JP3410325B2 - コンパクトディスク収納ケース - Google Patents
コンパクトディスク収納ケースInfo
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- JP3410325B2 JP3410325B2 JP11268997A JP11268997A JP3410325B2 JP 3410325 B2 JP3410325 B2 JP 3410325B2 JP 11268997 A JP11268997 A JP 11268997A JP 11268997 A JP11268997 A JP 11268997A JP 3410325 B2 JP3410325 B2 JP 3410325B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- plate
- storage case
- horizontal
- edge
- Prior art date
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/02—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
- G11B33/04—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon modified to store record carriers
- G11B33/0405—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon modified to store record carriers for storing discs
- G11B33/0411—Single disc boxes
- G11B33/0422—Single disc boxes for discs without cartridge
- G11B33/0427—Single disc boxes for discs without cartridge comprising centre hole locking means
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は比較的小径の光記録
ディスク（以下、コンパクトディスクと称する）を収納
可能な偏平で略平行六面体の収納ケースに関するもので
あり、特に前記ケースのラベル固定手段を改良したコン
パクトディスク収納ケースに関するものである。
ディスク（以下、コンパクトディスクと称する）を収納
可能な偏平で略平行六面体の収納ケースに関するもので
あり、特に前記ケースのラベル固定手段を改良したコン
パクトディスク収納ケースに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、例えば12センチ程度の直径で大き
な記録容量を有するコンパクトディスクが多数実用に供
されている。このコンパクトディスクは通常、図７〜図
10に示したような収納ケースに収容され、保管されてい
た。図７は従来のコンパクトディスク収納ケース１を開
放して示した平面図、図８は図７のＡ−Ａ線に沿って切
断した断面図、図９は前記コンパクトディスク収納ケー
ス１の一部を構成する蓋体部13のポケット17内に挿入さ
れるＬ字状に折り曲げられたラベル21の斜視図、図10は
前記蓋体部12の両側壁15,16 の内面に突設したラベル抑
え爪19及びその周辺の斜視図である。
な記録容量を有するコンパクトディスクが多数実用に供
されている。このコンパクトディスクは通常、図７〜図
10に示したような収納ケースに収容され、保管されてい
た。図７は従来のコンパクトディスク収納ケース１を開
放して示した平面図、図８は図７のＡ−Ａ線に沿って切
断した断面図、図９は前記コンパクトディスク収納ケー
ス１の一部を構成する蓋体部13のポケット17内に挿入さ
れるＬ字状に折り曲げられたラベル21の斜視図、図10は
前記蓋体部12の両側壁15,16 の内面に突設したラベル抑
え爪19及びその周辺の斜視図である。
【０００３】従来のコンパクトディスク収納ケース１は
収納部２と蓋体部12が組み合わされて偏平な平行六面体
に形成されていた。前記収納部２は底板３の内面中央部
にコンパクトディスクCDの中央孔に嵌入して該コンパク
トディスクCDの半径方向の動きを阻止するためのディス
ク係止爪10を突設する一方、前記コンパクトディスクCD
の外周近傍にも複数個のディスク振れ止め９を配設して
いた。更に、前記収納部２は前記底板３の三辺の内面周
縁に沿って両側壁4,5 及び前方壁６が包囲し、前記底板
３の残りの一辺は後述する前記蓋体部12のポケット17が
前記蓋体部12の回動に伴って前記底板３と同一平面に合
致可能なように切欠16が設けられ、前記両側壁4,5 の一
部に後述する前記蓋体部12のラベル抑え爪19と係合する
複数個の係合凹部７と前記コンパクトディスクCDの出入
を容易にする開口部８が設けられ、前記両側壁4,5 の各
一方端部には前記蓋体部12の支軸13が嵌挿されて該蓋体
部12を回動可能に支持していた。
収納部２と蓋体部12が組み合わされて偏平な平行六面体
に形成されていた。前記収納部２は底板３の内面中央部
にコンパクトディスクCDの中央孔に嵌入して該コンパク
トディスクCDの半径方向の動きを阻止するためのディス
ク係止爪10を突設する一方、前記コンパクトディスクCD
の外周近傍にも複数個のディスク振れ止め９を配設して
いた。更に、前記収納部２は前記底板３の三辺の内面周
縁に沿って両側壁4,5 及び前方壁６が包囲し、前記底板
３の残りの一辺は後述する前記蓋体部12のポケット17が
前記蓋体部12の回動に伴って前記底板３と同一平面に合
致可能なように切欠16が設けられ、前記両側壁4,5 の一
部に後述する前記蓋体部12のラベル抑え爪19と係合する
複数個の係合凹部７と前記コンパクトディスクCDの出入
を容易にする開口部８が設けられ、前記両側壁4,5 の各
一方端部には前記蓋体部12の支軸13が嵌挿されて該蓋体
