JPH1035766A - 光ディスクケース - Google Patents

光ディスクケース

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JPH1035766A
JPH1035766A JP20780796A JP20780796A JPH1035766A JP H1035766 A JPH1035766 A JP H1035766A JP 20780796 A JP20780796 A JP 20780796A JP 20780796 A JP20780796 A JP 20780796A JP H1035766 A JPH1035766 A JP H1035766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
lid
clamp
case
optical disc
Prior art date
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Pending
Application number
JP20780796A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiji Fukuchi
祥次 福地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Music Solutions Inc
Original Assignee
Sony Disc Technology Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Disc Technology Inc filed Critical Sony Disc Technology Inc
Priority to JP20780796A priority Critical patent/JPH1035766A/ja
Publication of JPH1035766A publication Critical patent/JPH1035766A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コストが低減されるようにした、
光ディスクケースを提供することを目的とする。 【解決手段】 光ディスク14を収容するための空間を
備えたボトム11と、ボトムの一側に対して開閉可能に
枢支されたリッド12と、ボトムの中央付近に取り付け
られ、且つ収容すべき光ディスク14のセンターホール
14aに嵌合できるクランプ部13と、を備えるよう
に、光ディスクケース10を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
ク等の光ディスクを収納するための光ディスクケースに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトディスク(CD)用の
光ディスクケースは、例えば図6に示すように構成され
ている。図6において、光ディスクケース1は、光ディ
スクを収容するための空間を備えた扁平なボトム2と、
ボトム2の一側に対して開閉可能に枢支されたリッド3
と、ボトム2内に嵌入されたトレイ4とを含んでいる。
【0003】上記ボトム2は、リッド3が閉じられるこ
とによって、その内部空間が閉塞されるように、透明樹
脂から成る樹脂成形品により構成されている。
【0004】上記リッド3は、同様に透明樹脂から成る
樹脂成形品により構成されており、ボトム2の一側の両
端面に設けられた係合孔2aに係合する係合ピン3aを
備えていると共に、内側に、例えばブックレット状に形
成されたフロントカバー5(図7参照)が装着されるよ
うになっている。このフロントカバー5は、例えば収容
すべき光ディスクの記録内容を示すものであり、表面に
は、光ディスクの記録内容のタイトル等が印刷等によっ
て表示されている。
【0005】上記トレイ4は、ボトム2に対して嵌入さ
れた状態で、固定保持されると共に、その表面中央付近
に、光ディスク6のセンターホール6a内に嵌合するこ
とにより光ディスク6を固定保持するクランプ部4aを
備えている。尚、上記トレイ4の下面とボトム2の内面
との間には、図示のように、バックカバー7が挟み込ま
れるようになっている。このバックカバー7は、例えば
光ディスクの内容の詳細、例えば音楽用CDの場合に
は、収録曲名や演奏時間等が印刷されている。
【0006】このような構成の光ディスクケース1によ
れば、以下のようにして、組み立てられる。即ち、先づ
ボトム2内にバックカバー7が挿入された状態で、トレ
イ4がボトム2内に嵌入され固定保持される。これによ
り、トレイ4とボトム2の間に、バックカバー7が挟み
込まれることになる。他方、リッド3は、ボトム2に枢
支されると共に、開放状態にて、その内側に、フロント
カバー5が装着される。
【0007】このようにして組み立てられた光ディスク
ケース1によれば、リッド3が開放された状態にて、ト
レイ4上のクランプ部4aに対して、収容すべき光ディ
スク6のセンターホール6aが嵌挿される。これによ
り、光ディスク6は、トレイ4に対して固定保持される
ことになる。そして、リッド4がボトム2に対して閉じ
られることにより、光ディスク6が光ディスクケース1
内に収容されることになる。
【0008】これにより、光ディスクケース1の表面に
