JP2006113289A - 光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】変倍時のフォーカスレンズの移動軌跡に関係なく、変倍動作時のピント変動を充分小さい値に抑えることが可能な光学機器を実現する。
【解決手段】変倍光学系と、変倍に伴って光軸回りで回転するとともに光軸方向に移動し、変倍光学系に含まれるフォーカスレンズユニット(L2,140)をフォーカスカム部138aによって光軸方向に駆動する第1のカム部材138と、変倍光学系の焦点距離に応じて変倍時におけるフォーカスレンズユニット(L2,140)と第1のカム部材138aとの相対回転速度を変化させる変速機構145とを有し、変速機構145は、変倍に伴って光軸方向に移動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ズームレンズ、特にインナーフォーカスあるいはリアフォーカスと呼ばれる光学タイプのズームレンズの駆動に用いられるレンズ駆動装置に関するものである。
近年、ズームレンズにおいて、物体側である前群の小径化によるレンズ装置の小型化、フォーカスレンズの軽量化によるオートフォーカス(以下、AFという)のスピードアップ、及び前群の非回転によるフード効果やフィルター操作性の改善を図るために、インナーフォーカス(あるいはリアフォーカス)方式と呼ばれる、前群以外のレンズ群を移動させて焦点調節を行う方式が知られている。
しかし、この方式におけるズームレンズは、一般に、変倍動作による焦点距離の変化に伴って、フォーカスレンズの移動量を変化させなければならないため、例えば特許文献1に記載のように、焦点距離の変化に伴うフォーカスレンズの移動量を自動的に補正している。
また、ズーム倍率の高倍率化に伴い、新たな問題点が顕在化してきている。一般的なインナーフォーカス方式のズームレンズにおいて、同一物体距離に対するフォーカスレンズの移動量が、広角(ワイド)側から望遠(テレ)側にかけて徐々に大きくなっていく。特に、高倍率ズームレンズ(概ね5倍以上の倍率を有するズームレンズ)の場合、広角側と望遠側とにおけるフォーカスレンズの移動量の差が大きく、また望遠側に近づくにつれて急激に移動量が大きくなっていく。
このような特徴を有する高倍率ズームレンズに特許文献1の手法を適用すると、フォーカスカムの最適化(すなわち、各焦点距離でのフォーカスレンズ移動量の軌跡を重ね合わせて1本の滑らかなカムとすること)によるズームパラメータシフト量が大きくなり、広角側と望遠側でのズームレンズの移動軌跡の傾きが大きく異なってしまうため、変倍動作時の操作トルクの増大や急激な変化といった操作性での問題や、許容範囲を超えた変倍動作時のピント変動を許容せざるを得ないといった問題が発生してしまう。
したがって、変倍動作の操作性に悪影響を与えることなく、変倍動作時のピント変動を充分小さい値に抑えることのできるレンズ駆動方法の開発が望まれており、例えば特許文献2では、焦点距離に応じて合焦駆動カムとフォーカスレンズに設けられたフォロアとの係合位置の移動速度を変化させることで、各焦点距離での合焦駆動カムとフォーカスレンズのフォロアとの係合位置および係合範囲を補正している。
特許第2561350号公報(4頁右段12行〜5頁右段8行、図5等) 特開2001−188161号公報(段落0039〜0044、図2等)
しかしながら、上記特許文献2に記載されている従来例では、焦点距離に応じて合焦駆動カムとフォーカスレンズに設けられたフォロアとの係合位置での移動速度を変化させる変速機構が、フォーカスレンズに設けられたキーフォロアに係合する少なくとも一部が光軸と平行でない非ストレートカム形状に形成されたキー溝部を有し、合焦動作時に回転してキー溝部とキーフォロアとの係合によりフォーカスレンズを回転駆動する合焦駆動部材で構成されている。
よって、合焦駆動部材、すなわち変速機構が光軸方向に移動しない構成となっているため、変倍動作時におけるフォーカスレンズの移動軌跡が光軸方向の同一位置を複数回通過するような場合には、全ての該当箇所における合焦駆動カムとフォーカスレンズに設けられたフォロアとの係合位置の移動速度を同じ速度にしなければならないため、各焦点距離での合焦駆動カムとフォーカスレンズに設けられたフォロアとの係合位置スムーズな係合位置および係合範囲の補正を円滑に行うことが困難であった。
