JP2003057275A - 位相差算出方法 - Google Patents

位相差算出方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一周期を有する2つの被測定信号波形間の
位相差を、波形歪みがある場合でもFFT演算によるこ
となく算出可能とする。 【解決手段】 同一周期を有する少なくとも2つの被測
定信号波形間の位相差を演算により求めるにあたって、
その一方の被測定信号波形のA/D変換値と他方の被測
定信号波形のA/D変換値とを同一期間にわたって1周
期分積和演算して第1積算値Pを求めるとともに、一方
の被測定信号波形のA/D変換値の1周期分と、その1
周期分に対して±1/4±N周期(Nは整数)ずらした
時点からの他方の被測定信号波形のA/D変換値1周期
分とを積和演算して第2積算値Qを求めた後、第1積算
値Pと第2積算値Qとから逆正接関数値arctan
(Q/P)を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一周期を有する
少なくとも2つの信号波形間の位相差を求める位相差算
出方法に関し、さらに詳しく言えば、例えば電力測定時
における結線確認に必要とされる位相差の算出方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電力測定、特に三相交流の電力測定にお
いては、結線を間違えると測定電力値そのものが不正確
になる。誤結線の多くは、クランプセンサの逆向き接
続、相順違い、電圧と異なる相の電流入力などによる。
この種の誤結線の有無は、被測定信号間の位相差を見る
ことにより判定できる。
【0003】そのため従来では、例えば各相の電圧波形
をA/D変換して、その波形データをメモリに取り込
み、その各々について極性が反転するポイントであるゼ
ロクロスポイントを探し、そのゼロクロスポイントのず
れから各相の位相差を求めるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の場合、演
算量が少なくてよいため処理時間が短くて済むが、他方
において、図4に示すように、例えば基準とする信号波
形W1に対して、比較波形W2が高調波などの波形歪み
成分を含み、1周期の間に少なくとも2箇所以上にゼロ
クロスポイントが存在するような場合には有効に機能し
ない。特に、電流波形は大きく歪んでいることがあり、
位相差の誤差が大きくなりがちである。
【0005】もっともFFT演算を使用すれば、この点
は解決されるが、FFT演算には少なくとも演算対象と
して数波形分のデータが必要であり、その演算に時間を
要する。また、FFT演算機能の搭載により、その分、
コストアップとなるため、好ましい解決策とは言えな
い。
【0006】したがって、本発明の課題は、FFT演算
よりも簡単な演算により、同一周期を有する少なくとも
2つの被測定信号波形間の位相差を求めることを可能と
した位相差算出方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、同一周期を有する少なくとも2つの被測
定信号波形間の位相差を演算により求める位相差算出方
法において、上記被測定信号波形の各々をA/D変換器
によりディジタル変換してA/D変換値を得る第1ステ
ップと、上記一方の被測定信号波形のA/D変換値と上
記他方の被測定信号波形のA/D変換値とを同一期間に
わたって1周期分積和演算して第1積算値Pを求める第
2ステップと、上記第2ステップでの上記一方の被測定
信号波形のA/D変換値の1周期分と、その1周期分に
対して±1/4±N周期(Nは整数)ずらした時点から
の上記他方の被測定信号波形のA/D変換値1周期分と
を積和演算して第2積算値Qを求める第3ステップと、
上記第1積算値Pと上記第2積算値Qとから逆正接関数
値arctan(Q/P)を求める第4ステップとを実
行することを特徴としている。
【0008】この構成によれば、被測定信号波形間のゼ
ロクロス点から位相差を検出するものではないため、い
ずれか一方の被測定信号波形が歪んでいても、位相差を
逆正接関数値であるarctan(Q/P)から求める
ことができる。また、FFTよりも演算速度が高速であ
り、コスト的にも安価にできる。
【0009】なお、両方の被測定信号波形がともに歪ん
でいて位相差の算出が困難な場合には、データテーブル
上であらかじめ作成した正弦波形のディジタルデータを
基準波形として用い、その基準波形と各被測定信号波形
との間の位相差を上記第1積算値Pと上記第2積算値Q
とから上記逆正接関数値arctan(Q/P)として
