JP2001180632A - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents

印刷装置および印刷方法

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JP2001180632A
JP2001180632A JP36433899A JP36433899A JP2001180632A JP 2001180632 A JP2001180632 A JP 2001180632A JP 36433899 A JP36433899 A JP 36433899A JP 36433899 A JP36433899 A JP 36433899A JP 2001180632 A JP2001180632 A JP 2001180632A
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Keiichi Abe
敬一 阿部
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Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベルの形状やセンサの位置にかかわらずラ
ベルの位置を正確に検出し、ラベルの所望の位置に印刷
することができるようにする。 【解決手段】 位置検出センサの発光部から出射された
光ビームがラベル1及び台紙2に照射され、その透過光
が受光部により受光され、受光量に対応する電気信号が
出力される。電気信号のレベルがハイレベルの状態にあ
る間にラベル1及び台紙2が搬送方向に搬送された距離
がギャップの長さとなるので、電気信号のレベルがロー
レベルに変化したときのセンサの位置から、ギャップの
長さの1/2(図5の距離x)だけ移動した地点を基準
位置として、ラベル上に印刷を行う。この基準位置は、
ラベルの形状やセンサの位置とは無関係に正確に算出さ
れる。従って、ラベルの形状やセンサの位置にかかわら
ず、ラベルの位置が正確に検出され、ラベル上の所望の
位置に印刷が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置および印
刷方法に関し、特に、台紙上に複数のラベルが一列に貼
付されたラベル連続体の各ラベルの位置を検出し、各ラ
ベル上に、文字、図形、バーコードなどを印刷するラベ
ルプリンタに適用可能な印刷装置および印刷方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ラベルプリンタは、商品名や値段等の文
字列とバーコードを、ラベル連続体の各ラベルに印刷す
る。ラベル連続体は、複数のラベルが一列に所定の間隔
(以下、ギャップという)だけ離して貼付された帯状の
台紙が、供給軸に巻き付けられた構造となっている。ラ
ベルとラベルの間のギャップの部分は、台紙のみが存在
する。
【0003】ラベルに印刷を行う場合、ラベルの位置を
検出し、ラベルの所定の位置に文字列やバーコードを印
刷する。従来は、次のようにしてラベルの位置を決定し
ていた。即ち、光ビームをラベル及び台紙に照射し、そ
の反射光又は透過光の強度の変化に基づいて、ギャップ
の端部又はラベルの端部を検出し、ラベルの基準位置と
していた。
【0004】ギャップの検出には、リーディングエッジ
(レベルの立ち上がりの角(エッジ)を示し、ギャップ
からラベルに移行する境目を検出することができる)
と、トレーリングエッジ(レベルの立ち下がりの角(エ
ッジ)を示し、ラベルからギャップへ移行する境目を検
出することができる)を適宜切り替えて用いるようにし
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、各ラベルの形状が円形の場合、光ビームがラベルを
照射する位置によって、検出されるラベルやギャップの
端部の位置が異なる。従って、光ビームが、ラベルの中
心を通り、かつ、ラベルの搬送方向と平行な直線上を照
射するようにしておかないと、ラベルの端部の位置を正
確に検出することができない。
【0006】従って、光ビームとその反射光又は透過光
を受光する受光部とからなるセンサの位置が制限され、
設計の自由度が減少する課題があった。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ラベルの形状やセンサの位置(センサの光
ビームの照射位置)にかかわらず、ラベルの位置を正確
に検出し、ラベルの所望の位置に印刷を行うことができ
るようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の印刷装
置は、台紙上に剥離可能に貼付されたラベルに印刷を行
う印刷装置であって、ラベルおよび台紙に光ビームを照
射する照射手段と、光ビームの透過光または反射光を受
光し、受光した透過光または反射光を透過光または反射
光の強度に対応する電気信号に変換して出力する光電変
換手段と、ラベルを所定の搬送方向に搬送する搬送手段
