JP2003013627A - メッシュパネルの固定具 - Google Patents
メッシュパネルの固定具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 メッシュパネルを柱に取付ける作業の効率向
上。 【解決手段】 柱金具１の掛止部１３を柱５の表側の貫
通孔５１内に嵌めて柱金具１を柱５に掛止する。掛止さ
れた柱金具１のワイヤ載せ部１２ａ、１２ａ上に、メッ
シュパネル６の横方向ワイヤ７ａを載せる。押え金具２
を柱金具１の側板部１２と１２との間に挿入し、上・下
のワイヤ押え部２２、２２を上下の横方向ワイヤ７ｂ、
７ａに押し当て、該ワイヤ７ｂ、７ａを押え金具２と柱
金具１とによって挟持する。ボルト３を押え金具２の外
側から貫通孔２３、１４、５１及び柱５の裏側の貫通孔
に挿通し、ボルト３の雄ねじ部にナット４を螺合し締付
ける。かくして、メッシュパネル６が、横方向ワイヤ７
ｂ、７ａを介して、柱金具１及び押え金具２によって柱
５に固定される。
上。 【解決手段】 柱金具１の掛止部１３を柱５の表側の貫
通孔５１内に嵌めて柱金具１を柱５に掛止する。掛止さ
れた柱金具１のワイヤ載せ部１２ａ、１２ａ上に、メッ
シュパネル６の横方向ワイヤ７ａを載せる。押え金具２
を柱金具１の側板部１２と１２との間に挿入し、上・下
のワイヤ押え部２２、２２を上下の横方向ワイヤ７ｂ、
７ａに押し当て、該ワイヤ７ｂ、７ａを押え金具２と柱
金具１とによって挟持する。ボルト３を押え金具２の外
側から貫通孔２３、１４、５１及び柱５の裏側の貫通孔
に挿通し、ボルト３の雄ねじ部にナット４を螺合し締付
ける。かくして、メッシュパネル６が、横方向ワイヤ７
ｂ、７ａを介して、柱金具１及び押え金具２によって柱
５に固定される。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、メッシュパネル
を柱に取付けるための固定具に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】敷地の境界線の区分などの用途に、柱と
縦方向及び横方向の複数の線状のワイヤにより構成され
たメッシュパネルとからなる柵が用いられている。柵の
製作は、例えば、メッシュパネルのワイヤを挟むための
２つの金具を用い、該金具によりメッシュパネルのワイ
ヤを挟み、これらを持ち上げて位置決めし、金具及び柱
に設けられている貫通孔にボルト・ナットを挿通し締め
付けて柱に固定することにより行われる。このようなメ
ッシュパネルの取付けにおいて、作業効率の向上が課題
となっている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】上記のメッシュパネル
の取付けに際し、下記の作業を行う必要がある。 メッシュパネルを柱に取付ける際、メッシュパネル
を持ち上げて押えながら金具の取付位置を決める。 メッシュパネルを持ち上げて押えながらボルト・ナ
ットを貫通孔に挿通しそれから該ボルト・ナットを締め
付け固定する。 【０００４】しかしながら、従来のメッシュパネル取付
け作業は、概ね作業員の手作業によって行われるため、
下記のような問題を有している。 メッシュパネルを持ち上げながら金具位置を調整す
る際、持ち上げるのが重たくて作業が困難である。 更に、メッシュパネルを持ち上げながらのボルト・
ナットの締付け作業はやりにくく困難である。 特に、施工作業員の１人作業では、上記の作業が著
しく困難である。 【０００５】従って、この発明の目的は、上述の課題を
解決し、施工性を向上し、１人作業を可能にする、メッ
シュパネルを柱に取付けるための固定具を提供すること
にある。 【０００６】 【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
メッシュパネルを柱に取付けるための固定具において、
前記メッシュパネルを構成しているワイヤを挟持可能な
