JP3686245B2 - 記録装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、供給される描画データに基づいて記録媒体に画像記録を行なう記録装置及びその制御方法に関する。特に、連続する記録紙を搬送して画像記録を行う記録装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、連続する記録媒体に記録を行なう記録装置では、あらかじめ一定の間隔で指標を印刷してある記録媒体を使用し、これに記録を行なっている。以降、この記録媒体にあらかじめ印刷されている指標をアライメントマークと呼ぶ。また、記録媒体において2つのアライメントマークに挟まれた領域をページと呼び、アライメントマークは各ページの先頭に印刷されているのが一般的である。
【0003】
このような記録装置においては、記録媒体の搬送に用いる搬送手段として一般的にはモータが用いられており、停止時には減速により搬送速度が変化し、また再起動時は加速により搬送速度が変化するという特性を有する。従って、何らかの原因で記録動作を一時停止し、その後中断した部分から再度記録を継続する場合には、上述の搬送手段の特性を考慮して次のような制御が行われる。なお、アライメントマークの検出手段は、記録媒体の搬送路において記録手段よりも手前に配置されている。
【0004】
まず、搬送の停止時には、アライメントマークを検出手段によって検出し、当該アライメントマークが記録手段に到達するまで記録媒体を搬送する。そして、アライメントマークが記録手段に到達した時点で記録を停止するとともに搬送機構の減速−停止を開始するようにする。こうすることで、搬送の減速による印字の乱れを防ぐことができる。
【0005】
また、記録再開時には、まず記録媒体を記録動作時とは逆の方向に搬送し、停止時に検出したアライメントマークを検出手段によって検出する。そしてこの検出の後、更に搬送モータの起動時における定常スピードまでの加速に必要な長さだけ通過するまで上記逆方向の搬送を継続する。その後、記録動作時と同じ方向への記録媒体の搬送を開始する。そして、アライメントマークを検出手段で検出して当該アライメントマークが記録手段に到達した時点より記録を再開する。このとき、逆方向への搬送量が搬送機構の起動時における加速に要する距離より長くとってあるため、記録が再開される時点では搬送速度が一定となっており、記録結果が乱れることはない。
【0006】
以上のように、上述したような、連続する記録媒体に記録を行なう記録装置においては、記録の一時停止や停止状態からの記録の再開がページ単位で行なわれる。そのため、記録データを格納する記憶器の容量は、最低でも1ページを記録することが可能な容量を用意する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、記録開始までの応答時間の短縮化が要求されている一方で記録内容の多色化にともない、1ページあたりのデータ量は増加の方向にある。これは、記録装置内の記憶器に必要とされる記憶容量の増加を招くばかりでなく、記録装置へのデータの転送や記憶器への展開に時間がかかり記録開始までの応答時間の短縮化が阻害される要因になるという問題がある。
【0008】
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、記憶器の容量を1ページよりも少なくするとともに、記録動作の一時停止や、一時停止状態から記録再開の動作を記録結果を乱すことなく実行可能とする記録装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成るための本発明の一態様によれば、以下の構成を備える記録装置が提供される。即ち、本発明の一態様の記録装置は、
記録媒体へ記録を行う記録部と、該記録部に対して記録媒体を搬送する搬送手段と、データを記憶する記憶器とを備え、記録媒体の搬送方向に沿って所定の間隔でマークが記録されている記録媒体を搬送しながら、前記記憶器に記憶されたデータに従って前記記録部により画像の記録が可能な記録装置であって、
記録媒体の前記マークを検出するための検出器として、前記記録部に対して記録媒体の搬送方向の上流側に設けられた第1の検出器と、前記記録部に対して記録媒体の搬送方向の下流側であって、前記第1の検出器との前記搬送方向における間隔が前記所定の間隔よりも短い間隔となる位置に設けられた第2の検出器とを有する検出手段と、
記録媒体への記録動作中に記録の停止が指示されると、前記第1及び第2の検出器のいずれかにより前記マークを検出してから記録媒体を所定量搬送した後に、前記記録部による記録動作の停止と、前記搬送手段による搬送を減速して停止させる動作とを行う停止手段と、
