JP4384769B2 - カートリッジ収納ケース - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体用のカートリッジ収納ケースに関するものであり、特に、カートリッジの側壁に対向するカートリッジ収納ケースの周壁に収納ケースの内側へ突出する凸部が形成され、該凸部がリッドの回動軸及び/又は上蓋の摺動軸に対抗する位置に配置されたカートリッジ収納ケースに関するものであり、凸部及び凸部付近のカートリッジ収納ケース周壁、リッド側壁、上蓋側壁及びカートリッジの変形や破壊を防止して、カートリッジを確実に保持することができるカートリッジ収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
カートリッジ収納ケースに収納されるカートリッジが、側壁にリッドの回動軸を有するカートリッジ、又はリッドの回動軸と上蓋の摺動軸を有するカートリッジであり、且つカートリッジ収納ケースの凸部が位置規制リブである場合を例に説明する。尚、従来のカートリッジ収納ケースにリッド回動軸を有するカートリッジが収納された状態を図14と図15に模式的に示す。
【0003】
前記カートリッジは、例えば、記録媒体用カートリッジであって、磁気テープなどの記録媒体の表面に埃などの異物が付着したり、記録媒体そのものが損傷したりするのを防止するために、以下のような構造をしている。すなわち、磁気テープを巻装した一対のリールを収納するカートリッジ本体の前面に前面開口を有し、カートリッジ本体の底面には前面開口に接続された底面開口を設けてあり、磁気テープを前面開口に沿って掛け渡してある。更に、カートリッジ本体の前面側を回動軸で開閉自在としたリッド又は該リッドと、摺動軸で摺動自在に設けられた上蓋を有する。このリッドがカートリッジ本体の上面側に回動されると、あるいは上蓋が摺動されてリッドがカートリッジ本体の上面側に回動されると、前面開口に沿って掛け渡された磁気テープが露呈される。
【0004】
リッドの回動軸を有するカートリッジ、又はリッド回動軸と上蓋の摺動軸を有するカートリッジでは、カートリッジ本体に対して、リッドが回動する際又は上蓋が摺動してリッドが回動する際の妨げにならないように、カートリッジ本体側壁の外側とリッド側壁内側、及びカートリッジ本体側壁の外側と上蓋側壁内側との間には、空隙が設けられており、カートリッジ側壁とリッド側壁、及びカートリッジ側壁と上蓋側壁は、密着しないように構成されている。この際、空隙を設ける手段として、例えば、所望の空隙が確保できるように、カートリッジ本体の外寸とリッドの内寸を設定する方法及びカートリッジ本体の外寸と上蓋の内寸を設定する方法、あるいはリッドの回動軸及び上蓋の摺動軸に段差を設けて軸の外径を部分的に大きくし、段差部がカートリッジ側壁の外側に接することで空隙を確保する方法など様々な手段がある。
【0005】
また、リッド及び上蓋の側壁部分には、リッドの不用意な回動を防止するためのロック機構及び上蓋の不用意な摺動を防止するためのロック機構や、非使用時に、リッドを閉方向へ保持するための付勢機構及び上蓋を閉方向へ保持するための付勢機構などが具備されており、カートリッジ本体とリッド側壁、及びカートリッジ本体と上蓋側壁との間には空間が設けられている。しかし、このような空隙や空間が存在する場合でも、回動軸及び摺動軸の部分は、その動作を確実に行なわせるために、カートリッジ本体と確実に接する部分を有し、且つ十分な強度が確保されている。
【0006】
カートリッジ本体とリッド側壁、及びカートリッジ本体と上蓋側壁との間に空隙や空間が存在する前記カートリッジに対して、カートリッジ収納ケースに入れた状態での落下などによって、位置規制リブがカートリッジ本体の側壁に当接し、リッド側壁及び上蓋側壁を除いたカートリッジの側壁に衝撃的な荷重が作用する場合を想定する。
【0007】
