JP2003033702A - 塗布方法及び塗布装置 - Google Patents

塗布方法及び塗布装置

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JP2003033702A
JP2003033702A JP2001225441A JP2001225441A JP2003033702A JP 2003033702 A JP2003033702 A JP 2003033702A JP 2001225441 A JP2001225441 A JP 2001225441A JP 2001225441 A JP2001225441 A JP 2001225441A JP 2003033702 A JP2003033702 A JP 2003033702A
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Tomonari Ogawa
朋成 小川
Hidetomo Ito
秀知 伊藤
Toshio Shibata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗布液の物性や塗布液の溶媒の種類を変更す
ることなく、高速で塗布液をウェブに塗布する。 【解決手段】 バックアップ16上を回転するワイヤー
バー11と接触しながら走行しているウェブ27に塗布
液13を塗布する。塗布ヘッド12には、ウェブ27の
上流側である1次側マニホールド23にスロット25を
介して液溜め26を堰28により設ける。液溜め26の
長さL1(mm)が、10≦L1≦50であることが、
塗布液13の渦の発生が抑制され、高速塗布が可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗布方法及び塗布
装置に係り、特に、回転するバーと接触しながら走行し
ている支持体の接触部の直前に液溜まりが形成されるよ
うに塗布液を供給し、前記バーにより前記支持体に塗布
液を塗布するバー塗布方式により可撓性状支持体(以
下、ウェブと称する)に塗布するバーの塗布方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置において視野角特性を改善
するために、一対の偏光板と液晶セルとの間に位相差板
として光学補償シートを設けている。長尺状の光学補償
シートの製造法は特開平9−73081号公報に開示さ
れており、長尺状の透明フイルムの表面に配向膜形成用
樹脂を含む塗布液が塗布された後に乾燥されてラビング
処理で配向する工程、液晶性ディスコティック化合物を
含む塗布液をその上にワイヤーバーにより塗布する工程
等が開示されている。
【0003】従来のワイヤーバー型塗布装置60は、図
6に示すように、ワイヤーバー61が設けられた塗布ヘ
ッド62とオーバーフローした塗布液63を回収する液
受け64とを備えている。塗布ヘッド62には、塗布液
63が供給される1次側及び2次側マニホールド65,
66が設けられている。また、液受け64には排出口6
7が取り付けられ、塗布液63が排出される。この塗布
液63は、循環再生装置(図示しない)に送られ、粘度
の調整などが行われた後に、再び塗布液63として塗布
装置60に供給される。塗布装置60は、走行するウェ
ブ68にワイヤーバー61を直接または塗布液63を介
して接触することにより、塗布液63をその表面に塗布
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ワイヤーバー
型塗布装置は、塗布速度を上げると、1次側液溜め69
(図6参照)に規則的な渦が発生し、ウェブに塗布され
た塗布液に塗布スジが発生するという問題がある。
【0005】本発明は、塗布液の物性や塗布液の溶媒の
種類を変更することなく、高速で塗布液をウェブに塗布
することができるバーによる塗布方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の塗布方法は、回
転するバーと接触しながら走行している支持体の接触部
の直前に液溜まりが形成されるように塗布液を供給し、
前記バーにより前記支持体に塗布液を塗布する塗布方法
において、前記接触部に対して前記支持体送り方向の上
流側に堰を設けて、前記接触部と前記堰との間に前記液
溜まりを構成し、前記堰から前記塗布液の一部を前記支
持体の幅方向に渡って均一にオーバーフローさせたか
ら、前記液溜まりに塗布液の渦が発生することなく高速
塗布が可能である。
【0007】前記液溜まりにおける前記支持体走行方向
における長さL1(mm)を10≦L1≦50とするこ
とが好まく、より好ましくは25≦L1≦35である。
また、前記堰と前記支持体との隙間L2(mm)を0.
