JP2000099600A - 取引情報送信システム - Google Patents

取引情報送信システム

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JP2000099600A
JP2000099600A JP26623998A JP26623998A JP2000099600A JP 2000099600 A JP2000099600 A JP 2000099600A JP 26623998 A JP26623998 A JP 26623998A JP 26623998 A JP26623998 A JP 26623998A JP 2000099600 A JP2000099600 A JP 2000099600A
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customer
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data
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JP26623998A
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Keizo Nishi
慶三 西
Soichi Tsujibayashi
宗市 辻林
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SENSHU GINKOU KK
Original Assignee
SENSHU GINKOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客(預金者)及び情報提供者(銀行)の双
方の省力化が図れ、しかも、銀行預金における残高や振
込内容等の顧客別の各種取引情報を顧客に対して迅速且
つ確実に提供できる取引情報送信システムを提供する。 【解決手段】 顧客からの取引情報提供依頼を通信回線
3を介して音声で受け取る音声応答部8と、電子メール
受信機能を備えた顧客端末4に対して電子メールを送信
可能な電子メール送信部7と、顧客別の各種取引情報を
記憶する顧客データ記憶部6と、顧客データ記憶部6か
ら電子メール送信部7へのデータの読み出しを制御する
データ転送制御部9とを備えてなり、データ転送制御部
9が所定のイベント発生毎に、顧客別の各種取引情報の
内のイベントに関連する顧客別データDを顧客データ記
憶部6から電子メール送信部7へ転送し、電子メール送
信部7がその顧客別データDをその顧客の顧客端末4に
電子メールとして送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行取引や商品売
買等における顧客別の各種取引情報を顧客に対して個別
に送信する取引情報送信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、銀行(以下、郵便局等の銀行
以外の預貯金を扱う金融機関を含む。)の預金や振込の
取引に対して、顧客(預金者)が残高照会を行う場合
は、顧客が銀行窓口やATM(オートマチック・テラー
・マシン)等の端末で直接行うか、また電話での残高照
会の場合は本人確認が困難なため残高明細書を別途顧客
に郵送する等の手段を取っていた。また、他銀行や他人
からの振込に対して、顧客が銀行窓口やATM等の端末
で直接行うか、電話での振込照会があった場合はその照
会に応じて、また、一定条件を満たす場合は自動的に振
込明細書をその顧客に郵送していた。このように、従来
の残高照会や振込照会では、顧客が直接銀行窓口やAT
Mまで行かねばならないか、或いは、後日郵送で当該照
会内容の明細書を受け取ることになり、迅速なサービス
を受けることができなかった。また、かかる明細書を郵
送する場合、銀行側でも処理に手間と時間を要してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の問題点
に鑑みてされたものであり、その目的は、銀行預金にお
ける残高や振込内容等の顧客別の各種取引情報を顧客に
対して個別に送信する取引情報送信システムであって、
顧客及び情報提供者の双方の省力化が図れ、しかも、顧
客に対して迅速且つ確実な情報提供が可能な取引情報送