求めたのち、各被測定信号波形同士の位相差を求めれば
よい。
【0010】また、上記第3ステップで上記第2積算値
Qを求めるにあたっては、上記一方の被測定信号波形の
A/D変換値および上記他方の被測定信号波形のA/D
変換値の同一期間にわたる各1周期分データをそれぞれ
1/4周期単位で分割し、上記一方の被測定信号波形の
前半の3/4周期分のデータと上記他方の被測定信号波
形の後半の3/4周期分のデータとを積和演算して積算
値Q1を得るとともに、上記一方の被測定信号波形の後
半の1/4周期分のデータと上記他方の被測定信号波形
の前半の1/4周期分のデータとを積和演算して積算値
Q2を得た後、上記各積算値Q1,Q2を加算するよう
にしてもよく、これによれば、各被測定信号波形のメモ
リへのデータ取り込み量を少なくすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施形態について説明する。この実施形態は三相電
力計についてのもので、図1にその構成を模式的に示
す。
【0012】この三相電力計1は、R相,S相およびT
相に対応する3つの入力チャンネルCH1〜CH3を有
し、各入力チャンネルCH1〜CH3ごとに電圧用のA
/D変換器2aと電流用のA/D変換器2bとが設けら
れている。なお、電圧は例えばクリップ端子を介して入
力され、電流は例えばクランプセンサを介して入力され
る。
【0013】各A/D変換器2a,2bにて変換された
A/D変換値は、制御手段である例えばCPU3を介し
てメモリ4に書き込まれ、CPU3はそれらのA/D変
換値により各相間の位相差を演算により求めて、表示部
6に表示する。
【0014】その第1実施形態を図2のフローチャート
にしたがって説明する。まず、ステップSa1にて各入
力チャンネルCH1〜CH3から入力される電圧(U)
と電流(I)とがA/D変換され、ステップSa2でそ
の各A/D変換値がメモリ4に書き込まれる。
【0015】ここで、図示しない操作部より、例えばR
相の電圧(U1)が一方の被測定信号波形に指定され、
S相の電圧(U2)が他方の被測定信号波形に指定され
たとすると、ステップSa3において、メモリ4から一
方の被測定信号波形(U1)のA/D変換値と他方の被
測定信号波形(U2)のA/D変換値とが同一期間にわ
たって1周期分読み出され、その先頭データ同士から積
和演算される。
【0016】例えば、一方の被測定信号波形(U1)が
振幅Vおよび周波数ωの正弦波形Vsin(ωt)であ
り、他方の被測定信号波形(U2)が一方の被測定信号
波形(U1)に対して位相差θのずれを有する周波数ω
で振幅Aの正弦波形Asin(ωt+θ)であるとする
と、CPU3は次式(1)の演算により第1積算値Pを
得る。
【0017】
【数1】
【0018】この第1積算値Pは、位相差θに関する単
純な余弦関数である次式(2)に変形することができ
る。 P=VAcos(θ)/2・・・式(2)
【0019】次に、CPU3はステップSa4にて、一
方の被測定信号波形(U1)のA/D変換値の1周期分
と、その1周期分に対して1/4周期ずらした時点から
の他方の被測定信号波形(U2)のA/D変換値1周期
分とを、それぞれ先頭データ同士から積和演算して第2
積算値Qを求める。なお、この実施形態では、一方の被
測定信号波形(U1)に対して他方の被測定信号波形
(U2)を遅れ方向にずらしている。
【0020】すなわち、一方の被測定信号波形(U1)
の正弦波形Vsin(ωt)に対して、1/4周期だけ
遅れ方向にずらした他方の被測定信号波形(U2)は正
弦波形Asin(ωt+θ+π/2)で表されるから、
第2積算値Qは次式(3)によって求められる。
【0021】
【数2】
【0022】この第2積算値Qは、位相差θに関する単
純な正弦関数である次式(4)に変形することができ
る。 Q=VAsin(θ)/2・・・式(4)
【0023】次に、CPU3はステップSa5にて、第
1積算値Pと第2積算値Qとから、正弦関数、余弦関数
およびこれらの関数によって与えられる正接関数の関係
を利用して、下記の式(5)で示される計算過程を経
て、その逆関数である式(6)の逆正接関数arcta
nを求め、これによって一方の被測定信号波形(U1)
に対する他方の被測定信号波形(U2)の位相差θを得
る。
【0024】 Q/P=sin(θ)/cos(θ)=tan(θ)・・・式(5) arctan(Q/P)=θ・・・式(6)
【0025】なお、実施形態では、一方の被測定信号波
形(U1)に対して他方の被測定信号波形(U2)を遅
れ方向にずらしているが、進み方向にずらした場合には