と、ラベルに印刷を行う印刷手段と、光電変換手段から
の出力信号に基づいて、隣接する2つのラベルに挟まれ
たギャップの搬送方向の長さを検出する検出手段と、検
出手段によって検出されたギャップの搬送方向の長さに
基づいて、ギャップを搬送方向に二等分する位置を決定
する決定手段と、決定手段によって決定された位置を基
準として、ラベル上の所定の位置に印刷を行うように制
御する制御手段とを備えることを特徴とする。また、検
出手段によってギャップが検出されたときから、ラベル
が検出されるまでの間に、ラベルが搬送手段によって搬
送された距離をギャップの長さとし、決定手段は、検出
手段によってラベルが検出された時点でのラベルの位置
から、搬送方向に、ギャップの長さの半分の長さ分だけ
移動した位置を、ギャップを搬送方向に二等分する位置
とするようにすることができる。請求項3に記載の印刷
方法は、台紙上に剥離可能に貼付されたラベルを所定の
搬送方向に搬送し、ラベルに印刷を行う印刷方法であっ
て、ラベルおよび台紙に光ビームを照射する照射ステッ
プと、光ビームの透過光または反射光を受光し、受光し
た透過光または反射光を透過光または反射光の強度に対
応する電気信号に変換して出力する光電変換ステップ
と、光電変換ステップにおける出力信号に基づいて、隣
接する2つのラベルに挟まれたギャップの搬送方向の長
さを検出する検出ステップと、検出ステップにおいて検
出されたギャップの搬送方向の長さに基づいて、ギャッ
プを搬送方向に二等分する位置を決定する決定ステップ
と、決定ステップにおいて決定された位置を基準とし
て、ラベル上の所定の位置に印刷を行うように制御する
制御ステップとを備えることを特徴とする。本発明に係
る印刷装置および印刷方法においては、ラベルおよび台
紙に光ビームを照射し、光ビームの透過光または反射光
を受光し、受光した透過光または反射光を透過光または
反射光の強度に対応する電気信号に変換して出力し、上
記電気信号に基づいて、隣接する2つのラベルに挟まれ
たギャップの搬送方向の長さを検出し、検出されたギャ
ップの搬送方向の長さに基づいて、ギャップを搬送方向
に二等分する位置を決定し、決定された位置を基準とし
て、ラベル上の所定の位置に印刷を行うように制御す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用されるラベ
ルプリンタの一実施の形態の構成例を示している。同図
に示すように、ラベルプリンタは、各部を制御する制御
部10と、ラベル1に印字を行う印字ヘッド5と、制御
部10の制御により駆動されるステッピングモータ(以
下では、適宜単にモータと記載する)7と、ベルト8を
介して伝達されるモータ7の回転力によって回転し、後
述する供給軸4にセットされたラベル連続体3を構成す
る台紙2及び台紙2に剥離可能に貼付されたラベル1を
搬送するとともに、ラベル1を印字ヘッド5に押圧する
プラテンローラ6と、ラベル連続体3を回転自在に支持
する供給軸4と、所定の光を出射する発光部と、発光部
から出射された光を受光し、受光した光の強度(単位時
間あたりの受光量)に対応する電気信号を出力する受光
部とからなり、台紙2及びラベル1を挟むように発光部
と受光部を配し、ラベル1とギャップ(ラベル1とラベ
ル1の間の台紙のみの部分)を受光部の受光量に基づい
て検出する位置検出センサ(以下では、適宜単にセンサ
という)9とを備えている。
【0010】図2は、図1の実施の形態の電気的な構成
例を示すブロック図である。同図に示すように、制御部
10は、所定の制御プログラムを記憶するROM(re
adonly memory)12と、ROM12に記
憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制
御するCPU(central processing
unit)11と、CPU11が動作する上で必要と
なる各種データや、後述する立ち上がり検出フラグ、ギ
ャップカウント等を記憶するRAM(random a
ccess memory)13と、ステッピングモー
タ7にパルス信号を供給し、ステッピングモータ7を回
転させるモータ制御部14と、CPU11から供給され
る印字すべき文字、図形、及びバーコードなどの印字デ
ータに対応する制御信号を生成し、印字ヘッド5に供給
し、印字動作を行わせる印字制御部15と、CPU11
の制御下、センサ9の発光部を制御し、光を出射させる
とともに、受光部から出力される電気信号を受け取り、
CPU11に供給するセンサ制御部16と、外部インタ
フェース17と、インタフェース20とを備えている。
そして、各種データを入力するための入力部18と、入
力部18からの入力データや、各種情報を表示するため
のモニタ19とがインタフェース20を介して接続され
ている。入力部18より入力された入力データは、イン
タフェース20を介してCPU11に供給され、モニタ
19に表示される各種情報に対応する表示データは、イ
ンタフェース20を介してCPU11より供給されるよ
