JP2007241796A - 自動取引システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ATMの操作が不慣れな利用者に対して取引操作のアシストを行なう。
【解決手段】
ATMを利用する利用者の操作を支援する支援センタは、少なくとも利用者の情報を記憶するファイル部と、ATMより送信された利用者の媒体情報に基づいてファイル部を参照して、利用者の取引操作に対する支援の要否を判定するアシスト情報制御部とを有する。アシスト情報制御部が利用者の支援を必要と判断した場合、ATMの表示部に支援の要否の選択を行なう画面を表示し、利用者が入力部から支援要を選択した場合に、アシスト情報制御部はハンドセットのような機器を用いて操作の支援を実行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動取引システムに係り、特に銀行等の金融機関における現金自動取引装置(ATMと言う)の操作に不慣れな利用者に対応した現金自動取引システム及び取引方法に関するものである。
ATMの操作方法が不慣れな利用者に対して、利用者に代わって係員が操作を行なうか又は係員の指示に従って利用者が操作を行なう、TV会議システムを搭載した現金自動取引システムが知られている。例えば、特開平10−334309公報(特許文献1)には、利用者が操作を行なうATMと、係員が操作する端末装置の双方に、それぞれ利用者又は係員を撮影するカメラと、そのカメラで撮影された利用者の操作の映像を映す画面、及びマイクロフォン及び受話器からなるTV会議システムを搭載し、これらの機器を使用して、利用者に代わって係員が操作を行なうか又は係員の指示に従って利用者が操作を行なう取引システムが開示されている。
特開平10−334309公報
上述した従来技術によれば、視覚障害者に対しハンドセットにて取引操作を誘導する機能のみであり、操作に不慣れな高齢者などに対して必ずしも十分とは言えない。
本発明の目的は、現金自動取引装置の操作に不慣れな利用者に対して、取引操作の支援を行なう自動取引システムを提供することにある。
本発明に係る自動取引システムは、利用者の操作により現金の取引を行なう自動取引装置と、自動取引装置に接続され、利用者の操作を支援するためのコンピュータを有するセンタから構成される自動取引システムであって、自動取引装置は、利用者に対する操作のための案内の画面を表示する表示部及び利用者による取引のための入力を行なう入力部を含む操作部と、少なくとも利用者の口座情報が記録された媒体の情報を読み取る媒体読取部と、利用者に対して少なくとも現金の出金を行なう現金取扱機構部と、利用者が取引の操作する時、その操作の支援のために使用される機器と、少なくとも媒体読取部で取得された媒体情報及び入力部より入力された情報をセンタに送信する第1の通信接続部と、これら各部を制御する制御部と、を有し、センタは、第1の通信接続部を介して自動取引装置との間で情報を送受信する第2の通信接続部と、少なくとも利用者の情報を記憶するファイル部と、第2の通信接続部をより受信した利用者の媒体情報に基づいてファイル部を参照して、利用者の取引操作に対する支援の要否を判断するアシスト情報制御部と、を有し、アシスト情報制御部が利用者の支援を必要と判断した場合、自動取引装置の表示部に支援の要否の選択を行なう第1画面を表示し、入力部により利用者に支援の要否を選択させ、利用者により支援が必要と選択された場合に、アシスト情報制御部又は制御部は、機器を用いた操作の支援を実行する自動取引システムである。
好ましい例では、表示部に、予め用意された複数の支援のタイプを選択するための第2画面を表示し、利用者が入力部より支援を必要とすることを選択した場合に、第2画面を表示して支援のタイプを選択させ、アシスト情報制御部又は制御部は、選択された支援のタイプに応じて機器を動作させる。
また、好ましくは、前記媒体情報には、利用者の個人情報が含まれ、アシスト情報制御部は、受信した個人情報から利用者の年齢を算出し、かつ算出された年齢を基に利用者に対する操作の支援の要否を判断する。
