JP2004164387A - 複数のユニットにより構成される自動取引装置 - Google Patents

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聡 藤本
Naoki Otomo
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Abstract

【課題】自動取引装置の機能の柔軟な変更を容易に行う。
【解決手段】自動取引装置200は、UI(User Interface)ユニット210yや、紙幣ユニット210a、通帳ユニット210f等の複数のユニットにより構成される。通帳ユニット210f等は、各々、LAN102を介して接続する制御装置から制御を受ける。通帳ユニット210f等が適当に取捨選択されることで、標準的なATM(Automatic Teller Machine)、記帳専用機、口座開設専用機、鉄道の券売機、住民票発行機等に自動取引装置200を柔軟・容易に変更することができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ATM(Automatic Teller Machine)や券売機、宝くじ照合機等の自動取引装置が利用されている。例えば銀行のATMコーナーや、駅の切符売り場のように、複数台の自動取引装置が同じ場所に設置されることも多い。また、同じ場所に多種類の自動取引装置が設置される場合もある。例えば、銀行のATMコーナーでは、汎用の自動機の他に、振込み専用機や両替専用機、記帳専用機等が組み合わせて設置される場合が多い。
【0003】
さらに、近年では、利便性の向上の要請から、分野の枠を超えた多種類の自動取引装置が同じ場所に設置される場合もある。例えば、コンビニエンスストアに、銀行のATMや住民票発行機、種々の切符の券売機などが併設される場合である。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−109632
【特許文献2】
特開2000−67321
【特許文献3】
特開平4−316158
【特許文献4】
特開2001−525571
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、自動取引装置を他の種類の自動取引装置に置き換える作業は煩雑なものであった。例えば、銀行のATMコーナーで自動取引装置の種類の組合せを変更したい場合や、駅の切符売り場で長距離用と短距離用との券売機の組合せを変更したい場合がある。季節による需要の変化や、経営戦略の変更等のためである。これらの場合における自動取引装置の搬出・搬入に要する手間が大きいものとなっている。
【0006】
ここで、種々の取引が全て可能な汎用の自動取引装置を利用することで、自動取引装置の置き換えの手間を軽減することも可能ではある。しかし、今度は、種々の自動取引を全て実現するために、自動取引装置の構成が複雑なものとなってしまう。例えば、短距離用の券売機では硬貨のみを扱えれば足りるが、長距離用の券売機としては高額紙幣を取り扱うユニットが不可欠である場合がある。
【0007】
かかる課題は、上述の場合に限らず、自動取引装置を利用する場合に共通する課題であった。例えば、コンビニエンスストアに、分野の枠を超えた多種類の自動取引装置を併設する場合である。
【0008】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、多数の種類の自動取引装置を利用する場合の実用性向上を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明では、次の構成を適用した。
本発明の自動取引装置は、通信回線を介して接続された制御装置と通信しつつ自動取引を行う自動取引装置であって、複数のユニットを備え、該各ユニットは、前記通信回線を介して通信を実現する通信部と、前記制御装置との通信に基づき自動取引の一部の処理を実行する処理部とを備えることを要旨とする。
【0010】
本発明の制御装置は、自動取引を行う複数の自動取引装置とネットワークを介して接続され、該自動取引装置の動作を制御する制御装置であって、該自動取引装置は、該制御装置と個別に通信しつつ前記自動取引の一部を処理する複数種類のユニットにより構成され、前記自動取引装置ごとに、該自動取引装置を構成する前記複数のユニットを対応付けて記憶する設定部と、前記ユニットと通信する通信部と、前記ユニットの種類に応じて設けられ、前記ユニットごとに、該ユニットの動作を指示する複数種類のユニット指示部と、前記各自動取引装置を構成する前記ユニットに応じて、前記ユニット指示部を用いて前記指示を行うことで、該各自動取引装置に前記自動取引を実現させる装置制御部とを備えることを要旨とする。
【0011】
このようにすることで、構成するユニットの組合せの変更により、自動取引装置の機能を容易に変更することができる。これにより、需要の変化や経営戦略の変更等に応じて、種々の取引を自動取引装置に容易に実現させることができる。また、多種類の自動取引装置を同じ場所に設置する場合の全体的効率を向上することができる。自動取引装置の種類の組合せを需要の変化等に応じて柔軟・簡易に変更できるためである。さらに、自動取引装置は簡潔な構造でコストの低いものとすることができる。所望の取引に応じた最小限のユニットのみを自動取引装置に用意すれば足りることと、個々のユニットの制御等は制御装置により行われることとのためである。