うになされている。また、外部インタフェース17を介
して、外部に接続された機器との間でデータの送受信を
行うことができるようになされている。
【0011】図3は、センサ9が位置A及び位置Bにあ
る場合に、センサ9から出力される出力信号の波形(出
力波形)を示している。なお、矢印Fは、ラベル1及び
台紙2が搬送される方向(搬送方向(ラベル搬送方
向))を示している。同図に示すように、ラベル1の形
状が円形の場合、センサ9の位置が位置Aにあって、セ
ンサ9から出射された光ビームが、ラベル1の中心から
ラベル1が搬送される方向(ラベル搬送方向)に対して
垂直な方向に所定の距離だけずれた位置Aに照射される
ときの出力波形は、センサ9が位置Bにあって、ラベル
1の中心に光ビームが照射されるときの出力波形に対し
て、ハイレベルである期間(ギャップ部分を検出したこ
とを示す)が長くなっている。
【0012】この例の場合、ラベル1とラベル1の間の
ギャップの部分に光ビームが照射されたときの透過光の
レベル(透過光を受光したセンサ9の受光部から出力さ
れる電気信号のレベル)がハイレベルとなり、ラベル1
上に光ビームが照射されたときの透過光のレベルがロー
レベルとなるものとしている。
【0013】従って、出力波形がハイレベルである期間
の真ん中に対応する位置Pを検出すれば、その位置Pを
ラベル1とラベル1の区切りの位置とし、文字、図形、
バーコード等をラベル1上に印刷するときの基準位置と
することができる。
【0014】次に、図1に示した実施の形態の動作につ
いて説明する。図4は、図1に示した実施の形態の動作
を示すフローチャートである。
【0015】まず最初に、ステップS1において、CP
U11からの指令に基づいて、モータ制御部14はステ
ッピングモータ7を1ステップだけ回転させ、ラベル1
をラベル搬送方向に1ステップ分だけ移動させる。
【0016】センサ9は、センサ制御部16の制御下、
常にラベル1に対して光ビームを照射し、その透過光を
受光し、受光した透過光をその光量(単位時間あたりの
受光量又は透過光の強度)に対応する電気信号に変換し
てセンサ制御部16に供給している。センサ制御部16
は、センサ9から供給される電気信号に対応するデータ
をCPU11に供給する。そして、CPU11は、ステ
ップS2において、センサ制御部16より供給されたデ
ータから、センサ9によって検出された透過光のレベル
(以下では適宜、センサレベルと記載する)を検出す
る。
【0017】次に、ステップS3において、CPU11
により、後述する立ち上がり検出フラグがON(例え
ば、1)にセットされているか否かが判定される。立ち
上がり検出フラグがONにセットされていないと判定さ
れた場合、即ち、OFF(例えば、0)にセットされて
いると判定された場合、ステップS4に進み、CPU1
1により、ステップS2において検出されたセンサレベ
ルがハイレベルであるか否かが判定される。即ち、セン
サ9の発光部から出射された光ビームが隣接する2つの
ラベル1の間のギャップの部分を照射しており、その透
過光のレベル(センサレベル)がハイレベルとなってい
るか否かが判定される。
【0018】センサレベルがハイレベルではないと判定
された場合、センサ9の光ビームはラベル1上を照射し
ていることになるので、ステップS1に戻り、ステップ
S1以降の処理が繰り返し実行される。一方、センサレ
ベルがハイレベルであると判定された場合、センサ9の
光ビームはギャップの部分を照射していることになるの
で、ステップS5に進み、立ち上がり検出フラグがON
にセットされる。この立ち上がり検出フラグは、RAM
13に記憶され、保持されている。立ち上がり検出フラ
グがONにセットされたことは、図5の位置Paに光ビ
ームが照射されたことに対応する。
【0019】図5は、センサ9の発光部からの光ビーム
がラベル1及びギャップに照射される位置と、センサレ
ベルとの間の相関関係を表している。なお、矢印Fは、
ラベル1及び台紙2が搬送される方向(搬送方向(ラベ
ル搬送方向))を示している。光ビームが位置Pa(ギ
ャップの端部)を照射しているとき、センサレベルはハ
イレベルとなる。光ビームがギャップの中央の位置Pb
を照射しているときもセンサレベルはハイレベルのまま
で、光ビームが次のラベル1の端部の位置Pcを照射し
たとき、センサレベルはローレベルとなる。そして、光
ビームがラベル1の中央の位置Pdを照射しているとき
もセンサレベルはローレベルとなる。即ち、光ビームが
ラベル1を照射しているときはローレベルとなり、ラベ
ル1とラベル1の間の台紙のみの部分であるギャップを
照射しているときはハイレベルとなる。
【0020】図4のステップS5において、立ち上がり
検出フラグがONにされた後、ステップS1に戻り、ス
テップS1以降の処理が繰り返し実行される。
【0021】また、ステップS3において、CPU11
により、立ち上がり検出フラグがONにセットされてい
ると判定された場合、ステップS6に進む。ステップS
6においては、ギャップの搬送方向の長さを表すギャッ
