JP7195297B2 - 金融機関端末システム - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 1.試験的実施を行った期間 令和2年8月12日から令和2年9月15日 2.場所 株式会社りそな銀行茗荷谷支店 3.公開者 株式会社りそな銀行 〔刊行物等〕 1.試験的実施を行った期間 令和2年8月17日から令和2年9月15日 2.場所 株式会社りそな銀行あきる野支店 3.公開者 株式会社りそな銀行 〔刊行物等〕 1.試験的実施を行った期間 令和2年8月17日から令和2年9月15日 2.場所 株式会社埼玉りそな銀行秩父支店 3.公開者 株式会社埼玉りそな銀行 〔刊行物等〕 1.試験的実施を行った期間 令和2年8月17日から令和2年9月15日 2.場所 株式会社埼玉りそな銀行白岡支店 3.公開者 株式会社埼玉りそな銀行
本発明は、金融機関端末システム、顧客端末装置、及び、店員端末装置に関する。
銀行や証券会社などの金融機関においては、様々な顧客サービスがコンピュータ化してきている。このため、顧客がわざわざ金融機関の店舗に出向かなくとも、自宅のコンピュータ端末から、振り込みや定期預金の預け入れなど、様々な金融取引を行うことができるようになってきている。しかし、顧客のコンピュータスキルは多種多様であり、依然として、金融機関の店舗に来店して金融取引や各種の手続を行いたいという要望もある。このため、一定数の顧客は金融機関の店舗に出向いて、店員と対面した状態で、金融取引や各種手続を行っている。
その一方で、金融機関の店舗における店員の数にも限りがあり、効率的な店舗運営を考えれば、店員の数を安易に増やすわけにはいかない。このため、金融機関の店舗においても、来店した顧客に顧客端末装置を一時的に貸与して、この顧客端末装置に対して、顧客自らが目的の金融取引や各種手続を行うための操作をすることが提案されている。
しかし、一人の店員が、この顧客端末装置を操作する一人の顧客の対応に専念していては、同時に来店するであろう顧客の数だけ店員が必要となり、効率性を阻害する。その一方で、金融機関の店舗にて、顧客端末装置を顧客に貸与するだけで、何の手助けもしないのであれば、やはり顧客サービスとして十分とはいえない。このため、金融機関の店舗に来店した顧客に顧客端末装置を直接操作してもらうにしても、金融機関として何らかのサポートを提供する必要がある。
特開2019-12381号公報 特開2015-207077号公報
上記のような課題に鑑みて、本発明は、金融機関の店舗に来店した顧客が操作する顧客端末装置における操作の状況を、金融機関の店員が適切に把握することのできる仕組みを提供することを目的とする。
本発明に係る金融機関端末システムは、
金融機関の店員が保持する店員端末装置と、前記金融機関に来店した顧客が操作する顧客端末装置とを備える金融機関端末システムであって、
前記顧客端末装置から、前記店員端末装置が、前記顧客による前記顧客端末装置に対する操作の状況に関する情報を取得する、情報取得手段と、
前記店員端末装置が、前記情報取得手段が取得した前記顧客端末装置に対する操作の状況を表示する、表示手段と、
を備える。
また、本発明に係る顧客端末装置は、
金融機関に来店した顧客が操作する顧客端末装置であって、
前記顧客による前記顧客端末装置に対する操作を受け付ける、操作受付手段と、
前記顧客端末装置から、前記金融機関の店員が保持する店員端末装置に、前記顧客による前記顧客端末装置に対する操作の状況に関する情報を送信し、前記店員端末装置に前記顧客による前記顧客端末装置に対する操作の状況を表示させる、情報送信手段と、
を備える。
また、本発明に係る店員端末装置は、
金融機関の店員が保持する店員端末装置であって、
前記金融機関に来店した顧客が操作する顧客端末装置から、前記顧客による前記顧客端末装置に対する操作の状況に関する情報を取得する、情報取得手段と、
前記情報取得手段が取得した前記顧客端末装置に対する操作の状況を表示する、表示手段と、
を備える。
本発明の一実施形態に係る金融機関の全体システムのシステム構成を説明するブロック図。 図1に示す金融機関の全体システムにおいて、本実施形態に係る操作処理が行われる場合の顧客端末装置と店員端末装置と金融機関システムの処理の流れを説明するフローチャートを示す図。 顧客端末装置の顧客端末画面に表示される初期画面の一例を示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される初期画面の一例を示す図。 顧客端末装置の顧客端末画面に表示される初期画面の一例を示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される操作選択画面の一例を示す図。 顧客端末装置の顧客端末画面に表示される本人認証画面の一例を示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図。 顧客端末装置の顧客端末画面に表示される本人認証画面の一例を示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図。 顧客端末装置の顧客端末画面に表示される入力画面の一例を示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図。 顧客端末装置の顧客端末画面に表示される入力画面の一例を示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図。 顧客端末装置の顧客端末画面に表示される入力画面の一例を示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図。 顧客端末装置の顧客端末画面に表示される入力画面の一例を示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図。 顧客端末装置の顧客端末画面に表示される確認画面の一例を示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図。 顧客端末装置の顧客端末画面に表示される入力画面の一例を示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図。 顧客端末装置の顧客端末画面に表示される確認画面の一例を示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図。 顧客端末装置の顧客端末画面に表示される本人認証画面の一例を示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図。 顧客端末装置の顧客端末画面に表示される本人認証画面の一例を示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図。 