JP2003005008A - レンズ装置 - Google Patents

レンズ装置

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JP2003005008A
JP2003005008A JP2001183479A JP2001183479A JP2003005008A JP 2003005008 A JP2003005008 A JP 2003005008A JP 2001183479 A JP2001183479 A JP 2001183479A JP 2001183479 A JP2001183479 A JP 2001183479A JP 2003005008 A JP2003005008 A JP 2003005008A
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JP
Japan
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ring
focus
display
scale
lens device
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Pending
Application number
JP2001183479A
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English (en)
Inventor
Shigeru Yamamoto
山本  茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、フォーカスリング本体に着脱自在に
取り付けられるメータ表示用目盛りリングと、フォーカ
スリング本体に着脱自在に取り付けられるフィート表示
用目盛りリングとを揃え、メータ表示からフィート表示
の交換又はフィート表示からメータ表示の交換を客先に
て容易に実施できるレンズ装置を提供する。 【解決手段】本発明のレンズ装置10は、フォーカスギ
ア28に着脱自在に取り付けられるメータ表示用目盛り
リング30と、フォーカスギア28に着脱自在に取り付
けられるフィート表示用目盛りリング60とを揃えたの
で、メータ表示からフィート表示の交換又はフィート表
示からメータ表示の交換を客先にて容易に実施できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォーカスリング
に合焦距離を示す目盛りが付されたレンズ装置に係り、
特に映画撮影に使用されるレンズ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映画撮影に使用されるシネマ用レンズ装
置は、カメラマンがカメラのファインダを覗くことな
く、フォーカスリングを回動させ、フォーカスリングに
付されている合焦距離を示す目盛りを、レンズ装置の指
標環に付された指標線に合わせる動作のみでピントを合
わせて撮影する場合がある。
【0003】例えば、撮影距離が5mであると予め分か
っている場合には、フォーカスリングに付された5mの
目盛りを指標線に合わせることで撮影する。
【0004】ところで、フォーカスリングに付されてい
る合焦距離を示す目盛りは、前述したメータ表示のもの
のほかに、フィート表示のものがあり、これらはカメラ
マンによって使い分けされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のレンズ装置は、フォーカスリングに合焦距離を示す
目盛りが直接付されているので、メータ表示からフィー
ト表示の交換又はフィート表示からメータ表示の交換
は、フォーカスリングごとの交換になるという欠点があ
った。このようなフォーカスリングの交換時には、他の
多くの部品をレンズ装置から取り外す必要があり、ま
た、再組立時には特別な調整を行う必要があるので、客
先にての交換ができない。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、第1の表示形態から第2の表示形態への交換
又は第2の表示形態から第1の表示形態への交換を客先
にて容易に実施可能なレンズ装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、フォーカスリングに合焦距離を示す目盛
りが付されたレンズ装置において、レンズ装置本体に回
動自在に取り付けられたフォーカスリング本体の表面
に、第1の表示用目盛りリングが着脱自在に取り付けら
れ、前記第1の表示用目盛りリングとは違う表示形態か
らなる第2の表示用目盛りリングが交換可能に取り付け
られることを特徴としている。
【0008】請求項1、2に記載のレンズ装置によれ
ば、第1の表示用目盛りリングに相当するメータ表示用
目盛りリングと、第2の表示用目盛りリングに相当する
フィート表示用目盛りリングとを揃え、客先に応じて、
メータ表示用目盛りリング又はフィート表示用目盛りリ
ングをフォーカスリング本体に取り付けて使用する。こ
れにより、本発明のレンズ装置は、第1の表示形態から
第2の表示形態への交換、又は第2の表示形態から第1
の表示形態への交換を客先にて容易に実施できる。
【0009】請求項3に記載のレンズ装置によれば、メ
ータ表示用目盛りリング及びフィート表示用目盛りリン
グの内径を指標環の外径よりも大きく形成したので、前
記各目盛りリングは、指標環を介してフォーカスリング
に挿抜される。よって、目盛りリングの交換時には、他
の部品をレンズ装置から全く取り外すことなく実施でき
るので、目盛りリングの交換作業が更に容易になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係るレンズ装置の好ましい実施の形態を詳説する。
【0011】図1に示す、固定焦点レンズであるシネマ
用レンズ装置10は、その固定筒12にアイリスリング
14及びフォーカスリング16が回動自在に設けられて
いる。アイリスリング14の表面にはギア18が形成さ
れるとともに、ギア18の図1上右側部に形成されたテ
ーパ部20には、絞り値を示す数値(Fナンバー:1.
