JP2001130681A - カセット収納ケース - Google Patents
カセット収納ケースInfo
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- JP2001130681A JP2001130681A JP31716599A JP31716599A JP2001130681A JP 2001130681 A JP2001130681 A JP 2001130681A JP 31716599 A JP31716599 A JP 31716599A JP 31716599 A JP31716599 A JP 31716599A JP 2001130681 A JP2001130681 A JP 2001130681A
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- cassette
- rib
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- Pending
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
衝撃等による蓋部材の開放を防止して耐衝撃性を向上す
る。 【解決手段】 カセットが載置されるケース本体2の一
端部に薄肉ヒンジ部4を介して蓋部材3を開閉動可能に
連接し、ヒンジ部4から離れた開放端側に突起61と凹部
62との係合による嵌合ロック部6を設けると共に、嵌合
ロック部6とヒンジ部4と間にリブ71と係合溝72の係合
による位置決め部7を設け、位置決め部7は蓋部材3の
閉回動に応じてリブ71の先端と係合溝72の一部とが干渉
し、リブ71と係合溝72とが圧接状態で係合する。
Description
ース内に磁気テープが巻装された単一のリールを回転可
能に収容してなる磁気テープカセット(磁気テープカー
トリッジとも呼ばれる)等を収納するカセット収納ケー
スの構造に関するものである。
ックアップとして機能する記録媒体として使用されてい
るものには、磁気テープを巻装した単一のリールが、矩
形状の扁平なカセットケース内に回転可能に収納された
磁気テープカセット、又は、円盤状のディスクが矩形状
の扁平なカセットケース内に回転可能に収納されたディ
スクカセット等のカセットがある。
不使用時には専用のカセット収納ケースに収納される。
このカセット収納ケースとしては、ある程度の柔軟性を
有するポリプロピレン(PP)等で成形され、上部が開
放したケース本体にカセットが載置され、このケース本
体の一端部に薄肉ヒンジ部を介して開閉動可能に蓋部材
が連接され、蓋部材の閉動作によってケース本体の上面
を閉塞するように設けられる。そして、ヒンジ部から離
れた開放端側に突起と凹部との係合による嵌合ロック部
を設けて蓋部材の閉状態をロックする構造が一般に採用
されている。
ロック部のみでケース本体と蓋部材とのロックを行うよ
うにしたカセット収納ケースでは、落下時等に衝撃を受
けると嵌合ロック部が外れて蓋部材が開き、収納したカ
セットが飛び出し、このカセットにも衝撃が作用した
り、塵埃が付着侵入する恐れがある。
外れ難く設けると、収容したカセットを取り出す際の通
常の開放操作が困難となる。
放操作を困難とすることなく耐衝撃性を向上するように
したカセット収納ケースを提供せんとするものである。
明のカセット収納ケースは、カセットが載置されるケー
ス本体と、該ケース本体の一端部に薄肉ヒンジ部を介し
て開閉動可能に連接された蓋部材とからなり、前記ヒン
ジ部から離れた開放端側に、突起と凹部との係合による
嵌合ロック部を設けると共に、この嵌合ロック部とヒン
ジ部と間に、リブと係合溝の係合による位置決め部を設
け、該位置決め部は蓋部材の閉回動に応じて前記リブの
先端と係合溝の一部とが干渉し、リブと係合溝とが圧接
状態で係合することを特徴とするものである。
てリブが係合溝との干渉部分を擦れるように抵抗をもっ
て移動して係合し、係合状態で両者は圧接して位置決め
を行うと共に開方向への抵抗を有し、前記嵌合ロック部
の係合が外れた状態でもリブと係合溝との係合状態を保
持するように形成している。
部との係合による嵌合ロック部に加え、この嵌合ロック
部とヒンジ部と間に蓋部材の閉回動に応じて一部が干渉
するリブと係合溝とが圧接状態で係合する位置決め部を
設けたことにより、落下時等に収納ケースに衝撃が作用
