JPH04115190U - 磁気テープカセツト用収納ケース - Google Patents

磁気テープカセツト用収納ケース

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JPH04115190U
JPH04115190U JP2703791U JP2703791U JPH04115190U JP H04115190 U JPH04115190 U JP H04115190U JP 2703791 U JP2703791 U JP 2703791U JP 2703791 U JP2703791 U JP 2703791U JP H04115190 U JPH04115190 U JP H04115190U
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JP
Japan
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case
lid
stopper
storage case
magnetic tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP2703791U
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English (en)
Inventor
大助 高橋
Original Assignee
富士写真フイルム株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ケース本体30に蓋体20を開閉自在に連結
した磁気テープカセット用収納ケースである。収納ケー
ス1を閉じた際にケース本体の枠体34と蓋体の枠体2
5とが開蓋を阻止すべく係合し、更にケース本体と蓋体
とを係止するバンド型のストッパ40を有している。ス
トッパ40はインデックスポケットに対応するケース天
板の位置から外れたところに設けられている。 【効果】 簡単な構成で蓋体とケース本体とを確実強固
に係止させることができ、さらに、インデックスポケッ
トの大きさに制限を加えることのないストッパ構造を有
した磁気テープカセット用収納ケースである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は磁気テープカセット用収納ケースに関し、特にケース開動を係止でき る係合用バンド部を設けた構造の磁気テープカセット用収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、磁気テープ等の情報記録媒体の表面にほこり等の異物が付着したり、損 傷したりするのを防止するため、磁気テープカセット用収納ケースが用いられて いる。 例えば、蓋体とケース本体とをヒンジ部分を有する連結部を介して対向可能に 連結したものであって、これら筐体の対向面にカセット収納空間を形成し、互い に嵌合する重合部を設け、この重合部の開放側の周壁面に互いに係合する係合爪 と係合溝を形成し、この係合爪と係合溝との脱着により蓋体とケース本体とを開 閉するようにしたものが知られている。
【0003】 しかし、このような構造の従来の収納ケースは、収納ケースを閉じる際の素材 の弾性反発力等によって係合されているので、その係合力が弱く、例えば誤って 床上等に落下させた場合、その衝撃により係合爪と係合溝との係合が容易に外れ 、筐体相互が開き、被収納物が外へ飛び出し、磁気テープカセットが汚れたり破 損したりする惧れがあった。 しかし、係合力を高めるには係合構造を大型にする必要があり、この大型化に より係止力は大きくなる一方、今度は収納ケースが閉じにくくなるという欠点が ある。
【0004】 そこで、収納ケースの開閉と関係なく、外から係合させるため係合用のバンド を用いることが考えられる。 しかしながら、一般に係合用のバンドが別体である場合には、使用時において 紛失し易い問題、また、製造時においては別体のバンドを収納ケースに固着する と組立工程が増える等の問題がある。
【0005】 一方、収納ケースに設けるインデックスカードは、一般に収納ケースの天板に 設けた透明のインデックスポケットに挿入するようにしている。これにより、収 納ケースの外から容易に記録された情報を確認できる。しかし、上述のように収 納ケースの開蓋を確実にするためにバンドを設けた構造とすることにより、イン デックスカードの一部が見えなくなったりする。また、バンドの構造を例えばケ ース側面にヒンジ部を介して取りつけた構成の場合、バンドの係止及び係止解除 操作をし易いように、天板に切欠きを設けてバンドの一部をこの切欠きから露出 させるようにすると、インデックスポケットの大きさに制限を加えることになる 。この結果、近年における記録密度の高密度化によってインデッス面積をより多 く必要としてきていることからして、前記切欠きのごとき構成はインデックスカ ードの面積の拡大化を阻止するという欠点があった。
【0006】
【考案が解決しようとする問題点】
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであって、収納ケースと一体に形成さ れたバンド型のストッパを有し、簡単な構成で蓋体とケース本体とを確実強固に 係止させることができ、さらに、インデックスポケットの大きさに制限を加える ことのないストッパ構造を有した磁気テープカセット用収納ケースを提供するこ とを目的とするものである。
