JP2003016279A - 営業店管理システム - Google Patents

営業店管理システム

Info

Publication number
JP2003016279A
JP2003016279A JP2001197692A JP2001197692A JP2003016279A JP 2003016279 A JP2003016279 A JP 2003016279A JP 2001197692 A JP2001197692 A JP 2001197692A JP 2001197692 A JP2001197692 A JP 2001197692A JP 2003016279 A JP2003016279 A JP 2003016279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
information
automatic machine
transaction
display screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001197692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoko Sato
庸子 佐藤
Yoshitaka Shibata
吉隆 柴田
Takeru Minemoto
長 峯元
Masaki Takano
昌樹 高野
Seiji Toyoda
誠司 豊田
Tomohiro Hamada
友博 濱田
Yukinori Terahama
幸徳 寺濱
Hitoshi Maekawa
均 前川
Atsushi Hasegawa
長谷川  篤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001197692A priority Critical patent/JP2003016279A/ja
Publication of JP2003016279A publication Critical patent/JP2003016279A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】営業店内に設置された各種の自動機の混雑状況
に基づいて、自動機の取引内容を変更する営業店管理シ
ステムを提供する。 【解決手段】営業店100の顧客情報を管理する情報管
理センタ40とを備えた営業店管理システム1であっ
て、営業店100は、複数の取扱機能が異なる自動機1
02と、これら自動機102の受付を行う受付端末10
1と、自動機102と受付端末101を統括管理する営
業店管理サーバ107とを備え、自動機102は、取引
エリアを備えた第1の表示形態と、取引エリアと広告販
売情報エリアとを備えた第2の表示形態とを備え、営業
店管理サーバ107は、受付端末101で来店する顧客
の取引目的を入手し、この取引目的に対応可能な自動機
102を割り付けるとともに、これら複数の自動機10
2に割り付けられた顧客の利用順位を前記顧客に提示
し、顧客が割り振られた自動機102を操作する際に、
自動機101の混雑状況に基づいて前記表示形態を選択
して表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、営業店内に各種の
自動機を設置して、来店する顧客の目的に合わせてこれ
ら自動機や窓口端末を効率的に割り振って以後の処理を
円滑に進める金融機関や証券機関あるいは官庁など営業
店管理を支援するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】各種の営業店での窓口業務は自動化が進
んでおり、来店する顧客自身の操作で各種の窓口業務を
自動機を介して行うことができる。例えば、銀行などの
金融機関では、現金自動預入支払機(以下ATMとい
う)が導入されており、このATMを介して現金の預入
れや通帳記帳、残高照会などの業務を行員の手を介さず
に行うことができる。更に、近年のATMは、前記一般
的な業務の他に振込みや振替え、更には投資信託やロー
ンの申し込みなどの複雑な工程を備えた多様な業務に対
応可能な多機能機が提案されている。しかし、これら多
様な処理が可能なATMは、コスト的に高額となり、営
業店の全てのATMをこの自動機に置き換えることは困
難であるため、例えば、前記多機能機を少数設置し、他
のATMを払い出しのみ、預け入れ、預け入れと振込み
/振替えなどの機種との併用設置が一般的である。
【0003】一方、これら自動機は、利用する顧客にと
っては各種処理を自身で操作しなければならないため
に、その処理作業には個人差があり、不慣れな顧客がそ
のATMを独占してしまうと、混雑時には、そのATM
に並ぶ他の顧客に不満が残ることが課題となっている。
【0004】従来より、受付窓口の効率的な運用を図る
ために、受付端末を設け、この受付端末で入手した顧客
の来店目的や個人情報に基づいて、各窓口へ顧客を振り
分ける各種の提案がなされている。しかしながら、これ
ら従来例は、行員が介在する窓口業務の提案であり、各
機器ごとに性能の異なる複数のATMへの割り振りにつ
いては開示されていない。
【0005】一方、ATMの顧客案内では、受付で来店
目的を収集するとともに整理番号を発行し、この顧客入
店順序に合わせて、順番の近づいた顧客に対して、来店
目的に対応可能な機能の少ない空いたATMから順に案
内表示部を介して案内するものが開示されている。更
に、この従来例によれば、ATMを監視して、この装置
の状態を考慮して顧客に最適な装置の選択を音声ガイド
する。更に、近年においては、携帯電話で振込み手続き
を実行するものがある。
【0006】前記従来例としては、例えば、ATMにつ
いては特開平10−254983号、携帯電話については特開平
10−210073号、更に他の窓口業務については特開平10−
143582号、特開平10−187853号、特開平2000−11074
号、等に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記ATMの顧客案内
では、後から来る顧客にATM選択の自由度を与えるた
めに、順番の近づいた顧客に来店目的に対応可能な機能
の少ない空いているATMを検索して、案内表示部を介
して案内する。しかし、これは、複数のATMが空いて
いる場合は有効であるが、選択肢がない混雑時には有効
に働かない。特に、この従来例の記載では、混雑時には
列に並んで順番を待つと記載されている点からすると、
並んだ順番に空いたATMを使用していく従前からの使
用実態と同様と思われる。また、この従来例ではATM
に関する受付案内であり、窓口業務と並設される一般的
な営業店の運営管理に対応することが難しい。
【0008】また、前記携帯電話の従来例では、銀行に
出向くことなく、通信回線を介して振り込み処理を行う
ことができるが、認証に関する安全性の課題が残る。こ
れらの携帯電話からの事前入力を活用した営業店管理シ
ステムが提案されれば有効である。
【0009】また、近年の自動機は、多種多様な機能や
情報を備えており、これら多様な機能や各種情報の引出
を混雑時に行われると、利用順番を待つ顧客に迷惑がか
かることが懸念される。
【0010】そこで、この発明の目的は、営業店内に設
置された各種の自動機の混雑状況に基づいて、自動機の
取引内容を変更する金融機関や証券機関あるいは官庁な
ど対応可能な営業店管理を支援する営業店管理システム
を提供することにある。
【0011】また、他の目的は、営業店内に設置された
各種の自動機に対して来店する顧客の目的や混雑状況に
合わせて顧客を効率的に割り振って、以後の処理を円滑
にするめる金融機関や証券機関あるいは官庁など対応可
能な営業店管理を支援する営業店管理システムを提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る営業店管理システムでは、複数の営業
店と、前記営業店と通信回線を介して接続され、これら
営業店の顧客情報を管理する情報管理センタとを備え、
前記営業店は、複数の取扱機能が異なる自動機と、前記
自動機を統括管理する営業店管理サーバとを備え、前記
自動機の表示装置は、取引エリアを備えた第1の表示形
態と、取引エリアと広告販売情報エリアとを備えた第2
の表示形態とを備え、前記営業店管理サーバは、前記自
動機の混雑状況に基づいて前記表示形態を選択して表示
させるまた、他の目的を達成するために、本発明に係る
営業店管理システムでは、複数の営業店と、前記営業店
と通信回線を介して接続され、これら営業店の顧客情報
を管理する情報管理センタとを備えた営業店管理システ
ムにおいて、前記営業店は、複数の取扱機能が異なる自
動機と、これら自動機の受付を行う受付端末と、前記自
動機と受付端末を統括管理する営業店管理サーバとを備
え、前記自動機の表示装置は、取引エリアを備えた第1
の表示形態と、取引エリアと広告販売情報エリアとを備
えた第2の表示形態とを備え、前記営業店管理サーバ
は、前記受付端末で来店する顧客の取引目的を入手し、
この取引目的に対応可能な前記自動機を割り付けるとと
もに、これら複数の自動機に割り付けられた顧客の利用
順位を前記顧客に提示し、前記顧客が前記割り振られた
自動機を操作する際に、前記自動機の混雑状況に基づい
て前記表示形態を選択して表示させる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図1から図44を参照し
て、この発明に係る営業店管理システムを詳細に説明す
る。先ず、図1を参照してこの実施の形態に係る銀行の
営業店管理システム1の概略を説明する。図1におい
て、ここで説明する銀行営業店管理システム1は、営業
店100を含めたシステム全体を統括するとともに、顧
客50の口座や個人情報等を総合的に管理する情報管理
センタ40と、専用回線11を介して前記情報管理セン
タ40と接続されて統括的に管理される複数の営業店1
00、100aと、専用回線11を介して顧客50の相
談に対応する集中センタ30と、インターネットなどの
一般回線10を介して各種のサービスを提供する受付セ
ンタ20とを含んでいる。
【0014】前記情報管理センタ40は、前記複数の営
業店100からの顧客50の口座や個人情報を統括的に
管理し、前記複数の営業店100からの問い合わせに対
し、これら顧客情報を提供する。前記受付センタ20
は、ネット上での営業店の機能を備えており、一般回線
10を介して接続される顧客50からの依頼に対してサ
ービスを提供する。例えば、この受付センタ20は、自
宅のパソコン51あるいは携帯電話60または携帯端末
61から、振り込み手続きや各種契約の申し込みの一部
を受け付けて、この情報を前記情報管理センタ40に通
知することで、顧客50が希望する営業店100に前記
申し込み手続きを引き継がせることができる。顧客50
は、時間のかかる手続きを自身のパソコン51や携帯電
話60などで行い、前記営業店100でしかできない、
あるいはこの営業店100と相談して行う手続きを営業
店100に出向いて短時間で行うことができる。
【0015】また、前記集中センタ30は、各種の業務
に対応した複数の端末機器を備えて、各種業務の専門家
が前記端末機器を介して顧客からの問い合わせや相談、
与信などに対して人為的に各種サービスを提供したり、
イメージデータ取り込みのように各営業店100に設置
するよりも集中配置した方が効率的な業務に関する端末
機器が配置される。この実施の形態では、独立した形態
で図示しているが、例えば、前記情報管理センタ40、
あるいは特定の営業店100に設けてもよい。更に、特
定の地域ごとに、あるいは特定の業務ごとに複数配置し
てもよい。
【0016】前記営業店100は、顧客50が出入りす
る顧客フロアー110と、この顧客フロアー110と区
画された行員が活動するバックヤード111とを含んで
いる。前記顧客フロアー110は、受付端末101や各
種の自動機102を備え、更に前記バックヤード111
との間に設けられるカウンタ112や複数の個室113
を備え、顧客に対して各種のサービスを提供する場とな
るものである。
【0017】前記バックヤード111は、前記カウンタ
112や個室113に設置される各種の端末機器(窓口
端末103、相談端末104)と、これら各種の端末機
器や前記自動機102をバックアップする図示しない各
種の機器を備えて、この営業店100を管理運営する部
分である。
【0018】この実施の形態に係る前記顧客フロアー1
10は、例えば、顧客が入店時に受付けを行う受付フロ
アー120と、顧客が待機するロビー(待機フロアー1
21)と、各種の自動機102が設置される自動機フロ
ー122と、カウンタ112を挟んで行員から各種サー
ビスの提供を受ける窓口フロアー123と、相談などを
行う個室フロアー124とを備えている。前記待機フロ
ア121には顧客50が待機中に閲覧できる複数の閲覧
端末105や顧客50に順番などを案内する案内表示部
106などが設置される。前記自動機フロアー122は
自動機102の機能に対応して幾つかのエリアに区画さ
れており、この実施例では、引出専用の第1の自動機1
02aを備えた第1エリア122aと、引出預入の機能
を備えた第2の自動機102bを備えた第2エリア12
2bと、投資信託やローン申込みが可能な第3の自動機
102cを備えた第3のエリア122cとを備えてい
る。前記窓口フロアー123は、前記カウンタ112に
前記窓口端末103を備えた複数の窓口123a、12
3bとを備えている。前記個室フロアー124は、前記
相談端末104を備えた複数の個室113を備えてい
る。
【0019】そして、この実施の形態に係るこの営業店
管理システム1の特徴の1つは前記受付端末101を備
えた点にある。来店する顧客50は、前記受付端末10
1で、この銀行が発行するカード52を介して認証を行
って取扱項目を入力することで、来店する顧客50の目
的に合ったフロアーに設置される前記自動機102や前
記窓口端末103あるいは前記相談端末104を効率的
に割り振られて、以後の処理を円滑に進めることができ
る。
【0020】例えば、前記受付端末101は、来店する
顧客50に整理番号を発行し、この整理番号で顧客50
を目的の自動機102や窓口端末103などに案内する
とともに、混雑時には、顧客50をいったん待機場所の
待機フロアー121に案内し、その顧客50がこの営業
店施設を利用して効率的に、かつ短時間で目的を達成で
きるかを算出して、前記自動機102や窓口端末103
などに割り振る施設利用順位を決定し、この施設利用順
位に基づいて、前記待機フロアー121などに設置され
た前記案内表示装置105を介して顧客50に的確な案
内を行うことができる。
【0021】また、この実施の形態の他の特徴の1つ
は、前記複数の自動機102や前記窓口端末103など
の利用可能な施設を、それらが提供可能なサービスに対
応して複数のフロアーやブロックに区分けして、これを
顧客50の利用施設順位や案内に活用した点である。ま
た、これら利用可能な施設は、顧客50の利用状況に基
づいて複数の時間帯毎に変動するように設定することが
可能であり、これにより、待ち時間の短縮を図ることが
できる。
【0022】また、この実施の形態の他の特徴の1つ
は、前記複数の自動機102を利用する顧客50に対し
て、前記自動機102の表示画面の空スペースや待機時
間を利用して広告情報が提供される点である。この広告
情報は、顧客50の個人情報に基づいて複数の広告情報
から顧客50が望む情報が抽出されて提供される。例え
ば、安定した資金が豊富にある顧客50にはその預貯金
額により信託情報が提供され、更に、若者には、その貯
金額によりチケットの案内が提供され、更に、旅行先で
は、ホテルや観光案内などが提供される。
【0023】また、この実施の形態の他の特徴の1つ
は、前記広告情報は、その画面からその広告情報に関す
る相談や契約に対する追加予約を行うことができる点で
ある。これらの追加予約は混雑状況により、引き続いて
取り引きできたり、あるいはいったん待機して新たに取
得した施設利用順位で手続きすることができる。
【0024】また、この実施の形態の他の特徴の1つ
は、これらの広告情報は、前記待機フロアー121での
待ち時間を利用して前記閲覧端末105で取得できる点
である。例えば、前記待機フロアー121に備え付けの
雑誌やパンフレットに記載された文字や絵柄などとリン
クされている広告情報や詳細情報を前記閲覧端末105
で取得することができ、これに関する契約や相談が必要
な場合は、前記予約端末101を通じて施設利用順位と
施設の種類が決定される。もちろん、この閲覧端末10
5でこれら情報を直接取得することもできる。
【0025】また、この実施の形態の他の特徴の1つ
は、前記自宅PC51あるいは携帯電話60などを介し
て前記受付センタ20に接続して各種取引を事前入力
し、この事前入力した内容を前記情報管理センタ40に
登録できる点である。これら事前入力された情報は、前
記営業店100に入店する際に前記受付端末101で把
握され情報に基づいてこの営業店100に送信され、案
内されるフロアーの対応機器に反映される。これにより
顧客50はそのサービスを短時間で受けることができ
る。
【0026】このように、この実施の形態では、顧客5
0に対して各種のサービスを効率良く提供することがで
きる。以下、図2以降の説明では、前記特徴を更に詳細
に説明する。
【0027】先ず、図2を基に図3から図7を参照して
この銀行の営業店管理システム1の装置構成を説明す
る。図2は、この営業店管理システム1の装置ブロック
図を示している。図3は顧客勘定系データのデータ構成
図、図4は顧客個人情報データのデータ構成図、図5は
受付端末の詳細図で、(a)図が外観図、(b)図が装
置ブロック図、図6は案内表示部の外観図、図7は第3
の自動機の外観図で(a)が正面図、(b)図が側面図
である。
【0028】図2において、前記情報管理システム40
は、顧客50の口座情報や入出金、貸し付けや借入れ情
報を統括的に記録し、これを管理する勘定系サーバ41
と、各種の個人情報を格納し、これを管理する個人情報
サーバ42と、各営業店100に設置された前記複数の
