JPH07309387A - カセット用収納ケースおよびその成形金型 - Google Patents
カセット用収納ケースおよびその成形金型Info
- Publication number
- JPH07309387A JPH07309387A JP6120802A JP12080294A JPH07309387A JP H07309387 A JPH07309387 A JP H07309387A JP 6120802 A JP6120802 A JP 6120802A JP 12080294 A JP12080294 A JP 12080294A JP H07309387 A JPH07309387 A JP H07309387A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- case body
- index card
- stopper rib
- plate
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ケース内のインデックスカードの抜け止めスト
ッパの機能を確実にはたしながら成形離型性を大巾に良
好にして成形効率を高め、さらに外観品位の向上をはた
す。 【構成】ケース本体１にインデックスカードのケースの
開口方向への移動を規制する抜け止め用のストッパリブ
５を前記ケース本体１の開口端縁に沿って突設配備する
と共に、該ストッパリブ５のインデックスカード端縁の
当接面が、部分的に傾斜面６となっている垂直面７で形
成され、該垂直面７の上面の少なくとも一部を離型用の
突出ピン８に対応させたことで、カセット用収納ケース
内のインデックスカードの抜け止めストッパの機能を確
実にはたしながら成形離型性を大巾に良好にして成形効
率を高め、さらに外観品位の向上をはたすことができ
る。
ッパの機能を確実にはたしながら成形離型性を大巾に良
好にして成形効率を高め、さらに外観品位の向上をはた
す。 【構成】ケース本体１にインデックスカードのケースの
開口方向への移動を規制する抜け止め用のストッパリブ
５を前記ケース本体１の開口端縁に沿って突設配備する
と共に、該ストッパリブ５のインデックスカード端縁の
当接面が、部分的に傾斜面６となっている垂直面７で形
成され、該垂直面７の上面の少なくとも一部を離型用の
突出ピン８に対応させたことで、カセット用収納ケース
内のインデックスカードの抜け止めストッパの機能を確
実にはたしながら成形離型性を大巾に良好にして成形効
率を高め、さらに外観品位の向上をはたすことができ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ類やディスクな
どの記録媒体を内装したカセット或いはカートリッジを
収納、保管するために用いられるカセット用収納のケー
スおよびその成形金型に関するものである。
どの記録媒体を内装したカセット或いはカートリッジを
収納、保管するために用いられるカセット用収納のケー
スおよびその成形金型に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、テープカセットは、販売並びに保
管などの取扱上、収納ケースに入れられて用いられてお
り、このケースとしては、磁気テープカセットを収容す
る長方形ケース本体にヒンジ部で蓋体を前開き方式に開
閉自在に備えた透明ケースが多用され、インデックスカ
ードを折込んで使用されている。
管などの取扱上、収納ケースに入れられて用いられてお
り、このケースとしては、磁気テープカセットを収容す
る長方形ケース本体にヒンジ部で蓋体を前開き方式に開
閉自在に備えた透明ケースが多用され、インデックスカ
ードを折込んで使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の収納ケースで
は、蓋体は前開き状態のため、ケース本体に挿入される
インデックスカードは、ケースからテープカセットを取
り出したり、抜き取る際にカセットとともに、ともずれ
してケースから抜き出てしまって取扱上、不便やっかい
であり問題があった。またケースは、インデックスカー
ド挿入部が筐体となっている成形品は内側に収縮しがち
で、インデックスカードを当接する垂直面のある抜け止
めリブを設けると、成形品を金型より離型する際には抜
けにくく、突出ピンを多くしないと取り出せない不便が
あると共に、突出ピンで突くと痕跡がケースに多く残り
インデックスの挿入面にあると文字が見えなくなった
り、ぼけたりして取扱上支障となるばかりか、外観品位