【0007】
【問題点を解決するための手段】
本考案の上記目的は、ケース本体に蓋体を開閉自在に連結した磁気テープカセ ット用収納ケースにおいて、収納ケースを閉じた際に前記ケース本体の枠体と前 記蓋体の枠体とが開蓋を阻止すべく係合し、かつ前記枠体に対向する位置に前記 ケース本体と前記蓋体とを係止するバンド型のストッパを有しており、前記スト ッパがインデックスポケットに対応するケース天板の位置から外れたところに設 けられたことを特徴とする磁気テープカセット用収納ケースにより達成すること ができる。
【0008】
【作用】
バンド型のストッパの先端が天板にとどかないようにしたので、天板を切欠く 構成としなくてよく、これによりインデックスポケットを設ける部分の天板の面 積の減少を少なくできた。 ストッパを取り付け箇所をインデックスポケットが設けられた領域から外れた 所としたことにより、インデックスポケットの大きさに影響を及ぼすことを回避 することができた。
【0009】
【実施態様】
以下、本考案の磁気テープカセット用収納ケースを図面を参照して説明する。 図1は本考案の収納ケースを展開した状態を示す斜視図である。収納ケース1 はケース本体30と蓋体20とが連結部35を介して折曲自在に連結された構成 である。 前記ケース本体30と前記蓋体20及び前記連結部35は熱可塑性合成樹脂材 により一体成形されている。前記ケース本体30及び前記蓋体20は前記連結部 35との接続部のヒンジとなる一対のうす肉部36により互いに重なり得るよう になっている。そして、前記ケース本体30の底板31には、その周縁部分にカ セットの形状に対応した空間を形成し開放側に段部38を有した枠体34が突設 されている。
【0010】 前記蓋体20の下面には、天板21の先端部分および左右部分に枠体25が形 成されている。前記枠体25は図2に示す如く前記枠体34の外側を覆うように 対応すべく形成されている。 ここで前記ケース本体30は、前記底板31上に図示しないが、例えばカセッ トのリールの中心孔に対応する一対の突起を設けて、収納物(カセット)の位置 を拘束する構成であってもよい。
【0011】 前記蓋体20は、天板21の内側に外側枠体25が突設されており、該枠体2 5は天板内面を囲むような壁面からなっている。 そして、前記蓋体20の開放側には、その中央にケース外側に突出した段部2 6が形成されている。また、前記蓋体20の開放側で前記枠体25の内側には、 前記枠体34の開放側縁部を嵌合するためのスリットを形成するリブ27が左右 に一対設けられている。 なお、この実施態様では各枠体25、34の開放側周壁同士が適当な段差をも って嵌合する段部38,26を設けたが、当然、このような段部38,26のな いフラットな構造であってもよい。また、前記各段部は各枠体外方に突出した形 状であるが、その逆に内側に凹んだような形状であってもよい。
【0012】 前記ケース本体30の底板31の先端縁には、前記段部38に対応する中央部 に、ストッパ40が折曲自在に一体に設けられている。 前記ストッパ40はヒンジ部分41を介して前記ケース本体30に一体的に形 成されている。前記ストッパ40の内側には例えば突条からなる突部42が形成 されている。そして、前記蓋体20の段部26の外壁面に形成された受け側の2 つの突部28が、前記突部42と上下位置にて引掛かるように係合可能となって いる。
【0013】 従って、図2に示す如く前記枠体34の上に前記枠体25を嵌め込んで前記蓋 体20を前記ケース本体30に重ねて閉じることにより、前記枠体34が前記枠 体25の内側に重なるように前記リブ27のところで係止される。更に、前記ス トッパ40を内側に折り曲げて、外側から該ストッパ40を前記段部26に向か って押圧することにより、前記突部42と受部側の前記突部28とを図3に示す ように係合させることができる。
【0014】 前記ストッパ40は図3に示すように、前記天板21までとどかない長さLに 構成されている。したがって、前記蓋体20の天板21の先端縁には、例えば掛 止め時にストッパ40の先端を受容する切欠を形成する必要がない。図2に示す ようにインデックスカードを入れるインデックスポケット70は、前記ストッパ 40が設けられた部分に対応する領域に取りつけられているが、前記天板21の 縁部に切欠きがないので、切欠きがある場合にくらべて斜線にて示す領域Bの分 だけ大きくできる。そして、前記ストッパ40の係合状態を解除する場合はスト ッパ先端を外側(矢印F方向)に向けて引っ張るように操作すればよい。なお、 前記ストッパ40の先端が前記天板21の所に露出せず、また前記ストッパ40 の先端部分は前記天板21の下側に位置するので、取り扱い時にこの先端部分を 不容易にひっかけることがない。特に、前記各段部26、38がケース内側に凹 むような構成であるとこの作用をさらに大きくすることができる。
【0015】 前記実施態様においては、前記突起28と前記突起42とが図3において上下 方向に係合する構成としたが、本考案はこれに限らず、例えば図4に示すように 、段部26に先太の突起29設け、該突起29と嵌合する凹み部43を設けた構 成とすることができる。 また、前記ストッパ40の形状も適宜変更でき、例えば、図5に示すように上 端縁が傾斜したストッパ50、あるいは図6に示すように指掛け部分は湾曲した ストッパ60などでもよい。