顧客端末装置の顧客端末画面に表示される最終確認画面の一例を示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図。 顧客端末装置の顧客端末画面に表示される手続完了画面の一例を示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図。 顧客端末装置の顧客端末画面に表示されるホーム画面の一例を示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図。 本実施形態に係る金融機関端末システムで実行される滞留通知処理の内容の一例を説明するフローチャートを示す図。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図(通常の状態)。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図(滞留通知の状態)。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図(対応確認画面の表示状態)。 店員端末装置の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面の一例を示す図(通常に戻った状態)。
以下、図面を参照しながら、本実施形態に係る顧客端末装置、店員端末装置、及び、これら顧客端末装置と店員端末装置とを有する金融機関端末システムを説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行うこととする。
図1は、本実施形態に係る金融機関の全体システム1の構成を説明するブロック図である。この図1に示すように、本実施形態に係る金融機関の全体システム1においては、顧客端末装置10と、店員端末装置20と、金融機関システム30とを備えて構成されている。これら顧客端末装置10と、店員端末装置20と、金融機関システム30との間は、それぞれ、相互に通信可能に接続されている。この接続態様は、無線による通信であっても、有線による通信であってもよい。
顧客端末装置10と店員端末装置20とは、例えば、金融機関の店舗において用いられる端末装置である。ここで金融機関とは、広義に解釈されるべきであり、銀行や、証券会社、信用金庫、保険会社、いわゆるノンバンクなども、ここで言う金融機関に含まれる。以下においては、説明の便宜のため、銀行の店舗において、顧客端末装置10と店員端末装置20とが用いられる場合を想定する。
顧客端末装置10は、金融機関の店舗に来店した顧客に、金融機関から一次的に貸与される端末である。したがって、この顧客が店舗から去る場合には、顧客端末装置10は金融機関に返却されるのが前提である。この顧客端末装置10は、例えば、タブレット型やノート型、ディスクトップ型のコンピュータ、又は、スマートフォンなどにより構成することができる。金融機関の店舗で顧客端末装置10を貸与された顧客は、この顧客端末装置10を保持しつつ操作して、自分がこの店舗にて行おうとしていた金融取引や各種手続を実行する。
この図1においては、顧客端末装置10は1台だけ描かれているが、1つの店舗に複数の顧客端末装置10が配備されていてもよい。但し、複数の顧客端末装置10が1つの店舗に配備されていたとしても、顧客に貸与されるのは、一人の顧客に対して1台であるのが前提である。このため、複数の顧客端末装置10が店舗に配備されている場合は、複数の顧客のそれぞれに、1台ずつ、顧客端末装置10が貸与される。
また、顧客端末装置10は、店舗に設置されているATM(Automatic Teller Machine)、又は、税金の納付や振込手続などの一部の手続に特化した専用装置のように、店舗内で顧客自身が操作をして金融取引を行う機械であってもよい。つまり、金融機関の店舗に存在するあらゆる装置が、この顧客端末装置10となり得る。
店員端末装置20は、金融機関で働く店員が保持して操作する端末装置である。この店員端末装置20は、タブレット型のコンピュータにより構成してもよいし、これよりも小さいスマートフォン型の携帯端末により構成してもよい。金融機関の店舗において店員は、この店員端末装置20を見て、顧客が操作する顧客端末装置10における操作の進捗状況を把握する。
この図1においては、店員端末装置20は1台だけ描かれているが、1つの店舗に複数の店員がいる場合には、複数の店員端末装置20が配備されていてもよい。但し、複数の店員端末装置20が1つの店舗に配備されたとしても、一人の店員が保持する店員端末装置20は、通常、1台であることを前提としている。
本実施形態においては、これら顧客端末装置10と店員端末装置20とにより、金融機関端末システム2が構成されている。すなわち、1又は複数の顧客端末装置10と、1又は複数の店員端末装置20とにより、金融機関端末システム2が構成される。通常、1つの店舗においては、1つの金融機関端末システム2が構築されるが、複数の金融機関端末システム2が1つの店舗で構築されるようにすることも可能である。
上述したように、この金融機関端末システム2は、金融機関システム30に通信可能に接続される。具体的には、顧客端末装置10が金融機関システム30に通信可能に接続され、店員端末装置20も金融機関システム30に接続される。また、顧客端末装置10と店員端末装置20が互いに通信することも可能である。
本実施形態においては、この金融機関システム30は、勘定系ホストシステム32と、インターネットバンキングシステム34と、モバイル基盤システム36とを備えて構成されている。金融機関システム30は、複数の店舗を有する金融機関の全体を統括するシステムであり、通常、1つの金融機関において、1つの金融機関システム30が構築されている。そして、この金融機関システム30に、この金融機関が備える複数の店舗のそれぞれの金融機関端末システム2が接続される。
勘定系ホストシステム32は、この金融機関に口座を開設した顧客や今後開設予定の顧客、あるいは口座解約済みの顧客の各種情報を保持して管理するシステムである。例えば、勘定系ホストシステム32は、顧客の口座番号、口座残高、顧客住所、顧客電話番号など、様々な情報を保持して管理している。
インターネットバンキングシステム34は、勘定系ホストシステム32をインターネットに接続するためのシステムである。具体的には、インターネットバンキングシステム34は、勘定系ホストシステム32が保持する様々な情報を、インターネットを介してアクセスしてきた顧客に提供する。逆に、インターネットバンキングシステム34は、顧客がインターネットを介して入力してきた様々な情報を、勘定系ホストシステム32に送信する。