金具本体及び押え金具と、ボルト・ナットとを備え、前
記金具本体、前記押え金具及び前記柱には貫通孔が設け
られており、前記金具本体には、前記柱の前記貫通孔に
前記金具本体を掛止するための掛止部と、前記ワイヤを
載せるためのワイヤ載せ部とが設けられ、前記柱に掛止
され、前記ワイヤ載せ部に前記ワイヤが載せられた前記
金具本体と前記押え金具とによって前記ワイヤが挟持さ
れ、前記金具本体、前記押え金具及び前記柱の前記貫通
孔を挿通して配された前記ボルト・ナットによって、前
記ワイヤを挟持した前記金具本体及び前記押え金具を前
記柱に固定可能であり、かくして、前記メッシュパネル
を前記柱に固定可能であることに特徴を有するものであ
る。 【０００７】 【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。 【０００８】図１〜４は、この発明の実施の形態に係る
図面であり、図１は、メッシュパネルを柱に取付け前の
斜視図、図２は、取付け後の側面部分断面図、図３は、
金具本体の（ａ）は側面図、（ｂ）は（ａ）のＡ矢視
図、（ｃ）は平面図、図４は、押え金具の（ａ）は側面
図、（ｂ）は（ａ）のＡ矢視図、（ｃ）は平面図であ
る。 【０００９】図１〜４に示すように、本発明の固定具
は、柱金具（金具本体）１、押え金具２、ボルト３・ナ
ット４を備えている。 【００１０】メッシュパネル６は、複数の横方向のワイ
ヤ７と縦方向のワイヤ８とによって構成されている。柱
５は、断面矩形の角型の筒体からなっており、その表側
には矩形の貫通孔５１が、裏側には貫通孔５２が、それ
ぞれ設けられている。図１〜４は、断面矩形の角型の柱
を用いた実施の形態で、柱５の表側及び裏側の平板部に
貫通孔５１、５２を設けているが、本発明は、柱の形状
を問わず適用可能である。例えば、円筒形の柱を用いる
こともできる。 【００１１】柱金具１は、平板部１１と、平板部１１の
両側において、平板部１１に対して直交して設けられた
側板部１２、１２とからなっている。平板部１１の中央
部には、矩形の貫通孔１４が設けられている。そして、
平板部１１には、貫通孔１４の下辺部に掛止部１３が設
けられている。掛止部１３は、貫通孔１４の下辺部から
外側（側板部１２、１２のある側と反対側）に水平に突
出している水平部、及び、前記水平部端から下方に向け
て鉛直に設けられた鉛直部からなる、その側面が略Ｌ字
形のフランジからなっている。 【００１２】掛止部１３の製作は、平板部１１の、貫通
孔１４の上辺及び左・右辺に相当する部分を切断し、こ
のように切断した切断部を平板部１１から切り離しなが
ら貫通孔１４の下辺部分から折り曲げ、更に、中間部か
ら折り曲げて側面Ｌ字状に形成して行えばよい。 【００１３】掛止部１３の横幅（外径）は、柱１に設け
られた表側の貫通孔５１内に挿入可能なように貫通孔５
１の横幅（内径）未満である。側板部１２、１２のそれ
ぞれの下部には、ワイヤ載せ部１２ａ、１２ａが側板部
１２、１２の本体よりも更に突出して形成されている。
ワイヤ載せ部１２ａ、１２ａの上部は、メッシュパネル
６を構成する横方向ワイヤ７を載せても落下しないよう
に半円形に形成されている。 【００１４】押え金具２は、平板部２１と、平板部２１
の上・下両側に設けられたワイヤ押え部２２、２２とか
らなっている。ワイヤ押え部２２、２２は、横方向ワイ
ヤ７をその内側に配置可能なように半円筒状に構成され
ている。平板部２１の中央部には、円形の貫通孔２３が
設けられている。貫通孔２３の周縁部には、内側（柱金
具１側）に突出して、円筒状のバーリング２４が設けら
れている。バーリング２４は、横方向ワイヤ７を柱金具
１と押え金具２とによって挟むときに柱金具１と押え金
具２との間に介在する。このように形成された押え金具
２の平板部２１の横幅（外径）は、柱金具１の側板部１
２と１２との間の距離（内径）未満となっている。これ
により、押え金具２を柱金具１の側板部１２と１２との
間に挿入することができる。 【００１５】ボルト３は、押え金具２の外側から、押え
