JP2006178187A - トナー収容体、トナー補給装置及び画像形成装置 - Google Patents

トナー収容体、トナー補給装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【解決手段】 柔軟な袋部材(95)が、溶着容易な材料から成る溶着層(92)と、気密性に優れた材料から成る気密層(93)と、剛性に優れた材料から成る剛性層(94)とを有する。前記袋部材(95)が、積層シート材を折り畳んで、対向する前記溶着層を溶着することにより成形される。前記溶着層に溶着され、前記袋部材の内外を連通する貫通口(89)を有した口金部材(96)を更に備えている。袋部材は、内側から溶着層、気密層、剛性層の順番で配置されている。
【効果】 溶着層、気密層、剛性層の3層で袋部材を形成することによって、溶着性、気密性、剛性の3つの特性に優れたトナー容器とすることができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、像担持体に形成された潜像をトナーにより現像する複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置とこれに装着されるトナー補給装置、並びに当該トナー補給装置に付設されるトナー収容体に関するものである。
特開2001−324863号公報 特開2004−323062号公報
従来、トナーボトルやトナーカートリッジなどと称されるトナー収容体(トナー収納容器)を画像形成装置本体にセットし、このトナー収容体から現像部へトナーを補給する構成が良く知られ、使用されている。この種のトナー収容体は、形状安定なハードボトルで作られているために、収容体交換に伴う使用済み収容体のリサイクルに大きな課題を生じていた。即ち、使用済みのトナー収容体は、ユーザーからメーカーが引き取り、再生・再利用や焼却処理を行っているが、ハードボトルのためトナー収容体は容量が嵩み、ユーザーからメーカーへの回収・運搬の物流コストが嵩んでいた。
更に、回収したトナー収容体にトナーを再充填し、容器として再利用を図る場合、回収容器の洗浄作業も容易でなく、且つトナー充填効率にも難があり、トナー収容体の再利用化に要するコストも高額になっていた。
一方、従来においても、トナー収容体の容積が減容可能となるものが提案されている。しかしながら、減容可能な容器からのトナー排出が非常に不安定で、且つ排出されたトナーの移送にも制約が多く、トナー補給性能の安定・維持に問題があり、トナー収容体の交換時にトナー汚染を生じたり、トナー補給装置の設置位置に制約があったりして、実用化に支障があった。
そこで本出願人は、トナー移送手段として、通称「モーノポンプ」と称される吸引型1軸偏心スクリューポンプを用いることを提案した。このポンプは、金属などの剛性を有する材料でもって偏心したうねりスクリュー形状に形成された雄ねじ型ロータ、ゴムのような弾性材料でもって内側が2条のスクリュー形状に形成され固定設置される雌ねじ型ステータ、これらを包み且つ粉体の移送路を形成する樹脂材料などで作られたホルダーより構成されている。雌ねじ型ステータ内に挿入された雄ねじ型ロータを、駆動装置に連結したコネクティングロッドを介し偏心センタを中心に回転させ、ステータの横断面長円形孔(回転偏心空間)内をその長手方向軸方向に移動回転することでポンピング作用を生ぜしめ(強い自吸力・吸引圧)、被移送物たるトナーをステータ内に吸い込み、ステータを通して吐出させ、その前後で圧縮空気を空気供給装置により供給することでトナーを拡散状態で流動させ、トナー搬送を実現するものである。
特許文献1や特許文献2に開示されたトナー収納容器は、このモーノポンプを用いる画像形成装置での使用を前提に、モーノポンプの吸引圧で変形可能な密閉状の容器本体袋を有している。そして、この容器本体袋の先端には、トナーの排出部が設けられた口金部材が取り付けられている。
本発明は、トナー袋を備えたトナー容器を、製造が容易で実用性にも優れるように改良することを目的とする。
