JP4283095B2 - カードシステム、管理サーバ、およびプログラム - Google Patents

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本発明は、ユーザにカードを携帯所持させてユーザによる移動先でのカードの使用を通じてユーザに対してサービスの提供を行うカードシステム、管理サーバ、およびプログラムに係り、例えば、デパート、家電製品等の量販店、クレジットカード会社、銀行、証券会社、ガソリンスタンド、航空会社、チケット販売業者、レストラン、町内会、大学や高校等の校友会、行政府等の発行する各種カードの機能を一枚のカードにまとめ、このマルチファンクションカードの使用を通じてユーザにサービスを提供するシステムとして利用できる。
一般に、クレジットカード等の各種の会員カードは、サービス提供会社毎に発行されている。従って、複数のサービスの提供を受けたいユーザは、複数の会社や団体等に会員登録し、複数のカードを携帯所持しなければならない。例えば、一人のユーザが、デパートの会員カード、クレジットカード、航空会社の会員カード等の複数のカードを同時に携帯所持している如き状態である。
一方、一枚のカードに複数の機能を持たせた多機能カードも利用されている。例えば、自動車メーカの発行するICカードは、ガソリンスタンド等で使用できるうえ、このICカードには、自動車のメンテナンス記録が保存され、さらにクレジットカードの機能を付けることができるようになっている。また、社員証や学生証等として使用できるうえ、電子マネーの搭載も可能な国際クレジットカードの機能を有するICカードもある(非特許文献1参照)。
そして、多機能カードを用いた自動取引装置として、複数の口座情報を記録した磁気カードを用い、複数の口座からの引出、預入、振込等の取引の実行を可能とした自動取引装置が提案されている(特許文献1参照)。
また、汎用カードとして、ICカードに固定プログラムを格納しておき、この固定プログラムにより、外部から入力されるユーザプログラムをICカード内の所定の記憶領域に書き込んだ後、ICカードに内蔵された中央処理装置の実行プログラムを固定プログラムからユーザプログラムに移行させることにより作成されるICカードが提案されている(特許文献2参照)。このICカードによれば、ユーザが自由に設定したプログラムを実行することができる。
さらに、カードの発行処理を行う装置として、一台で複数の種類のICカードの自動発行処理を行うことができる汎用のICカード発行処理装置が提案されている(特許文献3参照)。
特開平7−28918号公報(段落[0004]、図1、要約) 特開昭63−158683号公報(第2−3頁、第2図) 特開2000−259791号公報(段落[0007]、図1、要約) 大日本印刷株式会社、ニュースリリース"国際クレジットカードとしても使用可能なハイブリッドカードの量産を開始 最新の『MULTOS4.0』も搭載可能"、[online]、2000年2月29日、大日本印刷ホームページ、[平成15年10月28日検索]、インターネット<URL:http://www.dnp.co.jp/jis/news/2000/20000229.html>
しかしながら、前述したように、複数のカードを携帯所持する場合には、ユーザにとっては、カードケース内でカードが嵩張って煩わしい、カードケースから目的のカードを取り出すのに時間がかかる、複数のカードをカードケースごと全て紛失した場合には、各カードの発行会社に個別に紛失届けを出さなければならないので、手間がかかる等の不都合がある。また、サービス提供会社にとっては、各社が個別にカードを発行するため、カードの製造コストがかかり、広告宣伝費が増大するという問題がある。
そして、前述した自動車メーカの発行するICカード、非特許文献1に記載された国際クレジットカードの機能を有するICカード、特許文献1に記載された複数の口座情報を記録した磁気カードでは、一枚のカードにより多機能を実現できるものの、カード自体に多機能化のための各種情報が記憶されるので、機能の追加や削除を行う場合には、カード自体に記憶された情報の書替えを行うか、あるいはカードを再発行しなければならないという不都合がある。また、前述した特許文献2に記載された汎用ICカードについても同様であり、機能の追加や削除を行う場合には、ユーザプログラムを変更しなければならず、カード自体に記憶された情報の書替えを行う必要が生じる。さらに、これらの多機能カードでは、カード自体に多機能化のための各種情報が記憶されるため、カードを紛失すると、それらの情報が一度に失われるという不都合がある。
さらに、前述した特許文献3に記載された汎用のICカード発行処理装置は、ICカードの発行処理を行う装置であり、上記のような機能の追加や削除を行う場合の不都合を解消するものではない。
本発明の目的は、ユーザの使い勝手の向上、サービス提供者の広告宣伝費の低減を図ることができ、かつ、機能を容易に追加することができるカードシステム、管理サーバ、およびプログラムを提供するところにある。
本発明は、ユーザにカードを携帯所持させてユーザによる移動先でのカードの使用を通じてユーザに対してサービスの提供を行うカードシステムであって、カードの使用を通じて行われるサービスの提供に必要な情報を管理する管理サーバと、ユーザの操作するユーザ端末装置とがネットワークで接続され、かつ、管理サーバと、ユーザの移動先に設置されてサービス提供者またはこのサービス提供者と提携する者が管理する移動先端末装置とがネットワークで接続され、管理サーバは、この管理サーバに登録されているサービス提供者およびそのサービス提供者が行っているサービスを一覧表示するとともに、この一覧表示中で利用したいサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者についてのユーザによる選択を受け付けるための利用サービス登録画面を記憶する利用サービス登録画面記憶手段と、ユーザの要求に応じて利用サービス登録画面記憶手段に記憶された利用サービス登録画面をネットワークを介してユーザ端末装置に送信する利用サービス登録画面送信手段と、ユーザ端末装置で利用サービス登録画面を用いてユーザにより選択されてユーザ端末装置からネットワークを介して送信されてくるサービスまたはサービス提供者の登録選択情報を受け付ける処理を行う利用サービス登録受付処理手段と、ユーザに対してサービス提供者が付与したユーザ識別情報とサービスまたはサービス提供者を識別するサービス識別情報とカードに記録されているカード識別情報との対応関係を記憶する識別情報対応関係テーブルと、移動先端末装置からネットワークを介して送信されてきたカード識別情報およびサービス識別情報に基づき識別情報対応関係テーブルを参照して対応するユーザ識別情報を把握する識別情報変換手段と、この識別情報変換手段により把握したユーザ識別情報をネットワークを介して移動先端末装置に送信するユーザ識別情報送信手段とを含んで構成され、移動先端末装置は、カードに記録されているカード識別情報を読み取るカード識別情報読取手段と、このカード識別情報読取手段により読み取ったカード識別情報を、サービス識別情報とともにネットワークを介して管理サーバに送信するカード識別情報送信手段とを含んで構成されていることを特徴とするものである。
ここで、「カード」としては、例えば、ICカードや磁気カード等が挙げられる。以下の発明においても同様である。
また、「サービス提供者」は、例えば、デパート、家電製品等の量販店、クレジットカード会社、銀行、証券会社、ガソリンスタンド、航空会社、チケット販売業者、レストラン、町内会、大学や高校等の校友会、行政府等であり、要するにカードを通じて何らかのサービスを行う者であればよい。従って、法人でもよく、個人でもよく、法人格のない団体等であってもよい。以下の発明においても同様である。
また、「サービス」とは、カードを通じて行われるサービスであり、例えば、量販店等で行っている購入金額に応じてポイントを加算したり、特典を付与するサービス、蓄積したポイントを使って購入代金に充当するサービス、航空会社で行っているマイレージサービス、デパートやガソリンスタンド等で行っている会員割引サービス、行政府で行っている各種証明書類の発行サービス、クレジットカード会社で行っている信用取引自体や取引額に応じてポイントを加算するサービス等である。以下の発明においても同様である。
さらに、「サービス提供者またはこのサービス提供者と提携する者が管理する」とは、移動先端末装置を管理する者は、サービス提供者自身でもよく、サービス提供者と提携する者でもよい趣旨である。具体的には、例えば、移動先端末装置がデパートの店舗内に設置されている場合には、移動先端末装置を管理する者は、デパートであるが、このデパートは、サービス提供者自身になる場合もあり、また、サービス提供者と提携する者になる場合もある。すなわち、ユーザの商品購入に対してデパートがポイント付与サービスを行う場合には、デパートがサービス提供者に該当し、一方、ユーザがカードに付されているクレジットカード機能を使って商品を購入する場合には、クレジットカード会社がサービス提供者となるので、デパートは、そのクレジットカード会社と提携する者に該当する。但し、ユーザがクレジットカード機能を使って商品を購入する場合であっても、デパートがポイント付与サービス(クレジットカード会社の付与するポイントではなく、デパートの付与するポイントのこと。)を行えば、デパートは、サービス提供者と提携する者ともなり、また、サービス提供者自身ともなる。以下の発明においても同様である。
そして、「移動先端末装置」は、航空会社が管理している空港内の自動搭乗手続装置や銀行の現金自動預け払い機(ATM)等の如く、ユーザ自身が操作する装置でもよく、あるいは店舗内のレジにいる店員や役所の担当者等の如く、ユーザ以外の者(サービス提供者またはこのサービス提供者と提携する者、あるいはそれらの構成員)が操作する装置でもよい。以下の発明においても同様である。
また、「管理サーバ」を管理する者、すなわち本カードシステムを運営する者は、サービス提供者のうちのいずれかであってもよく、あるいはサービス提供者以外の第三者機関であってもよい。以下の発明においても同様である。
さらに、カードを発行する者は、サービス提供者のうちのいずれかであってもよく、あるいはサービス提供者以外の第三者機関であってもよい。なお、カードを発行する者と、管理サーバを管理する者とは、一致していてもよく、一致していなくてもよい。前者の一致している場合とは、例えば、サービス提供者以外の第三者機関が、カードの発行および管理サーバの管理を行う場合等であり、後者の一致していない場合とは、例えば、サービス提供者のうちのいずれかがカードを発行し、サービス提供者以外の第三者機関が管理サーバの管理を行う場合等である。以下の発明においても同様である。
そして、「ユーザ識別情報」とは、ユーザに対してサービス提供者が付与した識別情報であり、サービスまたはサービス提供者に固有の情報である。従って、同じユーザであっても、サービスまたはサービス提供者が異なる場合には、異なるユーザ識別情報となる。但し、偶然同じユーザ識別情報となる場合もあり得る。以下の発明においても同様である。
また、「ユーザ識別情報」は、上記のようにサービスまたはサービス提供者に固有の情報であるから、「カード識別情報」とは通常異なるものとなるが、一部または全部のサービス提供者についてのユーザ識別情報が、カード識別情報と一致していてもよい。例えば、サービス提供者のうちのいずれかがカードを発行した場合には、そのカードを発行したサービス提供者についてのユーザ識別情報をカード識別情報と一致させてもよい。以下の発明においても同様である。
さらに、「ネットワーク」には、例えば、インターネット、イントラネット、エクストラネット、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、あるいはこれらの組合せ等、様々な形態のものが含まれ、有線であるか無線であるか、さらには有線および無線の混在型であるかは問わず、要するに、複数地点(距離の長短は問わない。)間で、ある程度の速度をもって情報を伝送することができるものであればよい。以下の発明においても同様である。
このような本発明のカードシステムにおいては、カードにカード識別情報を記録しておき、このカード識別情報を移動先端末装置で読み取り、これを管理サーバに送信して管理サーバでサービスまたはサービス提供者に固有のユーザ識別情報に変換するので、一枚のカードに複数のユーザ識別情報が記録されている場合と同様に、一枚のカードで複数のサービス提供に関する処理を行うことが可能となる。
従って、一枚のカードに複数の機能を持たせることが可能となり、ユーザは、複数のサービスの提供を受けるために複数のカードを携帯所持する必要はなくなるので、従来のようなカードケース内でカードが嵩張る、カードケースから目的のカードを取り出すのに時間がかかる、複数のカードをカードケースごと全て紛失した場合には、各カードの発行会社に個別に紛失届けを出さなければならない等の不都合が解消される。このため、ユーザにとって、使い勝手のよい多機能カードが実現される。
また、サービス提供者にとっては、ユーザへのサービス提供を行うにあたり、それぞれ個別にカードを発行する必要がなくなるので、カードの製造コストを削減でき、広告宣伝費の低減を図ることが可能となる。
さらに、ユーザは、自己の操作するユーザ端末装置で、利用サービス登録画面を用いて利用したいサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者を選択して登録することができるので、カードの再発行やカードに記録された情報の書替えを行うことなく、カードの機能を容易に追加することが可能となり、これらにより前記目的が達成される。
また、前述したカードシステムにおいて、管理サーバと、サービス提供者が管理するサービス提供者サーバとがネットワークで接続され、移動先端末装置は、ユーザへのサービス提供に必要なサービス実施情報を、管理サーバからネットワークを介して送信されてきたユーザ識別情報とともにネットワークを介してサービス提供者サーバに送信するサービス実施情報送信手段を含んで構成され、サービス提供者サーバは、移動先端末装置からネットワークを介して送信されてきたサービス実施情報に基づきサービスを実施する処理を行うサービス実施処理手段を含んで構成されていることが望ましい。
ここで、「サービス実施情報」とは、例えば、商品の購入金額に応じてポイントを付与するサービスを行う場合には、加算ポイントの算出の基礎となる購入金額、または加算するポイント数自体等である。また、航空会社のマイレージサービスの場合には、飛行距離(マイル数)、または飛行距離に基づくポイント数、予約番号等である。そして、クレジットカード機能を使う場合には、購入金額等である。さらに、行政府の各種の証明書類の発行サービスの場合には、発行する書類の種別、発行枚数等である。