また、好ましくは、上記センタは、利用者の取引操作に要する時間を、利用者の口座情報を含めて履歴として記憶する取引履歴ファイルを有し、アシスト情報制御部は、受信した利用者の媒体情報から取引履歴ファイルを参照して利用者の取引時間を得、利用者に対する支援の要否を判断する。
また、好ましくは、自動取引装置の制御部は、利用者が取引操作に要する時間を計測する手段と有し、計測手段により得られた実際の取引時間と、予め記憶部に保持されている利用者の平均的な取引時間とを照合し、その結果利用者への支援が必要と判断した場合、アシストの要否選択および又は支援のタイプを選択するための画面を表示部に表示する。
本発明は、また自動取引システムにおける取引方法としても把握される。
本発明によれば、自動取引装置の操作に不慣れな者に対して係員により適切な支援を行なうことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、ATM及びそれに接続されるコンピュータから成る現金自動取引システムの概略を示す図であり、図2はその内部構成図である。
本実施例において、ATM1はネットワークを介してコンピュータ11及び12が接続される。一方のコンピュータ11は現金取引の処理を行なうホストコンピュータであり、他方のコンピュータ12はATM1で現金取引する利用者の操作を支援するためのコンピュータである。
ここで、ホストコンピュータ11は、金融機関における取引処理を行なう情報処理センタの処理機能を果たすものであり、通常のコンピュータが一般的に有する、プロセッサ(CPU)、制御プログラムを記憶するメモリ、処理データを記憶するメモリ及び外部記憶装置等を備えている。これは、上位装置又はサーバと呼ばれることもある。このホストコンピュータ11は金融機関が通常有するものであり、本実施例ではホストコンピュータ11における処理は本質的な事項ではないので、ここではその処理の詳細な説明は省略する。
また、アシストセンタ12は単にセンタとかサーバと言われたり、或いは監視局、監視、監視装置と言われることがあるが、ここでは、以後、アシストセンタ12と言うことにする。
図1及び図2において、ATM1は、現金の出金や入金取引、振込み等の取引を行うための機能を有する。ATM1は、利用者が要求する種々の取引を自動的に実行するために、それらの取引に関する操作案内(ガイダンス)及びアナウンス情報などの画面を表示する液晶ディスプレイなどの表示器と、及び利用者の操作を指の押下の入力として受け付けるタッチパネルなどの入力器を含む操作部3を有する。なお、入力及び表示機能を有するので、入力兼表示部と言われることもある。
ATM1は、また、その取引時に使用されるキャッシュカード(以下単にカードという)を挿入、排出し、さらにそのカードに貼付された磁気ストライプ情報(MS:Magnetic Stripe)を読取り又は書込み機能(磁気ヘッド、磁気読書部)およびカードのエンボス部分のイメージを読取る機能を有するカード機構部と、取引した内容を印字部により明細票に印字し、装置から排出する明細票機構部とを含むカード機構部・明細票機構部4を有する。図1に示すように、カード機構部と明細票機構部とはカード及び明細票を同時に利用者に渡せるように、同じユニット内に設けるのが望ましい。
更に、種々の取引時に使用される通帳の挿入、排出やその通帳への印字部による印字動作や通帳に貼付された磁気ストライプ情報を磁気ヘッドで読み取るなどの処理を実行する通帳機構部5を有する。なお、カード及び通帳の磁気ストライプ情報には少なくとも利用者に固有な情報として口座番号を含んでいる。また、好ましくは、利用者の個人情報として、住所、氏名、生年月日、年齢、障害者に関する情報例えば目や耳の障害者である旨の情報を含むがよい。
ATM1は、また、紙幣又は硬貨(媒体と言う)の入金及び又は出金機能、媒体の鑑別や媒体の搬送、収納を実行する紙幣入出金機構部6、硬貨入出金機構部7を有する。更に、利用者がアシストセンタ12との間で会話を行なうためのハンドセット部8、ホストコンピュータ11との間でデータ通信を行なうホスト回線接続部9、アシストセンタ12との間でデータ通信を行なうアシストセンタ接続部10を有する。なお、この例ではハンドセットが使用されるが、これに代えて又は併用してインタフォンや直通電話等を設置するようにしてもよい。