プカウントの値が1だけ加算される。ギャップカウント
は、ステッピングモータ7が1ステップだけ回転する毎
に1ずつ増加する。このギャップカウントの値は、最
初、値0にセットされている。ステッピングモータ7が
1ステップ回転する毎にラベル1がラベル搬送方向に搬
送される距離は常に一定であるので、ギャップカウント
の値に基づいて、ギャップのラベル搬送方向の長さを算
出することができる。
【0022】次に、ステップS7において、ステップS
2において検出されたセンサレベルがローレベルである
か否かが判定される。センサレベルがローレベルではな
いと判定された場合、ステップS1に戻り、ステップS
1以降の処理が繰り返し実行される。これにより、セン
サ9の発光部からの光ビームの透過光のレベルがハイレ
ベルである間(光ビームがギャップを照射している
間)、ギャップカウントの値が1ずつ増加し、ギャップ
カウントの値はギャップの大きさ(センサ9がラベル1
を照射する位置におけるラベル搬送方向の長さ)に対応
している。
【0023】一方、ステップS7において検出されたセ
ンサレベルがローレベルであると判定された場合、ステ
ップS8に進む。ステップS8においては、立ち上がり
検出フラグをクリアする(立ち上がり検出フラグをOF
Fにする(値0をセットする))。このとき、光センサ
9の位置(光センサ9からの光ビームの照射位置)は、
図5のPcの位置(現在位置)にある。
【0024】次に、ステップS9において、CPU11
は、ラベル1とラベル1の間のギャップの真ん中とラベ
ル1の端部との間の距離x(図5)だけラベル1を移動
させるのに必要なステッピングモータ7のステップ数N
を計算によって求める。距離xだけラベル1を搬送する
のに必要なステッピングモータ7のステップ数Nは、ギ
ャップカウントの値を2で割ることにより求めることが
できる。そして、求めたカウント数、即ち、ステッピン
グモータ7のステップ数Nと1ステップあたりの移動距
離を乗算することにより、距離xを求めることができ
る。
【0025】次に、ステップS10に進み、CPU11
は、現在位置、即ち、センサレベルがハイレベルからロ
ーレベルに変化したときのセンサ9のラベル1上での位
置Pcの座標値から距離xだけ減算することにより、隣
接する2つのラベル1の間のギャップの真ん中(ギャッ
プの搬送方向の長さを二等分する位置であり、以下では
適宜、ギャップセンタと記載する)の位置Pbの座標値
を計算することができる。
【0026】ここで、位置Pb等の各座標値は、センサ
9の位置を原点とし、ラベル1の搬送方向に平行な座標
軸をx軸とし、x軸上での座標値とすることができる。
【0027】次に、ステップS11において、CPU1
1により、RAM13に保持されているギャップカウン
トがクリアされる(ギャップカウントに値0がセットさ
れる)。
【0028】以上のような方法により、例えば、隣接す
る円形の2つのラベル1の間のギャップの中央(ギャッ
プセンタ)の位置Pbの座標値(センサ9の位置を原点
とする)を、ラベル1の形状やセンサ9の位置にかかわ
らずほぼ正確に算出することができる。隣接する2つの
ラベル1の間のギャップの長さLは予め決められている
ので、所定の誤差範囲内で一定である。従って、ギャッ
プセンタの座標値を基準として、ラベル1の位置(セン
サ9の位置を原点とした座標軸上での座標値)を算出す
ることができる。例えば、図5の場合、Pbの座標値は
−x、ラベル1の端部の座標値は、−x+L/2とな
る。ラベル1の位置の定義は、ラベル1の中心とするこ
ともできるし、ラベル1の端部とすることもできる。い
ずれの場合でも、ラベル1の位置を基準として、現在の
センサ9とラベル1の位置関係を特定することができ、
さらに、ラベル1と印字ヘッド5の位置関係を特定する
ことができるので、ラベル1上の所望の位置に文字列、
図形、バーコード等を印刷することが可能となる。
【0029】図6は、センサ9の位置とラベル1との関
係を示している。センサ9がA,B,Cのいずれの位置
にあっても(より正確には、センサ9から出射される光
ビームのラベル1上での照射位置がA,B,Cのいずれ
の位置にあっても)、ギャップの中央を求めることによ
り、ギャップセンタの座標値をほぼ正確に算出すること
ができる。そして、算出したギャップセンタの座標値を
基準として、ラベル1上の所望の位置に文字列、図形、
バーコード等を印刷することができる。
【0030】なお、上記実施の形態においては、円形の
ラベルを用いた場合について説明したが、他の任意の形
状のラベルを用いた場合にも本発明を適用することがで
きる。
【0031】また、上記実施の形態においては、センサ
9は、発光部から出射された光ビームの透過光を受光す
る構成としたが、反射光を受光する構成とすることもで
きる。
【0032】また、上記実施の形態においては、本発明
をラベルプリンタに応用する場合について説明したが、
これに限定されるものではない。
【0033】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る印刷装置およ