は、透明材料から成るリッド3を通して、フロントカバ
ー5の表紙が観察されると共に、光ディスクケース1の
裏面には、同様に透明材料から成るボトム2を通して、
バックカバー7の裏表紙が観察されることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の光ディスクケース1は、ボトム2,リッド3
及びトレイ4の三つの部品から構成されており、各部品
が、それぞれ樹脂成形品であることから、コストがかな
り高くなってしまうという問題があった。このため、各
部品即ちボトム2,リッド3及びトレイ4のコストを低
減するために、各部品の肉厚を薄くしようとしても、強
度が不足してしまうという問題があった。
【0010】本発明は、以上の点に鑑み、コストを低減
できるようにした、光ディスクケースを提供することを
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、光ディスクを収容するための空間を備えたボトム
と、ボトムの一側に対して開閉可能に枢支されたリッド
と、ボトムの中央付近に取り付けられ、且つ収容すべき
光ディスクのセンターホールに嵌合するクランプ部と、
を備えていることを特徴とする光ディスクケースによ
り、達成される。
【0012】上記構成によれば、光ディスクを固定保持
するためのクランプ部が、直接にボトムの中心付近に取
り付けられているので、従来のようにボトム内に嵌入さ
れるトレイが不要となる。従って、このクランプ部は、
光ディスクを固定保持するための最小限の大きさに形成
されることから、比較的小型に形成されることになる。
従って、このクランプ部は、従来のトレイと比較して、
コストが低減される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態を図1乃至図5を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例
であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されてい
るが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明
を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られ
るものではない。
【0014】図1は、本発明による光ディスクケースの
一実施形態を示している。図1において、光ディスクケ
ース10は、コンパクトディスク(CD)用のものであ
って、光ディスクを収容するための空間を備えた扁平な
ボトム11と、ボトム11の一側に対して開閉可能に枢
支されたリッド12と、ボトム11の内面の中央付近に
取り付けられたクランプ部13とを含んでいる。
【0015】上記ボトム11及びリッド12は、図6に
示した従来のCD用光ディスクケース1におけるボトム
2及びリッド3と同様の構成である。従って、リッド1
2の内面には、ブックレット状に形成されたフロントカ
バー15(図5参照)が装着されると共に、ボトム11
の内面には、バックカバー16が載置されるようになっ
ている。
【0016】上記クランプ部13は、図2に示すよう
に、ボトム11の上面に当接するベース部13aと、光
ディスク14のセンターホール14aに嵌合するよう
に、ベース部13から上方に突出した弾性嵌合部13b
と、ベース部13の周縁に沿って等角度間隔に配設され
た複数個(図示の場合、4個)の係合部13cとから構
成されている。
【0017】上記ベース部13aは、例えば円盤状に形
成されており、光ディスク14を固定保持するための弾
性嵌合部13bを支持するために必要最小限の大きさに
選定されている。
【0018】弾性嵌合部13bは、環状に配設された複
数の嵌合部から成り、各嵌合部は、それぞれ半径方向外
側に向かって付勢されている。また、係合部13cは、
それぞれ二つの互いに離反する方向に付勢された係合片
から構成されている。
【0019】これに対して、上記ボトム11は、クラン
プ部13の係合部13cを受容するための係合孔11a
を備えている。この係合孔11aは、図4に示すよう
に、下方に向かって広がるように形成されている。
【0020】本発明の実施の形態による光ディスクケー
ス10は、以上のように構成されており、組立の際に
は、図3及び図4に示すように、先づボトム11の内面
に、バックカバー16が載置された状態で、クランプ部
13の係合部13aが、バックカバー16の上から、バ
ックカバー16に設けられた孔16aを介して、ボトム
11の係合孔11a内に押し込まれることにより、クラ
ンプ部13が、ボトム11に対して取り付けられる。こ
のとき、クランプ部13の係合部13aは、それぞれ互
いに接近することより、上記係合孔11aを通過した
後、弾性に基づいて、互いに離反することにより、図4
に示すように、係合孔11aの下方に向かって広がった
壁面を押圧することになる。これにより、クランプ部1
3は、ボトム11に対して確実に固定保持されるように
なっている。これに対して、リッド12の内側には、図
5に示すように、フロントカバー15が装着される。
【0021】このようにして組み立てられた光ディスク
ケース10によれば、リッド12が開放された状態に
て、光ディスク14のセンターホール14aが、ボトム
11の内面に取り付けられたクランプ部13の弾性嵌合
