JPH1076763A - 静電荷液体現像法による印刷物及びそれを用いた包装材料 - Google Patents
静電荷液体現像法による印刷物及びそれを用いた包装材料Info
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- JPH1076763A JPH1076763A JP21228496A JP21228496A JPH1076763A JP H1076763 A JPH1076763 A JP H1076763A JP 21228496 A JP21228496 A JP 21228496A JP 21228496 A JP21228496 A JP 21228496A JP H1076763 A JPH1076763 A JP H1076763A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】静電荷液体現像法による印刷物に、耐熱性,耐
摩擦性,耐アルコ−ル性等の諸物性を付与すること、お
よび耐性に優れた静電荷液体現像法による印刷物を用い
て包装材料を提供すること。 【解決手段】被印刷体上に静電荷液体現像法により印刷
層を形成し、該印刷層上にヒ−トシ−ル層を介してプラ
スチックフィルムを熱貼合し保護層を形成してなること
を特徴とする印刷物、および該印刷物の印刷層と反対の
面に、ヒ−トシ−ル層を介して熱融着性プラスチックフ
ィルムを熱貼合することによりシ−ラント層を形成して
なることを特徴とする包装材料。
摩擦性,耐アルコ−ル性等の諸物性を付与すること、お
よび耐性に優れた静電荷液体現像法による印刷物を用い
て包装材料を提供すること。 【解決手段】被印刷体上に静電荷液体現像法により印刷
層を形成し、該印刷層上にヒ−トシ−ル層を介してプラ
スチックフィルムを熱貼合し保護層を形成してなること
を特徴とする印刷物、および該印刷物の印刷層と反対の
面に、ヒ−トシ−ル層を介して熱融着性プラスチックフ
ィルムを熱貼合することによりシ−ラント層を形成して
なることを特徴とする包装材料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐摩擦性、耐熱
性、耐溶剤性などの諸物性に優れる静電荷液体現像法に
よる印刷物およびそれを用いた包装材料に関する。
性、耐溶剤性などの諸物性に優れる静電荷液体現像法に
よる印刷物およびそれを用いた包装材料に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックフィルム,プラスチックシ
−ト等に高精細な画像を印刷する方法としては、グラビ
ア印刷方式,オフセット印刷方式,フレキソ印刷方式,
シルクスクリ−ン印刷方式等が従来から用いられ、その
印刷速度、印刷品質等から確固たる地位を占めている。
しかしながら、いずれの印刷方式でも、製版作業工程に
おいて多くの時間と費用が費やされる。その結果とし
て、大量に印刷を行う場合には、印刷物一枚当りのコス
トは低く抑えられ大きなメリットとなるが、少量の印刷
しか行わない場合には、対応しにくいのが実情である。
−ト等に高精細な画像を印刷する方法としては、グラビ
ア印刷方式,オフセット印刷方式,フレキソ印刷方式,
シルクスクリ−ン印刷方式等が従来から用いられ、その
印刷速度、印刷品質等から確固たる地位を占めている。
しかしながら、いずれの印刷方式でも、製版作業工程に
おいて多くの時間と費用が費やされる。その結果とし
て、大量に印刷を行う場合には、印刷物一枚当りのコス
トは低く抑えられ大きなメリットとなるが、少量の印刷
しか行わない場合には、対応しにくいのが実情である。
【0003】一方、近年、消費者の要求は多様化してき
ており、同一のものを大量に印刷することから、特定の
ものを少量印刷する傾向が顕著になってきている。そこ
で、最近着目されているのが電子写真法を用いたプラス
チックフィルム,紙等に対する画像形成方法である。こ