2≦L2≦4.0とすることが好まく、より好ましくは
0.5≦L2≦4.0である。さらに、前記塗布液の塗
布量Q1に対する送液量Q2の比(Q2/Q1)を、1
0<(Q2/Q1)<50とするが好ましい。
【0008】また、本発明には、回転するバーと接触し
ながら走行している支持体の接触部の直前に液溜まりが
形成されるように塗布液を供給し、前記バーにより前記
支持体に塗布液を塗布する塗布方法において、前記液溜
まりにおける前記支持体走行方向における長さL1(m
m)を10≦L1≦50とする塗布方法も含まれる。こ
の場合において、前記塗布液の塗布量Q1に対する送液
量Q2の比(Q2/Q1)を、10<(Q2/Q1)<
50とすることが好ましい。
【0009】さらに、本発明には、回転するバーと接触
しながら走行している支持体の接触部の直前に液溜まり
が形成されるように塗布液を供給し、前記バーにより前
記支持体に塗布液を塗布する塗布方法において、前記塗
布液の塗布量Q1に対する送液量Q2の比(Q2/Q
1)を、10<(Q2/Q1)<50とする塗布方法も
含まれる。
【0010】前記塗布液が液晶性化合物を成分として含
み、前記塗布液から形成される塗布膜が、光学補償シー
トの液晶層であることが好ましい。
【0011】本発明の塗布装置は、回転するバーと、こ
の回転するバーに塗布液を供給する液溜まりと、前記回
転するバーに塗布液を介して接触するように支持体を送
る支持体搬送手段と、前記塗布液を循環させる塗布液循
環手段とを備えた塗布装置において、前記液溜まりを構
成するために、前記バーに対して前記支持体送り方向の
上流側に設けられ、前記塗布液の一部を前記支持体の幅
方向に渡って均一にオーバーフローさせるための堰を備
えているから、前記液溜まりに塗布液の渦が発生するこ
となく高速塗布が可能である。
【0012】前記バーと前記堰との間の液溜まりにおけ
る前記支持体走行方向における長さL1(mm)が、1
0≦L1≦50となるように、前記堰を設けることが好
ましく、より好ましくは25≦L1≦35である。ま
た、前記堰と前記支持体との隙間L2(mm)を0.2
≦L2≦4.0として前記堰の高さを設定することが好
ましく、より好ましくは0.5≦L2≦4.0である。
さらに、前記塗布液の塗布量Q1に対する送液量Q2の
比(Q2/Q1)を、10<(Q2/Q1)<50とす
ることが好ましい。さらには、前記塗布液が液晶性化合
物を成分として含み、前記塗布液から形成される塗布膜
が、光学補償シートの液晶層であることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明に係る塗
布方法及び装置の好ましい実施形態について詳説する。
図1は、本発明に係る塗布装置の要部断面図を示し、図
2には本発明に係る塗布装置の概略図を示す。また、図
3及び図4には、本発明に係る他の実施形態の塗布装置
の要部断面図を示す。
【0014】図1に示すように本発明のワイヤーバー塗
布装置(以下、塗布装置と称する)10は、ワイヤーバ
ー11が設けられた塗布ヘッド12とオーバーフローし
た塗布液13を回収する液受け14,15とを備えてい
る。ワイヤーバー11は、両端がベアリング(図示しな
い)で支持され、そのベアリングの間にある部分はバッ
クアップ16で支持されている。また、液受け14,1
5には、オーバーフローした塗布液13を排出する排出
口17,18がそれぞれ取り付けられている。
【0015】回収された塗布液13は、図2に示すよう
に粘度調整室19で、塗布液や必要によっては溶媒を加
えることにより粘度等が調整される。さらに、ポンプ2
0でフィルタ21に送液され、ろ過される。また、フィ
ルタ21の上流側には、密度計22が設けられており、
密度計22で測定された塗布液の密度に基づいて、粘度
調整室19で粘度の調整が行われる。ろ過された塗布液
は、再度塗布液13として塗布装置10に供給される。
塗布液13は、塗布装置10に設けられた1次側(上流
側)マニホールド23と2次側(下流側)マニホールド
24に供給される。
【0016】1次側マニホールド23内に一定流量で供
給された塗布液13は、狭隘なスロット25を介して液
溜め26にウェブ27の幅方向に均一に押し出される。
