JP2003033979A - 昜開封性包装袋の印字方法、処理方法及び昜開封性包装袋 - Google Patents
昜開封性包装袋の印字方法、処理方法及び昜開封性包装袋Info
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Abstract
応でき、しかも印字品質の信頼性が高く、かつ高コント
ラストの印字をすることのできる昜開封性包装袋の印字
方法及び処理方法を提供すると共に、電子写真用現像剤
粉体又はトナー粉体を収納した袋においても、絵柄の印
字品質及び信頼性を発揮し得る昜開封性包装袋を提供す
ること。 【解決手段】 外面層、中間層及び熱接着性樹脂層を有
する積層フィルムからなる易開封性包装袋の印字方法で
あって、該易開封性包装袋が空の状態で、その表面にサ
ーマル転写リボン又はインクジェット記録方法により印
字することを特徴とする易開封性包装袋の印字方法、上
記易開封性包装袋の印字方法により印字された易開封性
包装袋の印字部表面に、熱可塑性樹脂層を設けることを
特徴とする易開封性包装袋の処理方法及び上記易開封性
包装袋の印字方法により印字された易開封性包装袋に、
電子写真複写用現像剤粉体又はトナー粉体を収納したこ
とを特徴とする易開封性包装袋。
Description
印字方法、処理方法及び昜開封性包装袋に関し、さらに
詳しくは、電子写真用現像剤粉体又はトナー粉体の収納
用として好適な昜開封性包装袋の印字方法、処理方法及
びこれら粉体を収納した昜開封性包装袋に関するもので
ある。
裏側に印刷、印字し形成された昜開封性包装袋として、
例えば、平7‐285559号公報に記載されているよ
うな表面機材層と中間層と熱接着性樹脂とが接着剤層を
介して積層された積層体からなる袋の開閉位置や、印字
部において積層された表面側又は裏面側を構成する積層
フィルムの中間層又は積層フィルムの裏面にオフセット
印刷やグラビア印刷等で印字した昜開封包装袋が知られ
ている。
記載されるものは、切目線が表面に表れないので意匠性
を保ち、引き裂き開始が容易で直線引裂き性に優れると
しているが、現実に印字部において積層された表面側の
オフセット印刷やグラビア印刷は、インキの定着性に問
題があり、実用性に乏しいものであった。
グラビア印刷を施した場合は、梱包材等の磨耗により印
字部が磨耗してしまい、その原因は、上記した印刷法に
おけるインキ特性と印字方式に基づく付着濡れ特性から
定着工程を持たない印字方式にあるという点であった。
イルムの裏側に印刷するものであり、表面機材層に直接
表面に印字部がないため、袋等の製作時に位置合わせの
必要性や印刷カスレ等が発生するという問題があった。
近年、急加速化する物流システムの変化、例えば、オン
デマンド化に際しても、上記した従来方法では支障を来
し、多くの在庫を抱えるという問題が生じている。
現状に鑑み、物流管理におけるオンデマンド化に迅速に
対応でき、しかも印字品質の信頼性が高く、かつ高コン
トラストの印字をすることのできる昜開封性包装袋の印
字方法及び処理方法を提供すると共に、電子写真用現像
剤粉体又はトナー粉体を収納した袋においても、絵柄の
印字品質及び信頼性を発揮し得る昜開封性包装袋を提供
することをその課題とするものである。
を解決するために、印字の状態及び印字の方法に着目し
て鋭意検討を重ねた結果、本発明を完成するに到った。
層、中間層及び熱接着性樹脂層を有する積層フィルムか
らなる易開封性包装袋の印字方法であって、該易開封性
包装袋が空の状態で、その表面にサーマル転写リボンに
より印字することを特徴とする易開封性包装袋の印字方
法が提供される。
及び熱接着性樹脂層を有する積層フィルムからなる易開
封性包装袋の印字方法であって、該易開封性包装袋が空
の状態で、その表面にインクジェット記録方式により印
字することを特徴とする易開封性包装袋の印字方法が提
供される。
封性包装袋の印字方法により印字された易開封性包装袋
の印字部表面に、熱可塑性樹脂層を設けることを特徴と
する易開封性包装袋の処理方法が提供される。
設ける手段が、ローラによる塗布である昜開封性包装袋
