JP2003032929A - 永久磁石式回転電機 - Google Patents

永久磁石式回転電機

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JP2003032929A
JP2003032929A JP2001221045A JP2001221045A JP2003032929A JP 2003032929 A JP2003032929 A JP 2003032929A JP 2001221045 A JP2001221045 A JP 2001221045A JP 2001221045 A JP2001221045 A JP 2001221045A JP 2003032929 A JP2003032929 A JP 2003032929A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁石割れによる永久磁石の飛散を防止するこ
となどができる永久磁石式回転電機を提供する。 【解決手段】 永久磁石3の外形に沿った形状で且つ回
転子鉄心外周面側が開口したマグネットカバー4を永久
磁石に被せて永久磁石全体を覆い、このマグネットカバ
ーとともに永久磁石を回転子鉄心外周面2aに固定す
る。マグネットカバーに設けた突起部を回転子鉄心端面
に設けた嵌合孔に嵌合させてもよい。マグネットカバー
の一方側面の突起部を、外径の大きくした回転子鉄心の
軸方向端部の内側端面の嵌合孔に嵌合させてもよい。マ
グネットカバー開口部に磁石保持部を設けてマグネット
カバーと永久磁石とを組立状態にできるようにしてもよ
い。マグネットカバーはスキュー構造の分割永久磁石に
被せてもよい。マグネットカバーはモールドで永久磁石
と一体成形してもよく、金属材料で形成してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は永久磁石式回転電機
に関し、具体的には永久磁石式回転電機における永久磁
石の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】永久磁石式回転電機では回転子鉄心に永
久磁石を固定する必要があるが、その固定方法として
は、従来、次のようなものがある。
【0003】 (1)接着剤で永久磁石を回転子鉄心に固定する。 (2)押え金具により、永久磁石を回転子鉄心に固定す
る。 (3)回転子鉄心の外周面に配置した永久磁石にガラス
バインドテープを巻回して、永久磁石を回転子鉄心に固
定する。 (4)回転子鉄心の外周面に配置した永久磁石に非金属
バンドを巻回して、永久磁石を回転子鉄心に固定する。 (5)回転子鉄心の外周面に楔状の溝を形成し、この溝
に永久磁石を嵌装して接着剤で固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
方法では次のような問題点を有している。
【0005】(1)接着剤による固定だけでは、永久磁
石を回転子鉄心周方向(回転方向)に位置決めすること
が難しいため、隣合う永久磁石との張り付け位置精度が
出ない。着磁された永久磁石の接着は、隣合う永久磁石
磁石に引き寄せられるため、困難である。 (2)押え金具による固定では、押え金具の製作のため
にコスト高となる。また、押え金具に対して多数のネジ
締めが必要となるため、組立工数も多くなる。 (3)ガラスバインドテープによる固定では、ガラスバ
インドテープの厚みがあるため、回転子と固定子とのギ
ャップが大きくなり、回転電機特性が低下する。また、
ガラスバインドテープの巻き付けに時間がかかるため、
製作コストが高くなる。更には、永久磁石に巻き付けた
ガラスバインドテープの表面は凹凸になるため、回転子
と固定子の機械的なギャップが均一にならない。 (4)非金属バンドによる固定でも、ガラスバインドテ
ープと同様に回転子と固定子のギャップが大きくなり、
回転電機特性が低下する。薄い非金属バンドの製作は困
難である。 (5)楔状溝による固定では、回転子鉄心に楔状溝を製
作(加工)する必要があるため、製作コストが高くな
る。しかも、楔状溝に嵌装するために永久磁石の側面を
テーパ状にしなくてはならないため、更に製作コストが
高くなり、また、永久磁石形状を最適化できない。 (6)ガラスバインドテープや非金属バンドで永久磁石
を保護しないと、永久磁石に割れが発生した場合、永久
磁石が飛散するおそれがある。
【0006】従って、本発明は上記の事情に鑑み、磁石
割れによる永久磁石の飛散を防止することができ、ま
た、永久磁石の固定構造が簡単で組立作業性に優れ、安
価であり、永久磁石の位置決め精度を向上させることが
できる永久磁石式回転電機を提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
発明の永久磁石式回転電機は、回転子鉄心外周面に永久
磁石を配設してなるインナーロータ形の永久磁石式回転
電機において、永久磁石の外形に沿った形状で且つ回転
子鉄心外周面側が開口したマグネットカバーを永久磁石
に被せて永久磁石全体を覆い、このマグネットカバーと
ともに永久磁石を回転子鉄心外周面に固定したことを特
徴とする。
【0008】また、第2発明の永久磁石式回転電機は、
第1発明の永久磁石式回転電機において、マグネットカ
バーは回転子鉄心周方向の側面の開口側端部に回転子鉄
心周方向に沿って外側に延設した延設部を有する構成で
あることを特徴とする。
【0009】また、第3発明の永久磁石式回転電機は、
第1又は第2発明の永久磁石式回転電機において、回転
子鉄心端面には嵌合孔を形成し、マグネットカバーは回
転子鉄心軸方向の側面の開口側を回転子鉄心径方向に沿
って延設し、この延設部の内面に設けた突起部が前記嵌
合孔に嵌合することを特徴とする。
【0010】また、第4発明の永久磁石式回転電機は、
第1又は第2発明の永久磁石式回転電機において、回転
子鉄心の一方の軸方向端部の外径を大きくして、この軸
方向端部の内側端面には第1嵌合孔を形成するととも
に、回転子鉄心の他方の軸方向端面には第2嵌合孔を形
成し、マグネットカバーは回転子鉄心軸方向の一方の側
面に設けた第1突起部が前記第1嵌合孔に嵌合するとと
もに、回転子鉄心軸方向の他方の側面の開口側を回転子
鉄心径方向に沿って延設し、この延設部の内面に設けた
第2突起部が前記第2嵌合孔に嵌合することを特徴とす
る。
【0011】また、第5発明の永久磁石式回転電機は、
第4発明の永久磁石式回転電機において、永久磁石は回
転子鉄心周方向に近接して配置されており、第1嵌合孔
と第2嵌合孔は隣接する永久磁石の間に位置し、隣接す
るマグネットカバーはそれぞれの第1突起部と第2突起
部とが1つの第1嵌合孔と第2嵌合孔とにそれぞれ嵌合
して、1つの第1嵌合孔及び第2嵌合孔を共用すること
を特徴とする。
【0012】また、第6発明の永久磁石式回転電機は、
第1,第2,第3,第4又は第5発明の永久磁石式回転
電機において、マグネットカバーは回転子鉄心軸方向の
側面の開口側端部に回転子鉄心径方向に沿って延設し且
つ回転子鉄心軸方向に沿って内側に延設してなる磁石保
持部を有し、この磁石保持部においてマグネットカバー
内に嵌装した永久磁石を保持することによりマグネット
カバーと永久磁石とを組立状態にすることができる構成
とし、且つ、前記磁石保持部は回転子鉄心外周面に回転
子鉄心周方向に沿って形成した溝に嵌合するようにした
ことを特徴とする。
【0013】また、第7発明の永久磁石式回転電機は、
第1,第2,第3,第4又は第5発明の永久磁石式回転
電機において、マグネットカバーは回転子鉄心周方向の
側面の開口側端部に回転子鉄心径方向に沿って延設し且
つ回転子鉄心周方向に沿って内側に延設してなる磁石保
持部を有し、この磁石保持部においてマグネットカバー
内に嵌装した永久磁石を保持することによりマグネット
カバーと永久磁石とを組立状態にすることができる構成
とし、且つ、前記磁石保持部は回転子鉄心外周面に回転
子鉄心軸方向に沿って形成した溝に嵌合するようにした
ことを特徴とする。
【0014】また、第8発明の永久磁石式回転電機は、
第1,第2,第3,第4,第5,第6又は第7発明の永
久磁石式回転電機において、永久磁石は回転子鉄心軸方
向に複数に分割し且つこれら複数の分割永久磁石を回転
子鉄心周方向に所定角度ずらしたスキュー構造とし、マ
グネットカバーは複数の分割永久磁石全体の外形に沿っ
た形状として複数の分割永久磁石全体に被せることを特
徴とする。
【0015】また、第9発明の永久磁石式回転電機は、
第1,第2,第3,第4,第5,第6,第7又は第8発
明の永久磁石式回転電機において、マグネットカバーは
材料をモールド材とし、モールドにて永久磁石と一体成
形してなることを特徴とする。
【0016】また、第10発明の永久磁石式回転電機
は、第1,第2,第3,第4,第5,第6,第7又は第
8発明の永久磁石式回転電機において、マグネットカバ
ーは金属材料で構成したことを特徴とする。
【0017】また、第11発明の永久磁石式回転電機
は、回転子鉄心内周面に永久磁石を配設してなるアウタ