部13bに被嵌される。これにより、弾性嵌合部13b
は、光ディスク14のセンターホール14aにより半径
方向内側に向かって弾性変形される。従って、弾性嵌合
部13bは、弾性変形による復元力によって、光ディス
ク14のセンターホール14aの内縁を半径方向外側に
向かって押圧する。かくして、光ディスク14は、弾性
嵌合部13bによる押圧によって、クランプ部13に対
して固定保持されることになる。そして、リッド12が
ボトム11に対して閉じられることにより、光ディスク
14が光ディスクケース10内に収容されることにな
る。
【0022】この場合、光ディスク14は、ボトム11
に直接に取り付けられたクランプ部13によって固定保
持されることになる。従って、従来のようなボトム11
の内面一杯となるように形成されたトレイが不要とな
り、小型のベース部13aを備えたクランプ部13で済
むことになる。これにより、クランプ部13は、従来の
トレイに比較して、コストが半分程度になることから、
光ディスクケース10全体のコストが低減されることに
なる。
【0023】また、上記クランプ部13が、ボトム11
の中央付近にて、ボトム11に設けられた係合孔11a
に係合できる係合部13aを備えており、この係合部1
3aが、ボトム11内面に載置されたバックカバー16
を貫通して、ボトム11の係合孔11aに係合するよう
になっている場合には、上記クランプ部13が、バック
カバー16をも固定することとなる。
【0024】尚、上述した実施の形態においては、コン
パクトディスク用光ディスクケースについて説明した
が、これに限らず、他の種々の光ディスクケースに本発
明を適用できることは明らかである。
【0025】以上述べたように、本発明の実施の形態に
よれば、光ディスク14を固定保持するためのクランプ
部13が、直接にボトム11の中心付近に取り付けられ
ている。そして、このクランプ部13は、光ディスク1
4を固定保持するための最小限の大きさに形成されるこ
とから、比較的小型に形成されることになる。従って、
光ディスクケース10全体の製造コストが低減されるこ
とになる。
【0026】
【発明の効果】かくして、本発明によれば、コストを低
減できるようにした、光ディスクケースを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCD用光ディスクケースの一実施
形態の構成を示す分解斜視図である。
【図2】図1の光ディスクケースにおけるクランプ部を
示す平面図及び断面図である。
【図3】図1の光ディスクケースにおける要部を示す断
面図である。
【図4】図2のクランプ部とボトムとの係合状態を示す
部分拡大断面図である。
【図5】図1の光ディスクケースの少し開いた状態を示
す斜視図である。
【図6】従来のCD用光ディスクケースの一例の構成を
示す分解斜視図である。
【図7】図6の光ディスクケースの少し開いた状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10・・・光ディスクケース、11・・・ボトム、11
a・・・係合孔、12・・・リッド、13・・・クラン
プ部、13a・・・ベース部、13b・・・弾性嵌合
部、13c・・・係合部、14・・・光ディスク、14
a・・・センターホール、15・・・フロントカバー、
16・・・バックカバー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを収容するための空間を備え
    たボトムと、 ボトムの一側に対して開閉可能に枢支されたリッドと、 ボトムの中央付近に取り付けられ、且つ収容すべき光デ
    ィスクのセンターホールに嵌合するクランプ部と、を備
    えていることを特徴とする、光ディスクケース。
  2. 【請求項2】 前記クランプ部が、ボトムの中央付近に
    て、ボトムに設けられた係合孔に係合する係合部を備え
    ていることを特徴とする、請求項1に記載の光ディスク
    ケース。
  3. 【請求項3】 上記クランプ部の係合部が、ボトム内面
    に載置されたバックカバーを貫通して、ボトムの係合孔
    に係合することを特徴とする、請求項2に記載の光ディ
    スクケース。
JP20780796A 1996-07-18 1996-07-18 光ディスクケース Pending JPH1035766A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20780796A JPH1035766A (ja) 1996-07-18 1996-07-18 光ディスクケース

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JP20780796A JPH1035766A (ja) 1996-07-18 1996-07-18 光ディスクケース

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ID=16545832

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JP20780796A Pending JPH1035766A (ja) 1996-07-18 1996-07-18 光ディスクケース

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