JPH0481786A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH0481786A
JPH0481786A JP2195693A JP19569390A JPH0481786A JP H0481786 A JPH0481786 A JP H0481786A JP 2195693 A JP2195693 A JP 2195693A JP 19569390 A JP19569390 A JP 19569390A JP H0481786 A JPH0481786 A JP H0481786A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、粘着転写方法を用いる電子写真法によって高
品質のプリント画像を形成する画像形成方法に関し、特
に詳細には、感光体ドラムの光導電体上に形成されたト
ナー像を、粘着層を有する中間転写体上に一旦粘着転写
し、次に前記粘着層に転写された前記トナー像を完全に
支持体上に再転写することにより、超音波、X線、MH
I等による医療用画像、印刷用モノクロおよびカラープ
ルーフ、また、レーザープリンター等を用いた高階調、
高品質のプリント画像等を形成する画像形成方法に関す
る。
〈従来の技術〉 従来より、−様帯電された光導電体に、連続調画像を担
う画像信号に基づいて変調された光ビームを照射して静
電潜像を形成し、後は通常の電子写真プロセスによりト
ナー像を形成し、このトナー像を転写して上記画像のハ
ードコピーを得るようにした画像記録方法が公知となっ
ている。
このような電子写真法によりハードコピーを得るために
は光導電体上のトナー像を最終的に紙などの支持体に転
写する必要があり、種々の転写方法が提案されている。
光導電体上に形成されたトナー像を紙等の支持体に転写
する一般的な方法としては、コロトロンを用いて静電的
に転写するいわゆる静電転写方法が広(普及している。
ところが、この転写方法を連続調画像の形成に採用する
と、次のような欠点があった。
1、トナー転写効率がトナー画像濃度に依存し、光導電
体上のトナーを完全に転写することができない。 特に
、高濃度部と低濃度部での転写効率が悪いため、この方
法で連続調の高階調画像を得ようとすると、ハイライト
部がとんでしまったり、また、高濃度部での階調性が消
えてしまうなどの問題があった。
さらに、この方法では、光導体上のトナーが完全に転写
されないため、光導電体上のトナーを除去する必要があ
るが、そのための方法として感光体の残存トナーをブレ
ード等でかきおとす方法が用いられている。 このため
、感光体に傷がつき易く、その傷のため、連続調画像の
場合には、スジや濃度ムラがでやすく高品質の連続調画
像を得ることができないという問題もあった。
2、トナー像を紙等の支持体に転写する場合には、トナ
ー転写効率が支持体中のミクロな電気的物性の違いに依
存し、それが画像のムラとなったり、また、支持体の電
気的物性が環境条件により変動するため、安定な画像が
得られにくいなどの問題がある。 特に吸湿した転写紙
ヘトナー転写を行うと、一般に転写効率が悪くなり、画
質が著しく劣化する。
以上のように、静電転写方法では、従来、光導電体上の
トナーを完全に転写することは困難で、従って高品質の
連続調、高階調画像を得ることは困難であった。
また、別の転写方法として、中間転写体を用いる方法も
知られている。
第5図に示すように、感光体ドラム112の光導電体1
14上のトナー像Tを直接紙などの支持体に転写せず、
シリコンベルトやシリコンゴムロールなどの中間転写体
116に転写し、この中間転写体116に転写されたト
ナー像Tを紙等の支持体に例えば押圧しながら再転写し
てハードコピーとする方法もある。 この時、紙等の支
持体の裏側からコロナ放電118をかけてもよい。 こ
の方法においては、感光体ドラム112の光導電体11
4からのシリコンゴムロールなどの中間転写体116へ
のトナー像転写は、基本的にトナーがシリコンゴムロー
ル等へ付着しやすい性質を利用しているが、その付着力
は小さく、従って、一般に転写効率は低い。 そのため
、トナー転写は完全には行われず、一部は光導電体11
4に残留する。 このため残留しているトナーをブレー
ド120でかきとる必要があり、前記静電転写方法で述
べた問題と同様の問題を生じる。 また、中間転写体1
16から紙等の支持体へのトナー像Tの転写も完全では
なく、また紙等のミクロな電気的物性の違いや、環境条
件の違いにより転写効率が変動し易い、 このため紙な
どの支持体に転写されたトナー像はムラが多く、文字、
線画像などの二値画像にしか使うことができず、高階調
の連続調画像のように、階調再現性が必要なものには用
いることができない。 このため、トナー転写効率を向
上させ、かつ安定化させる効果のある転写方法として、
粘着層に光導電体上のトナー像を転写させるいわゆる粘
着転写方法が知られている。
連続調画像を階調再現性良く記録できる粘着転写方法を
用いる電子写真法の一つとして、本出願人による特公昭
49−38172号公報に光導電体上に形成した静電潜
像を液体現像剤(以下、「現像液」という)によってト
ナー像に現像した後、このトナー像に粘着(接着)テー
プを圧着してトナー像を剥がし取り、次いでこのテープ
を最終支持体に接着するようにした粘着転写方法を用い
る電子写真法が開示されている。
上記の現像液は、絶縁性液体中に電荷を持った微細なト
ナー粒子を分散してなるものであり、トナー粒子径が通
常0.1−1.0μmと乾式現像剤のそれよりも小さい
ので、連続調画像の記録には有利である。
また、本出願人は、上記粘着テープを使ってカラー画像
の形成を行う際に、1枚の粘着テープに3〜4色のトナ
ー像を転写すると、2色目以降の転写効率が低下するこ
とを改善し、1色のトナー像を1枚の粘着テープに転写
し、この粘着テープを3〜4色1枚の支持体に貼着する
ことにより、階調再現性に優打たカラーの連続調画像を
記録する方法を特願昭61−299167号および同6
2−73750号に提案した。 これらの方法は、高品
質の高階調カラー画像を記録可能であるが、テープの厚
みが不自然さを摺かせる要因にもなっていた。
さらに、本出願人は、トナー像を粘着転写する粘着テー
プの厚さが厚く、観察者に不自然さを摺かせる欠点を改
善し、極めて薄い粘着テープの使用を可能にし、良好な
トナー画像を得る方法を、特願昭63−81966号、
同63−8・1967号、同63−81968号および
同63−264799号明細書に提案した。 これらの
方法は、連続調画像をかなり十分に階調再現性よ(記録
できるものであるが、転写効率は100%に近いが完全
ではな(、極めて高階調、高画質な連続調画像を得るに
は、まだ不充分である。
このほか、完全転写を行う目的で2つの方法が開示され
ている。
まず、第1の方法は、特開昭61−174557号、同
62−212668号および同63−4261号公報に
開示された方法であり、シグネチャー力う−プルーフイ
ンクシステムと呼ばれている。 この方法は、第6図(
a)に示すように、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)ベース132上にアースの役目をする透明導電層1
33を形成し、その上に感光体となるOPC(有機光電
導体)感光層130を形成し、またその上に熱可塑性樹
脂のオーバーコー) (QC)層131を被覆し、PE
Tベースの逆側の表面にはマット加工したバッキング層
134が設けられたPCフィルム135を用いるもので
ある。 このPCフィルム135をコロナ帯電させると
、第6図(b)に示すように、透明導電層133は−(
マイナス)に、opc感光層130上の06層131は
+(プラス)に−様帯電される。 ここで、バッキング
層134側から原版136を通して像露光すると、光が
感光層130に入り込みチャージが逃げてしまい、光の
当らないところだけにチャージが残る。 ここでトナー