ーロータ形の永久磁石式回転電機において、永久磁石の
外形に沿った形状で且つ回転子鉄心内周面側が開口した
マグネットカバーを永久磁石に被せて永久磁石全体を覆
い、このマグネットカバーとともに永久磁石を回転子鉄
心外周面に固定したことを特徴とする。
【0018】また、第12発明の永久磁石式回転電機
は、第11発明の永久磁石式回転電機において、マグネ
ットカバーは回転子鉄心周方向の側面の開口側端部に回
転子鉄心周方向に沿って外側に延設した延設部を有する
構成であることを特徴とする。
【0019】また、第13発明の永久磁石式回転電機
は、第11又は第12発明の永久磁石式回転電機におい
て、回転子鉄心端面には嵌合孔を形成し、マグネットカ
バーは回転子鉄心軸方向の側面の開口側を回転子鉄心径
方向に沿って延設し、この延設部の内面に設けた突起部
が前記嵌合孔に嵌合することを特徴とする。
【0020】また、第14発明の永久磁石式回転電機
は、第11又は第12発明の永久磁石式回転電機におい
て、回転子鉄心の一方の軸方向端部の内径を小さくし
て、この軸方向端部の内側端面には第1嵌合孔を形成す
るとともに、回転子鉄心の他方の軸方向端面には第2嵌
合孔を形成し、マグネットカバーは回転子鉄心軸方向の
一方の側面に設けた第1突起部が前記第1嵌合孔に嵌合
するとともに、回転子鉄心軸方向の他方の側面の開口側
を回転子鉄心径方向に沿って延設し、この延設部の内面
に設けた第2突起部が前記第2嵌合孔に嵌合することを
特徴とする。
【0021】また、第15発明の永久磁石式回転電機
は、第14発明の永久磁石式回転電機において、永久磁
石は回転子鉄心周方向に近接して配置されており、第1
嵌合孔と第2嵌合孔は隣接する永久磁石の間に位置し、
隣接するマグネットカバーはそれぞれの第1突起部と第
2突起部とが1つの第1嵌合孔と第2嵌合孔とにそれぞ
れ嵌合して、1つの第1嵌合孔及び第2嵌合孔を共用す
ることを特徴とする。
【0022】また、第16発明の永久磁石式回転電機
は、第11,第12,第13,第14又は第15発明の
永久磁石式回転電機において、マグネットカバーは回転
子鉄心軸方向の側面の開口側端部に回転子鉄心径方向に
沿って延設し且つ回転子鉄心軸方向に沿って内側に延設
してなる磁石保持部を有し、この磁石保持部においてマ
グネットカバー内に嵌装した永久磁石を保持することに
よりマグネットカバーと永久磁石とを組立状態にするこ
とができる構成とし、且つ、前記磁石保持部は回転子鉄
心内周面に回転子鉄心周方向に沿って形成した溝に嵌合
するようにしたことを特徴とする。
【0023】また、第17発明の永久磁石式回転電機
は、第11,第12,第13,第14又は第15発明の
永久磁石式回転電機において、マグネットカバーは回転
子鉄心周方向の側面の開口側端部に回転子鉄心径方向に
沿って延設し且つ回転子鉄心周方向に沿って内側に延設
してなる磁石保持部を有し、この磁石保持部においてマ
グネットカバー内に嵌装した永久磁石を保持することに
よりマグネットカバーと永久磁石とを組立状態にするこ
とができる構成とし、且つ、前記磁石保持部は回転子鉄
心内周面に回転子鉄心軸方向に沿って形成した溝に嵌合
するようにしたことを特徴とする。
【0024】また、第18発明の永久磁石式回転電機
は、第11,第12,第13,第14,第15,第16
又は第17発明の永久磁石式回転電機において、永久磁
石は回転子鉄心軸方向に複数に分割し且つこれら複数の
分割永久磁石を回転子鉄心周方向に所定角度ずらしたス
キュー構造とし、マグネットカバーは複数の分割永久磁
石全体の外形に沿った形状として複数の分割永久磁石全
体に被せることを特徴とする。
【0025】また、第19発明の永久磁石式回転電機
は、第11,第12,第13,第14,第15,第1
6,第17又は第18に記載の永久磁石式回転電機にお
いて、マグネットカバーは材料をモールド材とし、モー
ルドにて永久磁石と一体成形してなることを特徴とす
る。
【0026】また、第20発明の永久磁石式回転電機
は、第11,第12,第13,第14,第15,第1
6,第17又は第18発明の永久磁石式回転電機におい
て、マグネットカバーは金属材料で構成したことを特徴
とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0028】<実施の形態1>図1(a)は本発明の実
施形態1に係る永久磁石式回転電機の回転子の横断面
図、図1(b)はマグネットカバーと永久磁石とを分離
して示す斜視図、図1(c)はマグネットカバーを永久
磁石に被せた状態を示す斜視図である。
【0029】図1に示す永久磁石式回転電機はインナー
ロータ形のものであり、回転子1は図示しない固定子の
内側に設けられている。回転子鉄心2の外周面2aに
は、磁極を構成する4つの永久磁石3が回転子鉄心周方
向に一定の間隔で配設されている。永久磁石3は回転子
鉄心外周面2aに沿った円弧状となっており、これらの
永久磁石3に対して、それぞれマグネットカバー4が被
せられる。
【0030】マグネットカバー4はプラスチック材料に
よって永久磁石3の外形に沿った形状に成形され、且
つ、回転子鉄心外周面側が開口している(開口部4
a)。そして、このマグネットカバー4を永久磁石3に
被せて永久磁石3全体を覆い、同マグネットカバー4と
ともに永久磁石3を接着剤によって回転子鉄心外周面2
aに固定する。
【0031】従って、本実施の形態1の永久磁石式回転
電機によれば、次のような効果が得られる。
【0032】(1)マグネットカバー4を永久磁石3に
被せたことにより、磁石割れによる永久磁石3の飛散を
防止することができる。 (2)マグネットカバー4は金型で成形することができ
るため、寸法精度に優れている。 (3)マグネットカバー4は薄肉で成形することができ
るため、固定子と回転子とのギャップを小さくすること
ができるので回転電機特性に優れている。 (4)マグネットカバー4は容易に永久磁石3の外形に
応じた形状にすることができるため、永久磁石3の形状
に制約がなくて自由であることから、永久磁石3の形状
を最適化して回転電機特性を最適化することができ、ま
た、製作コストも安くすることができる。
【0033】<実施の形態2>図2(a)は本発明の実
施の形態2に係る永久磁石式回転電機のマグネットカバ
ーと永久磁石とを分離して示す斜視図、図2(b)はマ
グネットカバーを永久磁石に被せた状態を示す斜視図、
図2(c)は図2(b)のA−A線矢視断面図である。
【0034】図2に示す永久磁石式回転電機もインナー
ロータ形のものであり、回転子11は図示しない固定子
の内側に設けられている。回転子鉄心12の外周面12
aには、磁極を構成する複数の永久磁石13が回転子鉄
心周方向に一定の間隔で配設される。永久磁石13は回
転子鉄心外周面12aに沿った円弧状となっており、こ
れらの永久磁石13に対して、それぞれマグネットカバ
ー14が被せられる。
【0035】マグネットカバー14はプラスチック材料
によって永久磁石13の外形に沿った形状に成形され、
且つ、回転子鉄心外周面側が開口している(開口部14
a)。そして、回転子鉄心12の端面12bには嵌合孔
12cが形成される一方、マグネットカバー14は回転
子鉄心周方向の側面14bの開口側端部に回転子鉄心周
方向に沿って外側に延設した延設部14cを有し、ま
た、回転子鉄心軸方向の側面14dの開口側を回転子鉄
心径方向に沿って延設し、この延設部14d−1の内面
に設けた突起部14eが前記嵌合孔12cにボタンのよ
うに押し込まれて嵌合するようになっている。
【0036】そして、このマグネットカバー14を永久
磁石13に被せ、同マグネットカバー14とともに永久
磁石13を接着剤により回転子鉄心外周面12aに固定
する。このとき、マグネットカバー14は延設部14c
において回転子鉄心外周面12aに接着される。なお、
マグネットカバー14は接着剤を用いずに突起部14e
を嵌合孔12cに嵌合させるだけでも、回転子鉄心12
に固定することができる。
【0037】従って、本実施の形態2の永久磁石式回転
電機によれば、上記実施の形態1と同様の効果を有する
他、次のような効果が得られる。
【0038】即ち、マグネットカバー14には延設部1
4cを設け、この延設部14cにおいて回転子鉄心外周
面12aに接着するため、マグネットカバー14を回転
子鉄心外周面12aに確実に固定することができる。ま
た、マグネットカバー14には突起部14eを設け、こ
の突起部14eが回転子鉄心端面12bの嵌合孔12c
に嵌合するため、これらが永久磁石13の回転止めとな
り、永久磁石13を回転子鉄心周方向に精度よく位置決
めすることができて回転電機特性に優れたものとなる。
【0039】また、マグネットカバー14は接着剤を用
いずに突起部14eを嵌合孔12cに嵌合させるだけで
も、回転子鉄心12に固定することができるため、取り
付け作業が容易である。
【0040】<実施の形態3>図3(a)は本発明の実
施の形態3に係る永久磁石式回転電機のマグネットカバ
ーと永久磁石とを分離して示す斜視図、図3(b)は組