の方法は衆知のごとく製版工程が不要であるため、少量
多品種の印刷物を製造するには最適な方法である。特
に、液体トナ−を使用した電子写真現像法は、粉体トナ
−を使用した場合と比較して出力画像が高精細で品質が
良く、画像品質の面ではグラビア印刷方式,オフセット
印刷方式に匹敵するレベルまで達ししている。
ており、同一のものを大量に印刷することから、特定の
ものを少量印刷する傾向が顕著になってきている。そこ
で、最近着目されているのが電子写真法を用いたプラス
チックフィルム,紙等に対する画像形成方法である。こ
の方法は衆知のごとく製版工程が不要であるため、少量
多品種の印刷物を製造するには最適な方法である。特
に、液体トナ−を使用した電子写真現像法は、粉体トナ
−を使用した場合と比較して出力画像が高精細で品質が
良く、画像品質の面ではグラビア印刷方式,オフセット
印刷方式に匹敵するレベルまで達ししている。
【0004】しかしながら、液体トナ−の定着用樹脂と
してはポリスチレン,スチレン−アクリル酸共重合体,
ポリアクリル酸,ポリエチレン,エチレン−アクリル酸
共重合体,エチレン−メタクリル酸共重合体,ポリプロ
ピレン等の熱可塑性樹脂が一般に使用されており、画像
の耐熱性,耐摩擦性,耐アルコ−ル性等が劣るため、用
途が限定されている。画像の耐熱性,耐摩擦性等の諸物
性を向上させるために、液体トナ−の定着用樹脂として
熱硬化性樹脂の検討が行われているが、液体トナ−の経
時安定性、あるいは電子写真用としての液体トナ−の基
本物性が劣る場合が多く、実用レベルの液体トナ−は実
現していない。
してはポリスチレン,スチレン−アクリル酸共重合体,
ポリアクリル酸,ポリエチレン,エチレン−アクリル酸
共重合体,エチレン−メタクリル酸共重合体,ポリプロ
ピレン等の熱可塑性樹脂が一般に使用されており、画像
の耐熱性,耐摩擦性,耐アルコ−ル性等が劣るため、用
途が限定されている。画像の耐熱性,耐摩擦性等の諸物
性を向上させるために、液体トナ−の定着用樹脂として
熱硬化性樹脂の検討が行われているが、液体トナ−の経
時安定性、あるいは電子写真用としての液体トナ−の基
本物性が劣る場合が多く、実用レベルの液体トナ−は実
現していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、静電荷液体
現像法による印刷物に、耐熱性,耐摩擦性,耐アルコ−
ル性等の諸物性を付与すること、および耐性に優れた静
電荷液体現像法による印刷物を用いて包装材料を提供す
ることを目的とする。
現像法による印刷物に、耐熱性,耐摩擦性,耐アルコ−
ル性等の諸物性を付与すること、および耐性に優れた静
電荷液体現像法による印刷物を用いて包装材料を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、静電荷液体
現像法による印刷層上に、ヒートシール層を介してプラ
スチックフィルムを熱貼合することにより、印刷層の耐
熱性,耐摩擦性,耐アルコ−ル性等の諸物性が向上する
ことを見出し、本発明に至った。また、本発明者は、静
電荷液体現像法による印刷層上にヒートシール層を介し
てプラスチックフィルムを熱貼合してなる印刷物の印刷
層と反対の面に、ヒ−トシ−ル層を介して熱融着性プラ
スチックフィルムを、設備的に小型化でき,貼合工程が
容易な熱貼合方式で貼合することにより、容易に包装材
料が得られることを見出した。
現像法による印刷層上に、ヒートシール層を介してプラ
スチックフィルムを熱貼合することにより、印刷層の耐
熱性,耐摩擦性,耐アルコ−ル性等の諸物性が向上する
ことを見出し、本発明に至った。また、本発明者は、静
電荷液体現像法による印刷層上にヒートシール層を介し
てプラスチックフィルムを熱貼合してなる印刷物の印刷
層と反対の面に、ヒ−トシ−ル層を介して熱融着性プラ
スチックフィルムを、設備的に小型化でき,貼合工程が
容易な熱貼合方式で貼合することにより、容易に包装材
料が得られることを見出した。