前記停止手段により記録動作を停止した後に、記録の再開が指示されると、前記記録媒体を記録時とは逆方向に搬送し、前記第1及び第2の検出器のいずれかにより前記マークを検出してから更に、前記搬送手段による搬送開始から一定速度となるまでの加速に必要な量の前記逆方向への搬送を行う搬送制御手段と、
前記搬送制御手段によって前記逆方向への搬送を行った後、前記記録媒体を記録時の搬送方向へ搬送し、前記第1及び第2の検出器のいずれかによる前記マークの検出に基づいて、前記停止手段で停止した記録動作を再開する再開手段とを備える。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な一実施形態を説明する。
【0011】
<第1の実施形態>
図1は第1の実施形態による記録装置の構成を示す図である。この記録装置では、記録ヘッド17が図示しないヘッド保持部材を介してメインフレームに固定されている。なお、記録ヘッド17はインクジェット方式によって画像形成を行うものとするが、感熱方式等、他の記録方式の記録ヘッドを採用してもよい。
【0012】
記録ヘッド17の下部には記録媒体(用紙等)20を搬送するための搬送路15が設けられる。記録動作中は搬送モータ13により記録媒体が正方向に一定速度で搬送される。
【0013】
また、記録媒体のアライメントマークを検出する検出器14と16が図示されない保持部材を用いて固定されている。検出器14は、記録媒体の搬送方向に対して記録ヘッド17よりも距離Dだけ手前に取り付けられ、そこから記録媒体の搬送方向に距離Lだけ離して検出器16が取り付けられている。なお、距離Dは、検出器14のマーク検出位置から記録ヘッド17による記録位置までの距離である。
【0014】
図2は図1に示すような記録装置で使用される記録紙の具体的な例を示す図である。また、図3は本実施形態で用いる記録紙の裏面に印刷されたアライメントマークを示す図である。記録媒体20は連続的な用紙であり、印刷面は無地である。また、印刷面の反対側の面(裏面)は、用紙の搬送方向に一定間隔dの間隔でアライメントマーク23a,23bが印刷されている。ここで、図1におけるLと図2、図3のdとの関係は、L=d/2で表される。なお、この例では、アライメントマークは黒い長方形の形状であり、記録媒体上で2つのアライメントマークで区切られた領域21をページと呼ぶ。また、この記録媒体20は、記録動作中は、正方向(図1)に搬送される。
【0015】
図4は第1の実施形態による記録装置の制御構成を示すブロック図である。メイン制御部31は、記録制御部32との間で信号の授受を行なう。記録制御部32はメイン制御部31から送られてくる記録(印字)情報に基づいて、記録ヘッドドライバ部33に対して記録ヘッド17を制御するための信号を出力し、記録手段である記録ヘッド17を駆動制御する。
【0016】
搬送制御部35はモータドライバ部36に対して搬送モータ13を駆動するための信号を所定のタイミングで出力する。また、搬送方向の制御も行なう。上述のように、搬送モータ13は記録媒体である用紙を搬送するものであり、記録動作時は正方向回転され、正方向に記録媒体を搬送する。
【0017】
搬送量制御部38は搬送量記憶レジスタA381を有し、この搬送量記録レジスタA381には図1における検出器14から記録ヘッド17までの記録媒体の搬送量(距離D)をあらかじめ格納しておく。39はデータ記憶器であり、記録媒体20の1頁(アライメントマーク23a、23bで挟まれた領域)の半分の描画データを記憶する記憶容量を有する。また、メイン制御部31は、CPU31a、ROM31b、RAM31cを備える。ROM31bには、CPU31によって実行される各種制御プログラムが格納される。RAM31cは、CPU31が各種制御を実行するに際しての作業領域を提供する。
【0018】
以上の構成を備えた本実施形態の記録装置における、一時停止及び該停止からの再起動の動作を説明する。
【0019】
図5は一時停止が発生した場合の記録動作の一時停止処理の制御手順を示すフローチャートである。何らかの原因で記録動作の一時停止要因が発生するとこの処理が起動される。なお、図5で示される制御を実現するための制御プログラムは、本例ではROM31bに格納される。
【0020】