このようにサービス実施情報送信手段およびサービス実施処理手段を備えた構成とした場合には、カード識別情報を換算して把握したユーザ識別情報を用いて、サービス提供者によるサービス提供を円滑に実施することが可能となる。
さらに、本発明は、ユーザにカードを携帯所持させてユーザによる移動先でのカードの使用を通じてユーザに対してサービスの提供を行うカードシステムであって、カードの使用を通じて行われるサービスの提供に必要な情報を管理する管理サーバと、ユーザの操作するユーザ端末装置とがネットワークで接続され、かつ、管理サーバと、ユーザの移動先に設置されてサービス提供者またはこのサービス提供者と提携する者が管理する移動先端末装置とがネットワークで接続され、かつ、管理サーバと、サービス提供者が管理するサービス提供者サーバとがネットワークで接続され、管理サーバは、この管理サーバに登録されているサービス提供者およびそのサービス提供者が行っているサービスを一覧表示するとともに、この一覧表示中で利用したいサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者についてのユーザによる選択を受け付けるための利用サービス登録画面を記憶する利用サービス登録画面記憶手段と、ユーザの要求に応じて利用サービス登録画面記憶手段に記憶された利用サービス登録画面をネットワークを介してユーザ端末装置に送信する利用サービス登録画面送信手段と、ユーザ端末装置で利用サービス登録画面を用いてユーザにより選択されてユーザ端末装置からネットワークを介して送信されてくるサービスまたはサービス提供者の登録選択情報を受け付ける処理を行う利用サービス登録受付処理手段と、ユーザに対してサービス提供者が付与したユーザ識別情報とサービスまたはサービス提供者を識別するサービス識別情報とカードに記録されているカード識別情報との対応関係を記憶する識別情報対応関係テーブルと、移動先端末装置からネットワークを介して送信されてきたカード識別情報およびサービス識別情報に基づき識別情報対応関係テーブルを参照して対応するユーザ識別情報を把握する識別情報変換手段と、この識別情報変換手段により把握したユーザ識別情報を、移動先端末装置からネットワークを介して送信されてきたユーザへのサービス提供に必要なサービス実施情報とともにネットワークを介してサービス提供者サーバに送信するユーザ識別情報送信手段とを含んで構成され、移動先端末装置は、カードに記録されているカード識別情報を読み取るカード識別情報読取手段と、このカード識別情報読取手段により読み取ったカード識別情報を、サービス識別情報およびサービス実施情報とともにネットワークを介して管理サーバに送信するカード識別情報送信手段とを含んで構成されていることを特徴とするものである。
このような本発明のカードシステムにおいては、前述した発明、すなわちユーザ識別情報送信手段が、識別情報変換手段により把握したユーザ識別情報を移動先端末装置に送信する構成とされている発明に対し、ユーザ識別情報送信手段が、識別情報変換手段により把握したユーザ識別情報を移動先端末装置に送信するのではなく、サービス実施情報とともにサービス提供者サーバに直接に送信する。そして、この点を除けば、前述した発明と同様な構成であるため、前述した発明と同様な作用・効果が得られ、これにより前記目的が達成される。
そして、以上に述べたカードシステムにおいて、管理サーバは、ユーザが利用できる登録済のサービスの情報を含むユーザに関する情報をユーザ毎に記憶するユーザ情報データベースと、このユーザ情報データベースに記憶された情報に基づきユーザが利用できる登録済のサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者を一覧表示するとともに、この一覧表示中で利用を停止したいサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者についてのユーザによる選択を受け付けるための利用サービス停止画面を記憶する利用サービス停止画面記憶手段と、ユーザの要求に応じて利用サービス停止画面記憶手段に記憶された利用サービス停止画面をネットワークを介してユーザ端末装置に送信する利用サービス停止画面送信手段と、ユーザ端末装置で利用サービス停止画面を用いてユーザにより選択されてユーザ端末装置からネットワークを介して送信されてくるサービスまたはサービス提供者の停止選択情報を受け付ける処理を行う利用サービス停止受付処理手段とを含んで構成されていることが望ましい。
ここで、「利用サービス停止画面」は、利用サービス登録画面とは別の画面として用意されていてもよく、同じ画面により構成されていてもよい。
このように管理サーバを利用サービス停止画面記憶手段と利用サービス停止画面送信手段と利用サービス停止受付処理手段とを備えた構成とした場合には、ユーザは、自己の操作するユーザ端末装置で、利用サービス停止画面を用いて利用を停止したいサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者を選択して停止処理を行うことができるので、カードの再発行やカードに記録された情報の書替えを行うことなく、カードの機能を容易に削除することが可能となる。
また、以上に述べたカードシステムにおいて、管理サーバは、サービス提供者に関する情報を登録して記憶するサービス提供者情報データベースを含んで構成され、管理サーバの利用サービス登録画面送信手段は、サービス提供者情報データベースに記憶された情報に基づき利用サービス登録画面に表示する情報を作成する構成とされていることが望ましい。
ここで、「サービス提供者情報データベース」への「サービス提供者に関する情報」の登録は、サービス提供者またはその構成員がサービス提供者端末装置からオンラインで行ってもよく、あるいは管理サーバを管理するシステム管理者がサービス提供者からの登録依頼を受けて行ってもよい。
また、「利用サービス登録画面送信手段」は、利用サービス登録画面に表示する情報を、サービス提供者情報データベースに記憶された情報を用いて、送信の都度に作成する構成でもよく、あるいは予め作成しておく構成でもよい。
このように管理サーバをサービス提供者情報データベースを備えた構成とした場合には、サービス提供者は、このサービス提供者情報データベースに自己の行うサービス提供に関する情報を登録することにより、本カードシステムの構成員になって、ユーザによる選択対象になることが可能となる。このため、サービス提供者は、本カードシステムへの後発的な参加登録手続を容易に行うことが可能となる。
さらに、以上に述べたカードシステムにおいて、移動先端末装置は、ユーザが来店する店舗内のレジスタの置かれた場所に設置され、ユーザが自ら操作して自分の利用できる登録済のサービスを確認するために店舗内のレジスタの置かれた場所以外の場所に設置された確認用端末装置を備え、管理サーバと確認用端末装置とがネットワークで接続され、確認用端末装置は、カードに記録されているカード識別情報を読み取るカード識別情報読取手段と、このカード識別情報読取手段により読み取ったカード識別情報をネットワークを介して管理サーバに送信するカード識別情報送信手段とを含んで構成され、管理サーバは、ユーザが利用できる登録済のサービスの情報を含むユーザに関する情報をユーザ毎に記憶するユーザ情報データベースと、確認用端末装置からネットワークを介して送信されてきたカード識別情報に基づきユーザ情報データベースを参照してユーザが利用できる登録済のサービスの情報を把握してこの情報をネットワークを介して確認用端末装置に送信する登録済サービス情報送信手段とを含んで構成されていることが望ましい。
このように確認用端末装置を備えた構成とした場合には、ユーザは、移動先端末装置の設置されているレジに行く前に、別の場所に設置された確認用端末装置で、自分の利用できる登録済のサービスを自ら確認することが可能となる。このため、例えば、訪れた店舗を経営するサービス提供者のサービスを自分が利用できるものと勘違いして、店舗内で、購入したい商品を時間をかけて選び、レジの前の長蛇の列に並び、いざ会計のときに移動先端末装置でカードからカード識別情報を読み取ってみて初めて、実はその店舗で買い物をしてもポイントにならないということに気づく、あるいは恥ずかしい思いをする等の事態を回避することが可能となる。また、訪れた店舗において、その店舗を経営するサービス提供者のサービスを利用できるか否かについて記憶が無い場合、あるいはいずれの会社のクレジットカード機能を使えるのかについて記憶が無い場合等にも、これらをレジに行く前に、あるいは商品選びを行う前に確認することが可能となる。
そして、以上に述べたカードシステムにおいて、カードの表裏面のうちの少なくとも一方の面には、カード識別情報を示す2次元バーコードが付され、管理サーバは、ユーザが利用できる登録済のサービスの情報を含むユーザに関する情報をユーザ毎に記憶するユーザ情報データベースと、ユーザの携帯所持する携帯電話機のカメラにより撮像されて携帯電話機から送信されてきた2次元バーコードの画像を受信する2次元バーコード画像受信手段と、この2次元バーコード画像受信手段により受信した2次元バーコードの画像を解析してカード識別情報を把握する解析手段と、この解析手段による解析で得られたカード識別情報に基づきユーザ情報データベースを参照してユーザが利用できる登録済のサービスの情報を把握してこの情報を携帯電話機に送信する携帯電話機用登録済サービス情報送信手段とを含んで構成されていることが望ましい。
このように携帯電話機のカメラでカードに付された2次元バーコードを写すことにより自分の利用できる登録済のサービスの情報を確認できる構成とした場合には、ユーザは、移動先において、カード識別情報読取手段が無くても、自分の利用できる登録済のサービスの情報を容易に確認することが可能となる。このため、前述した確認用端末装置で自分の利用できる登録済のサービスの情報を確認する場合と同様に、思い違いによる無駄な行動の回避や、サービスを利用できるか否かについて記憶が無い場合における確認作業を行うことが可能となる。
また、本発明は、ユーザにカードを携帯所持させてユーザによる移動先でのカードの使用を通じてユーザに対してサービスの提供を行うカードシステムを構成するために、カードの使用を通じて行われるサービスの提供に必要な情報を管理する管理サーバであって、ユーザの操作するユーザ端末装置とネットワークで接続され、かつ、カードに記録されているカード識別情報を読み取るためにユーザの移動先に設置されてサービス提供者またはこのサービス提供者と提携する者が管理する移動先端末装置とネットワークで接続され、管理サーバに登録されているサービス提供者およびそのサービス提供者が行っているサービスを一覧表示するとともに、この一覧表示中で利用したいサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者についてのユーザによる選択を受け付けるための利用サービス登録画面を記憶する利用サービス登録画面記憶手段と、ユーザの要求に応じて利用サービス登録画面記憶手段に記憶された利用サービス登録画面をネットワークを介してユーザ端末装置に送信する利用サービス登録画面送信手段と、ユーザ端末装置で利用サービス登録画面を用いてユーザにより選択されてユーザ端末装置からネットワークを介して送信されてくるサービスまたはサービス提供者の登録選択情報を受け付ける処理を行う利用サービス登録受付処理手段と、ユーザに対してサービス提供者が付与したユーザ識別情報とサービスまたはサービス提供者を識別するサービス識別情報とカード識別情報との対応関係を記憶する識別情報対応関係テーブルと、移動先端末装置からネットワークを介して送信されてきたカード識別情報およびサービス識別情報に基づき識別情報対応関係テーブルを参照して対応するユーザ識別情報を把握する識別情報変換手段と、この識別情報変換手段により把握したユーザ識別情報をネットワークを介して移動先端末装置に送信するユーザ識別情報送信手段とを含んで構成されたことを特徴とするものである。
さらに、本発明は、ユーザにカードを携帯所持させてユーザによる移動先でのカードの使用を通じてユーザに対してサービスの提供を行うカードシステムを構成するために、カードの使用を通じて行われるサービスの提供に必要な情報を管理する管理サーバであって、ユーザの操作するユーザ端末装置とネットワークで接続され、かつ、カードに記録されているカード識別情報を読み取るためにユーザの移動先に設置されてサービス提供者またはこのサービス提供者と提携する者が管理する移動先端末装置とネットワークで接続され、かつ、サービス提供者が管理するサービス提供者サーバとネットワークで接続され、管理サーバに登録されているサービス提供者およびそのサービス提供者が行っているサービスを一覧表示するとともに、この一覧表示中で利用したいサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者についてのユーザによる選択を受け付けるための利用サービス登録画面を記憶する利用サービス登録画面記憶手段と、ユーザの要求に応じて利用サービス登録画面記憶手段に記憶された利用サービス登録画面をネットワークを介してユーザ端末装置に送信する利用サービス登録画面送信手段と、ユーザ端末装置で利用サービス登録画面を用いてユーザにより選択されてユーザ端末装置からネットワークを介して送信されてくるサービスまたはサービス提供者の登録選択情報を受け付ける処理を行う利用サービス登録受付処理手段と、ユーザに対してサービス提供者が付与したユーザ識別情報とサービスまたはサービス提供者を識別するサービス識別情報とカード識別情報との対応関係を記憶する識別情報対応関係テーブルと、移動先端末装置からネットワークを介して送信されてきたカード識別情報およびサービス識別情報に基づき識別情報対応関係テーブルを参照して対応するユーザ識別情報を把握する識別情報変換手段と、この識別情報変換手段により把握したユーザ識別情報を、移動先端末装置からネットワークを介して送信されてきたユーザへのサービス提供に必要なサービス実施情報とともにネットワークを介してサービス提供者サーバに送信するユーザ識別情報送信手段とを含んで構成されたことを特徴とするものである。