上記式(6)の値が−θとなる。また、相対的に1/4
周期ずらすことを条件として、各被測定測定信号波形
(U1),(U2)を数周期分ずらしてもよい。すなわ
ち、ずらし量の一般式は、±1/4±N周期(Nは整
数)で定義される。
【0026】引き続いて、残りの電圧,電流についても
上記各ステップSa2〜ステップSa5が実行され、そ
れらの位相差が求められる。そして、ステップSa6に
てすべての被測定信号波形間の位相差の算出が終了した
と判断されると、CPU3は位相差算出処理を終了す
る。
【0027】このようにして、本発明によれば、一方の
被測定信号波形(U1)に対する他方の被測定信号波形
(U2)の位相差θが、CPU3に対してさして負担と
ならない簡単な演算により求められるのであるが、外乱
ノイズなどの影響により、2つの被測定信号波形がとも
に歪んでいる場合には、高調波成分の積和がゼロになら
なくなり、第1積算値P,第2積算値Qに高調波データ
が残ってしまうため、求めたθに誤差が含まれることに
なる。
【0028】このような場合を考慮して、本発明では、
図1に示すようにA/D変換値記憶用のメモリ4とは別
に基準波形データメモリ5を備えている。これが、次に
説明する本発明の第2実施形態である。
【0029】すなわち、基準波形データメモリ5には、
基準波形用の正弦波形データが格納されている。この正
弦波形データは、被測定信号波形波形と同一周期とし
て、A/D変換器2a,2bと同じ分解能であらかじめ
テーブル上で作成されたデータである。
【0030】この基準波形を(US)として、第2実施
形態を図3のフローチャートにしたがって説明する。ス
テップSb1でのA/D変換およびステップSb2での
メモリ4へのA/D変換値の書き込みは、上記第1実施
形態で説明したステップSa1,Sa2と同じである。
【0031】この第2実施形態によると、ステップSb
3で基準波形データメモリ5から1周期分の基準波形
(US)を読み出し、まず、この基準波形(US)と例
えば被測定信号波形(U1)の1周期分とを先頭データ
同士から積和演算して、上記第1実施形態と同じく第1
積算値Pを得る。
【0032】次のステップSb4で、基準波形(US)
の1周期分と、その1周期分に対して1/4周期ずらし
た時点からの被測定信号波形(U1)のA/D変換値1
周期分とを、それぞれ先頭データ同士から積和演算し
て、上記第1実施形態と同じく第2積算値Qを求める。
【0033】そして、次のステップSb5で、上記第1
実施形態と同様にして、第1積算値Pと第2積算値Qと
から、上記の式(5)を経て式(6)による演算を行っ
て、基準波形(US)に対する被測定信号波形(U1)
の位相差θを求める。
【0034】残りのすべての被測定信号波形について
も、ステップSb3〜Sb5を繰り返して基準波形(U
S)との位相差θを算出し、ステップSb6ですべての
被測定信号波形についての位相差算出が終了したと判断
されると、次段のステップSb7に移行して、任意の被
測定信号波形の位相を0゜とし、その任意の被測定信号
波形の位相を基準として、他の被測定信号波形について
も位相を補正する。
【0035】一例として、基準波形(US)に対するR
相の電圧波形(U1)の位相差が+10゜であったとす
ると、そのR相の電圧波形(U1)の位相から10゜減
算して位相を0゜とし、これに合わせて他の被測定信号
波形の位相からもそれぞれ10゜減算する。
【0036】このように、第2実施形態によれば、測定
対象である例えば三相3線のすべての波形に歪みがある
場合でも、あらかじめ作成した基準波形(US)の波形
データを用いることにより、各相間の位相差をより正確
に求めることができる。
【0037】なお、上記各実施形態では、第2積算値Q
を求めるにあたって、テーブル上で作成された基準波形
を含む一方の信号波形に対し、比較対象としての他方の
信号波形については、その一方の信号波形から1/4周
期ずれた時点からの1周期分のデータを採用している
が、双方ともに同一期間のデータでも、次のようにして
第2積算値Qを求めることができる。
【0038】まず、仮想的に一方の被測定信号波形のA
/D変換値および他方の被測定信号波形のA/D変換値
の同一期間にわたる各1周期分データをそれぞれ1/4
周期単位で分割する。
【0039】そして、一方の被測定信号波形の前半の0
〜3/4周期分のデータと、他方の被測定信号波形の後
半の3/4周期分のデータ(1/4〜4/4周期)と
を、それらの各先頭データ同士から積和演算して積算値
Q1を得る。
【0040】また、一方の被測定信号波形の後半の1/