メイン制御部31は、検出器14あるいは検出器16からのアライメントマーク検出信号の有無をステップS10およびS11で調べる。いずれか一方の検出器でアライメントマークが検出されると、ステップS12に移行し、搬送量記録レジスタA381の内容にしたがった搬送量だけ記録媒体を搬送する。その後、ステップS13で記録ヘッド17による記録動作を停止する。そしてステップS14で搬送モータを停止する。このとき、搬送モータ13は減速という過程を経て停止にいたる(ステップS14)。
【0021】
図6は、一時停止後、中断された部分から記録動作を再開する場合の制御手順を示すフローチャートである。図5で示した処理による一時停止の後、停止要因が解消され、記録動作を再開する場合は図6に示す処理が実行される。なお、図6で示される制御を実現するための制御プログラムは、本例ではROM31bに格納される。ステップS21において、搬送モータ13を逆方向に回転させ、記録媒体20を逆方向に搬送する。逆方向への搬送を行っている間、ステップS22およびS23において、検出器14および検出器16からのアライメントマーク検出信号の有無を調べる。どちらかの検出器によってアライメントマークが検出されたところで、ステップS24に移行し、搬送モータ13が加速して速度が一定となるのに十分な量だけ逆方向へさらに搬送する。つぎに、ステップS25で逆搬送を停止する。
【0022】
逆方向の搬送を停止したら、ステップS26において搬送モータ13の回転方向を変更し、記録媒体20の正方向への搬送を開始する。記録媒体20の正方向への搬送を行なっている間、ステップS27、S28で検出器14および検出器16からのアライメントマーク検出信号の有無を調べる。どちらかの検出器でアライメントマークが検出されるとステップS29へ移行する。ステップS29では、搬送量記憶レジスタA381で示される量だけ搬送し、その後ステップS30で記録動作を再開する。
【0023】
以上の処理によれば、一時停止要因が発生した時点で、記録媒体のアライメントマークが検出器14と検出器16の間を通過中でなければ(図7の(a))、一時停止要因発生後、最初のアライメントマークは検出器14で検出されることになる(図7の(b))。この場合、記録動作は記録媒体のページの後半に対して行なわれている。検出器14によるアライメントマークの検出後、距離Dだけ記録動作を継続する。距離Dの記録動作を終了した時点(図7の(c))では、アライメントマークは記録ヘッド17を通過しようとする位置にあり、この時点で記録動作を停止すると、搬送機構であるモータ13は減速過程を経て最終的に搬送が停止する(図7の(d))。
【0024】
記録動作を再開する時は、上記図6で説明した制御により、停止位置から検出器14までの距離とモータの加速に要する搬送量(図7のLA)だけ逆方向に搬送され(図7の(e)(f))、その後記録媒体の正方向への搬送を開始する。そして検出器14でアライメントマークを検出後、記録ヘッド17までの距離(距離D)を搬送した時点(図7の(c)の状態となる)で記録動作が再開される。
【0025】
一方、記録媒体のアライメントマークが検出器14と検出器16の間を通過中であれば(図8(a))、一時停止要因発生後、最初のアライメントマークは検出器16で検出されることになる(図8(b))。この場合、記録動作は記録媒体のページの前半に対して行なわれている。検出後、距離Dだけ記録動作を続行する。この結果、記録媒体が距離Dだけ搬送され、当該ページの中間点が記録ヘッド17の位置に到達する(図8(c))。この時点で記録動作を停止すると、搬送モータ13は減速過程を経て停止する(図8(d))。
【0026】
記録動作を再開する時は、上記図6で説明した制御により、停止位置から検出器16までの距離とモータの加速に要する搬送量(LA)だけ記録媒体が逆方向に搬送される(図8(e)(f))。その後、記録媒体20の正方向の搬送を開始し、検出器16でアライメントマークを検出した後更に距離Dだけ記録媒体を搬送することにより記録を中断した部分(記録媒体のページの中間点)が記録ヘッド17に到達する(図8(c)の状態)ので、この時点から記録動作を再開する。
【0027】
これにより、一時停止によって中断された部分より記録動作を再開することができる。また、このとき、検出手段14と16は搬送路上ページ記録媒体のページ長の半分の距離だけ離して取り付けてあるため、記録データを格納する記憶器の容量は記録媒体の1ページの半分の容量があればよく、さらに、一時停止から再開するときの逆搬送量を搬送機構であるモータの加速に要する搬送量以上にしておくことにより、加速時の搬送速度の乱れによる記録内容の乱れを防ぐことが可能となる。
【0028】