【0007】すなわち、本発明は、被印刷体上に静電荷
液体現像法により印刷層を形成し、該印刷層上にヒ−ト
シ−ル層を介してプラスチックフィルムを熱貼合し保護
層を形成してなることを特徴とする印刷物に関する。ま
た、本発明は、被印刷体と印刷層との間に、樹脂プライ
マー層を形成してなることを特徴とする上記印刷物に関
する。また、本発明は、上記印刷物の印刷層と反対の面
に、ヒ−トシ−ル層を介して熱融着性プラスチックフィ
ルムを熱貼合することによりシ−ラント層を形成してな
ることを特徴とする包装材料に関する。
液体現像法により印刷層を形成し、該印刷層上にヒ−ト
シ−ル層を介してプラスチックフィルムを熱貼合し保護
層を形成してなることを特徴とする印刷物に関する。ま
た、本発明は、被印刷体と印刷層との間に、樹脂プライ
マー層を形成してなることを特徴とする上記印刷物に関
する。また、本発明は、上記印刷物の印刷層と反対の面
に、ヒ−トシ−ル層を介して熱融着性プラスチックフィ
ルムを熱貼合することによりシ−ラント層を形成してな
ることを特徴とする包装材料に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】被印刷体としては、ポリエステル
フィルム,ポリエチレンフィルム,ポリプロピレンフィ
ルム,ナイロンフィルム等のプラスチックフィルムや、
ミラ−コ−ト紙,合成紙(ポリプロピレンベ−ス,塩化
ビニルベ−ス等),普通紙等が用いられる。被印刷体上
には、静電荷液体トナ−やヒ−トシ−ル層の密着性の向
上を目的として、予め樹脂プライマー層を形成すること
が好ましい。
フィルム,ポリエチレンフィルム,ポリプロピレンフィ
ルム,ナイロンフィルム等のプラスチックフィルムや、
ミラ−コ−ト紙,合成紙(ポリプロピレンベ−ス,塩化
ビニルベ−ス等),普通紙等が用いられる。被印刷体上
には、静電荷液体トナ−やヒ−トシ−ル層の密着性の向
上を目的として、予め樹脂プライマー層を形成すること
が好ましい。
【0009】樹脂プライマ−層は、ポリブタジエン,ポ
リアミド,エチレン・アクリル酸樹脂,ウレタン樹脂等
の1種または2種以上を水および/または有機溶剤に溶
解または分散してなる樹脂プライマーを塗布することに
より形成される。プライマーには、イソシアネート系、
イミン系等の硬化剤を添加することができる。樹脂プラ
イマ−層の膜厚は、0.01〜5.0μm、さらには
0.05〜1.0μmであることが好ましい。樹脂プラ
イマ−層の膜厚が0.01μm未満であると安定した密
着性が得られ難く、5.0μmを越えると印刷物を巻き
取ったときにブロッキングが生じ易い。
リアミド,エチレン・アクリル酸樹脂,ウレタン樹脂等
の1種または2種以上を水および/または有機溶剤に溶
解または分散してなる樹脂プライマーを塗布することに
より形成される。プライマーには、イソシアネート系、
イミン系等の硬化剤を添加することができる。樹脂プラ
イマ−層の膜厚は、0.01〜5.0μm、さらには
0.05〜1.0μmであることが好ましい。樹脂プラ
イマ−層の膜厚が0.01μm未満であると安定した密
着性が得られ難く、5.0μmを越えると印刷物を巻き
取ったときにブロッキングが生じ易い。
【0010】樹脂プライマ−の塗布は、例えば、エア−
ドクタ−コ−タ−,ブレ−ドコ−タ−,リバ−スロ−ル
コ−タ−,グラビアコ−タ−,キスロ−ルコ−タ−,キ
ャストコ−タ−,カ−テンコ−タ−等を用いて行われ
る。これらの中でも、ブレ−ドコ−タ−,グラビアコ−
タ−が好適に用いられる。これらのコ−タ−で塗布する
場合、樹脂プライマ−は、各コ−タ−に適する濃度に最
適な溶剤等で希釈されることもある。
ドクタ−コ−タ−,ブレ−ドコ−タ−,リバ−スロ−ル
コ−タ−,グラビアコ−タ−,キスロ−ルコ−タ−,キ
ャストコ−タ−,カ−テンコ−タ−等を用いて行われ
る。これらの中でも、ブレ−ドコ−タ−,グラビアコ−
タ−が好適に用いられる。これらのコ−タ−で塗布する