5、2、2.8…)とその目盛り21、21…が形成さ
れている。
【0012】所望の絞り値に設定する場合には、アイリ
スリング14を回動させて所望の絞り値の目盛り21
を、絞り指標環22に形成された指標線24に合わせ
る。この動作によって、レンズ装置10に内蔵された虹
彩絞り装置等のアイリス装置が駆動されて、所望の絞り
値に設定される。図1では、絞り値が1.5に設定され
ている。なお、指標環22は、固定筒12に可動不能に
固定されている。
【0013】フォーカスリング16は筒体26、フォー
カスギア28、及び目盛りリング30等から構成され
る。筒体26は、固定筒12に回動自在に支持されると
ともに、その外表面から突設されたフォーカスレバー3
2を手動で操作することにより回動される。フォーカス
ギア28は、リング状に形成されて、筒体26の右端部
に図2の如く接着固定される。フォーカスギア28に、
不図示のモータに連結された駆動ギアを噛合させれば、
フォーカスリング16をモータの駆動力で回動させるこ
とができる。また、前記フォーカスレバー32によって
フォーカスリング16を手動で回動操作することもでき
る。なお、筒体26及びフォーカスギア28が、本発明
のフォーカスリング本体を構成している。
【0014】フォーカスギア28の内側には、図2の如
くフォーカスカム環34が接着固定され、このフォーカ
スカム環34は固定筒12の外表面に回動自在に摺接さ
れている。また、フォーカスカム環34の表面には、フ
ォーカスレンズ36を光軸Pに沿って前後移動させるた
めのカム溝(不図示)が形成されている。このカム溝、
及び固定筒12の表面に光軸と平行に形成された直進溝
(不図示)を介して、フォーカスレンズ枠体38の移動
環39に突設されたカムフォロア(不図示)が係合され
ている。したがって、フォーカスギア28を回動する
と、フォーカスカム環34が回動するので、フォーカス
レンズ枠体38が前記カム溝の軌跡に沿って光軸P方向
に前後移動する。この操作によってフォーカスレンズ3
6が光軸P方向に前後移動するので、ピント合わせが行
われる。なお、図2上で符号40は、不図示のカメラの
レンズマウント部に取り付けられるマウント環である。
このマウント環49は、ねじ41によって固定筒12に
固定されている。
【0015】ところで、図1に示す目盛りリング30
は、その表面にメータ表示(0.5、0.6、0.7…
10、15、∞)の目盛り31、31…が付されたメー
タ表示用目盛りリングである。このメータ表示用目盛り
リング30は、0.5の目盛り31と∞の目盛り31と
の間に形成された比較的広い表面部42に孔44が形成
され、この孔44に挿入されたねじ46を、図2の如く
ワッシャ47を介してフォーカスギア28の表面に形成
されたねじ孔48にねじ込むことにより、フォーカスギ
ア28に着脱自在に取り付けられている。
【0016】フォーカスギア28に対するメータ表示用
目盛りリング30の取り付け位置は、孔44をねじ孔4
8に合致させることで位置決めされる。したがって、フ
ォーカスギア28を回動し、メータ表示用目盛りリング
30に付された所望の目盛り31を、フォーカス指標環
50に形成された指標線52に合わせると、その目盛り
31の距離でピントが合う。なお、フォーカス指標環5
2は、マウント環40に止めねじ53によって可動不能
に固定されている。また、止めねじ53を緩めれば、フ
ォーカス指標環52はマウント環40に対して回動可能
になるので、メータ表示用目盛りリング30に対する指
標線52の位置を調整できる。
【0017】また、メータ表示用目盛りリング30は図
2の如く、その内径D1が、フォーカス指標環50の外
径D2よりも大きく形成されている。したがって、メー
タ表示用目盛りリング30は、フォーカスギア28に対
して、フォーカス指標環52の図2上右側方からの挿抜
が可能になる。よって、メータ表示用目盛りリング30
のフォーカスリング28に対する着脱時には、他の部品
をレンズ装置10から全く取り外すことなく実施でき
る。よって、メータ表示用目盛りリング30の着脱作業
が更に容易になる。
【0018】また、メータ表示用目盛りリング30から
図3に示すフィート表示用目盛りリング60への交換作