堰28が取り付けられることで、ワイヤーバー11と堰
28との間に液溜め26に塗布液13が溜まることがで
きる。本発明において、液溜め26のサイズは、ウェブ
27の走行方向において、ワイヤーバー11がウェブ2
7に接触する位置と堰28との間隔L1(mm)が、1
0≦L1≦50であることが好ましい。10mmより短
い場合には渦流を完全に消去することができず、50m
mより長い場合には、ウェブ27と塗布液13の接触時
間が長くなることによって、塗布液13中の溶媒によっ
てウェブ27が膨潤して変形したり、ウェブ中の成分の
塗布液中へ抽出したりするなどの弊害が生ずる。
【0017】液溜め26内の塗布液13は、ワイヤーバ
ー11によってウェブ27に塗布される。また、過剰な
塗布液13は、ウェブ27と堰28の隙間であるオーバ
ーフロー部30よりオーバーフローして流れ、液受け1
4を通って排出口17から排出され、図2に示した装置
により再生される。なお、本発明において、ウェブ27
と堰24の隙間L2(mm)は、0.2≦L2≦4.0
であることが好ましい。0.2mmより狭いとウェブと
接触し、ウェブが損傷してしまう。一方、4.0mmよ
り広いと必要とする液溜まりを均一に形成することが難
しくなる。
【0018】2次側マニホールド24には、回転してい
るワイヤーバー11とバックアップ16との間に空気を
巻き込まないように,狭隘なスロット29を介して塗布
液13を供給する。塗布液13の一部は、オーバーフロ
ーして液受け15に流れ、排出口18を通り、図2に示
した装置により再生される。なお、本発明において、塗
布液13のマニホールド23,24への供給は、中央か
らの給液でも、サイドからの給液など公知のいずれの供
給装置を用いることができる。
【0019】塗布液13の送液量Q2は、ウェブ27に
塗布される量Q1に対して、10<(Q2/Q1)<5
0であることが、堰24から塗布液13の一部を均一に
オーバーフローさせることができるため好ましく、より
好ましくは12<(Q2/Q1)<40である。(Q2
/Q1)が10以下ではウェブ27の幅方向において、
均一にオーバーフローが十分出来ず渦流を解消できない
ため、塗布スジの発生が抑えられない。また、50倍以
上では塗布装置10からのオーバーフロー量が多すぎて
装置を汚し、製品に悪影響を与える等の弊害を生ずる。
また、ウェブ27のツレシワ等による変形の影響を受
け、幅方向のオーバーフローが不均一になる場合があ
る。この場合には、堰28上のオーバーフロー部30に
接しているウェブ27の裏面にバックアップロール31
を設けることで、塗布液13をウェブ27の幅方向に均
一にオーバーフローさせることができる。なお、ツレシ
ワとは、ウェブの長手方向に張力をかけるとウェブが幅
方向に座屈し、シワになる。通常は搬送中にはシワに見
えるが、塑性変形までには至っていない現象を意味して
いる。
【0020】次に、図1及び図2に示した塗布装置の作
用を説明する。従来の塗布装置60(図6参照)は、回
転するワイヤーバー61と接触しながら走行しているウ
ェブ68の接触部の直前に液溜め69が強制的に形成さ
れるように塗布液63を供給し、供給された塗布液63
の一部がワイヤーバー61とウェブ68との隙間を通過
して塗布していた。しかしながら、塗布速度を上げてい
くと液溜め69での液流動が活発になり渦流を生ずる。
この渦流を解消する方法として本発明の塗布装置10
(図1参照)のように、液溜め26を強制的に大きくす
ることによって、渦流を乱すことができる。しかし、こ
れだけでは渦流を完全に解消することができない。そこ
で、完全に解消するために、堰28を乗り越えて塗布液
13の一部をオーバーフローさせることによって渦流を
解消できると共に、塗布スジの発生を抑えることができ
る。
【0021】[ウェブ]本発明で使用されるウェブとし
ては、一般に幅0.3〜5m、長さ45〜10000
m、厚さ5〜200μmのポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレン−2,6ナフタレート、セルロースダ
イアセテート、セルローストリアセテート、セルロース
