写ベルト5aとを同一の駆動源13で駆動する構成を
採用している。このように構成することで、異なる駆動
源でシンクロして速度を可変したときに生じる速度差
(減速、加速特性の微妙な差)によって感光ドラム1と
中間転写ベルト5aとが摺擦することが防止でき、摺擦
による感光ドラム1又は中間転写ベルト5aに生じる静
電的なダメージ(メモリ)を防止することができる。
【0048】図2(a)に従来の画像形成(減速印字)
シーケンスを、また図2(b)に本発明の画像形成(減
速印字)シーケンスを示す。これらの図においては、減
速を行う範囲を斜線で示している。本発明では、感光ド
ラム1と中間転写ベルト5aとは同一の駆動源13で駆
動したが、定着装置12は駆動源13とは別の駆動源
(不図示)とし、転写材Pの後端が二次転写部t2 を通
過した直後に中間転写ベルト5aと感光ドラム1の駆動
を第2速度から通常スピード(第1速度)に戻すように
している。従って、定着装置12により低速定着中に、
中間転写ベルト5aを通常スピードで初期化でき、定着
装置12により低速定着されて転写材Pが排出される時
点では次なる画像形成が可能な状態になっているので、
連続して複数の転写材Pに画像形成する場合のスピード
アップを図ることができる。
【0049】上述の定着装置12の減速スピード、即
ち、第4速度は、一つとは限らず、転写材Pの種類(定
着性)に応じて複数個設けてもよい。つまり、厚紙(1
05g/cm2以上)とOHTとで減速スピードを変え
てもよい。例えば、第1速度に対して厚紙の場合は1/
2の速度に、OHTの場合は1/3の速度にしてもよ
い。この場合、中間転写ベルト5aの速度も、定着装置
12と同様に3種類設定される。減速スピードの選択
は、カラー画像形成装置自体に何らかのスイッチが有れ
ばよく、透過型センサなどでOHTを検知する手段など
多くの公知手段を活用することができる。
【0050】〈実施の形態2〉図3に実施の形態2を示
す。本実施の形態2では、二次転写装置7として、コロ
ナ帯電器に代えて、中間転写ベルト5aに対して矢印R
7方向に接離可能なローラ状の二次転写ローラ(第2の
転写手段)を用いている。二次転写ローラは、上述した
コロナ帯電器よりも、低電圧での転写が可能であるとい
う利点の他、コロナ帯電器で問題となるオゾンの排出が
ないという利点があり、コストの低減、環境安全などに
大きく寄与する。しかしながら、上述の式(1)、好ま
しくは(2)の構成を用いて通常スピードで連続画像形
成を行う際、二次転写ローラが中間転写ベルト5aに当
接したとき、次なる画像の静電潜像を感光ドラム1上に
作成している場合があり、この場合、二次転写ローラが
中間転写ベルト5aに当接した衝撃が、静電潜像のブレ
として次の2枚目以降の画像に生じてしまうという不具
合がある。このような不具合は、露光装置3によって静
電潜像が形成される露光部ph(露光位置)から感光ド
ラム1の移動方向に沿っての一次転写部t1までの距離
をLph-t1 としたとき、この距離Lph-t1 を二次転写
部t2 −一次転写部t1 間の距離Lt2-t1 よりも大
きく設定する、すなわち、 Lph-t1 >Lt2-t1 ……(3) の関係が成立するように、露光部ph、一次転写部t1
、二次転写部t2 を設定することにより、防止する
ことができる。
【0051】上述のように設定することで、二次転写ロ
ーラが中間転写ベルト5aに当接した時点では、次なる
静電潜像は作成されておらず、二次転写ローラが中間転
写ベルト5aに当接した衝撃が、静電潜像のブレとして
画像に生じてしまう不具合を防止できる。もちろん、二
次転写ローラが中間転写ベルト5aに当接した直後に静
電潜像が作成しても良いわけであるが、当接による衝撃
が10〜150m sec 程余韻を残すのを考慮し
て、二次転写ローラが中間転写ベルト5aに当接した
後、約70m sec 後に静電潜像を作成するように
露光部ph、一次転写部t1 、二次転写部t2 を設定
するとさらによい。
【0052】以上の実施の形態1及び実施の形態2で
は、中間転写装置5として中間転写ベルト5aを用いた
例を説明したが、図4に示すように、ドラム状の中間転
写ドラム5fを使用しても同様の効果を得ることもでき
る。さらに、像担持体としても、ドラム型の感光ドラム
1に代えて、ベルト状の感光体ベルトを使用することも
できる。
【0053】
【発明の効果】本発明によると、中間転写体の移動方向
における第1の転写位置から第2の転写位置までの距離
は、中間転写体上のトナー像の中間転写体の移動方向に
おける長さよりも長く、かつ、転写材の搬送方向におけ
る第2の転写位置から定着位置までの距離は、転写材の
搬送方向における長さよりも短く、さらに、像担持体か
ら中間転写体にトナー像転写終了後であって、中間転写
体上のトナー像が第2の転写位置に到達する前に、中間
転写体上のトナー像は第1の転写位置を通過することな
く、中間転写体の移動速度は第1速度から第2速度にり
換え可能であるので、定着手段によるトナー像の転写材
への定着不良と、装置の大型化を防止すると共に、画像
形成のスループット向上させることできる。
【0054】また、本発明によると、中間転写体の移動
方向における第1の転写位置から第2の転写位置までの
距離は、転写材の搬送方向における長さよりも長く、か
つ、転写材の搬送方向における第2の転写位置から定着
位置までの距離は、転写材の搬送方向における長さより
も短く、さらに、像担持体から中間転写体にトナー像転
写終了後であって、中間転写体上のトナー像が第2の転
写位置に到達する前に、中間転写体上のトナー像は第1
の転写位置を通過することなく、中間転写体の移動速度
は第1速度から第2速度に切り換え可能であるので、定
着手段によるトナー像の転写材への定着不良と、装置の
大型化を防止すると共に、画像形成のスループット向上
させることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図2】(a)は従来の画像形成シーケンスを示す図。
(b)は本発明の画像形成シーケンスを示す図。
【図3】実施の形態2の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図4】実施の形態3の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図5】従来の画像形成装置の概略構成を示す縦断面
図。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 帯電装置 3 露光装置 4 現像装置 5 中間転写装置 5b 一次転写ローラ 7 二次転写装置(コロナ帯電器、二次転写ローラ) 12 定着装置 13 駆動源 fix 定着部 LP 転写材の搬送方向長さ Lt1-t2 一次転写部−二次転写部間の距離 Lt2-fix 二次転写部−定着部間の距離 Lph-t1 露光部−一次転写部間の距離 P 転写材 ph 露光部 t1 一次転写部 t2 二次転写部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 健彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を担持する移動可能な像担持体
    と、前記像担持体上のトナー像が第1の転写位置で転写
    される移動可能な中間転写体と、前記中間転写体上のト
    ナー像が第2の転写位置で転写材に転写された後、転写
    材上のトナー像を定着位置で定着する移動可能な定着手
    段と、を有し、前記中間転写体の移動速度は第1速度
    と、前記第1速度よりも遅い第2速度とに切り替え可能
    であり、前記第1速度で前記中間転写体上のトナー像が
    転写材に転写されるとき、前記定着手段は第3速度で定
    着し、前記第2速度で前記中間転写体上のトナー像が転
    写材に転写されるとき、前記定着手段は前記第3速度よ
    りも遅い第4速度で定着可能である画像形成装置におい
    て、 前記中間転写体の移動方向における前記第1の転写位置
    から前記第2の転写位置までの距離は、前記中間転写体
    上のトナー像の前記中間転写体の移動方向における長さ
    よりも長く、かつ、転写材の搬送方向における前記第2
    の転写位置から前記定着位置までの距離は、転写材の搬
    送方向における長さよりも短く、 前記像担持体から前記中間転写体にトナー像転写終了後
    であって、前記中間転写体上のトナー像が前記第2の転
    写位置に到達する前に、前記中間転写体上のトナー像は
    前記第1の転写位置を通過することなく、前記中間転写
    体の移動速度は前記第1速度から前記第2速度に切り換
    え可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記転写材は、透明樹脂フィルムである
    ことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記転写材の坪量は、105g/cm2
    以上であることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像担持体と前記中間転写体は、同じ
    駆動源にて駆動されることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかの画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記装置は、帯電された前記像担持体表
    面を露光位置で露光する露光手段を備え、前記像担持体
    の移動方向において前記露光位置から前記第1の転写位
    置までの距離は、前記中間転写体の移動方向における前
    記第2の転写位置から前記第1の転写位置までの距離よ
    りも長いことを特徴とする請求項4の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記中間転写体から転写材にトナー像が
    転写終了後、前記中間転写体は前記第2速度から前記第
    1速度に切り替えられることを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれかの画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記定着手段は、一対のローラを備える
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかの画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 前記装置は、前記像担持体から前記中間
    転写体にトナー像を前記第1の転写位置で転写するため
    に、前記中間転写体に電圧を印加する第1の転写手段を
    備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかの画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の転写手段はローラを備えるこ
    とを特徴とする請求項8の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記装置は、前記中間転写体から転写
    材にトナー像を転写する第2の転写手段を備えることを
    特徴とする請求項1乃至9のいずれかの画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の転写手段はローラを備える