部12を回動可能に支持していた。
【０００４】一方、前記蓋体部12は天板14の二辺の内面
周縁に沿って両側壁15,16 が前記収納部２の前記両側壁
4,5 よりも若干高く突設され、更に前記開口部８に対応
して高くした段部18が設けられ、前記両側壁15,16 の内
面には前記収納部２の前記係合凹部７に対応して複数個
のラベル抑え爪19が突設されていた。なお、前記ラベル
抑え爪19の上面と前記両側壁4,5 の内面の交差箇所には
成形金型の一部を構成するスライドコアによって形成さ
れる通孔20が透設されていた。更に、前記蓋体部12は前
記底板３の切欠11に対向する辺に沿って前記天板14の一
方端縁をＬ字状の断面形状に延長せしめたポケット17が
形成され、該ポケット17と前記両側壁15,16 との間の前
記天板14には前記前記両側壁4,5 の各一方端部が挿入さ
れて回動可能なようにスリット（図示せず）が透設され
ていた。
周縁に沿って両側壁15,16 が前記収納部２の前記両側壁
4,5 よりも若干高く突設され、更に前記開口部８に対応
して高くした段部18が設けられ、前記両側壁15,16 の内
面には前記収納部２の前記係合凹部７に対応して複数個
のラベル抑え爪19が突設されていた。なお、前記ラベル
抑え爪19の上面と前記両側壁4,5 の内面の交差箇所には
成形金型の一部を構成するスライドコアによって形成さ
れる通孔20が透設されていた。更に、前記蓋体部12は前
記底板３の切欠11に対向する辺に沿って前記天板14の一
方端縁をＬ字状の断面形状に延長せしめたポケット17が
形成され、該ポケット17と前記両側壁15,16 との間の前
記天板14には前記前記両側壁4,5 の各一方端部が挿入さ
れて回動可能なようにスリット（図示せず）が透設され
ていた。
【０００５】以上のように構成される従来のコンパクト
ディスク収納ケース１は少なくとも前記蓋体部12を透明
なプラスチック材で成形し、図10に示したように前記天
板14の内面と前記ラベル抑え爪19の上面との間に断面が
略Ｌ字状に折り曲げられた図９のラベル21の一部を挿入
しながら前記ポケット17の内面に前記ラベル21のＬ字部
分を嵌入することによって、該ラベル21の各曲折外面に
予め記載した前記コンパクトディスクCDの記録内容の諸
情報を前記蓋体部12の各外面から目視し確認することを
可能にした。
ディスク収納ケース１は少なくとも前記蓋体部12を透明
なプラスチック材で成形し、図10に示したように前記天
板14の内面と前記ラベル抑え爪19の上面との間に断面が
略Ｌ字状に折り曲げられた図９のラベル21の一部を挿入
しながら前記ポケット17の内面に前記ラベル21のＬ字部
分を嵌入することによって、該ラベル21の各曲折外面に
予め記載した前記コンパクトディスクCDの記録内容の諸
情報を前記蓋体部12の各外面から目視し確認することを
可能にした。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のコンパクトディスク収納ケース１は前記ポケッ
ト17の内面及び前記蓋体部12の前記ラベル抑え爪19が前
記天板14と同一方向に重なり、アンダーカット部分が形
成されるので成形金型にスライドコアを付加する必要が
あり、特に前記各ラベル抑え爪19のアンダーカット部分
には前記通孔20に相当する位置に各スライドコアーを貫
通させる必要があり、金型の製作費及びその組立、メン
テナンスコストの大幅な低減が望めず、成形タクトも向
上させることが困難になる欠点があった。
た従来のコンパクトディスク収納ケース１は前記ポケッ
ト17の内面及び前記蓋体部12の前記ラベル抑え爪19が前
記天板14と同一方向に重なり、アンダーカット部分が形
成されるので成形金型にスライドコアを付加する必要が
あり、特に前記各ラベル抑え爪19のアンダーカット部分
には前記通孔20に相当する位置に各スライドコアーを貫
通させる必要があり、金型の製作費及びその組立、メン
テナンスコストの大幅な低減が望めず、成形タクトも向
上させることが困難になる欠点があった。
【０００７】本発明は従来技術の問題点を解消し、成形
加工コストを低減し成形作業の能率を向上させることが
可能なコンパクトディスク収納ケースを提供することを
目的とするものである。
加工コストを低減し成形作業の能率を向上させることが
可能なコンパクトディスク収納ケースを提供することを
目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的はデ
ィスク収納部の両側壁の各一方端部に蓋体部の両側壁の
各一方端部を回動可能に軸支した偏平な平行六面体のコ
ンパクトディスク収納ケースにおいて、前記収納部22が
前記両側壁の各一方端部間の底板に隆起部を突設して成
り、前記隆起部がＬ形ラベルの各曲折面を固定可能な上
面ラベル受容部と側面ラベル受容部を夫々具備して成
り、前記上面ラベル受容部が傾斜仕切板の上方内面にお
いて上端縁から若干の段差を付けてその長手方向に沿い
ながら突設した水平受板と、前記水平受板の周縁部を該
周縁部よりも若干高い位置で包囲するように前記傾斜仕
切板と対向する垂直仕切板の上端縁に沿って突設した水
平上板と、前記水平上板の両端末に配設したＬ形ラベル
のエッジ部の挿入を案内するエッジ案内板とから成るこ
とを特徴とするコンパクトディスク収納ケースによって
達成される。
ィスク収納部の両側壁の各一方端部に蓋体部の両側壁の
各一方端部を回動可能に軸支した偏平な平行六面体のコ
ンパクトディスク収納ケースにおいて、前記収納部22が
前記両側壁の各一方端部間の底板に隆起部を突設して成
り、前記隆起部がＬ形ラベルの各曲折面を固定可能な上
面ラベル受容部と側面ラベル受容部を夫々具備して成
り、前記上面ラベル受容部が傾斜仕切板の上方内面にお
いて上端縁から若干の段差を付けてその長手方向に沿い
ながら突設した水平受板と、前記水平受板の周縁部を該
周縁部よりも若干高い位置で包囲するように前記傾斜仕
切板と対向する垂直仕切板の上端縁に沿って突設した水
平上板と、前記水平上板の両端末に配設したＬ形ラベル