の処理方法及び該易開封性包装袋が、熱処理されたもの
である易開封性包装袋の処理方法が含まれる。
開封性包装袋の印字方法により印字された易開封性包装
袋の印字部表面に、熱可塑性樹脂層を設けることを特徴
とする易開封性包装袋の処理方法が提供される。
設ける手段が、ローラによる塗布である易開封性包装袋
の処理方法及び該易開封性包装袋が、熱処理されたもの
である易開封性包装袋の処理方法が含まれる。
開封性包装袋の印字方法により印字された易開封性包装
袋に、電子写真複写用現像剤粉体を収納したことを特徴
とする易開封性包装袋が提供される。
開封性包装袋の印字方法により印字された易開封性包装
袋に、電子写真複写用現像剤粉体を収納したことを特徴
とする易開封性包装袋が提供される。
封性包装袋の処理方法により処理された易開封性包装袋
に、電子写真複写用現像剤粉体を収納したことを特徴と
する易開封性包装袋が提供される。
性包装袋の処理方法により処理された易開封性包装袋
に、電子写真複写用現像剤粉体を収納したことを特徴と
する易開封性包装袋が提供される。
開封性包装袋の印字方法により印字された易開封性包装
袋に、電子写真複写用トナー粉体を収納したことを特徴
とする易開封性包装袋が提供される。
開封性包装袋の印字方法により印字された易開封性包装
袋に、電子写真複写用トナー粉体を収納したことを特徴
とする易開封性包装袋が提供される。
記載の開封性包装袋の処理方法により処理された易開封
性包装袋に、電子写真複写用トナー粉体を収納したこと
を特徴とする易開封性包装袋が提供される。
に記載の開封性包装袋の処理方法により処理された易開
封性包装袋に、電子写真複写用トナー粉体を収納したこ
とを特徴とする易開封性包装袋が提供される。
フィルムの裏面に印刷することなく、サーマル転写リボ
ンシステムやインクジェットシステムから直接昜開封包
装袋の表面に絵柄作成され、印字部に熱可塑性樹脂液を
塗布すること及び熱処理で昜開封性包装袋に粉体、液
体、気体又はそれらの混合体を収納することが可能であ
り、積層フィルムから構成される昜開封性の袋形状から
絵柄印字ができ、目的に応じて、印字部にオーバーコー
ト層又は熱処理を施こすことによって、さらに絵柄の高
コントラスト、耐磨耗性の向上を可能とするものであ
る。また、印字部のカラー化対応が迅速にでき、従来技
術の課題であった物流システムのオンデマンド化に対応
でき、システム化課題を解決することができる。
ことがある)では、サーマルヘッドの印加電圧やパルス
巾等に影響され、リボンの樹脂の材質にも影響される。
すでにTTR印字はバーコードラベル印字で知られる
が、包装材の磨耗等で印字部が剥げる致命的な問題があ
り、使用目的から外側層の裏面に印字される構成が一般
的である。本発明においては、外面層と中間層と熱接着
性樹脂層を備えた積層フィルムからなる昜開封性包装袋
において、外面層を二軸延伸ポリエチレンテレフタレー
トとし、場合においては、ナイロン地であってもよい。
中間層は、アルミ箔又はアルミを蒸着したポリエステル
もしくはナイロン等であって、目的に応じ選択された材
料を用いればよい。ヒートシール等によりシールされた
部材であり、ラミネートされた熱可塑性樹脂からなる内
側層は、ポリエチレンフィルムや、エチレン酢酸ビニル
のような熱可塑性樹脂ならばいずれであってもよい。す
なわち上記した積層フィルムのラミネートは、使用目的
により有機溶剤に溶かした接着剤又は熱を使用したドラ
イラミネート用ウレタン樹脂を使用した昜開封性包装袋
であればよい。
包装袋の印字に使用される外面層の材質としては、2軸
延伸ポリエチレンテレフタレート、2軸延伸ポリエチレ
ン、2軸延伸ナイロン、2軸延伸ポリプロピレン等が挙
げられる。これらをアルミ箔又は天然麻や紙等のアバカ
繊維質で抄造した加工紙等でラミネートしたものでもよ
い。本発明の昜開封性包装袋の印字は、サーマル転写リ
ボンやインクジェットで行なうため、外面層の表面資材
層はほとんどが熱可塑性樹脂成分であり、これらの表面
物理特性は、例えば、表面樹脂のSP値(溶解パラメー
タ)や平滑性等に左右され、コロナ処理や酸による化学
処理も行われたものでもよいが、特にSP値では11.