も損なう欠点があるし、前記抜け止めリブに離型性を考
慮してテーパーをつけることも考えられるが、カードの
ストッパ機能をはたさなく問題があった。本発明は、こ
れら従来の取扱上並びに製造上に生ずる欠点を排除しよ
うとするもので、カセット用収納ケース内のインデック
スカードの抜け止めストッパの機能を確実にはたしなが
ら、成形離型性を大巾に良好にして成形効率を高め、さ
らに外観品位の向上をはたすことができるケース並びに
その成形金型を安価に提供することを目的とするもので
ある。
は、蓋体は前開き状態のため、ケース本体に挿入される
インデックスカードは、ケースからテープカセットを取
り出したり、抜き取る際にカセットとともに、ともずれ
してケースから抜き出てしまって取扱上、不便やっかい
であり問題があった。またケースは、インデックスカー
ド挿入部が筐体となっている成形品は内側に収縮しがち
で、インデックスカードを当接する垂直面のある抜け止
めリブを設けると、成形品を金型より離型する際には抜
けにくく、突出ピンを多くしないと取り出せない不便が
あると共に、突出ピンで突くと痕跡がケースに多く残り
インデックスの挿入面にあると文字が見えなくなった
り、ぼけたりして取扱上支障となるばかりか、外観品位
も損なう欠点があるし、前記抜け止めリブに離型性を考
慮してテーパーをつけることも考えられるが、カードの
ストッパ機能をはたさなく問題があった。本発明は、こ
れら従来の取扱上並びに製造上に生ずる欠点を排除しよ
うとするもので、カセット用収納ケース内のインデック
スカードの抜け止めストッパの機能を確実にはたしなが
ら、成形離型性を大巾に良好にして成形効率を高め、さ
らに外観品位の向上をはたすことができるケース並びに
その成形金型を安価に提供することを目的とするもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、カセットを収
納しうる透明乃至半透明のケース本体に、ヒンジ部をも
って開閉自在に枢着した蓋体を備え、前記ケース本体の
立壁面の少なくとも一部と底面とに添って折曲げ内装さ
れたインデックスカードを備えたテープカセット収納ケ
ースにおいて、前記ケース本体にインデックスカードの
ケースの開口方向への移動を規制する抜け止め用のスト
ッパリブを前記ケース本体の開口端縁に沿って突設配備
すると共に、該ストッパリブのインデックスカード端縁
の当接面が部分的に傾斜面となっている垂直面で形成さ
れ、該垂直面の上面の少なくとも一部を剥型用の突出ピ
ンに対応させたものである。
納しうる透明乃至半透明のケース本体に、ヒンジ部をも
って開閉自在に枢着した蓋体を備え、前記ケース本体の
立壁面の少なくとも一部と底面とに添って折曲げ内装さ
れたインデックスカードを備えたテープカセット収納ケ
ースにおいて、前記ケース本体にインデックスカードの
ケースの開口方向への移動を規制する抜け止め用のスト
ッパリブを前記ケース本体の開口端縁に沿って突設配備
すると共に、該ストッパリブのインデックスカード端縁
の当接面が部分的に傾斜面となっている垂直面で形成さ
れ、該垂直面の上面の少なくとも一部を剥型用の突出ピ
ンに対応させたものである。
【０００５】
【作用】カセット用収納ケースのケース本体１にインデ
ックスカード４を嵌挿する際に、後面片４1 が後面板１
1 に当って差し込まれ側面板１2 に密着でき、反対方向
にはストッパリブ５に係止されて抜け止めとなる。この
ケース中に磁気テープカセットを納めて蓋体３をケース
本体１にかぶせて閉じて用いられ、保管上に縦方向、横
方向いずれにも起立状態或いは積み重ね状態でインデッ
クスを透視できる整理をすることができる。さらに、蓋
体３の指掛け面部に指を当てて持ち上げれば、ヒンジ部
２を中心に回動し、展開して蓋体３が開放される。次い
で、テープカセットＡをケース本体１から引き抜いて用
いられるが、このカセットの引き抜きの際に伴づれして
インデックスカード４がずれようとしても、ストッパリ
ブ５に引掛り止ってケース本体１内に保持され、取扱上
安全である。また、ストッパリブ５のインデックスカー
ド端縁の当接面が、部分的に傾斜面６となっている垂直
面７で形成され、該垂直面７の上面の少なくとも一部を
剥型用の突出ピン８に対応させたことで、成形品を金型
より離型する際には、抜けやすく突出ピンも多くするこ
となく取り出せると共に、突出ピンの痕跡はストッパリ
ブの上面につくだけでインデックスの挿入面になく文字
が見えなくなったりぼけたりすることもなく、ケース内
のインデッククカードの抜け止めストッパの機能を確実
にはたしながら、成形離型性を大巾に良好にして成形効