のエッジ部の挿入を案内するエッジ案内板とから成るこ
とを特徴とするコンパクトディスク収納ケースによって
達成される。
【０００９】
【００１０】更に、本発明のかかる目的は前記水平受板
がその両端末と両側壁の内面との間に前記Ｌ形ラベルの
エッジ部近傍を挿入時に湾曲変形可能な第１の隙間と、
前記傾斜仕切板の中央上端縁から前記水平受板の上方に
突設したラベル係止爪に対応して該ラベル係止爪よりも
若干広い面積を有する切欠とを設けて成ることを特徴と
するコンパクトディスク収納ケースによって達成され
る。
がその両端末と両側壁の内面との間に前記Ｌ形ラベルの
エッジ部近傍を挿入時に湾曲変形可能な第１の隙間と、
前記傾斜仕切板の中央上端縁から前記水平受板の上方に
突設したラベル係止爪に対応して該ラベル係止爪よりも
若干広い面積を有する切欠とを設けて成ることを特徴と
するコンパクトディスク収納ケースによって達成され
る。
【００１１】更に、本発明のかかる目的は前記側面ラベ
ル受容部が前記垂直仕切板の内面と該内面に対向する前
記水平受板36の長手方向の端縁との間に前記Ｌ形ラベル
の側面ラベル部を挿入可能な第２の隙間を設けて成るこ
とを特徴とするコンパクトディスク収納ケースによって
達成される。
ル受容部が前記垂直仕切板の内面と該内面に対向する前
記水平受板36の長手方向の端縁との間に前記Ｌ形ラベル
の側面ラベル部を挿入可能な第２の隙間を設けて成るこ
とを特徴とするコンパクトディスク収納ケースによって
達成される。
【００１２】更に、本発明のかかる目的は前記側面ラベ
ル受容部が前記水平上板の内周縁と前記水平受板の長手
方向の端縁との間に平面上前記Ｌ形ラベルの側面ラベル
部の挿入を容易にする第３の隙間を設けて成ることを特
徴とするコンパクトディスク収納ケースによって達成さ
れる。
ル受容部が前記水平上板の内周縁と前記水平受板の長手
方向の端縁との間に平面上前記Ｌ形ラベルの側面ラベル
部の挿入を容易にする第３の隙間を設けて成ることを特
徴とするコンパクトディスク収納ケースによって達成さ
れる。
【００１３】
【００１４】
【００１５】
【作用】本発明のコンパクトディスク収納ケースはディ
スク収納部の両側壁の各一方端部に蓋体部の両側壁の各
一方端部を回動可能に軸支した偏平な平行六面体のコン
パクトディスク収納ケースにおいて、前記収納部が前記
両側壁の各一方端部間の底板に隆起部を突設して成り、
前記隆起部がＬ形ラベルの各曲折面を固定可能な上面ラ
ベル受容部と側面ラベル受容部を夫々具備して成り、前
記隆起部の上面及び側面に前記Ｌ形ラベルを固定するこ
とによって従来のポケットのような比較的大きなアンダ
ーカット部分を除去し、しかも前記隆起部はアンダーカ
ット部分を形成せず成形済の前記収納部が金型キャビテ
ィから簡単に排出する。
スク収納部の両側壁の各一方端部に蓋体部の両側壁の各
一方端部を回動可能に軸支した偏平な平行六面体のコン
パクトディスク収納ケースにおいて、前記収納部が前記
両側壁の各一方端部間の底板に隆起部を突設して成り、
前記隆起部がＬ形ラベルの各曲折面を固定可能な上面ラ
ベル受容部と側面ラベル受容部を夫々具備して成り、前
記隆起部の上面及び側面に前記Ｌ形ラベルを固定するこ
とによって従来のポケットのような比較的大きなアンダ
ーカット部分を除去し、しかも前記隆起部はアンダーカ
ット部分を形成せず成形済の前記収納部が金型キャビテ
ィから簡単に排出する。
【００１６】更に、本発明のコンパクトディスク収納ケ
ースは前記上面ラベル受容部が傾斜仕切板の上方内面に
おいて上端縁から若干の段差を付けてその長手方向に沿
いながら突設した水平受板と、前記水平受板の周縁部を
該周縁部よりも若干高い位置で包囲するように前記傾斜
仕切板と対向する垂直仕切板の上端縁に沿って突設した
水平上板と、前記水平上板の両端末に配設したＬ形ラベ
ルのエッジ部の挿入を案内するエッジ案内板とから成
り、前記Ｌ形ラベルの上面ラベル部外周縁が前記エッジ
案内板及び傾斜仕切板によって包囲、画成される周縁部
に、更に前記エッジ案内板の下面に上面ラベル部のエッ
ジ部近傍面が夫々当接して、前記上面ラベル部全体が前
記水平受板上に確実に載置、保持される。
ースは前記上面ラベル受容部が傾斜仕切板の上方内面に
おいて上端縁から若干の段差を付けてその長手方向に沿
いながら突設した水平受板と、前記水平受板の周縁部を
該周縁部よりも若干高い位置で包囲するように前記傾斜
仕切板と対向する垂直仕切板の上端縁に沿って突設した
水平上板と、前記水平上板の両端末に配設したＬ形ラベ
ルのエッジ部の挿入を案内するエッジ案内板とから成
り、前記Ｌ形ラベルの上面ラベル部外周縁が前記エッジ
案内板及び傾斜仕切板によって包囲、画成される周縁部
に、更に前記エッジ案内板の下面に上面ラベル部のエッ
ジ部近傍面が夫々当接して、前記上面ラベル部全体が前
記水平受板上に確実に載置、保持される。
【００１７】更に、本発明のコンパクトディスク収納ケ
ースは前記水平受板がその両端末と両側壁の内面との間
に前記Ｌ形ラベルのエッジ部近傍を挿入時に湾曲変形可
能な第１の隙間と、前記傾斜仕切板の中央上端縁から前
記水平受板の上方に突設したラベル係止爪に対応して該
ラベル係止爪よりも若干広い面積を有する切欠とを設け
て成り、前記第１の隙間と切欠に対応する前記Ｌ形ラベ
ルの上面ラベル部が挿入時に加えられる指先の圧力で変
形して前記エッジ案内板及びラベル係止爪の各下面に対
する挿入と前記水平受板に対する密着を容易にする。
ースは前記水平受板がその両端末と両側壁の内面との間
に前記Ｌ形ラベルのエッジ部近傍を挿入時に湾曲変形可
能な第１の隙間と、前記傾斜仕切板の中央上端縁から前
記水平受板の上方に突設したラベル係止爪に対応して該
ラベル係止爪よりも若干広い面積を有する切欠とを設け
て成り、前記第１の隙間と切欠に対応する前記Ｌ形ラベ
ルの上面ラベル部が挿入時に加えられる指先の圧力で変
形して前記エッジ案内板及びラベル係止爪の各下面に対
する挿入と前記水平受板に対する密着を容易にする。
【００１８】更に、本発明のコンパクトディスク収納ケ
ースは前記側面ラベル受容部が前記垂直仕切板の内面と