そして、本発明は、ユーザにカードを携帯所持させてユーザによる移動先でのカードの使用を通じてユーザに対してサービスの提供を行うカードシステムを構成するために、カードの使用を通じて行われるサービスの提供に必要な情報を管理する管理サーバとして、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、ユーザの操作するユーザ端末装置とネットワークで接続され、かつ、カードに記録されているカード識別情報を読み取るためにユーザの移動先に設置されてサービス提供者またはこのサービス提供者と提携する者が管理する移動先端末装置とネットワークで接続され、管理サーバに登録されているサービス提供者およびそのサービス提供者が行っているサービスを一覧表示するとともに、この一覧表示中で利用したいサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者についてのユーザによる選択を受け付けるための利用サービス登録画面を記憶する利用サービス登録画面記憶手段と、ユーザの要求に応じて利用サービス登録画面記憶手段に記憶された利用サービス登録画面をネットワークを介してユーザ端末装置に送信する利用サービス登録画面送信手段と、ユーザ端末装置で利用サービス登録画面を用いてユーザにより選択されてユーザ端末装置からネットワークを介して送信されてくるサービスまたはサービス提供者の登録選択情報を受け付ける処理を行う利用サービス登録受付処理手段と、ユーザに対してサービス提供者が付与したユーザ識別情報とサービスまたはサービス提供者を識別するサービス識別情報とカード識別情報との対応関係を記憶する識別情報対応関係テーブルと、移動先端末装置からネットワークを介して送信されてきたカード識別情報およびサービス識別情報に基づき識別情報対応関係テーブルを参照して対応するユーザ識別情報を把握する識別情報変換手段と、この識別情報変換手段により把握したユーザ識別情報をネットワークを介して移動先端末装置に送信するユーザ識別情報送信手段とを含んで構成されたことを特徴とする管理サーバとして、コンピュータを機能させるためのものである。
また、本発明は、ユーザにカードを携帯所持させてユーザによる移動先でのカードの使用を通じてユーザに対してサービスの提供を行うカードシステムを構成するために、カードの使用を通じて行われるサービスの提供に必要な情報を管理する管理サーバとして、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、ユーザの操作するユーザ端末装置とネットワークで接続され、かつ、カードに記録されているカード識別情報を読み取るためにユーザの移動先に設置されてサービス提供者またはこのサービス提供者と提携する者が管理する移動先端末装置とネットワークで接続され、かつ、サービス提供者が管理するサービス提供者サーバとネットワークで接続され、管理サーバに登録されているサービス提供者およびそのサービス提供者が行っているサービスを一覧表示するとともに、この一覧表示中で利用したいサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者についてのユーザによる選択を受け付けるための利用サービス登録画面を記憶する利用サービス登録画面記憶手段と、ユーザの要求に応じて利用サービス登録画面記憶手段に記憶された利用サービス登録画面をネットワークを介してユーザ端末装置に送信する利用サービス登録画面送信手段と、ユーザ端末装置で利用サービス登録画面を用いてユーザにより選択されてユーザ端末装置からネットワークを介して送信されてくるサービスまたはサービス提供者の登録選択情報を受け付ける処理を行う利用サービス登録受付処理手段と、ユーザに対してサービス提供者が付与したユーザ識別情報とサービスまたはサービス提供者を識別するサービス識別情報とカード識別情報との対応関係を記憶する識別情報対応関係テーブルと、移動先端末装置からネットワークを介して送信されてきたカード識別情報およびサービス識別情報に基づき識別情報対応関係テーブルを参照して対応するユーザ識別情報を把握する識別情報変換手段と、この識別情報変換手段により把握したユーザ識別情報を、移動先端末装置からネットワークを介して送信されてきたユーザへのサービス提供に必要なサービス実施情報とともにネットワークを介してサービス提供者サーバに送信するユーザ識別情報送信手段とを含んで構成されたことを特徴とする管理サーバとして、コンピュータを機能させるためのものである。
なお、以上に述べたプログラムまたはその一部は、例えば、光磁気ディスク(MO)、コンパクトディスク(CD)を利用した読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)を利用した読出し専用メモリ(DVD−ROM)、DVDを利用したランダム・アクセス・メモリ(DVD−RAM)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去および書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等の記録媒体に記録して保存や流通等させることが可能であるとともに、例えば、LAN、MAN、WAN、インターネット、イントラネット、エクストラネット等の有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにはこれらの組合せ等の伝送媒体を用いて伝送することが可能であり、また、搬送波に載せて搬送することも可能である。さらに、以上に述べたプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。
以上に述べたように本発明によれば、カードにカード識別情報を記録しておき、このカード識別情報を移動先端末装置で読み取り、これを管理サーバに送信して管理サーバでサービスまたはサービス提供者に固有のユーザ識別情報に変換するので、一枚のカードに複数のユーザ識別情報が記録されている場合と同様に、一枚のカードで複数のサービス提供に関する処理を行うことができるため、ユーザの使い勝手の向上、サービス提供者の広告宣伝費の低減を図ることができるうえ、カードの機能を容易に追加することができるという効果がある。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1には、本実施形態のカードシステム10の全体構成が示されている。図2は、サービス提供者の登録処理の流れを示す説明図であり、図3は、カードの発行処理の流れを示す説明図である。図4には、ユーザによる利用サービスの追加登録処理の流れがフローチャートで示され、図5には、その際に用いられる利用サービス登録画面の一例が示されている。図6には、サービス処理の流れがフローチャートで示され、図7には、その際のデータの流れが示されている。図8には、ユーザによる利用サービスの停止処理の流れがフローチャートで示され、図9には、その際に用いられる利用サービス停止画面の一例が示されている。
図1において、カードシステム10は、ユーザ端末装置20と、サービス提供者端末装置21と、管理センタ端末装置22と、移動先端末装置30と、確認用端末装置40と、携帯電話機50と、管理サーバ60と、サービス提供者サーバ90とを備えて構成され、これらがネットワーク1で接続されている。
ネットワーク1は、主としてインターネットであるが、その他に、イントラネット、エクストラネット、LAN、MAN、WAN、携帯電話網等を組み合わせて構成されている。
ユーザ端末装置20は、コンピュータにより構成され、カードシステム10を利用して各種のサービスの提供を受けるユーザの操作する端末装置であり、マウスやキーボード等の入力手段と、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示手段とを備えている。また、ユーザ端末装置20は、後述する移動先端末装置30や確認用端末装置40に設けられたカード識別情報読取手段31,41と同様なカード識別情報読取手段を備えていてもよい。
サービス提供者端末装置21は、コンピュータにより構成され、カードシステム10を利用してユーザに対して各種のサービスを提供するサービス提供者の操作する端末装置であり、マウスやキーボード等の入力手段と、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示手段とを備えている。
管理センタ端末装置22は、コンピュータにより構成され、管理サーバ60を管理してカードシステム10を運営するシステム管理者の操作する端末装置であり、マウスやキーボード等の入力手段と、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示手段とを備えている。この管理センタ端末装置22は、管理サーバ60とともに管理センタ内に設置されている。なお、システム管理者は、サービス提供者のうちのいずれかでもよく、サービス提供者以外の第三者機関(サービス提供者のうちのいずれかから、カードシステム10の運営を依頼された者も含む。)でもよいが、ここでは第三者機関であるものとして説明を行う。
移動先端末装置30は、コンピュータにより構成され、カード識別情報読取手段31と、カード識別情報送信手段32と、サービス実施情報送信手段33とを含んで構成されている。この移動先端末装置30は、例えば、ユーザが来店する店舗内のレジスタの置かれた場所(いわゆるレジ)等に設置される。
カード識別情報読取手段31は、カードに記録されているカード識別情報を読み取る機器(ハードウェア)およびこの機器を制御するプログラムから構成されている。
カード識別情報送信手段32は、カード識別情報読取手段31により読み取ったカード識別情報を、サービス識別情報とともにネットワーク1を介して管理サーバ60に送信する処理を行うものである。
サービス実施情報送信手段33は、ユーザへのサービス提供に必要なサービス実施情報を、管理サーバ60からネットワーク1を介して送信されてきたユーザ識別情報とともにネットワーク1を介してサービス提供者サーバ90に送信する処理を行うものである。
確認用端末装置40は、コンピュータにより構成され、ユーザが自ら操作して自分の利用できる登録済のサービスを確認するための端末装置であり、カード識別情報読取手段41と、カード識別情報送信手段42とを含んで構成されている。この確認用端末装置40は、例えば、店舗の入口付近等のように、店舗内のレジスタの置かれた場所以外の場所に設置される。
カード識別情報読取手段41は、移動先端末装置30に設けられたカード識別情報読取手段31と同様なものであり、カードに記録されているカード識別情報を読み取る機器(ハードウェア)およびこの機器を制御するプログラムから構成されている。
カード識別情報送信手段42は、カード識別情報読取手段41により読み取ったカード識別情報を、ネットワーク1を介して管理サーバ60に送信する処理を行うものである。
携帯電話機50は、ユーザの携帯所持する携帯電話機(PHSも含む。)であり、カメラ51を備え、このカメラ51により撮像したカードの2次元バーコードを管理サーバ60に送信する機能を備えている。
管理サーバ60は、一台または複数台のコンピュータにより構成され、カードの使用を通じて行われる各種サービスの提供に必要な情報を管理するための処理を行う処理手段60Aと、この処理手段60Aに接続された利用サービス登録画面記憶手段80、利用サービス停止画面記憶手段81、識別情報対応関係テーブル82、ユーザ情報データベース83、およびサービス提供者情報データベース84とを含んで構成されている。
処理手段60Aは、利用サービス登録画面送信手段61と、利用サービス登録受付処理手段62と、利用サービス停止画面送信手段63と、利用サービス停止受付処理手段64と、識別情報変換手段65と、ユーザ識別情報送信手段66と、登録済サービス情報送信手段67と、2次元バーコード画像受信手段68と、解析手段69と、携帯電話用登録済サービス情報送信手段70と、カード紛失処理手段71と、再発行処理手段72とを含んで構成されている。
利用サービス登録画面送信手段61は、ユーザ端末装置20からのユーザの要求に応じ、利用サービス登録画面記憶手段80に記憶された利用サービス登録画面100(図5参照)を、ネットワーク1を介してユーザ端末装置20に送信する処理を行うものである。この利用サービス登録画面送信手段61は、ユーザ情報データベース83およびサービス提供者情報データベース84に記憶された情報に基づき、利用サービス登録画面100に表示する情報および保持させる情報を作成する構成とされている。この際、利用サービス登録画面送信手段61は、ユーザ情報データベース83からは、アクセスしてきたユーザが既に登録しているサービスの情報を把握し、サービス提供者情報データベース84からは、現在、カードシステム10を通じてユーザにサービスを提供することを前提として管理サーバ60に登録しているサービス提供者、すなわちユーザによる選択対象となり得るサービス提供者に関する情報(サービス提供者の名称、サービス内容の簡易説明、サービス内容の詳細を参照するためのリンク先であるサービス提供者のサイトのアドレス等)を把握する。なお、利用サービス登録画面100への表示情報および保持情報の作成のタイミングは、送信の都度でもよく、あるいは、例えばユーザ情報データベース83やサービス提供者情報データベース84の記憶情報に変化があった時点等に予め作成しておくものでもよい。
利用サービス登録受付処理手段62は、ユーザ端末装置20で利用サービス登録画面100(図5参照)を用いてユーザにより選択されてユーザ端末装置20からネットワーク1を介して送信されてくるサービスまたはサービス提供者の登録選択情報を受け付け、受け付けた登録選択情報をユーザ情報データベース83に記憶させる処理を行うものである。
利用サービス停止画面送信手段63は、ユーザ端末装置20からのユーザの要求に応じ、利用サービス停止画面記憶手段81に記憶された利用サービス停止画面120(図9参照)を、ネットワーク1を介してユーザ端末装置20に送信する処理を行うものである。この利用サービス停止画面送信手段63は、ユーザ情報データベース83に記憶された情報に基づき、利用サービス停止画面120に表示する情報を作成する構成とされている。なお、利用サービス停止画面120への表示情報の作成のタイミングは、送信の都度でもよく、あるいは、例えばユーザ情報データベース83の記憶情報に変化があった時点等に予め作成しておくものでもよい。
利用サービス停止受付処理手段64は、ユーザ端末装置20で利用サービス停止画面120(図9参照)を用いてユーザにより選択されてユーザ端末装置20からネットワーク1を介して送信されてくるサービスまたはサービス提供者の停止選択情報を受け付け、受け付けた停止選択情報をユーザ情報データベース83に記憶させる処理を行うものである。
識別情報変換手段65は、移動先端末装置30からネットワーク1を介して送信されてきたカード識別情報およびサービス識別情報に基づき、識別情報対応関係テーブル82を参照して、対応するユーザ識別情報を把握する処理を行うものである。