4周期分のデータ(3/4〜4/4周期)と、他方の被
測定信号波形の前半の1/4周期分のデータ(0〜1/
4周期)とを、それらの各先頭データ同士から積和演算
して積算値Q2を得た後、各積算値Q1,Q2を加算す
る。
【0041】このようにしても、上記第2積算値Qを求
めることができ、これによれば、各被測定信号波形のメ
モリへのデータ取り込み量が1周期分でよく、メモリへ
のデータ取り込み量を少なくすることができるという利
点がある。
【0042】なお、上記各実施形態では、被測定対象を
三相3線としているが、三相4線、単相2線もしくは単
相3線などであってもよい。また、本発明は特に電力計
に好適であるが、同一周期を有する信号波形間について
も広く適用可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一周期を有する少なくとも2つの被測定信号波形間の
位相差を演算により求めるにあたって、その一方の被測
定信号波形のA/D変換値と他方の被測定信号波形のA
/D変換値とを同一期間にわたって1周期分積和演算し
て第1積算値Pを求めるとともに、一方の被測定信号波
形のA/D変換値の1周期分と、その1周期分に対して
±1/4±N周期(Nは整数)ずらした時点からの他方
の被測定信号波形のA/D変換値1周期分とを積和演算
して第2積算値Qを求めた後、第1積算値Pと第2積算
値Qとから逆正接関数値arctan(Q/P)を求め
るようにしたことにより、一方の被測定信号波形が歪ん
でいるような場合でも、FFTによることなく高速に被
測定信号波形間の位相差を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された実施形態としての電力計の
構成を示す模式図。
【図2】本発明の第1実施形態での位相差算出方法のフ
ローチャート。
【図3】本発明の第2実施形態での位相差算出方法のフ
ローチャート。
【図4】ゼロクロス法では算出困難な2つの被測定信号
波形を例示した波形図。
【符号の説明】
1 電力計 2a,2b A/D変換器 3 CPU 4 メモリ 5 基準波形データメモリ 6 表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一周期を有する少なくとも2つの被測
    定信号波形間の位相差を演算により求める位相差算出方
    法において、 上記被測定信号波形の各々をA/D変換器によりディジ
    タル変換してA/D変換値を得る第1ステップと、 上記一方の被測定信号波形のA/D変換値と上記他方の
    被測定信号波形のA/D変換値とを同一期間にわたって
    1周期分積和演算して第1積算値Pを求める第2ステッ
    プと、 上記第2ステップでの上記一方の被測定信号波形のA/
    D変換値の1周期分と、その1周期分に対して±1/4
    ±N周期(Nは整数)ずらした時点からの上記他方の被
    測定信号波形のA/D変換値1周期分とを積和演算して
    第2積算値Qを求める第3ステップと、 上記第1積算値Pと上記第2積算値Qとから逆正接関数
    値arctan(Q/P)を求める第4ステップとを実
    行することを特徴とする位相差算出方法。
  2. 【請求項2】 データテーブル上であらかじめ作成した
    正弦波形のディジタルデータを基準波形として用い、上
    記基準波形と上記各被測定信号波形との間の位相差を上
    記第1積算値Pと上記第2積算値Qとから上記逆正接関
    数値arctan(Q/P)として求めたのち、上記各
    被測定信号波形同士の位相差を求めることを特徴とする
    請求項1に記載の位相差算出方法。
  3. 【請求項3】 上記第3ステップで上記第2積算値Qを
    求めるにあたって、上記一方の被測定信号波形のA/D
    変換値および上記他方の被測定信号波形のA/D変換値
    の同一期間にわたる各1周期分データをそれぞれ1/4
    周期単位で分割し、上記一方の被測定信号波形の前半の
    3/4周期分のデータと上記他方の被測定信号波形の後
    半の3/4周期分のデータとを積和演算して積算値Q1
    を得るとともに、上記一方の被測定信号波形の後半の1
    /4周期分のデータと上記他方の被測定信号波形の前半
    の1/4周期分のデータとを積和演算して積算値Q2を
    得た後、上記各積算値Q1,Q2を加算することを特徴
    とする請求項1または2に記載の位相差算出方法。
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