該内面に対向する前記水平受板の長手方向の端縁との間
に前記Ｌ形ラベルの側面ラベル部を挿入可能な第２の隙
間を設けて成り、前記第２の隙間によって前記水平受板
の下面を経て前記第２の隙間中に挿入する前記Ｌ形ラベ
ルの側面ラベル部を前記垂直仕切板の内面に当接させな
がら垂直に曲折した状態に保持する。
ースは前記側面ラベル受容部が前記垂直仕切板の内面と
該内面に対向する前記水平受板の長手方向の端縁との間
に前記Ｌ形ラベルの側面ラベル部を挿入可能な第２の隙
間を設けて成り、前記第２の隙間によって前記水平受板
の下面を経て前記第２の隙間中に挿入する前記Ｌ形ラベ
ルの側面ラベル部を前記垂直仕切板の内面に当接させな
がら垂直に曲折した状態に保持する。
【００１９】更に、本発明のコンパクトディスク収納ケ
ースは前記側面ラベル受容部が前記水平上板の内周縁と
前記水平受板の長手方向の端縁との間に平面上前記Ｌ形
ラベルの側面ラベル部の挿入を容易にする第３の隙間を
設けて成り、前記第３の隙間によって前記水平受板の下
面を経て前記第１の隙間中に挿入される前記Ｌ形ラベル
の側面ラベル部が前記垂直仕切板の内面に対して急激に
湾曲変形することを回避する。
ースは前記側面ラベル受容部が前記水平上板の内周縁と
前記水平受板の長手方向の端縁との間に平面上前記Ｌ形
ラベルの側面ラベル部の挿入を容易にする第３の隙間を
設けて成り、前記第３の隙間によって前記水平受板の下
面を経て前記第１の隙間中に挿入される前記Ｌ形ラベル
の側面ラベル部が前記垂直仕切板の内面に対して急激に
湾曲変形することを回避する。
【００２０】
【００２１】
【００２２】
【発明の実施の形態】本発明のコンパクトディスク収納
ケースの一実施態様について添付した図面に基づき以下
に詳述する。なお、本発明のコンパクトディスク収納ケ
ースは後述する収納部22の隆起部24及び蓋体部23の通孔
28以外の各部材は、前述した従来のコンパクトディスク
収納ケース１ものと略同等であるので同一の参照番号を
引用して説明する。図１は本発明のコンパクトディスク
収納ケース30を開放して示した平面図であり、図２は図
１のＢ−Ｂ線に沿って切断した断面図、図３は図１の本
発明のコンパクトディスク収納ケース30の一部を構成す
る隆起部24の要部を拡大して示した平面図、図４は図３
ののＣ−Ｃ線に沿って切断した断面図、図５は図３のＤ
−Ｄ線に沿って切断した断面図，図６は図１の本発明の
コンパクトディスク収納ケース30の一部を構成する蓋体
部23のラベル抑え爪19及び通孔28を示す斜視図である。
ケースの一実施態様について添付した図面に基づき以下
に詳述する。なお、本発明のコンパクトディスク収納ケ
ースは後述する収納部22の隆起部24及び蓋体部23の通孔
28以外の各部材は、前述した従来のコンパクトディスク
収納ケース１ものと略同等であるので同一の参照番号を
引用して説明する。図１は本発明のコンパクトディスク
収納ケース30を開放して示した平面図であり、図２は図
１のＢ−Ｂ線に沿って切断した断面図、図３は図１の本
発明のコンパクトディスク収納ケース30の一部を構成す
る隆起部24の要部を拡大して示した平面図、図４は図３
ののＣ−Ｃ線に沿って切断した断面図、図５は図３のＤ
−Ｄ線に沿って切断した断面図，図６は図１の本発明の
コンパクトディスク収納ケース30の一部を構成する蓋体
部23のラベル抑え爪19及び通孔28を示す斜視図である。
【００２３】本発明のコンパクトディスク収納ケース30
は収納部22と蓋体部23が組み合わされて偏平な平行六面
体に形成されている。前記収納部22は底板３の内面中央
部にコンパクトディスクCDの中央孔に嵌入して該コンパ
クトディスクCDの半径方向の動きを阻止するためのディ
スク係止爪10を突設する一方、前記コンパクトディスク
CDの外周近傍にも複数個のディスク振れ止め９を配設し
ている。更に、前記収納部22は前記底板３の三辺の内面
周縁に沿って両側壁4,5 及び前方壁６が包囲し、前記底
板３の残りの一辺には前記両側壁4,5 の各一方端部間を
架橋するように隆起部24が突設されている。
は収納部22と蓋体部23が組み合わされて偏平な平行六面
体に形成されている。前記収納部22は底板３の内面中央
部にコンパクトディスクCDの中央孔に嵌入して該コンパ
クトディスクCDの半径方向の動きを阻止するためのディ
スク係止爪10を突設する一方、前記コンパクトディスク
CDの外周近傍にも複数個のディスク振れ止め９を配設し
ている。更に、前記収納部22は前記底板３の三辺の内面
周縁に沿って両側壁4,5 及び前方壁６が包囲し、前記底
板３の残りの一辺には前記両側壁4,5 の各一方端部間を
架橋するように隆起部24が突設されている。
【００２４】前記両側壁4,5 の一部には後述する前記蓋
体部23のラベル抑え爪19と係合する複数個の係合凹部７
と前記コンパクトディスクCDの出入を容易にする開口部
８が設けられ、前記両側壁4,5 の各一方端部には前記蓋
体部23の支軸13が嵌挿されて該蓋体部23を回動可能に支
持している。
体部23のラベル抑え爪19と係合する複数個の係合凹部７
と前記コンパクトディスクCDの出入を容易にする開口部
８が設けられ、前記両側壁4,5 の各一方端部には前記蓋
体部23の支軸13が嵌挿されて該蓋体部23を回動可能に支
持している。
【００２５】一方、前記蓋体部23は天板14の二辺の内面
周縁に沿って両側壁15,16 が前記収納部22の前記両側壁
4,5 よりも若干高く突設され、更に前記開口部８に対応
して高くした段部18が設けられ、前記両側壁15,16 の内
面には前記収納部22の前記係合凹部７に対応して複数個
のラベル抑え爪19が突設されている。なお、前記ラベル
抑え爪19の上面に対向する前記天板14の内面には成形金
型の一部を構成する固定側金型の突起部（図示せず）に
よって形成される通孔28が透設されている。前記通孔28
は対応する前記ラベル抑え爪19の投影形状と略同等以上
の面積を占めるように設定することにより、可動側金型
との協動によって、良好な輪郭とパーティングラインを
有する前記ラベル抑え爪19が得られる。更に、前記蓋体