立状態のマグネットカバーと永久磁石とを回転子鉄心に
取り付ける状態を示す斜視図、図3(c)はマグネット
カバーと永久磁石を取り付けた回転子鉄心の正面図、図
3(d)は図3(c)のB−B線矢視断面図である。
【0041】図3に示す永久磁石式回転電機もインナー
ロータ形のものであり、回転子21は図示しない固定子
の内側に設けられている。回転子鉄心22の外周面22
aには、磁極を構成する複数の永久磁石23が回転子鉄
心周方向に一定の間隔で配設される。永久磁石23は回
転子鉄心外周面22aに沿った円弧状となっており、こ
れらの永久磁石13に対して、それぞれマグネットカバ
ー24が被せられる。
【0042】マグネットカバー24はプラスチック材料
によって永久磁石23の外形に沿った形状に成形され、
且つ、回転子鉄心外周面側が開口している(開口部24
a)。そして、回転子鉄心外周面22aには回転子鉄心
周方向に沿って2本の溝22bが形成され、マグネット
カバー24には磁石保持部24bが設けられている。磁
石保持部24bは、回転子鉄心軸方向の側面24cの開
口側端部を回転子鉄心径方向に沿って延設し且つ回転子
鉄心軸方向に沿って内側に延設してなるものであり、こ
の磁石保持部24bにおいて、マグネットカバー24内
に嵌装した永久磁石23を保持する。
【0043】このため、永久磁石23を回転子鉄心外周
面22aに固定する際には、マグネットカバー24内に
永久磁石23を嵌装してマグネットカバー24と永久磁
石23とを組立状態(アッシー状態)にし、この組立状
態にて回転子鉄心22への取り付け作業を行い、マグネ
ットカバー24の磁石保持部24bを回転子鉄心22の
溝22bに嵌合させる。そして、マグネットカバー24
とともに永久磁石23を接着剤により回転子鉄心外周面
22aに固定する。
【0044】従って、本実施の形態3の永久磁石式回転
電機によれば、上記実施の形態1と同様の効果を有する
他、次のような効果が得られる。
【0045】即ち、マグネットカバー24に磁石保持部
24bを設けることにより、このマグネットカバー24
内に永久磁石23を嵌装した組立状態にして回転子鉄心
22に取り付けることができるため、組立時の作業効率
がよい。また、マグネットカバー24の磁石保持部24
bと回転子鉄心22の溝22bとが嵌合することによ
り、永久磁石23の仮止めになるとともに永久磁石23
の回転子鉄心軸方向位置が規制されるため、永久磁石2
3を回転子鉄心軸方向に精度よく位置決めすることがで
きて回転電機特性に優れたものとなる。
【0046】<実施の形態4>図4(a)は本発明の実
施の形態4に係る永久磁石式回転電機のマグネットカバ
ーと永久磁石とを分離して示す斜視図、図4(b)は組
立状態のマグネットカバーと永久磁石とを回転子鉄心に
取り付ける状態を示す斜視図、図4(c)はマグネット
カバーと永久磁石を取り付けた回転子鉄心の正面図、図
4(d)は図4(c)のC−C線矢視断面図である。
【0047】図4に示す永久磁石式回転電機もインナー
ロータ形のものであり、回転子31は図示しない固定子
の内側に設けられている。回転子鉄心32の外周面32
aには、磁極を構成する複数の永久磁石33が回転子鉄
心周方向に一定の間隔で配設される。永久磁石33は回
転子鉄心外周面32aに沿った円弧状となっており、こ
れらの永久磁石33に対して、それぞれマグネットカバ
ー34が被せられる。
【0048】マグネットカバー34はプラスチック材料
によって永久磁石33の外形に沿った形状に成形され、
且つ、回転子鉄心外周面側が開口している(開口部34
a)。そして、回転子鉄心外周面32aには回転子鉄心
軸方向に沿って各永久磁石ごとに2本の溝32bが形成
され、マグネットカバー34には磁石保持部34bが設
けられている。磁石保持部34bは、回転子鉄心周方向
の側面34cの開口側端部を回転子鉄心径方向に沿って
延設し且つ回転子鉄心周方向に沿って内側に延設してな
るものであり、この磁石保持部34bにおいて、マグネ
ットカバー34内に嵌装した永久磁石33を保持する。
【0049】このため、永久磁石33を回転子鉄心外周
面32aに固定する際には、マグネットカバー34内に
永久磁石33を嵌装してマグネットカバー34と永久磁
石33とを組立状態にし、この組立状態にて回転子鉄心
32への取り付け作業を行い、マグネットカバー34の
磁石保持部34bを回転子鉄心32の溝32bに嵌合さ
せる。そして、マグネットカバー34とともに永久磁石
33を接着剤により回転子鉄心外周面32aに固定す
る。
【0050】従って、本実施の形態4の永久磁石式回転
電機によれば、上記実施の形態1と同様の効果を有する
他、次のような効果が得られる。
【0051】即ち、マグネットカバー34に磁石保持部
34bを設けることにより、このマグネットカバー34
内に永久磁石23を嵌装した組立状態にして回転子鉄心
32に取り付けることができるため、組立時の作業効率
がよい。また、マグネットカバー34の磁石保持部34
bと回転子鉄心32の溝32bとが嵌合することによ
り、これらが永久磁石33の仮止め、回転止めとなり、
永久磁石33を回転子鉄心周方向に精度よく位置決めす
ることができて回転電機特性に優れたものとなる。
【0052】<実施の形態5>図5(a)は本発明の実
施の形態5に係る永久磁石式回転電機の回転子の側面図
(回転子鉄心の軸方向からみた図)、図5(b)は図5
(a)の永久磁石式回転電機に備えたマグネットカバー
及び永久磁石を示す図5(a)のG方向矢視図、図5
(c)は図5(a)の永久磁石式回転電機に備えたマグ
ネットカバー及び永久磁石を示す図5(a)のH方向矢
視図である。また、図6は前記マグネットカバー及び永
久磁石の取付手順を示す説明図である。
【0053】図5に示す永久磁石式回転電機もインナー
ロータ形のものであり、回転子161は図示しない固定
子の内側に設けられている。回転子鉄心162の外周面
162aには、磁極を構成する多数の永久磁石163が
回転子鉄心周方向に一定の間隔で近接して配設されてい
る。永久磁石163は回転子鉄心外周面162aに沿っ
た円弧状となっており、これらの永久磁石163に対し
て、それぞれマグネットカバー164が被せられる。
【0054】マグネットカバー164はプラスチック材
料によって永久磁石163の外形に沿った形状に成形さ
れ、且つ、回転子鉄心外周面側が開口している(開口部
164a)。このマグネットカバー164の回転子鉄心
軸方向の一方の側面164fには2つの第1突起部16
4bが設けられている。これら2つの第1突起部164
bは略半円柱状に形成されており、マグネットカバー1
64の回転子鉄心周方向両端部にそれぞれ位置してい
る。また、マグネットカバー164の回転子鉄心軸方向
の他方の側面164cには、開口側を回転子鉄心径方向
に沿って延設した延設部164eを有し、この延設部1
64eの内面に2つの第2突起部164dが設けられて
いる。これらの第2突起部164dも略半円柱状に形成
されており、マグネットカバー164の回転子鉄心周方
向両端部に位置している。
【0055】一方、回転子鉄心162は一方の軸方向端
部162fの外径が、その他の部分の回転子鉄心外径よ
りも大きくなっており、この軸方向端部162fの内側
端面162f−1に第1嵌合孔162bが設けられてい
る(図6参照)。また、回転子鉄心162の他方の軸方
向端面162cには、第2嵌合孔162dが設けられて
いる(図6参照)。更に、それぞれの第1嵌合孔162
b及び第2嵌合孔162dは隣接する永久磁石163の
間に位置している。
【0056】そして、マグネットカバー164の第1突
起部164bは回転子鉄心162の第1嵌合孔162b
に嵌合し、マグネットカバー164の第2突起部164
dは回転子鉄心162の第2嵌合孔162dに嵌合す
る。しかも、このとき、隣接するマグネットカバー16
4は、それぞれの第1突起部164bと第2突起部16
4dとが、1つの第1嵌合孔162bと第2嵌合孔16
2dとにそれぞれ嵌合して、1つの第1嵌合孔162b
及び第2嵌合孔162dを共用する。なお、図5(b)
及び図5(c)では、説明の便宜上、2つの隣接するマ
グネットカバー164の間を開けて図示している。
【0057】図6に基づいてマグネットカバー164及
び永久磁石163の取付手順を説明すると、まず、図6
(a)に示すように永久磁石163をマグネットカバー
164内に嵌装し、この状態でマグネットカバー164
を回転子鉄心162の外周面に沿って軸方向にスライド
させる。そして、図6(b)に示すようにマグネットカ
バー164の第1突起部164bを回転子鉄心162の
第1嵌合孔162bに嵌合し、更に、図6(c)に示す
ようにマグネットカバー164の第2突起部164dを
回転子鉄心162の第2嵌合孔162dにボタンのよう
に押し込んで嵌合する。
【0058】かくして、図6(d)に示すように永久磁
石162がマグネットカバー164とともに回転子鉄心
162に固定される。なお、このときに永久磁石163
は回転子鉄心162の外周面に形成された凹部162e
に嵌まり込んで回転子鉄心軸方向の位置が規制されるよ