アセテートプロピオネート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデン、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリアミ
ド等のプラスチックフイルムなどが挙げられる。また、
紙および紙にポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
ブテン共重合体等の炭素数が2〜10のα−ポリオレフ
ィン類を塗布又はラミネートしたものも挙げられる。さ
らに、アルミニウム、銅、錫等の金属箔等も挙げられ
る。そして、これらウェブの表面には、予備的な加工層
を形成させたものを用いても良い。さらに、ウェブに
は、光学補償シート塗布液、反射防止フイルム塗布液、
磁性塗布液、写真感光性塗布液、表面保護、帯電防止あ
るいは滑性用塗布液等がその表面に塗布され、乾燥され
た後、所望する長さ及び幅に裁断されるものも含まれ
る。これらの代表例としては、光学補償シート、反射防
止フイルム、各種写真フイルム、印画紙、磁気テープ等
が挙げられる。
【0022】[塗布液]本発明に用いることができる塗
布液は、ウェブ上に塗布膜を形成するためのものであれ
ば、公知のいずれの塗布液を用いることができる。しか
しながら、本発明においては、液晶を含有している溶液
を塗布液に用いることが好ましい。より好ましくは、光
学補償シートを製造するために用いられるディスコネマ
ティック相である液晶を用いることである。この液晶か
ら形成された層は、配向膜上に形成される。本発明の液
晶層は、液晶性ディスコティック(円盤状)化合物を配
向後冷却固化させる、あるいは重合性の液晶性ディスコ
ティック化合物の重合(硬化)により得られる負の複屈
折を有する層である。
【0023】前述したディスコティック化合物の例とし
ては、C.Destradeらの研究報告、Mol.C
ryst.、71巻、111頁(1981年)に記載さ
れているベンゼン誘導体、C.Destradeらの研
究報告、Mol.Cryst.、122巻、141頁
(1985年)、Physicslett.、A,78
巻、82頁(1990)に記載されているトルキセン誘
導体、B.Kohneらの研究報告、Angew.Ch
em.96巻、70頁(1984年)に記載されたシク
ロヘキサン誘導体及びJ.M.Lehnらの研究報告、
J.Chem.、Commun.、1794頁(198
5年)、J.Zhangらの研究報告、J.Am.Ch
em.Soc.、116巻、2655頁(1994年)
に記載されているアザクラウン系やフェニルアセチレン
系マクロサイクルなどを挙げることができる。
【0024】ディスコティック化合物は、一般的にこれ
らを分子中心の母核とし、直鎖のアルキル基やアルコキ
シ基、置換ベンゾイルオキシ基等がその直鎖として放射
線状に置換された構造であり、液晶性を示し、一般的に
ディスコティック液晶とよばれるものが含まれる。ただ
し、分子自身が負の一軸性を有し、一定の配向を付与で
きるものであれば上記記載に限定されるものではない。
また、本発明において、円盤状化合物から形成したと
は、最終的にできた物が前記化合物である必要はなく、
例えば、前記低分子ディスコティツク液晶が熱、光等で
反応する基を有しており、結果的に熱、光等で反応によ
り重合または架橋し、高分子化合物になるのもであって
も良い。
【0025】なお、本発明に係る塗布装置を図1に示し
が、本発明は図示した形態に限定されない。本発明の塗
布装置を構成する塗布ヘッドの他の実施形態の具体例を
図3及び図4に示して説明する。
【0026】図3の塗布ヘッド40は、1次側マニホー
ルド41にスロット42を介して設けられた堰43の側
断面が、図1に示した塗布ヘッド12と異なり、略長方
形でないものを示した。この場合においても、液溜め4
4の長さL1(mm)が、10≦L1≦50であれば、
図1に示した塗布装置10と同様の効果が得られる。
【0027】図4に示す塗布ヘッド46には、1次側マ
ニホールドを設けずに、液溜め47に直接に塗布液(図
示しない)を供給する。また、液溜め47は、連通管4
8を介して2次側マニホールド49と接続されること
で、塗布液供給装置(図示しない)を1つ用いること
