JP2003040229A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2003040229A
JP2003040229A JP2001238025A JP2001238025A JP2003040229A JP 2003040229 A JP2003040229 A JP 2003040229A JP 2001238025 A JP2001238025 A JP 2001238025A JP 2001238025 A JP2001238025 A JP 2001238025A JP 2003040229 A JP2003040229 A JP 2003040229A
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JP2001238025A
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Keiichi Abe
敬一 阿部
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Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベル又はタグのピッチの測定誤差を抑制す
る。 【解決手段】 ラベル長を所定数のラベル長の実測値の
平均値とする。例えば、ラベル1−4の補正後ラベル長
C4は、ラベル1−1乃至ラベル1−4の各ラベル長の
実測値の平均値(=(L1+L2+L3+L4)/4)
とし、ラベル1−5の補正後ラベル長C5は、ラベル1
−2乃至1−5の各ラベル長の実測値の平均値(=(L
2+L3+L4+L5)/4)とし、ラベル1−6の補
正後ラベル長C6は、ラベル1−3乃至1−6の各ラベ
ル長の実測値の平均値(=(L3+L4+L5+L6)
/4)とする。また、例えば、ラベル1−6のラベル長
の実測値と、ラベル1−2乃至ラベル1−5の各ラベル
長の実測値の平均値とが、所定の基準範囲を越えて異な
るとき、ラベル1−6の実測値を異常値とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置に関し、
特に、ラベル又はタグのピッチを測定し、ラベル又はタ
グの所定の位置へ印刷する印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置としてのラベルプリンタ
やタグプリンタにおいては、ラベルやタグのピッチの測
定は1枚毎に行い、測定したピッチを記憶し、そのピッ
チに基づいてラベルやタグの搬送制御及び印刷位置の調
整を行っていた。1枚毎にピッチを測定するのは、ピッ
チの異なるラベルやタグが混ざり合っている場合がある
からである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、ラベルやタグのピッチを1枚毎に測定する方法
では、何らかの理由により、測定値に誤差が生じた場合
や、ラベルの加工ミス等によって、ピッチの長さが変動
したような場合、印刷位置がずれることがある。特に、
ラベルをラベルプリンタにセットした直後のラベルサイ
ズ測定、又はピッチ測定などにおいては、駆動系の負荷
変動が大きく、正確な測定ができない状況が発生する。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ラベルやタグのピッチを測定するときに生
じる誤差を抑制することができるようにするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の印刷装
置は、複数の連続したラベル又はタグからなるロール状
の媒体が供給され、ラベル又はタグのピッチを測定し、
ラベル又はタグの所定の位置に印刷を行う印刷装置であ
って、媒体を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、ラ
ベル又はタグの位置を検出する検出手段と、検出手段に
よって検出されたラベル又はタグの位置と、搬送手段に
よってラベル又はタグが搬送された距離とに基づいて、
ラベル又はタグのピッチを測定する測定手段と、測定手
段によって測定された所定数のラベル又はタグのピッチ
に基づいて、測定手段によって測定されたラベル又はタ
グのピッチを補正する補正手段と、搬送手段によって搬
送されたラベル又はタグに印刷を行う印刷手段とを備
え、搬送手段は、補正手段によって補正されたラベル又
はタグのピッチに基づいてラベル又はタグを搬送し、ラ
ベル又はタグの印刷開始位置を印刷手段の直下に移動さ