金具２の貫通孔２３、柱金具１の貫通孔１４、柱５の表
側の貫通孔５１、裏側の貫通孔５２を挿通して配され、
貫通孔５２の外側でボルト３の雄ねじ部に螺合されたナ
ット４によって固定される。ナット４として、フランジ
付きナットが用いられている。９及び１０は、ボルト３
の頭と押え金具２との間に介在させる平座金及びばね座
金である。 【００１６】次に、メッシュパネルを柱に取付ける工程
を説明する。 【００１７】柱金具１の掛止部１３を柱５の表側の貫通
孔５１内に嵌めて柱金具１を柱５に掛止する。次いで、
掛止された柱金具１のワイヤ載せ部１２ａ、１２ａ上
に、メッシュパネル６の横方向ワイヤ７ａを載せる。こ
のとき、他のワイヤ７ｂも柱金具１の上部に位置してい
る。次いで、押え金具２を柱金具１の側板部１２と１２
との間に挿入し、上・下のワイヤ押え部２２、２２を上
下の横方向ワイヤ７ｂ、７ａに押し当てて配置し、該ワ
イヤ７ｂ、７ａをこの押え金具２と柱金具１とによって
挟持する。次いで、ワイヤ７ｂ、７ａを挟んだまま、ボ
ルト３を押え金具２の外側から押え金具２の貫通孔２
３、柱金具１の貫通孔１４、柱５の表側の貫通孔５１及
び裏側の貫通孔５２に挿通し、柱５の裏側に突出したボ
ルト３の雄ねじ部にナット４を螺合し、締付けて固定す
る。ボルト３の頭と押え金具２との間には平座金９及び
ばね座金１０を介在させる。以上によりメッシュパネル
６は、横方向ワイヤ７ｂ、７ａを介して、柱金具１及び
押え金具２によって柱５に固定される。 【００１８】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、以下に示す有用な効果がもたらされる。 【００１９】 金具本体（柱金具）に掛止部を設け、
柱に設けた貫通孔に掛止することにより、金具本体を柱
の所定位置（貫通孔の位置）に仮置きすることができ、
金具本体、押え金具の位置決めが容易である。 【００２０】 金具本体にメッシュパネルの横方向ワ
イヤを載せるワイヤ載せ部を設けたことにより、金具本
体を介してメッシュパネルを柱に仮り置きすることがで
き、メッシュパネルを持ち上げた状態のままでの作業が
なくなり作業が楽である。 【００２１】 金具本体にメッシュパネルが仮り置き
されるので、押え金具の取付け及び貫通孔へのボルト・
ナットの挿通が容易であり、ボルト・ナットの締付け作
業も容易である。 【００２２】 上記〜により、作業員１人での作
業が可能になり、施工人数が減少し工賃の削減が可能に
なる。 【００２３】 今後、施工作業員の高齢化、単純作業
員及び熟練作業員の減少が進む中で、極めて有効、且
つ、簡便な施工方法である。
を柱に取付けるための固定具に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】敷地の境界線の区分などの用途に、柱と
縦方向及び横方向の複数の線状のワイヤにより構成され
たメッシュパネルとからなる柵が用いられている。柵の
製作は、例えば、メッシュパネルのワイヤを挟むための
２つの金具を用い、該金具によりメッシュパネルのワイ
ヤを挟み、これらを持ち上げて位置決めし、金具及び柱
に設けられている貫通孔にボルト・ナットを挿通し締め
付けて柱に固定することにより行われる。このようなメ
ッシュパネルの取付けにおいて、作業効率の向上が課題
となっている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】上記のメッシュパネル
の取付けに際し、下記の作業を行う必要がある。 メッシュパネルを柱に取付ける際、メッシュパネル
を持ち上げて押えながら金具の取付位置を決める。 メッシュパネルを持ち上げて押えながらボルト・ナ
ットを貫通孔に挿通しそれから該ボルト・ナットを締め
付け固定する。 【０００４】しかしながら、従来のメッシュパネル取付
け作業は、概ね作業員の手作業によって行われるため、
下記のような問題を有している。 メッシュパネルを持ち上げながら金具位置を調整す