部23は前記隆起部24に対向する辺に沿って切欠29が設け
られ、前記隆起部24の上面が前記蓋体部23の回動に伴っ
て前記天板14と同一平面に合致可能にしている。
周縁に沿って両側壁15,16 が前記収納部22の前記両側壁
4,5 よりも若干高く突設され、更に前記開口部８に対応
して高くした段部18が設けられ、前記両側壁15,16 の内
面には前記収納部22の前記係合凹部７に対応して複数個
のラベル抑え爪19が突設されている。なお、前記ラベル
抑え爪19の上面に対向する前記天板14の内面には成形金
型の一部を構成する固定側金型の突起部（図示せず）に
よって形成される通孔28が透設されている。前記通孔28
は対応する前記ラベル抑え爪19の投影形状と略同等以上
の面積を占めるように設定することにより、可動側金型
との協動によって、良好な輪郭とパーティングラインを
有する前記ラベル抑え爪19が得られる。更に、前記蓋体
部23は前記隆起部24に対向する辺に沿って切欠29が設け
られ、前記隆起部24の上面が前記蓋体部23の回動に伴っ
て前記天板14と同一平面に合致可能にしている。
【００２６】更に、前記収納部22の前記隆起部24は前記
Ｌ形ラベル31の各曲折面を固定可能な上面ラベル受容部
25と側面ラベル受容部26を夫々具備して成り、前記上面
ラベル受容部25は好ましくは傾斜仕切板35の上方内面の
上端縁から若干の段差を付けてその長手方向に沿いなが
ら突設した水平受板36と、前記水平受板36の周縁部を該
周縁部よりも若干高い位置で包囲するように前記傾斜仕
切板35と対向する垂直仕切板32の上端縁に沿って突設し
た水平上板33と、前記水平上板33の両端末に配設したＬ
形ラベル31のエッジ部の挿入を案内するエッジ案内板34
とから成っている。なお、前記エッジ案内板34の下面と
前記傾斜仕切板35の上端縁間には前記Ｌ形ラベル31の厚
さと略同等の第４の隙間ｄ4 が設けられている。前記上
面ラベル受容部25は前記Ｌ形ラベル31の上面ラベル部外
周縁が前記エッジ案内板34及び傾斜仕切板35によって包
囲、画成される周縁部に、更に前記上面ラベル部のエッ
ジ部近傍面が前記エッジ案内板34の下面に夫々当接し
て、前記上面ラベル部31全体が前記水平受板33上に確実
に載置、保持される。
Ｌ形ラベル31の各曲折面を固定可能な上面ラベル受容部
25と側面ラベル受容部26を夫々具備して成り、前記上面
ラベル受容部25は好ましくは傾斜仕切板35の上方内面の
上端縁から若干の段差を付けてその長手方向に沿いなが
ら突設した水平受板36と、前記水平受板36の周縁部を該
周縁部よりも若干高い位置で包囲するように前記傾斜仕
切板35と対向する垂直仕切板32の上端縁に沿って突設し
た水平上板33と、前記水平上板33の両端末に配設したＬ
形ラベル31のエッジ部の挿入を案内するエッジ案内板34
とから成っている。なお、前記エッジ案内板34の下面と
前記傾斜仕切板35の上端縁間には前記Ｌ形ラベル31の厚
さと略同等の第４の隙間ｄ4 が設けられている。前記上
面ラベル受容部25は前記Ｌ形ラベル31の上面ラベル部外
周縁が前記エッジ案内板34及び傾斜仕切板35によって包
囲、画成される周縁部に、更に前記上面ラベル部のエッ
ジ部近傍面が前記エッジ案内板34の下面に夫々当接し
て、前記上面ラベル部31全体が前記水平受板33上に確実
に載置、保持される。
【００２７】更に好ましくは、前記水平受板36はその両
端末と両側壁4,5 の内面との間に前記Ｌ形ラベル31のエ
ッジ部近傍を挿入時に湾曲変形可能な第１の隙間ｄ
1 と、前記傾斜仕切板35の中央上端縁から前記水平受板
36の上方に突設したラベル係止爪38に対応して該ラベル
係止爪38よりも若干広い面積を有する切欠37とを設けて
成り、前記第１の隙間ｄ1 と前記切欠37に対応する前記
Ｌ形ラベル31の上面ラベル部が挿入時に加えられる指先
の圧力で変形して前記エッジ案内板34及びラベル係止爪
38の各下面に対する挿入と前記水平受板33に対する密着
を容易にする。
端末と両側壁4,5 の内面との間に前記Ｌ形ラベル31のエ
ッジ部近傍を挿入時に湾曲変形可能な第１の隙間ｄ
1 と、前記傾斜仕切板35の中央上端縁から前記水平受板
36の上方に突設したラベル係止爪38に対応して該ラベル
係止爪38よりも若干広い面積を有する切欠37とを設けて
成り、前記第１の隙間ｄ1 と前記切欠37に対応する前記
Ｌ形ラベル31の上面ラベル部が挿入時に加えられる指先
の圧力で変形して前記エッジ案内板34及びラベル係止爪
38の各下面に対する挿入と前記水平受板33に対する密着
を容易にする。
【００２８】一方、前記側面ラベル受容部26は前記垂直
仕切板32の内面と該内面に対向する前記水平受板36の長
手方向の端縁との間に前記Ｌ形ラベル31の側面ラベル部
を挿入可能な第２の隙間ｄ2 を設けて成り、前記第２の
隙間ｄ2 によって前記水平受板36の下面を経て前記第２
の隙間ｄ2 中に挿入される前記Ｌ形ラベル31の側面ラベ
ル部を前記垂直仕切板32の内面に当接させながら垂直に
曲折した状態に保持する。
仕切板32の内面と該内面に対向する前記水平受板36の長
手方向の端縁との間に前記Ｌ形ラベル31の側面ラベル部
を挿入可能な第２の隙間ｄ2 を設けて成り、前記第２の
隙間ｄ2 によって前記水平受板36の下面を経て前記第２
の隙間ｄ2 中に挿入される前記Ｌ形ラベル31の側面ラベ
ル部を前記垂直仕切板32の内面に当接させながら垂直に
曲折した状態に保持する。
【００２９】前記側面ラベル受容部26は更に好ましくは
前記水平上板33の内周縁と前記水平受板36の長手方向の
端縁との間に平面上前記Ｌ形ラベル31の側面ラベル部の
挿入を容易にする第３の隙間ｄ3 を設けて成り、前記第
３の隙間ｄ3 によって前記水平受板36の下面を経て前記
第１の隙間ｄ1 中に挿入される前記Ｌ形ラベル31の側面
ラベル部が前記垂直仕切板32の内面に対して急激に湾曲
変形することを回避する。
前記水平上板33の内周縁と前記水平受板36の長手方向の
端縁との間に平面上前記Ｌ形ラベル31の側面ラベル部の
挿入を容易にする第３の隙間ｄ3 を設けて成り、前記第