せることを特徴とする。また、補正手段は、測定手段に
よって測定されたラベル又はタグのピッチの測定値と、
直前に測定された所定数のラベル又はタグのピッチの測
定値の平均値を演算し、平均値をラベル又はタグのピッ
チとするようにすることができる。また、測定手段によ
って測定されたラベル又はタグのピッチの測定値が、補
正手段によって補正されたラベル又はタグのピッチと、
所定の基準範囲を越えて異なるとき、測定値を異常値と
するようにすることができる。本発明に係る印刷装置に
おいては、搬送手段が、媒体を所定の搬送方向に搬送
し、検出手段が、ラベル又はタグの位置を検出し、測定
手段が、検出手段によって検出されたラベル又はタグの
位置と、搬送手段によってラベル又はタグが搬送された
距離とに基づいて、ラベル又はタグのピッチを測定し、
補正手段が、測定手段によって測定された所定数のラベ
ル又はタグのピッチに基づいて、測定手段によって測定
されたラベル又はタグのピッチを補正し、印刷手段が、
搬送手段によって搬送されたラベル又はタグに印刷を行
う。このとき、搬送手段は、補正手段によって補正され
たラベル又はタグのピッチに基づいてラベル又はタグを
搬送し、ラベル又はタグの印刷開始位置を印刷手段の直
下に移動させる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用されるラベ
ルプリンタの一実施の形態の構成例を示している。同図
に示すように、ラベルプリンタは、各部を制御する制御
部10と、ラベル1に印刷を行う印刷ヘッド5と、制御
部10の制御により駆動されるステッピングモータ(以
下では、適宜単にモータと記載する)7と、ベルト(又
はギヤでもよい)8を介して伝達されるモータ7の回転
駆動力によって回転し、後述する供給軸4にセットされ
たラベル連続体3を構成する台紙2及び台紙2に剥離可
能に貼付されたラベル1を搬送するとともに、ラベル1
を印刷ヘッド5に押圧するプラテンローラ6と、ラベル
連続体3を回転自在に支持する供給軸4と、所定の光を
出射する発光部と、発光部から出射された光を受光し、
受光した光の強度(単位時間当たりの受光量)に対応す
る電気信号を出力する受光部とからなり、台紙2及びラ
ベル1を挟むように発光部と受光部を配し、ラベル1と
ギャップ(隣接する2つのラベル1の間の台紙2のみの
部分)を受光部の受光量に基づいて検出する位置検出セ
ンサ9と、位置検出センサ9の場合と同様に、所定の光
を出射する発光部と、発光部から出射された光を受光
し、受光した光の強度に対応する電気信号を出力する受
光部とからなり、台紙2及びラベル1を挟むように発光
部と受光部を配し、ラベル1の終了を受光部の受光量に
基づいて検出するエンドセンサ11と、ラベル1をギャ
ップの部分で切り離すカッタ12とを備えている。
【0007】図2は、図1の実施の形態の電気的な構成
例を示すブロック図である。同図に示すように、制御部
10は、所定の制御プログラムを記憶するROM(re
adonly memory)22と、ROM22に記
憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制
御するCPU(central processing
unit)21と、CPU21が動作する上で必要と
なる各種データを記憶するRAM(random ac
cess memory)23と、ステッピングモータ
7にパルス信号を供給し、ステッピングモータ7を回転
させるモータ制御部24と、CPU21から供給される
印刷すべき文字、図形、及びバーコードなどの印刷デー
タに対応する制御信号を生成し、印刷ヘッド5に供給
し、印刷動作を行わせる印刷制御部25と、CPU21
の制御下、位置検出センサ9の発光部を制御し、光を出
射させるとともに、受光部から出力される電気信号を受
け取り、ディジタルのデータに変換して位置検出データ
としてCPU21に供給するセンサ制御部26と、CP
U21の制御下、エンドセンサ11の発光部を制御し、
光を出射させるとともに、受光部から出力される電気信
号を受け取り、電気信号の大きさ及び変化に基づいてラ
ベル1の終了を検出し、エンド検出データをCPU21
に供給するエラー検出部31と、CPU21の制御下、
カッタ12を制御し、所定のタイミングでラベル1を切
り離すカッタ制御部32と、外部インタフェース27
と、インタフェース30とを備えている。そして、各種
データやコマンドを入力するための入力部28と、入力
部28から入力された入力データや、各種情報を表示す