5位から7.5位の範囲内のものが適当であって、前も
ってこのSP値から選択してもよい。また、本発明の熱
処理は、印字インキと支持体の付着濡れを補う効果を示
すことが分った。より効果的には、印字時に印刷個所に
局部的な受熱が好ましいが、現実的に無理があるため、
印字後に全面に受熱工程を設けたものである。
脂層を積層してなり、これらはドライラミネートや熱溶
融押出ラミネートにより行なうことができるが、ウレタ
ン系接着剤を使用したドライラミネートは、有機溶剤の
使用がないことから汎用性が高いものである。これら積
層構成としては、例えば、2軸延伸ポリエチレンテレフ
タレート/アルミ箔/ウレタン接着剤/2軸延伸ナイロ
ン/ウレタン接着剤/未延伸ポリプロピレンの積層構成
が好ましい。熱融着に用いる樹脂としては、上記の未延
伸ポリプロピレンの代わりに、2軸延伸ポリプロピレン
や線状低密度ポリエチレン又はエチレン酢酸ビニル等が
用いられる。
ドライラミネートにより積層する場合は、外面層を構成
するポリエルテルフィルムの裏面に絵柄を印刷し、その
面にウレタン接着剤を塗布、乾燥し、残存の有機溶剤を
完全に除去した後、接着剤塗布面に中間層を構成するフ
ィルムを供給し、過熱ローラと加圧ローラにより圧着
し、積層する直前に絵柄に対応した位置合わせを行な
い、原反の流れ方向で入れ袋の寸法で剃刀刃等を使用
し、直線の切目を入れるという工程を採る。
性包装袋の表面に、TTR用プリンターにより絵柄等の
印字を行なうもので、その印字条件は、プリンターの条
件によって決定される。また、インクジェットプリンタ
ーについても同様である。得られた印字済み昜開封性包
装袋にグループドローラ方式の薄膜塗布方式やスプレイ
方式により、印字個所のみにオーバーコートが可能であ
る。
高く印字画像を侵さないものであればよく、外側層のフ
ィルムの厚さに対し、1%以上、50%以下の高分子樹
脂を使用する。より具体的には、高分子樹脂材料とし
て、例えば、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル樹脂、ポリ
アクリルアミドコポリマ樹脂、ポリスチレンアクリロニ
トリルンコポリマー樹脂、ポリアクリレートスチレンア
クリロニトリルンコポリマー樹脂、ポリメチルアクリレ
ートブタジエンスチレンコポリマー樹脂、、ポリビニル
ブチラール、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、塩化
ビニル−塩化ビニリデンコポリマー、塩化ビニル−アク
リロニトリルコポリマー、変性ポリオレフィン樹脂、ポ
リオレフィンビニールアルコール共重合体、ポリエステ
ル樹脂等のようなビニル系樹脂、ポリブチレン、ナイロ
ン等のポリアミド、ポリフェニレンオキサイド、(メ
タ)アクリル酸エステル、ポリカーボネート、これらの
共重合体、混合物、変性体等を挙げることができる。こ
れらの熱可塑性樹脂は、TTRの印字インキとの相溶性
が良好で、SP値が近似しているのである。
各種フィラー、帯電防止剤、スティック防止剤、界面活
性剤、防腐剤、消泡剤、改質剤等を併用することができ
る。これらの樹脂のエマルジョン乳化液等を印字部に塗
布、乾燥することによりオーバーコートの機能を果たす
ものである。また、本発明から上記した熱可塑性樹脂液
の塗布に際して、局部的な処理が必要な場合は、型紙で
養生を製作し、スプレイ方式で塗布すれば目的を果たす
ことができる。その後、熱処理は下記した条件で実施す
れば、本発明の昜開封性包装袋の印字処理が完結する。