例えば、特開平8−282771号に示されるように、リッド側壁及び上蓋側壁に対向する位置にカートリッジ収納ケースの位置規制リブが配置されていない場合、リッド及び上蓋はカートリッジ本体との間の空隙や空間の範囲内で移動する(ガタツキがある)ことが可能な状態である。この時に作用する衝撃的な荷重は、リッド及び/又は上蓋に対してガタツキの範囲から逸脱させる力として作用する。この際、リッド及び上蓋の側壁はカートリッジ収納ケースの位置規制リブによって有効に支えられていないので、リッド側壁そのもの、上蓋側壁そのものあるいはリッド側壁からカートリッジ前面開口側へ回り込むコーナー部分などに、クラックや破損を生じさせるという問題があった。
【0008】
また、荷重がリッド側壁及び上蓋側壁を除いた範囲のカートリッジ側壁に対向している位置規制リブにのみ集中することになり、リブ一個所当たりにかかる荷重が大きくなる。この荷重によって、リブそのもの、リブの根元付近のカートリッジ収納ケース周壁あるいはカートリッジの本体が破損するなどの問題があった。更に、この問題を回避するために、リブの数を増やしてリブ一個所当たりにかかる荷重を減らすような対策を実施する場合には、カートリッジ収納ケースの構造が複雑になるという弊害が生じた。
【0009】
次に、前記カートリッジ本体とリッド側壁、及び前記カートリッジ本体と上蓋側壁との間に空隙や空間が存在するカートリッジに対して、カートリッジ収納ケースに入れた状態での落下などによって、位置規制リブがリッド側壁又は上蓋側壁に当接し、リッド側壁又は上蓋側壁に衝撃的な荷重が作用する場合を想定する。
【0010】
例えば、実用新案登録第2557353号、あるいは実用新案登録第2597911号などに示されるように、リッド側壁に対向するカートリッジ収納ケースの位置規制リブが、リッドの回動軸及び上蓋の摺動軸を含まない位置に配置されている場合を考える。この場合、リッド側壁又は上蓋側壁に対向するカートリッジ収納ケースの位置規制リブが、リッド側壁又は上蓋側壁に当接し、この際作用する荷重が前記空隙や空間の範囲でリッド側壁又は上蓋側壁を撓ませ、変形や破壊を引き起こすという問題があった。更に、この問題を回避するために、リッド側壁又は上蓋側壁の板厚を厚くしたり、リッド側壁又は上蓋側壁に補強リブを設けたりする対策を実施する場合には、カートリッジの外形が大きくなったり、あるいはカートリッジ内部の記録媒体収納スペースが小さくなってしまうなどの弊害が生じた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
カートリッジ収納ケースに、リッドを有するカートリッジ又はリッドと上蓋を有するカートリッジを収納した状態で、カートリッジ収納ケースに落下などの衝撃的な荷重が加わった場合、カートリッジ収納ケースの位置規制リブによって、リッド側壁又は上蓋側壁に変形や破壊を引き起こすという問題がある。この問題を解決するために、カートリッジ収納ケースの側壁に取り付けるリブの本数を増やしたり、リッド側壁又は上蓋側壁の板厚を厚くしたり、あるいはリッド側壁又は上蓋側壁に補強リブを設けたりするなどの対策が考えられるが、それぞれカートリッジ収納ケースの構造が複雑になる、カートリッジの外形が大きくなるあるいはカートリッジ内部の記録媒体収納スペースが小さくなるなどの弊害が生じる。
【0012】
本発明は、前記の従来の技術における問題点を解決するためになされたもので、本発明が解決しようとする課題は、カートリッジ収納ケースの位置規制リブによってリッド側壁又は上蓋側壁に荷重が作用した場合に、リッド側壁又は上蓋側壁が変形あるいは破壊するのを防止することを目的としたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、カートリッジ本体の前面側を回動軸で開閉自在としたリッド又は該リッドと、摺動軸で摺動自在に設けられた上蓋を有する記録媒体用カートリッジを収納する、本体と、前記本体と連結される蓋体とを具備した収納ケースであって、前記収納ケースの本体の左右両側壁内側へ突出する位置規制リブを設け、該位置規制リブの位置を、前記カートリッジを次の(1)から(4)のうち、いずれの方向で前記収納ケースの本体に収納したときであっても、カートリッジのリッドの回動軸及び/又は上蓋の摺動軸と、カートリッジ本体の両側壁にそれぞれ対向する位置となり、且つ、次の(1)から(4)のうち、いずれの方向であっても、前記カートリッジを収納することができることを特徴とするカートリッジ収納ケースである。