現像すると、第6図(c)に示すようにトナーTが付着
する。 これに紙などの支持体137を熱圧着し、06
層131とopc感光層130との間でPCフィルム1
35を剥がし、支持体137にトナー像Tを06層13
1ごと転写する。
カラーの場合は、コロナ帯電→露光−トナー現像を繰り
返し、00層131上に例えばY。
M、CおよびBのトナー像を形成してから、支持体に熱
圧着して、PCフィルム135を剥がし、カラートナー
像を06層131ごと転写することによりカラー画像が
得られる。
確かに、この方法では、転写効率を100%とすること
はできる。 しかしながら、1回の転写で感光層からP
Cフィルムをはがすため、感光体を繰り返し使用するこ
とができず、そのためハードコピー1枚当りのコストも
高(なってしまうなどの欠点がある。
第2の方法は、特開昭61−180248号公報に開示
された方法であり、ランダプロセス(LANDA Pr
ocess)と呼ばれている。 この方法は、テンタク
ルトナ−(tentacle toner)と呼ばれる
ある特定な形態の複数のファイバーを持つトナー粒子を
用いるもので、これらのトナー粒子を分散させた現像液
で感光体ドラムの光導電体上の静電潜像をトナー現像す
ると、現像した像内でこれらのファイバーが第7a図に
示すように物理的に相互に組合い、からみ合いまたは相
互につながり合うために、濃厚な像を現像することがで
き、転写時には第7b図に示すように、トナーTが継っ
て転写されるため、これらのトナー像を感光体ドラム1
40から紙などの支持体142への転写を完全に行うこ
とが期待され、高い解像度と著しいコントラストを持つ
トナー像Tをハードコピーとして得ることが期待できる
ものである。
しかし、これらのトナー粒子は、絶縁性キャリア液体か
らなる分散媒中では凝集せず、トナー像が形成される時
にだけ光導電体上でトナー粒子濃度が上昇し、トナー相
互のからみ合いまたはつながり合いが強くなるという性
質を持っているのが望ましいが、実際には、これらの相
反する性質を同一のトナー粒子に持たせることは困難で
ある。 このため、これらのトナー粒子は、本質的に分
散媒中で凝集しやすく、凝集すると沈降しやすいためト
ナーの取り扱いは面倒となる。 すなわち、上記トナー
粒子は、未使用時には沈降を生じやす(、従って、使用
時には、攪拌等により、トナーを十分に再分散させて使
わねばならないという問題が生じる。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、粘着
転写方法を用いる電子写真法において、感光体ドラムの
光導電体上に形成されたトナー像を、完全に、粘着層を
有する中間転写体上に一旦粘着転写し、次に、前記粘着
層に転写された前記トナー像を完全しかも容易かつ簡単
に紙、フィルムなどの最終支持体上に再転写して、高階
調、高品質な連続調画像を形成することができ、かつ前
記中間転写体を繰り返し使用することができ、かつ、画
像形成1回当たりのコストが安価である画像形成方法を
提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 本発明者は、感光体ドラムの光導電体上に形成されたト
ナー像を完全に粘着層を有する中間転写体上に粘着転写
するという第1の課題と、前記粘着層上に転写された前
記トナー像を、完全にしかも容易かつ簡単に紙、フィル
ムなどの最終支持体上に再転写して、かつ前記中間転写
体を繰り返し使用するという第2の課題を、ともに解決
すべく鋭意研究した結果、以下の知見を得て、本発明に
至ったものである。
上記課題のうち、第1の課題である感光体ドラムの光導
電体上に形成されたトナー像を完全に粘着層を有する中
間転写体上に粘着転写するためには、電子写真感光体ド
ラム′の光導電体がその表面をSiCとするa−5i(
アモルファスシリコン)光導電体からなり、前記トナー
が凝集エネルギー定数G (P、A、Smal lによ
ってJ、Appl、chem、、3.71(1953)
に示された原子および原子団の凝集エネルギー定数Gを
用いて計算される被覆ポリマーの凝集エネルギー定数G
)が280以上であるポリマーで被覆され、かつ、前記
光導電体上に付着したトナーを、前記中間転写体上の粘
着層で、前記光導電体から完全に剥離する力(剥離力)
が、130g/25mm幅以下であること。
また、第2の課題である前記粘着層に転写された前記ト
ナー像を完全にしかも容易かつ簡単に紙・フィルムなど
の最終支持体上に再転写し、かつ前記中間転写体を繰り
返し使用するためには、前記トナーおよびウレタン(メ
タ)アクリル樹脂を主成分とする粘着層を用い、前記粘
着層に転写された前記トナー像を最終支持体に熱圧着し
、その後、適切な温度のもとて最終支持体と前記粘着層
とを剥離することによって、前記粘着層上の前記トナー
像を100%完全に最終支持体上に再転写できること。
すなわち、本発明は、電子写真法によって電子写真感光
体ドラムの光導電体上に形成されたトナー像を中間転写
体の粘着層に一旦粘着転写し、次に前記粘着層に転写さ
れた前記トナー像を支持体に再転写して画像を形成する
電子写真画像形成方法において、 前記電子写真感光体ドラムの光導電体が、その表面をS
iC(炭化ケイ素)とするa−5i(アモルファスシリ
コン)光導電体であり、前記トナーが凝集エネルギー定
数Gが280以上であるポリマーで被覆されており、が
っ、 前記中間転写体の粘着層がウレタン(メタ)アクリル樹
脂を主成分とし、これにアクリルゴム、飽和ポリエステ
ル樹脂およびフッ素系添加物から選ばれる少なくとも1
種を含有する粘着剤より形成したものであることを特徴
とする画像形成方法を提供するものである。
前記ウレタン(メタ)アクリル樹脂は、ウレタンアクリ
ルモノマー、ウレタンアクリルオリゴマー ウレタンメ
タクリルモノマーおよびウレタンメタクリルオリゴマー
から選ばれる少な(とも1種よりなるのが好ましい。
また、前記粘着剤は、反応開始剤を含有するのが好まし
い。
また、前記反応開始剤が、熱反応開始剤であるのが好ま
しい。
前記中間転写体と前記最終支持体とは、熱圧着されるの
が好ましい。
前記最終支持体は、前記トナーの被覆ポリマーと相溶性
を有するのが好ましい。
前記トナーの被覆ポリマーの凝集エネルギー定数Gは、
500以上であるのが好ましい。
前記トナーの被覆ポリマーの凝集エネルギー定数Gは、
700以上であるのがより好ましい。
前記被覆ポリマーは、スチレン−ブタジェン共重合体、
メタクリル酸メチル−メタクリル酸ステアリル共重合体
およびエチレン−メタクリル酸共重合体のいずれかであ
るのが好ましい。
前記光導電体上に付着したトナーを前記粘着層で、前記
光導電体から剥離する力(剥離力)が130g/25m
m幅以下であるのが好ましい。
前記剥離力は、70g/25mm幅以下であるのが好ま
しい。
前記剥離力は、30g/25mm幅以下であるのがより
好ましい。
以下に本発明をさらに詳細に説明する。
本発明は、光導電体に付着しているトナーをほぼ完全に
前記中間転写体である前記粘着層上に転写するための第
1の条件および前記粘着層上に転写されたトナー像を、
紙・フィルムなどの最終支持体上に、完全に再転写する
ための第2の条件を満足するものである。
まず、第1の条件について説明する。
本発明は、光導電体上に付着しているトナーを100%
完全に、前記粘着層に転写するための条件を、種々検討
した結果、得られたものである。
光導電体表面に付着しているトナーに粘着層を押しつけ
ては(すすることは、模式的に、第1a図のように表わ
すことができる。
ここで、FP−Tは、光導電体11表面と付着している
トナーTとの間に働く付着力、FT−Tは、トナー粒子
T間に働く凝集力、また、F、−えは、粘着層1とトナ
ーTとの界面に働(粘着力、Fm−aは、粘着層1の凝
集力、F^−8は、粘着層lと基体2aとの間に働く接
着力を示す。
上記模式図において、左右の矢印の方向に強い力でひっ
