JPH089035Y2 - ディスクカートリッジ用キャリングケース - Google Patents

ディスクカートリッジ用キャリングケース

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JPH089035Y2
JPH089035Y2 JP1857690U JP1857690U JPH089035Y2 JP H089035 Y2 JPH089035 Y2 JP H089035Y2 JP 1857690 U JP1857690 U JP 1857690U JP 1857690 U JP1857690 U JP 1857690U JP H089035 Y2 JPH089035 Y2 JP H089035Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
storage
shutter
wall portion
disc cartridge
storage wall
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1857690U
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JPH03108685U (ja
Inventor
秋山  登
克巳 亀田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 ディスクカートリッジを持ち運ぶ場合等に、このディ
スクカートリッジを保護するためのディスクカートリッ
ジ用キャリングケースに関する。
〔従来の技術〕
近年においては、光ディスク等のディスク状記録媒体
を記録再生装置に装着して、ディスク状記録媒体に書き
込まれた情報を再生している。このようなディスク状記
録媒体は、これが破損したり、塵埃が付着したりするの
を防止するために、通常は硬いプラスチック製のケース
に収納されている。ここで、ディスク状記録媒体はケー
スに収納されていていも、落下させたりして強い衝撃力
が加わったりすると、まずケースが割れて、次にこのデ
ィスク状記録媒体が破損してしまうという虞があった。
そこで、ディスクカートリッジを持ち運ぶ場合には、
このディスクカートリッジをキャリングケースに収納し
たりしている。第6図に示すようにキャリングケースは
収納半片101とこの収納半片102を覆う蓋半片102とから
なり、収納半片101の周縁にはディスクカートリッジ103
を嵌め込んで収納するための収納壁部104が形成されて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のディスクカートリッ
ジ用キャリングケースにあっては、収納壁部104に閉止
方向に付勢されるシャッター105を有するディスクカー
トリッジ103が嵌め込まれていたので、このシャッター1
05は収納壁部104に接触することがあった。ところで、
ディスクカートリッジ103が収納されたキャリングケー
スを持ち運ぶときに、ディスクカートリッジ103が少し
だけガタつくとシャッター105は収納壁部104に接触した
り、しなかったりする。シャッター105が収納壁部104に
接触していないときにキャリングケースに衝撃力が加わ
ると、シャッター105は付勢力に抗して摺動して途中ま
で開いてしまい、この開いたときにシャッター105が収
納壁部104に接触すると、このシャッター105は閉じるこ
となく中開きの状態のままとなってガタつくことにな
る。このようにシャッター105がガタつくと、このガタ
つきによってキャリングケースの収納壁部104やディス
クカートリッジ103が破損してしまうという虞が生じて
いた。
〔課題を解決するための手段〕
このような問題点を解決するために、本考案にあって
は、相互に合わせることができるディスクカートリッジ
を収納する収納半片とこの収納半片を開閉自在に閉塞す
る蓋半片とからなり、前記収納半片の周縁にシャッター
を有するディスクカートリッジが嵌め込まれて収納され
る収納壁部が設けられたディスクカートリッジ用キャリ
ングケースにおいて、前記収納壁部とこれに収納された
ディスクカートリッジのシャッターとの間に空隙部を設
けた構成とするものである。
〔作用〕
ディスクカートリッジが収納されたキャリングケース
を持ち運ぶときに、このディスクカートリッジが少しだ
けガタつくと、シャッターは収納壁部に接触したり、接
触しなかったりする虞が生じる。しかし、ディスクカー
トリッジのシャッターと収納壁部との間には空隙部が設
けられているために、ディスクカートリッジが少しだけ
ガタついても、このシャッターは収納壁部に接するのが
阻止される。そこで、ディスクカートリッジに衝撃力が
加わっても、シャッターは閉止方向の付勢力によって常
時閉止状態が保持される。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に基づいて説明する。第1図ない
し第5図は本考案に係るディスクカートリッジ用キャリ
ングケースの一実施例を示す図である。
第1図に示すように、このディスクカートリッジ用キ
ャリングケースは収納半片1とこの収納半片1に合わせ
てこれを覆う蓋半片2とからなっている。収納半片1は
全体が略矩形の基板部3とこの周縁に形成されディスク
カートリッジ5が嵌め込まれて収納される収納壁部4と
からなり、基板部3と収納壁部4とは薄いプラスチック
によって一体成形したものである。このため、収納半片
1に衝撃力が加わっても弾性変形するだけで割れたりし
ない。収納壁部4は四角形の枠体となっており、収納壁
部4の第1図中左下方には切欠部4aが設けられている。
収納壁部4に収納されたディスクカートリッジ5には
内部に収納された光ディスク等を回転させるための回転
穴(図示せず)や情報の読み書きを行うためにヘッドが
接近可能なようにヘッド挿入穴(図示せず)が形成され
ている。またディスクカートリッジ5は前記回転穴やヘ
ッド挿入穴から内部に塵埃が付着するのを防止するため
のシャッター6を有し、このシャッター6は常時閉止方
向に付勢力を受けている。
ディスクカートリッジ5のシャッター6と、このシャ
ッター6の摺動範囲に対応する収納壁部4との間には第
2図にも示すように空隙部7が設けられている。すなわ
ち、収納壁部4の第2図中上方側であってこの両隅に
は、一対の肩部4a,4bが内側(ディスクカートリッジ5
側)に向けて突出形成されている。このため、シャッタ
ー6は設けられた空隙部7によって収納壁部4と接触す