(1)カートリッジ本体の底面が、収納ケースの本体の底壁に対面し、且つ、カートリッジ本体の前面側が前記本体と前記蓋体との連結側に向いた方向。
(2)カートリッジ本体の底面が、収納ケースの本体の底壁に対面し、且つ、カートリッジ本体の後面側が前記本体と前記蓋体との連結側に向いた方向。
(3)カートリッジ本体の底面が、収納ケースの蓋体の上壁に対面し、且つ、カートリッジ本体の前面側が前記本体と前記蓋体との連結側に向いた方向。
(4)カートリッジ本体の底面が、収納ケースの蓋体の上壁に対面し、且つ、カートリッジ本体の後面側が前記本体と前記蓋体との連結側に向いた方向。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。この際、カートリッジ収納ケースの形態は、リッド側壁に対向する周壁を有する形態であれば良く、詳細な構造を特に限定するものではない。例えば、蓋体が本体に対して相対的に回転することによって開閉を行いカートリッジを出し入れする形態(回転開閉式)、あるいはカートリッジ収納ケースの周壁の一部にカートリッジを出し入れする開口を有し、カートリッジを挿入により出し入れする形態(挿入式)でも良い。更に、回転開閉式の場合は、別体の本体と蓋体を回動軸部で組み立てて、蓋体と本体が回動軸を中心に回転して開閉を行なう形態(別体式)、あるいは一体の本体と蓋体が、ヒンジ部などの回動連接部を中心に回転して開閉を行なう形態(ヒンジ式)でも良い。
【0015】
カートリッジ収納ケースの内寸は、カートリッジの外形寸法に合わせて設定されているが、例えばカートリッジ収納ケースの周壁が内側へ傾倒した場合でも、カートリッジの出し入れなどに支障が生じないように、周壁をカートリッジの外形から所定の量だけ離れた位置に配置し、周壁が内側へ傾倒してもカートリッジの外形寸法よりも大きな開口が得られる寸法に設定されている。その際、カートリッジがカートリッジ収納ケースの中で必要以上に移動しないように、適宜位置規制リブを設けている。カートリッジ収納ケースの周壁が内側へ傾倒した状況下においては、この位置規制リブによってカートリッジ収納ケースの開口の最も内側になる寸法、すなわちカートリッジを挟むことにより、位置規制リブ同士の間隔は、カートリッジの外形寸法よりも小さくなる場合が発生するものの、カートリッジと接する面積が小さいので、カートリッジを挿入する妨げになるほどの不具合は生じない。
【0016】
【実施例】
以下、本発明によるカートリッジ収納ケースの実施例について、図1〜図13を用いて説明する。
【0017】
(実施例1)
まず、本発明の実施例のヒンジ式カートリッジ収納ケースと、リッド回動軸を有するカートリッジの場合について、図1〜図9を用いて説明する。図1は、本発明の実施例のヒンジ式カートリッジ収納ケースの蓋体を開放した状態、及びリッド回動軸を有するカートリッジを示す斜視図である。
【0018】
前記カートリッジ収納ケース1は、本体2と蓋体3とがヒンジ部35を介して折曲自在に連結された構成である。前記本体2と蓋体3及びヒンジ部35は、熱可塑性合成樹脂により一体成形されている。この本体2及び蓋体3は、ヒンジ部35により互いに重なるようになっている。そして、この本体2は、下面には底壁23を設け、底壁23の周囲にはヒンジ部と連なる一辺に向かい合う一辺に周壁22を、ヒンジ部35と周壁22を除く二辺にはそれぞれ周壁21とを設けてある。周壁21には、それぞれの内面に本体2の内側方向へ突出した位置規制リブ25が突設されている。