ユーザ識別情報送信手段66は、識別情報変換手段65により把握したユーザ識別情報を、ネットワーク1を介して移動先端末装置30に送信する処理を行うものである。
登録済サービス情報送信手段67は、確認用端末装置40からネットワーク1を介して送信されてきたカード識別情報に基づき、ユーザ情報データベース83を参照して、ユーザが利用できる登録済のサービスの情報を把握し、把握した情報をネットワーク1を介して確認用端末装置40に送信する処理を行うものである。
2次元バーコード画像受信手段68は、ユーザの携帯所持する携帯電話機50のカメラ51により撮像されて携帯電話機50からネットワーク1を介して送信されてきた2次元バーコードの画像を受信する処理を行うものである。
解析手段69は、2次元バーコード画像受信手段68により受信した2次元バーコードの画像を解析し、カード識別情報を把握する処理を行うものである。
携帯電話用登録済サービス情報送信手段70は、解析手段69による解析で得られたカード識別情報に基づき、ユーザ情報データベース83を参照して、ユーザが利用できる登録済のサービスの情報を把握し、把握した情報をネットワーク1を介して携帯電話機50に送信する処理を行うものである。
カード紛失処理手段71は、ユーザ端末装置20からのユーザの要求に応じ、カード紛失処理に用いる図示されないカード紛失処理画面(本実施形態では、WEB画面)を、ネットワーク1を介してユーザ端末装置20に送信するとともに、ユーザまたはシステム管理者によりカード紛失処理画面を用いて行われる必要事項の入力を受け付け、カード紛失処理を行うものである。
再発行処理手段72は、ユーザ端末装置20からのユーザの要求に応じ、再発行処理に用いる図示されない再発行処理画面(本実施形態では、WEB画面)を、ネットワーク1を介してユーザ端末装置20に送信するとともに、ユーザにより再発行処理画面を用いて行われる必要事項(サービス継続利用手続を円滑に行うことができるようにするために各サービス提供者によりユーザに対して付与された再発行コードを含む。)の入力を受け付け、再発行処理を行うものである。
利用サービス登録画面記憶手段80は、サービス提供者情報データベース84に登録されているサービス提供者およびそのサービス提供者が行っているサービスを一覧表示するとともに、この一覧表示中で利用したいサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者についてのユーザによる選択を受け付けるための利用サービス登録画面100(図5参照)を記憶するものである。この利用サービス登録画面100は、本実施形態では、WEB画面である。
利用サービス停止画面記憶手段81は、ユーザ情報データベース83に記憶された情報に基づきユーザが利用できる登録済のサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者を一覧表示するとともに、この一覧表示中で利用を停止したいサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者についてのユーザによる選択を受け付けるための利用サービス停止画面120(図9参照)を記憶するものである。この利用サービス停止画面120は、本実施形態では、WEB画面である。
識別情報対応関係テーブル82は、ユーザに対してサービス提供者が付与したユーザ識別情報と、サービスまたはサービス提供者を識別するサービス識別情報と、カードに記録されているカード識別情報との対応関係を記憶するものである。
ユーザ情報データベース83は、ユーザが利用できる登録済のサービスの情報を含むユーザに関する情報をユーザ毎に記憶するものである。このユーザ情報データベース83には、ユーザが利用できる登録済のサービス(またはそのサービスを提供するサービス提供者)の情報の他に、例えば、ユーザの名前、住所、電話番号、ファクシミリ番号、電子メールアドレス、パスワード、ユーザに対して発行されたカードのカード識別情報、ユーザに対してカード識別情報とは別途に管理サーバ60へのログイン用IDを付与する場合にはそのログイン用ID、カード(各サービスに共通)のステータスまたは個々のサービスのステータスを示すカード状況(有効・仮登録・停止・仮停止・紛失の別)、各サービスの有効年月日、各サービスの仮登録年月日、各サービスの停止年月日、各サービスの仮停止年月日、カードの紛失登録年月日、最終アクセス日付(管理センタ60への最終アクセス日付、および各サービスのそれぞれへの最終アクセス日付)等が記憶される。
サービス提供者情報データベース84は、サービス提供者に関する登録情報をサービス提供者毎に記憶するものである。このサービス提供者情報データベース84には、例えば、サービス提供者の名称、サービス内容の簡易説明、サービス内容の詳細を参照するためのリンク先であるサービス提供者のサイトのアドレス等が記憶される。
サービス提供者サーバ90は、一台または複数台のコンピュータにより構成され、サービス実施処理手段91と、利用ユーザ情報データベース92とを含んで構成されている。また、サービス提供者サーバ90は、サービス内容の詳細を説明するサービス内容詳細説明画面(本実施形態では、WEB画面)を記憶するサービス内容詳細説明画面記憶手段と、利用サービス登録画面100(図5参照)からのリンクによりサービス内容詳細説明画面記憶手段に記憶されたサービス内容詳細説明画面をユーザ端末装置20に送信するサービス内容詳細説明画面送信手段とを備えている。
サービス実施処理手段91は、移動先端末装置30からネットワーク1を介して送信されてきたサービス実施情報に基づき、サービスを実施する処理を行うものである。サービス実施情報とは、例えば、商品購入金額またはその金額に応じたポイント数等であり、サービスを実施する処理とは、例えば、商品購入金額に応じたポイント数を加算し、利用ユーザ情報データベース92に記憶させる処理等である。
利用ユーザ情報データベース92は、ユーザに対するサービス実施状況をユーザ毎に記憶するものである。サービス実施状況とは、例えば、蓄積ポイント数や最終アクセス日付等である。
そして、移動先端末装置30の各手段32,33、確認用端末装置40のカード識別情報送信手段42、管理サーバ60の処理手段60Aに含まれる各手段61〜72、並びにサービス提供者サーバ90のサービス実施処理手段91およびサービス内容詳細説明画面送信手段(不図示)は、移動先端末装置30、確認用端末装置40、管理サーバ60、サービス提供者サーバ90を構成する各コンピュータ本体(パーソナル・コンピュータのみならず、その上位機種のものも含む。)の内部に設けられた中央演算処理装置(CPU)、およびこのCPUの動作手順を規定する一つまたは複数のプログラムにより実現される。
また、管理サーバ60の各記憶手段80,81、識別情報対応関係テーブル82、各データベース83,84、並びにサービス提供者サーバ90の利用ユーザ情報データベース92およびサービス内容詳細説明画面記憶手段(不図示)は、例えばハードディスク等により好適に実現されるが、記憶容量やアクセス速度等に問題が生じない範囲であれば、ROM、EEPROM、フラッシュ・メモリ、RAM、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、FD、磁気テープ、あるいはこれらの組合せ等を採用してもよい。
このような本実施形態においては、以下のようにしてユーザに対し、カードシステム10を通じて各種のサービス提供が行われる。
図2において、ユーザに対してカードシステム10を通じてサービスの提供を行いたい各サービス提供者は、自己のサービス提供に関する情報について管理サーバ60への登録処理を行い、会員企業となる。なお、本発明では、例えば行政府等のような企業以外の者もサービス提供者になり得るが、本実施形態では、説明の便宜上、サービス提供者は企業のみであるものとする。
先ず、各サービス提供者の構成員(例えば、デパートAやクレジットカード会社Bの各担当者等)は、自社内に設置されたサービス提供者端末装置21を操作し、管理サーバ60のサービス提供者情報データベース84に、自社のサービス提供に関する情報を登録する手続を行う。また、これらの情報の登録は、管理センタのシステム管理者に入力代行を依頼し、システム管理者が管理センタ端末装置22を操作して行ってもよく、あるいは登録する情報の内容に応じ、サービス提供者端末装置21を操作して自ら登録を行うものと、管理センタのシステム管理者が管理センタ端末装置22を操作して代行入力するものとを分けてもよい。
次に、管理センタは、登録をしたサービス提供者またはそのサービス提供者が行うサービスに対し、それらのサービス提供者またはサービスを識別するためのサービス識別情報を付与する。サービス識別情報は、例えば、数字、アルファベットの大文字や小文字、各種記号、ギリシャ文字、漢字、ひらがな文字、かたかな文字、あるいはこれらの組合せ等により構成され、サービス提供者またはサービスを識別可能であれば桁数は任意である。例えば、管理センタは、デパートAまたはデパートAの行うサービスに対し、サービス識別情報として「aaa」を付与する。
なお、カードシステム10に新規参入するサービス提供者は、新規参入の時点で、管理サーバ60のサービス提供者情報データベース84に、自社のサービス提供に関する情報を登録することができるが、新規参入するサービス提供者による登録が行われた場合には、管理サーバ60は、各ユーザ(ユーザ情報データベース83に既に登録されているユーザ)に対し、選択対象となるサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者が増加した旨の連絡を、例えば電子メール等により行うことが好ましい。
図3において、各サービス提供者によるサービス提供を受けたいユーザ(ここでは、ユーザXとして説明を行う。)は、カードの発行処理を依頼する。本発明では、カードの発行は、サービス提供者のうちのいずれかが行ってもよく、サービス提供者以外の第三者機関(管理センタを含む。)が行ってもよいが、本実施形態では、サービス提供者のうちの一社であるデパートAがカードを発行するものとして説明を行う。
先ず、ユーザXは、カードの発行を依頼するため、利用申込書に必要事項を記入してデパートAに提出する。この利用申込書は、デパートAのサービスを利用する申込書であるが、別のサービス提供者(例えば、クレジットカード会社B等)によるサービスを利用する申込を併せて行うものでもよい。
次に、デパートAは、ユーザXから利用申込書を受け取ると、ユーザXに対し、カード識別情報が記録されたカード2を発行する。このカード2は、ICカードまたは磁気カードであり、表裏面の一方には、カード識別情報を示す2次元バーコード3が印刷されている。カード識別情報は、各カードに固有の情報(一人のユーザに対し、一枚のカードが発行されるので、各ユーザに固有の情報ともいえる。)であり、例えば、数字、アルファベットの大文字や小文字、各種記号、ギリシャ文字、漢字、ひらがな文字、かたかな文字、あるいはこれらの組合せ等により構成され、カードを識別可能であれば桁数は任意である。ここでは、ユーザXに対し、カード識別情報として「xxx」を記録したカード2を発行するものとする。また、デパートAは、カード2を発行したエンボス企業として、その名称がカード2の表裏面のうちの少なくとも一方の面に印刷される。なお、このようなエンボス企業を設けずに、管理センタがカードを発行する場合には、カードの表裏面は、例えば企業名が印刷されていない真っ白な状態としてもよい。
続いて、デパートAは、ユーザXに対し、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を付与する。ユーザ識別情報は、各ユーザに対し、各企業毎に独自に付与される識別情報であり、例えば、数字、アルファベットの大文字や小文字、各種記号、ギリシャ文字、漢字、ひらがな文字、かたかな文字、あるいはこれらの組合せ等により構成され、ユーザを識別可能であれば桁数は任意である。ここでは、デパートAは、ユーザXに対し、ユーザ識別情報として「ξξξ」を付与するものとする。なお、ユーザ識別情報は、カード識別情報と一致させてもよく、例えば、デパートAは、ユーザXに対し、ユーザ識別情報としてカード識別情報と同じ「xxx」を付与してもよい。
そして、デパートAの担当者は、自社内に設置されたサービス提供者端末装置21を操作し、管理サーバ60の識別情報対応関係テーブル82に、カード識別情報(例えば「xxx」等)と、サービス識別情報(例えば「aaa」等)と、ユーザ識別情報(例えば「ξξξ」等)との対応関係を登録する。また、ユーザ情報データベース83に、ユーザXについてのレコードを作成し、このユーザXのレコードに、ユーザXに対して発行したカードに記憶されたカード識別情報(例えば「xxx」等)と、ユーザXがデパートAのサービスを利用できるという情報(サービス識別情報「aaa」でもよい。)と、ユーザXがデパートAのサービスを利用できる期間を示す有効年月日と、ユーザの住所等とを含むユーザに関する情報を登録する。なお、これらの各情報についての識別情報対応関係テーブル82およびユーザ情報データベース83への登録は、管理センタのシステム管理者に依頼し、システム管理者が管理センタ端末装置22を操作して行ってもよい。
さらに、デパートAの担当者は、デパートAの管理するサービス提供者サーバ90の利用ユーザ情報データベース92に、ユーザXについてのレコードを作成し、このユーザXのレコードに、ユーザ識別情報(例えば「ξξξ」等)と、ユーザの住所等とを含むユーザに関する情報を登録する。
なお、利用申込書に、デパートA以外のサービス提供者(例えば、クレジットカード会社B等)によるサービスを利用する申込が記入されている場合には、その申込情報は、デパートAからデパートA以外のサービス提供者に伝達され、デパートA以外のサービス提供者は、デパートAと同様に、管理サーバ60の識別情報対応関係テーブル82およびユーザ情報データベース83への登録、並びに自己の管理するサービス提供者サーバ90の利用ユーザ情報データベース92への登録を行う。
図4において、ユーザは、カード発行依頼時にデパートAに提出した利用申込書で利用申込を行わなかったサービスの提供を受けたくなった場合には、利用したくなったサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者の追加登録を行う。
先ず、ユーザは、ユーザ端末装置20を操作し、管理サーバ60にログインする(ステップS1)。この際、ユーザは、ユーザ端末装置20に設けられた図示されないカード識別情報読取手段によりカードに記録されたカード識別情報を読み取り、このカード識別情報を用いてログインしてもよく、あるいはカード発行に伴って、カード識別情報とは別途にユーザに対して管理センタから付与されたログイン用IDおよび自己の指定したパスワード(利用申込書で指定)を使ってログインしてもよい。