場合、樹脂プライマ−は、各コ−タ−に適する濃度に最
適な溶剤等で希釈されることもある。
【0011】印刷層を形成する静電荷現像用液体トナ−
としては、特に限定はなく、従来公知のトナ−粒子を水
および/または有機溶剤に分散したものを用いることが
できる。一般的に、トナ−粒子は、トナ−粒子を被印刷
体に固定するための定着樹脂と、可視化するための着色
剤,液体トナ−の電気的特性を調整するための電荷調整
剤等からなる。
としては、特に限定はなく、従来公知のトナ−粒子を水
および/または有機溶剤に分散したものを用いることが
できる。一般的に、トナ−粒子は、トナ−粒子を被印刷
体に固定するための定着樹脂と、可視化するための着色
剤,液体トナ−の電気的特性を調整するための電荷調整
剤等からなる。
【0012】定着樹脂としては、従来、静電荷現像用液
体トナ−に使用されてきた公知の樹脂を用いることがで
きるが、特に熱可塑性樹脂が好ましく、例えば、ポリス
チレン,スチレン−アクリル酸共重合体,ポリアクリル
酸,ポリエチレン,エチレン−アクリル酸共重合体,エ
チレン−メタクリル酸共重合体,ポリプロピレン,ポリ
エステル,ポリウレタン,ポリアミド等を単体もしくは
混合して用いることができるまた、着色剤としては、従
来、静電荷現像用液体トナ−に使用されてきた公知の顔
料および/または染料を用いることができる。
体トナ−に使用されてきた公知の樹脂を用いることがで
きるが、特に熱可塑性樹脂が好ましく、例えば、ポリス
チレン,スチレン−アクリル酸共重合体,ポリアクリル
酸,ポリエチレン,エチレン−アクリル酸共重合体,エ
チレン−メタクリル酸共重合体,ポリプロピレン,ポリ
エステル,ポリウレタン,ポリアミド等を単体もしくは
混合して用いることができるまた、着色剤としては、従
来、静電荷現像用液体トナ−に使用されてきた公知の顔
料および/または染料を用いることができる。
【0013】保護層を形成するためのプラスチックフィ
ルムとしては、一般的なものが使用できるが、代表的例
としてポリエステルフィルム,ポリエチレンフィルム,
ポリプロピレンフィルム,ナイロンフィルム,塩化ビニ
ルフィルム等が挙げられる。中でも、ポリエステルフィ
ルム,ポリプロピレンフィルム,塩化ビニルフィルムが
フィルムは、透明度が高いため印刷層が鮮明であり、耐
摩擦性等の諸物性が良いため好ましい。プラスチックフ
ィルムの膜厚は10〜100μmが好ましい。
ルムとしては、一般的なものが使用できるが、代表的例
としてポリエステルフィルム,ポリエチレンフィルム,
ポリプロピレンフィルム,ナイロンフィルム,塩化ビニ
ルフィルム等が挙げられる。中でも、ポリエステルフィ
ルム,ポリプロピレンフィルム,塩化ビニルフィルムが
フィルムは、透明度が高いため印刷層が鮮明であり、耐
摩擦性等の諸物性が良いため好ましい。プラスチックフ
ィルムの膜厚は10〜100μmが好ましい。
【0014】上記プラスチックフィルムを熱貼合する際
のヒートシール層は、エチレン−酢酸ビニル樹脂,低密
度ポリエチレン樹脂,ポリプロピレン樹脂,塩化ビニリ
デン樹脂等のヒ−トシ−ル可能な樹脂の単体またはこれ
らの複合体から構成される。ヒ−トシ−ル層を構成する
樹脂の軟化温度は、60〜120℃が好ましい。60℃
未満では、ヒートシール層を予めプラスチックフィルム
上に設けた場合、巻取り後にブロッキングが起こりやす
く、120℃を越えるとシ−ル温度が高くなり、プラス
チックフィルムの劣化や生産性の低下が起こる。
のヒートシール層は、エチレン−酢酸ビニル樹脂,低密
度ポリエチレン樹脂,ポリプロピレン樹脂,塩化ビニリ
デン樹脂等のヒ−トシ−ル可能な樹脂の単体またはこれ
らの複合体から構成される。ヒ−トシ−ル層を構成する
樹脂の軟化温度は、60〜120℃が好ましい。60℃
未満では、ヒートシール層を予めプラスチックフィルム
上に設けた場合、巻取り後にブロッキングが起こりやす
く、120℃を越えるとシ−ル温度が高くなり、プラス