周壁21及び周壁22は、カートリッジ収納ケースの内側へ傾倒した場合でも収納スペースが確保されるように、カートリッジの外形寸法よりも所定の距離だけ離れた位置に設けられており、更に周壁21は、突設する位置規制リブの突出量も加味されている。一方、蓋体3は上面に上壁31を設け、上壁31の周囲にはヒンジ部35と連なる一辺に周壁33を設け、周壁33に向かい合う一辺に周壁34を、周壁33及び周壁34を除く二辺には、それぞれ周壁32とを設けてある。周壁32、周壁33及び周壁34は、カートリッジ収納ケースの内側へ傾倒した場合でもカートリッジの収納スペースが確保されるように、カートリッジの外形寸法よりも所定の距離だけ離れた位置に設けられている。ヒンジ部35を折り曲げてカートリッジ収納ケース1を閉じた状態では、蓋体3の周壁32及び周壁34の外側が、本体2の周壁21及び周壁22の内側とそれぞれ対面するように構成されており、本体2の周壁21の内側に設けられた一対の係合凸部24と、蓋体3の周壁32の外側に設けられた一対の係合凹部36とが係合する。これにより閉じられたカートリッジ収納ケースが不用意に開くことが防止され、カートリッジの保護が確実となる。
【0019】
カートリッジ4は、例えば記録媒体用カートリッジであって、磁気テープ(図示せず)などの記録媒体の表面に埃などの異物が付着したり、記録媒体そのものが損傷したりするのを防止するために、以下のような構造をしている。すなわち、磁気テープを巻装した一対のリール(図示せず)を収納するカートリッジ本体の前面に前面開口(図示せず)を有し、カートリッジ本体の底面には前面開口に接続された底面開口49を設けており、磁気テープを前面開口に沿って掛け渡してある。更に、カートリッジ本体の両側壁41に軸支されたリッド側壁42が、カートリッジ本体の前面開口を覆うリッド前面壁44の両側に設けられ、カートリッジ本体に対して回動自在に設けられている。このような記録媒体用カートリッジとしては、例えば、8mmビデオカセットやVHSカセットなどが知られている。カートリッジの側面図を、リッドが閉塞した状態を図2に示し、またリッドを開放した状態を図3に示す。図2に示すように、リッドが閉塞した状態において、磁気テープはリッド前面壁に覆われるが、図3に示すように、リッドがカートリッジ本体の上面側に回動されると、前面開口に沿って掛け渡された磁気テープが露呈される。また、リッド側壁42の内側には、リッドの不用意な回動を防止するためのロック機構45や、非使用時にリッドを閉方向へ保持するための付勢機構(図示せず)などが具備されている。
【0020】
図1に示したカートリッジ収納ケース1にリッド回動軸を有するカートリッジ4が収納された状態を、第1の収納方向として、図4と図5を用いて説明する。すなわち、カートリッジ4の上下に関してはカートリッジ4の底面が本体2の底壁23に対面し、且つカートリッジ4の前後に関してはカートリッジ4のリッド前面壁44がカートリッジ収納ケース1のヒンジ部35側を向いている場合の、本体2を周壁21の方向から見た時の透視側面図を図4に示し、また、本体2の底壁23の方向から見た時の透視側面図を図5に示す。この時、位置規制リブ25がリッドの回動軸43に対向する位置に配置されているので、カートリッジ収納ケース1にカートリッジ4を入れた状態でカートリッジ収納ケース1に落下などによる衝撃的な荷重が作用した場合に、リッドの回動軸43に対向する位置規制リブ25とカートリッジ本体の側壁41に対向する位置規制リブ25とに前記荷重が分散される。リッドの回動軸43に対向する位置規制リブ25は、回動軸を経由して荷重がカートリッジ本体へ有効に伝達され、荷重が一部分に集中することがない。また、リッド側壁42の範囲の中でも、回動軸43の部分は、その本来の構成目的からして、十分な強度が確保されており、且つ回動軸43を含まない範囲のリッド側壁42の内側が、スプリングなどでリッドを閉塞方向へ付勢する機構や、リッドの不用意な開放を防止するためのロック機構などを配置するための空間を有しているのとは対照的に、リッドとカートリッジ本体が密接しており、リッド側壁42の変形や破壊を防止することが可能である。
