JP5009774B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

本発明はプリンタに関し、特に、用紙の搬送誤差を検出して搬送精度を高めるプリンタに関する。
従来、ラベルプリンタの用紙を搬送する場合、用紙の搬送経路上の任意の位置に反射センサを配置して用紙に印刷等によって形成された識別マーク(例えば黒の矩形のマーク)を光の反射率の差に基づいて検出したり、用紙の搬送経路上の任意の位置に透過センサを配置し、ラベルとラベルの間のギャップ(ラベルギャップ)を光の透過率の差に基づいて検出したりすることによって、用紙を構成する台紙上に剥離可能に貼付されたラベルの位置を検出する。
そして、装置の設計値である1ステップあたりの搬送量と、印字ヘッドとセンサ間の距離から、ラベルを印字開始位置等に搬送するために必要なステッピングモータが駆動すべきステップ数を計算していた。
また、ファクシミリやイメージスキャナ等では、ライン状のイメージ(画像)を撮像するイメージセンサヘッドが搭載されている。このイメージセンサヘッドには、光を出射するLED(Light Emitting Diode)等の光源、および光源から出射された光を集光するプリズムと、光源から出射された光の反射光を受光する受光素子等からなるセンサがライン状に等間隔で配置されたものである。
ファクシミリやイメージスキャナ等のイメージセンサヘッドは、長手方向(各センサに接するように仮想的に引いた線分の方向)と用紙搬送方向(またはイメージセンサヘッドが移動する方向)とが直交するように配置されている。
イメージセンサヘッドと用紙とが近接した状態で、用紙がイメージセンサヘッドに対して上記用紙搬送方向に相対的に移動することにより、イメージセンサヘッドの各センサは用紙表面全体のイメージを読み取ることができるようになっている。読み取られたイメージは、白黒画像の場合、濃淡で構成され、カラー画像の場合、濃淡および色で構成される。
また、ラベルの位置を検出する位置検出センサから、ラベルに印字を行う印字ヘッドまでラベルを搬送するために必要なステッピングモータが回転駆動すべきステップ数以上のバイト数からなるリングバッファを設け、リングバッファには、位置検出センサの検出結果に対応する値がセットされる。そして、ラベルが1ステップ分だけ搬送されると同時にリングバッファのデータを1バイト分だけシフトさせることにより、リングバッファの値に基づいて正確かつ容易にラベルが印字ヘッドの直下に位置したか否かを判定することができるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−10622号公報
しかしながら、背景技術では、ラベルを印字ヘッドに押圧して回転することによってラベルを搬送するプラテンローラの摩耗等によって、プラテンローラを回転駆動するステッピングモータの1ステップあたりの搬送量がずれることがある。このため、ラベルを意図する搬送量だけ駆動するためにステッピングモータのステップ数を計算する場合には、計算結果として得られたステップ数に対応する理論上の搬送量と実際の搬送量との間に誤差が生じ、ラベルを印字位置、剥離位置、或いは用紙カット位置まで精度良く搬送することができなくなるという問題がある。
また、従来の位置検出センサは、所定の比較的大きな検知範囲を有するセンサであり、用紙を搬送することによって、ラベルの端部、または台紙に印刷された識別マークを検出するようになっている。識別マークは例えば所定の大きさの黒色の矩形形状をしており、センサから出射される光の束の中を識別マークが移動することによって反射光の強度が変化し、この反射光の変化から識別マークの位置を検出し、識別マークの位置からラベルの位置を算出するようになっている。
具体的には、黒色の識別マークが光の束に移動すると、徐々に反射光の受光強度が小さくなり、識別マークが光の束から出て行くに従って反射光の受光強度が大きくなる。従って、反射光の受光強度を所定時間間隔で取得し、反射光の受光強度が最も小さくなったとき、識別マークがセンサから出射される光の束の中央にあると判断することができる。識別マークの位置から台紙上のラベルの位置を算出することができる。