信システムを提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明に係る取引情報送信システムの第一の特徴構成
は、顧客からの取引情報提供依頼を通信回線を介して音
声で受け取る音声応答部と、電子メール受信機能を備え
た顧客端末に対して電子メールを送信可能な電子メール
送信部と、顧客別の各種取引情報を記憶する顧客データ
記憶部と、前記顧客データ記憶部から前記電子メール送
信部へのデータの読み出しを制御するデータ転送制御部
とを備えてなり、前記データ転送制御部が、所定のイベ
ント発生毎に、或いは、前記音声応答部が受信した取引
情報提供依頼の内容に基づいて、前記顧客別の各種取引
情報の内の前記イベントまたは当該依頼内容に関連する
顧客別データを前記顧客データ記憶部から前記電子メー
ル送信部へ転送し、前記電子メール送信部がその顧客別
データをその顧客の前記顧客端末に電子メールとして送
信する点にある。ここで、電子メール受信機能を備えた
顧客端末とは、顧客の利用に供する、例えば、インター
ネットに接続したパソコンや携帯情報端末、或いは、電
子メール受信機能付きの電話機やテレビ等を意味する。
また、顧客別の各種取引情報とは、当該取引を銀行預金
とした場合は、当該預金口座の残高や、当該預金口座へ
の振込の有無、振込元または振込額等が相当し、預金者
は顧客に相当する。
【0005】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加
えて、前記顧客端末が音声応答機能を備えており、前記
音声応答部が前記顧客端末が発生する音声を受信可能で
ある点にある。ここで、音声応答機能を備えた顧客端末
として、上記した電子メール受信機能付きの電話機や音
声応答機能付きのパソコン等がある。
【0006】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項3に記載した通り、上述の第一または第二の特
徴構成に加えて、前記音声応答部が受信した前記顧客本
人が発声した音声データに基づいて本人確認を行う本人
確認部を備え、前記本人確認部が本人確認を行った場合
のみ、前記データ転送制御部が所定の制御動作を行う点
にある。
【0007】同第四の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項4に記載した通り、上述の第一、第二または第
三の特徴構成に加えて、前記音声応答部が、前記顧客別
データを現在通話中の通信回線を通じで音声で提供する
音声回答部を備え、前記音声応答部が受信した取引情報
提供依頼の内容に基づいて、前記データ転送制御部が前
記顧客別の各種取引情報の内の当該依頼内容に関連する
顧客別データを前記顧客データ記憶部から前記音声回答
部へ転送し、前記音声回答部がその顧客別データを現在
通話中の通信回線を通じで音声で提供可能である点にあ
る。
【0008】同第五の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項5に記載した通り、上述の第四の特徴構成に加
えて、前記音声応答部が、前記顧客別データを電子メー
ルで受信するか、現在通話中の電話回線を通じて音声で
受信するかの受信方法の選択を要求する選択要求メッセ
ージを発信する選択要求メッセージ発信部と、前記音声
応答部が受信した音声データの中から前記選択要求メッ
セージに対する回答を識別する選択回答識別部とを備
え、前記選択回答識別部の識別結果に基づいて、前記電
子メール送信部と前記音声回答部の何れか一方または両
方が前記顧客別データを夫々の送信手段で送信する点に
ある。
【0009】以下に、本発明の特徴構成の作用並びに効
果を説明する。本発明の第一の特徴構成によれば、顧客
からの取引情報の提供依頼や特定の取引情報の内容が予
め設定された条件を満足する等のイベントが発生する
と、その取引情報が顧客データとして当該顧客宛に電子
メールされるため、当該イベント発生時にその取引情報
をその顧客宛に郵送したり電話連絡する必要が無く、省
力化が図れるとともに、その顧客は郵送される場合に比
べ、迅速にその取引情報の内容を知ることができ、ま
た、電話連絡に比べて聞き漏らしや聞き間違い等がなく
確実にその取引情報の内容を受け取ることができるので
ある。更に、音声応答部が、オペレータ等の電話応対者
に代わって、顧客からの取引情報の提供依頼に応対して
当該依頼を受け取ることができるため、その依頼受信後