モバイル基盤システム36は、インターネットバンキングシステム34を、モバイル系ネットワークに接続するためのシステムである。具体的には、モバイル基盤システム36は、インターネットバンキングシステム34が保持する勘定系ホストシステム32の様々な情報を、スマートフォンなどの携帯端末を用いてアクセスしてきた顧客に提供する。逆に、モバイル基盤システム36は、顧客がスマートフォンなどの携帯端末を用いて入力してきた様々な情報を、インターネットバンキングシステム34を介して勘定系ホストシステム32に送信する。
さらに、本実施形態においては、インターネットバンキングシステム34が保持する勘定系ホストシステム32の様々な情報を、顧客端末装置10や店員端末装置20に提供する。逆に、モバイル基盤システム36は、顧客端末装置10や店員端末装置20から入力された様々な情報を、インターネットバンキングシステム34を介して、勘定系ホストシステム32に送信する。
なお、本実施形態においては、このようにモバイル基盤システム36を介して、顧客端末装置10や店員端末装置20がインターネットバンキングシステム34に接続され、そして、勘定系ホストシステム32に接続されるようにしたが、顧客端末装置10や店員端末装置20の接続態様は、これに限定されるものではない。例えば、顧客端末装置10や店員端末装置20が、直接、インターネットバンキングシステム34に接続されるようにしてもよいし、或いは、顧客端末装置10や店員端末装置20が、直接、勘定系ホストシステム32に接続されるようにしてもよい。
次に、この金融機関の全体システム1において実行される金融機関における一連の操作処理について説明する。図2は、この金融機関における一連の操作処理が行われる場合の顧客端末装置10と店員端末装置20と金融機関システム30の処理の流れを説明するフローチャートを示す図である。また、図3A乃至図18Aは、この一連の操作処理において、顧客端末装置10の顧客端末画面に表示される各種画面の一例を示す図であり、図3B乃至図18Bは、この一連の操作処理において、店員端末装置20の店員端末画面に表示される各種の画面の一例を示す図である。
図2に示すように、この金融機関における一連の操作処理においては、まず、店員が店員端末装置20を用いて、店舗に来店した顧客に貸与する顧客端末装置10の利用開始に必要な設定を行う(ステップS10)。図3Aは、このとき顧客端末装置10の顧客端末画面に表示される初期画面W10Aの一例を示す図であり、図3Bは、このとき店員端末装置20の店員端末画面に表示される初期画面W10Bの一例を示す図である。
これら図3A及び図3Bに示すように、顧客端末装置10には、金融機関のポータルとしての初期画面W10Aが表示されている。本実施形態では、この状態では、店員はまだ、この顧客端末装置10を顧客に手渡していない。つまり、顧客が顧客端末装置10に触れていない状態である。一方、店員端末装置20には、顧客が行う一連の処理を受け付ける初期画面W10Bが表示される。この初期画面W10Bの例では、この店員端末装置20で2台の端末A、Bが、顧客端末装置10としてモニタされる。初期画面W10Bには、端末Aを顧客に貸与する場合にタッチして選択する端末選択ボタンB10と、端末Bを顧客に貸与する場合にタッチして選択する端末選択ボタンB12とが表示されている。ここでは、この店員端末装置20を保持して操作する店員が、端末Aを選択する端末選択ボタンB10をタッチして選択したとする。
店員がこの端末選択ボタンB10をタッチして選択すると、図4Bに示すように、店員端末装置20の店員端末画面には、操作選択画面W12Bが表示される。この操作選択画面W12Bでは、店員は、店舗に来店した顧客が行おうとしている金融取引や各種手続を選択する。すなわち、顧客に貸与する顧客端末装置10で、顧客が行う金融取引や各種手続を、この店員端末装置20に表示された操作選択画面W12Bを操作することにより選択する。
図4Bの例では、この操作選択画面W12Bに、選択できる操作として、「振込をする」、「ペイジーで支払う」、「公共料金の自動引落登録」、「海外送金をする」、及び、「ポイントを交換する」、「住所・電話番号を変更する」が表示されている。このことから分かるように、本実施形態に係る金融機関における操作処理においては、金融取引のみならず、この金融機関に対する各種手続を、金融機関端末システム2を用いて行うことができる。
なお、この金融機関における金融取引や各種手続においては、これ以外にも、例えば、預金関連として、定期預金の口座開設、預入、払出が可能であり、積立定期預金の口座開設、一部払出、随時預入、条件変更などが可能である。また、運用関連として、iDeCo申込、投資信託の口座開設、買付、解約などが可能であり、外貨普通預金の口座開設、預入、払出などが可能である。さらに、借入関連として、カードローンの申込、返済などが可能であり、その他として、Visaデビットカード切替、保険フリーケア有料プラン申込、クレジットカード申込などが可能である。
その一方で、図4Aに示すように、顧客端末装置10の顧客端末画面には、初期画面W10Aが表示されたままとなる。すなわち、この時点で、顧客にはまだ、顧客端末装置10を貸与していない状態である。ここでは、店員端末装置20を保持して操作する店員が、図4Bに示す操作選択画面W12Bにおいて、ボタンB14をタッチして選択して、「振込をする」手続を選択したと仮定する。つまり、この店舗に来店した顧客が、振込をすることを希望していたと仮定する。
これにより、ステップS10における利用開始のための各種設定が完了し、顧客が顧客端末装置10を用いて操作処理をする操作の種別が指定され特定される。このため、図2に示すように、店員端末装置20は、店員により指定された操作の種別を、顧客端末装置10に送信する(ステップS12)。この操作の種別を受信した顧客端末装置10は、この顧客端末装置10が貸与された顧客が実行しようとしている操作の種別を特定することができる。つまり、店員端末装置20は、顧客の操作する顧客端末装置10へ各種指示を発信する機能を備えている。このステップS12では、この発信機能を用いて、店員端末装置20は、指定された操作の種別を、顧客端末装置10へ発信する。
本実施形態では、このステップS10及びステップS12における利用開始のための各種設定が完了した時点で、店員から顧客に顧客端末装置10が貸与される。顧客は、金融機関の店舗内における椅子やテーブルなどを利用して、この顧客端末装置10に対するこれ以降の操作を行う。店員は、必ずしも、顧客に付き添って顧客端末装置10の操作を見ている必要はなく、他の顧客の対応等、別の業務にあたることが可能である。
なお、これらステップS10の店員による操作は、店員端末装置20を用いて行われるのではなく、顧客端末装置10を用いて行われるようにしてもよい。すなわち、店舗に来店した顧客が、自ら、この顧客端末装置10を操作して、これらステップS10と同等の設定と指定を行うようにしてもよい。この場合、顧客が設定した操作の種別は、顧客端末装置10から店員端末装置20に送信されることにより、店員端末装置20は、顧客が行おうとしている操作の種別を特定することができる。