本発明の例示的な目的の1つは、焦点距離の変化に応じたフォーカスレンズの移動を円滑、かつ適正に補正できる光学機器を実現することにある。
1つの観点としての本発明は、変倍光学系と、変倍に伴って光軸回りで回転するとともに光軸方向に移動し、変倍光学系に含まれるフォーカスレンズユニットをフォーカスカム部によって光軸方向に駆動する第1のカム部材と、変倍光学系の焦点距離に応じて変倍時におけるフォーカスレンズユニットと第1のカム部材との相対回転速度を変化させる変速機構とを有し、変速機構は、変倍に伴って光軸方向に移動する。
本発明によれば、変倍時に光軸方向に移動する変速機構によって、焦点距離に応じて第1のカム部材とフォーカスレンズユニットに設けられたフォロアとの係合位置の移動速度を変化させることができるので、変倍時におけるフォーカスレンズユニットのスムーズな移動が可能となり、各焦点距離での第1のカム部材とフォーカスレンズユニットのフォロアとの係合位置および係合範囲を円滑、かつ適正に行うことが可能となる。
このため、変倍時のピント変動を充分小さい値に抑えつつ、良好な変倍動作の操作性が得られる光学機器を実現することが可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図4は本発明の実施例1の光学機器(レンズ装置)を搭載した一眼レフレックスカメラ(撮像装置)の外観構成を示している。1はレンズ装置である光学機器、2はレンズ装置1が着脱自在に搭載されるカメラ本体ある。3はレンズ装置1が装着されるカメラ側マウントであり、後述するレンズ装置1側のマウント101に当接する。図1は本発明の実施例1であるレンズ装置の全体構成を示しており、図2は、図1に示したレンズ装置1のレンズ駆動機構の広角(ワイド)状態における展開図である。
本実施例のレンズ装置1は、レンズユニットL1〜L6の6群構成であって、変倍動作によって全てのレンズユニットが、また焦点調節動作によって第2レンズユニットL2が光軸方向に移動する。このとき、第3レンズユニットL3と第6レンズユニットL6は一体的に移動し、第5レンズユニットL5は光軸方向への移動とは別に、振れ補正動作を行うために光軸と略直交する方向への移動も行うことができる。
101はマウントであり、カメラ本体2に取り付けるためのバヨネット部を有するとともに、固定筒102にビス止め固定されている。103は外装環であり、マウント101と固定筒102との間に挟み込まれて固定されている。この外装環103には、目盛窓104、名称プレート105およびSWパネル106が取り付けられている。SWパネル106に設けられたスイッチを切り替えることによって、オートフォーカスや振れ補正などの機能を選択して使用することができる。
107は案内筒であり、固定筒102がビス止めされることでカメラ本体に対して固定部を構成している。案内筒107の外径には、バヨネット結合によって光軸周りの回転のみ可能となっているカム筒108が係合している。
このカム筒108が回転することで、案内筒107に形成された光軸方向の案内溝107a,107bと、カム筒108(第2のカム部材)に形成されたズームカム(変倍カム部)108a,108b,108c,108dとの交点の移動に従い、第3レンズユニットL3の保持枠109、第4レンズユニットL4の保持枠110、振れ補正ユニット111および直進筒112をそれぞれにビス止めされたフォロア113〜116を介して光軸方向へ移動させることができる。
この第3レンズユニットL3の保持枠109には、絞り駆動部と絞り羽根部とから構成される電磁絞りユニット117がビス止めされている。また、保持枠109の後端には、第6レンズユニットL6を保持する保持枠118が、補強板119及びばね座金120とともにビス止めされている。
保持枠110は、第4レンズユニットL4を保持しているともに、その前端にフック部を有している。このフック部には、開放口径の決定及び有害光のカットを目的とする移動絞り121が前方より弾性結合されている。これにより、保持枠109を間に挟んだ状態での移動絞り121と保持枠110との当接を容易としている。
振れ補正ユニット111は、第5レンズユニットL5を光軸と略直交する方向に移動可能に保持しており、マグネット及びコイルとから構成された駆動機構によって第5レンズユニットL5を駆動する。直進筒112には、フィルター枠122がビス止めされている。このフィルター枠122の先端外径にはバヨネット部が、内径にはネジ部が設けられており、それぞれフード、フィルター等のアクセサリーが装着可能となっている。