３の隙間ｄ3 によって前記水平受板36の下面を経て前記
第１の隙間ｄ1 中に挿入される前記Ｌ形ラベル31の側面
ラベル部が前記垂直仕切板32の内面に対して急激に湾曲
変形することを回避する。
【００３０】以上のように構成される本発明のコンパク
トディスク収納ケース30は少なくとも前記隆起部24を透
明なプラスチック材で成形し、前記Ｌ形ラベル31の各曲
折ラベル部外面に予め記載した前記コンパクトディスク
CDの記録内容の諸情報を前記前記隆起部24の前記上面ラ
ベル受容部25と側面ラベル受容部26を介して目視し確認
することを可能にする。また、必要に応じて天板ラベル
27を透明なプラスチック材で成形した天板14と前記ラベ
ル抑え爪19の上面との間の、所謂アンダーカット部分に
一部を挿着することによって前記天板14を介して別の記
録内容の諸情報を目視し確認することも可能にする。更
に、前記ラベル抑え爪19は前記蓋体部23の閉止爪として
兼用できる。
トディスク収納ケース30は少なくとも前記隆起部24を透
明なプラスチック材で成形し、前記Ｌ形ラベル31の各曲
折ラベル部外面に予め記載した前記コンパクトディスク
CDの記録内容の諸情報を前記前記隆起部24の前記上面ラ
ベル受容部25と側面ラベル受容部26を介して目視し確認
することを可能にする。また、必要に応じて天板ラベル
27を透明なプラスチック材で成形した天板14と前記ラベ
ル抑え爪19の上面との間の、所謂アンダーカット部分に
一部を挿着することによって前記天板14を介して別の記
録内容の諸情報を目視し確認することも可能にする。更
に、前記ラベル抑え爪19は前記蓋体部23の閉止爪として
兼用できる。
【００３１】
【発明の効果】以上、記述した本発明のコンパクトディ
スク収納ケース30は次のような新規な効果を奏するもの
である。即ち、本発明のコンパクトディスク収納ケース
30は前記ディスク収納部22の前記両側壁4,5 の各一方端
部に前記蓋体部23の前記両側壁15,16 の各一方端部を回
動可能に軸支した偏平な平行六面体のコンパクトディス
ク収納ケースにおいて、前記収納部22が前記両側壁4,5
の各一方端部間の前記底板３に前記隆起部24を突設して
成り、前記隆起部24が前記Ｌ形ラベル31の各曲折面を固
定可能な前記上面ラベル受容部25と側面ラベル受容部26
を夫々具備して成るので、前記隆起部24の上面及び側面
に前記Ｌ形ラベル31を固定することによって従来のポケ
ットのような比較的大きなアンダーカット部分を除去
し、しかも前記隆起部24はアンダーカット部分を形成せ
ず成形済の前記収納部22を金型キャビティから簡単に排
出することが可能に成った。
スク収納ケース30は次のような新規な効果を奏するもの
である。即ち、本発明のコンパクトディスク収納ケース
30は前記ディスク収納部22の前記両側壁4,5 の各一方端
部に前記蓋体部23の前記両側壁15,16 の各一方端部を回
動可能に軸支した偏平な平行六面体のコンパクトディス
ク収納ケースにおいて、前記収納部22が前記両側壁4,5
の各一方端部間の前記底板３に前記隆起部24を突設して
成り、前記隆起部24が前記Ｌ形ラベル31の各曲折面を固
定可能な前記上面ラベル受容部25と側面ラベル受容部26
を夫々具備して成るので、前記隆起部24の上面及び側面
に前記Ｌ形ラベル31を固定することによって従来のポケ
ットのような比較的大きなアンダーカット部分を除去
し、しかも前記隆起部24はアンダーカット部分を形成せ
ず成形済の前記収納部22を金型キャビティから簡単に排
出することが可能に成った。
【００３２】更に、本発明のコンパクトディスク収納ケ
ース30は前記上面ラベル受容部25が前記傾斜仕切板35の
上方内面において上端縁から若干の段差を付けてその長
手方向に沿いながら突設した前記水平受板36と、前記水
平受板36の周縁部を該周縁部よりも若干高い位置で包囲
するように前記傾斜仕切板35と対向する前記垂直仕切板
32の上端縁に沿って突設した前記水平上板33と、前記水
平上板33の両端末に配設した前記Ｌ形ラベル31のエッジ
部の挿入を案内する前記エッジ案内板34とから成るの
で、前記Ｌ形ラベル31の上面ラベル部外周縁を前記エッ
ジ案内板34及び傾斜仕切板35によって包囲、画成される
周縁部に、更に前記エッジ案内板34の下面に上面ラベル
部のエッジ部近傍面を夫々当接させて前記上面ラベル部
全体を前記水平受板36上に確実に載置、保持することが
可能になった。
ース30は前記上面ラベル受容部25が前記傾斜仕切板35の
上方内面において上端縁から若干の段差を付けてその長
手方向に沿いながら突設した前記水平受板36と、前記水
平受板36の周縁部を該周縁部よりも若干高い位置で包囲
するように前記傾斜仕切板35と対向する前記垂直仕切板
32の上端縁に沿って突設した前記水平上板33と、前記水
平上板33の両端末に配設した前記Ｌ形ラベル31のエッジ
部の挿入を案内する前記エッジ案内板34とから成るの
で、前記Ｌ形ラベル31の上面ラベル部外周縁を前記エッ
ジ案内板34及び傾斜仕切板35によって包囲、画成される
周縁部に、更に前記エッジ案内板34の下面に上面ラベル
部のエッジ部近傍面を夫々当接させて前記上面ラベル部
全体を前記水平受板36上に確実に載置、保持することが
可能になった。
【００３３】更に、本発明のコンパクトディスク収納ケ
ース30は前記水平受板36がその両端末と両側壁の内面と
の間に前記Ｌ形ラベル31のエッジ部近傍を挿入時に湾曲
変形可能な第１の隙間ｄ1 と、前記傾斜仕切板34の中央
上端縁から前記水平受板36の上方に突設した前記ラベル
係止爪38に対応して該ラベル係止爪38よりも若干広い面
積を有する前記切欠37とを設けて成るので、前記第１の
隙間ｄ1 と切欠37に対応する前記Ｌ形ラベル31の上面ラ
ベル部が挿入時に加えられる指先の圧力で変形して前記
エッジ案内板34及びラベル係止爪38の各下面に対する挿
入と前記水平受板36に対する密着を容易にすることが可
能になった。
ース30は前記水平受板36がその両端末と両側壁の内面と
の間に前記Ｌ形ラベル31のエッジ部近傍を挿入時に湾曲
変形可能な第１の隙間ｄ1 と、前記傾斜仕切板34の中央