一般に、アライメントマークを有する連続紙に印刷を行う印刷装置では、アライメントマークを検出するためのセンサが1つだけ設けられており、印刷を連続的に行うために1頁分のデータを格納できるメモリ備える。これに対して、本実施形態によれば、搬送路におよそページ長の半分の距離をおいて2つのセンサ、検出器14と検出器16を設け、用紙の前半半分については検出器14、用紙後半半分については検出器16で用紙位置管理(ヘッドと用紙の相対位置管理)を行うことにより、ページメモリを半分にしても、確実に継続的な画像を記録できるようにしている。また、そのとき、ページ半ばで画像のつなぎを行う必要があるため、2つのセンサで用紙のバックフィード量や印字再開位置を制御するような機構を設けている。
【0029】
なお、搬送量記憶レジスタA381の内容は不図示の操作パネルから変更可能としてもよい。こうすることにより、検出器14、16と記録ヘッド17との位置関係がずれても容易に補正することができる。
【0030】
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、アライメントマークの検出が検出器14あるいは検出器16のいずれによってなされても、その後の記録動作を継続する移動量として搬送量記憶レジスタA381に格納された量が用いられる。これは、検出器14と検出器16との距離Lが正確にアライメントマーク間の距離の1/2となっていることに基づく処理である。
【0031】
しかしながら、上記の記録装置において、検出器14、16の取り付けに関しては誤差が発生する可能性があり、これが原因で、記録内容が乱れる、あるいは、記憶器の容量に余裕を持つ必要が発生する。そこで第2の実施形態では、検出器14から記録ヘッド17の記録位置までの記録媒体の搬送量と、検出器16によってアライメントマークを検出後に記録動作を停止するまでの搬送量とをメモリに記憶し、検出器の取り付けに関する誤差を補正する機能を持たせる。すなわち、第2の実施形態では、検出器14と検出器16の距離Lがアライメントマーク間距離の半分からずれて取り付けられている場合にも、正確に停止、再起動が行えるようにする。
【0032】
図9は第2の実施形態による記録装置の制御構成を示すブロック図である。同図では、搬送量制御部38に搬送量記憶レジスタB382が追加されている。すなわち、搬送量制御部38は搬送量記憶レジスタA381と搬送量記憶レジスタB382を有し、この搬送量記録レジスタA381には、図1における検出器14から記録ヘッド17までの記録媒体の搬送量を格納する。また、搬送量記憶レジスタB382には、ページ長dの1/2の値から、記録ヘッド17と検出器16との距離を減じた値を格納する。
【0033】
このため、検出器14と検出器16の間隔が正しくページ長の1/2となっていれば、レジスタ381と382の内容は等しくなるが、取り付け誤差がある場合はこれらの値を調整することにより、誤差が補正される。
【0034】
図10は第2の実施形態による記録装置において、一時停止要因が発生した場合の、記録動作の一時停止処理の制御手順を示すフローチャートである。何らかの原因で記録動作の一時停止要因が発生するとこの処理が起動される。なお、本処理を実現する制御プログラムはROM31bに格納されているものとする。
【0035】
検出器14あるいは、検出器16からのアライメントマーク検出信号の有無をステップS41およびS42で調べる。検出器14でアライメントマークを検出するとステップS46に移行し、搬送量記録レジスタA381の内容にしたがった搬送量だけ搬送及び記録動作を継続する。その後、ステップS44で記録動作を停止し、ステップS45で搬送モータ13を停止する。搬送モータ13は減速過程を経て停止する。
【0036】
一方、検出器16でアライメントマークが検出されるとステップS43に移行し、搬送量記録レジスタB382の内容にしたがった搬送量だけ搬送及び記録動作を継続する。その後、ステップS44で記録動作を停止し、ステップS45で搬送モータ13を停止する。搬送モータ13は減速過程を経て停止する。
【0037】
図11は、第2の実施形態による記録装置において、一時停止の後、中断された部分から記録動作を再開する際の制御手順を示すフローチャートである。
【0038】
一時停止後、停止要因が解消され再び記録動作を再開する場合は、まず、ステップS51において搬送モータ13を逆方向に回転させ、記録媒体20を逆方向に搬送する。逆方向に搬送している間、ステップS52、S53で検出器14および検出器16からのアライメントマーク検出信号の有無を調べる。どちらかの検出器でアライメントマークが検出されたところで、ステップS54に移行し、搬送モータ13の起動時において、起動から速度が一定となるまでの加速動作を行うのに十分な量だけさらに逆搬送を行う。つぎに、ステップS55で逆搬送を停止する。逆方向の搬送を停止したら、ステップS56で搬送モータ13の回転方向を変更し、記録媒体20を正方向に搬送する。