フィルター枠122には、第1レンズユニットL1を保持する保持枠123がビス止めされているが、フィルター枠122と保持枠123との当接部はそれぞれ周方向の斜面となっている。このため、保持枠123を回転させて取り付けることにより、光軸方向の取り付け位置を変えることができる。これにより、製造誤差による広角側と望遠側との焦点位置のずれを補正することが可能となっている。
124は化粧環であり、その前面にはレンズ名称等の表示が印刷されている。125はフォーカスユニットで、案内筒107にビス止めされている。このフォーカスユニット125は、主として振動型モータと差動機構とから構成されており、振動型モータのロータ回転量とマニュアルフォーカスリング126の回転量に応じたフォーカスキー(合焦駆動部材)127の回転量を出力する。
フォーカスユニット125の前側には、水平及び垂直方向の振れの角速度を検出する一対の振動ジャイロ128が半田付けされたジャイロ基板129が、ゴムダンパー(不図示)を介してビス止めされている。また、フォーカスユニット125から円弧状に延出した突出部外周には、グレイコードパターンが形成されたエンコーダフレキ130が貼り付けられている。
さらに、フォーカスユニット125の前側には、振動ジャイロ128、エンコーダフレキ130のない位相で突出部が設けられ、この突出部にはフォロア131がビス止めされている。132はズーム操作環であり、周方向に設けられている溝にフォロア131が係合することで、光軸方向の移動が阻止された状態で光軸周りに回転操作可能となっている。
このズーム操作環132の内径に形成された凹部には、カム筒108にビス止めされたズームキー133が係合している。これにより、ズームキー133を介して、ズーム操作環132の回転と一体的にカム筒108を回転させることができる。
134は中間筒であり、その外径にはズーム操作環132の内径に形成された光軸方向の溝に係合する突起部が、内径にはフィルター枠122の外周に設けられた突起部が係合するリード溝がそれぞれ設けられている。このため、中間筒134は、回転方向についてはズーム操作環132と一体的に、光軸方向についてはズーム操作環132の回転方向の位置とフィルター枠122の光軸方向の位置とに応じて進退する。
また、本実施例では、振動ジャイロ128をカメラ本体から離れた位置(フォーカスユニット125の前)に配置することで、カメラ本体が発生する振動(シャッター幕走行やミラーアップ・ダウンの振動など)が振動ジャイロ128に伝わりにくい構造となっており、振動ジャイロをケース内に収納するなど従来用いられてきた手法を必要としない。
さらに、ズーム操作環132の光軸方向移動を阻止する突起部を振動ジャイロ128のない位相に設けることで、レンズ外径を大きくせずに振動ジャイロを配置することができている。これらの手法により、本実施例のレンズ装置1の小型化が実現されている。
135はズーム操作環132の外周に巻き付けられたズームゴムであり、136はズーム操作環132の前端部に弾性結合しているネームリングである。137はズームブラシであり、ズーム操作環132にビス止めされている。このズームブラシ137は、ズーム操作環132の回転とともにエンコーダフレキ130のグレイコードパターン上を摺動し、ズーム操作環132とエンコーダフレキ130の位置関係を検出するためのものである。
138はインナーカム筒(第1のカム部材)であり、このインナーカム筒138には、コイルばねを挟んでフォロア139がビス止めされている。フォロア139は、案内筒107に形成されたズーム補正カム107cとカム筒108に形成された光軸方向の直進溝部108eとに係合している。このため、カム筒108が回転すると、インナーカム筒138は、ズーム補正カム107cと直進溝部108eの交点(すなわち、フォロア139の係合位置)の移動に従って回転しながら光軸方向に進退する。
145は伝達筒(変速機構)で、バヨネット構造によってインナーカム筒138に対して光軸周りに対して回転可能に係合している。このため、該伝達筒145がインターカム筒138と一体的に光軸方向に移動可能となっている。