0℃以上90℃未満が適当であり、より好ましくは50
℃から80℃の範囲が最適である。また、処理時間は3
0秒から3分間が好ましく、熱可塑性樹脂液の溶媒の蒸
発が完結すればよい。すなわち、エマルジョンや有機溶
媒で決定されるため、予め条件を選択し実施した方が好
ましい。
気障害が発生する場合等は、上記した帯電防止剤や各種
フィラーの混入が好ましい。
の印字方法及び処理方法を提供するものであるが、さら
に、このようにして印字され、処理されてなる昜開封性
包装袋に、電子写真用現像剤又はトナーの粉体を収納し
た昜開封性包装袋をも提供するものである。
く説明するが、これら実施例によって本発明はなんら限
定されるものではない。
レタン系接着剤を塗布して乾燥し、接着剤塗布面に15
μm厚さの二軸延伸ナイロンフィルムを積層する直前に
て、二軸延伸ポリエルテルフィルム面にドライラミネー
トにより積層し、さらに二軸延伸ナイロンフィルム面に
60μm厚さの未延伸ポリプロピレンフィルムをドライ
ラミートにより積層して、積層フィルムを作製した。次
に、12μ厚さの二軸延伸ポリエステルフィルムと15
μmと60μmの未延伸ポリプロピレンフィルムをドラ
イラミネート積層したフィルムシートを作製した。この
シート二組を熱接着し、自立性袋を作製した。以上の工
程により、昜開封性包装袋を20枚作製した。次に、昜
開封性包装袋の二軸延伸ポリエステル表面に、日本ポス
タルフランカ社製BLP−351X熱転写型プリンター
を用いて、(株)リコー社製TTR、B100CX、印
加電圧19Vにより、絵柄を印刷した。
タン系接着剤を塗布して乾燥した。このときの付着量は
乾燥重量法で2g/m2であった。この接着剤塗布面に
一般上質紙(坪量52g/m2)をドライラミネートし
て積層シートを得た。次に、12μ厚さの二軸延伸ポリ
エステルフィルムと15μmと60μmの未延伸ポリプ
ロピレンフィルムをドライラミネート積層したフィルム
シートを作製した。この積層シート二組を熱接着し、自
立性袋を作製した。以上の工程により昜開封性包装袋を
20枚作製した。この袋表面に市販インクジェットプリ
ンターBJT−620により絵柄を作成し、昜開封性包
装袋を作製した。
溶媒で溶解させたポリビニルブチラール樹脂(電気化学
社製4000−1)20%溶液をワイヤーバーで調整し
て、乾燥重量(1g/m2)のオーバーコート層を設
け、昜開封性包装袋を作製した。
ポリビニルブチラール樹脂を同じ付着量でオーバーコー
ト層を設け、昜開封性包装袋を作製した。
レタン系接着剤を塗布して乾燥し、接着剤塗布面に7μ
m厚さのアルミ箔を積層した。次に、二軸延伸ポリエル
テルフィルム面にドライラミネートにより積層し、さら
に二軸延伸ナイロンフィルム面に60μm厚さの未延伸
ポリプロピレンフィルムをドライラミートにより積層し
て、積層フィルムを作製した。袋となる片側に、12μ
厚さの二軸延伸ポリエステルフィルムと15μmと60
μmの未延伸ポリプロピレンフィルムをドライラミネー
トで積層したフィルムシートを作製した。このシート二
組を熱接着し、自立性袋を作製した。以上の工程により
昜開封性包装袋を20枚作製し、昜開封性包装袋の二軸
延伸ポリエステルフィルムの表面に、日本ポスタルフラ
ンカ社製BLP−351X熱転写型プリンターを用い
て、(株)リコー社製TTR、B100CBにより、印
加電圧19Vで絵柄を印刷し、昜開封性包装袋を作製し
た。
溶媒で溶解させたポリビニルブチラール樹脂(電気化学
社製4000−1)20%溶液をワイヤーバーで調整し
て、乾燥重量(1g/m2)のオーバーコート層を設