で、塗布ヘッド46に塗布液を供給できる。この場合に
おいても、液溜め47の長さL1(mm)が、10≦L
1≦50であれば、図1に示した塗布装置10と同様の
効果が得られる。
【0028】図5は、本発明の塗布装置10を用いて構
成された光学補償シートの製造ラインを示す。送り出し
機50からは、あらかじめ配向膜形成用のポリマー層が
形成されたウェブ27が送り出される。ウェブ27は、
ロール51によって支持されながらラビング処理装置5
2に送り込まれ、ラビングロール53によってポリマー
層がラビング処理される。次に、除塵機54により、ウ
ェブ27の表面に付着した塵が取り除かれる。そして、
本発明の塗布装置10によりディスコネマティック液晶
を含む塗布液が塗布された後に、乾燥ゾーン55、加熱
ゾーン56を通り液晶層が形成される。さらに、紫外線
ランプ57をウェブ27の表面に形成された液晶層に照
射して、液晶を架橋させることで所望のポリマーを形成
する。ポリマーが形成されたウェブ27は、巻き取り機
58により巻き取られる。なお、本発明に係る塗布装置
及び塗布方法は、図4に示した製造ライン以外にも適用
可能である。
【0029】
【実施例】以下に実施例を挙げるが、本発明はこれらに
限定される訳ではない。実施例として、液溜めの長さを
変更した実験1(実施例1〜3)、1次側マニホールド
への塗布液の送液量を変更し実験2(実施例4〜7)を
行った。また、従来の塗布装置を用いて比較例として実
験3(比較例1〜5)を行った。さらに、ウェブと堰の
隙間を変更した実験4(実施例8〜13)も行った。な
お、実験条件は、実施例1で詳細に説明し、その他の実
施例および比較例では、同じ条件については省略した。
【0030】[実験1] (実施例1)ウェブ27には、厚さ100μmのトリア
セチルセルロース(フジタック、富士写真フイルム
(株)製)を使用し、あらかじめ、その表面に長鎖アル
キル変性ポバール(MP−203、クラレ(株)製)の
2重量パーセント溶液をフイルム1m2 当たり25ml
塗布した後に、60℃で1分間乾燥させて配向膜用樹脂
層を形成した。
【0031】図5に示した製造ラインを用いて、ウェブ
27を50m/分で搬送しながら、樹脂層表面にラビン
グ処理を行って配向膜を形成した。ラビング処理におけ
るラビングロール53の押しつけ圧力は、配向膜樹脂層
の1cm2 当たり10kgf/cm2 とすると共に、回
転周速を5.0m/secとした。
【0032】そして、配向膜用樹脂層をラビング処理し
て得られた配向膜上に、図1に示した本発明に係る塗布
装置10を使用して塗布液13を塗布した。塗布液13
には、下記に示すディスコティック化合物TE−8のR
(1)とTE−8のR(2)の重量比で4:1の混合物
に、光重合開始剤(イルガキュア907、日本チバガイ
ギー(株)製)を前記混合物に対して1重量パーセント
添加した混合物の40重量%メチルエチルケトン溶液と
する液晶性化合物を含む塗布液を使用した。ウェブ27
を走行速度24m/分で走行させながら、この塗布液1
3を塗布ヘッド12から幅680mmの配向膜上に、塗
布液量がウェブ27について1m2 当たり5mlになる
ように塗布した。すなわち、塗布量は、0.0816L
/分(Q1)とした。送液量は1次側マニホールド23
には1分間当たり2.0Lを送り、2次側マニホールド
24には1分間当たり0.5L送った。この際の液溜め
の長さL1は、30mmとした。また、塗布液13が塗
布されたウェブ27は、100℃に調整された乾燥ゾー
ン55及び、130℃に調整された加熱ゾーン56を通
過させてネマチック相を形成した後に、この配向膜及び
液晶性化合物相が塗布されたウェブ27を連続搬送しな
がら、液晶層の表面に紫外線ランプ57により紫外線を
照射し、ポリマーを形成した。
【0033】
【化1】
【0034】(実施例2および実施例3)実施例2で
は、液溜めの長さL1を20mmとした以外は、実施例
1と同じ条件で実験した。また、実施例3では、液溜め
の長さL1を50mmとした以外は、実施例1と同じ条
件で実験した。
【0035】上記各実験結果においてそれぞれ作成され
たサンプルについて、塗布スジの評価を目視で行った。