このように、従来のセンサでは、用紙を搬送しなければラベルの位置やラベルの有無を検出することができない。また、識別マークの色の濃さが均一ではなく、濃淡がある場合、検出誤差が生じるなどの問題があった。また、センサから出射される光の束の直径が比較的大きいために正確な位置検出ができないという問題があった。
さらに、台紙とラベルからなる用紙の場合において、ラベルを台紙から剥離する動作や、用紙をラベル1枚(または複数枚)ごとにカットする動作を行う場合、印字ヘッドにおいて印字済みのラベルを剥離位置やカット位置まで送り出した後、まだ印字がされていない次のラベルを印字位置まで巻き戻す動作を行うが、この巻き戻し動作を行うとき、ラベルの抵抗や熱転写リボンの張力などの様々な要因により、ラベルを送り出すときと異なる量の搬送ずれが生じて、ラベルを送り出すときにステッピングモータが駆動されるステップ数と同一のステップ数でラベルを巻き戻しても元の位置に戻らない場合があるという問題があった。
また、特許文献1に記載の発明では、ラベルが所定ステップ数分だけ搬送されたときのラベルの位置をリングバッファの値から容易に予想することはできるが、プラテンローラの摩耗等は考慮されていないため、1ステップあたりのラベルの搬送距離(搬送量)がずれ、搬送誤差が生じる場合がある。そのため、所定距離を搬送するためにその距離に対応したステップ数分だけステッピングモータを駆動してラベルを搬送しても、実際にラベルが搬送された距離との間に誤差が生じ、ラベルの位置が予想していた位置とずれる場合があるという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、用紙の搬送誤差を補正して搬送精度を向上させることができるようにするものである。
請求項1に記載のプリンタは、帯状に形成された台紙と前記台紙上に剥離可能に貼付されたラベルとからなる印字媒体の搬送方向に対して平行に配置され、前記印字媒体のライン状の画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された前記印字媒体のライン状の前記画像に基づいて、前記印字媒体の前記ラベルの端部の位置を区切り位置として検出する検出手段と、前記印字媒体を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、前記搬送手段による前記印字媒体の所定の搬送方向および搬送逆方向への駆動量を制御する搬送制御手段と、前記搬送手段によって所定の方向に前記印字媒体が搬送されている間に、前記撮像手段によって撮像された2つの前記画像の前記区切り位置に基づいて、前記印字媒体が実際に搬送された搬送距離を測定する距離測定手段と、前記搬送制御手段によって制御された駆動量と前記印字媒体が実際に搬送された前記搬送距離とに基づいて、前記搬送手段による前記印字媒体の搬送誤差を検出する搬送誤差検出手段と、前記搬送誤差に基づいて前記搬送手段の駆動量を補正する補正手段とを備えることを特徴とする
た、前記印字媒体には、前記区切り位置に対応する位置に識別マークが形成され、前記検出手段は、前記識別マークの位置を前記区切り位置として検出するようにすることができる。
また、前記撮像手段は、イメージセンサヘッドであるようにできる。
た、前記距離測定手段は、前記搬送手段によって前記逆方向に前記印字媒体が搬送されている間に、前記撮像手段によって撮像された2つの前記画像の前記区切り位置に基づいて、前記印字媒体が実際に搬送された搬送距離を測定し、前記搬送誤差検出手段は、前記搬送制御手段によって制御された駆動量と前記印字媒体が実際に搬送された前記搬送距離とに基づいて、前記搬送手段による前記印字媒体の逆方向への搬送時の搬送誤差を検出し、前記補正手段は、前記搬送誤差に基づいて前記搬送手段の前記逆方向への搬送時の駆動量を補正するようにすることができる。

本発明によれば、用紙搬送誤差を検出して用紙搬送量を補正し、高精度で用紙を搬送することができる。また、ラベルを搬送することなくラベルの欠落の有無やラベル長を検出することができるので、ラベルへの印字動作を開始する前にラベル欠落時の処理を判断したり、ラベルの掛け違いを判断したりでき、注意を促すことができる。