【0021】
図1に示したカートリッジ収納ケース1にリッド回動軸を有するカートリッジ4が収納された状態を、第2の収納方向として、図6と図7を用いて説明する。すなわち、カートリッジ4の上下に関してはカートリッジ4の底面が本体2の底壁23に対面し、且つカートリッジ4の前後に関してはカートリッジ4のリッド前面壁44がカートリッジ収納ケース1のヒンジ部35とは反対側を向いている場合の、本体2の側壁21の方向から見た時の透視側面図を図6に示し、また、本体2の底壁23の方向から見た時の透視側面図を図7に示す。この時、前述の第1の収納方向(図4と図5)において、リッドの回動軸43に対向する位置規制リブ25と、カートリッジ本体の側壁41に対向する位置規制リブ25とが、それぞれ対向する相手(回動軸43及び側壁41)を入れ替えた状態になっているが、関連する部分の位置関係、すなわち、位置規制リブ25と、回動軸43と、リッド側壁及びカートリッジの側壁41との位置関係が、第1の収納方向と同じであるので、リッド側壁42やカートリッジの側壁41及び位置規制リブ25などの変形や破壊が防止されることに変わりはない。
【0022】
図1に示したカートリッジ収納ケース1にリッド回動軸を有するカートリッジ4が収納された状態を、第3の収納方向として、図8と図9を用いて説明する。すなわち、カートリッジ4の上下に関してはカートリッジ4の底面が本体2の上壁31に対面し、且つカートリッジ4の前後に関してはカートリッジ4のリッド前面壁44がカ−トリッジ収納ケース1のヒンジ部35側を向いている場合の、本体2の周壁21の方向から見た時の透視側面図を図8に示し、また、本体2の底壁23の方向から見た時の透視側面図を図9に示す。この時、前述の第1の収納方向(図4及び図5)において、カートリッジ4の上下を入れ替えた状態になっているが、関連する部分の位置関係、すなわち、位置規制リブ25と、回動軸43と、リッド側壁42及びカートリッジの側壁41との位置関係が、第1の収納方向と同じであるので、カートリッジ4やカートリッジ収納ケース1などの変形や破壊が防止されることに変わりはない。
【0023】
図1に示したカートリッジ収納ケース1に、リッド回動軸を有するカートリッジ4が収納された状態を第4の収納方向として、カートリッジ4の上下に関してはカートリッジ4の底面が本体2の上壁31に対面し、且つカートリッジ4の前後に関してはカートリッジ4のリッド前面壁44が、カートリッジ収納ケース1のヒンジ部35とは反対側を向いている場合についても、関連する部分の位置関係が第1から第3までの収納方向と同じであることは自明であるので、カートリッジ4やカートリッジ収納ケース1などの変形や破壊が防止される。然も、カートリッジ4をカートリッジ収納ケース1に収納可能な全ての収納方向に対して、同様の効果が得られるので、収納の際にその方向性を意識することなく取り扱うことが可能である。
【0024】
(実施例2)
次に、本発明の実施例の回転開閉式カートリッジ収納ケースと、リッド回動軸を有するカートリッジの場合について、図10を用いて説明する。なお、図10は本発明の実施例の回転開閉式カートリッジ収納ケースの蓋体を開放した状態、及びリッド回動軸を有するカートリッジを示す斜視図である。なお、図10に示す前記実施例1と同一類似部材については、同一符号を付して説明を省略する。
【0025】
