JPH0858868A - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

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Publication number
JPH0858868A
JPH0858868A JP19965694A JP19965694A JPH0858868A JP H0858868 A JPH0858868 A JP H0858868A JP 19965694 A JP19965694 A JP 19965694A JP 19965694 A JP19965694 A JP 19965694A JP H0858868 A JPH0858868 A JP H0858868A
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JP
Japan
Prior art keywords
storage
storage case
cover
fitting
closed
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP19965694A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Ishizuka
康弘 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
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Publication of JPH0858868A publication Critical patent/JPH0858868A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 片手で容易に収納物を取り出せる使い勝手に
優れた収納ケースを提供する。 【構成】 軸支部4を中心に開閉可能に連結されたカバ
ー部2と収納部3を有し、カバー部2が閉じられた状態
で、その閉状態を保持するための閉状態保持部(嵌合穴
2b、嵌合突起3a)をカバー部2と収納部3の当接面
の対向個所に設けた収納ケースにおいて、収納部3の厚
さ方向の内寸d以上、カバー部2と収納部3の角度が9
0°未満となる範囲で両者が開状態を保持するための開
状態保持部(嵌合穴2a、嵌合突起3a)をカバー部2
と収納部3の当接面の対向個所に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば磁気ディスクカ
ートリッジあるいは光ディスクカートリッジなどの記録
ディスクカートリッジを収納する収納ケースに係わり、
さらに詳しくは軸支部を中心に開閉可能に連結されたカ
バー部と収納部を有する収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】軸支部を中心に開閉可能に連結されたカ
バー部と収納部を有する収納ケースが一般に広く知られ
ている。
【0003】ところで、このような構造の従来の収納ケ
ースは、カバー部と収納部が閉じた状態(直方体)を維
持することを目的としてのみカバー部と収納部のいずれ
か一方に嵌合穴を、他方に嵌合突起を設けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため収納ケースを
開ける際に、カバー部のみを持った場合、収納部が回転
してしまい、収納されている物体が不意に落下してしま
うという欠点があった。この収納ケースに収納されるも
のが例えば前述のような記録ディスクカートリッジの場
合は、その記録ディスクカートリッジのヘッドアクセス
口を開閉するシヤッタが脱落時の衝撃で外れて、カート
リッジ内部にゴミ類が入って情報の記録、再生に支障を
及ぼしたり、収納ケースが変形して損傷するなどの問題
がある。
【0005】この発明は、上記従来技術が有していた収
納物の落下という欠点を解決し、また、片手で容易に収
納物を取り出せる使い勝手に優れた収納ケースを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、軸支部を中
心に開閉可能に連結されたカバー部と収納部を有し、カ
バー部が閉じられた状態で、その閉状態を保持するため
の閉状態保持部をカバー部と収納部の当接面の対向個所
に設けた収納ケースにおいて、収納部の厚さ方向の内寸
以上、カバー部と収納部の角度が90°未満となる範囲
で両者が開状態を保持するための開状態保持部をカバー
部と収納部の当接面の対向個所に設けた第1の手段によ
り達成される。
【0007】また、この第1の手段において、前記開状
態保持部は、前記カバー部と収納部のいずれか一方に形
成された嵌合突起と、他方に形成された嵌合穴からなる
嵌合構造で構成されている第2の手段により達成され
る。
【0008】また、この第2の手段において、前記開状
態保持部と閉状態保持部との間に、前記嵌合突起が接触
しない逃げ部を形成した第3の手段により達成される。
【0009】
【作用】収納物の落下という現象は、収納ケースを開け
た際に、カバー部と収納部の角度が90°以上になった
ときに発生するため、収納ケースの閉塞状態を維持する
閉状態保持部の他に、カバー部と収納部との角度が90
°より小さい範囲で開度を維持する開状態保持部を設け
ればよい。
【0010】また、片手で容易に収納物を取り出せるた
めには、上記開度を収納物の厚み以上、つまり収納部の
厚み方向の内寸法以上にすればよい。
【0011】さらに、嵌合突起の摺動磨耗を低減するた
めには、嵌合突起が対向するカバー部あるいは収納部の
側面に、逃げ部(溝あるいは窓)を形成すればよい。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は実施例に係る収納ケースの正面図、図2は
その収納ケースの一部を断面にした底面図、図3はその
収納ケースのカバー部を閉じた状態での一部を断面にし
た側面図、図4は収納部の一部拡大断面図、図5はその
収納ケースのカバー部が所定角度開いて保持されている
状態を示す一部を断面にした側面図である。
【0013】これらの図において、収納ケース1は、蓋
形をしたカバー部2とほぼ箱形をした収納部3とから構
成されており、両者はその両側端の軸支部4において連
結され、軸支部4を中心に開閉可能となっている。軸支
部4は嵌合穴(本実施例では盲穴)と、それに挿入され
る軸部とから構成されている。カバー部2と収納部3
は、例えばポリスチロール樹脂などの透明樹脂で射出成
形されており、図1に示すように内部に例えばシャツタ
5aを有する磁気ディスクカートリッジなどの収納物5
が収納されるようになっている。
【0014】次に図4、図5を参照しながら本発明の要
部を説明する。
【0015】本実施例においては、図4、図5に示され
ているように収納部3の両側壁の内面の上下位置に、第
1、第2の嵌合穴(本実施例では盲穴)3a,3bを形
成すると共に、その間に、四角形状の逃げ部(本実施例
では有底溝部)2cを形成している。これら第1、第2
の嵌合穴3a,3bならびに逃げ部2cは、軸支部4を
中心とする仮想円周上に設けられている。
【0016】また、収納部3の両側壁の内面と摺接する
カバー部3の両側壁の外面には、前記第1、第2の嵌合
穴2a,2bと選択的に嵌合する嵌合突起3aが形成さ
れている。
【0017】図5に示すように、嵌合突起2aが第1の
嵌合穴3aと嵌合したときは、カバー部2と収納部3は
角度θ分開かれた状態で保持されることになる。この角
度θは、カバー部3の厚み方向の内寸d以上で、かつ、
カバー部2と収納部3の開放角度が90°未満となる範
囲に設定されており、本実施例では10〜20°の範囲
内に設定されている。
【0018】このように角度θ分開いた状態でカバー部
2と収納部3は保持されるため、内部に収納されている
例えば磁気ディスクカートリッジなどの収納物5が不意
に落下するのを防止し、かつ、片手の取り出しを容易に
することができる。
【0019】収納部3に対してカバー部2を相対的に回
動して嵌合突起2aを第2の嵌合穴3bに嵌合すること
により、図3に示すようにカバー部2と収納部3が閉じ
られた状態になる。
【0020】なお、前記嵌合突起2aは収納部3の内壁
面と摺接する訳であるが、収納部3の内壁面に凹状の逃
げ部3cが形成されているために、摺接距離を可及的に
少なくして、嵌合突起2aの磨耗を最小限に抑えること
ができる。磨耗粉が出ると、それが磁気ディスクカート
リッジの内部などに進入して、情報の記録、再生に悪影
響を及ぼすから磨耗粉の発生は回避しなければならな
い。
【0021】前記図5の状態からさらにカーバ部2を開
いて、収納物5を取り出すこともできる。
【0022】上記実施例においては、収納部3側に、第
1、第2の嵌合穴3a,3bおよび逃げ部3cを形成
し、カバー部2側に嵌合突起2aを形成したが、その逆
であってもよい。
【0023】また、嵌合突起2aと第2の嵌合穴3bの
嵌合による閉状態保持部に対して、嵌合突起2aと第1
の嵌合穴3aの嵌合構造による開状態保持部を1個設け
たが、これが複数あって、何段階かに開放されるように
なっていてもよい。
【0024】前記実施例では収納物として記録ディスク
カートリッジの場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、他の収納物を収納する収納
ケースにも適用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
収納部の厚み方向の内寸法以上、カバー部と収納部との
角度が90°より小さい範囲で、カバー部と収納部との
開度を維持する嵌合構造を設けたので、収納物の落下防
止、収納物の片手取り出しを容易にする効果がある。
【0026】また、嵌合突起と摺動する面に、逃げ部を
形成したので、嵌合突起の磨耗を少なくして、耐久性を
増すことができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る収納ケースの正面図であ
る。
【図2】その収納ケースの一部を断面にした底面図であ
る。
【図3】その収納ケースの一部を断面にした側面図であ
る。
【図4】その収納ケースにおける収納部の一部拡大断面
図である。
【図5】その収納ケースのカバー部が所定角度開いた状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 収納ケース本体 2 カバー部 2a 嵌合突起 3 収納部 3a,3b 嵌合穴 3c 逃げ部 4 軸支部 5 収納物 θ 開角度 d 収納部3の厚み方向の内寸法