に顧客データを当該顧客宛に電子メールする処理が確実
に行われ、且つ、省力化が図れるのである。また、音声
応答部が、当該依頼を音声で受け取るため、その音声デ
ータを、依頼の有無について後日争いになった場合等の
証拠として記録保存することができたり、また、その音
声データは本人固有の人体的特徴を備えているため事前
或いは事後の本人確認に使用できるという利点がある。
つまり、電子メール等による本人の人体的特徴を備えて
いない媒体での依頼では、真の本人確認が困難であると
いう問題がある。この点については後述する。
【0010】同第二の特徴構成によれば、取引情報の提
供依頼を音声で行った顧客は、その依頼を行ったその顧
客端末で電子メールにより当該取引情報を受け取ること
ができる。つまり、依頼した内容が別端末に出力される
ことがないため、その情報を他人が誤って取得する心配
がないのである。
【0011】同第三の特徴構成によれば、顧客本人以外
からの依頼に対しては応答しないため、誤って他人に顧
客の取引情報が漏洩することが回避できる。本人確認は
いわゆる暗証番号をダイアルトーンで受信することでも
行えるが、暗証番号のみの本人確認では、その暗証番号
は他人が使用している可能性もあり、確実に本人か否か
を確認することは不可能である。しかし、音声応答部が
受信した音声データは、顧客本人が発声した音声である
限り、その音声データには本人固有の人体的特徴が含ま
れているため、例えば声紋等の予め登録された顧客別の
人体的特徴と比較することにより、本人確認ができるの
である。また、音声応答部との会話の中の音声データが
本人確認に使用されるため、予め録音等で偽造された音
声では会話が成り立たないため、また、一部の音声デー
タを本人確認に使用する場合でも、いかなる音声が本人
確認に使用されるかは、顧客本人にも分からないため、
偽造音声の使用は困難である。
【0012】同第四の特徴構成によれば、顧客は、電子
メールで顧客データを受信できるとともに、音声でもそ
の取引情報を受信できるのである。従って、顧客が顧客
端末と離れた場所から当該依頼をしている場合等におい
て、先ず音声でその取引情報を受信でき、電子メールは
記録として保存できるのである。
【0013】同第五の特徴構成によれば、顧客の選択に
より、電子メールで受信したい取引情報、音声で受信し
たい取引情報、その両方で受信したい取引情報を、各受
信方法で取得できるのである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る取引情報送信
システム(以下、本発明システムという。)の一実施の
形態を図面に基づいて説明する。図1は、本願でいう取
引の一形態が銀行預金である場合の本発明システムの構
成及び銀行預金の勘定系システム1との関連を示すシス
テム構成図である。本発明システムにおいて、顧客は銀
行預金の各預金者であり、取引情報は例えば、各預金口
座の残高や振込等の入出金の状況である。振込の場合で
は、振込の有無、振込者、振込額等が取引情報の内容で
ある。図1に示すように、預金者はインターネット2を
介して電子メールを受信可能で、且つ、通常の公衆電話
回線網や移動体通信回線網等の通信回線3を介して音声
通話可能な電子メール受信機能付き携帯電話からなる顧
客端末4と、預金者からの銀行取引の各種の処理依頼を
一括して受け付ける受付センタ5が、前記インターネッ
ト2及び前記通信回線3を介して結ばれている。前記受
付センタ4は前記勘定系システム1とオンライン接続さ
れている。尚、本実施形態では前記インターネット2と
前記通信回線3を区別して説明しているが、必ずしも物
理的な通信路の構成が完全に分離されているものではな
い。
【0015】前記勘定系システム1は、各預金口座の金
利計算や入出金を管理するホストコンピュータ、各預金
口座の残高や入出金状況等の取引情報を記録してある顧
客データ記憶部6、及び、その他の周辺機器やネットワ
ーク関連機器で構成されている。そして、前記勘定系シ
ステム1は、前記受付センタ4以外にも、各支店等に設
置してあるATMやCD(現金自動支払機)等の端末
(図示せず。)ともオンライン接続されている。
【0016】前記受付センタ5では、前記顧客端末4や
他の電話機から前記通信回線3を介して、前記残高照
会、振込照会、振込依頼等の前記処理依頼を受け付け
る。このとき、本発明システムは、その処理依頼をした
預金者の預金口座に関するその依頼内容に応じた取引情
