JPH1017062A - カセット収納ケース - Google Patents

カセット収納ケース

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JPH1017062A
JPH1017062A JP8178138A JP17813896A JPH1017062A JP H1017062 A JPH1017062 A JP H1017062A JP 8178138 A JP8178138 A JP 8178138A JP 17813896 A JP17813896 A JP 17813896A JP H1017062 A JPH1017062 A JP H1017062A
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JP
Japan
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cassette
case
storage case
compact
slip
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JP8178138A
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English (en)
Inventor
Kazumoto Yatabe
一元 谷田部
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カセット出し入れ時の摩擦による削れ粉の発
生もなく、耐久性を向上することのできるカセット抜け
止め機構を有するカセット収納ケースを得る。 【解決手段】 下ハーフ1と上ハーフ2とで合体式に構
成されるケースの一側面にカセット挿入口3を有し、上
ハーフ2の上面にカセット取り出しのための指挿入用開
口部14を形成し、下ハーフ底面にカセットのリール回
り止め部材9が固定されたカセット収納ケースにおい
て、カセット挿入口3とは反対側の奥壁面1cのコーナ
ー部分に抜け止め凸部26を先端部に有する弾性機能を
有する片持ち状のカセット抜け止め部材24を設け、抜
け止め凸部26にコンパクトカセット30の誤消去防止
爪18の前面に有する凹み部18aを係止させ、収納ケ
ースからのコンパクトカセット30の抜け出しを防止す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばオーディオ
用のコンパクトカセット等のテープカセットを収納する
のに好適なカセット収納ケースに関し、特に収納ケース
の一側部に形成したカセット挿入口からカセットをスラ
イド式に出し入れすることのできるカセット収納ケース
に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種、収納ケースの一側部に形
成したカセット挿入口からコンパクトカセットを長手方
向に出し入れすることのできるカセット収納ケースとし
ては、例えば実開昭57−201675号公報、実開昭
58−148774号公報、実開平4−118388号
公報及び特開平4−311483号公報に記載されたも
のがある。
【0003】ここで、従来例のカセット収納ケースの一
例を実開平4−118388号公報に記載されたものを
図4〜図7を参照して説明する。
【0004】図4はカセット収納ケースの上面板を破断
して内部が見えるようにした斜視図、図5はコンパクト
カセットの斜視図、図6は収納状態のカセットを仮想線
で示したカセット収納ケースの平面図、図7はカセット
収納状態の収納ケースをカセット挿入口から見た側面図
である。
【0005】まず、図5においてコンパクトカセットの
構成について説明する。コンパクトカセット30はカセ
ット筐体内に図示しない一対のテープリールが回転可能
に収容され、カセット筐体の上下面にそれぞれ形成した
一対の開口部31a,31bにリールハブ孔32a,3
2bが一致している。また、コンパクトカセット30の
一側部にはテープのマウスを構成する台形状の膨出部3
3を有すると共に、この膨出部33側のカセット筐体の
両側面にガイド突起(通称、耳部ともいう)34を設け
ている。
【0006】さて、カセット収納ケースはプラスチック
成形品からなり一側面にカセット挿入口35を有し、そ
の他は底面板36a、上面板36b、左右側面板36
c,36d及び背面板36eからなる偏平箱型形状から
構成され、カセット挿入口35からコンパクトカセット
30が長手方向にスライド式に出し入れされる。カセッ
ト挿入口35の底面板36a及び上面板36b部分には
それぞれ切欠部35a,35bが形成され、カセット収
納ケース内に収納されたコンパクトカセット30を取り
出す際に、図6に示すように切欠部35a,35bから
露出しているカセット端部を摘んで引き出せるようにな
っている。
【0007】底面板36aにはカセット挿入口35のほ