【0039】
記録媒体の正方向への搬送を行なっているあいだ、ステップS57およびS58で検出器14および検出器16からのアライメントマーク検出信号の有無を調べる。検出器14でアライメントマークが検出された場合は、ステップS60へ移行し、搬送量記憶レジスタA381の内容にしたがって搬送を行った後、ステップS61で記録動作を再開する。また、検出器16でアライメントマークが検出された場合は、ステップ59に移行し、搬送量記憶レジスタB382の内容にしたがって搬送した後、ステップS61で記録動作を開始する。
【0040】
上記の制御によれば、図7の(b)における距離Dは搬送量記憶レジスタA381に格納された値で示される量であり、図8の(c)における距離Dは搬送量記憶レジスタB382に格納された値で示される量となる。
【0041】
なお、第2の実施形態において、搬送量記憶レジスタA381、搬送量記憶レジスタB382の内容は不図示の操作パネル等から変更可能に構成されてもよい。
【0042】
以上のように、第2の実施形態によれば、検出器14と検出器16の取り付け誤差を搬送量記憶レジスタA381、搬送量記憶レジスタB382に反映させた上で、検出器14でアライメントマークを検出した場合は搬送量記憶レジスタA381の内容を用い、検出器16でアライメントマークを検出した場合は搬送量記憶レジスタB382の内容を用いて一時停止、再開動作が制御される。このため、検出器の取り付け位置の補正が可能となる。
【0043】
<第3の実施形態>
検出器14及び検出器16の取り付けを、図12に示すような位置関係とすることも可能である。この場合、記録ヘッド17による記録位置と検出器16による検出位置とが一致している。そして、検出器16より、アライメントマーク間距離dの1/2である距離Lだけ離れた位置に、検出器14が配される。
【0044】
このような構成を採用した場合、停止要因が発生した時点以降、最初にアライメントマークを検出したのが検出器14であるときは、アライメントマークを検出した時点で記録動作を停止するとともに搬送機構を減速し、その後、搬送を停止する。この状態から、記録動作を再開するときは、記録媒体を逆搬送して検出器14でアライメントマークを検出し、その後搬送機構の加速に必要な距離だけ更に逆方向に搬送する。そして、逆方向の搬送が完了したら、搬送方向を正方向に変更し、正方向への用紙の搬送を開始する。そして、検出器14でアライメントマークを検出したならば、その位置から記録動作を再開する。
【0045】
また、停止要因が発生した時点以降、最初にアライメントマークを検出したのが検出器16であるときは、アライメントマークを検出した時点で記録動作を停止するとともに搬送機構を減速し、その後、搬送を停止する。この状態から、記録動作を再開するときは、記録媒体を逆方向へ搬送し、検出器16でアライメントマークを検出後、搬送機構の加速に必要な距離だけ更に逆方向に搬送する。こうして逆方向の搬送が完了したら、搬送方向を正方向に変更し、用紙の正方向への搬送を開始する。検出器16でアライメントマークを検出したら、記録動作を再開する。検出器16と検出器14はちょうど記録媒体の1/2ページの間隔をあけて配置されているので、検出器14によってアライメントマークを検出して記録動作を再開する場合は、ページのちょうど中間点から記録動作が再開されることになる。これにより、入力データを蓄積する記憶器の容量を1ページを記録を行なうのに必要なデータ量の半分とすることが可能となる。
【0046】
なお、第3の実施形態においても、検出器や記録ヘッドの取り付け位置の誤差を吸収すべく、検出器でアライメントマークを検出してからメモリに記憶された搬送量だけ記録媒体の搬送を行うようにしてもよい。
【0047】
以上説明したように、第1の実施形態によれば、記録ヘッド17の手前にアライメントマークを検出する検出器14を配置し、さらに、検出器14から記録媒体20のページ長dの1/2の長さLだけ離れた位置に検出器16が配置される。このため、記録媒体20の前半部分に記録を行なっている間に発生した一時停止、再開の位置決め処理を、検出器16からの検出信号を用いて行い、また、記録媒体の後半部分に記録を行なっている間に発生した一時停止、再開の位置決め処理を、検出器14からの検出信号を用いて行なうことが可能となり、記録装置が備えるデータ記憶器の容量を、記録媒体のページの半分を記録するデータ量に留めることができる。