ばった時、切断されるところは、最も弱い力で結合して
いるところである。 従って、光導電体11上に付着し
ているトナーTを、100%完全に粘着層1に転写する
ための条件は、Fp−7が、FT、、ア* F T−A
 、F A−A、Fあ−、のいずれよりも小さいことで
ある。 この場合、光導電体11に最近接して付着して
いるトナーTと光導電体11との間で切断が生じ、トナ
ーTは、100%完全に粘着層1上に転写される。
上記はくりのプロセスにおいて、粘着層1は基体(ベー
ス)2aに十分強固に接着されており、かつ、粘着剤A
dは、十分な凝集力をもった粘着剤からなる粘着フィル
ムであり、かつ、トナーTに対し十分強い接着力がある
場合には、光導電体11上のトナーTを100%完全に
転写できるかどうかはF P−T < F T−Tの関
係が満たされているか否かで決まる。 こ の場合、F
、−7、FT−Tの大きさが測定できればいいわけであ
るが、電子写真法で、光導電体11上に埋積されたトナ
ーTの凝集力を測定することは現実には非常にむずかし
く、その測定法は未だ知られていない。 そこで、P、
A。
Smallの提案した凝集エネルギー定数G(J、Ap
pl、Chem、、’旦、  71  (1953)参
照)に着眼し、トナーの被覆ポリマーの凝集エネルギー
定数Gを計算で求めた。 また、Fp−tについては後
述のはくり力の測定を行った。 種々の被覆ポリマーを
用いてトナーを作製し、トナーが光導電体から100%
完全にはくすされる条件を検討した結果、前記トナーの
被覆ポリマーとして、その凝集エネルギー定数Gが28
0以上である被覆ポリマーを用い、光導電体から完全に
はくすする力が130g/25mm幅以下であるとき、
好適に、完全転写されることを見い出し、本発明に至っ
た。
次に、第2の条件について説明する。
中間転写体として、粘着層を有する粘着フィルムを用い
た場合、粘着層上にトナーが付着した粘着フィルムをト
ナーを被覆している被覆ポリマーの軟化点以上の温度で
熱圧着し、その後前記軟化点以下に冷却して、最終支持
体から粘着フィルムをは(すする場合について考えると
、模式的に第1b図のように表わすことができる。
ここで、Fs−7・は最終支持体4と付着しているトナ
ーTとの間に働く付着力、FT・−1はトナーTと粘着
層1との界面に働いている粘着力、F A−aは粘着層
1の凝集力、FA−sは粘着層1と基体2aとの間に働
く接着力を示す。
ここで、粘着層1上の載積したトナー粒子像Tは、トナ
ーを被覆している被覆ポリマーの軟化点以上の温度で加
熱圧着されたため、トナー同志融着し一つのポリマー塊
となっており、従ってトナー粒子間の凝集力は非常に太
き(、従って上図では考慮されていない。
上記模式図において、左右の矢印の方向に強い力で引っ
張った時切断されるところは、最も弱い力で結合してい
るところであり、従って粘着フィルム2上のトナー像T
を100%完全に最終支持体4上へ転写するための条件
は、F T’−Aが、F、−1・+ F A−A + 
 F A−!lのいずれよりも小さいことである。 こ
の場合、粘着フィルム2上のトナー像Tのみが、1′0
0%完全に最終支持体4上へ転写される。
上記再転写のプロセスにおいて、粘着層lは基体2aに
十分強固に接着されており、かつ粘着剤Adは十分強い
凝集力をもった粘着剤であるならば、即ち、F T−A
 < Fい、。
F、−^<FA−Aであるならば、粘着フィルム2上の
トナー像を最終支持体へ100%完全に再転写するため
の条件は、F T−A < F s−tとなる。 この
ことは、例えば最終支持体4の極く表面の材料をトナー
の被覆ポリマーと相溶性のある又は同一のものとするこ
とでF M−Tを大きくし、また、粘着剤Adに用いら
れる材料とトナーの被覆ポリマーとをなじまない材料を
用いることでFT−Aを適度に小さくすることにより、
従って再転写時に、Fv−A<Fs−7の条件を満足さ
せることができる粘着剤が存在することを示している。
本発明は、以上の再転写性の条件を満足する粘着剤とし
て、ウレタン(メタ)アクリル樹脂を主成分とする粘着
剤があり、この粘着剤からなる粘着層を用いて好適に再
転写できることを見い出し本発明に至った。
以下、本発明の中間転写体について説明する。
ここで、本発明に用いられる粘着層を有する中間転写体
は、基体上にトナー像を一時的に担持するための粘着層
を設けたものであり、その形状はシート、テープ、フィ
ルムまたは円筒のドラム状など、いずれであってもよい
。 ここで用いられる基体は、粘着剤層の支持体として
の機能を有するもの、即ち粘着剤が基体に強固に接着し
ておれば(F A−mは十分に大きい)、その材質は特
に制限的でなく、例えば厚さlO〜300μ程度の紙シ
ート、ポリエチレンテレフタレートフィルム等を用いる
ことができる。
また、本発明に用いられる中間転写体の粘着層は、特に
重要なものであって、fil感光体ドラムの光導電体上
に形成されたトナー像を完全に中間転写体の粘着層上へ
粘着転写″することができること、fil粘着層上に転
写されたトナー像を完全に最終支持体上に再転写するこ
とができること、Gil同一の粘着層で(tj、(i)
のプロセスを繰り返すことができること、といった機能
をもっているのが好ましい。
このような粘着層を形成する粘着剤としては、ウレタン
(メタ)アクリル樹脂を主成分として、非粘着性のアク
リル酸エステルの共重合体であるアクリルゴムあるいは
、飽和ポリエステル樹脂を配合し、あるいはフッ素系添
加物を配合して得られる粘着剤組成物である。
この粘着剤の主成分のウレタン(メタ)アクリル樹脂は
、分子の末端または側鎖に(メタ)アクリロイル基をも
ち、ポリウレタンの主鎖を有するアクリルモノマー、ア
クリルオリゴマー、メタクリルモノマーあるいはメタク
リルオリゴマーである。
上記粘着剤において使用される非粘着成分であるアクリ
ルゴムは、アクリル酸エステルを主成分とするポリマー
であり、特に耐熱、耐老化、耐候性に優れており、有機
溶剤への溶解性もよい。 飽和ポリエステル樹脂も耐光
性、耐摩耗性、接着性などが優れている。 更に、この
非粘着成分に対してイソシアネートなどの架橋剤を加え
ることで、これらの性質を一層改善することもできる。
 また、これらの非粘着成分には、必要に応じて、ロジ
ン、テルペン樹脂、炭化水素樹脂などの粘着付与剤を適
宜含有してもよい。
上記粘着剤には、さらにフッ素系添加物を含ましめても
よい。 このフッ素系添加物は、再転写の際の最終支持
体へ転写されたトナー像の粘着層からの剥離性を向上さ
せるもので、必ずしも含有させないでもよいが、完全転
写を容易にするためには含ましめるのが好ましい。 こ
のようなフッ素系添加物としては、例えば、3フツ化工
チレン重合体、4フツ化エチレン重合体、フッ素系界面
活性剤などを挙げることができる。
上記粘着剤においては、これらの各成分が適宜の割合で
使用されるが、その配合比率は通常、非粘着成分10〜
50重量部に対してウレタン(メタ)アクリル樹脂50
〜90重量部及びフッ素系樹脂0〜40重量部とするの
がよい。 なお、フッ素系樹脂、フッ素系高分子化合物
の場合0〜40重量部、また、フッ素系界面活性剤、フ
ッ素系低分子化合物の場合0〜5重量部とするのがよい
この粘着剤組成物は、前記の各成分を常法によって均一
に混合することで得られる。 この際に、架橋剤、可塑
剤、充填剤などを適宜配合することもできる。
このようにして得られた粘着剤組成物をフィルム基体に
固型物として厚さが5〜20μになるように塗工して粘
着フィルム、粘着テープあるいは粘着シートとすること
により本発明の中間転写体とすることができる。
上述の粘着剤からなる粘着層を有する中間転写体は、光
導電体からトナー像をほぼ完全に粘着転写後、最終支持
体へ完全再転写することができ、さらに、再転写後、再
び粘着転写一完全再転写に繰り返し使用することができ
る。
このような粘着剤は、例えば、特願昭62−26690