次に、図2に示すように、顧客端末装置10は、この顧客端末装置10が貸与されて操作を行う顧客の本人認証を行う(ステップS14)。すなわち、顧客端末装置10が貸与されているので、顧客自身が、この顧客端末装置10の操作を行う。本実施形態においては、顧客端末装置10は、顧客の操作により本人認証を行わせる。図5Aは、顧客端末装置10の顧客端末画面に表示される本人認証画面W14Aの一例を示す図であり、図5Bは、店員端末装置20の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面W14Bの一例を示す図である。
図5Aに示すように、顧客端末装置10に表示される本人認証画面W14Aでは、顧客に、その金融機関のキャッシュカードを用いた本人認証を促す。すなわち、本人認証画面W14Aでは、「お手持ちのキャッシュカードを端末機のカードリーダに通して下さい」というメッセージが表示される。本実施形態においては、この顧客端末装置10に、キャッシュカードの磁気情報を読み取るカードリーダが装備されており、顧客は、このカードリーダにキャッシュカードの磁気情報を読み取らせることにより、本人認証を行う。なお、キャッシュカードにICが組み込まれている場合には、磁気情報のみでなく、ICに記憶されている情報を読み取らせることにより、本人認証を行ってもよい。
図5Bに示すように、店員端末装置20に表示される進捗モニタ画面W14Bでは、端末Aである顧客端末装置10を貸与した顧客の操作の状況に関する情報が表示される。ここでは、顧客は、キャッシュカードを用いた本人認証を行っているので、この進捗モニタ画面W14Bには、「ログイン認証中」と表示される。一方で、端末Bである顧客端末装置10は顧客に貸与されていないので、「未利用」という表示のままである。なお、以下においては、端末Bである顧客端末装置10に関しては顧客に貸与していないことを前提としていることから、端末Bに関する表示内容の説明は省略する。
顧客が顧客端末装置10にキャッシュカードを読み取らせると、図6Aに示すように、顧客端末装置10の顧客端末画面は、顧客にキャッシュカードの暗証番号を入力させる本人認証画面W16Aに切り替わる。この図6Aに示す本人認証画面W16Aにおいて、顧客は、キャッシュカードの4桁の暗証番号を入力する。このとき、図6Bに示すように、店員端末装置20の店員端末画面は、進捗モニタ画面W14Bと同一内容の進捗モニタ画面W16Bのままである。
図2に示すように、これらキャッシュカードの情報と暗証番号は、顧客端末装置10から金融機関システム30に送信され、本人認証が金融機関システム30にて行われる(ステップS16)。すなわち、キャッシュカードから読み取った情報に含まれる銀行コード、店番、口座番号と、暗証番号とが一致するか否かが、金融機関システム30において判断される。そして、その認証結果が、金融機関システム30から顧客端末装置10に送信される。
顧客端末装置10は、この本人認証が成功した場合、つまり、顧客端末装置10を操作する顧客がそのキャッシュカードの持ち主であると判定された場合には、顧客端末装置10は、ステップS12で指定された操作種別の入力画面を表示する(ステップS18)。そして、顧客端末装置10は、店員端末装置20に、顧客の顧客端末装置10に対する操作の状況を送信する(ステップS20)。店員端末装置20では、この顧客の操作の状況を受信し、店員端末画面における進捗モニタ画面の表示を更新する(ステップS22)。
図7Aは、このとき顧客端末装置10の顧客端末画面に表示される入力画面W18Aを示す図であり、図7Bは、このとき店員端末装置20の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面W18Bを示す図である。本実施形態においては、図7Aに示すように、顧客端末装置10の入力画面W18Aには、新しい振込先に振込を行うのか、それとも、過去に振り込んだ振込先に振込を行うのかを選択する画面が表示される。
新しい振込先に振込を行う場合、顧客は、新しい振込先へ振り込むためのボタンB18をタッチして選択する。一方、過去に振り込んだ振込先に振込を行う場合、フィールドF18に、過去の振込先が表示されているので、この過去の振込先の中から、今回、振込を行おうとしている振込先をタッチして選択する。
一方、図7Bに示すように、本実施形態に係る店員端末装置20においては、進捗モニタ画面W18Bに、この顧客による顧客端末装置10に対する振込処理の操作の状況が表示される。この図7Bの例では、プログレスバーPGBを用いて、顧客の操作の進捗が表示される。このプログレスバーPGBは、振込処理が完了するまでの一連の操作をバーとして模した表示情報である。例えば、振込処理が完了するまでの一連の操作を8分割し、プログレスバーPGBも8分割する。そして、顧客が操作している入力画面が、振込処理が完了するまでの一連の操作を行う入力画面のうち、どこまで進んだ入力画面なのかを表す情報が、このプログレスバーPGBとして表示される。本実施形態においては、顧客がその時点で操作している入力画面が、一連の操作の中でどこまで進んだ入力画面であるかを、プログレスバーPGBの塗りつぶした量で表現される。なお、分割の割合は、取引内容により異なるようにしてもよく、例えば、8分割ではなく、6分割、3分割、2分割など、種々の分割数が考えられる。
さらに、図7Bに示す進捗モニタ画面W18Bにおいては、店員に対する目安として、顧客による顧客端末装置10におけるログイン認証からログオフまでの経過時間が、参考情報として、経過時間表示部PSTに表示される。すなわち、この経過時間表示部PSTに表示される経過時間は、図2のステップS14で本人認証がなされて、顧客端末装置10に入力画面W18Aが表示されてからの経過時間を表している。
さらに、本実施形態に係る店員端末装置20においては、この振込処理が完了するまでの一連の操作を1とした分数FRCで、進捗状況が表示される。ここでも、プログレスバーPGBと合わせて、振込処理が完了するまでのすべての操作を8分割し、1/8、2/8、3/8、…8/8というように表示する。すなわち、この進捗状況を表す分数は、分母が全体操作完了までの分割数を表しており、分子が操作をしている入力画面が全体としてどこまで進んだ入力画面であるのかを表している。このため、分母と分子とが一致した分数FRCが、最終段階の入力画面であることを表すこととなる。
また、本実施形態に係る店員端末装置20においては、進捗モニタ画面W18Bに、顧客が顧客端末装置10に対して操作をしている入力画面を特定するための画面名称WNMが表示される。このため、店員は、この進捗モニタ画面W18Bに表示されている画面名称WNMを見ることによっても、顧客端末装置10を操作している顧客の進捗状況を把握することができる。この図7Bの例では、顧客が操作している顧客端末装置10の入力画面W18Aが、振込先の入力をする画面であることから、この画面名称WNMには振込と表示される。