【0048】
また、第2の実施形態の記録装置では、検出器14でアライメントマークを検出した後に記録動作停止までの搬送量を記憶する搬送量記憶レジスタA381と、検出器16でアライメントマークを検出した後に記録動作停止までの搬送量を記憶する搬送量記憶レジスタB382を設けたので、検出器14と、検出器16の取り付け位置に関する誤差の補正が可能となる。このため、本発明を適用する記録装置に係る製造、組み立て時における容易性を向上することができる。
【0049】
また、第3の実施形態の記録装置では、検出器によってアライメントマークを検出したタイミングで記録動作の停止、再開等を行えるので、処理が簡略される。
【0050】
なお、上記各実施形態では2個の検出器14、16の間に記録ヘッド17を配置しているが、検出器14、16の両方を記録ヘッド17の手前あるいは後ろに配置してもよい。ただし、記録ヘッドと検出器を含む搬送路が長く必要となってしまう。
【0051】
また、上記各実施形態では2個の検出器を用いたが3個以上の検出器を配置することも可能である。例えば3個の検出器を用いる場合は、アライメントマーク間距離dの1/3の間隔で検出器を配置する。一般に、n個の検出器を用いた場合、アライメントマーク間距離dの1/nの間隔で検出器を配置すればよい。ただし、記録ヘッドに最も近い検出器と記録ヘッドとの距離が、d/nよりも小さいことが上記各実施形態の処理を適用するうえでは望ましい。また、起動時の加速期間に要する移動距離もd/nより小さい値であることが望ましい。
【0052】
なお、本発明は、DCモータ、ステッピングモータ等のいずれのモータでも適用できる。より高画質の画像を得るためには、高精細に搬送可能な構成や、搬送される用紙の位置精度を高く保って連続的に搬送可能な構成が好適である。
【0053】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0054】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0055】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0056】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0057】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0058】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、記憶器の容量を1ページよりも少なくするとともに、記録動作の一時停止や、一時停止状態から記録再開の動作を記録結果を乱すことなく実行することが可能となる。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態による記録装置の構成を示す図である。
【図2】図1に示すような記録装置で使用される記録紙の具体的な例を示す図である。
【図3】本実施形態で用いる記録紙の裏面に印刷されたアライメントマークを示す図である。
【図4】第1の実施形態による記録装置の制御構成を示すブロック図である。
【図5】一時停止が発生した場合の記録動作の一時停止処理の制御手順を示すフローチャートである。
【図6】一停止後、中断された部分から記録動作を再開する場合の制御手順を示すフローチャートである。
【図7】第1の実施形態による記録媒体の搬送の様子を説明する図である。
【図8】第1の実施形態による記録媒体の搬送の様子を説明する図である。
【図9】第2の実施形態による記録装置の制御構成を示すブロック図である。
【図10】第2の実施形態による記録装置において、一時停止要因が発生した場合の、記録動作の一時停止処理の制御手順を示すフローチャートである。
【図11】第2の実施形態による記録装置において、一時停止の後、中断された部分から記録動作を再開する際の制御手順を示すフローチャートである。
【図12】第3の実施形態による検出器と記録ヘッドの位置関係を説明する図である。
Claims (13)
- 記録媒体へ記録を行う記録部と、該記録部に対して記録媒体を搬送する搬送手段と、データを記憶する記憶器とを備え、記録媒体の搬送方向に沿って所定の間隔でマークが記録されている記録媒体を搬送しながら、前記記憶器に記憶されたデータに従って前記記録部により画像の記録が可能な記録装置であって、