0号明細書の実施例に開示された粘着剤を本発明に用い
られる中間転写体の粘着剤の一例として、挙げることが
できるが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、本発明に用いられる最終支持体は、前記粘着層に
転写されたトナー像を最終支持体に熱圧着し、その後適
切な温度のもとて最終支持体と前記粘着層上とをはくす
した時、前記トナー像が、完全に最終支持体上に再転写
できるものであれば何であってもよい。 これらの支持
体は、透明であっても不透明であってもよく、例えば透
明フィルムであれば、透過光用ネガあるいはポジプリン
ト画像を形成することができ、不透明な紙やフィルムの
場合は、反射光用プリント画像を形成することができる
。 本発明に用いられる最終支持体としては、代表的に
、Xerox OHP用シート、う)ンクスコート紙(
三菱製紙■)やエナメルコート紙(玉子製紙■)、また
Xerox用紙などのブレーンベーパー等を挙げること
ができる。
このような支持体は、トナー像を強固に最終支持体に固
着させるための何らかのトナー受容層を有している。 
トナー受容層としては、Xerox用紙のブレーンベー
パーのように単に支持体表面が、紙の繊維から形成され
た凹凸のようなものであってもよ(、また、コート紙や
コートフィルムのようにトナーとの付着力を向上させる
物質を塗布あるいは成層したものであってもよい。
本発明においては、トナーと最終支持体との付着力を高
めることは再転写のための必須条件であり、従って上記
のように最終支持体は、その表面にトナー像を強固に固
着させるためのトナー像受容層をもっている方がより好
ましい。
本発明に用いられる感光体ドラムの外周面に配される光
導電体は、電子写真法に用いられるものであって、コロ
ナ放電等により一様に帯電させることができ、画像情報
を担持する光ビームの照射により正確に画像情報に応じ
た静電潜像を形成することができ、液体現像剤により連
続調画像であ・)てもトナー像とすることができ、基体
上の粘着層が押し当てられた時には、トナーを容易に剥
離することのできる光導電体である、その表面をSiC
(炭化ケイ素)で被覆したa−Si(アモルファスシリ
コン)感光体がよい。 この他、上記条件を満たすもの
であれば、有機光導電体(OPC)、セレン感光体、セ
レン合金感光体、硫化カドミウム感光体およびこれらの
複合系多層感光体などを用いてもよい。
また、本発明においてトナー像を形成するために、用い
られる液体現像剤は、顔料、被覆剤、分散剤、定着剤、
荷電調節剤、絶縁性キャリア液体より構成されるが、本
発明の趣意を逸脱しなければ、これに限定されるもので
はない。
ここで顔料としては、カーボン′ブラックをはじめ多く
の公知の無機顔料および有機顔料を用いることができる
また、絶縁性キャリア液体としては、静電潜像のリーク
を生じせしめないように、電気抵抗1010Ωcm以上
で誘電率は低く毒性がなく感光体を犯さないものであれ
ば何でもよいが、例えばノルマルパラフィン系、イソパ
ラフィン系、オレフィン系およびナフサ系の液状炭化水
素あるいはこれらに芳香族系炭化水素の含まれたものな
どのいずれもが使用できる。 より好ましくは、エッソ
スタンダード社から市販されているアイソパーG、アイ
ソパーH、アイソパーし、ツルペッツなどがあり、これ
らはただ一種を用いてもよいし、あるいは二種以上を混
合して用いてもよい。
また、被覆剤は、顔料粒子を被覆するために用いるもの
であり、本発明においては、前述の最終支持体のトナー
受容層と相溶性があり、光導電体上に形成されたトナー
像に基体上に設けられた粘着層を押しあてて、トナー像
を光導電体からは(すしながら粘着転写を行うとき、光
導電体上のトナー像をほぼ完全に好ましくは100%完
全に粘着フィルム上へ転写するための重要な因子である
即ち、一つ一つのトナーは後述の被覆剤で被覆されてい
るため、トナー同志の近接相互作用は、被覆剤であり、
トナーの凝集エネルギーGは、その被覆剤により太き(
依存すると考えられる。 一方、光導電体と近接するト
ナーとの間に働(付着力は、光導電体表面に接している
トナーの材質すなわち被覆剤が大きな効果を与えると考
えられる。 第1a図の模式図で示したように、トナー
が100%完全転写するための主な条件は、F P−T
 < F T−〇であり、トナーの被覆剤はF P−T
 、F T−7の値に大きく寄与すると思われるからで
ある。
本発明においては、被覆剤として種々の被覆ポリマーか
らなるトナーを用いて種々検討を行った結果、P、A、
Smal 1の提唱した原子または原子団の凝集エネル
ギニ定数Gを用いて計算された被覆ポリマーの凝集エネ
ルギー定数Gが280以上の被覆ポリマーが、本発明に
好適であることが判った。
より好ましくは、被覆ポリマーの凝集エネルギー定数G
は500以上、さらに好ましくは700以上であるのが
よい。
また、この時、光導電体表面と付着しているトナーとの
間に働く付着力F p−tに関して、後述するその表面
をSiCとするa−Siからなる光導電体からのトナー
のは(り力測定により種々の被覆ポリマーからなるトナ
ーを用いて検討を行った結果、前記はくり力が130g
/25mm幅以下の被覆ポリマーが好適である。
より好ましくは、は(り力は70g/25mm幅以下、
さらに好ましくは30g/25mm幅以下であるのがよ
い。
このような本発明に好ましい被覆ポリマーとしては、代
表的に、スチレン−ブタジェン共重合体、メタクリル酸
メチル−メタクリル酸ステアリル共重合体、エチレン−
メタクリル酸共重合体を挙げることができるが、本発明
は、これに限定されるものでなく、上記凝集エネルギー
定数が280以上のものであり、かつ、光導電体からの
は(り力が130g/25mm幅以下を示すものであれ
ば、どのような被覆剤であっても構わない。
分散剤は、トナー粒子が絶縁性キャリア液体中で、凝集
し沈降するのを防止するものであればよ(、公知の分散
剤などを用いることができる。 また、電荷制御剤は、
前記キャリア液体中で、トナー粒子に吸着し、トナー粒
子の電荷極性と電荷量を決めるもので、キャリア液体に
可溶の有機金属塩、電子供与性や電子受容性の極性基を
もったアマニ油や合成樹脂など公知の電荷制御剤でよい
。 定着剤は、トナー画像の定着性を向上させるための
もので、基本的に、現像液中で、トナー粒子に付着して
いる必要があり、従って、本発明においては、被覆剤と
同様、重要な因子となる。
本発明において被覆剤とは、$ナー粒子に付着する被覆
剤および定着剤の両方を含んだものを意味する。 従っ
て、被覆剤と定着剤が同時に用いられる場合、その凝集
エネルギーは、各々の凝集エネルギーに各々のモル分率
をかけたものの合計として表わされる。
以下に、本発明の画像形成方法を添付図面に示す好適実
施例についてより詳細に説明する。
第2図は、本発明の画像形成方法を実施する電子写真装
置の一例を示す概略図である。
図示の電子写真装置10において、周面に光導電体11
が設けられてなる感光体ドラム12は、矢印六方向に回
転されつつ周面に配置されたトナー像形成手段20によ
り、その周面にトナー像が形成される。 このトナー像
形成手段20は、感光体ドラム12の回転方向Aに沿っ
て、帯電器21、露光部22、現像器23、ドラム乾燥
手段24、除電器25、クリーニング手段26等を備え
ている。
上記露光部22は、例えば半導体レーザ、He−Neレ
ーザ等からなるレーザ光源22aと、このレーザ光源2
2aから射出された光ビーム(レーザビーム)22bを
強度変調する例えばAOM (音響光学光変調器)等の
光変調器22cと、この光変調器22cを駆動する変調
回路22dと、変調された光ビーム22bを反射偏向し
て、感光体ドラム12上においてその回転方向(矢印六
方向)と略直角な方向に走査させるポリゴンミラー等の
光偏向器22eと、光ビーム22bを感光体ドラム12
上において均一なビーム径に集束させるfθレンズから
