JP4711833B2 - 顧客誘導システム - Google Patents

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Description

本発明は、金融機関等のキャッシュコーナ等に設置される自動取引装置等を使用する顧客を誘導する顧客誘導システムに関する。
金融機関等のキャッシュコーナに設置される自動取引装置等を使用する顧客で混雑している場合、顧客は、自動取引装置等が空くのを待つ必要があるため、従来の顧客誘導システムは、カードリーダ等で顧客情報および希望する取引科目の入力を受付け、その入力された顧客情報および取引科目に基づいて、自動取引装置等の取引データをもとに自動取引装置等の空きを判断し、その空きを待っている顧客に順番がきたこと、および使用できる自動取引装置等の番号を大型ディスプレイに表示して案内していた。
(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−147187号公報(段落「0009」〜段落「0013」、図1)
しかしながら、上述した従来の技術においては、自動取引装置等の取引データをもとに自動取引装置等の空きを検知すると大型ディスプレイに顧客の氏名および使用することができる自動取引装置等の番号を表示して顧客を自動取引装置等へ誘導するようにしているが、その自動取引装置等の番号の表示だけではその存在する場所が分かり難いという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、顧客の操作により取引を行う複数の自動取引装置と、取引中または待機中等の稼働状況情報をそれぞれの自動取引装置から受信して記憶部に記憶する制御装置とを備え、該制御装置の指示により待機中の自動取引装置の装置番号を表示して顧客を待機中の自動取引装置へ誘導する顧客誘導システムにおいて、自動取引装置の近傍に配置した表示器を設け、待機中の自動取引装置を検知した前記制御装置の指示により前記表示器が待機中の自動取引装置であることを示し、顧客を待機中の自動取引装置へ誘導するとともに、顧客を待機中の一の自動取引装置へ誘導しているとき、該一の自動取引装置と異なる他の自動取引装置が新たに待機中になった場合、前記制御装置は、それぞれの自動取引装置の取り扱い可能な取引科目を比較し、その結果が、前記他の自動取引装置の取り扱い可能な取引科目が前記一の自動取引装置の取り扱い可能な取引科目を包含しているとき、該他の自動取引装置の顧客操作表示部に取引選択画面を表示させて該他の自動取引装置にも顧客を誘導することを特徴とする。
このようにした本発明は、待機する顧客を空いている自動取引装置へ確実に誘導することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による顧客誘導システムの実施例を説明する。
まず、第1の実施例を説明する。
図1は実施例における顧客誘導システムの構成を示すブロック図、図2実施例におけるキャッシュコーナを示す説明図である。
図1において、1は自動取引装置であり、銀行等の金融機関のキャッシュコーナ等に設置される現金入出金機、振込専用機および記帳専用機等である。この自動取引装置1は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の演算および制御手段である制御部、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段である記憶部、通信手段である通信部および顧客の操作を誘導し、顧客の操作による入力を受付ける顧客操作表示部等を備え、顧客の操作により現金引出しや現金入金および振込み等の取引ができるものである。本実施例では、キャッシュコーナに8台の自動取引装置1が設置されているものとして説明する。また、それぞれの自動取引装置1は通信回線2に通信可能に接続されている。