次に、ユーザが、ユーザ端末装置20でサービス提供者一覧の照会を行うと(ステップS2)、照会要求信号がユーザ端末装置20からネットワーク1を介して管理サーバ60に送信される。管理サーバ60では、照会要求信号を受信すると、利用サービス登録画面送信手段61により、利用サービス登録画面記憶手段80に記憶された利用サービス登録画面をネットワーク1を介してユーザ端末装置20に送信する(ステップS3)。すると、ユーザ端末装置20の画面上には、図5に示すような利用サービス登録画面100が表示される(ステップS4)。
図5において、利用サービス登録画面100には、既に登録済のサービスを表示する既登録サービス表示部101と、追加登録できるサービスを表示する追加登録可能サービス表示部102と、利用するサービスを追加登録するための「利用サービス追加登録」ボタン103と、利用するサービスの追加登録処理をキャンセルして元の画面に戻る「キャンセル」ボタン104とが設けられている。
既登録サービス表示部101は、企業名(サービス提供者の名称)、サービス種別(サービスの簡単な説明)、サービスの有効年月日の各表示欄105,106,107により構成されている。追加登録可能サービス表示部102は、追加登録したいサービスにチェックを入れるチェックボックス108を有するチェック欄109と、企業名(サービス提供者の名称)、サービス種別(サービスの簡単な説明)の各表示欄110,111と、サービス内容の詳細な説明を参照したい場合にクリックする「詳細」ボタン112を有するサービス内容詳細表示要求欄113とにより構成されている。なお、既登録サービス表示部101の表示情報は、ユーザ情報データベース83に基づくものであり、追加登録可能サービス表示部102の表示情報は、サービス提供者情報データベース84に基づくものである。
ユーザが、図5の画面100の追加登録可能サービス表示部102において、追加登録したい一つまたは複数のサービスを選択してその行のチェックボックス108にチェックを入れてから(図4のステップS5)、「利用サービス追加登録」ボタン103をクリックすると、利用サービスの登録選択情報がユーザ端末装置20からネットワーク1を介して管理サーバ60に送信される(ステップS6)。ここでは、ガソリンスタンドFのサービスf、およびファミリーレストランJのサービスjを選択するものとする。
なお、ユーザは、「利用サービス追加登録」ボタン103をクリックする前に、サービス内容の詳細が知りたい場合には、該当するサービスの「詳細」ボタン112をクリックすればよい。「詳細」ボタン112をクリックすると、該当するサービスを提供するサービス提供者の運営するサイトにリンクが張られているので、サービス提供者サーバ90からネットワーク1を介してユーザ端末装置20にサービス内容詳細説明画面(不図示)が送信される。
管理サーバ60では、利用サービスの登録選択情報を受信すると、利用サービス登録受付処理手段62により、受信した登録選択情報に基づき、ユーザ情報データベース83への利用サービスの仮登録を行う(ステップS7)。
続いて、管理センタでは、追加登録対象として選択されたサービス提供者が自社のサービスについてユーザ登録を行うに際し、審査を必要としているか否かを判断し(ステップS8)、審査を必要としていると判断した場合には、管理センタからユーザへサービスの利用申込書を送付する(ステップS9)。そして、ユーザは、利用申込書に必要事項(カード識別情報を含む。)を記入した後(記入必要事項の一部については、管理センタで予め機械印字するようにしてもよい。)、これをサービス提供者に直接に送付するか、あるいは管理センタを介してサービス提供者に送付する(ステップS10)。サービス提供者は、ユーザから利用申込書を受け取ると、その記入内容を参照し、自社のサービス提供を行うことができるユーザであるか否かの審査を行う(ステップS11)。なお、審査が必要な場合とは、例えば、サービス提供者がクレジットカード会社Bの場合等である。
一方、ステップS8で、審査を必要としていないと判断した場合には、管理センタは、ユーザに利用申込書を送付することなく、ユーザ情報データベース83に記憶されたユーザ情報(カード識別情報を含む。)をサービス提供者に送付する(ステップS12)。なお、書類による送付ではなく、管理センタのシステム管理者が、管理センタ端末装置22を操作し、電子メール等によりネットワーク1を介してサービス提供者端末装置21にユーザ情報データベース83に記憶されたユーザ情報を送信してもよく、あるいは管理サーバ60が、利用サービス登録受付処理手段62により利用サービスの仮登録を行った後に、自動的に電子メール等によりネットワーク1を介してサービス提供者端末装置21にユーザ情報データベース83に記憶されたユーザ情報を送信してもよい。
その後、サービス提供者(ここでは、ガソリンスタンドFおよびファミリーレストランJ)は、自社のサービスを利用したいユーザに関する情報を受け取ると、このユーザに対し、ユーザ識別情報を付与し、ユーザ登録処理を行う(ステップS13)。このユーザ登録処理は、サービス提供者の構成員(ここでは、ガソリンスタンドFおよびファミリーレストランJの各社員)が、サービス提供者端末装置21を操作し、サービス提供者サーバ90(ここでは、ガソリンスタンドFおよびファミリーレストランJの管理する各サービス提供者サーバ90)の利用ユーザ情報データベース92に、新規ユーザ(そのサービス提供者にとっての新規ユーザ)についてのレコードを作成し、このレコードに、ユーザ識別情報と、有効年月日と、ユーザの住所等とを含むユーザに関する情報を登録する処理である。
また、サービス提供者の構成員は、サービス提供者端末装置21を操作し、ネットワーク1を介して管理サーバ60に、カード識別情報と、サービス識別情報と、ユーザ識別情報とを送信し(ステップS14)、これらの識別情報の対応関係を、識別情報対応関係テーブル82に登録する(ステップS15)。また、サービス提供者の構成員は、サービス提供者端末装置21を操作し、ネットワーク1を介して管理サーバ60に、対象ユーザのカード識別情報と、このユーザが自社のサービスを利用できるという情報(サービス識別情報でもよい。)と、自社のサービスを利用できる期間を示す有効年月日とを含むユーザに関する情報を送信し(ステップS14)、これらの情報を、ユーザ情報データベース83の対象ユーザのレコードに登録する(ステップS15)。なお、これらの各情報についての識別情報対応関係テーブル82およびユーザ情報データベース83への登録は、管理センタのシステム管理者に依頼し、システム管理者が管理センタ端末装置22を操作して行ってもよい。
それから、登録を完了した旨の報告が電子メール等により管理サーバ60からネットワーク1を介して送信され(ステップS16)、ユーザは、ユーザ端末装置20で、この登録完了報告を確認する(ステップS17)。
図6および図7において、ユーザは、デパートAにより発行されたカードを携帯所持し、各地の移動先でカードを使用して各種のサービスの提供を受ける。この際には、次のようにしてサービス処理が行われる。ここでは、ユーザXがデパートAの店舗に行った場合と、ユーザYが空港内の航空会社Cのエリアに行った場合との説明を行う。
先ず、ユーザXは、デパートAの店舗に行った場合において、そのデパートAのサービスを利用できるか否かについて記憶が曖昧な場合等には、例えば店舗の入口付近等に設置された確認用端末装置40を用いて確認作業を行うことができる。この際には、図7に示すように、ユーザXは、確認用端末装置40に自己のカードを自ら挿入し、確認用端末装置40を自ら操作する。すると、カード識別情報読取手段41により、カードからカード識別情報が読み取られ、読み取られたカード識別情報(ここでは、「xxx」とする。)は、カード識別情報送信手段42により、ネットワーク1を介して管理サーバ60に送信される。なお、カード識別情報の読取時のユーザの作業は、カードの挿入という形態に限定されるものではなく、例えば、カードをリーダにかざす等の形態でもよい。管理サーバ60では、カード識別情報「xxx」を受信すると、登録済サービス情報送信手段67により、カード識別情報「xxx」に基づき、ユーザ情報データベース83を参照して、ユーザXが利用できる登録済のサービスの情報を把握し、把握した情報をネットワーク1を介して確認用端末装置40に送信する。確認用端末装置40では、登録済のサービスの情報を受信したら、これを画面表示し、ユーザに参照させる。
また、ユーザX,Yは、自己の携帯電話機50のカメラ51を用い、カードに印刷された2次元バーコードを撮像することにより、登録済のサービスの情報を確認してもよい。
次に、ユーザXは、購入する商品を選んだ後、デパートAの店舗内のレジにいる店員に、自己のカードを提示する。カードを提示された店員は、レジに設置されているデパートAの管理する移動先端末装置30にカードを挿入し、あるいはかざす等の作業を行う。一方、ユーザYは、空港内の航空会社Cのエリアに設置された航空会社Cの管理する移動先端末装置30にカードを挿入し、あるいはかざす等の作業を行う。
すると、カード識別情報読取手段31により、カードからカード識別情報が読み取られ(図6のステップS31)、読み取られたカード識別情報は、カード識別情報送信手段32により、サービス識別情報とともにネットワーク1を介して管理サーバ60に送信される(ステップS32)。なお、サービス識別情報は、移動先端末装置30に予め記憶されている。例えば、ユーザXについては、ユーザXのカード識別情報「xxx」と、デパートAのサービスaを示すサービス識別情報「aaa」とが、管理サーバ60に送信され、ユーザYについては、ユーザYのカード識別情報「yyy」と、航空会社Cのサービスcを示すサービス識別情報「ccc」とが、管理サーバ60に送信される(図7参照)。
管理サーバ60は、移動先端末装置30から送信されてくるカード識別情報およびサービス識別情報を受信すると、ユーザ情報データベース83を参照して、利用サービスの登録の有無(ここでは、デパートAのサービスaが、ユーザXの利用できるサービスとして登録されているか否か、あるいは航空会社Cのサービスcが、ユーザYの利用できるサービスとして登録されているか否か)、およびカード紛失の有無について確認処理を行う(ステップS33)。
さらに、管理サーバ60は、識別情報変換手段65により、カード識別情報およびサービス識別情報に基づき、識別情報対応関係テーブル82を参照し、対象サービスについて、対応するユーザ識別情報を把握した後(ステップS34)、把握したユーザ識別情報を、ユーザ識別情報送信手段66により、ネットワーク1を介して移動先端末装置30に送信する(ステップS35)。例えば、ユーザXについては、カード識別情報「xxx」およびサービス識別情報「aaa」に基づき、デパートAがユーザXに付与したユーザ識別情報「ξξξ」が把握され、移動先端末装置30に送信され、ユーザYについては、カード識別情報「yyy」およびサービス識別情報「ccc」に基づき、航空会社CがユーザYに付与したユーザ識別情報「φφφ」が把握され、移動先端末装置30に送信される(図7参照)。
なお、ユーザ識別情報送信手段66は、ユーザ識別情報とともに、最終アクセス日付、およびカード状況を示すステータス(例えば、カード紛失状態等)も移動先端末装置30に送信する。また、利用サービスの登録が行われておらず、対象サービスを利用できない場合には、その旨の情報を移動先端末装置30に送信する。
それから、管理サーバ60は、ユーザ情報データベース83に記憶された最終アクセス日付を更新する(ステップS36)。
続いて、移動先端末装置30では、ユーザ識別情報を受信した後、サービス実施情報またはサービス実施情報の作成の基になる情報の入力が行われる(ステップS37)。例えば、ユーザXについては、デパートAの店舗でユーザXが購入した商品の金額が、レジにいる店員により入力され、ユーザYについては、航空券の予約番号等がユーザYにより入力される。なお、サービス実施情報の作成の基になる情報が入力された場合には、移動先端末装置30がサービス実施情報を作成する処理を行う。例えば、商品の購入金額自体ではなく、その金額に応じたポイント数をサービス実施情報とする場合には、移動先端末装置30が購入金額からポイント数への換算処理を行う。
そして、サービス実施情報送信手段33により、サービス実施情報を、管理サーバ60から受信したユーザ識別情報とともに、ネットワーク1を介してサービス提供サーバ90に送信する(ステップS38)。
サービス提供サーバ90では、サービス実施情報およびユーザ識別情報を受信すると、サービス実施処理手段91により、これらの受信した情報に基づきサービス実施処理が行われ、利用ユーザ情報データベース92にサービス実施処理結果が記憶される(ステップS39)。例えば、ユーザXについては、サービス実施情報としての商品購入金額またはその金額に応じたポイント数と、ユーザ識別情報「ξξξ」とに基づき、サービス実施処理として、ポイントの加算処理が行われ、加算して得られた蓄積ポイント数が、デパートAの管理するサービス提供サーバ90の利用ユーザ情報データベース92に記憶される。また、ユーザYについては、サービス実施情報としての予約番号等と、ユーザ識別情報「φφφ」とに基づき、サービス実施処理として、航空券の発券手続若しくは搭乗手続およびマイレージ(飛行距離)の加算処理が行われ、加算して得られたマイレージ数が、航空会社Cの管理するサービス提供サーバ90の利用ユーザ情報データベース92に記憶されるとともに、サービス提供サーバ90の乗客名簿への登録処理が行われる。
なお、ユーザXが、デパートAのレジで商品の購入代金を支払うにあたって、クレジットカード会社Bのサービスbを利用する場合には、次のような処理が行われる。すなわち、レジにいる店員は、ユーザXのクレジット機能の使用意思(クレジットカード会社Bのサービスbを利用するという意思)を受けて、移動先端末装置30を操作する。すると、デパートAのサービスaについて行われたステップS32の処理の場合と同様に、カード識別情報送信手段32により、ユーザXについてのカード識別情報「xxx」が、クレジットカード会社Bのサービスbを示すサービス識別情報「bbb」とともに、ネットワーク1を介して管理サーバ60に送信される(図7参照)。この際、サービス識別情報「bbb」は、レジにいる店員が、ユーザXのクレジット機能の使用意思を受けて行った操作に基づき決定されたものである。