自動機102を統括的に管理する自動機管理システム4
3と、この銀行の各種の業務を統括的に管理する各種業
務システム44とを含んでいる。
【0029】更に、この情報管理システム40は、他の
システムと円滑な通信や安全性を確保するためにハブサ
ーバ45とWWWサーバ46とゲートウエイ48を備え
ている。前記ハブサーバ45は、前記勘定系サーバ41
や前記個人情報サーバ32や前記WWWサーバ46と接
続して専用回線11で接続される他のシステムとの送受
信を実行する。また、前記WWWサーバ46は前記自動
機管理システム43と各種業務システム44と前記ハブ
サーバ45との仲介を行うとともに、ゲートウエイ48
を介して他の銀行や各種証券会社などの営業店システム
2と接続される。
【0030】図3は前記勘定系サーバ41が管理する顧
客勘定系データの一例を示し、図4は前記個人情報サー
バ42が管理する顧客個人情報データの一例を示してい
る。
【0031】図3において、顧客勘定系データ200
は、顧客番号、銀行名、普通や定期などを示す科目、営
業店名、口座番号、顧客氏名、住所、電話番号、ID番
号、残高、取引履歴などの各情報がコード化されて格納
されている。また、図4において、顧客個人情報データ
210は、顧客番号、顧客氏名、年齢、性別、住所、予
約有無216、顧客属性211、広告順番情報212、
契約商品213、自動機扱い属性214、顧客詳細情報
215などが含まれている。ここで、顧客詳細情報21
5としては、顧客の家族構成や年収や会社や趣味などこ
の銀行が顧客から入手できる各種の情報が含まれてい
る。
【0032】図4において、この実施の形態では、顧客
が興味を持つ、あるいは顧客が望む各種の広告情報やサ
ービス情報を提供することができる。例えば、この営業
店管理システム1が提供できる広告及びサービスは、投
信関連と預金関連と融資関連とその他の販売関連情報が
ある。これらの広告及びサービス情報は広告番号が付さ
れて各営業店100の営業店管理サーバ107(図2参
照)に格納されている。
【0033】この実施の形態では、顧客に対する各種の
広告及びサービス情報を効率よく、かつ短時間に行える
ように幾つかの顧客標準モデルを設定し、前記顧客詳細
情報などを解析して、当該顧客の前記顧客標準モデルを
設定し、これを前記顧客属性211として格納してい
る。例えば、前記モデルとしては、Aタイプは安定した
高額の年収があり、融資に興味がある顧客、Bタイプは
安定した中額の年収があり融資に興味がない、あるい
は、音楽に興味がある、演劇に興味があるなど、幾つか
顧客標準モデルの中からこの顧客のタイプ、例えばAタ
イプを設定し、これを前記顧客属性211として格納す
る。また、この実施の形態では、前記顧客標準モデルに
対応して予め提案すべき広告及びサービス情報を設定し
ている。
【0034】更に、この顧客個人情報データ210で
は、当該顧客が前記広告及びサービス情報に関連した契
約または購入内容を広告番号として契約商品213に格
納している。そして、前記個人情報サーバ42は、前記
顧客属性211から導き出される広告及びサービス情報
から前記契約商品213の内容を参照して、当該顧客に
提案する前記広告及びサービス情報の順番を設定し、こ
の広告番号を前記広告順番情報212に格納している。
【0035】更に、前記自動機扱属性214は、前記自
動機102の操作性に関する情報が含まれる。例えば、
自動機の操作時間が早いか普通化か遅いか、あるいは言
語情報として日本語か英語か、障害の有無などの各種の
情報が含まれる。この実施の形態では、個人情報とし
て、この個人情報サーバ42に格納しているが、前記カ
ード52に格納しても良い。
【0036】更に、前記予約有無216には、前記受付
センタ20で受付けた振り込み手続きや各種契約の申し
込みの一部を「予約あり」として、その取扱取引名とと
もに格納している。この予約有無216は、前記営業店
からの問い合わせに活用される。なお、実際の予約内容
は、この顧客個人情報データの詳細情報または前記勘定
系データに格納される。
【0037】図2に戻り、前記集中センタ30は、機械
化できない業務を人為的にサポートするために各種の端
末機器を備えて、その業務の専門家が各種のサービスや
業務を実行する。例えば、この実施の形態では、貸し付
けを行うための与信を行う与信業務端末31と、前記自
動機102から読み込んだイメージ情報をキャラクタ等
にデータ化し、それが正しいかチエックを行うためのエ
ントリ業務端末32と、前記営業店100の前記窓口端
末101からの処理要求を判断する検印業務端末33
と、各種の相談に対応する相談対応端末34とを含んで
いる。
【0038】前記与信業務端末31は、テレビ電話機能
を備えた端末機であり、このシステム1を介して依頼さ
れる与信依頼に対して、前記勘定系サーバ41や個人情
報サーバ42、更には専用回線を介して接続可能な図示
しない与信管理センタ(複数の銀行が与信のために設立
する情報管理センタ)などから入手する依頼者の各種の
情報を基に貸し付けの判断を行う。
【0039】また、前記エントリ業務端末32は、前記
自動機102等からのイメージデータを例えばテキスト
データに変換するための各種の装置を備えている。これ
らテキストデータは前記勘定系サーバ41や個人情報サ
ーバ42に格納される。また、前記検印業務端末33は
主に前記窓口端末103からの決済依頼を受け付けてこ
れを判断するものである。また、前記相談対応端末34
は、テレビ電話機能を備えて、前記自動機102(相談
端末104)からの相談依頼を受け付けて各種の情報を
もとに双方向で依頼者と相談可能なものである。これら
の各種端末装置は、自動化することができる。
【0040】前記受付センタ20は、一般回線10を介
して銀行業務を行うホームバンキングシステムの窓口と
なるものである。この営業店管理システム1では、銀行
へ行く前の事前入力について説明するが、ホームバンキ
ングの機能を有するものである。この受付センタ20は
顧客50からの各種依頼を受付ける受付管理サーバ21
と、送受信サーバ22を備えている。この受付センタ2
0で受付けた依頼は、前記勘定系サーバ41や個人情報
サーバ42などに送信される。
【0041】前記営業店100は、その営業店全体を統
括的に管理する営業店管理サーバ107と、この営業店
管理サーバ107で統括される前記複数の自動機102
と前記窓口端末103と接客端末103aと前記受付端
末101と前記閲覧端末105と前記案内表示部10
6、あるいは前記複数の自動機102と受付端末101
などを含んで構成される。図2はその一例を示したもの
である。
【0042】この実施の形態では、前記窓口端末103
と前記自動機102を含んだ一般的な銀行の営業店10
0を説明している。前記受付端末101は、例えば、図
5に示すような、表示部本体300と、この表示部本体
300を床面より顧客の立ち姿勢で操作可能な所定の位
置に保持するスタンド301とを備えた外観としてい
る。この表示部本体300には前記営業店管理サーバ1
07の制御に基づいてこの受付端末101を制御する受
付制御部302と、顧客が操作するタッチパネル付表示
装置303と、銀行が発行する前記カード52からデー
タを取り込むためのカードリーダライタ304と、来店
する顧客の氏名に代えて各種の案内を行うための整理番
号を発行する整理券発行機305と、音声ガイダンスを
行うスピーカ306と、通信装置307と、電源308
とを含んでいる。そして、この受付端末101で受け付
けられる顧客は前記営業店管理サーバ107で管理さ
れ、所定の窓口端末103や前記自動機102などに割
り振られる。
【0043】この営業店管理システム1では、顧客がこ
の銀行が発行するカード52を備えていることを前提に
している。そして、この受付端末101は、顧客フロア
110の出入口(受付フロア120)に複数台設置さ
れ、来店する顧客が望む各種サービスを短時間にかつ効
率的に提供するために設置される。なお、カードを持っ
ていない初めての顧客は、この受付端末101で所定の
窓口に案内されるのは言うまでもない。
【0044】図2に戻り、前記案内表示装置106は、
前記営業店管理サーバ107で管理される顧客に対して
各種の案内を行うものであり、顧客が待機する待機フロ
ア121や、各種フロアーに適宜配置される。この案内
表示部106としては、例えば、壁面や天井から吊り下
げて設置される掲示板や、前記待機フロア121に設置
されるモニタあるいはテレビなどを含んでいる。また、
必要によりスピーカを備えて、映像情報とともに音声情
報で顧客に対して的確な案内を実行する。
【0045】図6に示すのは、前記案内表示部の一例を
示したものである。(a)図は待機フロア121に設置
される案内表示部106aであり、(b)図が自動機フ
ロア122に設置される案内表示部106bである。前
記案内表示部106aは、薄型の表示装置で構成され、
この顧客フロア110に設置される各フロアごとに次ぎ
の顧客の整理番号と、その次ぎに待機している顧客の整
理番号が順に表示される。この案内表示部106aによ
れば、待機フロア121に待機する顧客は各フロアの状
況が一目で分かるので、各フロアで列を作って並ぶ必要
がなく、前記待機フロア121でゆとりをもって待機す
ることができる。
【0046】また、前記案内表示部106bは、前記自
動機フロア122の壁面に設けられた実施の形態を示し
ている。各自動機102には、それぞれ使用中の顧客番
号が表示され、その上方に設けられた前記案内表示部1
06bには次ぎの顧客の整理番号と、その次ぎに続く整
理番号が順番に表示される。このように、この実施の形
態では、待機フロア121と、各自動機フロア122あ
るいは窓口フロア123などに段階的に顧客を案内する
案内表示部を設けることで、顧客の混乱を軽減すること
ができる。
【0047】図2に戻り、前記自動機102は、各種の
処理機能の異なる複数種類の自動機を含んでいる。この
実施の形態では、現金の払い出しと残高照会の専用機で
ある第1の自動機102aと、現金の預け入れや払い出
し及び振り込み振り替えなどが実行可能な第2の自動機
102bと、前記第2の自動機102bの機能に加えて
伝票処理や各種のサービス提供が可能な第3の自動機1
02cと、テレビ電話機能を備えて前記相談対応端末3
4と双方向で通信して多様な相談が可能な相談端末10
3とを含んでいる。この他、両替専用機や記帳専用プリ
ンタなどの専用機を適宜設置することができる。
【0048】これら自動機102は、その機能ごとに異
なるフロア、例えば、第1の自動機102aは第1の自
動機フロア122aにそれぞれ複数台設置している。も
ちろん、この営業店100の規模により、これら各自動
機102の設置台数は適宜設定することができる。
【0049】図7は、第3の自動機102cの外観図を
示したものである。(a)図が正面図、(b)図が壁面
に設置した状態の側面図を示している。この第3の自動
機102cは、筐体本体320と、その上方の壁面に設
置される表示パネル部322とから構成される。前記筐
体本体320は、その前面上方に前方に張り出して設け
られる操作テーブル部321を備えている。この操作テ
ーブル部321にはタッチパネル付表示部318とハン
ドセット319とテンキー317が設けられている。な
お、ハンドセット319にテンキーを備えてもよい。ま
た、この操作テーブル部321の先端には車椅子用のア
プローチバー324が設けてある。
【0050】更に、この操作テーブル部321の後方の
筐体部は斜めに傾斜して設けてあり、この傾斜面の下部
に形成される凹部に紙幣入出金口315とスキャナ31
6が並設され、その上部に横長の張出部が形成され、こ
の張出部にプリンタ口313とカード挿入口314が並
設され、この傾斜面の最上部に横長のスピーカ312が
設けられている。
【0051】また、前記表示パネル部322は、その最
下部にこの第3の自動機102cの取扱項目(機能)を
表示する取扱表示ランプ323が設けられ、その上部に
内部に対人カメラを備えたミラー311が設けられ、最
上部にこの第3の自動機102cが取扱っている顧客の
整理番号を表示する顧客表示部310が設けられてい
る。
【0052】そして、この筐体本体320の内部には、
この第3の自動機102cを統括制御する図示しない制
御装置と預入払出金庫装置と通信装置と電源装置などが
設けられている。なお、前記通信装置としては、この営
業店管理システム1のネットワークに接続するためのす
るための通信装置と、後で説明する前記携帯電話60と
の間で通信を可能とする他の通信装置を含んでいる。
【0053】この第3の自動機102cによれば、前記
タッチパネル付表示部318に表示される各種のガイダ
ンスを確認しながらこの表示画面に表示されるキーや前
記テンキー317を介して各種の入力を行うことで、出
金と預入に加えて振り込みや振り替えを行うことができ
る。また、前記スキャナ316から免許証などの画像情
報を入力することができるので本人確認が可能である。
また、前記プリンタ313から各種の情報を出力できる
ので、多様なサービスを行うことができる。更に、前記
ハンドセット319とスピーカ312とカメラ(ミラー
311)を介して簡単なテレビ電話機能を備えている。
ここで、カメラをミラー311に内臓させたが、これを
自動機102の正面の上方位置に一体的に設けてもよ
い。
【0054】前記第1の自動機102a及び第2の自動
機102bは、前記第3の自動機102cをベースに、
この第3の自動機102cが備える各装置の機能を低
く、または取り除いたものとしている。例えば、前記第
2の自動機102bは、前記スキャナ316の機能がな
く、更にプリンタ313がレシートプリンタとなってい
る。また、前記第1の自動機102aは、前記第2の自
動機102bに対して払出金庫装置を採用している。こ
れによって、第1の自動機102aは出金専用であり、
第2の自動機102bは出金預入の機能を備えている。
つまり、前記第3の自動機102cは第2の自動機10
2bの機能を備え、第2の自動機102bは第1の自動
機102aの機能を備えている。そして、第2、第3の
自動機102b,102aは設定により、その自動機が
取引可能な取引を制限することができる。そして、この
状態はそれぞれの前記取扱表示ランプ323に表示され
る。
【0055】前記相談端末104は、前記集中センタ3
0の相談対応端末34との間で双方向で通信できる各種
の装置を備えている。例えば、双方向のテレビ電話や各
種の入出力装置、画像読取装置等を備えている。この相
談端末104は前記個室113に設置されて、顧客がイ
スに座った形で操作することができるとともに、場合に
よっては、行員が同席して各種の相談を行うことができ
る。
【0056】また、前記窓口端末103は、行員がカウ
ンタ112越しに顧客と接客しながら操作して各種のサ
ービスを提供できるものであり、従来から銀行の窓口で
設置されているものと同様な機能を備えている。したが
って、この窓口端末103は、前記自動機102や前記
相談端末104が持つ機能のほとんどの機能を備えてい
る。
【0057】また、前記閲覧端末105は、顧客フロア
110の天井面などに設置される送受信機とコードレス
で接続できる携帯型のパーソナルコンピュータである。
この閲覧端末105は、タッチパネル付表示部を薄型本
体に納め、このタッチパネル付表示部に表示される各種
キーを操作して、あるいは、この薄型本体にコードを介
して接続されるペン形カメラからの情報を取り込んで各
種の情報を表示画面上に表示することができる。更に、
この閲覧端末105では、他の自動機102と同様に前
記営業店管理サーバ107にアクセスして、既に確保し
ている施設利用順位の取扱項目と同時に、あるいは、混
雑時には新たな施設利用順位を予約することができる。
【0058】また、前記接客端末103aは、前記窓口
端末103の機能を備えた携帯型のパーソナルコンピュ
ータである。この接客端末103aは、前記閲覧端末1
05と同様に、コードレスで前記営業店管理サーバ10
7に接続することができる。そして、この接客端末10
3aによれば、前記待機フロア121に順番待ちをする
顧客に対して工員がこの接客端末103aを介して各種
のサービスを実行することができる。
【0059】次ぎに、図8から図10を参照して、この
実施の形態に係る自動機102の区分けと、この自動機
102に対して顧客を割り振る営業店管理サーバ107
の割り振り手法について説明する。図8は混雑状況の把
握フロー図、図9は大混雑時の割り振りの説明図、図1
0は混雑時の割り振りの説明図である。
【0060】先ず、この実施の形態に係る営業店管理サ
ーバ107は、各フロアーの自動機102及び窓口端末
103及び相談端末104の動作状態を常に監視し、図
9の上段に示すように、各自動機102に対して取引し
ている顧客と待っている顧客を把握している。そして、
受付端末101からの情報に基づいて、前記図8に示す
動作フローを実行する。
【0061】なお、図9は中段横軸に各自動機を示し、
下段は、縦軸の取引種目に対応して各自動機が扱える取
引を丸印で示し、上段は、前記自動機に対して待ってい
る顧客を時間軸で示している。更に、上段の第1ライン
は閑散と混雑を仕切る時間を示し、第2ラインは混雑と
大混雑を仕切る時間を示している。
【0062】図8において、この実施の形態では、過去
の利用状況実態から曜日と時間帯で、各自動機フロアの
取扱種目を設定している。例えば、月末は振込みや振替
え取引が多いため、これらを取扱う自動機102の台数
を多くし、あるいは夕方は出金する顧客の増加に対応し
てこれを取扱う自動機102を多くするなどしている。
これらの設定は前記バックヤード111に設置したこの
営業店管理サーバ107の図示しない制御卓によって入
力される。そこで、前記営業店管理サーバ107は、時
間により予め設定された自動機の時間帯モードを確認
し、これにより、各自動機102の取扱取引を設定する
(ステップ400)。
【0063】次ぎに、前記営業店管理サーバ107は自
動機102に空きがあるか否かを監視し(ステップ40
5)、空きがあれば「閑散」と判断し、入店する顧客を
図10に示す第1の割り振りで各自動機102に案内す