本実施例のカートリッジ収納ケース1は、本体2と蓋体3とが別体に形成されて、支軸部37によって回動自在に連結された構成である。この本体2は、下面には底壁23を設け、底壁23の周囲には支軸部37を構成する対面する2つの周壁21と、底壁23の周縁において周壁21同士を繋げる周壁22とを設けてある。周壁21には、前記実施例1と同様に位置規制リブ25が突設されている。蓋体3は上面に上壁31を設け、上壁31の周囲には一辺にカートリッジ4を収納するポケット38を設け、ポケット38の両端部にはそれぞれ周壁32を設けてある。蓋体3は支軸部37を中心に回動し、カートリッジ収納ケース1を閉じた状態では、蓋体3の周壁32の外側が、本体2の周壁21の内側とそれぞれ対面するように構成されており、本体2の周壁21の内側に設けられた一対の係合凹部36と、蓋体3の周壁32の外側に設けられた一対の係合凸部24とが係合して、閉じられたカートリッジ収納ケース1が不用意に開くことが防止され、カートリッジ4の保護が確実となる。
【0026】
本実施例においても前記実施例1と同様に、リッド側壁42に対向する位置規制リブ25が、リッドの回動軸43を含む位置に配置されているので、カートリッジ収納ケース1にカートリッジ4を入れた状態で、カートリッジ収納ケース1に落下などによる衝撃的な荷重が作用した場合でも、位置規制リブ25の一本当たりに作用する荷重を減少させ、位置規制リブ25自体や、連接する周壁21あるいは底壁23、及びリッド側壁42や、カートリッジの側壁41の変形や破壊を防止することが可能である。これにより、前記実施例1と同様の効果を得ることができる。
【0027】
(実施例3)
次に、本発明の実施例の挿入式カートリッジ収納ケースと、リッド回動軸を有するカートリッジの場合について、図11を用いて説明する。なお、図11は本発明の実施例の挿入式カートリッジ収納ケース、及びリッド回動軸を有するカートリッジを示す斜視図である。なお、図11に示す前記実施例1と同一類似部材については、同一符号を付して説明を省略する。
【0028】
本実施例のカートリッジ収納ケース1は、略六面体の一面を挿入口39として開口したブックケース型の本体2で構成され、この本体2は下面には底壁23を、上面には上壁31をそれぞれ設け、挿入口39に対面する一辺に周壁33を、挿入口39及び周壁33を除く二辺にそれぞれ周壁21とを、底壁23と上壁31とを繋げるように設けてある。周壁21には、前記実施例1と同様に位置規制リブ25が、周壁33の近傍で且つカートリッジ4の回動軸43に対向する位置に突設されている。更に、前記実施例1及び実施例2と同様に、カートリッジ4の収納方向に対する自由度を確保するために、挿入口39の近傍にも位置規制リブ25を設けることが好ましい。これにより、前記実施例1及び前記実施例2と同様の効果を得ることができる。また、カートリッジ4の不用意な脱落(飛び出し)を防ぐために、挿入口39を開閉する蓋体を挿入口39に連接するように設けて、加えて蓋体の開閉を規制するロック機構などを設けることも可能である。
【0029】
(実施例4)
次に、本発明の実施例のヒンジ式カートリッジ収納ケースと、リッド回動軸及び上蓋の摺動軸を有するカートリッジの場合について、図12を用いて説明する。なお、図12は本発明の実施例のヒンジ式カートリッジ収納ケースの蓋体を開放した状態、及びカートリッジ本体の前面側を回動軸で開閉自在としたリッドと摺動軸で摺動自在に設けられた上蓋を有する記録媒体カートリッジを示す斜視図である。
【0030】
カートリッジ収納ケース1の構造は前記実施例1と同様であるが、カートリッジ4の形状やリッドの構造にあわせて、位置規制リブ25をリッド回動軸43及び/又は上蓋の摺動軸48の位置に配置することで、前記実施例1から前記実施例3と同様の効果を得ることができる。カートリッジ4は、例えば記録媒体用カートリッジであって、前記実施例1におけるカートリッジ4と類似しているが、カートリッジ本体の前面側を回動軸で開閉自在としたリッドと摺動軸で摺動自在に設けられた上蓋を有しており、このような記録媒体用カートリッジとしては、例えば、デジタルビデオカセット(DVC)などが知られている。
【0031】
(実施例5)