そして、デパートAのサービスaについて行われたステップS33〜S36の処理の場合と同様な処理が、クレジットカード会社Bのサービスbについても行われる。例えば、識別情報変換手段65により、カード識別情報「xxx」およびサービス識別情報「bbb」に基づき、クレジットカード会社BがユーザXに付与したユーザ識別情報「ααα」が把握され、このユーザ識別情報「ααα」が、ユーザ識別情報送信手段66により、移動先端末装置30に送信される(図7参照)。なお、デパートAのサービスaについて行われるステップS32〜S36の処理と、クレジットカード会社Bのサービスbについて行われるステップS32〜S36の処理とは、別々に順番に行ってもよく、あるいは同時に処理してもよい。
さらに、デパートAのサービスaについて行われたステップS37〜S39の処理の場合と同様な処理が、クレジットカード会社Bのサービスbについても行われる。例えば、サービス実施情報としての商品購入金額と、ユーザ識別情報「ααα」とに基づき、サービス実施処理として、クレジットカード払いに関する一連の処理およびクレジット金額に応じたポイントの加算処理が行われ、クレジット金額や、加算して得られた蓄積ポイント数が、クレジットカード会社Bの管理するサービス提供サーバ90の利用ユーザ情報データベース92に記憶される(図7参照)。
また、例えば、銀行のキャッシュカードとしての機能を発揮させる場合等のように、サービスの種類によっては、ステップS37において、あるいはステップS31の処理後に、ユーザに暗証番号を入力させるようにしてもよく、この場合には、ステップS38において、サービス実施情報送信手段33により、サービス実施情報およびユーザ識別情報とともに、暗証番号もネットワーク1を介してサービス提供サーバ90に送信する。
図8において、ユーザは、登録済サービスのうち利用を停止したいサービスがある場合には、そのサービスの利用停止処理を行う。
先ず、ユーザは、ユーザ端末装置20を操作し、管理サーバ60にログインする(ステップS51)。この際、ユーザは、ユーザ端末装置20に設けられた図示されないカード識別情報読取手段によりカードに記録されたカード識別情報を読み取り、このカード識別情報を用いてログインしてもよく、あるいはカード発行に伴って、カード識別情報とは別途にユーザに対して管理センタから付与されたログイン用IDおよび自己の指定したパスワード(利用申込書で指定)を使ってログインしてもよい。
次に、ユーザが、ユーザ端末装置20で登録済サービス一覧の照会を行うと(ステップS52)、照会要求信号がユーザ端末装置20からネットワーク1を介して管理サーバ60に送信される。管理サーバ60では、照会要求信号を受信すると、利用サービス停止画面送信手段63により、利用サービス停止画面記憶手段81に記憶された利用サービス停止画面をネットワーク1を介してユーザ端末装置20に送信する(ステップS53)。すると、ユーザ端末装置20の画面上には、図9に示すような利用サービス停止画面120が表示される(ステップS54)。
図9において、利用サービス停止画面120には、登録済サービスを表示する登録済サービス表示部121と、サービスの利用を停止するための「サービス停止」ボタン122と、サービスの利用停止処理をキャンセルして元の画面に戻る「キャンセル」ボタン123とが設けられている。
登録済サービス表示部121は、利用を停止したいサービスにチェックを入れるチェックボックス124を有するチェック欄125と、企業名(サービス提供者の名称)、サービス種別(サービスの簡単な説明)、サービスの有効年月日の各表示欄126,127,128とにより構成されている。なお、登録済サービス表示部121の表示情報は、ユーザ情報データベース83に基づくものである。
ユーザが、図9の画面120の登録済サービス表示部121において、利用を停止したい一つまたは複数のサービスを選択してその行のチェックボックス124にチェックを入れてから(図8のステップS55)、「サービス停止」ボタン122をクリックすると、利用サービスの停止選択情報がユーザ端末装置20からネットワーク1を介して管理サーバ60に送信される(ステップS56)。ここでは、航空会社Cのサービスcを選択するものとする。
管理サーバ60では、利用サービスの停止選択情報を受信すると、利用サービス停止受付処理手段64により、受信した停止選択情報に基づき、ユーザ情報データベース83への利用サービスの仮停止処理を行う(ステップS57)。この仮停止処理は、ユーザ情報データベース83の対象ユーザのレコードに、利用停止対象のサービス(ここでは、航空会社Cのサービスc)について「仮停止」のフラグを立てる処理である。
続いて、管理センタでは、利用停止対象として選択されたサービスを行うサービス提供者がサービス提供の停止手続を行うに際し、確認作業を必要としているか否かを判断し(ステップS58)、確認作業を必要としていると判断した場合には、管理センタからユーザへサービスの停止申込書を送付する(ステップS59)。そして、ユーザは、停止申込書に必要事項(カード識別情報を含む。)を記入した後(記入必要事項の一部については、管理センタで予め機械印字するようにしてもよい。)、これをサービス提供者に直接に送付するか、あるいは管理センタを介してサービス提供者に送付する(ステップS60)。サービス提供者は、ユーザから停止申込書を受け取ると、その記入内容を参照し、自社のサービス提供を停止して良いか否かの確認作業を行う(ステップS61)。
一方、ステップS58で、確認作業を必要としていないと判断した場合には、管理センタは、ユーザに停止申込書を送付することなく、ユーザ情報データベース83に記憶されたユーザ情報(カード識別情報を含む。)をサービス提供者に送付する(ステップS62)。なお、書類による送付ではなく、管理センタのシステム管理者が、管理センタ端末装置22を操作し、電子メール等によりネットワーク1を介してサービス提供者端末装置21にユーザ情報データベース83に記憶されたユーザ情報を送信してもよく、あるいは管理サーバ60が、利用サービス停止受付処理手段64により利用サービスの仮停止処理を行った後に、自動的に電子メール等によりネットワーク1を介してサービス提供者端末装置21にユーザ情報データベース83に記憶されたユーザ情報を送信してもよい。
その後、サービス提供者(ここでは、航空会社C)は、自社のサービスの利用を停止したいユーザに関する情報を受け取ると、このユーザに対するサービス提供の停止手続を行う(ステップS63)。この停止手続は、サービス提供者の構成員(ここでは、航空会社Cの社員)が、サービス提供者端末装置21を操作し、自社(ここでは、航空会社C)の管理するサービス提供者サーバ90の利用ユーザ情報データベース92の対象ユーザについてのレコードに、「停止」のフラグを立てる処理である。
また、サービス提供者の構成員は、サービス提供者端末装置21を操作し、ネットワーク1を介して管理サーバ60に、対象ユーザのカード識別情報と、自社のサービス(ここでは、航空会社Cのサービスc)について停止手続を行った停止年月日とを含むユーザに関する情報を送信し(ステップS64)、ユーザ情報データベース83の対象ユーザのレコードに、航空会社Cのサービスcについて「停止」のフラグを立て、サービスcの停止年月日を登録する(ステップS65)。なお、ユーザ情報データベース83への停止手続は、管理センタのシステム管理者に依頼し、システム管理者が管理センタ端末装置22を操作して行ってもよい。
それから、停止処理を完了した旨の報告が電子メール等により管理サーバ60からネットワーク1を介して送信され(ステップS66)、ユーザは、ユーザ端末装置20で、この停止処理完了報告を確認する(ステップS67)。
また、ユーザは、カードを紛失した際には、カード紛失処理を行う。先ず、ユーザは、ユーザ端末装置20を操作し、カードに記録されたカード識別情報またはログイン用IDを用いて管理サーバ60にログインし、カード紛失処理手段71により管理サーバ60からネットワーク1を介して送信されてくるカード紛失処理画面(不図示)を用いて必要事項を入力するか、あるいは管理センタに電話で連絡し、管理センタのシステム管理者に必要事項を伝えてカード紛失処理を依頼する。システム管理者は、管理センタ端末装置22を操作してユーザから伝えられた必要事項を入力する。そして、管理サーバ60では、カード紛失処理手段71により、ユーザまたはシステム管理者による必要事項の入力を受け付け、カード紛失処理を行う。このカード紛失処理手段71によるカード紛失処理は、ユーザ情報データベース83の対象ユーザのレコードに「紛失」のフラグを立てるとともに、カードの紛失登録年月日を登録する処理である。ユーザ情報データベース83に、「紛失」のフラグが立てられると、紛失したカードは使用できなくなり、そのカードでは何れのサービスの提供も受けることができなくなる。
その後、管理センタから各サービス提供者にカード紛失の旨が、紛失カードのカード識別情報および各社のユーザ識別情報(識別情報対応関係テーブル82により把握される。)とともに連絡される。この連絡は、システム管理者が管理センタ端末装置22を操作し、電子メール等をネットワーク1を介して各サービス提供者に送信することにより行ってもよく、管理サーバ60が電子メール等をネットワーク1を介して各サービス提供者に自動的に送信することにより行ってもよく、あるいはシステム管理者が各サービス提供者に電話で連絡してもよい。そして、カード紛失の旨の連絡を受けた各サービス提供者は、自社の管理するサービス提供者サーバ90の利用ユーザ情報データベース92の対象ユーザのレコードに「紛失」のフラグを立てるとともに、ユーザ自身により行われる後述する再発行処理において、ユーザが自社のサービスの利用を継続する場合に、そのサービス継続利用手続を円滑に行うことができるようにするための再発行コードをユーザに対して付与し、この再発行コードをユーザに電子メール等で連絡する。
また、カード紛失の旨の連絡を受けた各サービス提供者のうちカード発行企業(ここでは、デパートA)は、カードを紛失したユーザに対し、新しいカード識別情報が記録された新しいカードを発行し、送付する作業を行う。なお、管理センタがカード発行者である場合には、管理センタが新しいカード識別情報が記録された新しいカードを発行し、ユーザに送付する。
なお、ユーザは、カードを紛失した際に、全てのサービスの利用を停止する完全停止処理を行ってもよく、この場合には、前述した図8を用いて説明した利用サービスの停止処理に相当する処理が、全てのサービスについて行われる。つまり、図9の利用サービス停止画面120において、全てのチェックボックス124にチェックを入れ、全てのサービスの利用を停止する処理と同様な処理が行われる。
それから、新しいカード識別情報が記録された新しいカードを受け取ったユーザは、再発行処理を行う。先ず、ユーザは、ユーザ端末装置20を操作し、新しいカードに記録された新しいカード識別情報またはログイン用IDを用いて管理サーバ60にログインし、再発行処理手段72により管理サーバ60からネットワーク1を介して送信されてくる再発行処理画面(不図示)を用いて必要事項を入力する。この際、ユーザは、各サービス提供者によるサービスの利用を継続する場合には、そのサービス提供者から付与された再発行コードを入力する。なお、カード発行者であるサービス提供者(ここでは、デパートA)によるサービスの利用を継続することは前提となるので、カード発行者であるサービス提供者によるサービスについては、ユーザへの再発行コードの付与処理およびユーザによる再発行コードの入力処理は、行われないようにしてもよい。
そして、ユーザにより再発行処理画面(不図示)を用いて入力された必要事項は、ネットワーク1を介して管理サーバ60に送信される。管理サーバ60では、再発行処理手段72により、これを受信し、識別情報対応関係テーブル82およびユーザ情報データベース83に記憶された紛失カードのカード識別情報を、新しいカードに記録された新しいカード識別情報にそれぞれ変更する処理を行うとともに、ユーザ情報データベース83の対象ユーザのレコードの「紛失」のフラグを「有効」のフラグに変更する。また、再発行処理手段72により、ネットワーク1を介して各サービス提供者サーバ90に、各社のユーザ識別情報(識別情報対応関係テーブル82により把握される。)および再発行コードを送信する。
各サービス提供者サーバ90では、管理サーバ60からネットワーク1を介して送信されてきた各社のユーザ識別情報および再発行コードを受信すると、利用ユーザ情報データベース92の対象ユーザのレコードの「紛失」のフラグを「有効」のフラグに変更する。以上により、カードを紛失したユーザは、新しいカードを使用して、継続利用手続を行った各サービスの提供を受けることができる。
このような本実施形態によれば、次のような効果がある。すなわち、ユーザが携帯所持するカードには、カード識別情報が記録され、管理サーバ60には、識別情報変換手段65および識別情報対応関係テーブル82が設けられているので、カード識別情報を移動先端末装置30で読み取り、これを管理サーバ60に送信して各社のユーザ識別情報に変換することができる。このため、一枚のカードに複数のユーザ識別情報が記録されている場合と同様に、一枚のカードで複数のサービス提供に関する処理を行うことができる。
従って、一枚のカードに複数の機能を持たせることができ、ユーザは、複数のサービスの提供を受けるために複数のカードを携帯所持する必要はなくなるので、従来のようなカードケース内でカードが嵩張る、カードケースから目的のカードを取り出すのに時間がかかる等の不都合を解消することができる。このため、ユーザにとって、使い勝手のよい多機能カードを実現できる。
また、各サービス提供者にとっては、ユーザへのサービス提供を行うにあたり、それぞれ個別にカードを発行する必要がなくなるので、カードの製造コストを削減でき、広告宣伝費の低減を図ることができる。つまり、あるサービス提供者(例えば、デパートA)または管理センタがカードを発行すれば、他のサービス提供者は、カードを発行する必要はないので、カード発行に要する費用を負担せずに済むか、あるいは複数のサービス提供者でカード発行に要する費用を分担することができる。
さらに、管理サーバ60は、利用サービス登録画面記憶手段80と、利用サービス登録画面送信手段61と、利用サービス登録受付処理手段62とを備えているので、ユーザは、自己の操作するユーザ端末装置20で、利用サービス登録画面100(図5参照)を用いて、利用したいサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者を選択して登録することができる。このため、カードの再発行やカードに記録された情報の書替えを行うことなく、カードの機能を容易に追加することができ、ユーザは、自己のカードを自ら育てていくことができる。