上記課題は、本発明によれば、柔軟な袋部材が、溶着容易な材料から成る溶着層と、気密性に優れた材料から成る気密層と、剛性に優れた材料から成る剛性層とを有することで、解決される。前記袋部材が、積層シート材を折り畳んで、対向する前記溶着層を溶着することにより成形されるのが好都合である。前記溶着層に溶着され、前記袋部材の内外を連通する貫通口を有した口金部材を更に備えていれば、一層好適である。袋部材は、内側から溶着層、気密層、剛性層の順番で配置されているのがよい。
前記溶着層はポリエチレンを含み、前記気密層はナイロンを含み、前記剛性層はPETを含んであり、前記溶着層の厚みが30〜120μmであり、前記気密層の厚みが5〜50μmであり、前記剛性層の厚みが5〜500μmであれば、好ましい。
前記袋部材の外周面の少なくとも一部に、前記袋部材よりも剛性に優れた補強部材を備えていれば、一層好都合である。前記袋部材は、前記溶着層が溶着された溶着代を周囲に備えた面部分を有し、前記補強部材は、前記溶着代に重なるように前記面部分に取り付けられているのがよい。前記補強部材には、複数の穴が形成されているのが好適である。例えば、穴の形成は、前記補強部材を打ち抜き加工することで実行される。その際、加工により生じた穴の周囲バリを切削により除去してもよいが、前記補強部材を、前記打ち抜き加工方向の上流側や下流側が袋部材に面するように取り付けることで、夫々のメリットを引き出すことも可能である。
本発明によれば、溶着層、気密層、剛性層の3層で袋部材を形成することによって、溶着性、気密性、剛性の3つの特性に優れたトナー容器とすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に、本発明に係るトナー収容体が装着されるタンデム型間接転写方式のカラー複写機を示す。当然ながら、本発明は直接転写方式のタンデム型カラー画像形成装置にもリボルバ型電子写真装置にも適用可能であるし、モノクロタイプの画像形成装置にも適用可能なものである。図中、符号100は複写機本体(画像形成装置本体とも称する)、200は複写機本体100を載せた給紙テーブル、300は複写機本体100上に取り付けられたスキャナ、400は更にその上に取り付けられた原稿自動搬送装置(ADF)である。
複写機本体100には、中央に、無端ベルト状の中間転写体10が設けられている。中間転写体10は、例えばフッ素樹脂や帆布などの伸び難い材料で成るベース層の上に、例えばフッ素ゴムやアクリロニトリル−ブタジェン共重合ゴムなどで成る弾性層を設け、その弾性層の表面に例えばフッ素系樹脂をコーティングして得た平滑性の良いコート層を備えて構成されている。そして、中間転写体10は、図示例では3つの支持ローラ14、15、16に掛け回されて、矢印のように図中時計回りに回転搬送可能となっている。
この図示例では、3つのローラのうち、第2の支持ローラ15の左側に、画像転写後に中間転写体10上に残留する残留トナーを除去するための中間転写体クリーニング装置17が設けられている。また、第1支持ローラ14と第2支持ローラ15の間に張り渡された中間転写体10上には、その搬送方向に沿って、ブラック・マゼンタ・シアン・イエローの4つの画像形成手段18が横に並べられ配置し、タンデム画像形成装置20を構成している。タンデム画像形成装置20の上には、更に露光装置21が設けられている。一方、中間転写体10を挟んでタンデム画像形成装置20と反対の側には、2次転写装置22が備えられている。2次転写装置22は、図示例では、2つのローラ23間に、無端ベルトである2次転写ベルト24を掛け渡して構成され、中間転写体10を介して第3の支持ローラ16に押し当てて配置され、中間転写体10上の画像をシートに転写するようになっている。
図面で見て2次転写装置22の左横には、シート上の転写画像を定着するための定着装置25が設けられている。定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27を押し当てて構成されている。上述した2次転写装置22は、画像転写後のシートをこの定着装置25へと搬送するシート搬送機能も備えている。もちろん、2次転写装置22として、非接触のチャージャを配置してもよく、そのような場合は、このシート搬送機能は別部材で果たされることとなる。
