JP2003040381A - ディスクケース - Google Patents

ディスクケース

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JP2003040381A
JP2003040381A JP2001237403A JP2001237403A JP2003040381A JP 2003040381 A JP2003040381 A JP 2003040381A JP 2001237403 A JP2001237403 A JP 2001237403A JP 2001237403 A JP2001237403 A JP 2001237403A JP 2003040381 A JP2003040381 A JP 2003040381A
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JP
Japan
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lid
disk
center
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case
Prior art date
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JP2001237403A
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English (en)
Inventor
Keiichi Imura
惠一 井村
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Individual
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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクケース内に保持手段を介し保
持させてあるディスクが、ディスクケースの変形により
保持を解消されないようにする。 【解決手段】 一側面に開口11を有する箱体12
と、この箱体の周壁一側辺壁にヒンジ14を介し上記開
口を開閉するように設けた蓋体15と、上記箱体の蓋体
に対向する内面にその内面に対し出没自在になり、かつ
センター突部16の外周点在位置に設けてある複数一組
のディスクAのセンター孔aの係合用可動爪17が上記
センター突部の突出にともない拡径し、センター突部の
没入にともない縮径するように設けたディスク保持手段
BとからなるディスクケースKにおいて、上記蓋体の内
側に上記蓋体の保持手段側への押圧変形にともない上記
センター突部の没入を阻止するような障害部材31を設
けて、蓋体の加圧変形によりセンター突部が没入するの
を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、収納してあるデ
ィスクの盗難を防止するディスクケースに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来のディスクケースは、
図7に示すように、一側面に開口1を有する箱体2と、
この箱体2の周壁の一側辺壁にヒンジを介し上記開口1
を開閉する蓋体3とで構成され、上記箱体2の内面(蓋
体3に対向する面)には、その内面に対し出没自在にな
り、かつ突部4の外周に点在的に配置した複数一組のデ
ィスクAのセンター孔a(孔縁)の係合用可動爪5が突
出にともない拡径(センター孔の縁に係合するように)
し、没入にともない縮径(センター孔の縁から外れるよ
うに)するよう設けたディスク保持手段Bが設けてあ
る。
【0003】なお、突部4と共に可動爪5の突出及び没
入維持の構成は、この発明の実施形態に示す。
【0004】すると、内方に蓋体3の中央部分を(図示
矢符方向)プッシュすると、変形した中央部分により保
持手段Bの突部4を押し込むので、突部4と一体的な可
動爪5を没入させて、没入にともない可動爪5が縮径す
ると共に、縮径状態が維持される。
【0005】このため、ディススAのセンター孔aの縁
から可動爪5が外れ、ディスクケース内で保持の解除さ
れたディスクAが移動可能になる。
【0006】一方、ディスクケースは、箱体2と蓋体3
との周縁から内方にドライバなどの工具を押し込み、そ
して箱体2を蓋体3との周縁を無理矢理開放させること
ができる。
【0007】特に、メーカー側出荷のディスクのケース
を陳列ケースとして使用する形式にあっては、箱体の周
壁上辺壁にショップ側の陳列内ケースの挿入口が設けて
あり、この挿入口を蓋壁により閉鎖してあっても蓋壁を
無理矢理押し込んで挿入口の一部を開放させることがで
きる。
【0008】勿論、メーカー側からディスクケースを出
荷する際、ディスクケースをフィルムCで包装してあっ
てもフィルムCを破ることができる。
【0009】上記の要因によってディスクケース内の保