【0012】
実現する自動取引は、例えば、ATMやCDにおける取引、通帳記帳・口座開設・振込み・振替えといった取引など、銀行その他の金融機関における取引であってもよい。また、イベント会社や旅行会社、スーパー等におけるチケット・クーポンの発行であってもよい。あるいは、鉄道・バス・飛行機等の切符・定期券の発行であってもよい。さらに、住民票の発行その他の公的サービスに係る取引であってもよい。また、道路・鉄道・バス・飛行機等の空席・運行の情報や、宝くじやイベントの情報の照会等であってもよい。
【0013】
ユニットとしては、例えば、電源管理に係る電源ユニット、ユーザ・インタフェースに係るユニット、紙幣や硬貨を取り扱うユニット、カードの取り扱いや新規発行を行うカードユニット、銀行振込の指示等が記載された帳票を取り扱う帳票ユニット、レシートその他明細票を発行する明細票ユニット、通帳の取扱いや新規発行を行う通帳ユニット、クーポンの発行や、鉄道・バス・航空機の切符・定期券の発行を行うユニット、住民票や宝くじを取り扱うユニットなどを利用することができる。
【0014】
各ユニットは、種々の取引に汎用に利用されるものであってもよいし、特定の種類の取引にのみ利用されるものであってもよい。例えば、明細票ユニットは、銀行取引のレシートを発行するとともに、宝くじの照合結果が記載されたメモも発行するものとしてもよい。
【0015】
ユニットは、自動取引装置の交換可能な部品であってもよい。すなわち、ユニットは、他の種類のユニット等と交換可能な態様で自動取引装置に組み込まれていてもよい。例えば、鉄道切符を発行するユニットを取り外して、代わりに、通帳を取り扱うユニットを組み込むことができてもよい。かかる交換により、鉄道の券売機をATMに改造することも可能となる。なお、全部又は一部のユニットについては、他の種類のユニットと交換不能な態様で自動取引装置に組み込まれるものとしてもよい。例えば、ユーザインタフェースを提供するユニットや、電源ユニットは、自動取引装置から取り外し不能であるものとしてもよい。
【0016】
ユニットが奏する機能の少なくとも一部は、ソフトウェア的に構成された機能であってもよい。例えば、ユニットが奏する機能には、液晶パネルの制御機能であって、ソフトウェア的に構成された機能を含んでいてもよい。
【0017】
制御装置と各ユニットの通信は、インターネットのような広域的ネットワークを介した通信であってもよいし、LAN(Local Area Network)のような限定的ネットワークを介した通信であってもよい。また、制御装置とユニットの通信は、いわゆる一対一接続による通信であってもよい。例えば、USB(Universal Serial Bus)接続による通信であってもよい。さらに、制御装置とユニットは一つの筐体又は基板内に一体的に形成されており、制御装置とユニットの通信は筐体・基板内での通信であるものとしてもよい。
【0018】
本発明の制御装置において、前記装置制御部は、前記自動取引装置の機能に応じて複数種類が設けられ、該複数種類の装置制御部は、前記用いるユニット指示部が異なるものとしてもよい。
【0019】
このようにすることで、自動取引装置を構成する各ユニットのうちで必要なものを利用しつつ、所望の自動取引装置を実現することができる。例えば、券売機として利用する場合には切符を発行するユニット等を動作させ、ATMとして利用する場合には通帳を扱うユニット等を動作させることができる。このとき、紙幣を取り扱うユニットについては、いずれの場合にも動作させることができる。
【0020】
本発明の制御装置において、前記各ユニットから、前記自動取引装置を特定する特定情報を取得する特定情報取得部と、前記ユニットと前記特定される自動取引装置とを対応付けて前記設定部に記憶する装置特定部を備えるものとしてもよい。
【0021】
このようにすることで、設定部に、ユニットとそのユニットが構成する自動取引装置とを対応付けて記憶することができる。
【0022】
なお、ユニットには、特定情報を記憶するディップスイッチやROM・RAMを有するものとしてもよい。
【0023】
本発明の制御装置において、前記装置制御部は、2つ以上の前記自動取引装置についての前記指示を関連付けて行うものとしてもよい。
【0024】
このようにすることで、1つ自動取引装置で行われた取引に基づいて、別の自動取引装置での取引を行うことができる。例えば、1つの自動取引装置で行われた取引の続きを、別の自動取引装置で行うこともできる。具体的には、銀行振込を行う場合に、帳票の内容を読み込む処理を1つの自動取引装置で行い、実際の振り込みに必要な紙幣の投入は別の自動取引装置で行われるものとしてもよい。ユーザは、紙幣ユニットを有する自動取引装置に長蛇の列がある場合でも、帳票の内容の入力までの取引は、別の自動取引装置で済ませることができる。
【0025】
本発明における、自動取引を実現するためのコンピュータプログラムは、
ネットワークに個別に接続され、自動取引の一部の機能を奏する複数のユニットをコンピュータに制御させて、自動取引を実現するためのコンピュータプログラムであって、前記各ユニットと個別に前記ネットワークを介した通信を行う機能と、前記通信を介して前記各ユニットの動作を制御して、該ユニットに応じた機能を実現させるユニット制御機能と、前記自動取引を実現するために予め関連付けられたユニット間での情報の授受を統合して、前記自動取引を実現させる取引制御機能とを前記コンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムであることを要旨とする。