るための表示部29とがインタフェース30を介して接
続されている。入力部28より入力された入力データ
は、インタフェース30を介してCPU21に供給さ
れ、表示部29に表示される各種情報に対応する表示デ
ータは、インタフェース30を介してCPU21より供
給されるようになっている。また、外部インタフェース
27を介して、外部に接続された機器との間で各種デー
タやコマンドの送受信を行うことができるようになって
いる。
【0008】上述したように、ラベル連続体3をラベル
プリンタの供給軸4にセットし、ステッピングモータ7
を回転駆動し、ベルト8を介してプラテンローラ6を回
転させ、ラベル連続体3を構成するラベル1及び台紙2
を搬送方向に搬送するとき、初期動作が不安定なため、
計測されたラベル1の長さやピッチにバラツキや変動が
生じる場合がある。即ち、ラベル連続体3の慣性によ
り、ラベル連続体3が回転を始めるまで、プラテンロー
ラ6と台紙2とがスリップし、計測されたラベル長又は
ピッチ(ラベルの先端から次のラベルの先端までの長
さ)が実際の長さより長くなる場合がある。
【0009】図3は、ラベル1の移動量(搬送距離)と
スリップ量の相関関係を示すグラフである。縦軸が、プ
ラテンローラ6と台紙2の間のスリップ量を表し、横軸
がラベル1及び台紙2の移動量を表している。同図に示
すように、移動を開始した直後は、しばらくの間、スリ
ップ量が変動し、初期動作が不安定な状態となってい
る。
【0010】そこで、複数のラベル1のラベル長を計測
し、計測した複数のラベル長の平均値を求め、その平均
値をラベル1の補正後ラベル長とする。ラベル長とは、
プラテンローラ6を回転させてラベル1及び台紙2を搬
送し、位置検出センサ9がラベル1とラベル1の間のギ
ャップを検出してから次のギャップを検出するまでに、
ラベル1及び台紙2を搬送した距離である。正確には、
位置検出センサ9がラベル1とラベル1の間のギャップ
を検出してから次のギャップを検出するまでに、ステッ
ピングモータ7が回転したステップ数から求められるラ
ベル1及び台紙2の搬送距離である。
【0011】図4は、複数のラベル1−1乃至1−6
と、各ラベル1のラベル長(L1)乃至(L6)を表し
ている。以下では、ラベル1を区別する必要があると
き、適宜、ラベル1−1,1−2、...、と記載する
ことにする。通常の方法で計測したラベル1−1のラベ
ル長はL1、ラベル1−2のラベル長はL2、ラベル1
−3のラベル長はL3、ラベル1−4のラベル長はL
4、ラベル1−5のラベル長はL5、ラベル1−6のラ
ベル長はL6である。
【0012】このとき、ラベル1−4の補正後ラベル長
C4は、次式により求めることができる。 C4=(L1+L2+L3+L4)/4
【0013】同様にして、ラベル1−5の補正後ラベル
長C5は、次式により求めることができる。 C5=(L2+L3+L4+L5)/4
【0014】同様にして、ラベル1−6の補正後ラベル
長C6は、次式により求めることができる。 C6=(L3+L4+L5+L6)/4
【0015】次に、図5のフローチャートを参照して、
CPU21が、ラベル1の補正後ラベル長を算出する具
体的な手順について説明する。まず最初に、ステップS
1において、変数nの値を0に初期化する。次に、ステ
ップS2において、ラベル1のラベル長を格納するため
の配列変数L[n]の値を0に初期化する。次に、ステ
ップS3において、変数nの値に1だけ加算する。
【0016】次に、ステップS4において、変数nの値
が4以上であるか否かが判定される。変数nの値が4以
上ではないと判定された場合、ステップS2に戻り、ス
テップS2以降の処理が繰り返し実行される。一方、変
数nの値が4以上であると判定された場合、ステップS
5に進む。ステップS2乃至S4の処理によって、配列
変数L[n](ただし、0≦n≦3)の値が0に初期化
される。
【0017】次に、ステップS5において、変数nの値
が0に初期化される。そして、ステップS6において、
ラベル長の測定が行われる。いまの場合、ラベル1−1
(図4)のラベル長L1が測定される。次に、ステップ
S7において、配列変数L[n]に、ステップS6にお
いて測定されたラベル長が格納される。いまの場合、変
数nの値は0であるので、配列変数L[0]に、ステッ
プS6において測定されたラベル1−1のラベル長L1
が格納される。
【0018】次に、ステップS8において、変数nの値
に1だけ加算される。いまの場合、変数nの値は1とな
る。次に、ステップS9において、変数nの値が4以上
であるか否かが判定される。その結果、変数nの値が4