図1は、本発明が適用されるプリンタの一実施の形態の構成例を示している。同図に示すように、プリンタ1は、後述する制御部100の制御により、フラッシュメモリ105(図2)に記憶している所定のフォントデータやグラフィックデータ等に基づいて帯状の用紙16に所定の印字データに対応して印字を行うサーマルヘッド11と、サーマルヘッド11に用紙16を押圧し、回転することによって用紙16を所定の方向に搬送するプラテンローラ12と、制御部100の制御下、所定の方向に回転する搬送モータ14と、搬送モータ14の回転駆動力をプラテンローラ12に伝達し、プラテンローラ12を回転させるギア13と、用紙16が巻き回されて形成され、サーマルヘッド11に用紙16を供給する用紙供給部15と、用紙16の有無を検出するペーパーエンドセンサ18と、用紙16の搬送方向を転向させ、サーマルヘッド11に誘導するローラ17と、用紙16の位置を検出するイメージセンサヘッド19と、用紙16を挟持して排出方向(図1の左方向)に送り出すローラ20,21と、制御部100の制御下、印字済みの用紙16を所定のタイミングでカットするカッタ28と、インクリボン27が巻き回されて形成され、サーマルヘッド11と用紙16の間にインクリボン27を供給するインクリボン供給部22と、インクリボン27をサーマルヘッド11に誘導するローラ24と、インクリボン27の有無を検出するリボンエンドセンサ23と、インクリボン27を巻き取るインクリボン巻取部26と、インクリボン27をインクリボン巻取部26に誘導するローラ25と、各部を制御する制御部100等から構成されている。
図2は、図1に示した制御部100の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、制御部100は、後述するROM(Read Only Memory)102に記憶されている制御プログラムに従って動作し、各種処理を実行するとともに各部を制御するCPU(Central Processing Unit)101と、制御プログラムを記憶するROM102と、CPU101が各種処理を実行する上で必要となる各種データを記憶するRAM(Random Access Memory)103と、後述する印字処理時に使用されるフォントデータやグラフィックデータ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ105等の記録媒体と、CPU101の制御下、搬送モータ14の回転方向や回転速度を制御する搬送制御部106と、イメージセンサヘッド19を駆動し、イメージセンサヘッド19から出力される用紙16のライン状の画像に対応するイメージデータをCPU101に供給するイメージセンサヘッド制御部107と、ペーパーエンドセンサ18から出力される用紙16の終わりを示すペーパーエンド検出信号に対応するペーパーエンド検出データをCPU101に供給し、リボンエンドセンサ23から出力されるインクリボン27の終わりを示すリボンエンド検出信号に対応するリボンエンド検出データをCPU101に供給するエラー検出部108と、CPU101の制御下、サーマルヘッド11を制御し、用紙16に対する印字処理を実行させるサーマルヘッド制御部109と、ホストコンピュータ200との間の通信を制御するインタフェース(I/F)110と、CPU101よりバス114を介して供給された各種データを表示する表示部112と、各種コマンドやデータを入力するための操作パネル113と、各部を接続し、各種データやコマンドを各部間でやり取りするためのバス114等から構成されている。
また、搬送モータ14は、ステッピングモータで構成され、1ステップ単位で1ステップ乃至所定ステップ数分駆動されるようになっている。
図3は、用紙16と、イメージセンサヘッド19と、サーマルヘッド11の位置関係を示している。この例では、用紙16は、台紙32と台紙32に剥離可能に貼付されたラベル31とによって構成されている。
イメージセンサヘッド19の各センサ19aは、例えば、イメージセンサヘッド19の解像度が200dpi(ドット/インチ)相当では0.127ミリメートル(mm)、300dpi相当では0.085mm等の等間隔で直線上に配列されている。ここで、センサ19aと隣接するセンサ19aの間隔とは、センサ19aの中央の位置と隣接するセンサ19aの中央の位置との間の距離とする。