び印刷方法によれば、ラベルおよび台紙に光ビームを照
射し、光ビームの透過光または反射光を受光し、受光し
た透過光または反射光を透過光または反射光の強度に対
応する電気信号に変換して出力し、上記電気信号に基づ
いて、隣接する2つのラベルに挟まれたギャップの搬送
方向の長さを検出し、検出されたギャップの搬送方向の
長さに基づいて、ギャップを搬送方向に二等分する位置
を決定し、決定された位置を基準として、ラベル上の所
定の位置に印刷を行うように制御するようにしたので、
ラベルの形状やセンサの位置(センサの光ビームの照射
位置)にかかわらず、ラベルの位置を正確に検出し、ラ
ベルの所望の位置に印刷を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置を応用したラベルプリンタの
一実施の形態の構成例を示す図である。
【図2】図1の制御部の詳細な構成例を示すブロック図
である。
【図3】ラベル上でのセンサの位置とセンサの出力波形
の関係を示す図である。
【図4】図1に示したラベルプリンタの動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図5】ラベルとラベルの間のギャップの中央とラベル
の端部との間の距離xを示す図である。
【図6】ラベルとセンサの位置A,B,Cを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ラベル 2 台紙 3 ラベル連続体 4 供給軸 5 印字ヘッド 6 プラテンローラ 7 ステッピングモータ 8 ベルト 9 位置検出センサ 10 制御部 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 モータ制御部 15 印字制御部 16 センサ制御部 17 外部インタフェース 18 入力部 19 モニタ 20 インタフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙上に剥離可能に貼付されたラベルに
    印刷を行う印刷装置であって、 前記ラベルおよび台紙に光ビームを照射する照射手段
    と、 前記光ビームの透過光または反射光を受光し、受光した
    前記透過光または反射光を前記透過光または反射光の強
    度に対応する電気信号に変換して出力する光電変換手段
    と、 前記ラベルを所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、 前記ラベルに印刷を行う印刷手段と、 前記光電変換手段からの出力信号に基づいて、隣接する
    2つの前記ラベルに挟まれたギャップの前記搬送方向の
    長さを検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された前記ギャップの搬送方
    向の長さに基づいて、前記ギャップを搬送方向に二等分
    する位置を決定する決定手段と、 前記決定手段によって決定された前記位置を基準とし
    て、前記ラベル上の所定の位置に印刷を行うように制御
    する制御手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段によって前記ギャップが検
    出されたときから、前記ラベルが検出されるまでの間
    に、前記ラベルが前記搬送手段によって搬送された距離
    を前記ギャップの長さとし、前記決定手段は、前記検出
    手段によって前記ラベルが検出された時点での前記ラベ
    ルの位置から、前記搬送方向に、前記ギャップの長さの
    半分の長さ分だけ移動した位置を、前記ギャップを搬送
    方向に二等分する位置とすることを特徴とする請求項1
    に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 台紙上に剥離可能に貼付されたラベルを
    所定の搬送方向に搬送し、前記ラベルに印刷を行う印刷
    方法であって、 前記ラベルおよび台紙に光ビームを照射する照射ステッ
    プと、 前記光ビームの透過光または反射光を受光し、受光した
    前記透過光または反射光を前記透過光または反射光の強
    度に対応する電気信号に変換して出力する光電変換ステ
    ップと、 前記光電変換ステップにおける出力信号に基づいて、隣
    接する2つの前記ラベルに挟まれたギャップの前記搬送
    方向の長さを検出する検出ステップと、 前記検出ステップにおいて検出された前記ギャップの搬
    送方向の長さに基づいて、前記ギャップを搬送方向に二
    等分する位置を決定する決定ステップと、 前記決定ステップにおいて決定された前記位置を基準と
    して、前記ラベル上の所定の位置に印刷を行うように制
    御する制御ステップとを備えることを特徴とする印刷方
    法。
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