うになっている。なお、マグネットカバー164や永久
磁石163を、適宜、接着剤で接着してもよい。
【0059】従って、本実施の形態5の永久磁石式回転
電機によれば、上記実施の形態1と同様の効果を有する
他、次のような効果が得られる。
【0060】即ち、本実施の形態5のマグネットカバー
164によれば、回転子鉄心軸方向にスライドするよう
にして回転子鉄心162に取り付けることができるた
め、取り付け作業が容易であり、作業スペースもあまり
要しない。また、隣接するマグネットカバー164が、
1つの第1嵌合孔162b及び第2嵌合孔162dを共
用することにより、マグネットカバー164を効率的に
取り付けることができる。
【0061】なお、マグネットカバー164を取り付け
強度を更に高める場合には、図7に示すように回転子鉄
心162の端面162cに接着剤で接着した押え板16
5によって、マグネットカバー164の延設部164e
(第2突起部164d)を押えるようにしてもよい。こ
の場合、押え板165は一体のリング状に形成して全て
の第2突起部164dを1つの押え板165で押えるよ
うにしてもよく、複数の押え板165を設けて幾つかの
第2突起部164dごとに押えるようにしてもよい。
【0062】<実施の形態6>図8(a)は本発明の実
施の形態6に係る永久磁石式回転電機のマグネットカバ
ーと永久磁石とを分離して示す斜視図、図8(b)はマ
グネットカバーを永久磁石に被せた状態を示す斜視図で
ある。
【0063】図8に示す永久磁石式回転電機もインナー
ロータ形のものであり、回転子41は図示しない固定子
の内側に設けられている。回転子鉄心42の外周面42
aには、磁極を構成する複数の永久磁石43が回転子鉄
心周方向に一定の間隔で配設される。各永久磁石43は
コギングトルクを低減するため、回転子鉄心軸方向に複
数(図示例では2つの分割永久磁石43a,43b)に
分割され、これらの分割永久磁石43a,43bを所定
角度(分割永久磁石相互間で電気角60°±5°/磁石
分割数)ずらしたスキュー構造となっている。分割永久
磁石43a,43bは回転子鉄心外周面42aに沿った
円弧状となっており、これらの永久磁石43a,42b
全体に対してマグネットカバー44が被せられる。
【0064】マグネットカバー44はプラスチック材料
によって分割永久磁石43a,43b全体の外形に沿っ
た形状に成形され、且つ、回転子鉄心外周面側が開口し
ている(開口部44a)。そして、このマグネットカバ
ー44を永久磁石43(分割永久磁石43a,43b)
に被せ、同マグネットカバー44とともに永久磁石43
(分割永久磁石43a,43b)を接着剤によって回転
子鉄心外周面42aに固定する。
【0065】従って、本実施の形態6の永久磁石式回転
電機によれば、上記実施の形態1と同様の効果を有する
他、次のような効果が得られる。
【0066】即ち、本実施の形態6のマグネットカバー
44によれば、永久磁石43を回転子鉄心軸方向に分割
して分割永久磁石43a,43bを回転子鉄心周方向に
所定角度ずらしたスキュー構造とすることが容易でき、
コギングトルクの低減を図ることができる。本実施の形
態6は、特に、固定子側でスキューできないときに有効
である。
【0067】なお、本実施の形態6のマグネットカバー
44は上記実施の形態1のマグネットカバー4をスキュ
ー構造の永久磁石に適用可能な構成としたものである
が、同様にして、図2,図3,図4及び図5に示す上記
実施の形態2,3,4及び5のマグネットカバー14,
24,34,164についても、図9に示すマグネット
カバー54,64,74,174のように分割永久磁石
全体の外形に沿った形状とすることにより、スキュー構
造の永久磁石に適用可能となる。
【0068】<実施の形態7>図10(a)は本発明の
実施形態7に係る永久磁石式回転電機の回転子の横断面
図、図10(b)はマグネットカバーと永久磁石とを分
離して示す斜視図、図10(c)はマグネットカバーを
永久磁石に被せた状態を示す斜視図である。
【0069】図10に示す永久磁石式回転電機はアウタ
ーロータ形のものであり、回転子81は図示しない固定
子の外側に設けられている。回転子鉄心82の内周面8
2aには、磁極を構成する4つの永久磁石83が回転子
鉄心周方向に一定の間隔で配設されている。永久磁石8
3は回転子鉄心内周面82aに沿った円弧状となってお
り、これらの永久磁石83に対して、それぞれマグネッ
トカバー84が被せられる。
【0070】マグネットカバー84はプラスチック材料
によって永久磁石83の外形に沿った形状に成形され、
且つ、回転子鉄心内周面側が開口している(開口部84
a)。そして、このマグネットカバー84を永久磁石8
3に被せて永久磁石83全体を覆い、同マグネットカバ
ー84とともに永久磁石83を接着剤によって回転子鉄
心内周面82aに固定する。
【0071】従って、本実施の形態7の永久磁石式回転
電機によれば、上記実施の形態1と同様に次のような効
果が得られる。
【0072】(1)マグネットカバー84を永久磁石8
3に被せたことにより、磁石割れによる永久磁石83の
飛散を防止することができる。 (2)マグネットカバー84は金型で成形することがで
きるため、寸法精度に優れている。 (3)マグネットカバー84は薄肉で成形することがで
きるため、固定子と回転子とのギャップを小さくするこ
とができるので回転電機特性に優れている。 (4)マグネットカバー84は容易に永久磁石83の外
形に応じた形状にすることができるため、永久磁石83
の形状に制約がなくて自由であることから、永久磁石8
3の形状を最適化して回転電機特性を最適化することが
でき、また、製作コストも安くすることができる。
【0073】<実施の形態8>図11(a)は本発明の
実施の形態8に係る永久磁石式回転電機のマグネットカ
バーと永久磁石とを分離して示す斜視図、図11(b)
はマグネットカバーを永久磁石に被せた状態を示す斜視
図、図11(c)は図11(b)のD−D線矢視断面図
である。
【0074】図11に示す永久磁石式回転電機もアウタ
ーロータ形のものであり、回転子91は図示しない固定
子の外側に設けられている。回転子鉄心92の内周面9
2aには、磁極を構成する複数の永久磁石93が回転子
鉄心周方向に一定の間隔で配設される。永久磁石93は
回転子鉄心内周面92aに沿った円弧状となっており、
これらの永久磁石93に対して、それぞれマグネットカ
バー94が被せられる。
【0075】マグネットカバー94はプラスチック材料
によって永久磁石93の外形に沿った形状に成形され、
且つ、回転子鉄心内周面側が開口している(開口部94
a)。そして、回転子鉄心92の端面92bには嵌合孔
92cが形成される一方、マグネットカバー94は回転
子鉄心周方向の側面94bの開口側端部に回転子鉄心周
方向に沿って外側に延設した延設部94cを有し、ま
た、回転子鉄心軸方向の側面94dの開口側を回転子鉄
心径方向に沿って延設し、この延設部94d−1の内面
に設けた突起部94eが前記嵌合孔92cにボタンのよ
うに押し込まれて嵌合するようになっている。
【0076】そして、このマグネットカバー94を永久
磁石93に被せ、同マグネットカバー94とともに永久
磁石93を接着剤により回転子鉄心内周面92aに固定
する。このとき、マグネットカバー94は延設部94c
において回転子鉄心内周面92aに接着される。なお、
マグネットカバー94は接着剤を用いずに突起部94e
を嵌合孔92cに嵌合させるだけでも、回転子鉄心92
に固定することができる。
【0077】従って、本実施の形態8の永久磁石式回転
電機によれば、上記実施の形態7と同様の効果を有する
他、次のような効果が得られる。
【0078】即ち、マグネットカバー94には延設部9
4cを設け、この延設部94cにおいて回転子鉄心内周
面92aに接着するため、マグネットカバー94を回転
子鉄心内周面92aに確実に固定することができる。ま
た、マグネットカバー94には突起部94eを設け、こ
の突起部94eを回転子鉄心端面92bの嵌合孔92c
に嵌合するため、これらが永久磁石93を仮止め、回転
止めとなり、永久磁石93を回転子鉄心周方向に精度よ
く位置決めすることができて回転電機特性に優れたもの
となる。
【0079】また、マグネットカバー94は接着剤を用
いずに突起部94eを嵌合孔92cに嵌合させるだけで
も、回転子鉄心92に固定することができるため、取り
付け作業が容易である。
【0080】<実施の形態9>図12(a)は本発明の
実施の形態9に係る永久磁石式回転電機のマグネットカ
バーと永久磁石とを分離して示す斜視図、図12(b)
は組立状態のマグネットカバーと永久磁石とを回転子鉄
心に取り付ける状態を示す斜視図、図12(c)はマグ
ネットカバーと永久磁石を取り付けた回転子鉄心の正面
図、図12(d)は図12(c)のE−E線矢視断面図
である。
【0081】図12に示す永久磁石式回転電機もアウタ
ーロータ形のものであり、回転子101は図示しない固
定子の内側に設けられている。回転子鉄心102の内周