なる走査レンズ22fとを備えている。 そして、その
光変調器22cには1画像信号供給器51からデジタル
画像信号Sdとして供給され、補正テーブル52により
補正され、D/A変換器53により変換された後に受け
るアナログ画像信号Sに基づいて光変調器22cを駆動
する変調回路22dが接続されている。
現像器23は、上述の絶縁性キャリア液体中に電荷を持
った微細なトナー粒子を分散させた上述の液体現像剤(
現像液)Fを光導電体11上の静電潜像に供給できる湿
式現像器であれば何でもよいが、例えば、本出願人の出
願に係る特願昭61−52216号明細書に開示された
液体現像装置を用いることができる。
液体現像剤としては、上述したものを用いることができ
る。
ここで、カラー画像の形成に際しては、Y(イエロー)
トナー用湿式現像器23Y、M(マゼンタ)用湿式現像
器23M、C(シアン)用湿式現像器23Cの3色ある
いは、これにB(ブラック)用湿式現像器23Bを加え
た4色の湿式現像器を次々に交換できるように構成され
ている。
乾燥手段24は、図中矢印方向に、すなわち感光体ドラ
ム12の回転方向へ方向に対向して高速で非接触回転し
て、トナー粒子とともに光導電体に付着する絶縁性液体
をかき取るスクイズローラ24aと、スクイズローラに
かき取られた絶縁性液体をこすり落とすブレード24b
とを有し、はとんど絶縁性液体を除(ことができるが、
さらにスクイズローラ24aおよび光導電体11上のト
ナー像を乾燥するための熱風あるいは温風を供給するド
ライヤー24cを有している。  ドライヤー24cは
複数設け、スクイズローラ24aの乾燥用と光導電体1
1上のトナー像の乾燥用とを別々に使い分けてもよい。
クリーニング手段26は、転写後の感光体ドラムの光導
電体11を清浄化するもので、上記液体現像剤に用いら
れる絶縁性キャリア液体等の洗浄液CLを含浸する柔軟
性基体26aと、柔軟性基体26aを感光体ドラム12
の光導電体11の表面に押し付け、かつ、柔軟性基体2
6aに洗浄液CLを含浸させるための押圧ローラ26b
と、未使用の柔軟性基布26aを巻き出す第10−ラ2
6cと、仕様済の柔軟性基布26aを巻回する第20−
ラ26dと、テンションローラ26eと、清浄化された
光導電体11の表面を乾燥するドライヤー26fと、図
示しない公知の駆動手段とを有し、感光体ドラム12の
光導電体11の外表面を清浄化する。
本発明においては、感光体ドラム12の光導電体11上
のトナー像は完全に粘着層に転写されるので、必ずしも
設ける必要はないが、−様帯電させる前に常に清浄な光
導電体表面とするためには設けておくほうが好ましい。
粘着転写手段30は、公知の手段により矢印B方向に移
動されて、感光体ドラム12の周面の光導電体11に圧
接する位置と、B′方向に移動されてこの光導電体11
から離間した位置をとりつる中空の転写ローラ31と、
帯状の離型紙または離型フィルム(以下、離型シートと
いう)3に貼着されており、その反対側に前述の中間転
写体となる粘着層1を有する受像シート2を巻回して貯
える受像シート供給ローラ32と、受像シート供給ロー
ラ32から送り出された離型シート3に貼着されている
受像シート2を挟持するニップローラ33a、33bと
、そのニップローラ33a、33bにより挟持された位
置で受像シート2から剥離された離型シート3を巻き取
る離型シート巻取ローラ34とからなる。
ここで、受像シート2は、例えば、第3図(d)に示す
ように、粘着層1と粘着層1を支持するベースとなるフ
ィルムあるいはテープなどの基体2aとから構成される
転写ローラ31の下流には本発明の最も特徴的な部分で
ある支持体再転写手段40として、トナー受容層5を有
する支持体4をトナー受容層5を下側にして貯蔵してお
く支持体ストッカ41と、支持体ストッカ4工の出口近
傍に設けられた支持体数80−ラ42と、支持体取出ロ
ーラ42によってタイミングを合わせて取り出された支
持体4と受像シート2とを、支持体4上のトナー受容層
5と受像シート2の粘着層1のトナー像Tとが向き合う
ように熱圧着転写する一対の熱圧着転写ローラ43a、
43bと、熱圧着転写した支持体4と受像シート2とを
挟持するニップローラ44a、44bと、このニップロ
ーラ44a、44bにおいてトナー像Tのみがトナー受
容層5に転写されている支持体4を挟持搬送するニップ
ローラ45a。
45bと、トナー像Tが形成された支持体を取り出す取
出トレイ46と、転写後、再使用するために粘着層lと
基体2aからなる受像シート2を巻き取る受像シート巻
取ローラ47とを有する。
そして、上記の熱圧着転写ローラ43a。
43bは、それぞれ内部に例えば熱源H1H2を有して
所定温度に加熱されるようになっており、図示しない駆
動手段により、それぞれ矢印方向に回転駆動される。
第2図に示す例では、受像シート2の粘着層1を保護す
る離型シート3を用いているけれども、必ずしも用いる
必要はな(、例えば、受像シート2の裏面に離型性を持
たせることにより離型シート3を用いなくてもよい。 
供給時に離型シート3を用いる場合、使用済受像シート
2を巻き取る際に間に離型シート3を挟むため、離型シ
ート供給ローラを設けてもよい。
また、受像シート2の供給から巻取までのローラ等の構
成は、受像シート2の再使用を考慮して、例えば、エン
ドレス状にするとか、受像シート2の再使用を受像シー
ト供給ローラ32と受像シート巻取ローラ47を逆転し
て行うなど種々の構成を考えることができる。
以上のような本発明の画像形成方法を実施する電子写真
装置10は次のように作用してプリント画像を形成する
。 第2図および第3図に模式的に示すプリント画像形
成プロセスを参照して説明する。
第2図に示す装置において、感光体ドラム12上に画像
を記録する際には、該ドラム12は矢印A方向に回転さ
れ、また連続調画像を担うデジタルの画像信号Sdが画
像信号供給器51から補正テーブル52を通してD/A
変換器53に送られ、該D/A変換器53によってアナ
ログ化された画像信号Sが前述の変調回路22dに送ら
れる。 変調回路22dは上記画像信号Sに基づいて光
変調器22cを駆動し、それにより光ビーム22bが画
像信号Sに対応して強度変調される。
一方感光体ドラム12が上記のように矢印A方向に回転
することにより、光導電体11は帯電器21に対して相
対移動し、その際該帯電器21によって第3図(a)に
示すように一様帯電される。 −様帯電された光導電体
11には、レーザ光22aから射出され光偏向器22e
によって偏向された光ビーム22bが照射され第3図(
b)に示すように露光される。
第3図(b)においては、露光の状態を明確にするため
、光ビーム22bが照射される部分にはマスク9がなく
、光ビーム22bが照射されない部分にはマスク9が存
在するものとして模式的に示しである。
この光ビーム22bは上記偏向により光導電体11上を
1次元的に走査しく主走査)、また感光体ドラム12が
A方向に回転されることにより光ビーム22bの副走査
がなされ、結局光導電体11は光ビーム22bによって
2次元的に走査される。 先に述べたようにこの光ビー
ム22bは画像信号Sに基づいて変調されており、した
がってこの光ビーム22bの照射を受けた光導電体11
上には、画像信号Sが担う画像の静電潜像が第3図(b
)に示すように形成される。
この静電潜像は、湿式現像器23により第3図(C)に
示すようにトナー像Tに現像される。 この湿式現像器
23は、絶縁性キャリア液体中に電荷を持った微細なト
ナー粒子Tを分散させてなる液体現像剤Fを光導電体1
1に接触させ、静電引力によってトナー粒子Tを光導電
体11に付着させることにより、上記静電層像をトナー
現像する。
こうして形成されるトナー像Tは、強度の高い光ビーム
22bで照射された部分はどより低濃度となり、画像信
号Sdが担う連続調画像の階調が再現されることになる
。 この現像後、感光体ドラム12はさらに矢印A方向
に回転し、トナー像Tは前記ドラム乾燥手段24により