率を高め、さらに外観品位の向上をはたすことができ
る。
ックスカード４を嵌挿する際に、後面片４1 が後面板１
1 に当って差し込まれ側面板１2 に密着でき、反対方向
にはストッパリブ５に係止されて抜け止めとなる。この
ケース中に磁気テープカセットを納めて蓋体３をケース
本体１にかぶせて閉じて用いられ、保管上に縦方向、横
方向いずれにも起立状態或いは積み重ね状態でインデッ
クスを透視できる整理をすることができる。さらに、蓋
体３の指掛け面部に指を当てて持ち上げれば、ヒンジ部
２を中心に回動し、展開して蓋体３が開放される。次い
で、テープカセットＡをケース本体１から引き抜いて用
いられるが、このカセットの引き抜きの際に伴づれして
インデックスカード４がずれようとしても、ストッパリ
ブ５に引掛り止ってケース本体１内に保持され、取扱上
安全である。また、ストッパリブ５のインデックスカー
ド端縁の当接面が、部分的に傾斜面６となっている垂直
面７で形成され、該垂直面７の上面の少なくとも一部を
剥型用の突出ピン８に対応させたことで、成形品を金型
より離型する際には、抜けやすく突出ピンも多くするこ
となく取り出せると共に、突出ピンの痕跡はストッパリ
ブの上面につくだけでインデックスの挿入面になく文字
が見えなくなったりぼけたりすることもなく、ケース内
のインデッククカードの抜け止めストッパの機能を確実
にはたしながら、成形離型性を大巾に良好にして成形効
率を高め、さらに外観品位の向上をはたすことができ
る。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を図１乃至図４のオーディオ
カセット用の収納ケースの例で説明すると、カセットＡ
を収納しうる透明乃至半透明のケース本体１に、ヒンジ
部２をもって開閉自在に枢着した蓋体３を備え、前記ケ
ース本体１の立壁面の少なくとも一部と底面とに添って
折曲げ内装されたインデックスカード４を備えたテープ
カセット収納ケースにおいて、前記ケース本体１にイン
デックスカード４のケースの開口方向への移動を規制す
る抜け止め用のストッパリブ５を前記ケース本体１の開
口端縁に沿って突設配備すると共に、該ストッパリブ５
のインデックスカード端縁の当接面が、部分的に傾斜面
６となっている垂直面７で形成され、該垂直面７の上面
の少なくとも一部を離型用の突出ピン８に対応させたも
のである。
カセット用の収納ケースの例で説明すると、カセットＡ
を収納しうる透明乃至半透明のケース本体１に、ヒンジ
部２をもって開閉自在に枢着した蓋体３を備え、前記ケ
ース本体１の立壁面の少なくとも一部と底面とに添って
折曲げ内装されたインデックスカード４を備えたテープ
カセット収納ケースにおいて、前記ケース本体１にイン
デックスカード４のケースの開口方向への移動を規制す
る抜け止め用のストッパリブ５を前記ケース本体１の開
口端縁に沿って突設配備すると共に、該ストッパリブ５
のインデックスカード端縁の当接面が、部分的に傾斜面
６となっている垂直面７で形成され、該垂直面７の上面
の少なくとも一部を離型用の突出ピン８に対応させたも
のである。
【０００７】前記ケース本体１は、四角形の底板の一端
縁に立設した後面板１1 と、他端縁即ち開口端縁に沿っ
て突設したストッパリブ５とを有し、該後面板１1 の両
側に連ねた側面板１2 ，１2 と、側面板１2 に連設した
側面リブ５1 と、前記後面板１1 と側面１2 とのコーナ
ー上面に形成される天板１3 ，１3 とから構成されてい
る。
縁に立設した後面板１1 と、他端縁即ち開口端縁に沿っ
て突設したストッパリブ５とを有し、該後面板１1 の両
側に連ねた側面板１2 ，１2 と、側面板１2 に連設した
側面リブ５1 と、前記後面板１1 と側面１2 とのコーナ
ー上面に形成される天板１3 ，１3 とから構成されてい
る。
【０００８】また、前記ストッパリブ５としては、前記
ケース本体１の両側面に立設された側面リブ５1 ，５1
に連なってケース本体１の内面に立設されていて、スト
ッパリブ５の内面にある前記傾斜面６が、垂直面７の中
央部分に備えられ、両側位置に突出ピン８の当接部を形
成したものである。
ケース本体１の両側面に立設された側面リブ５1 ，５1
に連なってケース本体１の内面に立設されていて、スト
ッパリブ５の内面にある前記傾斜面６が、垂直面７の中
央部分に備えられ、両側位置に突出ピン８の当接部を形
成したものである。
【０００９】さらに、前記インデックスカード４は、底
面片の一端縁に後面片４1 を折曲げ立設した断面Ｌ字形
のカードであって、前記底面片にカセットヘッドハウス