面102aには、磁極を構成する複数の永久磁石103
が回転子鉄心周方向に一定の間隔で配設される。永久磁
石103は回転子鉄心内周面102aに沿った円弧状と
なっており、これらの永久磁石103に対して、それぞ
れマグネットカバー104が被せられる。
【0082】マグネットカバー104はプラスチック材
料によって永久磁石103の外形に沿った形状に成形さ
れ、且つ、回転子鉄心内周面側が開口している(開口部
104a)。そして、回転子鉄心内周面102aには回
転子鉄心周方向に沿って2本の溝102bが形成され、
マグネットカバー104には磁石保持部104bが設け
られている。磁石保持部104bは、回転子鉄心軸方向
の側面104cの開口側端部を回転子鉄心径方向に沿っ
て延設し且つ回転子鉄心軸方向に沿って内側に延設して
なるものであり、この磁石保持部104bにおいて、マ
グネットカバー104内に嵌装した永久磁石103を保
持する。
【0083】このため、永久磁石103を回転子鉄心内
周面102aに固定する際には、マグネットカバー10
4内に永久磁石103を嵌装してマグネットカバー10
4と永久磁石103とを組立状態(アッシー状態)に
し、この組立状態にて回転子鉄心102への取り付け作
業を行い、マグネットカバー104の磁石保持部104
bを回転子鉄心102の溝102bに嵌合させる。そし
て、マグネットカバー104とともに永久磁石103を
接着剤により回転子鉄心内周面102aに固定する。
【0084】従って、本実施の形態9の永久磁石式回転
電機によれば、上記実施の形態7と同様の効果を有する
他、次のような効果が得られる。
【0085】即ち、マグネットカバー104に磁石保持
部104bを設けることにより、このマグネットカバー
104内に永久磁石103を嵌装した組立状態にして回
転子鉄心102に取り付けることができるため、組立時
の作業効率がよい。また、マグネットカバー104の磁
石保持部104bと回転子鉄心102の溝102bとが
嵌合することにより、永久磁石103の仮止めになると
ともに永久磁石103の回転子鉄心軸方向位置が規制さ
れるため、永久磁石103を回転子鉄心軸方向に精度よ
く位置決めすることができて回転電機特性に優れたもの
となる。
【0086】<実施の形態10>図13(a)は本発明
の実施の形態10に係る永久磁石式回転電機のマグネッ
トカバーと永久磁石とを分離して示す斜視図、図13
(b)は組立状態のマグネットカバーと永久磁石とを回
転子鉄心に取り付ける状態を示す斜視図、図13(c)
はマグネットカバーと永久磁石を取り付けた回転子鉄心
の正面図、図13(d)は図13(c)のF−F線矢視
断面図である。
【0087】図13に示す永久磁石式回転電機もアウタ
ーロータ形のものであり、回転子111は図示しない固
定子の外側に設けられている。回転子鉄心112の内周
面112aには、磁極を構成する複数の永久磁石113
が回転子鉄心周方向に一定の間隔で配設される。永久磁
石113は回転子鉄心内周面112aに沿った円弧状と
なっており、これらの永久磁石113に対して、それぞ
れマグネットカバー114が被せられる。
【0088】マグネットカバー114はプラスチック材
料によって永久磁石113の外形に沿った形状に成形さ
れ、且つ、回転子鉄心内周面側が開口している(開口部
114a)。そして、回転子鉄心内周面112aには回
転子鉄心軸方向に沿って各永久磁石ごとに2本の溝11
2bが形成され、マグネットカバー114には磁石保持
部114bが設けられている。磁石保持部114bは、
回転子鉄心周方向の側面114cの開口側端部を回転子
鉄心径方向に沿って延設し且つ回転子鉄心周方向に沿っ
て内側に延設してなるものであり、この磁石保持部11
4bにおいて、マグネットカバー114内に嵌装した永
久磁石113を保持する。
【0089】このため、永久磁石113を回転子鉄心内
周面112aに固定する際には、マグネットカバー11
4内に永久磁石113を嵌装してマグネットカバー11
4と永久磁石113とを組立状態にし、この組立状態に
て回転子鉄心112への取り付け作業を行い、マグネッ
トカバー114の磁石保持部114bを回転子鉄心11
2の溝112bに嵌合させる。そして、マグネットカバ
ー114とともに永久磁石113を接着剤により回転子
鉄心内周面112aに固定する。
【0090】従って、本実施の形態10の永久磁石式回
転電機によれば、上記実施の形態7と同様の効果を有す
る他、次のような効果が得られる。
【0091】即ち、マグネットカバー114に磁石保持
部114bを設けることにより、このマグネットカバー
114内に永久磁石113を嵌装した組立状態にして回
転子鉄心112に取り付けることができるため、組立時
の作業効率がよい。また、マグネットカバー114の磁
石保持部114bと回転子鉄心112の溝112bとが
嵌合することによより、これらが永久磁石113の回転
止めとなり、永久磁石113を回転子鉄心周方向に精度
よく位置決めすることができて回転電機特性に優れたも
のとなる。
【0092】<実施の形態11>図14(a)は本発明
の実施の形態11に係る永久磁石式回転電機の回転子の
側面図(回転子鉄心軸方向からみた図)、図14(b)
は図14(a)の永久磁石式回転電機に備えたマグネッ
トカバー及び永久磁石を示す図14(a)のI方向矢視
図、図14(c)は図14(a)の永久磁石式回転電機
に備えたマグネットカバー及び永久磁石を示す図14
(a)のJ方向矢視図である。また、図15は前記マグ
ネットカバー及び永久磁石の取付手順を示す説明図であ
る。
【0093】図14に示す永久磁石式回転電機もアウタ
ーロータ形のものであり、回転子181は図示しない固
定子の外側に設けられている。回転子鉄心182の内周
面182aには、磁極を構成する多数の永久磁石183
が回転子鉄心周方向に一定の間隔で近接して配設されて
いる。永久磁石183は回転子鉄心内周面182aに沿
った円弧状となっており、これらの永久磁石183に対
して、それぞれマグネットカバー184が被せられる。
【0094】マグネットカバー184はプラスチック材
料によって永久磁石183の外形に沿った形状に成形さ
れ、且つ、回転子鉄心内周面側が開口している(開口部
184a)。このマグネットカバー184の回転子鉄心
軸方向の一方の側面184fには2つの第1突起部18
4bが設けられている。これら2つの第1突起部184
bは略半円柱状に形成されており、マグネットカバー側
面184fの回転子鉄心周方向両端部にそれぞれ位置し
ている。また、マグネットカバー184の回転子鉄心軸
方向の他方の側面184cには、開口側を回転子鉄心径
方向に沿って延設した延設部184eを有し、この延設
部184eの内面に2つの第2突起部184dが設けら
れている。これらの第2突起部184dも略半円柱状に
形成されており、マグネットカバー184の回転子鉄心
周方向両端部に位置している。
【0095】一方、回転子鉄心182は一方の軸方向端
部182fの内径が、その他の部分の回転子鉄心内径よ
りも小さくなっており、この軸方向端部182fの内側
端面182f−1に第1嵌合孔182bが設けられてい
る(図15参照)。また、回転子鉄心182の他方の軸
方向端面182cには、第2嵌合孔182dが設けられ
ている(図15参照)。更に、それぞれの第1嵌合孔1
82b及び第2嵌合孔182dは隣接する永久磁石18
3の間に位置している。
【0096】そして、マグネットカバー184の第1突
起部184bは回転子鉄心182の第1嵌合孔182b
に嵌合し、マグネットカバー184の第2突起部184
dは回転子鉄心182の第2嵌合孔182dに嵌合す
る。しかも、このとき、隣接するマグネットカバー18
4は、それぞれの第1突起部184bと第2突起部18
4dとが、1つの第1嵌合孔182bと第2嵌合孔18
2dとにそれぞれ嵌合して、1つの第1嵌合孔182b
及び第2嵌合孔182dを共用する。なお、図14
(b)及び図14(c)では、説明の便宜上、2つの隣
接するマグネットカバー184の間を開けて図示してい
る。
【0097】図15に基づいてマグネットカバー184
及び永久磁石183の取付手順を説明すると、まず、図
15(a)に示すように永久磁石183をマグネットカ
バー184内に嵌装し、この状態でマグネットカバー1
84を回転子鉄心182の内周面に沿って軸方向にスラ
イドさせる。そして、図15(b)に示すようにマグネ
ットカバー184の第1突起部184bを回転子鉄心1
82の第1嵌合孔182bに嵌合し、更に、図15
(c)に示すようにマグネットカバー184の第2突起
部184dを回転子鉄心182の第2嵌合孔182dに
ボタンのように押し込んで嵌合する。
【0098】かくして、図15(d)に示すように永久
磁石182がマグネットカバー184とともに回転子鉄
心182に固定される。なお、このときに永久磁石18
3は回転子鉄心182の外周面に形成された凹部182
eに嵌まり込んで回転子鉄心軸方向の位置が規制される
ようになっている。なお、マグネットカバー184や永
久磁石183を、適宜、接着剤で接着してもよい。