乾燥される。
一方受像シート2は、シート供給ローラ32から帯状の
離型シート3に貼着された状態で送り出され、ニップロ
ーラ33a、33bにより挾持された位置で離型シート
3と剥離し、剥された離型シート3は離型シート巻き取
りローラ34により巻き取られる。 そして離型シート
3が剥離された受像シート2は粘着層1を外側にして前
記転写ローラ31に懸架される。
前述の光導電体11上のトナー現像された部分が、転写
ローラ31に対向する位置の直前まで送られて来たこと
が公知の手段によって検出あるいは判別されると、それ
まで感光体ドラム12から離されていた転写ローラ31
は、位置P1で感光体ドラム12に押圧するようにB方
向に移動する。 このように転写ローラ31が移動する
ことにより転写ローラ31は感光体ドラム12に従動回
転し、そこに懸架されていた受像シート2は、第3図(
d)に示すようにその粘着層1側が光導電体11に押し
当てられる。
この時、トナー像Tを形成するトナー粒子Tと光導電体
11との付着力を、粘着層lとトナー粒子Tとの粘着力
およびトナー粒子T同志の凝集力より小さ(しておけば
、完全にすなわち、受像シート2の粘着層1を軽く押し
当てるだけで容易かつ完全に剥離し、トナー粒子Tはす
べて受像シート2の粘着層1に転写されてしまう。 こ
うして、光導電体11上にあったトナー像Tが第3図(
e)に示すように受像シート2の粘着層1にすべて粘着
転写される。
その後、転写ローラ31はB′方向に移動して感光体ド
ラム12と離れる。 光導電体11上のトナー像Tを粘
着転写した受像シート2は、加熱されている熱圧着ロー
ラ43a、43bの間に送られ、第3図(f)に示すよ
うにこの受像シート2と支持体ストッカ41から支持体
取出ローラ42によりタイミングを合わせて送り出され
たトナー受容層5を有する支持体4とが粘着層1とトナ
ー受容層5が対面するように貼り合わされる。 互いに
貼着された状態となった受像シート2と支持体4は、熱
圧着転写ローラ43aと43bとの間で加熱圧着され、
その後、冷却されながらニップローラ44a。
44bのところまで搬送される。
この間、トナーTは熱圧着により溶融してトナー粒子同
志融着すると同時に、支持体4のトナー受容層5に、例
えば凹凸に入り込んで強固に定着されるため、トナー同
志の付着力すなわち凝集力が増加し、定着されたトナー
Tと支持体4との間の付着力は増大する。 支持体4の
トナー受容層5に熱圧着等によりトナー付着力が増大す
る物質を有する時はさらに増大する。
ここで、加熱圧着温度および圧力は、トナー、粘着層、
最終支持体などに応じ適宜定めればよいが、加熱温度は
、少なくとも(ともトナーの被覆ポリマーの軟化点以上
にする必要があり、120〜150℃が好ましく、圧力
は、0、05Kg/cm” 〜0.8Kg/cm”が好
ましい。
その後、互いに貼着された受像シート2と最終支持体4
はニップローラ44a、44bで剥離される。 この時
、トナーTと粘着層1との間の粘着力は、トナー同士の
凝集力およびトナーTと最終支持体4との間の付着力よ
りも小さ(なるようにする必要があり、そのため加熱圧
着後の冷却あるいはニップローラ44a。
44bでの冷却は、好適に定めることが必要である。 
ニップローラ44a、44bでの温度は、トナー、粘着
層、最終支持体などに応じ適宜定めればよいが、80℃
〜120℃が好ましい。
加熱定着・冷却後、第3図(g)に示すように、ニップ
ローラ44a、44bで受像シート2の粘着層1上のト
ナー像Tは、100%完全に、支持体4のトナー受容層
5に転写され、粘着層1を有する受像シート2と、転写
されたトナー像Tがトナー受容層5に定着された最終支
持体4とに剥離される。 受像シート2は再使用のため
、巻き取りローラ47に巻取られる。
一方、トナー像Tを有する支持体4は、モノクロ画像が
成形されたプリントとして取出トレイ46に送り出され
る。
このようにして支持体4上のトナー受容層5にトナー像
Tが連続調画像として記録されたモノクロのプリント画
像が得られる。
以上のような現像液により現像したトナー像を粘着層を
有する中間転写体を使用して支持体に粘着転写する画像
形成方法であって、カラー画像に関する方法は基本的に
はモノクロ画像の場合と同様であり、3色または4色の
カラー画像信号中の1色、例えば第3図(h)に示す例
ではイエロー(Y)の画像信号に基づき前述の第3図(
a)〜(g)のようにして光導電体上に静電潜像を形成
し、この静電潜像を当該色のカラートナー像に現像して
、このカラートナー像を中間転写体となる受像シートに
粘着転写し、これを支持体上のトナー受容層に再転写し
て、例えば第3図(h)の最下層のイエロー像TYが支
持体上に形成される。 以後、マゼンタ(M)、シアン
(C)およびブラック(B)の各色について同様のプロ
セスを経て、イエロートナー像TYが形成された支持体
4のトナー受容層5上に順次マゼンタトナー像TM、シ
アントナー像TCおよびブラックトナー像TBが積層し
て定着され、カラー画像が形成される。
なお、第2図に示す例において、粘着層1を有する受像
シート2は、使用後巻き取って、再使用に供するように
構成されているけれども、これに限定されず、受像シー
ト2を使用後、受像シート供給ローラ32を巻き取って
、受像シートを所定の位置まで戻し、すぐに再使用する
ようにし、所要回数例えば、再使用できなくなるまで使
用後、使用済受像シートを巻取ローラ47で巻取っても
よい。
なお、上記いずれの画像形成方法においてもトナー像の
粘着転写後、光導電体11は除電器125によって除電
され、必要であれば、クリーニング手段26によってク
リーニングされ、次回のトナー像の形成に利用されつる
状態となる。
以上の装置に用いられる支持体4は、シート状支持体に
限定されず、連続したフィルム状あるいはテープ状支持
体であってもよい。
〈実験例〉 以下に、本発明に用いられる液体現像剤の作製例を示す
1、液体現像剤の作製 まず、以下に示す手順で液体現像剤の作製を行った。
被覆剤であるスチレン−ブタジェン共重合体(アサフレ
ックス800:旭化成■製)3重量部とアイソパーL(
エッソスタンダード社製)7.5重量部とをプラネタリ
−ミキサー(特殊機材製)に入れ、100℃に加熱しな
がら、約7時間混線を行った。
この過程で、被覆剤は、可塑化され、被覆ポリマーにア
イソパーLを取り込んだ柔軟性のあるスポンジ状液体が
得られる。
その後、顔料として、カーボンブラック#40(三菱化
成■)1重量部を加え、さらに2hr、100℃で混練
を行い、終了後室温に冷却され黒色の柔軟性固体として
取り出された。 その後、この黒色柔軟性固体を10重
量部、アイソ式−H31,3重量部、分散剤として、ス
チレン−ブタジェン共重合体であるツルブレン1205
のアイソパーH溶液(10wt%)8.7重量部、およ
びガラスピーズ160重量部をマヨネーズ瓶にとりそれ
を、ペイントシェーカー(東洋精機製)を用いて、分散
を行った。 その後、この分散液1.43重量部と、荷
電調節剤である塩基性バリウムベトロネート(ライトコ
製)のアイソパーG溶液(1wt%)を1重量部とをア
イソパー672.5重量部に希釈撹拌し、荷電が安定す
るまで約5日間室温・暗中放置した。 こうして得られ
た液体現像剤をナノサイザーを用いてトナー粒子の平均
粒子径を測定したところ、0.3〜0.4μの値を示し
た。また、くし形電極上に電圧を印加して、その上にト
ナーを滴下したところ、■極側のみにトナーは付着し、
トナー極性は負であることが判明した。
本発明において、下記に示す種々の被覆ポリマーを用い
た各種液体現像剤が作られたが、その方法は上記と同様
である。 唯−異なる点はプラネタリ−ミキサーを用い
た可塑化に要する時間だけである。
2、被覆ポリマーの凝集エネルギー定数G本発明で用い
たトナーの被覆ポリマーは、以下の各種である。
1、スチレン−ブタジェン共重合体 (アサフレックス800:旭化成■製)2、スチレン−