なお、図示例では、このような2次転写装置22及び定着装置25の下に、上述したタンデム画像形成装置20と平行に、シートの両面に画像を記録すべくシートを反転するシート反転装置28が備えられている。
さて、いまこのカラー複写機を用いてコピーをとるときは、原稿自動搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットする。又は、原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じることによって原稿を押さえる。そして、不図示のスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動した後、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ300を駆動し、第1走行体33及び第2走行体34を走行する。そして、第1走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光を更に反射して第2走行体34に向け、第2走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読み取りセンサ36に入れ、原稿内容を読み取る。
また、不図示のスタートスイッチを押すと、不図示の駆動モータで支持ローラ14、15、16の1つを回転駆動して他の2つの支持ローラを従動回転し、中間転写体10を回転搬送する。同時に、個々の画像形成手段18でその感光体40を回転して、各感光体40上にそれぞれ、ブラック・マゼンタ・シアン・イエローの単色画像を形成する。そして、中間転写体10の搬送とともに、それらの単色画像を順次転写して中間転写体10上に合成カラー画像を形成する。
一方、不図示のスタートスイッチを押すと、給紙テーブル200の給紙ローラ42の1つを選択回転し、ペーパーバンク43に多段に備えられた給紙カセット44の1つからシートを繰り出し、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙路46に入れ、搬送ローラ47で搬送して複写機本体100内の給紙路48に導き、レジストローラ49に突き当てて止める。手差し給紙の場合、給紙ローラ50を回転して手差しトレイ51上のシートを繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に入れ、同じくレジストローラ49に突き当てて止める。
そして、中間転写体10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写体10と2次転写装置22との間にシートを送り込み、2次転写装置22で転写してシート上にカラー画像を記録する。画像転写後のシートは、2次転写装置22で搬送して定着装置25へと送り込まれ、定着装置25で熱と圧力とを加えて転写画像を定着した後、切換爪55で切り換えられ、排出ローラ56で排出し、排紙トレイ57上にスタックするか、シート反転装置28に入れ、そこで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録した後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出する。
一方、画像転写後の中間転写体10は、中間転写体クリーニング装置17で、画像転写後に中間転写体10上に残留する残留トナーを除去し、タンデム画像形成装置20による再度の画像形成に備えられる。
上述したタンデム画像形成装置20において、個々の画像形成手段18は、ドラム状の感光体40の周りに、帯電ローラ(装置)、現像装置、1次転写装置62、感光体クリーニング装置、除電装置などを備えている。感光体40は、図示例では、アルミニウムなどの素管に、感光性を有する有機感光材を塗布して、感光層を形成したドラム体であるが、無端ベルト状のものであってもよい。画像形成手段18の機構・動作としては従来と基本的に同じであるので、詳細な説明は割愛する。