制御部2は、上記した各部を制御する。例えば、制御部2は、操作部3へガイダンス画面の表示、利用者による操作の検知、画面の編集やアシストセンタ12およびホストコンピュータ11と間でデータの送受信などを行う。
アシストセンタ12は、ATM1とのデータの送信又は受信を行なうATM回線接続部14と、顧客情報、取引情報および画面情報等に係わる各種情報を記憶、保存するファイル部20と、ファイル部20に含まれる複数のファイルを制御する各制御部15,16、17、係員が操作する操作部(入力兼表示部)18、マイクなど通話ができる機器を装備した通話部19、及びこれら各部を制御する有人アシスト制御部13を有する。
ファイル部20は、更に、顧客情報ファイル21、取引履歴ファイル22および画面情報ファイル23の3つのファイルを記憶する。ファイル部20は、磁気ディスクや光ディスク等の種々のデータが記憶された記憶装置で構成される。各ファイル21、22,23の詳細については図6〜8を参照して後述する。
各ファイル21〜23は、それらに対応する顧客情報ファイル制御部15、取引履歴ファイル制御部16および画面情報ファイル制御部17によってそのアクセスが制御され、それぞれ情報の更新や照会などの様々な処理が実行される。
なお、ファイル部20は異なる情報毎に複数のファイルに分けて管理されることが望ましいが、1つのファイル部に纏めて1つのファイルとして管理するように構成してもよい。また、制御部13内に顧客情報ファイル制御部15などの各制御部の機能を持たせ、制御部13によって各ファイルの処理等を実行しても良い。
次に、図6の顧客情報ファイル21について説明する。
顧客情報ファイル21は主に利用者の情報を記憶する記憶部である。図示のように、「顧客基本情報」には、利用者が口座を開設したときの店番1000、利用者を識別するために利用者に固有に付けられた顧客番号1001、住所1002および生年月日1003を有する。
この「顧客基本情報」の詳細情報である「口座情報」には、利用者の保有している口座番号1004、預金残高1005および暗証番号1006を有する。この顧客情報ファイル21のように、「顧客基本情報」を基にツリー構造として口座情報1,2をその下位に持つ形態が望ましい。
図7に示す取引履歴ファイル22は、主に利用者が行った取引の情報をログとして記憶する記憶部である。図示のように、取引履歴ファイル22の「取引基本情報」には、口座番号2100を有する。
この「取引基本情報」の詳細な情報である「取引実績」には、取引時に選択した取引名2101、取引に要した時間である取引時間2102、利用者全体の取引時間平均との比較値である平均時間比2103有する。この取引履歴ファイル22のように、「取引基本情報」を基にツリー構造として取引実績1,2,3、4をその下位に持つ形態が望ましい。なお、利用者が1つの取引しか行わなかった場合は、1つの「取引実績」しか無い。また「取引基本情報」は利用者の人数分(つまり複数)記憶される。
図8に示す画面情報ファイル23は、主としてアシストセンタ13の操作部18の表示部に表示するための情報である、取引ステータス情報3000およびATM1の画面情報3001を記憶する記憶部である。「画面情報」はATM1で表示する画面分つまり複数有る。この画面の表示例については、図10及び11に示される。
図9は、ATM1とアシストセンタ12との間で伝送される要求メッセージのフォーマットの一例である。
要求メッセージは、ATM1が設置されている店番4000、ATM1に固有に付けられた番号であるATM番号3001、利用者が選択した取引内容4002、取引状態を示す取引ステータス情報4003、カード情報4004および取引ステータスに対応した利用者による入力情報4005を含む。
(A)はアシスト確認要求300のメッセージであり、取引ステータス情報4003にはアシスト確認を含み、カード情報4004には利用者のカード情報を含む。カード情報としては、口座番号及び利用者の障害者情報を含む個人情報が含まれる。口座番号に関連して顧客番号も含まれる。