3は制御装置であり、銀行等の金融機関のキャッシュコーナ等に設置され、自動取引装置1の状態を監視するとともに図示しないホストコンピュータ等の上位装置との間で顧客情報等の送受信制御を行うものである。この制御装置3はCPU等の演算および制御手段である制御部、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段である記憶部および通信手段である通信部等を備えるものであり、通信回線2を介して自動取引装置1等と相互に通信可能に接続されている。また、この制御装置3は後述するゲートや顧客誘導ランプ等も制御する。
4は案内板であり、顧客が自動取引装置1を使用するために待機する顧客待機エリアに設置され、顧客に自動取引装置1の稼働状況や顧客を誘導する情報等を表示するものである。この案内板4はCPU等の演算および制御手段である制御部、カラーCRT(Cathode Ray Tube)、カラー液晶ディスプレイ等の表示部、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段である記憶部および通信手段である通信部等を備えるものであり、通信回線2を介して制御装置3および自動取引装置1等と相互に通信可能に接続されている。
ここで、それぞれの自動取引装置1は顧客の操作により取引を開始するとその旨の情報および取引を終了するとその旨の情報、すなわち、取引中または待機中を示す稼動情報や自動取引装置1の構成や貨幣の残量等の情報から判断される取り扱うことのできる取引(例えば、入金取引、出金取引、振込取引または通帳記帳取引等の取引)の種別を示す情報を制御装置3へ送信する。制御装置3は受信した稼動情報や取り扱うことのできる取引の種別を示す情報を記憶部に記憶するものとする。
案内板4は制御装置3から自動取引装置1の稼動情報およびそれぞれの自動取引装置1が取り扱うことができる取引の種別を示す情報を受信し、その情報を表示部に表示するものとする。
5はゲートであり、顧客待機エリアに待機した顧客が、自動取引装置1が置かれた自動取引装置設置エリアへ入場するときに通過する入口である。
図2において、8台の自動取引装置1は1列に並んで設置されているものとし、それぞれの自動取引装置1は顧客9の操作にしたがって取引を行う。ここで、8台の自動取引装置1には装置番号が付与されており、ゲート5に最も近い位置に設置された自動取引装置1を1号機とし、順次、遠方になるにしたがって2号機から7号機、ゲート5から最も遠い位置に設置された自動取引装置1を8号機とするものとする。なお、この装置番号はそれぞれの自動取引装置1の記憶部に予め記憶されているものとする。
10は顧客待機エリアであり、自動取引装置1の使用を希望する顧客がその使用を待つための領域である。この顧客待機エリア10では、出入口11から入場する顧客13を誘導ロープ12で誘導して自動取引装置1の使用を待つ顧客13の行列が作られるようにしている。
いずれかの自動取引装置1が取引を終了すると案内板4に表示された情報にしたがって行列の最前列の顧客13はゲート5を通過し、取引を終了した自動取引装置1へ移動して取引を行い、取引を終了すると顧客9は専用出口14から退室するものとする。
図3は実施例における顧客待機エリアの説明図、図4は実施例における回転バーの説明図である。
図3および図4において、21は回転バーであり、ゲート5に設置されたものである。この回転バー21は、例えば、鉛直方向に設けられた支柱に水平方向に回転可能な4本の棒状体のバーで構成され、回転動作を係止するロック機構を有したものである。この回転バー21は顧客待機エリア10で待機する顧客13の自動取引装置設置エリアへの入場を許可および規制するものであり、制御装置3からの信号を受信してそのロック機構でバーの回転動作を係止またはその係止を解除する。係止が解除されると顧客13は自動取引装置設置エリアへの入場が可能になり、顧客13の入場とともに回転バー21が4分の1回転するとその回転は係止され、他の顧客13の入場を規制する。
なお、この回転バー21は顧客待機エリア10で待機する顧客13の自動取引装置設置エリアへの入場を許可および規制するものであればゲート5の両側に設けたものであってもよく、また、片側に設けたものであってもよい。