以上であると判定された場合、ステップS10に進み、
変数nの値が0に初期化された後、ステップS11に進
む。一方、ステップS9において、変数nの値が4以上
ではないと判定された場合、ステップS11に進む。い
まの場合、変数nの値は1であるので、変数nの値が4
以上ではないと判定され、ステップS11に進む。
【0019】ステップS11においては、配列変数L
[0]、L[1]、L[2]、L[3]のうちの少なく
ともいずれかの値が0であるか否かが判定される。その
結果、配列変数L[0]、L[1]、L[2]、L
[3]のうちの少なくともいずれかの値が0であると判
定された場合、ステップS12に進み、ステップS6に
おいて測定されたラベル長をそのまま使用し、ステップ
S14に進む。
【0020】一方、ステップS11において、配列変数
L[0]、L[1]、L[2]、L[3]の値がいずれ
も0ではないと判定された場合、ステップS13に進
む。ステップS13においては、ステップS6において
測定されたラベル長を補正した補正後ラベル長が次式に
よって計算される。その後、ステップS14に進む。
【0021】補正後ラベル長=(L[0]+L[1]+
L[2]+L[3])/4
【0022】いまの場合、配列変数L[0]には、ステ
ップS6において測定されたラベル1−1のラベル長L
1が格納されているが、他の配列変数L[1],L
[2]、L[3]には、初期値0が格納されているの
で、ステップS12に進み、ステップS6において測定
されたラベル1−1のラベル長L1をそのままラベル1
−1のラベル長として使用し、ステップS14に進む。
【0023】ステップS14においては、処理の終了が
指示されたか否かが判定される。その結果、処理の終了
が指示されていないと判定された場合、ステップS6に
戻り、ステップS6以降の処理が繰り返し実行される。
一方、処理の終了が指示されたと判定された場合、本処
理を終了する。いまの場合、処理の終了が指示されてい
ないので、ステップS6に戻る。
【0024】ステップS6においては、次のラベルのラ
ベル長の測定が行われる。いまの場合、ラベル1−2の
ラベル長L2が測定される。次に、ステップS7におい
て、配列変数L[n]に、ステップS6において測定さ
れたラベル長が格納される。いまの場合、変数nの値は
1であるので、配列変数L[1]に、ステップS6にお
いて測定されたラベル1−2のラベル長L2が格納され
る。
【0025】次に、ステップS8において、変数nの値
に1だけ加算される。いまの場合、変数nの値は2とな
る。次に、ステップS9において、変数nの値が4以上
であるか否かが判定される。いまの場合、変数nの値は
2であるので、変数nの値が4以上ではないと判定さ
れ、ステップS11に進む。
【0026】ステップS11においては、配列変数L
[0]、L[1]、L[2]、L[3]のうちの少なく
ともいずれかの値が0であるか否かが判定される。いま
の場合、配列変数L[0]には、測定されたラベル1−
1のラベル長L1が格納され、配列変数L[1]には、
測定されたラベル1−2のラベル長L2が格納されてい
るが、配列変数L[2]、L[3]には、それぞれ初期
値0が格納されているので、ステップS12に進み、ス
テップS6において測定されたラベル1−2のラベル長
L2をそのまま使用し、ステップS14に進む。
【0027】ステップS14においては、処理の終了が
指示されたか否かが判定される。いまの場合、処理の終
了が指示されていないので、ステップS6に戻る。
【0028】ステップS6においては、次のラベルのラ
ベル長の測定が行われる。いまの場合、ラベル1−3の
ラベル長L3が測定される。次に、ステップS7におい
て、配列変数L[n]に、ステップS6において測定さ
れたラベル長が格納される。いまの場合、変数nの値は
2であるので、配列変数L[2]に、ステップS6にお
いて測定されたラベル1−3のラベル長L3が格納され
る。
【0029】次に、ステップS8において、変数nの値
に1だけ加算される。いまの場合、変数nの値は3とな
る。次に、ステップS9において、変数nの値が4以上
であるか否かが判定される。いまの場合、変数nの値は
3であるので、変数nの値は4以上ではないと判定さ
れ、ステップS11に進む。
【0030】ステップS11においては、配列変数L
[0]、L[1]、L[2]、L[3]のうちの少なく
ともいずれかの値が0であるか否かが判定される。いま
の場合、配列変数L[0]には、測定されたラベル1−
1のラベル長L1が格納され、配列変数L[1]には、