持解除のディスクをディスクケースの無理矢理開放させ
た開放部分に移動させ、開放部分から抜き取ることがで
きるので、ディスクの盗難が発生する。
【0010】そこで、この発明の課題は、蓋体をプッシ
ュしても保持手段が没入(ディスクの保持が解除されな
いように)しないようにしたことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、一側面に開口を有する箱体と、この
箱体の周壁一側辺壁にヒンジを介し上記開口を開閉する
ように設けた蓋体と、上記箱体の蓋体に対向する内面に
その内面に対し出没自在になり、かつセンター突部の外
周点在位置に設けてある複数一組のディスクセンター孔
の係合用可動爪が上記センター突部の突出にともない拡
径し、センター突部の没入にともない縮径するように設
けたディスク保持手段とからなるディスクケースにおい
て、上記蓋体の内側に上記蓋体の保持手段側への押圧変
形にともない上記センター突部の没入を阻止するような
障害部材を設けた構成を採用する。
【0012】また、前記障害部材が、蓋体の内面に沿う
よう設けたアームの先端に設けることもある。
【0013】さらに、前記障害部材が、蓋体の内面に沿
うアームの先端に設けると共に、上記アームの末端を適
宜の取付け手段を介し上記蓋体に着脱自在に取付けるこ
ともある。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。
【0015】この発明の第1実施形態のディスクケース
Kは、図1から図4に示すように、一側面に開口11を
有する箱体12と、この箱体12の周壁13の一側辺壁
にヒンジ14を介し開口11を開閉するように設けた蓋
体15と、上記箱体12の蓋体15と対向する内面にそ
の内面に対し出没自在になり、かつセンター突部16の
外周等分位置に配置したディスクAのセンター孔aの係
合用複数一組の可動爪17が突出にともない拡径(セン
ター孔aの縁に係合するように)し、没入にともない縮
径(センター孔aの縁から外れるように)するように設
けたディスク保持手段Bとで構成されている。
【0016】上記のヒンジ14は、ディスクケースKを
合成樹脂により成形する際同時成形のハーフカットによ
り形成し、図示のように、周壁13の下辺壁と蓋体15
を有する側辺壁とを切り離し、その側辺壁と箱体12の
主壁18との境界線にハーフカットのヒンジ14を設け
た。
【0017】上記の保持手段Bは、ディスクケースKの
成形の際一体に形成され、中心に係合可動爪17の放射
状配置数に応じた辺数を有するセンター突部16と、こ
のセンター突部16の辺縁から屈曲自在な薄肉などの第
1ヒンジ19を介し設けた可動爪17と、この各可動爪
17の両端縁に薄肉の第2ヒンジ20を介し両端を連結
した略コ字状の揺動体21と、この各揺動体21の両側
可動爪17寄りの縁と箱体12の主壁18とを連結する
連結部22と、この連結部22の途中に連結部22が中
折れするように設けた薄肉の第3ヒンジ23とで(各第
1、第2、第3のヒンジ19、20、23は、ハーフカ
ットにより形成されている)構成されている。
【0018】すると、箱体12の内面に対し突出し、か
つセンター孔aの縁に係合関係にある可動爪17を有す
るセンター突部16をプッシュすると、センター孔aの
縁によって可動爪17をセンター方向に押し戻して可動
爪17とセンター孔aの縁との係合関係を解除する。
【0019】この状態からセンター突部16のプッシュ
が続行されるので、押し戻した可動爪17を箱体12の
内面に対し略同レベルになるよう強制没入させると共
に、没入状態を維持する。
【0020】その結果、センター孔aから可動爪17が
自動的に脱出して保持手段BによるディスクAの保持を
なくする。
【0021】上記センター突部16のプッシュによる押
し戻し途中から自動的に没入させる作用は、センター突
部16のプッシュにともない第1、第2及び第3ヒンジ
19、20、23により各揺動体21が揺動して、揺動
体21の外周方向端が主壁18の内面方向に突出する。
【0022】この突出による揺動で縮径した可動爪17
の主壁18の内面に対する突出方向の復帰を阻止し、セ
ンター突部16の表面が主壁18の内面と同レベルにな
る。
【0023】また、蓋体15内には、蓋体15の保持手
段B側への押圧変形にともないセンター突部16のプッ
シュ(没入)を阻止する障害部材31が設けてある。
【0024】上記の障害部材31としては、突出状態に
あるセンター突部16の外側に嵌装(蓋体15の閉鎖状
態において)し、蓋体15の主壁18を内方に加圧変形
させようとしても障害部材31を形成する碗状体32の
開放縁が図3に示すようにディスクAのセンター孔aの
周縁外側の板面に当接して、センター突部16の没入方
向のプッシュを回避する。
【0025】このため、ディスクAの保持手段Bによる
保持解除がなく、ディスクケースKの包装フィルムを破
り、そしてディスクケースKの一辺の無理矢理なこじ開