上端縁から前記水平受板36の上方に突設した前記ラベル
係止爪38に対応して該ラベル係止爪38よりも若干広い面
積を有する前記切欠37とを設けて成るので、前記第１の
隙間ｄ1 と切欠37に対応する前記Ｌ形ラベル31の上面ラ
ベル部が挿入時に加えられる指先の圧力で変形して前記
エッジ案内板34及びラベル係止爪38の各下面に対する挿
入と前記水平受板36に対する密着を容易にすることが可
能になった。
【００３４】更に、本発明のコンパクトディスク収納ケ
ース30は前記側面ラベル受容部26が前記垂直仕切板32の
内面と該内面に対向する前記水平受板の長手方向の端縁
との間に前記Ｌ形ラベルの側面ラベル部を挿入可能な第
２の隙間を設けて成るので、前記第２の隙間によって前
記水平受板36の下面を経て前記第２の隙間ｄ2 中に挿入
する前記Ｌ形ラベル31の側面ラベル部を前記垂直仕切板
32の内面に当接させながら垂直に曲折した状態に保持す
ることが可能になった。
ース30は前記側面ラベル受容部26が前記垂直仕切板32の
内面と該内面に対向する前記水平受板の長手方向の端縁
との間に前記Ｌ形ラベルの側面ラベル部を挿入可能な第
２の隙間を設けて成るので、前記第２の隙間によって前
記水平受板36の下面を経て前記第２の隙間ｄ2 中に挿入
する前記Ｌ形ラベル31の側面ラベル部を前記垂直仕切板
32の内面に当接させながら垂直に曲折した状態に保持す
ることが可能になった。
【００３５】更に、本発明のコンパクトディスク収納ケ
ース30は前記側面ラベル受容部26が前記水平上板36の内
周縁と前記水平受板36の長手方向の端縁との間に平面上
前記Ｌ形ラベル31の側面ラベル部の挿入を容易にする第
３の隙間ｄ3 を設けて成るので、前記第３の隙間ｄ3 に
よって前記水平受板36の下面を経て前記第１の隙間ｄ 1
中に挿入される前記Ｌ形ラベル31の側面ラベル部が前記
垂直仕切板32の内面に対して急激に湾曲変形することを
回避し且つ挿入を容易にすることが可能になった。
ース30は前記側面ラベル受容部26が前記水平上板36の内
周縁と前記水平受板36の長手方向の端縁との間に平面上
前記Ｌ形ラベル31の側面ラベル部の挿入を容易にする第
３の隙間ｄ3 を設けて成るので、前記第３の隙間ｄ3 に
よって前記水平受板36の下面を経て前記第１の隙間ｄ 1
中に挿入される前記Ｌ形ラベル31の側面ラベル部が前記
垂直仕切板32の内面に対して急激に湾曲変形することを
回避し且つ挿入を容易にすることが可能になった。
【００３６】
【００３７】
【００３８】依って、本発明のコンパクトディスク収納
ケース30は成形加工コストを低減し成形作業の能率を向
上させることが可能になった。
ケース30は成形加工コストを低減し成形作業の能率を向
上させることが可能になった。
【図１】本発明のコンパクトディスク収納ケースを開放
して示した平面図である。
して示した平面図である。
【図２】図１のＢ−Ｂ線に沿って切断した断面図であ
る。
る。
【図３】図１の本発明のコンパクトディスク収納ケース
の一部を構成する隆起部の要部を拡大して示した平面図
である。
の一部を構成する隆起部の要部を拡大して示した平面図
である。
【図４】図３のＣ−Ｃ線に沿って切断した断面図であ
る。
る。
【図５】図３のＤ−Ｄ線に沿って切断した断面図であ
る。
る。
【図６】図１の本発明のコンパクトディスク収納ケース
の一部を構成する蓋体部のラベル抑え爪及び通孔を示す
斜視図である。
の一部を構成する蓋体部のラベル抑え爪及び通孔を示す
斜視図である。
【図７】従来のコンパクトディスク収納ケースを開放し
て示した平面図である。
て示した平面図である。
【図８】図７のＡ−Ａ線に沿って切断した断面図であ
る。
る。
【図９】従来のコンパクトディスク収納ケースの一部を
構成する蓋体部のポケット内に挿入されるＬ字状に折り
曲げられたラベルの斜視図である。
構成する蓋体部のポケット内に挿入されるＬ字状に折り
曲げられたラベルの斜視図である。
【図10】従来蓋体部の両側壁の内面に突設したラベル抑
え爪及びその周辺の斜視図である。
え爪及びその周辺の斜視図である。
１ 従来のコンパクトディスク収納ケース
２ 収納部
３ 底板
４ 側壁
５ 側壁
６ 前方壁
７ 係合凹部
８ 開口部
９ ディスク振れ止め
10 ディスク係止爪
11 切欠
12 蓋体部
13 支軸
14 天板
15 側壁
16 側壁
17 ポケット
18 段部
19 ラベル抑え爪
20 通孔
21 ラベル
22 本発明の収納部
23 本発明の蓋体部
24 隆起部
25 上面ラベル受容部
26 側面ラベル受容部
27 天板ラベル
28 通孔
29 切欠
30 本発明のコンパクトディスク収納ケース
31 Ｌ形ラベル
CD コンパクトディスク
Claims (4)
- 【請求項１】ディスク収納部の両側壁の各一方端部に蓋
体部の両側壁の各一方端部を回動可能に軸支した偏平な
平行六面体のコンパクトディスク収納ケースにおいて、
前記収納部22が前記両側壁4,5の各一方端部間の底板３
に隆起部24を突設して成り、前記隆起部24がＬ形ラベル
31の各曲折面を固定可能な上面ラベル受容部25と側面ラ
ベル受容部26を夫々具備して成り、前記上面ラベル受容
部25が傾斜仕切板35の上方内面において上端縁から若干
の段差を付けてその長手方向に沿いながら突設した水平
受板36と、前記水平受板36の周縁部を該周縁部よりも若
干高い位置で包囲するように前記傾斜仕切板35と対向す
る垂直仕切板32の上端縁に沿って突設した水平上板33
と、前記水平上板33の両端末に配設したＬ形ラベル31の
エッジ部の挿入を案内するエッジ案内板34とから成るこ
とを特徴とするコンパクトディスク収納ケース。 - 【請求項２】前記水平受板36がその両端末と両側壁4,5
の内面との間に前記Ｌ形ラベル31のエッジ部近傍を挿入
時に湾曲変形可能な第１の隙間ｄ1と、前記傾斜仕切板3
5の中央上端縁から前記水平受板36の上方に突設したラ
ベル係止爪38に対応して該ラベル係止爪38よりも若干広
い面積を有する切欠37とを設けて成ることを特徴とする