る(ステップ410)。また、前記ステップ405にお
いて、自動機102に空きがない場合、待ち時間が予め
設定された時間である第1のライン以下か否かを判断し
(ステップ415)、第1のライン以下であれば「閑
散」と判断して、入店する顧客を図10に示す第1の割
り振りで各自動機102に案内する(ステップ41
0)。
【0064】一方、前記ステップ415で、待ち時間が
第1のライン以上であれば、待ち時間が第2のライン以
下か否かを判断する(ステップ420)。ここで第2の
ライン以下であれば、「混雑」と判断し、図9に示す第
2の割り振りで入店する顧客を各自動機102に案内す
る(ステップ425)。更に、前記ステップ420で第
2のライン以上である場合には、「大混雑」と判断し、
第3の割り振りを実行する。
【0065】次ぎに、図10は、前記「閑散」時の第1
の割り振りを示す説明図である。横軸に各自動機102
や窓口端末103などを示し、縦軸に前記受付端末で来
店する顧客が入力した取扱取引を示し、矩形で示すの
は、この「閑散」状態で各々の装置が取引可能な業務範
囲を示している。前記営業店管理サーバ107は、各機
器が既に利用されている場合、夫々の取引の申込みに対
して若い番号から順番に割り付ける。原則的には括弧の
ない番号が対応している端末にしか割り付けられない
が、処理可能な範囲で括弧がついた番号に対応する自動
機102が空いている場合は括弧付きの番号の若い順番
で割り付ける。
【0066】ここで、前記営業店管理サーバ107は、
「閑散」状態において、自動機102で処理可能な取引
については、原則、窓口端末103には割り振りを行わ
ず、カードを持たない顧客に対して、あるいは顧客の希
望により割り振られる。
【0067】この割付手法によれば、取扱う自動機の取
引可能な範囲で予め設定された順番で顧客を割り付ける
ことができるので、極めて簡単にかつ短時間で効率的な
自動機の割付が可能である。
【0068】一方、この実施の形態では、前記第1の割
り振りで1つの自動機102が前記第1のラインで設定
している待ち時間を超えた場合は、図9に示す第2の割
り振りを実行する。なお、当初より、この第2の割り振
りで各機器を割り振ってもよい。
【0069】図9において、前記営業店管理サーバ10
7は、今申し込まれている取引を処理することが可能な
自動機に、今割り振られている取引にかかる推定時間に
受付中の処理にかかる推定時間を加算し、全体の取引処
理時間が一番短い自動機に次ぎに割り付ける顧客を割り
付ける。例えば、今回申し込まれている取引が「振込」
とすると、営業店管理サーバ107は、振込みが可能な
自動機CDEFに既に割り付けられている推定の取引操
作時間に、今申込み中の「振込」にかかると推定される
操作時間を加算し、一番短い処理時間となる自動機Eに
今回申し込みの顧客を割り付ける。同様に引出の場合は
自動機Aに、相談の場合は相談端末Jに割り振る。
【0070】さて、この実施の形態では前記推定時間を
算出するにあたって、次ぎのような処理を実行する。即
ち、推定時間算定に当たっては、取扱取引の平均時間を
基本に行う。この平均時間は性別や年齢別に算定する
と、より実際の取引時間に近い値がえられる。この算出
された平均時間は初回の取引に使用される。そして2回
目以降は、当該顧客が実際にかかった時間と前記平均時
間との平均を平均時間として前記図4の顧客個人情報デ
ータ210の自動機扱属性214に格納され、次回推定
時間の算定に使用される。この推定時間算定方法によれ
ば、初回は平均的な時間を使用し、2回目以降は、実際
の時間と平均時間の平均時間を使用して、当該顧客のよ
り平均的な数値を基準に行うことができるので、狂いが
少ない。しかも、取扱取引ごとに算定されるので的確で
ある。
【0071】また、図4に示す自動機扱属性214は、
他の実施の形態を示している。この実施の形態では、平
均的な時間に比べて当該顧客の操作が「早い」「普通」
「遅い」の3段階ないしそれ以上の段階で分けた中で、
どの段階であるかを基準に算定される。即ち、初回は前
記平均時間で算定し、この平均時間に対して実際にかか
った時間を、例えば前記3段階評価で普通か早いか遅い
か評価し、この値を前記図4の顧客個人情報データ21
0の自動機扱属性214に格納し、これを次回申込みの
あった取引時間に加算して推定時間を算定する。この評
価値は常に更新するようにする。この算定方法によれ
ば、計算が簡単である。
【0072】次ぎに、「大混雑」と判断した場合は、第
3の割り振りを実行する。第3の割り振りでは、基本的
には第2の割り振り手法を基本にしているが、時間のか
かる取引を自動機の取引から外して窓口端末103で実
行するようにする。窓口端末103は、全ての取引に対
応可能であるが、原則として、自動機102の取引可能
な業務には割り振られない。しかし、「大混雑」の状態
では、時間のかかる取扱取引、例えば、第3の自動機1
02cが取引可能な投資信託などの取引に関して、自動
機Fだけで取扱い、自動機Eを第2の自動機102bに
変更し、自動機Fだけでは処理できないものをこの窓口
端末104で対応して割り振るようにする。これでも、
「大混雑」の状態が続く場合は、前記時間のかかる取扱
取引を全面的に受付端末103で取扱ったり、あるい
は、時間のかかる取扱取引を一時中止する処理を実行す
る。
【0073】次ぎに、図11のフロー図を基に図12、
図13の表示画面を参照して、受付端末101の操作及
び動作を説明する。図11は受付端末の操作フロー図、
図12、図13は受付端末の表示画面図である。
【0074】先ず、図11において、前記受付端末10
1は、そのタッチパネル付表示装置303に図12
(a)図に示すカード挿入を促がす受付画面475を表
示して(ステップ440)、カードが挿入されるか、あ
るいは、前記受付画面475のカード無キー476が押
下されるのを監視している(ステップ442)。この受
付端末101の表示画面に表示される各表示画面は、上
下に2分割され、上段に各種の案内を表示するガイダン
ス表示エリア477が設けられ、下段には、前記ガイダ
ンスに対応した操作キーや店内マップや動作図などが表
示される入力エリア478が設けられる。
【0075】この受付端末101は、カードが挿入され
ると、そのカードに格納された顧客情報を読取り(ステ
ップ444)、この内容を前記営業店管理サーバ107
を介して前記個人情報サーバ42に照会する(ステップ
446)。前記個人情報サーバ42は、前記顧客の個人
情報に対応する個人データを前記顧客個人情報データ2
10から抽出し、このデータを前記営業店管理サーバ1
07に回答する。前記営業店管理サーバ107は、前記
個人情報を図示しない記憶装置に格納するとともに、こ
のデータから予約の有無を抽出して前記受付端末101
に回答する。
【0076】前記受付端末101は、前記予約有無の回
答を受け付けると、予約の有無によりメニュー画面を切
り替える(ステップ448)。予約なしの場合は、図1
2(b)図のような予約無メニュー画面480を表示し
(ステップ450)、予約ありの場合、予約有メニュー
画面485を表示させる(ステップ452)。このメニ
ュー画面の入力エリアには複数の取扱項目が表示され、
顧客は、このキーを押下することで来店目的を選択する
ことができる。
【0077】また、予約有メニュー画面485では、前
記営業店管理サーバ107から入手した顧客の予約有無
の情報に基づいて、予約無メニュー画面480の取扱項
目に加えて、この予約の取扱項目をキー486の形で目
立つ位置に表示する。これにより、予約ありの来店顧客
は、この予約のキーを押下することで、予約に関する手
続きを引き続いて行うことができる。また、他の取扱項
目を選択することで、他の取扱項目を選択することがで
きる。
【0078】前記受付端末101は、前記メニュー画面
で顧客の目的が選択されると、これを取引申込みとして
受付け(ステップ454)、機器の割り付けを前記営業
店管理サーバ107に問い合わせる。前記営業店管理サ
ーバ107は、前記したように、前記自動機102や窓
口端末103及び相談端末104の動作状態を常に監視
しており、現在の動作状態から「閑散」「混雑」「大混
雑」に判定する(ステップ446)。
【0079】閑散と判定した場合は、前記図10に示す
第1の割り振り手法を開始し(ステップ448)、この
顧客が利用する自動機102を確定し、受付端末101
に通知する(ステップ450)。そして、前記受付端末
101は、前記営業店管理サーバ107から確定した自
動機の情報を入手して、顧客を直接自動機に案内する図
13(a)に示す直接案内画面490を表示し(ステッ
プ450)、前記営業店管理サーバ107が発行する整
理番号を取得して前記整理番号発行機305から整理券
を出力するとともにカードを返却する(ステップ45
4)。前記営業店管理サーバ107は、前記勘定系サー
バ41の顧客勘定系データ200から当該顧客のデータ
を入手してこれを図示しない記憶装置に格納する(ステ
ップ456)。
【0080】一方、前記営業店管理サーバ107は、
「混雑」と判定した場合は、図10で説明した第2の割
り振り手法を開始し(ステップ458)、この顧客が利
用する自動機102を確定し、受付端末101に通知す
る(ステップ460)。同様に、前記営業店管理サーバ
107は、「大混雑」と判定した場合は、図10で説明
した第3の割り振り手法を開始し(ステップ462)、
この顧客が利用する自動機を確定し、受付端末101に
通知する(ステップ464)。
【0081】そして、前記受付端末101は、前記混雑
あるいは大混雑と判定された場合は、前記営業店管理サ
ーバ107から確定した自動機の情報を入手して、顧客
を間接的に自動機102に案内する図13(b)に示す
間接案内画面495を表示する(ステップ466)。こ
の間接案内画面495では、顧客を一旦待機フロア12
1であるロビーに案内する。そして、顧客にはおおよそ
の待ち時間を通知して、詳細は、前記待機フロア121
の案内表示部106から知らせるようにする。また、前
記営業店管理サーバ107が発行する整理番号を取得し
て前記整理番号発行機305から整理券を出力するとと
もにカードを返却する(ステップ468)。なお、この
実施の形態では、顧客のプライバシーを考慮して整理券
を発行するが、これらの問題が生じない店舗であれば、
例えば、病院などでは整理券を発行せず顧客名を以後の
案内で表示するようにする。
【0082】前記営業店管理サーバ107は、前記勘定
系サーバ41の顧客勘定系データ200から当該顧客の
データを入手してこれを図示しない記憶装置に格納する
(ステップ470)。そして、前記営業店管理サーバ1
07は、前記自動機102の使用状況とともに、これら
顧客の待ち状況を監視し、この状況を前記案内表示部1
06に表示させる。更に、前記営業店管理サーバ107
は、前記情報管理センタ40から入手した顧客情報か
ら、割り振られた自動機で表示すべき表示画面を生成
し、これを自動機が決定した時点で取引に必要なデータ
とともに当該自動機に送る。
【0083】このように、この実施の形態に係る営業店
管理システム1によれば、受付端末101で入手した顧
客情報に基づいて、混雑していなければ直接取引き可能
な対応機器に案内し、混雑していれば一旦待機場所に案
内して、そこから対応機器に間接的に案内するようにす
るので、混雑状況に促した顧客にやさしいサービスが提
供できる。また、混雑状況によって、異なる機器の割り
振りを実行することにより、顧客の行動に促した利用案
内が可能となる。
【0084】また、図42は、この実施の形態に係る他
の受付端末101の表示画面を示している。図42にお
いて、この受付端末101は、初期画面において(a)
図を表示した待機状態を維持している。この初期画面9
00は、店舗内の取引き可能な自動機等をイラスト表示
させることで、顧客に対し希望するサービスのグレード
を考えさせ、次の画面での取引ボタンを探す作業の負担
を軽減することができる。このイラストの配置は店舗に
入ってきた顧客が店舗内を見回すような視点で、例え
ば、右から左時計周りの順で、前記自動機102、前記
相談端末(着座操作で画面が立ちテーブル付き)、窓口
端末、例えば、ハイカウンタ(立った顧客と対面して取
引き)ローカウンタ(椅子に座っての取引き、個室、真
ん中に待機フロア121が配置され、各イラストは機器
をできるだけ描き込まずにシンプルに表現され、この営
業店100の雰囲気を出すようにする。そして、来店し
た顧客は、この初期画面900をみながらこの営業店で
取引き可能なものを人目で判断して、画面上部のガイダ
ンスエリア562に表示される案内に促されてカードを
挿入することで、次の(b)図の表示画面905に移行
することができる。
【0085】(b)図において、前記受付端末101
は、前記カードに記録された顧客データに基づいて前記
営業店管理サーバ107を介して前記情報管理センタ4
0から個人情報を所得して前記表示画面905の前記ガ
イダンスエリア562に顧客名を表示させるとともに、
前記イラストに取引ボタン906を重ね表示する。この
際、前記(a)図の初期画面は店舗内のイラストが薄く
なり前記取引ボタン906がこのイラストに重なって表
示される。そして、前記取得した個人情報に基づいて予
約がある場合は、対応する取引ボタンを強調表示させ
る。なお、個人情報入手に当たっては、前記カードをI
Cカードとすることで、前記情報管理センタ40との交
信時間を利用して、前記個人情報の一部や場合によって
は予約情報を、このICカードから引き出て一時表示
し、その後の前記情報管理センタ40から入手した個人
情報に基づいて再表示させてもよい。
【0086】また、前記営業店管理サーバ107は、情
報管理センタ40との更新時間を短縮するために、この
営業店100aを利用した顧客の個人情報を一定期間図
示しない記憶装置に格納し、前記予約端末101の紹介
に対して、先ず、この記憶装置内の個人情報を参照し
て、対応する個人情報があればこの個人情報で一時的に
処理し、その後前記情報管理センタ40から入手した個
人情報におきかえて処理するようにしてもよい。
【0087】(b)図において、特定の取引ボタン90
6が押下されると、前記受付端末101は、前記営業店
管理サーバ107にその内容を送信し、前記実施の形態
と同様な処理に基づいて対応する自動機102と整理番
号及び混雑状況を入手する。そして、(c)図の案内画
面910を表示する。この案内画面910は、店舗内に
おける対応する自動機102が配置される自動機フロア
122とともに店舗マップで示される。この店舗マップ
は壁の形やテーブルの形や椅子のや機器の配置などが
簡略化して表現され、前記割り振られた自動機102が
全体の中のどこに位置するか表現される。そして、受付
端末101は、整理券を出力して処理を終了する。
【0088】次ぎに、図14の動作フローを基に図15
から図18を参照して、この実施の形態に係る自動機1
02の基本的な操作を説明する。図14は、自動機10
2の操作フロー図、図15から図18は自動機102の
表示画面図である。
【0089】図14において、前記自動機102は、前
の顧客が手続きを終了すると、前記営業店管理サーバ1
07から割り振られた顧客情報に基づいて、この顧客の
手続きを開始する(ステップ500)。顧客が割り振ら
れていない場合は待機状態、例えば、表示画面の電源を
OFFにして節電する(ステップ538)。また、顧客
が割り振られている場合には、顧客情報から利用者の氏
名を呼び出して前記タッチパネル付表示部318に図1
5(a)に示す表示画面550を表示するとともに、前
記表示パネル部322の顧客表示部310にこの顧客の
整理番号を表示して、この顧客にカード挿入を促す(ス
テップ502)。この実施の形態では、前記表示画面5
50を表示してから所定時間待機し(ステップ50
4)、カード挿入がなされなければこの顧客を繰り下げ
処理して、次の顧客の表示画面550を表示する(ステ
ップ540)。そして、前記顧客を次の顧客の後の順位
として取り扱う。この順位繰り下げ操作にともなって前
記営業店管理サーバ107は前記顧客表示部106を介
して繰り下げられた顧客に順番がきたことを促す表示な
らびに音声によるアナウンスを行う。この繰り下げ操作
は所定回数繰り返され(1回ないし2回)(ステップ5
42)その後キャンセルされる(ステップ544)。ま
た、前記表示画面550に表示された顧客以外のカード
が挿入された場合には、これをキャンセルする。
【0090】次に、前記自動機102は、所定の顧客が
カードを挿入すると、ID番号を確認のため入力させる
図15(b)図に示す表示画面を表示する(ステップ5
06)。次に、前記営業店管理サーバ107に混雑状況
を問い合せ、この混雑の有無を判定し(ステップ50
8)、前記「閑散」であれば第1の操作画面モード51
0で以後の表示を行ない、「混雑」であれば第2の操作
画面モード512で、「大混雑」であれば第3の操作画
面モード514で表示する。
【0091】この実施の形態では、混雑の状況により、
表示画面で案内する各種の広告や情報提供サービスの頻
度、およびこれらの表示画面から取引処理に移行できる
かを判定している。例えば、この実施の形態では3つの
要素からこれらの区別を行っている。
【0092】1つは、表示画面の表示エリアの追加、す
なわち表示画面の分割である。例えば、図16(a)図
に示すように、この実施の形態では、取引項目の主体メ
ニューキーを備えた主メニューエリア561と、各種の
ガイダンスを表示するガイダンスエリア562と、前記
主体メニューキーのサブキーやテンキーや各種の情報を
表示するワークエリア563とで基本画面を構成する。
そして、この基本画面の片側または下部等に各種の広告
や情報を表示する広告情報エリア564を追加表示する
か否か判断する。
【0093】また、他の1つは、取引中の待ち時間(通
信時間やプリント時間)に現在取引中の取扱処理とは異
なる広告情報を前記ワークエリア563に表示すること
である。また、他の1つは、前記他の広告情報を表示す
る前記ワークエリア563に、この広告情報に関連する
相談や詳細情報あるいは予約受付等の選択キー559を
表示することである。