塗布スジの評価は、○は塗布スジが発生しない、△はス
ジは発生したが製品によっては使用可能である、×はス
ジが発生し、製品として使用不可能である、の3段階評
価で行った。また、ウェブの平面性も目視で確認し、○
は平面性は良好、△は平面性に若干の不良が生じている
が製品によっては使用可能、×は平面性不良で製品とし
て使用不可能の3段階評価を行った。結果については、
表1にまとめて示す。
【0036】
【表1】
【0037】表1より、液溜めの長さL1(図1参照)
は、10〜50mmが好ましく、より好ましくは25〜
35mmであることがわかる。
【0038】[実験2]実験2では、1次側マニホール
ド23(図1参照)への塗布液の送液量を変更した実験
を行った。
【0039】(実施例4)実施例4では、液溜めの長さ
L1を30mmに設定して、2次側マニホールド24へ
の塗布液13の送液量を1分間当たり0.5Lに固定し
た。また、1次側マニホールド23への塗布液13の送
液量(Q2)を、2.0L/分とした以外は、実施例1
と同じ条件で実験を行った。
【0040】(実施例5ないし実施例7)実施例5で
は、1次側マニホールド23への塗布液13の送液量
は、3.0L/分とした以外は、実施例4と同じ条件で
実験を行った。また、実施例6では、1次側マニホール
ド23への塗布液13の送液量は、4.0L/分とした
以外は、実施例4と同じ条件で実験を行った。さらに、
実施例7では、1次側マニホールド23への塗布液13
の送液量は、1.0L/分とした以外は、実施例4と同
じ条件で実験を行った。
【0041】上記各実験においてそれぞれ作成されたサ
ンプルについて、塗布スジの評価を目視で行った。塗布
スジの評価は、前述した表1と同じ3段階評価で行っ
た。また、製造ラインの汚染も目視で確認し、○は製造
ラインの汚染が抑制された、△はラインは若干汚染され
たがサンプルの製造は続行できた、×はラインが汚染さ
れ、製造の続行が不可能であった、の3段階評価を行っ
た。その結果を、まとめて表2に示す。
【0042】
【表2】
【0043】表2より、1次側マニホールドへの送液量
は0.4〜4.0L/分が好ましく、より好ましくは
2.0〜3.0L/分であることがわかる。また、塗布
量(0.0816L/分)Q2に対する送液量Q1の比
が、10<(Q2/Q1)<50が好ましく、より好ま
しくは12<(Q2/Q1)<40である。
【0044】[実験3]塗布装置に図6に示した従来の
ものを用いて実験3を行った。比較例1ないし5は、そ
れぞれ塗布速度とワイヤーバーの回転速度を同速度とし
て、それぞれ15m/分、18m/分、21m/分、2
4m/分、27m/分として行った。それぞれ作成され
たサンプルについて、塗布スジの評価を目視で行った。
塗布スジの評価は、前述した表1と同じ3段階評価で行
った。また、液溜めにおける渦の発生状況も目視で確認
し、○は渦の発生もなく塗布面状は良好、△は渦の発生
が見られ、塗布スジの発生も見られるが製品としては問
題とならない、×は渦の発生が見られし、塗布スジの発
生も見られ、塗布面状としては不良で製品としては使用
不可、の3段階評価を行った。その結果を、まとめて表
3に示す。
【0045】
【表3】
【0046】表3より、従来の塗布装置を用いて、高速
塗布を行うと液溜めでの渦発生及び塗布スジが悪化する
ことがわかる。
【0047】[実験4]実験4では、ウェブと堰の隙間
L2(図1参照)を変更した実験を行った。
【0048】(実施例8)実施例8では、液溜めの長さ
L1を30mmに設定して、ウェブと堰の隙間L2を
0.2mmとした以外は、実施例1と同じ条件で実験を
行った。
【0049】(実施例9ないし実施例13)実施例9で
は、ウェブと堰の隙間L2を0.5mmとした以外は、
実施例8と同じ条件で実験を行った。また、実施例10
では、ウェブと堰の隙間L2を1mmとした以外は、実
施例8と同じ条件で実験を行った。さらに、実施例11
ないし13では、ウェブと堰の隙間L2を2mm、3m
m、4mmとした以外は、実施例8と同じ条件でそれぞ
れ実験を行った。
【0050】上記各実験においてそれぞれ作成されたサ
ンプルについて、塗布スジの評価を前述した表1と同じ
3段階評価で行った。また、ウェブと堰の隙間L2の間