ぼ中央部で奥行き方向に間隔を隔てて弾性作用により起
伏可能の2つのリブ状のリール回り止め片37a,37
bが一体成形されている。このリール回り止め片37
a,37bは奥行き方向に対して直交する向きにされ、
リール回り止め片37a,37bの間隔はコンパクトカ
セット30のリールハブ孔32a,32bの間隔に対応
している。
【0008】また、底面板36aにはリール回り止め片
37a,37bを左右から挟む位置で奥行き方向に受け
ガイド38a,38bが肉厚状に突出形成されている。
この受けガイド38a,38bと対向するように上面板
36b部分にも受けガイド39a,39bが肉厚状に突
出形成されている(図7参照)。
【0009】さらに、底面板36a及び上面板36bの
カセット挿入口35近くで、受けガイド38a,38b
及び39a,39bの外側部分にストッパ片40a,4
0b及び41a,41bが上下に対向し合って配置され
ている。
【0010】このように構成されたカセット収納ケース
はカセット挿入口35からコンパクトカセット30をガ
イド突起33側から挿入すると、リール回り止め片37
a,37bがカセットによって弾性変形して押し倒され
るが、カセットが最も奥まで挿入されたときリール回り
止め片37a,37bがリールハブ孔32a,32bと
対応することになり、これによって、リール回り止め片
37a,37bが弾性復帰して立ち上がりリールハブ孔
32a,32b内に係合することでリールの回り止めが
行える。
【0011】また、カセット収納ケース内へのコンパク
トカセット30の収納状態においては、底面板36a及
び上面板36bから突出形成された受けガイド38a,
38b及び39a,39bでカセット30の膨出部33
以外の上下面が保持されることで、図7に示すように収
納ケース内でコインパクトカセット30がガタ付くこと
なく安定して収納できる。
【0012】さらに、コンパクトカセット30の収納状
態においては、図6に示すように膨出部33の側端部3
3aがストッパ片40a,41aに係合されることで、
収納ケースからコンパクトカセット30の抜け出しが防
止されている。
【0013】上述したカセット収納ケースはコンパクト
カセット30を左右反転させた状態でも上述の場合と同
様に挿入させ収納することができるが、この場合はコン
パクトカセット30の膨出部33の側端部が他方のスト
ッパ片40b,41bに係合されされ抜け出しが防止さ
れることになる。
【0014】また、カセット収納ケース内からコンパク
トカセット30を取り出すときにもリール回り止め片3
7a,37bが弾性変形して押し倒されてリールハブ孔
32a,32bから抜け出し、カセットの取り出し後は
リール回り止め片37a,37bは弾性復帰して再び立
ち上がる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したカ
セット収納ケースは図6に示すようにコンパクトカセッ
ト30が収納された状態では、リールハブ孔32a,3
2bにリール回り止め片37a,37bが係合されてリ
ールの回り止めが行えると共に、カセット挿入口35の
近くの底面板36a及び上面板36bに突出形成したス
トッパ片40a,41aまたは40b,41bにコンパ
クトカセット30の膨出部33の側端部33aが係合さ
れて当該コンパクトカセット30の抜け出し防止の機能
を図っている。
【0016】しかし、この種ストッパ片はこれ自体には
弾性作用はなくコンパクトカセット30の出し入れの度
に膨出部33の表面を摩擦しながら滑るので、膨出部3
3に擦り傷が生じると共に削れ粉が発生するといった問
題があったり、特に膨出部33との摩擦でストッパ片が
摩耗して突出高さが低くなると、膨出部33との係合作
用が低下しコンパクトカセットの抜け出し機能が働くな
ることもある。
【0017】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、カセット出し入れ時の摩擦によ
る削れ粉の発生もなく、長期に亘ってカセット抜け止め
機能を得ることができるカセット抜け止め機構を有する
カセット収納ケースを得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるカセット収納ケースは、下ハーフと上
ハーフとで合体式に構成されるケースの一側面にカセッ
ト挿入口を有し、上ハーフ上面にカセット取り出しのた
めの指挿入用開口部を形成し、下ハーフ底面にカセット
のリール回り止め部材が固定されたカセット収納ケース
において、カセット挿入口と反対側の近くでケース内壁
面に弾性機能を有する片持ち状のカセット抜け止め部材
を設けたものである。
【0019】このように構成したことで、ケース内に収
納されたカセットはリールハブ孔がリール回り止め部材
に係合してリールの回り止めが行えると同時に、カセッ
トがカセット抜け止め部材に係止して保持され抜け出し