の台形部巾の位置に折曲線部４2 を備えたものを用いる
のがよい。
面片の一端縁に後面片４1 を折曲げ立設した断面Ｌ字形
のカードであって、前記底面片にカセットヘッドハウス
の台形部巾の位置に折曲線部４2 を備えたものを用いる
のがよい。
【００１０】なお、成形品とするのには、図５及び図６
の如く、前記ストッパリブ５のあるケース本体１を成形
するキャビテイを持った固定側金型９1 及び可動側金型
９2とスライドコア１０1 及びテーパーブロック１０2
とからなる成形金型を用い、該金型に前記ストッパリブ
５の内面中央部分が傾斜面６となっている垂直面７で形
成されるキャビテイを備え、該垂直面７，７の上面に臨
んで、離型用の突出ピン８，８を摺動自在に対設し、図
７（ａ）〜（ｃ）に示すように射出成形した成形品のケ
ース本体１を金型型開き後に、突出ピン８で突き出し容
易に離型し取り出して、ケース内のインデックスカード
の抜け止めストッパの機能を確実にはたしながら成形離
型性を大巾に良好にして成形効率を高め、さらに外観品
位の向上をはたすことができる。
の如く、前記ストッパリブ５のあるケース本体１を成形
するキャビテイを持った固定側金型９1 及び可動側金型
９2とスライドコア１０1 及びテーパーブロック１０2
とからなる成形金型を用い、該金型に前記ストッパリブ
５の内面中央部分が傾斜面６となっている垂直面７で形
成されるキャビテイを備え、該垂直面７，７の上面に臨
んで、離型用の突出ピン８，８を摺動自在に対設し、図
７（ａ）〜（ｃ）に示すように射出成形した成形品のケ
ース本体１を金型型開き後に、突出ピン８で突き出し容
易に離型し取り出して、ケース内のインデックスカード
の抜け止めストッパの機能を確実にはたしながら成形離
型性を大巾に良好にして成形効率を高め、さらに外観品
位の向上をはたすことができる。
【００１１】また、ケース本体１及び蓋体３は、少なく
ともヒンジ部２のある側板の相対位置にはロック用係止
部を構成する係合凹凸部を備えてある。なお、この係止
部はケース本体１と蓋体３との接触部分位置に一ケ所ま
たは複数ケ所設けてあるが、対向位置にそれぞれ配備し
てもよく、いずれにしてもヒンジ部２から離れた位置で
ロックが適確となるようにケース内に内装させて備える
のがよい。なお、前記ケース本体１と蓋体３には、ヒン
ジ部２側にテープカセットのヘッドハウスの台形部を嵌
入させる凹状部１１を形成し、さらにカセットを保持す
るためのリブ（図示せず）を内面に突設してあり、蓋体
３側にはハブ孔に嵌挿する回転止め突起（図示せず）を
備えてもよい。
ともヒンジ部２のある側板の相対位置にはロック用係止
部を構成する係合凹凸部を備えてある。なお、この係止
部はケース本体１と蓋体３との接触部分位置に一ケ所ま
たは複数ケ所設けてあるが、対向位置にそれぞれ配備し
てもよく、いずれにしてもヒンジ部２から離れた位置で
ロックが適確となるようにケース内に内装させて備える
のがよい。なお、前記ケース本体１と蓋体３には、ヒン
ジ部２側にテープカセットのヘッドハウスの台形部を嵌
入させる凹状部１１を形成し、さらにカセットを保持す
るためのリブ（図示せず）を内面に突設してあり、蓋体
３側にはハブ孔に嵌挿する回転止め突起（図示せず）を
備えてもよい。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、カセットを収納しうる透明乃
至半透明のケース本体に、ヒンジ部をもって開閉自在に
枢着した蓋体を備え、前記ケース本体の立壁面の少なく
とも一部と底面とに添って折曲げ内装されたインデック
スカードを備えたテープカセット収納ケースにおいて、
前記ケース本体にインデックスカードのケースの開口方
向への移動を規制する抜け止め用のストッパリブを前記
ケース本体の開口端縁に沿って突設配備すると共に、該
ストッパリブのインデックスカード端縁の当接面が部分
的に傾斜面となっている垂直面で形成され、該垂直面の
上面の少なくとも一部を離型用の突出ピンに対応させた
ことにより、ケース内でのインデックスカードも安定し
た状態で内装されテープカセットの出入れの取扱いを良
好にできるほか、体裁良好で商品価値も大幅に向上をは
かることができると共に、収納ケースからテープカセッ
トを抜き取ってもケース本体からインデックスカードが
抜け出すことなく、取扱いを容易にし、インデックスカ
ードを汚したり損傷したりすることがなく、しかも成形
金型からの成形品の抜けを良くして、生産効率を大巾に
あげることができると共に、インデックスカードの抜け
止め機能を確実に発揮できるし、離型時での突き出し作