次に、上記タンデム画像形成装置20若しくはカラー複写機に設けられるトナー補給装置について説明する。画像形成手段の現像装置にトナーを補給するトナー補給機構を示す図2において、各現像装置60には、それぞれブラック・マゼンタ・シアン・イエローの各トナーを収納した容器80が付設されている。当該容器80は、複写機本体100の前面に設けられたセット部(図示せず)にセットされ配置されている。各色トナー容器80から各現像装置60へトナー補給する機構は同一であるので、図2で一番手前に位置するブラック用の機器に符号を付し代表的に説明する。
トナー容器80をセットするセット部には、容器80に挿入されるノズル90が不図示の機枠に設けられており、トナー吸引手段としての粉体ポンプ70とノズル90とが、トナー移送チューブ91で接続されている。トナー容器80をセット部へセットすることにより、ノズル先端がトナー容器80の下部に装着されているキャップ部材81の弁室内に挿入され、トナー容器80内と粉体ポンプ70が連通する。粉体ポンプ70は、駆動モータ71により回転駆動される駆動シャフト72に装着された駆動シャフトギヤ73から連絡ギヤ74を介して駆動される。粉体ポンプ70としては周知構成のモーノポンプを採用することが想定されている。粉体ポンプ70により移送されたトナーは、一旦補給ユニットたるサブホッパー75に収納され、サブホッパー75下部に設けられたトナー補給口76より現像装置60へトナー供給される。なお図2において、トナー容器80から現像装置60へのトナーの流れを矢印により示す。
図3はトナー容器80の構成を示し、図4はトナー容器80のキャップ部材81の拡大断面を示すものである。
トナー容器80は、トナーを内部に収納するトナー収容体82とキャップ部材81から構成されている。当然ながら、トナー収容体82のみで単純な在来型トナー容器として機能を果たすことができるものであるが、本例においては現像装置へのトナー供給のためにキャップ部材が有効な作用を果たしており、「トナー容器80」としてキャップ部材81を構成要素として備えるものである。このキャップ部材81には、図4から認識できるように、横向き円柱状の空間で構成された弁室84があり、中心軸方向の両端部にトナー排出口85を形成している。また弁室84の上周面に形成されたトナー受入口86には、トナー収容体82と連通する連通口88がつながっていて、トナー収容体内に収納されたトナーが連通口88を通ってトナー容器外に排出され得るようになっている。
弁室内へ挿脱可能な弁体83は円柱形状に形成され、通常は弁室内に設置されている。弁体83を軸方向(図4における左右方向)に動かすことで、連通口88、受入口86、弁室84、トナー排出口85と続くトナー供給路を開閉する。なお、キャップ部材81の側面には情報記録部材87が配されている(図3)。当該情報記録部材87には、その容器内に収納されているトナーに適合する画像形成装置の機種、トナーの色、製造日、トナー残量などの情報が記録されている。
一方、トナー収容体82は袋状に形成して構成されているが、不図示の他の形態として成形樹脂で構成することも可能である。図5にトナー収容体82の一構成例を示す。トナー収容体82は、軟包材と称される厚さ50〜300μm程度のシート材で形成された袋部材95と口金部材96とで構成されている。袋部材95の開口部97は溶着などによって口金部材96に取り付けられている。袋部材95を可撓性に形成すると、収納したトナーを使用した後は袋部材95(トナー収容体82)を小さく丸めるなどでき、使用済みトナー容器の回収効率を向上させることができる。
袋部材をトナー補給装置と直接固定するのは難しいため、硬質樹脂等で剛体に構成された口金部材96に袋部材95を取り付けておき、口金部材96をトナー補給装置に(本例ではキャップ部材81を介して)嵌合するように形成すると確実にトナー容器をトナー補給装置に装着できる。袋部材95の内側層(溶着層)と口金部材96の材質をポリエチレンとすると、溶着によって隙間なく両者を取り付けることができる。口金部材の一部を袋部材の中に差し込んで加熱した溶着コテで荷重を加えると、口金部材96と袋部材95を溶着できる。
袋部材95を構成するシート材には、材質の異なる複数のシートを積層して接着等で1枚のシート材としたものを用いる。シート材は、それぞれの材質の特性を考慮して積層構成させる。袋状に形成したときに内側になる層には比較的低温で溶解する材質のものを溶着層として用いると、熱を加えたときに全体がむらなく溶けて、隙間なくシート材を貼り合わせることができる。