る際、持ち上げるのが重たくて作業が困難である。 更に、メッシュパネルを持ち上げながらのボルト・
ナットの締付け作業はやりにくく困難である。 特に、施工作業員の１人作業では、上記の作業が著
しく困難である。 【０００５】従って、この発明の目的は、上述の課題を
解決し、施工性を向上し、１人作業を可能にする、メッ
シュパネルを柱に取付けるための固定具を提供すること
にある。 【０００６】 【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
メッシュパネルを柱に取付けるための固定具において、
前記メッシュパネルを構成しているワイヤを挟持可能な
金具本体及び押え金具と、ボルト・ナットとを備え、前
記金具本体、前記押え金具及び前記柱には貫通孔が設け
られており、前記金具本体には、前記柱の前記貫通孔に
前記金具本体を掛止するための掛止部と、前記ワイヤを
載せるためのワイヤ載せ部とが設けられ、前記柱に掛止
され、前記ワイヤ載せ部に前記ワイヤが載せられた前記
金具本体と前記押え金具とによって前記ワイヤが挟持さ
れ、前記金具本体、前記押え金具及び前記柱の前記貫通
孔を挿通して配された前記ボルト・ナットによって、前
記ワイヤを挟持した前記金具本体及び前記押え金具を前
記柱に固定可能であり、かくして、前記メッシュパネル
を前記柱に固定可能であることに特徴を有するものであ
る。 【０００７】 【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。 【０００８】図１〜４は、この発明の実施の形態に係る
図面であり、図１は、メッシュパネルを柱に取付け前の
斜視図、図２は、取付け後の側面部分断面図、図３は、
金具本体の（ａ）は側面図、（ｂ）は（ａ）のＡ矢視
図、（ｃ）は平面図、図４は、押え金具の（ａ）は側面
図、（ｂ）は（ａ）のＡ矢視図、（ｃ）は平面図であ
る。 【０００９】図１〜４に示すように、本発明の固定具
は、柱金具（金具本体）１、押え金具２、ボルト３・ナ
ット４を備えている。 【００１０】メッシュパネル６は、複数の横方向のワイ
ヤ７と縦方向のワイヤ８とによって構成されている。柱
５は、断面矩形の角型の筒体からなっており、その表側
には矩形の貫通孔５１が、裏側には貫通孔５２が、それ
ぞれ設けられている。図１〜４は、断面矩形の角型の柱
を用いた実施の形態で、柱５の表側及び裏側の平板部に
貫通孔５１、５２を設けているが、本発明は、柱の形状
を問わず適用可能である。例えば、円筒形の柱を用いる
こともできる。 【００１１】柱金具１は、平板部１１と、平板部１１の
両側において、平板部１１に対して直交して設けられた
側板部１２、１２とからなっている。平板部１１の中央
部には、矩形の貫通孔１４が設けられている。そして、
平板部１１には、貫通孔１４の下辺部に掛止部１３が設
けられている。掛止部１３は、貫通孔１４の下辺部から
外側（側板部１２、１２のある側と反対側）に水平に突
出している水平部、及び、前記水平部端から下方に向け
て鉛直に設けられた鉛直部からなる、その側面が略Ｌ字
形のフランジからなっている。 【００１２】掛止部１３の製作は、平板部１１の、貫通
孔１４の上辺及び左・右辺に相当する部分を切断し、こ
のように切断した切断部を平板部１１から切り離しなが
ら貫通孔１４の下辺部分から折り曲げ、更に、中間部か
ら折り曲げて側面Ｌ字状に形成して行えばよい。 【００１３】掛止部１３の横幅（外径）は、柱１に設け
られた表側の貫通孔５１内に挿入可能なように貫通孔５
１の横幅（内径）未満である。側板部１２、１２のそれ
ぞれの下部には、ワイヤ載せ部１２ａ、１２ａが側板部
１２、１２の本体よりも更に突出して形成されている。
ワイヤ載せ部１２ａ、１２ａの上部は、メッシュパネル
６を構成する横方向ワイヤ７を載せても落下しないよう
に半円形に形成されている。 【００１４】押え金具２は、平板部２１と、平板部２１
の上・下両側に設けられたワイヤ押え部２２、２２とか