測定されたラベル1−2のラベル長L2が格納され、配
列変数L[2]には、測定されたラベル1−3のラベル
長L3が格納されているが、配列変数L[3]には、初
期値0が格納されているので、ステップS12に進み、
ステップS6において測定されたラベル1−3のラベル
長L3をそのまま使用し、ステップS14に進む。
【0031】ステップS14においては、処理の終了が
指示されたか否かが判定される。いまの場合、処理の終
了が指示されていないので、ステップS6に戻る。
【0032】ステップS6においては、次のラベルのラ
ベル長の測定が行われる。いまの場合、ラベル1−4の
ラベル長L4が測定される。次に、ステップS7におい
て、配列変数L[n]に、ステップS6において測定さ
れたラベル長が格納される。いまの場合、変数nの値は
3であるので、配列変数L[3]に、ステップS6にお
いて測定されたラベル1−4のラベル長L4が格納され
る。
【0033】次に、ステップS8において、変数nの値
に1だけ加算される。いまの場合、変数nの値は4とな
る。次に、ステップS9において、変数nの値が4以上
であるか否かが判定される。いまの場合、変数nの値は
4であるので、変数nの値は4以上であると判定され、
ステップS10に進む。ステップS10においては、変
数nの値が0に初期化される。ここで、変数nの値を0
に初期化するのは、配列変数L[0]乃至L[3]に循
環的に測定したラベル長を格納するためである。その
後、ステップS11に進む。
【0034】ステップS11においては、配列変数L
[0]、L[1]、L[2]、L[3]のうちの少なく
ともいずれかの値が0であるか否かが判定される。いま
の場合、配列変数L[0]には、測定されたラベル1−
1のラベル長L1が格納され、配列変数L[1]には、
測定されたラベル1−2のラベル長L2が格納され、配
列変数L[2]には、測定されたラベル1−3のラベル
長L3が格納され、配列変数L[3]には、測定された
ラベル1−4のラベル長L4が格納されているので、配
列変数L[0]、L[1]、L[2]、L[3]のうち
のいずれの値も0ではないと判定され、ステップS13
に進む。そして、ステップS13において、配列変数L
[0]、L[1]、L[2]、L[3]の値の平均値
(=(L1+L2+L3+L4)/4)がラベル1−4
の補正後ラベル長C4とされる。その後、ステップS1
4に進む。
【0035】ステップS14においては、処理の終了が
指示されたか否かが判定される。いまの場合、処理の終
了が指示されていないので、ステップS6に戻る。
【0036】ステップS6においては、次のラベルのラ
ベル長の測定が行われる。いまの場合、ラベル1−5の
ラベル長L5が測定される。次に、ステップS7におい
て、配列変数L[n]に、ステップS6において測定さ
れたラベル長が格納される。いまの場合、変数nの値は
0であるので、配列変数L[0]に、ステップS6にお
いて測定されたラベル1−5のラベル長L5が格納され
る。
【0037】次に、ステップS8において、変数nの値
に1だけ加算される。いまの場合、変数nの値は1とな
る。次に、ステップS9において、変数nの値が4以上
であるか否かが判定される。いまの場合、変数nの値は
1であるので、変数nの値は4以上ではないと判定さ
れ、ステップS11に進む。
【0038】ステップS11においては、配列変数L
[0]、L[1]、L[2]、L[3]のうちの少なく
ともいずれかの値が0であるか否かが判定される。いま
の場合、配列変数L[0]には、測定されたラベル1−
5のラベル長L5が格納され、配列変数L[1]には、
測定されたラベル1−2のラベル長L2が格納され、配
列変数L[2]には、測定されたラベル1−3のラベル
長L3が格納され、配列変数L[3]には、測定された
ラベル1−4のラベル長L4が格納されているので、ス
テップS13に進み、配列変数L[0]、L[1]、L
[2]、L[3]の値の平均値(=(L5+L2+L3
+L4)/4)がラベル1−5の補正後ラベル長C5と
される。その後、ステップS14に進む。
【0039】ステップS14においては、処理の終了が
指示されたか否かが判定される。いまの場合、処理の終
了が指示されていないので、ステップS6に戻る。
【0040】ステップS6においては、次のラベルのラ
ベル長の測定が行われる。いまの場合、ラベル1−6の
ラベル長L6が測定される。次に、ステップS7におい
て、配列変数L[n]に、ステップS6において測定さ
れたラベル長が格納される。いまの場合、変数nの値は
1であるので、配列変数L[1]に、ステップS6にお