業も容易になる。フィート表示用目盛りリング60は、
メータ表示用目盛りリング30と同形状に形成されると
ともに、その表面にはフィート表示(1.7、2、…3
0、50、∞)の目盛り61、61…が付されている。
このように、メータ表示用目盛りリング30及びフィー
ト表示用目盛りリング50を揃えれば、客先であるカメ
ラマンに応じて、メータ表示用目盛りリング30又はフ
ィート表示用目盛りリング60をフォーカスギア28に
取り付けて使用できる。これにより、実施の形態のシネ
マ用レンズ装置10は、メータ表示からフィート表示の
交換又はフィート表示からメータ表示の交換を客先にて
容易に実施できる。
【0019】また、目盛りが全く付されていない無地の
リングをフォーカスギア28に取り付けて使用すること
もできる。この無地のリングに、撮影するシーンの距離
に対応するマークを、例えばシーン1、シーン2…とカ
メラマンが記入することにより、そのシーンに対応した
合焦距離に合わすことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレンズ
装置によれば、第1の表示用目盛りリングに相当するメ
ータ表示用目盛りリングと、第2の表示用目盛りリング
に相当するフィート表示用目盛りリングとを揃えたの
で、第1の表示形態から第2の表示形態への交換、又は
第2の表示形態から第1の表示形態への交換を客先にて
容易に実施できる。
【0021】また、本発明によれば、第1の表示用目盛
りリング及び第2の表示用目盛りリングの内径を指標環
の外径よりも大きく形成し、他の部品をレンズ装置から
全く取り外すことなく目盛りリングの交換を可能とした
ので、目盛りリングの交換作業が更に容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メータ表示用目盛りリングが取り付けられたシ
ネマ用レンズ装置の全体図
【図2】図1に示したシネマ用レンズ装置の要部拡大断
面図
【図3】フィート表示用目盛りリングが取り付けられた
シネマ用レンズ装置の全体図
【符号の説明】
10…シネマ用レンズ装置、12…固定筒、14…アイ
リスリング、16…フォーカスリング、22…絞り指標
環、24…絞り指標線、26…筒体、28…フォーカス
ギア、30…メータ表示用目盛りリング、32…フォー
カスレバー、34…フォーカスカム環、36…フォーカ
スレンズ、38…フォーカスレンズ枠体、52…フォー
カス指標環、60…フィート表示用目盛りリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーカスリングに合焦距離を示す目盛
    りが付されたレンズ装置において、 レンズ装置本体に回動自在に取り付けられたフォーカス
    リング本体の表面に、第1の表示用目盛りリングが着脱
    自在に取り付けられ、前記第1の表示用目盛りリングと
    は違う表示形態からなる第2の表示用目盛りリングが交
    換可能に取り付けられることを特徴とするレンズ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の表示用目盛りリングは、その
    表面にメータ表示の目盛りが付されたメータ表示用目盛
    りリングであり、 前記第2の表示用目盛りリングは、その表面にフィート
    表示の目盛りが付されたフィート表示用目盛りリングで
    あることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 【請求項3】 前記レンズ装置本体には、前記フォーカ
    スリングの前記目盛りを合わせるための指標線が付され
    た指標環がフォーカスリングに隣接して設けられ、 前記第1の表示用目盛りリング及び第2の表示用目盛り
    リングは、その内径が前記指標環の外径よりも大きく形
    成され、該指標環を介してフォーカスリングに挿抜可能
    であることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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