【0099】従って、本実施の形態11の永久磁石式回
転電機によれば、上記実施の形態7と同様の効果を有す
る他、次のような効果が得られる。
【0100】即ち、本実施の形態11のマグネットカバ
ー184によれば、回転子鉄心軸方向にスライドするよ
うにして回転子鉄心182に取り付けることができるた
め、取り付け作業が容易であり、また、あまり作業スペ
ースも要しない。また、隣接するマグネットカバー18
4が、1つの第1嵌合孔182b及び第2嵌合孔182
dを共用することにより、マグネットカバー184を効
率的に取り付けることができる。
【0101】なお、マグネットカバー184を取り付け
強度を更に高める場合には、図示は省略するが、図7の
場合と同様に回転子鉄心182の端面182cに接着剤
で接着した一体のリング状の押え板又は複数の押え板に
よって、マグネットカバー184の延設部184e(第
2突起部184d)を押えるようにしてもよい。
【0102】<実施の形態12>図16(a)は本発明
の実施の形態12に係る永久磁石式回転電機のマグネッ
トカバーと永久磁石とを分離して示す斜視図、図16
(b)はマグネットカバーを永久磁石に被せた状態を示
す斜視図である。
【0103】図16に示す永久磁石式回転電機もアウタ
ーロータ形のものであり、回転子121は図示しない固
定子の外側に設けられている。回転子鉄心122の内周
面122aには、磁極を構成する複数の永久磁石123
が回転子鉄心周方向に一定の間隔で配設される。各永久
磁石123はコギングトルクを低減するため、回転子鉄
心軸方向に複数(図示例では2つ)に分割され(分割永
久磁石123a,123b)、これらの分割永久磁石1
23a,123bを所定角度(分割永久磁石相互間で電
気角60°±5°/磁石分割数)ずらしたスキュー構造
となっている。分割永久磁石123a,123bは回転
子鉄心内周面122aに沿った円弧状となっており、こ
れらの永久磁石123a,122b全体に対してマグネ
ットカバー124が被せられる。
【0104】マグネットカバー124はプラスチック材
料によって分割永久磁石123a,123b全体の外形
に沿った形状に成形され、且つ、回転子鉄心内周面側が
開口している(開口部124a)。そして、このマグネ
ットカバー124を永久磁石123(分割永久磁石12
3a,123b)に被せ、同マグネットカバー124と
ともに永久磁石123(分割永久磁石123a,123
b)を接着剤によって回転子鉄心内周面122aに固定
する。
【0105】従って、本実施の形態12の永久磁石式回
転電機によれば、上記実施の形態7と同様の効果を有す
る他、次のような効果が得られる。
【0106】即ち、本実施の形態12のマグネットカバ
ー124によれば、永久磁石123を回転子鉄心軸方向
に分割して分割永久磁石123a,123bを回転子鉄
心周方向に所定角度ずらしたスキュー構造とすることが
容易でき、コギングトルクの低減を図ることができる。
本実施の形態12は、特に、固定子側でスキューできな
いときに有効である。
【0107】なお、本実施の形態12のマグネットカバ
ー124は上記実施の形態7のマグネットカバー84を
スキュー構造の永久磁石に適用可能な構成としたもので
あるが、同様にして、図11,図12,図13及び図1
4に示す上記実施の形態8,9,10及び11のマグネ
ットカバー94,104,114,184についても、
図17に示すマグネットカバー134,144,15
4,194のように分割永久磁石全体の外形に沿った形
状とすることにより、スキュー構造の永久磁石に適用可
能となる。
【0108】<実施の形態13>本実施の形態13の永
久磁石式回転電機では、図示は省略するが、上記実施の
形態1〜6のインナーロータ形の永久磁石式回転電機に
おけるマグネットカバー4,14,24,34,44,
54,64,74,164,174や、上記実施の形態
7〜12のアウターロータ形の永久磁石式回転電機にお
ける84,94,104,114,124,134,1
44,154,184,194を、アルミニウム、ステ
ンレス、鉄などの金属材料を用いて形成する。その他の
構成は上記実施の形態1〜12と同様であるため、ここ
での説明は省略する。
【0109】従って、本実施の形態13の永久磁石式回
転電機によれば、マグネットカバーを金属材料で形成し
たことにより、プラスチック材料などで形成した場合に
比べて高い強度が得られる。
【0110】<実施の形態14>本発明の実施の形態1
4の永久磁石式回転電機では、図示は省略するが、上記
実施の形態1〜6のインナーロータ形の永久磁石式回転
電機におけるマグネットカバー4,14,24,34,
44,54,64,74,164,174や、上記実施
の形態7〜12のアウターロータ形の永久磁石式回転電
機における84,94,104,114,124,13
4,144,154,184,194を、材料をモール
ド材とし、永久磁石3,13,23,33,43(分割
永久磁石43a,43b),163や、永久磁石83,
93,103,113,123(分割永久磁石123
a,123b),183と一体成形する。その他の構成
は上記実施の形態1〜12と同様であるため、ここでの
説明は省略する。
【0111】従って、本実施の形態14の永久磁石式回
転電機によれば、上記実施の形態1〜12と同様の効果
を有する他、次のような効果が得られる。
【0112】即ち、マグネットカバーをモールドにて永
久磁石と一体成形することにより、マグネットカバーと
永久磁石とが一体になるため、組立時の作業効率がよ
い。
【0113】
【発明の効果】以上発明の実施の形態とともに具体的に
説明したように、第1又は第11発明の永久磁石式回転
電機によれば、マグネットカバーを永久磁石に被せて永
久磁石全体を覆うため、次のような効果が得られる。
【0114】(1)マグネットカバーを永久磁石に被せ
たことにより、磁石割れによる永久磁石の飛散を防止す
ることができる。 (2)マグネットカバーは金型で成形することができる
ため、寸法精度に優れている。 (3)マグネットカバーは薄肉で成形することができる
ため、固定子と回転子とのギャップを小さくすることが
できるので回転電機特性に優れている。 (4)マグネットカバーは容易に永久磁石の外形に応じ
た形状にすることができるため、永久磁石の形状に制約
がなくて自由であることから、永久磁石の形状を最適化
して回転電機特性を最適化することができ、また、製作
コストも安くすることができる。
【0115】また、第2又は第12発明の永久磁石式回
転電機によれば、マグネットカバーには延設部を設け、
この延設部において回転子鉄心外周面に接着するため、
マグネットカバーを回転子鉄心外周面に確実に固定する
ことができる。
【0116】また、第3又は第13発明の永久磁石式回
転電機によれば、マグネットカバーには突起部を設け、
この突起部が回転子鉄心端面の嵌合孔に嵌合するため、
これらが永久磁石の回転止めとなり、永久磁石を回転子
鉄心周方向に精度よく位置決めすることができて回転電
機特性に優れたものとなる。
【0117】また、第4又は第14発明の永久磁石式回
転電機によれば、マグネットカバーを、回転子鉄心軸方
向にスライドするようにして回転子鉄心に取り付けるこ
とができるため、取り付け作業が容易であり、作業スペ
ースもあまり要しない。
【0118】また、第5又は第15発明の永久磁石式回
転電機によれば、隣接するマグネットカバーが、1つの
第1嵌合孔及び第2嵌合孔を共用することにより、マグ
ネットカバーを効率的に取り付けることができる。
【0119】また、第6又は第16発明の永久磁石式回
転電機によれば、マグネットカバーに磁石保持部を設け
ることにより、このマグネットカバー内に永久磁石を嵌
装した組立状態にして回転子鉄心に取り付けることがで
きるため、組立時の作業効率がよい。また、マグネット
カバーの磁石保持部と回転子鉄心の溝とが嵌合すること
により、永久磁石の仮止めになるとともに永久磁石の回
転子鉄心軸方向位置が規制されるため、永久磁石を回転
子鉄心軸方向に精度よく位置決めすることができて回転
電機特性に優れたものとなる。
【0120】また、第7又は第17発明の永久磁石式回
転電機によれば、マグネットカバーに磁石保持部を設け
ることにより、このマグネットカバー内に永久磁石を嵌
装した組立状態にして回転子鉄心に取り付けることがで
きるため、組立時の作業効率がよい。また、マグネット
カバーの磁石保持部と回転子鉄心の溝とが嵌合すること
により、これらが永久磁石の仮止め、回転止めとなり、
永久磁石を回転子鉄心周方向に精度よく位置決めするこ
とができて回転電機特性に優れたものとなる。
【0121】また、第8又は第18発明の永久磁石式回
転電機によれば、永久磁石を回転子鉄心軸方向に分割し
て分割永久磁石を回転子鉄心周方向に所定角度ずらした
スキュー構造とすることが容易でき、コギングトルクの
低減を図ることができる。特に、固定子側でスキューで
きないときに有効である。
【0122】また、第9又は第19発明の永久磁石式回
転電機によれば、マグネットカバーをモールドにて永久