図3に示した例では、用紙16を構成する台紙32上に、ラベル31−1乃至31−6が等間隔で剥離可能に貼付されている。サーマルヘッド11の直下にはラベル31−1の先端が位置し、イメージセンサヘッド19の直下にはラベル31−2およびラベル31−3が位置している。図3において、紙面左方向が用紙搬送方向(順方向)であり、紙面に対して右方向が逆方向とされている。
イメージセンサヘッド19を構成する直線状に配置された各センサ19aのうち、一方の端部に配置されたセンサ19aと他方の端部に配置されたセンサ19aとの間の距離に対して、ラベル31の搬送方向の長さが50パーセント未満であれば、ラベル31の位置に拘わらず、ラベル31を搬送することなくラベル31の搬送方向の長さを測定することができる。
(実施の形態1)
次に、図4のフローチャートを参照して、制御部100の処理手順について説明する。まず、ステップS1において、制御部100を構成するCPU101の制御下、イメージセンサヘッド制御部107によりイメージセンサヘッド19が制御され、イメージセンサヘッド19によって用紙16のライン状の画像(1画素×N画素(Nは、イメージセンサヘッドの受光素子の数)の大きさの画像)が撮像される。
イメージセンサヘッド19は、撮像したライン状の画像に対応する画像データをイメージセンサヘッド制御部107に供給する。イメージセンサヘッド制御部107は、イメージセンサヘッド19より供給された画像データをバス114を介してCPU101に供給する。
次に、ステップS2において、CPU101は、バス114を介してイメージセンサヘッド制御部107より供給された画像データをRAM103に供給し、一時的に記憶させる。
次に、ステップS3において、CPU101は、RAM103に記憶させた画像データに基づいて、ラベル31の位置を検出する。RAM103に記憶されている画像データは、ラベル31に対応する値と、台紙32に対応する値とからなる。
例えば、ラベル31の表面の光の反射率が台紙32の表面の光の反射率よりも小さい場合、ラベル31に対応して所定の第1の輝度値が画像データとして格納され、台紙32に対応して所定の第2の輝度値が画像データとして格納される。
CPU101は、輝度値が変化する箇所をラベル31と台紙32の境界であるとみなし、ラベル31の先端部および後端部を検出する。具体的には、所定の基準となる輝度値を設定し、その基準となる輝度値より画像データの値が大きい部分は台紙32であると判定し、基準となる輝度値より画像データの値が小さい部分はラベル31であると判定する。
ラベル31は等間隔で台紙32に添付されているので、図3においてラベル31−2の位置が検出されると、ラベル31−1の位置も所定の計算によって得ることができる。その他のラベル31についても同様にそれらの位置を計算によって得ることができる。
次に、ステップS4において、CPU101は、RAM103から読み出した画像データに基づいて、ラベル31の欠落の有無を検出する。ラベル31が欠落しているか否かの判定は、隣接するラベル31同士の間隔に基づいて行うことができる。
例えば、ラベル31の搬送方向の長さをLL、ラベル31と隣接するラベル31との間の間隔(ギャップ)をLGとし、ラベル31と隣接するラベル31の間の実際の測定した距離をSとすると、例えば、S>LGの関係を満たすとき、ラベル31の欠落があると判定することができる。
実際には、隣接するラベル31同士の間隔(ギャップ)(=LG)の長さには多少の誤差がある場合があるので、S>LG+α(αは、0より大きい所定の値)の関係を満たすとき、ラベル31の欠落があると判定することができる。
次に、ステップS5において、CPU101は、RAM103より読み出した画像データに基づいてラベル31の搬送方向の長さを測定する。上述したように、イメージセンサヘッド19の各センサ19aの間隔(センサ19aの中央の位置と、隣接するセンサ19aの中央の位置との間の距離)は、解像度に応じて決められた値とされている。従って、ラベル31を検出した、連続するセンサ19aの数と、隣接するセンサ19a同士の間隔とを乗算することにより、ラベル31の搬送方向の長さを算出することができる。