【0026】
本発明において、各ユニットは、自動取引装置として一つの筐体内に納められている必要はない。例えば、各ユニットが、全く離れた場所で、個別にネットワークに接続されていてもよい。本発明のコンピュータプログラムは、このように個別に接続された各ユニットの動作を制御するとともに、各ユニットを統合させることによって自動取引を実現することができる。
【0027】
例えば、各ユニットは個別に携帯されるものであり、同時に利用され、機能において一体性を有するが、一つの筐体には納められていないものとしてもよい。
【0028】
本発明は、制御装置、自動取引装置としての態様の他、制御方法、自動取引方法など種々の態様で構成することが可能である。また、これらの方法をコンピュータによって実現するコンピュータプログラム自身またはこれと同視し得る信号として構成してもよい。更に、これらのコンピュータプログラムを記録した記録媒体として構成してもよい。
【0029】
ここで記憶媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置などコンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用できる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき以下の順序で説明する。
A.全体構成:
A1.自動取引システム:
A2.基本ユニット群:
A3.汎用ユニット群:
A4.専用ユニット群:
A5.ユニットの入れ替え:
B.機能ブロック構成:
C.処理:
D.変形例(1):
E.変形例(2):
【0031】
A.全体構成:
A1.自動取引システム:
図1は、自動取引システム1000の全体構成を示す説明図である。自動取引システム1000は、自動取引装置200,200a〜200d等と、LAN(Local Area Network)102を介して自動取引装置200等を制御する制御サーバ100とからなる。自動取引装置200,200a〜200dは1つの店舗内に設置される。また、制御サーバ100は、外部のネットワークを介して外部のサーバ101a,101b等と接続する。制御サーバ100は、自動取引装置200等のユーザの所望に応じて外部のサーバ101a,101b等と通信を行い、銀行の振込みや住民票の発行等を処理することができる。
【0032】
ここに、自動取引装置200,200cと、自動取引装置200a,200bと、自動取引装置200dとは機能の異なる自動取引装置である。また、自動取引装置200dは、装置構成の比較的簡潔な自動取引装置である。
【0033】
なお、LAN102、及び外部のサーバ101a,101bと接続する外部のネットワークには種々のネットワークを利用することができる。例えば、制御サーバ100と自動取引装置200,200a〜200dとは、USB(Universal Serial Bus)などにより一対一接続されていてもよい。また、外部のネットワークは専用ネットワークであってもよいし、インターネットや電話回線その他の汎用ネットワークを利用してもよい。
【0034】
また、図1に示した自動取引装置200,200a〜200dは例示であり、自動取引システム1000はさらに多数の自動取引装置を有してもよいし、3台以下の自動取引装置を有してもよい。
【0035】
図2は、自動取引装置200の全体構成を示す説明図である。自動取引装置200は、HUB202と、HUB202を介してLAN102に接続する複数のユニットにより構成される。なお、自動取引装置200a〜200dも同様の構成を有する。
【0036】
なお、以下では説明の便宜上、ユニット群を、基本ユニット群201aと汎用ユニット群201bと専用ユニット群201cとに分類しつつ説明を行う。基本ユニット群201aに属するユニットは概ね、自動取引装置200の基本的処理を司る。汎用ユニット群201bに属するユニットは概ね、種々の取引に汎用の処理を司る。専用ユニット群201cに属するユニットは概ね、一定の種類の取引に利用する機能を司る。ただし、かかる分類は、自動取引装置200が多種多様な複数のユニットにより構成されることを示すための便宜的なものである。かかる分類が可能な場合に限らず、例えば他の分類が可能な場合や、全く分類ができない場合であってもよい。
【0037】
自動取引装置200は、基本ユニット群201aに属するユニットとして、電源ユニット210xとUI(User Interface)ユニット210yとを備える。また、汎用ユニット群201bに属するユニットとして、紙幣ユニット210aと硬貨ユニット210bと、カードユニット210cと、帳票ユニット210dと、明細票ユニット210eとを備えることが可能である。さらに、専用ユニット群201cに属するユニットとして、通帳ユニット210fと、クーポンユニット210gと、鉄道券ユニット210hと、航空券ユニット210iと、住民票ユニットjと、宝くじユニット210kとを備えることが可能である。
【0038】
なお、後で詳述するように、自動取引装置200は、必ずしも、上述の全てのユニットを有する必要がない。自動取引装置200は、所望する取引の種類に応じて、上述のユニットを取捨選択して構成することができる。