【0016】 前記実施態様においては、前記各ストッパをケース長手方向のほぼ中央部分に 設けたが、本考案はこのような形態の限らず、インデックスポケット70が設け られた領域から外れた領域、すなわち、ケース開放側の端部側面領域C及びケー ス側面領域Dに前記ストッパを設ける構造であれば、ストッパ先端が前記天板2 1の上に露出するべく該天板21に切欠き部分を形成した構成であってもよい。 また、前記ストッパは必要に応じ実施例の如く1ケ所設けるものに限らず、複数 個所設けてもよい。その他要するにこの考案の要旨を変更しない範囲で種々設計 変更しうること勿論である。
【0017】 前記実施態様においては、磁気テープカセットの収納ケースについてのべたが 、本考案はこれに限るものではなく、光ディスクやビデオディスク用収納ケース にも適用できるものである。
【0018】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案は、収納ケースを閉じた際にケース本体の枠体と蓋 体の枠体とが開蓋を阻止すべく係合し、かつ前記枠体に対向する位置に前記ケー ス本体と前記蓋体とを係止するバンド型のストッパを有しているので、収納ケー スを不注意に落下させたとしても係止が容易に外れるおそれがなく、収納された 磁気テープカセットの汚れ、損傷防止の機能を高めることができる。 また、前記ストッパがインデックスポケットに対応するケース天板の位置から 外れたところに設けられているので、インデックスカードポケットの大きさに影 響を及ぼすことがなく、インデックスカードを大きくできケース使用上の便宜を はかることができる。 更に、ストッパの先端が天板上に露出する構成でない場合には、ストッパを不 容易に引掛けることにより、ストッパを解除することが防止され、ストッパ機能 の正確性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の収納ケースの開き状態をしめす斜視図
である。
【図2】本考案の収納ケースのほぼ閉じ状態をしめす斜
視図である。
【図3】図3におけるA−A線に沿った断面図である。
【図4】ストッパの係止構造の変形例を示す断面図であ
る。
【図5】ストッパの形状の変形例を示す部分斜視図であ
る。
【図6】ストッパの形状の変形例を示す部分斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 磁気テープカセット用収納ケース 20 蓋体 21 天板 25、34 枠体 26、38 段部 27 リブ 28、29 蓋側の突部 30 ケース本体 31 底板 35 連結部 36 うす肉部 40、50、60 ストッパ 41 ヒンジ部 42 突部 43 凹み部 70 インデックスポケット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体に蓋体を開閉自在に連結した
    磁気テープカセット用収納ケースにおいて、収納ケース
    を閉じた際に前記ケース本体の枠体と前記蓋体の枠体と
    が開蓋を阻止すべく係合し、かつ前記枠体に対向する位
    置に前記ケース本体と前記蓋体とを係止するバンド型の
    ストッパを有しており、前記ストッパはインデックスポ
    ケットに対応するケース天板の位置から外れたところに
    設けられたことを特徴とする磁気テープカセット用収納
    ケース。
  2. 【請求項2】 前記ストッパの先端部が前記ケース天板
    までとどかないように構成されたことを特徴とする請求
    項1に記載の磁気テープカセット用収納ケース。
JP2703791U 1991-03-29 1991-03-29 磁気テープカセツト用収納ケース Pending JPH04115190U (ja)

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ID=31911416

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JP2703791U Pending JPH04115190U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 磁気テープカセツト用収納ケース

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08310585A (ja) * 1995-05-15 1996-11-26 Sony Corp 磁気記録テープカセット収納ケース
JP2001163391A (ja) * 1999-12-07 2001-06-19 Sony Corp 収納ケース

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5272700A (en) * 1975-12-10 1977-06-17 Memorex Corp Latch device

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