ブタジェン共重合体 (アサブレン6500 :旭化成■製)3、メチルメタ
アクリレート−ステアリルメチルアクリレート共重合体 (富士写真フィルム■製) 4、エチレン−メタクリル酸共重合体 (ELVAXI[5720,三井デュポン社製)()内
の数字は、モル%を示す。
上記の各種被覆ポリマーの凝集エネルギー定数Gは、P
、A、Smal 1によるJAppl、Chem、、3
.71 (1953)の論文記載の原子および原子団の
凝集エネルギー定数(表1に示す)を用いて、構成原子
団の和として算出される。
計算例: 表1 凝集エネルギー定数Gの値(25℃) よって、上記ポリマーの繰り返し単位の分子の分子凝集
エネルギー定数は、 G = (89sx O,675) + (488x 
O,325): 763.4 同様にして、計算された分子凝集エネルギー定数Gを表
2に示す。
また、分子凝集エネルギーE (”’/、、。1)は、
係より求めることができ、ポリマーの繰り返し単位あた
りの凝集エネルギーE (”’/、。1)を計算するこ
とができる。 本発明で用いられた各種被覆ポリマーの
分子凝集エネルギー定数及び、分子凝集エネルギーの計
算値を表2に示す。
第4図に示すはくり力測定装置60を作製し、感光体ド
ラム12の光導電体11上に形成されたトナー像Tを粘
着フィルム6ではがし取る力を測定した。 ここで光導
電体11はその表面をSiCとするa−3i光導電体で
あった。
3、は(り力の測定 このは(り力測定装置60においてはくり力の測定は以
下のように行われた。
感光体ドラム12は、まずコロナ帯電器21で所望の帯
電電位に帯電され、ひきつづき液体現像器23により現
像され、ドラム乾燥手段24により乾燥される。 この
結果、感光体ドラム12の光導電体11上には、乾燥し
たトナー像(ベタ画像)Tが形成される。その上に、ゴ
ムローラー61を用いて、一定の圧力、速度で、25m
m幅の粘着フィルム6が貼り付けられる。 貼り付は時
のゴムローラー61の押圧力は5 k g / 30 
c m、貼り付は速度は5.5mm/secである。 
この貼り付けが終わると、感光体ドラム12の回転はフ
リーとなり粘着フィルム6の先端をはがし、は(り力を
測定するためビーリングチエッカ−(神崎製紙側製)6
2のトルク検出用の40φのローラー63にまきつけら
れる。 その後、ビーリングチエッカ−62のトルク検
出用ローラー63は、図中矢印で示す方向に周速v=0
.9mm/secで回転させることによって、粘着フィ
ルム6は、従動回転する感光体ドラム12からばくりさ
れながらトルク検圧用ローラー63に巻き取られ、その
時のはくり力が測定される。
こうして測定されたはくり力の値は、感光体ドラム12
を従動回転させるためのトルク分に相当するはくり力を
含んでいる。 そのため真のは(り力は測定されたはく
り力から感光体ドラムエ2の従動回転によるトルクに相
当する力を差し引いて求められた。
感光体ドラム12の従動回転によるトルクに相当する力
は、感光体ドラム12上に、粘着性のない25mm幅の
フィルムを巻きつけ、その先端をビーリングチエッカ−
62のトルク検出用ローラ63に固定し、また後端を感
光体ドラム12に固定した状態で、トルク検出用ローラ
63を回転させ、感光体ドラム12を従動回転させなが
ら測定された。
本発明に用いられる上述の被覆ポリマーを用いて、はく
り力が調べられた。主な結果を表−2に示す。 一般に
、は(り力は、トナー付着量により異なるので、帯電電
位をか′えることによってトナーの付着量をかえ、完全
転写された時の透過濃度が1.0に相当するときのは(
り力を表−2に示した。
表2の結果よりから明らかなように、本発明に用いられ
る上述のトナーは、Smallの凝集エネルギーから計
算される分子凝集エネルギー定数Gが280以上である
被覆ポリマーで被覆されたトナーであるので、いずれも
そのはくり力は130g/25mm幅以下であり、完全
転写することができ、これらの系においては、感光体ド
ラムに付着したトナー量が多量(完全転写したトナーの
透過濃度>4.0)であっても、完全転写されるもので
あった。 したがって、これらの系では、低濃度部から
高濃度部までの全濃度域で、感光体ドラム上のトナー像
をほぼ完全に粘着層上に転写することができるものであ
る。
本発明の中間転写体として、下記実験例で配合された粘
着剤組成物をそれぞれ厚さ25μm、幅25mmのポリ
エチレンテレフタレートフィルム基体2a上に加熱後の
厚さが10μmになるように塗工し、80℃で5分間乾
燥して12種類の受像シート2を得た。
前記表2の実験No、1示すトナーおよびこれらの受像
シート2を用い、その表面がSiCからなるa−Si光
導電体を用いた第2図に示す電子写真装置を使って、光
導電体上のトナー像をこれらの受像シート2の粘着層1
に転写後、このトナー像を最終支持体に加熱圧着して再
転写した後、最終支持体4から受像シート2をはがし取
るという実験を行った。 光導電体11から受像シート
2へのトナーの転写性、また受像シートから最終支持体
上へのトナーの転写性は、光導電体11表面に残存する
トナー像、受像シート2の粘着層上に残存するトナー像
また、最終支持体上のトナー像の均一性を目視により評
価した。
目視評価 (1)最終支持体上のトナー像 ○・・・むらが全く見られない。
△・・・むらが極(わずかに見られる。
X・・・むもが存在する。
(2)光導電体表面および粘着層 O・・・残存トナーが全(認められない。
△・・・極めてわずかな残存トナーが認められる。
×・・・残存トナーが認められる。
また、これらの受像シート2の粘着層の初期粘着力およ
び転写後の受像シート2の粘着層の粘着力も併せて測定
した。
以上の結果を表3に示す。
(実験例1) アクリルゴム ドアアクロン PS−210(東亜ペイ
ント■製) 25部 ゴーセラック UV−4200B (日本合成化学工業■製) 75部 コロネート 2030 (日本ポリウレタン工業■製)   1部ベンゾイルパ
ーオキサイド    0.5部トルエン       
      140部(実験例2) ドアアクロン XF−3388 (東亜ペイント■製)  30部 ウレタンアクリル樹脂 アロニツクスM−1200(東
亜合成化学工業■製)70部YSポリスター T−11
5 (安原油脂工業■製)  5部 コロネート し く日本ポリウレタン工業■製)    3部ダロキュア
1116(メルク社製)  3部トルエン      
       140部(実験例3) ドアアクロン XF−3388 (東亜ペイント■製)  30部 ウレタンアクリル樹脂 アロニックスM−1200(東
亜合成化学工業■製)70部YSポリスター T−11
5 (安原油脂工業■製)  5部 コロネート し く日本ポリウレタン工業■製)    3部ラウロイル
パーオキサイド (日本油脂株製)  o、5部 トルエン            140部(実験例4
) ドアアクロン XF−3388 (東亜ペイント■製)   30部 ウレタンアクリル樹脂 アロニックスM−1200(東
亜合成化学工業■製)70部YSポリスター T−11
5 (安原油脂工業■製)  5部 コロネート L (日本ポリウレタン工業■製)    3部ダロキュア
1116(メルク社製)  5部フッ素系界面活性剤 
メガファック F−183(大日本インキ化学工業■製
)2部(実験例5) ドアアクロン XF−3388 (東亜ペイント■製)  30部 ウレタンアクリル樹脂 アロニックスM−1200(東
亜合成化学工業■製)70部YSポリスター T−11
5 (安原油脂工業Im製)   5部 コロネート し く日本ポリウレタン工業■製)    3部ベンゾイル
パーオキサイド    0.7部フッ素系界面活性剤 
メガファック F−183(大日本インキ化学工業■製
)2部(実験例6) アクリルゴム ノックスタイト 7885−NL (日本メクトロン社製)15部 ウレタンアクリル樹脂 UA−3061(共栄社油脂製