報である顧客別データDを、前記勘定系システム1の前
記顧客データ記憶部6から読み出し、電子メールで処理
依頼者である預金者の前記顧客端末4に送信可能に構成
されている。従って、本発明システムは、前記勘定系シ
ステム1に設けられた前記顧客データ記憶部6に加え、
前記受付センタ5内に、前記顧客端末4に対して電子メ
ールを送信可能な電子メール送信部7と、預金者からの
取引情報の提供依頼を前記通信回線3を介して音声で受
け取り、前記預金者と必要な応対を音声で行う音声応答
部8と、前記顧客データ記憶部6から前記電子メール送
信部7へのデータの読み出しを制御するデータ転送制御
部9とを備えて構成されている。
【0017】前記音声応答部8は、基本機能として、前
記受付センタ5に前記通信回線3を介してかかってきた
電話に自動応答し、口座番号、暗証番号、或いは会員番
号、氏名等の入力を要求し、引き続き、処理依頼内容の
種別を表すサービスコードの入力を要求する等のいわゆ
るテレフォンバンキング(電話による銀行取引)の前処
理を実行する。尚、前記各種番号や前記サービスコード
の入力は、前記顧客端末4のキー入力或いは音声で行
い、そのとき発生するダイアルトーン或いは音声を前記
音声応答部8が認識する。また、氏名の入力は本人の発
声により行い、暗証番号とともに本人確認のために使用
される。具体的には、暗証番号が照合された後、前記音
声応答部8に設けられた本人確認部10が、予め登録さ
れている各預金者の声紋と、預金者本人が発声した音声
データの声紋とを比較して、両者が一致した場合のみ、
次ステップに進み、前記サービスコードの入力を要求す
る。両方の声紋が一致しない場合は、例えば、再度口座
番号、暗証番号、或いは会員番号、氏名等の入力を要求
し、口座番号、暗証番号等が照合しているにもかかわら
ず、再度本人確認できない場合は、処理依頼を拒絶して
終了する。
【0018】前記電子メール送信部7、前記音声応答部
8、及び、前記データ転送制御部9は一般的なコンピュ
ータシステムとして、必要な演算装置や高速の記憶装置
やプログラムを格納する固定記憶装置等で構成されてい
る。また、前記電子メール送信部7及び前記音声応答部
8は夫々前記インターネット2及び前記通信回線3と接
続可能な公知の通信機能を備えている。また、前記顧客
データ記憶部6は、高速で書き換え自在な半導体メモ
リ、磁気ディスク等の大容量の不揮発性メモリ、書換不
能な追記型メモリ等がデータの記録形態に応じて適宜組
み合わされて構成されている。尚、当該コンピュータシ
ステムや通信機能は、同機能を種々の構成で実現可能で
あり、また、本発明の本質部分ではないため、その詳細
な説明は割愛する。
【0019】以下、前記サービスコードの入力が残高照
会や振込照会等の照会サービスの場合について、本発明
システムの各部の動作について説明する。前記音声応答
部8が前記前処理を行った後、前記サービスコードの入
力を待ち、そのサービスコードの入力が照会サービスの
場合、前記音声応答部8に設けられた選択要求メッセー
ジ発信部11が照会内容である前記顧客別データDを別
途電子メールで受信するか、現在通話中の前記通信回線
3を通じて音声で受信するか、その両方で受信するかの
受信方法の選択を要求する選択要求メッセージを前記通
信回線3を介して現在通話中の前記顧客端末4或いは他
の電話機に発信する。処理依頼者である預金者は、前記
選択要求メッセージに対する回答をキー入力で行い、前
記音声応答部8に設けられた選択回答識別部12が、そ
のキー入力のダイアルトーンから前記何れの受信方法が
選択されたかを認識する。
【0020】前記選択回答識別部12の識別結果が「電
子メールでのみ受信する」という選択である場合は、処
理依頼者である預金者は現在通話中の前記顧客端末4或
いは他の電話機の通話を切って電子メールの到着を待
つ。前記データ転送制御部9は、前記サービスコードの
入力に基づいて、それが、残高照会の場合は処理依頼者
の預金口座の残高である前記顧客別データDを、また、
振込照会の場合は処理依頼者の預金口座に対する振込の
有無、振込者、振込額等の前記顧客別データDを、前記
顧客データ記憶部6から前記電子メール送信部7へ読み
出し、前記電子メール送信部7がその顧客別データDを
所定フォーマットの電子メールに変換し、その預金者の
顧客端末4の電子メールアドレスを特定して、その電子
メールを前記インターネット2を介して前記顧客端末4