チックフィルムの劣化や生産性の低下が起こる。
【0015】ヒートシール層は、プラスチックフィルム
製造時に共押し出し法で複合化することによりプラスチ
ックフィルム上に設けることができる。また、ヒートシ
ール層は、上記ヒ−トシ−ル可能な樹脂を水および/ま
たは有機溶剤に溶解または分散してなる塗液を樹脂プラ
イマーの塗布と同様の方法で塗布することによってもプ
ラスチックフィルム上に設けることができる。
製造時に共押し出し法で複合化することによりプラスチ
ックフィルム上に設けることができる。また、ヒートシ
ール層は、上記ヒ−トシ−ル可能な樹脂を水および/ま
たは有機溶剤に溶解または分散してなる塗液を樹脂プラ
イマーの塗布と同様の方法で塗布することによってもプ
ラスチックフィルム上に設けることができる。
【0016】本発明の印刷物は、印刷層と反対の面に、
ヒ−トシ−ル層を介して熱融着性プラスチックフィルム
を熱貼合しシ−ラント層を形成することにより、容易に
包装材料とすることができる。なお、本発明の印刷物
は、被印刷体として熱融着性プラスチックフィルムを用
いた場合には、そのままでも包装材料として用いること
ができる。なお、包装材料とは、内容物を充填し、消費
者に渡るまでの内容物の保護および賞味補償をするため
の袋状形態物をいい、例えばスナック、米菓等の乾燥食
品や、ハンバーグ、シュウマイ等のボイル・レトルト食
品が包装される。シ−ラント層を形成するための熱融着
性プラスチックフィルムとしては、ポリエチレンフィル
ム,無延伸ポリプロピレンフィルム,エチレン−酢酸ビ
ニルフィルム,塩化ビニリデンフィルム等が挙げられ
る。熱融着性プラスチックフィルムの膜厚は10〜10
0μmが好ましい。
ヒ−トシ−ル層を介して熱融着性プラスチックフィルム
を熱貼合しシ−ラント層を形成することにより、容易に
包装材料とすることができる。なお、本発明の印刷物
は、被印刷体として熱融着性プラスチックフィルムを用
いた場合には、そのままでも包装材料として用いること
ができる。なお、包装材料とは、内容物を充填し、消費
者に渡るまでの内容物の保護および賞味補償をするため
の袋状形態物をいい、例えばスナック、米菓等の乾燥食
品や、ハンバーグ、シュウマイ等のボイル・レトルト食
品が包装される。シ−ラント層を形成するための熱融着
性プラスチックフィルムとしては、ポリエチレンフィル
ム,無延伸ポリプロピレンフィルム,エチレン−酢酸ビ
ニルフィルム,塩化ビニリデンフィルム等が挙げられ
る。熱融着性プラスチックフィルムの膜厚は10〜10
0μmが好ましい。
【0017】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を詳細に説明す
る。実施例中、部は重量部を、%は重量%をそれぞれ表
す。 〔実施例1〕エチレン・アクリル酸樹脂水溶液(住友精
化社製「ザイクセンAC」、樹脂固形分30%)を水/
イソプロピルアルコール=1/1(重量比)混合液で樹
脂固型分5%に希釈して樹脂プライマーを調製した。得
られた樹脂プライマーを、厚さ50μmのポリエステル
フィルム上に、グラビアコ−タ−を用いて0.5μm
(乾燥皮膜)の厚さに塗布して乾燥したのち、樹脂プラ
イマー層上に、液体現像電子写真複写機(米国セ−ビン
社製「セ−ビン870」)を用いて画像出力を行い印刷
層を形成した。ついで、印刷層上に、ポリプロピレン樹
脂からなるヒ−トシ−ル層を有する延伸ポリプロピレン
フィルム(ト−セロ社製「TAF511フィルム」、厚
さ30μm)をナビタス社製ロ−ル式転写機を用いてロ
−ル温度150℃,ロ−ル圧力300kg/cm2,ロ−ル速
度6m/分で熱貼合して保護層を形成し、印刷物を得
た。
る。実施例中、部は重量部を、%は重量%をそれぞれ表
す。 〔実施例1〕エチレン・アクリル酸樹脂水溶液(住友精
化社製「ザイクセンAC」、樹脂固形分30%)を水/
イソプロピルアルコール=1/1(重量比)混合液で樹
脂固型分5%に希釈して樹脂プライマーを調製した。得