また、図5に示すように回転バー21に替えて、顧客待機エリア10で待機する顧客13が自動取引装置設置エリアへ入場したことを検知する光学式の通過センサ22を設けてもよい。この通過センサ22は制御装置3に接続され、検知した情報を信号で制御装置3へ通知するものとし、制御装置3は許可しない顧客13の入場を検知すると通過センサ22の近傍に配置された図示しないスピーカにより警告音や「次のお客様は少々お待ちください」の文言等を出力してその入場を抑止する。なお、介護者付きの顧客や子供連れの顧客はその警告を無視して自動取引装置設置エリアへ入場することができるものとする。
図6は実施例における案内板表示内容の説明図である。
図6(a)に示すように案内板4に表示される内容は「自動取引装置 運用状態案内板」等の文言および取引を行っていない自動取引装置を示す空き自動取引装置表示領域31、取引を行うことができない自動取引装置を示す取引中止自動取引装置表示領域32、出金取引のみ可能な自動取引装置を示す出金可能自動取引装置表示領域33ならびに入金取引のみ可能な自動取引装置を示す入金可能自動取引装置表示領域34等で構成されたものである。例えば、空き自動取引装置表示領域31に「8」と表示されている場合は8号機が空いていること、すなわち、取引可能(待機中)であることを示す。
また、図6(b)に示す内容を案内板4に表示するようにしてもよい。この案内板に表示される内容は「お取引可能なATMを表示しています。」等の文言、「お引出し」で出金取引、「ご入金」で入金取引、「お振込み」で振込取引、「通帳記帳」で通帳記帳取引を示す取引科目41ならびにそれぞれの自動取引装置1で取引可能な状況を表示する取引可能情報42および「お待たせ致しました 8号機が空きましたのでお進みください」等の文言を表示する案内表示領域50で構成されたものである。
取引科目41で示す取引の可否を1号機から8号機の自動取引装置1毎に取引可能情報42〜49に、すべての取引が可能であれば「青色」、一部の取引が可能であれば「黄色」、ひとつの取引のみ可能であれば「赤色」等の色分けをして表示するものとする。なお、色分けに替えて取引が可能であれば「○」、不可能であれば「×」等を自動取引装置1毎の取引科目41に対応する欄に表示するようにしてもよい。
例えば、図6(b)に示すように1号機の取引可能情報42、2号機の取引可能情報43、3号機の取引可能情報44、4号機の取引可能情報45および8号機の取引可能情報49は「青色」で表示され、出金取引、入金取引、振込取引および通帳記帳取引が可能であることを示し、5号機の取引可能情報46は「赤色」で表示され、通帳記帳取引のみが可能なことを示し、6号機の取引可能情報47は「黄色」で表示され、出金取引および入金取引が可能なことを示し、さらに、7号機の取引可能情報48は「黄色」で表示され、出金取引、入金取引および振込取引が可能なことを示している。
このように案内板4は、制御装置3から自動取引装置1の稼動情報およびそれぞれの自動取引装置1が取り扱うことができる取引の種別を示す情報を受信し、その情報を表示部に表示する。
図7は実施例における顧客誘導ランプの説明図である。
図7において、25は顧客誘導ランプであり、キャッシュコーナに設置されるそれぞれの自動取引装置1の近傍(例えば、上方)に設置されたものである。この顧客誘導ランプ25は多色発光可能なLED等で構成され、制御装置3の制御により、赤色、青色、黄色等を発光することができ、また、点灯および消灯される。
この顧客誘導ランプ25を点灯、点灯および消灯を繰り返す点滅をさせて顧客に空いている自動取引装置であることを知らせる。
なお、顧客誘導ランプ25の近傍にスピーカを設け、顧客誘導ランプ25を点灯等させて誘導するとともに音声により誘導するようにしてもよい。
上述した構成の作用について説明する。
なお、以下に説明する各部の動作は、図示しないメモリや磁気ディスク等の記憶手段に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