(B)はサービス要求メッセージであり、取引ステータス情報4003には暗証番号入力を示すステータス情報を含み、入力情報4005には利用者が操作部3から入力した暗証番号を含む。
次に、図3を参照して、ATMにおける取引のアシスト処理について説明する。
以下、ATMの取引項目の1つである口座振込を例に上げて説明する。
制御部2の制御により、操作部3には最初「いらっしゃい」案内及び取引選択を含む画面(図10、G101)が表示されている(ステップ100)。(なお、以後「ステップ」をSと略す)。取引項目としては、入金、出金及び振込み等の複数の項目が含まれ、また操作の支援を希望する場合に押下されるアシストキーが含まれる。
利用者が表示中の複数の取引項目から例えば「振込」を選択すると、取引が開始される(S101)。取引選択画面より取引が選択された後、利用者はカード機構部・明細票印字部4にカードを挿入し、また通帳がある場合には通帳機構部5に通帳を挿入する(S102)。挿入されたカード又は通帳の磁気ストライプの情報はカード機構部又は通帳機構部5で読取られる。制御部2は、読取られたカード又は通帳の情報、即ち口座番号や個人情報を含む情報を編集してアシスト確認要求(図9(A))を作成し、その要求をアシストセンタ12へ送信する(S103)。
アシストセンタ12では、利用者に対するアシストの要否の確認処理を行ない、その結果、アシスト確認回答308(図4)をATM1へ送信する(S200)。なお、アシスト確認処理(S200)の詳細については、図4を参照して後述する。
ATM1はアシストセンタ12から、利用者に対する支援が必要の旨の回答を受けた場合、制御部2は操作部3にアシスト確認画面G104(図10)を表示し、利用者に操作の支援が必要か否かの確認を促す(S104)。
利用者は、画面G104を見て操作の支援を希望する選択を行った場合、制御部2は操作部3にアシストタイプ選択画面G105(図10)を表示し、ハンドセットまたは係員による対応の選択を促す。利用者が「ハンドセットによる対応」又は「係員による対応」のいずれかのアシストタイプを選択した後、制御部2はアシストセンタ12へアシストの開始を示すサービス要求400(図9)を送信する(S105)。なお、この場合サービス要求の取引ステータス情報には、アシストタイプ選択が含まれる。
アシストセンタ12ではサービス要求の内容を判定して、取引に必要なガイダンス画面を選択し、それをサービス回答406としてATM1へ送信する(S201)。なお、アシストセンタ12におけるサービス要求の処理については、図5を参照して後述する。
利用者は、以後、暗証番号の入力操作(S106)からカード・明細票・通帳の受け取り(S117)至るまでの操作を行うことになる。これらの操作において、利用者は、ATM1から送信されるサービス要求(取引情報通知)により操作部3に表示している画面情報をアシストセンタ12のセンタ係員と共有するができ、ハンドセット部8を用いながら操作の支援サービスを受けることができる(S202)。なお、図3において破線は係員による支援動作を示す。
暗証番号入力(S106)からカード・明細票・通帳の受け取り(S117)に至る動作は、ATMによる通常の処理動作であるので、それらの詳細な説明は省略する。いずれにしても、ホストコンピュータ11との間で関係するデータが送受信されて、利用者の口座情報が更新処理され、取引が終了する。これらの処理動作(S106〜117)に伴うデータは、アシストセンタ12と間でも送受信され、それぞれのステップで、適宜利用者に対する操作の支援が行なわれる。例えば、取引の進行に伴って必要なガイダンス画面を表示し、またハンドセットを用いて、利用者に対して関係する情報の入力の指示や、カード・明細票・通帳等の受け取り操作を促す。
最後に、ATM1に挿入されていたカード又は通帳が排出され、またATM1からアシストセンタ12へサービス要求(終了)を送信して、当該取引およびサービスを終了する(S118、S203)。
次に、図4及び5を参照して、アシストセンタ12にける支援処理動作について説明する。
まず、図4に基づきアシスト確認要求の処理について説明する。