次に、本発明の実施例のヒンジ式カートリッジ収納ケースと、カートリッジ本体の前面側を回動軸で開閉自在としたリッドと、カートリッジの底面及び側壁の一部を覆って摺動自在にカートリッジ底面を摺動する底面摺動体を有するカートリッジの場合について、図13を用いて説明する。なお、図13は本発明の実施例のヒンジ式カートリッジ収納ケースの蓋体を開放した状態、及びカートリッジ本体の前面側を回動軸で開閉自在としたリッドと、カートリッジの底面及び側壁の一部を覆って摺動自在にカートリッジ底面を摺動する底面摺動体を有するカートリッジを示す斜視図である。
【0032】
カートリッジ収納ケース1の構造は前記実施例1と同様であるが、カートリッジ4の形状やリッドの構造にあわせて、位置規制リブ25を回動軸の位置に配置することで、前記実施例1から前記実施例4と同様の効果を得ることができる。カートリッジ4は、例えば、記録媒体用カートリッジであって、前記実施例1におけるカートリッジ4と類似しているが、カートリッジ本体の前面開口を覆うリッドは、カートリッジ本体に対して回動自在に設けられており、更にカートリッジ底面を摺動する底面摺動体50が、カートリッジ後方へ摺動することによって、リッドの回動が可能な状態となる。このような記録媒体用カートリッジとしては、例えば、DAT(デジタルオーディオテープ)カセットなどが知られている。
【0033】
前記各実施例では、磁気テープを用いた記録媒体用カートリッジのリッドの回動軸及び/又は上蓋の摺動軸に対向する位置に位置規制リブを配置した場合について説明したが、これに限らず、リブ形状ではない突起、例えば、半球状、円柱、多角柱、又は業務用記録媒体用カートリッジの場合にはケース内側にコ字状凸出部を設け前記回動軸及び前記摺動軸の両方に当接する面を有するものなどでも、前記実施例と同様の効果を得ることができる。前記実施例で説明した記録媒体用カートリッジとしては、DAT(デジタルオーディオテープ)カセット、8mmビデオカセット、テープ幅が12.7mm〜19.05mmのビデオカセットなどが該当するものである。また、回動軸を有するリッドと摺動自在の上蓋を有するカートリッジの場合は、その回動軸と摺動軸のいずれか一方あるいは両方に対向する位置に、カートリッジ収納ケースのリブを対向配置してもよい。
【0034】
【発明の効果】
本発明は、リッド側壁又は上蓋側壁に対向するカートリッジ収納ケースの位置規制リブが、リッドの回動軸又は上蓋摺動軸に対向する位置に配置されているから、カートリッジ収納ケースが落下したときなどの荷重はリッドの回動軸又は摺動軸を経由してカートリッジ本体へ伝えられ、それによりカートリッジ収納ケースおよびカートリッジに与えられた荷重は分散されるので、リッド側壁あるいはカートリッジ収納ケースの変形や破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のヒンジ式カートリッジ収納ケースの蓋体を開放した状態、及びリッド回動軸を有するカートリッジを示す斜視図。
【図2】図1におけるカートリッジをリッドが閉塞した状態で示した側面図である。
【図3】図1におけるカートリッジをリッドが開放した状態で示した側面図である。
【図4】本発明の実施例のヒンジ式カートリッジ収納ケースをカートリッジが収納された状態で模式的に示した透視側面図であり、第1の収納方向として、カートリッジの上下に関してはカートリッジの底面がカートリッジ収納ケースの底壁に対面し、且つカートリッジの前後に関してはカートリッジのリッド前面壁がカートリッジ収納ケースのヒンジ部側を向いている。
【図5】本発明の実施例のヒンジ式カートリッジ収納ケースを示した図4の状態を、カートリッジ収納ケースの底壁方向から示した透視底面図である。
【図6】本発明の実施例のヒンジ式カートリッジ収納ケースをカートリッジが収納された状態で模式的に示した透視側面図であり、第2の収納方向として、カートリッジの上下に関してはカートリッジの底面がカートリッジ収納ケースの底壁に対面し、且つカートリッジの前後に関してはカートリッジのリッド前面壁がカートリッジ収納ケースのヒンジ部とは反対側を向いている。
【図7】本発明の実施例のヒンジ式カートリッジ収納ケースを示した図6の状態を、カートリッジ収納ケースの底壁方向から示した透視底面図である。