図8は実施例における顧客誘導処理のフローチャートであり、図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1:制御装置3はキャッシュコーナに設置されたすべての自動取引装置1から取引の開始/終了の情報や取り扱うことのできる取引の種別を示す情報を受信して自動取引装置1の取引の終了を監視している。ここで、顧客の操作により行う取引を終了または中止し、その顧客が自動取引装置1から離れたことを図示しない接近検知器が検知したとき取引の終了と判断するものとする。
制御装置3は自動取引装置1から受信して記憶部に記憶した取引の開始/終了の情報や取り扱うことのできる取引の種別を示す情報をもとに自動取引装置1の空き情報およびそれぞれの自動取引装置1が取り扱うことができる取引の種別を示す情報を読み出し、空いている(待機中の)自動取引装置1の有無を判定する。ここで、空いている自動取引装置1が有ると判定したとき、その自動取引装置1を自動取引装置Aと呼ぶこととする。
S2:判定の結果、空いている自動取引装置1が存在しない場合、案内板4に空きの自動取引装置1の装置番号を表示することなく、「列に並んでお待ちください」等の文言を表示し、処理をS1へ移行する。
S3:一方、判定の結果、空いている自動取引装置1が存在する場合、すなわち、待機中の自動取引装置Aが存在する場合、制御装置3はその装置番号を確認する。本実施例では、自動取引装置Aの装置番号は8号機とする。
また、制御装置3は自動取引装置Aが取り扱うことができる取引の科目を確認する。
S4:制御装置3の指示により案内板4は待機する顧客13に8号機が空いた旨および8号機は入金取引、出金取引、振込取引または通帳記帳取引のすべての取引が可能である旨を伝える図6に示す案内表示を行うとともに、制御装置3は回転バー21のロックを解除する。また、制御装置3により自動取引装置A(8号機)の顧客誘導ランプ25を青色等で点灯する。
S5:顧客待機エリア10で待機する顧客13は案内板4の表示を確認し、8号機が空いたと認識してゲート5を通過する。顧客13がゲート5を通過するとき回転バー21のバーは4分の1回転することにより顧客13の通過を検知する。顧客13の通過を検知するまでは処理をS3へ移行させ案内表示を継続する。
S6:顧客13の通過を検知すると回転バー21はバーの回転をロックする。
S7:顧客13は案内板4の表示に従い自動取引装置Aの8号機へ向かって移動するが、このとき制御装置3は自動取引装置1から受信して記憶部に記憶した取引の開始/終了の情報や取り扱うことのできる取引の種別を示す情報をもとに自動取引装置1の空き情報およびそれぞれの自動取引装置1が取り扱うことができる取引の種別を示す情報を読み出し、自動取引装置A(8号機)以外に空いている自動取引装置1の有無を判定する。ここで、空いている自動取引装置1が有ると判定したとき、その自動取引装置1を自動取引装置Bと呼ぶこととする。
判定の結果、空いている自動取引装置Bが存在しない場合、処理をS8へ移行し、空いている自動取引装置Bが存在する場合、処理をS10へ移行する。
S8:顧客は自動取引装置Aの8号機で操作を開始し、所望の取引を行う。取引を開始した情報を受信した制御装置3により自動取引装置A(8号機)の顧客誘導ランプ25を消灯する。
S9:顧客は自動取引装置Aの8号機で行う取引を終了すると専用出口14から退室する。
S10:S7における判定の結果、空いている自動取引装置Bが存在することを確認すると制御装置3はその装置番号を確認する。本実施例では、自動取引装置Bの装置番号は4号機とする。
また、制御装置3は自動取引装置Bが取り扱うことができる取引の科目を確認する。
S11:制御装置3は記憶部に記憶された自動取引装置Aと自動取引装置Bが取り扱うことができる取引の科目を比較し、自動取引装置Aで取り扱うことができる取引の科目が自動取引装置Bで取り扱うことができる取引の科目を包含するか否かを判定する。
例えば、自動取引装置Aが取り扱うことができる取引の科目は入金取引、出金取引、振込取引および通帳記帳であり、一方、自動取引装置Bが取り扱うことができる取引の科目は入金取引、出金取引および通帳記帳である場合、自動取引装置Aで取り扱うことができる取引の科目が自動取引装置Bで取り扱うことができる取引の科目より多い、すなわち、包含していないと判定する。