【0094】そして、この実施の形態では、前記3つの
要素を組み合せて前記混雑状況に合わせた各種の情報を
顧客に提供する。例えば、前記第1の操作画面モード5
10では、この自動機102を待つ顧客がいない、また
は少ないので、前記3つの要素を全て行なう。これによ
り、顧客は、表示画面560に常に表示される前記広告
情報エリア564から各種の情報の概要を入手できると
ともに、取引の待機中では、大きな表示エリアを備える
前記ワークエリア563を利用して少し詳しい情報を入
手できる。しかも、顧客がこの表示される情報に興味を
持てばこれに関する更なる情報の入手や手続きあるいは
相談へ前記選択キー559を介して移行することができ
る。そして、これらの各種のサービスを提供しても、こ
の第1の操作画面モードは「閑散」の状態で実行される
ので他の顧客に迷惑をかけることが少ない。
【0095】一方、「混雑」状態での第2の操作画面モ
ード512では、前記第1の操作画面モード510に比
べて選択キー559を表示しないようにする。これによ
り、顧客は各種の情報を入手することは可能であるが、
時間がかかる他のサービスへの移行を行うことができな
いので、順番待ちをする顧客に大きな迷惑をかけること
を軽減することができる。また、第3の操作モード51
4では取引の待ち時間の時に前記ワークエリア563に
各種情報を表示するようにする。
【0096】この実施の形態では、前記3つの要素など
の画面表示方法を段階的に組み合わせることで混雑状況
に合わせた顧客情報提供方法が提供される。したがっ
て、前記した実施の形態に限定されるものではない。例
えば、「混雑」状態で、常に表示画面560に広告情報
エリア564を表示すると顧客はこの広告情報エリア5
64に表示される情報をみることになるので、この判読
に時間がかかって操作時間がかかることも考えられる。
そこで、前記第2の操作画面モード512では、前記広
告情報エリア564を適宜あるいは所定の手続きを行う
表示画面の時にだけ表示するようにしてもよく、また、
第2の操作画面モード512を第3の操作画面モード5
14と同じように、広告情報エリア564を表示させず
に、取引の待ち時間の時にだけ表示させ、第1の操作画
面モードでは前記広告情報エリア564を適宜あるいは
所定の手続きを行う表示画面の時にだけ表示するように
するなど2段階の表示モードで行ってもよい。
【0097】次ぎに、前記操作画面モードが決定する
と、この自動機102は図16(b)図の表示画面56
5を表示する。この表示画面565では、前記受付端末
101で申し込んだ取引に変更があるかを顧客に質問す
る(ステップ516)。顧客が変更キー567を押下
(NO)通常のメニュー画面を表示し(ステップ51
6)、継続キー566(YES)を押下すれば前記メニ
ュー画面を表示しないで申込み時の表示画面を表示する
(ステップ518)。
【0098】例えば、この実施の形態では、通常のメニ
ュー画面として、図17(a)図に示す表示画面570
を表示する。この表示画面570は、主メニューエリア
561に「一般取引、ローン申込み、口座開設、投資信
託、外貨預金、公共料金支払い、各種のサービス情報」
を紹介する商品紹介などの主体メニューキーが上下に配
置され、ワークエリア563には、初期設定として利用
頻度のある一般取引の下位概念である取引や預入れ振込
み等の選択キーが表示される。そして、前記ガイダンス
エリア562には取引の選択を促がす案内が表示され
る。顧客は、前記ワークエリア563の選択キーを選択
するか、あるいは、他の主体メニューキーを押下して、
そのワークエリア563の選択キーを押下して取引を選
ぶことができる。なお、この実施の形態では、前記主体
メニューキーの1つが選択されると、前記主メニューエ
リア561を残して他の表示内容がこの主メニューエリ
ア561に収束するような動作で一旦前記主メニューエ
リア561のみの表示となり、この状態から選択された
前記主体メニューキーの1つが強調表示されて、この前
記主体メニューキーの1つから画面全体に広がる動作で
対応するガイダンスエリア562やワークエリア563
が表示される。
【0099】一方、例えば、申込み時にローン申込みが
選択されている場合は、図17(b)に示すような表示
画面575が表示される。この表示画面575では、申
込み時に選択されたローン申込みの主体メニューキーが
強調表示され、他の主体メニューキーは選択できないよ
うにトーンを落とした表示とされ、前記ワークエリア5
63及びガイダンスエリア562では対応する選択キー
や案内が表示される。
【0100】なお、この実施の形態では、前記ステップ
516の申込み時の取引の変更を確認しているが、この
ステップを設けることなく、操作画面モードが選択され
たあとに申込みの表示画面を表示させる(ステップ51
8)ことで、操作時間の短縮を図ってもよい。
【0101】このように、この自動機102は、顧客が
取引を選択することで、その手続きに沿った表示画面を
順次表示して、顧客の操作を促がして対応する取引処理
を実行し(ステップ520)、前記第1の操作画面モー
ド510以外では(ステップ521)取引終了処理(ス
テップ563)がなされる。
【0102】しかし、この実施の形態では、第1の操作
画面モード510の場合には、前記取引処理実行の処理
とは別に図16(a)図に示す前記ワークエリア563
に表示される前記選択キー559が押下されるのを監視
している(ステップ521)。そして、前記選択キー5
59が押下されなければ(ステップ521)取引終了ま
で処理を続ける(ステップ536)。一方、前記選択キ
ー559が押下された場合、前記自動機102は自身の
機能で取引処理ができるか否かを判定し(ステップ52
2)、自身の機能で取引処理が不可能であれば、次ぎの
ステップ524を飛ばしてステップ526に進む。ま
た、前記ステップ522で自身の機能で取引処理が可能
と判定した場合は、混雑の有無を前記営業店管理サーバ
107に問い合わせる(ステップ524)。「混雑」と
判定された場合は、次ぎの受付番号(整理番号)を取得
する確認画面を表示する(ステップ526)。この確認
画面としては、例えば、図18に示す表示画面580が
表示され、前記選択キー559の取引を行うために前記
受付端末101で行ったと同様な予約(整理番号の取
得)を行うか否かの確認画面が表示される。希望するキ
ー582を選択すれば取引申込み処理(受付端末での処
理と同様)を行い(ステップ528)、引き続いて現在
進行中の取引を行って、取引終了処理(ステップ53
0)を行って、最後に次ぎの整理券の発行処理を行う
(ステップ532)。これにより、顧客はあらためて前
記受付端末101で受付手続きを行うことなく次ぎの取
引のための施設利用の順番を確保することができる。な
お、ステップ526において、図18の表示画面580
のキャンセル581が選択された場合は、前記選択キー
559の押下がキャンセルされて、現在進行中の取引処
理が継続される。
【0103】一方、前記ステップ524で混雑の状態で
ないと判定された場合、図18と同様な確認のための表
示画面を表示して(ステップ534)、前記選択キー5
59で選択した取引を、現在進行中の取引に引き続いて
行うかの確認画面が表示され、キャンセルが選択されれ
ば、前記選択キー559の選択がキャンセルされ、希望
するが選択されれば、現在進行中の取引処理の終了処理
が終わった後(ステップ536)、再度次ぎの取引を継
続するかの確認画面を表示する(ステップ538)。そ
して、希望するを選択すれば、ステップ508に進ま
せ、キャンセルを選択すれば、取引を終了する。なお、
前記ステップ538及びステップ534はどちらか一方
のフローを削除しても良い。
【0104】次ぎに、図19から図32および図43と
図44を参照して、この営業店管理システム1において
携帯電話60で事前入力手続きを行い、その後、営業店
100に出向いて引き続き前記手続きの継続処理する操
作を、ローン申込みを一事例として説明する。図19、
図20は携帯電話60の表示画面図、図21から図32
は自動機102の表示画面図、図43と図44は携帯電
話60の他の表示画面図である。
【0105】先ず、この実施の形態に係る前記携帯電話
60は、図1に示す基地局12を介して通常の一般回線
10に接続してインターネットなどに接続可能な図示し
ない第1の通信装置と、所定の距離(例えば10m程
度)の間で同種通信装置と無線通信(2.45GHz帯の電波
を利用して1Mbps程度の速度での音声やデータの通信)
が可能な第2の通信装置と、表示装置と、入力キー郡
と、この携帯電話60を統括的に管理する制御装置とを
備えている。
【0106】顧客は、前記携帯電話60の前記第1の通
信装置を介して前記一般回線10に接続し、前記受付セ
ンタ20のこの銀行のホームページにアクセスすること
ができる。顧客は、このホームページの多様なメニュー
の中から図示しない「モバイルバンキング」を選択し、
更に「ローン申込み」を選択すると、図19(a)に示
すローン申込み表示画面605を取得して携帯電話60
の前記表示部に表示することができる。この表示画面6
05において開始キー606を選択すると、(b)図か
ら図20(b)図の顧客情報画面を順次取得することが
できる。顧客はこの顧客情報画面に各種の情報を入力す
ることで顧客登録を行うことができる。
【0107】この顧客登録では、先ず、図19(b)図
のように、顧客の氏名とメールアドレスを氏名欄611
とメールアドレス欄612に入力した後、確認用に,確
認用のメールアドレス欄613に再度メールアドレスを
入力して次ぎへキー601を選択して(c)図の表示画
面615に移行させる。(c)図の表示画面ではこの銀
行の店番、科目、口座番号を各入力欄616,617,
618に入力して次へキー601を選択して(d)図の
表示画面620に移行させる。(d)図の表示画面62
0では顧客の勤め先住所と電話番号を各入力欄621,
622に入力して次ぎへキー601の選択で、図20
(a)図の表示画面625に移行させる。
【0108】前記(a)図では、顧客の年収と他社(他
の銀行)からの借入金額および希望借入れ限度額を各入
力欄626,627、628に入力して、次ぎへキ60
1ーの選択で(b)図に示す表示画面630に移行させ
ることができる。この表示画面630は、先に入力した
入力内容を確認するための表示画面であり、顧客は、こ
の内容が正しければ登録キー631を選択し、修正があ
れば修正キー632を選択することで先の入力を修正す
ることができる。
【0109】前記携帯電話60は、前記登録キー631
が選択されることによって、(c)図の表示画面635
を表示して、前記受付センタ20に前記確認内容を送信
する。前記表示画面635では、与信結果がメールを介
して連絡される旨が表示され、携帯電話60での登録手
続きが完了する。
【0110】前記受付センタ20の受付管理サーバ21
は、前記登録が選択されると、その入力内容を前記集中
センタ30の前記与信業務端末31に前記送受信サーバ
22を介して送信する。前記与信業務端末31では、前
記送信されてきた内容を前記勘定系サーバ41や個人情
報サーバ42、更には専用回線11を介して接続可能な
図示しない前記与信管理センタなどから入手する依頼者
の各種の情報を基に貸し付けの判断を行う。そして、そ
の決済内容を前記受付センタ20に通知するとともに、
前記情報管理センタ40に送信し、前記情報管理センタ
40はこれを顧客勘定系データ200及び顧客個人情報
データ210に格納する。
【0111】一方、前記決済の通知を受けた前記受付セ
ンタ20は、前記決済データを前記登録したメールアド
レスの相手にメールを介して通知する。(d)図は、そ
のメールの一例を示す表示画面である。このメールに
は、当該顧客のローン申し込みの受付番号と、与信結果
が通知される。この与信結果が良好の場合、この携帯電
話60を持ってお近くの当行ATM(自動機102)へ
お持ちくださいとの案内が表示される。携帯電話60
は、前記与信結果のメールが通知されると、前記申し込
みの受付番号を内部メモリに記憶する。
【0112】また、図43と図44は、携帯電話60の
他の実施の形態に係る表示画面を示したものである。図
43(a)図において、この(a)図に示す表示画面は
携帯電話60で前記受付センタに接続し、ローン申し込
みを行う初期画面920を示している。ここで説明する
携帯電話60の表示画面は、項目ごとに各表示画面が別
れており、これら表示画面は携帯電話60のテンキーや
フアンクションキーなどの操作により上下方向にスクロ
ールさせ、かつ、表示画面上の各キーに割り付けられた
対応する前記テンキーやフアンクションキーにより入力
と選択が可能である。図43、図44では、これらスク
ロール可能な表示画面全体を表している。
【0113】前記初期画面920では、次へキー922
で(b)図に移行することができ、終了キー921で処
理を中止することができる。顧客が次へキー922を選
択して送信すると、前記受付センタ20は(b)図に示
す会員契約を参照する表示画面925を携帯電話60に
提供する。この表示画面925では、会員規約の一部を
表示し詳細については省略している。この表示画面92
5において、契約内容に同意して同意キー923を選択
して送信すると、前記受付センタ20は(c)図のロー
ン申し込みの各種情報を入力する表示画面930をこの
携帯電話60に提供する。この表示画面60では、氏名
931、2つの顧客メールアドレス932、933、店
番(支店番号)934、口座番号935、勤め先会社名
936、勤め先電話番号937、年収938、他社借入
れ限度額939、図示しない希望借入れ限度額などをこ
の表示画面をスクロールさせながら入力することができ
る。顧客がこの入力項目を入力して送信すると、前記受
付センタ20は、これら入力内容を図示しない記憶装置
に格納して、図44の(a)図に示すローン申し込みを
受け付けたことを表す表示画面940をこの携帯電話6
0に送信し、処理を終了する。
【0114】前記受付センタ20は、前記実施の形態と
同様な処理(説明を省略する)を行って、ローンの決済
結果と受付番号を取得する。そして、前記顧客のメール
アドレスに(c)図に示すローン申し込みの結果を示す
表示画面950を送信する。顧客は(b)図のメール受
信時の通知画面945によりメール着信を知ることがで
きる。前記(c)図の表示画面950では申し込みに対
するこの金融機関が貸すことのできる限度額と、前記自
動機との認証に使用される受付番号が通知される。以後
は、前記実施の形態と同様につき省略する。
【0115】このように、この実施の形態では、銀行で
行う手続きの操作を前記携帯電話60や他の端末装置を
介してその一部を行うことができるので、時間のかかる
入力作業を分散して、時間をおいて、場所を違えて行う
ことができる。特に、この事例で説明するローン申し込
みのような与信決済では、与信作業に時間が必要であ
る。例えば、一般銀行では、この与信に2,3日が必要
であるため、2日に分けて銀行に出向かなくてはならな
い。また、1日の作業で与信を行う金融機関もあるが、
短時間に決済が行われないので長時間この自動機や窓口
端末を占有することとなる。これは、金融機関において
も、顧客においても、更には順番待ちの顧客からも解決
したい課題である。そこで、この実施の形態では、前記
したように、事前審査の申し込みを前記携帯電話60で
行なうとともに、この結果をメールで受け、都合のよい
ときに銀行に出向けばよいので、前記課題が軽減され
る。
【0116】なお、この実施の形態では、前記受付セン
タ−20への申し込みを入力が容易な自宅PC51で行
って、メールアドレスを形態電話60のアドレスにする
こともできる。これにより、携帯電話60での文字入力
を削減できる。また、前記携帯電話60を使わないで、
直接自宅PC51でメール着信することもできる。
【0117】さて次に、前記携帯電話60で事前審査を
完了した顧客が銀行に出向いた際の操作方法を説明す
る。先ず、顧客は、前記営業店100の受付端末101
で受付を行う。この受付端末101の操作は図11の動
作フローと図12の画面フローに従って行われる。詳細
は既に説明しているので詳細は省略する。ここでは、前
記ローン申し込みを行った顧客が、図12(c)図の予
約の取扱項目キー486を押下し、閑散状態で前記自動
機102に案内(割り振られて)されて、これから割り
振られた自動機102を操作する状態だと仮定して、以
後説明する。また、広告情報エリアは表示画面によって
適宜表示されるものとする。
【0118】図21において、顧客が割り振られた前記
自動機102の前記顧客表示部310には、図21
(a)図の表示画面565が表示されて、顧客が、前記
受付端末101で申し込んだ取引(携帯電話で申し込ん
だ手続き)を継続させる前記継続キー566を押下する
と、(b)図の表示画面575が表示される。この表示
画面575では、ガイダンスエリア562に、手続きに
運転免許証が必要であり、事前審査(携帯電話60での手
続き)が済んでいるかの案内が表示される。ここでは、
既にメールで審査済みとの連絡があるので、審査済みキ
ー576を押下する。一方、審査が済んでいない場合は
未審査キー577を押下することとなるが、この場合、
前記携帯電話60での手続き(申し込み)をこの自動機
102で行い、その後、後日再び来店していただくか、
あるいは、ロービで待つために受付端末101での操作
をこの自動機102で行うこととなる。なお、この実施
の形態では、操作の確実性を確保するために表示画面5
65、570を表示させるステップを行っているが、前
記受付端末101で顧客の意向を確認しているので、こ
のステップを省略して、図22(a)図の表示画面60
0を初期画面として、この初期画面に顧客の氏名を表示
して待ち受けることにより、わずらわしい操作を簡素化
することができる。
【0119】さて、前記審査済みキー576が押下され
ると、自動機102は、図22(a)図の表示画面60
0を表示する。この表示画面600ではガイダンスエリ
ア562に前記携帯電話60を近づけるようにとのガイ
ダンスを表示するとともに、前記操作テーブル部321
に設けた前記携帯電話60の第2の通信装置と同種の通