例えば、イメージセンサヘッド19の解像度が200dpiであり、ラベル31を検出した連続するセンサ19aの数を551とすると、ラベル31の搬送方向の長さは、69.9mm(=0.127*551(*は乗算を示す))となる。
次に、ステップS6において、CPU101は、ユーザにより操作パネル113から入力された指示や、ホストコンピュータ200から送信されてきた印字データ等に基づいて、ラベル31の搬送方向と、ラベル31を搬送するために搬送モータ14が回転駆動されるべきステップ数とを決定し、搬送制御部106に供給する。例えば、搬送すべき距離が80.0mm、搬送モータ14の1ステップあたりの理論上の搬送距離が0.1mmであるとすると、搬送モータ14が回転駆動されるべきステップ数は800ステップとなる。
例えば、図3に示すような状態で印字動作を開始する場合、CPU101は、用紙16を順方向に、印字データに応じた印字開始位置までの搬送距離に応じたステップ数だけ搬送することを決定する。
ステップS7においては、ステップS6において決定されたラベル31の搬送方向が順方向であるか否かが判定される。その結果、順方向であると判定された場合、ステップS8に進む。一方、ステップS6において決定されたラベル31の搬送方向が順方向ではなく逆方向であると判定された場合、ステップS11に進む。
ステップS8においては、CPU101の制御下、搬送制御部106により搬送モータ14に対して用紙16が順方向に搬送されるような極性の制御信号が供給され、1ステップだけ搬送モータ14が駆動されるように制御される。また、CPU101の制御下、ラベル31の所定の印字開始位置がサーマルヘッド11の直下に移動したとき、サーマルヘッド11によるラベル31への所定の印字データの印字処理も開始される。
また、ステップS8において、CPU101は、搬送モータ14が駆動されたステップ数の合計を示すステップカウンタの値を1だけ増加させる。このステップカウンタの値は、ステップS6において値0に初期化される。ステップカウンタの値は、RAM103に格納される。
次に、ステップS9において、CPU101の制御下、イメージセンサヘッド制御部107によりイメージセンサヘッド19によって撮像されたライン状の画像データが取得されるとともに、RAM103に記憶されているステップカウンタの値が取得される。
次に、ステップS10において、CPU101により、順方向の搬送誤差が算出される。この搬送誤差の測定は、ステップカウンタの値が所定のステップ数となったときに行うようにすることができる。
まず、CPU101は、イメージセンサヘッド19から出力される画像信号に対応してイメージセンサヘッド制御部107から供給される画像データに基づいて、用紙16の移動距離を常時把握する。また、搬送モータ14が駆動されたステップ数は、ステップカウンタの値から直ちに取得される。
1ステップあたりの理論上の搬送距離は、予めフラッシュメモリ105に記憶されている。従って、搬送モータ14が駆動されたステップ数(ステップカウンタの値)と、1ステップあたりの理論上の搬送距離とを乗算することにより、理論上の搬送距離が算出される。
一方、実際の搬送距離は、イメージセンサヘッド19によって撮像されたライン状の画像から検出することができる。即ち、ラベル31の輝度と台紙32の輝度との違いを検出することにより、または台紙32に形成された識別マークを検出することにより、搬送モータ14によって用紙16が実際に搬送された距離を測定する。測定された実際の搬送距離は、イメージセンサヘッド19の解像度に応じた精度で測定することができる。即ち、解像度に応じて生じる所定の測定誤差が含まれている。
理論上の搬送距離と実際に測定された搬送距離との差分が搬送誤差である。この搬送誤差には、上述した測定誤差が含まれる。
また、ステップS7において、ステップS6において決定されたラベル31の搬送方向が順方向ではなく逆方向であると判定された場合、ステップS11に進み、CPU101の制御下、搬送制御部106により搬送モータ14に対して用紙16が逆方向に搬送されるような極性(ステップS8における極性とは逆の極性)の制御信号が供給され、1ステップだけ搬送モータ14が駆動されるように制御される。