また、伝達筒145から延出したキー部(キーフォロア)145bは、フォーカスキー127に形成されたキー溝部127aに係合している。140は保持枠で、第2レンズユニットL2を保持しており、該保持枠140と該第2レンズユニットL2とでフォーカスレンズユニットが構成されている。
また、この保持枠140の外周部にはフォロア部140aが形成されており、このフォロア部140aは、インナーカム筒138の内周に形成されたフォーカスカム(合焦駆動カム)138aと伝達筒(変速機構)145に形成された光軸に平行でない非ストレート形状の伝達カム145a(変速カム)部に係合している。
このため、伝達筒145が回転すると、保持枠(フォーカスレンズユニット)140は、フォーカスカム138aと伝達カム部145aの交点(すなわち、フォロア部140aの係合位置)の移動に従って回転しながら光軸方向に進退する。このため、焦点調節動作時において、振動型モータ若しくはマニュアルフォーカスリング126が回転して、フォーカスキー127が回転(カム筒108は停止)すると、この回転がキー部145bを介して伝達筒145に伝達され、これを回転させる。
さらに、伝達筒145が回転すると、保持枠140のフォロア部140aがインナーカム筒138のフォーカスカム138aと伝達筒145の伝達カム部145aの交点の移動に応じて移動することで、保持枠(フォーカスレンズユニット)140が光軸方向に回転しながら移動する。
一方、変倍動作時には、振動型モータおよびマニュアルフォーカスリング126は回転せず、フォーカスキー127および伝達筒145も回転しないが、カム筒108およびインナーカム筒138が回転するため、保持枠(フォーカスレンズユニット)140は、カム筒108の回転による案内筒107のズーム補正カム107cとカム筒108の直進溝部108eとの交点の移動によるインナーカム筒138の光軸方向移動量と、インナーカム筒138のフォーカスカム138aと伝達筒145の伝達カム部145aの交点の移動による光軸方向移動量の合計量だけ光軸方向に移動する。
ここで、図2に示す広角側での状態から、中間域を経て望遠側に変倍する際に、カム筒108およびインナーカム筒138は図2中左方向に回転する。これにより伝達筒145のキー部145bは回転停止しているキー溝部127aの図中の下端から上端近傍に移動し、保持枠140は上方(光軸方向前方)に移動することになる。
また、望遠側から広角側に変倍する際には、カム筒108およびインナーカム筒138は図2中右方向に回転するとともに、伝達筒145のキー部145bは回転停止しているキー溝部127aの上端から下端近傍に、フォーカスレンズユニットは下方(光軸方向後方)にそれぞれ移動することになる。
そして、本実施例では、伝達カム部145aにおける下側部分(つまり、ズーム広角域での保持枠140の移動範囲に対応するフォロワ部140aの係合範囲)は、光軸方向である上下方向に対して図中右上がり方向に傾斜しており、伝達カム145aにおける中間部分(つまり、ズーム中間域での保持枠140の移動範囲に対応するフォロワ部140aの係合範囲)は、光軸方向である上下方向に対して図中左上がり方向に傾斜している。つまり、該伝達カム部145aは、ズーム広角域からズーム中間域にかけて、図2中の右方向に凸状となるように形成されている。
さらに、伝達カム部145aにおける上側部分(つまり、ズーム望遠域での保持枠140の移動範囲に対応するフォロワ部140aの係合範囲)は、光軸方向である上下方向にストレートに延びている。すなわち、伝達カム部145aは、少なくともその一部が光軸と平行ではない非ストレートカム形状に形成されている。このため、望遠域で変倍動作が行われる際には、保持枠140は、フォロワ部140aと伝達カム部145aにおける上側部分との係合作用により、カム筒108およびインナーカム筒138と一体的に回転することになる。
また、広角域にて変倍動作が行われる際には、保持枠140はフォロワ部140aと伝達カム部145aにおける下側部分との係合作用により、カム筒108およびインナーカム筒138とは逆方向に相対的に回転することになる。これにより、カム筒108およびインナーカム筒138と保持枠140との相対回転速度、つまりはフォーカスカム138a内のフォロア140aの回転速度は、上記望遠域での変倍動作時に比べて大きくなる。