記録媒体の前記マークを検出するための検出器として、前記記録部に対して記録媒体の搬送方向の上流側に設けられた第1の検出器と、前記記録部に対して記録媒体の搬送方向の下流側であって、前記第1の検出器との前記搬送方向における間隔が前記所定の間隔よりも短い間隔となる位置に設けられた第2の検出器とを有する検出手段と、
記録媒体への記録動作中に記録の停止が指示されると、前記第1及び第2の検出器のいずれかにより前記マークを検出してから記録媒体を所定量搬送した後に、前記記録部による記録動作の停止と、前記搬送手段による搬送を減速して停止させる動作とを行う停止手段と、
前記停止手段により記録動作を停止した後に、記録の再開が指示されると、前記記録媒体を記録時とは逆方向に搬送し、前記第1及び第2の検出器のいずれかにより前記マークを検出してから更に、前記搬送手段による搬送開始から一定速度となるまでの加速に必要な量の前記逆方向への搬送を行う搬送制御手段と、
前記搬送制御手段によって前記逆方向への搬送を行った後、前記記録媒体を記録時の搬送方向へ搬送し、前記第1及び第2の検出器のいずれかによる前記マークの検出に基づいて、前記停止手段で停止した記録動作を再開する再開手段とを備えることを特徴とする記録装置。 - 前記検出手段は前記第1及び第2の検出器を含むn個の検出器を有し、該n個の検出器の配置間隔が前記マーク間隔の1/nであることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記nが2であることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
- 前記第1検出器と前記記録部との距離を示す第1距離情報を記憶する記憶手段を更に備え、
前記停止手段は、記録の停止が指示された後、前記第1及び第2の検出器のいずれかによる前記マークの検出から前記記憶手段に記憶された第1距離情報で示される距離の記録動作を継続してから、当該記録動作を停止し、
前記再開手段は、前記第1及び第2検出器のいずれかによる前記マークの検出から前記第1距離情報で示される距離の搬送動作を行ってから、前記停止手段で停止した記録動作を再開することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 前記第1検出器と前記記録部の距離を示す第1距離情報と、前記マーク間隔の1/2の距離と前記第2検出器から該記録部までの距離との差を示す第2距離情報とを記憶する記憶手段を更に備え、
前記停止手段は、記録の停止が指示された後、前記第1検出器によって前記マークが検出された場合、その時点より前記第1距離情報で示される距離の記録動作を継続してから当該記録動作を停止し、前記第2検出器によって前記マークが検出された場合、その時点より前記第2距離情報で示される距離の記録動作を継続してから当該記録動作を停止し、
前記再開手段は、前記第1検出器によってマークが検出された場合、その時点より前記第1距離情報で示される距離の搬送動作を行ってから、前記停止手段で停止した記録動作を再開し、前記第2検出器によってマークが検出された場合、その時点より前記第2距離情報で示される距離の搬送動作を行ってから、前記停止手段で停止した記録動作を再開することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 前記搬送制御手段は、前記第1及び第2の検出器のいずれかにより前記マークを検出してから更に、前記搬送手段による記録媒体の搬送開始から定常速度へ到達するのに必要な加速度期間に対応する距離だけ前記逆方向への搬送を行うことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 記録媒体へ記録を行う記録部と、該記録部に対して記録媒体を搬送す る搬送手段と、データを記憶する記憶器と、記録媒体に記録されたマークを検出するための検出器として、前記記録部に対して記録媒体の搬送方向の上流側に設けられた第1の検出器と、前記記録部に対して記録媒体の搬送方向の下流側であって、前記第1の検出器との前記搬送方向における間隔が前記所定の間隔よりも短い間隔となる位置に設けられた第2の検出器とを有する検出手段とを備え、記録媒体の搬送方向に沿って所定の間隔でマークが記録されている記録媒体を搬送しながら、前記記憶器に記憶されたデータに従って前記記録部により画像の記録が可能な記録装置の制御方法であって、
記録媒体への記録動作中に記録の停止が指示されると、前記第1及び第2の検出器のいずれかにより前記マークを検出してから記録媒体を所定量搬送した後に、前記記録部による記録動作の停止と、前記搬送手段による搬送を減速して停止させる動作とを行う停止工程と、