また、本実施形態においては、店員端末装置20の店員端末画面における進捗モニタ画面W18Bに、ステップS10で指定した操作の種別が操作種別情報INFとして表示される。図7Bの例では、店員がステップS10で指定した操作の種別が振込処理であるので、この操作種別情報INFには、振込と表示される。
これら図7A及び図7Bにおいて、顧客端末装置10を操作する顧客が、入力画面W18Aで新しい振込先へ振り込むためのボタンB18をタッチして選択したとすると、顧客端末装置10の顧客端末画面には、図8Aに示す次の入力画面W20Aが表示され、また、店員端末装置20の店員端末画面には、図8Bに示す次の進捗モニタ画面W20Bが表示される。すなわち、図2に示すフローチャートにおいて、顧客端末装置10は、顧客が入力を終えた入力画面が最終入力画面であるか否かを判断し(ステップS24)、最終入力画面でない場合(ステップS24:No)には、ステップS18に戻り、振込処理の操作を進めるための次の入力画面を表示する。
図8Aに示すように、顧客端末装置10の顧客端末画面には、次の入力画面W20Aとして、金融機関を選択するための画面が表示される。また、図8Bに示すように、店員端末装置20の店員端末画面には、進捗モニタ画面W20Bが表示される。すなわち、図8Bに示す進捗モニタ画面W20Bでは、2/8相当の量が塗りつぶされたプログレスバーPGBが表示され、2/8と表された分数FRCが表示され、金融機関選択という画面名称WNMが表示される。この進捗モニタ画面W20Bを確認することにより、店員は、顧客端末装置10を貸与した顧客の振込処理が、次に進展したことを把握することができる。つまり、店員は適宜、この店員端末装置20に表示された進捗モニタ画面W20Bを確認することにより、顧客による顧客端末装置10に対する操作の進捗を知ることができる。
このように、図2に示すステップS18~ステップS24の処理を繰り返すことにより、本実施形態に係る振込処理は進行する。具体的には、顧客端末装置10においては、図9Aに示すように、支店名を入力するための入力画面W22Aが表示され、次いで、図10Aに示すように、預金科目、口座番号を入力するための入力画面W24Aが表示され、次いで、図11Aに示すように、受取人名を確認するための確認画面W26Aが表示され、次いで、図12Aに示すように、振込金額を入力するための入力画面W28Aが表示され、次いで、図13Aに示すように、振込内容を最終的に確認するための確認画面W30Aが表示される。
一方で、店員端末装置20においては、図9Aの入力画面W22Aに対応して、図9Bに示す進捗モニタ画面W22Bが表示される。この進捗モニタ画面W22Bにおいては、4/8相当の量が塗りつぶされたプログレスバーPGBが表示され、4/8と表された分数FRCが表示され、支店検索という画面名称WNMが表示される。なお、3/8の入力画面は、図8Aの入力画面W20Aで、顧客が他の金融機関から検索を選択した場合に表示される入力画面であるので、ここでは説明を割愛する。
次に、店員端末装置20においては、図10Aの入力画面W24Aに対応して、図10Bに示す進捗モニタ画面W24Bが表示される。この進捗モニタ画面W24Bにおいては、5/8相当の量が塗りつぶされたプログレスバーPGBが表示され、5/8と表された分数FRCが表示され、口座入力という画面名称WNMが表示される。
次に、店員端末装置20においては、図11Aの入力画面W26Aに対応して、図11Bに示す進捗モニタ画面W26Bが表示される。この進捗モニタ画面W26Bにおいては、6/8相当の量が塗りつぶされたプログレスバーPGBが表示され、6/8と表された分数FRCが表示され、受取人名入力という画面名称WNMが表示される。
次に、店員端末装置20においては、図12Aの入力画面W28Aに対応して、図12Bに示す進捗モニタ画面W28Bが表示される。この進捗モニタ画面W28Bにおいては、7/8相当の量が塗りつぶされたプログレスバーPGBが表示され、7/8と表された分数FRCが表示され、振込内容入力という画面名称WNMが表示される。
次に、店員端末装置20においては、図13Aの入力画面W30Aに対応して、図13Bに示す進捗モニタ画面W30Bが表示される。この進捗モニタ画面W30Bにおいては、8/8相当の量が塗りつぶされたプログレスバーPGBが表示され、8/8と表された分数FRCが表示され、振込内容確認という画面名称WNMが表示される。
顧客端末装置10の顧客端末画面に表示された、図13Aに示す入力画面W30Aにおいて、顧客が振込実行ボタンB30をタッチして選択した場合、これにより、振込が実行されることになるが、本実施形態に係る顧客端末装置10においては、取引の安全を考慮して、再度、本人認証を行う。すなわち、図2に示すように、図13Aに示す入力画面W30Aにおいて、顧客が振込実行ボタンB30をタッチして選択した場合、ステップS24にて、最後の入力画面に対する操作が終わったと判断され(ステップS24:Yes)、再度の本人認証を行う(ステップS26、ステップS28)。
なお、顧客の振込金額が、その顧客の振込限度額を超えている場合もある。その場合、例えば、この入力画面W30Aにおいて振込限度額オーバーのエラーメッセージを表示する。これを受けて、店員が店員端末装置20を操作して、金融機関システム30に対して、その顧客の振込限度額を上げる指示を店員端末装置20から発信するようにしてもよい。この指示を店員端末装置20から受信した金融機関システム30は、その顧客の振込限度額を上げて、顧客端末装置10で入力された振込処理が実行できるようにする。つまり、顧客端末装置10に表示されていた振込限度額オーバーのエラーメッセージが消えて、顧客が振込実行ボタンB30をタッチできる状態となる。
この本人認証は、上述したステップS14及びステップS16と同様に、顧客端末装置10と金融機関システム30とが協働して行う。このため、顧客端末装置10には、図14Aに示すように、本人認証画面W32Aが表示され、その金融機関のキャッシュカードを用いた本人認証が促される。続いて、顧客端末装置10には、図15Aに示すように、キャッシュカードの暗証番号の入力を促す本人認証画面W34Aが表示される。
また、図14B及び図15Bに示すように、店員端末装置20には、完了前認証と表示された画面名称WNMを含む進捗モニタ画面W32B、W34Bが表示される。これにより、店員は、この顧客端末装置10を貸与した顧客が、振込処理を行うための一連の操作における完了前の認証画面まで進んだことを把握することができる。但し、プログレスバーPGBは、8/8相当の量が塗りつぶされた状態であり、分数FRCは8/8と表示されたままである。