信機から信号を発信するとともに、前記携帯電話60の
近づける位置を特定するための表示603を表示する。
【0120】この実施の形態では、前記タッチパネル付
表示部318の右側手前(表示画面600の右下角部近
傍)に前記第2の通信装置の図示しない送受信部を設け
ている。そして、顧客にこの送受信部の位置を把握させ
るために、この送受信部から電波が発信されている状態
を波状の動画で示す前記表示603を表示する。顧客
が、携帯電話60を前記送受信部に近づけるとデータ交
換が行われ、これに伴って、前記波状の表示603が
(b)図の表示画面605に示すように強調表示され、
データ交換が行われる。前記データ交換が完了すると、
同図のように、携帯電話を認識しましたなどの確認表示
を行う。
【0121】また、前記自動機102は、互いの第2の
通信装置を介して前記携帯電話60との通信が確立する
と、前記受付センタ20から送信されたこの携帯電話6
0のメモリ内に格納された前記受付番号の出力を依頼
し、これを取得して、この携帯電話60が前記顧客登録
で使用された前記携帯電話60であるか否かを認証す
る。この認証が否の場合は、再度前記顧客登録で使用し
た携帯電話を近づけてくださいとのガイダンスを表示し
て再操作を行わせ、これが認証できない場合は、その旨
を表示画面に表示して、以後の手続きを中止する。これ
により、安全性を確保している。
【0122】なお、図22の表示画面600、605で
はガイダンスエリア562の片側に取消キー601と前
の画面に戻る前画面キー602が設けられている。
【0123】また、この実施の形態では、前記携帯電話
60を介して認証を行うことで、受付番号などを控える
必要がないから手続きが簡単である。しかし、携帯電話
60が使用できない場合、前記受付番号を入力するテン
キーを表示して、これから入力するようにしてもよい。
【0124】一方、前記携帯電話60により認証が行わ
れると、前記営業店管理サーバ107から配信された前
記登録認証データから名前と口座番号を抽出して、これ
を確認させる図23(a)図に示す表示画面610を表
示する。この表示画面610で確認キー611が押下さ
れると、ローン契約の契約内容を表す(b)図の表示画
面615が表示される。この契約内容に同意しない場合
は「同意しない」キー616を押下すれば取引を中止
し、「同意する」キー617を押下すれば、図24以降
の顧客確認作業に移行する。
【0125】図14(a)図の表示画面620では、顧
客本人の確認作業をこれからはじめることについての確
認が行われる。確認キー621を押下すると、免許証の
入力を促す(b)図の表示画面625を表示させる。こ
の表示画面625では、ガイダンスエリア562には免
許証読み取りとして「免許証をセットして確認を押して
ください」との案内が表示される。そして、前記ワーク
エリア563には、図7に示すスキャナ316の開閉蓋
があけられて免許証をセットする動画が表示される動画
エリア627と、確認キー627が表示される。これに
ともなって、この自動機102は前記スキャナ316の
開閉機構を動作させて開閉蓋を開放する。
【0126】顧客が前記スキャナ316に免許証をセッ
トして前記確認キーを押下すると、自動機102は、前
記スキャナ316の開閉蓋を閉じて、図25(a)図に
示す表示画面630を表示し、前記スキャナ316を動
作させて読み取り作業を開始するとともに、図7に示す
前記ミラー311の後方に設けた対人カメラを動作させ
て顧客の撮影を行う。前記(a)図ではガイダンスエリ
ア563に読み取り中の案内が出され、読み取り作業が
完了すると、(b)図の免許証取り出しを促す表示画面
635が表示されるとともに前記開閉蓋を開放する。こ
の表示画面635では、前記表示画面625と同様に免
許証の取り出す動画を表示する前記動画エリア627
と、確認キー627が表示される。
【0127】顧客が前記確認キー627を押下すると、
前記自動機102は前記スキャナ316で取得した免許
証データと前記対人カメラで撮影したデータ、及び当該
顧客の個人データを前記営業店管理サーバ107を介し
て前記集中センタ30の与信業務端末31に送信し、顧
客の本人確認を依頼する。前記自動機102は、前記本
人確認の待ち時間を利用して前記ワークエリアに広告情
報や各種の情報を表示する。
【0128】例えば、図26(a)図では、ガイダンス
エリア562に「しばらくお待ちください」の案内を表
示して、前記ワークエリア563に広告情報が表示され
ている実施の形態を示している。前記自動機102は、
前記ワークエリア563に広告情報などを表示するにあ
たり、当該顧客の顧客個人情報データ210から広告順
番情報212を抽出し、この順番に従ってこの自動機1
02の記憶措置または前記営業店管理サーバ107の記
憶装置に予め格納されている広告データの中から当該情
報を取得して前記ワークエリア563に表示する。
【0129】これらの広告情報などは一定時間経過する
と前記広告順番情報212に従って順次画面が切り替わ
る。この間に、例えば前記選択キー559が押下される
と、(b)図のように前記選択した広告情報などに関す
る取引業務を予約するか否かを確認する表示画面645
が表示される。この表示画面645において、予約取り
やめ581を押下すれば前記選択キー559の押下がキ
ャンセルされ、確認キー582を押下すれば前記予約端
末101での予約と同様な処理が行われ、それに伴う顧
客への案内が前記ワークエリア563内に行われる。前
記表示画面645の選択が行われると、自動機102は
再びワークエリア563に前記順番に従った広告情報な
どの表示(図27(a)図に示すような表示画面65
0)を表示する。これらの表示は前記集中センタ30か
らの回答があるまで順に表示される。
【0130】一方前記与信業務端末31では、営業店1
00から送信された免許証データと前記対人カメラで撮
影したデータとを比較して本人確認が行われ、この本人
確認が完了すればその結果を前記営業店管理サーバ10
7を介して前記自動機102に通知する。前記自動機1
02は、前記本人確認の結果が得られれば、(b)図に
示すような契約確認を行う表示画面655を表示する。
なお、本人確認は否定された場合、再操作や取引中止が
行われる。
【0131】この実施の形態では、契約内容の確認を2
回行う。図23(b)図に示す表示画面615では、申
し込み時の内容と一致しているか否かの大まかな内容を
示す契約内容が表示され、図27(b)では、本人審査
完了を受けて、当該個人に対応した詳細な契約内容が表
示される。この契約内容に対して、同意しないキー61
6を選択すれば取引中止が行われ、同意するキー617
を選択することで、この契約内容のプリント出力が開始
されるとともに、図28(a)図の印刷中の案内が表示
される表示画面660が表示される。
【0132】そして、プリントが終了すると(b)図の
契約の受け取り案内を促す表示画面665が表示され、
更に、直ちに現金の借り入れを行うか否かを選択させる
表示画面670を表示する。この表示画面670で終了
キー671を選択すれば取引を終了し、ローン借り入れ
キー672を選択すれば(b)図の金額を入力する表示
画面675を表示する。前記表示画面675ではワーク
エリア563にテンキー676が表示され、ガイダンス
エリア562には金額入力を促す案内とともに、前記テ
ンキー676で入力された内容が確認表示される金額入
力エリア677が表示される。
【0133】そして前記表示画面675で借入金が入力
されて円キーが押下されると図30(a)図に示す金額
確認の表示画面680が表示される。この表示画面68
0で確認キー681が押下されると、(b)図の現金計
数中の案内を示す表示画面685を表示して、計数が完
了すれば、明細票を出力するとともに図31(a)図に
示す明細票の受け取りを促す表示画面690を表示し、
更に現金を出力するとともに、この現金の受け取りを促
す(b)図に示す表示画面695を表示する。そして、
最後に、前記広告情報で新たに予約した取引業務に対す
る整理券を出力するとともに、顧客に対する待機場所の
案内を表示する表示画面697を表示して取引を終了す
る。
【0134】なお、この実施の形態では、このローンの
借入れに使用する専用カードを郵送するようにしている
が(表示画面665)、この自動機102にカード発行
機能があれば直接この自動機102から発行してもよ
い。また、発行機能がなければ、例えば、すぐ入手する
かを選択させて、すぐ入手であれば、前記広告情報から
相談の予約を行う手順と同様な手法でカード発行機能を
備えた自動機の施設利用順位を取得するようにする。
【0135】また、通常、ローンでの現金の借入れは専
用カードで行われているので、この専用カード取得前の
現金の借入れはできない。しかし、この営業店管理シス
テム1では、本人認証が行われたこのローン契約時であ
れば、引き続き現金の借入れを許可するようにしてい
る。
【0136】次ぎに、図33を参照して、この実施の形
態に係る前記閲覧端末105と接客端末103aの操作
方法を説明する。この実施の形態では、前記待機フロア
ー121に複数のソフアーが設置され、ゆったりと顧客
が待機できるようになっている。この待機フロアー12
1には取引待ちの顧客が各種の情報を入手できるよう
に、カタログやパンフレットなどの雑誌類700と、複
数の前記閲覧端末105が設置されている。また、前記
閲覧端末105は携帯型閲覧端末710と設置型閲覧端
末720から構成される。前記雑誌類700及び携帯型
端末710はソフアーに隣接して配置してあり、前記設
置型閲覧端末720はテーブルラック等に複数台設置さ
れて例えば閲覧コナー721aを構成する。
【0137】前記携帯型閲覧端末710はタッチパネル
表示部711を有する薄型の本体を備えたパーソナルコ
ンピュータの機能を備えている。この携帯型閲覧端末7
10は、前記待機フロアー121の天井面などに設置さ
れる送受信機129を介して前記営業店管理サーバ10
7とデータ通信が可能である。また、この携帯型閲覧端
末710にはカメラ付ペン712がコードを介して接続
してあり、このカメラ付ペン712を介して前記雑誌類
700からキーワード701や操作指令キー702を入
力することができる。
【0138】また、前記設置型閲覧端末720は、デイ
スプレイやキーボードや制御装置などからなるパーソナ
ルコンピュータの機能を備え、更に前記カメラ付ペン7
12も接続されている。この設置型閲覧端末720もま
たコードまたは前記送受信機129を介して前記営業店
管理サーバ107とデータ通信が可能である。また、こ
れら閲覧端末105は、前記営業店管理サーバ107を
介して行員などが待機する図示しないカウンタ端末ある
いは前記窓口端末103あるいは前記集中管理センタ3
0の相談対応端末34にてモニタすることができる。そ
して、これら閲覧端末105は、操作開始にあたり、顧
客に「経過を仮登録する」「その都度仮登録する」を選
択させて、顧客が操作する内容を前記営業店管理サーバ
またはこの閲覧端末105自身に記録することができ
る。また、前記閲覧端末105は何れもカードリーダを
備えており、前記受付端末101と同様に自動機102
や窓口端末103などの追加予約を行うことができる。
【0139】これら閲覧端末105によれば待ち時間を
利用して各種の情報を入手することができる。この閲覧
端末105の操作方法を1つの操作事例、例えば、顧客
が自宅のパソコン51を介して受付センタ20のホーム
ページにアクセスして、この銀行が提供する商品情報を
入手して、その商品に関する購入相談の予約を選択し、
その後、来店して前記受付端末101で受付を行って前
記待機フロー121で待っている事例をもとに以下説明
する。
【0140】顧客は、この待ち時間を利用して前記雑誌
類700で購入しようとする商品や他の商品などの各種
の情報を得ることができる(顧客50aの状態)。例え
ば、このような状況で、顧客が購入しようとする商品よ
り良い商品を見つけたとする。この場合、隣接して設置
してある前記携帯型閲覧端末710を動作させて雑誌類
700のキーワード701を前記カメラ付ペン712を
介してこの携帯型閲覧端末710に取り込むことができ
る。前記カメラ付ペン712には図示しない読取りボタ
ンがあり、このカメラ付ペン712のペン先を前記キー
ワード701に近づけ前記読取りボタンを押下すること
で、このキーワード701を取り込むことができる(顧
客50bの状態及びその拡大図)。そして、前記読取っ
た内容は前記タッチパネル付表示部711に表示され
る。顧客は、この表示部に表示される検索キー712を
押下することで、この検索を前記営業店管理サーバ10
7に依頼することができる。また、前記雑誌類700に
掲載されている操作指令キー702を前記カメラ付ペン
712で取得することで、前記検索キー712と同様な
操作を行う事ができる。
【0141】この実施の形態では、前記雑誌類700に
掲載される記事内容に各種のキーワード701及び操作
指令キー702を盛り込んでいる。前記携帯型閲覧端末
710は、その図示しない記憶装置にこれらキーワード
701と操作指令キー702を格納している。そして、
前記カメラ付ペン712で撮影された内容と、前記格納
されている内容から顧客が指示しようとするキーワード
702を抽出し、この内容を前記タッチパネル付表示部
に表示する。更に、この携帯型閲覧端末710は、前記
キーワード701及び操作指令キー702とリンクする
情報の番地及び動作指令コードのリンクリストを備えて
いる。これにより、前記キーワード701であれば、前
記営業店管理サーバ107の図示しない記憶装置に格納
された各種の広告情報や詳細情報を前記リンクリストに
格納された番地から入手することができ、更に、操作指
令キー702であればその動作を実行することができ
る。
【0142】顧客は、これら携帯型閲覧端末710で更
なる購入しようとする商品情報を入手して前記タッチパ
ネル付表示部711に表示することができる。これらの
商品情報は、前記自動機102の広告情報や各種の情報
と同様の内容を備えており、この情報とともに表示画面
に表示される操作キーの押下で更なる情報や詳細情報を
前記自動機102と同様に入手することができる。更
に、これら情報は、前記したように、表示画面に表示さ
れる操作キーの選択により、経緯の全てがあるいはその
都度顧客の選択により仮登録される。これら仮登録はカ
ードの挿入により本登録される。そして、顧客の受付さ
れた相談に関連した相談であれば、その記録された内容
は待機中の相談時に反映され、更なる受付が必要であれ
ば前記カードの挿入により、再度整理券が発行される受
付操作が行われる。なお、前記整理券は既に受付を行っ
て割り振られた自動機102の取引終了時に、その自動
機102で再受付したと同様な手順で発行される。
【0143】また、この実施の形態では、前記顧客の閲
覧端末105の操作は前記カウンタ端末や受付端末でモ
ニタされているので、顧客が興味をもってこの閲覧端末
710を操作しているのを行員が把握することができ
る。そして、これら操作に顧客が手間取っている場合や
特定の商品を集中して見ている場合、これら商品の説明
に行員が出向くことができる。行員は、この携帯型閲覧
端末710と同種の機能を持ち更にキボードやマウスな
どをそなえてより操作性が良好な前記設置型閲覧端末7
20に顧客を導いて、この設置型閲覧端末720を利用
して顧客の要望する各種の情報を引出して、前記相談端
末104や自動機102などでの契約や販売に結び付け
られる営業活動を行う事ができる。
【0144】また、工員は必要により、前記接客端末1
03aをこの待機フロアー121に持ち込むことができ
る。この接客端末103aは、前記閲覧端末105や窓
口端末103の機能を備えた携帯型端末機であるので、
この待機フロー121で直接契約手続きまで行うことが
できる。
【0145】また、この実施の形態では、前記閲覧端末
105を介して銀行が提携するチケット販売会社などの
商品を販売することができる。例えば、前記雑誌類70
0に前記チケット販売会社の雑誌を加えて、この雑誌に
前記各種のキーワード701及び操作指令キー702を
盛り込んでおく。そして、顧客は、前記キーワード70
1とリンクされる前記チケット販売会社のホームページ
に前記営業店管理サーバ107を介してアクセスし、希
望のチケットを購入予約する。この購入予約データは前
記チケット販売会社からこの営業店管理サーバ107に
送信され、このチケット発券と決済を行うために、前記
予約端末と同様な予約が行われる。顧客は、前記予約に
より割り振られた自動機102により、この銀行からチ
ケットの発券とその購入代金を振り替えすることができ
る。もちろん、「閑散」状態であれば、既に予約済みで
割り振られている自動機102が振替機能を備えていれ
ば予約済みの取引処理に引き続いて振替/発券手続きを
行う事ができる。
【0146】なお、前記閲覧端末105は、前記雑誌類
700から前記カメラ付ペン712を介しての検索だけ
でなく、図示しない独自のメニュー画面を備えて、各種
の情報や、これら情報に関する予約などを行う事ができ
る。
【0147】また、この閲覧端末105は、カメラを取
り付けることができる。このカメラを介して前記集中セ
ンタ30の前記相談対応端末34と接続し簡単な相談を
行うことができる。これは、前記待機フロア121を担
当する工員が接客中などでいない場合に有効である。し
たがって、これらの相談に対しては、先ず営業店100
a内の前記カウンタ端末などに接続し、接続不可の場
合、更に前記集中センタ30などに接続するようにする
とよい。
【0148】次ぎに、この営業店管理システム1におけ
る前記自動機102を主体とした営業店100a(図1
参照)に適した他の実施の形態を図34から図38を参
照して説明する。図34と図35は時間帯により販売商
品、例えばチケットの販売を制限した実施の形態の自動
機102の表示画面図である。また、図35から図37
は場所や利用回数や時刻曜日を基に利用者の特性を見極
め、これら利用者に各種のサービスを提供する実施の形
態であり、図35は営業店管理サーバ107の動作フロ
ー図、図36,37はその表示画面図である。