前記停止工程により記録動作を停止した後に、記録の再開が指示されると、前記記録媒体を記録時とは逆方向に搬送し、前記第1及び第2の検出器のいずれかにより前記マークを検出してから更に、前記搬送手段による搬送開始から一定速度となるまでの加速に必要な量の前記逆方向への搬送を行う搬送制御工程と、
前記搬送制御工程によって前記逆方向への搬送を行った後、前記記録媒体を記録時の搬送方向へ搬送し、前記第1及び第2の検出器のいずれかによる前記マークの検出に基づいて、前記停止工程で停止した記録動作を再開する再開工程とを備えることを特徴とする記録装置の制御方法。 - 前記検出手段は前記第1及び第2の検出器を含むn個の検出器を有し、該n個の検出器の配置間隔が前記マーク間隔の1/nであることを特徴とする請求項7に記載の記録装置の制御方法。
- 前記nが2であることを特徴とする請求項8に記載の記録装置の制御方法。
- 前記記録装置は前記第1検出器と前記記録部との距離を示す第1距離情報を記憶するメモリを更に備え、
前記停止工程は、記録の停止が指示された後、前記第1及び第2の検出器のいずれかによる前記マークの検出から前記メモリに記憶された第1距離情報で示される距離の記録動作を継続してから、当該記録動作を停止し、
前記再開工程は、前記第1及び第2検出器のいずれかによる前記マークの検出から前記第1距離情報で示される距離の搬送動作を行ってから、前記停止工程で停止した記録動作を再開することを特徴とする請求項7に記載の記録装置の制御方法。 - 前記記録装置は、前記第1検出器と前記記録部の距離を示す第1距離情報と、前記マーク間隔の1/2の距離と前記第2検出器から該記録部までの距離との差を示す第2距離情報とを記憶するメモリを更に備え、
前記停止工程は、記録の停止が指示された後、前記第1検出器によって前記マークが検出された場合、その時点より前記第1距離情報で示される距離の記録動作を継続してから当該記録動作を停止し、前記第2検出器によって前記マークが検出された場合、その時点より前記第2距離情報で示される距離の記録動作を継続してから当該記録動作を停止し、
前記再開工程は、前記第1検出器によってマークが検出された場合、その時点より前記第1距離情報で示される距離の搬送動作を行ってから、前記停止工程で停止した記録動作を再開し、前記第2検出器によってマークが検出された場合、その時点より前記第2距離情報で示される距離の搬送動作を行ってから、前記停止工程で停止した記録動作を再開することを特徴とする請求項7に記載の記録装置の制御方法。 - 前記搬送制御工程は、前記第1及び第2の検出器のいずれかにより前記マークを検出してから更に、前記搬送手段による記録媒体の搬送開始から定常速度へ到達するのに必要な加速度期間に対応する距離だけ前記逆方向への搬送を行うことを特徴とする請求項7に記載の記録装置の制御方法。
- 記録媒体へ記録を行う記録部と、該記録部に対して記録媒体を搬送する搬送手段と、データを記憶する記憶器と、記録媒体に記録されたマークを検出するた めの検出器として、前記記録部に対して記録媒体の搬送方向の上流側に設けられた第1の検出器と、前記記録部に対して記録媒体の搬送方向の下流側であって、前記第1の検出器との前記搬送方向における間隔が前記所定の間隔よりも短い間隔となる位置に設けられた第2の検出器とを有する検出手段とを備え、記録媒体の搬送方向に沿って所定の間隔でマークが記録されている記録媒体を搬送しながら、前記記憶器に記憶されたデータに従って前記記録部により画像の記録が可能な記録装置を制御するための制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、
記録媒体への記録動作中に記録の停止が指示されると、前記第1及び第2の検出器のいずれかにより前記マークを検出してから記録媒体を所定量搬送した後に、前記記録部による記録動作の停止と、前記搬送手段による搬送を減速して停止させる動作とを行う停止工程のコードと、
前記停止工程により記録動作を停止した後に、記録の再開が指示されると、前記記録媒体を記録時とは逆方向に搬送し、前記第1及び第2の検出器のいずれかにより前記マークを検出から更に、前記搬送手段による搬送開始から一定速度となるまでの加速に必要な量の前記逆方向への搬送を行う搬送制御工程のコードと、
前記搬送制御工程によって前記逆方向への搬送を行った後、前記記録媒体を記録時の搬送方向へ搬送し、前記第1及び第2の検出器のいずれかによる前記マークの検出に基づいて、前記停止工程で停止した記録動作を再開する再開工程のコードとを備えることを特徴とする記憶媒体。
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