この本人認証が完了すると、図2に示すように、顧客端末装置10は、顧客に入力した振込内容を確認させ、最終確認を行わせる(ステップS30)。具体的には、図16Aに示すように、顧客端末装置10の顧客端末画面には、最終確認画面W36Aが表示される。このとき、店員端末装置20の店員端末画面には、図16Bに示すように、上述した進捗モニタ画面W34Bと同じ、進捗モニタ画面W36Bが表示されたままである。図16Aに示す最終確認画面W36Aで振込内容を確認した顧客は、振込ボタンB36をタッチして選択する。
この振込ボタンB36がタッチされて選択されると、図2に示すように、顧客が入力した振込内容で、顧客端末装置10から金融機関システム30に振込指示が送信され(ステップS32)、金融機関システム30にて振込処理が実行される(ステップS34)。これにより、来客した顧客が目的としていた、金融取引が実行される。
次に、図2に示すように、顧客端末装置10は、店員端末装置20に、顧客による顧客端末装置10に対する操作が完了したことを通知する(ステップS36)。この通知を受けた店員端末装置20は、店員端末装置20の店員端末画面に、顧客による顧客端末装置10に対する操作が無事完了したことを表示する(ステップS38)。また、これと同時に、顧客端末装置10は、顧客端末装置10の顧客端末画面に、顧客に手続が完了したことを通知する画面を表示する(ステップS40)。
図17Aは、このとき、顧客端末装置10の顧客端末画面に表示される手続完了画面W38Aの一例を示す図であり、図17Bは、このとき、店員端末装置20の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面W38Bの一例を示す図である。図17Aに示すように、顧客端末装置10の顧客端末画面における手続完了画面W38Aには、顧客が取引を完了したことを認識できるメッセージMS38Aが表示される。
一方、図17Bに示すように、店員端末装置20の店員端末画面における進捗モニタ画面W38Bにおいても、顧客による取引が完了したことを店員が認識できるメッセージMS38Bが表示される。また、進捗モニタ画面W38Bにおける画面名称WNMには、振込手続が完了と表示される。さらに、この進捗モニタ画面W38Bの背景BKGがこれまでと異なる色に変化する。例えば、これまで顧客が顧客端末装置10を操作している間の背景BKGが緑であったとすると、この進捗モニタ画面W38Bの背景BKGは青に切り替わる。
これらの通知により、店員は、この進捗モニタ画面W38Bに基づいて、顧客端末装置10を貸与した顧客による顧客端末装置10に対する操作が完了したことを認識することができる。このため、その店員は、店舗にいる顧客まで出向き、顧客端末装置10の回収や、さらなる取引の有無の確認などの接客サービスを提供することができる。なお、この店員に対する顧客操作の終了の通知は、店員端末装置20の店員端末画面への表示に限られるものではない。例えば、この店員端末装置20が音声を発することにより、顧客による顧客端末装置10に対する操作が完了したことを店員に通知するようにしてもよいし、或いは、この店員端末装置20が振動することにより、顧客による顧客端末装置10に対する操作が完了したことを店員に通知するようにしてもよい。
また、本実施形態に係る店員端末装置20においては、顧客端末装置10から操作の完了の通知を受けてからの経過時間が経過時間表示部PSTに表示される。図17Bにおける進捗モニタ画面W38Bの例では、「2分経過」と表示される。これは、店員が常時、この店員端末装置20を見ている訳ではなく、他の顧客の接客業務にあたっている場合も想定され、そのような場合には、顧客が顧客端末装置10に対する操作が完了しても、すぐにはその顧客の対応ができない。このため、店員に対する目安として、顧客による顧客端末装置10におけるログイン認証からログオフまでの経過時間が、参考情報として、経過時間表示部PSTに表示されるようにしている。
図17Aに示す手続完了画面W38Aにおいて、顧客が顧客端末装置10の顧客端末画面のいずれかの部分をタッチすると、図2に示すように、顧客端末装置10は顧客端末画面にホーム画面を表示するとともに、ホーム画面に到達した旨を店員端末装置20に通知する(ステップS42)。これを受けて、店員端末装置20は、顧客による顧客端末装置10の操作がホーム画面まで遷移したことを表示する(ステップS44)。
図18Aは、このとき、顧客端末装置10の顧客端末画面に表示されるホーム画面W40Aの一例を示す図であり、図18Bは、このとき、店員端末装置20の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面W40Bの一例を示す図である。図18Aに示すように、顧客端末装置10のホーム画面W40Aは、この顧客端末装置10におけるトップ画面であり、このホーム画面W40Aから各種の取引を選択していくことで、顧客は希望する取引を実現することもできる。
一方で、図18Bに示すように、店員端末装置20の進捗モニタ画面W40Bでは、顧客端末装置10の顧客端末画面がホーム画面まで遷移したことを示すために、操作種別情報INFとして、「ホーム」と表示される。これにより、店員は、この進捗モニタ画面W40Bを見ることにより、顧客による操作が完全に終了したことを認識することができる。また、上述した図17Bの進捗モニタ画面W38Bと同様に、画面名称WNMと経過時間表示部PSTはそのまま表示され続けており、さらに、進捗モニタ画面W40Bの背景BKGも青に変わったままである。このため、店員は、依然として、この店員端末装置20に表示された進捗モニタ画面W40Bにより、顧客による顧客端末装置10に対する操作が完了していることを認識することができる。このため、顧客の下に伺って、顧客端末装置10の回収や、さらなる取引の有無の確認などの接客サービスを提供することができる。なお、進捗モニタ画面W40Bの背景BKGについては、顧客が取引終了後、他の取引画面に移動すると、取引終了を示す青から取引中を示す緑に変化するようにしてもよい。
以上により、図2に示した、金融機関の全体システム1で実行される顧客の操作処理が終了する。
次に、本実施形態に係る金融機関端末システム2で実行される滞留通知処理について説明する。図19は、本実施形態に係る金融機関端末システム2で実行される滞留通知処理の内容の一例を説明するフローチャートを示す図である。この滞留通知処理は、上述した店員端末装置20で実現される進捗モニタ画面の表示に加えて実行される処理であってもよいし、或いは、上述した店員端末装置20で実現される進捗モニタ画面の表示に代えて実行される処理であってもよい。また、この滞留通知処理は、図2のステップS12により、店員端末装置20から顧客端末装置10に、顧客の操作種別の通知がなされた後に、顧客端末装置10と店員端末装置20の双方で自動的に起動される処理であり、その後、定常的に実行される処理である。