また、ステップS11において、CPU101は、搬送モータ14が駆動されたステップ数の合計を示すステップカウンタの値を1だけ増加させる。このステップカウンタの値は、ステップS6において値0に初期化される。ステップカウンタの値は、RAM103に格納される。
次に、ステップS12において、CPU101の制御下、イメージセンサヘッド制御部107によりイメージセンサヘッド19によって撮像されたライン状の画像に対応する画像データが取得されるとともに、RAM103に記憶されているステップカウンタの値が取得される。
次に、ステップS13において、CPU101により、逆方向の搬送誤差が算出される。この搬送誤差の測定は、ステップカウンタの値が所定のステップ数となったときに行うようにすることができる。
まず、CPU101は、イメージセンサヘッド19から出力される画像信号に対応してイメージセンサヘッド制御部107から供給された画像データに基づいて、用紙16の搬送距離を常時把握する。また、搬送モータ14が駆動されたステップ数は、ステップカウンタの値から直ちに取得される。
ステップS10において上述したように、1ステップあたりの理論上の搬送距離は、予めフラッシュメモリ105に記憶されている。従って、搬送モータ14が駆動されたステップ数(ステップカウンタの値)と、1ステップあたりの理論上の搬送距離とを乗算することにより、理論上の搬送距離が算出される。
一方、実際の搬送距離は、イメージセンサヘッド19によって撮像されたライン状の画像から検出することができる。即ち、ラベル31の輝度と台紙32の輝度との違いを検出することにより、または台紙に形成された識別マークを検出することにより、搬送モータ14によって用紙16が実際に逆方向に搬送された距離を測定する。測定された実際の搬送距離は、イメージセンサヘッド19の解像度に応じた精度で測定することができる。即ち、解像度に応じて生じる所定の測定誤差が含まれている。
順方向の場合と同様、理論上の搬送距離と実際に測定された搬送距離との差分が搬送誤差である。この搬送誤差には、上述した測定誤差が含まれる。
ステップS10またはステップS13の処理が終了すると、ステップS14に進み、ステップS6において決定されたステップ数だけ搬送モータ14が駆動されたか否かが判定される。その結果、ステップS6において決定されたステップ数だけ搬送モータ14が駆動されていないと判定された場合、ステップS7に戻り、ステップS7以降の処理が繰り返し実行される。一方、ステップS6において決定されたステップ数だけ搬送モータ14が駆動されたと判定された場合、本処理を終了する。
上述したように、CPU101は、ラベル31の実際の搬送距離を測定し、搬送モータ14が駆動されるステップ数から得られる理論上の搬送距離との差を搬送誤差として検出し、搬送誤差が小さくなるように搬送モータ14の駆動ステップ数を補正する。これにより、ラベル31の搬送精度が高められる。
(実施の形態2)
次に、図5のフローチャートを参照して、誤差率を求めて搬送モータ14のステップ数を調整する手順について説明する。
まず、イメージセンサヘッド19の任意の素子の位置を基準点SPとする。また、SPからサーマルヘッド11までの長さをLSとする(EPは大ピッチの場合に使用される)。LSに誤差を補正した値をLAとする。LAは次式(1)から求められる。
LA=LS×(100%+誤差率) ・・・(式1)
最初の搬送ずれは搬送量の0%である。初めてのラベル31−1を印字位置に搬送する経過で初回に利用する誤差率を求める。
次に、ラベル搬送動作について説明する。ステッピングモータ1ステップごとにイメージセンサヘッド19のデータを読み取る(必ずしも全ドットを読み取るは必要なくSPの1ドットまたは近傍の複数ドットを読み込めばよい)(ステップS21)。CPU101により、基準点SPにラベル端があるか否かが判定される(ステップS22)。
その結果、基準点SPにラベル端があると判定された場合、ステップS26に進み、停止カウントLA1にLAの値をセットした後、ステップS23に進む。一方、基準点SPにラベル端がないと判定された場合、ステップS23に進む。