磁石と一体成形することにより、マグネットカバーと永
久磁石とが一体になるため、組立時の作業効率がよい。
【0123】また、第10又は第20発明の永久磁石式
回転電機によれば、マグネットカバーを金属材料で形成
したことにより、プラスチック材料などで形成した場合
に比べて高い強度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施形態1に係る永久磁石式
回転電機の回転子の横断面図、(b)はマグネットカバ
ーと永久磁石とを分離して示す斜視図、(c)はマグネ
ットカバーを永久磁石に被せた状態を示す斜視図であ
る。
【図2】(a)は本発明の実施の形態2に係る永久磁石
式回転電機のマグネットカバーと永久磁石とを分離して
示す斜視図、(b)はマグネットカバーを永久磁石に被
せた状態を示す斜視図、(c)は(b)のA−A線矢視
断面図である。
【図3】(a)は本発明の実施の形態3に係る永久磁石
式回転電機のマグネットカバーと永久磁石とを分離して
示す斜視図、(b)は組立状態のマグネットカバーと永
久磁石とを回転子鉄心に取り付ける状態を示す斜視図、
(c)はマグネットカバーと永久磁石を取り付けた回転
子鉄心の正面図、(d)は(c)のB−B線矢視断面図
である。
【図4】(a)は本発明の実施の形態4に係る永久磁石
式回転電機のマグネットカバーと永久磁石とを分離して
示す斜視図、(b)は組立状態のマグネットカバーと永
久磁石とを回転子鉄心に取り付ける状態を示す斜視図、
(c)はマグネットカバーと永久磁石を取り付けた回転
子鉄心の正面図、(d)は(c)のC−C線矢視断面図
である。
【図5】(a)は本発明の実施の形態5に係る永久磁石
式回転電機の回転子の側面図、(b)は(a)の永久磁
石式回転電機に備えたマグネットカバー及び永久磁石を
示す(a)のG方向矢視図、(c)は(a)の永久磁石
式回転電機に備えたマグネットカバー及び永久磁石を示
す(a)のH方向矢視図である。
【図6】前記マグネットカバー及び永久磁石の取付手順
を示す説明図である
【図7】前記マグネットカバーを押え板で抑えた状態を
示す説明図である。
【図8】(a)は本発明の実施の形態6に係る永久磁石
式回転電機のマグネットカバーと永久磁石とを分離して
示す斜視図、(b)はマグネットカバーを永久磁石に被
せた状態を示す斜視図である。
【図9】スキュー構造の永久磁石に適用可能なマグネッ
トカバーの構成図である。
【図10】(a)は本発明の実施形態7に係る永久磁石
式回転電機の回転子の横断面図、(b)はマグネットカ
バーと永久磁石とを分離して示す斜視図、(c)はマグ
ネットカバーを永久磁石に被せた状態を示す斜視図であ
る。
【図11】(a)は本発明の実施の形態8に係る永久磁
石式回転電機のマグネットカバーと永久磁石とを分離し
て示す斜視図、(b)はマグネットカバーを永久磁石に
被せた状態を示す斜視図、(c)は(b)のD−D線矢
視断面図である。
【図12】(a)は本発明の実施の形態9に係る永久磁
石式回転電機のマグネットカバーと永久磁石とを分離し
て示す斜視図、(b)は組立状態のマグネットカバーと
永久磁石とを回転子鉄心に取り付ける状態を示す斜視
図、(c)はマグネットカバーと永久磁石を取り付けた
回転子鉄心の正面図、(d)は(c)のE−E線矢視断
面図である。
【図13】(a)は本発明の実施の形態10に係る永久
磁石式回転電機のマグネットカバーと永久磁石とを分離
して示す斜視図、(b)は組立状態のマグネットカバー
と永久磁石とを回転子鉄心に取り付ける状態を示す斜視
図、(c)はマグネットカバーと永久磁石を取り付けた
回転子鉄心の正面図、(d)は(c)のF−F線矢視断
面図である。
【図14】(a)は本発明の実施の形態11に係る永久
磁石式回転電機の回転子の側面図、(b)は(a)の永
久磁石式回転電機に備えたマグネットカバー及び永久磁
石を示す(a)のI方向矢視図、(c)は(a)の永久
磁石式回転電機に備えたマグネットカバー及び永久磁石
を示す(a)のJ方向矢視図である。
【図15】前記マグネットカバー及び永久磁石の取付手
順を示す説明図である。
【図16】(a)は本発明の実施の形態12に係る永久
磁石式回転電機のマグネットカバーと永久磁石とを分離
して示す斜視図、(b)はマグネットカバーを永久磁石
に被せた状態を示す斜視図である。
【図17】スキュー構造の永久磁石に適用可能なマグネ
ットカバーの構成図である。
【符号の説明】 1 インナーロータ形の回転子 2 回転子鉄心 2a 回転子鉄心外周面 3 永久磁石 4 マグネットカバー 4a 開口部 11 インナーロータ形の回転子 12 回転子鉄心 12a 回転子鉄心外周面 12b 回転子鉄心端面 12c 嵌合孔 13 永久磁石 14 マグネットカバー 14a 開口部 14b 回転子鉄心周方向のマグネットカバー側面 14c 延設部 14d 回転子鉄心軸方向のマグネットカバー側面 14d−1 延設部 14e 突起部 21 インナーロータ形の回転子 22 回転子鉄心 22a 回転子鉄心外周面 22b 溝 23 永久磁石 24 マグネットカバー 24a 開口部 24b 磁石保持部 24c 回転子鉄心軸方向のマグネットカバー側面 31 インナーロータ形の回転子 32 回転子鉄心 32a 回転子鉄心外周面 32b 溝 33 永久磁石 34 マグネットカバー 34a 開口部 34b 磁石保持部 34c 回転子鉄心周方向のマグネットカバー側面 41 インナーロータ形の回転子 42 回転子鉄心 42a 回転子鉄心外周面 43 永久磁石 43a 分割永久磁石 43b 分割永久磁石 44 マグネットカバー 54,64,74 マグネットカバー 81 アウターロータ形の回転子 82 回転子鉄心 82a 回転子鉄心内周面 83 永久磁石 84 マグネットカバー 84a 開口部 91 アウターロータ形の回転子 92 回転子鉄心 92a 回転子鉄心内周面 92b 回転子鉄心端面 92c 嵌合孔 93 永久磁石 94 マグネットカバー 94a 開口部 94b 回転子鉄心周方向のマグネットカバー側面 94c 延設部 94d 回転子鉄心軸方向のマグネットカバー側面 94d−1 延設部 94e 突起部 101 アウターロータ形の回転子 102 回転子鉄心 102a 回転子鉄心内周面 102b 溝 103 永久磁石 104 マグネットカバー 104a 開口部 104b 磁石保持部 104c 回転子鉄心軸方向のマグネットカバー側面 111 アウターロータ形の回転子 112 回転子鉄心 112a 回転子鉄心内周面 112b 溝 113 永久磁石 114 マグネットカバー 114a 開口部 114b 磁石保持部 114c 回転子鉄心周方向のマグネットカバー側面 121 アウターロータ形の回転子 122 回転子鉄心 122a 回転子鉄心内周面 123 永久磁石 123a 分割永久磁石 123b 分割永久磁石 124 マグネットカバー 134,144,154 マグネットカバー 161 回転子 162 回転子鉄心 162a 回転子鉄心外周面 162b 第1嵌合孔 162c 回転子鉄心端面 162d 第2嵌合孔 162e 凹部 162f 軸方向端部 162f−1 端面 163 永久磁石 164 マグネットカバー 164a 開口部 164b 第1突起部 164c マグネットカバー側面 164d 第2突起部 164e 延設部 164f マグネットカバー側面 165 押え板 174 マグネットカバー 181 回転子 182 回転子鉄心 182a 回転子鉄心外周面 182b 第1嵌合孔 182c 回転子鉄心端面 182d 第2嵌合孔 182e 凹部 182f 軸方向端部 182f−1 端面 183 永久磁石 184 マグネットカバー 184a 開口部 184b 第1突起部 184c マグネットカバー側面 184d 第2突起部 184e 延設部 184f マグネットカバー側面 194 マグネットカバー

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子鉄心外周面に永久磁石を配設して
    なるインナーロータ形の永久磁石式回転電機において、 永久磁石の外形に沿った形状で且つ回転子鉄心外周面側
    が開口したマグネットカバーを永久磁石に被せて永久磁
    石全体を覆い、このマグネットカバーとともに永久磁石
    を回転子鉄心外周面に固定したことを特徴とする永久磁
    石式回転電機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の永久磁石式回転電機に
    おいて、 マグネットカバーは回転子鉄心周方向の側面の開口側端
    部に回転子鉄心周方向に沿って外側に延設した延設部を
    有する構成であることを特徴とする永久磁石式回転電
    機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の永久磁石式回転
    電機において、 回転子鉄心端面には嵌合孔を形成し、マグネットカバー
    は回転子鉄心軸方向の側面の開口側を回転子鉄心径方向