トナーを保管中に外気に触れるとトナーが劣化することがある。特に湿気が高い環境ではトナーが凝集してトナー補給不良の原因となることがある。これを防止するため、袋部材95を構成するシート材にはトナー容器の気密性を高める材質のものを気密層として加えて使用するのがよい。
そしてトナー容器はユーザーが直接触れるため、持ちやすさを考慮する必要がある。袋部材を構成するシート材に、比較的剛性の高い材質のものを剛性層として用いると、この材質の厚みを変えることでトナー容器の剛性を調整でき、トナー容器に望ましい剛性を持たせることができる。
上記溶着層、気密層、剛性層の3層でトナー収容体の袋部材を構成することで、溶着性・気密性・剛性の3つの特性を備えることができる。本例では内側から溶着層、気密層、剛性層の順で配置されている。気密層を2つの層で挟むことにより、気密層の破損が防止され、気密性が維持される。また相対的に破損しにくい剛性層を外側に配置することにより、溶着部分が保護され、トナー漏れを防止できる。なお、この3つの層以外の層を更に備えても良い。
図6に袋部材95を構成するシート材の断面を示す。袋部材は、溶着層92にはポリエチレンを含む材質のもの、気密層93にはナイロンを含む材質のもの、剛性層94にはPETを含む材質のもので構成している。他の形態として、気密層にアルミを含む材質のもの、剛性層に紙を含む材質のものを想定できる。各層の厚みとしては、溶着層92は30〜120μm、気密層93は5〜50μm、剛性層94は5〜500μmがよい。溶着層が30μmより薄いと、溶着層の溶け出し量不足による溶着不良の虞がある。溶着層は容器(袋部材)の最も内側にあるために、溶着層が120μmより厚いと溶着時の熱が溶着層に均一に伝わらずに溶け残りが出来て、溶着不良になる虞がある。気密層が5μmより薄いと、気密不良になる虞がある。気密層が50μmより厚いと溶着時の熱が溶着層に伝わりにくくなり、溶着層の溶け残りが出来て、溶着不良になる虞がある。剛性層は選択した材質によって厚みが異なることになる。剛性層が紙の場合はPETの場合よりも厚くしたほうがよい。剛性層の厚みは、PETの場合は5〜50μm程度、紙の場合は100〜500μm程度がよい。剛性層が薄いと剛性が不足する虞がある。剛性層が厚いと溶着時の熱が溶着層に伝わりにくくなり、溶着層の溶け残りが出来て、溶着不良になる虞がある。
袋部材の厚みや材質を変える際には、溶着コテの温度や圧力を変えることで、ある程度対応できる。しかし、各層の厚みが厚くなりすぎると、溶着時の熱が溶着層に伝わりにくくなって溶着不良になる虞があるため、各層の厚みは必要最低限にとどめるほうがよい。本例においては、溶着層92は60〜80μm、気密層93は20〜30μm、剛性層94は10〜20μmのものを使用している。
図7に袋部材95の形成工程を示す(1〜6の順の工程)。
1:シート材を折り畳んで端部を溶着する;
2:胴部の一部を内側に折り込んで4面を形成する;
3:別のシートを折り込んで底部材を作る;
4:上記2で作成した側面部材の底部材を差し込む;
5:側面の端部を溶着する;
6:底部を溶着する。
溶着層同士が向かい合うようにシート材を折り畳んで溶着する、という工程を繰り返して袋を形成する。袋部材の容器稜線部分には溶着代があり、溶着代では2枚のシートが溶着されて、シートの厚みが他の部分のほぼ倍の厚みになる。このため、容器の稜線が「柱」のような役割を果たし、容器全体の剛性が高くなるという効果がある。これによって、輸送時の振動や落下時の衝撃で容器が座屈したり、トナー補給中にトナー供給口(トナー収容体にとっての排出口)の付近で面部分が変形してトナー容器が閉塞したり、という事態を防止することができる。
図8に袋部材の別の構成を示す。これは補強部材を備えたものである。袋部材で形成されたトナー容器は、硬質樹脂等で形成されたトナー容器に比べると強度的に劣らざるをえない。特に、トナー交換時にユーザーが強くにぎると袋部がつぶれてしまい、トナー容器内のトナーの一部が残ってトナーを使い尽くせないことがある。補強部材98を容器(袋部材95)外周面に備えることで、トナー交換時のトナー容器のつぶれや輸送中の座屈を防止することができる。また、トナー補給中にトナー供給口89の付近で面部分が変形してトナー容器が閉塞する事態も防止できる。