ステップS23においては、LA1の値が−1ではない場合、LA1の値が1だけ減算される。次に、ステップS24において、LA1の値が0であるか否かが判定される。その結果、LA1の値が0であると判定された場合、ステップS27に進む。一方、LA1の値が0ではないと判定された場合、ステップS25に進む。
ステップS25においては、搬送モータ14が1ステップ分だけ駆動される。ステップS21乃至ステップS26の処理により、ラベル31−2のラベル端が基準点SPを通過した所から長さLA分だけラベル31を搬送するために計算された理論上のステップ数だけ搬送モータ14が駆動され、ラベル31が搬送される。
ステップS24において、LA1の値が0であると判定されたとき、即ち、ラベル31−2のラベル端が基準点SPを通過した所から長さLA分だけラベル31を搬送するために計算された理論上のステップ数だけ搬送モータ14が駆動され、ラベル31が搬送されたとき、ステップS27に進み、イメージセンサヘッド制御部107は、イメージセンサヘッド19から全てのセンサ19aの値を読み込む。
次に、イメージセンサヘッド19の全てのセンサ19aの値から、ラベル31−3のラベル端が実際に移動した移動量LBを求め(ステップS28)、次式(2)から新たな搬送誤差率を計算する(ステップS29)。
ラベル31−3のラベル端が実際に移動した移動量LBは、前回取得したラベル31−3のライン状のイメージにおいて基準点SPから見て最初のラベル端の位置と、今回取得したラベル31−3のライン状のイメージにおいて基準点SPから見て最初のラベル端の位置の差として求められる。
搬送誤差率=(実際の搬送量(LB)−モータ駆動量(LA))÷モータ駆動量(LA)×100
・・・(式2)
次に、上記式(2)の計算結果として得られた搬送誤差率を新たな搬送誤差率としてフラッシュメモリ105等の記録媒体に記憶する。また、新たな搬送誤差率から次のモータ駆動量(LA')を求める(ステップS30)。
次に、実際の数値による例を示す。
LS=100mmとする。初回の誤差率は0%であり、LAは次式(3)より求まる。
LA=100mm×(100%+0%)=100mm ・・・(式3)
CPU101は、イメージセンサヘッド19の基準点SPにあるセンサ19aの値に基づいて、ラベル31−1のラベル端が基準点SPを通過したことを検出し、ラベル31−1のラベル端がSPを通過してからLA(100mm)の搬送に相当するステップ数だけ搬送モータ14が回転駆動されるよう搬送制御部106に指令する。CPU101からの指令を受けた搬送制御部106は、搬送モータ14を制御し、上記ステップ数だけ回転駆動させる。その結果、ラベル31−3のラベル端が98mmだけ移動したことが測定されたとする(LB=98mm)。
このとき、新たな搬送誤差率は、次式(4)から求められる。
搬送誤差率=(LA−LB)/LA×100%
=(100mm−98mm)/100mm×100%=+2%・・・(式4)
次回の搬送を制御するべき長さLAは、次式(5)より求まる。
LA=LS×(100%+2%)=100mm×1.02=102mm・・・(式5)
また、このときラベル31−1の送り量の不足分2mmを搬送して補っておいてもよい。ラベル31−2のラベル端を搬送する場合にLAの値を適用すると、LB=99.96mmだけ搬送されると予想され、ラベル31―2の停止位置と基準点SPの距離は、本来ラベル31−2が止まるべき位置までの距離LS=100mmに非常に近くなる。
以上説明したように、イメージセンサヘッド19を用いて用紙16のライン状の画像を撮像することにより、1ステップあたりの搬送誤差を容易に算出することができる。また、ラベル31同士の間隔がイメージセンサヘッド19の50%未満の長さで構成される場合、用紙16を搬送することなく、ラベル31の搬送方向の長さを測定することができる。さらに、用紙16を搬送することなく、ラベル31の欠落(貼付ミス、または、台紙32から剥がれるなどして、貼付されているべき場所にラベル31が貼付されていないこと)を容易に検出することができる。また、検出した搬送誤差に基づいて、搬送モータ14の駆動ステップ数を補正することにより、搬送精度を高めることができる。