ATM1はアシスト確認の中央交信時に(S103)、アシスト確認要求をアシストセンタ12へ送信する(S300)。アシスト情報制御部13はATM1から送信されたアシスト確認要求を受付ける(S301)。アシスト確認確認要求はATM1から送信されるデータ(電文)であり、図9(A)に示すように種々の情報が含まれている。アシスト情報制御部13は、アシスト確認要求の電文に含まれている口座番号内の店番、顧客番号をキーとして、顧客情報ファイル21の顧客基本情報から店番1000、顧客番号1001を検索する(S302)。当該情報が存在している場合、生年月日1003の照会を行い、年齢を計算する。そして、図示しない記憶部に予め登録されている年齢基準情報と比較して、利用者が高齢者か否かを判定する(S303)。なお、予めカード情報に現在の年齢の情報が記録されている場合には、上記年齢計算は不要である。また、カード情報に高齢者を示す情報、例えば70歳以上を示すフラグが予め記録されている場合には、上記年齢計算や高齢者の判定処理も不要であり、当該フラグを参照することで判定が行なわれる。
次に、アシスト情報制御部13は、ATM1から受信した利用者の口座番号をキーとし、取引履歴ファイル22の取引基本情報の口座番号2100を検索し、過去の取引時間の照会を行い、取引時間を判定する(S304、S305)。更に、アシスト情報制御部13は、算出した上記年齢判定および取引時間の判定結果を基に、アシストが必要であるか否かを判定し、ATM1にアシスト確認回答を送信する(S306、S307)。
アシストセンタ12よりアシスト確認回答を受けたATM1は、上述の通りステップ104以降の処理を実行する(S308)。
次に、図5に従い、サービス要求に対する処理について説明する。
ATM1はサービス要求(開始)のセンタ交信時に(S105)、サービス要求をアシストセンタ12へ送信する(S400)。アシスト情報制御部13はATM1から送信されたサービス要求を受付ける(S401)。このサービス要求は、図9(B)に示すようにATM1から送信される電文であり、種々の情報が含まれる。サービス要求の電文に含まれる、店番4000、ATM番号4001、取引内容4002をアシストセンタ12の操作部18に取引情報表示画面G202(図11)を表示する(S402、S403、S404)。そしてアシスト情報制御部13は、ATM1にサービス要求を受付けた旨の回答を送信する(S405)。
アシスト情報制御部13より回答を受付けたATM1は、上述したように以降の処理(ステップ105以降)を実行する(S406)。
次に、ATM1は取引の状態(ステータス)が変化した時に(S106〜S117)、その都度サービス要求(取引情報通知)をアシストセンタ12に送信する(S400)。
アシスト情報制御部13は、ATM1から送信されたサービス要求を受付け(S401)、サービス要求に含まれる取引ステータス情報4003をキーとして、画面情報ファイル23の取引ステータス情報3000を検索し、該当する画面情報3001の画面を選択する。そしてその選択された画面と、ATM1から送信された店番4000、ATM番号4001、取引内容4002、取引ステータス4003、利用者入力情報4005を含む画面、例えば取引情報表示画面G202を操作部18に表示する(S402、S403、S404)。そして、アシスト情報制御部13はATM1にサービス要求を受付けた旨の回答を送信する(S405)。ATM1は、アシスト情報制御部13から送信された回答を受付け、それ以降の処理を実行する(S406)。
次に、取引終了時には、ATM1はサービス要求(終了の要求)をアシストセンタ12に送信する(S400)。アシスト情報制御部13はこのサービス要求を受付け(S401)、サービス要求に含まれる取引ステータス情報4003をキーとして、画面情報ファイル23の取引ステータス情報3000を検索し、該当する画面情報3001を選択する。そしてその選択された画面と、ATM1から送信された店番4000、ATM番号4001、取引内容4002、取引ステータス4003を含む画面、例えば取引情報表示画面G202を操作部18に表示する(S402、S403、S404)。