    に沿って延設し、この延設部の内面に設けた突起部が前
    記嵌合孔に嵌合することを特徴とする永久磁石式回転電
    機。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の永久磁石式回転
    電機において、 回転子鉄心の一方の軸方向端部の外径を大きくして、こ
    の軸方向端部の内側端面には第1嵌合孔を形成するとと
    もに、回転子鉄心の他方の軸方向端面には第2嵌合孔を
    形成し、 マグネットカバーは回転子鉄心軸方向の一方の側面に設
    けた第1突起部が前記第1嵌合孔に嵌合するとともに、
    回転子鉄心軸方向の他方の側面の開口側を回転子鉄心径
    方向に沿って延設し、この延設部の内面に設けた第2突
    起部が前記第2嵌合孔に嵌合することを特徴とする永久
    磁石式回転電機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の永久磁石式回転電機に
    おいて、 永久磁石は回転子鉄心周方向に近接して配置されてお
    り、第1嵌合孔と第2嵌合孔は隣接する永久磁石の間に
    位置し、隣接するマグネットカバーはそれぞれの第1突
    起部と第2突起部とが1つの第1嵌合孔と第2嵌合孔と
    にそれぞれ嵌合して、1つの第1嵌合孔及び第2嵌合孔
    を共用することを特徴とする永久磁石式回転電機。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4又は5に記載の永
    久磁石式回転電機において、 マグネットカバーは回転子鉄心軸方向の側面の開口側端
    部に回転子鉄心径方向に沿って延設し且つ回転子鉄心軸
    方向に沿って内側に延設してなる磁石保持部を有し、こ
    の磁石保持部においてマグネットカバー内に嵌装した永
    久磁石を保持することによりマグネットカバーと永久磁
    石とを組立状態にすることができる構成とし、且つ、前
    記磁石保持部は回転子鉄心外周面に回転子鉄心周方向に
    沿って形成した溝に嵌合するようにしたことを特徴とす
    る永久磁石式回転電機。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4又は5に記載の永
    久磁石式回転電機において、 マグネットカバーは回転子鉄心周方向の側面の開口側端
    部に回転子鉄心径方向に沿って延設し且つ回転子鉄心周
    方向に沿って内側に延設してなる磁石保持部を有し、こ
    の磁石保持部においてマグネットカバー内に嵌装した永
    久磁石を保持することによりマグネットカバーと永久磁
    石とを組立状態にすることができる構成とし、且つ、前
    記磁石保持部は回転子鉄心外周面に回転子鉄心軸方向に
    沿って形成した溝に嵌合するようにしたことを特徴とす
    る永久磁石式回転電機。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3,4,5,6又は7に
    記載の永久磁石式回転電機において、 永久磁石は回転子鉄心軸方向に複数に分割し且つこれら
    複数の分割永久磁石を回転子鉄心周方向に所定角度ずら
    したスキュー構造とし、マグネットカバーは複数の分割
    永久磁石全体の外形に沿った形状として複数の分割永久
    磁石全体に被せることを特徴とする永久磁石式回転電
    機。
  9. 【請求項9】 請求項1,2,3,4,5,6,7又は
    8に記載の永久磁石式回転電機において、 マグネットカバーは材料をモールド材とし、モールドに
    て永久磁石と一体成形してなることを特徴とする永久磁
    石式回転電機。
  10. 【請求項10】 請求項1,2,3,4,5,6,7又
    は8に記載の永久磁石式回転電機において、 マグネットカバーは金属材料で構成したことを特徴とす
    る永久磁石式回転電機。
  11. 【請求項11】 回転子鉄心内周面に永久磁石を配設し
    てなるアウターロータ形の永久磁石式回転電機におい
    て、 永久磁石の外形に沿った形状で且つ回転子鉄心内周面側
    が開口したマグネットカバーを永久磁石に被せて永久磁
    石全体を覆い、このマグネットカバーとともに永久磁石
    を回転子鉄心外周面に固定したことを特徴とする永久磁
    石式回転電機。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の永久磁石式回転電
    機において、 マグネットカバーは回転子鉄心周方向の側面の開口側端
    部に回転子鉄心周方向に沿って外側に延設した延設部を
    有する構成であることを特徴とする永久磁石式回転電
    機。
  13. 【請求項13】 請求項11又は12に記載の永久磁石
    式回転電機において、回転子鉄心端面には嵌合孔を形成
    し、マグネットカバーは回転子鉄心軸方向の側面の開口
    側を回転子鉄心径方向に沿って延設し、この延設部の内
    面に設けた突起部が前記嵌合孔に嵌合することを特徴と
    する永久磁石式回転電機。
  14. 【請求項14】 請求項11又は12に記載の永久磁石
    式回転電機において、回転子鉄心の一方の軸方向端部の
    内径を小さくして、この軸方向端部の内側端面には第1
    嵌合孔を形成するとともに、回転子鉄心の他方の軸方向
    端面には第2嵌合孔を形成し、 マグネットカバーは回転子鉄心軸方向の一方の側面に設
    けた第1突起部が前記第1嵌合孔に嵌合するとともに、
    回転子鉄心軸方向の他方の側面の開口側を回転子鉄心径
    方向に沿って延設し、この延設部の内面に設けた第2突
    起部が前記第2嵌合孔に嵌合することを特徴とする永久
    磁石式回転電機。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の永久磁石式回転電
    機において、 永久磁石は回転子鉄心周方向に近接して配置されてお
    り、第1嵌合孔と第2嵌合孔は隣接する永久磁石の間に
    位置し、隣接するマグネットカバーはそれぞれの第1突
    起部と第2突起部とが1つの第1嵌合孔と第2嵌合孔と
    にそれぞれ嵌合して、1つの第1嵌合孔及び第2嵌合孔
    を共用することを特徴とする永久磁石式回転電機。
  16. 【請求項16】 請求項11,12,13,14又は1
    5に記載の永久磁石式回転電機において、 マグネットカバーは回転子鉄心軸方向の側面の開口側端
    部に回転子鉄心径方向に沿って延設し且つ回転子鉄心軸
    方向に沿って内側に延設してなる磁石保持部を有し、こ
    の磁石保持部においてマグネットカバー内に嵌装した永
    久磁石を保持することによりマグネットカバーと永久磁
    石とを組立状態にすることができる構成とし、且つ、前
    記磁石保持部は回転子鉄心内周面に回転子鉄心周方向に
    沿って形成した溝に嵌合するようにしたことを特徴とす
    る永久磁石式回転電機。
  17. 【請求項17】 請求項11,12,13,14又は1
    5に記載の永久磁石式回転電機において、 マグネットカバーは回転子鉄心周方向の側面の開口側端
    部に回転子鉄心径方向に沿って延設し且つ回転子鉄心周
    方向に沿って内側に延設してなる磁石保持部を有し、こ
    の磁石保持部においてマグネットカバー内に嵌装した永
    久磁石を保持することによりマグネットカバーと永久磁
    石とを組立状態にすることができる構成とし、且つ、前
    記磁石保持部は回転子鉄心内周面に回転子鉄心軸方向に
    沿って形成した溝に嵌合するようにしたことを特徴とす
    る永久磁石式回転電機。
  18. 【請求項18】 請求項11,12,13,14,1
    5,16又は17に記載の永久磁石式回転電機におい
    て、 永久磁石は回転子鉄心軸方向に複数に分割し且つこれら
    複数の分割永久磁石を回転子鉄心周方向に所定角度ずら
    したスキュー構造とし、マグネットカバーは複数の分割
    永久磁石全体の外形に沿った形状として複数の分割永久
    磁石全体に被せることを特徴とする永久磁石式回転電
    機。
  19. 【請求項19】 請求項11,12,13,14,1
    5,16,17又は18に記載の永久磁石式回転電機に
    おいて、 マグネットカバーは材料をモールド材とし、モールドに
    て永久磁石と一体成形してなることを特徴とする永久磁
    石式回転電機。
  20. 【請求項20】 請求項11,12,13,14,1
    5,16,17又は18に記載の永久磁石式回転電機に
    おいて、 マグネットカバーは金属材料で構成したことを特徴とす
    る永久磁石式回転電機。
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