このとき、顧客が希望する取引の科目が振込取引の場合、自動取引装置Bでは取り扱うことができないので顧客を自動取引装置Aへ誘導する必要が生ずる。
上記判定の結果、自動取引装置Aで取り扱うことができる取引の科目が自動取引装置Bで取り扱うことができる取引の科目を包含していると判定されると処理をS12へ移行し、一方、自動取引装置Bで取り扱うことができる取引の科目が自動取引装置Aで取り扱うことができる取引の科目を包含している、または同じと判定されると処理をS16へ移行する。
S12:自動取引装置Aで取り扱うことができる取引の科目が自動取引装置Bで取り扱うことができる取引の科目を包含していると判定した制御装置3は自動取引装置Bへ一時的に取り扱いを中止することを要求する電文を送信する。その電文を受信した自動取引装置Bは「しばらくお待ちください」等の文言で構成された一時的に取り扱いを中止する画面を表示し、顧客の操作を受け付けないようにして顧客の利用を制限する。ここで、自動取引装置Bの顧客誘導ランプ25を赤色で点灯するようにしてもよい。
これは、例えば、キャッシュコーナの最も奥部に位置する自動取引装置A(8号機)へ向かって移動する顧客がその移動の途中で自動取引装置B(4号機)が空いていることを発見し、その自動取引装置Bで振込取引を行おうとしたがその振込取引を行うことができず、再度、自動取引装置Aへ移動させることを防止するために行うものである。
S13:自動取引装置Aに移動した顧客は操作を開始し、所望の取引を自動取引装置Aで行う。
S14:自動取引装置Aで取引が開始されたこと、すなわち、自動取引装置Aの図示しない接近検知器が顧客の接近を検知し、自動取引装置Aの顧客操作表示部に表示された取引選択画面で取引を選択されたこと、を検知すると自動取引装置Aは制御装置3へ取引が開始された旨の情報を送信する。
取引が開始された旨の情報を受信した制御装置3は自動取引装置A(8号機)の顧客誘導ランプ25を消灯するとともに自動取引装置Bへ取引の受付を再開する旨の電文を送信する。その電文を受信した自動取引装置Bは顧客操作表示部に「いらっしゃいませ 希望するお取引のボタンを押してください」等の文言および取引を選択するための操作ボタン等で構成された取引選択画面を表示し、取引の受付を再開する。
制御装置3の指示により案内板4は待機する顧客13に4号機が空いた旨および4号機は入金取引、出金取引または通帳記帳取引が可能である旨を伝える案内表示を行うとともに、制御装置3は回転バー21のロックを解除する。また、制御装置3により自動取引装置B(4号機)の顧客誘導ランプ25を青色等で点灯する。
S15:待機している顧客13は自動取引装置B(4号機)へ移動し、所望の取引を行うものとする。
S16:S11の判定において、自動取引装置Bで取り扱うことができる取引の科目が自動取引装置Aで取り扱うことができる取引を包含している、または同じと判定された場合、自動取引装置Bは取り扱いを中止することなく顧客の操作を受け付けるものとする。
これは、例えば、キャッシュコーナの最も奥部に位置する自動取引装置A(8号機)へ向かって移動する顧客がその移動の途中で自動取引装置B(4号機)が空いていることを発見した場合、その自動取引装置B(4号機)でもその顧客の取引を受け付けるものである。
したがって、自動取引装置A(8号機)または自動取引装置B(4号機)のどちらでも顧客の操作を受付ける。
S17:顧客は自動取引装置A(8号機)または自動取引装置B(4号機)で所望の取引を行なうものとする。
このようにして待機する顧客を空いた自動取引装置へ誘導する。
なお、本実施例では、ゲート5に回転バー21を使用した例で説明したが図5に示す通過センサ22を使用するようにしてもよい。通過センサ22を使用した場合、制御装置3はゲート5を通過するものを常に検知するようにし、二人以上の顧客の通過を通過センサ22で検知した場合、図示しないスピーカにより警告音や「次のお客様は少々お待ちください」の文言等を出力してその入場を抑止するものとする。
以上説明したように、本実施例では、回転バーにより自動取引装置の使用を待機する顧客を一人ずつ自動取引装置設置エリアへ入場させ、案内板および顧客誘導ランプにより空いている自動取引装置を知らせることにより顧客を自動取引装置へ確実に誘導することができるという効果が得られる。