そして、管理サーバ60は、利用サービス停止画面記憶手段81と、利用サービス停止画面送信手段63と、利用サービス停止受付処理手段64とを備えているので、ユーザは、自己の操作するユーザ端末装置20で、利用サービス停止画面120(図9参照)を用いて、利用を停止したいサービスまたはそのサービスを行っているサービス提供者を選択して停止処理を行うことができる。このため、カードの再発行やカードに記録された情報の書替えを行うことなく、カードの機能を容易に削除することができる。
また、管理サーバ60は、カード紛失処理手段71を備えているので、ユーザは、管理センタにカード紛失の旨を連絡するだけで、全てのサービスについてのカード紛失処理を一括して行うことができる。このため、カード紛失処理を行うにあたり、従来生じていたような複数のカードをカードケースごと全て紛失した場合に各カードの発行会社に個別に紛失届けを出さなければならないという不都合を解消することができ、ユーザにとって、より一層使い勝手のよい多機能カードを実現できる。
さらに、管理サーバ60は、再発行処理手段72を備えているので、各サービス提供者によるサービスについての継続利用手続を容易に行うことができ、この点でもユーザにとって、使い勝手のよい多機能カードを実現できる。
そして、移動先端末装置30には、サービス実施情報送信手段33が設けられ、各サービス提供者サーバ90には、サービス実施処理手段91が設けられているので、カード識別情報を換算して把握したユーザ識別情報を用いて、各サービス提供者によるサービス提供を円滑に実施することができる。
また、管理サーバ60は、サービス提供者情報データベース84を備えているので、サービス提供者は、このサービス提供者情報データベース84に自己の行うサービス提供に関する情報を登録することにより、本カードシステム10の構成員になって、ユーザによる選択対象になることができる。このため、サービス提供者は、本カードシステム10への後発的な参加登録手続をいつでも容易に行うことができる。
さらに、カードシステム10は、確認用端末装置40を備え、管理サーバ60は、登録済サービス情報送信手段67を備えているので、ユーザは、移動先端末装置30の設置されているレジに行く前に、例えば店舗の入口付近等に設置された確認用端末装置40を操作し、自分の利用できる登録済のサービスを自ら確認することができる。このため、例えば、訪れた店舗を経営するサービス提供者のサービス(例えば、デパートAのサービスa)を自分が利用できるものと勘違いして、店舗内で、購入したい商品を時間をかけて選び、レジの前の長蛇の列に並び、いざ会計のときに移動先端末装置30でカードからカード識別情報を読み取ってみて初めて、実はその店舗で買い物をしてもポイントにならないということに気づく、あるいは恥ずかしい思いをする等の事態を回避することができる。また、ある店舗に入った場合において、その店舗を経営するサービス提供者のサービス(例えば、デパートAのサービスa)を利用できるか否かについて記憶が無い場合、あるいはいずれの会社のクレジットカード機能を使えるのかについて記憶が無い場合等にも、確認用端末装置40を操作し、これらの事をレジに行く前に、あるいは商品選びを行う前に確認することができる。
そして、管理サーバ60は、2次元バーコード画像受信手段68と、解析手段69と、携帯電話機用登録済サービス情報送信手段70とを備えているので、携帯電話機50のカメラ51でカードに付された2次元バーコード3(図3参照)を写すことにより、自分の利用できる登録済のサービスの情報を確認することができる。このため、ユーザは、移動先において、カード識別情報読取手段が無くても、自分の利用できる登録済のサービスの情報を容易に確認することができるので、前述した確認用端末装置40で自分の利用できる登録済のサービスの情報を確認する場合と同様に、思い違いによる無駄な行動の回避や、サービスを利用できるか否かについて記憶が無い場合における確認作業を行うことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形等は本発明に含まれるものである。
すなわち、前記実施形態のカードシステム10では、ユーザ識別情報送信手段66は、識別情報変換手段65により把握したユーザ識別情報を移動先端末装置30に送信する構成とされていたが、図10のカードシステム200に示すように、管理サーバ260のユーザ識別情報送信手段266は、識別情報変換手段265により把握したユーザ識別情報を移動先端末装置230に送信するのではなく、サービス実施情報とともにサービス提供者サーバ290に直接に送信する構成としてもよい。
このような構成とした場合においては、前記実施形態の図7に対応させて説明すると、次のようなサービス処理が行われる。図10において、先ず、ユーザXは、デパートAの店舗のレジにおいて、カード識別情報「xxx」が記録されたカードを、デパートAの店員に提示する。次に、店員は、提示されたカードを移動先端末装置230に挿入し、あるいは、かざす等することにより、カード識別情報「xxx」を移動先端末装置230に読み取らせる。そして、移動先端末装置230では、カード識別情報送信手段232により、読み取ったカード識別情報「xxx」を、サービス識別情報「aaa」およびサービス実施情報(商品購入金額またはその金額に応じたポイント数等)とともにネットワークを介して管理サーバ260に送信する。
続いて、管理サーバ260では、識別情報変換手段265により、識別情報対応関係テーブル282を用いてユーザ識別情報「ξξξ」を把握した後、この把握したユーザ識別情報「ξξξ」を、ユーザ識別情報送信手段266により、移動先端末装置230からネットワークを介して送信されてきたサービス実施情報とともにネットワークを介してデパートAの管理するサービス提供者サーバ290に送信する。そして、サービス提供者サーバ290では、ユーザ識別情報「ξξξ」およびサービス実施情報に基づき、サービスの実施処理を行う。
また、前記実施形態では、サービス提供者のうちの一社であるデパートAがカード発行者となっていたが、この場合、デパートAが、カード発行に要する費用を全て負担してもよく、あるいは、デパートAが、カード発行に要する費用を初期負担し、ユーザによりデパートA以外のサービス提供者が追加登録された段階またはその追加登録されたサービス提供者によるサービスがユーザにより利用された段階で、そのサービス提供者から初期負担した費用の一部を回収するようにしてもよい。さらに、管理センタがカードを発行する場合には、カード発行に要する費用をユーザに負担させてもよく、あるいは管理センタが初期負担し、その後、サービス提供者が追加登録された段階またはその追加登録されたサービス提供者によるサービスがユーザにより利用された段階で、そのサービス提供者から初期負担した費用の一部(そのサービス提供者によるサービスがユーザにより利用される頻度に応じて、そのサービス提供者の負担割合を定めてもよい。)を回収するようにしてもよい。
以上のように、本発明のカードシステム、管理サーバ、およびプログラムは、例えば、デパート、家電製品等の量販店、クレジットカード会社、銀行、証券会社、ガソリンスタンド、航空会社、チケット販売業者、レストラン、町内会、大学や高校等の校友会、行政府等の各種のサービス提供者がユーザに対してサービスを提供するにあたり、これらのサービス提供者が通常個別に発行する各種カードの機能を一枚のマルチファンクカードにまとめ、このマルチファンクションカードの使用を通じてユーザにサービスを提供するシステムを構築する場合に用いるのに適している。
本発明の一実施形態のカードシステムの全体構成図。 前記実施形態のサービス提供者の登録処理の流れを示す説明図。 前記実施形態のカードの発行処理の流れを示す説明図。 前記実施形態のユーザによる利用サービスの追加登録処理の流れを示すフローチャートの図。 前記実施形態のユーザによる利用サービスの追加登録処理で用いられる利用サービス登録画面の例示図。 前記実施形態のサービス処理の流れを示すフローチャートの図。 前記実施形態のサービス処理におけるデータの流れの説明図。 前記実施形態のユーザによる利用サービスの停止処理の流れを示すフローチャートの図。 前記実施形態のユーザによる利用サービスの停止処理で用いられる利用サービス停止画面の例示図。 本発明の変形の形態を示す構成およびデータの流れの説明図。
符号の説明
1 ネットワーク
2 カード
3 2次元バーコード
10,200 カードシステム
20 ユーザ端末装置
30,230 移動先端末装置
31,41 カード識別情報読取手段
32,42,232 カード識別情報送信手段
33 サービス実施情報送信手段
40 確認用端末装置
50 携帯電話機
51 カメラ
60,260 管理サーバ
61 利用サービス登録画面送信手段
62 利用サービス登録受付処理手段
63 利用サービス停止画面送信手段
64 利用サービス停止受付処理手段
65,265 識別情報変換手段
66,266 ユーザ識別情報送信手段
67 登録済サービス情報送信手段
68 2次元バーコード画像受信手段
69 解析手段
70 携帯電話機用登録済サービス情報送信手段
80 利用サービス登録画面記憶手段
81 利用サービス停止画面記憶手段
82,282 識別情報対応関係テーブル
83 ユーザ情報データベース
84 サービス提供者情報データベース
90,290 サービス提供者サーバ
91 サービス実施処理手段

Claims (11)

  1. ユーザにカードを携帯所持させて前記ユーザによる移動先での前記カードの使用を通じて前記ユーザに対してサービスの提供を行うカードシステムであって、
    前記カードの使用を通じて行われる前記サービスの提供に必要な情報を管理する管理サーバと、前記ユーザの操作するユーザ端末装置とがネットワークで接続され、かつ、前記管理サーバと、前記ユーザの移動先に設置されてサービス提供者またはこのサービス提供者と提携する者が管理する移動先端末装置とがネットワークで接続され、
    前記管理サーバは、
    この管理サーバに登録されている前記サービス提供者およびそのサービス提供者が行っているサービスを一覧表示するとともに、この一覧表示中で利用したい前記サービスまたはそのサービスを行っている前記サービス提供者についての前記ユーザによる選択を受け付けるための利用サービス登録画面を記憶する利用サービス登録画面記憶手段と、
    前記ユーザの要求に応じて前記利用サービス登録画面記憶手段に記憶された前記利用サービス登録画面を前記ネットワークを介して前記ユーザ端末装置に送信する利用サービス登録画面送信手段と、
    前記ユーザ端末装置で前記利用サービス登録画面を用いて前記ユーザにより選択されて前記ユーザ端末装置から前記ネットワークを介して送信されてくる前記サービスまたは前記サービス提供者の登録選択情報を受け付ける処理を行う利用サービス登録受付処理手段と、
    前記ユーザに対して前記サービス提供者が付与したユーザ識別情報と前記サービスまたは前記サービス提供者を識別するサービス識別情報と前記カードに記録されているカード識別情報との対応関係を記憶する識別情報対応関係テーブルと、
    前記移動先端末装置から前記ネットワークを介して送信されてきた前記カード識別情報および前記サービス識別情報に基づき前記識別情報対応関係テーブルを参照して対応する前記ユーザ識別情報を把握する識別情報変換手段と、
    この識別情報変換手段により把握した前記ユーザ識別情報を前記ネットワークを介して前記移動先端末装置に送信するユーザ識別情報送信手段とを含んで構成され、
    前記移動先端末装置は、
    前記カードに記録されている前記カード識別情報を読み取るカード識別情報読取手段と、
    このカード識別情報読取手段により読み取った前記カード識別情報を、前記サービス識別情報とともに前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信するカード識別情報送信手段とを含んで構成されている
    ことを特徴とするカードシステム。
  2. 前記管理サーバと、前記サービス提供者が管理するサービス提供者サーバとがネットワークで接続され、
    前記移動先端末装置は、前記ユーザへのサービス提供に必要なサービス実施情報を、前記管理サーバから前記ネットワークを介して送信されてきた前記ユーザ識別情報とともに前記ネットワークを介して前記サービス提供者サーバに送信するサービス実施情報送信手段を含んで構成され、
    前記サービス提供者サーバは、
    前記移動先端末装置から前記ネットワークを介して送信されてきた前記サービス実施情報に基づき前記サービスを実施する処理を行うサービス実施処理手段を含んで構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のカードシステム。
  3. ユーザにカードを携帯所持させて前記ユーザによる移動先での前記カードの使用を通じて前記ユーザに対してサービスの提供を行うカードシステムであって、
    前記カードの使用を通じて行われる前記サービスの提供に必要な情報を管理する管理サーバと、前記ユーザの操作するユーザ端末装置とがネットワークで接続され、かつ、前記管理サーバと、前記ユーザの移動先に設置されてサービス提供者またはこのサービス提供者と提携する者が管理する移動先端末装置とがネットワークで接続され、かつ、前記管理サーバと、前記サービス提供者が管理するサービス提供者サーバとがネットワークで接続され、
    前記管理サーバは、
    この管理サーバに登録されている前記サービス提供者およびそのサービス提供者が行っているサービスを一覧表示するとともに、この一覧表示中で利用したい前記サービスまたはそのサービスを行っている前記サービス提供者についての前記ユーザによる選択を受け付けるための利用サービス登録画面を記憶する利用サービス登録画面記憶手段と、
    前記ユーザの要求に応じて前記利用サービス登録画面記憶手段に記憶された前記利用サービス登録画面を前記ネットワークを介して前記ユーザ端末装置に送信する利用サービス登録画面送信手段と、
    前記ユーザ端末装置で前記利用サービス登録画面を用いて前記ユーザにより選択されて前記ユーザ端末装置から前記ネットワークを介して送信されてくる前記サービスまたは前記サービス提供者の登録選択情報を受け付ける処理を行う利用サービス登録受付処理手段と、
    前記ユーザに対して前記サービス提供者が付与したユーザ識別情報と前記サービスまたは前記サービス提供者を識別するサービス識別情報と前記カードに記録されているカード識別情報との対応関係を記憶する識別情報対応関係テーブルと、