【0149】先ず、これから説明する自動機102を主
体とした営業店100aは駅前に設置されて、現金の入
出金を主体に各種の情報やチケットなどの商品販売が可
能な自動機102を複数台設置した店舗である。これら
の駅前に設置される店舗では、現金の入出金や身近なチ
ケット類などの購入客が多い。そこで、この実施の形態
の前記営業店100aは、通常の現金入出金の取引に加
えて各種の情報やチケットなどの商品販売が可能な自動
機102を複数台設置している。しかし、これら駅前の
営業店100aでは、顧客の出入りが激しいために、ユ
ーザ自身が操作するチケットなどの商品販売は作業時間
がかかり、この作業を混雑時に行われると順番を待つ他
の顧客に迷惑となる課題がある。
【0150】そこで、この実施の形態に係る前記営業店
管理サーバ107は、図8のステップ400で説明した
と同様な時間帯モードを設定し、閑散時間にチケット販
売などを行い、混雑時には前記サービス端末と前記自動
機とで作業を分担してチケット類の販売を行っている。
即ち、この実施の形態では、空いている時間、例えば、
AM10:00から12:00、PM3:00から20:00の閑散時間にのみ
可能とし、他の時間は前記チケットサービスを制限した
り中止するようにし、時間が無い方、混雑してしまった
場合は、決定/発券作業を次回来店時に行うようにして
いる。これにより、自動機102の利用率向上を図ると
ともに混雑緩和を図ることができるので、ビジネスマン
やOLなどの時間に余裕がない方、あるいは、主婦やア
クティブシルバーなどの機械なれしていなく、ゆっくり
情報検索や決定したい方に有効なサービスである。
【0151】図34の(a)図は、前記自動機102の
メニュー画面720の一例を示したものである。顧客が
前記予約端末101で予約を済ませ、割り振られた自動
機102でカードを挿入すると(a)図のメニュー画面
720が表示される。この実施の形態では、前記メニュ
ー画面720の上部に前記広告情報エリア564が設け
られ、その下部にチケット販売情報エリア721が設け
られ、下部に前記ワークエリア563が設けられてい
る。前記広告エリア564には、例えば、「只今の時間
今週のチケット販売予約受付中」などの広告案内が右側
から左側に流れるように表示される。また、前記チケッ
ト販売情報エリア721には、現在時刻(時計表示)と
チケット販売の時間帯情報及びチケット販売キー722
が設けられている。更に、前記ワークエリア563に
は、取引や預入れ振込み等の一般的な選択キーに加え
て、予約/与信により前もって取引の一部を行っている
顧客が取引のために選択する予約キー723を他の選択
キーとは独立させて設けている。このメニュー画面72
0によれば、前記チケット販売中であれば、前記チケッ
ト販売キー722が強調表示され、これを押下すること
で、チケット販売の詳細を表示する(b)図の詳細表示
画面725に移行させることができる。
【0152】一方、チケット販売時間帯でない場合は、
(d)図にしめすメニュー画面735が表示される。こ
のメニュー画面735では、前記広告エリア564に、
例えば、「只今の時間チケット予約は行っていません」
などの広告案内が表示されるとともに、前記チケット販
売キー722がトーンダウン表示され、操作ができない
ように表示される。即ち、通常の取引メニュー画面73
5では、次回販売時間を表示し宣伝を行う。
【0153】前記詳細表示画面725では、チケット販
売のメニューが表示される。例えば、この実施の形態で
は、下部にチケットジャンルを選択する複数のジャンル
選択キー726が配置され、この選択により、その上部
に各種イベントのリストと販売枚数が表示される。ま
た、各イベントの右側には詳細キー727が設けられ
て、この詳細キー727を押下することで(c)図の予
約画面730に移行することができる。この予約画面7
30では、そのイベントの詳細情報と枚数の追加キー7
33が設けてあり、この追加キー733を押下すること
で予め設定された枚数を増加することができる。そし
て、画面下部の暗証番号入力エリア731に暗証番号を
入力し予約キー732を押下することで、当該チケット
の予約を行う事ができる。顧客は、この取引終了時にこ
の自動機102から予約番号を受け取ることとなる。そ
して、これら予約情報は、前記情報管理センタ40に記
録される。
【0154】なお、前記の実施の形態では、予約番号を
整理券に出力したが、整理券に替えて、前記携帯電話6
0に出力して記録しても良い。この場合、前記自動機1
02は、互いの第2の通信装置を利用して、携帯電話6
0に予約番号を送信し、これを記録させる。そして、再
度来店する際に本人認証で前記予約番号を出力させて、
本人認証と予約情報を前記顧客管理センタ40から入手
してもよい。
【0155】また、前記の説明ではチケットの予約販売
を事例に説明したが、検索から予約、あるいは検索から
チケット発行まで行う事ができる。また、この実施の形
態の自動機102では予約を行ったチケットの発券を行
う事ができる。この場合、前記メニュー画面720また
は735において予約キー723を押下すれば、発券の
ための表示画面、例えば、図35の(c)図の表示画面
750を表示して予約番号と暗証番号を入力することで
本人認証を行ってから次ぎの発券表示画面に移行するこ
とができる。
【0156】次ぎに、図35は、前記チケット販売でき
ない時間帯に予約を可能とするサービス端末の表示画面
図と、この予約販売の自動機の認証画面を示したもので
ある。前記サービス端末は、前記閲覧端末105と同様
な機能を備えて、前記営業店100aの待機エリア12
1に設置されるものである。このサービス端末は、入出
金の機能がないものであり、情報検索や購入の予約を行
う事ができる。
【0157】図35(a)図は、前記サービス端末のメ
ニュー画面740を示している。このメニュー画面74
0では、チケットエリア741とローンエリア742に
分かれてメニューが整理され、各エリアに設けられたメ
ニューキー743を押下することで、(b)図に示す当
該ジャンルのメニュー画面745が表示される。このメ
ニュー画面745では左側に複数のジャンルキー746
が設けられ、これを押下すると、押下されたジャンルキ
ーが強調表示され、その右側のイベントエリア747に
当該ジャンルのイベント情報が表示される。このイベン
トエリア477には、前記追加キー733が設けてあ
り、更に、画面下部に前記暗証番号入力エリア731と
前記予約キー732を設けている。顧客は希望するイベ
ントを選択して、暗証番号を入力して前記予約キー73
2を押下すれば予約を完了することができ、当該自動機
102が予約番号付きの整理券を取引終了時に発券す
る。
【0158】予約されたチケットを発券する場合は、図
34(a)(b)図に示すメニュー画面720または7
35から予約キー723を押下して、(d)図に示す表
示画面750を表示して予約番号と暗証番号を入力する
ことで、当該予約内容の検索と本人認証を行ってから次
ぎの発券表示画面に移行することができる。
【0159】次ぎに、図35から図37を参照して、利
用者特性により、顧客に最適なサービスを提供可能な営
業店管理システム1の応用例を説明する。前記実施の形
態では、図3の顧客個人情報データ210の顧客属性2
16と、これに基づく広告順番情報212により、自動
機102の表示画面に顧客に適した各種の情報を提供し
たが、これから説明する実施の形態では、前記広告情報
212に基づく情報表示に先だって、当該顧客の利用場
所や、その利用場所の利用回数や、利用日時(時刻曜
日)を基に利用者の特性を見極め、この特性に合わせ
て、これら利用者に各種のサービスを提供するものであ
る。このサービスは、前記広告順番情報213に替えて
行っても良く、あるいは、通常良く使う利用場所で前記
広告順番情報213のサービスを行うようにしてもよ
い。更に、この駅前の営業店100aのみの特定の営業
店でのサービスとして行っても良い。
【0160】そして、このサービスの狙いは、利用者が
その時々で欲している情報を見極め、タイミングよく提
供することにより販売促進を図ることと、駅前の無人店
舗において駅前ポータルスポットのイメージを定着さ
せ、利用の促進を図ることである。このサービスは、特
に、無人店舗の利用者全般に有効であり、主に旅行者、
出張者、映画を見る人など、地域密着型で直ぐに使用す
るチケットを求めている人をターゲットにしている。
【0161】図36において、この実施の形態では、前
記受付端末101で受付を行って、割り振られた自動機
102を使用する間に当該顧客の情報から利用者特性を
見極める作業を行う。先ず営業店管理サーバ107は、
前記顧客情報の支店番号からこの営業店100aまでの
距離を判定し(ステップ760)、次ぎに当該顧客がこ
の営業店100aを利用した利用回数を判定し(ステッ
プ)762、次ぎに利用時刻及び曜日を判定し(ステッ
プ764)、これら判定結果を図37に示す判定リスト
から当該顧客の行動を推測し(ステップ766)、これ
ら行動の推測の判定結果から、例えば、会社768、買
い物770、出張722、旅行774などに顧客利用時
の状態を推測する。
【0162】図37は、行動の推測事例の一部を示して
いる。例えば、顧客のカード発行支店が国分寺の場合、
この営業店100a(自動機利用支店)が国分寺であれ
ば、当該顧客は住民であり、休日のAM12:00であ
れば主婦の買い物、平日AM8:00であれば会社の出
勤と判断する。また、営業店100a(自動機利用支
店)が新宿の場合、休日であれば買い物、平日AM1
2:00で回数が多ければ、会社の昼休み、回数が少な
ければ出張、平日のPM6:00であれば帰宅と判断す
る。更に、営業店100a(自動機利用支店)名古屋の
場合、休日は旅行であり、平日は出張と判断する。
【0163】特に、前記利用回数は、通常の利用場所の
特定に利用される。即ち、通常、顧客は最寄りの支店で
カードを取得するので、支店番号から利用する営業店1
00aまでの距離を把握することで、この顧客の行動を
推測することができる。しかし、例えば、転勤や引っ越
しなどで、カード発行支店と異なる場所に居住すること
となった場合、この利用回数が行動推測のキーとなる。
つまり、この実施の形態では、利用回数を支店番号から
この営業店100aまでの距離の補正にも使用する。
【0164】このように、前記営業店管理サーバ107
は、顧客の個人情報から顧客行動を推測してこの行動に
最もふさわしいあるいは要望する情報を提供する。例え
ば、図36に示すように、前記会社768と判定した場
合は嗜好チケット予約、ランチ予約、次の電車までの時
間、ケータリング情報等を提供し、前記買い物770と
判定した場合は、映画前売、プレイスポット前売、バー
ゲン情報、地図表示サービス等を提供し、出張772と
判定した場合は旅館・ホテル予約、観光スポット入場
券、簡易ツアコン機能、地図表示サービス等を提供し、
旅行774と判定した場合はビジネスホテル予約、土産
予約・発送、名物昼食店情報、地図表示サービスなどを
提供する。
【0165】例えば、図38は、この実施の形態に係る
自動機102が提供する表示画面の一例を示している。
この実施の形態の表示画面は、地域情報エリア801と
ワークリア563を備えている。この営業店管理サーバ
107は、その地域に対応した複数の情報データを記憶
装置に格納しているとともに、一般回線10を介して地
域の企業と連携した情報ネットワークを構築している。
そして、その情報を呼び出すための各種選択キーを前記
顧客の特性に合わせて選択し、当該選択キーを前記地域
情報エリア801に表示する。一方、前記ワークエリア
563には、銀行の自動機102が標準的に備える取引
選択キーを備えている。
【0166】そして、この自動機102は顧客特性に合
わせて、例えば、図38の表示画面800、805、8
25、830を選択して表示する。この図38は、東京
都練馬の支店に口座を備える同地区在住の会社員の事例
に関する表示画面例を示している。
【0167】例えば、前記表示画面800は、この顧客
が大手町の支店で(火)AM12:20に利用した場合であ
り、この顧客はこの支店を平日に28回、休日に3回利用
している。このような場合、この利用支店の前記営業店
管理サーバ107は、この顧客が会社768であると判
断して、前記地域情報エリア801に利用者が直ぐに欲
しくなるようなチケットなどの販売メニューを表示させ
る。
【0168】また、例えば表示画面805は、この顧客
が、池袋の支店で(日)15:35に利用した場合であり、こ
の顧客はこの支店を平日に2回、休日に8回利用してい
る。このような場合、この利用支店の前記営業店管理サ
ーバ107は買い物770であると判断して、前記地域
情報エリア801に映画前売券や当該地域プレイスポッ
トなどの入場割引券などのメニューを表示させる。これ
らの地域情報は、地図を利用したサービスが提供され
る。例えば、表示画面805から映画前売券を選択する
と、この詳細情報の表示画面810が表示される。この
表示画面810は、この地域の映画館マップの上に現在
上映中の映画のタイトルが選択ボタンとして複数表示さ
れ、更に上映時刻から検索する表示画面に移行させる選
択キーや映画館から検索可能な表示画面に移行させる選
択キーなどが表示される。この表示画面810では、映
画のタイトルからはもちろん、映画館や上映スケジュー
ルからも検索することができる。
【0169】例えば、この表示画面から「ローマの休
日」を選択すると表示画面815が表示される。この表
示画面815では、前記マップ上に現在位置と上映映画
館の位置と上映時間が重ね表示される。ここで、買うキ
ーを選択すると、この前売り券を購入する表示画面82
0が表示される。この表示画面820で必要枚数を選択
して確認を押下すると、この自動機102は前記営業店
管理サーバ107を介して当該映画館の前売り券を管理
するサーバとアクセスして当該予約を実行し、その内容
を、この自動機102の表示画面に表示する。そして、
この自動機102でこの前売り券の費用を決済した後に
前売り券を発券して取引を終了する。
【0170】例えば、表示画面825は、この顧客が、
名古屋の支店で(水) 18:42に利用した場合であり、こ
の顧客はこの支店を平日に3回、休日に0回利用してい
る。このような場合、この利用支店の前記営業店管理サ
ーバ107は出張772であると判断して、前記地域情
報エリア801に帰りの時刻表などを表示する。
【0171】例えば、表示画面830は、この顧客が、
京都の支店で(土)9:30に利用した場合であり、この顧
客はこの支店を平日に0回、休日に0回利用している。
このような場合、この利用支店の前記営業店管理サーバ
107は旅行774であると判断して、前記地域情報エ
リア801に、この営業店100a近隣の観光スポット
をマップ形式で表示する。例えば、表示画面830にお
いて、名所めぐりを選択すると表示画面835を表示す
る。この表示画面835では、この営業店100a近隣
の観光マップ上に複数の名所めぐりのコース選択キーを
表示する。このコース選択キーの1つを選択すると表示
画面840のように、マップ上に当該コースの入場料が
所要時間などの情報とともに表示される。また、この表
示画面840の印刷を選択すれば、同マップが出力さ
れ、買うを選択すれば、マップ上に表示される入場券を
買うことができる。
【0172】このように、この表示画面830のステッ
プでは、入場割引券を販売するだけでなく、それらをめ
ぐる簡単なルートをいくつか用意しておいて提供するこ
とで、多数箇所の割引券を一括販売することができる。
また、既成のルートから任意のスポットを追加・削除で
きればより有効である。
【0173】次ぎに、図39と図40を参照して優先予
約及び購入に関する実施の形態を説明する。銀行などの
営業店において、この営業店に利益を与えてくれる優良
な顧客を今後ともこの営業店の顧客として抱え込むこと
は重要である。そのためには、これら優良顧客に得点を
与えることもまた重要である。例えば、銀行預金額や利
用回数に応じてチケットの優良席を確保する事でユーザ
ーの囲い込みと利用度を増加させたり、金利が高い定額
預金利用が高い高年齢者は金利が低い普通預金を利用す
る事でチケットの購入権利を得られたり、お金の出し入
れがしやすい普通預金利用が高い低年齢者は預金額が固
定できる定額預金を利用する事でチケットの購入権利が
得られるようにすれば、顧客と営業店がともにメリット
を得ることになる。このように、この実施の形態では、
ユーザーの銀行利用度に合わせたチケット優先予約/購
入サービスを行うことで、当該顧客の再利用を図らせる
ことを狙いとしている。このようにすれば、銀行依存度
が高い(安全な保管場所)高年齢者や、銀行利用頻度が
高い(クレジットカードが持てない)低年齢者(高校生
/大学生)の顧客確保を向上させることができる。
【0174】この実施の形態では、前記サービスを実現
するために、前記情報管理センタ40に格納した顧客個
人情報管理データ210の顧客属性211にこれら顧客
優先度情報を格納しておくことで、前記営業店管理サー
バ107がこの顧客属性211を基に予めこの営業店管
理サーバ107の記憶装置に格納された顧客優先度別表
示画面から対応する表示画面を選択して表示する。
【0175】例えば、図39、図40は、預金額を増や
すことで優先順位が高くなる預金額優先度サービスの実
施の形態に関する表示画面である。図39の(a)図
は、この優先サービスを受けられる顧客が自動機102
を利用した際のメニュー画面850を示している。この
メニュー画面850では、通常の取引メニュー画面の最
上部に顧客の氏名が表示され、その下部にこの顧客が預
金額によって受けられるサービスとして例えば今週のチ
ケット販売メニューと詳細情報を選択する詳細キー85
0が表示される。このメニュー画面850は、顧客が受
付端末101(自動機102でも良い)に挿入するカー
ド上の個人情報と前記情報管理センタ40に格納される
前記顧客個人情報データ210を照合して、前記営業店
管理サーバ107が予め記憶装置に格納しているチケッ
ト情報から当該顧客に合わせて表示する。
【0176】このメニュー画面850から前記詳細キー