    ことを特徴とする請求項10の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記第1速度は前記第3速度よりも速
    いことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかの画像
    形成装置。
  13. 【請求項13】 前記第2速度は前記第4速度よりも速
    いことを特徴とする請求項1乃至12のいずれかの画像
    形成装置。
  14. 【請求項14】 前記像担持体は複数色のトナー像を担
    持可能であり、前記像担持体上の前記複数色のトナー像
    は前記第1の転写位置で前記中間転写体に順次重ねて転
    写され、前記中間転写体上の前記複数色のトナー像は前
    記第2の転写位置で転写材に転写されることを特徴とす
    る請求項1乃至13のいずれかの画像形成装置。
  15. 【請求項15】 トナー像を担持する移動可能な像担持
    体と、前記像担持体上のトナー像が第1の転写位置で転
    写される移動可能な中間転写体と、前記中間転写体上の
    トナー像が第2の転写位置で転写材に転写された後、転
    写材上のトナー像を定着位置で定着する移動可能な定着
    手段と、を有し、前記中間転写体の移動速度は第1速度
    と、前記第1速度よりも遅い第2速度とに切り替え可能
    であり、前記第1速度で前記中間転写体上のトナー像が
    転写材に転写されるとき、前記定着手段は第3速度で定
    着し、前記第2速度で前記中間転写体上のトナー像が転
    写材に転写されるとき、前記定着手段は前記第3速度よ
    りも遅い第4速度で定着可能である画像形成装置におい
    て、 前記中間転写体の移動方向における前記第1の転写位置
    から前記第2の転写位置までの距離は、転写材の搬送方
    向における長さよりも長く、かつ、転写材の搬送方向に
    おける前記第2の転写位置から前記定着位置までの距離
    は、転写材の搬送方向における長さよりも短く、 前記像担持体から前記中間転写体にトナー像転写終了後
    であって、前記中間転写体上のトナー像が前記第2の転
    写位置に到達する前に、前記中間転写体上のトナー像は
    前記第1の転写位置を通過することなく、前記中間転写
    体の移動速度は前記第1速度から前記第2速度に切り換
    え可能であることを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記転写材は、透明樹脂フィルムであ
    ることを特徴とする請求項15の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記転写材の坪量は、105g/cm
    2以上であることを特徴とする請求項15の画像形成装
    置。
  18. 【請求項18】 前記像担持体と前記中間転写体は、同
    じ駆動源にて駆動されることを特徴とする請求項15乃
    至17のいずれかの画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記装置は、帯電された前記像担持体
    表面を露光位置で露光する露光手段を備え、前記像担持
    体の移動方向において前記露光位置から前記第1の転写
    位置までの距離は、前記中間転写体の移動方向における
    前記第2の転写位置から前記第1の転写位置までの距離
    よりも長いことを特徴とする請求項18の画像形成装
    置。
  20. 【請求項20】 前記中間転写体から転写材にトナー像
    が転写終了後、前記中間転写体は前記第2速度から前記
    第1速度に切り替えられることを特徴とする請求項15
    乃至19のいずれかの画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記定着手段は、一対のローラを備え
    ることを特徴とする請求項15乃至20のいずれかの画
    像形成装置。
  22. 【請求項22】 前記装置は、前記像担持体から前記中
    間転写体にトナー像を前記第1の転写位置で転写するた
    めに、前記中間転写体に電圧を印加する第1の転写手段
    を備えることを特徴とする請求項15乃至21のいずれ
    かの画像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記第1の転写手段はローラを備える
    ことを特徴とする請求項22の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記装置は、前記中間転写体から転写
    材にトナー像を転写する第2の転写手段を備えることを
    特徴とする請求項15乃至23のいずれかの画像形成装
    置。
  25. 【請求項25】 前記第2の転写手段はローラを備える
    ことを特徴とする請求項24の画像形成装置。
  26. 【請求項26】 前記第1速度は前記第3速度よりも速
    いことを特徴とする請求項15乃至25のいずれかの画
    像形成装置。
  27. 【請求項27】 前記第2速度は前記第4速度よりも速
    いことを特徴とする請求項15乃至26のいずれかの画
    像形成装置。
  28. 【請求項28】 前記像担持体は複数色のトナー像を担
    持可能であり、前記像担持体上の前記複数色のトナー像
    は前記第1の転写位置で前記中間転写体に順次重ねて転
    写され、前記中間転写体上の前記複数色のトナー像は前
    記第2の転写位置で転写材に転写されることを特徴とす
    る請求項15乃至27のいずれかの画像形成装置。
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