隔を短くした場合に、ウェブが堰と接触して発生するウ
ェブ表面の掻き傷についても、目視で確認し、○はウェ
ブ表面に掻き傷は見られなかった、△はウェブ表面に若
干の掻き傷が見られるが製品によっては使用可能、×は
ウェブ表面に掻き傷が見られ製品として使用不可能、の
3段階評価を行った。その結果を、まとめて表4に示
す。
【0051】
【表4】
【0052】表4より、ウェブと堰の隙間L2(図1参
照)は、0.2〜4mmが好ましく、より好ましくは
0.5〜3mmであることがわかる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の塗布方法
は、回転するバーと接触しながら走行している支持体の
接触部の直前に液溜まりが形成されるように塗布液を供
給し、前記バーにより前記支持体に塗布液を塗布する塗
布方法において、前記接触部に対して前記支持体送り方
向の上流側に堰を設けて、前記接触部と前記堰との間に
前記液溜まりを構成し、前記堰から前記塗布液の一部を
前記支持体の幅方向に渡って均一にオーバーフローさせ
ることにより、高速塗布時における渦の発生が抑制され
るため、塗布スジの発生を抑制でき均一な塗布面状を得
ることができる。
【0054】また、本発明の塗布装置は、回転するバー
と、この回転するバーに塗布液を供給する液溜まりと、
前記回転するバーに塗布液を介して接触するように支持
体を送る支持体搬送手段と、前記塗布液を循環させる塗
布液循環手段とを備えた塗布装置において、前記液溜ま
りを構成するために、前記バーに対して前記支持体送り
方向の上流側に設けられ、前記塗布液の一部を前記支持
体の幅方向に渡って均一にオーバーフローさせるための
堰を備えているから、速塗布時における渦の発生が抑制
されるため、塗布スジの発生を抑制でき均一な塗布面状
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塗布装置の要部断面図である。
【図2】本発明に係る塗布装置の概略図である。
【図3】本発明に係る塗布装置を構成する塗布ヘッドの
一実施形態を示した図である。
【図4】本発明に係る塗布装置を構成する塗布ヘッドの
他の実施形態を示した図である。
【図5】本発明の塗布装置を用いて構成された光学補償
シートの製造ラインを示した図である。
【図6】従来の塗布装置の要部断面図である。
【符号の説明】
10 ワイヤーバー塗布装置 11 ワイヤーバー 12 塗布ヘッド 13 塗布液 14,15 液受け 17,18 排出口 19 粘度調整室 20 ポンプ 21 フィルタ 22 密度計 23 1次側マニホールド 24 2次側マニホールド 25,29 スロット 26 液溜め 27 ウェブ 28 堰 30 オーバーフロー部 31 バックアップロール L1 液溜め長さ L2 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/13 101 G02F 1/13 101 (72)発明者 伊藤 秀知 神奈川県小田原市扇町2−12−1 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 柴田 敏夫 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H088 EA47 FA18 FA30 HA16 MA20 4D075 AB04 AB12 AB32 AB41 AB52 AB54 AB56 AC22 AC53 AC54 AC72 AC80 AC84 AC92 AC93 AC94 CA48 DA04 DB06 DB07 DB18 DB33 DB38 DB48 DB53 DC24 EA07 EB19 EC07 4F040 AA22 AB04 AC01 BA29 BA35 CB22 CB35 CB36 CC02 CC09 CC14 CC19 DA12 DA14 DB22 4F042 AA22 BA03 BA12 CA01 CB02 CB20 DD03 DD09 DD10 DD18 DD27 DD46

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するバーと接触しながら走行してい