【0039】
図3は、紙幣ユニット210aの構成の詳細を示す説明図である。紙幣ユニット210aは、制御機構212と通信機構211と紙幣処理機構213とを有する。通信機構211は、HUB202を介した通信を実現する。紙幣処理機構213は、自動取引装置200のユーザが投入する紙幣を取得し、各種センサ等により紙幣の種類・枚数を検知したり、偽造紙幣を検知したりする。制御機構212は、CPU及びROM、RAMから構成される。制御機構212は、通信機構211を利用して制御サーバ100と通信を行う。また制御機構212は、紙幣処理機構213を利用して紙幣の実際の取り扱いを行わせる。
【0040】
紙幣ユニット210a以外の他のユニットも、紙幣ユニット210aと同様に、自動取引装置200が実行する取引に係る処理の一部を荷う機構と、制御機構と通信機構とを有する。
【0041】
A2.基本ユニット群:
まず、基本ユニット群201aに属するユニットについて説明する。
電源ユニット210xは、自動取引装置200の電源管理機構を備える。
【0042】
UIユニット210yは液晶タッチパネル等を備え、自動取引装置200のユーザインタフェースを提供する。
【0043】
なお、この他、自動取引装置200の前にできているユーザの行列の状態を監視する監視ユニットを備えるものとしてもよい。例えば監視ユニットには、カメラやセンサを有するものとすることができる。また、自動取引装置200で可能な取引内容等を案内板に示して表示する案内ユニット等を備えるものとしてもよい。
【0044】
A3.汎用ユニット群:
次に、汎用ユニット群201bに属するユニットについて説明する。
紙幣ユニット210aについては上述したところである。
【0045】
硬貨ユニット210bは、自動取引装置200のユーザと硬貨のやりとりを行うとともに、硬貨を数えたり、その硬貨の真正を確認する機構を備える。
【0046】
カードユニット210cは、プリペイドカードや定期券、ICカードその他の種々のカード類を取り扱う機構を備える。
【0047】
帳票ユニット210dは、銀行振込みや切符購入等の取引内容を記した帳票をユーザから受け取るとともに、帳票に記入された記載を読み取る機構を備える。
【0048】
明細票ユニット210eは、取引に係る情報を記した明細表を発行する機構を備える。例えば、レシートや取引明細、宝くじの当選番号のメモ等を発行する。
【0049】
A4.専用ユニット群:
次に、専用ユニット群201cに属するユニットについて説明する。
通帳ユニット210fは、通帳の取得を行うとともに、通帳に新たな書き込みを行って返却する機構を備える。また、通帳ユニット210fは新規通帳を発行する機構を有する。
【0050】
クーポンユニット210gは、イベント会社や旅行会社の発行するチケットや、旅行・買い物のクーポンの発行を行う機構を有する。
【0051】
鉄道券ユニット210hは、鉄道の切符・定期券を発行する機構を有する。
【0052】
航空券ユニット210iは、制御サーバ100の指示に基づいて航空券を発行する機構を有する。
【0053】
住民票ユニット210jは、制御サーバ100が指定する内容を所定の用紙に印刷することで、住民票を発行する機構を有する。
【0054】
宝くじユニット210kは、自動取引装置200のユーザから宝くじを受け取るとともに、くじの番号を読み取る機構を有する。
【0055】
A5.ユニットの入れ替え:
図4は、ユニットが組み込まれた自動取引装置200を示す説明図である。図4において、自動取引装置200に組み込まれたユニット220a〜220eは、各々、図2で示した電源ユニット210x〜宝くじユニット210kの1つを示している。
【0056】
自動取引装置200を構成するユニット220a〜220eは、各々、取り外し可能な構造で自動取引装置200に組み込まれている。自動取引装置200の管理者は、ユニット220a〜220eを取り外すとともに他の種類のユニットを代わりに組み込むことができる。
【0057】
すなわち、各ユニット220a〜220eは自動取引装置200の交換可能な部品である。自動取引装置200は、ユニットを単位として容易に構成を変更可能な装置である。自動取引装置200は、かかる構成変更により、実現可能な取引の種類を変更することができる。例えば、鉄道券ユニット210hを取り外して、代わりに、通帳ユニット210fを組み込むことで、鉄道の券売機をATMに変更することも可能である。
【0058】
なお、例えばUIユニット210f等は、取り外し不能な構造で自動取引装置200に組み込まれるものとしてもよい。また、例えば、電源ユニット210xと紙幣ユニット210aは相互に交換不能である等としてもよい。
【0059】
図5は、自動取引装置200が実現する取引の種類ごとに、必要なユニットを示した説明図である。
図5の表で「銀行自動機1:標準」欄は、標準的なATMを実現するために必要なユニットの組み合わせを示している。標準的なATMとして機能するために自動取引装置200は、基本ユニット群201aの他、紙幣ユニット210aと、硬貨ユニット210bと、カードユニット210cと、明細票ユニット210eと、通帳ユニット210fとを必要とする。ただし、硬貨ユニット210bは必須ではない。CD(Cash Dispenser:引き出し専用機)として機能する場合は、硬貨ユニット210bや通帳ユニット210fは不要である。