補強部材98は、剛性層と同じ材料を用いる場合は剛性層より厚く、剛性層以下の厚みにする場合は剛性層より剛性の高い材料により形成するとよい。本例では、厚み0.2mm程度のPETや厚み0.2〜0.3mm程度のPS等で構成された補強部材を使用している。
袋部材95に周囲に溶着代があると、前述のようにトナー容器全体の剛性が増す効果がある。更に溶着代に重なるように補強部材98を設けることで「柱」と「柱」の間に「梁」を渡したような役割を果たすことになり、トナー容器全体の剛性がいっそう増す効果がある。これによって、トナー補給中にトナー供給口89の付近で面部分が変形してトナー容器が閉塞する事態を防止できる。本例では、補強部材98の大きさは、溶着代の半分程度まで重ねる程度になるようにし、トナー容器の外周からはみ出さずにに貼り付けている。
補強部材98には複数の穴99が形成されていて、ユーザーがトナー交換をする際のすべり止めの役割を果たしている。しかし、補強部材98の材質にPET等のシート材を使用すると、穴99は打ち抜き工程で形成することになるため、穴の周囲にバリができる。穴周囲にバリがあっても、バリが容器内側に向くように取り付ければ、ユーザー操作時に指を傷つける虞がなくなる。バリが容器外側に向くように取り付ければ補強部材98と袋部材95が密着するため、接着・両面テープ等で貼り付ける補強部材98がはがれにくくなる。また、穴周囲にバリがあっても、バリは外側に面しているので、袋部材95がバリにより破損する虞が防止される。当然ながら、打ち抜き工程で穴を形成した後にバリを除去してもよい。一方、補強部材98の材質をPS等にすると、成型で部材を作ることができる。このため、外形と穴を同時に成型すれば、穴の周囲にバリができない。更に、成型工程によって穴の周囲の角が取れるため、穴に指を入れても痛くない。
そして、トナー容器80をセット部に装着した状態を拡大断面で示す図9と図4とを比べて理解できるように、トナー供給口89(図5)につながるトナー連通口88からトナー排出口85へのトナー供給路はL字状に曲げられている。輸送中に気温が上昇したり外気圧が低下してトナー容器80の内圧が上昇すると、容器80の内圧が上昇して、容器内のトナーがトナー排出口から漏れる虞がある。また、輸送中やトナー交換時などに袋状に形成されたトナー収容体82が押されても、同様の現象が起きる虞がある。トナー供給口89からトナー排出口85へのトナー供給路がL字状に曲がっていることで、トナーがトナー排出口85まで流れ難くなり、トナー漏れを防止することができる。
トナー容器80を複写機本体100にセットすると、図9に示すように、弁室84内にノズル90先端が挿入され、トナー容器内と粉体ポンプ70が連通する。この状態で粉体ポンプが駆動すると、トナー容器内のトナーが連通口88、弁室84を通って現像装置内へ供給される。トナー容器80が複写機本体にセットされていないときは、トナー供給路は弁体83で塞がれているためにトナーは弁体83の手前でせき止められてトナー排出口85までに至らず、輸送中でのトナー漏れを防止することができる。また、弁体83をトナー収容体82のトナー供給口89が面する方向と垂直方向に移動する構成にすることで、トナー供給口に面するトナーの自重により弁体83が開く虞が少ない。また、トナー容器80の内圧が上昇しても、弁体83は弁室84の内壁に押し付けられる力を受けるため、弁室内壁との摩擦力が増して弁体83は弁室内を動き難くなり、トナー容器内圧で弁体83が抜ける虞が少ない。
図10に、トナー収容体82にキャップ部材81を着脱する様子を示す。キャップ部材81を嵌めるにあたり、先ずトナー収容体82にトナーを充填し、しかる後に図10(a)に示すようにキャップ部材81をトナー収容体82のトナー供給口89へ近づけ(矢印A方向)、トナー収容体82のトナー供給口89とキャップ部材81のトナー受入口86を嵌合させる。更に、図10(b)に示すようにキャップ部材81を捻って(矢印B方向)セットを完了する(図10c)。キャップ部材81を外す際は、嵌める場合の上記動作と逆の動作をすればよい。トナー収容体82とキャップ部材81を嵌合させた状態で、既にトナー供給口89は完全に閉じているため、この状態でもトナーは漏れない。