けにともなうディスクの盗難を防止する。
【0026】すなわち、蓋体の変形によりセンター突部
をプッシュして、プッシュにともないセンター孔から可
動爪が外れるために発生したディスクケース内でのディ
スクの移動による原因をなくする。
【0027】なお、上記障害部材31は、碗状体32に
限定されず、図5に示すような筒状体33でも同等の効
果がある。
【0028】また、蓋体15の内側辺縁からセンター突
部16に突出するアーム41の先端に障害部材31を設
けておくと、蓋体15内に収納する歌詞カードや説明書
などの印刷物Sをアーム41の内側に挿入して印刷物S
を押え込み支持することができる。
【0029】この発明の第2の実施形態では、図3、4
に示すように、蓋体15に対しアーム41の末端を取付
け手段51を介し着脱自在に取付ける。
【0030】上記の取付け手段51は、図示の場合、箱
体15の主壁18の内面に凹入部52を設けて、この凹
入部52にアーム41の末端をL形に屈曲して設けた突
出片53を押し込み嵌合により取付けるようにしたが、
差し込み方式などを採用することもある。
【0031】すると、アーム41と共に、障害部材31
を取り外すことができるので、図6に示すようなディス
クケースKの周壁上辺壁に開閉蓋61を有する挿入口6
2を設けたレンタルショップでの陳列ケースとして使用
する形式であっても、ディスクの収納陳列内ケース(図
示省略)を挿入口62からディスクケース内に挿入する
ことができる。
【0032】なお、蓋体15の内面(主壁18)に直接
障害部材31を設けることもある。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明のディスクケー
スによれば、蓋体内に設けた障害部材により蓋体の押圧
によるディスクの保持手段のセンター突部の没入を阻止
するので、ディスクケース内でディスクの移動及び移動
による盗難を防止することができる。
【0034】また、アームに障害部材を設けたので、蓋
体内に収納する印刷物を押え込むこともできる。
【0035】さらに、取付け手段を介しアームの末端を
着脱自在にしてあるので、障害部材付のアームを取り外
して、ディスクケース内にスムーズに陳列内ケースを挿
入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す斜視図
【図2】同上の要部を示す一部切欠正面図
【図3】同横断平面図
【図4】同縦断側面図
【図5】障害部材の他の例を示す横断平面図
【図6】陳列内ケースの挿入口付ディスクケースの縦断
側面図
【図7】従来品の横断平面図
【符号の説明】
K ディスクケース A ディスク a センター孔 B 保持手段 11 開口 12 蓋体 13 周壁 14 ヒンジ 15 蓋体 16 センター突部 17 可動爪 18 主壁 19 第1ヒンジ 20 第2ヒンジ 21 揺動体 22 連結部 23 第3ヒンジ 31 障害部材 32 碗状体 33 筒状体 41 アーム 51 取付け手段 52 凹入部 53 突出片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側面に開口を有する箱体と、この箱体
    の周壁一側辺壁にヒンジを介し上記開口を開閉するよう
    に設けた蓋体と、上記箱体の蓋体に対向する内面にその
    内面に対し出没自在になり、かつセンター突部の外周点
    在位置に設けてある複数一組のディスクセンター孔の係
    合用可動爪が上記センター突部の突出にともない拡径
    し、センター突部の没入にともない縮径するように設け
    たディスク保持手段とからなるディスクケースにおい
    て、上記蓋体の内側に上記蓋体の保持手段側への押圧変
    形にともない上記センター突部の没入を阻止するような
    障害部材を設けたことを特徴とするディスクケース。
  2. 【請求項2】 前記障害部材が、蓋体の内面に沿うよう
    設けたアームの先端に設けたことを特徴とする請求項1
    に記載のディスクケース。
  3. 【請求項3】 前記障害部材が、蓋体の内面に沿うアー
    ムの先端に設けると共に、上記アームの末端を適宜の取
    付け手段を介し上記蓋体に着脱自在に取付けたことを特
    徴とする請求項1に記載のディスクケース。
JP2001237403A 2001-08-06 2001-08-06 ディスクケース Pending JP2003040381A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009528229A (ja) * 2006-03-03 2009-08-06 トムソン ライセンシング 収納ケースのメディアクリップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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