に送信する。前記顧客別データD(残高、振込内容)が
前記顧客端末4の液晶表示部に表示出力される。
【0021】前記選択回答識別部12の識別結果が「音
声でのみ受信する」という選択である場合は、処理依頼
者である預金者は現在通話中の前記顧客端末4或いは他
の電話機の通話を切らずに音声による回答を待つ。前記
データ転送制御部9は、前記サービスコードの入力に基
づいて、それが、残高照会の場合は処理依頼者の預金口
座の残高である前記顧客別データDを、また、振込照会
の場合は処理依頼者の預金口座に対する振込の有無、振
込者、振込額等の前記顧客別データDを、前記顧客デー
タ記憶部6から前記音声応答部8に設けられた音声回答
部13へ読み出し、前記音声回答部13がその顧客別デ
ータDを所定フォーマットの音声データに音声合成しに
より変換した後、前記通信回線3を介して現在通話中の
前記顧客端末4或いは他の電話機に送信する。
【0022】前記選択回答識別部12の識別結果が「電
子メールと音声の両方で受信する」という第三の選択で
ある場合は、処理依頼者である預金者は現在通話中の前
記顧客端末4或いは他の電話機の通話を切らずに、先ず
音声による回答を待つ。前記データ転送制御部9は、前
記サービスコードの入力に基づいて、それが、残高照会
の場合は処理依頼者の預金口座の残高である前記顧客別
データDを、また、振込照会の場合は処理依頼者の預金
口座に対する振込の有無、振込者、振込額等の前記顧客
別データDを、前記顧客データ記憶部6から前記電子メ
ール送信部7と前記音声回答部13へ読み出す。先ず、
前記音声回答部13がその顧客別データDを所定フォー
マットの音声データに音声合成しにより変換した後、前
記通信回線3を介して現在通話中の前記顧客端末4或い
は他の電話機に送信する。預金者は現在通話中の前記顧
客端末4或いは他の電話機で音声変換後の顧客別データ
Dを受信した後、前記顧客端末4或いは他の電話機の通
話を切って電子メールの到着を待つ。前記電子メール送
信部7が読み出された顧客別データDを所定フォーマッ
トの電子メールに変換し、その預金者の顧客端末4の電
子メールアドレスを特定して、その電子メールを前記イ
ンターネット2を介して前記顧客端末4に送信する。前
記顧客別データD(残高、振込内容)が前記顧客端末4
の液晶表示部に表示出力される。
【0023】尚、前記選択回答識別部12がキー入力の
ダイアルトーンではなく、「はい」、「いいえ」等の二
者択一の音声入力の場合は、上記のような三者択一の選
択ではなく、先ず、電子メールか音声の何れを選択する
かを質問した後、電子メールによる受信が選択された場
合は、電子メールでのみ前記顧客別データDを送信し、
音声による受信が選択された場合は、音声で前記顧客別
データDを送信した後、再度、電子メールでの受信を希
望するかを質問するようにしても構わない。
【0024】以下に、別実施形態を説明する。 〈1〉本発明システムは振込処理依頼時の振込内容(振
込先や振込額)の確認に利用しても構わない。以下に、
登録済みの振込先を選択して行う登録先振込の場合の各
部の動作について説明する。この場合は、処理依頼者で
ある預金者は前記顧客端末4を使用する。前記音声応答
部8が前記前処理を行った後、前記サービスコードの入
力を待ち、そのサービスコードの入力が登録先振込の場
合、登録済みの振込先を自動音声で読み上げる。処理依
頼者である預金者は、前記振込先の番号の入力を前記顧
客端末4からキー入力で行い、前記音声応答部8が、前
記通信回線3を介してそのそのキー入力のダイアルトー
ンの振込先データを受信し、そのダイアルトーンから振
込先を認識する。引き続き、前記音声応答部8が自動音
声で振込額の入力を要求し、前記預金者は同様にキー入
力で振込額を入力し、前記音声応答部8がその振込額を
認識する。これらの振込内容(振込先や振込額)は、実
際の振込処理を前記勘定系システム1に指示するまで
は、前記音声応答部8に設けられた顧客データ記憶部1
4に一時的に保存される。前記預金者は現在通話中の前
記顧客端末の通話を切って前記音声応答部8が受信した
振込内容を示した電子メールの到着を待つ。前記データ
転送制御部9は、前記サービスコード(登録先振込)の
入力に基づいて、前記振込内容である顧客別データEを
前記顧客データ記憶部14から前記電子メール送信部7
へ読み出し、前記電子メール送信部7がその顧客別デー
タEを所定フォーマットの電子メールに変換し、その預