ることがない。また、一対の肩部4a,4bはディスクカー
トリッジ5のシャッター6の摺動範囲外に位置している
ために、このシャッター6は肩部4a,4bとも接触するこ
とがない。なお、収納壁部4とディスクカートリッジ5
のシャッター6との間に空隙部7を設けるために、必ず
しも肩部4a,4bを収納壁部4に突出形成する必要はな
く、第1図におけるディスクカートリッジ5の縦の長さ
l1に対して、収納壁部4の内壁間の距離l2を大きくとる
ように収納壁部4を形成すればよい。そうすれば、第3
図に示すようにシャッター6と収納壁部4との間に同様
に空隙部7を設けることができる。
一方、蓋半片2は全体が矩形の基板部8とこの基板部
8の周縁に形成され収納壁部4に外側から嵌合する蓋壁
部9とからなっており、基板部8と蓋壁部9とは前記同
様に薄いプラスチックによって一体成形したものであ
り、蓋半片2も衝撃力が加わっても同様に弾性変形する
だけで割れたりしない。蓋壁部9は四角形の枠体となっ
ており、この第1図中左下方には凹部9aが形成され、こ
の凹部9aは収納半片1に合わせられた蓋半片2を開け易
くするために指がかかるようにしている。
収納半片1に蓋半片2を合わせると、収納壁部4に蓋
壁部9が嵌合するが、収納壁部4からこれに合わせられ
た蓋壁部9が容易に外れないようにするために、蓋壁部
9と収納壁部4とにはそれぞれ第4図および第5図に示
すように相互に嵌合可能な突出部10と窪み部11とが形成
されている。また、蓋壁部9と収納壁部4とには第1図
に示すように、突出部10と窪み部11とが確実に嵌合する
ように、相互に嵌合可能な案内突部12と案内溝部13とが
それぞれ形成されている。
収納半片1および蓋半片2の外側(第1図中下側)に
は一枚のビニール製のカバー14が張られており、このカ
バー14によって収納半片1と蓋半片2とは一体となって
いる。収納半片1と蓋半片2とを合わせると、キャリン
グケースはカバー14で覆われている形となり、このキャ
リングケースを誤って落してしまっても、まず、このビ
ニール製のカバー14で落下の際の衝撃はかなり緩げられ
る。
ところで、ディスクカートリッジ5が収納されたキャ
リングケースを持ち運ぶときに、このディスクカートリ
ッジ5が少しだけガタつくと、シャッター6は収納壁部
4に接触する虞が生じる。しかし、収納壁部4には一対
の肩部4a,4bが形成されているので、ディスクカートリ
ッジ5はこの肩部4a,4bと接することになる。このため
シャッター6と収納壁部4との間に設けられた空隙部7
によって、ディスクカートリッジ5が少しだけガタつい
ても、シャッター6が収納壁部4に接するようなことは
ない。そこで、キャリングケースに衝撃力が加わって
も、シャッター6は閉止方向の付勢力によって、常時閉
止状態が保持される。したがって、シャッター6がガタ
つくことはなくなり、このガタつきによって収納壁部4
やディスクカートリッジ5が破損するという虞が生じる
ことはない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、収納壁部とのこ
の収納壁部に収納されたディスクカートリッジのシャッ
ターとの間に空隙部を設けたので、ディスクカートリッ
ジが少しだけガタついても、シャッターは収納壁部に接
するようなことはない。このため、キャリングケースに
衝撃力が加わっても、シャッターは閉止方向の付勢力に
よって常時閉止状態が保持される。したがって、シャッ
ターがガタつくことはなくなり、このガタつきによって
収納壁部やディスクカートリッジが破損するという虞が
生じることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案に係るディスクカートリッ
ジ用キャリングケースの一実施例を示す図であり、第1
図はこのキャリングケースの収納半片と蓋半片とを開い
た状態を示す斜視図、第2図はこの収納壁部の拡大平面
図、第3図は収納壁部の他の実施例を示す拡大平面図、
第4図および第5図はそれぞれ第1図におけるA矢視図
およびB矢視図であり、第6図は従来のキャリングケー
スの収納半片と蓋半片とを開いた状態を示す斜視図であ
る。 1…収納半片、2…蓋半片、4…収納壁部、4a,4b…肩
部、7…空隙部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に合わせることができるディスクカー
    トリッジを収納する収納半片とこの収納半片を開閉自在
    に閉塞する蓋半片とからなり、前記収納半片の周縁にシ
    ャッターを有するディスクカートリッジが嵌め込まれて
    収納される収納壁部が設けられたディスクカートリッジ
    用キャリングケースにおいて、前記収納壁部とこれに収
    納されたディスクカートリッジのシャッターとの間に空
    隙部を設けたことを特徴とするディスクカートリッジ用
    キャリングケース。
JP1857690U 1990-02-26 1990-02-26 ディスクカートリッジ用キャリングケース Expired - Lifetime JPH089035Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1857690U JPH089035Y2 (ja) 1990-02-26 1990-02-26 ディスクカートリッジ用キャリングケース

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JP1857690U JPH089035Y2 (ja) 1990-02-26 1990-02-26 ディスクカートリッジ用キャリングケース

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Publication Number Publication Date
JPH03108685U JPH03108685U (ja) 1991-11-08
JPH089035Y2 true JPH089035Y2 (ja) 1996-03-13

Family

ID=31521731

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JP1857690U Expired - Lifetime JPH089035Y2 (ja) 1990-02-26 1990-02-26 ディスクカートリッジ用キャリングケース

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