け、昜開封性包装袋を作製した。
学社製ポリエチレンワックスをスプレイ塗布により乾燥
重量1g/m2のオーバーコート層を設け、昜開封性包
装袋を作製した。
学社製スミレッツ1130塩ビ−酢ビ乳化樹脂液をスプ
レイ塗工により、乾燥重量1g/m2のオーバーコート
層を設け、昜開封性包装袋を作製した。
を各10枚採取し、60℃の温風式恒温糟で3分間熱処
理して、昜開封性包装袋を作製した。
処理品(東洋紡社製)の裏面にウレタン系接着剤を塗布
して乾燥し、接着剤塗布面に15μm厚さの二軸延伸ナ
イロンフィルムを積層する直前にて、二軸延伸ポリエル
テルフィルム面にドライラミネートにより積層し、さら
に二軸延伸ナイロンフィルム面に60μm厚さの未延伸
ポリプロピレンフィルムをドライラミートにより積層し
て、積層フィルムを作製した。実施例1同様の片側面の
積層シートを用い、熱接着後、自立性形状の袋を作製し
た。印字面がコロナ処理された昜開封性包装袋を、実施
例1の熱転写型プルンターで絵柄を印字した。
製)の裏面に、実施例で用いた絵柄をグラビア印刷機で
印刷を行ない、ウレタン系接着剤を塗布して乾燥した。
接着剤塗布面に15μm厚さの二軸延伸ナイロンフィル
ムを積層する直前にて、二軸延伸ポリエルテルフィルム
面にドライラミネートにより積層し、さらに二軸延伸ナ
イロンフィルム面に60μm厚さの未延伸ポリプロピレ
ンフィルムをドライラミートにより積層して積層フィル
ムを作製した。その後、実施例1と同様にして、二面を
熱接着し、昜開封性包装袋を作製した。
に、市販水性スタンプ(黒色)で印字した昜開封性包装
袋を作製した。
市販水性スタンプ(赤色)で印字した昜開封性包装袋を
作製した。
℃の温風式恒温糟で3分間熱処理し、昜開封性包装袋を
作製した。
の温風式恒温糟で3分間熱処理し、昜開封性包装袋を作
製した。
の温風式恒温糟で3分間熱処理し、昜開封性包装袋を作
製した。
較例1〜6の昜開封性包装袋について、下記評価法によ
り、印字絵柄のコントラスト性(印刷濃度)、耐スクラ
ッチ性について評価した。結果を表1に示す。
の印字部の濃度をマクベス濃度計にて測定した。
ボテスタに荷重をかけ、鉄ペンの往復運動で印字部の磨
耗性の度合いを磨耗回数で表示した。
絵柄をパソコンから作図し、高コントラストの印字昜開
封性包装袋であった。実施例3、4は、印字絵柄に熱可
塑性樹脂液を積層含浸塗布したものであり、耐スクラッ
チ性に優れたものであった。実施例5は、外側積層にア
ルミ箔をラミネートした袋であり、ヘッドからの熱の逃
げもなく、高コントラストの印字品質であった。実施例
6〜8は、実施例5の印字部にオーバーコート層を設け
たものであり、耐スクラッチ及び印刷品質ともに優れた
ものであった。実施例9では、実施例1〜4の昜開封性
包装袋に熱処理を施したものであり、耐スクラッチ性に
優れた効果を示した。実施例10は、印字部表面のPE
Tフィルムにコロナ処理を施したものであり、が印字品
質、耐スクラッチ性に共に優れたものであった。
ラビア印刷で絵柄を施したものであり、やや画像コント
ラストに劣ったものであった。比較例2、3は、外側積
層フィルムの表面に水性スタンプで印字したものであ
り、画質、耐スクラッチ性が共に劣ったものであった。
比較例4〜6は、上記のサンプルを熱処理したものであ
り、インキ成分に熱可塑性樹脂を含有しないため、効果
が観察されなかった。
デマンド化に迅速に対応でき、しかも印字品質の信頼性
が高く、かつ高コントラストの印字をすることのできる
昜開封性包装袋の印字方法及び処理方法が提供されると