図19に示すように、この滞留通知処理が開始されると、まず、顧客端末装置10は、タイマーをリセットする(ステップS50)。すなわち、顧客端末装置10は、タイマーの値を初期値であるゼロにセットする。このタイマーをリセットした後は、タイマーは随時、時間を計測し、その値を増加させる。
次に、顧客端末装置10は、タイマーの値が、所定時間以上、経過したことを示しているか否かを判断する(ステップS52)。タイマーの値が、所定時間以上経過したことを示していない場合(ステップS52:No)には、顧客端末装置10の顧客端末画面に表示されている入力画面への顧客による情報の入力が完了したか否かを判断する(ステップS54)。顧客による入力画面への情報の入力が完了していない場合(ステップS54:No)には、ステップS52に戻る。
一方、ステップS54で、顧客による入力画面への情報の入力が完了した場合(ステップS54:Yes)には、上述したステップS50に戻り、再び、タイマーをリセットする。すなわち、このステップS52とステップS54を繰り返すことにより、顧客の操作が同一画面で留まっている時間を計測することとなる。
そして、上述したステップS52で、タイマーの値が、所定時間以上、経過したことを示している場合(ステップS52:Yes)には、顧客端末装置10から店員端末装置20に、顧客が同一画面に滞留している旨の滞留通知を行う(ステップS56)。この滞留通知を受けて、店員端末装置20では、店員端末画面に、顧客の操作が同一画面で滞留している旨の滞留通知を表示する(ステップS58)。
図20及び図21は、ステップS58における、店員端末装置20における店員端末画面の表示変化を示す図である。図20は、顧客が同一画面で滞留していない状態、つまり通常の状態における進捗モニタ画面W50を示しており、図21は、顧客が同一画面で滞留している状態における進捗モニタ画面W52を示している。
これら図20及び図21に示すように、通常の状態であれば、店員端末装置20に表示される進捗モニタ画面W50の背景BKGは緑色であるが、ステップS56で、顧客が同一画面に滞留している滞留通知を、店員端末装置20が受信すると、図21に示すように、この進捗モニタ画面W52の背景BKGが赤色になる。この背景BKGが赤色になった進捗モニタ画面W52を店員が見ると、店員は、顧客端末装置10を貸与した顧客の操作が滞っていることが分かり、顧客の下に出向いて、お手伝いをしたり、疑問点を説明したりして、必要な顧客サービスを提供する。
なお、この金融機関の店員への滞留通知は、視覚的なものに限られるものではない。例えば、この店員端末装置20が音声を発することにより、顧客による顧客端末装置10に対する操作が滞留していることを店員に通知するようにしてもよいし、或いは、この店員端末装置20が振動することにより、顧客による顧客端末装置10に対する操作が滞留していることを店員に通知するようにしてもよい。
そして、顧客への対応を完了した店員は、図21に示す進捗モニタ画面W52の赤色になっている背景BKGをタッチする。すると、図22に示すように、店員端末装置20は、店員端末装置20の店員端末画面における進捗モニタ画面W54に、対応確認画面を表示する(ステップS60)。
すなわち、図22は、このとき、店員端末装置20の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面W54の一例を示す図である。この図22に示すように、進捗モニタ画面W54に表示された対応確認画面には、店員による顧客への対応が完了したかどうかの問い合わせが表示され、顧客への対応を終えた店員は、OKボタンB54をタッチして選択する。
OKボタンB54がタッチされると、図19に示すように、店員端末装置20は、店員端末画面を通常の進捗モニタ画面に戻す(ステップS62)。図23は、このとき、店員端末装置20の店員端末画面に表示される進捗モニタ画面W56の一例を示す図である。この図23に示すように、通常の進捗モニタ画面W56に戻すと、その背景BKGは緑色に戻ることとなる。これにより、店員による顧客への対応が完了したことを、店員端末装置20が認識することができる。
顧客端末装置10においては、顧客による顧客端末装置10に対する操作が、次の入力画面に進むので、図19に示すように、タイマーが再びリセットされ(ステップS50)、新しい入力画面に遷移してからの時間の計測が開始する。なお、店員端末装置20がステップS62において通常の進捗モニタ画面W56を表示した時点で、何らかの通知を店員端末装置20から顧客端末装置10に送信し、顧客端末装置10は、この通知に基づいて、タイマーをリセットするようにしてもよい。これにより、顧客への対応が完了しても、入力画面の遷移がないような状況でも、顧客端末装置10のタイマーをリセットすることができる。
以上のように、本実施形態に係る金融機関の全体システム1によれば、金融機関の店員は、店舗に来店した顧客に顧客端末装置10を一次的に貸与した上で、この顧客端末装置10に対する顧客による操作の状況を、店員端末装置20を用いて逐次把握することができる。このため、店員は顧客端末装置10を貸与した顧客に対する対応を常時行っていなくとも、店員端末装置20を確認することにより、顧客による操作の状況を認識することができる。
また、顧客端末装置10を操作している顧客が、操作が分からなくなり、同一画面で所定時間以上滞留している場合には、店員端末装置20を介して店員に、顧客の操作が滞留している旨の滞留通知が行われる。このため、店員は、この滞留通知に基づいて、店舗にいる顧客の下に出向いて、その顧客に対するサポートをすることができる。このため、たとえ店員が、顧客端末装置10を貸与した後に他の業務を行っていたとしても、顧客サービスの質の低下を回避して、円滑な顧客サポートを実現することができる。
さらに、顧客に顧客端末装置10を貸与する際には、店員が店員端末装置20を用いて、顧客が顧客端末装置10を操作して本人認証した後に表示される入力画面の操作の種別を指定することができる。このため、金融機関の店員は来店した顧客の目的を伺った上で、その来店目的に適合した入力画面を予め顧客端末装置10に設定することができる。これにより、顧客は顧客端末装置10の初期画面やホーム画面で迷うこと無く、目的の操作の種別の画面に到達することができる。
なお、本発明に係る金融機関の全体システム1は、上述した実施形態に限定されることなく、種々に変形可能である。例えば、上述した実施形態では、図2のステップS10にて、店員は、顧客が本人認証を終えた後に顧客端末装置10に表示される入力画面の操作の種別を予め指定するようにしたが、この入力画面の操作の種別は必ずしも店員が指定しなくともよい。例えば、店員が操作の種別を指定するのではなく、図2のステップS14で本人認証を終えた顧客が顧客端末装置10を用いて自ら目的の操作の種別を指定するようにしてもよい。このような場合でも、店員は、店員端末装置20を用いて、顧客による顧客端末装置10に対する操作の状況を把握することができるので、店員は顧客に顧客端末装置10を貸与した後は、他の業務を行うことができる。