【0060】
自動取引装置200は、銀行の自動機として機能する他、チケット発券機として機能したり、住民票発行端末として機能したり、宝くじ照合端末として機能したり、店舗の案内端末として機能したりすることができる。ここで、案内端末としての機能とは、他の自動取引装置の案内を行う機能である。例えば図1における自動取引装置200dは、かかる案内のみを行う専用端末を示したものである。
【0061】
例えば鉄道の券売機として機能するためには、自動取引装置200は、基本ユニット群201aと鉄道券ユニット210hが必要である他、紙幣ユニット210aと硬貨ユニット210bとカードユニット210cとの少なくとも1つが必要である。また、帳票ユニット210dがあっても構わない。
【0062】
B.機能ブロック構成:
図6は、制御サーバ100における機能ブロック構成を示す説明図である。図示する機能ブロックは、それぞれ制御サーバ100の機能としてソフトウェア的に構成されている。もっとも、各機能ブロックは、ハードウェア的に構成しても構わない。
【0063】
電源モジュール240x〜鉄道券モジュール240h等の各モジュールは、図2に示した自動取引装置200等の電源ユニット210x〜宝くじユニット210k等ごとに用意され、それぞれ、各ユニットの制御を行う機能を備える。例えば、電源モジュール240xは電源ユニット210xを制御することで、自動取引装置200を起動させ又は停止させることができる。また、UIモジュール240yはUIユニット210yを制御することで自動取引装置200のユーザに取引に係る情報を提供したり、そのユーザ入力を取得したりすることができる。
【0064】
LAN通信部232は、LAN102を介した通信を司る。電源モジュール240x〜鉄道券モジュール240h等は、LAN通信部232を介して、各々、対応する電源ユニット210x〜宝くじユニット210k等と通信することができる。
【0065】
図7は、ユニットと自動取引装置200等とを対応付けて記憶するデータ構造を示す説明図である。設定部234は、図7に示すデータ構造を利用しつつ、LAN102を介して接続するユニットの情報を記録する。
【0066】
設定部234は、LAN102を介して接続するユニットを、自動取引装置200,200a〜200d等ごとに対応付けて記憶する。図7では、自動取引装置1〜3ごとに、その自動取引装置を構成するユニットの情報が記録されている場合を示した。
【0067】
また、設定部234は、自動取引装置1〜3ごとに、その自動取引装置が実現する取引の内容を記憶している。例えば、図7では、自動取引装置1が実現する取引は、図5における多機能の銀行自動機の取引である。
【0068】
さらに、設定部234は、LAN102を介して接続するユニットごとに、そのアドレスを記憶する。図7では、例えば、自動取引装置1のUIユニット210yについてアドレス「123. 123. 123. 123」を記憶する場合について示している。
【0069】
なお、図7は一例であって、設定部234が記憶するデータには種々のデータ構造を利用することができる。例えば、各自動取引装置が実現する機能の内容を記憶していないものとしてもよいし、ユニットのアドレスを記憶していないものとしてもよい。
【0070】
図6における銀行自動機1処理部242a〜案内処理部242g等の各処理部は、自動取引装置200,200a〜200dごとに、図5に示した銀行自動機1〜案内端末の機能を各々実現する機能を備える。設定部234の内容が図7の場合、自動取引装置1に対しては、銀行自動機3処理部242cが多機能の銀行端末の機能を実現する。また、自動取引装置2に対しては、案内処理部242kが案内端末の機能を実現する。
【0071】
銀行自動機1処理部242a〜案内処理部242g等は、それぞれ、電源モジュール240x〜鉄道券モジュール240h等を利用する。利用関係は、図5に示した関係に基づく。例えば、銀行自動機1処理部242aは、基本モジュール群241aの各モジュールと、紙幣モジュール240aと、カードモジュール240cと、明細票モジュール240eと、通帳モジュール240fとを利用する。
【0072】
WAN通信部231は、外部サーバ101a,101b等との通信を司る。銀行自動機1処理部242a〜案内処理部242g等は、WAN通信部231を介して外部のサーバ101a,101bと通信することができる。
【0073】
自動機間処理部233は、複数の自動取引装置200等についての銀行自動機1処理部242a〜案内処理部242g等の処理を連携させる機能を有する。
【0074】
なお、図6における銀行自動機1処理部242a〜案内処理部242g等は、それぞれ、図5に示した銀行自動機1等の機能の1つを実現するものとしたが、かかる場合に限定されない。自動取引装置200等ごとに自動取引の機能を実現する処理部であれば、種々の処理部を利用することができる。例えば、図5に示した機能の複数個を融合した機能を自動取引装置200等に実現する処理部を利用してもよい。
【0075】
C.処理:
図8は、帳票受け付け処理を示すフローチャートである。この処理は、多機能の銀行自動機の取引を実現する銀行自動機3処理部242cが利用されて行われる処理である。
【0076】
ステップSa1で銀行自動機3処理部242cは、UIモジュール240yを介して帳票受付処理を開始すべき指示を受け取る。受け取りは、UIユニット210から行われる。