られた樹脂プライマーを、厚さ50μmのポリエステル
フィルム上に、グラビアコ−タ−を用いて0.5μm
(乾燥皮膜)の厚さに塗布して乾燥したのち、樹脂プラ
イマー層上に、液体現像電子写真複写機(米国セ−ビン
社製「セ−ビン870」)を用いて画像出力を行い印刷
層を形成した。ついで、印刷層上に、ポリプロピレン樹
脂からなるヒ−トシ−ル層を有する延伸ポリプロピレン
フィルム(ト−セロ社製「TAF511フィルム」、厚
さ30μm)をナビタス社製ロ−ル式転写機を用いてロ
−ル温度150℃,ロ−ル圧力300kg/cm2,ロ−ル速
度6m/分で熱貼合して保護層を形成し、印刷物を得
た。
【0018】〔実施例2〕厚さ110μmのミラ−コ−
ト紙(神崎製紙社製)上に、液体現像電子写真複写機
(米国セ−ビン社製「セ−ビン870」)を用いて画像
行ない印刷層を形成した。ついで、実施例1と同様にし
て保護層を形成し、印刷物を得た。
ト紙(神崎製紙社製)上に、液体現像電子写真複写機
(米国セ−ビン社製「セ−ビン870」)を用いて画像
行ない印刷層を形成した。ついで、実施例1と同様にし
て保護層を形成し、印刷物を得た。
【0019】〔実施例3〕ウレタン樹脂溶液(東洋イン
キ製造社製「リオウレタンJRU160」、樹脂固形分
30%)をトルエン/メチルエチルケトン=1/1混合
液(重量比)混合液で樹脂固型分5%に希釈して樹脂プ
ライマーを調製した。得られた樹脂プライマーを、厚さ
20μmの処理ポリプロピレンフィルム上に、グラビア
コ−タ−を用いて0.5μm(乾燥皮膜)の厚さに塗布
して乾燥したのち、樹脂プライマー層上に、液体現像電
子写真複写機(米国セ−ビン社製「セ−ビン870」)
を用いて画像出力を行い印刷層を形成した。一方、厚さ
20μmの処理ポリプロピレンフィルム上に、エチレン
−酢酸ビニル系樹脂溶液(東洋モ−トン社製「アドコ−
ト33G1A」、固形分28%)をグラビアコ−タ−を
用いて2.0μm(乾燥皮膜)の厚さに塗布しヒ−トシ
−ル層を有するポリプロピレンフィルムを得た。つい
で、得られたフィルムを、ナビタス社製ロ−ル式転写機
を用いてロ−ル温度150℃,ロ−ル圧力300kg/c
m2,ロ−ル速度6m/分で印刷層上に熱貼合して保護層
を形成し、印刷物を得た。
キ製造社製「リオウレタンJRU160」、樹脂固形分
30%)をトルエン/メチルエチルケトン=1/1混合
液(重量比)混合液で樹脂固型分5%に希釈して樹脂プ
ライマーを調製した。得られた樹脂プライマーを、厚さ
20μmの処理ポリプロピレンフィルム上に、グラビア
コ−タ−を用いて0.5μm(乾燥皮膜)の厚さに塗布
して乾燥したのち、樹脂プライマー層上に、液体現像電
子写真複写機(米国セ−ビン社製「セ−ビン870」)
を用いて画像出力を行い印刷層を形成した。一方、厚さ
20μmの処理ポリプロピレンフィルム上に、エチレン
−酢酸ビニル系樹脂溶液(東洋モ−トン社製「アドコ−
ト33G1A」、固形分28%)をグラビアコ−タ−を
用いて2.0μm(乾燥皮膜)の厚さに塗布しヒ−トシ
−ル層を有するポリプロピレンフィルムを得た。つい
で、得られたフィルムを、ナビタス社製ロ−ル式転写機
を用いてロ−ル温度150℃,ロ−ル圧力300kg/c
m2,ロ−ル速度6m/分で印刷層上に熱貼合して保護層
を形成し、印刷物を得た。
【0020】〔実施例4〕厚さ30μmのポリエチレン
フィルム(三菱化学社製)上に、エチレン−酢酸ビニル
系樹脂溶液(東洋モ−トン社製「アドコ−ト33G1
A」、固形分28%)をグラビアコ−タ−を用いて2.
0μm(乾燥皮膜)の厚さに塗布しヒ−トシ−ル層を有
するポリエチレンフィルムを得た。得られたフィルム
を、実施例1と同様にして得られた印刷物の印刷層と反
対の面に、実施例1と同様にして熱貼合してシーラント
層を形成し、包装材料を得た。
フィルム(三菱化学社製)上に、エチレン−酢酸ビニル
系樹脂溶液(東洋モ−トン社製「アドコ−ト33G1
A」、固形分28%)をグラビアコ−タ−を用いて2.