らなっている。ワイヤ押え部２２、２２は、横方向ワイ
ヤ７をその内側に配置可能なように半円筒状に構成され
ている。平板部２１の中央部には、円形の貫通孔２３が
設けられている。貫通孔２３の周縁部には、内側（柱金
具１側）に突出して、円筒状のバーリング２４が設けら
れている。バーリング２４は、横方向ワイヤ７を柱金具
１と押え金具２とによって挟むときに柱金具１と押え金
具２との間に介在する。このように形成された押え金具
２の平板部２１の横幅（外径）は、柱金具１の側板部１
２と１２との間の距離（内径）未満となっている。これ
により、押え金具２を柱金具１の側板部１２と１２との
間に挿入することができる。 【００１５】ボルト３は、押え金具２の外側から、押え
金具２の貫通孔２３、柱金具１の貫通孔１４、柱５の表
側の貫通孔５１、裏側の貫通孔５２を挿通して配され、
貫通孔５２の外側でボルト３の雄ねじ部に螺合されたナ
ット４によって固定される。ナット４として、フランジ
付きナットが用いられている。９及び１０は、ボルト３
の頭と押え金具２との間に介在させる平座金及びばね座
金である。 【００１６】次に、メッシュパネルを柱に取付ける工程
を説明する。 【００１７】柱金具１の掛止部１３を柱５の表側の貫通
孔５１内に嵌めて柱金具１を柱５に掛止する。次いで、
掛止された柱金具１のワイヤ載せ部１２ａ、１２ａ上
に、メッシュパネル６の横方向ワイヤ７ａを載せる。こ
のとき、他のワイヤ７ｂも柱金具１の上部に位置してい
る。次いで、押え金具２を柱金具１の側板部１２と１２
との間に挿入し、上・下のワイヤ押え部２２、２２を上
下の横方向ワイヤ７ｂ、７ａに押し当てて配置し、該ワ
イヤ７ｂ、７ａをこの押え金具２と柱金具１とによって
挟持する。次いで、ワイヤ７ｂ、７ａを挟んだまま、ボ
ルト３を押え金具２の外側から押え金具２の貫通孔２
３、柱金具１の貫通孔１４、柱５の表側の貫通孔５１及
び裏側の貫通孔５２に挿通し、柱５の裏側に突出したボ
ルト３の雄ねじ部にナット４を螺合し、締付けて固定す
る。ボルト３の頭と押え金具２との間には平座金９及び
ばね座金１０を介在させる。以上によりメッシュパネル
６は、横方向ワイヤ７ｂ、７ａを介して、柱金具１及び
押え金具２によって柱５に固定される。 【００１８】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、以下に示す有用な効果がもたらされる。 【００１９】 金具本体（柱金具）に掛止部を設け、
柱に設けた貫通孔に掛止することにより、金具本体を柱
の所定位置（貫通孔の位置）に仮置きすることができ、
金具本体、押え金具の位置決めが容易である。 【００２０】 金具本体にメッシュパネルの横方向ワ
イヤを載せるワイヤ載せ部を設けたことにより、金具本
体を介してメッシュパネルを柱に仮り置きすることがで
き、メッシュパネルを持ち上げた状態のままでの作業が
なくなり作業が楽である。 【００２１】 金具本体にメッシュパネルが仮り置き
されるので、押え金具の取付け及び貫通孔へのボルト・
ナットの挿通が容易であり、ボルト・ナットの締付け作
業も容易である。 【００２２】 上記〜により、作業員１人での作
業が可能になり、施工人数が減少し工賃の削減が可能に
なる。 【００２３】 今後、施工作業員の高齢化、単純作業
員及び熟練作業員の減少が進む中で、極めて有効、且
つ、簡便な施工方法である。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施の形態に係るメッシュパネルを
柱に取付け前を示す斜視図である。 【図２】この発明の実施の形態に係るメッシュパネルを
柱に取付け後を示す側面部分断面図である。 【図３】この発明の実施の形態に係る金具本体を示す
（ａ）は側面図、（ｂ）は（ａ）のＡ矢視図、（ｃ）は
平面図である。 【図４】この発明の実施の形態に係る押え金具を示す
（ａ）は側面図、（ｂ）は（ａ）のＡ矢視図、（ｃ）は