【0077】
ステップSa2で銀行自動機3処理部242cは、帳票モジュール240dを介して帳票ユニット210dを動作させる。帳票ユニット210dは、自動取引装置200のユーザから帳票を受け取る。また、帳票ユニット210dは、帳票に記入された記載の情報を銀行自動機3処理部242cに伝える。
【0078】
ステップSa3で銀行自動機3処理部242cは、紙幣モジュール240a及び硬貨モジュール240bを介して、紙幣ユニット210a及び硬貨ユニット210bを動作させる。紙幣ユニット210a等は、自動取引装置200のユーザから紙幣等を受け取る。紙幣ユニット210a等は、受け取った金銭の額を計算して銀行自動機3処理部242cに伝える。
【0079】
ステップSa4で銀行自動機3処理部242cは、銀行振込を行う金額が、実際に投入された金額以下であることを確認する。実際に投入された金額が少なければ、ステップSa3に戻って、紙幣等の受け取りが再度行われる。
【0080】
ステップSa5で銀行自動機3処理部242cは、WAN通信部231を介して外部のサーバ101a等と通信することで、実際の銀行振込み処理を行う。
【0081】
ステップSa6で銀行自動機3処理部242cは、紙幣モジュール240a及び硬貨モジュール240bを介して紙幣ユニット210a及び硬貨ユニット210bを動作させる。具体的には、お釣りの返却を行わせる。
【0082】
ステップSa6で銀行自動機3処理部242cは、明細票モジュール240eを介して明細票ユニット210eを動作させる。具体的には、銀行取引に係るレシートを発行させる。
【0083】
以上説明した自動取引システム1000によれば、構成するユニットの組合せの変更により、自動取引装置の機能を容易に変更することができる。これにより、需要の変化や経営戦略の変更等に応じて、種々の取引を自動取引装置に容易に実現させることができる。また、多種類の自動取引装置を同じ場所に設置する場合の全体的効率を向上することができる。自動取引装置の種類の組合せを需要の変化等に応じて柔軟・簡易に変更できるためである。さらに、自動取引装置は簡潔な構造でコストの低いものとすることができる。所望の取引に応じた最小限のユニットのみを自動取引装置に用意すれば足りることと、個々のユニットの制御等は制御装置により行われることとのためである。
【0084】
なお、自動取引装置200のユーザは、図2に示した、銀行自動機の処理や、鉄道券発行としての処理等から所望の取引を選択実行できるものとしてもよい。
【0085】
なお、電源ユニット210x〜宝くじユニット210k等のユニットは、実施例で、一つの自動取引装置200等に納められているものとしたが、かかる場合に限定されることはない。例えば、各ユニットが、全く離れた場所で、個別にネットワークに接続されてもよい。また、各ユニットは個別に携帯されるものであり、同時に利用され、機能において一体性を有するが、一つの筐体には納められていないものとしてもよい。
【0086】
D.変形例(1):
次に、複数の自動取引装置200等が連携しつつ、図8に示したものと同様の帳票受付処理が行われる場合について説明する。
【0087】
図9は、複数の自動取引装置200等が連携しつつ行う帳票受付処理を示すフローチャートである。本処理の場合、帳票の読み込みが案内端末200dで行われた後に、実際の紙幣の投入等は自動取引装置200で行われる。図5で示したように、案内端末200dは、紙幣ユニット210a及び硬貨ユニット210bを有さないためである。
【0088】
図9では、図8における処理と同様の処理については、同じ符号Sa1〜Sa7を付して示した。ただし、図9におけるステップSa1〜Sa2の処理は、案内処理部242kが案内端末200dを制御しつつ行われる。また、図9におけるステップSa1〜Sa2の処理は、銀行自動機3処理部242cが自動取引装置200を制御しつつ行われる。
【0089】
ステップSb1で案内処理部242kは、明細票モジュール240eを介して、案内端末200dの明細票ユニット210eに、ID番号を記載した明細票を発行させる。ID番号は当該取引に固有のものが印刷される。このとき、案内処理部242kは自動機間処理部233にID番号等を報告しておく。具体的には、ステップSa2で把握された振込み取引きの内容とID番号とが対応付けて通知される。
【0090】
明細票を取得したユーザは、紙幣ユニット210a等を有さない案内端末200dから、紙幣ユニット210a等を有する自動取引装置200に移動する。
【0091】
ステップSb2で銀行自動機3処理部242cは、UIモジュール240yを介してID番号を取得する。取得は、UIユニット210yから行われる。このとき、自動機間処理部233は、取得したID番号を、案内処理部242kが先に発行したID番号と比較する。これにより、自動機間処理部233は、当該ID番号を入力したユーザが所望する帳票取引の内容を特定する。特定結果に基づいて、銀行自動機3処理部242cはステップSa3以下の処理を実行する。
【0092】
以上説明した自動取引システムによれば、ユーザは、紙幣ユニット等を有する自動取引装置200に長蛇の列がある場合でも、帳票の内容の入力までの取引は案内端末200dで済ませることができる。
【0093】
なお、案内端末200dから自動取引装置200へのユーザの移動にあたっては、自動取引装置200の目立つ場所に誘導ランプ等が点灯されるものとしてもよい。ただし、自動取引装置200は、誘導ランプ等を有するユニットを備えるものとする。