なお、上記実施の形態において、ペーパーエンドセンサ18は、イメージセンサヘッド19で代用することができる。
また、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
本発明は、例えば、用紙に印字処理を行うプリンタだけでなく、剥離装置等の用紙を搬送する必要のある各種機器にも適用することができる。
本発明が適用されるプリンタの一実施の形態の構成例を示す図である。 図1の制御部の構成例を示すブロック図である。 用紙とイメージセンサヘッドと印字ヘッドの位置関係を示す図である。 制御部の処理手順を説明するためのフローチャートである。 誤差率を求めて搬送モータのステップ数を調整する手順を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 プリンタ
11 サーマルヘッド
12 プラテンローラ
13 ギア
14 搬送モータ
15 用紙供給部
16 用紙
17,20,21,24,25 ローラ
18 ペーパーエンドセンサ
19 イメージセンサヘッド
22 リボン供給部
23 リボンエンドセンサ
26 インクリボン巻取部
27 インクリボン
28 カッタ
31 ラベル
32 台紙
100 制御部
101 CPU
102 ROM
103 RAM
105 フラッシュメモリ
106 搬送制御部
107 イメージセンサヘッド制御部
108 エラー検出部
109 サーマルヘッド制御部
110 インタフェース(I/F)
112 表示部
113 操作パネル
114 バス
200 ホストコンピュータ

Claims (4)

  1. 帯状に形成された台紙と前記台紙上に剥離可能に貼付されたラベルとからなる印字媒体の搬送方向に対して平行に配置され、前記印字媒体のライン状の画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された前記印字媒体のライン状の前記画像に基づいて、前記印字媒体の前記ラベルの端部の位置を区切り位置として検出する検出手段と、
    前記印字媒体を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段による前記印字媒体の所定の搬送方向および搬送逆方向への駆動量を制御する搬送制御手段と、
    前記搬送手段によって所定の方向に前記印字媒体が搬送されている間に、前記撮像手段によって撮像された2つの前記画像の前記区切り位置に基づいて、前記印字媒体が実際に搬送された搬送距離を測定する距離測定手段と、
    前記搬送制御手段によって制御された駆動量と前記印字媒体が実際に搬送された前記搬送距離とに基づいて、前記搬送手段による前記印字媒体の搬送誤差を検出する搬送誤差検出手段と、
    前記搬送誤差に基づいて前記搬送手段の駆動量を補正する補正手段と
    を備えることを特徴とするプリンタ。
  2. 前記印字媒体には、前記区切り位置に対応する位置に識別マークが形成され、
    前記検出手段は、前記識別マークの位置を前記区切り位置として検出することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記撮像手段は、イメージセンサヘッドであることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  4. 記距離測定手段は、前記搬送手段によって前記逆方向に前記印字媒体が搬送されている間に、前記撮像手段によって撮像された2つの前記画像の前記区切り位置に基づいて、前記印字媒体が実際に搬送された搬送距離を測定し、
    前記搬送誤差検出手段は、前記搬送制御手段によって制御された駆動量と前記印字媒体が実際に搬送された前記搬送距離とに基づいて、前記搬送手段による前記印字媒体の逆方向への搬送時の搬送誤差を検出し、
    前記補正手段は、前記搬送誤差に基づいて前記搬送手段の前記逆方向への搬送時の駆動量を補正することを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
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