0μm(乾燥皮膜)の厚さに塗布しヒ−トシ−ル層を有
するポリエチレンフィルムを得た。得られたフィルム
を、実施例1と同様にして得られた印刷物の印刷層と反
対の面に、実施例1と同様にして熱貼合してシーラント
層を形成し、包装材料を得た。
【0021】〔実施例5〕厚さ70μmの未延伸ポリプ
ロピレンフィルム(東レ社製)上に、エチレン−酢酸ビ
ニル系樹脂溶液(東洋モ−トン社製「アドコ−ト33G
1A」、固形分28%)をグラビアコ−タ−を用いて
2.0μm(乾燥皮膜)の厚さに塗布しヒ−トシ−ル層
を有するポリプロピレンフィルムを得た。得られたフィ
ルムを、実施例2と同様にして得られた印刷物の印刷層
と反対の面に、実施例1と同様にして熱貼合してシーラ
ント層を形成し、包装材料を得た。
ロピレンフィルム(東レ社製)上に、エチレン−酢酸ビ
ニル系樹脂溶液(東洋モ−トン社製「アドコ−ト33G
1A」、固形分28%)をグラビアコ−タ−を用いて
2.0μm(乾燥皮膜)の厚さに塗布しヒ−トシ−ル層
を有するポリプロピレンフィルムを得た。得られたフィ
ルムを、実施例2と同様にして得られた印刷物の印刷層
と反対の面に、実施例1と同様にして熱貼合してシーラ
ント層を形成し、包装材料を得た。
【0022】〔比較例1〕厚さ110μmのミラ−コ−
ト紙(神崎製紙社製)上に、液体現像電子写真複写機
(米国セ−ビン社製「セ−ビン870」)を用いて画像
行ない印刷層を形成し、印刷物を得た。
ト紙(神崎製紙社製)上に、液体現像電子写真複写機
(米国セ−ビン社製「セ−ビン870」)を用いて画像
行ない印刷層を形成し、印刷物を得た。
【0023】実施例1〜3および比較例1で得られた印
刷物について、密着性,耐アルコ−ル性,耐摩擦性,耐
熱性を下記のようにして評価した。結果を表1に示す。 密着性:12mm巾セロハンテ−プ(ニチバン社製「セロ
テ−プ」)による印刷層の剥離度合いを目視で評価し、
5段階で表した。 5:急激に引離しても剥離しない。 4:3と5の中間。 3:急激に引離せば剥離するが、徐々に引離せば剥離し
ない。 2:1と3の中間。 1:徐々に引離しても剥離する。
刷物について、密着性,耐アルコ−ル性,耐摩擦性,耐
熱性を下記のようにして評価した。結果を表1に示す。 密着性:12mm巾セロハンテ−プ(ニチバン社製「セロ
テ−プ」)による印刷層の剥離度合いを目視で評価し、
5段階で表した。 5:急激に引離しても剥離しない。 4:3と5の中間。 3:急激に引離せば剥離するが、徐々に引離せば剥離し
ない。 2:1と3の中間。 1:徐々に引離しても剥離する。
【0024】耐アルコ−ル性:学振型摩擦試験機にて、
印刷物の印刷層側表面を70%エタノ−ルを浸したカナ
キン3号布で200g荷重で20回往復擦る。印刷層の
色落ち度合いを目視で評価し、5段階で表した。 5:色落ちが全くなし。 4:僅かに色落ちあり。 3:やや色落ちあり。 2:かなり色落ちあり。 1:著しく色落ちあり。
印刷物の印刷層側表面を70%エタノ−ルを浸したカナ
キン3号布で200g荷重で20回往復擦る。印刷層の
色落ち度合いを目視で評価し、5段階で表した。 5:色落ちが全くなし。 4:僅かに色落ちあり。 3:やや色落ちあり。 2:かなり色落ちあり。 1:著しく色落ちあり。
【0025】耐摩擦性:学振型摩擦試験機にて、上質紙
を印刷物の印刷層側表面に当て500g荷重で200回
往復擦る。印刷層の色落ち度合いを目視で評価し、5段
階で表した。 5:色落ちが全くなし。 4:僅かに色落ちあり。 3:やや色落ちあり。 2:かなり色落ちあり。 1:著しく色落ちあり。
を印刷物の印刷層側表面に当て500g荷重で200回
往復擦る。印刷層の色落ち度合いを目視で評価し、5段
階で表した。 5:色落ちが全くなし。 4:僅かに色落ちあり。 3:やや色落ちあり。 2:かなり色落ちあり。 1:著しく色落ちあり。
【0026】耐熱性:印刷物の印刷層側表面と軟質アル
ミとをヒ−トシ−ル(100℃,2kg/cm2 ,1秒)し
て印刷層のとられ具合いを目視で評価し、5段階で表し
た。 5:印刷層のとられが全くなし。 4:僅かに印刷層のとられあり。 3:やや印刷層のとられあり。 2:かなり印刷層のとられあり。 1:著しく印刷層のとられあり。
ミとをヒ−トシ−ル(100℃,2kg/cm2 ,1秒)し
て印刷層のとられ具合いを目視で評価し、5段階で表し
た。 5:印刷層のとられが全くなし。 4:僅かに印刷層のとられあり。 3:やや印刷層のとられあり。 2:かなり印刷層のとられあり。 1:著しく印刷層のとられあり。
【0027】
【表1】 *1 被印刷体と印刷層との間で剥離。
【0028】
【発明の効果】本発明により、静電荷現像用液体トナ−
を画像形成材料として使用した印刷物において、耐摩擦
性,耐熱性等の諸物性が向上した。本発明の静電荷液体
現像法による印刷物は、裏面に熱融着性プラスチックフ
ィルムをヒートシール層を介して熱貼合することによ
り、容易に包装材料となる。