また、例えば、この金融機関で住宅ローンを組んでいる顧客が、顧客端末装置10を用いて住所変更をしようとした場合、「住宅ローンのあるお客様は、手続に住民票が必要です」と表示するとともに、顧客端末装置10から店員端末装置20に通知するようにしてもよい。この通知を受けて、店員は、その顧客のところに行き、店員端末装置20を用いて顧客の持つ住民票を画像として撮影し、この撮影した画像を店員端末装置20から顧客端末装置10へ送信してあげるようにしてもよい。このように、本実施形態に係る金融機関の全体システム1によれば、店員が顧客の操作を補助して、店員端末装置20から顧客端末装置10に種々の情報を送信することも可能である。
1…全体システム
2…金融機関端末システム
10…顧客端末装置
20…店員端末装置
30…金融機関システム
32…勘定系ホストシステム
34…インターネットバンキングシステム
36…モバイル基盤システム
BKG…背景
FRC…分数
INF…操作種別情報
PGB…プログレスバー
PST…経過時間表示部
WNM…画面名称

Claims (13)

  1. 金融機関の店員が保持する店員端末装置と、前記金融機関に来店した顧客が操作する顧客端末装置とを備える金融機関端末システムであって、
    金融取引を実行するための前記顧客端末装置に対する前記顧客による一連の操作を受け付ける、操作受付手段と、
    前記顧客端末装置に対する前記一連の操作が行われることにより、前記顧客の口座に基づいて金融取引を実行する金融機関システムに、前記顧客端末装置から金融取引の実行を指示する、金融取引実行指示手段と、
    前記顧客端末装置から、前記店員端末装置が、前記顧客による前記顧客端末装置に対する操作の状況に関する情報を取得する、情報取得手段と、
    前記情報取得手段が取得した前記操作の状況に関する情報に基づいて、金融取引を実行するための前記顧客による前記一連の操作が完了するまでに必要な操作のうち、前記顧客の操作がどこまで進捗しているのかを表す進捗状況を表示する、表示手段と、
    前記顧客による前記一連の操作により前記顧客端末装置に表示される複数の画面のうち、前記顧客が1つの同一画面に所定時間以上留まっている場合に、前記店員端末装置を介して、前記金融機関の店員に通知を行い、前記所定時間は、前記複数の画面毎に定義されている、滞留通知手段と、
    を備え
    前記操作受付手段は、前記顧客が住所変更を実行するための一連の操作も受け付け可能であり、
    前記操作受付手段が前記顧客から前記住所変更の処理を受け付け、且つ、前記顧客が前記金融機関で住宅ローンを組んでいる場合には、前記顧客端末装置から前記店員端末装置へ通知を行い、
    前記金融機関の店員に前記店員端末装置を用いて前記顧客の住民票を画像として撮影させ、この撮影された住民票の画像を、前記店員端末装置から前記顧客端末装置に送信する、金融機関端末システム。
  2. 前記表示手段は、前記進捗状況を、前記一連の操作が完了するまでの必要な操作を1とした分数で表示する、請求項1に記載の金融機関端末システム。
  3. 前記表示手段は、前記進捗状況を、前記一連の操作が完了するまでの必要な操作をバーとして模したプログレスバーで表示する、請求項1又は請求項2に記載の金融機関端末システム。
  4. 前記プログレスバーは、顧客が操作している入力画面が、一連の操作の中でどこまで進んだ入力画面であるかを、前記プログレスバーの塗りつぶした量で表現している、請求項3に記載の金融機関端末システム。
  5. 前記顧客による前記顧客端末装置に対する操作が完了した場合に、前記店員端末装置を介して、前記金融機関の店員に操作の完了を通知する、完了通知手段を、さらに備える請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の金融機関端末システム。
  6. 前記顧客による前記顧客端末装置におけるログイン認証からログオフまでの経過時間を前記店員端末装置に表示する、経過時間表示部を、さらに備える請求項5に記載の金融機関端末システム。
  7. 前記顧客による画面の操作に必要な時間に応じて、前記所定時間のしきい値が定義されている、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の金融機関端末システム。
  8. 前記滞留通知手段は、前記店員端末装置の画面の少なくとも一部の色を変更することにより、前記金融機関の店員に通知を行う、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の金融機関端末システム。
  9. 前記滞留通知手段は、前記店員端末装置が振動することにより、前記金融機関の店員に通知を行う、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の金融機関端末システム。
  10. 前記滞留通知手段は、前記店員端末装置で何らかの音を鳴らすことにより、前記金融機関の店員に通知を行う、請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の金融機関端末システム。
  11. 前記滞留通知手段による通知が行われた後、前記金融機関の店員に、前記顧客への対応が完了したことを入力させる対応完了入力画面を、前記店員端末装置に表示する、対応完了入力画面表示手段を、さらに備える請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の金融機関端末システム。
  12. 前記店員端末装置又は前記顧客端末装置を介して、前記顧客が前記顧客端末装置に対して行う操作の種別を、店員が予め指定する、操作種別指定手段を、さらに備える請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の金融機関端末システム。
  13. 前記金融取引は振込処理であり、
    前記振込処理における振込金額が、前記顧客の振込限度額を超えている場合には、前記金融機関の店員による前記店員端末装置操作に基づき、前記金融機関システムに対して、前記顧客の振込限度額を上げる指示を発信する、請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の金融機関端末システム。
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