いて測定されたラベル1−6のラベル長L6が格納され
る。
【0041】次に、ステップS8において、変数nの値
に1だけ加算される。いまの場合、変数nの値は2とな
る。次に、ステップS9において、変数nの値が4以上
であるか否かが判定される。いまの場合、変数nの値は
2であるので、変数nの値は4以上ではないと判定さ
れ、ステップS11に進む。
【0042】ステップS11においては、配列変数L
[0]、L[1]、L[2]、L[3]のうちの少なく
ともいずれかの値が0であるか否かが判定される。いま
の場合、配列変数L[0]には、測定されたラベル1−
5のラベル長L5が格納され、配列変数L[1]には、
測定されたラベル1−6のラベル長L6が格納され、配
列変数L[2]には、測定されたラベル1−3のラベル
長L3が格納され、配列変数L[3]には、測定された
ラベル1−4のラベル長L4が格納されているので、ス
テップS13に進み、配列変数L[0]、L[1]、L
[2]、L[3]の値の平均値(=(L5+L6+L3
+L4)/4)がラベル1−6の補正後ラベル長C6と
される。その後、ステップS14に進む。
【0043】ステップS14においては、処理の終了が
指示されたか否かが判定される。いまの場合、処理の終
了が指示されていないので、ステップS6に戻る。
【0044】以降、同様にして、ステップS6乃至ステ
ップS14の処理が繰り返し実行されて、ラベル1−6
の後に続く図示せぬラベルのラベル長が測定され、補正
後ラベル長が計算される。そして、ステップS14にお
いて、処理の終了が指示されたと判定された場合、本処
理を終了する。
【0045】また、所定のラベルのラベル長の実測値
が、直前に計算した補正後ラベル長、又は以前に測定し
た補正後ラベル長の平均値と比較して、所定の範囲を越
える誤差があるとき、そのラベルは異常ラベルであると
し、エラー対象とするか、或いは、搬送異常があったも
のとしてエラー対象とすることが可能である。例えば、
直前に計算した補正後ラベル長、又は過去の補正後ラベ
ル長の平均値を100として、いま測定した所定のラベ
ルのラベル長が97パーセント乃至103パーセントの
範囲外であれば、そのラベルは異常ラベルである、又は
搬送異常が起きたとみなし、エラー対象とする。即ち、
そのラベルのラベル長は、補正後ラベル長の計算には用
いないようにする。
【0046】また、通常、衣料分野で使用されるタグ
は、日本工業規格(JIS(Japan Indust
rial Standard))等によって縦の大きさ
と横の大きさがそれぞれ規定されているため、タグプリ
ンタにセットされたタグのサイズと、ホストコンピュー
タから指示されたタグのサイズとの整合性をチェック
し、オペレータによるタグの掛け違いを防止しているも
のがある。このチェックには、タグの正確な実測値が必
要となるが、本発明をタグプリンタに応用して、複数の
タグのサイズを計測し、その平均値を整合性のチェック
に用いるようにすれば、より正確に整合性のチェックを
行うことができる。
【0047】以上説明したように、本実施の形態では、
複数のラベル長の実測値の平均値をラベル長とするの
で、突発的な変動や加工ミス等により測定誤差が生じた
場合でも、その影響を最小限に抑え、印刷位置の誤差等
を抑制することができる。
【0048】なお、上記実施の形態においては、4枚の
ラベル1の実測値の平均値をラベル1のラベル長とした
が、4枚に限定されるものではない。
【0049】また、上記実施の形態においては、台紙に
剥離可能に貼付されたラベルに文字や図形等を印刷する
場合について説明したが、台紙なしラベルに文字や図形
等を印刷する場合にも本発明を適用することができる。
【0050】また、上記実施の形態においては、本発明
をラベルプリンタに適用する場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、タグプリンタやその他
の印刷装置にも本発明を適用することができる。
【0051】また、上記実施の形態の構成及び動作は例
であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更す
ることができることは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る印刷装置によ
れば、搬送手段が、媒体を所定の搬送方向に搬送し、検
出手段が、ラベル又はタグの位置を検出し、測定手段
が、検出手段によって検出されたラベル又はタグの位置
と、搬送手段によってラベル又はタグが搬送された距離