) 80部 エポキシ樹脂 エポン 1007 (シェル化学社製)   5部 光反応開始剤 イルガキュア651 (チバ社製)     5部 トルエン            140部3フツ化工
チレン重合体       5部イソプロピルアルコー
ル       8部(実験例7) アクリルゴム ノックスタイト 7885−NL (日本メクトロン社製)15部 ウレタンアクリル樹脂 UA−3061(共栄社油脂製
)  80部 エポキシ樹脂 エポン 1o07 (シェル化学社製)   5部 ベンゾイルパーオキサイド    0.5部トルエン 
           140部3フツ化工チレン重合
体       5部イソプロピルアルコール    
   8部(実験例8) 飽和ポリエステル樹脂 LP−0011(日本合成化学
工業■製)  40部 ウレタンアクリル樹脂 UV−3000B(日本合成化
学工業■製)  60部 イルガキュア 184(チバ社製)  5部トルエン 
           140部フッ素系界面活性剤 
サーフロンS−145(旭硝子■製)  3部 (実験例9) 飽和ポリエステル樹脂 LP−0011(日本合成化学
工業■製) 40部 ウレタンアクリル樹脂 UV−3000B(日本合成化
学工業■製) 60部 ベンゾイルパーオキサイド    0.5部トルエン 
           140部フッ素系界面活性剤 
サーフロンS−145(旭硝子■製)   3部 (実験例10) 飽和ポリエステル樹脂 バイロン300(東洋紡績■製
)  20部 ウレタンアクリル樹脂 ゴーセラックU■−7000B
 (日本合成化学工業■製)80部 光反応開始剤 イルガキュア651 (チバガイギー社製)  3部 充填剤 アエロジルR−972 (日本アエロジル@)   1部 トルエン            140部フッ素系添
加剤 モダフローF100 (日本油脂■製)    3部 (実験例11) 飽和ポリエステル樹脂 バイロン300(東洋紡績■製
)  20部 ウレタンアクリル樹脂 ゴーセラックU■−7000B
 (日本合成化学工業■製)80部 ベンゾイルパーオキサイド    0.5部充填剤 ア
エロジルR−972 (日本アエロジル■)   1部 トルエン            140部フッ素系添
加剤 モダフローF100 (日本油脂■製)    3部 (比較例) アクリル酸2−エチルヘキシル   98部アクリル酸 2部 酢酸エチル トルエン ベンゾイルパーオキサイド 100部 200部 1部 表  3 以上の結果から明らかなように、本発明の粘着層を中間
転写体として用いることにより、その表面がSiCであ
るa−Si光導電体上のトナー像を最終支持体へ完全転
写できることがわかる。 従って、本発明法により最終
支持体上に形成されたトナー像はむらなどのない高諧調
・高画質像であった。
〈発明の効果〉 以上詳述したように、本発明によれば、電子写真感光体
ドラムの光導電体上に形成されたトナー像を、中間転写
体の粘着層に一旦粘着転写し、次に前記粘着層上のトナ
ー像を支持体に再転写して画像を形成する電子写真画像
形成方法において、前記電子写真感光体ドラムの光導電
体として、その表面がSiC(炭化ケイ素)からなるa
−3L(アモルファスシリコン)光導電体を用い前記ト
ナーとして、凝集エネルギー定数Gが280以上である
ポリマーで被覆されたトナーを用い、かつ、前記中間転
写体の粘着層として、ウレタン(メタ)アクリル樹脂を
主成分とする粘着層を用いることにより、光導電体上の
トナー像を前記中間転写体に転写後、該中間転写体から
最終支持体に容易かつ簡単に完全転写でき、高品質・高
諧調画像を、再現性よく形成することができる。
従って、本発明の画像形成方法によって得られたプリン
ト画像は、高品質・高諧調画像であることが必要とされ
る医療用診断画像、印刷用ブルーフ、写真等のコピーお
よび画像処理装置により処理された画像のプリント等に
最適である。
また、従来の転写ベルトや転写ロールなどの中間転写体
を用いる方法に比べ、転写効率を極めて高く、すなわち
100%にすることができる。 また、クリーニング手
段を設ける場合でも極めて簡単なりリーニング手段とす
ることがでできるので、従来法のように、クリーニング
手段によって感光体や中間転写体などの表面を傷めるこ
とがないので、高品質の高諧調画像を形成できる。
また、同じ完全転写であって、シグネチャー力う−プル
ーフインクシステムのように、感光体を1回の画像形成
にしか使用できないものに比べて、感光体は極めて多数
回繰り返し使用できるし、中間転写体の粘着層を繰り返
し使用することができ、画像形成1回当りのコストを極
めて安価にすることができる。
また、LANDAプロセスのように特殊なトナーを用い
るものに比べて、本発明に用いられるトナーは分散安定
性が極めて良く、貯蔵中あるいは使用中、液体現像液中
で凝集・沈降することがなく、取り扱いが容易なもので
ある。
以上のように、本発明は、高品質・高諧調画像を極めて
再現性よく安価に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1a図および第1b図は、本発明の画像形成方法を示
す模式図である。 第2図は、本発明の画像形成方法を実施する電子写真装
置の一実施例の概略図である。 第3図(a)、(b)、(C)、(d)(e)、(f)
、(g) !3よび(h)は、本発明の画像形成方法に
おける画像形成プロセスを模式的に示す概略図である。 第4図は、本発明の実験例において用いられたはくり力
測定装置の断面模式図である。 第5図は、従来の画像形成方法を実施する装置の一例の
概略図である。 第6図(a)、(b)、(C)および(d)は、従来の
画像形成プロセスの概略模式図である。 第7a図は、従来の電子写真法に用いられるトナーの拡
大模式図であり、第7b図は、第7a図のトナーを用い
た転写状態を示す概略図である。 符号の説明 T・・・トナー像(トナー粒子)、 1・・・粘着層、 2・・・受像シート(中間転写体)、 2a・・・基体、 3・・・離型シート、 4・・・支持体、 5・・・トナー受容層、 10.50・・・電子写真装置、 11・・・光導電体、 12・・・感光体ドラム、 20・・・トナー形成手段、 21・・・帯電器、 22・・・露光部、 23・・・現像器、 24・・・ドラム乾燥手段、 26・・・クリーニング手段、 30・・・粘着転写手段、 31・・・転写ローラ、 32・・・受像シート供給ローラ、 33a   33b、44a、44b、45a。 45b・・・ニップローラ、 34・・・離型シート巻取ローラ、 40・・・支持体再転写手段、 41・・・支持体ストッカ、 42・・・支持体取出ローラ、 43a、43b・・・熱圧着転写ローラ、46・・・取
出トレイ、 47・・・受像シート巻取ローラ 特許出願人 富士写真フィルム株式会社l G、4 G、5 τ G、6 (d)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子写真法によって電子写真感光体ドラムの光導
    電体上に形成されたトナー像を中間転写体の粘着層に一
    旦粘着転写し、次に前記粘着層に転写された前記トナー
    像を支持体に再転写して画像を形成する電子写真画像形
    成方法において、 前記電子写真感光体ドラムの光導電体が、その表面をS
    iC(炭化ケイ素)とするa−Si(アモルファスシリ
    コン)光導電体であり、前記トナーが凝集エネルギー定
    数Gが280以上であるポリマーで被覆されており、か
    つ、 前記中間転写体の粘着層がウレタン(メタ)アクリル樹
    脂を主成分とし、これにアクリルゴム、飽和ポリエステ
    ル樹脂およびフッ素系添加物から選ばれる少なくとも1
    種を含有する粘着剤より形成したものであることを特徴
    とする画像形成方法。
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