また、中間域で変倍動作が行われる際には、保持枠140は、フォロワ部140aと伝達カム部145aにおける中間部分との係合作用により、カム筒108およびインナーカム筒138と同じ方向に回転することになる。これにより、カム筒108およびインナーカム筒138と保持枠140との相対回転速度、つまりはフォーカスカム138a内のフォロア140aの回転速度は、上記望遠域での変倍動作時に比べて小さくなる。
図1に示す141は目盛シートであり、フォーカスユニット125の出力であるフォーカスキー127の回転と一体的に回転し、目盛窓104と合わせて焦点位置の表示をする。142はメイン基板であり、フォーカスユニット125、電磁絞りユニット117、振れ補正ユニット111、ジャイロ基板129およびエンコーダフレキ130と可撓性のフレキシブル基板を介して、あるいは直接、電気的に接続され、これらの各種制御を行う。
143は、マウント101にビス止めされ、カメラ本体2との通信及び電源の供給を行う接点ブロックであり、メイン基板142とフレキシブル基板を介して接続されている。144は裏蓋であり、マウント101に弾性結合して有害光をカットする。
以上が本実施例のレンズ装置1(光学機器)の構成であるが、簡単にまとめると以下の各種動作が可能となっている。
フォーカス(合焦)動作のうちオートフォーカス時においては、振動型モータの駆動力により、焦点調節動作のうちマニュアルでの焦点調節時においては、マニュアルフォーカスリング126を回転操作力により、フォーカスキー127を介して伝達筒145を回転させ、保持枠140のフォロア部140aがインナーカム筒138のフォーカスカム138aと伝達筒145の伝達カム部145aの交点の移動に応じて移動することで、第2レンズユニットL2を光軸方向に回転させながら進退させることができる。
一方、変倍動作時においては、ズーム操作環132の回転操作力がズームキー133を介してカム筒108を回転させることで、案内筒107の案内溝107a,107bと、カム筒108のズームカム108a,108b,108c,108dとの交点の移動に従った保持枠109、保持枠110、振れ補正ユニット111および直進筒112の光軸方向移動により、第1レンズユニットL1、第3レンズユニットL3、第4レンズユニットL4、第5レンズユニットL5および第6レンズユニットL6(レンズユニットL3と一体)をそれぞれ光軸方向に進退させることができる。
さらに、これと同時に、第2レンズユニットL2は、案内筒107のズーム補正カム107cとカム筒108の直進溝部108eとの交点の移動によるインナーカム筒138の光軸方向移動量と、このときのインナーカム筒138の回転によるインナーカム筒138のフォーカスカム138aと伝達筒145の伝達カム部145aの交点の移動による保持枠140のフォロア部140aの光軸方向移動量の合成量だけ光軸方向に進退し、焦点距離の変化に伴うピント補正を行う。
そして、本実施例では、さらに、インナーフォーカス方式での焦点距離の変化に伴うフォーカスレンズ移動量が、光軸方向に移動可能な伝達筒145によって円滑に補正され、第2レンズユニットL2と保持枠140とで構成されるフォーカスレンズユニットをスムーズに移動させることが可能となっているが、この点については後述する。
また、振れ補正動作においては、振動ジャイロ128の出力及びエンコーダフレキ130の出力に応じて振れ補正ユニットを制御し、第5レンズユニットL5を光軸と略直交する面内で、発生している振れによるフィルム面での像の移動を打ち消す方向に駆動させることができる。
次に、本実施例のレンズ装置1に採用されているフォーカスカム138aの最適化について、図3を用いて詳述する。図3中、図3(a)はオリジナル光学設計値の状態、図3(b)は従来(特許文献1)のフォーカスカム最適化の状態、図3(c)は本実施例でのフォーカスカム最適化の状態をそれぞれ表している。
各状態図とも、横軸は各カム内でのフォロアの移動方向が紙面左側から順に、広角位置(W)→中間位置(M)→望遠位置(T)の順になるような各カムの回転位置を示しており、縦軸はフォロアの光軸方向の位置を示している。
また、図3(a),(b)におけるズームカム、フォーカスカム、ズーム補正カムは、それぞれ図3(c)、すなわち本実施例のズームカム108d、フォーカスカム138a、ズーム補正カム107cに相当する。また、これら図では、広角位置(W)での物体距離∞の状態を、各カムの回転位置および各フォロアの光軸方向位置の基準(0)としている。