    る支持体の接触部の直前に液溜まりが形成されるように
    塗布液を供給し、前記バーにより前記支持体に塗布液を
    塗布する塗布方法において、 前記接触部に対して前記支持体送り方向の上流側に堰を
    設けて、前記接触部と前記堰との間に前記液溜まりを構
    成し、 前記堰から前記塗布液の一部を前記支持体の幅方向に渡
    って均一にオーバーフローさせることを特徴とする塗布
    方法。
  2. 【請求項2】 前記液溜まりにおける前記支持体走行方
    向における長さL1(mm)を10≦L1≦50とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の塗布方法。
  3. 【請求項3】 前記堰と前記支持体との隙間L2(m
    m)を0.2≦L2≦4.0とすることを特徴とする請
    求項1または2に記載の塗布方法。
  4. 【請求項4】 前記塗布液の塗布量Q1に対する送液量
    Q2の比(Q2/Q1)を、 10<(Q2/Q1)<50とすることを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれか1つに記載の塗布方法。
  5. 【請求項5】 回転するバーと接触しながら走行してい
    る支持体の接触部の直前に液溜まりが形成されるように
    塗布液を供給し、前記バーにより前記支持体に塗布液を
    塗布する塗布方法において、 前記液溜まりにおける前記支持体走行方向における長さ
    L1(mm)を10≦L1≦50とすることを特徴とす
    る塗布方法。
  6. 【請求項6】 前記塗布液の塗布量Q1に対する送液量
    Q2の比(Q2/Q1)を、 10<(Q2/Q1)<50とすることを特徴とする請
    求項5に記載の塗布方法。
  7. 【請求項7】 回転するバーと接触しながら走行してい
    る支持体の接触部の直前に液溜まりが形成されるように
    塗布液を供給し、前記バーにより前記支持体に塗布液を
    塗布する塗布方法において、 前記塗布液の塗布量Q1に対する送液量Q2の比(Q2
    /Q1)を、 10<(Q2/Q1)<50とすることを特徴とする塗
    布方法。
  8. 【請求項8】 前記塗布液が液晶性化合物を成分として
    含み、 前記塗布液から形成される塗布膜が、光学補償シートの
    液晶層であることを特徴とする請求項1ないし7のいず
    れか1つに記載の塗布方法。
  9. 【請求項9】 回転するバーと、この回転するバーに塗
    布液を供給する液溜まりと、前記回転するバーに塗布液
    を介して接触するように支持体を送る支持体搬送手段
    と、前記塗布液を循環させる塗布液循環手段とを備えた
    塗布装置において、 前記液溜まりを構成するために、前記バーに対して前記
    支持体送り方向の上流側に設けられ、前記塗布液の一部
    を前記支持体の幅方向に渡って均一にオーバーフローさ
    せるための堰を備えたことを特徴とする塗布装置。
  10. 【請求項10】 前記バーと前記堰との間の液溜まりに
    おける前記支持体走行方向における長さL1(mm)
    が、10≦L1≦50となるように、前記堰を設けたこ
    とを特徴とする請求項9に記載の塗布装置。
  11. 【請求項11】 前記堰と前記支持体との隙間L2(m
    m)を0.2≦L2≦4.0として前記堰の高さを設定
    したことを特徴とする請求項9または10に記載の塗布
    装置。
  12. 【請求項12】 前記塗布液の塗布量Q1に対する送液
    量Q2の比(Q2/Q1)を、 10<(Q2/Q1)<50としたことを特徴とする請
    求項9ないし11のいずれか1つに記載の塗布装置。
  13. 【請求項13】 前記塗布液が液晶性化合物を成分とし
    て含み、 前記塗布液から形成される塗布膜が、光学補償シートの
    液晶層であることを特徴とする請求項9ないし12のい
    ずれか1つに記載の塗布装置。
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