を画像形成材料として使用した印刷物において、耐摩擦
性,耐熱性等の諸物性が向上した。本発明の静電荷液体
現像法による印刷物は、裏面に熱融着性プラスチックフ
ィルムをヒートシール層を介して熱貼合することによ
り、容易に包装材料となる。
Claims (3)
- 【請求項1】被印刷体上に静電荷液体現像法により印刷
層を形成し、該印刷層上にヒ−トシ−ル層を介してプラ
スチックフィルムを熱貼合し保護層を形成してなること
を特徴とする印刷物。 - 【請求項2】被印刷体と印刷層との間に、樹脂プライマ
ー層を形成してなることを特徴とする請求項1記載の印
刷物。 - 【請求項3】請求項1または2記載の印刷物の印刷層と
反対の面に、ヒ−トシ−ル層を介して熱融着性プラスチ
ックフィルムを熱貼合することによりシ−ラント層を形
成してなることを特徴とする包装材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21228496A JPH1076763A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 静電荷液体現像法による印刷物及びそれを用いた包装材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21228496A JPH1076763A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 静電荷液体現像法による印刷物及びそれを用いた包装材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1076763A true JPH1076763A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16620059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21228496A Pending JPH1076763A (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 静電荷液体現像法による印刷物及びそれを用いた包装材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1076763A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004231889A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Toppan Forms Co Ltd | 液体トナー受容性に優れた感圧接着剤組成物およびそれを用いた情報担持用シート |
JP2015027774A (ja) * | 2013-07-30 | 2015-02-12 | 福島印刷工業株式会社 | ボイル・レトルト殺菌用包材の構造および該包材を用いた包袋物の製造方法 |
JP2019505622A (ja) * | 2015-12-18 | 2019-02-28 | マイケルマン,インコーポレーテッド | イオノマーベースの印刷可能な被覆 |
-
1996
- 1996-08-12 JP JP21228496A patent/JPH1076763A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004231889A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Toppan Forms Co Ltd | 液体トナー受容性に優れた感圧接着剤組成物およびそれを用いた情報担持用シート |
JP4526232B2 (ja) * | 2003-01-31 | 2010-08-18 | トッパン・フォームズ株式会社 | 液体トナー受容性に優れた感圧接着剤組成物およびそれを用いた情報担持用シート |
JP2015027774A (ja) * | 2013-07-30 | 2015-02-12 | 福島印刷工業株式会社 | ボイル・レトルト殺菌用包材の構造および該包材を用いた包袋物の製造方法 |
JP2019505622A (ja) * | 2015-12-18 | 2019-02-28 | マイケルマン,インコーポレーテッド | イオノマーベースの印刷可能な被覆 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060613 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20060807 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20060810 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070220 |