図3(a)のオリジナル光学設計値の状態では、変倍レンズユニットを構成する第1レンズユニットL1のズームカムは、Mで回転位置θ1,光軸方向位置Z1、Tで回転位置θ2,光軸方向位置Z2を通る一定のリードを有する直線で表わされる。
一方、W、M、Tでのフォーカスレンズユニットを構成する第2レンズユニットL2の物体距離に応じたレンズ位置軌跡を示す曲線を、ズームカムでのW、M、Tの位置と同じ回転位置を物体距離∞として、また図中右側に向かって物体距離が近づいていくようにして、一本の曲線状に配置(M・∞で光軸方向位置F1、T・∞で光軸方向位置F2)したものがフォーカスカムである。
このとき、各焦点距離域でのレンズ位置曲線とも、物体距離∞からの回転角が同じであれば、対応する物体距離も同じになるようになっており、最短撮影可能距離までの回転角は、各焦点距離域でθfとなっている。
しかしながら、この状態でのフォーカスカムは滑らかな一本の曲線とは言い難い。また、図3(b)に示す従来のフォーカスカム最適化状態では、図3(a)の状態に対して、各焦点距離での第2レンズユニットL2の∞からの回転角とレンズ移動軌跡はそのままで、M、Tでのレンズ位置をずらして(M・∞で回転方向位置θ3、光軸方向位置F3、T・∞で回転方向位置θ3、光軸方向位置F4)配置することで、フォーカスカムを滑らかな曲線にする。
さらに、ズームカムにおけるMでの回転方向位置も同じようにθ3にずらし(光軸方向位置は変えず)、変倍動作時にズームカムとフォーカスカムを回転方向に一体に回転させることで、各焦点距離でのフォーカスレンズ移動軌跡の設計値からのずれを充分小さい値に抑えることができるようになっている。
このとき、ズーム補正カムは以下のように決定される。第2レンズユニットL2は、先に説明したように、ズーム補正カムによるフォーカスカム全体の移動量と、フォーカスカムによる第2レンズユニットL2の移動量の合成量だけ移動する。
したがって、第2レンズユニットL2の変倍動作での移動量(W・∞基準)を、M・∞でZ’1、T・∞でZ’2とすると、ズーム補正カムは、MでH1=Z’1−F3、TでH2=Z’2−F4を通る曲線とすればよい。これにより、∞でのピント変動だけでなく、全ての物体距離における焦点距離の差によるレンズ移動量の差をメカ的に補正することが可能となる(各焦点距離のフォーカスカム使用域での相対回転速度では、∞からの回転角が同じであれば、物体距離も同じであるため)。
従来は、以上のような構成とすることで、焦点距離の変化に伴うフォーカスレンズ移動量を自動的に補正しているが、先にも述べたように、特に高倍率ズームレンズ(概ね5倍以上の倍率を有するズームレンズ)の場合、ズームカムにおけるM位置で必要とされる回転方向位置のずらし量が大きくなり、その結果として、WとTでのカムの傾きが大きく異なってきてしまう。
このために、変倍動作時の操作トルクの増大、急激な変化といった操作性での問題や、この問題を解決するために、許容範囲を超えた変倍動作時のピント変動を許容せざるを得ないといった問題が発生する。
一方、図3(c)に示す本実施例でのフォーカスカム最適化状態では、図3(b)の状態に対して、ズームカムにおけるMでの回転方向位置をθ4(>θ3)とするとともに、変倍動作時におけるフォーカスカム138a内のフォロア140aの回転速度を第2レンズユニットL2を含むフォーカスレンズユニットの光軸方向位置(すなわち、焦点距離)に応じて変化させる機構(フォロワ部140aと非ストレートカム形状を有する変速カム145aとの係合機構)を設け、各焦点距離におけるフォーカスカム138aの使用位置及び使用範囲を補正している。
これにより、従来と同じくフォーカスレンズ移動軌跡の設計値からのずれを充分小さい値に抑えることができるだけでなく、WとTでのズームカム108dの傾きの極端な差を解消(D−C<B−A)することが可能となっている。具体的には、フォーカスカム138aの形状を、M、Tでのレンズ位置が、M・∞で回転方向位置θ5,光軸方向位置F5、T・∞で回転方向位置θ6、光軸方向位置F6となるように配置し、これに合わせてズーム補正カム107cも、MでH3=Z’1−F5、TでH4=Z’2−F6を通る曲線(回転方向位置はズームカムと同じ)とすることで、∞でのピント変動だけでなく、全ての物体距離における焦点距離の差によるレンズ移動量の差をメカ的に補正することが可能となっている。