そして、アシスト情報制御部13は、ATM1へサービス要求(終了)を受け付けた旨の回答を送信する(S405)。ATM1は、アシストセンタ12より回答を受付け、当該取引を終了する(S118)
なお、本発明は上記実施例に限定されずに、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々変形し、応用して実施し得る。例えば、上記実施例では、アシストセンタ12側で種々のファイルを保有しているが、ホストコンピュータ11に種々のファイルを保有することによっても同様のサービスが可能である。
また、上記実施例では、アシスト情報制御部13におけるアシストの要否の判定は、算出した年齢や利用者の取引時間を、予め用意した基準となる情報と比較することで行なっている。しかし、代替例によれば、年齢の照合のみによる判定、或いは取引時間の照合のみによる判定でもよい。また、年齢や取引時間に限らず、障害者情報に基づいてアシストの要否を判定するようにしてもよい。これは、例えばカード又は通帳の磁気ストライプ情報に障害者情報を予め記録しておき、アシスト情報制御部13がその情報を判定することでアシストの要否を決めることができる。
また、自動取引装置の制御部は、利用者が取引操作に要する時間を計測する手段と有し、この計測手段により得られた実際の取引時間と、予め記憶部に保持されている利用者の平均的な取引時間とを照合し、その結果利用者への支援が必要と判断した場合、アシストの要否選択および又は支援のタイプを選択するための画面を表示部に表示するように構成することもできる。
ATM及びコンピュータからなる自動取引システムの概略を示す図、 ATMとアシストセンタから成る自動取引システムの内部構成を示す図、 ATM側における取引の処理動作を示すフロー図、 アシストセンタ12におけるアシスト確認要求の処理動作を示すフロー図、 アシストセンタ12におけるサービス要求の処理動作を示すフロー図、 顧客情報ファイル21の内部構成図、 取引履歴ファイル22の内部構成図、 画面情報ファイル23の内部構成図、 ATM1とアシストセンタ12間で送信される要求メッセージの例を示す図、 取引選択画面、アシスト確認画面及びアシストタイプ選択画面の一例を示す図、 暗証番号入力画面及び取引情報表示画面の一例を示す図。
符号の説明
1:ATM、2:制御部、3:操作部、4:カード機構部・明細票機構部、5:通帳機構部、6:紙幣入出金機構部、7:硬貨入出金機構部、8:ハンドセット部、9:ホスト回線接続部、10:アシストセンタ接続部、11:ホストコンピュータ、12:アシストセンタ、13:アシスト情報制御部、14:ATM接続部、15:顧客情報ファイル制御部、16:取引履歴ファイル制御部、17:画面情報ファイル制御部、18:操作部、19:通話部、20:ファイル部、21:顧客情報ファイル、22:取引履歴ファイル、23:画面情報ファイル

Claims (7)

  1. 利用者の操作により現金の取引を行なう自動取引装置と、該自動取引装置に接続され、利用者の操作を支援するためのコンピュータを有するセンタから構成される自動取引システムであって、
    該自動取引装置は、利用者に対する操作のための案内の画面を表示する表示部及び利用者による取引のための入力を行なう入力部を含む操作部と、少なくとも利用者の口座情報が記録された媒体の情報を読み取る媒体読取部と、利用者に対して少なくとも現金の出金を行なう現金取扱機構部と、利用者が取引の操作する時、その操作の支援のために使用される機器と、少なくとも該媒体読取部で取得された該媒体情報及び該入力部より入力された情報を該センタに送信する第1の通信接続部と、これら各部を制御する制御部と、を有し、
    該センタは、該第1の通信接続部を介して該自動取引装置との間で情報を送受信する第2の通信接続部と、少なくとも利用者の情報を記憶するファイル部と、該第2の通信接続部をより受信した該利用者の媒体情報に基づいて該ファイル部を参照して、該利用者の取引操作に対する支援の要否を判断するアシスト情報制御部と、を有し、