が防止でき、カセットを安定して収納することができ
る。
【0020】また、カセット抜け止め部材をケースの奥
壁面に設けた。これによって、カセットが収納ケース内
に深く収納されたときに始めてカセット抜け止め部材と
係合するので、カセット抜け止め部材の抜け止め機能を
長期に亘って保つことができる。
【0021】また、カセット抜け止め部材にはケースの
側壁側に位置しカセット挿入方向と平行な面のカセット
背面に有する凹み部を係止するようにした。これによっ
て、カセットがケース内に収納されると片持ち状のカセ
ット抜け止め部材がカセットに押されて弾性変形し、そ
のあとカセットの凹み部にカセット抜け止め部材が係止
されるのでカセットの抜け出し方向の保持力を強くする
ことができる。
【0022】また、カセット背面の凹み部はカセットの
誤消去防止爪が形成されている凹み部分とした。これに
よって、カセット抜け止め部材が係合される凹み部はカ
セットに新たに設けることなく既存の誤消去防止爪を利
用することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるカセット収納
ケースの実施例をオーディオ用のコンパクトカセットの
収納ケースを例にとって図面を参照して説明する。
【0024】図1はカセット収納ケースの要部を分離し
た斜視図であり、図2はカセット収納ケース内にカセッ
トが収納された状態で要部を破断して示した平面図、図
3はカセット収納ケースの拡大断面図である。
【0025】カセット収納ケースは合体式の下ハーフ1
と上ハーフ2から構成され、下ケース1は例えばHIP
S(高衝撃性ポリスチレン)のプラスチック成形品から
なり、上ハーフ2は例えばGPPS(一般用ポリスチレ
ン)のプラスチック成形品からなる。
【0026】下ハーフ1と上ハーフ2の一側部は半割状
のカセット挿入口3a,3bが形成され、図3に示した
合体された両ハーフ1,2により形成されるカセット挿
入口3から図5に示したコンパクトカセット30が出し
入れされる。このため、上,下ハーフ1,2にはカセッ
ト挿入口3a,3bから奥行き方向にコンパクトカセッ
ト30の膨出部33が案内されるガイド溝8a,8bを
有している。
【0027】下ハーフ1の底面にはコンパクトカセット
30のリールの回り止めを行うためのリール回り止め部
材9が固定される。このリール回り止め部材9は例えば
PP(ポリプロピレン)のプラスチック成形品からな
り、図1に示すように複数のカシメ固定孔10aを有す
るベース板10と、このベース板10から一体に立設し
た弾性変形可能の一対のリール回り止め片11,11か
ら構成されている。このリール回り止め片11,11の
間隔はコンパクトカセット30のリールハブ孔32a,
32bの間隔に対応している。
【0028】リール回り止め部材9が固定される下ハー
フ1の底面は、ガイド溝8a側からカセット挿入口3a
側及び側面側にコ字状の肉厚部1aを残して肉薄部1b
とし、肉薄部1b上にリール回り止め部材9のベース板
10の周囲を包囲する形状の案内リブ22が形成され、
この案内リブ22によってベース板10が位置決めされ
る。案内リブ22は肉厚部1aと同一平面以下の高さに
形成され、案内リブ22で囲まれる肉薄部1b上にベー
ス板10のカシメ固定孔10aが係合されるカシメピン
23が形成されている。
【0029】ここで、本発明の要部であるカセット抜け
止め部材について説明する。カセット抜け止め部材は全
体を符号24で示し、カセット挿入口とは反対側で下ハ
ーフ1の奥壁面1cに片持ち状に固定された状態で側壁
面1dとは平行に抜け止め片25が一体成形されてい
る。そして、この抜け止め片25の先端部内面側に抜け
止め凸部26が形成されている。この抜け止め凸部26
の位置はケース内に収納されたときのコンパクトカセッ
トの背面30aに設けられている誤消去防止爪(図2参
照)と対応している。尚、符号27は抜け止め片25と
ほぼ平行な高さで側壁面1dに沿って設けられているカ
セットガイド片である。
【0030】このように構成した本発明のカセット収納
ケースの組み立ては、下ハーフ1の奥壁面1cのコーナ
ー部分に設けた位置決め片15a,15bと、上ハーフ
2の奥壁面中央部に設けた位置決め片15cを両ハーフ
1,2に相互に係合して合体し接合面を超音波溶着する
ことで収納ケースが構成されるが、下ハーフ1の底面へ
のリール回り止め部材9の固定は、両ハーフを合体する
前に下ハーフ1のカシメピン22にリール回り止め部材
9のベース板10のカシメ固定孔10aを位置決めしカ
シメ固定する方法と、両ハーフ1,2を合体したあと上
ハーフ2の指挿入用開口部14からリール回り止め部材
9を挿入しベース板10のカシメ固定孔10aをカシメ
ピン22にカシメ固定する方法とのいずれの場合であっ
てもよい。
【0031】かくして、カセット挿入口3からコンパク
トカセット30が挿入されると、リール回り止め部材9