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸支部を中心に開閉可能に連結されたカ
    バー部と収納部を有し、カバー部が閉じられた状態で、
    その閉状態を保持するための閉状態保持部をカバー部と
    収納部の当接面の対向個所に設けた収納ケースにおい
    て、 収納部の厚さ方向の内寸以上、カバー部と収納部の角度
    が90°未満となる範囲でカバー部と収納部の両者が開
    状態を保持するための開状態保持部を、カバー部と収納
    部の当接面の対向個所に設けたことを特徴とする収納ケ
    ース。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記開状態保持
    部は、前記カバー部と収納部のいずれか一方に形成され
    た嵌合突起と、他方に形成された嵌合穴からなる嵌合構
    造で構成されていることを特徴とする収納ケース。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、前記開状態保持
    部と閉状態保持部との間に、前記嵌合突起が接触しない
    逃げ部を形成したことを特徴とする収納ケース。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載のいずれかにおい
    て、前記収納ケースが情報を記録する記録ディスクカー
    トリッジ用収納ケースであることを特徴とする収納ケー
    ス。
JP19965694A 1994-08-24 1994-08-24 収納ケース Withdrawn JPH0858868A (ja)

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JP19965694A JPH0858868A (ja) 1994-08-24 1994-08-24 収納ケース

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JPH0858868A true JPH0858868A (ja) 1996-03-05

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JP19965694A Withdrawn JPH0858868A (ja) 1994-08-24 1994-08-24 収納ケース

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Date Code Title Description
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Effective date: 20011106