つまり、各焦点距離のフォーカスカム使用域での相対回転速度では、フォーカスキーの∞からの回転角が同じであれば、物体距離も同じになるように設定されている。
そして、本実施例では、焦点距離に応じてフォーカスカム138a内のフォロア140aの回転速度を変化させる変速機構(伝達筒145)が、変倍動作時においてフォーカスカム138aが形成されているインナーカム筒138と一体的に光軸方向に移動可能で、かつ焦点調節動作時において光軸周りに対して回転可能に構成されている。
したがって、特許文献2(フォーカスカム138a内のフォロア140aの回転速度を変化させる機構を、本実施例におけるフォーカスキー127に相当する部材、すなわち光軸方向には移動しない部材を用いて構成している)と比較して、変倍動作時のフォーカスレンズユニット(第2レンズユニットL2)の光軸方向の移動軌跡が光軸方向の同一位置を複数回通過するような場合であっても、該当箇所におけるフォーカスカム138aとフォロア部140aとの係合位置の移動速度を同じ速度にする必要がない。
このため、焦点距離に応じてインナーカム筒138とフォーカスレンズユニットに設けられたフォロア部140aとの係合位置の移動速度を変化させることができるので、変倍時におけるフォーカスレンズユニットのスムーズな移動が可能となり、各焦点距離でのインナーカム筒138とフォーカスレンズユニットのフォロア部145aとの係合位置および係合範囲を円滑、かつ適正に行うことが可能となり、変倍時のピント変動を充分小さい値に抑えつつ、良好な変倍動作の操作性が得られる光学機器を実現することが可能となる。
言い換えれば、変倍時に光軸方向に移動する変速機構145が焦点距離に応じてフォーカスレンズユニットのフォーカスカム138aに対する回転速度および回転方向のうち少なくとも一方を変化させて、フォーカスカム138aとフォロア部140aとの係合位置および係合範囲を補正しているので、フォーカスカム138aの最適化による変倍光学系(変倍レンズユニット)の移動軌跡(つまりは、変倍カムの形状)への影響を軽減することが可能となる。
また、変倍カム部145aの光軸方向からの傾きによって、フォーカスカム138a内のフォロア140aの回転速度をフォーカスレンズユニットの光軸方向位置(すなわち、焦点距離)に応じて、θW>θT>θMとなるように変化させることで、一般的な高倍率ズームレンズ(概ね5倍以上の倍率を有するズームレンズ)の特徴(図3(a)でTを基準とした滑らかなフォーカスカムを想定した時に、Mでは移動量が大きくなり過ぎ、Wでは逆に小さくなり過ぎる傾向がある)による、フォーカスカム最適化状態でのズームカムの移動軌跡への影響を軽減することができる。
つまり、変速機構145により、相対回転速度を、広角域での相対回転速度Vw>望遠域での相対回転速度Vt>中間域での相対回転速度Vmの関係が満たされるよう変化させることにより、フォーカスレンズ移動軌跡の設計値からのずれを小さく抑えることが可能となるとともに、変倍カムにおける広角域と望遠域での光軸回り方向に対する傾き差を小さくすることが可能となり、広角域から望遠域にかけて操作トルクの急激な変化が生じるのを抑えることが可能となる。
また、光学機器が変速機構145に設けられたキーフォロア145bに係合するキー溝部127aが形成されたフォーカスキー(合焦駆動部材)127を有しており、このフォーカスキー127が焦点調節動作時に回転してキー溝部127aとキーフォロア145bとの係合により、回転停止しているインナーカム筒138に対して変速機構145を回転駆動させて、フォーカスレンズユニットを光軸方向に駆動する構成であり、さらに、変速機構145を、フォーカスレンズユニットに設けられたフォロア部140aに係合する少なくとも一部が光軸と平行でない非ストレート形状のカムによって構成しているため、容易、かつ簡略化された変速機構145を構成することが可能となる。
さらに、フォーカスレンズユニットのフォーカス移動軌跡とズーム移動軌跡との差分を補正するための移動機構を、ズームカムを有するカム筒108に形成した直進溝部108eとズーム補正カム107cとで構成することで、複雑な機構を設けることなく、フォーカスカム最適化によるズームカムの移動軌跡への影響を軽減している。
なお、上記実施例では、6群構成の撮影レンズ系を用いた場合について説明したが、本実施例はこれ以外の撮影レンズ系にも適用することができる。