のリール回り止め片11,11がカセットの挿入によっ
て弾性変形して押し倒されるが、カセットが最も奥まで
挿入されたときリール回り止め片11,11がカセット
のリールハブ孔32a,32bと対応することになり、
これによって、リール回り止め片11,11が弾性復帰
して立ち上がりリールハブ孔32a,32b内に係合す
ることでリールが回り止めされる。
【0032】また、コンパクトカセット30の挿入時は
カセット背面30aがカセットガイド片27にガイドさ
れて挿入されるが、カセットの収納直前においてカセッ
ト背面30aが抜け止め凸部26と接触することで抜け
止め片25が弾性変形して後退し、その後、カセットの
収納状態において図2に示すように抜け止め凸部26に
カセットの誤消去防止爪18の前面の一段低くなってい
る凹み部18aを係止させることができ、これによっ
て、コンパクトカセット30は収納状態において強く保
持され、ケースに振動や衝撃が生じてもカセットの抜け
出しを防止することができる。
【0033】すなわち、本発明のカセット収納ケースに
収納されたコンパクトカセット30は、リール回り止め
部材9によるリールの回り止め防止と、カセット抜け止
め部材24による抜け出し防止の両方を行うことができ
るので、コンパクトカセットがケース内でガタ付くこと
もなく安定し、かつ回り止め機能も向上する。
【0034】詳しくは、カセット抜け止め部材24はカ
セット挿入口3とは反対側の奥壁面1cのコーナー部分
に片持ち状に設けたことで、コンパクトカセット30が
収納ケース内に深く挿入されたときに始めて挿入端側の
誤消去防止爪18の凹み部18aが係合されるようにな
っているので、コンパクトカセット30の出し入れ時に
カセット抜け止め部材24に作用する外力は瞬間的に生
じるだけであり、従って、カセット抜け止め部材24の
強度が低下することなく耐久性を長期に亘って保持する
ことができる。
【0035】また、カセットの出し入れ時に摩擦による
削れ粉の発生が殆どないことからカセット内の磁気テー
プへ影響を及ぼすこともない。しかも、ケース壁面には
カセット抜け止め部材24を形成するための切り込み加
工等がないため外観体裁よく商品性が向上する。
【0036】また、カセット抜け止め部材24に係止さ
れるコンパクトカセット側の係止部は専用の係止部を新
たに形成することなく誤消去防止爪18の凹み部18a
を利用することかできるため、既存のコンパクトカセッ
トをそのまま適用できる。
【0037】また、カセット抜け止め部材24の成形は
下ハーフ1の成形金型に対し簡単な金型を付加するだけ
で可能であるため、既存の金型をそのまま使用すること
ができる。
【0038】本発明は、上述しかつ図面に示した実施例
に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内
で種々の変形実施が可能である。
【0039】カセット抜け止め部材24の形状は実施例
に示したものが一般的であるが、先端部の抜け止め凸部
26の形状は角形や先鋭形あるいは円弧状形等自由であ
り、少なくとも片持ち状の抜け止め片25の先端部に抜
け止め凸部26が設けられている構造がよい。
【0040】また、実施例ではオーディオ用のコンパク
トカセットのカセット収納ケースに適用した場合につい
て説明したが、その他、デジタル・ビデオ・カセット
(DVC)のカセット収納ケースにも広く適用可能であ
る。この場合にはケースの内面側にはカセットの台形状
の膨出部が案内される案内ガイドは不要となる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカセット収
納ケースは、下ハーフと上ハーフとで合体式に構成され
るケースの一側面にカセット挿入口を有し、上ハーフ上
面にカセット取り出しのための指挿入用開口部を形成
し、下ハーフ底面にカセットのリール回り止め部材が固
定されたカセット収納ケースにおいて、カセット挿入口
と反対側の近くでケース内壁面に弾性機能を有する片持
ち状のカセット抜け止め部材を設けたことにより、カセ
ットの出し入れ時に摩擦による削れ粉の発生が殆どなく
カセット内の磁気テープへ影響を及ぼすこともないと共
に、長期に亘って確実な抜け止め機能を図ることができ
るといった効果がある。。
【0042】また、カセット抜け止め部材をケースの奥
壁側に設けたことによって、カセット抜け止め部材に作
用する外力が瞬間的に生じるだけであり、よって、カセ
ット抜け止め部材の強度が低下することなく耐久性を長
期に亘って保持することができる。
【0043】また、カセット抜け止め部材にはケースの
側壁側に位置しカセット挿入方向と平行な面のカセット
背面に有する凹み部を係止するようにしたことによっ
て、カセット抜け出し方向に対する保持力を強くするこ
とができ、収納状態のカセットを安定して保持すること
ができる。
【0044】また、カセット背面の凹み部はカセットの