    前記移動先端末装置から前記ネットワークを介して送信されてきた前記カード識別情報および前記サービス識別情報に基づき前記識別情報対応関係テーブルを参照して対応する前記ユーザ識別情報を把握する識別情報変換手段と、
    この識別情報変換手段により把握した前記ユーザ識別情報を、前記移動先端末装置から前記ネットワークを介して送信されてきた前記ユーザへのサービス提供に必要なサービス実施情報とともに前記ネットワークを介して前記サービス提供者サーバに送信するユーザ識別情報送信手段とを含んで構成され、
    前記移動先端末装置は、
    前記カードに記録されている前記カード識別情報を読み取るカード識別情報読取手段と、
    このカード識別情報読取手段により読み取った前記カード識別情報を、前記サービス識別情報および前記サービス実施情報とともに前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信するカード識別情報送信手段とを含んで構成されている
    ことを特徴とするカードシステム。
  4. 前記管理サーバは、
    前記ユーザが利用できる登録済のサービスの情報を含む前記ユーザに関する情報を前記ユーザ毎に記憶するユーザ情報データベースと、
    このユーザ情報データベースに記憶された情報に基づき前記ユーザが利用できる登録済のサービスまたはそのサービスを行っている前記サービス提供者を一覧表示するとともに、この一覧表示中で利用を停止したい前記サービスまたはそのサービスを行っている前記サービス提供者についての前記ユーザによる選択を受け付けるための利用サービス停止画面を記憶する利用サービス停止画面記憶手段と、
    前記ユーザの要求に応じて前記利用サービス停止画面記憶手段に記憶された前記利用サービス停止画面を前記ネットワークを介して前記ユーザ端末装置に送信する利用サービス停止画面送信手段と、
    前記ユーザ端末装置で前記利用サービス停止画面を用いて前記ユーザにより選択されて前記ユーザ端末装置から前記ネットワークを介して送信されてくる前記サービスまたは前記サービス提供者の停止選択情報を受け付ける処理を行う利用サービス停止受付処理手段とを含んで構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカードシステム。
  5. 前記管理サーバは、前記サービス提供者に関する情報を登録して記憶するサービス提供者情報データベースを含んで構成され、
    前記管理サーバの前記利用サービス登録画面送信手段は、前記サービス提供者情報データベースに記憶された情報に基づき前記利用サービス登録画面に表示する情報を作成する構成とされている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のカードシステム。
  6. 前記移動先端末装置は、前記ユーザが来店する店舗内のレジスタの置かれた場所に設置され、
    前記ユーザが自ら操作して自分の利用できる登録済のサービスを確認するために前記店舗内の前記レジスタの置かれた場所以外の場所に設置された確認用端末装置を備え、
    前記管理サーバと前記確認用端末装置とがネットワークで接続され、
    前記確認用端末装置は、
    前記カードに記録されている前記カード識別情報を読み取るカード識別情報読取手段と、
    このカード識別情報読取手段により読み取った前記カード識別情報を前記ネットワークを介して前記管理サーバに送信するカード識別情報送信手段とを含んで構成され、
    前記管理サーバは、
    前記ユーザが利用できる登録済のサービスの情報を含む前記ユーザに関する情報を前記ユーザ毎に記憶するユーザ情報データベースと、
    前記確認用端末装置から前記ネットワークを介して送信されてきた前記カード識別情報に基づき前記ユーザ情報データベースを参照して前記ユーザが利用できる登録済のサービスの情報を把握してこの情報を前記ネットワークを介して前記確認用端末装置に送信する登録済サービス情報送信手段とを含んで構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のカードシステム。
  7. 前記カードの表裏面のうちの少なくとも一方の面には、前記カード識別情報を示す2次元バーコードが付され、
    前記管理サーバは、
    前記ユーザが利用できる登録済のサービスの情報を含む前記ユーザに関する情報を前記ユーザ毎に記憶するユーザ情報データベースと、
    前記ユーザの携帯所持する携帯電話機のカメラにより撮像されて前記携帯電話機から送信されてきた前記2次元バーコードの画像を受信する2次元バーコード画像受信手段と、
    この2次元バーコード画像受信手段により受信した前記2次元バーコードの画像を解析して前記カード識別情報を把握する解析手段と、
    この解析手段による解析で得られた前記カード識別情報に基づき前記ユーザ情報データベースを参照して前記ユーザが利用できる登録済のサービスの情報を把握してこの情報を前記携帯電話機に送信する携帯電話機用登録済サービス情報送信手段とを含んで構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のカードシステム。
  8. ユーザにカードを携帯所持させて前記ユーザによる移動先での前記カードの使用を通じて前記ユーザに対してサービスの提供を行うカードシステムを構成するために、前記カードの使用を通じて行われる前記サービスの提供に必要な情報を管理する管理サーバであって、
    前記ユーザの操作するユーザ端末装置とネットワークで接続され、かつ、前記カードに記録されているカード識別情報を読み取るために前記ユーザの移動先に設置されてサービス提供者またはこのサービス提供者と提携する者が管理する移動先端末装置とネットワークで接続され、
    前記管理サーバに登録されている前記サービス提供者およびそのサービス提供者が行っているサービスを一覧表示するとともに、この一覧表示中で利用したい前記サービスまたはそのサービスを行っている前記サービス提供者についての前記ユーザによる選択を受け付けるための利用サービス登録画面を記憶する利用サービス登録画面記憶手段と、
    前記ユーザの要求に応じて前記利用サービス登録画面記憶手段に記憶された前記利用サービス登録画面を前記ネットワークを介して前記ユーザ端末装置に送信する利用サービス登録画面送信手段と、
    前記ユーザ端末装置で前記利用サービス登録画面を用いて前記ユーザにより選択されて前記ユーザ端末装置から前記ネットワークを介して送信されてくる前記サービスまたは前記サービス提供者の登録選択情報を受け付ける処理を行う利用サービス登録受付処理手段と、
    前記ユーザに対して前記サービス提供者が付与したユーザ識別情報と前記サービスまたは前記サービス提供者を識別するサービス識別情報と前記カード識別情報との対応関係を記憶する識別情報対応関係テーブルと、
    前記移動先端末装置から前記ネットワークを介して送信されてきた前記カード識別情報および前記サービス識別情報に基づき前記識別情報対応関係テーブルを参照して対応する前記ユーザ識別情報を把握する識別情報変換手段と、
    この識別情報変換手段により把握した前記ユーザ識別情報を前記ネットワークを介して前記移動先端末装置に送信するユーザ識別情報送信手段と
    を含んで構成されたことを特徴とする管理サーバ。
  9. ユーザにカードを携帯所持させて前記ユーザによる移動先での前記カードの使用を通じて前記ユーザに対してサービスの提供を行うカードシステムを構成するために、前記カードの使用を通じて行われる前記サービスの提供に必要な情報を管理する管理サーバであって、
    前記ユーザの操作するユーザ端末装置とネットワークで接続され、かつ、前記カードに記録されているカード識別情報を読み取るために前記ユーザの移動先に設置されてサービス提供者またはこのサービス提供者と提携する者が管理する移動先端末装置とネットワークで接続され、かつ、前記サービス提供者が管理するサービス提供者サーバとネットワークで接続され、
    前記管理サーバに登録されている前記サービス提供者およびそのサービス提供者が行っているサービスを一覧表示するとともに、この一覧表示中で利用したい前記サービスまたはそのサービスを行っている前記サービス提供者についての前記ユーザによる選択を受け付けるための利用サービス登録画面を記憶する利用サービス登録画面記憶手段と、
    前記ユーザの要求に応じて前記利用サービス登録画面記憶手段に記憶された前記利用サービス登録画面を前記ネットワークを介して前記ユーザ端末装置に送信する利用サービス登録画面送信手段と、
    前記ユーザ端末装置で前記利用サービス登録画面を用いて前記ユーザにより選択されて前記ユーザ端末装置から前記ネットワークを介して送信されてくる前記サービスまたは前記サービス提供者の登録選択情報を受け付ける処理を行う利用サービス登録受付処理手段と、
    前記ユーザに対して前記サービス提供者が付与したユーザ識別情報と前記サービスまたは前記サービス提供者を識別するサービス識別情報と前記カード識別情報との対応関係を記憶する識別情報対応関係テーブルと、
    前記移動先端末装置から前記ネットワークを介して送信されてきた前記カード識別情報および前記サービス識別情報に基づき前記識別情報対応関係テーブルを参照して対応する前記ユーザ識別情報を把握する識別情報変換手段と、
    この識別情報変換手段により把握した前記ユーザ識別情報を、前記移動先端末装置から前記ネットワークを介して送信されてきた前記ユーザへのサービス提供に必要なサービス実施情報とともに前記ネットワークを介して前記サービス提供者サーバに送信するユーザ識別情報送信手段と
    を含んで構成されたことを特徴とする管理サーバ。
  10. ユーザにカードを携帯所持させて前記ユーザによる移動先での前記カードの使用を通じて前記ユーザに対してサービスの提供を行うカードシステムを構成するために、前記カードの使用を通じて行われる前記サービスの提供に必要な情報を管理する管理サーバとして、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記ユーザの操作するユーザ端末装置とネットワークで接続され、かつ、前記カードに記録されているカード識別情報を読み取るために前記ユーザの移動先に設置されてサービス提供者またはこのサービス提供者と提携する者が管理する移動先端末装置とネットワークで接続され、
    前記管理サーバに登録されている前記サービス提供者およびそのサービス提供者が行っているサービスを一覧表示するとともに、この一覧表示中で利用したい前記サービスまたはそのサービスを行っている前記サービス提供者についての前記ユーザによる選択を受け付けるための利用サービス登録画面を記憶する利用サービス登録画面記憶手段と、
    前記ユーザの要求に応じて前記利用サービス登録画面記憶手段に記憶された前記利用サービス登録画面を前記ネットワークを介して前記ユーザ端末装置に送信する利用サービス登録画面送信手段と、
    前記ユーザ端末装置で前記利用サービス登録画面を用いて前記ユーザにより選択されて前記ユーザ端末装置から前記ネットワークを介して送信されてくる前記サービスまたは前記サービス提供者の登録選択情報を受け付ける処理を行う利用サービス登録受付処理手段と、
    前記ユーザに対して前記サービス提供者が付与したユーザ識別情報と前記サービスまたは前記サービス提供者を識別するサービス識別情報と前記カード識別情報との対応関係を記憶する識別情報対応関係テーブルと、
    前記移動先端末装置から前記ネットワークを介して送信されてきた前記カード識別情報および前記サービス識別情報に基づき前記識別情報対応関係テーブルを参照して対応する前記ユーザ識別情報を把握する識別情報変換手段と、
    この識別情報変換手段により把握した前記ユーザ識別情報を前記ネットワークを介して前記移動先端末装置に送信するユーザ識別情報送信手段と
    を含んで構成されたことを特徴とする管理サーバとして、コンピュータを機能させるためのプログラム。
  11. ユーザにカードを携帯所持させて前記ユーザによる移動先での前記カードの使用を通じて前記ユーザに対してサービスの提供を行うカードシステムを構成するために、前記カードの使用を通じて行われる前記サービスの提供に必要な情報を管理する管理サーバとして、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記ユーザの操作するユーザ端末装置とネットワークで接続され、かつ、前記カードに記録されているカード識別情報を読み取るために前記ユーザの移動先に設置されてサービス提供者またはこのサービス提供者と提携する者が管理する移動先端末装置とネットワークで接続され、かつ、前記サービス提供者が管理するサービス提供者サーバとネットワークで接続され、
    前記管理サーバに登録されている前記サービス提供者およびそのサービス提供者が行っているサービスを一覧表示するとともに、この一覧表示中で利用したい前記サービスまたはそのサービスを行っている前記サービス提供者についての前記ユーザによる選択を受け付けるための利用サービス登録画面を記憶する利用サービス登録画面記憶手段と、
    前記ユーザの要求に応じて前記利用サービス登録画面記憶手段に記憶された前記利用サービス登録画面を前記ネットワークを介して前記ユーザ端末装置に送信する利用サービス登録画面送信手段と、
    前記ユーザ端末装置で前記利用サービス登録画面を用いて前記ユーザにより選択されて前記ユーザ端末装置から前記ネットワークを介して送信されてくる前記サービスまたは前記サービス提供者の登録選択情報を受け付ける処理を行う利用サービス登録受付処理手段と、
    前記ユーザに対して前記サービス提供者が付与したユーザ識別情報と前記サービスまたは前記サービス提供者を識別するサービス識別情報と前記カード識別情報との対応関係を記憶する識別情報対応関係テーブルと、
    前記移動先端末装置から前記ネットワークを介して送信されてきた前記カード識別情報および前記サービス識別情報に基づき前記識別情報対応関係テーブルを参照して対応する前記ユーザ識別情報を把握する識別情報変換手段と、
    この識別情報変換手段により把握した前記ユーザ識別情報を、前記移動先端末装置から前記ネットワークを介して送信されてきた前記ユーザへのサービス提供に必要なサービス実施情報とともに前記ネットワークを介して前記サービス提供者サーバに送信するユーザ識別情報送信手段と
    を含んで構成されたことを特徴とする管理サーバとして、コンピュータを機能させるためのプログラム。
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