画像形成装置全体の構成を示す図である。 現像装置にトナーを補給するトナー補給機構を示す図である。 トナー容器の構成を示す図である。 トナー容器のキャップ部材の拡大断面図である。 トナー収容体の構成例を示す図であり、図5aは袋部材に口金部材を溶着する前の状態を、図5bはこれらを溶着した後の状態を示している。 袋部材を構成するシート材の断面構成を示す図で、図6aはシート材そのものの断面であり、図6bは袋部材にした際の溶着部近傍の断面である。 袋部材の形成工程を説明する図で、符号1から6で経時的に工程を表す。 補強部材を備えた袋部材を示す図である。 トナー容器をセット部に装着した状態を拡大断面で示す図である。 トナー収容体にキャップ部材を着脱する様子を示す図であり、図10aはトナー収容体82にトナー充填したトナー収容体のトナー供給口へキャップ部材を近づける様子を、図10bはキャップ部材をトナー供給口に嵌合した後にキャップ部材を捻る様子を、図10cはその結果としてセット完了した様子を示すものである。
符号の説明
82 トナー収容体
89 トナー供給口
95 袋部材
96 口金部材
97 開口部

Claims (15)

  1. 内部にトナーを収容する柔軟な袋部材を備えたトナー収容体であって、
    前記袋部材が、溶着容易な材料から成る溶着層と、気密性に優れた材料から成る気密層と、剛性に優れた材料から成る剛性層とを有することを特徴とするトナー収容体。
  2. 前記袋部材が、積層シート材を折り畳んで、対向する前記溶着層を溶着することにより成形されたものであることを特徴とする請求項1に記載のトナー収容体。
  3. 前記溶着層に溶着され、前記袋部材の内外を連通する貫通口を有した口金部材を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のトナー収容体。
  4. 内側から溶着層、気密層、剛性層の順番で配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のトナー収容体。
  5. 前記溶着層はポリエチレンを含み、前記気密層はナイロンを含み、前記剛性層はPETを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のトナー収容体。
  6. 前記溶着層の厚みが30〜120μmであり、前記気密層の厚みが5〜50μmであり、前記剛性層の厚みが5〜500μmであることを特徴とする請求項5に記載のトナー収容体。
  7. 前記袋部材の外周面の少なくとも一部に、前記袋部材よりも剛性に優れた補強部材を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のトナー収容体。
  8. 前記袋部材は、前記溶着層が溶着された溶着代を周囲に備えた面部分を有し、前記補強部材は、前記溶着代に重なるように前記面部分に取り付けられていることを特徴とする請求項7に記載のトナー収容体。
  9. 前記補強部材には、複数の穴が形成されていることを特徴とする請求項7又は8に記載のトナー収容体。
  10. 前記補強部材を打ち抜き加工することにより、前記補強部材に複数の穴が形成されることを特徴とする請求項7又は8に記載のトナー収容体。
  11. 前記打ち抜き加工により生じた穴の周囲バリを切削により除去することを特徴とする請求項10に記載のトナー収容体。
  12. 前記補強部材は、前記打ち抜き加工方向の上流側が袋部材に面するように取り付けられることを特徴とする請求項10に記載のトナー収容体。
  13. 前記補強部材は、前記打ち抜き加工方向の下流側が袋部材に面するように取り付けられることを特徴とする請求項10に記載のトナー収容体。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に係るトナー収容体を備えることを特徴とするトナー補給装置。
  15. 請求項1〜13のいずれか一項に係るトナー収容体を備えることを特徴とする画像形成装置。
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