共に、電子写真用現像剤粉体又はトナー粉体を収納した
袋においても、絵柄の印字品質及び信頼性を発揮し得る
昜開封性包装袋が提供され、電子写真用資材を収納する
昜開封性包装袋の設計、製作分野に寄与するところは大
きいものである。
Claims (16)
- 【請求項1】 外面層、中間層及び熱接着性樹脂層を有
する積層フィルムからなる易開封性包装袋の印字方法で
あって、該易開封性包装袋が空の状態で、その表面にサ
ーマル転写リボンにより印字することを特徴とする易開
封性包装袋の印字方法。 - 【請求項2】 外面層、中間層及び熱接着性樹脂層を有
する積層フィルムからなる易開封性包装袋の印字方法で
あって、該易開封性包装袋が空の状態で、その表面にイ
ンクジェット記録方式により印字することを特徴とする
易開封性包装袋の印字方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の易開封性包装袋の印字
方法により印字された易開封性包装袋の印字部表面に、
熱可塑性樹脂層を設けることを特徴とする易開封性包装
袋の処理方法。 - 【請求項4】 該熱可塑性樹脂層を設ける手段が、ロー
ラによる塗布である請求項3に記載の易開封性包装袋の
処理方法。 - 【請求項5】 該易開封性包装袋が、熱処理されたもの
である請求項3又は4に記載の易開封性包装袋の処理方
法。 - 【請求項6】 請求項2に記載の易開封性包装袋の印字
方法により印字された易開封性包装袋の印字部表面に、
熱可塑性樹脂層を設けることを特徴とする易開封性包装
袋の処理方法。 - 【請求項7】 該熱可塑性樹脂層を設ける手段が、ロー
ラによる塗布である請求項5に記載の易開封性包装袋の
処理方法。 - 【請求項8】 該易開封性包装袋が、熱処理されたもの
である請求項6又は7に記載の易開封性包装袋の処理方
法。 - 【請求項9】 請求項1に記載の易開封性包装袋の印字
方法により印字された易開封性包装袋に、電子写真複写
用現像剤粉体を収納したことを特徴とする易開封性包装
袋。 - 【請求項10】 請求項2に記載の易開封性包装袋の印
字方法により印字された易開封性包装袋に、電子写真複
写用現像剤粉体を収納したことを特徴とする易開封性包
装袋。 - 【請求項11】 請求項3〜5のいずれかに記載の開封
性包装袋の処理方法により処理された易開封性包装袋
に、電子写真複写用現像剤粉体を収納したことを特徴と
する易開封性包装袋。 - 【請求項12】 請求項6〜8のいずれかに記載の開封
性包装袋の処理方法により処理された易開封性包装袋
に、電子写真複写用現像剤粉体を収納したことを特徴と
する易開封性包装袋。 - 【請求項13】 請求項1に記載の易開封性包装袋の印
字方法により印字された易開封性包装袋に、電子写真複
写用トナー粉体を収納したことを特徴とする易開封性包
装袋。 - 【請求項14】 請求項2に記載の易開封性包装袋の印
字方法により印字された易開封性包装袋に、電子写真複
写用トナー粉体を収納したことを特徴とする易開封性包
装袋。 - 【請求項15】 請求項3〜5のいずれかに記載の開封
性包装袋の処理方法により処理された易開封性包装袋
に、電子写真複写用トナー粉体を収納したことを特徴と
する易開封性包装袋。 - 【請求項16】 請求項6〜8のいずれかに記載の開封
性包装袋の処理方法により処理された易開封性包装袋
に、電子写真複写用トナー粉体を収納したことを特徴と
する易開封性包装袋。
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