した際に、前記嵌合ロック部の係合が外れた状態でも位
置決め部のリブと係合溝との係合状態が保持されること
で、蓋部材が開放してカセットが飛び出すのが防止でき
て耐衝撃性が向上すると共に、この位置決め部によりヒ
ンジ部に作用する力が軽減してその保護が図れ、耐久性
が向上する。
づいて本発明を詳細に説明する。図1は一つの実施の形
態におけるカセット収納ケースの開放状態の斜視図、図
2は閉状態の中央断面側面図、図3は位置決め部の係合
動作を示す要部断面図である。
体2と一端の一つの薄肉ヒンジ部4を介して開閉回動自
在に連接された上側の蓋部材3とからなり、内部に図示
しないカセット(磁気テープカセット等)を収納する。
上記ケース本体2と蓋部材3とは、ポリプロピレン等の
樹脂によって図1に示すような開放状態で一体成形され
る。
部に縦壁22が立設され、左右には側端部より内側に側
壁23が手前側になるに従って低くなるように立設さ
れ、手前側には前端部より内側に前壁24が低く形成さ
れている。これらの壁22〜24の内部空間がカセット
の収納空間となる。
の一端部が前記ケース本体2の縦壁22の上縁部に薄肉
ヒンジ部4を介して起伏回動自在に連結され、上板31
の両側部に側壁32が、薄肉ヒンジ部4と反対側端部に
前壁33が立設されている。上記蓋部材3の側壁32及
び前壁33はケース本体2の側壁23及び前壁24より
外側に嵌合し、蓋部材3の側壁32及び前壁33の下端
部が底板21の端部上面に当接する蓋部材3の閉状態に
おいて、前記底板21と上板31とが平行となるように
寸法が設定されている。また、蓋部材3の前壁33は前
面部分に凹部が設けられて薄く形成され、蓋部材3の閉
状態においてはその前壁33の下端より前方にケース本
体2の底板21の先端部が突出し、開動作時の指掛け部
となる。
ヒンジ部4から離れた開放端側の両側部に嵌合ロック部
6が設けられると共に、この嵌合ロック部6とヒンジ部
4と間の両側に位置決め部7が設けられている。
32の前部内面に形成された突起61と、ケース本体2
の両側壁23の前部外面に設けられた凹部62で構成さ
れ、この突起61と凹部62との係合により、ケース前
部における閉状態のロックを行う。
側壁32のヒンジ側の内面に形成された上下方向に延び
るリブ71と、ケース本体2の両側壁23のヒンジ側の
上面から形成された係合溝72で構成され、このリブ7
1と係合溝72とは蓋部材3の閉回動に応じて、リブ7
1の先端と係合溝72の一部とが干渉しつつ係合し、ヒ
ンジ部4から離れた面でリブ71と係合溝72とが圧接
状態で係合し、位置決めとロックを行う。
溝72は、側壁23の上端と略直交する方向に切り欠か
れた縦溝72aと、この縦溝72aの上部両側から側壁
23上端面に斜めに形成された前後の斜面部72bとを
有し、前記リブ71の先端部は円弧状に形成されてい
る。前記ヒンジ部4を中心としたリブ71先端の回動軌
跡cは、係合溝72の前側(ヒンジ部4から離れた側)
の斜面部72bと干渉するように形成されている。そし
て、リブ71は蓋部材3の閉動作に応じて係合溝72と
の干渉部分を擦れるように抵抗をもって移動して縦溝7
2aに係合し、係合状態ではリブ71の前面が縦溝72
aの前面に圧接し、開方向への抵抗を有する。また、前
記嵌合ロック部6の突起61と凹部62との係合が外れ
た初期状態では、リブ71は若干開方向に移動するが係
合溝72との係合状態が保持されるよう縦溝72aとの
係合量が設定されている。
ケース本体2の底板21上にカセットを挿入し、蓋部材
3を閉じるようにヒンジ部4を中心として回動させる
と、まず、位置決め部7におけるリブ71が係合溝72
の斜面部72bの干渉部分に当接して、これを擦るよう
に移動して縦溝72aに進入して前面側に圧接した状態
で係合する。続いて、さらに蓋部材3が閉動することで
前部側の嵌合ロック部6における突起61が凹部62に
係合して閉位置のロックを行う。
す際には、一方の手を底板21の前端部に掛けて下方に
押さえ、他方の手で蓋部材3を上方に持ち上げるように
開操作を行い、これにより、まず嵌合ロック部6の突起
61が凹部62から外れてその係合が解放され、その
後、位置決め部7のリブ71先端が縦溝72aから外れ
ることでその係合が解放され、蓋部材3が開放される。
の嵌合ロック部6に加えて、この嵌合ロック部6とヒン
ジ部4と間に、蓋部材3の閉回動に応じて干渉しつつ当