金者の顧客端末4の電子メールアドレスを特定して、そ
の電子メールを前記インターネット2を介して前記顧客
端末4に送信する。前記顧客別データE(振込内容)が
前記顧客端末4の液晶表示部に表示出力される。前記預
金者は前記顧客端末4に表示出力された電子メールの振
込内容を確認し、間違いがなければ、返信処理を行い、
通話を切る。前記電子メール送信部7は電子メールを送
信できるのであるから、当然に電子メールの受信機能を
有しており、前記電子メール送信部7が前記返信処理の
電子メールを前記顧客端末4から受信すると、前記顧客
データ記憶部14に一時記憶されている前記顧客別デー
タE(振込内容)を振込処理の指示とともに前記勘定系
システム1に送り、振込処理が実行される。振込処理が
終了すると振込結果は前記勘定系システム1内の前記顧
客データ記憶部6に記憶保存されるとともに、前記デー
タ転送制御部9がその振込結果である顧客別データDを
前記顧客データ記憶部6から前記電子メール送信部7へ
読み出し、前記電子メール送信部7がその顧客別データ
Dを所定フォーマットの電子メールに変換し、前記顧客
端末4に送信する。最終の振込結果が前記顧客端末4の
液晶表示部に表示出力され、登録先振込が終了する。
【0025】また、本発明システムを利用した前記振込
処理は、振込先を逐次指定して行う都度振込であっても
構わない。前記前処理の後、処理依頼者である預金者は
前記サービスコードとして都度振込コードを入力する。
その後、前記音声応答部8からの振込先である銀行名と
支店名の発声要求により、これらの発声を行う。前記音
声応答部8はこれら銀行名と支店名を音声認識した後、
振込先データ(銀行名と支店名)を前記勘定系システム
1に送信する。引き続き、前記音声応答部8からの振込
先の口座番号のキー入力要求により、当該口座番号をキ
ー入力する。前記音声応答部8は振込先の口座番号をそ
のキー入力のダイアルトーンから認識した後、振込先デ
ータ(口座番号)を前記勘定系システム1に送信する。
引き続き、前記音声応答部8からの振込額のキー入力要
求により、当該振込額をキー入力する。前記音声応答部
8は振込額をそのキー入力のダイアルトーンから認識し
た後、振込額データを前記勘定系システム1に送信す
る。前記勘定系システム1は、前記振込先データ(銀行
名と支店名と口座番号)に基づいて、相手銀行に自動照
会し、銀行名、支店名及び口座番号に該当があるか否か
を確認する。該当が確認できると、前記振込先データ
(銀行名と支店名と口座番号)と振込人名及び前記振込
額が前記勘定系システム1内の前記顧客データ記憶部6
に記憶されるとともに、前記データ転送制御部9がその
振込内容(銀行名と支店名と口座番号と振込人名と振込
額)である顧客別データDを前記顧客データ記憶部6か
ら前記電子メール送信部7へ読み出し、前記電子メール
送信部7がその顧客別データDを所定フォーマットの電
子メールに変換し、前記顧客端末4に送信すると、前記
振込内容が前記顧客端末4の液晶表示部に表示出力され
る。前記預金者は前記顧客端末4に表示出力された電子
メールの振込内容を確認し、間違いがなければ、返信処
理を行い、通話を切る。その後の処理内容は前記登録先
振込と同様であるので、説明を割愛する。
【0026】〈2〉上記実施形態では、電子メールによ
る所定の取引情報の送信を起動するイベントは、前記通
信回線3を介して前記音声応答部8に対して行われた処
理依頼(前記各サービスコードの入力)であったが、必
ずしも預金者からの処理依頼があった場合に限らず、預
金取引の内容が所定の条件を満足した場合、或いは、定
期的に当該電子メールによる取引情報を前記顧客端末4
に送信するようにしても構わない。例えば、振込がある
毎にその振込内容を、定期的に残高、振込内容、或い
は、金利情報、または、残高が所定の設定額に対して超
過或いは下回った場合にその旨を、各所定のイベント発
生時に電子メールで前記顧客端末4に送信する一種の秘
書サービスのようなものを行うようにするのも好まし
い。
【0027】〈3〉本発明システムは上記実施形態のよ
うな銀行預金のみに限定して利用されるものではない。
例えば、銀行融資、クレジットカード等による物品等の
購入、更には、いわゆる電子商取引等における顧客別の
取引情報の提供に利用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
顧客(預金者)及び情報提供者(銀行)の双方の省力化