また、案内板にそれぞれの自動取引装置が取り扱うことが可能な取引科目を表示することにより、待機している顧客は自分が希望する取引を行うことができる自動取引装置の装置番号を容易に知ることができるという効果が得られる。
さらに、顧客が誘導された自動取引装置以外にも新たに空いた自動取引装置ができた場合、その新たに空いた自動取引装置で顧客が希望する取引を扱わない可能性があるときはその自動取引装置を一時的に取り扱い中止にすることにより、顧客を希望する取引が行なえる自動取引装置へ確実に誘導することができるという効果が得られる。
実施例における顧客誘導システムの構成を示すブロック図 実施例におけるキャッシュコーナを示す説明図 実施例における顧客待機エリアの説明図 実施例における回転バーの説明図 実施例における顧客待機エリアの説明図 実施例における案内板表示内容の説明図 実施例における顧客誘導ランプの説明図 実施例における顧客誘導処理のフローチャート
符号の説明
1 自動取引装置
2 通信回線
3 制御装置
4 案内板
5 ゲート
9 自動取引装置で操作を行う顧客
10 顧客待機エリア
11 出入口
12 誘導ロープ
13 顧客
14 専用出口
21 回転バー
22 通貨センサ
25 顧客誘導ランプ

Claims (3)

  1. 顧客の操作により取引を行う複数の自動取引装置と、取引中または待機中等の稼働状況情報をそれぞれの自動取引装置から受信して記憶部に記憶する制御装置とを備え、該制御装置の指示により待機中の自動取引装置の装置番号を表示して顧客を待機中の自動取引装置へ誘導する顧客誘導システムにおいて、
    自動取引装置の近傍に配置した表示器を設け、
    待機中の自動取引装置を検知した前記制御装置の指示により前記表示器が待機中の自動取引装置であることを示し、顧客を待機中の自動取引装置へ誘導するとともに、
    顧客を待機中の一の自動取引装置へ誘導しているとき、該一の自動取引装置と異なる他の自動取引装置が新たに待機中になった場合、前記制御装置は、それぞれの自動取引装置の取り扱い可能な取引科目を比較し、その結果が、前記他の自動取引装置の取り扱い可能な取引科目が前記一の自動取引装置の取り扱い可能な取引科目を包含しているとき、該他の自動取引装置の顧客操作表示部に取引選択画面を表示させて該他の自動取引装置にも顧客を誘導することを特徴とする顧客誘導システム。
  2. 請求項1の顧客誘導システムにおいて、
    顧客を待機中の一の自動取引装置へ誘導しているとき、該一の自動取引装置と異なる他の自動取引装置が新たに待機中になった場合、前記制御装置は、それぞれの自動取引装置の取り扱い可能な取引科目を比較し、その結果が、前記他の自動取引装置の取り扱い可能な取引科目が前記一の自動取引装置の取り扱い可能な取引科目を包含していないとき、該他の自動取引装置で顧客の操作の受け付けを中止させることを特徴とする顧客誘導システム。
  3. 顧客の操作により取引を行う複数の自動取引装置と、取引中または待機中等の稼働状況情報をそれぞれの自動取引装置から受信して記憶部に記憶する制御装置とを備え、該制御装置の指示により待機中の自動取引装置の装置番号を表示して顧客を待機中の自動取引装置へ誘導する顧客誘導システムにおいて、
    自動取引装置の近傍に配置した表示器を設け、
    待機中の自動取引装置を検知した前記制御装置の指示により前記表示器が待機中の自動取引装置であることを示し、顧客を待機中の自動取引装置へ誘導するとともに、
    顧客を待機中の一の自動取引装置へ誘導しているとき、該一の自動取引装置と異なる他の自動取引装置が新たに待機中になった場合、前記制御装置は、それぞれの自動取引装置の取り扱い可能な取引科目を比較し、その結果が、前記他の自動取引装置の取り扱い可能な取引科目が前記一の自動取引装置の取り扱い可能な取引科目を包含しないとき、該他の自動取引装置の利用を制限するようにしたことを特徴とする顧客誘導システム。
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