また、上記実施例では、フォーカスカム138aの使用位置の移動が、焦点距離が広角側から望遠側、物体距離が∞側から最短撮影距離側に変化していく時に同じとなるような場合について説明したが、逆方向の組合せも可能である。
また、特開平4−184405号公報にて説明されているように、上記実施例におけるカム筒108を回転させながらインナーカム筒138と同じ軌跡で移動するように構成し、カム筒108とインナーカム筒138とを一体化して1つのカム筒とした場合にも、本実施例を適用することができる。
また、一眼レフカメラ用の交換レンズについて説明したが、本実施例の光学機器は、上記レンズ装置以外のレンズ装置(鏡筒)、レンズ一体型の銀塩カメラ、デジタルカメラ、ビデオカメラその他の光学機器にも使用することができる。
本発明の実施例1における光学機器の広角(ワイド)状態における断面図である。 本発明の実施例1における光学機器の広角側における展開図である。 本発明と従来例とのフォーカスカム最適化を説明するための比較説明図である。 本発明の実施例1における光学機器を搭載した撮像装置の外観図である。
符号の説明
138 第1のカム部材
138a フォーカスカム部
140 保持枠
145 変速機構
L2 第2レンズユニット

Claims (10)

  1. 変倍光学系と、
    変倍に伴って光軸回りで回転するとともに光軸方向に移動し、前記変倍光学系に含まれるフォーカスレンズユニットをフォーカスカム部によって光軸方向に駆動する第1のカム部材と、
    前記変倍光学系の焦点距離に応じて変倍時における前記フォーカスレンズユニットと前記第1のカム部材との相対回転速度を変化させる変速機構とを有し、
    前記変速機構は、変倍に伴って光軸方向に移動することを特徴とする光学機器。
  2. 前記変速機構は、焦点調節動作時における前記フォーカスレンズユニットと前記第1のカム部材との相対回転速度を変化させることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記変速機構は、前記第1のカム部材と一体的に光軸方向に移動することを特徴とする請求項1または2に記載の光学機器。
  4. 前記変倍光学系に含まれる変倍レンズユニットと、
    変倍時に前記第1のカム部材と連動して光軸回りで回転し、変倍カム部によって前記変倍レンズユニットを光軸方向に駆動する第2のカム部材とを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載の光学機器。
  5. 前記変倍光学系は変倍レンズユニットを含み、
    前記第1のカム部材は、前記変倍レンズユニットを光軸方向に駆動する変倍カム部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の光学機器。
  6. 前記変速機構は、前記焦点距離に応じて該フォーカスレンズユニットの前記第1のカム部材に対する回転速度および回転方向のうち少なくとも一方を変化させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の光学機器。
  7. 前記変速機構は、前記第1のカム部材と光軸回りでの相対回転が可能であり、前記フォーカスレンズユニットの前記回転速度および回転方向のうち少なくとも一方を変化させる変速カム部を有する部材により構成されていることを特徴とする請求項6に記載の光学機器。
  8. 前記フォーカスレンズユニットは、前記フォーカスカム部と前記変速カム部とに係合するカムフォロアを有することを特徴とする請求項7に記載の光学機器。
  9. 以下の関係を満たすことを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載の光学機器。
    Vw>Vt>Vm
    但し、Vwは広角域での前記相対回転速度、Vtは望遠域での前記相対回転速度、Vmは中間域での前記相対回転速度である。
  10. 前記変倍光学系の焦点調節時において、前記変速機構は、回転停止している前記第1のカム部材に対して回転駆動され、前記フォーカスレンズユニットを光軸方向に駆動することを特徴とする請求項1から9のいずれか1つに記載の光学機器。

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