平面図である。 【符号の説明】 １ 柱金具（金具本体） １１ 平板部 １２ 側板部 １２ａ ワイヤ載せ部 １３ 掛止部 １４ 柱金具の貫通孔 ２ 押え金具 ２１ 平板部 ２２ ワイヤ押え部 ２３ 押え金具の貫通孔 ２４ バーリング ３ ボルト ４ ナット ５ 柱 ５１ 柱の表側の貫通孔 ５２ 柱の裏側の貫通孔 ６ メッシュパネル ７、７ａ、７ｂ 横方向のワイヤ ８ 縦方向のワイヤ ９ 平座金 １０ ばね座金
柱に取付け前を示す斜視図である。 【図２】この発明の実施の形態に係るメッシュパネルを
柱に取付け後を示す側面部分断面図である。 【図３】この発明の実施の形態に係る金具本体を示す
（ａ）は側面図、（ｂ）は（ａ）のＡ矢視図、（ｃ）は
平面図である。 【図４】この発明の実施の形態に係る押え金具を示す
（ａ）は側面図、（ｂ）は（ａ）のＡ矢視図、（ｃ）は
平面図である。 【符号の説明】 １ 柱金具（金具本体） １１ 平板部 １２ 側板部 １２ａ ワイヤ載せ部 １３ 掛止部 １４ 柱金具の貫通孔 ２ 押え金具 ２１ 平板部 ２２ ワイヤ押え部 ２３ 押え金具の貫通孔 ２４ バーリング ３ ボルト ４ ナット ５ 柱 ５１ 柱の表側の貫通孔 ５２ 柱の裏側の貫通孔 ６ メッシュパネル ７、７ａ、７ｂ 横方向のワイヤ ８ 縦方向のワイヤ ９ 平座金 １０ ばね座金
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 メッシュパネルを柱に取付けるための固
定具において、前記メッシュパネルを構成しているワイ
ヤを挟持可能な金具本体及び押え金具と、ボルト・ナッ
トとを備え、前記金具本体、前記押え金具及び前記柱に
は貫通孔が設けられており、前記金具本体には、前記柱
の前記貫通孔に前記金具本体を掛止するための掛止部
と、前記ワイヤを載せるためのワイヤ載せ部とが設けら
れ、前記柱に掛止され、前記ワイヤ載せ部に前記ワイヤ
が載せられた前記金具本体と前記押え金具とによって前
記ワイヤが挟持され、前記金具本体、前記押え金具及び
前記柱の前記貫通孔を挿通して配された前記ボルト・ナ
ットによって、前記ワイヤを挟持した前記金具本体及び
前記押え金具を前記柱に固定可能であり、かくして、前
記メッシュパネルを前記柱に固定可能であることを特徴
とする、メッシュパネルを柱に取付けるための固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001197337A JP2003013627A (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | メッシュパネルの固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001197337A JP2003013627A (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | メッシュパネルの固定具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003013627A true JP2003013627A (ja) | 2003-01-15 |
Family
ID=19034959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001197337A Pending JP2003013627A (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | メッシュパネルの固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003013627A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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