業もバランスよく行なえ、突き出し痕跡も見えなくイン
デックスカードの見出しも支障なくでき、外観品位の向
上にも寄与できる。また成形金型も構成簡単で安価に製
作できる実用上の効果がある。
至半透明のケース本体に、ヒンジ部をもって開閉自在に
枢着した蓋体を備え、前記ケース本体の立壁面の少なく
とも一部と底面とに添って折曲げ内装されたインデック
スカードを備えたテープカセット収納ケースにおいて、
前記ケース本体にインデックスカードのケースの開口方
向への移動を規制する抜け止め用のストッパリブを前記
ケース本体の開口端縁に沿って突設配備すると共に、該
ストッパリブのインデックスカード端縁の当接面が部分
的に傾斜面となっている垂直面で形成され、該垂直面の
上面の少なくとも一部を離型用の突出ピンに対応させた
ことにより、ケース内でのインデックスカードも安定し
た状態で内装されテープカセットの出入れの取扱いを良
好にできるほか、体裁良好で商品価値も大幅に向上をは
かることができると共に、収納ケースからテープカセッ
トを抜き取ってもケース本体からインデックスカードが
抜け出すことなく、取扱いを容易にし、インデックスカ
ードを汚したり損傷したりすることがなく、しかも成形
金型からの成形品の抜けを良くして、生産効率を大巾に
あげることができると共に、インデックスカードの抜け
止め機能を確実に発揮できるし、離型時での突き出し作
業もバランスよく行なえ、突き出し痕跡も見えなくイン
デックスカードの見出しも支障なくでき、外観品位の向
上にも寄与できる。また成形金型も構成簡単で安価に製
作できる実用上の効果がある。
【図１】本発明の実施例を示す分離状態の斜視図であ
る。
る。
【図２】図１の例のケース本体の一部の拡大斜視図であ
る。
る。
【図３】図１の例のケース本体の平面図である。
【図４】図３のＡ−Ａ線における切断平面図である。
【図５】図３のＢ−Ｂ線における成形時での縦断面図で
ある。
ある。
【図６】図５のＣ−Ｃ線における縦断面図である。
【図７】図６の例の一部の成形離型作動状態の拡大縦断
面図で、（ａ）は射出成形終了時、（ｂ）は金型型開
時、（ｃ）は製品離型時を示す。
面図で、（ａ）は射出成形終了時、（ｂ）は金型型開
時、（ｃ）は製品離型時を示す。
Ａ テープカセット １ ケース本体 １1 後面板 １2 側面板 １3 天板 ２ ヒンジ部 ３ 蓋体 ４ インデックスカード ４1 後面片 ４2 折曲線部 ５ ストッパリブ ５1 側面リブ ６ 傾斜面 ７ 垂直面 ８ 突出ピン ９1 固定側金型 ９2 可動側金型 １０1 スライドコア １０2 テーパーブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 // Ｂ２９Ｌ 31:34 (72)発明者 神津 兆太郎 東京都中央区日本橋一丁目13番１号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 桃井 昭夫 東京都中央区日本橋一丁目13番１号 ティ ーディーケイ株式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】 カセットＡを収納しうる透明乃至半透明
のケース本体１に、ヒンジ部２をもって開閉自在に枢着
した蓋体３を備え、前記ケース本体１の立壁面の少なく
とも一部と底面とに添って折曲げ内装されたインデック
スカード４を備えたテープカセット収納ケースにおい
て、前記ケース本体１にインデックスカード４のケース
の開口方向への移動を規制する抜け止め用のストッパリ
ブ５を前記ケース本体１の開口端縁に沿って突設配備す
ると共に、該ストッパリブ５のインデックスカード端縁
の当接面が、部分的に傾斜面６となっている垂直面７で
形成され、該垂直面７の上面の少なくとも一部を離型用
の突出ピン８に対応させたことを特徴とするカセット用
収納ケース。 - 【請求項２】 前記ストッパリブ５が、前記ケース本体
１の両側面に立設された側面リブ５1 ，５1 に連なって
ケース本体１の内面に立設されている請求項１記載のカ
セット用収納ケース。 - 【請求項３】 前記傾斜面６が垂直面７の中央部分に備
え、両側位置に突出ピン８の当接部を形成した請求項１
または２記載のカセット用収納ケース。 - 【請求項４】 四角形の底板の一端縁に立設した後面板
１1 と、他端縁に沿って突設したストッパリブ５を有
し、該後面板１1 の両側に連ねた側面板１2 ，１2 と、
側面板１2 に連設した側面リブ５1 と、前記後面板１1
及び側面板１2とのコーナー上面に備えられる天板１3