請求項１に記載のコンパクトディスク収納ケース。 - 【請求項３】前記側面ラベル受容部26が前記垂直仕切板
32の内面と該内面に対向する前記水平受板36の長手方向
の端縁との間に前記Ｌ形ラベル31の側面ラベル部を挿入
可能な第２の隙間ｄ2 を設けて成ることを特徴とする請
求項１に記載のコンパクトディスク収納ケース。 - 【請求項４】前記側面ラベル受容部26が前記水平上板33
の内周縁と前記水平受板36の長手方向の端縁との間に平
面上前記Ｌ形ラベル31の側面ラベル部の挿入を容易にす
る第３の隙間ｄ3 を設けて成ることを特徴とする請求項
３に記載のコンパクトディスク収納ケース。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11268997A JP3410325B2 (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | コンパクトディスク収納ケース |
| PT98107993T PT875897E (pt) | 1997-04-30 | 1998-04-30 | Caixa de armazenagem para disco compacto |
| EP98107993A EP0875897B1 (en) | 1997-04-30 | 1998-04-30 | Compact disc storage case |
| AT98107993T ATE209391T1 (de) | 1997-04-30 | 1998-04-30 | Compact-disc-aufbewahrungsbehälter |
| DE69803232T DE69803232D1 (de) | 1997-04-30 | 1998-04-30 | Compact-Disc-Aufbewahrungsbehälter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11268997A JP3410325B2 (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | コンパクトディスク収納ケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10305890A JPH10305890A (ja) | 1998-11-17 |
| JP3410325B2 true JP3410325B2 (ja) | 2003-05-26 |
Family
ID=14593029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11268997A Expired - Fee Related JP3410325B2 (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | コンパクトディスク収納ケース |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0875897B1 (ja) |
| JP (1) | JP3410325B2 (ja) |
| AT (1) | ATE209391T1 (ja) |
| DE (1) | DE69803232D1 (ja) |
| PT (1) | PT875897E (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1271538A1 (en) * | 2001-06-22 | 2003-01-02 | Ritek Corporation | Compact disk case structure |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3513766B2 (ja) * | 1991-09-04 | 2004-03-31 | 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント | ディスクカートリッジの収納ケース |
| US5377827A (en) * | 1992-06-22 | 1995-01-03 | Queens Group, Inc. | Media disk storage container with printed paperboard sheets |
| JP3278343B2 (ja) * | 1996-02-23 | 2002-04-30 | 富士写真フイルム株式会社 | ディスクカートリッジ収納ケース |
-
1997
- 1997-04-30 JP JP11268997A patent/JP3410325B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-04-30 PT PT98107993T patent/PT875897E/pt unknown
- 1998-04-30 EP EP98107993A patent/EP0875897B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-04-30 AT AT98107993T patent/ATE209391T1/de not_active IP Right Cessation
- 1998-04-30 DE DE69803232T patent/DE69803232D1/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ATE209391T1 (de) | 2001-12-15 |
| PT875897E (pt) | 2002-03-28 |
| EP0875897A1 (en) | 1998-11-04 |
| EP0875897B1 (en) | 2001-11-21 |
| DE69803232D1 (de) | 2002-02-21 |
| JPH10305890A (ja) | 1998-11-17 |
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