【0094】
また、制御サーバ100は、紙幣ユニット210a等を有する自動取引装置200等のうちから、自動取引装置200等の前の行列人数が最小のものを選択してユーザに利用させるものとしてもよい。このとき、制御サーバ100は、前述の監視ユニットを利用するものとしてもよい。
【0095】
E.変形例(2):
(A)図10は、ユニット情報記憶機構212mを有する紙幣ユニット210mの構成を示す説明図である。これは、実施例における図3の紙幣ユニット210に相当する。図10において、図3と同様の機構には図3と同じ符号を付して示した。
【0096】
ユニット情報記憶機構212mは紙幣ユニット210mについてのユニット情報を記憶する。ユニット情報には、当該紙幣ユニット210mを有する自動取引装置200を特定する情報と、紙幣ユニット210mの機能や構成、種類を特定する情報とを含む。ユニット情報記憶機構212mは、具体的には、ディップスイッチやROM等を利用して構成する。
【0097】
制御サーバ100は、基本モジュール群241aの1つとして、ユニット情報読み出しモジュールを有する。当該モジュールは、ユニット情報記憶機構212mの記憶内容を読み出すことで、設定部234に、紙幣ユニット210mの情報を、自動取引装置200と対応付けて記録することができる。
【0098】
以上説明したユニットを利用することで、そのユニットの情報を設定部に準備する処理を容易に行うことができる。
【0099】
(B)ここで、自動取引装置200を構成するユニットのアドレスを制御サーバ100の設定部234に設定する方法の一例について説明する。
【0100】
まず、自動取引システム1000の管理者は、自動取引装置200以外の全ての自動取引装置のユニットをLAN102から切り離す。これにより、前述のユニット情報読み出しモジュールは、LAN102との接続が維持されているユニットを、自動取引装置200を構成するユニットとして認識することができる。ユニット情報読み出しモジュールは、LAN102との接続が維持されているユニットのアドレスを、自動取引装置200と対応付けて設定部234に記憶する。
【0101】
なお、自動取引システム1000の管理者は、特定の1つのユニット以外の全てのユニットをLAN102から切り離すことで、その特定の1つのユニットのアドレスをユニット情報読み出しモジュールに認識させるものとしてもよい。また、LAN102からユニットを切り離す方法は、単にコードを非接続とするものでもよいし、ユニットへの電源供給を絶つものでもよい。
【0102】
(C)なお、自動取引システム1000の管理者は、設定部234の記憶内容を、実際のシステム構成に応じて直接設定するものとしてもよい。自動取引システム1000の管理者は、各ユニットのアドレスを自動取引装置200等ごとに入力することで、設定部234の設定を行うことができる。
【0103】
以上、実施例に基づき本発明にかかる自動取引システムを説明してきたが、上述した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得る。
【0104】
【発明の効果】
以上説明した自動取引システムによれば、需要の変化や経営戦略の変更等に応じて、自動取引装置が実現する取引の内容を容易に変更することができる。ユニット構成の変更により機能の変更を簡易に実現できるためである。ここで、自動取引装置は簡潔な構造でコストの低いものとすることができる。自動取引装置は所望の取引に応じた最小限のユニットのみを有せば足りることに加え、個々のユニットの制御等は制御サーバにより行われるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動取引システム1000の全体構成を示す説明図である。
【図2】自動取引装置200の全体構成を示す説明図である。
【図3】紙幣ユニット210aの構成の詳細を示す説明図である。
【図4】ユニットが組み込まれた自動取引装置200を示す説明図である。
【図5】自動取引装置200が実現する取引の種類ごとに、必要なユニットを示した説明図である。
【図6】制御サーバ100における機能ブロック構成を示す説明図である。
【図7】ユニットと自動取引装置200等とを対応付けて記憶するデータ構造を示す説明図である。
【図8】帳票受け付け処理を示すフローチャートである。
【図9】複数の自動取引装置200等が連携しつつ行う帳票受付処理を示すフローチャートである。
【図10】ユニット情報記憶機構212mを有する紙幣ユニット210mの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1000…自動取引システム
100…制御サーバ
200…自動取引装置
200,200a…自動取引装置
200d…案内端末
101a,101b…外部サーバ
201a…基本ユニット群
201b…汎用ユニット群
201c…専用ユニット群
210a…紙幣ユニット
210b…硬貨ユニット
210c…カードユニット
210d…帳票ユニット
210e…明細票ユニット
210f…通帳ユニット
210g…クーポンユニット
210h…鉄道券ユニット
210i…航空券ユニット
210j…住民票ユニット
210k…宝くじユニット
210x…電源ユニット
210y…UIユニット