接状態で係合するリブ71と係合溝72による位置決め
部7を設け、前記嵌合ロック部6の係合が外れた状態で
もリブ71と係合溝72との係合状態を保持するように
したことで、落下時等に衝撃が作用した際に、基本的に
嵌合ロック部6と位置決め部7との両方でロックしてい
ることで外れ難いと共に、嵌合ロック部6が外れても位
置決め部7の係合が保持されて蓋部材3の開放を阻止で
き、収納したカセットが飛び出すことがなく、高い耐衝
撃性を有する。
て、薄肉ヒンジ部4の繰り返しての折り曲げにより緩み
が生じても、蓋部材3の閉状態においては位置決め部7
のリブ71と係合溝72との圧接係合により蓋部材3が
規定の位置に固定されて、ケース本体2に対する蓋部材
3の位置が保持され、嵌合ロック部6が外れやすくなる
のが防止できる。
の縦壁22の上端の上側ヒンジ部4により蓋部材3を連
接して開閉回動するように設けているが、蓋部材3に縦
壁を設け、この縦壁の下端部の下側ヒンジ部によりケー
ス本体2の底板21と連結し、蓋部材3が開閉回動する
ように設けてもよい。また、位置決め部7はリブ71の
前面が係合溝72の前面側に圧接係合するように設けて
いるが、後面側で圧接係合するように設けてもよい。さ
らに、ケース本体2にリブ71を配設し、蓋部材3に係
合溝72を設けるようにしてもよい。
6は側壁23の前部両側に設けるようにしているが、ケ
ース前端部に設けるようにしてもよい。この場合には、
例えば蓋部材33の前壁33に爪状の突起を設け、ケー
ス本体2の前壁24に設けた凹部又は底板21の前端に
係合するように設ければよい。
ケースの開放状態の斜視図
示す要部断面図
Claims (1)
- 【請求項1】 カセットが載置されるケース本体と、該
ケース本体の一端部に薄肉ヒンジ部を介して開閉動可能
に連接された蓋部材とからなるカセット収納ケースであ
って、 前記ヒンジ部から離れた開放端側に、突起と凹部との係
合による嵌合ロック部を設けると共に、この嵌合ロック
部とヒンジ部と間に、リブと係合溝の係合による位置決
め部を設け、該位置決め部は蓋部材の閉回動に応じて前
記リブの先端と係合溝の一部とが干渉し、リブと係合溝
とが圧接状態で係合することを特徴とするカセット収納
ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31716599A JP2001130681A (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | カセット収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31716599A JP2001130681A (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | カセット収納ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001130681A true JP2001130681A (ja) | 2001-05-15 |
Family
ID=18085194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31716599A Pending JP2001130681A (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | カセット収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001130681A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109428293A (zh) * | 2017-08-23 | 2019-03-05 | 矢崎总业株式会社 | 电气接线箱 |
-
1999
- 1999-11-08 JP JP31716599A patent/JP2001130681A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109428293A (zh) * | 2017-08-23 | 2019-03-05 | 矢崎总业株式会社 | 电气接线箱 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070403 |