    該アシスト情報制御部が利用者の支援を必要と判断した場合、該自動取引装置の該表示部に支援の要否の選択を行なう第1画面を表示し、該入力部により該利用者に支援の要否を選択させ、利用者により支援が必要と選択された場合に、該アシスト情報制御部又は該制御部は、該機器を用いた操作の支援を実行することを特徴とする自動取引システム。
  2. 該表示部に、予め用意された複数の支援のタイプを選択するための第2画面を表示し、該利用者が該入力部より支援を必要とすることを選択した場合に、該第2画面を表示して支援のタイプを選択させ、該アシスト情報制御部又は該制御部は、選択された支援のタイプに応じて該機器を動作させることを特徴とする請求項1の自動取引システム。
  3. 前記媒体情報には、該利用者の個人情報が含まれ、該アシスト情報制御部は、受信した該個人情報から該利用者の年齢を算出し、かつ算出された該年齢を基に該利用者に対する操作の支援の要否を判断することを特徴とする請求項1又は2の自動取引システム。
  4. 該センタは、利用者の取引操作に要する時間を、利用者の口座情報を含めて履歴として記憶する取引履歴ファイルを有し、
    該アシスト情報制御部は、受信した該利用者の媒体情報から該取引履歴ファイルを参照して該利用者の取引時間を得、該利用者に対する支援の要否を判断することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの自動取引システム。
  5. 自動取引装置の該制御部は、利用者が取引操作に要する時間を計測する手段と有し、該計測手段により得られた実際の取引時間と、予め記憶部に保持されている利用者の平均的な取引時間とを照合し、その結果該利用者への支援が必要と判断した場合、該アシストの要否選択および又は該支援のタイプを選択するための画面を該表示部に表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの自動取引システム。
  6. 利用者の操作により現金の取引を行なう自動取引装置と、該自動取引装置に接続され、利用者の操作を支援するためのコンピュータを有するセンタから構成される自動取引システムにおける取引方法であって、
    利用者に対する操作のための案内の画面を表示する表示部及び利用者による取引のための入力を行なう入力部を含む操作部と、少なくとも利用者の口座情報が記録された媒体の情報を読み取る媒体読取部と、利用者に対して少なくとも現金の出金を行なう現金取扱機構部と、利用者が取引の操作する時、その操作の支援のために使用される機器と、少なくとも該媒体読取部で取得された該媒体情報及び該入力部より入力された情報を該センタに送信する第1の通信接続部と、これら各部を制御する制御部と、を有する自動取引装置と、第1の通信接続部を介して該自動取引装置との間で情報を送受信する第2の通信接続部と、少なくとも利用者の情報を記憶するファイル部と、該第2の通信接続部をより受信した該利用者の媒体情報に基づいて該ファイル部を参照して、該利用者の取引操作に対する支援の要否を判定するアシスト情報制御部とを有するセンタとを、ネットワークを介して接続するステップと、
    該アシスト情報制御部により利用者の支援が必要か否かを判断するステップと、
    該判断の結果、支援要と判断した場合、該自動取引装置の該表示部に支援の要否の選択を行なう第1画面を表示するステップと、
    該第1の画面に従い、該入力部から該利用者により支援の要否を選択するステップと、
    該利用者により支援が必要と選択された場合に、該アシスト情報制御部又は該制御部は、該機器を用いた操作の支援を実行するステップと、
    を有することを特徴とする自動取引方法。
  7. 該表示部に、予め用意された複数の支援のタイプを選択するための第2画面を表示するステップを有し、該利用者が該入力部より支援を必要とすることを選択した場合に、該第2画面を表示して支援のタイプを選択させ、該アシスト情報制御部又は該制御部は、選択された支援のタイプに応じて該機器を動作させることを特徴とする請求項6の自動取引方法。

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