【図8】本発明の実施例のヒンジ式カートリッジ収納ケースをカートリッジが収納された状態で模式的に示した透視側面図であり、第3の収納方向として、カートリッジの上下に関してはカートリッジの底面がカートリッジ収納ケースの上壁に対面し、且つカートリッジの前後に関してはカートリッジのリッド前面壁がカートリッジ収納ケースのヒンジ部側を向いている。
【図9】本発明の実施例のヒンジ式カートリッジ収納ケースを示した図8の状態を、カートリッジ収納ケースの底壁方向から示した透視底面図である。
【図10】本発明の実施例の回転開閉式カートリッジ収納ケースを開放した状態、及びリッド回動軸を有するカートリッジを示した斜視図である。
【図11】本発明の実施例の挿入式カートリッジ収納ケース、及びリッド回動軸を有するカートリッジを示した斜視図である。
【図12】本発明の実施例のヒンジ式カートリッジ収納ケースの蓋体を開放した状態、及びカートリッジ本体の前面側を回動軸で開閉自在としたリッドと摺動軸で摺動自在に設けられた上蓋を有するカートリッジを示す斜視図である。
【図13】本発明の実施例のヒンジ式カートリッジ収納ケースの蓋体を開放した状態、及びカートリッジ本体の前面側を回動軸で開閉自在としたリッドと、カートリッジの底面及び側壁の一部を覆って摺動自在にカートリッジ底面を摺動する底面摺動体を有するカートリッジを示す斜視図である。
【図14】従来のカートリッジ収納ケースをカートリッジが収納された状態で模式的に示した透視側面図であり、収納方向として、カートリッジの上下に関してはカートリッジの底面がカートリッジ収納ケースの底壁に対面し、且つカートリッジの前後に関してはカートリッジのリッド前面壁がカートリッジ収納ケースのヒンジ部側を向いている。
【図15】従来のカートリッジ収納ケースをカートリッジが収納された様子を示した図14の状態を、カートリッジ収納ケースの底壁方向から示した透視底面図である。
【符号の説明】
1 カートリッジ収納ケース
2 本体
21、22、23 周壁
24 係合凸部
25 位置規制リブ
3 蓋体
31 上壁
32、33、34 周壁
35 ヒンジ部
36 係合凹部
37 支持部
38 ポケット
39 挿入口
4 カートリッジ
41 側壁
42 リッド側壁
43 回動軸
44 リッド前面壁
45 ロック機構
46 空隙
47 空間
48 摺動軸
49 底面開口
50 底面摺動体
Claims (1)
- カートリッジ本体の前面側を回動軸で開閉自在としたリッド又は該リッドと、摺動軸で摺動自在に設けられた上蓋を有する記録媒体用カートリッジを収納する、本体と、前記本体と連結される蓋体とを具備した収納ケースであって、前記収納ケースの本体の左右両側壁内側へ突出する位置規制リブを設け、該位置規制リブの位置を、前記カートリッジを次の(1)から(4)のうち、いずれの方向で前記収納ケースの本体に収納したときであっても、カートリッジのリッドの回動軸及び/又は上蓋の摺動軸と、カートリッジ本体の両側壁にそれぞれ対向する位置となり、且つ、次の(1)から(4)のうち、いずれの方向であっても、前記カートリッジを収納することができることを特徴とするカートリッジ収納ケース。
(1)カートリッジ本体の底面が、収納ケースの本体の底壁に対面し、且つ、カートリッジ本体の前面側が前記本体と前記蓋体との連結側に向いた方向。
(2)カートリッジ本体の底面が、収納ケースの本体の底壁に対面し、且つ、カートリッジ本体の後面側が前記本体と前記蓋体との連結側に向いた方向。
(3)カートリッジ本体の底面が、収納ケースの蓋体の上壁に対面し、且つ、カートリッジ本体の前面側が前記本体と前記蓋体との連結側に向いた方向。
(4)カートリッジ本体の底面が、収納ケースの蓋体の上壁に対面し、且つ、カートリッジ本体の後面側が前記本体と前記蓋体との連結側に向いた方向。
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