851を選択すると(b)図のチケット販売の案内を表
示する表示画面855が表示される。この表示画面85
5では、下部にチケットジャンルを選択する複数のジャ
ンル選択キー726が配置され、この選択により、その
上部に各種イベントの優先度を含むリストと販売枚数が
表示される。また、各イベントの右側には詳細キー72
7が設けられて、この詳細キー727を押下することで
(c)図のチケット販売の詳細を表示する表示画面86
0が表示される。この表示画面860はチケット詳細情
報と選択したチケットの優先枠数とお客さまの預金額に
合わせた購入情報が表示される。例えば、この事例で
は、顧客の普通預金残高が600000円あり、この顧
客は現在4番目の優先権利を持っているが、あと600
00円預金すると1番目の優先権利を受けることができ
ることが表示されている。ここで予約キー861を選択
すれば、優先権利4番目で予約することができ、お預入
れキー862を選択すれば(d)図の預入れの表示画面
865を表示する。この表示画面865で不足する60
000円を入金して預入れキー866を選択することで
再度優先案内の表示画面870が表示される。この表示
画面870では、顧客の普通預金残高が660000円
に変更され、この顧客が現在1番目の優先権利を得たこ
とが分かる。この状態から予約キー861を選択するこ
とでチケット購入の表示画面875が表示される。この
表示画面875では予約内容が確認表示され、この状態
で購入する場合は、暗証番号入力エリア876に暗証番
号を入力し購入キー877を押下することで、当該チケ
ットを購入の決済を行う事ができる。そして、この決済
が完了すると自動機102は発券の表示画面880を表
示する。この表示画面880では、発券の時間を利用し
て、このチケット購入により減額された普通預金残高の
表示を表示するとともに、画面下部に付加サービスとし
ての地図キー881や経路キー882が表示され、これ
らを押下することで、同内容のプリントサービスを受け
ることができ、終了キー883で取引を終了することが
できる。
【0177】このように、この実施の形態では、預金額
優先度の場合、預金を増やす事で優先順位が高くなり、
チケット購入条件が満たされていない場合は追加預金を
促す表示を行い、チケット購入条件が満たされた場合に
はチケット購入を行う事でチケットを発券し、購入履歴
を前記情報管理センタ40に保存し、次回以降の購入の
際に利用の情報として利用される。
【0178】次ぎに、図41を参照して、この営業店管
理システム1aを利用した通信販売決済システムの実施
の形態を説明する。この通信販売決済システム1aは、
従来、通信販売などの振込み用紙を銀行窓口で処理して
いたものを、前記携帯電話60または携帯端末70を利
用した振込み通信サービスにより前記自動機102にて
簡単に振込み可能とするものである。これにより、振込
み処理のより一層の自動化へのシフトと顧客振込み処理
の容易化を図ることができる。
【0179】図41において、ここで利用する携帯電話
60や携帯端末71は前記実施の形態で説明したように
第1の通信機と第2の通信装置を備えている。そして、
この実施の形態では、先ず(1)自宅のパソコン51か
ら一般回線10を介して通信販売会社5のホームページ
にアクセスして購入しようとする商品の申込みを行う。
この際、前記申込みに対する振込依頼通知の宛先を前記
携帯電話60のメールアドレスとする。(2)前記通信
販売会社5は、振込依頼情報(請求情報)を前記携帯電
話60のメールアドレスに通知する。(3)前記顧客は
この携帯電話60を銀行の営業店100aに持参して、
自動機102と前記携帯電話60との第2の通信機を利
用して図22で説明したと同様な手法で振込依頼情報を
前記携帯電話60から前記自動機102に送信し、この
振込依頼情報に基づいて決済を実行する。前記振込依頼
情報には、購入した商品情報と通信販売会社の振込口座
情報が含まれている。(4)営業店100aは、前記振
込依頼情報に基づいて前記通信会社5に振替手続きを実
行する。(5)前記通信会社5は、前記営業店100a
から振込手続きが完了すると前記携帯電話60に振込み
完了通知をメールで送信する。(6)そして、通信販売
会社5は商品を顧客の自宅に発送する。
【0180】なお、前記説明では、自宅パソコン51か
ら申込みを行ったが、前記携帯電話60を介して申し込
んでもよく、また、電話やFAXや前記携帯端末61で
行ってもよい。
【0181】つまり、この通信販売会社5は、ネットワ
ークを介して複数の顧客端末(携帯電話60、携帯端末
71)と決済会社(営業店管理システム1)と接続され
る通信販売サーバを備え、この通信サーバは販売サイト
を開設して、前記ネットワークを介して前記顧客端末か
らアクセス要求を受け付けて販売情報を提供し、これら
販売情報から特定の商品の販売を受け付けて、決済通知
に必要なメールアドレスを顧客端末に要求してこれを入
手してこの接続を終了し、前記メールアドレスに前記決
済会社との決済に必要な情報を含む決済依頼を通知し、
前記決済会社からの振り込み処理の完了にともなって、
購入商品の発送手続きと前記メールアドレスへの手続き
完了通知を実行する。
【0182】
【発明の効果】本発明によれば、営業店内に設置された
各種の自動機の混雑状況に基づいて自動機の取引内容を
変更することができるので、待ち時間を軽減しつつ各種
の情報を提供することができる。
【0183】また、他の発明によれば、営業店内に設置
された各種の自動機に対して来店する顧客の目的や混雑
状況に合わせて顧客を効率的に割り振って、以後の処理
を円滑に進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る銀行の営業店管理システム1の
概略システム図である。
【図2】営業店管理システムの装置ブロック図である。
【図3】顧客勘定系データのデータ構成図である。
【図4】顧客個人情報データのデータ構成図である。
【図5】受付端末の詳細図である。
【図6】案内表示部の外観図である。
【図7】第3の自動機の外観図である。
【図8】混雑状況の把握フロー図である。
【図9】大混雑時の割り振りの説明図である。
【図10】混雑時の割り振りの説明図である。
【図11】受付端末の動作フロー図である。
【図12】受付端末の表示画面図である。
【図13】受付端末の表示画面図である。
【図14】自動機の動作フロー図である。
【図15】自動機の表示画面図である。
【図16】自動機の表示画面図である。
【図17】自動機の表示画面図である。
【図18】自動機の表示画面図である。
【図19】携帯電話の表示画面図である。
【図20】携帯電話の表示画面図である。
【図21】自動機の表示画面図である。
【図22】自動機の表示画面図である。
【図23】自動機の表示画面図である。
【図24】自動機の表示画面図である。
【図25】自動機の表示画面図である。
【図26】自動機の表示画面図である。
【図27】自動機の表示画面図である。
【図28】自動機の表示画面図である。
【図29】自動機の表示画面図である。
【図30】自動機の表示画面図である。
【図31】自動機の表示画面図である。
【図32】自動機の表示画面図である。
【図33】閲覧端末の説明図である。
【図34】自動機の他の表示画面図である。
【図35】自動機の他の表示画面図である。
【図36】営業店管理サーバの他の動作フロー図であ
る。
【図37】営業店管理サーバの判定リストである。
【図38】自動機の他の表示画面遷移図である。
【図39】自動機の他の表示画面図である。
【図40】自動機の他の表示画面図である。
【図41】携帯電話を利用した通信販売決済システムの
システム構成図である。
【図42】他の実施の形態に係る受付端末の表示画面図
である。
【図43】他の実施の形態に係る携帯電話の表示画面図
である。
【図44】他の実施の形態に係る携帯電話の表示画面図
である。
【符号の説明】
1…営業店管理システム、10…一般回線、11…専用
回線、20…受付センタ、50…顧客、51…自宅のパ
ソコン、60…携帯電話、61…携帯端末、30…集中
センタ、40…情報管理センタ、100…営業店、10
1…受付端末、102…自動機、103…窓口端末、1
05…閲覧端末、106…案内表示部、107…営業店
管理サーバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 峯元 長 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 高野 昌樹 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 豊田 誠司 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 濱田 友博 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所金融システム事業部内 (72)発明者 寺濱 幸徳 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 前川 均 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内 (72)発明者 長谷川 篤 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所金融システム事業部内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の営業店と、前記営業店と通信回線を
    介して接続され、これら営業店の顧客情報を管理する情
    報管理センタとを備えた営業店管理システムにおいて、 前記営業店は、複数の取扱機能が異なる自動機と、前記
    自動機を統括管理する営業店管理サーバとを備え、 前記自動機の表示部は、取引エリアを備えた第1の表示
    形態と、取引エリアと広告販売情報エリアとを備えた第
    2の表示形態とを備え、 前記営業店管理サーバは、前記自動機の混雑状況に基づ
    いて前記表示形態を選択して表示させることを特徴とす
    る営業店管理システム。
  2. 【請求項2】複数の営業店と、前記営業店と通信回線を
    介して接続され、これら営業店の顧客情報を管理する情
    報管理センタとを備えた営業店管理システムにおいて、 前記営業店は、複数の取扱機能が異なる自動機と、これ
    ら自動機の受付を行う受付端末と、前記自動機と受付端
    末を統括管理する営業店管理サーバとを備え、 前記自動機の表示装置は、取引エリアを備えた第1の表
    示形態と、取引エリアと広告販売情報エリアとを備えた
    第2の表示形態とを備え、 前記営業店管理サーバは、前記受付端末で来店する顧客
    の取引目的を入手し、この取引目的に対応可能な前記自
    動機を割り付けるとともに、これら複数の自動機に割り
    付けられた顧客の利用順位を前記顧客に提示し、 前記顧客が前記割り振られた自動機を操作する際に、前
    記自動機の混雑状況に基づいて前記表示形態を選択して
    表示させることを特徴とする営業店管理システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の営業店管理システムにおい
    て、 前記営業店管理システムは、前記施設利用順位に基づい
    て、顧客を取引目的の自動機に案内する案内表示装置を
    備え、 前記営業店管理サーバは、混雑時には、顧客をいったん
    待機場所の待機フロアーに案内し、前記案内表示装置を
    介して顧客に割り振られた前記自動機を案内することを
    特徴とする営業店管理システム。
  4. 【請求項4】請求項3記載の営業店管理システムにおい
    て、 前記複数の自動機を、それらが提供可能なサービスに対
    応して複数のブロックに区分けし、このブロックに基づ
    いて前記顧客を案内することを特徴とする営業店管理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】請求項1または2記載の営業店管理システ
    ムにおいて、 前記広告販売情報は、前記情報管理センタに格納された
    個人情報に基づいて、前記管理サーバに格納された広告
    および販売の情報から選択されて提供されることを特徴
    とする営業店管理システム。
  6. 【請求項6】請求項1から5記載の何れかの営業店管理
    システムにおいて、 前記広告販売情報エリアは、前記取引エリアと異なる取
    引の選択キーを備え、 前記自動機の混雑状況に基づいて、前記選択キーの表示
    の有無が決定されることを特徴とする営業店管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】請求項1から5記載の何れかの営業店管理
    システムにおいて、 前記自動機は、取引エリアと、選択キーを備えた広告販
    売情報エリアとを備えた第3の表示形態を更に備えてい
    ることを特徴とする営業店管理システム。
  8. 【請求項8】請求項6または7記載の営業店管理システ
    ムにおいて、、 前記選択キーは新たな自動機の利用順位を依頼する追加
    予約キーであることを特徴とする営業店管理システム。
  9. 【請求項9】複数の営業店と、前記営業店と通信回線を
    介して接続され、これら営業店の顧客情報を管理する情
    報管理センタと、携帯端末からの取引を受付ける受付セ
    ンタとを備えた営業店管理システムにおいて、 前記携帯端末は、通信回線を介して前記受付センタと接
    続する第1の通信装置と、同種通信装置と無線通信でデ
    ータ通信可能な第2の通信装置とを備え、 前記受付センタは、前記携帯端末から取引きの一部を受
    付け、これを前記情報管理センタの個人情報に格納さ
    せ、 前記営業店は、複数の取扱機能が異なる自動機と、これ
    ら自動機の受付を行う受付端末と、前記自動機と受付端
    末を統括管理する営業店管理サーバとを備え、 前記自動機の表示装置は、取引エリアを備えた第1の表
    示形態と、取引エリアと広告販売情報エリアとを備えた
    第2の表示形態とを備えるとともに、前記第2の通信装
    置を備え、 前記営業店管理サーバは、前記受付端末で来店する顧客
    を前記情報管理センタに照会して前記個人情報を入手
    し、この取引目的に対応可能な前記自動機を割り付ける
    とともに、これら複数の自動機に割り付けられた顧客の
    利用順位を前記顧客に提示し、 前記顧客が前記割り振られた自動機を操作する際に、前
    記自動機の混雑状況に基づいて前記表示形態を選択して
    表示させるとともに、前記携帯端末との通信を確立する
    動作を開始することを特徴とする営業店管理システム。
JP2001197692A 2001-06-29 2001-06-29 営業店管理システム Pending JP2003016279A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001197692A JP2003016279A (ja) 2001-06-29 2001-06-29 営業店管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001197692A JP2003016279A (ja) 2001-06-29 2001-06-29 営業店管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003016279A true JP2003016279A (ja) 2003-01-17

Family

ID=19035251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001197692A Pending JP2003016279A (ja) 2001-06-29 2001-06-29 営業店管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003016279A (ja)

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004227183A (ja) * 2003-01-21 2004-08-12 Oki Electric Ind Co Ltd サービス情報提供システムおよびそれに用いる自動取引装置管理サーバと自動取引装置のプログラム
JP2005092671A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ltd 金融取引支援装置及びプログラム
JP2005182397A (ja) * 2003-12-18 2005-07-07 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置運用システムおよびそのプログラム
JP2005196313A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Sumitomo Mitsui Banking Corp 窓口呼出方法およびそのシステム
JP2006195660A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Seiko Epson Corp 買い物支援カード、カード発行システム、カード発行方法、カード発行プログラム及び記憶媒体
JP2006209265A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Oki Electric Ind Co Ltd 顧客誘導システム
JP2007193442A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Oki Electric Ind Co Ltd 顧客誘導システム
JP2008046995A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Promise Co Ltd 自動契約システム