とからなるケース本体１を成形するキヤビテイを持った
固定側金型９1 及び可動側金型９2 とスライドコア１０
1 及びテーパーブロック１０2 とからなる成形金型にお
いて、該金型に前記ストッパリブ５の内面中央部分が傾
斜面６となっている垂直面７で形成されるキャビテイを
備え、該垂直面７，７の上面に臨んで、離型用の突出ピ
ン８，８を摺動自在に対設したことを特徴とするカセッ
ト用収納ケースの成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12080294A JP3167533B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | カセット用収納ケースおよびその成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12080294A JP3167533B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | カセット用収納ケースおよびその成形金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07309387A true JPH07309387A (ja) | 1995-11-28 |
| JP3167533B2 JP3167533B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=14795357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12080294A Expired - Fee Related JP3167533B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | カセット用収納ケースおよびその成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3167533B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1285738A2 (en) * | 1998-06-12 | 2003-02-26 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Injection mold |
| CN109365964A (zh) * | 2018-10-29 | 2019-02-22 | 甘肃酒钢集团宏兴钢铁股份有限公司 | 一种可拆卸介质盒耳板定位模具及耳板定位焊接方法 |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP12080294A patent/JP3167533B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1285738A2 (en) * | 1998-06-12 | 2003-02-26 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Injection mold |
| EP1285738A3 (en) * | 1998-06-12 | 2003-10-08 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Injection mold |
| CN109365964A (zh) * | 2018-10-29 | 2019-02-22 | 甘肃酒钢集团宏兴钢铁股份有限公司 | 一种可拆卸介质盒耳板定位模具及耳板定位焊接方法 |
| CN109365964B (zh) * | 2018-10-29 | 2023-10-24 | 甘肃酒钢集团宏兴钢铁股份有限公司 | 一种可拆卸介质盒耳板定位模具及耳板定位焊接方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3167533B2 (ja) | 2001-05-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010130 |
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| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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