誤消去防止爪が形成されている凹み部分としたことによ
って、カセット抜け止め部材が係合される凹み部はカセ
ットに新たに設けることなく既存の誤消去防止爪を利用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカセット収納ケースの分離状態の
斜視図である。
【図2】カセット収納状態の要部を破断して示したカセ
ット収納ケースの平面図である。
【図3】カセット収納ケースの拡大断面図である。
【図4】従来のカセット収納ケースの破断斜視図であ
る。
【図5】コンパクトカセットの斜視図である。
【図6】図4のカセット収納ケースとコンパクトカセッ
トの関係の平面図である。
【図7】同じくカセット収納状態をカセット挿入口から
見た正面図である。
【符号の説明】
1 下ハーフ、2 上ハーフ、3 カセット挿入口、9
リール回り止め部材、11 リール回り止め片、18
コンパクトカセットの誤消去防止爪、18a凹み部、
22 指挿入用開口部、24 カセット抜け止め部材、
25 抜け止め片、26 抜け止め凸部、27 カセッ
トガイド片、30コンパクトカセット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下ハーフと上ハーフとで合体式に構成さ
    れるケースの一側面にカセット挿入口を有し、上記上ハ
    ーフ上面にカセット取り出しのための指挿入用開口部を
    形成し、上記下ハーフ底面にカセットのリール回り止め
    部材が固定されたカセット収納ケースにおいて、 上記カセット挿入口とは反対側の近くで上記ケース内壁
    面に弾性機能を有する片持ち状のカセット抜け止め部材
    を設けたことを特徴とするカセット収納ケース。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカセット収納ケースにお
    いて、 上記カセット抜け止め部材は上記ケースの奥壁面に設け
    られていることを特徴とするカセット収納ケース。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のカセット収納ケースにお
    いて、 上記カセット抜け止め部材には上記ケースの側壁側に位
    置しカセット挿入方向と平行な面のカセット背面に有す
    る凹み部が係止されることを特徴とするカセット収納ケ
    ース。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のカセット収納ケースにお
    いて、 上記カセット背面の凹み部はカセットの誤消去防止爪が
    形成されている凹み部分であることを特徴とするカセッ
    ト収納ケース。
JP8178138A 1996-07-08 1996-07-08 カセット収納ケース Pending JPH1017062A (ja)

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JP8178138A JPH1017062A (ja) 1996-07-08 1996-07-08 カセット収納ケース
US09/029,618 US6286676B1 (en) 1996-07-08 1997-06-24 Cassette storage casing
KR1019980701591A KR19990044349A (ko) 1996-07-08 1997-06-24 카세트수납케이스
PCT/JP1997/002176 WO1998001369A1 (fr) 1996-07-08 1997-06-24 Boitier de rangement pour cassette
EP97927447A EP0854097A4 (en) 1996-07-08 1997-06-24 CASSETTE STORAGE BOX
CN97191166A CN1199376A (zh) 1996-07-08 1997-06-24 盒式磁带收容盒
TW088220201U TW433263U (en) 1996-07-08 1997-07-07 Case for cassette
IDP972352A ID17949A (id) 1996-07-08 1997-07-07 Kotak penampung kaset

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1103727C (zh) * 1998-07-09 2003-03-26 索尼公司 装盒式磁带的磁带盒

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CN1103727C (zh) * 1998-07-09 2003-03-26 索尼公司 装盒式磁带的磁带盒

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