が図れ、しかも、銀行預金における残高や振込内容等の
顧客別の各種取引情報を顧客に対して迅速且つ確実に提
供できる取引情報送信システムを提供することができる
ようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取引情報送信システムの一実施形
態を示すシステム構成図
【符号の説明】
1 勘定系システム 2 インターネット 3 通信回線 4 顧客端末 5 受付センタ 6、14 顧客データ記憶部 7 電子メール送信部 8 音声応答部 9 データ転送制御部 10 本人確認部 11 選択要求メッセージ発信部 12 選択回答識別部 13 音声回答部 D、E 顧客別データ
フロントページの続き Fターム(参考) 5B055 BB00 BB12 CB08 CB09 CB15 EE02 HB03 MM11 PA11 5B089 GA11 GA21 HA02 HA03 HA10 JA03 JB01 JB05 KA04 KB13 KC21 KC58 KC59 LA03 LB10 LB13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客からの取引情報提供依頼を通信回線
    を介して音声で受け取る音声応答部と、 電子メール受信機能を備えた顧客端末に対して電子メー
    ルを送信可能な電子メール送信部と、 顧客別の各種取引情報を記憶する顧客データ記憶部と、 前記顧客データ記憶部から前記電子メール送信部へのデ
    ータの読み出しを制御するデータ転送制御部とを備えて
    なり、 前記データ転送制御部が、所定のイベント発生毎に、或
    いは、前記音声応答部が受信した取引情報提供依頼の内
    容に基づいて、前記顧客別の各種取引情報の内の前記イ
    ベントまたは当該依頼内容に関連する顧客別データを前
    記顧客データ記憶部から前記電子メール送信部へ転送
    し、前記電子メール送信部がその顧客別データをその顧
    客の前記顧客端末に電子メールとして送信することを特
    徴とする取引情報送信システム。
  2. 【請求項2】 前記顧客端末が音声応答機能を備えてお
    り、前記音声応答部が前記顧客端末が発生する音声を受
    信可能であることを特徴とする請求項1記載の取引情報
    送信システム。
  3. 【請求項3】 前記音声応答部が受信した前記顧客本人
    が発声した音声データに基づいて本人確認を行う本人確
    認部を備え、前記本人確認部が本人確認を行った場合の
    み、前記データ転送制御部が所定の制御動作を行うこと
    を特徴とする請求項1または2記載の取引情報送信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記音声応答部が、前記顧客別データを
    現在通話中の通信回線を通じで音声で提供する音声回答
    部を備え、 前記音声応答部が受信した取引情報提供依頼の内容に基
    づいて、前記データ転送制御部が前記顧客別の各種取引
    情報の内の当該依頼内容に関連する顧客別データを前記
    顧客データ記憶部から前記音声回答部へ転送し、前記音
    声回答部がその顧客別データを現在通話中の通信回線を
    通じで音声で提供可能であることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の取引情報送信システム。
  5. 【請求項5】 前記音声応答部が、前記顧客別データを
    電子メールで受信するか、現在通話中の電話回線を通じ
    て音声で受信するかの受信方法の選択を要求する選択要
    求メッセージを発信する選択要求メッセージ発信部と、
    前記音声応答部が受信した音声データの中から前記選択
    要求メッセージに対する回答を識別する選択回答識別部
    とを備え、前記選択回答識別部の識別結果に基づいて、
    前記電子メール送信部と前記音声回答部の何れか一方ま
    たは両方が前記顧客別データを夫々の送信手段で送信す
    ることを特徴とする請求項4記載の取引情報送信システ
    ム。
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Cited By (4)

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