とに基づいて、ラベル又はタグのピッチを測定し、補正
手段が、測定手段によって測定された所定数のラベル又
はタグのピッチに基づいて、測定手段によって測定され
たラベル又はタグのピッチを補正し、印刷手段が、搬送
手段によって搬送されたラベル又はタグに印刷を行う。
このとき、搬送手段は、補正手段によって補正されたラ
ベル又はタグのピッチに基づいてラベル又はタグを搬送
し、ラベル又はタグの印刷開始位置を印刷手段の直下に
移動させるようにしたので、ラベル又はタグのピッチの
測定誤差を抑制し、ラベル又はタグの印刷位置の誤差を
最小限に抑えることができる。また、測定手段によって
測定されたラベル又はタグのピッチの測定値と、補正手
段によって補正されたラベル又はタグのピッチとが、所
定の基準範囲を越えて異なるとき、測定値を異常値とす
るようにすれば、異常値とされた測定値を捨てることに
より、ラベル又はタグの搬送異常や加工ミス等による印
刷位置の変動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置を応用したラベルプリンタの
一実施の形態の構成例を示す図である。
【図2】図1の制御部の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】ラベルの移動量とスリップ量の関係を示すグラ
フである。
【図4】ラベル長の計算手順を説明するための模式図で
ある。
【図5】ラベル長の計算手順を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 ラベル 2 台紙 3 ラベル連続体 4 供給軸 5 印刷ヘッド 6 プラテンローラ 7 ステッピングモータ 8 ベルト 9 位置検出センサ 10 制御部 11 エンドセンサ 12 カッタ 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 モータ制御部 25 印刷制御部 26 センサ制御部 27 外部インタフェース 28 入力部 29 表示部 30 インタフェース 31 エラー検出部 32 カッタ制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の連続したラベル又はタグからなる
    ロール状の媒体が供給され、前記ラベル又はタグのピッ
    チを測定し、前記ラベル又はタグの所定の位置に印刷を
    行う印刷装置であって、 前記媒体を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、 前記ラベル又はタグの位置を検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された前記ラベル又はタグの
    位置と、前記搬送手段によって前記ラベル又はタグが搬
    送された距離とに基づいて、前記ラベル又はタグのピッ
    チを測定する測定手段と、 前記測定手段によって測定された所定数の前記ラベル又
    はタグのピッチに基づいて、前記測定手段によって測定
    された前記ラベル又はタグのピッチを補正する補正手段
    と、 前記搬送手段によって搬送された前記ラベル又はタグに
    印刷を行う印刷手段とを備え、 前記搬送手段は、前記補正手段によって補正された前記
    ラベル又はタグのピッチに基づいて前記ラベル又はタグ
    を搬送し、前記ラベル又はタグの印刷開始位置を前記印
    刷手段の直下に移動させることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記補正手段は、前記測定手段によって
    測定された前記ラベル又はタグのピッチの測定値と、直
    前に測定された所定数の前記ラベル又はタグのピッチの
    測定値の平均値を演算し、前記平均値を前記ラベル又は
    タグのピッチとすることを特徴とする請求項1に記載の
    印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記測定手段によって測定された前記ラ
    ベル又はタグのピッチの測定値と、前記補正手段によっ
    て補正された前記ラベル又はタグのピッチとが、所定の
    基準範囲を越えて異なるとき、前記測定値を異常値とす
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
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