241a…基本モジュール群
240a…紙幣モジュール
240b…硬貨モジュール
240c…カードモジュール
240d…帳票モジュール
240e…明細票モジュール
240f…通帳モジュール
240h…鉄道券モジュール
240x…電源モジュール
240y…UIモジュール
242a…銀行自動機1処理部
242b…銀行自動機2処理部
242c…銀行自動機3処理部
242g…鉄道県発行処理部
242k…案内処理部
234…設定部
233…自動機間処理部
211…通信機構
212…制御機構
213…紙幣処理機構
212m…ユニット情報記憶機構

Claims (10)

  1. 通信回線を介して接続された制御装置と通信しつつ自動取引を行う自動取引装置であって、
    複数のユニットを備え、
    該各ユニットは、前記通信回線を介して通信を実現する通信部と、前記制御装置との通信に基づき自動取引の一部の処理を実行する処理部とを備える自動取引装置。
  2. 自動取引を行う複数の自動取引装置とネットワークを介して接続され、該自動取引装置の動作を制御する制御装置であって、
    該自動取引装置は、該制御装置と個別に通信しつつ前記自動取引の一部を処理する複数種類のユニットにより構成され、
    前記自動取引装置ごとに、該自動取引装置を構成する前記複数のユニットを対応付けて記憶する設定部と、
    前記ユニットと通信する通信部と、
    前記ユニットの種類に応じて設けられ、前記ユニットごとに、該ユニットの動作を指示する複数種類のユニット指示部と、
    前記各自動取引装置を構成する前記ユニットに応じて、前記ユニット指示部を用いて前記指示を行うことで、該各自動取引装置に前記自動取引を実現させる装置制御部とを備える制御装置。
  3. 請求項2記載の制御装置であって、
    前記装置制御部は、前記自動取引装置の機能に応じて複数種類が設けられ、
    該複数種類の装置制御部は、前記用いるユニット指示部が異なる制御装置。
  4. 請求項2記載の制御装置であって、
    前記各ユニットから、前記自動取引装置を特定する特定情報を取得する特定情報取得部と、
    前記ユニットと前記特定される自動取引装置とを対応付けて前記設定部に記憶する装置特定部を備える制御装置。
  5. 請求項2記載の制御装置であって、
    前記装置制御部は、2つ以上の前記自動取引装置についての前記指示を関連付けて行う制御装置。
  6. 自動取引装置と、該自動取引装置に通信回線を介して通信を行う制御装置とを利用しつつ自動取引を行う自動取引方法であって、
    該自動取引装置は複数のユニットを備え、
    該ユニットが、各々、前記通信を実現する工程と、
    該ユニットが、各々、前記自動取引の一部を処理する工程とを備える自動取引方法。
  7. 自動取引を行う複数の自動取引装置とネットワークを介して接続しつつ、該自動取引装置の動作を制御する制御方法であって、
    前記自動取引装置は、該制御装置と個別に通信しつつ前記自動取引の一部を処理する複数種類のユニットにより構成され、
    前記自動取引装置ごとに、該自動取引装置を構成する前記複数のユニットを対応付けて記憶する工程と、
    前記ユニットと通信する工程と、
    前記ユニットごとに該ユニットの動作を指示する、前記ユニットの種類に応じた複数種類の工程と、
    前記各自動取引装置を構成する前記ユニットに応じて、前記ユニット指示部を用いて前記指示を行うことで、該各自動取引装置に前記自動取引を実現させる工程とを備える制御方法。
  8. 自動取引を行う複数の自動取引装置とネットワークを介して接続しつつ、コンピュータに該自動取引装置の動作を制御させるためのコンピュータプログラムであって、
    該自動取引装置は、該制御装置と個別に通信しつつ前記自動取引の一部を処理する複数種類のユニットにより構成され、
    前記自動取引装置ごとに、該自動取引装置を構成する前記複数のユニットを対応付けて記憶する機能と、
    前記ユニットと通信する機能と、
    前記ユニットごとに該ユニットの動作を指示する、前記ユニットの種類に応じた複数種類の機能と、
    前記各自動取引装置を構成する前記ユニットに応じて、前記ユニット指示部を用いて前記指示を行うことで、該各自動取引装置に前記自動取引を実現させる機能とを前記コンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
  9. ネットワークに個別に接続され、自動取引の一部の機能を奏する複数のユニットをコンピュータに制御させて、自動取引を実現するためのコンピュータプログラムであって、
    前記各ユニットと個別に前記ネットワークを介した通信を行う機能と、
    前記通信を介して前記各ユニットの動作を制御して、該ユニットに応じた機能を実現させるユニット制御機能と、
    前記自動取引を実現するために予め関連付けられたユニット間での情報の授受を統合して、前記自動取引を実現させる取引制御機能とを前記コンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
  10. 請求項8,9いずれか記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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