JP2008046994A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Promise Co Ltd 自動契約システム
JP2008176583A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Promise Co Ltd 複合機管理システム及び店舗管理システム
JP2008176584A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Promise Co Ltd 複合機管理システム及び店舗管理システム
JP2008176582A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Promise Co Ltd 複合機管理システム
JP2009090896A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Daifuku Co Ltd 洗車設備
JP2009116572A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Oki Electric Ind Co Ltd 顧客満足度向上システム
JP2009217412A (ja) * 2008-03-08 2009-09-24 Oki Electric Ind Co Ltd 受付端末及び受付システム
JP2010044575A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Mizuho Bank Ltd 顧客案内システム、顧客案内方法及び顧客案内プログラム
JP2010128602A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Oki Electric Ind Co Ltd 受付端末装置、及びその画面表示方法
JP2011243058A (ja) * 2010-05-19 2011-12-01 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 取引待ち時間管理システム
JP2012094188A (ja) * 2012-02-10 2012-05-17 Oki Electric Ind Co Ltd 顧客満足度向上システム、サーバ及び顧客満足度向上方法
JP2013077219A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Hitachi Ltd 自動機の画面表示制御装置、画面表示方法及びそれを用いた自動機
JP2014119889A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Mizuho Information & Research Institute Inc 顧客対応支援システム、顧客対応支援方法及び顧客対応支援プログラム
JP2014142710A (ja) * 2013-01-22 2014-08-07 Asahi Gloval Kk 不動産賃貸管理システム及びその方法
JP2015007867A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 沖電気工業株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP2019164649A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 取引端末、およびサイネージシステム
JP2021120839A (ja) * 2020-01-31 2021-08-19 株式会社日立製作所 チャネル受付案件管理方法、チャネル受付案件管理装置、及びチャネル受付案件管理システム
JP7510734B2 (ja) 2018-12-21 2024-07-04 株式会社メルカリ 情報処理方法、プログラムおよび情報処理装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63244267A (ja) * 1987-03-31 1988-10-11 Oki Electric Ind Co Ltd 窓口取引処理システム
JPH02231672A (ja) * 1989-03-06 1990-09-13 Hitachi Ltd 現金自動取引装置の運用方式
JPH03246672A (ja) * 1990-02-23 1991-11-05 Hitachi Ltd 取引処理方法および装置
JPH09147187A (ja) * 1995-11-20 1997-06-06 Toshiba Corp 顧客案内システム
JPH1027207A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Fujitsu Ltd 自動取引装置および情報提供用端末装置
JPH10162243A (ja) * 1996-11-27 1998-06-19 Hitachi Ltd 現金自動取引システム
JPH11338942A (ja) * 1998-05-22 1999-12-10 Oki Software Kansai:Kk 自動取引システム、携帯情報端末装置および自動取引装置
JP2000090329A (ja) * 1998-09-11 2000-03-31 Oki Software Kk カード無し取引方法
JP2000099600A (ja) * 1998-09-21 2000-04-07 Senshu Ginkou:Kk 取引情報送信システム
WO2001043351A2 (en) * 1999-12-08 2001-06-14 Koninklijke Philips Electronics N.V. Group call for a wireless mobile communication device using bluetooth

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63244267A (ja) * 1987-03-31 1988-10-11 Oki Electric Ind Co Ltd 窓口取引処理システム
JPH02231672A (ja) * 1989-03-06 1990-09-13 Hitachi Ltd 現金自動取引装置の運用方式
JPH03246672A (ja) * 1990-02-23 1991-11-05 Hitachi Ltd 取引処理方法および装置
JPH09147187A (ja) * 1995-11-20 1997-06-06 Toshiba Corp 顧客案内システム
JPH1027207A (ja) * 1996-07-10 1998-01-27 Fujitsu Ltd 自動取引装置および情報提供用端末装置
JPH10162243A (ja) * 1996-11-27 1998-06-19 Hitachi Ltd 現金自動取引システム
JPH11338942A (ja) * 1998-05-22 1999-12-10 Oki Software Kansai:Kk 自動取引システム、携帯情報端末装置および自動取引装置
JP2000090329A (ja) * 1998-09-11 2000-03-31 Oki Software Kk カード無し取引方法
JP2000099600A (ja) * 1998-09-21 2000-04-07 Senshu Ginkou:Kk 取引情報送信システム
WO2001043351A2 (en) * 1999-12-08 2001-06-14 Koninklijke Philips Electronics N.V. Group call for a wireless mobile communication device using bluetooth

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004227183A (ja) * 2003-01-21 2004-08-12 Oki Electric Ind Co Ltd サービス情報提供システムおよびそれに用いる自動取引装置管理サーバと自動取引装置のプログラム
JP2005092671A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ltd 金融取引支援装置及びプログラム
JP4497875B2 (ja) * 2003-09-19 2010-07-07 株式会社三菱東京Ufj銀行 金融取引支援装置及びプログラム
JP2005182397A (ja) * 2003-12-18 2005-07-07 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置運用システムおよびそのプログラム
JP2005196313A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Sumitomo Mitsui Banking Corp 窓口呼出方法およびそのシステム
JP2006195660A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Seiko Epson Corp 買い物支援カード、カード発行システム、カード発行方法、カード発行プログラム及び記憶媒体
JP2006209265A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Oki Electric Ind Co Ltd 顧客誘導システム
JP2007193442A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Oki Electric Ind Co Ltd 顧客誘導システム
JP4711833B2 (ja) * 2006-01-17 2011-06-29 沖電気工業株式会社 顧客誘導システム
JP2008046994A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Promise Co Ltd 自動契約システム
JP2008046995A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Promise Co Ltd 自動契約システム
JP2008176584A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Promise Co Ltd 複合機管理システム及び店舗管理システム
JP2008176582A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Promise Co Ltd 複合機管理システム
JP2008176583A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Promise Co Ltd 複合機管理システム及び店舗管理システム
JP2009090896A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Daifuku Co Ltd 洗車設備
JP2009116572A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Oki Electric Ind Co Ltd 顧客満足度向上システム
JP2009217412A (ja) * 2008-03-08 2009-09-24 Oki Electric Ind Co Ltd 受付端末及び受付システム
JP2010044575A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Mizuho Bank Ltd 顧客案内システム、顧客案内方法及び顧客案内プログラム
JP2010128602A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Oki Electric Ind Co Ltd 受付端末装置、及びその画面表示方法
JP2011243058A (ja) * 2010-05-19 2011-12-01 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 取引待ち時間管理システム
JP2013077219A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Hitachi Ltd 自動機の画面表示制御装置、画面表示方法及びそれを用いた自動機
JP2012094188A (ja) * 2012-02-10 2012-05-17 Oki Electric Ind Co Ltd 顧客満足度向上システム、サーバ及び顧客満足度向上方法
JP2014119889A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Mizuho Information & Research Institute Inc 顧客対応支援システム、顧客対応支援方法及び顧客対応支援プログラム
JP2014142710A (ja) * 2013-01-22 2014-08-07 Asahi Gloval Kk 不動産賃貸管理システム及びその方法
JP2015007867A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 沖電気工業株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP2019164649A (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 取引端末、およびサイネージシステム
JP7510734B2 (ja) 2018-12-21 2024-07-04 株式会社メルカリ 情報処理方法、プログラムおよび情報処理装置
JP2021120839A (ja) * 2020-01-31 2021-08-19 株式会社日立製作所 チャネル受付案件管理方法、チャネル受付案件管理装置、及びチャネル受付案件管理システム
JP7391688B2 (ja) 2020-01-31 2023-12-05 株式会社日立製作所 チャネル受付案件管理方法、チャネル受付案件管理装置、及びチャネル受付案件管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003016279A (ja) 営業店管理システム
US20200410611A1 (en) System and method for managing restaurant customer data elements
JP5439781B2 (ja) 受付処理システムおよび受付処理方法
JP5840724B2 (ja) 来店予約による業務効率化システムおよび方法
JP2024100886A (ja) 自動販売装置
JP2003187272A (ja) 電子チケット、電子チケット販売システム及び電子チケット販売方法
WO2010080865A1 (en) Change orders
JP2016066257A (ja) 宿泊支援サーバ、及び宿泊支援プログラム
JP2006244299A (ja) 宿泊予約支援システム及び宿泊予約支援プログラム
JP2003296556A (ja) 窓口業務支援システム
JP2018190308A (ja) チェックイン・チェックアウトシステム
KR20010000512A (ko) 컴퓨터 또는 통신단말기를 이용한 티켓 예매 방법과시스템 및 그 방법을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체
US20160042441A1 (en) Shop system
KR100468041B1 (ko) 통신망을 이용한 금융업무처리와 수령업무 예약방법 및 그 시스템
US20040236689A1 (en) Benefit redistributing method, benefit managing apparatus, terminal equipment and computer-readable storage medium
JP2009122769A (ja) 店舗管理システム及び店舗管理方法
JP2002366672A (ja) ホテルオーダーシステム
JP4700767B1 (ja) 役務管理システム
JP3723489B2 (ja) 点数管理システム
JP2005301726A (ja) サービス窓口案内装置、サービス窓口案内方法およびサービス窓口案内プログラム
KR20060043884A (ko) 고객의 용건을 처리하는 복수의 창구 중 어느 하나로 상기고객을 유도하는 고객 유도 시스템 및 고객 유도 방법
JP2021149847A (ja) コンピュータプログラム、デジタルチケットシステム、利用者端末装置及び情報処理方法
JP4283095B2 (ja) カードシステム、管理サーバ、およびプログラム
JP2005310007A (ja) 決済システム
JP2004272744A (ja) 金融機関における情報引継システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050223

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060510

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060510

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080618

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110603

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110726